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JPH09224117A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH09224117A
JPH09224117A JP8030443A JP3044396A JPH09224117A JP H09224117 A JPH09224117 A JP H09224117A JP 8030443 A JP8030443 A JP 8030443A JP 3044396 A JP3044396 A JP 3044396A JP H09224117 A JPH09224117 A JP H09224117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incoming call
information
identification information
call mode
incoming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8030443A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Tanaka
勝利 田中
Kiyomoto Nakai
清元 中井
Shigeyuki Matsumura
重行 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP8030443A priority Critical patent/JPH09224117A/ja
Publication of JPH09224117A publication Critical patent/JPH09224117A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】着信時における着信モードを短時間のうちに決
定することができ、速やかに着信処理を行うことで発信
側の待ち時間および通信料金を低減することを可能とす
る。 【解決手段】着信モード設定メモリ部5には、発信者情
報に含まれる発信者IDおよび電話番号に対応付けて、
通信モード(ファクシミリモードまたは電話モード)を
設定しておく。そして着信時には、主制御部1が通信回
線Cを介して通知される発信者情報に含まれる発信者I
Dおよび電話番号を検出し、この情報に対応する着信モ
ードが着信モード設定メモリ部5に設定されていたと
き、その着信モードでの着信処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信先に発信元を
示す所定の識別情報が通知される通信網に接続されて使
用されるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電話機付きのファクシミリ装置
の中には、着信時に相手の目的が音声通話であるか、あ
るいはファクシミリ通信であるかを自動的に判別して、
最適な着信動作を行う機能を備えたものがある。その手
順は、回線網からの呼出しに対して回線を閉結した後、
相手端末がファクシミリ端末であるときに発する発呼ト
ーン(CNG信号)を検出した場合にはそのままファク
シミリ通信手順を行い、一定期間内に発呼トーンを検出
できない場合には相手が音声通話を希望していると判断
し、呼出ベルを鳴動してユーザに電話応答を促す。
【0003】一方、従来のファクシミリ装置では、発信
時における発信先の指定は、電話番号を入力するか、あ
るいは予め短縮ダイヤル登録をしておき短縮番号の入力
を行うなどの手法がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のフ
ァクシミリ装置によると、着信時には回線を閉結した後
に信号検出などの処理を行う必要があり、その間は発信
者あるいは発信端末を待たせることになる。特に、前述
の手順で発信者が音声通話を希望している場合、発呼ト
ーンの検出期間を終了しなければユーザの呼出しがなさ
れず、さらにユーザが電話応答を行わなければ通話を開
始することができず、発信者を長時間に亙って待たせる
ことになる。しかもこのような処理を行う期間は、実際
の通信(ファクシミリ通信や音声通話)を行えないにも
拘らず回線は閉結した状態であるので、発信者側の通信
料金の負担が増加してしまう。
【0005】一方、発信時には、予め短縮ダイヤル登録
をしていない相手へ発信する場合には、電話番号の入力
を行わなければならない。このため、例えば受信文書に
対する返答の文書を上記受信文書の送信元である相手に
対して送信する場合で、かつその相手が短縮ダイヤル登
録されていない場合には、相手の電話番号を調べた上で
その電話番号を入力しなければならないため、作業が非
常に面倒になってしまう。また、相手の電話番号が分か
らない場合、返答の文書を送信することができなくなっ
てしまう。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは第1に、着信時
における着信モードを短時間のうちに決定することがで
き、速やかに着信処理を行うことで発信側の待ち時間お
よび通信料金を低減することができるファクシミリ装置
を提供することにある。
【0007】また本発明の目的は第2に、過去に受けた
着信の発信元である相手に対して発信を行う場合のユー
ザの操作を簡略化することができるファクシミリ装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために第1の発明は、着信時に通信網から通知される
識別情報に含まれる、例えば発信者IDや電話番号など
の所定の情報に対応付けて着信モードを設定しておくた
めの例えば着信モード設定メモリ部などの着信モード設
定手段と、着信時に前記通信網から通知される前記識別
情報を受信する、例えば発信者情報用トランス部、モデ
ム部および発信者情報検出手段よりなる識別情報受信手
段と、例えば着信モード選択手段などの着信処理手段と
を備え、この着信処理手段により、前記識別情報受信手
段により受信された前記識別情報に含まれる所定の情報
に対応する着信モードが前記着信モード設定手段に設定
されていたとき、その着信モードでの着信処理を行うよ
うにした。
【0009】また上記第1の目的を達成するために第2
の発明は、上記第1の発明に加えて、識別情報に含まれ
る所定の情報に対応付けての着信モードのユーザによる
指定を受付ける例えば着信モード設定受付手段などの着
信モード受付手段を備え、この受付手段により受け付け
た着信モードを前記着信モード設定手段に設定するよう
にした。
【0010】また上記第1の目的を達成するために第3
の発明は、上記第1の発明または第2の発明に加えて着
信モード自動設定処理手段を備え、この着信モード自動
設定処理手段により、識別情報受信手段により受信され
た識別情報に含まれる所定の情報に対応する着信モード
が着信モード設定手段に設定されていなかったときにそ
の着信に対して行われた着信処理の種類を判定し、この
着信処理を行うための着信モードを当該着信において通
知された識別情報に含まれる所定の情報に対応付けて前
記着信モード設定手段に設定するようにした。
【0011】一方、上記第2の目的を達成するために第
4の発明は、例えば短縮ダイヤル登録メモリ部などの受
信識別情報記憶手段と、着信時に前記通信網から通知さ
れる識別情報を受信する、例えば発信者情報用トランス
部、モデム部および発信者情報検出手段よりなる識別情
報受信手段と、この識別情報受信手段により受信された
前記識別情報に含まれる情報のうちの少なくとも発信加
入者番号(電話番号)を含む所定の情報を前記受信識別
情報記憶手段に記憶させる例えば短縮ダイヤル自動登録
処理手段などの登録処理手段と、前記受信識別情報記憶
手段に記憶された情報のうちのいずれかに関する発信指
定がなされたことに応じて、その指定された情報に含ま
れる発信元加入者番号を発信番号としての発信処理を行
う例えば短縮ダイヤル発信処理手段などの発信手段とを
備えた。
【0012】また上記第2の目的を達成するために第5
の発明は、前記第4の発明における前記受信識別情報記
憶手段を短縮ダイヤル用の情報を記憶するための例えば
短縮ダイヤル登録メモリ部などの短縮ダイヤル情報記憶
手段とするとともに、前記短縮ダイヤル情報記憶手段に
空き領域があるか否かを判断する例えば未登録番号検出
手段などの空き領域有無判断手段を備え、さらに前記登
録処理手段を、前記空き領域有無判断手段によって空き
領域があると判定されているときにのみ、所定の情報を
前記短縮ダイヤル情報記憶手段の空き領域に記憶させる
ものとした。
【0013】また上記第2の目的を達成するために第6
の発明は、前記第4の発明または第5の発明に加えて、
識別情報受信手段により受信された前記識別情報に含ま
れる発信加入者番号と同一の番号が前記短縮ダイヤル情
報記憶手段に記憶されているか否かを判断する例えば登
録有無判断手段などの未登録判断手段を備え、さらに前
記登録処理手段を、前記識別情報受信手段により受信さ
れた前記識別情報に含まれる発信加入者番号と同一の番
号が前記短縮ダイヤル情報記憶手段に記憶されていない
と前記未登録判断手段により判定されたときにのみ、所
定の情報を前記短縮ダイヤル情報記憶手段に記憶させる
ものとした。
【0014】また上記第2の目的を達成するために第7
の発明は、前記第4の発明乃至第6の発明のいずれかに
加えて例えば自動登録通知票出力処理手段および記録部
からなる登録報知手段を備え、前記登録処理手段によっ
て所定の情報が前記短縮ダイヤル情報記憶手段に記憶さ
れたことに応じて、その旨をユーザに対して報知するた
めの、例えば自動登録通知票を印刷するなどの所定の報
知動作を行うようにした。
【0015】このような手段を講じたことにより前記第
1の発明によれば、着信時には通信網から通知される識
別情報が検出され、その識別情報が着信モード設定手段
に着信モードが設定されている発信者IDや電話番号な
どの所定の情報を含むものであれば、その着信モードで
の着信処理が行われる。従って、着信モード設定手段に
着信モードが設定されている相手からの着信であれば、
応答前に着信モードが決定され、その着信モードでの着
信処理が行われる。
【0016】また第2の発明によれば、前記第1の発明
における前記着信モード設定手段への着信モードの設定
は、ユーザによる指定を受付けて行われる。
【0017】また第3の発明によれば、前記第1の発明
または第2の発明における前記着信モード設定手段への
着信モードの設定は、検出した識別情報に含まれる所定
の情報に対応する着信モードが着信モード設定手段に設
定されていなかったときにその着信に対して行われた着
信処理の種類を判定して自動的に行われる。
【0018】また第4の発明によれば、着信時には通信
網から通知される識別情報が検出され、この識別情報に
含まれる情報のうちの少なくとも発信加入者番号を含む
所定の情報が記憶保持される。そしてこの記憶保持され
た情報を指定しての発信指示を受けて、その情報が有す
る発信加入者番号を発信番号としての自動発信が行われ
る。従って、着信により開始されて既に終了した通信の
相手に対し、自動発信が行われる。
【0019】また第5の発明によれば、前記第4の発明
における着信時に検出された識別情報に含まれる情報の
うちの少なくとも発信加入者番号を含む所定の情報の記
憶保持は、短縮ダイヤル用の情報を記憶するための短縮
ダイヤル情報記憶手段に短縮ダイヤル用の情報としてお
こなわれる。
【0020】また第6の発明によれば、前記第4の発明
または第5の発明における着信時に検出された識別情報
に含まれる情報のうちの少なくとも発信加入者番号を含
む所定の情報の記憶保持は、着信時に検出された識別情
報に含まれる情報のうちの少なくとも発信加入者番号を
含む所定の情報が既に記憶されていたら行われない。
【0021】また第7の発明によれば、前記第4の発明
乃至第6の発明のいずれかにおける所定の情報の新たな
記憶保持がなされたことに応じて、その旨がユーザに対
して報知される。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、図面を参照して本発明の第
1実施形態につき説明する。図1は本実施形態に係るフ
ァクシミリ装置の要部構成を示す機能ブロック図であ
る。この図に示すように本実施形態のファクシミリ装置
は、主制御部1、網制御部2、内蔵電話機3、モデム部
4、着信モード設定メモリ部5、読取部6、記録部7、
着信鳴動部8および操作パネル部9を有してなり、主制
御部1、網制御部2、モデム部4、着信モード設定メモ
リ部5、読取部6、記録部7および着信鳴動部8は、バ
ス10を介して互いに接続されている。また操作パネル
部9は、主制御部1に接続されている。
【0023】主制御部1は、各部を総括制御してファク
シミリ装置としての動作を実現するものである。網制御
部2は、通信回線Cを伝送される信号とバス10を伝送
される信号とのインタフェースをとったり、通信回線C
の接続先を内部電話機3とモデム部4とで切替えたりす
る。
【0024】内蔵電話機3は、例えば送受話器や通話回
路などを有した周知の構成のものであり、音声通話を行
うためのものである。
【0025】モデム部4は、通信回線Cを介して到来す
るファクシミリ伝送信号や発信者情報信号を復調してフ
ァクシミリデータや発信者情報を再生し、これをバス1
0へと出力する。またモデム部4は、バス10を介して
与えられるファクシミリデータを変調してファクシミリ
伝送信号に変換し、これを網制御部2を介して通信回線
Cへと送出する。
【0026】着信モード設定メモリ部5は、相手先ID
および電話番号と着信モードとの対応を示す設定情報を
記憶しておくためのものである。
【0027】読取部6は、送信原稿を読み取ってファク
シミリデータを生成したり、本ファクシミリ装置にて取
込むべき情報を示した画像を読取ったりするものであ
る。
【0028】記録部7は、通信回線Cを介して到来した
ファクシミリ伝送信号からモデム部4にて再生されたフ
ァクシミリデータに対応する画像や、ユーザに対する通
知情報を示す画像を記録用紙に対して記録し、出力する
ものである。
【0029】着信鳴動部8は、主制御部1の制御の下
に、ユーザに対して着信報知を行うための所定の着信音
を鳴動するものである。
【0030】操作パネル部9は、ユーザに対して各種の
情報表示を行うためのLCD9aと、ユーザが主制御部
1に対して各種の指示入力を行うためのキー群9bとを
有する。
【0031】さて網制御部2はさらに、FAX/TEL
切替えスイッチ21、スイッチ制御インタフェース部
(SW制御I/F部)22、ファクシミリ信号用トラン
ス部(FAX信号用トランス部)23、発信者情報用ト
ランス部24および呼出信号検出部25を有する。
【0032】FAX/TEL切替えスイッチ21は、通
信回線Cをファクシミリ信号用トランス部23および内
蔵電話機3に択一的に接続する。スイッチ制御インタフ
ェース部22は、バス10を介して与えられる制御デー
タに基づいてFAX/TEL切替えスイッチ21の制御
信号を生成し、FAX/TEL切替えスイッチ21に与
える。
【0033】ファクシミリ信号用トランス部23は、通
信回線Cを介して到来したファクシミリ伝送信号を取り
込み、モデム部4へと与える。発信者情報用トランス部
24は、FAX/TEL切替えスイッチ21が内蔵電話
機3を選択しているときに通信回線Cに接続されるよう
設けられており、着信時に網側から送られてくる発信者
情報信号を取り込んでモデム部4に与える。呼出信号検
出部25は、FAX/TEL切替えスイッチ21が内蔵
電話機3を選択しているときに通信回線Cに接続される
よう設けられており、網側から着信を通知すべく送られ
てくる呼出信号の検出を行う。
【0034】ところで主制御部1は、例えばマイクロプ
ロセッサを主制御回路として有してなり、ファクシミリ
装置における一般的な制御手段に加えて、発信者情報検
出手段1a、着信モード選択手段1b、着信モード設定
受付手段1cおよび着信モード自動設定処理手段1dを
有している。
【0035】ここで発信者情報検出手段1aは、発信者
情報用トランス部24およびモデム部4によって取り込
まれる発信者情報を検出し、その内容を認識するもので
ある。着信モード選択手段1bは、着信時に、発信者情
報検出手段1aによる発信者情報の内容の認識結果と、
着信モード設定メモリ部5に記憶されている情報とに基
づいて着信モードを選択する処理を行うものである。着
信モード設定受付手段1cは、キー群9bでのユーザの
指示操作によりなされる着信モードの設定を受付け、そ
の設定情報を着信モード設定メモリ部5へ格納する処理
を行うものである。また着信モード自動設定処理手段1
dは、着信モード設定メモリ部5に記憶されていない発
信者IDおよび電話番号を示した発信者情報が発信者情
報検出手段1aによって認識されたときに、その後に行
われた着信処理の着信モードに基づいて設定情報を自動
的に生成し、着信モード設定メモリ部5へ格納する処理
を行うものである。
【0036】次に以上のように構成されたファクシミリ
装置の動作を、主制御部1の処理手順を示すフローチャ
ート(図2)を参照しながら説明する。まず主制御部1
は待機状態において、呼出信号検出部25による呼出信
号の検出、発信要求の発生、あるいは着信モードの設定
指示のいずれかを待ち受ける(ステップST1乃至ステ
ップST3)。
【0037】この待機状態において発信要求が発生する
と、主制御部1は例えば周知の一般的な手順により発信
処理(ステップST4)を行う。
【0038】一方、キー群9bでの所定の指示操作によ
り着信モードの設定指示がなされると、主制御部1は着
信モードの指定、すなわちファクシミリモード(自動受
信モード)と電話モード(手動受信モード)との別の指
定を受付ける(ステップST5)とともに、その着信モ
ードを対応付けるべき相手先IDおよび電話番号の指定
を受付ける(ステップST6)。そして主制御部1は、
上記受付けた各情報を着信モード設定メモリ部5に格納
する(ステップST7)。具体的には、着信モード設定
メモリ部5には例えば図3に模式的に示すように、相手
先ID、電話番号および着信モードをそれぞれ格納する
領域が設定されているので、主制御部1は受付けた各情
報をそれぞれ対応する記憶領域に格納して行くことで着
信モード設定メモリ部5に設定情報が記憶される。主制
御部1はステップST7の処理を終えると、待機状態に
戻る。なお、以上のステップST5乃至ステップST7
の処理は、着信モード設定受付手段1cによって行われ
る。
【0039】さて、着信が生じると、通信回線Cを介し
て網から着信信号が送られてくる。この着信信号は図4
に示すように、2秒間継続する20Hzの呼出信号が4
秒間の呼出信号停止期間を挟んで繰り返し現れる信号で
ある。そしてこの着信信号には、1回目の呼出信号の終
了後、0.5秒のポーズ期間を経て図4に示すフォーマ
ットの発信者情報をFSK変調した発信者情報信号が重
畳されている。
【0040】ところで、待機状態においてFAX/TE
L切替えスイッチ22は、図示のように内蔵電話機3側
を選択している。かくして、通信回線Cを介して網から
呼出信号が到来すると、この呼出信号は呼出信号検出部
24へと与えられる。そうすると呼出信号検出部24が
この呼出信号を検出し、その旨をバス10を介して主制
御部1に通知する。
【0041】主制御部1は待機状態において呼出信号検
出部24からの通知を受けると、1回目の呼出信号に続
いて到来する発信者情報を発信者情報用トランス部24
およびモデム部4により取り込まれる信号中から発信者
情報検出手段1aにより検出する(ステップST8)。
そして主制御部1は、発信者情報が正常に検出できたか
否かの判断を行い(ステップST9)、発信者情報が正
常に検出できていなかったら従来の着信処理を行う(ス
テップST10)。この従来の着信処理とは、回線網か
らの呼出しに対して回線Cを閉結した後、着信時に相手
の目的が音声通話であるか、あるいはファクシミリ通信
であるかを自動的に判別して、最適な着信動作を行う処
理である。
【0042】一方、発信者情報が正常に検出できた場
合、主制御部1はその発信者情報に含まれる相手先ID
(発信者ID)および電話番号を着信モード設定メモリ
部5に記憶されている設定情報の相手先IDおよび電話
番号と比較し(ステップST11)、一致するものがあ
るか否かを判断する(ステップST12)。
【0043】ここで、一致するものがあった場合、主制
御部1はその相手先IDおよび電話番号に対応付けられ
た着信モードでの着信処理を行う(ステップST1
3)。具体的には、着信モードとしてファクシミリモー
ドが設定されていれば、回線Cの閉結を行ったのちに即
座にファクシミリ通信手順を開始する。また着信モード
として電話モードが設定されていれば、回線Cの閉結を
行うことなしに、着信鳴動部8に着信鳴動を行わせてユ
ーザに電話応答を促す。なお、以上のステップST11
乃至ステップST13の処理は、着信モード選択手段1
bにより行われる。
【0044】さて、ステップST12において一致する
ものがないと判定したとき、主制御部1は前述したステ
ップST10と同様な着信処理(従来の着信処理)を行
う(ステップST14)。そしてこの着信処理が終了し
て回線Cが解放されたら、主制御部1はその着信処理に
よってファクシミリ通信を実施したか否かの判断を行う
(ステップST15)。そして、ファクシミリ通信を実
施したのであれば、主制御部1は、ステップST8にお
いて検出した発信者情報に含まれる相手先IDおよび電
話番号に対応付けてファクシミリモードを設定し、その
設定情報を着信モード設定メモリ部5に格納する(ステ
ップST16)。また音声通話が実施されており、ファ
クシミリ通信を実施してなければ、主制御部1は、ステ
ップST8において検出した発信者情報に含まれる相手
先IDおよび電話番号に対応付けて電話モードを設定
し、その設定情報を着信モード設定メモリ部5に格納す
る(ステップST17)。なお、以上のステップST1
5乃至ステップST17の処理は、着信モード自動設定
処理手段1dにより行われる。
【0045】以上のように本実施形態によれば、着信が
生じた場合には網から送られてくる発信者情報を検出
し、既に着信モード設定メモリ部5に記憶された設定情
報に含まれる相手先IDおよび電話番号を含んだ発信者
情報が通知された場合には、回線Cの閉結を行う前に通
信モードが選択され、この通信モードに応じた着信処理
が回線Cの閉結を行うのと同時に開始される。従って、
発信者あるいは発信端末を待たせることがなく、効率良
く通信を行うことができる。かつ発信者が音声通話を希
望する場合、ユーザが電話応答しない限りは回線Cの閉
結を行わないので、発信者側に無駄な通信料金の負担を
させてしまうことがない。
【0046】また本実施形態によれば、発信者情報に含
まれる相手先IDおよび電話番号を含んだ設定情報が着
信モード設定メモリ部5に記憶されていない場合には、
その着信に対してなされる通信がファクシミリ通信であ
るか音声通話であるかを判断し、その結果を上記相手先
IDおよび電話番号に対応付けた設定情報を自動的に生
成して着信モード設定メモリ部5に記憶するので、一度
通信を行った相手であれば、以降の通信時には回線Cの
閉結を行う前に通信モードの選択を行うことができる。
これにより、ユーザの負担を軽減するとともに、設定情
報を充実させて回線Cの閉結前における通信モードの選
択をより多くの機会で行えるようにすることができる。
【0047】(第2の実施の形態)次に、図面を参照し
て本発明の第2実施形態につき説明する。図4は本実施
形態に係るファクシミリ装置の要部構成を示す機能ブロ
ック図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付
する。
【0048】この図に示すように本実施形態のファクシ
ミリ装置は、網制御部2、内蔵電話機3、モデム部4、
読取部6、記録部7、着信鳴動部8、操作パネル部9、
主制御部11および短縮ダイヤル登録メモリ部12を有
してなり、網制御部2、モデム部4、読取部6、記録部
7、着信鳴動部8、主制御部11および短縮ダイヤル登
録メモリ部12は、バス10を介して互いに接続されて
いる。また操作パネル部9は、主制御部11に接続され
ている。
【0049】網制御部2は、通信回線Cを伝送される信
号とバス10を伝送される信号とのインタフェースをと
ったり、通信回線Cの接続先を内部電話機3とモデム部
4とで切替えたりする。
【0050】内蔵電話機3は、例えば送受話器や通話回
路などを有した周知の構成のものであり、音声通話を行
うためのものである。
【0051】モデム部4は、通信回線Cを介して到来す
るファクシミリ伝送信号や発信者情報信号を復調してフ
ァクシミリデータや発信者情報を再生し、これをバス1
0へと出力する。またモデム部4は、バス10を介して
与えられるファクシミリデータを変調してファクシミリ
伝送信号に変換し、これを網制御部2を介して通信回線
Cへと送出する。
【0052】読取部6は、送信原稿を読み取ってファク
シミリデータを生成したり、本ファクシミリ装置にて取
込むべき情報を示した送信原稿以外の画像を読取ったり
するものである。
【0053】記録部7は、通信回線Cを介して到来した
ファクシミリ伝送信号からモデム部4にて再生されたフ
ァクシミリデータに対応する画像や、ユーザに対する通
知情報を示す画像を記録用紙に対して記録し、出力する
ものである。
【0054】着信鳴動部8は、主制御部1の制御の下
に、ユーザに対して着信報知を行うための所定の着信音
を鳴動するものである。
【0055】操作パネル部9は、ユーザに対して各種の
情報表示を行うためのLCD9aと、ユーザが主制御部
1に対して各種の指示入力を行うためのキー群9bとを
有する。
【0056】主制御部11は、各部を総括制御してファ
クシミリ装置としての動作を実現するものである。
【0057】短縮ダイヤル登録メモリ部12は、所定数
が予め設定された短縮番号に対応付けて相手先IDおよ
び電話番号を設定した短縮ダイヤル情報を記憶しておく
ためのものである。
【0058】さて網制御部2はさらに、FAX/TEL
切替えスイッチ21、スイッチ制御インタフェース部
(SW制御I/F部)22、ファクシミリ信号用トラン
ス部(FAX信号用トランス部)23、発信者情報用ト
ランス部24および呼出信号検出部25を有する。
【0059】FAX/TEL切替えスイッチ21は、通
信回線Cをファクシミリ信号用トランス部23および内
蔵電話機3に択一的に接続する。スイッチ制御インタフ
ェース部22は、バス10を介して与えられる制御デー
タに基づいてFAX/TEL切替えスイッチ21の制御
信号を生成し、FAX/TEL切替えスイッチ21に与
える。
【0060】ファクシミリ信号用トランス部23は、通
信回線Cを介して到来したファクシミリ伝送信号を取り
込み、モデム部4へと与える。発信者情報用トランス部
24は、FAX/TEL切替えスイッチ21が内蔵電話
機3を選択しているときに通信回線Cに接続されるよう
設けられており、着信時に網側から送られてくる発信者
情報信号を取り込んでモデム部4に与える。呼出信号検
出部25は、FAX/TEL切替えスイッチ21が内蔵
電話機3を選択しているときに通信回線Cに接続される
よう設けられており、網側から着信を通知すべく送られ
てくる呼出信号の検出を行う。
【0061】ところで主制御部11は、例えばマイクロ
プロセッサを主制御回路として有してなり、ファクシミ
リ装置における一般的な制御手段に加えて、発信者情報
検出手段11a、短縮ダイヤル発信処理手段11b、未
登録番号検出手段11c、登録有無判断手段11d、短
縮ダイヤル自動登録処理手段11eおよび自動登録通知
票出力処理手段11fを有している。
【0062】ここで発信者情報検出手段11aは、発信
者情報用トランス部24およびモデム部4によって取り
込まれる発信者情報を検出し、その内容を認識するもの
である。短縮ダイヤル発信処理手段11bは、キー群9
bでの所定の指示操作にて短縮ダイヤル発信が指定され
たとき、短縮ダイヤル登録メモリ部12に記憶された短
縮ダイヤル情報を参照しつつ発信処理を行うものであ
る。未登録番号検出手段11cは、相手先IDおよび電
話番号が対応付けられていない短縮番号を検出する処理
を行うものである。登録有無判断手段11dは、発信者
情報検出手段11aによって認識された発信者情報が示
す相手先に発信するための短縮ダイヤル情報が既に登録
されているか否かを判断する処理を行うものである。短
縮ダイヤル自動登録処理手段11eは、着信時に通知さ
れた発信者情報が示す相手先に発信するための短縮ダイ
ヤル情報が未登録である時に、その短縮ダイヤル情報の
登録を自動的に行うものである。また自動登録通知票出
力処理手段11fは、短縮ダイヤル自動登録処理手段1
1eによって短縮ダイヤル情報の登録を自動的に行った
際に、その旨をユーザに対して報知するための自動登録
通知票を印刷するための処理を行うものである。
【0063】次に以上のように構成されたファクシミリ
装置の動作を、主制御部11の処理手順を示すフローチ
ャート(図6)を参照しながら説明する。まず主制御部
11は待機状態において、呼出信号検出部25による呼
出信号が検出されるか、または発信要求が発生するのを
待ち受ける(ステップST21およびステップST2
2)。
【0064】この待機状態において発信要求が発生する
と、主制御部11は例えば周知の一般的な手順により発
信処理(ステップST23)を行う。
【0065】さて、着信が生じると、通信回線Cを介し
て網から着信信号が送られてくる。この着信信号は図4
に示すように、2秒間継続する20Hzの呼出信号が4
秒間の呼出信号停止期間を挟んで繰り返し現れる信号で
ある。そしてこの着信信号には、1回目の呼出信号の終
了後、0.5秒のポーズ期間を経て図4に示すフォーマ
ットの発信者情報をFSK変調した発信者情報信号が重
畳されている。
【0066】ところで、待機状態においてFAX/TE
L切替えスイッチ22は、図示のように内蔵電話機3側
を選択している。かくして、通信回線Cを介して網から
呼出信号が到来すると、この呼出信号は呼出信号検出部
24へと与えられる。そうすると呼出信号検出部24が
この呼出信号を検出し、その旨をバス10を介して主制
御部11に通知する。
【0067】主制御部11は待機状態において呼出信号
検出部24からの通知を受けると、1回目の呼出信号に
続いて到来する発信者情報を発信者情報用トランス部2
4およびモデム部4により取り込まれる信号中から発信
者情報検出手段11aにより検出する(ステップST2
4)。そして主制御部11は、発信者情報が正常に検出
できたか否かの判断を行い(ステップST25)、発信
者情報が正常に検出できていたら、その発信者情報を内
部メモリなどに一時的に記憶しておく(ステップST2
6)。
【0068】続いて主制御部11は、例えば周知の一般
的な手順により通信処理(ファクシミリ通信処理または
音声通話処理)を行う(ステップST27)。そして通
信処理が終了したら、主制御部11は発信者情報を記憶
してあるか否かの判断を行う(ステップST28)。
【0069】ここで、発信者情報を記憶していなけれ
ば、主制御部11はそのまま処理を終了する。しかし、
発信者情報を記憶してあれば、主制御部11は未登録番
号検出手段11cおよび登録有無判断手段11dによ
り、短縮ダイヤル登録メモリ部12から、未使用の短縮
番号(空き短縮番号)および発信者情報に示された電話
番号と同一の電話番号の検索を行い(ステップST2
9)、空き短縮番号が存在し、かつ発信者情報に示され
た電話番号と同一の電話番号が未登録であるか否かの判
断を行う(ステップST30およびステップST3
1)。そして、空き短縮番号が存在し、かつ発信者情報
に示された電話番号と同一の電話番号が未登録であれ
ば、主制御部11は短縮ダイヤル自動登録処理手段11
eにより、発信者情報に示される発信者IDおよび電話
番号を空き短縮番号に対応付けての短縮ダイヤル登録を
行う(ステップST32)。さらに主制御部11は自動
登録通知票出力処理手段11fにより、短縮ダイヤル登
録の内容をユーザに通知するための例えば図7に示すよ
うな自動登録通知票を作成し、これを記録部7に与えて
印刷させる。なお、空き短縮番号が存在しないか、ある
いは発信者情報に示された電話番号と同一の電話番号が
登録済みであった場合、主制御部11は短縮ダイヤル登
録を行うことなしに、そのまま処理を終了する。
【0070】以上のように本実施形態によれば、着信が
生じた場合には網から送られてくる発信者情報を検出し
ておき、短縮ダイヤル登録メモリ部12に空き短縮番号
が存在し、かつ発信者情報に示された電話番号と同一の
電話番号が未登録であったら、その発信者情報に示され
る発信者IDおよび電話番号を空き短縮番号に対応付け
ての短縮ダイヤル登録が自動的に行われる。従って、着
信により開始された通信が終了したのちに、その通信で
の通信相手との間で再度の通信を行いたい場合には、短
縮ダイヤルにより発信を行うことができる。これによ
り、ユーザの操作が簡易になるとともに、ユーザが通信
を終了した相手の電話番号を知らなくても、その相手に
対する発信を行うことができる。
【0071】また本実施形態によれば、短縮ダイヤル登
録を自動的に行った場合には、その登録内容を示す自動
登録通知票を印刷するので、ユーザは容易かつ確実に短
縮ダイヤル登録が行われたことおよびその登録内容を知
ることができ、以後における発信の際に短縮ダイヤル発
信を有効に活用することができる。
【0072】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではない。例えば上記第1実施形態では、着信モ
ードの設定を、ユーザによる指定による手動設定と、着
信時において実施された通信の内容に応じての自動設定
との双方を行うものとしているが、いずれか一方のみと
しても実現できる。
【0073】また上記第1実施形態では、着信モードと
してファクシミリモードと電話モードとを有したファク
シミリ装置を例示しているが、着信モードはファクシミ
リモードおよび電話モードには限定されない。別の着信
モードとしては、例えば着信に対する応答および着信鳴
動のいずれも行わない着信拒否モードや、留守番電話機
能による着信を行う留守番モードなどが考えられる。
【0074】また上記第1実施形態では、発信者情報に
含まれる所定の情報として発信者IDおよび電話番号を
用いているが、そのいずれか化だけであっても良いし、
あるいは発信者IDおよび電話番号以外の情報を用いる
ようにしても良い。
【0075】また上記第2実施形態では、発信者情報に
含まれていた発信者IDおよび電話番号を記憶しておく
ためのメモリとして短縮ダイヤル登録メモリ部12を流
用しているが、発信者情報に含まれていた発信者IDお
よび電話番号を記憶しておくためのメモリまたは記憶領
域を、短縮ダイヤルの登録情報を記憶するためのメモリ
または記憶領域と別にしても良い。このようにすれば、
ユーザが登録した情報と自動登録した情報とを区別して
管理することができる。
【0076】また上記第2実施形態では、短縮ダイヤル
登録メモリ部12に空き短縮番号が存在するときにのみ
短縮ダイヤルの自動登録を行うものとしているため、短
縮ダイヤル登録メモリ部12に設定された短縮番号の全
てが短縮ダイヤル登録済みであると、短縮ダイヤルの自
動登録を新たに行うことができない。そこで、自動登録
した情報を区別可能としておくとともに、その登録順序
を管理しておき、古い情報から抹消して新たな短縮ダイ
ヤルの自動登録を行うようにしても良い。なお、発信者
情報に時刻情報が含まれる場合には、この時刻情報も短
縮ダイヤルの登録情報に含ませておけば、登録順序を管
理するのに好都合である。
【0077】また上記第2実施形態では、空き短縮番号
が存在すれば、短縮ダイヤルの自動登録を複数件でも行
えるものとなっているが、最新の着信の際に通知された
発信者情報に含まれる発信者IDおよび電話番号のみを
記憶しておくようにしても良い。このようにすれば、例
えば応答発信キーなどを備えておき、直前の通信の応答
を行うべく直前の通信の相手に対して発信を行う場合
に、ユーザが応答発信キーを押下したこと応じて記憶し
てある情報に基づいての自動発信をするといった、既存
の電話機が有するリダイヤル機能と類似した機能として
実現することができる。
【0078】また上記第2実施形態では、短縮ダイヤル
の自動登録を行ったときには、その登録の内容をユーザ
に通知するための自動登録通知票を印刷するようにして
いるが、例えばLCD9aや別の表示器にに表示するな
どの別の方法によって登録の内容を通知するようにして
もよい。
【0079】また上記第2実施形態では、短縮ダイヤル
の自動登録を行ったときには、自動登録通知票を印刷す
ることで登録の内容をユーザに通知するようにしている
が、登録の内容の通知は場合によっては行わなくてもよ
い。すなわち、例えば電子電話帳機能を有する場合、登
録された電話番号等をディスプレイ上で見ながらユーザ
が発信先の指定を行えるので、登録時に通知を行わなく
ても、発信時にはユーザが登録されていることを認識す
ることができ、発信に利用することができる。
【0080】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、着信時には、通信網か
ら通知される識別情報に含まれる所定の情報を検出し、
この情報に対応する着信モードが着信モード設定手段に
設定されていたとき、その着信モードでの着信処理を行
うようにしたので、着信時における着信モードを短時間
のうちに決定することができ、速やかに着信処理を行う
ことで発信側の待ち時間および通信料金を低減すること
ができるファクシミリ装置となる。
【0082】また本発明によれば、着信時には、通信網
から通知される識別情報に含まれる、少なくとも発信加
入者番号を含む所定の情報を検出して記憶保持してお
き、この記憶保持した情報のうちのいずれかに関する発
信指定がなされたことに応じて、その指定された情報に
含まれる発信元加入者番号を発信番号としての発信処理
を行うようにしたので、過去に受けた着信の発信元であ
る相手に対して発信を行う場合のユーザの操作を簡略化
することができるファクシミリ装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るファクシミリ装置
の要部構成を示す機能ブロック図。
【図2】図1中の主制御部1の処理手順を示すフローチ
ャート。
【図3】着信モード設定メモリ部5に記憶された情報を
模式的に示す図。
【図4】着信時に網側から送られてくる呼出信号および
発信者情報信号のデータフォーマットを示す図。
【図5】本発明の第2実施形態に係るファクシミリ装置
の要部構成を示す機能ブロック図。
【図6】図5中の主制御部11の処理手順を示すフロー
チャート。
【図7】自動登録通知票の一例を示す図。
【符号の説明】
1,11…主制御部 1a,11a…発信者情報検出手段 1b…着信モード選択手段 1c…着信モード設定受付手段 1d…着信モード自動設定処理手段 11b…短縮ダイヤル発信処理手段 11c…未登録番号検出手段 11d…登録有無判断手段 11e…短縮ダイヤル自動登録処理手段 11f…自動登録通知票出力処理手段 2…網制御部 21…FAX/TEL切替えスイッチ 22…スイッチ制御インタフェース部(SW制御I/F
部) 23…ファクシミリ信号用トランス部(FAX信号用ト
ランス部) 24…発信者情報用トランス部 25…呼出信号検出部 3…内蔵電話機 4…モデム部 5…着信モード設定メモリ部 6…読取部 7…記録部 8…着信鳴動部 9…操作パネル部 9a…LCD 9b…キー群 10…バス 12…短縮ダイヤル登録メモリ部 C…通信回線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信先に発信元を示す所定の識別情報が
    通知される通信網に接続されるファクシミリ装置におい
    て、 前記識別情報に含まれる所定の情報に対応付けて着信モ
    ードを設定しておくための着信モード設定手段と、 着信時に前記通信網から通知される前記識別情報を受信
    する識別情報受信手段と、 この識別情報受信手段により受信された前記識別情報に
    含まれる所定の情報に対応する着信モードが前記着信モ
    ード設定手段に設定されていたとき、その着信モードで
    の着信処理を行う着信処理手段とを具備したことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 識別情報に含まれる所定の情報に対応付
    けての着信モードのユーザによる指定を受付ける着信モ
    ード受付手段を有し、この受付手段により受け付けた着
    信モードを着信モード設定手段に設定することを特徴と
    する請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 識別情報受信手段により受信された識別
    情報に含まれる所定の情報に対応する着信モードが着信
    モード設定手段に設定されていなかったときにその着信
    に対して行われた着信処理の種類を判定し、この着信処
    理を行うための着信モードを当該着信において通知され
    た識別情報に含まれる所定の情報に対応付けて着信モー
    ド設定手段に設定する着信モード自動設定処理手段を備
    えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 着信先に発信元を示す所定の識別情報が
    通知される通信網に接続されるファクシミリ装置におい
    て、 受信識別情報記憶手段と、 着信時に前記通信網から通知される前記識別情報を受信
    する識別情報受信手段と、 この識別情報受信手段により受信された前記識別情報に
    含まれる情報のうちの少なくとも発信加入者番号を含む
    所定の情報を前記受信識別情報記憶手段に記憶させる登
    録処理手段と、 前記受信識別情報記憶手段に記憶された情報のうちのい
    ずれかに関する発信指定がなされたことに応じて、その
    指定された情報に含まれる発信元加入者番号を発信番号
    としての発信処理を行う発信手段とを具備したことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 受信識別情報記憶手段は短縮ダイヤル用
    の情報を記憶するための短縮ダイヤル情報記憶手段とす
    るとともに、 前記短縮ダイヤル情報記憶手段に空き領域があるか否か
    を判断する空き領域有無判断手段を備え、 さらに登録処理手段は、前記空き領域有無判断手段によ
    って空き領域があると判定されているときにのみ、所定
    の情報を前記短縮ダイヤル情報記憶手段の空き領域に記
    憶させることを特徴とする請求項4に記載のファクシミ
    リ装置。
  6. 【請求項6】 識別情報受信手段により受信された前記
    識別情報に含まれる発信加入者番号と同一の番号が前記
    短縮ダイヤル情報記憶手段に記憶されているか否かを判
    断する未登録判断手段を備え、 さらに登録処理手段は、前記識別情報受信手段により受
    信された前記識別情報に含まれる発信加入者番号と同一
    の番号が前記短縮ダイヤル情報記憶手段に記憶されてい
    ないと前記未登録判断手段により判定されたときにの
    み、所定の情報を前記短縮ダイヤル情報記憶手段に記憶
    させることを特徴とする請求項4または請求項5に記載
    のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 登録処理手段によって所定の情報が前記
    短縮ダイヤル情報記憶手段に記憶されたことに応じて、
    その旨をユーザに対して報知するための所定の報知動作
    を行う登録報知手段を備えたことを特徴とする請求項4
    乃至請求項6のいずれかに記載のファクシミリ装置。
JP8030443A 1996-02-19 1996-02-19 ファクシミリ装置 Pending JPH09224117A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040043724A (ko) * 2002-11-19 2004-05-27 삼성전자주식회사 고속 모사 전송 방법 및 장치

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