JPH09233082A - フロー制御方法 - Google Patents
フロー制御方法Info
- Publication number
- JPH09233082A JPH09233082A JP3674396A JP3674396A JPH09233082A JP H09233082 A JPH09233082 A JP H09233082A JP 3674396 A JP3674396 A JP 3674396A JP 3674396 A JP3674396 A JP 3674396A JP H09233082 A JPH09233082 A JP H09233082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- transmission
- side device
- frames
- reception
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 150
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 10
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 78
- 238000004891 communication Methods 0.000 abstract description 17
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 238000011160 research Methods 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- XQFCONVZHYBBOH-UHFFFAOYSA-N hippeastidine Chemical compound C1C2=CC(OC)=C(OC)C(O)=C2C23CCC(OC)CC3N1CC2 XQFCONVZHYBBOH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロー制御の制御情報の転送遅延時間が増加
してもフロー制御の転送性能が低下しないフロー制御方
法を提供すること。 【解決手段】 送信側装置において、通信の初期化時に
初期化処理部71により初期化フレームの識別子を記載
したフレームを送信した時点から、受信側装置よりその
受信バッファに格納可能なフレーム数を記載した応答フ
レームが返送され、受信するまでの往復の転送遅延時間
をクロック72により測定し、応答フレームからクレジ
ット抽出部64で抽出される受信バッファに格納可能な
フレーム数に対応するデータの送信に必要な時間より、
前記往復の転送遅延時間の1/2が大きい場合は、該受
信バッファに格納可能なフレーム数より多いフレーム数
の送信を許可する。
してもフロー制御の転送性能が低下しないフロー制御方
法を提供すること。 【解決手段】 送信側装置において、通信の初期化時に
初期化処理部71により初期化フレームの識別子を記載
したフレームを送信した時点から、受信側装置よりその
受信バッファに格納可能なフレーム数を記載した応答フ
レームが返送され、受信するまでの往復の転送遅延時間
をクロック72により測定し、応答フレームからクレジ
ット抽出部64で抽出される受信バッファに格納可能な
フレーム数に対応するデータの送信に必要な時間より、
前記往復の転送遅延時間の1/2が大きい場合は、該受
信バッファに格納可能なフレーム数より多いフレーム数
の送信を許可する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信側装置の受信
バッファのオーバーフローを防止するためのフロー制御
方法に関するものである。
バッファのオーバーフローを防止するためのフロー制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ANSI(American National Standard
for Information Systems)では、HIPPI(High P
erformance Parallel Interface)と呼ばれる高速のパ
ラレルインターフェースの仕様が規定されている。HI
PPIの伝送距離は最大で25mであるため、遠距離の
通信には使用できない。
for Information Systems)では、HIPPI(High P
erformance Parallel Interface)と呼ばれる高速のパ
ラレルインターフェースの仕様が規定されている。HI
PPIの伝送距離は最大で25mであるため、遠距離の
通信には使用できない。
【0003】一方、広域網の高速インターフェースとし
てATMが標準になりつつある。HIPPIをATMに
変換することにより、遠隔にあるHIPPIインターフ
ェースを持つコンピュータ間で高速の通信が可能とな
る。
てATMが標準になりつつある。HIPPIをATMに
変換することにより、遠隔にあるHIPPIインターフ
ェースを持つコンピュータ間で高速の通信が可能とな
る。
【0004】HIPPIのインターフェース上では、レ
ディと呼ばれる主信号線と別の信号線を用いてフロー制
御を行っている。HIPPIをATMに変換する場合、
ATMの通信区間では、HIPPIのフロー制御と形を
変えたフロー制御が行われる。
ディと呼ばれる主信号線と別の信号線を用いてフロー制
御を行っている。HIPPIをATMに変換する場合、
ATMの通信区間では、HIPPIのフロー制御と形を
変えたフロー制御が行われる。
【0005】以下、ANSIで規定されているHIPP
I−ATM変換におけるフロー制御方法について説明す
る。
I−ATM変換におけるフロー制御方法について説明す
る。
【0006】図1は従来の送信側装置、例えば10の構
成を示すもので、図中、11は上位レイヤ送信処理部、
12はフ口ー制御処理部、13はクレジット処理部、1
4は送信バッファ、15は送信バッファ制御部、16は
クレジット抽出部、17は送信伝送処理部、18は受信
伝送処理部、19は初期化フレーム生成部、20はセレ
クタ、21はクレジットカウンタである。また、A,B
は伝送路である。
成を示すもので、図中、11は上位レイヤ送信処理部、
12はフ口ー制御処理部、13はクレジット処理部、1
4は送信バッファ、15は送信バッファ制御部、16は
クレジット抽出部、17は送信伝送処理部、18は受信
伝送処理部、19は初期化フレーム生成部、20はセレ
クタ、21はクレジットカウンタである。また、A,B
は伝送路である。
【0007】図2は従来の受信側装置、例えば30の構
成を示すもので、図中、31は受信伝送処理部、32は
送信伝送処理部、33は受信バッファ、34はクレジッ
トセル生成部、35はバッファ読み出し制御部、36は
クロック、37はレディカウンタ、38は上位レイヤ受
信処理部、39は受信フレーム信号、40はフロー制御
信号である。
成を示すもので、図中、31は受信伝送処理部、32は
送信伝送処理部、33は受信バッファ、34はクレジッ
トセル生成部、35はバッファ読み出し制御部、36は
クロック、37はレディカウンタ、38は上位レイヤ受
信処理部、39は受信フレーム信号、40はフロー制御
信号である。
【0008】図3は従来のフレーム、例えば50の構成
を示すもので、図中、51はフレーム種別、52は宛先
アドレス、53は送り元アドレス、54はクレジット数
であり、これらはフレームヘッダ55を構成し、また、
56はユーザ情報であり、これはぺイロード57を構成
する。
を示すもので、図中、51はフレーム種別、52は宛先
アドレス、53は送り元アドレス、54はクレジット数
であり、これらはフレームヘッダ55を構成し、また、
56はユーザ情報であり、これはぺイロード57を構成
する。
【0009】以下、動作について説明する。
【0010】フロー制御処理部12は、通信の初期化時
に送信バッファ14に格納可能なフレーム数のパルスを
上位レイヤ送信処理部11に送信する。送信バッファ制
御部15が送信バッファ14からフレームを読み出す度
にフロー制御処理部12は1パルス送信する。上位レイ
ヤ送信処理部11は、受信したパルス数のフレームの送
信が可能である。初期化フレーム生成部19は、通信を
開始する前にフレーム種別51に初期化用のフレームで
あることを示す識別子を記載したフレーム(以下、初期
化フレームと称す。)50を、送信伝送処理部17によ
りセル化等の伝送処理を施した後、伝送路Aに送信す
る。
に送信バッファ14に格納可能なフレーム数のパルスを
上位レイヤ送信処理部11に送信する。送信バッファ制
御部15が送信バッファ14からフレームを読み出す度
にフロー制御処理部12は1パルス送信する。上位レイ
ヤ送信処理部11は、受信したパルス数のフレームの送
信が可能である。初期化フレーム生成部19は、通信を
開始する前にフレーム種別51に初期化用のフレームで
あることを示す識別子を記載したフレーム(以下、初期
化フレームと称す。)50を、送信伝送処理部17によ
りセル化等の伝送処理を施した後、伝送路Aに送信す
る。
【0011】初期化フレーム50が受信側装置30に到
着すると、受信伝送処理部31はフレーム組み立て処理
等の伝送処理を施して初期化フレームを再生する。クレ
ジットセル生成部34は、受信したフレーム50のフレ
ーム種別51に初期化フレームの識別子が記載されてい
る時、該フレーム50を初期化フレームと見なし、フレ
ーム種別51に初期化フレームに対する応答フレームの
識別子を記載し、受信側装置30の受信バッファ33が
格納可能なフレーム数をクレジット数54に記載した応
答フレーム50を送信伝送処理部32によりセル化した
後、伝送路Bに送信する。
着すると、受信伝送処理部31はフレーム組み立て処理
等の伝送処理を施して初期化フレームを再生する。クレ
ジットセル生成部34は、受信したフレーム50のフレ
ーム種別51に初期化フレームの識別子が記載されてい
る時、該フレーム50を初期化フレームと見なし、フレ
ーム種別51に初期化フレームに対する応答フレームの
識別子を記載し、受信側装置30の受信バッファ33が
格納可能なフレーム数をクレジット数54に記載した応
答フレーム50を送信伝送処理部32によりセル化した
後、伝送路Bに送信する。
【0012】セル化された該応答フレームを送信側装置
10が伝送路Bより受信すると、受信伝送処理部18で
フレームに組み立てられる。クレジット抽出部16は、
受信したフレーム50のフレーム種別51に応答フレー
ムの識別子が記載されていることを認識すると、該フレ
ーム50のクレジット数54をクレジット処理部13に
通知する。
10が伝送路Bより受信すると、受信伝送処理部18で
フレームに組み立てられる。クレジット抽出部16は、
受信したフレーム50のフレーム種別51に応答フレー
ムの識別子が記載されていることを認識すると、該フレ
ーム50のクレジット数54をクレジット処理部13に
通知する。
【0013】クレジット処理部13は、通知されたクレ
ジット数54をクレジットカウンタ21にセットする。
クレジット処理部13はクレジットカウンタ21の値が
「1」以上の場合は、送信バッファ制御部15に送信可
であることを通知し、クレジットカウンタ21の値が
「0」の場合は、送信バッファ制御部15に送信不可で
あることを通知する。
ジット数54をクレジットカウンタ21にセットする。
クレジット処理部13はクレジットカウンタ21の値が
「1」以上の場合は、送信バッファ制御部15に送信可
であることを通知し、クレジットカウンタ21の値が
「0」の場合は、送信バッファ制御部15に送信不可で
あることを通知する。
【0014】送信バッファ制御部15は、送信可が通知
されている場合は、送信バッファ14に格納されている
フレームを送信伝送処理部17でセル化処理等の伝送処
理を施した後に伝送路Aに送信し、クレジット処理部1
3は、送信バッファ14からフレームが送信される度に
クレジットカウンタ21をカウントダウンし、フロー制
御処理部12は、1パルスを上位レイヤ送信処理部11
に送信する。送信バッファ制御部15は、クレジットカ
ウンタ21の値が「0」の時は送信を停止する。
されている場合は、送信バッファ14に格納されている
フレームを送信伝送処理部17でセル化処理等の伝送処
理を施した後に伝送路Aに送信し、クレジット処理部1
3は、送信バッファ14からフレームが送信される度に
クレジットカウンタ21をカウントダウンし、フロー制
御処理部12は、1パルスを上位レイヤ送信処理部11
に送信する。送信バッファ制御部15は、クレジットカ
ウンタ21の値が「0」の時は送信を停止する。
【0015】上位レイヤ受信処理部38は、通信の初期
化時に該上位レイヤ受信処理部38が格納可能なフレー
ム数分のパルスをフロー制御信号40に送信し、フレー
ム50を受信して該フレームの処理が終了し、新たにフ
レームの受信が可能になるとフロー制御信号40に1パ
ルス送信する。バッファ読み出し制御部35は、受信し
たパルス数をレディカウンタ37によりカウントし、受
信バッファ33から1フレーム読み出す毎にレディカウ
ンタ37をカウントダウンする。
化時に該上位レイヤ受信処理部38が格納可能なフレー
ム数分のパルスをフロー制御信号40に送信し、フレー
ム50を受信して該フレームの処理が終了し、新たにフ
レームの受信が可能になるとフロー制御信号40に1パ
ルス送信する。バッファ読み出し制御部35は、受信し
たパルス数をレディカウンタ37によりカウントし、受
信バッファ33から1フレーム読み出す毎にレディカウ
ンタ37をカウントダウンする。
【0016】受信側装置30がセル化されたフレームを
受信すると、受信伝送処理部31によりフレームに組み
立てられ、該フレームを受信バッファ33に格納する。
バッファ読み出し制御部35は、レディカウンタ37が
「1」以上の時は、受信バッファ33に格納されている
フレームを上位レイヤ受信処理部38に転送する。
受信すると、受信伝送処理部31によりフレームに組み
立てられ、該フレームを受信バッファ33に格納する。
バッファ読み出し制御部35は、レディカウンタ37が
「1」以上の時は、受信バッファ33に格納されている
フレームを上位レイヤ受信処理部38に転送する。
【0017】このような送信側装置10及び受信側装置
30の動作により、送信バッファ14、受信バッファ3
3及び上位レイヤ受信処理部38の受信バッファのオー
バフローが回避できる。
30の動作により、送信バッファ14、受信バッファ3
3及び上位レイヤ受信処理部38の受信バッファのオー
バフローが回避できる。
【0018】近年、1Gbit/s以上のエンドシステム間
の高速通信の実現を目指し、各所で研究が行われてい
る。米国では、ギガビットテストベッドと称した高速の
実験網により大学や研究機関の間を接続し、その上で高
速通信のプロトコルや高速通信を使用したアプリケーシ
ョンの研究が行われている。
の高速通信の実現を目指し、各所で研究が行われてい
る。米国では、ギガビットテストベッドと称した高速の
実験網により大学や研究機関の間を接続し、その上で高
速通信のプロトコルや高速通信を使用したアプリケーシ
ョンの研究が行われている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】一般に、データ通信で
は、受信側装置の受信バッファのオーバフローを回避す
るため、フロー制御が行われる。通信距離が長くなり、
伝送速度が高速になると、送信側装置と受信側装置との
間の伝送速度に対する相対的な転送遅延が増加し、フロ
ー制御の制御情報の到着時間の相対的な遅れが増加す
る。
は、受信側装置の受信バッファのオーバフローを回避す
るため、フロー制御が行われる。通信距離が長くなり、
伝送速度が高速になると、送信側装置と受信側装置との
間の伝送速度に対する相対的な転送遅延が増加し、フロ
ー制御の制御情報の到着時間の相対的な遅れが増加す
る。
【0020】前述した従来のフロー制御方法では、転送
遅延が増加すると受信側装置が受信可能であるにもかか
わらず送信側装置で過剰に送信を抑制し、転送性能が低
下するという問題があった。
遅延が増加すると受信側装置が受信可能であるにもかか
わらず送信側装置で過剰に送信を抑制し、転送性能が低
下するという問題があった。
【0021】本発明の目的は、フロー制御の制御情報の
転送遅延時間が増加してもフロー制御の転送性能が低下
しないフロー制御方法を提供することにある。
転送遅延時間が増加してもフロー制御の転送性能が低下
しないフロー制御方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記課題を
解決するため、受信側装置が受信バッファからのフレー
ムの読み出し数を送信側装置に通知し、送信側装置は該
通知に基づきデータの送信量を制御するフロー制御方法
において、送信側装置は通信の初期化時に初期化用のフ
レームを受信側装置に送信し、受信側装置は該初期化用
のフレームを受信した時、該受信側装置の受信バッファ
が格納可能なフレーム数を記載した応答フレームを返送
し、送信側装置は初期化用のフレームを送信してから応
答フレームを受信するまでの時間を測定して往復の転送
遅延時間を測定し、該往復の転送遅延時間の1/2の時
間が前記応答フレームに記載されている受信側装置の受
信バッファに格納可能なフレーム数分のデータの送信に
要する時間より大きい場合、送信を許可するフレーム数
を受信側装置の受信バッファに格納可能なフレーム数よ
り増加し、受信側装置は受信バッファからのフレームの
読み出し数を定期的に測定し、該測定結果及び前回の測
定時間から今回の測定時間までの時間差を記載したフレ
ームを定期的に送信側装置に送信し、送信側装置は前記
フレームを受信した時、該フレームに記載された測定結
果と時間差とにより受信側装置の受信バッファからのフ
レームの読み出し速度を求め、該読み出し速度と前記往
復の転送遅延時間とに基づいて送信を許可するフレーム
数の増加量を求めるようになしたことを特徴とするフロ
ー制御方法を提案する。
解決するため、受信側装置が受信バッファからのフレー
ムの読み出し数を送信側装置に通知し、送信側装置は該
通知に基づきデータの送信量を制御するフロー制御方法
において、送信側装置は通信の初期化時に初期化用のフ
レームを受信側装置に送信し、受信側装置は該初期化用
のフレームを受信した時、該受信側装置の受信バッファ
が格納可能なフレーム数を記載した応答フレームを返送
し、送信側装置は初期化用のフレームを送信してから応
答フレームを受信するまでの時間を測定して往復の転送
遅延時間を測定し、該往復の転送遅延時間の1/2の時
間が前記応答フレームに記載されている受信側装置の受
信バッファに格納可能なフレーム数分のデータの送信に
要する時間より大きい場合、送信を許可するフレーム数
を受信側装置の受信バッファに格納可能なフレーム数よ
り増加し、受信側装置は受信バッファからのフレームの
読み出し数を定期的に測定し、該測定結果及び前回の測
定時間から今回の測定時間までの時間差を記載したフレ
ームを定期的に送信側装置に送信し、送信側装置は前記
フレームを受信した時、該フレームに記載された測定結
果と時間差とにより受信側装置の受信バッファからのフ
レームの読み出し速度を求め、該読み出し速度と前記往
復の転送遅延時間とに基づいて送信を許可するフレーム
数の増加量を求めるようになしたことを特徴とするフロ
ー制御方法を提案する。
【0023】従来は、受信側装置が受信バッファに格納
可能なフレーム数を送信側装置に通知し、送信側装置は
該通知されたフレーム数までのフレームを送信してい
た。これに対して本発明では、送信側装置及び受信側装
置間のフレームの転送遅延と、受信側装置の受信バッフ
ァからのフレームの読み出し速度と、受信側装置の受信
バッファの空容量とに基づいて送信側装置に送信を許可
するフレーム数を決める点で異なる。
可能なフレーム数を送信側装置に通知し、送信側装置は
該通知されたフレーム数までのフレームを送信してい
た。これに対して本発明では、送信側装置及び受信側装
置間のフレームの転送遅延と、受信側装置の受信バッフ
ァからのフレームの読み出し速度と、受信側装置の受信
バッファの空容量とに基づいて送信側装置に送信を許可
するフレーム数を決める点で異なる。
【0024】本発明によれば、送信側装置に送信を許可
するフレーム数を、送信側装置及び受信側装置間の転送
遅延と、受信側装置の受信バッファからのフレームの読
み出し速度とに基づいて決めることにより、送信側装置
及び受信側装置間の伝送距離が長くなり、フレームの転
送遅延が大きくなった場合でも転送性能が低下しない。
また、受信側装置の受信バッファの空容量が少なくなる
と、送信側装置に送信を許可するフレーム数を減らすこ
とにより、受信側装置の受信バッファのオーバフローの
危険性を低下させることができる。
するフレーム数を、送信側装置及び受信側装置間の転送
遅延と、受信側装置の受信バッファからのフレームの読
み出し速度とに基づいて決めることにより、送信側装置
及び受信側装置間の伝送距離が長くなり、フレームの転
送遅延が大きくなった場合でも転送性能が低下しない。
また、受信側装置の受信バッファの空容量が少なくなる
と、送信側装置に送信を許可するフレーム数を減らすこ
とにより、受信側装置の受信バッファのオーバフローの
危険性を低下させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図4乃至図6は本発明のフロー制
御方法の実施の形態の一例を示すものである。
御方法の実施の形態の一例を示すものである。
【0026】図4は送信側装置、例えば60の構成を示
すもので、図中、61は上位レイヤ送信処理部、62は
フロー制御処理部、63は送信バッファ、64はクレジ
ット抽出部、65は送信バッファ制御部、66は送信伝
送処理部、67は受信伝送処理部、68はクレジットカ
ウンタ、69はクレジット演算処理部、70はセレク
タ、71は初期化処理部、72はクロックである。ま
た、Aは送信伝送路、Bは受信伝送路である。
すもので、図中、61は上位レイヤ送信処理部、62は
フロー制御処理部、63は送信バッファ、64はクレジ
ット抽出部、65は送信バッファ制御部、66は送信伝
送処理部、67は受信伝送処理部、68はクレジットカ
ウンタ、69はクレジット演算処理部、70はセレク
タ、71は初期化処理部、72はクロックである。ま
た、Aは送信伝送路、Bは受信伝送路である。
【0027】図5は受信側装置、例えば80の構成を示
すもので、図中、81は受信伝送処理部、82は送信伝
送処理部、83は受信フレームカウンタ、84はクレジ
ットフレーム生成部、85は受信バッファ、86は送信
クロック、87はバッファ読み出し制御部、88は上位
レイヤ受信処理部、89は受信バースト、90はフロー
制御信号である。
すもので、図中、81は受信伝送処理部、82は送信伝
送処理部、83は受信フレームカウンタ、84はクレジ
ットフレーム生成部、85は受信バッファ、86は送信
クロック、87はバッファ読み出し制御部、88は上位
レイヤ受信処理部、89は受信バースト、90はフロー
制御信号である。
【0028】図6はフレーム、例えば100の構成を示
すもので、図中、101はフレーム種別、102は宛先
アドレス、103は送り元アドレス、104は送信間
隔、105はフレーム蓄積数、106はクレジット数で
あり、これらはフレームヘッダ107を構成し、また、
108はユーザ情報であり、これはぺイロード109を
構成する。
すもので、図中、101はフレーム種別、102は宛先
アドレス、103は送り元アドレス、104は送信間
隔、105はフレーム蓄積数、106はクレジット数で
あり、これらはフレームヘッダ107を構成し、また、
108はユーザ情報であり、これはぺイロード109を
構成する。
【0029】以下、動作について説明する。
【0030】フロー制御処理部62は、通信の初期化時
に送信バッファ63が蓄積可能なフレーム数分のパルス
を上位レイヤ送信処理部61に送信する。送信バッファ
63からフレーム100が送信され、送信バッファ63
に1フレーム分の空容量が増える度に、フロー制御処理
部62は上位レイヤ送信処理部61へ1パルスを送信す
る。上位レイヤ送信処理部61は、フロー制御処理部6
2が送信するパルス数までのフレーム100の送信が可
能である。
に送信バッファ63が蓄積可能なフレーム数分のパルス
を上位レイヤ送信処理部61に送信する。送信バッファ
63からフレーム100が送信され、送信バッファ63
に1フレーム分の空容量が増える度に、フロー制御処理
部62は上位レイヤ送信処理部61へ1パルスを送信す
る。上位レイヤ送信処理部61は、フロー制御処理部6
2が送信するパルス数までのフレーム100の送信が可
能である。
【0031】初期化処理部71は、通信の初期化時にフ
レーム種別101に初期化用のフレームであることを示
す識別子を記載した初期化フレーム100を、送信伝送
処理部66でセル化処理等の伝送処理を施した後、伝送
路Aに送信する。
レーム種別101に初期化用のフレームであることを示
す識別子を記載した初期化フレーム100を、送信伝送
処理部66でセル化処理等の伝送処理を施した後、伝送
路Aに送信する。
【0032】セル化された初期化フレーム100が受信
側装置80に到着すると、受信伝送処理部81は、受信
セルを初期化フレームに組み立てる。クレジットフレー
ム生成部84は、該初期化フレームのフレーム種別10
1に初期化フレームの識別子が記載されていることを認
識すると、該初期化フレームに対する応答フレームの識
別子をフレーム種別101に記載し、クレジット数10
6の領域に受信バッファ85に格納可能なフレーム数で
ある初期クレジット(Cinit)を記載した応答フレーム
を送信伝送処理部82によりセル化した後、伝送路Bに
送信する。
側装置80に到着すると、受信伝送処理部81は、受信
セルを初期化フレームに組み立てる。クレジットフレー
ム生成部84は、該初期化フレームのフレーム種別10
1に初期化フレームの識別子が記載されていることを認
識すると、該初期化フレームに対する応答フレームの識
別子をフレーム種別101に記載し、クレジット数10
6の領域に受信バッファ85に格納可能なフレーム数で
ある初期クレジット(Cinit)を記載した応答フレーム
を送信伝送処理部82によりセル化した後、伝送路Bに
送信する。
【0033】セル化された該応答フレームが送信側装置
60に到着すると、受信伝送処理部67によりフレーム
に組み立てられ、初期化処理部71は、該受信フレーム
のフレーム種別101に初期化フレームの応答フレーム
の識別子が記載されている時は、初期化フレームを送信
してから、該応答フレームを受信するまでの時間をクロ
ック72により測定し、該測定結果を往復の転送遅延時
間としてクレジット演算処理部69に通知する。
60に到着すると、受信伝送処理部67によりフレーム
に組み立てられ、初期化処理部71は、該受信フレーム
のフレーム種別101に初期化フレームの応答フレーム
の識別子が記載されている時は、初期化フレームを送信
してから、該応答フレームを受信するまでの時間をクロ
ック72により測定し、該測定結果を往復の転送遅延時
間としてクレジット演算処理部69に通知する。
【0034】一方、クレジット抽出部64は、該応答フ
レーム100のクレジット数106に記載されている初
期クレジットをクレジット演算処理部部69に通知す
る。クレジット演算処理部106は、初期クレジットを
クレジットカウンタ68にセットする。クレジットカウ
ンタ68の値が「1」以上で、送信バッファ63に送信
フレームが格納されている時、送信バッファ制御部65
は該フレームを送信伝送処理部66を通して伝送路Aに
送信する。
レーム100のクレジット数106に記載されている初
期クレジットをクレジット演算処理部部69に通知す
る。クレジット演算処理部106は、初期クレジットを
クレジットカウンタ68にセットする。クレジットカウ
ンタ68の値が「1」以上で、送信バッファ63に送信
フレームが格納されている時、送信バッファ制御部65
は該フレームを送信伝送処理部66を通して伝送路Aに
送信する。
【0035】クレジットカウンタ68は、送信バッファ
63からフレームが送信される度にカウントダウンされ
る。クレジットカウンタ68の値が「0」であるか、送
信バッファ63にフレームが格納されていない場合に
は、送信バッファ制御部65は送信バッファ65からの
フレームの送信は行わない。
63からフレームが送信される度にカウントダウンされ
る。クレジットカウンタ68の値が「0」であるか、送
信バッファ63にフレームが格納されていない場合に
は、送信バッファ制御部65は送信バッファ65からの
フレームの送信は行わない。
【0036】クレジットフレーム生成部84は、受信バ
ッファ85から読み出されるフレーム数(クレジット)
を一定周期毎に測定し、フレーム種別101にクレジッ
トを記載したフレームであることを示す識別子を記載
し、送信間隔104に測定周期を記載し、クレジット数
106に該クレジットを記載し、フレーム蓄積数105
にその時点で受信バッファ85に格納されているフレー
ム数を記載したフレームを送信伝送処理部82を通して
伝送路Bに送信する。
ッファ85から読み出されるフレーム数(クレジット)
を一定周期毎に測定し、フレーム種別101にクレジッ
トを記載したフレームであることを示す識別子を記載
し、送信間隔104に測定周期を記載し、クレジット数
106に該クレジットを記載し、フレーム蓄積数105
にその時点で受信バッファ85に格納されているフレー
ム数を記載したフレームを送信伝送処理部82を通して
伝送路Bに送信する。
【0037】フレームを伝送路Bより送信側装置60が
受信すると、クレジット抽出部64は、該フレームに記
載されている送信間隔104、フレーム蓄積数105、
クレジット数106をクレジット演算処理部69にそれ
ぞれ通知する。クレジット演算処理部69は、通知され
た初期クレジット、送信間隔、フレーム蓄積数、クレジ
ットに基づいてフロー制御を行う。
受信すると、クレジット抽出部64は、該フレームに記
載されている送信間隔104、フレーム蓄積数105、
クレジット数106をクレジット演算処理部69にそれ
ぞれ通知する。クレジット演算処理部69は、通知され
た初期クレジット、送信間隔、フレーム蓄積数、クレジ
ットに基づいてフロー制御を行う。
【0038】以下、これらの通知情報に基づくフロー制
御のアルゴリズムについて説明する。
御のアルゴリズムについて説明する。
【0039】まず、以下の説明に出てくる変数を定義す
る。
る。
【0040】Cinitを初期クレジット、Rateを伝送路の
速度、Tpropを伝送路の往復の転送遅延時間、Cnewをク
レジット、Tcをクレジット送信周期、Credit_countをク
レジットカウンタ68の値、Fsizeをフレームサイズ、C
offsetをクレジット値の増加値、Rbufを受信側装置の受
信バッファからの単位時間当たりのフレームの読み出し
数とする。通信の初期化時には、これらの変数を0に初
期化する。
速度、Tpropを伝送路の往復の転送遅延時間、Cnewをク
レジット、Tcをクレジット送信周期、Credit_countをク
レジットカウンタ68の値、Fsizeをフレームサイズ、C
offsetをクレジット値の増加値、Rbufを受信側装置の受
信バッファからの単位時間当たりのフレームの読み出し
数とする。通信の初期化時には、これらの変数を0に初
期化する。
【0041】クレジット演算処理部69は、通知された
初期クレジット(Cinit)数のフレームの送信に要する
時間が、往復の転送遅延時間(Tprop)の1/2の値よ
り大きい場合、即ち Cinit×Fsize/Rate≧Tprop/2 ……(1) を満たす場合は、以下の処理を行う。
初期クレジット(Cinit)数のフレームの送信に要する
時間が、往復の転送遅延時間(Tprop)の1/2の値よ
り大きい場合、即ち Cinit×Fsize/Rate≧Tprop/2 ……(1) を満たす場合は、以下の処理を行う。
【0042】まず、 Credit_count=Cinit ……(2) というようにクレジットカウンタ68(Credit_count)
に初期クレジット(Cinit)をセットする。
に初期クレジット(Cinit)をセットする。
【0043】受信側装置80は、続いて周期的にクレジ
ットが記載されたフレームを受信すると、 Credit_count=Cnew+Credit_count ……(3) という処理を行う。
ットが記載されたフレームを受信すると、 Credit_count=Cnew+Credit_count ……(3) という処理を行う。
【0044】受信バッファ85に格納可能なフレームの
送信に要する時間が往復の転送遅延時間の1/2より短
い場合、即ち Cinit×Fsize/Rate<Tprop/2 ……(4) を満たす場合は、以下の処理を行う。
送信に要する時間が往復の転送遅延時間の1/2より短
い場合、即ち Cinit×Fsize/Rate<Tprop/2 ……(4) を満たす場合は、以下の処理を行う。
【0045】送信側装置60は、初期化フレームの応答
フレームを受信した時、該フレームのクレジット数10
6に記載されている初期クレジットをクレジットカウン
タ68にセット、即ち Credit_count=Cinit ……(5) とする。
フレームを受信した時、該フレームのクレジット数10
6に記載されている初期クレジットをクレジットカウン
タ68にセット、即ち Credit_count=Cinit ……(5) とする。
【0046】送信側装置60は、受信側装置80から周
期的に送信されてくる、クレジットが記載されているフ
レーム100を受信すると、受信側装置80の受信バッ
ファ85からの単位時間当たりのフレームの読み出し数
(Rbuf)を、クレジット(Cnew)とクレジット送信間隔
(Tc)から Rbuf=Cnew/Tc ……(6) として求める。
期的に送信されてくる、クレジットが記載されているフ
レーム100を受信すると、受信側装置80の受信バッ
ファ85からの単位時間当たりのフレームの読み出し数
(Rbuf)を、クレジット(Cnew)とクレジット送信間隔
(Tc)から Rbuf=Cnew/Tc ……(6) として求める。
【0047】フレームのクレジット数106に記載され
ている値に基づいて、 Coffset=(Tprop/2−Cinit×Fsize/Rate)×Rbuf×Fsize/Rate −Coffset Credit_count=Credit_count+Cnew+Coffset ……(7) という式から、クレジットカウンタ68に値をセットす
る。
ている値に基づいて、 Coffset=(Tprop/2−Cinit×Fsize/Rate)×Rbuf×Fsize/Rate −Coffset Credit_count=Credit_count+Cnew+Coffset ……(7) という式から、クレジットカウンタ68に値をセットす
る。
【0048】以上の処理を送信側装置60は、クレジッ
トを記載したフレームを受信する度に行う。
トを記載したフレームを受信する度に行う。
【0049】また、式(7)を、 Coffset=(Tprop/2−Cinit×Fsize/Rate)×Rbuf×Fsize/Rate −Coffset Credit_count=Credit_count+Cnew+α×Coffset ……(8) に置き換えることにより、受信バッファ85がオーバー
フローする危険性を低くすることが可能である(但し、
αは1未満の値である。)。
フローする危険性を低くすることが可能である(但し、
αは1未満の値である。)。
【0050】送信側装置60は、周期的に受信するフレ
ーム100に記載されているフレーム蓄積数105の値
と初期クレジットとの差がある特定の値以下になった時
は、 Credit_count=Credit_count+Cnew ……(9) によりクレジットカウンタ68に値をセットする。
ーム100に記載されているフレーム蓄積数105の値
と初期クレジットとの差がある特定の値以下になった時
は、 Credit_count=Credit_count+Cnew ……(9) によりクレジットカウンタ68に値をセットする。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信の初期化時に、送信側装置及び受信側装置間の転送遅
延時間を測定し、該測定結果が受信側装置の受信バッフ
ァに格納可能なフレーム数分のデータの送信に要する時
間より大きい場合は、送信側装置に送信を許可するフレ
ーム数を、転送遅延時間と受信側装置の受信バッファに
格納可能なフレーム数分のデータの送信に要する時間と
の差に比例して増加させることにより、転送遅延時間が
増加しても転送性能が低下しないフロー制御を行うこと
ができる。また、受信側装置から送信側装置に定期的に
送信される受信バッファからのフレームの読み出し数と
その送信周期とにより、送信側装置は受信側装置の受信
バッファからの読み出し速度を求めることができ、該読
み出し速度により送信側装置に送信を許可するフレーム
数を設定することにより、受信側装置の上位レイヤの処
理速度に応じて受信バッファのオーバーフローを回避し
つつ高効率のフロー制御を行うことができる。
信の初期化時に、送信側装置及び受信側装置間の転送遅
延時間を測定し、該測定結果が受信側装置の受信バッフ
ァに格納可能なフレーム数分のデータの送信に要する時
間より大きい場合は、送信側装置に送信を許可するフレ
ーム数を、転送遅延時間と受信側装置の受信バッファに
格納可能なフレーム数分のデータの送信に要する時間と
の差に比例して増加させることにより、転送遅延時間が
増加しても転送性能が低下しないフロー制御を行うこと
ができる。また、受信側装置から送信側装置に定期的に
送信される受信バッファからのフレームの読み出し数と
その送信周期とにより、送信側装置は受信側装置の受信
バッファからの読み出し速度を求めることができ、該読
み出し速度により送信側装置に送信を許可するフレーム
数を設定することにより、受信側装置の上位レイヤの処
理速度に応じて受信バッファのオーバーフローを回避し
つつ高効率のフロー制御を行うことができる。
【0052】また、送信側装置に送信を許可するフレー
ム数の増加量に1未満の係数をかけることにより、さら
にオーバーフローの危険性を低くしたフロー制御を行う
ことができる。
ム数の増加量に1未満の係数をかけることにより、さら
にオーバーフローの危険性を低くしたフロー制御を行う
ことができる。
【0053】さらにまた、受信側装置から送信側装置に
受信バッファにおけるフレームの蓄積数を転送し、該フ
レームの蓄積数と受信バッファに格納可能なフレーム数
との差を求めることにより、受信側装置の受信バッファ
の空容量を知り、該空容量がある特定の値以下になった
時、送信側装置に送信を許可するフレーム数の増加量を
小さくすることによって受信側装置の受信バッファのオ
ーバーフローを防止することが可能である.
受信バッファにおけるフレームの蓄積数を転送し、該フ
レームの蓄積数と受信バッファに格納可能なフレーム数
との差を求めることにより、受信側装置の受信バッファ
の空容量を知り、該空容量がある特定の値以下になった
時、送信側装置に送信を許可するフレーム数の増加量を
小さくすることによって受信側装置の受信バッファのオ
ーバーフローを防止することが可能である.
【図1】従来のフロー制御方法の一例を示す送信側装置
の構成図
の構成図
【図2】従来のフロー制御方法の一例を示す受信側装置
の構成図
の構成図
【図3】従来のフロー制御方法の一例を示すフレームの
構成図
構成図
【図4】本発明のフロー制御方法の実施の形態を示す送
信側装置の構成図
信側装置の構成図
【図5】本発明のフロー制御方法の実施の形態を示す受
信側装置の構成図
信側装置の構成図
【図6】本発明のフロー制御方法の実施の形態を示すフ
レームの構成図
レームの構成図
60…送信側装置、61…上位レイヤ送信処理部、62
…フロー制御処理部、63…送信バッファ、64…クレ
ジット抽出部、65…送信バッファ制御部、66…送信
伝送処理部、67…受信伝送処理部、68…クレジット
カウンタ、69…クレジット演算処理部、70…セレク
タ、71…初期化処理部、72…クロック、80…受信
側装置、81…受信伝送処理部、82…送信伝送処理
部、83…受信フレームカウンタ、84…クレジットフ
レーム生成部、85…受信バッファ、86…送信クロッ
ク、87…バッファ読み出し制御部、88…上位レイヤ
受信処理部、89…受信バースト、90…フロー制御信
号、100…フレーム、101…フレーム種別、102
…宛先アドレス、103…送り元アドレス、104…送
信間隔、105…フレーム蓄積数、106…クレジット
数、107…フレームヘッダ、108…ユーザ情報、1
09…ぺイロード、A,B…伝送路。
…フロー制御処理部、63…送信バッファ、64…クレ
ジット抽出部、65…送信バッファ制御部、66…送信
伝送処理部、67…受信伝送処理部、68…クレジット
カウンタ、69…クレジット演算処理部、70…セレク
タ、71…初期化処理部、72…クロック、80…受信
側装置、81…受信伝送処理部、82…送信伝送処理
部、83…受信フレームカウンタ、84…クレジットフ
レーム生成部、85…受信バッファ、86…送信クロッ
ク、87…バッファ読み出し制御部、88…上位レイヤ
受信処理部、89…受信バースト、90…フロー制御信
号、100…フレーム、101…フレーム種別、102
…宛先アドレス、103…送り元アドレス、104…送
信間隔、105…フレーム蓄積数、106…クレジット
数、107…フレームヘッダ、108…ユーザ情報、1
09…ぺイロード、A,B…伝送路。
Claims (4)
- 【請求項1】 受信側装置が受信バッファからのフレー
ムの読み出し数を送信側装置に通知し、送信側装置は該
通知に基づきデータの送信量を制御するフロー制御方法
において、 送信側装置は通信の初期化時に初期化用のフレームを受
信側装置に送信し、 受信側装置は該初期化用のフレームを受信した時、該受
信側装置の受信バッファが格納可能なフレーム数を記載
した応答フレームを返送し、 送信側装置は初期化用のフレームを送信してから応答フ
レームを受信するまでの時間を測定して往復の転送遅延
時間を測定し、該往復の転送遅延時間の1/2の時間が
前記応答フレームに記載されている受信側装置の受信バ
ッファに格納可能なフレーム数分のデータの送信に要す
る時間より大きい場合、送信を許可するフレーム数を受
信側装置の受信バッファに格納可能なフレーム数より増
加し、 受信側装置は受信バッファからのフレームの読み出し数
を定期的に測定し、該測定結果及び前回の測定時間から
今回の測定時間までの時間差を記載したフレームを定期
的に送信側装置に送信し、 送信側装置は前記フレームを受信した時、該フレームに
記載された測定結果と時間差とにより受信側装置の受信
バッファからのフレームの読み出し速度を求め、該読み
出し速度と前記往復の転送遅延時間とに基づいて送信を
許可するフレーム数の増加量を求めるようになしたこと
を特徴とするフロー制御方法。 - 【請求項2】 送信を許可するフレーム数の増加量に1
未満の係数を掛けた値を増加量とすることを特徴とする
請求項1記載のフロー制御方法。 - 【請求項3】 受信側装置から送信側装置に送信するフ
レームにその時点で該受信側装置の受信バッファに蓄積
されているフレーム数を記載し、送信側装置では該フレ
ーム数と受信側装置の受信バッファに格納可能なフレー
ム数との差を求めることにより受信側装置の受信バッフ
ァの空容量を知り、受信バッファの空容量がある特定の
値以下になった場合、送信を許可するフレーム数の増加
量を減らすことを特徴とする請求項1または2記載のフ
ロー制御方法。 - 【請求項4】 受信側装置の受信バッファの空容量が特
定の値以下から特定の値以上に変化した場合、送信側装
置に送信を許可するフレーム数を増加させることを特徴
とする請求項3記載のフロー制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3674396A JPH09233082A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | フロー制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3674396A JPH09233082A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | フロー制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09233082A true JPH09233082A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12478215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3674396A Pending JPH09233082A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | フロー制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09233082A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100320395B1 (ko) * | 1998-02-27 | 2002-01-15 | 클라크 3세 존 엠. | 네트워크용 흐름 제어방법 |
WO2004107699A1 (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-09 | Fujitsu Limited | フロー制御装置 |
JP2007019953A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 映像データ送信システム |
WO2008023656A1 (fr) * | 2006-08-23 | 2008-02-28 | Panasonic Corporation | équipement de communication |
JP2014230072A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | 株式会社リコー | データ通信デバイス、データ通信装置及びデータ通信方法 |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP3674396A patent/JPH09233082A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100320395B1 (ko) * | 1998-02-27 | 2002-01-15 | 클라크 3세 존 엠. | 네트워크용 흐름 제어방법 |
WO2004107699A1 (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-09 | Fujitsu Limited | フロー制御装置 |
JP2007019953A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 映像データ送信システム |
WO2008023656A1 (fr) * | 2006-08-23 | 2008-02-28 | Panasonic Corporation | équipement de communication |
US8014287B2 (en) | 2006-08-23 | 2011-09-06 | Panasonic Corporation | Communications apparatus |
JP2014230072A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | 株式会社リコー | データ通信デバイス、データ通信装置及びデータ通信方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111817977B (zh) | 一种网络拥塞控制方法和装置 | |
US7200672B2 (en) | Flow control system and method | |
JP2929991B2 (ja) | 最適化クレジット制御方法 | |
US4506361A (en) | Retransmission control system | |
JPH0846644A (ja) | パケット交換方式 | |
US7643504B2 (en) | Credit based flow control in an asymmetric channel environment | |
US20080192633A1 (en) | Apparatus and method for controlling data flow in communication system | |
US5872789A (en) | Method for reducing jitter of ATM cells | |
KR100408044B1 (ko) | Atm교환기의 트래픽 제어 장치 및 방법 | |
JPH09233082A (ja) | フロー制御方法 | |
JP2752522B2 (ja) | 広帯域isdnにおけるフロー制御方式 | |
US7039066B2 (en) | Dynamic bandwidth assignment system and dynamic bandwidth assignment method capable of reducing cell transmission delay | |
CN1992582B (zh) | 宽带信令链路自适应可变滑动接收窗口的实现方法 | |
JP3100612B2 (ja) | 交換機における課金方法および装置 | |
CN116723133B (zh) | 数据发送、接收设备、网络状态信息提取方法及装置 | |
JP3015282B2 (ja) | 遅延ゆらぎ吸収装置 | |
JP2875559B2 (ja) | バーストデータ転送のためのルーティング方法およびノード回路 | |
JP3550648B2 (ja) | Atm信号送信方法およびatm信号装置 | |
KR101049289B1 (ko) | 비동기 전송 시스템에서의 전송속도 제어 장치 및 그 방법 | |
KR0140782B1 (ko) | 에이티엠 교환시스템의 셀 전달계 성능 측정 장치 | |
US7130793B2 (en) | System and method for minimizing overrun and underrun errors in packetized voice transmission | |
JP4113932B2 (ja) | 統計多重装置 | |
CN119788607A (zh) | 一种PCIe拥塞判断及流量控制方法及装置 | |
JPH0974414A (ja) | Atm通信網 | |
JP3641400B2 (ja) | Atmトラヒックシェーピング装置 |