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JPH09221110A - 加工食材の分配装置 - Google Patents

加工食材の分配装置

Info

Publication number
JPH09221110A
JPH09221110A JP8029569A JP2956996A JPH09221110A JP H09221110 A JPH09221110 A JP H09221110A JP 8029569 A JP8029569 A JP 8029569A JP 2956996 A JP2956996 A JP 2956996A JP H09221110 A JPH09221110 A JP H09221110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processed food
food material
distribution conveyor
shutter
distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8029569A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichirou Takano
基一郎 高野
Takashi Onomura
隆史 小野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKANO BEARING KK
Original Assignee
TAKANO BEARING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKANO BEARING KK filed Critical TAKANO BEARING KK
Priority to JP8029569A priority Critical patent/JPH09221110A/ja
Publication of JPH09221110A publication Critical patent/JPH09221110A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Special Conveying (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不定形な加工食材を食品収納用の容器に分配
投入する作業に於て、加工食材の素材同士の絡み具合が
強かったり、均一でなくても、定量的な小分け分配作業
を可能にする。 【解決手段】 加工食材2を搬送する分配コンベア24
を形成する。この分配コンベア24の搬送方向上部に、
仕切シャッター44と送りシャッター45とを形成す
る。この仕切シャッター44を分配コンベアー24上の
加工食材2に挿入した状態で、送りシャッター45を、
加工食材2を押圧しながら搬送先方向に移動可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漬物、薬味、煮物、金
糸玉子、細切りハム、カイワレ大根等の不定形な加工食
材を、蕎麦、うどん、弁当等の食品を収納する容器に分
配投入する作業に於て、分配コンベア上の加工食材の少
量分配が可能な、加工食材の分配装置に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、漬物、薬味、煮物、金糸玉子、細
切りハム、カイワレ大根等の不定形な加工食材を、蕎
麦、うどん、弁当等の食品を収納する容器に人手で分配
投入する作業が行われている。また、従来より、加工食
材の分配投入作業を自動化しようとした装置も存在す
る。
【0003】この従来の分配投入装置は、加工食材を分
配コンベア上に載置して搬送し、この分配コンベアの先
端から突出した部分を自重によって脱落させ、この分裂
脱落によって分配コンベアから落下した加工食材を投入
機構に投入していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加工食
材は、種類によって、素材の形状、長さ及び水分含有率
等の構成条件が全く異なり、素材同士の絡みが強い場合
とか、強さの異なる部分や、粘性等に於ても種々のもの
が存在している。そして、加工食材は、素材同士の絡み
の強い部分では、形状を保持しようとする力が働くた
め、分裂を生じにくく、絡みが弱い部分から分裂を生じ
るし、粘性の差異によっても、分裂位置が著しく異なる
ものであった。このため、この従来の分配方法では、分
配コンベアを一定のピッチ毎に回動しても、加工食材の
分裂位置が一定せず、分配コンベアー先端からの脱落時
に後続の加工食材を引き摺って脱落する場合があり、加
工食材の分配量に著しいバラツキが生じ、食品収納用の
容器に加工食材を定量的に投入する事が困難なものであ
った。
【0005】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、漬物、薬味、煮物、金糸玉子、細切り
ハム、カイワレ大根等の不定形な加工食材を、蕎麦、う
どん、弁当等の食品を収納する容器に分配投入する作業
に於て、加工食材は、素材同士の絡みや粘性等が均一で
なくても、加工食材の定量的な分配作業を行い、食品収
納用の容器への加工食材の定量的な投入作業を可能にし
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、加工食材を表面に載置して搬送可能な
分配コンベアと、この分配コンベアの搬送方向の上部に
臨ませて上下方向に配置した仕切シャッターと、この仕
切シャッターに隣接して上下方向に配置した送りシャッ
ターと、前記の仕切シャッターを分配コンベアの表面ま
で下降可能な第1上下動手段と、前記の送りシャッター
を分配コンベアの表面まで下降可能な第2上下動手段
と、この第2上下動手段に接続し第2上下動手段及び送
りシャッターを分配コンベアの搬送先方向に移動可能と
する進退動手段とから成るものである。
【0007】また、分配コンベアは、加工食材に振動を
加えるガイド壁を表面両側に配置しても良い。
【0008】また、分配コンベアは、分配コンベアの搬
送方向とは逆方向に回動し加工食材の表面を均す、均し
車を表面側に配置しても良い。
【0009】また、分配コンベアは、定寸送りを行うも
のであっても良い。
【0010】また、分配コンベアは、加工食材の高さを
検知するレベルセンサーを表面側に配置しても良い。
【0011】また、分配コンベアは、搬送方向の延長上
にシャッターを設けた投入マスを形成しても良い。
【0012】
【作用】上述の如く構成したものに於て、漬物、薬味、
煮物、金糸玉子、細切りハム、カイワレ大根等の不定形
な加工食材を、蕎麦、うどん、弁当等の食品を収納する
容器に分配投入する作業に於て、加工食材の分配作業を
行うには、まず、前工程から分配コンベアの表面に加工
食材を供給する。
【0013】そして、この加工食材を分配するには、分
配コンベアを停止した状態で、第1上下動手段及び第2
上下動手段を下方向に同時に作動する。すると、仕切シ
ャッター及び送りシャッターは、分配コンベアの表面ま
で下降し、分配コンベア上の加工食材に先端を挿入す
る。
【0014】次に、仕切シャッターを上記の挿入状態に
配置したまま、進退動手段を作動し、送りシャッターを
搬送先方向に移動する。すると、送りシャッターは、分
配コンベア上の加工食材を、分配コンベアの搬送方向と
平行に押圧し、搬送先の下端に配置する投入機構等の次
工程に加工食材を落下させ、加工食材の分配作業を行う
事が可能となる。また、加工食材が、カイワレ大根、金
糸玉子等の絡みの強い素材であっても、仕切シャッター
が搬送元方向に不動的に配置された状態で、搬送先方向
に送りシャッターが作動するから、加工食材は、一定量
を確実に投入機構等に投入する事が可能となる。
【0015】また、この加工食材の分配作業を継続する
には、第1上下動手段及び第2上下動手段を上方向に作
動し、送りシャッター及び仕切シャッターを分配コンベ
アの表面から上昇する。次に、進退動手段を前記とは逆
方向に作動し、送りシャッターを、分配コンベアの搬送
元側に移動し、仕切シャッターの搬送先側に臨ませて配
置する。また、同時に、分配コンベアを一定のピッチで
回動し、加工食材を分配コンベアの搬送方向の先端まで
搬送した後、分配コンベアを停止する。そして、上記の
如く、送りシャッター及び仕切シャッターを下降し、加
工食材の分配作業を行いながら、次工程に加工食材を搬
送する。
【0016】このように、加工食材は、素材の形状、長
さ及び水分含有率等の構成条件が均一でなく、素材同士
の絡みが強い場合や、強さが異なる部分が存在していて
も、仕切シャッター及び送りシャッターの先端を加工食
材に挿入し、加工食材を一定の位置で分割する事ができ
る。また、分割した加工食材を、仕切シャッターで搬送
元方向の加工食材と分割した状態で、分配コンベアの先
端から送りシャッターの押圧によって確実に落下する事
が可能となる。そのため、加工食材は、従来方法の如
く、分配量にバラツキが生じる事がなく、一定した分配
作業を行って、食品収納用の容器への定量的な投入を可
能とするものである。
【0017】また、分配コンベアは、加工食材に振動を
加えるガイド壁を表面両側に配置すれば、このガイド壁
による振動によって、加工食材の密度に粗密があって
も、分配コンベア上で密度を均一にする事ができる。ま
た、このガイド壁の存在によって、加工食材が分配コン
ベアの両側に脱落したりするのを防止するとともに振動
を加える事によって、ガイド壁への加工食材の引っ掛か
りを防止できる。
【0018】また、分配コンベアは、分配コンベアの搬
送方向とは逆方向に回動し加工食材の表面を均す均し車
を表面側に配置すれば、加工食材の表面の高さが不均一
な状態であっても、均し車の均し体を接触する事によっ
て、表面の高さを均一に均す事が可能になる。その結
果、分配コンベアの均し車から送り出し側の加工食材
は、振動によって密度を均一とした事と相俟って、単位
面積当りの搬送量を略同一とする事ができる。このた
め、加工食材の定量的な分配作業を可能とし、食品収納
用の容器への加工食材の定量的な投入作業を可能とす
る。
【0019】また、分配コンベアは、定寸送りを行うも
のとすれば、この分配コンベア上に載置する加工食材
に、一定の間隔を介して仕切シャッターを挿入する事が
可能となる。そして、この仕切シャッターで分割した搬
送先側の加工食材を送りシャッターによって押圧し、加
工食材をさらに定量的に分配する作業が可能となる。
【0020】また、分配コンベアは、加工食材の高さを
検知するレベルセンサーを表面側に配置すれば、このレ
ベルセンサーを利用して、分配コンベア上の加工食材の
表面の高さを検知する事が可能となる。そのため、加工
食材の残量を自動的に検出して、簡便な補給作業を可能
とする。
【0021】また、分配コンベアは、搬送方向の延長上
にシャッターを設けた投入マスを形成すれば、分配した
加工食材を投入マスに一旦落下し、この投入マスの下端
に設けたシャッターを開放する事により、加工食材の投
入タイミングを取る事が可能となる。そのため、分配コ
ンベアは、容器の駒内に直接投入する場合に比較して、
落下による容器への加工食材の飛散等が少なく、確実な
投入作業を行う事が可能となる。
【0022】
【実施例】本発明は、漬物、薬味、煮物、金糸玉子、細
切りハム、カイワレ大根等の不定形な加工食材を、蕎
麦、うどん、弁当等の食品を収納する容器に定量的に分
配投入するものであって、一実施例を図面に於いて説明
する。
【0023】(1)はホッパーで、図4乃至図6に示す如
く、外周壁(4)にて被覆した加工食材(2)の収納室(3)
を形成している。また、このホッパー(1)は、収納室
(3)の上端に上端開口部(5)を形成し、この上端開口部
(5)から加工食材(2)を収納室(3)に収納する事が可能
である。また、この上端開口部(5)を蓋体(6)で被覆可
能としている。
【0024】また、ホッパー(1)は、図6に示す如く、
加工食材(2)の排出口(7)を下端に形成し、この排出口
(7)の上面に臨ませてロータリーブレード(8)(9)を配
置している。このロータリーブレード(8)(9)は、一定
の対向間隔(11)を介して一対配置している。また、ロ
ータリーブレード(8)(9)は、モーター等の原動機(1
2)に接続し、対向間隔(11)を介して加工食材(2)を
対向間隔(11)に送り込む方向に同期して回動する。
【0025】また、ロータリーブレード(8)(9)は、筒
状の回動体(13)(14)の外周に一定の間隔を介して案
内羽根(15)(16)を突設する。この案内羽根(15)
(16)の配置は、図6に示す如く、一方のロータリーブ
レード(8)の案内羽根(15)の間隔に、他方のロータリ
ーブレード(9)の案内羽根(16)が配置するように形成
する。
【0026】また、ホッパー(1)は、図4、図6に示す
如く、排出口(7)の下端に臨ませて供給コンベア(17)
を配置する。この供給コンベア(17)は、排出口(7)の
全長に対応するものではなく、搬送方向の延長側に対応
する排出口(7)の下面には供給コンベア(17)を配置し
ない、自由落下部(19)を設けている。この供給コンベ
ア(17)は、定寸送りによって、排出口(7)から排出さ
れた加工食材(2)を表面に載置して一方側に搬送する事
が可能である。
【0027】また、供給コンベア(17)は、ホッパー
(1)の下端と表面側の間隔に外周枠(18)を配置し、こ
の外周枠(18)の長さ方向の両端部に一対の切欠部(2
0)を形成する。この一対の切欠部(20)の外側に、図
4に示す如く、供給側レベルセンサー(21)を配置す
る。この供給側レベルセンサー(21)は、光電センサー
等により発信部(22)と受信部(23)とを形成してい
る。また、この発信部(22)と受信部(23)を、切欠部
(20)の外面側に各々配置している。また、この供給側
レベルセンサー(21)は、反射式のセンサー、超音波式
のセンサー等を用いる事が可能である。また、この供給
側レベルセンサー(21)は、ロータリーブレード(8)
(9)に接続し、供給コンベア(17)に載置した加工食材
(2)の表面の高さを検出する事により、ロータリーブレ
ード(8)(9)の回動を制御する事が可能である。
【0028】また、この供給コンベア(17)の下側に
は、図4に示す如く分配コンベア(24)を配置する。こ
の分配コンベア(24)は、定寸送りする事が可能で、供
給コンベア(17)の移送方向とは逆方向に搬送方向を設
けている。また、分配コンベア(24)は、搬送元側の一
端を、供給コンベア(17)の搬送先側の下面に臨ませて
配置している。このように、分配コンベア(24)は、供
給コンベア(17)の移送方向とは逆方向に搬送方向を形
成すると、コンベアの設置スペースが水平方向に大きく
嵩張る事がなく、コンパクトなスペースでの設置が可能
となる。また、この分配コンベア(24)は、搬送元方向
を、前記の自由落下部(19)を介してホッパー(1)の排
出口(7)に臨ませている。
【0029】また、分配コンベア(24)は、ガイド壁
(25)を表面側に配置している。このガイド壁(25)
は、分配コンベア(24)の表面から僅かに浮かせて配置
したり、分配コンベア(24)の表面に摺動可能に接触し
て配置する事が可能である。また、ガイド壁(25)は、
一例に於て平面コ字型に形成し、このコ字型の対向部の
間隔に加工食材(2)を落下させる事によって、加工食材
(2)の周囲への飛散や落下を防止する事が可能である。
【0030】また、ガイド壁(25)は、図6、図7に示
す如く、両側外面に保持体(26)を固定する。この保持
体(26)は、分配コンベア(24)の下側に中央部を配置
するものであるが、両側部(29)を分配コンベア(24)
の上方に突出し、この両側部(29)の先端をガイド壁
(25)の両側に接続する。また、保持体(26)は、振動
手段(27)を一側に接続し、常時振動を発生する事が可
能である。そして、このガイド壁(25)の振動によっ
て、供給コンベア(17)及びホッパー(1)から供給した
加工食材(2)は、密度に粗密が生じていても、分配コン
ベア(24)上で密度を均一にする事ができる。
【0031】また、ガイド壁(25)の存在によって、加
工食材(2)が分配コンベア(24)の両側に脱落したりす
るのを防止するとともにガイド壁(25)振動を加える事
によって、ガイド壁(25)への加工食材(2)の引っ掛か
りを防止できる。
【0032】また、ガイド壁(25)を振動する振動手段
(27)の構成は、図7に示す如く、モーター等の原動機
(28)の主軸(30)にカム(31)を接続する。また、こ
のカム(31)と保持体(26)の一側を連結杆(32)にて
接続し、カム(31)の回動運動を連結杆(32)の往復運
動に変換する。このように形成すると、簡易な機構によ
って形成する事ができ、故障等の少ない耐久性に優れた
装置を得る事が可能となる。また、振動手段(27)は、
ガイド壁(25)に振動モーターを接続して形成する事も
できるし、ガイド壁(25)にソレノイドコイル、又はエ
アーシリンダー等を接続して形成する事も可能であっ
て、いずれの方法を選択しても、故障等が少なく、耐久
性に優れた装置を得る事が可能となる。
【0033】また、分配コンベア(24)は、図1、図4
に示す如く、表面側に搬送側レベルセンサー(34)を形
成している。この搬送側レベルセンサー(34)は、光電
センサー等により形成し、発信部(35)と受信部(36)
とを設けている。また、搬送側レベルセンサー(34)
は、発信部(35)と受信部(36)とを、ガイド壁(25)
の長さ方向の両端に設けた切欠部(33)の外面側に臨ま
せて配置している。
【0034】また、この搬送側レベルセンサー(34)
は、供給コンベア(17)に接続し、分配コンベア(24)
上に載置した加工食材(2)の載置レベルを検出する事に
よって、供給コンベア(17)の回動を制御する事が可能
である。
【0035】また、分配コンベア(24)は、図1、図
4、図7に示す如く、均し車(37)を表面側に配置す
る。この均し車(37)は、ガイド壁(25)の一側に回動
軸(40)を貫通し、この回動軸(40)の外端部をモータ
ー等の原動機(38)に接続する。また、この回動軸(4
0)は、図8に示す如く、均し体(42)の外周に固定し
ている。この均し車(37)は、分配コンベア(24)の回
動方向とは逆方向に回動し、加工食材(2)に均し体(4
2)を接触する事によって、加工食材(2)の表面の均し
作業を可能とする。
【0036】この均し体(42)は、一例に於て、コ字型
に折曲した針金材の両端部(39)を回動軸(40)に固定
して形成すれば、ネギ等のミジン切りの如き粘性のない
パラパラした加工食材(2)を均す場合に、優れた効果を
得る事が可能となる。また、均し車(37)は、均し体
(42)を複数個形成すれば、加工食材(2)と均し体(4
2)との接触効率が向上し、この加工食材(2)の表面を
確実に均す事が可能となる。
【0037】また、均し車(37)は、均し体(42)を針
金材で形成すれば、搬送側レベルセンサー(34)の光軸
を均し体(42)が通過する時間は極めて短く、搬送側レ
ベルセンサー(34)の光軸を長い時間遮断して、加工食
材(2)の検出不良を生じる事がない。
【0038】また、分配コンベア(24)は、搬送先方向
の表面側に、図1、図4に示す如く、加工食材(2)の分
配機構(43)を配置する。この分配機構(43)は、分配
コンベア(24)の搬送方向の上部に臨ませて上下方向に
配置する仕切シャッター(44)と、この仕切シャッター
(44)に隣接して上下方向に配置する送りシャッター
(45)とを形成する。
【0039】また、仕切シャッター(44)は、分配コン
ベア(24)の上面に配置するエアーシリンダー等の第1
上下動手段(50)に接続し、分配コンベア(24)の表面
まで下降する事が可能である。また、送りシャッター
(45)も、分配コンベア(24)の上面に配置するエアー
シリンダー等の第2上下動手段(51)に接続し、分配コ
ンベア(24)の表面まで下降する事が可能である。ま
た、この第2上下動手段(51)は、エアーシリンダー等
の進退動手段(52)に接続し、第2上下動手段(51)及
び送りシャッター(45)を分配コンベア(24)の搬送先
方向に平行して移動する事が可能である。
【0040】そして、分配機構(43)は、仕切シャッタ
ー(44)と送りシャッター(45)とを加工食材(2)の表
面に挿入し、仕切シャッター(44)を加工食材(2)に挿
入配置したまま、送りシャッター(45)を分配コンベア
(24)の搬送方向に移動する事によって、加工食材(2)
の定量的な分配作業を可能とする。また、分配コンベア
(24)の搬送先の下端に配置する投入マス(46)に、図
3に示す如く加工食材(2)を落下する事が可能となる。
また、この投入マス(46)は、下端の開口部に臨ませて
開閉シャッター(47)を配置し、食品を収納する容器
(48)の駒(49)内に、図5に示す如く、加工食材(2)
を投入する事が可能である。この開閉シャッター(47)
を設ける事により、駒(49)への加工食材(2)の投入タ
イミングを取る事が可能となる。
【0041】また、分配コンベア(24)の搬送先方向の
上面に、図1に示す如く、エアーノズル(53)を配置す
る。このエアーノズル(53)は、分配コンベア(24)の
先端側に加圧エアーを噴射可能とし、投入マス(46)へ
の加工食材(2)の落下を補助する事が可能である。
【0042】上述の如く構成したものに於て、漬物、薬
味、煮物、金糸玉子、細切りハム、カイワレ大根等の不
定形な加工食材(2)を、蕎麦、うどん、弁当等の食品を
収納する容器(48)に分配投入する作業に於て、この加
工食材(2)の供給作業を行うには、まず、ホッパー(1)
の上端開口部(5)から収納室(3)に加工食材(2)を収納
する。この加工食材(2)の導入方法は、機械等の自動化
した手段を用いても良いし、作業者の手作業によって導
入する事も可能であって、多くの加工食材(2)をホッパ
ー(1)に収納する事が可能である。
【0043】また、加工食材(2)の収納後、原動機(1
2)を作動し、ホッパー(1)の内部に配置する一対のロ
ータリーブレード(8)(9)を回動する。この回動によっ
て、ロータリーブレード(8)(9)は、対向間隔(11)に
加工食材(2)を送り込む方向に案内羽根(15)(16)を
回動する。すると、加工食材(2)は、図6に示す如く対
向間隔(11)を下方向に通過する。
【0044】また、加工食材(2)は、対向間隔(11)の
下側に配置する排出口(7)を介して外部に排出され、図
4に示す如く、供給コンベア(17)の表面に落下する。
また、供給コンベアを配置していない自由落下部(19)
を通過する加工食材(2)は、分配コンベア(24)の搬送
元の表面に落下する。また、この落下した加工食材(2)
が一定の載置レベルに達し、供給側レベルセンサー(2
1)の光軸よりも加工食材(2)の表面の高さが高く位置
した場合は、ロータリーブレード(8)(9)の回動が停止
する。その結果、ホッパー(1)は、排出口(7)から加工
食材(2)の排出を停止する。
【0045】また、同時に、分配コンベア(24)を回動
し、この分配コンベア(24)の搬送方向の表面に配置し
た加工食材(2)を搬送先方向に搬送する。また、分配コ
ンベア(24)の表面両側に配置するガイド壁(25)によ
って、図7に示す如く、分配コンベア上(24)の加工食
材(2)に振動を加える。また、この振動によって、加工
食材(2)の密度に粗密があっても、分配コンベア(24)
上で密度を均一にする事ができる。また、ガイド壁(2
5)の存在によって、加工食材(2)が分配コンベア(2
4)の両側に脱落したりするのを防止するとともに振動
を加える事によって、ガイド壁(25)への加工食材(2)
の引っ掛かりを防止する。
【0046】また、このガイド壁(25)の振動作用と平
行して、ガイド壁(25)間に配置する均し車(37)を、
分配コンベア(24)の搬送方向とは逆方向に回動する。
すると、均し車(37)は、回動軸(40)の外周に突設す
る均し体(42)を、図1に示す如く加工食材(2)に接触
し、表面の均し作業を行う。
【0047】そのため、加工食材(2)は、表面の高さが
不均一な状態であっても、均し車(37)の均し体(42)
を接触する事によって、表面の高さを均一に均す事が可
能になる。その結果、分配コンベア(24)の均し車(3
7)から送り出し側の加工食材(2)は、振動によって、
密度を均一とした事と相俟って、単位面積当りの搬送量
を略同一とする事ができ、加工食材(2)の定量的な分配
作業を可能とし、食品収納用の容器(48)への加工食材
(2)の定量的な投入作業を可能とする。
【0048】そして、加工食材(2)の表面が全て均され
ると、この加工食材(2)の表面の高さは、搬送側レベル
センサー(34)の光軸の高さよりも下側に位置し、加工
食材(2)を検出する事ができず、供給コンベア(17)を
回動する。また、この回動によって、供給コンベア(1
7)は、表面に載置する加工食材(2)を搬送先方向に搬
送し、分配コンベア(24)の表面に加工食材(2)を落下
させる。
【0049】また、この供給コンベア(17)の回動は、
搬送側レベルセンサー(34)の光軸よりも高く加工食材
(2)の表面の高さが位置し、搬送側レベルセンサー(3
4)が加工食材(2)を検出できるまで継続される。ま
た、供給コンベア(17)は、一定の長さ送りを行って
も、搬送側レベルセンサー(34)が加工食材(2)表面の
高さを検出できない場合は、ロータリーブレード(8)
(9)を回動する。すると、ホッパー(1)は、供給コンベ
ア(17)の全面及び分配コンベア(24)の搬送元方向に
加工食材(2)を再び落下し、前記の如く、分配コンベア
(24)の搬送先方向に加工食材(2)を連続的に搬送する
事が可能となる。
【0050】また、表面の均し作業を終了した加工食材
(2)は、分配機構(43)によって定量的に分配される。
この分配方法は、まず、分配コンベア(24)を停止した
状態で、第1上下動手段(50)及び第2上下動手段(5
1)を伸張し、仕切シャッター(44)及び送りシャッタ
ー(45)を、図2に示す如く同時に下降する。そして、
この仕切シャッター(44)及び送りシャッター(45)の
先端を、分配コンベア(24)上の加工食材(2)に挿入す
る。
【0051】次に、仕切シャッター(44)を上記の挿入
状態に配置したまま、進退動手段(52)を作動し、送り
シャッター(45)を、図3に示す如く、分配コンベア
(24)の搬送先方向に移動する。すると、送りシャッタ
ー(45)は、分配コンベア(24)上の加工食材(2)を搬
送方向に押圧し、搬送先の下端に配置する投入マス(4
6)に加工食材(2)を落下する。また、この投入マス(4
6)は、食品収納用の容器(48)が真下に移動した時点
で、開閉シャッター(47)を開放し、容器(48)の特定
の駒(49)内に加工食材(2)を投入する。また、加工食
材(2)が、カイワレ大根、金糸玉子等の絡みの強い素材
であっても、仕切シャッター(44)が搬送元方向に不動
的に配置された状態で、搬送先方向に送りシャッター
(45)が作動するから、加工食材(2)は、一定量を確実
に投入機構等に投入する事が可能となる。
【0052】また、加工食材(2)の分配投入作業を継続
するには、第1上下動手段(50)及び第2上下動手段
(51)を収縮し、送りシャッター(45)及び仕切シャッ
ター(44)を分配コンベア(24)の表面から上昇する。
次に、進退動手段(52)を前記とは逆方向に作動し、送
りシャッター(45)を、分配コンベア(24)の搬送元側
に移動し、図1に示す如く、仕切シャッター(44)の搬
送先側に臨ませて配置する。また、同時に、分配コンベ
ア(24)を定寸送りし、加工食材(2)を搬送先方向の先
端に搬送した後、分配コンベア(24)を停止する。そし
て、上記の如く、分配機構(43)を作動し、加工食材
(2)を容器(48)の特定の駒(49)内に加工食材(2)を
投入する。
【0053】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、不定形な加工食材を食品を収納する容器に分配投
入する作業に於て、加工食材の形状、長さ、水分含有率
等が不均一で、素材同士の絡みが強い場合とか、強さが
異なる部分が存在する場合にも、確実に分割し、定量的
に分配が可能となる。また、分割した加工食材を分配コ
ンベアの先端から送りシャッターの押圧によって目的部
に確実に落下させる事が可能となる。そのため、加工食
材は、分配量にバラツキが生じる事がなく、一定した分
配作業を行って、食品収納用の容器への定量的な投入を
可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の側面図
【図2】仕切シャッター及び送りシャッターを下降した
状態を示す断面図
【図3】送りシャッターが加工食材を搬送先方向に押圧
した状態を示す断面図
【図4】本発明装置を設置した装置の一例を示す断面図
【図5】本発明装置を設置した装置の一例を示す全体斜
視図
【図6】図4のA−A線断面図
【図7】均し車及び振動手段部分の拡大断面図
【図8】均し車の斜視図
【符号の説明】
2 加工食材 24 分配コンベア 25 ガイド壁 34 レベルセンサー 37 均し車 44 仕切シャッター 45 送りシャッター 46 投入マス 50 第1上下動手段 51 第2上下動手段 52 進退動手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工食材を表面に載置して搬送可能な分
    配コンベアと、この分配コンベアの搬送方向の上部に臨
    ませて上下方向に配置した仕切シャッターと、この仕切
    シャッターに隣接して上下方向に配置した送りシャッタ
    ーと、前記の仕切シャッターを分配コンベアの表面まで
    下降可能な第1上下動手段と、前記の送りシャッターを
    分配コンベアの表面まで下降可能な第2上下動手段と、
    この第2上下動手段に接続し第2上下動手段及び送りシ
    ャッターを分配コンベアの搬送先方向に移動可能とする
    進退動手段とから成る事を特徴とする加工食材の分配装
    置。
  2. 【請求項2】 分配コンベアは、加工食材に振動を加え
    るガイド壁を表面両側に配置した事を特徴とする請求項
    1の加工食材の分配装置。
  3. 【請求項3】 分配コンベアは、分配コンベアの搬送方
    向とは逆方向に回動し加工食材の表面を均す、均し車を
    表面側に配置した事を特徴とする請求項1の加工食材の
    分配装置。
  4. 【請求項4】 分配コンベアは、定寸送りを行うもので
    ある事を特徴とする請求項1の加工食材の分配装置。
  5. 【請求項5】 分配コンベアは、加工食材の高さを検知
    するレベルセンサーを表面側に配置した事を特徴とする
    請求項1の加工食材の分配装置。
  6. 【請求項6】 分配コンベアは、搬送方向の延長上にシ
    ャッターを設けた投入マスを形成した事を特徴とする請
    求項1の加工食材の分配装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018127299A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 中外炉工業株式会社 搬送装置
JP2020105016A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 有限会社大和技研 搬送コンベア装置
CN118907881A (zh) * 2024-10-10 2024-11-08 水发大地(山东)农业有限公司 一种肥料输送装置
CN119368398A (zh) * 2024-12-26 2025-01-28 泉州冠隆无纺科技有限公司 一种面料覆膜机的涂胶装置

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