JPH09224034A - カウンタ値のオーバーフロー処理方式、セル流入制御方式 - Google Patents
カウンタ値のオーバーフロー処理方式、セル流入制御方式Info
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- JPH09224034A JPH09224034A JP3071596A JP3071596A JPH09224034A JP H09224034 A JPH09224034 A JP H09224034A JP 3071596 A JP3071596 A JP 3071596A JP 3071596 A JP3071596 A JP 3071596A JP H09224034 A JPH09224034 A JP H09224034A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
- H04L12/5602—Bandwidth control in ATM Networks, e.g. leaky bucket
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
- H04L2012/5629—Admission control
- H04L2012/5631—Resource management and allocation
- H04L2012/5636—Monitoring or policing, e.g. compliance with allocated rate, corrective actions
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Devices For Executing Special Programs (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ATM 交換機におけるUPC 機能やNPC 機能等
の、複数の計数対象(コネクション)に対する並列した
計数技術に関し、オーバーフローフラグの更新を矛盾な
く実行可能とすることにある。 【解決手段】 コネクションcn に対するオーバーフロ
ーフラグ(OVF )の更新タイミングは、図中のSP点とし
て示される。そして、グローバル時刻カウンタ値tc か
らcn に対応するセル識別番号nの値を減算して得られ
るカウンタ値tcdが、cn に対応するローカル時刻カウ
ンタ値として定義される。この結果、tcが値nになっ
た時刻tn において、そのcn に対してのみOVF の更新
処理が実行されればよい。そして、cn に対するセル流
入時刻の検出は、そのセル流入時点においてtc からc
n に対応するセル識別番号nの値を減算して得られるロ
ーカル時刻カウンタ値tcdを用いて行われる。
の、複数の計数対象(コネクション)に対する並列した
計数技術に関し、オーバーフローフラグの更新を矛盾な
く実行可能とすることにある。 【解決手段】 コネクションcn に対するオーバーフロ
ーフラグ(OVF )の更新タイミングは、図中のSP点とし
て示される。そして、グローバル時刻カウンタ値tc か
らcn に対応するセル識別番号nの値を減算して得られ
るカウンタ値tcdが、cn に対応するローカル時刻カウ
ンタ値として定義される。この結果、tcが値nになっ
た時刻tn において、そのcn に対してのみOVF の更新
処理が実行されればよい。そして、cn に対するセル流
入時刻の検出は、そのセル流入時点においてtc からc
n に対応するセル識別番号nの値を減算して得られるロ
ーカル時刻カウンタ値tcdを用いて行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM 交換機のUNI
やNNI において適切なセルの流入量を監視する機能であ
るUPC 機能やNPC 機能等の、複数の計数対象(コネクシ
ョン)に対する並列した計数技術に関する。
やNNI において適切なセルの流入量を監視する機能であ
るUPC 機能やNPC 機能等の、複数の計数対象(コネクシ
ョン)に対する並列した計数技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ATM
(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)方
式の交換機には、UNI (ユーザ対網インタフェース)や
NNI (網対網インタフェース)において適切なセルの流
入量を監視する機能であるUPC (Usage Parameter Cont
rol)機能やNPC (Network Parameter Control )機能等
が装備されている。
(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)方
式の交換機には、UNI (ユーザ対網インタフェース)や
NNI (網対網インタフェース)において適切なセルの流
入量を監視する機能であるUPC (Usage Parameter Cont
rol)機能やNPC (Network Parameter Control )機能等
が装備されている。
【0003】UPC 機能やNPC 機能においては、リーキバ
ケット法(Leaky Bucket Algorithm:LB法)やバーチャ
ルスケジューリング法(Virtual Scheduling Algorith
m:VS法)と呼ばれるセル流入量監視アルゴリズムが採
用される。これらのアルゴリズムにおいては、コネクシ
ョン毎にセル流入間隔が問題となるため、セル流入時刻
を管理するための時計である時刻カウンタが必要とな
る。この場合に、時刻カウンタは、所定のビット長を有
するハードウエア又はソフトウエアとして実現されるた
め、そのカウント長は無限ではない。
ケット法(Leaky Bucket Algorithm:LB法)やバーチャ
ルスケジューリング法(Virtual Scheduling Algorith
m:VS法)と呼ばれるセル流入量監視アルゴリズムが採
用される。これらのアルゴリズムにおいては、コネクシ
ョン毎にセル流入間隔が問題となるため、セル流入時刻
を管理するための時計である時刻カウンタが必要とな
る。この場合に、時刻カウンタは、所定のビット長を有
するハードウエア又はソフトウエアとして実現されるた
め、そのカウント長は無限ではない。
【0004】そして、例えば、コネクション毎に前回の
セル流入時刻と今回のセル流入時刻との差(セル流入間
隔)が計算される場合に、上述したように時刻カウンタ
のカウント範囲は有限で所定の周期で同じカウンタ値の
出力を繰り返すため、前回のセル流入時刻から今回のセ
ル流入時刻までの間に時刻カウンタが何回オーバーフロ
ーしたか(最大カウンタ値から0に回帰したか)を示す
オーバーフローフラグを、コネクション毎にメモリに記
憶する必要がある。そして、セル流入間隔の算出には、
今回のセル流入時の時刻カウンタ値とメモリに記憶され
ている前回のセル流入時の時刻カウンタ値のほかに、や
はりメモリに記憶されている上記オーバーフローフラグ
を参照する必要がある。
セル流入時刻と今回のセル流入時刻との差(セル流入間
隔)が計算される場合に、上述したように時刻カウンタ
のカウント範囲は有限で所定の周期で同じカウンタ値の
出力を繰り返すため、前回のセル流入時刻から今回のセ
ル流入時刻までの間に時刻カウンタが何回オーバーフロ
ーしたか(最大カウンタ値から0に回帰したか)を示す
オーバーフローフラグを、コネクション毎にメモリに記
憶する必要がある。そして、セル流入間隔の算出には、
今回のセル流入時の時刻カウンタ値とメモリに記憶され
ている前回のセル流入時の時刻カウンタ値のほかに、や
はりメモリに記憶されている上記オーバーフローフラグ
を参照する必要がある。
【0005】従来、全てのコネクションのセル流入間隔
等の計算には、同じ時刻カウンタが使用されていた。こ
の場合に、時刻カウンタがオーバーフローしたタイミン
グからメモリ内の全コネクション分のオーバーフローフ
ラグの更新が完了するまでには一定の時間がかかる。例
えば、時刻カウンタ値が時間経過tに従って図24に示
されるように周期的に変化する場合、メモリ内の例えば
コネクションc0 に対するオーバーフローフラグは、時
刻カウンタ値のオーバーフローが発生したのとほぼ同時
刻であるオーバーフローフラグ処理時刻t0 に更新され
るが、任意のコネクションcn に対するメモリ内のオー
バーフローフラグは、時刻カウンタ値のオーバーフロー
が発生してから一定のオーバーフローフラグ処理時刻t
n が経過しないと更新が完了しない。このため、時刻カ
ウンタ値がオーバーフローした後にまだそれによるオー
バーフローフラグの更新が完了していないコネクション
のセルが流入した場合、そのコネクションに対するセル
流入間隔は、誤ったオーバーフローフラグに基づいて算
出されてしまうことになり、セル流入間隔自体も不正確
な(短い)ものになってしまうという問題点を有してい
る。例えば、図24において、オーバーフローフラグ処
理時刻t0 とtn の間に、コネクションcnのセルが流
入した場合には、コネクションcn について計算される
セル流入間隔は、1オーバーフロー周期分短い値となっ
てしまう。
等の計算には、同じ時刻カウンタが使用されていた。こ
の場合に、時刻カウンタがオーバーフローしたタイミン
グからメモリ内の全コネクション分のオーバーフローフ
ラグの更新が完了するまでには一定の時間がかかる。例
えば、時刻カウンタ値が時間経過tに従って図24に示
されるように周期的に変化する場合、メモリ内の例えば
コネクションc0 に対するオーバーフローフラグは、時
刻カウンタ値のオーバーフローが発生したのとほぼ同時
刻であるオーバーフローフラグ処理時刻t0 に更新され
るが、任意のコネクションcn に対するメモリ内のオー
バーフローフラグは、時刻カウンタ値のオーバーフロー
が発生してから一定のオーバーフローフラグ処理時刻t
n が経過しないと更新が完了しない。このため、時刻カ
ウンタ値がオーバーフローした後にまだそれによるオー
バーフローフラグの更新が完了していないコネクション
のセルが流入した場合、そのコネクションに対するセル
流入間隔は、誤ったオーバーフローフラグに基づいて算
出されてしまうことになり、セル流入間隔自体も不正確
な(短い)ものになってしまうという問題点を有してい
る。例えば、図24において、オーバーフローフラグ処
理時刻t0 とtn の間に、コネクションcnのセルが流
入した場合には、コネクションcn について計算される
セル流入間隔は、1オーバーフロー周期分短い値となっ
てしまう。
【0006】上述の問題点は、ATM 交換機におけるUPC
機能やNPC 機能に限られるものではなく、並列して計数
される複数の計数対象に対するカウンタのオーバーフロ
ー処理において、同様の問題が発生する。
機能やNPC 機能に限られるものではなく、並列して計数
される複数の計数対象に対するカウンタのオーバーフロ
ー処理において、同様の問題が発生する。
【0007】本発明の課題は、オーバーフローフラグの
更新を矛盾なく実行可能とすることにある。
更新を矛盾なく実行可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
複数の計数対象に対して同一のレンジでの計数動作を並
列にそれぞれ実行する各カウンタ値のオーバーフロー処
理方法を前提とし、以下の構成を有する。
複数の計数対象に対して同一のレンジでの計数動作を並
列にそれぞれ実行する各カウンタ値のオーバーフロー処
理方法を前提とし、以下の構成を有する。
【0009】そしてまず、複数の計数対象毎に、その各
計数対象毎に相互にずれたカウンタ値となる各カウンタ
値が使用される。次に、複数の計数対象毎に、その各計
数対象に対応する各カウンタ値に対し、その各計数対象
間で相互にずれたタイミングでオーバーフロー処理が実
行される。より具体的には、各計数対象毎に、基準とな
るカウンタ値に対してその各計数対象毎に一意のオフセ
ットを有する各カウンタ値が使用される。
計数対象毎に相互にずれたカウンタ値となる各カウンタ
値が使用される。次に、複数の計数対象毎に、その各計
数対象に対応する各カウンタ値に対し、その各計数対象
間で相互にずれたタイミングでオーバーフロー処理が実
行される。より具体的には、各計数対象毎に、基準とな
るカウンタ値に対してその各計数対象毎に一意のオフセ
ットを有する各カウンタ値が使用される。
【0010】上述の構成を有する本発明の第1の態様に
より、或るタイミングではただ1つのカウンタ値のみに
対するオーバーフロー処理が実行されるため、オーバー
フロー処理にかかる負荷を分散させることができる。
より、或るタイミングではただ1つのカウンタ値のみに
対するオーバーフロー処理が実行されるため、オーバー
フロー処理にかかる負荷を分散させることができる。
【0011】本発明の第2の態様は、固定長のセルを交
換するセル交換システムにおいて複数のコネクションの
それぞれに対して同一のレンジでその各コネクション毎
のセルの流入タイミングを計数する計数動作を並列にそ
れぞれ実行する各カウンタ値のオーバーフロー処理方法
を前提とし、以下の構成を有する。
換するセル交換システムにおいて複数のコネクションの
それぞれに対して同一のレンジでその各コネクション毎
のセルの流入タイミングを計数する計数動作を並列にそ
れぞれ実行する各カウンタ値のオーバーフロー処理方法
を前提とし、以下の構成を有する。
【0012】まず、複数のコネクション毎に、基準とな
るカウンタ値であるグローバル時刻カウンタ値に対しそ
の各コネクション毎に一意のオフセットを有するカウン
タ値であるローカル時刻カウンタ値が計数される。
るカウンタ値であるグローバル時刻カウンタ値に対しそ
の各コネクション毎に一意のオフセットを有するカウン
タ値であるローカル時刻カウンタ値が計数される。
【0013】次に、複数のコネクション毎に、グローバ
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングで、その各コネクション
に対応する各ローカル時刻カウンタ値に対するオーバー
フロー処理が実行される。
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングで、その各コネクション
に対応する各ローカル時刻カウンタ値に対するオーバー
フロー処理が実行される。
【0014】上述の構成を有する本発明の第2の態様に
より、グローバル時刻カウンタ値が各値をとる各タイミ
ングでは、それぞれただ1つのコネクションのカウンタ
値のみに対するオーバーフロー処理が実行されるため、
オーバーフロー処理を1セル分の流入時間より短い時間
で完了できる。この結果、たとえ1つのローカル時刻カ
ウンタ値がちょうどオーバーフローしたタイミングを含
むセル流入時間に、偶然にそのローカル時刻カウンタ値
に対応するコネクションのセルが流入したとしても、例
えば各セル時間内の先頭の固定した期間でそのセル時間
に対応するコネクションについてのオーバーフローフラ
グの更新処理を完了することができ、その固定期間の直
後の同じセル時間内に流入セルのコネクションについて
のセル流入制御を行うようにすれば、常に正しいセル流
入制御を行うことができる。
より、グローバル時刻カウンタ値が各値をとる各タイミ
ングでは、それぞれただ1つのコネクションのカウンタ
値のみに対するオーバーフロー処理が実行されるため、
オーバーフロー処理を1セル分の流入時間より短い時間
で完了できる。この結果、たとえ1つのローカル時刻カ
ウンタ値がちょうどオーバーフローしたタイミングを含
むセル流入時間に、偶然にそのローカル時刻カウンタ値
に対応するコネクションのセルが流入したとしても、例
えば各セル時間内の先頭の固定した期間でそのセル時間
に対応するコネクションについてのオーバーフローフラ
グの更新処理を完了することができ、その固定期間の直
後の同じセル時間内に流入セルのコネクションについて
のセル流入制御を行うようにすれば、常に正しいセル流
入制御を行うことができる。
【0015】本発明の第3の態様は、固定長のセルを交
換するセル交換システムにおいて複数のコネクションの
それぞれに対して同一のレンジでその各コネクション毎
のセルの流入間隔を計数し、その流入間隔を判定するこ
とによりセルの流入を制御するリーキバケット法に基づ
くセル流入制御方法を前提とし、以下の構成を有する。
換するセル交換システムにおいて複数のコネクションの
それぞれに対して同一のレンジでその各コネクション毎
のセルの流入間隔を計数し、その流入間隔を判定するこ
とによりセルの流入を制御するリーキバケット法に基づ
くセル流入制御方法を前提とし、以下の構成を有する。
【0016】まず、複数のコネクション毎に、基準とな
るカウンタ値であるグローバル時刻カウンタ値に対しそ
の各コネクション毎に一意のオフセットを有するカウン
タ値であるローカル時刻カウンタ値が計数される。
るカウンタ値であるグローバル時刻カウンタ値に対しそ
の各コネクション毎に一意のオフセットを有するカウン
タ値であるローカル時刻カウンタ値が計数される。
【0017】次に、複数のコネクション毎に、グローバ
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングで、その各コネクション
に対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー状
態が更新される。このオーバーフロー状態は、例えば、
オーバーフローが無い状態、オーバーフローが1回発生
した状態、又はオーバーフローが2回以上発生した状態
の何れかの状態である。
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングで、その各コネクション
に対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー状
態が更新される。このオーバーフロー状態は、例えば、
オーバーフローが無い状態、オーバーフローが1回発生
した状態、又はオーバーフローが2回以上発生した状態
の何れかの状態である。
【0018】そして、セルの流入時に、その流入セルの
コネクションに対応するローカル時刻カウンタ値と、そ
の流入セルのコネクションに対応するローカル時刻カウ
ンタ値のオーバーフロー状態とに基づいて、その流入セ
ルとその流入セルのコネクションに対応する前回の流入
セルとの流入間隔が判定されることにより、その流入セ
ルの適合性が判定される。
コネクションに対応するローカル時刻カウンタ値と、そ
の流入セルのコネクションに対応するローカル時刻カウ
ンタ値のオーバーフロー状態とに基づいて、その流入セ
ルとその流入セルのコネクションに対応する前回の流入
セルとの流入間隔が判定されることにより、その流入セ
ルの適合性が判定される。
【0019】上述の構成を有する本発明の第3の態様に
より、前述した本発明の第2の態様の作用に加えて、リ
ーキバケット法によるセル流入制御を効率的かつ矛盾な
く実行することができる。
より、前述した本発明の第2の態様の作用に加えて、リ
ーキバケット法によるセル流入制御を効率的かつ矛盾な
く実行することができる。
【0020】本発明の第4の態様は、固定長のセルを交
換するセル交換システムにおいて複数のコネクションの
それぞれに対して同一のレンジでその各コネクション毎
のセル流入タイミングを計数し、そのセル流入タイミン
グと前回のセルの流入時に予測された次回セル流入予測
タイミングとを比較することによりセルの流入を制御す
るバーチャルスケジューリング法に基づくセル流入制御
方法を前提とし、以下の構成を有する。
換するセル交換システムにおいて複数のコネクションの
それぞれに対して同一のレンジでその各コネクション毎
のセル流入タイミングを計数し、そのセル流入タイミン
グと前回のセルの流入時に予測された次回セル流入予測
タイミングとを比較することによりセルの流入を制御す
るバーチャルスケジューリング法に基づくセル流入制御
方法を前提とし、以下の構成を有する。
【0021】まず、複数のコネクション毎に、基準とな
るカウンタ値であるグローバル時刻カウンタ値に対しそ
の各コネクション毎に一意のオフセットを有するカウン
タ値であるローカル時刻カウンタ値が計数される。
るカウンタ値であるグローバル時刻カウンタ値に対しそ
の各コネクション毎に一意のオフセットを有するカウン
タ値であるローカル時刻カウンタ値が計数される。
【0022】次に、セルの流入時に、その流入セルのコ
ネクションに対応するローカル時刻カウンタ値に基づい
て次回セル流入予測タイミングが算出されると共に、そ
の次回セル流入予測タイミングまでのその流入セルのコ
ネクションに対応するローカル時刻カウンタ値のオーバ
ーフロー状態が算出される。
ネクションに対応するローカル時刻カウンタ値に基づい
て次回セル流入予測タイミングが算出されると共に、そ
の次回セル流入予測タイミングまでのその流入セルのコ
ネクションに対応するローカル時刻カウンタ値のオーバ
ーフロー状態が算出される。
【0023】また、複数のコネクション毎に、グローバ
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングで、その各コネクション
に対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー状
態が更新される。
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングで、その各コネクション
に対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー状
態が更新される。
【0024】そして、セルの流入時に、その流入セルの
コネクションに対応するローカル時刻カウンタ値と、そ
の流入セルのコネクションに対応するローカル時刻カウ
ンタ値のオーバーフロー状態と、その流入セルのコネク
ションに対応する次回セル流入予測タイミングとに基づ
いて、その流入セルとその流入セルのコネクションに対
応する前回の流入セルとの流入間隔が判定されることに
より、その流入セルの適合性が判定される。
コネクションに対応するローカル時刻カウンタ値と、そ
の流入セルのコネクションに対応するローカル時刻カウ
ンタ値のオーバーフロー状態と、その流入セルのコネク
ションに対応する次回セル流入予測タイミングとに基づ
いて、その流入セルとその流入セルのコネクションに対
応する前回の流入セルとの流入間隔が判定されることに
より、その流入セルの適合性が判定される。
【0025】上述の構成を有する本発明の第4の態様に
より、前述した本発明の第2の態様の作用に加えて、バ
ーチャルスケジューリング法によるセル流入制御を効率
的かつ矛盾なく実行することができる。
より、前述した本発明の第2の態様の作用に加えて、バ
ーチャルスケジューリング法によるセル流入制御を効率
的かつ矛盾なく実行することができる。
【0026】本発明の第5の態様は、上述した本発明の
第4の態様を更に具体化した構成を有する。即ちまず、
セルの流入時には、その流入セルのコネクションに対応
するローカル時刻カウンタ値に基づいて次回セル流入予
測タイミングが算出されると共に、その次回セル流入予
測タイミングまでにその流入セルのコネクションに対応
するローカル時刻カウンタ値がオーバーフローするか否
かを示すオーバーフローフラグが設定される。
第4の態様を更に具体化した構成を有する。即ちまず、
セルの流入時には、その流入セルのコネクションに対応
するローカル時刻カウンタ値に基づいて次回セル流入予
測タイミングが算出されると共に、その次回セル流入予
測タイミングまでにその流入セルのコネクションに対応
するローカル時刻カウンタ値がオーバーフローするか否
かを示すオーバーフローフラグが設定される。
【0027】また、複数のコネクション毎に、グローバ
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングでは、その各コネクショ
ンに対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー
フラグが設定されていればそれがリセットされ、設定さ
れていなければ更にリセットが発生した旨を示すリセッ
ト情報が設定される。
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングでは、その各コネクショ
ンに対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー
フラグが設定されていればそれがリセットされ、設定さ
れていなければ更にリセットが発生した旨を示すリセッ
ト情報が設定される。
【0028】そして、セルの流入時には、その流入セル
のコネクションに対応するローカル時刻カウンタ値と、
その流入セルのコネクションに対応するオーバーフロー
フラグと、その流入セルのコネクションに対応するリセ
ット情報と、その流入セルのコネクションに対応する次
回セル流入予測タイミングとに基づいて、その流入セル
とその流入セルのコネクションに対応する前回の流入セ
ルとの流入間隔が判定されることにより、その流入セル
の適合性が判定される。
のコネクションに対応するローカル時刻カウンタ値と、
その流入セルのコネクションに対応するオーバーフロー
フラグと、その流入セルのコネクションに対応するリセ
ット情報と、その流入セルのコネクションに対応する次
回セル流入予測タイミングとに基づいて、その流入セル
とその流入セルのコネクションに対応する前回の流入セ
ルとの流入間隔が判定されることにより、その流入セル
の適合性が判定される。
【0029】上述の構成を有する本発明の第5の態様に
より、前述した本発明の第4の態様の作用に加えて、バ
ーチャルスケジューリング法によるセル流入制御を更に
効率的に実行することができる。
より、前述した本発明の第4の態様の作用に加えて、バ
ーチャルスケジューリング法によるセル流入制御を更に
効率的に実行することができる。
【0030】本発明の第6の態様は、前述した本発明の
第4の態様を更に具体化した構成を有する。即ちまず、
セルの流入時には、その流入セルのコネクションに対応
するローカル時刻カウンタ値に基づいて次回セル流入予
測タイミングが算出されると共に、その次回セル流入予
測タイミングまでにその流入セルのコネクションに対応
するローカル時刻カウンタ値がオーバーフローする回数
を示すオーバーフロー回数が設定される。
第4の態様を更に具体化した構成を有する。即ちまず、
セルの流入時には、その流入セルのコネクションに対応
するローカル時刻カウンタ値に基づいて次回セル流入予
測タイミングが算出されると共に、その次回セル流入予
測タイミングまでにその流入セルのコネクションに対応
するローカル時刻カウンタ値がオーバーフローする回数
を示すオーバーフロー回数が設定される。
【0031】また、複数のコネクション毎に、グローバ
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングでは、その各コネクショ
ンに対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー
回数が1減算される。
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングでは、その各コネクショ
ンに対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー
回数が1減算される。
【0032】そして、セルの流入時には、その流入セル
のコネクションに対応するローカル時刻カウンタ値と、
その流入セルのコネクションに対応するオーバーフロー
回数と、そのオーバーフロー回数が負の値になっている
か否かを示す情報と、その流入セルのコネクションに対
応する次回セル流入予測タイミングとに基づいて、その
流入セルとその流入セルのコネクションに対応する前回
の流入セルとの流入間隔が判定されることにより、その
流入セルの適合性が判定される。
のコネクションに対応するローカル時刻カウンタ値と、
その流入セルのコネクションに対応するオーバーフロー
回数と、そのオーバーフロー回数が負の値になっている
か否かを示す情報と、その流入セルのコネクションに対
応する次回セル流入予測タイミングとに基づいて、その
流入セルとその流入セルのコネクションに対応する前回
の流入セルとの流入間隔が判定されることにより、その
流入セルの適合性が判定される。
【0033】上述の構成を有する本発明の第6の態様に
より、前述した本発明の第4の態様の作用に加えて、バ
ーチャルスケジューリング法によるセル流入制御を更に
広範囲の時間範囲にわたって実行することができる。
より、前述した本発明の第4の態様の作用に加えて、バ
ーチャルスケジューリング法によるセル流入制御を更に
広範囲の時間範囲にわたって実行することができる。
【0034】本発明の第7の態様は、固定長のセルを交
換するセル交換システムにおいて複数のコネクションの
それぞれに対して同一のレンジでその各コネクション毎
のセル流入タイミングを計数し、そのセル流入タイミン
グと前回のセルの流入時に予測された次回セル流入予測
タイミングとを比較することによりセルの流入を制御す
るバーチャルスケジューリング法に基づくセル流入制御
方法を前提とし、以下の構成を有する。
換するセル交換システムにおいて複数のコネクションの
それぞれに対して同一のレンジでその各コネクション毎
のセル流入タイミングを計数し、そのセル流入タイミン
グと前回のセルの流入時に予測された次回セル流入予測
タイミングとを比較することによりセルの流入を制御す
るバーチャルスケジューリング法に基づくセル流入制御
方法を前提とし、以下の構成を有する。
【0035】まず、複数のコネクション毎に、基準とな
るカウンタ値であるグローバル時刻カウンタ値に対しそ
の各コネクション毎に一意のオフセットを有するカウン
タ値であるローカル時刻カウンタ値が計数される。
るカウンタ値であるグローバル時刻カウンタ値に対しそ
の各コネクション毎に一意のオフセットを有するカウン
タ値であるローカル時刻カウンタ値が計数される。
【0036】次に、セルの流入時に、その流入セルのコ
ネクションに対応するローカル時刻カウンタ値に基づい
て次回セル流入予測タイミングが浮動小数点形式で算出
される。
ネクションに対応するローカル時刻カウンタ値に基づい
て次回セル流入予測タイミングが浮動小数点形式で算出
される。
【0037】また、複数のコネクション毎に、グローバ
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングで、その各コネクション
に対応する次回セル流入予測タイミングからその各コネ
クションに対応するローカル時刻カウンタ値の最大値に
1を加算して得られる値が減算される。
ル時刻カウンタ値がその各コネクションに対応するオフ
セットの値になったタイミングで、その各コネクション
に対応する次回セル流入予測タイミングからその各コネ
クションに対応するローカル時刻カウンタ値の最大値に
1を加算して得られる値が減算される。
【0038】そして、セルの流入時に、その流入セルの
コネクションに対応するローカル時刻カウンタ値と、そ
の流入セルのコネクションに対応する次回セル流入予測
タイミングとに基づいて、その流入セルとその流入セル
のコネクションに対応する前回の流入セルとの流入間隔
が判定されることにより、その流入セルの適合性が判定
される。
コネクションに対応するローカル時刻カウンタ値と、そ
の流入セルのコネクションに対応する次回セル流入予測
タイミングとに基づいて、その流入セルとその流入セル
のコネクションに対応する前回の流入セルとの流入間隔
が判定されることにより、その流入セルの適合性が判定
される。
【0039】上述の構成を有する本発明の第7の態様に
より、前述した本発明の第2の態様の作用に加えて、バ
ーチャルスケジューリング法によるセル流入制御を更に
精密に実行することができる。
より、前述した本発明の第2の態様の作用に加えて、バ
ーチャルスケジューリング法によるセル流入制御を更に
精密に実行することができる。
【0040】なお、本発明は、上述した各態様による本
発明の方法と同等の機能を有する装置として実現するこ
ともできる。
発明の方法と同等の機能を有する装置として実現するこ
ともできる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の各実施の形態について詳細に説明する。 <本実施の形態の原理説明>本発明に基づく各実施の形
態について詳細に説明する前に、まず、各実施の形態の
原理について説明する。基本原理 本実施の形態では、コネクション毎に、基準となる時刻
カウンタ値(これをグローバル時刻カウンタ値と定義す
る)からずれた時刻カウンタ値(これをローカル時刻カ
ウンタ値と定義する)が使用される。この結果、1つの
ローカル時刻カウンタ値がオーバーフローした場合にオ
ーバーフローフラグを更新する必要があるコネクション
の数はただ1つとなり、この1つのコネクションに対す
るオーバーフローフラグの更新処理は、1セル分の流入
時間より短い時間で完了できる。この結果、たとえ1つ
のローカル時刻カウンタ値がちょうどオーバーフローし
たタイミングを含むセル流入時間に、偶然にそのローカ
ル時刻カウンタ値に対応するコネクションのセルが流入
したとしても、例えば各セル時間内の先頭の固定した期
間でそのセル時間に対応するコネクションについてのオ
ーバーフローフラグの更新処理を完了することができ、
その固定期間の直後の同じセル時間内に流入セルのコネ
クションについてのセル流入間隔の算出処理を行うよう
にすれば、常に正しいセル流入間隔を算出することがで
きる。
の各実施の形態について詳細に説明する。 <本実施の形態の原理説明>本発明に基づく各実施の形
態について詳細に説明する前に、まず、各実施の形態の
原理について説明する。基本原理 本実施の形態では、コネクション毎に、基準となる時刻
カウンタ値(これをグローバル時刻カウンタ値と定義す
る)からずれた時刻カウンタ値(これをローカル時刻カ
ウンタ値と定義する)が使用される。この結果、1つの
ローカル時刻カウンタ値がオーバーフローした場合にオ
ーバーフローフラグを更新する必要があるコネクション
の数はただ1つとなり、この1つのコネクションに対す
るオーバーフローフラグの更新処理は、1セル分の流入
時間より短い時間で完了できる。この結果、たとえ1つ
のローカル時刻カウンタ値がちょうどオーバーフローし
たタイミングを含むセル流入時間に、偶然にそのローカ
ル時刻カウンタ値に対応するコネクションのセルが流入
したとしても、例えば各セル時間内の先頭の固定した期
間でそのセル時間に対応するコネクションについてのオ
ーバーフローフラグの更新処理を完了することができ、
その固定期間の直後の同じセル時間内に流入セルのコネ
クションについてのセル流入間隔の算出処理を行うよう
にすれば、常に正しいセル流入間隔を算出することがで
きる。
【0042】具体的には本実施の形態においては、グロ
ーバル時刻カウンタ値から1つのコネクションのコネク
ション識別子VPI (仮想パス識別子)/VCI (仮想チャ
ネル識別子)より一意に定まるセル識別番号の値を減算
して得られるカウンタ値が、そのコネクションに対応す
るローカル時刻カウンタ値と定義される。この減算処理
は、具体的には、上記セル識別番号を示すデータの各ビ
ットを反転して得られるビット列に1を加算して得られ
る数(セル識別番号に対する2の補数)にグローバル時
刻カウンタ値を加算する演算として実現される。この結
果、グローバル時刻カウンタ値が1つのコネクションに
対応するセル識別番号の値に等しくなった時刻に、その
コネクションに対応するローカル時刻カウンタ値が必ず
オーバーフローすることになる。このため、1つのコネ
クションに対応するオーバーフローフラグの更新処理
は、グローバル時刻カウンタ値がそのコネクションに対
応するセル識別番号の値に等しくなる時刻に実行されれ
ばよい。
ーバル時刻カウンタ値から1つのコネクションのコネク
ション識別子VPI (仮想パス識別子)/VCI (仮想チャ
ネル識別子)より一意に定まるセル識別番号の値を減算
して得られるカウンタ値が、そのコネクションに対応す
るローカル時刻カウンタ値と定義される。この減算処理
は、具体的には、上記セル識別番号を示すデータの各ビ
ットを反転して得られるビット列に1を加算して得られ
る数(セル識別番号に対する2の補数)にグローバル時
刻カウンタ値を加算する演算として実現される。この結
果、グローバル時刻カウンタ値が1つのコネクションに
対応するセル識別番号の値に等しくなった時刻に、その
コネクションに対応するローカル時刻カウンタ値が必ず
オーバーフローすることになる。このため、1つのコネ
クションに対応するオーバーフローフラグの更新処理
は、グローバル時刻カウンタ値がそのコネクションに対
応するセル識別番号の値に等しくなる時刻に実行されれ
ばよい。
【0043】図1は、上述の基本原理の説明図である。
コネクションcn に対するオーバーフローフラグの更新
タイミングは、図中のSP点として示される。そして、グ
ローバル時刻カウンタ値tc からコネクションcn に対
応するセル識別番号nの値を減算して得られるカウンタ
値tcdが、コネクションcn に対応するローカル時刻カ
ウンタ値として定義される。この結果、グローバル時刻
カウンタ値tc が、その値がオーバーフローする時刻t
0 から時刻td 後の値nになった時刻tn (コネクショ
ンcn のSP点に対応する時刻)において、そのコネクシ
ョンcn に対してのみオーバーフローフラグの更新処理
が実行されればよい。そして、コネクションcn に対す
るセル流入時刻の検出は、そのセル流入時点においてグ
ローバル時刻カウンタ値tc からコネクションcnに対
応するセル識別番号nの値を減算して得られるローカル
時刻カウンタ値tcdを用いて行われる。
コネクションcn に対するオーバーフローフラグの更新
タイミングは、図中のSP点として示される。そして、グ
ローバル時刻カウンタ値tc からコネクションcn に対
応するセル識別番号nの値を減算して得られるカウンタ
値tcdが、コネクションcn に対応するローカル時刻カ
ウンタ値として定義される。この結果、グローバル時刻
カウンタ値tc が、その値がオーバーフローする時刻t
0 から時刻td 後の値nになった時刻tn (コネクショ
ンcn のSP点に対応する時刻)において、そのコネクシ
ョンcn に対してのみオーバーフローフラグの更新処理
が実行されればよい。そして、コネクションcn に対す
るセル流入時刻の検出は、そのセル流入時点においてグ
ローバル時刻カウンタ値tc からコネクションcnに対
応するセル識別番号nの値を減算して得られるローカル
時刻カウンタ値tcdを用いて行われる。
【0044】なお、1つのコネクションに対して複数の
UPC パラメータ又はNPC パラメータが定義される場合に
は、各パラメータ毎(処理アルゴリズム単位)にローカ
ル時刻カウンタ値が定義されてもよい。LB法に関する実施の形態の原理 LB法(リーキバケット法)においては、過去のセル流入
状況を蓄積するリーキバケットカウンタを用いて、次の
流入セルの適合/不適合が判定される。具体的には、セ
ルが流入する毎に、今回のセル流入時刻と前回のセル流
入時刻との差であるセル流入間隔が算出され、そのセル
流入間隔の値がリーキバケットカウンタ値から減算(デ
クリメント)され、その後に、リーキバケットカウンタ
に一定値が補給される。この場合に、各コネクションc
n 毎にセル流入間隔を算出するために、各コネクション
cn 毎のローカル時刻カウンタ値tcdが使用され、その
ローカル時刻カウンタ値tcdに対するオーバーフローフ
ラグの更新処理が必要となる。
UPC パラメータ又はNPC パラメータが定義される場合に
は、各パラメータ毎(処理アルゴリズム単位)にローカ
ル時刻カウンタ値が定義されてもよい。LB法に関する実施の形態の原理 LB法(リーキバケット法)においては、過去のセル流入
状況を蓄積するリーキバケットカウンタを用いて、次の
流入セルの適合/不適合が判定される。具体的には、セ
ルが流入する毎に、今回のセル流入時刻と前回のセル流
入時刻との差であるセル流入間隔が算出され、そのセル
流入間隔の値がリーキバケットカウンタ値から減算(デ
クリメント)され、その後に、リーキバケットカウンタ
に一定値が補給される。この場合に、各コネクションc
n 毎にセル流入間隔を算出するために、各コネクション
cn 毎のローカル時刻カウンタ値tcdが使用され、その
ローカル時刻カウンタ値tcdに対するオーバーフローフ
ラグの更新処理が必要となる。
【0045】そして、このローカル時刻カウンタ値tcd
は及びセル流入間隔は有限長であって、無限に長い時間
間隔を算出することはできないため、演算不可能な程の
長い時間間隔でセルが流入した場合は、流入セルを適合
であると判定する等の処理が必要である。
は及びセル流入間隔は有限長であって、無限に長い時間
間隔を算出することはできないため、演算不可能な程の
長い時間間隔でセルが流入した場合は、流入セルを適合
であると判定する等の処理が必要である。
【0046】LB法に関する実施の形態では、オーバーフ
ローフラグOVF は、値0(オーバーフロー無し)、値1
(1回オーバーフローした)、又は値2(2回オーバー
フローした)の何れかの値をとることができ、セル流入
間隔のビット長がローカル時刻カウンタ値tcdのビット
長と同じに設定されるものとする。従って、セル流入間
隔として演算可能な範囲は、図2の例の場合、時刻t1
から時刻t2 までの範囲である。そこで、以下の条件1
又は条件2の何れかが満たされる場合に、流入セルは適
合であると判定される。 条件1 オーバーフローフラグOVF =1 かつ 今回の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd>過去最
近の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd-L 条件2 オーバーフローフラグOVF =2 条件1及び条件2の何れの条件も満たされない場合に
は、今回の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcdと過
去最近の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd-Lとオ
ーバーフローフラグOVF の値とに基づいて、セル流入間
隔が算出され、LB法に基づいて流入セルの適合/不適合
が判定される。VS法に関する第1の実施の形態の原理 VS法(バーチャルスケジューリング法)は、セル流入時
点で、次のセル流入時刻が予測されることが特徴であ
る。そのため、次回セル流入予想時刻がローカル時刻カ
ウンタ値tcdのビット長を超えてしまうときの処理が問
題となる。
ローフラグOVF は、値0(オーバーフロー無し)、値1
(1回オーバーフローした)、又は値2(2回オーバー
フローした)の何れかの値をとることができ、セル流入
間隔のビット長がローカル時刻カウンタ値tcdのビット
長と同じに設定されるものとする。従って、セル流入間
隔として演算可能な範囲は、図2の例の場合、時刻t1
から時刻t2 までの範囲である。そこで、以下の条件1
又は条件2の何れかが満たされる場合に、流入セルは適
合であると判定される。 条件1 オーバーフローフラグOVF =1 かつ 今回の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd>過去最
近の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd-L 条件2 オーバーフローフラグOVF =2 条件1及び条件2の何れの条件も満たされない場合に
は、今回の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcdと過
去最近の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd-Lとオ
ーバーフローフラグOVF の値とに基づいて、セル流入間
隔が算出され、LB法に基づいて流入セルの適合/不適合
が判定される。VS法に関する第1の実施の形態の原理 VS法(バーチャルスケジューリング法)は、セル流入時
点で、次のセル流入時刻が予測されることが特徴であ
る。そのため、次回セル流入予想時刻がローカル時刻カ
ウンタ値tcdのビット長を超えてしまうときの処理が問
題となる。
【0047】この問題を解決するために、VS法に関する
第1の実施の形態においても、オーバーフローフラグOV
F が使用される。図3は、VS法に関する第1の実施の形
態の原理説明図である。
第1の実施の形態においても、オーバーフローフラグOV
F が使用される。図3は、VS法に関する第1の実施の形
態の原理説明図である。
【0048】コネクションcn について、図3に示され
るように、今回の時刻t=t1 即ちコネクションcn の
ローカル時刻カウンタ値tcd=tcd1 において、セルが
流入した場合に、コネクションcn の次回セル流入予想
時刻TAT は、次式で算出される。 TAT =tcd1 +I ここで、Iは、予め規定されたセル流入間隔を表現する
加算値であり、VS法におけるパラメータの1つである。
この演算において、演算結果がローカル時刻カウンタ値
tcdのビット長を超えた場合に、コネクションcn に対
応するメモリ内のオーバーフローフラグOVF に値1がセ
ットされ、それ以外の場合にはオーバーフローフラグOV
F に値0がセットされる。但し、上述の演算結果のビッ
ト長は、ローカル時刻カウンタ値tcdのビット長よりも
2ビット以上長くなることはないように、加算値Iが設
定される。
るように、今回の時刻t=t1 即ちコネクションcn の
ローカル時刻カウンタ値tcd=tcd1 において、セルが
流入した場合に、コネクションcn の次回セル流入予想
時刻TAT は、次式で算出される。 TAT =tcd1 +I ここで、Iは、予め規定されたセル流入間隔を表現する
加算値であり、VS法におけるパラメータの1つである。
この演算において、演算結果がローカル時刻カウンタ値
tcdのビット長を超えた場合に、コネクションcn に対
応するメモリ内のオーバーフローフラグOVF に値1がセ
ットされ、それ以外の場合にはオーバーフローフラグOV
F に値0がセットされる。但し、上述の演算結果のビッ
ト長は、ローカル時刻カウンタ値tcdのビット長よりも
2ビット以上長くなることはないように、加算値Iが設
定される。
【0049】そして、コネクションcn のローカル時刻
カウンタ値tcdがオーバーフローする時刻、即ちグロー
バル時刻カウンタ値tc がコネクションcn のSP点に対
応する値になった時刻において、コネクションcn に対
してメモリに設定されているオーバーフローフラグOVF
の値が0にリセットされる。
カウンタ値tcdがオーバーフローする時刻、即ちグロー
バル時刻カウンタ値tc がコネクションcn のSP点に対
応する値になった時刻において、コネクションcn に対
してメモリに設定されているオーバーフローフラグOVF
の値が0にリセットされる。
【0050】ここで、オーバーフローフラグOVF が次回
セル流入予想時刻TAT の最上位ビットを兼ねることにす
ると、図3において、時刻tが t1 <t<t2 とな
る範囲ではTAT =TAT1 となり、時刻tが t2 <t
となる範囲では TAT =TAT2となる。TAT1とTAT2は、ど
ちらも同一の時刻を示している。そして、次にコネクシ
ョンcn のセルが流入した時点で、その時点におけるコ
ネクションcn のローカル時刻カウンタ値tcdとコネク
ションcn の次回セル流入予想時刻TAT が比較されるこ
とによって、流入セルの適合/不適合が判定される。こ
のようにして、ローカル時刻カウンタ値tcdのビット長
が有限長であることによる不都合が解消される。
セル流入予想時刻TAT の最上位ビットを兼ねることにす
ると、図3において、時刻tが t1 <t<t2 とな
る範囲ではTAT =TAT1 となり、時刻tが t2 <t
となる範囲では TAT =TAT2となる。TAT1とTAT2は、ど
ちらも同一の時刻を示している。そして、次にコネクシ
ョンcn のセルが流入した時点で、その時点におけるコ
ネクションcn のローカル時刻カウンタ値tcdとコネク
ションcn の次回セル流入予想時刻TAT が比較されるこ
とによって、流入セルの適合/不適合が判定される。こ
のようにして、ローカル時刻カウンタ値tcdのビット長
が有限長であることによる不都合が解消される。
【0051】なお、図3において、時刻t3 以降の時刻
においては、十分に長時間にわたりセルの流入が無いと
して、その後に流入したセルを適合と判定する必要があ
る。そのために、オーバーフローフラグOVF の値が0の
状態で、コネクションcn のローカル時刻カウンタ値t
cdがオーバーフローした時点(グローバル時刻カウンタ
値tc がコネクションcn のSP点に対応する値になった
時点)において、コネクションcn に対してメモリに設
定されているオーバーフローフラグOVF の値が−1にセ
ットされる。そして、次にコネクションcn のセルが流
入した時点で、オーバーフローフラグOVF の値が−1な
らば、流入セルは適合と判定される。VS法に関する第2の実施の形態の原理 VS法に関する第2の実施の形態では、VS法に関する第1
の実施の形態において採用されたオーバーフローフラグ
OVF が、拡張され多ビット化される。この拡張されたオ
ーバーフローフラグOVF を、本実施の形態においては、
seg と呼ぶ。そして、このseg により、現在時刻から次
回セル流入予想時刻TAT までの間にローカル時刻カウン
タ値tcdがオーバーフローするであろう回数が管理され
る。図4は、VS法に関する第2の実施の形態の原理説明
図である。
においては、十分に長時間にわたりセルの流入が無いと
して、その後に流入したセルを適合と判定する必要があ
る。そのために、オーバーフローフラグOVF の値が0の
状態で、コネクションcn のローカル時刻カウンタ値t
cdがオーバーフローした時点(グローバル時刻カウンタ
値tc がコネクションcn のSP点に対応する値になった
時点)において、コネクションcn に対してメモリに設
定されているオーバーフローフラグOVF の値が−1にセ
ットされる。そして、次にコネクションcn のセルが流
入した時点で、オーバーフローフラグOVF の値が−1な
らば、流入セルは適合と判定される。VS法に関する第2の実施の形態の原理 VS法に関する第2の実施の形態では、VS法に関する第1
の実施の形態において採用されたオーバーフローフラグ
OVF が、拡張され多ビット化される。この拡張されたオ
ーバーフローフラグOVF を、本実施の形態においては、
seg と呼ぶ。そして、このseg により、現在時刻から次
回セル流入予想時刻TAT までの間にローカル時刻カウン
タ値tcdがオーバーフローするであろう回数が管理され
る。図4は、VS法に関する第2の実施の形態の原理説明
図である。
【0052】図3の場合と同様、コネクションcn につ
いて、図4に示されるように、今回の時刻t=t1 即ち
コネクションcn のローカル時刻カウンタ値tcd=t
cd1 において、セルが流入した場合に、コネクションc
n の次回セル流入予想時刻TATは、次式で算出される。 TAT =tcd1 +I この演算結果は、ローカル時刻カウンタ値tcdのビット
長よりも長いビット長のデータとして保存される。そし
て、この次回セル流入予想時刻TAT のビット列のうち、
ローカル時刻カウンタ値tcdのビット長の下位ビット列
を除く上位ビット列seg が、現在時刻から次回セル流入
予想時刻TAT までの間にローカル時刻カウンタ値tcdが
オーバーフローするであろう回数を示している。
いて、図4に示されるように、今回の時刻t=t1 即ち
コネクションcn のローカル時刻カウンタ値tcd=t
cd1 において、セルが流入した場合に、コネクションc
n の次回セル流入予想時刻TATは、次式で算出される。 TAT =tcd1 +I この演算結果は、ローカル時刻カウンタ値tcdのビット
長よりも長いビット長のデータとして保存される。そし
て、この次回セル流入予想時刻TAT のビット列のうち、
ローカル時刻カウンタ値tcdのビット長の下位ビット列
を除く上位ビット列seg が、現在時刻から次回セル流入
予想時刻TAT までの間にローカル時刻カウンタ値tcdが
オーバーフローするであろう回数を示している。
【0053】そして、コネクションcn のローカル時刻
カウンタ値tcdがオーバーフローする毎、即ちグローバ
ル時刻カウンタ値tc がコネクションcn のSP点に対応
する値になる毎に、コネクションcn に対してメモリに
設定されている次回セル流入予想時刻TAT の上位ビット
列seg の値が−1され、新たな上位ビット列seg の値と
される。
カウンタ値tcdがオーバーフローする毎、即ちグローバ
ル時刻カウンタ値tc がコネクションcn のSP点に対応
する値になる毎に、コネクションcn に対してメモリに
設定されている次回セル流入予想時刻TAT の上位ビット
列seg の値が−1され、新たな上位ビット列seg の値と
される。
【0054】このような構成により、図4で、時刻t1
以後の各時刻においてローカル時刻カウンタ値tcdが示
しているセグメントの延長線上に、次回セル流入予想時
刻が見えることになる。具体的には、時刻tが t1 <
t<t2 となる範囲ではTAT =TAT1 となり、時刻t
が t2 <t<t3 となる範囲ではTAT =TAT2 とな
り、時刻tが t3 <t となる範囲では TAT =TAT3
となる。TAT1、TAT2、及びTAT3は、何れも次回セル流入
予想時刻TAT が目的とする同一の時刻t4 を示してい
る。そして、次にコネクションcn のセルが流入した時
点で、その時点におけるコネクションcn のローカル時
刻カウンタ値tcdとコネクションcn の次回セル流入予
想時刻TAT が比較されることによって、流入セルの適合
/不適合が判定される。
以後の各時刻においてローカル時刻カウンタ値tcdが示
しているセグメントの延長線上に、次回セル流入予想時
刻が見えることになる。具体的には、時刻tが t1 <
t<t2 となる範囲ではTAT =TAT1 となり、時刻t
が t2 <t<t3 となる範囲ではTAT =TAT2 とな
り、時刻tが t3 <t となる範囲では TAT =TAT3
となる。TAT1、TAT2、及びTAT3は、何れも次回セル流入
予想時刻TAT が目的とする同一の時刻t4 を示してい
る。そして、次にコネクションcn のセルが流入した時
点で、その時点におけるコネクションcn のローカル時
刻カウンタ値tcdとコネクションcn の次回セル流入予
想時刻TAT が比較されることによって、流入セルの適合
/不適合が判定される。
【0055】この実施の形態においては、コネクション
cn のローカル時刻カウンタ値tcdは、もはや時刻を示
す役割というよりも、コネクションcn の次回セル流入
予想時刻TAT の上位ビット列seg を操作するためのタイ
ミング制御(SP点の管理)としての役割の方が大きい。
このため、グローバル時刻カウンタ値tc 及びローカル
時刻カウンタ値tcdのビット長は、セル流入間隔に見合
う長さである必要はなくなり、それよりも短くてよい。
これは、グローバル時刻カウンタ値tc からローカル時
刻カウンタ値tcdを算出する演算回路の規模までも、小
さくできることを意味している。これらのカウンタ値に
要求されるビット長は、並列して処理されるべきコネク
ションcn の数をカウントできるだけの長さであればよ
いことになる。
cn のローカル時刻カウンタ値tcdは、もはや時刻を示
す役割というよりも、コネクションcn の次回セル流入
予想時刻TAT の上位ビット列seg を操作するためのタイ
ミング制御(SP点の管理)としての役割の方が大きい。
このため、グローバル時刻カウンタ値tc 及びローカル
時刻カウンタ値tcdのビット長は、セル流入間隔に見合
う長さである必要はなくなり、それよりも短くてよい。
これは、グローバル時刻カウンタ値tc からローカル時
刻カウンタ値tcdを算出する演算回路の規模までも、小
さくできることを意味している。これらのカウンタ値に
要求されるビット長は、並列して処理されるべきコネク
ションcn の数をカウントできるだけの長さであればよ
いことになる。
【0056】なお、時刻t4 以降もセルの流入がなく、
ローカル時刻カウンタ値tcdが再びオーバーフローする
と、次回セル流入予想時刻TAT の上位ビット列seg の値
0が更に−1され、上位ビット列seg の値は負の値とな
って、そのビット列を含む次回セル流入予想時刻TAT 自
体が負の値となる。この場合には、十分に長時間にわた
りセルの流入が無いとして、その後に流入したセルは適
合と判定される。VS法に関する第3の実施の形態の原理 VS法では、UPC 機能又はNPC 機能の精度を向上させるた
めに、次回セル流入予想時刻TAT を算出する際に加算さ
れる加算値Iが浮動小数点形式で表現される場合があ
り、この場合には、次回セル流入予想時刻TAT も浮動小
数点形式で表現されることになる。しかし、上述したVS
法に関する第2の実施の形態において次回セル流入予想
時刻TAT が浮動小数点形式で表現されると、ローカル時
刻カウンタ値tcdのカウント範囲とオーバーフロー回数
とを単純にビット位置で分離することができなくなる。
ローカル時刻カウンタ値tcdが再びオーバーフローする
と、次回セル流入予想時刻TAT の上位ビット列seg の値
0が更に−1され、上位ビット列seg の値は負の値とな
って、そのビット列を含む次回セル流入予想時刻TAT 自
体が負の値となる。この場合には、十分に長時間にわた
りセルの流入が無いとして、その後に流入したセルは適
合と判定される。VS法に関する第3の実施の形態の原理 VS法では、UPC 機能又はNPC 機能の精度を向上させるた
めに、次回セル流入予想時刻TAT を算出する際に加算さ
れる加算値Iが浮動小数点形式で表現される場合があ
り、この場合には、次回セル流入予想時刻TAT も浮動小
数点形式で表現されることになる。しかし、上述したVS
法に関する第2の実施の形態において次回セル流入予想
時刻TAT が浮動小数点形式で表現されると、ローカル時
刻カウンタ値tcdのカウント範囲とオーバーフロー回数
とを単純にビット位置で分離することができなくなる。
【0057】このため、VS法に関する第3の実施の形態
では、図5に示されるように、次回セル流入予想時刻TA
T は、浮動小数点形式で TAT =tcd1 +I として算
出され、コネクションcn のローカル時刻カウンタ値t
cdがオーバーフローする毎、即ちグローバル時刻カウン
タ値tc がコネクションcn のSP点に対応する値になる
毎に、次式に示されるようにして、コネクションcn に
対してメモリに設定されている次回セル流入予想時刻TA
T から(ローカル時刻カウンタ値tcdの表現最大値t
cdn +1)の値が減算され、新たな次回セル流入予想時
刻TAT の値とされる。 TATn = TATn-1 −(tcdn +1) このような構成によって、図5で、時刻t2 において、
次回セル流入予想時刻TAT2は TAT1−tcdn として算
出され、時刻t3 において、次回セル流入予想時刻TAT3
は TAT2−tcdn として算出される。この場合にも、
前述したVS法に関する第2の実施の形態の場合と同様
に、TAT1、TAT2、及びTAT3は、何れも次回セル流入予想
時刻TAT が目的とする同一の時刻t4 を示している。そ
して、次にコネクションcn のセルが流入した時点で、
その時点におけるコネクションcnのローカル時刻カウ
ンタ値tcdとコネクションcn の次回セル流入予想時刻
TATが比較されることによって、流入セルの適合/不適
合が判定される。
では、図5に示されるように、次回セル流入予想時刻TA
T は、浮動小数点形式で TAT =tcd1 +I として算
出され、コネクションcn のローカル時刻カウンタ値t
cdがオーバーフローする毎、即ちグローバル時刻カウン
タ値tc がコネクションcn のSP点に対応する値になる
毎に、次式に示されるようにして、コネクションcn に
対してメモリに設定されている次回セル流入予想時刻TA
T から(ローカル時刻カウンタ値tcdの表現最大値t
cdn +1)の値が減算され、新たな次回セル流入予想時
刻TAT の値とされる。 TATn = TATn-1 −(tcdn +1) このような構成によって、図5で、時刻t2 において、
次回セル流入予想時刻TAT2は TAT1−tcdn として算
出され、時刻t3 において、次回セル流入予想時刻TAT3
は TAT2−tcdn として算出される。この場合にも、
前述したVS法に関する第2の実施の形態の場合と同様
に、TAT1、TAT2、及びTAT3は、何れも次回セル流入予想
時刻TAT が目的とする同一の時刻t4 を示している。そ
して、次にコネクションcn のセルが流入した時点で、
その時点におけるコネクションcnのローカル時刻カウ
ンタ値tcdとコネクションcn の次回セル流入予想時刻
TATが比較されることによって、流入セルの適合/不適
合が判定される。
【0058】また、時刻t4 以降もセルの流入がなく、
ローカル時刻カウンタ値tcdが再びオーバーフローする
と、次回セル流入予想時刻TAT から(ローカル時刻カウ
ンタ値tcdの表現最大値tcdn +1)の値が減算され、
次回セル流入予想時刻TAT が負の値となる。この場合に
は、VS法に関する第2の実施の形態の場合と同様に、十
分に長時間にわたりセルの流入が無いとして、その後に
流入したセルは適合と判定される。 <本実施の形態の詳細説明>上述の各原理に基づく各実
施の形態について詳細に説明する。各実施の形態に共通の構成 図6は、各実施の形態に共通のATM 交換システムの構成
図である。加入者回線601又は中継回線602は、回
線個別部603又は604によって終端され、多重/分
離部605内の多重部及び分離部を介してスイッチ部3
04に接続されている。そして、加入者回線601を終
端する回線個別部603内の上りの(加入者回線601
からスイッチ部606に向かう)回線の経路上に、UPC
機能部607が配置され、中継回線602を終端する回
線個別部604内の上りの(中継回線602からスイッ
チ部606に向かう)回線の経路上に、NPC 機能部60
8が配置される。
ローカル時刻カウンタ値tcdが再びオーバーフローする
と、次回セル流入予想時刻TAT から(ローカル時刻カウ
ンタ値tcdの表現最大値tcdn +1)の値が減算され、
次回セル流入予想時刻TAT が負の値となる。この場合に
は、VS法に関する第2の実施の形態の場合と同様に、十
分に長時間にわたりセルの流入が無いとして、その後に
流入したセルは適合と判定される。 <本実施の形態の詳細説明>上述の各原理に基づく各実
施の形態について詳細に説明する。各実施の形態に共通の構成 図6は、各実施の形態に共通のATM 交換システムの構成
図である。加入者回線601又は中継回線602は、回
線個別部603又は604によって終端され、多重/分
離部605内の多重部及び分離部を介してスイッチ部3
04に接続されている。そして、加入者回線601を終
端する回線個別部603内の上りの(加入者回線601
からスイッチ部606に向かう)回線の経路上に、UPC
機能部607が配置され、中継回線602を終端する回
線個別部604内の上りの(中継回線602からスイッ
チ部606に向かう)回線の経路上に、NPC 機能部60
8が配置される。
【0059】図7は、各実施の形態における図6のUPC
機能部607又はNPC 機能部608の構成図である。UP
C/NPC 回路701は、RAM702に格納されているLB
法又はVS法に基づく各種パラメータを操作又は参照する
ことによって、UPC 機能又はNPC 機能を実現する。
機能部607又はNPC 機能部608の構成図である。UP
C/NPC 回路701は、RAM702に格納されているLB
法又はVS法に基づく各種パラメータを操作又は参照する
ことによって、UPC 機能又はNPC 機能を実現する。
【0060】図8は、各実施の形態においてグローバル
時刻カウンタ値tc から各コネクションcn に対応する
ローカル時刻カウンタ値tcdを算出するための基本動作
フローチャートである。
時刻カウンタ値tc から各コネクションcn に対応する
ローカル時刻カウンタ値tcdを算出するための基本動作
フローチャートである。
【0061】まず、図6の加入者回線601又は中継回
線602が例えば155.52MHz のインタフェースを有し、
回線上のセル長を53オクテットと仮定すれば、1セル
あたりのセル流入時間は約 2.7μ(マイクロ)秒であ
る。グローバル時刻カウンタ値tc は、上記セル流入時
間毎に1ずつインクリメントされ、セル流入間隔を計測
できるだけのカウント値までカウントアップした後にオ
ーバーフローして0に戻る(図8のステップ801)。
線602が例えば155.52MHz のインタフェースを有し、
回線上のセル長を53オクテットと仮定すれば、1セル
あたりのセル流入時間は約 2.7μ(マイクロ)秒であ
る。グローバル時刻カウンタ値tc は、上記セル流入時
間毎に1ずつインクリメントされ、セル流入間隔を計測
できるだけのカウント値までカウントアップした後にオ
ーバーフローして0に戻る(図8のステップ801)。
【0062】一方、<本実施の形態の原理説明>の基本
原理の項で説明したように、コネクションcn のローカ
ル時刻カウンタ値tcdは、グローバル時刻カウンタ値t
c からコネクションcn に対応するセル識別番号nの値
を減算して得られるカウンタ値として定義される(図8
のステップ802)。この減算処理は、上述のセル識別
番号nを示すデータの各ビットを反転して得られるビッ
ト列に1を加算して得られる数(セル識別番号nに対す
る2の補数)にグローバル時刻カウンタ値tcを加算す
る演算として実現され、その減算処理のタイミングは、
そのコネクションcn のセルが図7のUPC/NPC 回路70
1に流入するセル流入時間内のタイミングである。
原理の項で説明したように、コネクションcn のローカ
ル時刻カウンタ値tcdは、グローバル時刻カウンタ値t
c からコネクションcn に対応するセル識別番号nの値
を減算して得られるカウンタ値として定義される(図8
のステップ802)。この減算処理は、上述のセル識別
番号nを示すデータの各ビットを反転して得られるビッ
ト列に1を加算して得られる数(セル識別番号nに対す
る2の補数)にグローバル時刻カウンタ値tcを加算す
る演算として実現され、その減算処理のタイミングは、
そのコネクションcn のセルが図7のUPC/NPC 回路70
1に流入するセル流入時間内のタイミングである。
【0063】また、やはり<本実施の形態の原理説明>
の基本原理の項で説明したように、グローバル時刻カウ
ンタ値tc が1つのコネクションcn に対応するセル識
別番号nの値に等しくなった時刻に、そのコネクション
cn に対応するローカル時刻カウンタ値tcdが必ずオー
バーフローするため、グローバル時刻カウンタ値tcが
各コネクションcn に対応するセル識別番号nの値に等
しくなったことをトリガとして、その各コネクションc
n に対するオーバーフロー処理(オーバーフローフラグ
OVF の更新、次回セル流入予想時刻TAT の上位ビット列
seg の更新等)が実行される(図8のステップ80
3)。
の基本原理の項で説明したように、グローバル時刻カウ
ンタ値tc が1つのコネクションcn に対応するセル識
別番号nの値に等しくなった時刻に、そのコネクション
cn に対応するローカル時刻カウンタ値tcdが必ずオー
バーフローするため、グローバル時刻カウンタ値tcが
各コネクションcn に対応するセル識別番号nの値に等
しくなったことをトリガとして、その各コネクションc
n に対するオーバーフロー処理(オーバーフローフラグ
OVF の更新、次回セル流入予想時刻TAT の上位ビット列
seg の更新等)が実行される(図8のステップ80
3)。
【0064】この場合、グローバル時刻カウンタ値tc
が各値となる各セル流入時間において、図9(a) に示さ
れるように、その前半の固定した期間内において、その
カウンタ値に対応するコネクションのオーバーフロー処
理が実行され、図9(b) に示されるように、その固定期
間の直後の同じセル流入時間内の固定期間において、現
在流入しているセルに対する処理(UPC 処理、NPC 処
理、VPI/VCI の付替え処理、タグの付与処理等)が実行
される。即ち、グローバル時刻カウンタ値tc =nとな
るセル流入時間内の前半期間においてはコネクションc
n のオーバーフロー処理が実行され、その後半期間にお
いては現在流入している任意のコネクションのセルに対
する処理が実行される。また、グローバル時刻カウンタ
値tc =n+1となるセル流入時間内の前半期間におい
てはコネクションcn+1 のオーバーフロー処理が実行さ
れ、その後半期間においては、やはり、その時点で流入
している任意のコネクションのセルに対する処理が実行
される。この結果、たとえ任意のローカル時刻カウンタ
値tcdがちょうどオーバーフローするタイミングを含む
セル流入時間に、偶然にそのローカル時刻カウンタ値t
cdに対応するコネクションのセルが流入したとしても、
そのセル流入時間内の前半期間にそのコネクションのオ
ーバーフロー処理が実行された後にその後半期間にその
コネクションに対応する流入セルに対する処理が実行さ
れるため、そのコネクションについて正しいUPC 機能又
はNPC 機能が実行されることになる。LB法に関する実施の形態の構成 図10及び図11は、LB法の実施の形態において、図7
のUPC/NPC 回路701が実行するUPC 機能又はNPC 機能
の動作フローチャートであり、図12は、本実施の形態
の動作説明図である。
が各値となる各セル流入時間において、図9(a) に示さ
れるように、その前半の固定した期間内において、その
カウンタ値に対応するコネクションのオーバーフロー処
理が実行され、図9(b) に示されるように、その固定期
間の直後の同じセル流入時間内の固定期間において、現
在流入しているセルに対する処理(UPC 処理、NPC 処
理、VPI/VCI の付替え処理、タグの付与処理等)が実行
される。即ち、グローバル時刻カウンタ値tc =nとな
るセル流入時間内の前半期間においてはコネクションc
n のオーバーフロー処理が実行され、その後半期間にお
いては現在流入している任意のコネクションのセルに対
する処理が実行される。また、グローバル時刻カウンタ
値tc =n+1となるセル流入時間内の前半期間におい
てはコネクションcn+1 のオーバーフロー処理が実行さ
れ、その後半期間においては、やはり、その時点で流入
している任意のコネクションのセルに対する処理が実行
される。この結果、たとえ任意のローカル時刻カウンタ
値tcdがちょうどオーバーフローするタイミングを含む
セル流入時間に、偶然にそのローカル時刻カウンタ値t
cdに対応するコネクションのセルが流入したとしても、
そのセル流入時間内の前半期間にそのコネクションのオ
ーバーフロー処理が実行された後にその後半期間にその
コネクションに対応する流入セルに対する処理が実行さ
れるため、そのコネクションについて正しいUPC 機能又
はNPC 機能が実行されることになる。LB法に関する実施の形態の構成 図10及び図11は、LB法の実施の形態において、図7
のUPC/NPC 回路701が実行するUPC 機能又はNPC 機能
の動作フローチャートであり、図12は、本実施の形態
の動作説明図である。
【0065】図7のRAM702には、図10に示され
る各パラメータが記憶される。ここで、<本実施の形態
の原理説明>のLB法に関する実施の形態の原理の項で説
明したように、オーバーフローフラグOVF は、値0(オ
ーバーフロー無し)、値1(1回オーバーフローし
た)、又は値2(2回オーバーフローした)の何れかの
値をとることができ、後述するセル流入間隔Δtのビッ
ト長はローカル時刻カウンタ値tcdのビット長(=グロ
ーバル時刻カウンタ値tc のビット長)と同じに設定さ
れるものとする。
る各パラメータが記憶される。ここで、<本実施の形態
の原理説明>のLB法に関する実施の形態の原理の項で説
明したように、オーバーフローフラグOVF は、値0(オ
ーバーフロー無し)、値1(1回オーバーフローし
た)、又は値2(2回オーバーフローした)の何れかの
値をとることができ、後述するセル流入間隔Δtのビッ
ト長はローカル時刻カウンタ値tcdのビット長(=グロ
ーバル時刻カウンタ値tc のビット長)と同じに設定さ
れるものとする。
【0066】次に、図10の動作フローチャートにおい
て、ステップ801〜803の処理は、図8のステップ
801〜803の処理と同じである。この場合、グロー
バル時刻カウンタ値tc が各コネクションcn に対応す
るセル識別番号n(0≦n≦4095)の値に等しくな
ったことをトリガとして(ステップ803)、現在のセ
ル流入時間内の前半期間(図9(a) )において、その各
コネクションcn に対するオーバーフローフラグOVF の
更新処理が、ステップ1001及び1002として実行
される。図12の例では、このトリガは、コネクション
c0 では、グローバル時刻カウンタ値tc がセル識別番
号の値0に等しくなった時点SP0 、コネクションc4095
では、グローバル時刻カウンタ値tc がセル識別番号の
値4095に等しくなった時点SP4095において発生す
る。
て、ステップ801〜803の処理は、図8のステップ
801〜803の処理と同じである。この場合、グロー
バル時刻カウンタ値tc が各コネクションcn に対応す
るセル識別番号n(0≦n≦4095)の値に等しくな
ったことをトリガとして(ステップ803)、現在のセ
ル流入時間内の前半期間(図9(a) )において、その各
コネクションcn に対するオーバーフローフラグOVF の
更新処理が、ステップ1001及び1002として実行
される。図12の例では、このトリガは、コネクション
c0 では、グローバル時刻カウンタ値tc がセル識別番
号の値0に等しくなった時点SP0 、コネクションc4095
では、グローバル時刻カウンタ値tc がセル識別番号の
値4095に等しくなった時点SP4095において発生す
る。
【0067】即ち、まず、上記トリガが発生した時点で
RAM702内の上記コネクションcn に対応するエリ
アに記憶されているオーバーフローフラグOVF の値が読
み出され、その値が2であるか否かが判定される(図1
0のステップ1001)。
RAM702内の上記コネクションcn に対応するエリ
アに記憶されているオーバーフローフラグOVF の値が読
み出され、その値が2であるか否かが判定される(図1
0のステップ1001)。
【0068】上記オーバーフローフラグOVF の値が0又
は1でステップ1001の判定がNOならば、そのオー
バーフローフラグOVF の値に1が加算され(図10のス
テップ1002)、その加算結果がRAM702に書き
戻される。
は1でステップ1001の判定がNOならば、そのオー
バーフローフラグOVF の値に1が加算され(図10のス
テップ1002)、その加算結果がRAM702に書き
戻される。
【0069】上記オーバーフローフラグOVF の値が2で
ステップ1001の判定がYESならば、そのオーバー
フローフラグOVF は更新されない。図12の例では、コ
ネクションc0 のオーバーフローフラグ OVF0 の値は、
時刻t4 において0から1に更新される。また、コネク
ションc4095のオーバーフローフラグ OVF4095の値は、
時刻t3 において0から1に更新され、時刻t7 におい
て1から2に更新される。
ステップ1001の判定がYESならば、そのオーバー
フローフラグOVF は更新されない。図12の例では、コ
ネクションc0 のオーバーフローフラグ OVF0 の値は、
時刻t4 において0から1に更新される。また、コネク
ションc4095のオーバーフローフラグ OVF4095の値は、
時刻t3 において0から1に更新され、時刻t7 におい
て1から2に更新される。
【0070】一方、任意のコネクションcn のセルが図
7のUPC/NPC 回路701に流入するセル流入時間内の後
半期間(図9(b) )で、図10のステップ802、10
03〜1005、及び図11の動作フローチャートの一
連の処理が実行される。
7のUPC/NPC 回路701に流入するセル流入時間内の後
半期間(図9(b) )で、図10のステップ802、10
03〜1005、及び図11の動作フローチャートの一
連の処理が実行される。
【0071】まずグローバル時刻カウンタ値tc からコ
ネクションcn に対応するセル識別番号nの値が減算さ
れることにより、今回の流入セルのコネクションcn に
対応するローカル時刻カウンタ値tcdが算出される(図
10のステップ802)。
ネクションcn に対応するセル識別番号nの値が減算さ
れることにより、今回の流入セルのコネクションcn に
対応するローカル時刻カウンタ値tcdが算出される(図
10のステップ802)。
【0072】次に、今回の流入セルのローカル時刻カウ
ンタ値tcdから、RAM702内の流入セルのコネクシ
ョンcn に対応するエリアに記憶されている過去最近の
流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd-Lが減算される
ことにより、セル流入間隔Δtが算出される(図10の
ステップ1003)。図12の例においては、コネクシ
ョンc0 の過去最近の流入セルのローカル時刻カウンタ
値は時刻t0 における値tcd0-L であり、コネクション
c4095の場合は時刻t1 における値tcd4095-Lである。
ンタ値tcdから、RAM702内の流入セルのコネクシ
ョンcn に対応するエリアに記憶されている過去最近の
流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd-Lが減算される
ことにより、セル流入間隔Δtが算出される(図10の
ステップ1003)。図12の例においては、コネクシ
ョンc0 の過去最近の流入セルのローカル時刻カウンタ
値は時刻t0 における値tcd0-L であり、コネクション
c4095の場合は時刻t1 における値tcd4095-Lである。
【0073】また、RAM702内の流入セルのコネク
ションcn に対応するエリアに記憶されているリーキバ
ケットカウンタ値LBC からセル流入間隔Δtが減算され
ることにより、現在のリーキバケットカウンタ値LBC
(現LBC )が算出される(図10のステップ100
4)。
ションcn に対応するエリアに記憶されているリーキバ
ケットカウンタ値LBC からセル流入間隔Δtが減算され
ることにより、現在のリーキバケットカウンタ値LBC
(現LBC )が算出される(図10のステップ100
4)。
【0074】更に、この現LBC に、RAM702内の流
入セルのコネクションcn に対応するエリアに記憶され
ている加算値Tが加算されることにより、次回のリーキ
バケットカウンタ値LBC (次LBC )が算出される(図1
0のステップ1005)。
入セルのコネクションcn に対応するエリアに記憶され
ている加算値Tが加算されることにより、次回のリーキ
バケットカウンタ値LBC (次LBC )が算出される(図1
0のステップ1005)。
【0075】このような一連の処理の結果、リーキバケ
ットカウンタ値LBC は、図13に示されるように変化す
ることになる。上記一連の処理に続いて、図11の動作
フローチャートとして実現される判定論理が実行され
る。
ットカウンタ値LBC は、図13に示されるように変化す
ることになる。上記一連の処理に続いて、図11の動作
フローチャートとして実現される判定論理が実行され
る。
【0076】まず、下記の条件1又は条件2の何れかが
満たされるか否かが判定される(ステップ1101)。 条件1 オーバーフローフラグOVF =1 かつ 今回の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd>過去最
近の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd-L 条件2 オーバーフローフラグOVF =2 図12の例では、条件1が満たされる場合とは、例えば
コネクションc0 については時刻t5 以降の場合、コネ
クションc4095については時刻t6 以降の場合である。
また、条件2が満たされる場合とは、例えばコネクショ
ンc4095については時刻t7 以降の場合である。一方、
条件1及び条件2の何れも満たされない場合とは、例え
ばコネクションc0 については時刻t5 以前の場合、コ
ネクションc4095については時刻t6 以前の場合であ
る。
満たされるか否かが判定される(ステップ1101)。 条件1 オーバーフローフラグOVF =1 かつ 今回の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd>過去最
近の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcd-L 条件2 オーバーフローフラグOVF =2 図12の例では、条件1が満たされる場合とは、例えば
コネクションc0 については時刻t5 以降の場合、コネ
クションc4095については時刻t6 以降の場合である。
また、条件2が満たされる場合とは、例えばコネクショ
ンc4095については時刻t7 以降の場合である。一方、
条件1及び条件2の何れも満たされない場合とは、例え
ばコネクションc0 については時刻t5 以前の場合、コ
ネクションc4095については時刻t6 以前の場合であ
る。
【0077】条件1又は条件2の何れかが満たされステ
ップ1101の判定がYESなら、今回の流入セルは適
合と判定されて、今回の流入セルのローカル時刻カウン
タ値tcdが新たな過去最近の流入セルのローカル時刻カ
ウンタ値tcd-Lとして、またRAM702内の流入セル
のコネクションcn に対応するエリアに記憶されている
加算値Tが新たなリーキバケットカウンタ値LBC とし
て、更に値0が新たなオーバーフローフラグOVF の値と
して、それぞれRAM702内の流入セルのコネクショ
ンcn に対応するエリアに記憶される(ステップ110
2)。
ップ1101の判定がYESなら、今回の流入セルは適
合と判定されて、今回の流入セルのローカル時刻カウン
タ値tcdが新たな過去最近の流入セルのローカル時刻カ
ウンタ値tcd-Lとして、またRAM702内の流入セル
のコネクションcn に対応するエリアに記憶されている
加算値Tが新たなリーキバケットカウンタ値LBC とし
て、更に値0が新たなオーバーフローフラグOVF の値と
して、それぞれRAM702内の流入セルのコネクショ
ンcn に対応するエリアに記憶される(ステップ110
2)。
【0078】条件1及び条件2の何れの条件も満たされ
ずステップ1101の判定がNOなら、ステップ110
3で、図10のステップ1004で算出された現LBC が
RAM702内の流入セルのコネクションcn に対応す
るエリアに記憶されている閾値τ以下であるか否かが判
定される(図13参照)。
ずステップ1101の判定がNOなら、ステップ110
3で、図10のステップ1004で算出された現LBC が
RAM702内の流入セルのコネクションcn に対応す
るエリアに記憶されている閾値τ以下であるか否かが判
定される(図13参照)。
【0079】現LBC が閾値τ以下でありステップ110
3の判定がYESなら、今回の流入セルは適合と判定さ
れて、今回の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcdが
新たな過去最近の流入セルのローカル時刻カウンタ値t
cd-Lとして、また図10のステップ1005で算出され
た次LBC が新たなリーキバケットカウンタ値LBC とし
て、更に値0が新たなオーバーフローフラグOVF の値と
して、それぞれRAM702内の流入セルのコネクショ
ンcn に対応するエリアに記憶される(ステップ110
4)。
3の判定がYESなら、今回の流入セルは適合と判定さ
れて、今回の流入セルのローカル時刻カウンタ値tcdが
新たな過去最近の流入セルのローカル時刻カウンタ値t
cd-Lとして、また図10のステップ1005で算出され
た次LBC が新たなリーキバケットカウンタ値LBC とし
て、更に値0が新たなオーバーフローフラグOVF の値と
して、それぞれRAM702内の流入セルのコネクショ
ンcn に対応するエリアに記憶される(ステップ110
4)。
【0080】現LBC が閾値τより大きくステップ110
3の判定がNOなら、今回の流入セルは不適合と判定さ
れる。VS法に関する第1の実施の形態の構成 図14及び図15は、VS法の第1の実施の形態におい
て、図7のUPC/NPC 回路701が実行するUPC 機能又は
NPC 機能の動作フローチャートであり、また、図16及
び図17は、本実施の形態の動作説明図である。
3の判定がNOなら、今回の流入セルは不適合と判定さ
れる。VS法に関する第1の実施の形態の構成 図14及び図15は、VS法の第1の実施の形態におい
て、図7のUPC/NPC 回路701が実行するUPC 機能又は
NPC 機能の動作フローチャートであり、また、図16及
び図17は、本実施の形態の動作説明図である。
【0081】図7のRAM702には、図14に示され
る各パラメータが記憶される。まず、図14の動作フロ
ーチャートにおいて、ステップ801〜803の処理
は、図8のステップ801〜803の処理と同じであ
る。
る各パラメータが記憶される。まず、図14の動作フロ
ーチャートにおいて、ステップ801〜803の処理
は、図8のステップ801〜803の処理と同じであ
る。
【0082】この場合、グローバル時刻カウンタ値tc
が各コネクションcn に対応するセル識別番号n(0≦
n≦4095)の値に等しくなったことをトリガとして
(ステップ803)、現在のセル流入時間内の前半期間
(図9(a) )において、その各コネクションcn に対す
るオーバーフローフラグOVF の更新処理が、ステップ1
001及び1002として実行される。図16の例で
は、このトリガは、コネクションc0 では、グローバル
時刻カウンタ値tc がセル識別番号の値0に等しくなっ
た時点SP0 、コネクションc4095では、グローバル時刻
カウンタ値tc がセル識別番号の値4095に等しくな
った時点SP4095(時刻t2 )において発生する。
が各コネクションcn に対応するセル識別番号n(0≦
n≦4095)の値に等しくなったことをトリガとして
(ステップ803)、現在のセル流入時間内の前半期間
(図9(a) )において、その各コネクションcn に対す
るオーバーフローフラグOVF の更新処理が、ステップ1
001及び1002として実行される。図16の例で
は、このトリガは、コネクションc0 では、グローバル
時刻カウンタ値tc がセル識別番号の値0に等しくなっ
た時点SP0 、コネクションc4095では、グローバル時刻
カウンタ値tc がセル識別番号の値4095に等しくな
った時点SP4095(時刻t2 )において発生する。
【0083】即ち、まず、上記トリガが発生した時点で
RAM702内の上記コネクションcn に対応するエリ
アに記憶されているオーバーフローフラグOVF の値が読
み出されて、その値が0よりも小さいか否かが判定され
る(図14のステップ1401)。
RAM702内の上記コネクションcn に対応するエリ
アに記憶されているオーバーフローフラグOVF の値が読
み出されて、その値が0よりも小さいか否かが判定され
る(図14のステップ1401)。
【0084】上記オーバーフローフラグOVF の値が1又
は0でステップ1401の判定がNOならば、そのオー
バーフローフラグOVF の値から1が減算され(図14の
ステップ1402)、その減算結果がRAM702に書
き戻される。
は0でステップ1401の判定がNOならば、そのオー
バーフローフラグOVF の値から1が減算され(図14の
ステップ1402)、その減算結果がRAM702に書
き戻される。
【0085】上記オーバーフローフラグOVF の値が−1
でステップ1401の判定がYESならば、そのオーバ
ーフローフラグOVF は更新されない。図16の例におい
ては、コネクションc4095のオーバーフローフラグ OVF
4095の値は、時刻t2 において1から0に更新され、時
刻t4 において0から−1に更新される。
でステップ1401の判定がYESならば、そのオーバ
ーフローフラグOVF は更新されない。図16の例におい
ては、コネクションc4095のオーバーフローフラグ OVF
4095の値は、時刻t2 において1から0に更新され、時
刻t4 において0から−1に更新される。
【0086】一方、任意のコネクションcn のセルが図
7のUPC/NPC 回路701に流入するセル流入時間内の後
半期間(図9(b) )で、図14のステップ802、14
03〜1404、及び図15の動作フローチャートの一
連の処理が実行される。
7のUPC/NPC 回路701に流入するセル流入時間内の後
半期間(図9(b) )で、図14のステップ802、14
03〜1404、及び図15の動作フローチャートの一
連の処理が実行される。
【0087】まずグローバル時刻カウンタ値tc からコ
ネクションcn に対応するセル識別番号nの値が減算さ
れることにより、今回の流入セルのコネクションcn に
対応するローカル時刻カウンタ値tcdが算出される(図
14のステップ802)。
ネクションcn に対応するセル識別番号nの値が減算さ
れることにより、今回の流入セルのコネクションcn に
対応するローカル時刻カウンタ値tcdが算出される(図
14のステップ802)。
【0088】次に、今回の流入セルのローカル時刻カウ
ンタ値tcdに、RAM702内の流入セルのコネクショ
ンcn に対応するエリアに記憶されている閾値Lが加算
される(図14のステップ1403)。この加算結果t
cd+Lは、ローカル時刻カウンタ値tcdのビット長より
1ビット長いビット長で表現される。
ンタ値tcdに、RAM702内の流入セルのコネクショ
ンcn に対応するエリアに記憶されている閾値Lが加算
される(図14のステップ1403)。この加算結果t
cd+Lは、ローカル時刻カウンタ値tcdのビット長より
1ビット長いビット長で表現される。
【0089】次に、上記加算結果tcd+Lから、RAM
702内の流入セルのコネクションcn に対応するエリ
アに記憶されている次回セル流入予想時刻TAT のビット
列の最上位にオーバーフローフラグOVF の値に対応する
1ビットのビット値を付加して得られる値が減算され、
その減算結果が判定値Aとされる(図14のステップ1
404)。上記1ビットのビット値は、オーバーフロー
フラグOVF の値が1ならば1、0ならば0、−1ならば
任意値(この場合には、後述する図15のステップ15
01の判定がYESとなって上記減算結果は使用されな
い)である。この処理において、<本実施の形態の原理
説明>のVS法に関する第1の実施の形態の原理の項で説
明したように、オーバーフローフラグOVF の値が1なら
ば減数としてTAT1が設定され、オーバーフローフラグOV
F の値が0ならば減数としてTAT2が設定されることにな
る(図3参照)。
702内の流入セルのコネクションcn に対応するエリ
アに記憶されている次回セル流入予想時刻TAT のビット
列の最上位にオーバーフローフラグOVF の値に対応する
1ビットのビット値を付加して得られる値が減算され、
その減算結果が判定値Aとされる(図14のステップ1
404)。上記1ビットのビット値は、オーバーフロー
フラグOVF の値が1ならば1、0ならば0、−1ならば
任意値(この場合には、後述する図15のステップ15
01の判定がYESとなって上記減算結果は使用されな
い)である。この処理において、<本実施の形態の原理
説明>のVS法に関する第1の実施の形態の原理の項で説
明したように、オーバーフローフラグOVF の値が1なら
ば減数としてTAT1が設定され、オーバーフローフラグOV
F の値が0ならば減数としてTAT2が設定されることにな
る(図3参照)。
【0090】上記一連の処理に続いて、図15の動作フ
ローチャートとして実現される判定論理が実行される。
まず、RAM702内の流入セルのコネクションcn に
対応するエリアに記憶されているオーバーフローフラグ
OVF の値が−1であるか否かが判定される(ステップ1
501)。
ローチャートとして実現される判定論理が実行される。
まず、RAM702内の流入セルのコネクションcn に
対応するエリアに記憶されているオーバーフローフラグ
OVF の値が−1であるか否かが判定される(ステップ1
501)。
【0091】オーバーフローフラグOVF の値が−1であ
ってステップ1501の判定がYESならば、今回の流
入セルは適合と判定されて、ステップ1502で、コネ
クションcn の次回セル流入予想時刻TAT が、次式によ
って算出される。 新TAT =tcd+I <本実施の形態の原理説明>のVS法に関する第1の実施
の形態の原理の項で説明したように、上記演算におい
て、演算結果がローカル時刻カウンタ値tcdのビット長
を超えた場合に、RAM702内の流入セルのコネクシ
ョンcn に対応するエリアに値1のオーバーフローフラ
グOVF が記憶され、それ以外の場合には、値0のオーバ
ーフローフラグOVF が記憶される。但し、上述の演算結
果のビット長は、ローカル時刻カウンタ値tcdのビット
長よりも2ビット以上長くなることはないように、加算
値Iが設定される。演算の結果得られる次回セル流入予
想時刻TAT も、RAM702内の流入セルのコネクショ
ンcn に対応するエリアに記憶される。図16の例で
は、コネクションc0 について、そのローカル時刻カウ
ンタ値tcd0 がtcd0-L となる時刻t0 にコネクション
c0 のセルが流入してその流入セルが適合と判定された
後、ステップ1502で、上記ローカル時刻カウンタ値
tcd0-L に、RAM702内の流入セルのコネクション
c0 に対応するエリアに記憶されている加算値I0 が加
算される。この結果、新たに算出される次回セル流入予
想時刻TAT は、時刻t3 におけるコネクションc0 のロ
ーカル時刻カウンタ値tcd0-N となる。この場合、上記
加算結果はコネクションc0 のローカル時刻カウンタ値
tcd0 のビット長を超えないため、RAM702内の流
入セルのコネクションc0 に対応するエリアに値0のオ
ーバーフローフラグOVF が記憶される。この一方、コネ
クションc4095については、そのローカル時刻カウンタ
値tcd4095がtcd4095-Lとなる時刻t1 にコネクション
c4095のセルが流入してその流入セルが適合と判定され
た後、ステップ1502で、上記ローカル時刻カウンタ
値tcd4095-Lに、RAM702内の流入セルのコネクシ
ョンc4095に対応するエリアに記憶されている加算値I
4095が加算される。この結果、新たに算出される次回セ
ル流入予想時刻TAT は、コネクションc4095のローカル
時刻カウンタ値tcd4095-NX となる。この場合、上記加
算結果はコネクションc4095のローカル時刻カウンタ値
tcd4095のビット長を超えるため、RAM702内の流
入セルのコネクションc4095に対応するエリアに値1の
オーバーフローフラグOVF が記憶される。この結果、時
刻t1 からt2 までの範囲では、次回セル流入予想時刻
TAT として値tcd4095-NX が採用され、時刻t2 以降で
は、次回セル流入予想時刻TAT として値tcd4095-Nが採
用されることになる。
ってステップ1501の判定がYESならば、今回の流
入セルは適合と判定されて、ステップ1502で、コネ
クションcn の次回セル流入予想時刻TAT が、次式によ
って算出される。 新TAT =tcd+I <本実施の形態の原理説明>のVS法に関する第1の実施
の形態の原理の項で説明したように、上記演算におい
て、演算結果がローカル時刻カウンタ値tcdのビット長
を超えた場合に、RAM702内の流入セルのコネクシ
ョンcn に対応するエリアに値1のオーバーフローフラ
グOVF が記憶され、それ以外の場合には、値0のオーバ
ーフローフラグOVF が記憶される。但し、上述の演算結
果のビット長は、ローカル時刻カウンタ値tcdのビット
長よりも2ビット以上長くなることはないように、加算
値Iが設定される。演算の結果得られる次回セル流入予
想時刻TAT も、RAM702内の流入セルのコネクショ
ンcn に対応するエリアに記憶される。図16の例で
は、コネクションc0 について、そのローカル時刻カウ
ンタ値tcd0 がtcd0-L となる時刻t0 にコネクション
c0 のセルが流入してその流入セルが適合と判定された
後、ステップ1502で、上記ローカル時刻カウンタ値
tcd0-L に、RAM702内の流入セルのコネクション
c0 に対応するエリアに記憶されている加算値I0 が加
算される。この結果、新たに算出される次回セル流入予
想時刻TAT は、時刻t3 におけるコネクションc0 のロ
ーカル時刻カウンタ値tcd0-N となる。この場合、上記
加算結果はコネクションc0 のローカル時刻カウンタ値
tcd0 のビット長を超えないため、RAM702内の流
入セルのコネクションc0 に対応するエリアに値0のオ
ーバーフローフラグOVF が記憶される。この一方、コネ
クションc4095については、そのローカル時刻カウンタ
値tcd4095がtcd4095-Lとなる時刻t1 にコネクション
c4095のセルが流入してその流入セルが適合と判定され
た後、ステップ1502で、上記ローカル時刻カウンタ
値tcd4095-Lに、RAM702内の流入セルのコネクシ
ョンc4095に対応するエリアに記憶されている加算値I
4095が加算される。この結果、新たに算出される次回セ
ル流入予想時刻TAT は、コネクションc4095のローカル
時刻カウンタ値tcd4095-NX となる。この場合、上記加
算結果はコネクションc4095のローカル時刻カウンタ値
tcd4095のビット長を超えるため、RAM702内の流
入セルのコネクションc4095に対応するエリアに値1の
オーバーフローフラグOVF が記憶される。この結果、時
刻t1 からt2 までの範囲では、次回セル流入予想時刻
TAT として値tcd4095-NX が採用され、時刻t2 以降で
は、次回セル流入予想時刻TAT として値tcd4095-Nが採
用されることになる。
【0092】オーバーフローフラグOVF の値が−1では
なくてステップ1501の判定がNOならば、更に図1
4のステップ1404において算出された判定値Aが0
以上であるか否かが判定される(ステップ1503)。
この判定値Aは、図17に示されるように、今回のコネ
クションcn のセルの流入時のコネクションcn に対応
するローカル時刻カウンタ値tcdが、閾値Lの分のマー
ジンを許されて、前回のコネクションcn のセルの流入
時の処理によりRAM702内の流入セルのコネクショ
ンcn に対応するエリアに記憶されている次回セル流入
予想時刻 TAT=tcd-L+I(tcd-Lは前回セル流入時
のローカル時刻カウンタ値) 以降の時刻の値であるか
否かを示す値である。
なくてステップ1501の判定がNOならば、更に図1
4のステップ1404において算出された判定値Aが0
以上であるか否かが判定される(ステップ1503)。
この判定値Aは、図17に示されるように、今回のコネ
クションcn のセルの流入時のコネクションcn に対応
するローカル時刻カウンタ値tcdが、閾値Lの分のマー
ジンを許されて、前回のコネクションcn のセルの流入
時の処理によりRAM702内の流入セルのコネクショ
ンcn に対応するエリアに記憶されている次回セル流入
予想時刻 TAT=tcd-L+I(tcd-Lは前回セル流入時
のローカル時刻カウンタ値) 以降の時刻の値であるか
否かを示す値である。
【0093】上記判定値Aが0よりも小さくステップ1
503の判定がNOならば、流入セルは不適合と判定さ
れる。一方、上記判定値Aが0以上であってステップ1
503の判定がYESなら、流入セルは適合と判定され
る。
503の判定がNOならば、流入セルは不適合と判定さ
れる。一方、上記判定値Aが0以上であってステップ1
503の判定がYESなら、流入セルは適合と判定され
る。
【0094】そして、更にRAM702内の流入セルの
コネクションcn に対応するエリアに記憶されているオ
ーバーフローフラグOVF の値が1である場合(ステップ
1504の判定がNOの場合)、又はオーバーフローフ
ラグOVF の値は0であるが、今回のコネクションcn の
セルの流入時のコネクションcn に対応するローカル時
刻カウンタ値tcdが、RAM702内の流入セルのコネ
クションcn に対応するエリアに記憶されている次回セ
ル流入予想時刻TAT 以降の時刻に対応する値である場合
(ステップ1504の判定がYESでステップ1505
の判定がNOの場合)には、セル流入間隔が十分である
と判定され、前述したステップ1502で、コネクショ
ンcn の次回セル流入予想時刻TAT が次式によって算出
されてRAM702内の流入セルのコネクションcn に
対応するエリアに記憶されると共に、同エリア内のオー
バーフローフラグOVF が更新される。 新TAT =tcd+I 一方、ステップ1503の判定がYESとなった後、R
AM702内の流入セルのコネクションcn に対応する
エリアに記憶されているオーバーフローフラグOVF の値
が0で(ステップ1504の判定がYES)、今回のコ
ネクションcnのセルの流入時のコネクションcn に対
応するローカル時刻カウンタ値tcdが、RAM702内
の流入セルのコネクションcn に対応するエリアに記憶
されている次回セル流入予想時刻TAT よりも前の時刻に
対応する値である場合(ステップ1505の判定もYE
S)、すなわちローカル時刻カウンタ値tcdが図17に
示されるマージンLの範囲内の値である場合には、流入
セルは適合であるがセル流入間隔はやや不十分であると
判定され、ステップ1506で、コネクションcnの次
回セル流入予想時刻TAT が、次式によって算出されてR
AM702内の流入セルのコネクションcn に対応する
エリアに記憶される。 新TAT =旧TAT +I この場合にも、ステップ1502の場合と同様、上記演
算結果がローカル時刻カウンタ値tcdのビット長を超え
た場合に、RAM702内の流入セルのコネクションc
n に対応するエリアに値1のオーバーフローフラグOVF
が記憶され、それ以外の場合には、値0のオーバーフロ
ーフラグOVF が記憶される。VS法に関する第2の実施の形態の構成 図18及び図19は、VS法の第2の実施の形態におい
て、図7のUPC/NPC 回路701が実行するUPC 機能又は
NPC 機能の動作フローチャートであり、また、図20及
び図21は、本実施の形態の動作説明図である。
コネクションcn に対応するエリアに記憶されているオ
ーバーフローフラグOVF の値が1である場合(ステップ
1504の判定がNOの場合)、又はオーバーフローフ
ラグOVF の値は0であるが、今回のコネクションcn の
セルの流入時のコネクションcn に対応するローカル時
刻カウンタ値tcdが、RAM702内の流入セルのコネ
クションcn に対応するエリアに記憶されている次回セ
ル流入予想時刻TAT 以降の時刻に対応する値である場合
(ステップ1504の判定がYESでステップ1505
の判定がNOの場合)には、セル流入間隔が十分である
と判定され、前述したステップ1502で、コネクショ
ンcn の次回セル流入予想時刻TAT が次式によって算出
されてRAM702内の流入セルのコネクションcn に
対応するエリアに記憶されると共に、同エリア内のオー
バーフローフラグOVF が更新される。 新TAT =tcd+I 一方、ステップ1503の判定がYESとなった後、R
AM702内の流入セルのコネクションcn に対応する
エリアに記憶されているオーバーフローフラグOVF の値
が0で(ステップ1504の判定がYES)、今回のコ
ネクションcnのセルの流入時のコネクションcn に対
応するローカル時刻カウンタ値tcdが、RAM702内
の流入セルのコネクションcn に対応するエリアに記憶
されている次回セル流入予想時刻TAT よりも前の時刻に
対応する値である場合(ステップ1505の判定もYE
S)、すなわちローカル時刻カウンタ値tcdが図17に
示されるマージンLの範囲内の値である場合には、流入
セルは適合であるがセル流入間隔はやや不十分であると
判定され、ステップ1506で、コネクションcnの次
回セル流入予想時刻TAT が、次式によって算出されてR
AM702内の流入セルのコネクションcn に対応する
エリアに記憶される。 新TAT =旧TAT +I この場合にも、ステップ1502の場合と同様、上記演
算結果がローカル時刻カウンタ値tcdのビット長を超え
た場合に、RAM702内の流入セルのコネクションc
n に対応するエリアに値1のオーバーフローフラグOVF
が記憶され、それ以外の場合には、値0のオーバーフロ
ーフラグOVF が記憶される。VS法に関する第2の実施の形態の構成 図18及び図19は、VS法の第2の実施の形態におい
て、図7のUPC/NPC 回路701が実行するUPC 機能又は
NPC 機能の動作フローチャートであり、また、図20及
び図21は、本実施の形態の動作説明図である。
【0095】図7のRAM702には、図18に示され
る各パラメータが記憶される。本実施の形態において
は、<本実施の形態の原理説明>のVS法に関する第2の
実施の形態の原理の項で説明したように、次回セル流入
予想時刻TAT のビット列のうち、ローカル時刻カウンタ
値tcdのビット長の下位ビット列を除く上位ビット列se
g が、現在時刻から次回セル流入予想時刻TAT までの間
にローカル時刻カウンタ値tcdがオーバーフローするで
あろう回数を示し、この上位ビット列segに基づいてUPC
機能又はNPC 機能が実行される。
る各パラメータが記憶される。本実施の形態において
は、<本実施の形態の原理説明>のVS法に関する第2の
実施の形態の原理の項で説明したように、次回セル流入
予想時刻TAT のビット列のうち、ローカル時刻カウンタ
値tcdのビット長の下位ビット列を除く上位ビット列se
g が、現在時刻から次回セル流入予想時刻TAT までの間
にローカル時刻カウンタ値tcdがオーバーフローするで
あろう回数を示し、この上位ビット列segに基づいてUPC
機能又はNPC 機能が実行される。
【0096】まず、図18の動作フローチャートにおい
て、ステップ801〜803の処理は、図8のステップ
801〜803の処理と同じである。この場合、グロー
バル時刻カウンタ値tc が各コネクションcn に対応す
るセル識別番号n(0≦n≦4095)の値に等しくな
ったことをトリガとして(ステップ803)、現在のセ
ル流入時間内の前半期間(図9(a) )において、その各
コネクションcn に対する上位ビット列seg の更新処理
が、ステップ1801及び1802として実行される。
図20の例では、コネクションcn について、グローバ
ル時刻カウンタ値tc がセル識別番号の値nに等しくな
る各時刻t2 、t3 、及びt5 において発生する。
て、ステップ801〜803の処理は、図8のステップ
801〜803の処理と同じである。この場合、グロー
バル時刻カウンタ値tc が各コネクションcn に対応す
るセル識別番号n(0≦n≦4095)の値に等しくな
ったことをトリガとして(ステップ803)、現在のセ
ル流入時間内の前半期間(図9(a) )において、その各
コネクションcn に対する上位ビット列seg の更新処理
が、ステップ1801及び1802として実行される。
図20の例では、コネクションcn について、グローバ
ル時刻カウンタ値tc がセル識別番号の値nに等しくな
る各時刻t2 、t3 、及びt5 において発生する。
【0097】即ち、まず、上記トリガが発生した時点で
RAM702内の上記コネクションcn に対応するエリ
アに記憶されている次回セル流入予想時刻TAT の値が0
より小さいか否かが判定される(ステップ1801)。
RAM702内の上記コネクションcn に対応するエリ
アに記憶されている次回セル流入予想時刻TAT の値が0
より小さいか否かが判定される(ステップ1801)。
【0098】次回セル流入予想時刻TAT の値が0以上で
あってステップ1801の判定がNOならば、次回セル
流入予想時刻TAT の上位ビット列seg の値が−1され
(ステップ1802)、その結果得られる新たな上位ビ
ット列seg の値を含む新たな次回セル流入予想時刻TAT
が、RAM702に書き戻される。
あってステップ1801の判定がNOならば、次回セル
流入予想時刻TAT の上位ビット列seg の値が−1され
(ステップ1802)、その結果得られる新たな上位ビ
ット列seg の値を含む新たな次回セル流入予想時刻TAT
が、RAM702に書き戻される。
【0099】一方、次回セル流入予想時刻TAT の値が0
よりも小さくステップ1801の判定がYESならば、
次回セル流入予想時刻TAT は更新されない。上述の処理
の結果、図20の例においては、コネクションcn につ
き、そのローカル時刻カウンタ値tcdn が1(=
tcdn1)となる時刻t1 のセル流入時に算出された次回
セル流入予想時刻 TATn が、ローカル時刻カウンタ値t
cdn が4095(=tcdn4095 )となる各時刻t2 、t
3 、及びt5 を境として、期間t1〜t2 、t2 〜
t3 、及びt3 〜t5 のそれぞれで、更新されることに
なる。
よりも小さくステップ1801の判定がYESならば、
次回セル流入予想時刻TAT は更新されない。上述の処理
の結果、図20の例においては、コネクションcn につ
き、そのローカル時刻カウンタ値tcdn が1(=
tcdn1)となる時刻t1 のセル流入時に算出された次回
セル流入予想時刻 TATn が、ローカル時刻カウンタ値t
cdn が4095(=tcdn4095 )となる各時刻t2 、t
3 、及びt5 を境として、期間t1〜t2 、t2 〜
t3 、及びt3 〜t5 のそれぞれで、更新されることに
なる。
【0100】一方、任意のコネクションcn のセルが図
7のUPC/NPC 回路701に流入するセル流入時間内の後
半期間(図9(b) )で、図18のステップ802、18
03〜1804、及び図19の動作フローチャートの一
連の処理が実行される。
7のUPC/NPC 回路701に流入するセル流入時間内の後
半期間(図9(b) )で、図18のステップ802、18
03〜1804、及び図19の動作フローチャートの一
連の処理が実行される。
【0101】まずグローバル時刻カウンタ値tc からコ
ネクションcn に対応するセル識別番号nの値が減算さ
れることにより、今回の流入セルのコネクションcn に
対応するローカル時刻カウンタ値tcdが算出される(図
18のステップ802)。
ネクションcn に対応するセル識別番号nの値が減算さ
れることにより、今回の流入セルのコネクションcn に
対応するローカル時刻カウンタ値tcdが算出される(図
18のステップ802)。
【0102】次に、図14の場合と同様に、今回の流入
セルのローカル時刻カウンタ値tcdに、RAM702内
の流入セルのコネクションcn に対応するエリアに記憶
されている閾値Lが加算される(図18のステップ18
03)。この加算結果tcd+Lは、ローカル時刻カウン
タ値tcdのビット長より十分に長いビット長で表現され
る。
セルのローカル時刻カウンタ値tcdに、RAM702内
の流入セルのコネクションcn に対応するエリアに記憶
されている閾値Lが加算される(図18のステップ18
03)。この加算結果tcd+Lは、ローカル時刻カウン
タ値tcdのビット長より十分に長いビット長で表現され
る。
【0103】次に、上記加算結果tcd+Lから、RAM
702内の流入セルのコネクションcn に対応するエリ
アに記憶されている次回セル流入予想時刻TAT が減算さ
れ、その減算結果が判定値Aとされる(図18のステッ
プ1804)。次回セル流入予想時刻TAT は、前述した
ように、現在時刻から次回セル流入予想時刻TAT までの
間にローカル時刻カウンタ値tcdがオーバーフローする
であろう回数を示す上位ビット列seg を含んでいるた
め、上記減算処理は、これを含めて行われることにな
る。図20の例では、今回のセル流入時のローカル時刻
カウンタ値tcdが期間t1 〜t2 、t2 〜t3 、及びt
3 〜t5 のそれぞれの範囲にある場合毎に、図20に示
される各次回セル流入予想時刻TATn が減算されること
になる。
702内の流入セルのコネクションcn に対応するエリ
アに記憶されている次回セル流入予想時刻TAT が減算さ
れ、その減算結果が判定値Aとされる(図18のステッ
プ1804)。次回セル流入予想時刻TAT は、前述した
ように、現在時刻から次回セル流入予想時刻TAT までの
間にローカル時刻カウンタ値tcdがオーバーフローする
であろう回数を示す上位ビット列seg を含んでいるた
め、上記減算処理は、これを含めて行われることにな
る。図20の例では、今回のセル流入時のローカル時刻
カウンタ値tcdが期間t1 〜t2 、t2 〜t3 、及びt
3 〜t5 のそれぞれの範囲にある場合毎に、図20に示
される各次回セル流入予想時刻TATn が減算されること
になる。
【0104】上記一連の処理に続いて、図19の動作フ
ローチャートとして実現される判定論理が実行される。
まず、RAM702内の流入セルのコネクションcn に
対応するエリアに記憶されている次回セル流入予想時刻
TAT の値が−1であるか否かが判定される(ステップ1
901)。
ローチャートとして実現される判定論理が実行される。
まず、RAM702内の流入セルのコネクションcn に
対応するエリアに記憶されている次回セル流入予想時刻
TAT の値が−1であるか否かが判定される(ステップ1
901)。
【0105】<本実施の形態の原理説明>のVS法に関す
る第2の実施の形態の原理の項で説明したように、上位
ビット列seg の値が負の値となって、そのビット列を含
む次回セル流入予想時刻TAT 自体が負の値となる場合に
は、十分に長時間にわたりセルの流入が無い場合であ
る。図20の例では、今回のセル流入時のローカル時刻
カウンタ値tcdが時刻t5 以降の時刻の値となる場合で
ある。このような場合には、ステップ1901の判定が
YESとなる。
る第2の実施の形態の原理の項で説明したように、上位
ビット列seg の値が負の値となって、そのビット列を含
む次回セル流入予想時刻TAT 自体が負の値となる場合に
は、十分に長時間にわたりセルの流入が無い場合であ
る。図20の例では、今回のセル流入時のローカル時刻
カウンタ値tcdが時刻t5 以降の時刻の値となる場合で
ある。このような場合には、ステップ1901の判定が
YESとなる。
【0106】ステップ1901の判定がYESならば、
今回の流入セルは適合と判定され、ステップ1902
で、コネクションcn の次回セル流入予想時刻TAT が、
次式によって算出される。 新TAT =tcd+I この結果得られる次回セル流入予想時刻TAT は、前述し
たように、現在時刻から次回セル流入予想時刻TAT まで
の間にローカル時刻カウンタ値tcdがオーバーフローす
るであろう回数を示す上位ビット列seg を含むことにな
る。図20の例においては、コネクションcn につい
て、そのローカル時刻カウンタ値tcdn が1(=
tcdn1)となる時刻t1 のセル流入時に、ローカル時刻
カウンタ値tcdn1にRAM702内の流入セルのコネク
ションcn に対応するエリアに記憶されている加算値I
n が加算されることにより、期間t1 〜t2 の範囲とし
て見える次回セル流入予想時刻 TATn が算出される。
今回の流入セルは適合と判定され、ステップ1902
で、コネクションcn の次回セル流入予想時刻TAT が、
次式によって算出される。 新TAT =tcd+I この結果得られる次回セル流入予想時刻TAT は、前述し
たように、現在時刻から次回セル流入予想時刻TAT まで
の間にローカル時刻カウンタ値tcdがオーバーフローす
るであろう回数を示す上位ビット列seg を含むことにな
る。図20の例においては、コネクションcn につい
て、そのローカル時刻カウンタ値tcdn が1(=
tcdn1)となる時刻t1 のセル流入時に、ローカル時刻
カウンタ値tcdn1にRAM702内の流入セルのコネク
ションcn に対応するエリアに記憶されている加算値I
n が加算されることにより、期間t1 〜t2 の範囲とし
て見える次回セル流入予想時刻 TATn が算出される。
【0107】一方、ステップ1901の判定がNOなら
ば、更に図18のステップ1804において算出された
判定値Aが0以上であるか否かが判定される(ステップ
1903)。この判定値Aの意味は、図14及び図15
の場合と同様である。
ば、更に図18のステップ1804において算出された
判定値Aが0以上であるか否かが判定される(ステップ
1903)。この判定値Aの意味は、図14及び図15
の場合と同様である。
【0108】上記判定値Aが0よりも小さくステップ1
903の判定がNOならば、流入セルは不適合と判定さ
れる。一方、上記判定値Aが0以上であってステップ1
903の判定がYESなら、流入セルは適合と判定され
る。
903の判定がNOならば、流入セルは不適合と判定さ
れる。一方、上記判定値Aが0以上であってステップ1
903の判定がYESなら、流入セルは適合と判定され
る。
【0109】そして、更に今回のコネクションcn のセ
ルの流入時のコネクションcn に対応するローカル時刻
カウンタ値tcdが、RAM702内の流入セルのコネク
ションcn に対応するエリアに記憶されている次回セル
流入予想時刻TAT 以降の時刻に対応する値である場合
(ステップ1904の判定がNOの場合)は、セル流入
間隔が十分であると判定され、前述したステップ190
2で、コネクションcnの次回セル流入予想時刻TAT が
次式によって算出されてRAM702内の流入セルのコ
ネクションcn に対応するエリアに記憶される。 新TAT =tcd+I 一方、今回のコネクションcn のセルの流入時のコネク
ションcn に対応するローカル時刻カウンタ値tcdが、
RAM702内の流入セルのコネクションcnに対応す
るエリアに記憶されている次回セル流入予想時刻TAT よ
りも前の時刻に対応する値である場合(ステップ190
4の判定がYES)、すなわちローカル時刻カウンタ値
tcdが図17に示されるマージンLの範囲内の値である
場合は、流入セルは適合であるがセル流入間隔はやや不
十分であると判定され、ステップ1906で、コネクシ
ョンcn の次回セル流入予想時刻TAT が、次式によって
算出されてRAM702内の流入セルのコネクションc
n に対応するエリアに記憶される。 新TAT =旧TAT +I <本実施の形態の原理説明>のVS法に関する第2の実施
の形態の原理の項で説明したように、上述の実施の形態
においては、グローバル時刻カウンタ値tc 及び各コネ
クションcn のローカル時刻カウンタ値tcdのビット長
は、セル流入間隔を計測できるだけの長さを有する必要
はなく、並列して処理されるべきコネクションcn の
数、例えば4096コネクションをカウントできるだけ
の長さであればよいことになる。グローバル時刻カウン
タ値tc 及び各コネクションcn のローカル時刻カウン
タ値tcdのビット長は、例えば図21に示されるよう
に、12ビットあればよい。これに対して、加算値Iの
ビット長は、セル流入間隔を計測できるだけの長さを有
する必要があるため、例えば図21に示されるように、
30ビットである。また、次回セル流入予想時刻TAT
は、例えば図21に示されるように、ローカル時刻カウ
ンタ値tcdのビット長12ビットと、上位ビット列seg
のビット長20ビットとを合わせた、32ビットとな
る。なお、次回セル流入予想時刻TAT の最上位ビット
(上位ビット列seg の最上位ビット)は、符号ビットS
である。そして、前述したように、ローカル時刻カウン
タ値tcdがオーバーフローする毎に、上位ビット列seg
から1が減算されるということは、次回セル流入予想時
刻TAT から(ローカル時刻カウンタ値tcdの表現最大値
+1)の値を減算することと等価である。VS法に関する第3の実施の形態の構成 図22は、VS法の第3の実施の形態において、図7のUP
C/NPC 回路701が実行するUPC 機能又はNPC 機能の動
作フローチャートであり、また、図23は、本実施の形
態の動作説明図である。
ルの流入時のコネクションcn に対応するローカル時刻
カウンタ値tcdが、RAM702内の流入セルのコネク
ションcn に対応するエリアに記憶されている次回セル
流入予想時刻TAT 以降の時刻に対応する値である場合
(ステップ1904の判定がNOの場合)は、セル流入
間隔が十分であると判定され、前述したステップ190
2で、コネクションcnの次回セル流入予想時刻TAT が
次式によって算出されてRAM702内の流入セルのコ
ネクションcn に対応するエリアに記憶される。 新TAT =tcd+I 一方、今回のコネクションcn のセルの流入時のコネク
ションcn に対応するローカル時刻カウンタ値tcdが、
RAM702内の流入セルのコネクションcnに対応す
るエリアに記憶されている次回セル流入予想時刻TAT よ
りも前の時刻に対応する値である場合(ステップ190
4の判定がYES)、すなわちローカル時刻カウンタ値
tcdが図17に示されるマージンLの範囲内の値である
場合は、流入セルは適合であるがセル流入間隔はやや不
十分であると判定され、ステップ1906で、コネクシ
ョンcn の次回セル流入予想時刻TAT が、次式によって
算出されてRAM702内の流入セルのコネクションc
n に対応するエリアに記憶される。 新TAT =旧TAT +I <本実施の形態の原理説明>のVS法に関する第2の実施
の形態の原理の項で説明したように、上述の実施の形態
においては、グローバル時刻カウンタ値tc 及び各コネ
クションcn のローカル時刻カウンタ値tcdのビット長
は、セル流入間隔を計測できるだけの長さを有する必要
はなく、並列して処理されるべきコネクションcn の
数、例えば4096コネクションをカウントできるだけ
の長さであればよいことになる。グローバル時刻カウン
タ値tc 及び各コネクションcn のローカル時刻カウン
タ値tcdのビット長は、例えば図21に示されるよう
に、12ビットあればよい。これに対して、加算値Iの
ビット長は、セル流入間隔を計測できるだけの長さを有
する必要があるため、例えば図21に示されるように、
30ビットである。また、次回セル流入予想時刻TAT
は、例えば図21に示されるように、ローカル時刻カウ
ンタ値tcdのビット長12ビットと、上位ビット列seg
のビット長20ビットとを合わせた、32ビットとな
る。なお、次回セル流入予想時刻TAT の最上位ビット
(上位ビット列seg の最上位ビット)は、符号ビットS
である。そして、前述したように、ローカル時刻カウン
タ値tcdがオーバーフローする毎に、上位ビット列seg
から1が減算されるということは、次回セル流入予想時
刻TAT から(ローカル時刻カウンタ値tcdの表現最大値
+1)の値を減算することと等価である。VS法に関する第3の実施の形態の構成 図22は、VS法の第3の実施の形態において、図7のUP
C/NPC 回路701が実行するUPC 機能又はNPC 機能の動
作フローチャートであり、また、図23は、本実施の形
態の動作説明図である。
【0110】図7のRAM702には、図22に示され
る各パラメータが記憶される。本実施の形態において
は、<本実施の形態の原理説明>のVS法に関する第3の
実施の形態の原理の項で説明したように、次回セル流入
予想時刻TAT を算出するための演算 TAT =tcd1 +I
が浮動小数点形式で実行される。図23にその形式を
示す。また、コネクションcn のローカル時刻カウンタ
値tcdがオーバーフローする毎に、次回セル流入予想時
刻TAT から(ローカル時刻カウンタ値tcdの表現最大値
tcdn +1)の値が減算される。
る各パラメータが記憶される。本実施の形態において
は、<本実施の形態の原理説明>のVS法に関する第3の
実施の形態の原理の項で説明したように、次回セル流入
予想時刻TAT を算出するための演算 TAT =tcd1 +I
が浮動小数点形式で実行される。図23にその形式を
示す。また、コネクションcn のローカル時刻カウンタ
値tcdがオーバーフローする毎に、次回セル流入予想時
刻TAT から(ローカル時刻カウンタ値tcdの表現最大値
tcdn +1)の値が減算される。
【0111】まず、図22の動作フローチャートにおい
て、ステップ801〜803の処理は、図8のステップ
801〜803の処理と同じである。この場合、グロー
バル時刻カウンタ値tc が各コネクションcn に対応す
るセル識別番号n(0≦n≦4095)の値に等しくな
ったことをトリガとして(ステップ803)、現在のセ
ル流入時間内の前半期間(図9(a) )において、その各
コネクションcn に対する次回セル流入予想時刻TAT の
更新処理が、ステップ2201及び2202として実行
される。
て、ステップ801〜803の処理は、図8のステップ
801〜803の処理と同じである。この場合、グロー
バル時刻カウンタ値tc が各コネクションcn に対応す
るセル識別番号n(0≦n≦4095)の値に等しくな
ったことをトリガとして(ステップ803)、現在のセ
ル流入時間内の前半期間(図9(a) )において、その各
コネクションcn に対する次回セル流入予想時刻TAT の
更新処理が、ステップ2201及び2202として実行
される。
【0112】即ち、まず、上記トリガが発生した時点で
RAM702内の上記コネクションcn に対応するエリ
アに記憶されている次回セル流入予想時刻TAT の値が0
より小さいか否かが判定される(ステップ2201)。
RAM702内の上記コネクションcn に対応するエリ
アに記憶されている次回セル流入予想時刻TAT の値が0
より小さいか否かが判定される(ステップ2201)。
【0113】次回セル流入予想時刻TAT の値が0以上で
あってステップ2201の判定がNOならば、上記次回
セル流入予想時刻TAT から、(ローカル時刻カウンタ値
tcdの表現最大値tcdn +1)の値、本実施の形態では
例えば4096.0が減算され(ステップ2202)、その結
果得られる新たな次回セル流入予想時刻TAT が、RAM
702に書き戻される。
あってステップ2201の判定がNOならば、上記次回
セル流入予想時刻TAT から、(ローカル時刻カウンタ値
tcdの表現最大値tcdn +1)の値、本実施の形態では
例えば4096.0が減算され(ステップ2202)、その結
果得られる新たな次回セル流入予想時刻TAT が、RAM
702に書き戻される。
【0114】一方、次回セル流入予想時刻TAT の値が0
よりも小さくステップ2201の判定がYESならば、
次回セル流入予想時刻TAT は更新されない。一方、任意
のコネクションcn のセルが図7のUPC/NPC 回路701
に流入するセル流入時間内の後半期間(図9(b) )で、
図22のステップ802、2203〜2205、及び前
述した図19の動作フローチャートの一連の処理が実行
される。
よりも小さくステップ2201の判定がYESならば、
次回セル流入予想時刻TAT は更新されない。一方、任意
のコネクションcn のセルが図7のUPC/NPC 回路701
に流入するセル流入時間内の後半期間(図9(b) )で、
図22のステップ802、2203〜2205、及び前
述した図19の動作フローチャートの一連の処理が実行
される。
【0115】まずグローバル時刻カウンタ値tc からコ
ネクションcn に対応するセル識別番号nの値が減算さ
れることにより、今回の流入セルのコネクションcn に
対応するローカル時刻カウンタ値tcdが算出される(図
22のステップ802)。
ネクションcn に対応するセル識別番号nの値が減算さ
れることにより、今回の流入セルのコネクションcn に
対応するローカル時刻カウンタ値tcdが算出される(図
22のステップ802)。
【0116】次に、上記ローカル時刻カウンタ値tcdの
数値形式が、浮動小数点形式tcdfに変換される(図2
2のステップ2203)。次に、図14又は図18の場
合と同様に、今回の流入セルの浮動小数点形式ローカル
時刻カウンタ値tcdf に、RAM702内の流入セルの
コネクションcnに対応するエリアに記憶されている閾
値Lが加算される(図22のステップ2204)。この
加算結果tcdf +Lの数値形式も、浮動小数点形式とな
る。
数値形式が、浮動小数点形式tcdfに変換される(図2
2のステップ2203)。次に、図14又は図18の場
合と同様に、今回の流入セルの浮動小数点形式ローカル
時刻カウンタ値tcdf に、RAM702内の流入セルの
コネクションcnに対応するエリアに記憶されている閾
値Lが加算される(図22のステップ2204)。この
加算結果tcdf +Lの数値形式も、浮動小数点形式とな
る。
【0117】次に、上記加算結果tcdf +Lから、RA
M702内の流入セルのコネクションcn に対応するエ
リアに記憶されている浮動小数点形式の次回セル流入予
想時刻TAT が減算され、その減算結果が判定値Aとされ
る(図22のステップ2205)。
M702内の流入セルのコネクションcn に対応するエ
リアに記憶されている浮動小数点形式の次回セル流入予
想時刻TAT が減算され、その減算結果が判定値Aとされ
る(図22のステップ2205)。
【0118】上記一連の処理に続いて、前述した図19
の動作フローチャートとして実現される判定論理が実行
される。なお、この動作フローチャートにおける全ての
演算は、浮動小数点形式で実行される。
の動作フローチャートとして実現される判定論理が実行
される。なお、この動作フローチャートにおける全ての
演算は、浮動小数点形式で実行される。
【0119】
【発明の効果】本発明の第1の態様によれば、或るタイ
ミングではただ1つのカウンタ値のみに対するオーバー
フロー処理が実行されるため、オーバーフロー処理にか
かる負荷を分散させることが可能となる。
ミングではただ1つのカウンタ値のみに対するオーバー
フロー処理が実行されるため、オーバーフロー処理にか
かる負荷を分散させることが可能となる。
【0120】本発明の第2の態様によれば、グローバル
時刻カウンタ値が各値をとる各タイミングでは、それぞ
れただ1つのコネクションのカウンタ値のみに対するオ
ーバーフロー処理が実行されるため、オーバーフロー処
理を1セル分の流入時間より短い時間で完了できる。こ
の結果、たとえ1つのローカル時刻カウンタ値がちょう
どオーバーフローしたタイミングを含むセル流入時間
に、偶然にそのローカル時刻カウンタ値に対応するコネ
クションのセルが流入したとしても、例えば各セル時間
内の先頭の固定した期間でそのセル時間に対応するコネ
クションについてのオーバーフローフラグの更新処理を
完了することができ、その固定期間の直後の同じセル時
間内に流入セルのコネクションについてのセル流入制御
を行うようにすれば、常に正しいセル流入制御を行うこ
とが可能となる。
時刻カウンタ値が各値をとる各タイミングでは、それぞ
れただ1つのコネクションのカウンタ値のみに対するオ
ーバーフロー処理が実行されるため、オーバーフロー処
理を1セル分の流入時間より短い時間で完了できる。こ
の結果、たとえ1つのローカル時刻カウンタ値がちょう
どオーバーフローしたタイミングを含むセル流入時間
に、偶然にそのローカル時刻カウンタ値に対応するコネ
クションのセルが流入したとしても、例えば各セル時間
内の先頭の固定した期間でそのセル時間に対応するコネ
クションについてのオーバーフローフラグの更新処理を
完了することができ、その固定期間の直後の同じセル時
間内に流入セルのコネクションについてのセル流入制御
を行うようにすれば、常に正しいセル流入制御を行うこ
とが可能となる。
【0121】本発明の第3の態様によれば、前述した本
発明の第2の態様の効果に加えて、リーキバケット法に
よるセル流入制御を効率的かつ矛盾なく実行することが
可能となる。
発明の第2の態様の効果に加えて、リーキバケット法に
よるセル流入制御を効率的かつ矛盾なく実行することが
可能となる。
【0122】本発明の第4の態様によれば、前述した本
発明の第2の態様の効果に加えて、バーチャルスケジュ
ーリング法によるセル流入制御を効率的かつ矛盾なく実
行することが可能となる。
発明の第2の態様の効果に加えて、バーチャルスケジュ
ーリング法によるセル流入制御を効率的かつ矛盾なく実
行することが可能となる。
【0123】本発明の第5の態様によれば、前述した本
発明の第4の態様の効果に加えて、バーチャルスケジュ
ーリング法によるセル流入制御を更に効率的に実行する
ことが可能となる。
発明の第4の態様の効果に加えて、バーチャルスケジュ
ーリング法によるセル流入制御を更に効率的に実行する
ことが可能となる。
【0124】本発明の第6の態様によれば、前述した本
発明の第4の態様の効果に加えて、バーチャルスケジュ
ーリング法によるセル流入制御を更に広範囲の時間範囲
にわたって実行することが可能となる。
発明の第4の態様の効果に加えて、バーチャルスケジュ
ーリング法によるセル流入制御を更に広範囲の時間範囲
にわたって実行することが可能となる。
【0125】本発明の第7の態様によれば、前述した本
発明の第2の態様の効果に加えて、バーチャルスケジュ
ーリング法によるセル流入制御を更に精密に実行するこ
とが可能となる。
発明の第2の態様の効果に加えて、バーチャルスケジュ
ーリング法によるセル流入制御を更に精密に実行するこ
とが可能となる。
【図1】本実施の形態の基本原理説明図である。
【図2】LB法に関する実施の形態の原理説明図である。
【図3】VS法に関する第1の実施の形態の原理説明図で
ある。
ある。
【図4】VS法に関する第2の実施の形態の原理説明図で
ある。
ある。
【図5】VS法に関する第3の実施の形態の原理説明図で
ある。
ある。
【図6】各実施の形態に共通のATM 交換システムの構成
図である。
図である。
【図7】各実施の形態におけるUPC 機能部607又はNP
C 機能部608の構成図である。
C 機能部608の構成図である。
【図8】各実施の形態においてグローバル時刻カウンタ
値tc からローカル時刻カウンタ値tcdを算出するため
の基本動作フローチャートである。
値tc からローカル時刻カウンタ値tcdを算出するため
の基本動作フローチャートである。
【図9】各実施の形態における各コネクションのオーバ
ーフロー処理タイミングと流入セルの処理タイミングと
の関係を示す図である。
ーフロー処理タイミングと流入セルの処理タイミングと
の関係を示す図である。
【図10】LB法に関する実施の形態の動作フローチャー
ト(その1)である。
ト(その1)である。
【図11】LB法に関する実施の形態の動作フローチャー
ト(その2)である。
ト(その2)である。
【図12】LB法に関する実施の形態の動作説明図であ
る。
る。
【図13】リーキバケットカウンタの説明図である。
【図14】VS法に関する第1の実施の形態の動作フロー
チャート(その1)である。
チャート(その1)である。
【図15】VS法に関する第1の実施の形態の動作フロー
チャート(その2)である。
チャート(その2)である。
【図16】VS法に関する第1の実施の形態の動作説明図
(その1)である。
(その1)である。
【図17】VS法に関する第1の実施の形態の動作説明図
(その2)である。
(その2)である。
【図18】VS法に関する第2の実施の形態の動作フロー
チャート(その1)である。
チャート(その1)である。
【図19】VS法に関する第2の実施の形態の動作フロー
チャート(その2)である。
チャート(その2)である。
【図20】VS法に関する第2の実施の形態の動作説明図
(その1)である。
(その1)である。
【図21】VS法に関する第2の実施の形態の動作説明図
(その2)である。
(その2)である。
【図22】VS法に関する第3の実施の形態の動作フロー
チャートである。
チャートである。
【図23】VS法に関する第3の実施の形態の動作説明図
である。
である。
【図24】従来技術の問題点の説明図である。
601 加入者回線 602 中継回線 603、604 回線個別部 605 多重/分離部 606 スイッチ部 607 UPC 機能部 608 NPC 機能部 701 UPC/NPC 回路 702 RAM tc グローバル時刻カウンタ値 tcd ローカル時刻カウンタ値 tcd-L 過去最近の流入セルのローカル時刻カウンタ
値 OVF オーバーフローフラグ TAT 次回セル流入予想時刻 seg 次回セル流入予想時刻TAT の上位ビット列 I 加算値 LBC リーキバケットカウンタ値 τ、L 閾値
値 OVF オーバーフローフラグ TAT 次回セル流入予想時刻 seg 次回セル流入予想時刻TAT の上位ビット列 I 加算値 LBC リーキバケットカウンタ値 τ、L 閾値
Claims (16)
- 【請求項1】 複数の計数対象に対して同一のレンジで
の計数動作を並列にそれぞれ実行する各カウンタ値のオ
ーバーフロー処理方法であって、 前記複数の計数対象毎に、該各計数対象毎に相互にずれ
たカウンタ値となる各カウンタ値を使用し、 前記複数の計数対象毎に、該各計数対象に対応する前記
各カウンタ値に対し、該各計数対象間で相互にずれたタ
イミングでオーバーフロー処理を実行する、 ことを特徴とするカウンタ値のオーバーフロー処理方
法。 - 【請求項2】 前記各計数対象毎に、基準となるカウン
タ値に対して該各計数対象毎に一意のオフセットを有す
る各カウンタ値を使用する、 ことを特徴とする請求項1に記載のカウンタ値のオーバ
ーフロー処理方法。 - 【請求項3】 固定長のセルを交換するセル交換システ
ムにおいて複数のコネクションのそれぞれに対して同一
のレンジで該各コネクション毎のセルの流入タイミング
を計数する計数動作を並列にそれぞれ実行する各カウン
タ値のオーバーフロー処理方法であって、 前記複数のコネクション毎に、基準となるカウンタ値で
あるグローバル時刻カウンタ値に対し該各コネクション
毎に一意のオフセットを有するカウンタ値であるローカ
ル時刻カウンタ値を計数し、 前記複数のコネクション毎に、前記グローバル時刻カウ
ンタ値が該各コネクションに対応するオフセットの値に
なったタイミングで、該各コネクションに対応する前記
各ローカル時刻カウンタ値に対するオーバーフロー処理
を実行する、 ことを特徴とするカウンタ値のオーバーフロー処理方
法。 - 【請求項4】 固定長のセルを交換するセル交換システ
ムにおいて複数のコネクションのそれぞれに対して同一
のレンジで該各コネクション毎のセルの流入間隔を計数
し、該流入間隔を判定することにより前記セルの流入を
制御するリーキバケット法に基づくセル流入制御方法に
おいて、 前記複数のコネクション毎に、基準となるカウンタ値で
あるグローバル時刻カウンタ値に対し該各コネクション
毎に一意のオフセットを有するカウンタ値であるローカ
ル時刻カウンタ値を計数し、 前記複数のコネクション毎に、前記グローバル時刻カウ
ンタ値が該各コネクションに対応するオフセットの値に
なったタイミングで、該各コネクションに対応するロー
カル時刻カウンタ値のオーバーフロー状態を更新し、 セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応する
前記ローカル時刻カウンタ値と、該流入セルのコネクシ
ョンに対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロ
ー状態とに基づいて、該流入セルと該流入セルのコネク
ションに対応する前回の流入セルとの流入間隔を判定す
ることにより、該流入セルの適合性を判定する、 ことを特徴とするセル流入制御方法。 - 【請求項5】 前記オーバーフロー状態は、オーバーフ
ローが無い状態、オーバーフローが1回発生した状態、
又はオーバーフローが2回以上発生した状態の何れかの
状態である、 ことを特徴とする請求項4に記載のセル流入制御方法。 - 【請求項6】 固定長のセルを交換するセル交換システ
ムにおいて複数のコネクションのそれぞれに対して同一
のレンジで該各コネクション毎のセル流入タイミングを
計数し、該セル流入タイミングと前回のセルの流入時に
予測された次回セル流入予測タイミングとを比較するこ
とにより前記セルの流入を制御するバーチャルスケジュ
ーリング法に基づくセル流入制御方法において、 前記複数のコネクション毎に、基準となるカウンタ値で
あるグローバル時刻カウンタ値に対し該各コネクション
毎に一意のオフセットを有するカウンタ値であるローカ
ル時刻カウンタ値を計数し、 セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応する
ローカル時刻カウンタ値に基づいて次回セル流入予測タ
イミングを算出すると共に、該次回セル流入予測タイミ
ングまでの該流入セルのコネクションに対応するローカ
ル時刻カウンタ値のオーバーフロー状態を算出し、 前記複数のコネクション毎に、前記グローバル時刻カウ
ンタ値が該各コネクションに対応するオフセットの値に
なったタイミングで、該各コネクションに対応するロー
カル時刻カウンタ値のオーバーフロー状態を更新し、 セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応する
ローカル時刻カウンタ値と、該流入セルのコネクション
に対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー状
態と、該流入セルのコネクションに対応する次回セル流
入予測タイミングとに基づいて、該流入セルと該流入セ
ルのコネクションに対応する前回の流入セルとの流入間
隔を判定することにより、該流入セルの適合性を判定す
る、 ことを特徴とするセル流入制御方法。 - 【請求項7】 前記セルの流入時に、該流入セルのコネ
クションに対応するローカル時刻カウンタ値に基づいて
次回セル流入予測タイミングを算出すると共に、該次回
セル流入予測タイミングまでに該流入セルのコネクショ
ンに対応するローカル時刻カウンタ値がオーバーフロー
するか否かを示すオーバーフローフラグを設定し、 前記複数のコネクション毎に、前記グローバル時刻カウ
ンタ値が該各コネクションに対応するオフセットの値に
なったタイミングで、該各コネクションに対応するロー
カル時刻カウンタ値のオーバーフローフラグが設定され
ていればそれをリセットし、設定されていなければ更に
リセットが発生した旨を示すリセット情報を設定し、 前記セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応
するローカル時刻カウンタ値と、該流入セルのコネクシ
ョンに対応するオーバーフローフラグと、該流入セルの
コネクションに対応するリセット情報と、該流入セルの
コネクションに対応する次回セル流入予測タイミングと
に基づいて、該流入セルと該流入セルのコネクションに
対応する前回の流入セルとの流入間隔を判定することに
より、該流入セルの適合性を判定することを特徴とする
請求項6に記載のセル流入制御方法。 - 【請求項8】 前記セルの流入時に、該流入セルのコネ
クションに対応するローカル時刻カウンタ値に基づいて
次回セル流入予測タイミングを算出すると共に、該次回
セル流入予測タイミングまでに該流入セルのコネクショ
ンに対応するローカル時刻カウンタ値がオーバーフロー
する回数を示すオーバーフロー回数を設定し、 前記複数のコネクション毎に、前記グローバル時刻カウ
ンタ値が該各コネクションに対応するオフセットの値に
なったタイミングで、該各コネクションに対応するロー
カル時刻カウンタ値のオーバーフロー回数を1減算し、 前記セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応
するローカル時刻カウンタ値と、該流入セルのコネクシ
ョンに対応するオーバーフロー回数と、該オーバーフロ
ー回数が負の値になっているか否かを示す情報と、該流
入セルのコネクションに対応する次回セル流入予測タイ
ミングとに基づいて、該流入セルと該流入セルのコネク
ションに対応する前回の流入セルとの流入間隔を判定す
ることにより、該流入セルの適合性を判定することを特
徴とする請求項6に記載のセル流入制御方法。 - 【請求項9】 固定長のセルを交換するセル交換システ
ムにおいて複数のコネクションのそれぞれに対して同一
のレンジで該各コネクション毎のセル流入タイミングを
計数し、該セル流入タイミングと前回のセルの流入時に
予測された次回セル流入予測タイミングとを比較するこ
とにより前記セルの流入を制御するバーチャルスケジュ
ーリング法に基づくセル流入制御方法において、 前記複数のコネクション毎に、基準となるカウンタ値で
あるグローバル時刻カウンタ値に対し該各コネクション
毎に一意のオフセットを有するカウンタ値であるローカ
ル時刻カウンタ値を計数し、 セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応する
ローカル時刻カウンタ値に基づいて次回セル流入予測タ
イミングを浮動小数点形式で算出し、 前記複数のコネクション毎に、前記グローバル時刻カウ
ンタ値が該各コネクションに対応するオフセットの値に
なったタイミングで、該各コネクションに対応する次回
セル流入予測タイミングから該各コネクションに対応す
るローカル時刻カウンタ値の最大値に1を加算して得ら
れる値を減算し、 セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応する
ローカル時刻カウンタ値と、該流入セルのコネクション
に対応する次回セル流入予測タイミングとに基づいて、
該流入セルと該流入セルのコネクションに対応する前回
の流入セルとの流入間隔を判定することにより、該流入
セルの適合性を判定する、 ことを特徴とするセル流入制御方法。 - 【請求項10】 固定長のセルを交換するセル交換シス
テムにおいて複数のコネクションのそれぞれに対して同
一のレンジで該各コネクション毎のセルの流入タイミン
グを計数する計数動作を並列にそれぞれ実行する各カウ
ンタ値のオーバーフロー処理装置であって、 前記複数のコネクション毎に、基準となるカウンタ値で
あるグローバル時刻カウンタ値に対し該各コネクション
毎に一意のオフセットを有するカウンタ値であるローカ
ル時刻カウンタ値を計数するローカル時刻カウンタ手段
と、 前記複数のコネクション毎に、前記グローバル時刻カウ
ンタ値が該各コネクションに対応するオフセットの値に
なったタイミングで、該各コネクションに対応する前記
各ローカル時刻カウンタ値に対するオーバーフロー処理
を実行するオーバーフロー処理手段と、 を含むことを特徴とするカウンタ値のオーバーフロー処
理装置。 - 【請求項11】 固定長のセルを交換するセル交換シス
テムにおいて複数のコネクションのそれぞれに対して同
一のレンジで該各コネクション毎のセルの流入間隔を計
数し、該流入間隔を判定することにより前記セルの流入
を制御するリーキバケット法に基づくセル流入制御装置
において、 前記複数のコネクション毎に、基準となるカウンタ値で
あるグローバル時刻カウンタ値に対し該各コネクション
毎に一意のオフセットを有するカウンタ値であるローカ
ル時刻カウンタ値を計数するローカル時刻カウンタ手段
と、 前記複数のコネクション毎に、前記グローバル時刻カウ
ンタ値が該各コネクションに対応するオフセットの値に
なったタイミングで、該各コネクションに対応する前記
各ローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー状態を更新
するオーバーフロー状態更新手段と、 セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応する
ローカル時刻カウンタ値と、該流入セルのコネクション
に対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー状
態とに基づいて、該流入セルと該流入セルのコネクショ
ンに対応する前回の流入セルとの流入間隔を判定するこ
とにより、該流入セルの適合性を判定するセル適合性判
定手段と、 を含むことを特徴とするセル流入制御装置。 - 【請求項12】 前記オーバーフロー状態は、オーバー
フローが無い状態、オーバーフローが1回発生した状
態、又はオーバーフローが2回以上発生した状態の何れ
かの状態である、 ことを特徴とする請求項11に記載のセル流入制御装
置。 - 【請求項13】 固定長のセルを交換するセル交換シス
テムにおいて複数のコネクションのそれぞれに対して同
一のレンジで該各コネクション毎のセル流入タイミング
を計数し、該セル流入タイミングと前回のセルの流入時
に予測された次回セル流入予測タイミングとを比較する
ことにより前記セルの流入を制御するバーチャルスケジ
ューリング法に基づくセル流入制御装置において、 前記複数のコネクション毎に、基準となるカウンタ値で
あるグローバル時刻カウンタ値に対し該各コネクション
毎に一意のオフセットを有するカウンタ値であるローカ
ル時刻カウンタ値を計数するローカル時刻カウンタ手段
と、 セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応する
ローカル時刻カウンタ値に基づいて次回セル流入予測タ
イミングを算出すると共に、該次回セル流入予測タイミ
ングまでの該流入セルのコネクションに対応するローカ
ル時刻カウンタ値のオーバーフロー状態を算出する次回
セル流入予測制御手段と、 前記複数のコネクション毎に、前記グローバル時刻カウ
ンタ値が該各コネクションに対応するオフセットの値に
なったタイミングで、該各コネクションに対応するロー
カル時刻カウンタ値のオーバーフロー状態を更新するオ
ーバーフロー状態更新手段と、 セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応する
ローカル時刻カウンタ値と、該流入セルのコネクション
に対応するローカル時刻カウンタ値のオーバーフロー状
態と、該流入セルのコネクションに対応する次回セル流
入予測タイミングとに基づいて、該流入セルと該流入セ
ルのコネクションに対応する前回の流入セルとの流入間
隔を判定することにより、該流入セルの適合性を判定す
るセル適合性判定手段と、 を含むことを特徴とするセル流入制御装置。 - 【請求項14】 前記次回セル流入予測制御手段は、前
記セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応す
るローカル時刻カウンタ値に基づいて次回セル流入予測
タイミングを算出すると共に、該次回セル流入予測タイ
ミングまでに該流入セルのコネクションに対応するロー
カル時刻カウンタ値がオーバーフローするか否かを示す
オーバーフローフラグを設定し、 前記オーバーフロー状態更新手段は、前記複数のコネク
ション毎に、前記グローバル時刻カウンタ値が該各コネ
クションに対応するオフセットの値になったタイミング
で、該各コネクションに対応するローカル時刻カウンタ
値のオーバーフローフラグが設定されていればそれをリ
セットし、設定されていなければ更にリセットが発生し
た旨を示すリセット情報を設定し、 前記セル適合性判定手段は、前記セルの流入時に、該流
入セルのコネクションに対応するローカル時刻カウンタ
値と、該流入セルのコネクションに対応するオーバーフ
ローフラグと、該流入セルのコネクションに対応するリ
セット情報と、該流入セルのコネクションに対応する次
回セル流入予測タイミングとに基づいて、該流入セルと
該流入セルのコネクションに対応する前回の流入セルと
の流入間隔を判定することにより、該流入セルの適合性
を判定することを特徴とする請求項13に記載のセル流
入制御装置。 - 【請求項15】 前記次回セル流入予測制御手段は、前
記セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応す
るローカル時刻カウンタ値に基づいて次回セル流入予測
タイミングを算出すると共に、該次回セル流入予測タイ
ミングまでに該流入セルのコネクションに対応するロー
カル時刻カウンタ値がオーバーフローする回数を示すオ
ーバーフロー回数を設定し、 前記オーバーフロー状態更新手段は、前記複数のコネク
ション毎に、前記グローバル時刻カウンタ値が該各コネ
クションに対応するオフセットの値になったタイミング
で、該各コネクションに対応するローカル時刻カウンタ
値のオーバーフロー回数を1減算し、 前記セル適合性判定手段は、前記セルの流入時に、該流
入セルのコネクションに対応するローカル時刻カウンタ
値と、該流入セルのコネクションに対応するオーバーフ
ロー回数と、該オーバーフロー回数が負の値になってい
るか否かを示す情報と、該流入セルのコネクションに対
応する次回セル流入予測タイミングとに基づいて、該流
入セルと該流入セルのコネクションに対応する前回の流
入セルとの流入間隔を判定することにより、該流入セル
の適合性を判定することを特徴とする請求項13に記載
のセル流入制御装置。 - 【請求項16】 固定長のセルを交換するセル交換シス
テムにおいて複数のコネクションのそれぞれに対して同
一のレンジで該各コネクション毎のセル流入タイミング
を計数し、該セル流入タイミングと前回のセルの流入時
に予測された次回セル流入予測タイミングとを比較する
ことにより前記セルの流入を制御するバーチャルスケジ
ューリング法に基づくセル流入制御装置において、 前記複数のコネクション毎に、基準となるカウンタ値で
あるグローバル時刻カウンタ値に対し該各コネクション
毎に一意のオフセットを有するカウンタ値であるローカ
ル時刻カウンタ値を計数するローカル時刻カウンタ手段
と、 セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応する
ローカル時刻カウンタ値に基づいて次回セル流入予測タ
イミングを浮動小数点形式で算出する次回セル流入予測
制御手段と、 前記複数のコネクション毎に、前記グローバル時刻カウ
ンタ値が該各コネクションに対応するオフセットの値に
なったタイミングで、該各コネクションに対応する次回
セル流入予測タイミングから該各コネクションに対応す
るローカル時刻カウンタ値の最大値に1を加算して得ら
れる値を減算する次回セル流入予測タイミング更新手段
と、 セルの流入時に、該流入セルのコネクションに対応する
ローカル時刻カウンタ値と、該流入セルのコネクション
に対応する次回セル流入予測タイミングとに基づいて、
該流入セルと該流入セルのコネクションに対応する前回
の流入セルとの流入間隔を判定することにより、該流入
セルの適合性を判定するセル適合性判定手段と、 を含むことを特徴とするセル流入制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3071596A JPH09224034A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | カウンタ値のオーバーフロー処理方式、セル流入制御方式 |
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