JPH0922170A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH0922170A JPH0922170A JP16973595A JP16973595A JPH0922170A JP H0922170 A JPH0922170 A JP H0922170A JP 16973595 A JP16973595 A JP 16973595A JP 16973595 A JP16973595 A JP 16973595A JP H0922170 A JPH0922170 A JP H0922170A
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- color
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- Color Image Communication Systems (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のライン状像露光手段により、転写材上
に多色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する
際、像露光手段間における1画素以内のズレを補正し
て、これに基づく色ズレをなくす。 【構成】 像露光手段間の主走査方向の位置合わせ手段
として画素内の位置ズレ量に応じて画像データを隣接画
素に分配して像露光を行う像露光補正回路300をペー
ジメモリ202とLEDアレイヘッドの間に設け、画素
内ズレ補正係数をROM(3)より呼び出して演算処理
を行う。
に多色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する
際、像露光手段間における1画素以内のズレを補正し
て、これに基づく色ズレをなくす。 【構成】 像露光手段間の主走査方向の位置合わせ手段
として画素内の位置ズレ量に応じて画像データを隣接画
素に分配して像露光を行う像露光補正回路300をペー
ジメモリ202とLEDアレイヘッドの間に設け、画素
内ズレ補正係数をROM(3)より呼び出して演算処理
を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のライン状の像露
光手段と複数の異なる色の現像剤を内蔵した現像手段を
配置してトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する
電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
光手段と複数の異なる色の現像剤を内蔵した現像手段を
配置してトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する
電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する手段として
は(A)1つの像形成体である感光体の近傍に複数組の
帯電手段・像露光手段・現像手段を設け、感光体の一回
転中に帯電・像露光・現像を繰り返して感光体上に多色
のカラートナー像を重ね合わせて形成し、転写紙上に一
括して転写を行うカラー画像形成装置や、(B)感光体
の近傍に帯電手段・像露光手段・現像手段を設けた像形
成手段を複数組併列して設け、転写紙上に像形成手段に
よって形成したトナー像を転写し、更にその上に次の像
形成手段によって形成したトナー像を重ね合わせ、かか
る工程を繰り返して転写紙上に多色のカラートナー像を
得るカラー画像形成装置が知られている。
は(A)1つの像形成体である感光体の近傍に複数組の
帯電手段・像露光手段・現像手段を設け、感光体の一回
転中に帯電・像露光・現像を繰り返して感光体上に多色
のカラートナー像を重ね合わせて形成し、転写紙上に一
括して転写を行うカラー画像形成装置や、(B)感光体
の近傍に帯電手段・像露光手段・現像手段を設けた像形
成手段を複数組併列して設け、転写紙上に像形成手段に
よって形成したトナー像を転写し、更にその上に次の像
形成手段によって形成したトナー像を重ね合わせ、かか
る工程を繰り返して転写紙上に多色のカラートナー像を
得るカラー画像形成装置が知られている。
【0003】これらの像露光手段としては、点光源を直
線状に配列したLEDアレイ等のライン状像露光手段が
用いられ、上記の(A)(B)のカラー画像形成装置に
はそれぞれ同形状、同性能の複数のライン状像露光手段
が用いられ、帯電・像露光・現像によって形成されるト
ナー像が(A)感光体上において、(B)転写紙上にお
いて、位置ズレがなく重ね合わされることによって、色
ずれや滲み等のない良画質のカラー画像が得られること
となる。
線状に配列したLEDアレイ等のライン状像露光手段が
用いられ、上記の(A)(B)のカラー画像形成装置に
はそれぞれ同形状、同性能の複数のライン状像露光手段
が用いられ、帯電・像露光・現像によって形成されるト
ナー像が(A)感光体上において、(B)転写紙上にお
いて、位置ズレがなく重ね合わされることによって、色
ずれや滲み等のない良画質のカラー画像が得られること
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の(A)
(B)のカラー画像形成装置においては、たとえ同種・
同形のライン状像露光手段を用いても、各色ごとに使用
される像露光手段が厳密には相違していて、配設される
各LED間に直線性や方向性の不揃いや取り付け位置の
傾き等があると、重ね合わせるトナー像にズレが生じて
形成される画像にいわゆる色ズレや色の滲みが発生し、
カラー画質を著しく損なう結果となる。本発明者は各L
EDアレイ間での直線性や方向性の違いを補正して像露
光を行うカラー画像形成装置とその制御方法を特願平6
−220297号明細書によって提案している。
(B)のカラー画像形成装置においては、たとえ同種・
同形のライン状像露光手段を用いても、各色ごとに使用
される像露光手段が厳密には相違していて、配設される
各LED間に直線性や方向性の不揃いや取り付け位置の
傾き等があると、重ね合わせるトナー像にズレが生じて
形成される画像にいわゆる色ズレや色の滲みが発生し、
カラー画質を著しく損なう結果となる。本発明者は各L
EDアレイ間での直線性や方向性の違いを補正して像露
光を行うカラー画像形成装置とその制御方法を特願平6
−220297号明細書によって提案している。
【0005】しかし上記の提案によっても、各LEDア
レイによるトナー像を完全に合致させることはできな
い。各LEDアレイの主走査方向(アレイの直線方向)
に発光素子のズレがある場合である。例えば50素子目
のイエロー(Y)の発光素子位置と、50素子目のシア
ン(C)の発光素子位置とが完全に合致していれば、そ
の位置にイエロートナーとシアントナーが付着し、定着
することで転写紙上には縁色のドットが形成される。も
し、50素子目のシアンの発光素子位置がイエローのL
EDアレイで52素子目に当たった(ずれていた)場合
は、少なくとも予定されたカラー画像に対して色ズレの
あるカラー画像しか得られないこととなる。これに対し
て整数画素のズレ(上の例では2画素)に対してはタイ
ミングクロックをズレた整数画素分加減することによっ
て合致させることができる。複数のLEDアレイ間で主
走査方向のズレ量は整数画素分のことは少なく、端数
(一画素内)のズレを有していることが多い。しかし、
従来は一画素内の主走査方向のズレについてはこれを補
正することはできなかった。
レイによるトナー像を完全に合致させることはできな
い。各LEDアレイの主走査方向(アレイの直線方向)
に発光素子のズレがある場合である。例えば50素子目
のイエロー(Y)の発光素子位置と、50素子目のシア
ン(C)の発光素子位置とが完全に合致していれば、そ
の位置にイエロートナーとシアントナーが付着し、定着
することで転写紙上には縁色のドットが形成される。も
し、50素子目のシアンの発光素子位置がイエローのL
EDアレイで52素子目に当たった(ずれていた)場合
は、少なくとも予定されたカラー画像に対して色ズレの
あるカラー画像しか得られないこととなる。これに対し
て整数画素のズレ(上の例では2画素)に対してはタイ
ミングクロックをズレた整数画素分加減することによっ
て合致させることができる。複数のLEDアレイ間で主
走査方向のズレ量は整数画素分のことは少なく、端数
(一画素内)のズレを有していることが多い。しかし、
従来は一画素内の主走査方向のズレについてはこれを補
正することはできなかった。
【0006】本発明は、複数のライン状像露光手段によ
って像露光を行うカラー画像形成装置において、主走査
方向に1画素内のレジスト補正を可能とし、更に色ズレ
や色の滲みのない良質のカラー画像の得られるカラー画
像形成装置の提供を目的とする。
って像露光を行うカラー画像形成装置において、主走査
方向に1画素内のレジスト補正を可能とし、更に色ズレ
や色の滲みのない良質のカラー画像の得られるカラー画
像形成装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数のライ
ン状像露光手段により像露光を行うカラー画像形成装置
において、前記像露光手段間の主走査方向の位置合わせ
手段として、画素内の位置ずれ量に応じて画像データを
隣接画素に分配して像露光を行うことを特徴とするカラ
ー画像形成装置によって達成される。
ン状像露光手段により像露光を行うカラー画像形成装置
において、前記像露光手段間の主走査方向の位置合わせ
手段として、画素内の位置ずれ量に応じて画像データを
隣接画素に分配して像露光を行うことを特徴とするカラ
ー画像形成装置によって達成される。
【0008】なお、上記の本発明のカラー画像形成装置
にあっては、前記像露光手段の感光体上でのMTF=
0.5の解像力は、像露光手段の書き込み密度より低
く、また像露光手段の像露光について、主走査方向の整
数画素のずらし手段を有していることが好ましい実施態
様である。
にあっては、前記像露光手段の感光体上でのMTF=
0.5の解像力は、像露光手段の書き込み密度より低
く、また像露光手段の像露光について、主走査方向の整
数画素のずらし手段を有していることが好ましい実施態
様である。
【0009】
【作用】図6は本発明に用いられるライン状像露光手段
の一例として、LEDを直線状に配列したLEDアレイ
の等価回路を示したもので、画像データの転送と露光タ
イミングの入力によって、画素が直線的に連なった形で
主走査がなされる。図7はLEDアレイによる像露光の
状態を模式的に示したもので、図7(a)は例えばシア
ン色用のLEDアレイ(1)と、マゼンタ色用のLED
アレイ(2)とが対応する画素位置が主走査方向に合致
した状態を示している。このような状態にあると色ズレ
は生じない。図7(b),(c)はLEDアレイ(1)
とLEDアレイ(2)との間で一画素分以下の主走査方
向の画素ズレがあったときの状態を示している。LED
アレイ(1)が基準であるとするとき、図7(b)はL
EDアレイ(2)はプラス方向にxだけズレ、図7
(c)はLEDアレイ(2)はマイナス方向にxだけズ
レた状態を示している。
の一例として、LEDを直線状に配列したLEDアレイ
の等価回路を示したもので、画像データの転送と露光タ
イミングの入力によって、画素が直線的に連なった形で
主走査がなされる。図7はLEDアレイによる像露光の
状態を模式的に示したもので、図7(a)は例えばシア
ン色用のLEDアレイ(1)と、マゼンタ色用のLED
アレイ(2)とが対応する画素位置が主走査方向に合致
した状態を示している。このような状態にあると色ズレ
は生じない。図7(b),(c)はLEDアレイ(1)
とLEDアレイ(2)との間で一画素分以下の主走査方
向の画素ズレがあったときの状態を示している。LED
アレイ(1)が基準であるとするとき、図7(b)はL
EDアレイ(2)はプラス方向にxだけズレ、図7
(c)はLEDアレイ(2)はマイナス方向にxだけズ
レた状態を示している。
【0010】本発明は、LEDアレイのずれ分に応じ
て、画像濃度データを隣接画素に分配して、像露光を行
うことにより、合成した像露光がずれの無い場合と実質
的に同じ露光を行うことを特徴とする。
て、画像濃度データを隣接画素に分配して、像露光を行
うことにより、合成した像露光がずれの無い場合と実質
的に同じ露光を行うことを特徴とする。
【0011】LEDアレイ(2)の画素番号(i-1),
(i),(i+1)の画素濃度データをφi-1,φi,φi+1
とし、本発明による新たに修正を行った画像濃度データ
をΦi-1,Φi,Φi+1とするとき、Φi-1,Φi,Φi+1は
画素内の位置ズレ量(x)に応じて画像濃度データを隣
接画素に分配して算出した値である。
(i),(i+1)の画素濃度データをφi-1,φi,φi+1
とし、本発明による新たに修正を行った画像濃度データ
をΦi-1,Φi,Φi+1とするとき、Φi-1,Φi,Φi+1は
画素内の位置ズレ量(x)に応じて画像濃度データを隣
接画素に分配して算出した値である。
【0012】図7(b)に示すようにプラス方向にxだ
けズレたときは、 Φi-1=φi-1×{(m−x)/m}+φi(x/m) Φi=φi×{(m−x)/m}+φi+1(x/m) とし、図7(c)に示すようにマイナス方向にxだけズ
レたときは、 Φi=φi-1(x/m)+φi{(m−x)/m} Φi+1=φi(x/m)+φi+1{(m−x)/m} の修正画像濃度データΦi-1,Φi,Φi+1をもって像露
光を行うことによって、一画素分以下での画素ズレによ
る色ズレの問題は解消する。但し上記の式でmは1画素
の大きさを示している。
けズレたときは、 Φi-1=φi-1×{(m−x)/m}+φi(x/m) Φi=φi×{(m−x)/m}+φi+1(x/m) とし、図7(c)に示すようにマイナス方向にxだけズ
レたときは、 Φi=φi-1(x/m)+φi{(m−x)/m} Φi+1=φi(x/m)+φi+1{(m−x)/m} の修正画像濃度データΦi-1,Φi,Φi+1をもって像露
光を行うことによって、一画素分以下での画素ズレによ
る色ズレの問題は解消する。但し上記の式でmは1画素
の大きさを示している。
【0013】図8は像露光手段の解像力が低く、MTF
=0.5における解像力が像露光手段の書き込み密度
(画素の大きさmに相当)より低いときの状態を示し、
図8(a)は画素ズレがなかった場合の画像濃度データ
φi-1,φi,φi+1によって形成される合成画像濃度を
示し、図8(b)はプラス方向にxの画素ズレがあって
修正画像濃度Φi-1,Φiによって形成される合成画像濃
度を示している。像露光系の解像力が高いと合成した露
光ピークが分割されて作られることもあるが、本発明に
よるときは、合成した露光ピークが分割されることはな
く、図8(a)での合成画像濃度と図8(b)での合成
画像濃度とは殆ど合致し、効果は顕著に認められる。
=0.5における解像力が像露光手段の書き込み密度
(画素の大きさmに相当)より低いときの状態を示し、
図8(a)は画素ズレがなかった場合の画像濃度データ
φi-1,φi,φi+1によって形成される合成画像濃度を
示し、図8(b)はプラス方向にxの画素ズレがあって
修正画像濃度Φi-1,Φiによって形成される合成画像濃
度を示している。像露光系の解像力が高いと合成した露
光ピークが分割されて作られることもあるが、本発明に
よるときは、合成した露光ピークが分割されることはな
く、図8(a)での合成画像濃度と図8(b)での合成
画像濃度とは殆ど合致し、効果は顕著に認められる。
【0014】本発明は、複数のライン状像露光手段によ
って像露光を行い画像を重ねてカラー画像を形成する
際、主走査方向の1画素以内のズレの補正を修正画像濃
度データを用いることで行うことを特徴とするが、この
カラー画像形成装置は、主走査方向の整数画素分のズレ
に対しては、図4のLEDアレイでの露光タイミングク
ロックで補正する機能をも併せ有していることが好まし
い本発明のカラー画像形成装置の実施態様である。
って像露光を行い画像を重ねてカラー画像を形成する
際、主走査方向の1画素以内のズレの補正を修正画像濃
度データを用いることで行うことを特徴とするが、この
カラー画像形成装置は、主走査方向の整数画素分のズレ
に対しては、図4のLEDアレイでの露光タイミングク
ロックで補正する機能をも併せ有していることが好まし
い本発明のカラー画像形成装置の実施態様である。
【0015】
【実施例】本発明の実施例の説明に先立ち、本発明に共
通するカラー画像形成装置の実施例について、その構成
を図1及び図2によって説明する。
通するカラー画像形成装置の実施例について、その構成
を図1及び図2によって説明する。
【0016】10はドラム状の像形成体すなわち感光体
ドラムで、光学ガラスもしくは透明アクリル樹脂等の透
明部材によって形成される円筒状の基体の外周に透明導
電層,有機感光層(OPC)を塗布したものである。
ドラムで、光学ガラスもしくは透明アクリル樹脂等の透
明部材によって形成される円筒状の基体の外周に透明導
電層,有機感光層(OPC)を塗布したものである。
【0017】前記感光体ドラム10は一方の端部のフラ
ンジ10Aが後述するカートリッジ30の備えるガイド
ピン30Pによって軸受支持され、他方の端部のフラン
ジ10Bが装置本体の基板40の備える複数のガイドロ
ーラ40Rに外嵌して外周の歯車10Gを駆動歯車40
Gに噛合し、その動力により前記の透明導電層を接地し
た状態で時計方向に回転される。
ンジ10Aが後述するカートリッジ30の備えるガイド
ピン30Pによって軸受支持され、他方の端部のフラン
ジ10Bが装置本体の基板40の備える複数のガイドロ
ーラ40Rに外嵌して外周の歯車10Gを駆動歯車40
Gに噛合し、その動力により前記の透明導電層を接地し
た状態で時計方向に回転される。
【0018】11はスコロトロン帯電器で感光体ドラム
10の前述した有機感光体層に対し所定の電位に保持さ
れたグリッドと放電ワイヤによるコロナ放電とによって
帯電作用を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を
与える。
10の前述した有機感光体層に対し所定の電位に保持さ
れたグリッドと放電ワイヤによるコロナ放電とによって
帯電作用を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を
与える。
【0019】12は感光体ドラム10の軸方向に配列し
たLEDアレイとセルフオックレンズとから構成される
露光光学系で、別体の画像読み取り装置によって読み取
られた各色の画像信号がメモリより順次取り出されて前
記の各露光光学系12にそれぞれ電気信号として入力さ
れる。
たLEDアレイとセルフオックレンズとから構成される
露光光学系で、別体の画像読み取り装置によって読み取
られた各色の画像信号がメモリより順次取り出されて前
記の各露光光学系12にそれぞれ電気信号として入力さ
れる。
【0020】前記の各ライン状をなした露光光学系12
は何れも装置本体の基板40に対しガイドピン40P1
を案内として固定した円柱状の支持部材20に取り付け
られて前記感光体ドラム10の基体内部に収容され、各
露光光学系12は何れも感光体ドラム10の移動方向と
直交する方向に精度よく直線的に配設されている。
は何れも装置本体の基板40に対しガイドピン40P1
を案内として固定した円柱状の支持部材20に取り付け
られて前記感光体ドラム10の基体内部に収容され、各
露光光学系12は何れも感光体ドラム10の移動方向と
直交する方向に精度よく直線的に配設されている。
【0021】13Yないし13Kはイエロー(Y),マ
ゼンタ(M),シアン(C)およびK(黒色)の各現像
剤を収容する現像器で、それぞれ感光体ドラム10の周
面に対し所定の間隙を保って同方向に回転する現像スリ
ーブ130を備えている。
ゼンタ(M),シアン(C)およびK(黒色)の各現像
剤を収容する現像器で、それぞれ感光体ドラム10の周
面に対し所定の間隙を保って同方向に回転する現像スリ
ーブ130を備えている。
【0022】前記の各現像器は、前述した帯電器11に
よる帯電,露光光学系12による像露光によって形成さ
れる感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス電圧
の印加により非接触の状態で反転現像する。
よる帯電,露光光学系12による像露光によって形成さ
れる感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス電圧
の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0023】次に本装置におけるカラー画像形成装置の
プロセスについて説明する。
プロセスについて説明する。
【0024】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
はコンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよび
Kの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納さ
れる。
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
はコンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよび
Kの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納さ
れる。
【0025】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タの始動により前記の駆動歯車40Gが回動して感光体
ドラム10を時計方向へと回転し、同時に帯電器11
(Y)の帯電作用により感光体ドラム10に電位の付与
が開始される。
タの始動により前記の駆動歯車40Gが回動して感光体
ドラム10を時計方向へと回転し、同時に帯電器11
(Y)の帯電作用により感光体ドラム10に電位の付与
が開始される。
【0026】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
すなわちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号
による露光が開始されドラムの回転走査によってその表
面の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応す
る静電潜像を形成する。
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
すなわちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号
による露光が開始されドラムの回転走査によってその表
面の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応す
る静電潜像を形成する。
【0027】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0028】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらに帯電器11(M)の帯電
作用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第
2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応す
る電気信号による露光が行われ、現像器13(M)によ
る非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のト
ナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わ
せて形成していく。
(Y)のトナー像の上にさらに帯電器11(M)の帯電
作用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第
2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応す
る電気信号による露光が行われ、現像器13(M)によ
る非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のト
ナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わ
せて形成していく。
【0029】同様のプロセスにより帯電器11(C)、
露光光学系12(C)および現像器13(C)によって
さらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、また帯電器11(K)、露光光学系12(K)およ
び現像器13(K)によって第4の色信号に対応する黒
色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光
体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのトナ
ー像が形成される。
露光光学系12(C)および現像器13(C)によって
さらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、また帯電器11(K)、露光光学系12(K)およ
び現像器13(K)によって第4の色信号に対応する黒
色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光
体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのトナ
ー像が形成される。
【0030】これ等各露光光学系による感光体ドラム1
0の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前述し
た透明の基体を通して行われる。従って第2,第3およ
び第4の色信号に対応する画像の露光は何れも先に形成
されたトナー像の影響をほとんど受けることなく行わ
れ、第1の色信号に対応する画像とほぼ同等の静電潜像
を形成することが可能となる。なお各露光光学系12の
発熱による感光体ドラム10内の温度の安定化及び温度
上昇の防止は、支持部材20に熱伝導性の良好な材料を
用い、低温の場合はヒータ201Aを用い、高温の場合
はヒートパイプ202を介して外部に放熱する等の措置
を講ずることにより支障のない程度迄抑制することがで
きる。また各現像器による現像作用に際しては、それぞ
れ現像スリーブに対し直流あるいはさらに交流を加えた
現像バイアスが印加され、現像器の収容する一成分或い
は二成分現像剤によるジャンピング現像が行われて、透
明導電層を接地する感光体ドラム10に対して非接触の
反転現像が行われるようになっている。
0の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前述し
た透明の基体を通して行われる。従って第2,第3およ
び第4の色信号に対応する画像の露光は何れも先に形成
されたトナー像の影響をほとんど受けることなく行わ
れ、第1の色信号に対応する画像とほぼ同等の静電潜像
を形成することが可能となる。なお各露光光学系12の
発熱による感光体ドラム10内の温度の安定化及び温度
上昇の防止は、支持部材20に熱伝導性の良好な材料を
用い、低温の場合はヒータ201Aを用い、高温の場合
はヒートパイプ202を介して外部に放熱する等の措置
を講ずることにより支障のない程度迄抑制することがで
きる。また各現像器による現像作用に際しては、それぞ
れ現像スリーブに対し直流あるいはさらに交流を加えた
現像バイアスが印加され、現像器の収容する一成分或い
は二成分現像剤によるジャンピング現像が行われて、透
明導電層を接地する感光体ドラム10に対して非接触の
反転現像が行われるようになっている。
【0031】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は転写器14Aにおいて給紙カ
セット15より搬送されタイミングローラ16の駆動に
よって同期して給紙される転写紙に転写される。
されたカラーのトナー像は転写器14Aにおいて給紙カ
セット15より搬送されタイミングローラ16の駆動に
よって同期して給紙される転写紙に転写される。
【0032】トナー像の転写を受けた転写紙は、除電器
14Bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離し、定着装置17においてトナーを溶着したのち排紙ロ
ーラ18を介して装置上部のトレイ上に排出される。
14Bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離し、定着装置17においてトナーを溶着したのち排紙ロ
ーラ18を介して装置上部のトレイ上に排出される。
【0033】図3は本発明の像露光制御部の回路構成を
示すブロック図である。外部から入力された画像情報や
画像読み取り装置によって読み取られた画像情報は、画
像処理が行われたのちY,M,C,K各色の画像データ
として制御部201に入力される。またROM(1)2
03にはモノクロおよび多色の像露光プログラムが記録
されていて、モード切替選択釦211によってモノクロ
モードが選択されたときは、選択された単色の像露光プ
ログラムが制御部201に出力され、カラーモードが選
択されたときは、Y,M,C,K各色についての像露光
プログラムがクロック機能を有した制御部201に出力
される。
示すブロック図である。外部から入力された画像情報や
画像読み取り装置によって読み取られた画像情報は、画
像処理が行われたのちY,M,C,K各色の画像データ
として制御部201に入力される。またROM(1)2
03にはモノクロおよび多色の像露光プログラムが記録
されていて、モード切替選択釦211によってモノクロ
モードが選択されたときは、選択された単色の像露光プ
ログラムが制御部201に出力され、カラーモードが選
択されたときは、Y,M,C,K各色についての像露光
プログラムがクロック機能を有した制御部201に出力
される。
【0034】またROM(2)204はLEDアレイの
主走査方向での基準となるLEDアレイ(LS)に対す
る他のLEDアレイ(L)の整数分の画素ズレ量がY,
M,C,K各色について記録されていて、当該LEDア
レイによって像露光を行うときは、ROM(2)204
に記録された画素数分のタイミングクロックの補正を行
い、重ね合わされたときの1画素以上のズレがないよう
に補正を行っている。
主走査方向での基準となるLEDアレイ(LS)に対す
る他のLEDアレイ(L)の整数分の画素ズレ量がY,
M,C,K各色について記録されていて、当該LEDア
レイによって像露光を行うときは、ROM(2)204
に記録された画素数分のタイミングクロックの補正を行
い、重ね合わされたときの1画素以上のズレがないよう
に補正を行っている。
【0035】本発明は、露光光学系12の基準となるL
EDアレイ(LS)と、他のLEDアレイ(L)との主
走査方向での1画素内でのズレを補正するもので、RO
M(3)205には各画素についての補正量が書き入れ
られて記憶されている。即ちi番目の画素について基準
となるLEDアレイ(LS)に対して該当するLEDア
レイ(L)が画素の大きさをmとし、xだけプラス方向
にズレていたときは、 Φi=φi{(m−x)/m}+φi+1(x/m) またxだけマイナス方向でズレていたときは、 Φi=φi-1(x/m)+φi{(m−x)/m} の補正がなされて像露光がなされるよう、(x/m)と
{(m−x)/m}の係数がROM(3)205に記憶
される。このROM(3)205にはLEDアレイ
(L)の全画素分のズレのデータを持つことも、LED
アレイ(L)のズレの平均値を1つだけ持つことも可能
である。
EDアレイ(LS)と、他のLEDアレイ(L)との主
走査方向での1画素内でのズレを補正するもので、RO
M(3)205には各画素についての補正量が書き入れ
られて記憶されている。即ちi番目の画素について基準
となるLEDアレイ(LS)に対して該当するLEDア
レイ(L)が画素の大きさをmとし、xだけプラス方向
にズレていたときは、 Φi=φi{(m−x)/m}+φi+1(x/m) またxだけマイナス方向でズレていたときは、 Φi=φi-1(x/m)+φi{(m−x)/m} の補正がなされて像露光がなされるよう、(x/m)と
{(m−x)/m}の係数がROM(3)205に記憶
される。このROM(3)205にはLEDアレイ
(L)の全画素分のズレのデータを持つことも、LED
アレイ(L)のズレの平均値を1つだけ持つことも可能
である。
【0036】このズレ量は、該カラー画像形成装置の組
立・調整時に、感光体ドラム10の表面にCCDアレイ
をLEDアレイと平行となるよう、軸と平行に貼付けて
おいて、感光体ドラム10を回転させ、画素に対応する
露光光学系12の発光素子を1コ宛発光させ、例えば基
準のLEDアレイ(LS)のi番目の発光素子を発光さ
せたのち、比較測定しようとするLEDアレイ(L)の
i番目の発光素子を同光量発光させ、CCDでの入力を
比較することで基準のi番目の画素に対するズレ量sm
+xを測定することができる。ここでsは整数画素分の
ズレ量であり、xは本発明でROM(3)205に記憶
させ、1画素以内のズレ量xを補正する係数(x/m)
と{(m−x)/m}の算出に用いられる。なお重ね合
わせたときの主走査方向のズレ量を補正する基準となる
LEDアレイ(LS)としては黒色(K)のLEDアレ
イ(LK)が好ましく用いられ、基準となるLEDアレ
イ(LS)に対しては後に説明する像露光補正回路は必
要としない。
立・調整時に、感光体ドラム10の表面にCCDアレイ
をLEDアレイと平行となるよう、軸と平行に貼付けて
おいて、感光体ドラム10を回転させ、画素に対応する
露光光学系12の発光素子を1コ宛発光させ、例えば基
準のLEDアレイ(LS)のi番目の発光素子を発光さ
せたのち、比較測定しようとするLEDアレイ(L)の
i番目の発光素子を同光量発光させ、CCDでの入力を
比較することで基準のi番目の画素に対するズレ量sm
+xを測定することができる。ここでsは整数画素分の
ズレ量であり、xは本発明でROM(3)205に記憶
させ、1画素以内のズレ量xを補正する係数(x/m)
と{(m−x)/m}の算出に用いられる。なお重ね合
わせたときの主走査方向のズレ量を補正する基準となる
LEDアレイ(LS)としては黒色(K)のLEDアレ
イ(LK)が好ましく用いられ、基準となるLEDアレ
イ(LS)に対しては後に説明する像露光補正回路は必
要としない。
【0037】カラー画像形成に当たってはROM(1)
203からの多色の像露光プログラムに従って制御部2
01は多色の像露光を行うが、この際例えばイエロー
(Y)の像露光に当たっては、画像データ202よりイ
エロー(Y)のページメモリが呼び出され、ROM
(3)205からイエロー(Y)についての画素内補正
係数が呼び出されて像露光補正回路300Yに入力し、
像露光補正がなされてLEDアレイ(Y)による像露光
が行われる。
203からの多色の像露光プログラムに従って制御部2
01は多色の像露光を行うが、この際例えばイエロー
(Y)の像露光に当たっては、画像データ202よりイ
エロー(Y)のページメモリが呼び出され、ROM
(3)205からイエロー(Y)についての画素内補正
係数が呼び出されて像露光補正回路300Yに入力し、
像露光補正がなされてLEDアレイ(Y)による像露光
が行われる。
【0038】図4は像露光補正回路300の内部ブロッ
ク図を示している。制御部201は画像データ202の
ページメモリから主走査1ライン分の画像濃度情報を呼
び出してラインメモリ301にストアする。ラインメモ
リ301からは1つ宛の画素濃度情報φi+1,φi,φ
i-1が(i+1)メモリ302a、(i)メモリ302b、
(i-1)メモリ302cに移される。ROM(3)20
5からは(x/m)と{(m−x)/m}の係数が呼び
出されて、乗算器(1)303aでは(i+1)メモリ3
02aから呼び出されたφi+1とによって(x/m)φ
i+1の乗算処理がなされ、乗算器(2)303bで
は(i)メモリ302bから呼び出されたφiとによって
{(m−x)/m}φiの乗算処理がなされ、乗算器
(3)303cでは(i-1)メモリ302cから呼び出
されたφi-1とによって(x/m)φi-1の乗算処理がな
される。
ク図を示している。制御部201は画像データ202の
ページメモリから主走査1ライン分の画像濃度情報を呼
び出してラインメモリ301にストアする。ラインメモ
リ301からは1つ宛の画素濃度情報φi+1,φi,φ
i-1が(i+1)メモリ302a、(i)メモリ302b、
(i-1)メモリ302cに移される。ROM(3)20
5からは(x/m)と{(m−x)/m}の係数が呼び
出されて、乗算器(1)303aでは(i+1)メモリ3
02aから呼び出されたφi+1とによって(x/m)φ
i+1の乗算処理がなされ、乗算器(2)303bで
は(i)メモリ302bから呼び出されたφiとによって
{(m−x)/m}φiの乗算処理がなされ、乗算器
(3)303cでは(i-1)メモリ302cから呼び出
されたφi-1とによって(x/m)φi-1の乗算処理がな
される。
【0039】加算器304では、乗算器(1)303a
から出力された(x/m)φi+1と、乗算器(2)30
3bから出力された{(m−x)/m}φiと、乗算器
(3)303cから出力された(x/m)φi-1と、一
方ROM(3)205から出力されるズレ量xがプラス
方向であるかマイナス方向であるかの情報によって、 xがプラス方向:{(m−x)/m}φi+(x/m)
φi+1 xがマイナス方向:(x/m)φi-1+{(m−x)/
m}φi の加算処理が行われ、新しく補正されたi番目の画素濃
度情報Φiとして出力される。
から出力された(x/m)φi+1と、乗算器(2)30
3bから出力された{(m−x)/m}φiと、乗算器
(3)303cから出力された(x/m)φi-1と、一
方ROM(3)205から出力されるズレ量xがプラス
方向であるかマイナス方向であるかの情報によって、 xがプラス方向:{(m−x)/m}φi+(x/m)
φi+1 xがマイナス方向:(x/m)φi-1+{(m−x)/
m}φi の加算処理が行われ、新しく補正されたi番目の画素濃
度情報Φiとして出力される。
【0040】加算器304からΦiが出力されると、ラ
インメモリ301からは画素番号を1進めた形で画素濃
度情報の出力がなされ、加算器304からは(i+1)番
目の新しく補正された画素濃度情報Φi+1が出力され
る。
インメモリ301からは画素番号を1進めた形で画素濃
度情報の出力がなされ、加算器304からは(i+1)番
目の新しく補正された画素濃度情報Φi+1が出力され
る。
【0041】305a,305bは主走査1ライン分の
書き出し用メモリで、2つの書き出し用メモリ(1),
(2)は交互に用いられ、切換1によって書き出し用メ
モリ(1)305aにΦが書き込まれている間には、書
き出し用メモリ(2)は切換2によってLEDアレイヘ
ッドに接続され、書き出し用メモリ(2)に書き込まれ
た主走査1ライン分の補正された画像濃度情報Φ1〜Φn
がLEDアレイヘッドに出力されて像露光が行われる。
一方、加算器304から出力される補正された画素濃度
情報Φによって書き出し用メモリ(1)に主走査1ライ
ン分のデータが入力されると、切換1及び切換2は点線
で示した切り換え位置に切り換えられて、1行分のデー
タが入力された書き出し用メモリ(1)305aからは
主走査1ライン分の補正された画像濃度情報がLEDア
レイヘッドに出力され、加算器304から出力される補
正された画素濃度情報Φは書き出し用メモリ(2)に入
力される。
書き出し用メモリで、2つの書き出し用メモリ(1),
(2)は交互に用いられ、切換1によって書き出し用メ
モリ(1)305aにΦが書き込まれている間には、書
き出し用メモリ(2)は切換2によってLEDアレイヘ
ッドに接続され、書き出し用メモリ(2)に書き込まれ
た主走査1ライン分の補正された画像濃度情報Φ1〜Φn
がLEDアレイヘッドに出力されて像露光が行われる。
一方、加算器304から出力される補正された画素濃度
情報Φによって書き出し用メモリ(1)に主走査1ライ
ン分のデータが入力されると、切換1及び切換2は点線
で示した切り換え位置に切り換えられて、1行分のデー
タが入力された書き出し用メモリ(1)305aからは
主走査1ライン分の補正された画像濃度情報がLEDア
レイヘッドに出力され、加算器304から出力される補
正された画素濃度情報Φは書き出し用メモリ(2)に入
力される。
【0042】以上説明した像露光補正回路300による
像露光を行うことによって、複数のLEDアレイ間での
1画素内のズレも画素の濃度補正を行うことによって補
正することが可能となる。
像露光を行うことによって、複数のLEDアレイ間での
1画素内のズレも画素の濃度補正を行うことによって補
正することが可能となる。
【0043】図5は本発明の適用される他の型式のカラ
ー画像形成装置を示したもので、図1に示したカラー画
像形成装置と同じ機能を持った部材については同一符号
をもって示している。図5に示したカラー画像形成装置
では、感光体ドラム10に近接して帯電器11、ライン
状をなした露光光学系12、現像器13、転写器14、
クリーニング装置19を設けた画像形成手段が複数組併
列的に設けられていて、各画像形成手段によって、矢示
方向に回転する感光体ドラム10Y上には露光光学系1
2Yにより形成されたイエロー(Y)の潜像を現像して
イエロー(Y)のトナー像を、また感光体ドラム10M
上にはマゼンタ(M)のトナー像を、感光体ドラム10
C上にはシアン(C)のトナー像を、感光体ドラム10
K上には黒(K)のトナー像を形成する。給紙カセット
15より排出された転写紙はタイミングローラ16の駆
動によって同期して給紙され、搬送ベルト21上に記載
されて搬送される転写紙上に転写器14Y,14M,1
4C,14Kによってイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が順次転写
され、トナー像が重ね合わされた形で転写を受けた転写
紙は、定着装置17によってトナーを溶着し定着がなさ
れたのちトレイ上に排出される。かかるカラー画像形成
装置においても、複数の露光光学系12の間で1画素内
でのズレに基づく色ズレ等の問題に対しては、先に説明
したと同様の像露光制御回路を用い、別途に測定した複
数のLEDアレイ間での基準となるLEDアレイとの間
で1画素内でのズレ量をxを1画素の大きさmと共に入
力することによって、補正された画素濃度情報Φが得ら
れ、このφに代えてΦを用いてLEDアレイヘッドが像
露光を行うことによって色ズレのないカラー画像を得る
ことができる。
ー画像形成装置を示したもので、図1に示したカラー画
像形成装置と同じ機能を持った部材については同一符号
をもって示している。図5に示したカラー画像形成装置
では、感光体ドラム10に近接して帯電器11、ライン
状をなした露光光学系12、現像器13、転写器14、
クリーニング装置19を設けた画像形成手段が複数組併
列的に設けられていて、各画像形成手段によって、矢示
方向に回転する感光体ドラム10Y上には露光光学系1
2Yにより形成されたイエロー(Y)の潜像を現像して
イエロー(Y)のトナー像を、また感光体ドラム10M
上にはマゼンタ(M)のトナー像を、感光体ドラム10
C上にはシアン(C)のトナー像を、感光体ドラム10
K上には黒(K)のトナー像を形成する。給紙カセット
15より排出された転写紙はタイミングローラ16の駆
動によって同期して給紙され、搬送ベルト21上に記載
されて搬送される転写紙上に転写器14Y,14M,1
4C,14Kによってイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が順次転写
され、トナー像が重ね合わされた形で転写を受けた転写
紙は、定着装置17によってトナーを溶着し定着がなさ
れたのちトレイ上に排出される。かかるカラー画像形成
装置においても、複数の露光光学系12の間で1画素内
でのズレに基づく色ズレ等の問題に対しては、先に説明
したと同様の像露光制御回路を用い、別途に測定した複
数のLEDアレイ間での基準となるLEDアレイとの間
で1画素内でのズレ量をxを1画素の大きさmと共に入
力することによって、補正された画素濃度情報Φが得ら
れ、このφに代えてΦを用いてLEDアレイヘッドが像
露光を行うことによって色ズレのないカラー画像を得る
ことができる。
【0044】
【発明の効果】複数のライン状像露光手段によって像露
光を行い、トナー像を重ね合わせてカラー画像を転写材
上に得るようにしたカラー画像形成装置においては、従
来1画素内のズレに対しては補正することが不可能とさ
れていたが、本発明によりライン状像露光手段間の主走
査方向の位置合わせ手段として画素内の位置ズレ量に応
じて画像データを隣接画素に分配して像露光を行うこと
によって、色ズレのない良好なカラー画像が重ね合わさ
れて形成されることとなった。
光を行い、トナー像を重ね合わせてカラー画像を転写材
上に得るようにしたカラー画像形成装置においては、従
来1画素内のズレに対しては補正することが不可能とさ
れていたが、本発明によりライン状像露光手段間の主走
査方向の位置合わせ手段として画素内の位置ズレ量に応
じて画像データを隣接画素に分配して像露光を行うこと
によって、色ズレのない良好なカラー画像が重ね合わさ
れて形成されることとなった。
【図1】本発明の適用されるカラー画像形成装置の断面
構成図。
構成図。
【図2】図1に示すカラー画像形成装置の要部断面図。
【図3】本発明の像露光制御部の回路構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図4】本発明の像露光補正回路の内部ブロック図。
【図5】本発明が適用される他の型式のカラー画像形成
装置の断面構成図。
装置の断面構成図。
【図6】LEDアレイの等価回路図。
【図7】LEDアレイの主走査方向のズレ状態を示す説
明図。
明図。
【図8】LEDアレイの解像力が低い場合のズレ補正の
状態を示す説明図。
状態を示す説明図。
10 感光体ドラム 11 帯電器 12 露光光学系(像露光手段) 13 現像器 201 制御部 202 画像データ 205 ROM(3) 300 像露光補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 H04N 1/46 Z // B41J 2/44 B41J 3/21 L 2/45 2/455
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のライン状像露光手段により像露光
を行うカラー画像形成装置において、前記像露光手段間
の主走査方向の位置合わせ手段として、画素内の位置ず
れ量に応じて画像データを隣接画素に分配して像露光を
行うことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項2】 前記像露光手段のMTF=0.5の解像
力が、前記像露光手段の書き込み密度より低いことを特
徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項3】 前記像露光手段の像露光について、主走
査方向の整数画素のずらし手段を有することを特徴とす
る請求項1又は2記載のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16973595A JPH0922170A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16973595A JPH0922170A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0922170A true JPH0922170A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15891884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16973595A Pending JPH0922170A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0922170A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10258547A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Konica Corp | 画像記録装置 |
JP2007316154A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Canon Inc | カラー画像形成装置、カラー画像形成方法及びプログラム |
JP2007316155A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Canon Inc | カラー画像形成装置 |
JP2016055518A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷装置の画像処理装置及びその画像処理方法 |
-
1995
- 1995-07-05 JP JP16973595A patent/JPH0922170A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10258547A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Konica Corp | 画像記録装置 |
JP2007316154A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Canon Inc | カラー画像形成装置、カラー画像形成方法及びプログラム |
JP2007316155A (ja) * | 2006-05-23 | 2007-12-06 | Canon Inc | カラー画像形成装置 |
JP2016055518A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷装置の画像処理装置及びその画像処理方法 |
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