JPH09244584A - 表示制御装置 - Google Patents
表示制御装置Info
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- JPH09244584A JPH09244584A JP4587696A JP4587696A JPH09244584A JP H09244584 A JPH09244584 A JP H09244584A JP 4587696 A JP4587696 A JP 4587696A JP 4587696 A JP4587696 A JP 4587696A JP H09244584 A JPH09244584 A JP H09244584A
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Landscapes
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アナログ信号上のノイズ等により、入力画像
に変化がなくても中間調処理結果が異なりスパークリン
グノイズが発生する欠点があった。 【解決手段】 マトリクスディスプレイ上に画像を表示
する表示制御装置であって、第1、第2の2フレーム分
の画像データをそれぞれライン単位で格納可能な第1及
び第2のフレームメモリA,Bと、前記第1及び第2の
フレームメモリに対しライン単位で一方を入力用そして
他方を出力用に設定するフレーム選択指示用メモリとを
備え、画像の変化の有無をライン単位で検出し、変化の
検出されたラインに対し、入力用と出力用を反転させ
る。そして変化の検出されたラインの画像データをライ
ン単位で読み出し、マトリクスディスプレイに転送す
る。
に変化がなくても中間調処理結果が異なりスパークリン
グノイズが発生する欠点があった。 【解決手段】 マトリクスディスプレイ上に画像を表示
する表示制御装置であって、第1、第2の2フレーム分
の画像データをそれぞれライン単位で格納可能な第1及
び第2のフレームメモリA,Bと、前記第1及び第2の
フレームメモリに対しライン単位で一方を入力用そして
他方を出力用に設定するフレーム選択指示用メモリとを
備え、画像の変化の有無をライン単位で検出し、変化の
検出されたラインに対し、入力用と出力用を反転させ
る。そして変化の検出されたラインの画像データをライ
ン単位で読み出し、マトリクスディスプレイに転送す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示装置の表示
を制御する表示制御装置に関し、特に強誘電性液晶表示
装置等のマトリクスディスプレイ装置の表示を制御する
表示制御装置に関する。
を制御する表示制御装置に関し、特に強誘電性液晶表示
装置等のマトリクスディスプレイ装置の表示を制御する
表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フラットディスプレイとしてはプラズ
マ、エレクトロルミネセンス(EL)、液晶等を用いた
ものがある。中でも液晶ディスプレイはその見やすさ、
省スペース、低消費電力などの利点により、ノートタイ
プのパソコンなどに広く普及している。一方、大画面・
高精細ディスプレイを必要とするデスクトツプパソコン
およびワークステーションの分野では、いまだCRTが
主流であり、フラットディスプレイを使用した例は少な
い。
マ、エレクトロルミネセンス(EL)、液晶等を用いた
ものがある。中でも液晶ディスプレイはその見やすさ、
省スペース、低消費電力などの利点により、ノートタイ
プのパソコンなどに広く普及している。一方、大画面・
高精細ディスプレイを必要とするデスクトツプパソコン
およびワークステーションの分野では、いまだCRTが
主流であり、フラットディスプレイを使用した例は少な
い。
【0003】強誘電性液晶(以下FLCとする)を使用
した強誘電性液晶ディスプレイ(以下FLCDとする)
は他の液晶と近い「メモリー性」という特徴を持つ。こ
れは液晶が電界の印加によって変化した表示状態を保持
するというものであり、FLCを使った表示装置ではそ
のメモリー性により、走査線数が何本になっても、その
ためにコントラストが低下することはなく、単純マトリ
クス構造でも大画面かつ高精細な表示を実現できる。こ
のような特徴を持ったFLCDはデスクトップパソコ
ン、及びワークステーション用のフラットディスプレイ
として期待されており、これまでFLCDはDTP(デ
スクトップパブリッシング)システムのディスプレイな
どに応用されている。しかし現在のFLCDパネルは1
つの画素で明と暗の2状態しか表現できず、多くの階調
・色数を含む画像を表示する場合には「誤差拡散処理」
に代表される2値化画像処理を行い、複数の画素の組み
合わせで階調数及び色数を増やしてやる必要がある。ま
たFLCDは1ライン書き込みに一定の時間を要するた
め、走査線数が多い場合にはフレーム周波数が低くな
り、上から順番に走査するノンインターレース走査で
は、フリッカ(画面のちらつき)や表示高速性が悪いな
どの問題が生じる。その為「マルチインターレース」
(複数本飛び越し走査)や「部分優先走査」(書き換わ
った領域の走査線を優先的に走査する)といった操作制
御を行う必要がある。
した強誘電性液晶ディスプレイ(以下FLCDとする)
は他の液晶と近い「メモリー性」という特徴を持つ。こ
れは液晶が電界の印加によって変化した表示状態を保持
するというものであり、FLCを使った表示装置ではそ
のメモリー性により、走査線数が何本になっても、その
ためにコントラストが低下することはなく、単純マトリ
クス構造でも大画面かつ高精細な表示を実現できる。こ
のような特徴を持ったFLCDはデスクトップパソコ
ン、及びワークステーション用のフラットディスプレイ
として期待されており、これまでFLCDはDTP(デ
スクトップパブリッシング)システムのディスプレイな
どに応用されている。しかし現在のFLCDパネルは1
つの画素で明と暗の2状態しか表現できず、多くの階調
・色数を含む画像を表示する場合には「誤差拡散処理」
に代表される2値化画像処理を行い、複数の画素の組み
合わせで階調数及び色数を増やしてやる必要がある。ま
たFLCDは1ライン書き込みに一定の時間を要するた
め、走査線数が多い場合にはフレーム周波数が低くな
り、上から順番に走査するノンインターレース走査で
は、フリッカ(画面のちらつき)や表示高速性が悪いな
どの問題が生じる。その為「マルチインターレース」
(複数本飛び越し走査)や「部分優先走査」(書き換わ
った領域の走査線を優先的に走査する)といった操作制
御を行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、フラットディス
プレイをコンピュータに接続する場合には、フラットパ
ネル専用のインターフェース(グラフィックカード等)
を作り、画像情報をデジタル信号で転送するのが一般的
であった。しかしデスクトップパソコン及びワークステ
ーションのCRTディスプレイの置き換えを考えたとき
には、このような専用デジタルインターフェースではな
く、CRTディスプレイと同じアナログ信号を受け取れ
るインターフェースが必要である。
プレイをコンピュータに接続する場合には、フラットパ
ネル専用のインターフェース(グラフィックカード等)
を作り、画像情報をデジタル信号で転送するのが一般的
であった。しかしデスクトップパソコン及びワークステ
ーションのCRTディスプレイの置き換えを考えたとき
には、このような専用デジタルインターフェースではな
く、CRTディスプレイと同じアナログ信号を受け取れ
るインターフェースが必要である。
【0005】このようなアナログ信号を受け取るFLC
Dインターフェースではデシタル信号を受け取るインタ
ーフェースには無かった問題が生じる。それは「スパー
クリングノイズ」というものである。前述した「誤差拡
散処理」によって中間調を表示する場合、中間調は各色
の細かい点の集まりで表現される。ここで原画像には変
化(動き)が無いと仮定すると、デジタル信号を受け取
るデジタルインターフェースであれば、毎秒数十枚送ら
れてくる画像をフレーム単位に誤差拡散処理しても処理
結果は常に同じ結果である。しかしながら、アナログ信
号を受け取れるインターフェースでは、アナログ信号上
のノイズ等により「誤差拡散処理」の結果はフレーム毎
に異なってしまう。つまり中間調を構成する細かい点の
集まりの「配置」が異なり、これらを連続して表示する
と、まるで泡が出てるかのごとく見えてしまう(このよ
うな現象を以下「スパークリングノイズ」と呼ぶ)欠点
があった。
Dインターフェースではデシタル信号を受け取るインタ
ーフェースには無かった問題が生じる。それは「スパー
クリングノイズ」というものである。前述した「誤差拡
散処理」によって中間調を表示する場合、中間調は各色
の細かい点の集まりで表現される。ここで原画像には変
化(動き)が無いと仮定すると、デジタル信号を受け取
るデジタルインターフェースであれば、毎秒数十枚送ら
れてくる画像をフレーム単位に誤差拡散処理しても処理
結果は常に同じ結果である。しかしながら、アナログ信
号を受け取れるインターフェースでは、アナログ信号上
のノイズ等により「誤差拡散処理」の結果はフレーム毎
に異なってしまう。つまり中間調を構成する細かい点の
集まりの「配置」が異なり、これらを連続して表示する
と、まるで泡が出てるかのごとく見えてしまう(このよ
うな現象を以下「スパークリングノイズ」と呼ぶ)欠点
があった。
【0006】本発明は上述した従来技術の欠点を除去す
るものであり、マトリクスディスプレイ上に画像を表示
する表示制御装置において、「スパークリングノイズ」
(「フレーム毎に中間調を構成する細かい点の集まりの
「配置」が異なり、これらを連続して表示すると、まる
で泡が出てるかのごとく見えてしまう現象)を低減させ
ることができるとともに、表示の高速応答性を向上さ
せ、かつフリッカの発生を防ぐことができる表示制御装
置の提供を目的とする。
るものであり、マトリクスディスプレイ上に画像を表示
する表示制御装置において、「スパークリングノイズ」
(「フレーム毎に中間調を構成する細かい点の集まりの
「配置」が異なり、これらを連続して表示すると、まる
で泡が出てるかのごとく見えてしまう現象)を低減させ
ることができるとともに、表示の高速応答性を向上さ
せ、かつフリッカの発生を防ぐことができる表示制御装
置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した目的を
達成するため以下の構成を備える。
達成するため以下の構成を備える。
【0008】即ち、マトリクスディスプレイ上に火像を
表示する表示制御装置であって、第1、第2の2フレー
ム分の画像データをそれぞれライン単位で格納可能な第
1及び第2のフレームメモリと、前記第1及び第2のフ
レームメモリに対しライン単位で一方を入力用そして他
方を出力用に設定する設定手段と、画像の変化の有無を
ライン単位で検出するライン変化検出手段と、前記ライ
ン変化検出手段で変化の検出されたラインに対し、前記
設定手段で設定されている入力用と出力用を反転させる
メモリ制御手段と、前記フレームメモリに格納された画
像データをライン単位で読み出し、前記マトリクスディ
スプレイに転送する出力手段とを備える。
表示する表示制御装置であって、第1、第2の2フレー
ム分の画像データをそれぞれライン単位で格納可能な第
1及び第2のフレームメモリと、前記第1及び第2のフ
レームメモリに対しライン単位で一方を入力用そして他
方を出力用に設定する設定手段と、画像の変化の有無を
ライン単位で検出するライン変化検出手段と、前記ライ
ン変化検出手段で変化の検出されたラインに対し、前記
設定手段で設定されている入力用と出力用を反転させる
メモリ制御手段と、前記フレームメモリに格納された画
像データをライン単位で読み出し、前記マトリクスディ
スプレイに転送する出力手段とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態にかか
る表示制御装置を備えたコンピュータシステムのブロッ
ク図である。図において、11はコンピュータシステム
全体の制御を行うCPU、12はCPU11で用いられ
るプログラムを記憶したり、プログラム実行の際のワー
ク領域として用いるメインメモリ、13はRS−232
C等のインターフェースなどを有した入出力制御装置
(I/Oコントロール)、14はユーザーからのキャラ
クタ情報、制御情報を入力するためのキーボード、15
はポインティングデバイス、16はグラフィックカード
でCPU11によりビデオメモリ21に書き込まれた情
報をディスプレイ装置に転送する。22はR,G,Bの
デジタルデータをアナログ信号に交換するRAMDAC
である。23はCRTCでビデオメモリ21の内容を読
み出し、RAMDAC22へ送る。17は外部記憶装置
としてのハードディスク18及びフロッピーディスク1
9の制御を行うディスクインターフェース、20は上記
各機器間を信号接続するためのデータバス、コントロー
ルバス、アドレスバスからなるバスシステムである。
る表示制御装置を備えたコンピュータシステムのブロッ
ク図である。図において、11はコンピュータシステム
全体の制御を行うCPU、12はCPU11で用いられ
るプログラムを記憶したり、プログラム実行の際のワー
ク領域として用いるメインメモリ、13はRS−232
C等のインターフェースなどを有した入出力制御装置
(I/Oコントロール)、14はユーザーからのキャラ
クタ情報、制御情報を入力するためのキーボード、15
はポインティングデバイス、16はグラフィックカード
でCPU11によりビデオメモリ21に書き込まれた情
報をディスプレイ装置に転送する。22はR,G,Bの
デジタルデータをアナログ信号に交換するRAMDAC
である。23はCRTCでビデオメモリ21の内容を読
み出し、RAMDAC22へ送る。17は外部記憶装置
としてのハードディスク18及びフロッピーディスク1
9の制御を行うディスクインターフェース、20は上記
各機器間を信号接続するためのデータバス、コントロー
ルバス、アドレスバスからなるバスシステムである。
【0010】30は強誘電性液晶ディスプレイ(以下F
LCDとする)である。FLCパネル34は、マトリク
ス状電極を配し、配向処理を施した2枚のガラス板の中
に、強誘電性液晶を封入したもので、情報電極及び走査
電極はそれぞれドライバIC32,33に接続されてい
る。31はパネル駆動を制御するパネル駆動制御コント
ローラである。本実施例ではFLCDは従来DTPなど
のコンピュータディスプレイとして使用しているものを
そのまま用いたため、そのパネルのスペックはパネルサ
イズ15インチ、解像度は縦1024、横1280であ
り、一つの絵素(ピクセル)はR,G,B,Wのカラー
フィルターのついたサブピクセルに分割されているた
め、このサブピクセルの点灯の組み合わせにより1絵素
で16色の表示が可能である。40は本実施の形態の表
示制御装置を含むFLCDインターフェースである。
LCDとする)である。FLCパネル34は、マトリク
ス状電極を配し、配向処理を施した2枚のガラス板の中
に、強誘電性液晶を封入したもので、情報電極及び走査
電極はそれぞれドライバIC32,33に接続されてい
る。31はパネル駆動を制御するパネル駆動制御コント
ローラである。本実施例ではFLCDは従来DTPなど
のコンピュータディスプレイとして使用しているものを
そのまま用いたため、そのパネルのスペックはパネルサ
イズ15インチ、解像度は縦1024、横1280であ
り、一つの絵素(ピクセル)はR,G,B,Wのカラー
フィルターのついたサブピクセルに分割されているた
め、このサブピクセルの点灯の組み合わせにより1絵素
で16色の表示が可能である。40は本実施の形態の表
示制御装置を含むFLCDインターフェースである。
【0011】図2はFLCDインターフェース40の詳
細を示したブロック図である。グラフィックカード16
のビデオメモリの内容はCRTC23によって読み出さ
れ、さらにRAMDAC22でRGBのアナログ信号に
変換された後、外部に出力される。RGBビデオケーブ
ル49を通してFLCDインターフェース内に入ったR
GBアナログ信号は先ず、アナログ/デジタル変換回路
41で、横1280、縦1024、RGB各色6ビット
のデジタルデータに変換される。このデジタルデータは
色変換回路42により、色変換処理が行われた後、画像
処理回路43に入り、FLCDに表示可能な4ビット
(R,G,B,W各1ビット)/ピクセル・データに変
換される。図5は画像処理回路43で行われる誤差拡散
2値化処理における誤差拡散マトリクスである。原画像
をF、2値化後の値をBとすると、原画像と2値化後の
値の差分(誤差)F(ij)−B(ij)は図に示した
マトリクスを通して周辺の画素へ拡散される。原画像デ
ータと2値化データの間の差分がDであった場合、誤差
拡散後の周辺の原画像データF′(x,y)は、 F′(i+1,j)=F(i+1,j)+D×2/8, F′(i+2,j)=F(i+2,j)+D×1/8, F′(i−2,j+1)=F(i−2,j+1)+D×1/8, F′(i−1,j+1)=F(i−1,j+1)+D×1/8, F′(i,j+1)=F(i,j+1)+D×2/8, F′(i+1,J+1)=F(i+1,j+1)+D×1/8, となる。
細を示したブロック図である。グラフィックカード16
のビデオメモリの内容はCRTC23によって読み出さ
れ、さらにRAMDAC22でRGBのアナログ信号に
変換された後、外部に出力される。RGBビデオケーブ
ル49を通してFLCDインターフェース内に入ったR
GBアナログ信号は先ず、アナログ/デジタル変換回路
41で、横1280、縦1024、RGB各色6ビット
のデジタルデータに変換される。このデジタルデータは
色変換回路42により、色変換処理が行われた後、画像
処理回路43に入り、FLCDに表示可能な4ビット
(R,G,B,W各1ビット)/ピクセル・データに変
換される。図5は画像処理回路43で行われる誤差拡散
2値化処理における誤差拡散マトリクスである。原画像
をF、2値化後の値をBとすると、原画像と2値化後の
値の差分(誤差)F(ij)−B(ij)は図に示した
マトリクスを通して周辺の画素へ拡散される。原画像デ
ータと2値化データの間の差分がDであった場合、誤差
拡散後の周辺の原画像データF′(x,y)は、 F′(i+1,j)=F(i+1,j)+D×2/8, F′(i+2,j)=F(i+2,j)+D×1/8, F′(i−2,j+1)=F(i−2,j+1)+D×1/8, F′(i−1,j+1)=F(i−1,j+1)+D×1/8, F′(i,j+1)=F(i,j+1)+D×2/8, F′(i+1,J+1)=F(i+1,j+1)+D×1/8, となる。
【0012】また本実施の形態の画像処理回路43では
RGBWの4ビット/ピクセルデータを作るために、R
GB3次元空間上の原画像Fの座標からFLCDで表示
可能な16色の内もっとも近い色を決定し、原画像Fの
座標と決定した色、座標までの距離を誤差Dとし、その
誤差のRGB成分、つまりDr,Dg,Dbをそれぞれ
図5のマトリクスに通してRGB各プレーンに拡散す
る。
RGBWの4ビット/ピクセルデータを作るために、R
GB3次元空間上の原画像Fの座標からFLCDで表示
可能な16色の内もっとも近い色を決定し、原画像Fの
座標と決定した色、座標までの距離を誤差Dとし、その
誤差のRGB成分、つまりDr,Dg,Dbをそれぞれ
図5のマトリクスに通してRGB各プレーンに拡散す
る。
【0013】画像処理回路によって、4ビット/ピクセ
ルになったフレームデータはフレーム制御部44によっ
てフレームメモリ45にストアされる。
ルになったフレームデータはフレーム制御部44によっ
てフレームメモリ45にストアされる。
【0014】図13は3次元色空間における誤差拡散処
理を説明するための図であり、原画像Fの座標がFLC
Dで表示可能な16色の内どの色に近いかによって出力
色が決定される。例えば図11においては原画像Fは色
Bに最も近いため4ビット出力はR=0,G=0,B=
1,W=0となる。
理を説明するための図であり、原画像Fの座標がFLC
Dで表示可能な16色の内どの色に近いかによって出力
色が決定される。例えば図11においては原画像Fは色
Bに最も近いため4ビット出力はR=0,G=0,B=
1,W=0となる。
【0015】一方、アナログ/デジタル変換回路41
で、横1280、縦1024、RGB各色6ビットのデ
ジタルデータに変換されたデータはさらに画像比較回路
46に入り、比較用メモリ47にストアされた前フレー
ムのデータと比較される。本実施の形態における画像比
較は各ラインをいくつかのグループに分けたグループ単
位で行われ、各グループの平均輝度を前のフレームの同
じ場所の平均輝度と比較するというものである。そして
この比較結果は各グループの「差分データ」としてフレ
ーム制御部44に入力される。45はフレームメモリで
あり2値化後のデータを格納するメモリである。フレー
ム制御部44、表示制御コントローラ48については図
3を用いて詳細に説明する。
で、横1280、縦1024、RGB各色6ビットのデ
ジタルデータに変換されたデータはさらに画像比較回路
46に入り、比較用メモリ47にストアされた前フレー
ムのデータと比較される。本実施の形態における画像比
較は各ラインをいくつかのグループに分けたグループ単
位で行われ、各グループの平均輝度を前のフレームの同
じ場所の平均輝度と比較するというものである。そして
この比較結果は各グループの「差分データ」としてフレ
ーム制御部44に入力される。45はフレームメモリで
あり2値化後のデータを格納するメモリである。フレー
ム制御部44、表示制御コントローラ48については図
3を用いて詳細に説明する。
【0016】図3はフレームの制御部44の構成及びフ
レーム制御部44と表示制御コントローラ48、画像処
理回路43、画像比較回路46、フレームメモリ45と
の関係を示したものである。
レーム制御部44と表示制御コントローラ48、画像処
理回路43、画像比較回路46、フレームメモリ45と
の関係を示したものである。
【0017】メモリコントローラ61は画像処理回路4
3からの2値化後データ(4ビット/ピクセル)を入力
し、フレームメモリ45にストアする。また1フレーム
のデータを入力し終わった時点で表示制御コントローラ
48に対して「フレーム終了信号」(図中:FRAME
_END)を出力する。さらにメモリーコントローラ6
1は後述する出力制御部66の指示により、フレームメ
モリ45から1ライン分の表示データを読みだす。この
フレームメモリ45は2フレーム分のデータをストアで
きる、いわゆるダブルバッファ構成になっているが、そ
の構成は本実施の形態独特のユニークな構成となってい
る。図4はその構成を説明した図である。フレームA、
フレームBの二つのフレームはそれぞれ本実施例の形態
で用いるFLCDの改造度と同じ1280×1024×
4という大きさになっている。この2つのフレームの一
方が入力、他方が出力となる。そして、フレームA、フ
レームBのどちらが入力で、どちらが出力であるかは、
そのラインによって異なる。そして、それを決定するの
が図3のフレーム選択指示用メモリ64である。例え
ば、あるラインのフレーム選択指示用メモリの内容が
「0」だったとすると、そのラインはフレームAが入力
バッファとなり、フレームBが出力バッファとなる。ま
たそのラインのフレーム選択メモリの内容が「1」だっ
たとすると、そのラインはフレームAが出力、フレーム
Bが入力となる。本実施の形態ではライン数1024本
に対してフレーム選択用メモリは256ビットとなって
いる。つまりフレーム選択用メモリの1ビットは4ライ
ン分のフレーム選択を決めることになる。フレーム選択
指示用メモリの内容は表示制御コントローラ48によっ
て書き換えられる。
3からの2値化後データ(4ビット/ピクセル)を入力
し、フレームメモリ45にストアする。また1フレーム
のデータを入力し終わった時点で表示制御コントローラ
48に対して「フレーム終了信号」(図中:FRAME
_END)を出力する。さらにメモリーコントローラ6
1は後述する出力制御部66の指示により、フレームメ
モリ45から1ライン分の表示データを読みだす。この
フレームメモリ45は2フレーム分のデータをストアで
きる、いわゆるダブルバッファ構成になっているが、そ
の構成は本実施の形態独特のユニークな構成となってい
る。図4はその構成を説明した図である。フレームA、
フレームBの二つのフレームはそれぞれ本実施例の形態
で用いるFLCDの改造度と同じ1280×1024×
4という大きさになっている。この2つのフレームの一
方が入力、他方が出力となる。そして、フレームA、フ
レームBのどちらが入力で、どちらが出力であるかは、
そのラインによって異なる。そして、それを決定するの
が図3のフレーム選択指示用メモリ64である。例え
ば、あるラインのフレーム選択指示用メモリの内容が
「0」だったとすると、そのラインはフレームAが入力
バッファとなり、フレームBが出力バッファとなる。ま
たそのラインのフレーム選択メモリの内容が「1」だっ
たとすると、そのラインはフレームAが出力、フレーム
Bが入力となる。本実施の形態ではライン数1024本
に対してフレーム選択用メモリは256ビットとなって
いる。つまりフレーム選択用メモリの1ビットは4ライ
ン分のフレーム選択を決めることになる。フレーム選択
指示用メモリの内容は表示制御コントローラ48によっ
て書き換えられる。
【0018】出力制御部66は表示制御コントローラ4
8が出力ラインレジスタ65に設定した情報(出力開始
ラインと出力停止ライン:図中Start,End)に
応じてメモリコントローラに対して、どの走査線の表示
データを読み出すかを指示するとともに、そのデータを
表示すべき走査線を示す走査線アドレス情報と結合し
て、パネルコントローラ31へ転送する。(図中Lad
rs#+PixData)。図中FCLKはその際必要
なタイミングクロックであり、AHDLはデータライン
上のデータが走査線アドレス情報なのか表示データなの
かを区別するための信号である。また、出力制御部66
は出力ラインレジスタ65に設定されたラインを全て出
力すると表示制御コントローラに対して領域出力完了信
号(図中:DR_DONE)を出力する。
8が出力ラインレジスタ65に設定した情報(出力開始
ラインと出力停止ライン:図中Start,End)に
応じてメモリコントローラに対して、どの走査線の表示
データを読み出すかを指示するとともに、そのデータを
表示すべき走査線を示す走査線アドレス情報と結合し
て、パネルコントローラ31へ転送する。(図中Lad
rs#+PixData)。図中FCLKはその際必要
なタイミングクロックであり、AHDLはデータライン
上のデータが走査線アドレス情報なのか表示データなの
かを区別するための信号である。また、出力制御部66
は出力ラインレジスタ65に設定されたラインを全て出
力すると表示制御コントローラに対して領域出力完了信
号(図中:DR_DONE)を出力する。
【0019】パネル駆動制御コントローラ31は送られ
てきた表示データを走査線アドレス情報に対応した走査
線に表示する。このように走査線アドレス付きのデータ
を転送することにより、表示制御コントローラからFL
CDパネル上の走査を自由に制御することができる。
尚、FLCDは温度に依存した走査スピートを持ってい
るため、データ転送の同期信号はFLCD側から出す必
要がある。そのためパネル駆動制御コントローラ31か
らは1走査線分のデータを転送する際の同期信号(図中
FHSYNC)が入力される。また、パネルコントロー
ラ31と表示制御コントローラ48の間では、双方向の
シリアル通信を行い、パネルコントローラ31から表示
制御コントローラ48に対しては、現在の走査スピード
を示す数値や、FLCD側で発生した異常などの情報が
送られる。また表示制御コントローーラ48からパネル
コントローラ31に対しては、パネル駆動のスタート、
バックライトのオン/オフ等のコマンド情報を送信す
る。
てきた表示データを走査線アドレス情報に対応した走査
線に表示する。このように走査線アドレス付きのデータ
を転送することにより、表示制御コントローラからFL
CDパネル上の走査を自由に制御することができる。
尚、FLCDは温度に依存した走査スピートを持ってい
るため、データ転送の同期信号はFLCD側から出す必
要がある。そのためパネル駆動制御コントローラ31か
らは1走査線分のデータを転送する際の同期信号(図中
FHSYNC)が入力される。また、パネルコントロー
ラ31と表示制御コントローラ48の間では、双方向の
シリアル通信を行い、パネルコントローラ31から表示
制御コントローラ48に対しては、現在の走査スピード
を示す数値や、FLCD側で発生した異常などの情報が
送られる。また表示制御コントローーラ48からパネル
コントローラ31に対しては、パネル駆動のスタート、
バックライトのオン/オフ等のコマンド情報を送信す
る。
【0020】動き検知部62は前述した画像比較回路か
らの各グループの「差分データ」(図中:Diffda
ta)を入力して、その差分と予め記憶してある「しき
い値」と比較する。そして1ライン分の差分データの中
で一つでもこの「しきい値」を越えるものがあった場合
にはそのラインに「動き有り」と判断し、逆に一つもし
きい値を越えなかった場合には、そのラインは「動き無
し」と判断する。そして次のラインが「動き無し」と判
断された場合には、「動き有り」と判断されたラインを
動き領域レジスタ63にセットし、表示制御コントロー
ラ48に対して、「動き領域検知信号」(図中:MR_
READY)を出力する。また、あるラインが「動き有
り」と判断され、次のラインも「動き有り」であった場
合には、そのまま検知を続け、「動き無し」と判断され
たラインが現れるか、または1024ライン分全ての差
分データを入力し終わった場合に、「動き有り」と判断
されたライン群の最初のラインと最後のラインを動き領
域レジスタ63にセットし、表示制御コントローラに対
して、「動き領域検知信号」(図中MR_READY)
を出力する。
らの各グループの「差分データ」(図中:Diffda
ta)を入力して、その差分と予め記憶してある「しき
い値」と比較する。そして1ライン分の差分データの中
で一つでもこの「しきい値」を越えるものがあった場合
にはそのラインに「動き有り」と判断し、逆に一つもし
きい値を越えなかった場合には、そのラインは「動き無
し」と判断する。そして次のラインが「動き無し」と判
断された場合には、「動き有り」と判断されたラインを
動き領域レジスタ63にセットし、表示制御コントロー
ラ48に対して、「動き領域検知信号」(図中:MR_
READY)を出力する。また、あるラインが「動き有
り」と判断され、次のラインも「動き有り」であった場
合には、そのまま検知を続け、「動き無し」と判断され
たラインが現れるか、または1024ライン分全ての差
分データを入力し終わった場合に、「動き有り」と判断
されたライン群の最初のラインと最後のラインを動き領
域レジスタ63にセットし、表示制御コントローラに対
して、「動き領域検知信号」(図中MR_READY)
を出力する。
【0021】表示制御コントローラ48はメモリコント
ローラ61に対して入力データのストア禁止、動き検知
部に対して動き検知の禁止、そして画像比較回路に対し
て比較及び比較メモリへのストア禁止を指示する信号
(図中:HOLD)を出力する。
ローラ61に対して入力データのストア禁止、動き検知
部に対して動き検知の禁止、そして画像比較回路に対し
て比較及び比較メモリへのストア禁止を指示する信号
(図中:HOLD)を出力する。
【0022】図6、図7、図8は表示制御コントローラ
48の動作を示したフローチャートである。以下この図
に従い表示制御コントローラ48の動作を説明する。
48の動作を示したフローチャートである。以下この図
に従い表示制御コントローラ48の動作を説明する。
【0023】表示制御コントローラは先ず、内部レジス
タ、カウンタ、テーブルの初期化を行う(S1)。Re
fresh Table例えば以下に示すように初期化
されている。
タ、カウンタ、テーブルの初期化を行う(S1)。Re
fresh Table例えば以下に示すように初期化
されている。
【0024】 RefreshTable〔256〕={ 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, : : 252,253,254,255, 1, 2, 3, 0} また、 PartialTable、及びMotion
Table例えばそれぞれ以下のように初期化されてい
てる。
Table例えばそれぞれ以下のように初期化されてい
てる。
【0025】 PartialTable〔256〕〔2〕={ 0,0 0,0 : 0,0} MotionTable〔256〕〔2〕= { 0,0 0,0 : 0,0} その後出力ラインレジスタに対し、インデックス=0と
してRefreshTableの最初の4ラインをセッ
トする(S2)。この際に設定される値は以下のように
計算される。
してRefreshTableの最初の4ラインをセッ
トする(S2)。この際に設定される値は以下のように
計算される。
【0026】開始ライン:インデックス×4 終了ライン:インデックス×4+3 前述したRefreshTableの例ではテーブルの
一番最初が「0」なので0×4=0が出力開始ライン、
0×4+3=3が出力終了ラインとして、出力ラインレ
ジスタの開始ライン・終了ラインにそれぞれセットされ
る。このように本実施の形態ではFLCDの走査は4ラ
イン単位で行うため、RefreshTableの値は
256個となっており、例えばインデックス=3なら
ば、RefreshTable〔3〕の値は7なので、
7×4=28が開始ラインとなり、7×4+3=31が
終了ラインとなる。
一番最初が「0」なので0×4=0が出力開始ライン、
0×4+3=3が出力終了ラインとして、出力ラインレ
ジスタの開始ライン・終了ラインにそれぞれセットされ
る。このように本実施の形態ではFLCDの走査は4ラ
イン単位で行うため、RefreshTableの値は
256個となっており、例えばインデックス=3なら
ば、RefreshTable〔3〕の値は7なので、
7×4=28が開始ラインとなり、7×4+3=31が
終了ラインとなる。
【0027】その後、表示制御コントローラはDR_D
ONE、MR_READY、FRAME_ENDの3つ
の信号を待つアイドル状態に遷移する。
ONE、MR_READY、FRAME_ENDの3つ
の信号を待つアイドル状態に遷移する。
【0028】表示制御コントローラがDR_DONE信
号を受け取った場合には(S4)、先ずPartial
Countをチェックし(S4a)、0以下ならば、前
述のRefreshTableから計算した値を出力ラ
インレジスタに開始ライン・終了ラインの値を設定する
(S4b)。この際に設定される値は以下のように計算
される。
号を受け取った場合には(S4)、先ずPartial
Countをチェックし(S4a)、0以下ならば、前
述のRefreshTableから計算した値を出力ラ
インレジスタに開始ライン・終了ラインの値を設定する
(S4b)。この際に設定される値は以下のように計算
される。
【0029】新しいインデックス=RefreshTa
ble〔前のインデックス〕 開始ライン:新しいインデックス×4 終了ライン:新しいインデックス×4+3 初期化したRefreshTableの内容から、前の
インデックス=0の場合には新しいインデックス=4と
なり、出力ラインレシスタにセットする値は、 開始ライン:4×4=16 終了ライン:4×4+3=19 となる。そしてForceCountから1を引いて
(S4c)、アイドル状態に戻る。
ble〔前のインデックス〕 開始ライン:新しいインデックス×4 終了ライン:新しいインデックス×4+3 初期化したRefreshTableの内容から、前の
インデックス=0の場合には新しいインデックス=4と
なり、出力ラインレシスタにセットする値は、 開始ライン:4×4=16 終了ライン:4×4+3=19 となる。そしてForceCountから1を引いて
(S4c)、アイドル状態に戻る。
【0030】表示制御コントローラがMR_READY
信号を受け取った場合には(S5)、動き領域レジスタ
の値に応じて前述したMotionTableの内容を
更新する。本実施の形態では動き領域レジスタから得ら
れる動き領域情報はライン単位(0〜1023)である
ので、表示制御コントローラでは動き領域レジスタの値
を2ビットシフトし(4で除算)、4本グループ単位
(0〜255)に変換してから(S5a)Motion
Tableの内容を更新する。MotionTable
の更新は以下の条件に従う。
信号を受け取った場合には(S5)、動き領域レジスタ
の値に応じて前述したMotionTableの内容を
更新する。本実施の形態では動き領域レジスタから得ら
れる動き領域情報はライン単位(0〜1023)である
ので、表示制御コントローラでは動き領域レジスタの値
を2ビットシフトし(4で除算)、4本グループ単位
(0〜255)に変換してから(S5a)Motion
Tableの内容を更新する。MotionTable
の更新は以下の条件に従う。
【0031】もし検知された動き領域の最初のライン
(新START)が前の領域の最終ライン(前END)
に等しい(または小さい)値の場合には、前の領域の最
終ライン(前END)を新しい領域の最終ラインと書き
換える(MotionTable〔X〕〔1〕=新EN
D)(S5c)。一方、今回検知された動き領域の最初
のライン(新START)が前の領域の最終ライン(前
END)より大きな値の場合には、新START、新E
NDを新しい領域としてMotionTableに追加
する。(MotionTable〔X+1〕
(新START)が前の領域の最終ライン(前END)
に等しい(または小さい)値の場合には、前の領域の最
終ライン(前END)を新しい領域の最終ラインと書き
換える(MotionTable〔X〕〔1〕=新EN
D)(S5c)。一方、今回検知された動き領域の最初
のライン(新START)が前の領域の最終ライン(前
END)より大きな値の場合には、新START、新E
NDを新しい領域としてMotionTableに追加
する。(MotionTable〔X+1〕
〔0〕=新
START,MotionTable〔X+1〕〔1〕
=新END)(S5d)。さらにMotionCoun
tの値に1を足す(S5e)。
START,MotionTable〔X+1〕〔1〕
=新END)(S5d)。さらにMotionCoun
tの値に1を足す(S5e)。
【0032】但し、例外として初めてMR_READY
信号を受け取った場合(MotionCount=0の
時)には、無条件で新START、新ENDを新しい領
域としてMotionTable
信号を受け取った場合(MotionCount=0の
時)には、無条件で新START、新ENDを新しい領
域としてMotionTable
〔0〕
〔0〕,Mot
ionTable
ionTable
〔0〕〔1〕に追加し(Motion
Table
Table
〔0〕
〔0〕=新START,Motion
Table
Table
〔0〕〔1〕=新END)、MotionC
ountの値に1を足す。例えば、22ライン目から8
2ライン目までの領域で動きが検知された場合には、新
START=22/4=5、新END=82/4=20
となり MotionTable〔256〕〔2〕={ 5,20, 0, 0, : 0, 0} (MotionCount=1) とかきかえられる。さらに100ライン目から152ラ
イン目までの領域で動きが検知された場合には、新ST
ART=100/4=25、新END=152/4=3
8となり MotionTable〔256〕〔2〕={ 5,20, 25,38, : 0, 0} (MotionCount=2) となる。
ountの値に1を足す。例えば、22ライン目から8
2ライン目までの領域で動きが検知された場合には、新
START=22/4=5、新END=82/4=20
となり MotionTable〔256〕〔2〕={ 5,20, 0, 0, : 0, 0} (MotionCount=1) とかきかえられる。さらに100ライン目から152ラ
イン目までの領域で動きが検知された場合には、新ST
ART=100/4=25、新END=152/4=3
8となり MotionTable〔256〕〔2〕={ 5,20, 25,38, : 0, 0} (MotionCount=2) となる。
【0033】表示制御コントローラ48がFRAME_
END信号を受け取った場合には(S6)、先ず、Fr
ameCountの値から1を引き(S6a)、For
ceCountの値をチェックする(S6b)。For
ceCountが0より大きい場合にはメモリコントロ
ーラ61、画像比較回路46のそれぞれに対しメモリへ
のストア禁止、また動き検知部に対しては動き検知禁止
を指示した後(S6c)と、アイドル状態へ遷移する。
END信号を受け取った場合には(S6)、先ず、Fr
ameCountの値から1を引き(S6a)、For
ceCountの値をチェックする(S6b)。For
ceCountが0より大きい場合にはメモリコントロ
ーラ61、画像比較回路46のそれぞれに対しメモリへ
のストア禁止、また動き検知部に対しては動き検知禁止
を指示した後(S6c)と、アイドル状態へ遷移する。
【0034】一方、ForceCountが0以下の場
合には、メモリコントローラ61、画像比較回路46の
それぞれに対しメモリへのストア許可、また動き検知部
に対しては動き検知許可を指示し、FrameCoun
tをチェックする(S6e)。ここでFrameCou
ntが0より大きい場合には、MotionTable
内に保存された動き領域情報に基づき、フレーム選択指
示メモリ64の動きのあった領域のビットを反転する
(S6h)。つまり動きのあった領域は今まで入力であ
った方が出力となり、今まで出力であった方が入力とな
る。その後、MotionCountの値をParti
alCountに代入、MotionTableの内容
をPartialTableに転写、MotionTa
bleのクリア(初期化)、MotionCountに
0を代入、ForceCountに一定値を代入、を行
う。また一方、FrameCountが0以下だった場
合には、リフレツシュによる全面走査のためフレーム選
択指示メモリの全てのビットを反転、FrameCou
ntへ一定値代入(S6g)、MotionCount
の値をPartialCountに代入、Motion
Tableの内容をPartialTableに転写、
MotionTableのクリア(初期化)、Moti
onCountに0を代入、ForceCountに一
定値を代入、を行う(S6i)。
合には、メモリコントローラ61、画像比較回路46の
それぞれに対しメモリへのストア許可、また動き検知部
に対しては動き検知許可を指示し、FrameCoun
tをチェックする(S6e)。ここでFrameCou
ntが0より大きい場合には、MotionTable
内に保存された動き領域情報に基づき、フレーム選択指
示メモリ64の動きのあった領域のビットを反転する
(S6h)。つまり動きのあった領域は今まで入力であ
った方が出力となり、今まで出力であった方が入力とな
る。その後、MotionCountの値をParti
alCountに代入、MotionTableの内容
をPartialTableに転写、MotionTa
bleのクリア(初期化)、MotionCountに
0を代入、ForceCountに一定値を代入、を行
う。また一方、FrameCountが0以下だった場
合には、リフレツシュによる全面走査のためフレーム選
択指示メモリの全てのビットを反転、FrameCou
ntへ一定値代入(S6g)、MotionCount
の値をPartialCountに代入、Motion
Tableの内容をPartialTableに転写、
MotionTableのクリア(初期化)、Moti
onCountに0を代入、ForceCountに一
定値を代入、を行う(S6i)。
【0035】表示制御コントローラ48がDR_DON
E信号を受け取った場合で(S4)、PartialC
ountが0より大きい場合には、前フレームもしくは
それよりも前のフレームで動きが検知され、Motio
nTableに値がセットされたことを意味する。Mo
tionTableの内容はFRAME_ENDを受信
した際の処理でPartialTableに転写されて
いるので、表示制御コントローラ48は部分優先走査状
態に入り、PartialTableの動き領域情報に
基づき出力ラインレジスタに開始ライン・終了ラインの
値を設定する(S4d)。
E信号を受け取った場合で(S4)、PartialC
ountが0より大きい場合には、前フレームもしくは
それよりも前のフレームで動きが検知され、Motio
nTableに値がセットされたことを意味する。Mo
tionTableの内容はFRAME_ENDを受信
した際の処理でPartialTableに転写されて
いるので、表示制御コントローラ48は部分優先走査状
態に入り、PartialTableの動き領域情報に
基づき出力ラインレジスタに開始ライン・終了ラインの
値を設定する(S4d)。
【0036】この際に設定される値は以下のように計算
される。
される。
【0037】開始ライン:PartialTableの
START値×4 終了ライン:PartialTableのEND値×4
+3 例えばPartialTable及びPartialC
ountが以下の値の場合: PartialTable〔256〕〔2〕={ 5,20, 25,38, : 0, 0} (PartialCount=2) 開始ライン:5×4=20 終了ライン:20×4+3=83 となる。その後PartialCountの値から1を
引く(S4e)。
START値×4 終了ライン:PartialTableのEND値×4
+3 例えばPartialTable及びPartialC
ountが以下の値の場合: PartialTable〔256〕〔2〕={ 5,20, 25,38, : 0, 0} (PartialCount=2) 開始ライン:5×4=20 終了ライン:20×4+3=83 となる。その後PartialCountの値から1を
引く(S4e)。
【0038】次に表示制御コントローラがDR_DON
E信号を受け取った場合には、 開始ライン:25×4=100 終了ライン:38×4+3=155 という値を設定する。
E信号を受け取った場合には、 開始ライン:25×4=100 終了ライン:38×4+3=155 という値を設定する。
【0039】図9は表示制御コントローラ48が以上説
明したような動作をすることによって行われる表示制御
の様子を示したものである。
明したような動作をすることによって行われる表示制御
の様子を示したものである。
【0040】入力フレーム1の期間では部分優先走査は
行われず、リフレッシュ走査のみが行われている。この
期間にMR_READY信号が2回発生しており、変化
のあった領域が2つの検知されたことを示している。こ
れら変化が検知された領域は、フレーム1の終了時に対
応するフレーム選択指示用メモリ64のビットが反転さ
れ、フレーム2の期間に部分優先走査が行われることに
より、FLCD上に表示される。部分優先走査終了後、
「中断禁止リフレッシュ」が行われ、一定本数のリフレ
ッシュが必ず行われる。このように中断禁止のリフレッ
シュというものを設けたのは、前述したFLCDのメモ
リー性が永続的なものではなく、部分優先走査が連続し
た場合には、走査されない画素の液晶が前の状態を維持
できなくなることがあるためであり、本実施の形態のよ
うに「中断禁止リフレシュ」期間を設け、各走査線のリ
フレッシュが、ある一定期間に少なくとも一回は行われ
るようにすることが必要であるからである。また、ある
走査線のメモリー性を維持するためには1秒に一回程度
のリフレッシュが必要ということが経験的に知られてい
る。中断禁止リフレツシュ期間終了後、中断可能リフレ
ッシュ期間に入り、次のFRAME_END信号を入力
した時点でリレッシュは中断される。一方フレーム2の
期間ではMR_READY信号が1回発生しており、変
化のあった領域が1つ検知されたことを示している。こ
の領域はフレーム2の終了時にフレーム選択指示用メモ
リ64のビットが反転され、各フレーム3の期間で部分
優先走査が行われる。
行われず、リフレッシュ走査のみが行われている。この
期間にMR_READY信号が2回発生しており、変化
のあった領域が2つの検知されたことを示している。こ
れら変化が検知された領域は、フレーム1の終了時に対
応するフレーム選択指示用メモリ64のビットが反転さ
れ、フレーム2の期間に部分優先走査が行われることに
より、FLCD上に表示される。部分優先走査終了後、
「中断禁止リフレッシュ」が行われ、一定本数のリフレ
ッシュが必ず行われる。このように中断禁止のリフレッ
シュというものを設けたのは、前述したFLCDのメモ
リー性が永続的なものではなく、部分優先走査が連続し
た場合には、走査されない画素の液晶が前の状態を維持
できなくなることがあるためであり、本実施の形態のよ
うに「中断禁止リフレシュ」期間を設け、各走査線のリ
フレッシュが、ある一定期間に少なくとも一回は行われ
るようにすることが必要であるからである。また、ある
走査線のメモリー性を維持するためには1秒に一回程度
のリフレッシュが必要ということが経験的に知られてい
る。中断禁止リフレツシュ期間終了後、中断可能リフレ
ッシュ期間に入り、次のFRAME_END信号を入力
した時点でリレッシュは中断される。一方フレーム2の
期間ではMR_READY信号が1回発生しており、変
化のあった領域が1つ検知されたことを示している。こ
の領域はフレーム2の終了時にフレーム選択指示用メモ
リ64のビットが反転され、各フレーム3の期間で部分
優先走査が行われる。
【0041】図10は動き検知された領域が大きい場合
である。フレーム1の期間でMR_READY信号が3
回発生しており、変化があった領域が3つ検知されたこ
とを示している。この領域はフレーム1の終了時にフレ
ーム選択指示用メモリ64のビットが反転され、フレー
ム2の期間で部分優先走査が行われ、FLCD上に表示
されている。しかしこの領域が大きく、この領域全てを
部分優先走査するためにはフレーム2の期間では時間が
足りなかったため、FRAME_END信号発生時には
フレーム選択指示用メモリ64の内容は書き換えない。
また、さらにフレーム3の期間ではフレームメモリ4
5、画像比較用メモリ47へのメモリストア及び動き検
知部の動作も禁止される。フレーム3の途中で部分優先
走査が全て終了した為、その後中断禁止リフレッシュ及
び中断可能リフレッシュが行われる。そしてフレーム3
の終了時にフレーム選択指示用メモリ64のフレーム2
で動き検知された領域のビットが書き換えられ、フレー
ム4の期間にその領域の部分優先走査が行われる。
である。フレーム1の期間でMR_READY信号が3
回発生しており、変化があった領域が3つ検知されたこ
とを示している。この領域はフレーム1の終了時にフレ
ーム選択指示用メモリ64のビットが反転され、フレー
ム2の期間で部分優先走査が行われ、FLCD上に表示
されている。しかしこの領域が大きく、この領域全てを
部分優先走査するためにはフレーム2の期間では時間が
足りなかったため、FRAME_END信号発生時には
フレーム選択指示用メモリ64の内容は書き換えない。
また、さらにフレーム3の期間ではフレームメモリ4
5、画像比較用メモリ47へのメモリストア及び動き検
知部の動作も禁止される。フレーム3の途中で部分優先
走査が全て終了した為、その後中断禁止リフレッシュ及
び中断可能リフレッシュが行われる。そしてフレーム3
の終了時にフレーム選択指示用メモリ64のフレーム2
で動き検知された領域のビットが書き換えられ、フレー
ム4の期間にその領域の部分優先走査が行われる。
【0042】図11は上記動作により部分優先走査が行
われた場合の、FLCD上での表示変化を表したもので
ある。動きのあった領域はフレーム選択指示用メモリ6
4のビットが反転し、常に最新の画像データがFLCD
上に表示されている。一方動きが検知されなかった領域
はフレーム選択指示用メモリ64のビットは書き換えら
れないので、リフレッシュ走査によって走査されたとし
ても、表示データに全く変化がない。このように変化の
あったところが常に優先されて表示されるため、フレー
ム周波数の遅い場合でも表示の高速性は保て、マウスな
どが高速に動いた場合でも、十分な高速表示か可能とな
る。言い換えればCRTに劣らないスムースな動きが実
現できる。また、変化のあったところは前述した「スパ
ークリングノイズ」(中間調を構成する細かい点の集ま
りの「配置」が表示する度に異なり、これらを連続して
表示すると、まるで泡が出てるかのごとく見えてしまう
現象)が発生してしまうが、変化の無かったところは常
に表示データが同じであるため、スパークリングノイズ
は発生せず、画面全体としてはスパークリングノイズに
よるちらつきはかなり抑えることができる。
われた場合の、FLCD上での表示変化を表したもので
ある。動きのあった領域はフレーム選択指示用メモリ6
4のビットが反転し、常に最新の画像データがFLCD
上に表示されている。一方動きが検知されなかった領域
はフレーム選択指示用メモリ64のビットは書き換えら
れないので、リフレッシュ走査によって走査されたとし
ても、表示データに全く変化がない。このように変化の
あったところが常に優先されて表示されるため、フレー
ム周波数の遅い場合でも表示の高速性は保て、マウスな
どが高速に動いた場合でも、十分な高速表示か可能とな
る。言い換えればCRTに劣らないスムースな動きが実
現できる。また、変化のあったところは前述した「スパ
ークリングノイズ」(中間調を構成する細かい点の集ま
りの「配置」が表示する度に異なり、これらを連続して
表示すると、まるで泡が出てるかのごとく見えてしまう
現象)が発生してしまうが、変化の無かったところは常
に表示データが同じであるため、スパークリングノイズ
は発生せず、画面全体としてはスパークリングノイズに
よるちらつきはかなり抑えることができる。
【0043】図12は動きのあった領域が上下に移動し
ていく場合のFLCDでの表示の変化を示したものであ
る。この図の場合でも部分優先走査により、動きのあっ
たところが優先されて表示され、かつ動きの無かったと
ころは表示データの変化がないので、スパークリングノ
イズはかなり低減される。しかしながらこの図のような
場合では部分優先走査の領域がフレーム毎に異なってい
る。つまりフレーム選択指示用メモリのビット反転され
る領域が毎回異なっている。従って、数フレーム後では
FLCD上に異なったフレームの表示データが混在した
状態になってしまうことになる(図中(5))。前述し
たように画像処理回路によって誤差拡散処理されたデー
タは毎フレームごとに中間調を表現するためのビットパ
ターンが異なる。そしてそれらがこの図のように混在し
てしまうと、その境目部分では誤差拡散によるビットパ
ターンが不連続になり、画像の品位を落としてしまうこ
とが多い。そこで、上記に示した表示制御コントローラ
48の動作では、FrameCountというカウンタ
を持っており、一定期間で必ずフレーム選択指示用メモ
リ64の全ピットを反転させるようにしている(図8の
S6f)。これにより異なるフレームの表示データが混
在していた状態はなくなり、1回の誤差拡散処理によっ
てつくられた連続したパターンを持った表示データが表
示され、劣化していた画像の品位を定期的に正常に戻す
ことが可能となる。
ていく場合のFLCDでの表示の変化を示したものであ
る。この図の場合でも部分優先走査により、動きのあっ
たところが優先されて表示され、かつ動きの無かったと
ころは表示データの変化がないので、スパークリングノ
イズはかなり低減される。しかしながらこの図のような
場合では部分優先走査の領域がフレーム毎に異なってい
る。つまりフレーム選択指示用メモリのビット反転され
る領域が毎回異なっている。従って、数フレーム後では
FLCD上に異なったフレームの表示データが混在した
状態になってしまうことになる(図中(5))。前述し
たように画像処理回路によって誤差拡散処理されたデー
タは毎フレームごとに中間調を表現するためのビットパ
ターンが異なる。そしてそれらがこの図のように混在し
てしまうと、その境目部分では誤差拡散によるビットパ
ターンが不連続になり、画像の品位を落としてしまうこ
とが多い。そこで、上記に示した表示制御コントローラ
48の動作では、FrameCountというカウンタ
を持っており、一定期間で必ずフレーム選択指示用メモ
リ64の全ピットを反転させるようにしている(図8の
S6f)。これにより異なるフレームの表示データが混
在していた状態はなくなり、1回の誤差拡散処理によっ
てつくられた連続したパターンを持った表示データが表
示され、劣化していた画像の品位を定期的に正常に戻す
ことが可能となる。
【0044】以上説明してきた内容は本発明の一実施の
形態であり、本発明の本質からすれば、使用したマトリ
クスディスプレイの種類(大きさ・解像度、色数等)や
出力ラインの単位(本実施例では4本)、走査の順番等
が異なる場合でも十分適用可能である。
形態であり、本発明の本質からすれば、使用したマトリ
クスディスプレイの種類(大きさ・解像度、色数等)や
出力ラインの単位(本実施例では4本)、走査の順番等
が異なる場合でも十分適用可能である。
【0045】以上詳記したように本実施の形態の表示制
御装置によれば、アナログビデオ信号を受け取り、2値
または少ない階調数のマトリクスディスプレイに、中間
調を含む画像をフレーム単位で画像処理を行って表示す
るディスプレイ表示制御装置において、「スパークリン
グノイズ」(「フレーム毎に中間調を構成する細かい点
の集まりの「配置」が異なり、これらを連続して表示す
ると、まるで泡が出てるかのごとく見えてしまう現象)
を低減させることが可能となる。また同時に、表示の高
速応答性を向上させ、かつフリッカの発生を防ぐことが
できる。
御装置によれば、アナログビデオ信号を受け取り、2値
または少ない階調数のマトリクスディスプレイに、中間
調を含む画像をフレーム単位で画像処理を行って表示す
るディスプレイ表示制御装置において、「スパークリン
グノイズ」(「フレーム毎に中間調を構成する細かい点
の集まりの「配置」が異なり、これらを連続して表示す
ると、まるで泡が出てるかのごとく見えてしまう現象)
を低減させることが可能となる。また同時に、表示の高
速応答性を向上させ、かつフリッカの発生を防ぐことが
できる。
【0046】特にフレーム単位に画像処理してFLCD
に表示する際に生じるスパークリングノイズを低減する
ため、フレームメモリを2面持ち、動きのあった領域だ
け入出力を切り替えることで、動きのなかったところを
「フリーズ」させる。また部分書き換えによって乱れた
誤差拡散画像を「一定周期で全画面更新」し、画質劣化
を防ぐことができる。
に表示する際に生じるスパークリングノイズを低減する
ため、フレームメモリを2面持ち、動きのあった領域だ
け入出力を切り替えることで、動きのなかったところを
「フリーズ」させる。また部分書き換えによって乱れた
誤差拡散画像を「一定周期で全画面更新」し、画質劣化
を防ぐことができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、スパ
ークリングノイズを低減できるとともに表示の高速応答
性の向上及びフリッカの発生を防ぐことができる。
ークリングノイズを低減できるとともに表示の高速応答
性の向上及びフリッカの発生を防ぐことができる。
【図1】本発明の実施の形態における表示制御装置を備
えたコンピュータシステム全体を示すブロック図であ
る。
えたコンピュータシステム全体を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態におけるFLCインターフ
ェースの構成を示すブロック図である。
ェースの構成を示すブロック図である。
【図3】FLCインターフェース中のフレーム制御部
と、表示制御コントローラ、画像処理回路、画像比較回
路、フレームメモリとの関係を示した図である。
と、表示制御コントローラ、画像処理回路、画像比較回
路、フレームメモリとの関係を示した図である。
【図4】フレームメモリとフレーム選択指示用メモリと
の関係を示した図である。
の関係を示した図である。
【図5】本実施の形態における画像処理回路で用いられ
る誤差拡散マトリクスを示した図である。
る誤差拡散マトリクスを示した図である。
【図6】表示制御コントローラにて実行される動作を示
したフローチャート図である。
したフローチャート図である。
【図7】表示制御コントローラにて実行される動作を示
したフローチャート図である。
したフローチャート図である。
【図8】表示制御コントローラにて実行される動作を示
したフローチャート図である。
したフローチャート図である。
【図9】表示制御コントローラが入力する信号と、表示
制御コントローラが制御する走査モードとの関係を示し
た図である。
制御コントローラが制御する走査モードとの関係を示し
た図である。
【図10】表示制御コントローラが入力する信号と、表
示制御コントローラが制御する走査モードとの関係を示
した図である。
示制御コントローラが制御する走査モードとの関係を示
した図である。
【図11】本実施の形態の表示制御動作によってFLC
D上に表示される表示データの時間的移り変わりを示し
た図である。
D上に表示される表示データの時間的移り変わりを示し
た図である。
【図12】本実施の形態の表示制御動作によってFLC
D上に表示される表示データの時間的移り変わりを示し
た図である。
D上に表示される表示データの時間的移り変わりを示し
た図である。
【図13】本実施の形態における3次元誤差拡散を説明
するための図である。
するための図である。
11 CPU 12 メインメモリ 13 I/Oコントロール 14 キーボード 15 ポインティングデバイス 16 グラフィックカード 17 ディスクインターフェース 18 HDD 19 FDD 20 バス 21 ビデオメモリ 22 RAMDAC 23 CRTC 30 FLCD 31 パネルコントローラ 32 情報線側ドライバIC 33 走査線側ドライバIC 34 FLCパネル 40 FLCDインターフェース
Claims (6)
- 【請求項1】 マトリクスディスプレイ上に画像を表示
する表示制御装置であって、 第1、第2の2フレーム分の画像データをそれぞれライ
ン単位で格納可能な第1及び第2のフレームメモリと、 前記第1及び第2のフレームメモリに対しライン単位で
一方を入力用そして他方を出力用に設定する設定手段
と、 画像の変化の有無をライン単位で検出するライン変化検
出手段と、 前記ライン変化検出手段で変化の検出されたラインに対
し、前記設定手段で設定されている入力用と出力用を反
転させるメモリ制御手段と、 前記フレームメモリに格納された画像データをライン単
位で読み出し、前記マトリクスディスプレイに転送する
出力手段とを有することを特徴とする表示制御装置。 - 【請求項2】 更に、連続したフレーム画像からなるア
ナログビデオ信号を入力するビデオ信号入力手段と、前
記入力手段により入力したアナログビデオ信号をデジタ
ルビデオ信号に変換するアナログデジタル変換手段と、
前記デジタルビデオ信号をフレーム単位で画像処理し、
表示画像データを生成する画像処理手段とを有し、前記
第1、第2のフレームメモリは前記画像処理手段からの
表示画像データを格納することを特徴とする請求項1記
載の表示制御装置。 - 【請求項3】 前記設定手段はビットの1、0により入
力用、出力用を設定し、1ビットで複数ラインの入力又
は出力用を設定することを特徴とする請求項1記載の表
示制御装置。 - 【請求項4】 前記ライン単位変換手段は前記アナログ
デジタル変換手段からの2フレーム分のデジタルビデオ
信号を比較し変化の有無をライン単位で検出し、前記出
力手段は変化の検出されたラインの画像データを前記マ
トリクスディスプレイに転送することを特徴とする請求
項2記載の表示制御装置。 - 【請求項5】 更に、所定数のフレーム毎にカウントア
ップするカウンタ手段を有し、前記メモリ制御手段は前
記カウンタ手段がカウントアップすると前記設定手段の
全ラインの入力、出力用を反転させることを特徴とする
請求項1記載の表示制御装置。 - 【請求項6】 更に、前記出力手段における変化のあっ
たラインの出力が1フレーム期間に終了するか否かを判
別する判別手段とを有し、前記判別手段により1フレー
ム期間に終了しないことが判別されると、前記フレーム
メモリに対する画像データの格納、前記ライン変化検出
手段におけるライン変化の検出を中止することを特徴と
する請求項4記載の表示制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4587696A JPH09244584A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4587696A JPH09244584A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 表示制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09244584A true JPH09244584A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12731433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4587696A Withdrawn JPH09244584A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | 表示制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09244584A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010095387A1 (ja) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | パナソニック株式会社 | 画像表示装置および画像表示方法 |
-
1996
- 1996-03-04 JP JP4587696A patent/JPH09244584A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010095387A1 (ja) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | パナソニック株式会社 | 画像表示装置および画像表示方法 |
EP2400482A1 (en) * | 2009-02-19 | 2011-12-28 | Panasonic Corporation | Image display apparatus and image display method |
EP2400482A4 (en) * | 2009-02-19 | 2012-08-01 | Panasonic Corp | IMAGE DISPLAY DEVICE AND IMAGE DISPLAY PROCESS |
JP5011434B2 (ja) * | 2009-02-19 | 2012-08-29 | パナソニック株式会社 | 画像表示装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |