JPH09242034A - ショックアブソーバ防護柵 - Google Patents
ショックアブソーバ防護柵Info
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- JPH09242034A JPH09242034A JP9168296A JP9168296A JPH09242034A JP H09242034 A JPH09242034 A JP H09242034A JP 9168296 A JP9168296 A JP 9168296A JP 9168296 A JP9168296 A JP 9168296A JP H09242034 A JPH09242034 A JP H09242034A
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Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輌の逸脱を防止する機能を高め、尚かつ防
護柵に車が衝突しても搭乗者の生命を守り、同時に歩行
者などの安全を確保し安心感を与え設置を簡素化した防
護柵を提供する。 【構成】 弾性素材によるキャップ状の保護体(3)
と、緩衝体(2)、円錐台状の基台(4)を芯材(7)
に嵌合させた支柱(1)と、略半円筒形で差込み式連結
法を特徴とし防護体(5)を有するビーム(6)を止め
具(8)により取り付けられてなる防護柵。
護柵に車が衝突しても搭乗者の生命を守り、同時に歩行
者などの安全を確保し安心感を与え設置を簡素化した防
護柵を提供する。 【構成】 弾性素材によるキャップ状の保護体(3)
と、緩衝体(2)、円錐台状の基台(4)を芯材(7)
に嵌合させた支柱(1)と、略半円筒形で差込み式連結
法を特徴とし防護体(5)を有するビーム(6)を止め
具(8)により取り付けられてなる防護柵。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車道と歩道の間に
設置される防護柵の安全装置とその製造方法と設置方法
に関する。
設置される防護柵の安全装置とその製造方法と設置方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防護柵においては、車輌が路外や
対向車線また歩道に逸脱することを防ぎ車輌を正常な位
置に戻すことと乗員の安全確保を目的とした施設であ
り、例えばコンクリート路上の孔にペイント仕上げによ
る円筒状の支柱が砂を堅く詰めて垂直に固定され、連結
された波形断面のビームをブラケットを介して支柱で支
える技術であった。しかしビームとブラケットの変形だ
けでは衝撃を吸収できず現実に防護柵を突破した車輌の
逸脱事故は起こり、乗員の安全に関しても充分なものと
はいえない。
対向車線また歩道に逸脱することを防ぎ車輌を正常な位
置に戻すことと乗員の安全確保を目的とした施設であ
り、例えばコンクリート路上の孔にペイント仕上げによ
る円筒状の支柱が砂を堅く詰めて垂直に固定され、連結
された波形断面のビームをブラケットを介して支柱で支
える技術であった。しかしビームとブラケットの変形だ
けでは衝撃を吸収できず現実に防護柵を突破した車輌の
逸脱事故は起こり、乗員の安全に関しても充分なものと
はいえない。
【0003】支柱に関しては、先ずアンカーボルトを道
路に埋設し、接地部と切り欠き部を有する支柱底部は断
面が⊥字形であり、この接地部の孔にアンカーボルトを
通し切り欠き部にはスペーサーを挟み支柱を路面と固定
させ、一定以上の力を受けるとスペーサーがはずれて切
り欠き部方向に傾くことで力を吸収させる技術があっ
た。これはアンカーボルトをコンクリートで固定するの
でその埋設や乾燥を待たねばならず設置現場での作業に
手間と時間がかかり過ぎたり、またスペーサーを挟んで
固定させた場合は車輌の通行などの振動や僅かの接触で
スペーサーが外れてしまうという不安があり信頼性とい
う点で問題がある。(特開平2−236306)
路に埋設し、接地部と切り欠き部を有する支柱底部は断
面が⊥字形であり、この接地部の孔にアンカーボルトを
通し切り欠き部にはスペーサーを挟み支柱を路面と固定
させ、一定以上の力を受けるとスペーサーがはずれて切
り欠き部方向に傾くことで力を吸収させる技術があっ
た。これはアンカーボルトをコンクリートで固定するの
でその埋設や乾燥を待たねばならず設置現場での作業に
手間と時間がかかり過ぎたり、またスペーサーを挟んで
固定させた場合は車輌の通行などの振動や僅かの接触で
スペーサーが外れてしまうという不安があり信頼性とい
う点で問題がある。(特開平2−236306)
【0004】鉄製支柱を道路上に穿たれた孔に垂直に建
て、一定以上の力が加わると破砕するよう設計されたモ
ルタルにより保持する技術はあった。しかし車輌の重量
や速度が一定ではないので衝突モーメントは不確定であ
り、例えばバイクが支柱に衝突した場合の搭乗者の安全
確保と重量車の逸脱防止を同時に機能させる実用性に疑
問があった。
て、一定以上の力が加わると破砕するよう設計されたモ
ルタルにより保持する技術はあった。しかし車輌の重量
や速度が一定ではないので衝突モーメントは不確定であ
り、例えばバイクが支柱に衝突した場合の搭乗者の安全
確保と重量車の逸脱防止を同時に機能させる実用性に疑
問があった。
【0005】支柱とビームの係止方法はディスタンスピ
ースと称する金属製スペーサーを挟み支柱とビームの間
隔を広げ大きなブラケットを3本のボルトで固定する技
術があった。ブラケットを大きくしその変形量を多くし
て衝撃を吸収する考えであったが、これは3本のボルト
止めであり現場作業に手間がかかったり、道路の幅員な
ど設置場所を制限するものであった。(特開平2−28
5105)
ースと称する金属製スペーサーを挟み支柱とビームの間
隔を広げ大きなブラケットを3本のボルトで固定する技
術があった。ブラケットを大きくしその変形量を多くし
て衝撃を吸収する考えであったが、これは3本のボルト
止めであり現場作業に手間がかかったり、道路の幅員な
ど設置場所を制限するものであった。(特開平2−28
5105)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のこのような
問題点を鑑み本発明においては、防護柵のビームの形状
を改善し剛性の向上により車輌が防護柵を越えて車道よ
り逸脱することの防止効果を高め、さらに支柱を鋼管と
弾性体による複合素材を用い衝撃エネルギーを分散させ
吸収力を多くする機能を高めた構造とし、車輌の運転者
や搭乗者の安全を確保する防護柵と設置が容易な方法を
提供することである。
問題点を鑑み本発明においては、防護柵のビームの形状
を改善し剛性の向上により車輌が防護柵を越えて車道よ
り逸脱することの防止効果を高め、さらに支柱を鋼管と
弾性体による複合素材を用い衝撃エネルギーを分散させ
吸収力を多くする機能を高めた構造とし、車輌の運転者
や搭乗者の安全を確保する防護柵と設置が容易な方法を
提供することである。
【0007】また、従来の防護柵のうち路側用のビーム
の上下の端部が、鋼材の断面が歩道側の表面に出ている
形状のために歩行者や自転車に乗るものにとっては僅か
な力で触れても危険であった。人を保護する機能を有す
る安心感のある防護柵を提供することである。
の上下の端部が、鋼材の断面が歩道側の表面に出ている
形状のために歩行者や自転車に乗るものにとっては僅か
な力で触れても危険であった。人を保護する機能を有す
る安心感のある防護柵を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ビームに関しては鋼材を波状に曲げた上端部と下端
部をさらに内側に湾曲させ尚且つビームの左端と右端の
大きさを変えた略半円筒形状とし、その湾曲部に外側か
ら弾性素材により円筒状の防護体を嵌合させたものであ
る。また支柱に於ては鋼管の芯材にキャップ状の保護体
とこの保護体の上に緩衝体を加え略円錐台形状の基台を
弾性素材で嵌合させた防護柵を作製することである。
に、ビームに関しては鋼材を波状に曲げた上端部と下端
部をさらに内側に湾曲させ尚且つビームの左端と右端の
大きさを変えた略半円筒形状とし、その湾曲部に外側か
ら弾性素材により円筒状の防護体を嵌合させたものであ
る。また支柱に於ては鋼管の芯材にキャップ状の保護体
とこの保護体の上に緩衝体を加え略円錐台形状の基台を
弾性素材で嵌合させた防護柵を作製することである。
【0009】道路に穿たれた孔に前記支柱を垂直に建て
コンクリートを充填して固定した上で、前記ビームを素
材の厚み分を考慮してやや大きくした右端に右隣のビー
ムのやや小さくした左端を挿入してビームを連結させボ
ルト&ナットで係止しこれを前述の支柱に止め具で固定
し設置し防護柵とする。
コンクリートを充填して固定した上で、前記ビームを素
材の厚み分を考慮してやや大きくした右端に右隣のビー
ムのやや小さくした左端を挿入してビームを連結させボ
ルト&ナットで係止しこれを前述の支柱に止め具で固定
し設置し防護柵とする。
【0010】
【発明の実施の形態】支柱(1)には114、3mm及
び139、8mm径で長さ1500〜1800mm程度
の一般構造用の鋼管を用い、ビーム取り付け用の孔開け
加工しこの芯材(7)の同軸状に、略円錐台状の係止枠
(9)を固定させ略円錐台状の基台(4)さらに保護体
(3)及び緩衝体(2)を弾性素材により射出形成して
支柱(1)とする。ビーム用には厚さ4mmの一般構造
用圧延鋼に取り付け用の孔開けと波状に曲げてさらにビ
ームの上端部下端部を略半円筒状の形状に湾曲させる。
この略半円筒形状部に弾性素材による防護体(5)を射
出成形により円筒状に嵌合させる。
び139、8mm径で長さ1500〜1800mm程度
の一般構造用の鋼管を用い、ビーム取り付け用の孔開け
加工しこの芯材(7)の同軸状に、略円錐台状の係止枠
(9)を固定させ略円錐台状の基台(4)さらに保護体
(3)及び緩衝体(2)を弾性素材により射出形成して
支柱(1)とする。ビーム用には厚さ4mmの一般構造
用圧延鋼に取り付け用の孔開けと波状に曲げてさらにビ
ームの上端部下端部を略半円筒状の形状に湾曲させる。
この略半円筒形状部に弾性素材による防護体(5)を射
出成形により円筒状に嵌合させる。
【0011】敷設工事は支柱(1)の基部を深さ160
0mmコンクリート舗装の場合は400mmを埋設する
ために孔を道路に開け、前記支柱(1)の埋設部周囲に
コンクリートを充填し固定させて、ビーム(6)を組み
付け、互いに隣合うビームに差し込み重ね合わせて止め
具(8)で連結する、その際防護体(5)は接着剤によ
り連結する。
0mmコンクリート舗装の場合は400mmを埋設する
ために孔を道路に開け、前記支柱(1)の埋設部周囲に
コンクリートを充填し固定させて、ビーム(6)を組み
付け、互いに隣合うビームに差し込み重ね合わせて止め
具(8)で連結する、その際防護体(5)は接着剤によ
り連結する。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図14は、芯材(7)下部に係止枠(9)を固定し基台
(4)とキャップ状の保護体(3)、その保護体(3)
上に緩衝体(2)を弾性素材を射出成形により嵌合した
支柱(1)の構成を示したものである。緩衝体(2)は
ビームから伝わる衝撃を吸収することを目的とし、支柱
の下半部は埋設部であり略円錐台状の係止枠(9)と基
台(4)は道路から抜けないように係止することと衝突
モーメントを吸収させる機能を有する。
図14は、芯材(7)下部に係止枠(9)を固定し基台
(4)とキャップ状の保護体(3)、その保護体(3)
上に緩衝体(2)を弾性素材を射出成形により嵌合した
支柱(1)の構成を示したものである。緩衝体(2)は
ビームから伝わる衝撃を吸収することを目的とし、支柱
の下半部は埋設部であり略円錐台状の係止枠(9)と基
台(4)は道路から抜けないように係止することと衝突
モーメントを吸収させる機能を有する。
【0013】図14について、芯材(7)の円筒の頂頭
部は半球状にすることが望ましい。またその場合保護体
(3)の頂頭部も半球状とする。
部は半球状にすることが望ましい。またその場合保護体
(3)の頂頭部も半球状とする。
【0014】図14について、緩衝体(2)は保護体
(3)と同一の弾性素材で一体に射出成形されることが
望ましいが、既存設営の防護柵に利用することや当防護
柵においても補修の必要性が考えられるので個別の作製
も考えられ、その時の係止方法は接着剤による。
(3)と同一の弾性素材で一体に射出成形されることが
望ましいが、既存設営の防護柵に利用することや当防護
柵においても補修の必要性が考えられるので個別の作製
も考えられ、その時の係止方法は接着剤による。
【0015】図9について、支柱は芯材(7)と基台
(4)の組合わせもあり、保護体(3)を持たないとき
は基台(4)の上部は道路上に路頭し芯材(7)の地上
部の約半分を被う。
(4)の組合わせもあり、保護体(3)を持たないとき
は基台(4)の上部は道路上に路頭し芯材(7)の地上
部の約半分を被う。
【0016】図12について、土中に支柱を設置すると
きは基台(4)を持たない使用も考えられその場合は保
護体(3)の下端部を地表より中に位置するように設置
させる。
きは基台(4)を持たない使用も考えられその場合は保
護体(3)の下端部を地表より中に位置するように設置
させる。
【0017】図8について、支柱(1)が設置場所から
抜けないようにするために、係止枠(9)の底部中央と
芯材(7)を固定させて基台(4)を射出形成する。
抜けないようにするために、係止枠(9)の底部中央と
芯材(7)を固定させて基台(4)を射出形成する。
【0018】図1図2及び図3について、ビーム(6)
は金属板材で波型に曲げ加工しさらに素材の切断面が外
部にでないように上端部下端部を内側に湾曲させ、ビー
ムに弾性力と剛性力を有する略半円筒状の形状とし取付
用の孔明け加工をしたものである。
は金属板材で波型に曲げ加工しさらに素材の切断面が外
部にでないように上端部下端部を内側に湾曲させ、ビー
ムに弾性力と剛性力を有する略半円筒状の形状とし取付
用の孔明け加工をしたものである。
【0019】そしてこの湾曲部を弾性素材により射出成
形した円筒状の防護体(5)を嵌合させビーム(6)と
する。
形した円筒状の防護体(5)を嵌合させビーム(6)と
する。
【0020】図2と図3について、ビーム(6)を連続
して設置するためにビームの左右の大きさが異なり、例
えば左側は左隣のビームの右側の中に差し込むので板材
の厚み分小さくする。設置方法は道路に穿たれた孔にコ
ンクリートで垂直に固定した支柱(1)に、ナットとボ
ルトで連結されたビーム(6)を止め具(8)によって
固定し防護柵とする。
して設置するためにビームの左右の大きさが異なり、例
えば左側は左隣のビームの右側の中に差し込むので板材
の厚み分小さくする。設置方法は道路に穿たれた孔にコ
ンクリートで垂直に固定した支柱(1)に、ナットとボ
ルトで連結されたビーム(6)を止め具(8)によって
固定し防護柵とする。
【0021】図13に関して、防護体(5)は個別に作
製して既存のビームの上端部下端部にはめ込み安全性を
向上させることも考えられる。
製して既存のビームの上端部下端部にはめ込み安全性を
向上させることも考えられる。
【0022】図7について、板材を略∩字型に曲げ両下
端部を内側へ湾曲させて略半円筒状の分離帯用のビーム
(62)としてもよいし路側用としてもよい。この場合
もビーム(62)の左右端部の大きさは異なり車輌の進
行方向の手前側に小さい方奥側を大きい方となるように
配置し大きい端部に隣合うビーム(62)の小さい端部
を挿入し支柱に止め具(8)で固定し防護柵とする。
端部を内側へ湾曲させて略半円筒状の分離帯用のビーム
(62)としてもよいし路側用としてもよい。この場合
もビーム(62)の左右端部の大きさは異なり車輌の進
行方向の手前側に小さい方奥側を大きい方となるように
配置し大きい端部に隣合うビーム(62)の小さい端部
を挿入し支柱に止め具(8)で固定し防護柵とする。
【0023】図5と図8について、ビームが鋼管を組み
合わせたパイプビーム(61)の場合も防護体(5)を
弾性素材により鋼管の外面を被覆する。
合わせたパイプビーム(61)の場合も防護体(5)を
弾性素材により鋼管の外面を被覆する。
【0024】図10について、係止枠(9)の形状は底
面が尖頭形で胴部は円筒形の場合もあり、尖頭形の内部
中央部と芯材(7)の下端部を固着させて、芯材(7)
に基台(4)保護体(3)緩衝体(2)を弾性素材で射
出成形して嵌合させる。
面が尖頭形で胴部は円筒形の場合もあり、尖頭形の内部
中央部と芯材(7)の下端部を固着させて、芯材(7)
に基台(4)保護体(3)緩衝体(2)を弾性素材で射
出成形して嵌合させる。
【0025】図10と図12について、基台(4)を有
する支柱(1)の係止枠(9)が尖頭状の場合或は基台
を持たず支柱の下部が芯材(7)のままの場合は機械に
より土中に打ち込むことを可能とする。但しこのとき保
護体の頂頭部は打ち込み時には装着しない。
する支柱(1)の係止枠(9)が尖頭状の場合或は基台
を持たず支柱の下部が芯材(7)のままの場合は機械に
より土中に打ち込むことを可能とする。但しこのとき保
護体の頂頭部は打ち込み時には装着しない。
【0026】図8について、基台(4)、保護体
(3)、緩衝体(2)、防護体(5)は劣化を防ぐため
と、着色するために薄い樹脂皮膜により被覆される。
(3)、緩衝体(2)、防護体(5)は劣化を防ぐため
と、着色するために薄い樹脂皮膜により被覆される。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】防護柵に車輌が衝突した場合において、ビ
ーム(6)、防護体(5)、緩衝体(2)、保護体
(3)、芯材(7)、基台(4)係止枠(9)へと慣性
モーメントが伝達され衝撃は分散吸収され吸収量も増大
するので従来より格段に車輌の乗員の安全性が向上し
た。
ーム(6)、防護体(5)、緩衝体(2)、保護体
(3)、芯材(7)、基台(4)係止枠(9)へと慣性
モーメントが伝達され衝撃は分散吸収され吸収量も増大
するので従来より格段に車輌の乗員の安全性が向上し
た。
【0029】支柱(1)に車輌、特にバイク等が衝突し
た場合でも従来のように鉄部に直撃することはなく、芯
材(7)に嵌合するの弾性体の基台(4)と保護体
(3)が衝撃を吸収する作用により車輌の乗員の安全性
は飛躍的に高まった。
た場合でも従来のように鉄部に直撃することはなく、芯
材(7)に嵌合するの弾性体の基台(4)と保護体
(3)が衝撃を吸収する作用により車輌の乗員の安全性
は飛躍的に高まった。
【0030】ビーム(6)の形状は従来のビームより半
回転以上内側に巻き込んだ構造となって剛性が向上し、
重量の大きな車輌や速度の速い車輌が衝突した場合も逸
脱を防止する力が増大した。
回転以上内側に巻き込んだ構造となって剛性が向上し、
重量の大きな車輌や速度の速い車輌が衝突した場合も逸
脱を防止する力が増大した。
【0031】またビーム(6)は従来の伸びによる衝突
エネルギーの吸収に加えてビームの湾曲部が弾性力を有
する構造のために衝突エネルギーを吸収する量が増大す
る。
エネルギーの吸収に加えてビームの湾曲部が弾性力を有
する構造のために衝突エネルギーを吸収する量が増大す
る。
【0032】ビーム(6)は差し込み式としたので従来
の設置方法に比べ、係止する際の部品数と作業時間が減
少する。
の設置方法に比べ、係止する際の部品数と作業時間が減
少する。
【0033】歩道を通行する人や自転車がビーム(6)
に衝突した場合でもビームの上下端部が外側に露出して
いないのでビームが凶器になることはなくなり、また防
護体(5)が衝撃を吸収するので安全性が向上した。
に衝突した場合でもビームの上下端部が外側に露出して
いないのでビームが凶器になることはなくなり、また防
護体(5)が衝撃を吸収するので安全性が向上した。
【0034】支柱(1)の外面に保護体(3)が被覆さ
れているので歩行者や自転車の運転者に対して、より安
全性を高めて安心感を与える。
れているので歩行者や自転車の運転者に対して、より安
全性を高めて安心感を与える。
【0035】支柱(1)に嵌合する基台(4)及び係止
枠(9)の形状は道路より抜け難くする効果がある。
枠(9)の形状は道路より抜け難くする効果がある。
【図1】防護柵の実施例を示す側面からの断面図であ
る。
る。
【図2】防護柵を設置した正面図である。
【図3】防護柵を設置した平面図である。
【図4】分離帯用の防護柵の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図5】パイプビームと支柱を構成した防護柵の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】略半円筒状のビームと支柱を構成した防護柵の
実施例を示す二面図である。
実施例を示す二面図である。
【図7】略∩字型のビームと支柱を構成した防護柵の実
施例を示す断面図である。
施例を示す断面図である。
【図8】基台(4)、芯材(7)、保護体(3)、緩衝
体(2)、パイプビーム(61)による路側用の防護柵
の実施例を示す二面図である。
体(2)、パイプビーム(61)による路側用の防護柵
の実施例を示す二面図である。
【図9】支柱(1)の実施例を示す側面図である。
【図10】支柱(1)の実施例を示す側面図である。
【図11】支柱(1)の実施例を示す側面図である。
【図12】支柱(1)の実施例を示す側面図である。
【図13】既存ビームに防護体(5)を取り付けた実施
例を示す外観図である。
例を示す外観図である。
【図14】支柱の構成を示す芯材、係止枠、基台、保護
体、緩衝体の図である。
体、緩衝体の図である。
【図15】路側用の防護柵の実施例を示す三面図であ
る。
る。
1 支柱 2 緩衝体 3 保護体 4 基台 5 防護体 6 ビーム 61 パイプビーム 62 ビーム 7 芯材 8 止め具 9 係止枠 10 インナースリーブ 11 被膜 12 道路
Claims (4)
- 【請求項1】 芯材(7)とこれに嵌合した弾性素材の
キャップ状の保護体(3)を有する支柱(1)と、支柱
に止め具(8)で固定したビーム(6)よりなる防護
柵。 - 【請求項2】 支柱(1)はその芯材(7)を嵌合して
固定する基台(4)を有し、請求項1によりなる防護
柵。 - 【請求項3】 支柱(1)とビーム(6)の間には弾性
素材よる緩衝体(2)を介装することを特徴とする請求
項1又は請求項2の記載によりなる防護柵。 - 【請求項4】 前記ビーム(6)は略半円筒形の形態を
有し、自由端部は内側に湾曲していることと差込み式連
結法を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載
によりなる防護柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9168296A JPH09242034A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | ショックアブソーバ防護柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9168296A JPH09242034A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | ショックアブソーバ防護柵 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09242034A true JPH09242034A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=14033274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9168296A Pending JPH09242034A (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | ショックアブソーバ防護柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09242034A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012512345A (ja) * | 2008-12-22 | 2012-05-31 | 北京中通路科技有限公司 | 波形ビーム型ガードレール板および波形ビーム型スチールガードレール |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP9168296A patent/JPH09242034A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012512345A (ja) * | 2008-12-22 | 2012-05-31 | 北京中通路科技有限公司 | 波形ビーム型ガードレール板および波形ビーム型スチールガードレール |
US8770551B2 (en) | 2008-12-22 | 2014-07-08 | China Communications Safe Road (Beijing) Technology Co. Ltd | Single-wave beam guardrail plate and single-wave beam steel guardrail |
EP2369060A4 (en) * | 2008-12-22 | 2014-09-24 | China Comm Safe Road Beijing Technology Co Ltd | WRAPPED SAFETY SLIDE PLATE AND CORRUGATED SHAPE STEEL SAFETY SLIDE |
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