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JPH09232856A - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

Info

Publication number
JPH09232856A
JPH09232856A JP8034544A JP3454496A JPH09232856A JP H09232856 A JPH09232856 A JP H09232856A JP 8034544 A JP8034544 A JP 8034544A JP 3454496 A JP3454496 A JP 3454496A JP H09232856 A JPH09232856 A JP H09232856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive plate
copper foil
planar antenna
foil pattern
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8034544A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yuda
直毅 湯田
Koichi Ogawa
晃一 小川
Yoshio Koyanagi
芳雄 小柳
Yutaka Saito
裕 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8034544A priority Critical patent/JPH09232856A/ja
Publication of JPH09232856A publication Critical patent/JPH09232856A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型の移動無線機の内蔵平面アンテナのイン
ピーダンス特性を広帯域化して異なる複数の周波数帯域
で使用できる手段を提供する。 【解決手段】 誘電体基板4の一面に設けた銅箔パター
ン1をスルーホール3a,3bおよび3cで銅箔パター
ン2に接続して放射部を形成し、共振回路9の他端をス
ルーホール10で銅箔パターン2に接続して回路部を形
成し、入出力端子7からコンデンサ6で給電点5におい
て銅箔パターン1に接続し、同じくコンデンサ8で共振
回路9に接続して入力端子7からみたインピーダンス特
性の広帯域化された平面アンテナを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として移動無線
機で使用されるアンテナに関し、特に小型の移動無線機
に内蔵される平面アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話に対する需要が急激に高
まってきている。これらの小型の移動無線機には、無線
機本体に内蔵可能な平面状の小型・薄型アンテナが用い
られることが多い。図10は、たとえば特開平4−12
9302号公報の「無線機用アンテナ」に見られる従来
の移動無線用平面アンテナ100の構造を示している。
図10において、誘電体基板101の一つの主面には第
1の導電板102が、他の主面には第2の導電板103
が形成されている。さらに、この誘電体基板101のエ
ッジ近傍には、内面に導電体を形成したスルーホール1
04が設けられており、第1の導電板102と第2の導
電板103とをスルーホール内面の導電体で接続してい
る。以下、単にスルーホールと記述した場合にはすべて
内面に導電体を形成して、その両端の導電板間を接続し
ているものとする。
【0003】この平面アンテナ100の給電は、第1の
導電板102の所定の位置に設けた給電端子105と第
2の導電板103との間に電圧を印加することによって
なされる。この平面アンテナ100は、誘電体基板上に
おける使用周波数の波長をλとしたとき、第1の導電板
102の周囲長がλ/2のときに共振するから極めて小
型であり、携帯電話のような移動無線用内蔵アンテナに
好適である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】移動体通信システムの
多様化にともない、使用する周波数帯域もたとえば80
0MHz帯や1,500MHz帯さらには1,900M
Hz帯といったように多様化してきており、異なるシス
テムを1台で共用できる無線機が望まれている。このよ
うな無線機に用いる平面アンテナとしては、たとえば8
00MHz帯の異なるシステムを共用するような場合に
は両方の帯域をカバーできる広帯域なものが必要とな
り、たとえば800MHz帯と1,500MHz帯とを
共用するような場合には両方の帯域に共振周波数を設定
できる特性を持つものが必要となる。
【0005】また単一のシステムの場合であっても、無
線機の小型化のために、従来のホイップアンテナの代わ
りに内蔵する平面アンテナで送信と受信の両方を兼用す
ることも考えられる。一般に送信の周波数帯域と受信の
周波数帯域とは異なるため、このような場合にも両方の
帯域をカバーできる広帯域なものが必要となる。
【0006】しかしながら、上記のような従来構成の平
面アンテナは一般に狭帯域であり、2つの異なる周波数
帯域を全てカバーすることは困難であった。さらに、従
来構成の平面アンテナでは基本共振周波数の整数倍の周
波数でしか共振が得られないため、任意の2つの周波数
帯域に共振周波数を設定することができないものであっ
た。
【0007】以上の理由により、従来構成の平面アンテ
ナでは、希望する全周波数帯域においてインピーダンス
整合を行うことは極めて困難となり、周波数帯域の一部
において、平面アンテナと無線回路とのインピーダンス
不整合のために無線機の性能を損ねるといった課題があ
った。
【0008】本発明は、上記の従来のアンテナの課題を
解決するために、異なる2つの周波数帯域を使用する無
線機に用いた場合にも両方の周波数帯域においてインピ
ーダンス整合が可能な平面アンテナを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の第1の構成の平面アンテナは、第1の導電板
と、前記第1の導電板に対向して配置された第2の導電
板と、前記第1の導電板と前記第2の導電板とを接続す
る少なくとも一つの導電体と、前記第1の導電板の所定
の位置に第1のリアクタンス素子を介して結合する入出
力端子と、前記入出力端子に第2のリアクタンス素子を
介して結合する共振回路とを備えたものである。
【0010】さらに、本発明の第2の構成の平面アンテ
ナは、第1の導電板と、前記第1の導電板に対向して配
置された第2の導電板と、一端を前記第1の導電板に接
続し他端を前記第2の導電板に接続したスイッチング素
子とを備えたものであり、また本発明の第3の構成の平
面アンテナは、少なくとも一つのスリットを有する第1
の導電板と、前記第1の導電板に対向して配置された第
2の導電板と、前記第1の導電板と前記第2の導電板と
を所定の位置で接続した少なくとも一つの導電体と、前
記第1の導電板に設けられたスリットをまたいで接続し
たスイッチング素子とを備えたものである。
【0011】本発明は上記した第1の構成によって、第
1および第2の導電板により電波の放射部を形成すると
ともに、この放射部と共振回路とを第1および第2のリ
アクタンス素子によって適当に結合することにより必要
な帯域にわたってインピーダンスの整合を良好にして、
広帯域な平面アンテナを実現することができる。
【0012】また、本発明の第2の構成によって、スイ
ッチング素子により第1および第2の導電板よりなる放
射部の共振モードを変えることにより、また本発明の第
3の構成によって放射部の実効的な寸法を変えることに
より共振周波数を任意の2つの周波数帯域に設定するこ
とが可能となる。
【0013】以上により、異なる2つの周波数帯域を使
用する無線機に用いた場合にも、両方の周波数帯域にお
いて共振し、かつインピーダンス整合が可能な平面アン
テナを実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本願発明の請求項1に記載の発明
は、第1の導電板と、前記第1の導電板に対向して配置
された第2の導電板と、前記第1の導電板と前記第2の
導電板とを接続する少なくとも一つの導電体と、前記第
1の導電板の所定の位置に第1のリアクタンス素子を介
して結合する入出力端子と、前記入出力端子に第2のリ
アクタンス素子を介して結合する共振回路とを備えた平
面アンテナであり、また本発明の請求項2に記載の発明
は、請求項1において、第1および第2のリアクタンス
素子がいずれもコンデンサであるとともに、共振回路が
一端を第2の導電板に接続した分布定数線路であること
を特徴とし、さらに本発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1または2において、第1および第2のリアクタ
ンス素子と共振回路とを、それぞれ第1の導電板と同一
の平面上に配置することを特徴とするものである。
【0015】上記の構成において、第1および第2の導
電板により電波の放射部を形成するとともに、この放射
部と共振回路とを第1および第2のリアクタンス素子に
よって適当に結合することにより入出力端子の入力イン
ピーダンスに双峰特性を持たせて、必要な帯域にわたっ
てインピーダンスの整合を良好にして広帯域な平面アン
テナを実現することができる。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、第1の
導電板と、前記第1の導電板に対向して配置された第2
の導電板と、一端を前記第1の導電板の所定の位置に接
続し他端を前記第2の導電板に接続したスイッチング素
子とを備えたものであり、また本発明の請求項5に記載
の発明は、少なくとも一つのスリットを有する第1の導
電板と、前記第1の導電板に対向して配置された第2の
導電板と、前記第1の導電板と前記第2の導電板とを所
定の位置で接続した少なくとも一つの導電体と、前記第
1の導電板に設けられたスリットをまたいで接続したス
イッチング素子とを備えたものであり、さらに本発明の
請求項8に記載の発明は、請求項4または5の発明にお
いて、スイッチング素子をダイオードにより構成したこ
とを特徴とするものであり、いずれも前記スイッチング
素子のオン・オフによる共振モードまたは放射部の実効
的な寸法の変更により共振周波数を変化させて平面アン
テナを複数の周波数範囲に共振させるように作用する。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
4または5の発明において、一端を第1の導電板の所定
の位置に接続したインピーダンス変換器と、前記インピ
ーダンス変換器の他端に接続した入出力端子とを備える
平面アンテナの構成であり、また本発明の請求項7に記
載の発明は、請求項6の発明においてインピーダンス変
換器が分布定数線路であることを特徴とする構成であ
り、この構成によって複数の周波数帯域のインピーダン
スの値を所定の範囲に収めるように作用する。
【0018】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
6または7の発明において、インピーダンス変換器を第
1の導電板と同一の平面上に配置したことを特徴とする
ものであり、これによって平面アンテナの小型化を図る
ように作用する。
【0019】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1から請求項9の発明において、第1の導電板と第2
の導電板との間に誘電体を充填したことを特徴とするも
のであり、この誘電体によって波長短縮を行い、本発明
の平面アンテナを小型化し組立を容易にすることができ
る。
【0020】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態の平面アンテナを示す斜視図である。図1に
おいて、上面の銅箔パターン1は第1の導電板として、
下面の銅箔パターン2は第2の導電板として機能する。
この上面の銅箔パターン1の一角より端辺に沿って内面
に導電体を形成したスルーホール3a,3bおよび3c
が一列に配列しており、スルーホール3a,3b、3c
の内面の導電体は上面の銅箔パターン1と下面の銅箔パ
ターン2とを接続する導電体として機能している。これ
ら上面の銅箔パターン1、下面の銅箔パターン2、スル
ーホール3a,3bおよび3cは誘電体基板4により保
持されて電波の放射部を構成している。この放射部への
給電点5はスルーホール3cの近傍に設けられるが、こ
の給電点5の位置とスルーホール3a,3bおよび3c
の個数は、給電点5から放射部を見た入力インピーダン
スが整合に都合のよい値となるように定められる。たと
えばスルーホール3a,3bおよび3cの数を増加させ
ると、共振周波数が上昇するために、共振周波数を一定
に確保するように上面の銅箔パターン1の1辺の長さb
を長くする必要が生じるが、その反面で入力インピーダ
ンスが低下するので、給電点5の位置を変えることによ
る入力インピーダンスの可変範囲を広げるとともに、帯
域幅の広い周波数特性を持たせることが可能となる。本
実施例においては、1885±25MHzおよび1,9
65±25MHzの2つの周波数帯域をカバーする目的
で、スルーホール3a,3bおよび3cの個数を3個と
し、上面の銅箔パターン1の寸法は27mm×24m
m、誘電体基板4の厚さは5mmで比誘電率を4程度と
した。
【0021】入出力端子7から第1のリアクタンス素子
であるセラミックコンデンサ6を介して、この放射部の
給電点5に接続する。さらにこの入出力端子7から第2
のリアクタンス素子であるセラミックコンデンサ8を介
して共振回路9の一端に接続し、この共振回路9の他端
をスルーホール10で下面の銅箔パターン2に接続し、
これらが誘電体基板4上に構成されている。
【0022】上記のように構成された図1の平面アンテ
ナの動作を以下に説明する。上面の銅箔パターン1、下
面の銅箔パターン2、スルーホール3a,3b,3cお
よび誘電体基板4で構成される放射部は一種の並列共振
回路を構成しており、一方第2のリアクタンス素子8、
共振回路9およびスルーホール10とで構成される整合
回路部は他の共振回路を構成している。ここで、放射部
の共振周波数と整合回路部の共振周波数とをある一定の
周波数間隔で設定し、第1のリアクタンス素子であるコ
ンデンサ6と第2のリアクタンス素子であるコンデンサ
8とにより両者を適当に結合することにより、広い周波
数帯域においてインピーダンス整合が可能となり、電圧
定在波比の周波数特性曲線において双峰特性を得ること
ができる。本実施例の平面アンテナにおいては、2つの
周波数帯域の中心点が80MHz離れているため、放射
部の共振周波数、整合回路部の共振周波数および両者を
結合する第1のリアクタンス素子6の値を適切に調整す
ることにより、電圧定在波比が約80MHz離れた双峰
特性となるように設定し、両方の周波数帯域をカバーし
た広帯域なインピーダンスマッチングを得ることができ
る。
【0023】本実施形態において、第1のリアクタンス
素子は0.7pFのセラミックコンデンサ6で、第2の
リアクタンス素子は1.25pFのセラミックコンデン
サ8でそれぞれ構成し、共振回路は上面の銅箔パターン
1と同一平面上に設けた幅1mm長さ10.9mmのス
トリップ線路9で構成した。そしてスルーホール10に
よりストリップ線路9の他端と下面の銅箔パターン2と
を接続した。入出力端子7は誘電体基板4の上面に形成
された銅箔パターンにより構成した。以上の構成によ
り、入力インピーダンス特性にもとづく電圧定在波比に
双峰特性を持たせ、前述の2つの周波数帯域内において
電圧定在波比を2.5以下に抑えることができた。図2
に放射部のみで平面アンテナを構成した図10の従来の
構成の場合と本発明の構成とした場合とについて、電圧
定在波比の周波数特性を比較する。同図より、本発明の
構成とすることによって比帯域を2倍以上に拡大するこ
とができることがわかる。
【0024】なお、本実施形態においては共振回路9は
誘電体基板4上に形成した分布定数線路としたが、それ
以外にもコイルやコンデンサによる集中定数素子の組み
合わせや、誘電体共振器等の共振素子によっても構成し
てもよい。
【0025】また第1、第2の導電板1、2や共振回路
9等は誘電体基板4上に構成したが、誘電体基板4上に
は導電板1や共振回路9を構成し、これを他の導電体上
に固着することによって他の導電体を導電板2に代える
ことができる。さらに誘電体基板4を除去して何らかの
手段で第2の導電板2に対する第1の導電板1、共振回
路9の間隔を保持できればよい。
【0026】(第2の実施形態)つぎに2つのシステム
の周波数が大きく離れているとき、この周波数範囲をカ
バーするための本発明の第2の実施形態の平面アンテナ
について説明する。図3(a)は本実施形態の平面アン
テナの概略斜視図、図3(b)は同じくその銅箔パター
ンの平面図である。図において上面の銅箔パターン31
は第1の導電板として、下面の銅箔パターン32は第2
の導電板として機能する。この上面の銅箔パターン31
の一角より適宜離れた位置に、内面に導電体を形成した
少なくとも1個のスルーホール33を配置して、スルー
ホール内面の導電体は上面の銅箔パターン31と下面の
銅箔パターン32とを接続する導電体として機能してい
る。
【0027】これら上面の銅箔パターン31、下面の銅
箔パターン32、スルーホール33は誘電体基板34に
より保持されて電波の放射部を構成している。上面の銅
箔パターン31にはスリット35が設けられている。こ
のスリット35によって上面の銅箔パターン31の周囲
長を増すことにより放射部の面積を小型にする効果を持
たせている。スリット35は、その長さを長くする必要
があるときは図3のように折り曲げることができる。
【0028】この放射部への給電点36はスルーホール
33の近傍に設けられるが、この給電点36の位置とス
ルーホール33の位置とは、給電点36から放射部を見
た入力インピーダンスが整合に都合のよい値となるよう
に定められる。さらに給電点36に対してスリット35
を隔てて最遠方の近辺の短絡点37において短絡スイッ
チ38を設け短絡スイッチ38をオンにしたときは第1
の導電体31と第2の導電体32が短絡されるように構
成する。
【0029】上記のように構成された図3の平面アンテ
ナの動作を、2つのシステムの周波数帯域が818±8
MHz帯と1,489±24MHz帯である場合を例と
して説明する。上面の銅箔パターン31、下面の銅箔パ
ターン32、スルーホール33および誘電体基板34で
構成される放射部は一種の並列共振回路を構成してい
る。まず短絡スイッチ38をオフにしたときは、放射部
はλ/4モードで共振し、つぎに短絡スイッチ38をオ
ンにしたときは、放射部はλ/2モードで共振する。
【0030】本実施形態では携帯電話を模擬して図3
(b)のような長さ125mm、幅35mm、厚さ0.
3mmの銅板を用い、平面アンテナとして厚さ5mmの
誘電体基板にエッチングしてa=21mm、b=21m
mの銅箔パターンを形成し、スルーホールは1個設け図
のスリット長は23mmであった。これを誘電体基板裏
面に形成した第2の導電板としての銅箔パターンにより
上記の銅板の一端にはんだ付けすることで固着した。こ
の状態で短絡スイッチ38のオフ状態でf0 =818M
Hzでλ/4モードで共振し、短絡点を接地した状態す
なわち短絡スイッチ38のオン状態ではf0 =1,48
9MHzでλ/2モードで共振した。それぞれの給電点
における入力インピーダンスと電圧定在波比を図4
(a)ないし(d)に示す。図4(a)のように818
MHzでは共振点での入力インピーダンスはやや高いイ
ンピーダンスが、図4(c)のように1,489MHz
においてはやや低いが適正な入力インピーダンスが得ら
れ、また各帯域とも電圧定在波比は充分な値が得られ
た。
【0031】818MHz帯のインピーダンスが高い点
を改善するには、たとえば818MHz帯における給電
点を入力インピーダンスが最適になるように移動するの
も一つの方法である。
【0032】なお短絡スイッチ38で短絡する個所をず
らすことによって共振周波数や入力インピーダンスを調
整することが可能であり、短絡スイッチを複数個設けて
必要によって切り換えて3以上の複数の周波数帯域に対
応するようにしてもよい。
【0033】(第3の実施形態)同じく2つのシステム
の周波数が大きく離れているとき、この周波数範囲をカ
バーするための他の手段として本発明の第3の実施形態
の平面アンテナについて説明する。図5(a)は本実施
形態の平面アンテナの概略斜視図、図5(b)は同じく
その銅箔パターンの平面図である。図において上面の銅
箔パターン51は第1の導電板として、下面の銅箔パタ
ーン52は第2の導電板として機能する。この上面の銅
箔パターン51の一角より適宜離れた位置に、内面に導
電体を形成した少なくとも1個のスルーホール53を配
置して、スルーホール内面の導電体は上面の銅箔パター
ン51と下面の銅箔パターン52とを接続する導電体と
して機能している。これら上面の銅箔パターン51、下
面の銅箔パターン52、スルーホール53は誘電体基板
54により保持されて電波の放射部を構成している。上
面の銅箔パターン51にはスリット55が設けられてい
る。このスリット55によって上面の銅箔パターン51
の周囲長を増すことにより放射部の面積を小型にする効
果を持たせている。この放射部への給電点56はスルー
ホール53の近傍に設けられるが、この給電点56の位
置とスルーホール53の個数とは、給電点56から放射
部を見た入力インピーダンスが整合に都合のよい値とな
るように定められる。さらにスリット55によって分断
されている銅箔パターン51をスリット55にまたがる
ように短絡する短絡スイッチ57を設け、スイッチ57
をオンにしたときは第1の導電体51上においてスリッ
ト55が短絡されるように構成する。
【0034】上記のように構成された図5の平面アンテ
ナの動作を、2つのシステムの周波数帯域が818±8
MHz帯と1,489±12MHz帯である場合を例と
して説明する。上面の銅箔パターン51、下面の銅箔パ
ターン52、スルーホール53および誘電体基板54で
構成される放射部は一種の並列共振回路を構成してい
る。まず短絡スイッチ57をオフにしたときは、放射部
はスリット55が存在する状態となり、つぎに短絡スイ
ッチ57をオンにしたとき、放射部はスリット55が短
絡した状態となり、上面の銅箔パターン51の周囲長を
増す効果が減殺される。
【0035】本実施形態では図5(b)のよう携帯電話
を模擬して長さ125mm、幅35mm、厚さ0.3m
mの銅板を用い、平面アンテナとして厚さ5mmの誘電
体基板にエッチングしてa=22mm、b=18mmの
銅箔パターンを形成し、スルーホールは5個設け図のス
リット長は59mmであった。これを誘電体基板裏面に
形成した第2の導電板としての導電パターンによって上
記の銅板上の一端にはんだ付けで固着した。この状態で
短絡スイッチ57のオフ状態でf0 =818MHzで共
振し、短絡スイッチ57のオン状態では銅箔パターン5
1の周囲長が等価的に短くなってf0 =1,489MH
zで共振した。
【0036】それぞれの給電点における入力インピーダ
ンスと電圧定在波比を図6(a)ないし(d)に示す。
図6(a)のように818MHzでは共振点での入力イ
ンピーダンスはやや高いが、図6(c)のように1,4
89MHzにおいては適正な入力インピーダンスが得ら
れ、また各帯域内とも電圧定在波比は充分な値が得られ
た。
【0037】818MHz帯のインピーダンスが高い点
を改善するには、たとえば第2の実施形態と同様に81
8MHz帯における給電点を入力インピーダンスが最適
になるように移動するのも一つの方法である。
【0038】なお短絡スイッチ57で短絡する個所をず
らすことによって共振周波数や入力インピーダンスを調
整することが可能であり、短絡スイッチをスリットの途
中に複数個設けて必要によって切り換えて、3以上の複
数の周波数帯域に対応するようにしてもよい。
【0039】(第4の実施形態)同じく2つのシステム
の周波数が大きく離れているとき、この周波数範囲をカ
バーするためのさらに他の手段として本発明の第4の実
施形態の平面アンテナについて説明する。図7(a)は
本実施形態の平面アンテナの概略斜視図、図7(b)は
同じくその銅箔パターンの平面図である。図において誘
電体基板74上面の銅箔パターン71は第1の導電板と
して、下面の銅箔パターン72は第2の導電板として機
能する。この上面の銅箔パターン71の1つの角付近に
設けた給電点76から銅箔パターン71をエッチングし
て形成したインピーダンス変換器としてのストリップ線
路79を接続し、このストリップ線路79の他端を入出
力端子80としている。また、給電点76の付近で内面
に導電体を形成した少なくとも1個のスルーホール73
を配置して、スルーホール73の内面の導電体は上面の
銅箔パターン71と下面の銅箔パターン72とを接続す
る導電体を構成している。これら上面の銅箔パターン7
1、下面の銅箔パターン72、スルーホール73は誘電
体基板74により保持されて電波の放射部を構成してい
る。上面の銅箔パターン71にはさらにスリット75が
設けられている。このスリット75によって上面の銅箔
パターン71の周囲長を増すことにより放射部の面積を
小型にする効果を持たせている。
【0040】この給電点76と入出力端子80との間に
接続する伝送ライン79の長さは、所望の周波数におい
て電気長が約λ/4となるように決定する。この給電点
76の位置とスルーホール73の位置とは、2つの周波
数帯のいずれにおいても給電点76から放射部を見た入
力インピーダンスが整合に都合のよい値となるように定
められる。さらにスリット75を隔ててスルーホール7
3に対して銅箔パターン71上で最遠方点の近辺に短絡
点77を定めて銅箔パターン72との間を短絡する短絡
スイッチ78を設け短絡スイッチ78をオンにしたとき
は第1の導電体71と第2の導電体72とが短絡される
ように構成する。
【0041】上記のように構成された図7の平面アンテ
ナの動作を、2つのシステムの周波数帯域が818±8
MHz帯と1,489±12MHz帯である場合を例と
して説明する。上面の銅箔パターン71、下面の銅箔パ
ターン72、スルーホール73および誘電体基板74で
構成される放射部は一種の並列共振回路を構成してい
る。まずスイッチ78をオフにしたときは、放射部はλ
/4モードで共振し、つぎにスイッチ78をオンにした
とき、放射部はλ/2モードで共振する。
【0042】本実施形態では図7(b)のように携帯電
話を模擬して長さ125mm、幅35mm、厚さ0.3
mmの銅板を用い、平面アンテナとして厚さ5mmの誘
電体基板にエッチングして銅箔パターンを形成し、これ
を誘電体基板裏面に形成した第2の導電板としての導電
パターンによって上記の銅板上の一端にはんだ付けで固
着した。ストリップ線路79の長さは818MHzにお
いてλ/4近辺で調整し、1,489MHzでは短絡ス
イッチ78の短絡点77の位置で共振周波数を調整す
る。その結果スルーホール73は1個でストリップ線路
79の長さは53mm、スリット75の長さは14mm
となった。この状態で短絡スイッチ78のオフ状態でf
0 =818MHzでλ/4モードで共振し、短絡点を接
地した状態すなわちスイッチ78のオン状態ではf0 =
1,489MHzでλ/2モードで共振した。
【0043】それぞれの給電点における入力インピーダ
ンスと電圧定在波比を図8(a)ないし(d)に示す。
図8(a)のように818MHzでは共振点での入力イ
ンピーダンスは適正であり、図8(c)のように1,4
89MHzにおいても適正な入力インピーダンスが得ら
れ、また各帯域とも電圧定在波比は充分な値が得られ
た。
【0044】このように本実施形態においては、第2の
実施形態にストリップ線路79を付加した形であるが、
第3の実施形態にストリップ線路を付加した場合にも適
用できるのは当然である。このように第2および第3の
実施形態における818MHzにおいてインピーダンス
が上昇する問題を改善して両方の周波数帯域において入
力インピーダンスを適正な値に保ち、かつ電圧定在波比
も満足すべき値を得ることができる。
【0045】上記各実施形態2ないし4によって図9の
ような周波数対定在波比の周波数特性が得られた。
【0046】なお上記各実施例において短絡スイッチの
作用は具体的にはPINダイオードによって実現可能で
あり、PINダイオードを短絡スイッチの挿入個所に設
け、その制御端子に順方向電圧を印加したときにPIN
ダイオードすなわち短絡スイッチがオンとなるものであ
る。
【0047】なお、上記各実施形態において説明した数
値や構成は一例であり、本発明はこれらの数値や構成の
細部に限定されるものではない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の平面アンテ
ナは、請求項1および付随する請求項に記載した構成に
よって、第1および第2の導電板により電波の放射部を
形成するとともに、この放射部と共振回路とを第1およ
び第2のリアクタンス素子によって適当に結合すること
により必要な帯域にわたってインピーダンスの整合を良
好にして、広帯域な平面アンテナを実現することができ
る。
【0049】また、本発明の平面アンテナは請求項4お
よび付随する請求項に記載した構成によって、スイッチ
ング素子により第1および第2の導電板よりなる放射部
の共振モードを変えることにより、また請求項5および
付随する請求項に記載した構成によって、スイッチング
素子により第1および第2の導電板よりなる放射部の実
効的な寸法を変えることにより、共振周波数を任意の2
つの周波数帯域に設定することが可能となる。
【0050】また、本発明の平面アンテナは請求項6お
よび付随する請求項に記載した構成によって、複数の周
波数帯域に適用したときのインピーダンスのバランスを
改善することができる。
【0051】以上により、異なる2つの周波数帯域を使
用する無線機に用いた場合にも、両方の周波数帯域にお
いて共振し、かつインピーダンス整合が可能な平面アン
テナを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の平面アンテナの概略
構成を示す斜視図
【図2】同じくその周波数対定在波比を従来技術のもの
と比較した周波数特性図
【図3】本発明の第2の実施形態の平面アンテナの構成
を示す図
【図4】同じくその各周波数帯域におけるインピーダン
スおよび定在波比を示す特性図
【図5】本発明の第3の実施形態の平面アンテナの構成
を示す図
【図6】同じくその各周波数帯域におけるインピーダン
スおよび定在波比を示す特性図
【図7】本発明の第4の実施形態の平面アンテナの構成
を示す図
【図8】同じくその各周波数帯域におけるインピーダン
スおよび定在波比を示す特性図
【図9】本発明の2周波数対域にわたる周波数対定在波
比の周波数特性図
【図10】従来技術の平面アンテナの概略構成を示す斜
視図
【符号の説明】
1 銅箔パターン(第1の導電板) 2 銅箔パターン(第2の導電板) 3a,3b,3c,10 スルーホール 4 誘電体基板 5 給電点 6 コンデンサ(第1のリアクタンス素子) 7 入出力端子 8 コンデンサ(第2のリアクタンス素子) 9 共振回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 裕 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の導電板と、前記第1の導電板に対向
    して配置された第2の導電板と、前記第1の導電板と前
    記第2の導電板とを接続する少なくとも一つの導電体
    と、前記第1の導電板の所定の位置に第1のリアクタン
    ス素子を介して結合する入出力端子と、前記入出力端子
    に第2のリアクタンス素子を介して結合する共振回路と
    を備えることを特徴とする平面アンテナ。
  2. 【請求項2】第1および第2のリアクタンス素子がいず
    れもコンデンサであるとともに、共振回路が一端を第2
    の導電板に接続した分布定数線路であることを特徴とす
    る請求項1に記載の平面アンテナ。
  3. 【請求項3】第1および第2のリアクタンス素子と共振
    回路とを、それぞれ第1の導電板と同一の平面上に配置
    することを特徴とする請求項1または2に記載の平面ア
    ンテナ。
  4. 【請求項4】第1の導電板と、前記第1の導電板に対向
    して配置された第2の導電板と、一端を前記第1の導電
    板の所定の位置に接続し、他端を前記第2の導電板に接
    続したスイッチング素子とを備え、前記スイッチング素
    子のオン・オフにより共振周波数を変化させることを特
    徴とする平面アンテナ。
  5. 【請求項5】少なくとも一つのスリットを有する第1の
    導電板と、前記第1の導電板に対向して配置された第2
    の導電板と、前記第1の導電板と前記第2の導電板とを
    所定の位置で接続した少なくとも一つの導電体と、前記
    第1の導電板に設けられたスリットをまたいで接続した
    スイッチング素子とを備え、前記スイッチング素子のオ
    ン・オフにより共振周波数を変化させることを特徴とす
    る平面アンテナ。
  6. 【請求項6】一端を第1の導電板の所定の位置に接続し
    たインピーダンス変換器と、前記インピーダンス変換器
    の他端に接続した入出力端子とを備える請求項4または
    5に記載の平面アンテナ。
  7. 【請求項7】インピーダンス変換器が分布定数線路であ
    ることを特徴とする請求項6に記載の平面アンテナ。
  8. 【請求項8】スイッチング素子をダイオードにより構成
    したことを特徴とする請求項4または5に記載の平面ア
    ンテナ。
  9. 【請求項9】インピーダンス変換器を第1の導電板と同
    一の平面上に配置したことを特徴とする請求項6または
    7に記載の平面アンテナ。
  10. 【請求項10】第1の導電板と第2の導電板との間に誘
    電体を充填したことを特徴とする請求項1から請求項9
    のいずれかに記載の平面アンテナ。
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