JPH09238898A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
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- JPH09238898A JPH09238898A JP8054797A JP5479796A JPH09238898A JP H09238898 A JPH09238898 A JP H09238898A JP 8054797 A JP8054797 A JP 8054797A JP 5479796 A JP5479796 A JP 5479796A JP H09238898 A JPH09238898 A JP H09238898A
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Abstract
作部を小型化し、内視鏡を取り扱いやすいものとするこ
とを目的とする。 【解決手段】本発明は処置具挿通用チャンネル9の先端
開口部10に起上台21を設け、操作部2に設けた処置
具起上駆動機構25によって起上台に連結した操作ワイ
ヤ23を進退させて前記起上台の起上角度を変え、前記
先端開口部から体腔内組織に向かって突出させる処置具
の向きを変える処置具起上操作装置20を有する内視鏡
において、前記処置具起上駆動機構25は内周にねじ部
38を有し操作部の外部に設けた操作リング13により
軸回りに回転するリング部材27と、このリング部材の
ねじ部に螺合するねじ部37を有し前記リング部材の回
転に伴って前記リング部材の軸方向に進退する駒部材3
4と、前記操作ワイヤの基端部と前記駒部材を連結する
ロッド部材40とを具備したものである。
Description
用チャンネルの先端開口部から体腔内の組織部位に向か
って突き出す処置具の突出角度を調整する鉗子起上操作
装置を備えた内視鏡に関する。
等を行なう際、内視鏡の操作部側から挿入部の先端にわ
たり形成された処置具挿通用チャンネル内を通じて体腔
内に鉗子や高周波スネア等の処置具を挿通し、体腔内で
の生検や粘膜切除等の処置を行っている。処置具挿通用
チャンネルの先端開口部から体腔内の組織部位に向かっ
て突き出す処置具の突出角度は先端開口部に設けた鉗子
起上台の回動量を鉗子起上操作装置によって変えること
により調整される。
平2−43488号公報で知られるように、内視鏡の操
作部に設けた回転部材の回転をロッドの直動運動に変換
し、そのロッドの直動運動を操作ワイヤを介して鉗子起
上台に伝達し、その鉗子起上台の起上角度を変えてい
た。回転部材とロッドはその回転部材の一端とロッドの
基端とをリンク部材を介して連結していた。そして、操
作ノブを動かすことで回転部材の回転運動をロッドの直
動運動に変え、ロッドに連結された操作ワイヤが前後に
進退して鉗子起上台の角度を変えていた。
置は回転部材の回転運動部分と、ロッドの直動運動部分
とがリンク部材によって連結されており、そのリンク部
材は所定の平面を移動して運動するため、この鉗子起上
操作装置を動かすためには大きなスペースを要し、鉗子
起上操作装置を収納する内視鏡の操作部が大型化してし
まい、取り扱いにくいものとなった。
であり、その目的とするところは鉗子起上操作装置を有
する内視鏡の操作部を小型化し、内視鏡を取り扱いやす
いものとすることにある。
る挿通用チャンネルの先端開口部に処置具起上部材を設
け、処置具起上部材に操作ワイヤを連結し、操作部に設
けた処置具起上駆動機構によって前記操作ワイヤを進退
させて前記処置具起上部材の起上角度を変え、前記チャ
ンネルの先端開口部から体腔内組織に向かって突出させ
る処置具の向きを変える処置具起上操作装置を有する内
視鏡において、前記処置具起上駆動機構は内周にねじ部
を有し操作部の外部に設けた操作体により軸回りに回転
するリング部材と、このリング部材のねじ部に螺合する
ねじ部を有し前記リング部材の回転に伴って前記リング
部材の軸方向に進退するコマ部材と、前記操作ワイヤの
基端部と前記コマ部材を連結する連結手段とを具備した
ものである。操作部の外部に設けた操作体を操作するこ
とによりリング部材がその軸回りに回転し、このリング
部材のねじ部に螺合するコマ部材を前記リング部材の軸
方向に直線的に移動させ、前記操作ワイヤを進退移動さ
せることによって処置具起上部材の起上角度が変えられ
る。
の実施形態を説明する。 (構成)図2(a)は内視鏡1の全体を示しており、こ
の内視鏡1は操作部2と挿入部3に分けられる。操作部
2にはライトガイドケーブル4が接続されている。挿入
部3は軟性管部3a、湾曲管部3bおよび先端部3cか
らなる。挿入部3の湾曲管部3bは操作部2に設けたア
ングル操作ノブ7を回動操作することにより湾曲する。
挿入部3の先端部3cには観察窓5、照明窓6および処
置具挿通用チャンネル9の先端開口部10が設けられて
いる。
子を組み込んだ撮像装置が組み込まれている。照明窓6
には照明用ファイバ束の先端が接続され、このファイバ
束の手元側部分は挿入部3から操作部2を経てライトガ
イドケーブル4を通じて導かれ、ケーブルコネクタに設
けたライトガイド管を介して内視鏡用光源装置に接続さ
れるようになっている。
てあり、挿入部2の長手方向に略沿う軸を有する。ま
た、把持部11より後方の手前側、すなわち挿入部3と
反対側には前記アングル操作ノブ7の他、送気・送水・
吸引の各操作釦12、後述する起上用操作リング13、
各種のスイッチ釦14等が設けられている。
端側の部位には各種処置具の挿脱を行う処置具挿通用チ
ャンネル9の入り口15が設けられている。処置具挿通
用チャンネル9は操作部2から挿入部3にわたって内挿
され、入り口15から先端開口部10を連通する。入り
口15には鉗子栓16が設けられている。
た処置具起上操作装置20の全体を概略的に示したもの
である。処置具挿通用チャンネル9の先端開口部10に
はこれより繰り出す鉗子等の処置具の突出する向きを規
制する処置具起上部材、例えば起上台21が設けられて
いる。起上台21は回転軸22に枢着され、その回転軸
22を中心に倒伏自在に回動するように設けられてい
る。起上台21の回動先端には操作ワイヤ23の先端が
取着されており、起上台21は操作ワイヤ23の進退に
より回転軸22を中心に回動する。処置具挿通用チャン
ネル9の先端開口部10より突出される処置具はその起
上台21によって突出時の角度を変化させられる。な
お、起上台21は前後に移動してその起上案内面で起上
する処置具の起上角度を変えるようにしてもよいもので
ある。
ら軟性管部3aにわたって内挿されたガイドチューブを
兼ねた管路パイプ24に挿通されて操作部2内に設置さ
れた処置具起上駆動機構25に接続されている。そし
て、操作ワイヤ23は処置具起上駆動機構25によって
進退させられるようになっている。
明する。操作部2のケース本体26の外部には前記起上
用操作リング13が設けられている。操作リング13は
操作部2の軸方向に対して略垂直な面で中心軸まわりに
回動自在に装着されている。操作リング13を設置した
位置に対応してその内側にあって、ケース本体26の内
部にはリング部材27が回動自在に設けられている。リ
ング部材27と操作リング13は同軸的に設けられてい
て、その軸まわりの回動は許容されるが、その軸方向へ
の移動は阻止されている。28はそのガイドピンであ
る。
リコイド部材となるが、このリング部材27と操作リン
グ13は複数の止めねじ29によって一体的に連結され
ている。リング部材27の外周には液密用Oリング30
が設けられ、ケース本体26とリング部材27の間の隙
間をシールするようにしている。
イプ材31を内挿した肉厚な筒状部材32が同軸的に配
設され、パイプ材31と筒状部材32からなる組み立て
部材はケース本体26に固定的に取着されている。この
ため、蓋部材100は止めねじ33によって筒状部材3
2にビス固定され、リング部材27は回動自在に保持さ
れる。
パイプ材31との間において前記筒状部材32の一部に
は軸方向に沿って切り欠くことにより駒部材34を前記
軸方向にスライドさせる溝状のガイド部35を形成して
いる。駒部材34は筒状の部材からなり、その内方に位
置する外面部分が前記パイプ材31の外面に接してお
り、左右側の外面部分がガイド部35の左右の側壁36
によってガイドされる。駒部材34の外側の外面には雄
ねじ部37が形成されている。一方、リング部材27の
内周面には駒部材34の雄ねじ部37に螺合する雌ねじ
部38が形成されている。そして、リング部材27が軸
方向に対して略垂直な面でその軸回りで回動すると、駒
部材34はそのリング部材27の回動する向きに応じて
進退する。
に連結する連結手段が組み込まれている。すなわち、駒
部材34の内孔には前記操作ワイヤ23に接続するロッ
ド部材40の一端が挿入され、ロッド部材40の基端部
は第1の絶縁部材41と第2の絶縁部材42を介してナ
ット43によって止めることにより駒部材34に接続さ
れている。また、ロッド部材40は絶縁部材41と絶縁
部材42を介して駒部材34に対して回転できる遊びを
持たして接続され、そのロッド部材40自身が駒部材3
4に対して回転自在に接続されている。したがって、ロ
ッド部材40の動きが他の部材、例えば後述する送水シ
リンダ等によって規制を受けてもリング部材27に駒部
材34が噛みついたりすることがなく両者の正常な噛み
合いを阻害しない。
送水シリンダ45が被嵌して装着されている。送水シリ
ンダ45はシリンダパイプ46と、このシリンダパイプ
46の先端に取着された略筒状の先端部材47と、前記
シリンダパイプ46の後端に取着された略筒状の後端部
材48とを備えてなり、先端部材47と後端部材48に
はこれに嵌挿する部材との間をシールするOリング49
がそれぞれ設けられていて、操作部2内に水が漏れない
ようになっている。後端部材48は操作部2のケース本
体26に固定される支持アーム51に支持固定されてい
る。
その接続管52には送水チューブ53が取着されてい
る。そして接続管52および送水チューブ53によって
送水シリンダ45内に通じる送水管路54を形成してい
る。送水チューブ53の他端は操作部2の先端部にある
送水口金55に接続されている。そして、送水口金55
に例えば注入シリンジを接続して送水管路54を通じて
送水シリンダ45内に送水することができるようになっ
ている。
前記操作ワイヤ23を挿通する管路パイプ24の後端が
シール状態でろう付け等で接続された接続部材56が嵌
挿され、先端部材47と後端部材48は前記Oリング4
9によってシールされている。送水シリンダ45と操作
ワイヤ23の挿通路となる管路パイプ24は連通し、外
部に対しては液密的な構成であるが、先端は処置具挿通
用チャンネル9の先端開口部10に開口している。ま
た、送水シリンダ45は後端部材48が支持アーム51
に支持固定されている。操作ワイヤ23は管路パイプ2
4の後端から送水シリンダ45内に突出し、その送水シ
リンダ45内に嵌入されたロッド部材40の先端に接続
されている。
ワイヤ23およびロッド部材40を同軸的に挿入する直
線的な配置にあり、前記処置具起上駆動機構25によっ
て操作ワイヤ23およびロッド部材40を内視鏡1の軸
方向へ進退させ得るようになっている。
して先端開口部10より突出させた処置具の起上角度を
調節する場合には操作部2の操作リング13を正回転さ
せる。操作リング13を正回転させることにより駒部材
34は挿入部3側から操作部2側へ向かって直線的に後
退する。この駒部材34の後退移動によりその駒部材3
4とロッド部材40は直線的に一緒に後退し、操作ワイ
ヤ23を牽引する。すると、操作ワイヤ23は起上台2
1を引き、その起上台21を起上させる。
ば、駒部材34とロッド部材40が直線的に一緒に前進
させることにより起上台21が押し戻され、その起上台
21は倒置する。以上により操作リング13の回転量を
調節することにより起上台21の起上量を選択でき、先
端開口部10より突出させた処置具の起上角度を調節す
る。
ッド部材40の軸方向の直線運動(直動)に変えられ
る。したがって、操作部2内でスイングしたり、回転し
たりする部材を設ける必要がない。よって、操作部2内
の他の内蔵物を損傷する動きがなく、また、操作部2自
体の小型化および軽量化を図ることが可能である。
操作リング13を把持部11より挿入部3側に設けた。
これ以外は前述したものと同じである。この変形例の構
成によれば、内視鏡の操作部2の他の内蔵物と干渉しな
い位置に操作リング13があるのでそれらの組み立てが
容易である。
の第2の実施形態を説明する。 (構成)この実施形態はロッド部材の周辺の構成が第1
の実施形態と異なり、それ以外の基本構成は第1の実施
形態と略同じである。本実施形態は前記ロッド部材の代
わりに連結部材61が用いられており、連結部材61は
途中部分がフレキシブル部材62であり、その後端には
駒部材34と連結する第1の硬質ロッド63が連結さ
れ、フレキシブル部材62の先端には操作ワイヤ23と
連結される第2の硬質ロッド64が連結されている。第
1の硬質ロッド63と第2の硬質ロッド64をフレキシ
ブル部材62によって前記操作ワイヤ23と前記駒部材
34を連結する連結手段の連結部材61を構成してい
る。また、フレキシブル部材62の部分には可撓性のガ
イドチューブ65が被せられており、フレキシブル部材
62の外周にはそのガイドチューブ65によって覆われ
ている。ガイドチューブ65の両端は操作部2の基板6
6に固定具67を用いてそれぞれ取り付けられている。
62とこれを保護するガイドチューブ65は自由に曲げ
られるので、これの周辺に設置されるケーブルやライト
ガイド等、操作部2内の他の内蔵物と干渉しないように
レイアウトすることができる。また、連結部材61はガ
イドチューブ65内でスライド自在なので他の内蔵物が
そのガイドチューブ65に接していても損傷するおそれ
がなく、また、組立性もよい。
の第3の実施形態を説明する。 (構成)この実施形態は前述した第1の実施形態におけ
るロッド部材40に相等する部分とその周辺の部材が第
1の実施形態のものと異なる。
(a)で示すように第1のロッド部材71と第2のロッ
ド部材72を連結ナット73によって連結して構成す
る。連結ナット73には軸方向の雌ねじ部74と軸方向
を垂直な雌ねじ部75を有し、その雌ねじ部74には第
1のロッド部材71の一端部に形成された雄ねじ部76
が螺合している。他方の雌ねじ部75には別の雄ねじ7
7が螺合し、連結ナット73に設けられた軸方向の貫通
穴78に挿入された第2のロッド部材72の後端部を締
め付け固定している。そして、第1のロッド部材71と
第2のロッド部材72は段差(ずれ)はあるが、略平行
に配置される。
着する駒部材34の部分を拡大して示す図である。駒部
材34と第1の絶縁部材41の間には第1のロッド部材
71の径方向のズレを吸収するための径方向のガタ(隙
間)81と、第1のロッド部材71の駒部材34に対す
る傾きを吸収するための軸方向のガタ(隙間)82を有
している。
面を示したものである。送水シリンダ45はその円筒部
分83が板バネ部材84に挟み込まれて保持され、着脱
自在に取り付けられている。板バネ部材84は間口が広
いが、その間口の直後が円筒部分83の外径より狭いコ
の字形状となっている。
ンダ45内で若干傾いた状態で運動を行っても径方向ガ
タ81と軸方向ガタ82により第1のロッド部材71の
傾きを吸収できるので、運動する駒部材34が第1のロ
ッド部材71に傾けられてパイプ材31やリング部材2
7に駒部材34がくいついて動かなくなるような心配は
なく、スムーズな操作感が得られる。また、径方向ガタ
81と軸方向ガタ82によりOリング49に無理な力が
加わらず、送水シリンダ45と第2のロッド部材72と
の間の水密が確実に保持される。
明の第5の実施形態を説明する。図5(a)はその処置
具起上駆動機構の正面図、図5(b)はその処置具起上
操作装置の縦断面図である。
施形態における処置具起上操作装置20のロッド部材4
0に相等する部分にクランク型ロッド部材を用いている
以外、その処置具起上操作装置20の基本的な構成は第
3の実施形態のものと同じである。
装置20以外に第2の処置具起上操作装置90を設ける
ものである。2つの処置具起上操作装置20,90は操
作部2の同一の基板66に対して組み付ける。一方の処
置具起上操作装置20を基板66の一面に取り付けれ
ば、他方の処置具起上操作装置90は基板66の他方の
面に取り付ける。第2の処置具起上操作装置90は軸方
向と平行な面でその軸方向に直交する回転軸回りに回転
する回転部材91にリンク部材92と連結部品93とを
介してロッド部材40が順次連結している。ロッド部材
40より挿入部3側の構成は前記処置具起上操作装置2
0の場合と同じである。また、回転部材91はノブ94
によって外部から回転操作させられる。回転部材91は
前記アングル操作ノブ7と同軸に配設されている。
板バネ部材84はビス95によって第2の鉗子起上操作
装置90側の連結部品93を衝止するストッパ96に固
定されている。その他、処置具起上操作装置20と第2
の処置具起上操作装置90の各部品は図示しない部分に
おいても互いの部品を1つのビスを兼用して固定してい
る。
個別的に操作できるので処置作業が行いやすい。ロッド
部材40はクランク型とし、駒部材34と送水シリンダ
45を同一直線上に配置せずにレイアウトできるので組
立性がよい。
部品をビス95等のビスによって固定しているので、部
品点数やビスの数を減らす事ができるので、構造を簡略
にできるので、コストを低減できる。また、組立時間の
短縮にもつながる。
処置具起上部材を設け、処置具起上部材に操作ワイヤを
連結し、操作部に設けた処置具起上駆動機構によって前
記操作ワイヤを進退させて前記処置具起上部材の起上角
度を変え、前記チャンネルの先端開口部から体腔内組織
に向かって突出させる処置具の向きを変える処置具起上
操作装置を有する内視鏡において、前記処置具起上駆動
機構は内周にねじ部を有し操作部の外部に設けた操作体
により軸回りに回転するリング部材と、このリング部材
のねじ部に螺合するねじ部を有し前記リング部材の回転
に伴って前記リング部材の軸方向に進退するコマ部材
と、前記操作ワイヤの基端部と前記コマ部材を連結する
連結手段とを具備したことを特徴とする内視鏡。
の回転中心軸は前記操作部の長手軸方向と平行に配置
し、前記リング部材を操作部の長手軸方向と略垂直な面
で回転させ、前記コマ部材を操作部の長手軸方向に進退
させることを特徴とする付記第1項に記載の内視鏡。 3.前記リング部材を操作する操作体が前記内視鏡操作
部の把持部より手前側に配置されることを特徴とする付
記第1項に記載の内視鏡。
記内視鏡操作部の把持部より挿入部側に配置されること
を特徴とする付記第1項に記載の内視鏡。 5.前記連結手段は前記操作ワイヤの基端部と前記駒部
材を連結する連結部材の少なくとも一部がフレキシブル
部材であることを特徴とする付記第1項に記載の内視
鏡。
ーブ内で進退することを特徴とする付記第5項に記載の
内視鏡。 7.前記連結部材は硬質のロッド部材で作られているこ
とを特徴とする付記第5項に記載の内視鏡。
部がガタを有していることを特徴とする付記第7項に記
載の内視鏡。 9.前記操作ワイヤをガイドするパイプを設け、このパ
イプ内に送水シリンダを形成し、この送水シリンダ内に
前記ロッド部材の一部が挿入された状態でロッド部材が
進退することを特徴とする付記第8項に記載の内視鏡。 10.内視鏡の操作部の基板の表裏両面にそれぞれ別の
処置具起上駆動装置を有し、少なくとも一方の処置具起
上駆動装置が、前記リング部材の回転操作により、駒部
材を進退させる鉗子起上操作装置であることを特徴とす
る付記第1項に記載の内視鏡。
来、内視鏡の鉗子起上操作装置は、実公昭62−456
83号公報に示すように、送水シリンダを有し、その中
のロッド部材が前後に進退して鉗子起上台の角度を変え
ていた。前記ロッド部材の端部は、操作ノブを有する回
転部材の一端とリンク部材を介して連結していた。
2つの鉗子口を有する内視鏡は実公昭51−42707
号公報に示したものが知られているが、鉗子起上操作装
置については言及されていなかった。
子起上操作装置は、送水シリンダ内のロッド部材が、リ
ンク部材によって、ロッドがロッドの進退方向に対して
斜め方向に押し込まれる。そのため、ロッドが送水シリ
ンダに対して傾く方向にも力が加わるためロッドの動き
が悪く、送水シリンダの水密も不安定なものとなってし
まった。本願は前記問題点に鑑みて考案されたものであ
り、鉗子起上装置の送水シリンダの水密が確実で動きの
スムーズな鉗子起上装置を提供する事を目的とする。
の鉗子口のそれぞれに鉗子起上台を有し、それぞれを起
上する鉗子起上機構がなかったため、2つの処置具を別
々に且つ同時に操作できなかった。要するに視野内の処
置具を左右別々に同時に操作して処置具の位置関係を変
えることはできなかった。そのため、内視鏡を用いての
処置作業がやりにくかった。本願は前記問題点に着目し
て考案されたもので処置作業を行いやすい内視鏡を提供
することを目的とする。
作リングの回転を直接に直線運動に変え、操作ワイヤの
進退を行うことができるので、処置具起上操作装置自体
を小型化できる。また、ロッド部材や操作ワイヤ等の極
めて面積の小さな物体が軸方向に動くだけなので、内視
鏡の操作部内の他の内蔵物への影響が少なく、他の内蔵
物を損傷させることがなく、またそれらの組立性もよ
い。
の縦断面図。
(b)は第1の実施形態の変形例の内視鏡の外観図。
の縦断面図。
操作装置の縦断面図、(b)はそのロッド部材と駒部材
の連結部の縦断面図、(c)は(a)中のA−A線に沿
う断面図。
操作装置を縦断して上から見た断面図、(b)はその処
置具起上操作装置を縦断して側面から見た断面図。
ドケーブル、9…処置具挿通用チャンネル、10…先端
開口部、11…把持部、13…起上用操作リング、15
…入り口、21…起上台、22…回転軸、23…操作ワ
イヤ、25…処置具起上駆動機構、26…ケース本体、
27…リング部材、31…パイプ材、32…筒状部材、
34…駒部材、35…ガイド部、37…雄ねじ部、38
…雌ねじ部、40…ロッド部材、45…送水シリンダ。
Claims (1)
- 【請求項1】処置具を挿通する挿通用チャンネルの先端
開口部に処置具起上部材を設け、処置具起上部材に操作
ワイヤを連結し、操作部に設けた処置具起上駆動機構に
よって前記操作ワイヤを進退させて前記処置具起上部材
の起上角度を変え、前記チャンネルの先端開口部から体
腔内組織に向かって突出させる処置具の向きを変える処
置具起上操作装置を有する内視鏡において、 前記処置具起上駆動機構は内周にねじ部を有し操作部の
外部に設けた操作体により軸回りに回転するリング部材
と、このリング部材のねじ部に螺合するねじ部を有し前
記リング部材の回転に伴って前記リング部材の軸方向に
進退するコマ部材と、前記操作ワイヤの基端部と前記コ
マ部材を連結する連結手段とを具備したことを特徴とす
る内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8054797A JPH09238898A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8054797A JPH09238898A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09238898A true JPH09238898A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12980755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8054797A Pending JPH09238898A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09238898A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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