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JPH09227541A - テトラヒドロフラン誘導体の製造方法 - Google Patents

テトラヒドロフラン誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPH09227541A
JPH09227541A JP8040030A JP4003096A JPH09227541A JP H09227541 A JPH09227541 A JP H09227541A JP 8040030 A JP8040030 A JP 8040030A JP 4003096 A JP4003096 A JP 4003096A JP H09227541 A JPH09227541 A JP H09227541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
lanthanoid
compound
general formula
samarium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8040030A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hosomi
彰 細見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP8040030A priority Critical patent/JPH09227541A/ja
Publication of JPH09227541A publication Critical patent/JPH09227541A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Furan Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の立体配置のテトラヒドロフラン誘導体
を選択性よく製造する方法を提供する。 【解決手段】 一般式(1) で示されるハロメチルシリルエーテル類と一般式(2) で示されるオレフィン類とを、ランタノイド金属もしく
はランタノイド化合物の存在下に反応させることを特徴
とする一般式(3)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テトラヒドロフラ
ン誘導体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テトラヒドロフラン誘導体、特にその立
体異性体は医薬、農薬などの中間体として有用であり、
例えばアルコール類の分子内求核置換反応などの方法に
よって製造されることが知られている。しかしながら、
従来の製造方法はいずれも立体選択性に劣り、特定の立
体配置のテトラヒドロフラン誘導体を選択的に製造する
方法が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、特
定の立体配置のテトラヒドロフラン誘導体を選択性よく
製造する方法を開発すべく鋭意検討した結果、ハロメチ
ルシリルエーテル類とオレフィン類とをランタノイド金
属もしくはランタノイド化合物の存在下に反応させるこ
とによって特定の立体配置のテトラヒドロフラン誘導体
を選択性よく製造することができることを見出し、本発
明に至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、一般
式(1) (式中、R1 はアルキル基、アラルキル基またはアリー
ル基を示し、R2 は水素原子、アルキル基、アリール
基、トリアルキルシリル基またはハロゲン原子を示し、
Xはハロゲン原子を示す。ただし、R2 は互いに同一で
あっても異なっていてもよい。)で示されるハロメチル
シリルエーテル類と一般式(2) (式中、R3 、R4 、R5 、R6 はそれぞれ独立して水
素原子、シアノ基、アルキル基、アリール基、アルコキ
シル基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、トリアルキルシリル基、アルコキシカルボニル
基、アルコキシスルホニル基、カルボニル基、ハロゲン
原子を示す。)で示されるオレフィン類とを、ランタノ
イド金属もしくはランタノイド化合物の存在下に反応さ
せることを特徴とする一般式(3) (式中、R1 、R3 、R4 、R5 、R6 はそれぞれ前記
と同じ意味を示す。)で示されるテトラヒドロフラン誘
導体の製造方法を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】ここで、ハロメチルシリルエーテ
ル類において置換基R1 におけるアルキル基としては、
例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロ
ピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル
基、t−ブチル基、n−ペンチル基、ネオペンチル基、
n−ヘキシル基などの炭素数1〜6のアルキル基など
が、アラルキル基としては、例えばベンジル基、フェネ
チル基、ナフチルメチル基などの炭素数7〜11のアラ
ルキル基などが、アリール基としては、例えばフェニル
基、o−,m−,p−メチルフェニル基などがそれぞれ
挙げられる。
【0006】置換基R2 におけるアルキル基、アリール
基としては、置換基R1 として前記したと同様のものが
挙げられ、トリアルキルシリル基としてはトリメチルシ
リル基、トリエチルシリル基、トリt−ブチルシリル
基、ジt−ブチルモノメチルシリル基などが、ハロゲン
原子としては塩素原子、臭素原子などがそれぞれ例示さ
れ、中でも収率の点でアルキル基、アリール基が好まし
い。これらの置換基R2は互いに同一であっても異なっ
ていてもよい。
【0007】置換基Xで示されるハロゲン原子として
は、例えば塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などが挙げ
られ、中でも臭素原子、ヨウ素原子が好ましい。
【0008】かかるハロメチルシリルエーテル類として
は、例えば1−ヨード−1−トリエチルシロキシ−3−
フェニルプロパン、1−ヨード−1−トリエチルシロキ
シ−2−メチルプロパン、1−ヨード−1−トリエチル
シロキシプロパン、1−ヨード−1−トリエチルシロキ
シ−3−メチルブタン、1−ヨード−1−トリクロロシ
ロキシ−3−メチルブタン、1−ヨード−1−トリ(ト
リメチルシリル)シロキシ−3−メチルブタン、1−ヨ
ード−1−シロキシ−3−メチルブタンおよび上記各化
合物における1−ヨードが1−ブロモ、1−クロルに相
当する化合物などが挙げられる。
【0009】オレフィン類において置換基R3 、R4
5 、R6 におけるアルキル基、アリール基としてはそ
れぞれ置換基R1 として前記したと同様のものが、トリ
アルキルシリル基、ハロゲン原子としてはそれぞれ置換
基R2 として前記したと同様のものが、アルコキシル基
としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、t−
ブトキシ基、イソブトキシ基などが、アリールオキシ基
としてはフェニルオキシ基などが、アルキルチオ基とし
てはメチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、t
−ブチルチオ基、イソブチルチオ基などが、アルコキシ
カルボニル基としてはメトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基などが、アルコキシスルホニル基としては
メトキシスルホニル基、エトキシスルホニル基などが、
カルボニル基としてはメチルカルボニル基、エチルカル
ボニル基、t−ブチルカルボニル基などがそれぞれ例示
され、これらのアルキル基、アリール基、アルコキシル
基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、アルコキシカルボニル基、アルコキシスルホニル
基、カルボニル基はさらにメトキシ基、エトキシ基、n
−プロポキシ基、i−プロポキシ基、ブトキシ基、ペン
トキシ基、ヘクトキシ基などの炭素数1〜6のアルコキ
シル基などで置換されていてもよい。
【0010】かかるオレフィン類としては、例えばエチ
レン、1−デセン、トランス−1−メトキシ−3−フェ
ニル−2−プロペン、シス−1−メトキシ−3−フェニ
ル−2−プロペン、トランス−1,4−ジメトキシ−2
−ブテン、シス−1,4−ジメトキシ−2−ブテン、1
−メトキシ−1−デセン、1−フェノキシ−1−デセ
ン、1−メチルチオ−1−ブテン、アクリル酸メチル、
1−トリメチルシリル−2−ブテンなどが挙げられ、そ
の使用量はハロメチルシリルエーテル類に対して通常は
0.05〜5モル倍、好ましくは0.1〜2モル倍の範
囲である。
【0011】ランタノイド金属としては、例えばサマリ
ウム金属などが、ランタノイド化合物としては、例えば
サマリウム(II)化合物などがそれぞれ挙げられ、サ
マリウム(II)化合物の中でも、サマリウム(II)
の塩化物、臭化物、ヨウ化物などのハロゲン化物などが
好ましく用いられる。これらのランタノイド金属もしく
はランタノイド化合物の使用量はハロメチルシリルエー
テル類に対して通常0.05〜5モル倍、好ましくは
0.2〜2モル倍の範囲である。
【0012】反応は、通常、溶媒中で行われ、かかる溶
媒としては、例えばベンゼン、トルエン、ヘキサンなど
の炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ランなどのエーテル系溶媒など、反応に対して不活性な
溶媒が挙げられる。これらの溶媒はそれぞれ単独または
2種以上を混合して用いられ、その使用量はハロメチル
シリルエーテル類に対して通常は1〜1000重量倍、
好ましくは5〜200重量倍の範囲である。
【0013】反応に際しては、例えば溶媒中でランタノ
イド金属もしくはランタノイド化合物とオレフィン類と
ハロメチルシリルエーテル類とを混合すればよいが、オ
レフィン類が気体状である場合には、その雰囲気下で溶
媒にランタノイド金属もしくはランタノイド化合物とハ
ロメチルシリルエーテル類とを加え、混合してもよい
し、溶媒中でランタノイド金属もしくはランタノイド化
合物とハロメチルシリルエーテル類とを混合したのちに
オレフィン類を吹き込み、供給してもよい。反応温度は
通常−90〜50℃、好ましくは−10〜50℃、より
好ましくは0〜40℃の範囲である。
【0014】かかる反応は立体選択的に進行し、通常、
一般式(3)で示されるテトラヒドロフラン誘導体の2
位の置換基R1 と5位の置換基R1 との立体配置がトラ
ンス位の関係にあるトランス体が優先的に製造される。
【0015】なお、ランタノイド金属を用いる場合に
は、これを溶媒中で予めハロゲン化金属と混合して用い
ることが、反応性の点で好ましい。ここでハロゲン化金
属としては、例えば水銀(II)、亜鉛(II)、銅
(II)の臭化物、ヨウ化物などのハロゲン化水銀(I
I、ハロゲン化亜鉛(II)、ハロゲン化銅(II)な
どが挙げられ、その使用量はランタノイド金属に対して
通常は0.05〜1モル倍、好ましくは0.1〜0.5
モル倍の範囲であり、この場合、かかる混合は通常、−
20℃〜100℃、好ましくは0〜50℃の温度範囲で
窒素ガス、Arガスなどの不活性ガス雰囲気下に行われ
る。
【0016】反応後、得られた反応混合物に、例えば炭
酸水素ナトリウム水溶液などを加えたのち、水層を分離
して有機層を得るが、有機層を効率よく分離できない場
合や先の反応において水と相溶性の溶媒を用いた場合に
は、例えばクロロホルム、酢酸エチル、ジエチルエーテ
ルなどの水に不溶の溶媒を加えたのちに水層を分離して
もよい。次いで、得られた有機層を乾燥後、濃縮するこ
とによって、目的のテトラヒドロフラン誘導体を得るこ
とができ、これはさらに通常の方法、例えばシリカゲル
カラムクロマトグラム処理などによって精製されてもよ
い。
【0017】かくして得られるテトラヒドロフラン誘導
体としては、例えば2,5−ジ−(2−フェネチル)−
テトラヒドロフラン、2,5−ジ−(2−フェネチル)
−3−メトキシメチル−4−フェニルテトラヒドロフラ
ン、2,5−ジ−イソプロピル−3−メトキシメチル−
4−フェニルテトラヒドロフラン、2,5−ジエチル−
3−オクチルテトラヒドロフラン、2,5−ジエチル−
3,4−ジ−(メトキシメチル)テトラヒドロフラン、
2,5−ジエチル−3−メトキシメチル−4−フェニル
テトラヒドロフランなどが挙げられる。
【0018】
【発明の効果】本発明の方法によれば、特定の立体配置
のテトラヒドロフラン誘導体を選択的に製造することが
できる。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【0020】実施例1 サマリウム金属316mg(2.1mmol)を減圧乾
燥したのち、窒素気流下、塩化水銀(II)109mg
(0.4mmol)およびテトラヒドロフラン5mlと
混合し、20分間攪拌した。次いで、1−ヨード−1−
トリエチルシロキシ−3−フェニルプロパン1.51g
(4mmol)のトルエン溶液(4ml)を加え、−7
8℃に冷却後、攪拌下エチレンガス100ml(4.5
mmol)を吹き込み供給した。その後、攪拌下室温ま
で昇温したのち、同温度でさらに1時間攪拌した。得ら
れた反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液15m
lと混合したのち有機層と水層とに分離した。得られた
水層をジエチルエーテル20mlを用いる抽出処理を3
回行い、得られた有機層を先の有機層と合わせ、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフ処理(酢酸エチル:ヘキサン=1:40)
して、2,5−トランス−ジ−(2フェネチル)−テト
ラヒドロフラン718mg(0.64mmol)を得た
(収率64%)。
【0021】実施例2 サマリウム金属316mg(2.1mmol)を減圧乾
燥したのち、窒素気流下、塩化水銀(II)109mg
(0.4mmol)およびテトラヒドロフラン5mlと
混合し、20分間攪拌した。次いで、トランス−1−メ
トキシ−3−フェニル−2−プロペン148mg(1m
mol)を加え、−78℃に冷却後、1−ヨード−1−
トリエチルシロキシ−3−フェニルプロパン1.51g
(4mmol)のトルエン溶液(4ml)を加えた。そ
の後、攪拌下室温まで昇温したのち、同温度でさらに1
時間攪拌した。得られた反応混合物に飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液15mlと混合したのち有機層と水層とに
分離した。得られた水層をジエチルエーテル20mlを
用いる抽出処理を3回行い、得られた有機層を先の有機
層と合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、
シリカゲルカラムクロマトグラフ処理(酢酸エチル:ヘ
キサン=1:40)して、2,5−ジ−(2−フェネチ
ル)、3−メトキシメチル−4−フェニルテトラヒドロ
フラン348mg(0.87mmol)を得た(収率8
7%)。
【0022】実施例3 1−ヨード−1−トリエチルシロキシ−3−フェニルプ
ロパンのトルエン溶液に代えて、1−ヨード−1−トリ
エチルシロキシ−2−メチルプロパン1.26g(4m
mol)のトルエン溶液(4ml)を用いる以外は、実
施例2と同様に操作して、2,5−ジ−イソプロピル−
3−メトキシメチル−4−フェニルテトラヒドロフラン
185mg(0.67mmol)を得た(収率67
%)。
【0023】実施例4 トランス−1−メトキシ−3−フェニル−2−プロペン
に代えて1−デセン140mg(1mmol)を用い、
1−ヨード−1−トリエチルシロキシ−3−フェニルプ
ロパンのトルエン溶液に代えて、1−ヨード−1−トリ
エチルシロキシプロパン1.2g(4mmol)のトル
エン溶液(4ml)を用いる以外は実施例2と同様に操
作して、2,5−ジエチル−3−オクチルテトラヒドロ
フラン214mg(0.89mmol)を得た(収率8
9%)。
【0024】実施例5 トランス−1−メトキシ−3−フェニル−2−プロペン
に代えてトランス−1,4−ジメトキシ−2−ブテン1
16mg(1mmol)を用い、1−ヨード−1−トリ
エチルシロキシ−3−フェニルプロパンのトルエン溶液
に代えて、1−ヨード−1−トリエチルシロキシプロパ
ン1.2g(4mmol)のトルエン溶液(4ml)を
用いる以外は実施例2と同様に操作して、2,5−ジエ
チル−3,4−ジ−(メトキシメチル)テトラヒドロフ
ラン141mg(0.65mmol)を得た(収率65
%)。
【0025】実施例6 トランス−1−メトキシ−3−フェニル−2−プロペン
に代えてシス−1,4−ジメトキシ−2−ブテン116
mg(1mmol)を用い、1−ヨード−1−トリエチ
ルシロキシ−3−フェニルプロパンのトルエン溶液に代
えて、1−ヨード−1−トリエチルシロキシプロパン
1.2g(4mmol)のトルエン溶液(4ml)を用
いる以外は実施例2と同様に操作して、2,5−ジエチ
ル−3,4−ジ−(メトキシメチル)テトラヒドロフラ
ン214mg(0.99mmol)を得た(収率99
%)。
【0026】実施例7 トランス−1−メトキシ−3−フェニル−2−プロペン
に代えてトランス−1−メトキシ−3−フェニル−2−
プロペン148mg(1mmol)を用い、1−ヨード
−1−トリエチルシロキシ−3−フェニルプロパンのト
ルエン溶液に代えて1−ヨード−1−トリエチルシロキ
シプロパン1.2g(4mmol)のトルエン溶液(4
ml)を用いる以外は実施例2と同様に操作して、2,
5』ジエチル−3−メトキシメチル−4−フェニルテト
ラヒドロフラン184mg(0.74mmol)を得た
(収率74%)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 307/24 C07D 307/24 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、R1 はアルキル基、アラルキル基またはアリー
    ル基を示し、R2 は水素原子、アルキル基、アリール
    基、トリアルキルシリル基またはハロゲン原子を示し、
    Xはハロゲン原子を示す。ただし、R2 は互いに同一で
    あっても異なっていてもよい。)で示されるハロメチル
    シリルエーテル類と一般式(2) (式中、R3 、R4 、R5 、R6 はそれぞれ独立して水
    素原子、シアノ基、アルキル基、アリール基、アルコキ
    シル基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリール
    チオ基、トリアルキルシリル基、アルコキシカルボニル
    基、アルコキシスルホニル基、カルボニル基、ハロゲン
    原子を示す。)で示されるオレフィン類とを、ランタノ
    イド金属もしくはランタノイド化合物の存在下に反応さ
    せることを特徴とする一般式(3) (式中、R1 、R3 、R4 、R5 、R6 はそれぞれ前記
    と同じ意味を示す。)で示されるテトラヒドロフラン誘
    導体の製造方法。
  2. 【請求項2】一般式(3)で示されるテトラヒドロフラ
    ン誘導体が、その2位の置換基R1と5位の置換基R1
    との立体配置がトランス位の関係にあることを特徴とす
    る請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】ランタノイド金属もしくはランタノイド化
    合物が、サマリウム金属もしくはサマリウム化合物であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】サマリウム化合物がサマリウム(II)化
    合物であることを特徴とする請求項3に記載の製造方
    法。
JP8040030A 1996-02-27 1996-02-27 テトラヒドロフラン誘導体の製造方法 Pending JPH09227541A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100614546B1 (ko) * 2004-09-13 2006-08-25 한국과학기술연구원 입체선택성이 높은 테트라하이드로퓨란 고리화합물과 이의제조방법

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KR100614546B1 (ko) * 2004-09-13 2006-08-25 한국과학기술연구원 입체선택성이 높은 테트라하이드로퓨란 고리화합물과 이의제조방법

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