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JPH09225823A - 研削ホイールの装着構造 - Google Patents

研削ホイールの装着構造

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Publication number
JPH09225823A
JPH09225823A JP6207596A JP6207596A JPH09225823A JP H09225823 A JPH09225823 A JP H09225823A JP 6207596 A JP6207596 A JP 6207596A JP 6207596 A JP6207596 A JP 6207596A JP H09225823 A JPH09225823 A JP H09225823A
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JP
Japan
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grinding wheel
grinding
grindstone shaft
connecting flange
shaft
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Application number
JP6207596A
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English (en)
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JP3194697B2 (ja
Inventor
Shizuki Sasakura
閑樹 笹倉
Koichi Ueda
浩一 上田
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JTEKT Machine Systems Corp
Original Assignee
Koyo Machine Industries Co Ltd
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅広の砥石車を高周速で回転させても安定し
た研削を行うことができる研削ホイールの装着構造を提
供する。 【解決手段】 砥石軸3と研削ホイール2の接合部Aを
跨いで左右両側から連結フランジ5が当接されるととも
に、この連結フランジ5を介して研削ホイール2と砥石
軸3の双方に複数の締め付けボルト6が締め込まれる。
そのため、遠心膨張による研削ホイール2の拘束力の低
下がなく、研削ホイール2の中心のずれを防止できる。
さらに、研削ホイール2の左右両側が固定されることか
ら、砥石車の外周面がテーパ状になることも防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は研削ホイールを砥石
軸に装着する構造に関し、さらに詳細には、軸方向の長
さが150mm以上の研削ホイールを周速60m/秒を
越えて使用する研削盤において、研削ホイールの遠心膨
張に起因する諸問題を解決する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の砥石の場合、砥石周速60m/秒
を越えて使用すると遠心力で破壊する危険があるため、
これまで各種研削における砥石周速は、速いものでも6
0m/秒であった。
【0003】ところで、近時この種の研削盤において
は、その生産能力の向上を図るため砥石車の周速を高め
る傾向にあり、砥石幅が砥石車の直径に対して小さい
(すなわち「幅狭」の)砥石車を用いる円筒研削盤や平
面研削盤では、現在、周速60m/秒から速いもので2
00m/秒以上のものが実用化されるに至っており、実
験段階にあるものまでも含めると周速300m/秒を実
現するものまで現れている。
【0004】このように高周速で用いられる砥石車の研
削ホイールは、本体をアルミニウム合金や鉄系合金等の
金属、あるいは繊維強化樹脂で製作して強度の向上を図
り、本体の外周部にダイヤモンドやCBNの砥粒層が形
成されている。さらに遠心力による膨張を小さくするた
めに、研削ホイールの内径を小さくする工夫をしてい
る。この結果、砥石車aの砥石軸bへの装着は従来の踏
襲で、例えば図10(a)に示すように砥石フランジc,
eで研削ホイールhの側面を挟んでナットiで締めつけ
るか、あるいは図10(b) に示すように砥石軸bの一側
面に研削ホイールhをボルトdで固定する方法で十分に
対応できている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように高速用研削ホイールが円筒研削盤等に使用されつ
つある現状においても、主にセンタレス研削盤(図11
参照)のように砥石幅lが砥石車aの直径に対して大き
い(すなわち「幅広」の)砥石車aを備える研削盤に適
用する場合、図10(a),(b) に示す従来の装着方法では
以下のような問題があり、かかる高周速化の要求に十分
に対応できていなかった。
【0006】すなわち、幅広の砥石車にあっては、砥石
軸bが長くなるため、剛性上の理由により研削ホイール
hの内径を大きくせざるを得ず、砥石車aを高周速で回
転させると、回転による遠心力の作用で砥石車全体が図
6の点線で示すように外側に撓んで浮き上がってしまい
(以下この状態を「遠心膨張」という)、またそれに伴
って研削ホイールhの幅も一時的に縮んでしまう。その
ため、従来のように砥石車a(研削ホイールh)を挟持
して保持する構造では、固定フランジc、自由フランジ
e双方の把持面g,fによる研削ホイールh側面の拘束
力が弱まり、装着時に位置決めした研削ホイールhの中
心がずれてしまうという問題があった。
【0007】しかも、図11に示すように、上記のよう
な従来の装着構造においては、通常、研削ホイールhの
内周面と固定フランジcの外周面との間には研削ホイー
ルhの装着を容易にするための遊び空間が形成されてい
ることから、このような研削ホイールhの中心のずれは
一層大きなものとなってしまう。そして研削を中断する
等、一旦砥石車aの回転が停止すれば砥石車aは再び元
の寸法に復帰するが、軸心に対して元の位置には正確に
戻らず、連続して研削を行うには再度研削ホイールhの
位置決め、あるいは外周ツルーイングとバランシングを
やり直す必要を生じていた。
【0008】また、後述するように図5に示す装着方法
では、固定フランジ側と自由フランジ側とでは膨張量
(浮き上がりの量)が異なることから、砥石車の回転時
すなわち研削時に砥石車の外周面が略テーパ状に変形し
てしまい、精密な研削を行うことができないという問題
もあった。
【0009】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、幅広の砥
石車を高周速で回転させても安定した研削を行うことが
できる研削ホイールの装着構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、本発明は、研削ホイールの外周に砥粒層
が形成された砥石車を備えた研削盤において、上記砥石
車を回転させる砥石軸への研削ホイールの装着構造であ
って、上記研削ホイールの内周面と、上記砥石軸のホイ
ール装着面とが係合するように、上記研削ホイールが上
記砥石軸に嵌挿され、上記研削ホイールと砥石軸との左
右の接合部において連結フランジが当接され、この連結
フランジを介して上記研削ホイールと砥石軸の双方に複
数の締め付けボルトが締め込まれていることを特徴とす
る。なお、ここで「左右の接合部」とは、研削ホイール
の左右両端面における砥石軸との接合部分を意味する。
【0011】このように、本発明においては、砥石軸と
研削ホイールの左右の接合部において連結フランジが当
接されるとともに、この連結フランジを介して上記研削
ホイールと砥石軸の双方に複数の締め付けボルトが締め
込まれることから、研削ホイールが砥石軸に強固に固定
される。そのため、遠心膨張による研削ホイールの拘束
力の低下がなく、研削時の研削ホイールの中心のずれを
防止できる。さらに、研削ホイールの左右両側が固定さ
れることから、研削ホイール左右両側の膨張量も等しく
なり、砥石車の外周面がテーパ状になることも防止され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。 実施形態1
【0013】本発明に係る研削ホイールの装着構造を図
1から図3に示し、この構造は、幅広の砥石車1を高周
速で用いる研削盤において、砥石車1の研削ホイール2
を砥石軸3へ装着する構造であり、以下に示す実施形態
はいずれも本発明をセンタレス研削盤に適用した例であ
る。なお、図において5は連結フランジ、6は締め付け
ボルトを示す。
【0014】砥石車1は、高周速での使用に適した構造
の砥石車であって、該砥石車1の核となる研削ホイール
2と、その研削ホイールの外周部に形成されたダイヤモ
ンドやCBN等からなる砥粒層4とから構成される。そ
して、本発明においては、上述のように、その砥石幅l
が砥石車1の直径に対して大きい幅広の砥石車が用いら
れる。
【0015】この研削ホイール2は、図1および図2に
示すように、その中心部に上記砥石軸3と密着状態で嵌
合可能な貫通穴が形成されるとともに、内周側と外周側
とで異なった材質を用いた二層構造とされる。つまり、
内周側にはアルミニウム等の軽金属ないしは軽合金等の
金属からなる金属層22が形成されるとともに、外周側
(外側)には炭素繊維強化樹脂(以下「CFRP」とい
う)からなるCFRP層23が形成されている。そし
て、この内周側(内側)の金属層22には、その左右両
端面に後述する締め付けボルト6と係合可能なねじ穴2
2a,22a,…がそれぞれ所定箇所に複数設けられて
いる。
【0016】砥石軸3は、上記砥石車1と係合して砥石
車1を高周速で回転させる回転軸であり、上記研削ホイ
ール2を装着する位置に隆起状のボス部31が回転軸3
の全周にわたって形成されている。このボス部31の外
周面(ホイール装着面)31aは、上記砥石車1の内周
面2aに密着状態で係合可能な形状とされ、その左右両
端面にフランジ当接面31bが形成されている。
【0017】このフランジ当接面31bは、研削ホイー
ル2が装着された状態において、上記研削ホイール2の
左右両端面と面一となるように形成されている。また、
このフランジ当接面31bには、後述する締め付けボル
ト6と係合可能なねじ穴31c,31c,…がそれぞれ
所定箇所に複数設けられている。なお、この砥石軸3
は、図示しない回転駆動源と連結されるとともに、軸受
け装置により軸受けされて回転可能に支持されている。
【0018】連結フランジ5は、図3に示すように、上
記研削ホイール2と砥石軸3とを連結固定するための部
材であり、上記研削ホイール2と砥石軸3との接合部A
の全周にわたって密着状に当接可能な環状体から構成さ
れる。
【0019】より具体的には、この連結フランジ5は、
上記フランジ当接面31bおよび研削ホイール2に形成
された上記ねじ穴22a,31cの全てを被覆可能な幅
および径を有する金属製の板状体から構成される。そし
て、この連結フランジ5には、上記締め付けボルト6と
係合可能なねじ穴5a,5a,…が所定箇所に該フラン
ジ5を貫通して複数形成されている。
【0020】締め付けボルト6は、上記ねじ穴22a,
31cおよび5aにそれぞれ係合可能な金属製のボルト
体から構成され、好ましくは緩み止め機構を備えたボル
トが用いられる。また、この締め付けボルト6の強度や
その取り付け位置(上記ねじ穴が形成される「所定箇
所」)さらには上記連結フランジ5の厚み幅等は、日本
工業規格等の各種安全基準に従って決定される(なお、
図示例においては8か所、計16本の締め付けボルト
6,6,…が用いられた例を示す)。したがって、それ
らの事項についてはかかる安全基準に従って適宜設計変
更され得る。
【0021】次に本発明に係る研削ホイールの装着構造
を装着手順とともに説明する。
【0022】まず、砥石軸3が研削ホイール2を貫通
し、かつ研削ホイール2の内周面2aが上記ボス部31
の外周面31aに密着状に係合するように、上記研削ホ
イール2の貫通穴21を砥石軸3に嵌挿させる。この嵌
挿にあたっては、上記ボス部31のフランジ当接面31
bと研削ホイール2の左右両端面とが面一となる位置ま
で研削ホイール2が嵌め込まれる。
【0023】そして、次に研削ホイール2と砥石軸3と
の接合部Aに、左右両側からそれぞれの上記連結フラン
ジ5を、これらのねじ穴22a,31cと5aとがそれ
ぞれ対応するように密着状に当接させるとともに、これ
らのねじ穴22a,31c,5aに連結フランジ5の外
側から該連結フランジ5を貫通するように締め付けボル
ト6,6,…を締め込むことで、砥石軸3への研削ホイ
ール2の装着が完了する。なお、研削ホイール2の交換
にあたっては、上記締め付けボルト6および連結フラン
ジ5を取外すことにより、研削ホイール2の交換が可能
となる。
【0024】このようにして砥石軸3へ装着された研削
ホイール2は、研削ホイール2の内周面2aとボス部3
1の外周面31aとが隙間なく装着されるとともに、上
記連結フランジ5および締め付けボルト6,6,…を介
して研削ホイール2と砥石軸3とが強固に締め付け固定
されることから、幅広の砥石車1を用いてこれを高周速
で使用しても、従来の装着構造におけるような遠心膨張
に伴う問題を生じることがない。
【0025】以下、この点を有限要素法による解析結果
を基に簡単に説明する(図4参照)。
【0026】まず、図4は砥石車1がスチール(SC
M)製である場合に、これを毎秒5000回転(周速1
20m/秒)で使用した場合を例にとったもので、この
場合、図4(a) に示すように、砥石車1が本発明のよう
に締め付けボルト6で固定されていない自由な中空円筒
と仮定すると、遠心膨張によって砥石車1の外周が半径
方向に0.042mm膨張することとなる(図において
遠心膨張前の砥石車の状態を点線で示す。以下図5にお
いても同じ)。
【0027】これに対し、本発明のように、連結フラン
ジ5を介して砥石車1と砥石軸3とを左右両側から締め
付けボルト6によって締め付け固定した場合は、図4
(b) に示すように、砥石車1の外周の半径方向への膨張
量は0.035mmとなり、図4(a) の場合に比べると
かなり軽減されることとなる(この場合、連結フランジ
5と砥石車1および砥石軸3との接合面xでのスリップ
はないものと仮定する)。
【0028】ちなみに、図5は図4と同様の条件の下
で、砥石車1の一方の端面のみをボルト締めにて砥石軸
3に固定した場合であるが、この場合には、砥石軸3の
回転による遠心力によって、自由側の端面部分と固定側
の端面部分の膨張量に0.023mm( 0.047mm− 0.0
24mm=0.023mm)もの差が出てしまう。そのため、この場
合には、従来と同様に砥石車1の外周面が略テーパ状に
変形してしまうという問題を生じてしまう(なお、この
場合も上記同様砥石車1の端面と砥石軸3との接合面x
でのスリップはないものと仮定する)。
【0029】これに対し、本発明による場合には、図4
(b) に示すように、砥石車1の左右両端側の膨張量は同
じであることから、砥石車1の外周面がテーパ状になる
ことがなく、しかもその中央部分と両端部分との膨張量
の差はわずかに0.002mm( 0.035mm− 0.033mm=
0.002mm)と十分に小さいものであることから、実際の研
削にあたって問題を生じることがない。
【0030】以上のように、本発明による場合には、従
来の装着構造に比べて、遠心膨張による影響をかなり低
く押さえることができ、従来より安定した研削が実現で
きることが判明している。
【0031】実施形態2 本発明に係る他の実施形態を図6ないし図8に示す。こ
れらはいずれも、上記研削ホイール2と砥石軸3のうち
の少なくとも一方に一体型連結フランジを備えるもので
ある。
【0032】すなわち、図6に示す形態においては、砥
石軸3のボス部31の一端外周部に突出状の一体型連結
フランジ51が設けられ、この一体型連結フランジ51
と連結フランジ5との間研削ホイール2を挟み込んで、
これらをボルト締めにより固定するものである。
【0033】また、図7の形態においては、研削ホイー
ル2の一端内周部に内向きに突出状の一体型連結フラン
ジ52が設けられ、この一体型連結フランジ52と連結
フランジ5とで砥石軸3のボス部31を挟み込んで、こ
れらをボルト締めにより固定するものである。
【0034】さらに、図8の形態においては、研削ホイ
ール2および砥石軸3の双方に上記一体型連結フランジ
51,52がそれぞれ設けられており、これらの一体型
連結フランジ51,52をボルト締めすることにより両
者が固定されている。
【0035】なお、本発明に係る研削ホイールの装着構
造は上述の実施形態に限定されることなく適宜設計変更
可能である。例えば、上記の実施形態は本発明をセンタ
レス研削盤に適用した例を示しているが、本発明は幅広
の砥石車を高周速で用いる研削盤であれば平面研削盤や
円筒研削盤等の他の研削盤に適用することも可能であ
る。
【0036】また、上記実施形態1の場合において、締
め付けボルト6は左右の連結フランジ5,5にそれぞれ
締め込まれているが、図9に示すように、締め付けボル
ト61を研削ホイール2を貫通するように連結フランジ
5,5間に締め込む構成とすることも可能である。
【0037】さらに、図示しないが、上記研削ホール2
の全体をCFRPからなるCFRP層23で構成すると
ともに、上記ねじ穴22aに替えて上記締め付けボルト
6,6,…の締め込み位置に当該締め付けボルト6と係
合可能なねじ穴を有する部材を埋設しておくことも可能
であり、このように研削ホイール2の全体をCFRPで
構成することによって、砥石車1の重量を上記の場合よ
り大幅に軽減することができるという効果も得られる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、研
削ホイールが砥石軸のホイール装着面に嵌挿された状態
において、研削ホイールと砥石軸との左右の接合部に
いて連結フランジが当接され、この連結フランジを介し
て上記研削ホイールと砥石軸の双方に複数の締め付けボ
ルトが締め込まれていることから、砥石車を高周速で回
転させて遠心膨張によって砥石幅が縮んでも、研削ホイ
ールが連結フランジを介して研削ホイールと連結固定さ
れているため、研削ホイールの中心がずれることがな
い。
【0039】したがって、研削加工中においては常にバ
ランスの良い安定した研削が行える他、研削を一時中断
し再び研削を開始する場合においても、位置決めのやり
直しが不要となる。
【0040】しかも、研削ホイールの左右両端で砥石軸
から浮き上がる量が少なく、またその量も等しいので、
研削ホイールの外周面がテーパ状に変形するということ
も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態1である研削ホイールの
装着構造を示す正面図である。
【図2】図1のII-II 線に沿った断面図である。
【図3】同研削ホイールの装着構造における連結フラン
ジの当接位置を示す図1の拡大図である。
【図4】同研削ホイールの装着構造の効果を有限要素法
に基づいて計算した結果を示す説明図であり、図4(a)
は砥石車を固定しないで自由にした場合を示し、図4
(b) は本発明に係る装着構造による場合を示す。
【図5】同研削ホイールの片側のみを固定した場合を有
限要素法に基づいて計算した結果を示す説明図である。
【図6】同研削ホイールの装着構造において、砥石軸に
一体型連結フランジを適用した場合を示す説明断面図で
ある。
【図7】同研削ホイールの装着構造において、研削ホイ
ールに一体型連結フランジを適用した場合を示す説明断
面図である。
【図8】同研削ホイールの装着構造において、砥石軸お
よび研削ホイールの双方に一体型連結フランジを適用し
た場合を示す説明断面図である。
【図9】同研削ホイールの装着構造における締め付けボ
ルトの改変例を示す説明断面図である。
【図10】従来の砥石車の装着構造の一例を示し、図1
0(a) は研削ホイールを砥石フランジで挟み込むもの
を、図10(b) は研削ホイールを砥石軸の一側面にボル
トで固定する方法を示す説明断面図である。
【図11】従来の砥石車の装着構造を幅広砥石車に適用
した例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 砥石車 2 研削ホイール 2a 内周面 22 金属層 22a ねじ穴 23 CFRP層(炭素繊維強化樹脂
層) 3 砥石軸 31 ボス部 31a 外周面(ホイール装着面) 31b フランジ当接面 31c ねじ穴 4 砥粒層 5 連結フランジ 5a ねじ穴 51,52 一体型連結フランジ 6,61 締め付けボルト 7 ナット体 A 接合部 l 砥石幅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研削ホイールの外周に砥粒層が形成され
    た砥石車を備えた研削盤において、上記砥石車を回転さ
    せる砥石軸への研削ホイールの装着構造であって、 上記研削ホイールの内周面と、上記砥石軸のホイール装
    着面とが係合するように、上記研削ホイールが上記砥石
    軸に嵌挿され、 上記研削ホイールと砥石軸との左右の接合部において連
    結フランジが当接され、 この連結フランジを介して上記研削ホイールと砥石軸の
    双方に複数の締め付けボルトが締め込まれていることを
    特徴とする研削ホイールの装着構造。
  2. 【請求項2】 上記研削ホイールと砥石軸のうち少なく
    とも一方が一体型連結フランジを備える請求項1に記載
    の研削ホイールの装着構造。
  3. 【請求項3】 上記研削ホイールが、内側の金属層と外
    側の炭素繊維強化樹脂層とから構成されるとともに、上
    記締め付けボルトが上記金属層に設けられたねじ穴に締
    め込まれている請求項1または2に記載の研削ホイール
    の装着構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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