JPH09217453A - 床構造体 - Google Patents
床構造体Info
- Publication number
- JPH09217453A JPH09217453A JP2389496A JP2389496A JPH09217453A JP H09217453 A JPH09217453 A JP H09217453A JP 2389496 A JP2389496 A JP 2389496A JP 2389496 A JP2389496 A JP 2389496A JP H09217453 A JPH09217453 A JP H09217453A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- joists
- girders
- joist
- beams
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い精度を要求でき、かつ材料コストも削減
できる床構造体5を提供すること。 【解決手段】 床大梁51によって外枠が形成され、対
向する床大梁51間に複数の床小梁52aが平行に架け
渡され、その床小梁52aの上に、角形鋼管からなる複
数の床根太54aが床小梁52aと直交方向に並設さ
れ、前記床根太54aと床小梁52aの交差部では、床
根太54aの上面にビス6が突出しないように両者が締
結固定されている。
できる床構造体5を提供すること。 【解決手段】 床大梁51によって外枠が形成され、対
向する床大梁51間に複数の床小梁52aが平行に架け
渡され、その床小梁52aの上に、角形鋼管からなる複
数の床根太54aが床小梁52aと直交方向に並設さ
れ、前記床根太54aと床小梁52aの交差部では、床
根太54aの上面にビス6が突出しないように両者が締
結固定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、建物ユニットを
構成するのに好適な床構造体に関する。
構成するのに好適な床構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、建物ユニットを構成する床構造
体として、特開平4−198538号公報に記載されて
いるような構造が知られている。この床構造体は、床大
梁によって外枠が形成され、対向する床大梁間に複数の
床小梁が平行に架け渡され、その床小梁の上に、複数の
木製床根太が床小梁と直交方向に並設されている。
体として、特開平4−198538号公報に記載されて
いるような構造が知られている。この床構造体は、床大
梁によって外枠が形成され、対向する床大梁間に複数の
床小梁が平行に架け渡され、その床小梁の上に、複数の
木製床根太が床小梁と直交方向に並設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
従来の床構造体にあっては、木製床根太が使用されてい
たために、この木製床根太が長手方向に反ったり捻じれ
たりすることがあり、高い精度の要求が困難であるとい
う問題があった。また、近年では、森林保護等の環境問
題の観点から、長尺木材の入手が非常に困難になってお
り、木製床根太自体が高価なものになっている。そこ
で、本発明は、上記のような問題に着目し、高い精度を
要求でき、かつ材料コストも削減できる床構造体を提供
することを目的としている。
従来の床構造体にあっては、木製床根太が使用されてい
たために、この木製床根太が長手方向に反ったり捻じれ
たりすることがあり、高い精度の要求が困難であるとい
う問題があった。また、近年では、森林保護等の環境問
題の観点から、長尺木材の入手が非常に困難になってお
り、木製床根太自体が高価なものになっている。そこ
で、本発明は、上記のような問題に着目し、高い精度を
要求でき、かつ材料コストも削減できる床構造体を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め、本発明請求項1記載の床構造体では、床大梁によっ
て外枠が形成され、対向する床大梁間に複数の床小梁が
平行に架け渡され、その床小梁の上に、複数の床根太が
床小梁と直交方向に並設されている床構造体において、
該床根太と床小梁の交差部では床根太上面に締結材が突
出しないように両者が締結固定され、前記床根太が角形
鋼管で形成されている構成とし、本発明請求項2記載の
床構造体では、床大梁によって外枠が形成され、対向す
る床大梁間に複数の床小梁が平行に架け渡され、その床
小梁の上に、複数の床根太が床小梁と直交方向に並設さ
れている床構造体において、前記床根太が、上面部と、
右側面部ならびに左側面部と、これら両側面部の下端部
から外向に延設された鍔部からなるハット形の形鋼で形
成されている構成とし、本発明請求項3記載の床構造体
では、前記床根太が、この床根太両側面の鍔部を挿嵌可
能な係止部を両側面に有する取付レールを介して床小梁
の上面部に取り付けられている構成とし、本発明請求項
4記載の床構造体では、前記床根太の鍔部の前記床小梁
と交差している部分が、前記床小梁の上面部に設けられ
た切り起こし片によって床小梁の上面部に締結固定され
ている構成とした。なお、上記本発明の床構造体の床根
太に用いられる形鋼は、肉厚が0.4 〜0.8mm の薄板鋼板
から加工形成されたものである。
め、本発明請求項1記載の床構造体では、床大梁によっ
て外枠が形成され、対向する床大梁間に複数の床小梁が
平行に架け渡され、その床小梁の上に、複数の床根太が
床小梁と直交方向に並設されている床構造体において、
該床根太と床小梁の交差部では床根太上面に締結材が突
出しないように両者が締結固定され、前記床根太が角形
鋼管で形成されている構成とし、本発明請求項2記載の
床構造体では、床大梁によって外枠が形成され、対向す
る床大梁間に複数の床小梁が平行に架け渡され、その床
小梁の上に、複数の床根太が床小梁と直交方向に並設さ
れている床構造体において、前記床根太が、上面部と、
右側面部ならびに左側面部と、これら両側面部の下端部
から外向に延設された鍔部からなるハット形の形鋼で形
成されている構成とし、本発明請求項3記載の床構造体
では、前記床根太が、この床根太両側面の鍔部を挿嵌可
能な係止部を両側面に有する取付レールを介して床小梁
の上面部に取り付けられている構成とし、本発明請求項
4記載の床構造体では、前記床根太の鍔部の前記床小梁
と交差している部分が、前記床小梁の上面部に設けられ
た切り起こし片によって床小梁の上面部に締結固定され
ている構成とした。なお、上記本発明の床構造体の床根
太に用いられる形鋼は、肉厚が0.4 〜0.8mm の薄板鋼板
から加工形成されたものである。
【0005】
【作用】 本発明請求項1記載の床構造体では、角形鋼
管で形成された床根太が使用されているので、木製床根
太が使用されている場合と比べると、床根太の長手方向
の反りならびに捻じれが低減する。また、角形鋼管は長
尺木材よりも安定的に低価格で入手できるので、従来と
比べて材料コストも削減できる。また、床根太上面に締
結材が突出しないので、床根太上面に床材(パーティク
ルボード等)を固定しやすい。
管で形成された床根太が使用されているので、木製床根
太が使用されている場合と比べると、床根太の長手方向
の反りならびに捻じれが低減する。また、角形鋼管は長
尺木材よりも安定的に低価格で入手できるので、従来と
比べて材料コストも削減できる。また、床根太上面に締
結材が突出しないので、床根太上面に床材(パーティク
ルボード等)を固定しやすい。
【0006】本発明請求項2記載の床構造体では、ハッ
ト形の形鋼で形成された床根太が使用されているので、
木製床根太が使用されている場合と比べると、床根太の
長手方向の反りならびに捻じれが低減する。また、ハッ
ト形の形鋼は長尺木材よりも安定的に低価格で入手でき
るので、従来と比べて材料コストも削減できる。
ト形の形鋼で形成された床根太が使用されているので、
木製床根太が使用されている場合と比べると、床根太の
長手方向の反りならびに捻じれが低減する。また、ハッ
ト形の形鋼は長尺木材よりも安定的に低価格で入手でき
るので、従来と比べて材料コストも削減できる。
【0007】本発明請求項3記載の床構造体では、床小
梁と床根太との間に蟻溝形の形鋼からなる取付レールが
介在されているので、床根太の固定のためのビス等が不
要となり、かつ床板の支持強度が向上する。
梁と床根太との間に蟻溝形の形鋼からなる取付レールが
介在されているので、床根太の固定のためのビス等が不
要となり、かつ床板の支持強度が向上する。
【0008】本発明請求項4記載の床構造体では、床根
太の鍔部の床小梁と交差している部分が、床小梁の上面
部に設けられた切り起こし片によって床小梁の上面部に
締結固定されているので、床根太の固定のためのビス等
が不要となり、かつ床根太を高い強度で床小梁に取り付
けることができる。
太の鍔部の床小梁と交差している部分が、床小梁の上面
部に設けられた切り起こし片によって床小梁の上面部に
締結固定されているので、床根太の固定のためのビス等
が不要となり、かつ床根太を高い強度で床小梁に取り付
けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】 図1は実施の形態1の床構造体
の要部斜視図、図2は実施の形態1の床構造体の要部断
面図、図3は実施の形態2の床構造体の要部斜視図、図
4は実施の形態2の床構造体の要部断面図、図5は実施
の形態3の床構造体の要部斜視図、図6は実施の形態3
の床構造体の要部断面図、図7は実施の形態4の床構造
体の要部斜視図、図8は実施の形態4の床構造体の要部
断面図、図9は実施の形態5の床構造体の要部斜視図、
図10は実施の形態5の床構造体の要部断面図、図11
は実施の形態6の床構造体の要部斜視図、図12は建物
ユニットの構造体を示す分解斜視図、図13は床構造体
を示す平面図である。
の要部斜視図、図2は実施の形態1の床構造体の要部断
面図、図3は実施の形態2の床構造体の要部斜視図、図
4は実施の形態2の床構造体の要部断面図、図5は実施
の形態3の床構造体の要部斜視図、図6は実施の形態3
の床構造体の要部断面図、図7は実施の形態4の床構造
体の要部斜視図、図8は実施の形態4の床構造体の要部
断面図、図9は実施の形態5の床構造体の要部斜視図、
図10は実施の形態5の床構造体の要部断面図、図11
は実施の形態6の床構造体の要部斜視図、図12は建物
ユニットの構造体を示す分解斜視図、図13は床構造体
を示す平面図である。
【0010】まず、図12に示す建物ユニットの構造体
Aについて説明する。建物ユニットの構造体Aは、角形
鋼管からなる4本の柱1を四隅に配設し、各柱1の上端
部に設けた溝形鋼からなる連結片2に天井構造体3の四
隅を接合すると共に、各柱1の下端部に設けた溝形鋼か
らなる連結片4に床構造体5の四隅を接合することによ
って箱形に枠組みされている。
Aについて説明する。建物ユニットの構造体Aは、角形
鋼管からなる4本の柱1を四隅に配設し、各柱1の上端
部に設けた溝形鋼からなる連結片2に天井構造体3の四
隅を接合すると共に、各柱1の下端部に設けた溝形鋼か
らなる連結片4に床構造体5の四隅を接合することによ
って箱形に枠組みされている。
【0011】前記天井構造体3は、溝形鋼からなる4本
の天井大梁31を前記連結片2に溶接することによって
外枠が形成されている。また、対向する天井大梁31,
31間には角形木材からなる複数の天井小梁32が平行
に架け渡されており、各天井小梁32は、その両端部が
接着あるいは釘などの固定具(図示省略)によって天井
大梁31に固定されている。また、前記天井構造体3
は、図示は省略しているが、前記天井小梁32の下に天
井板が接着あるいは釘などの固定具によって固定される
ことになる。
の天井大梁31を前記連結片2に溶接することによって
外枠が形成されている。また、対向する天井大梁31,
31間には角形木材からなる複数の天井小梁32が平行
に架け渡されており、各天井小梁32は、その両端部が
接着あるいは釘などの固定具(図示省略)によって天井
大梁31に固定されている。また、前記天井構造体3
は、図示は省略しているが、前記天井小梁32の下に天
井板が接着あるいは釘などの固定具によって固定される
ことになる。
【0012】前記床構造体5は、溝形鋼からなる4本の
床大梁51を前記連結片4に溶接することによって外枠
が形成されている。また、対向する床大梁51,51間
には角形鋼管からなる複数の床小梁52(52a,52
b,52c)が平行に架け渡されており、各床小梁52
(52a,52b,52c)は、その両端部に固定され
た溝形鋼からなる連結片53が溶接によって床大梁51
に固定されている。また、前記床構造体5は、図13に
示すように、前記床小梁52(52a,52b,52
c)の上に複数の床根太54(54a,54b,54
c)が床小梁52と直交方向に並設され、図示は省略し
ているが、これら床根太54(54a,54b,54
c)の上に床板が接着あるいは釘などの固定具によって
固定されることになる。
床大梁51を前記連結片4に溶接することによって外枠
が形成されている。また、対向する床大梁51,51間
には角形鋼管からなる複数の床小梁52(52a,52
b,52c)が平行に架け渡されており、各床小梁52
(52a,52b,52c)は、その両端部に固定され
た溝形鋼からなる連結片53が溶接によって床大梁51
に固定されている。また、前記床構造体5は、図13に
示すように、前記床小梁52(52a,52b,52
c)の上に複数の床根太54(54a,54b,54
c)が床小梁52と直交方向に並設され、図示は省略し
ているが、これら床根太54(54a,54b,54
c)の上に床板が接着あるいは釘などの固定具によって
固定されることになる。
【0013】上述した床構造体5の構成は、従来の技術
で述べた特開平4−198538号公報の床構造体5と
同様の構成である。以下、実施の形態1〜6において、
本発明の床構造体5の特徴となる部分について説明す
る。
で述べた特開平4−198538号公報の床構造体5と
同様の構成である。以下、実施の形態1〜6において、
本発明の床構造体5の特徴となる部分について説明す
る。
【0014】(実施の形態1) 実施の形態1の床構造
体5では、図1ならびに図2に示すように、床根太54
aが角形鋼管で形成されており、床根太54aの上下寸
法よりも長いビス6によって床小梁52aの上面部に固
定されている。なお、前記床根太54aの上面部にはビ
ス6の頭が納まる凹部541が設けられていて、ビス6
の頭が床根太54aの上面よりも上に突出しないように
なっている。また、前記凹部541は、床根太54aの
前記床小梁52aと交差する部分にそれぞれ設けられて
おり、各凹部541の中心にはビス6を通すための下孔
542が設けられている。
体5では、図1ならびに図2に示すように、床根太54
aが角形鋼管で形成されており、床根太54aの上下寸
法よりも長いビス6によって床小梁52aの上面部に固
定されている。なお、前記床根太54aの上面部にはビ
ス6の頭が納まる凹部541が設けられていて、ビス6
の頭が床根太54aの上面よりも上に突出しないように
なっている。また、前記凹部541は、床根太54aの
前記床小梁52aと交差する部分にそれぞれ設けられて
おり、各凹部541の中心にはビス6を通すための下孔
542が設けられている。
【0015】(実施の形態2) 実施の形態2の床構造
体5では、図3ならびに図4に示すように、床根太54
bが、上面部に孔543を有する角形鋼管で形成され、
この孔543から床根太54b内に挿入されたビス6に
よって床小梁52aの上面部に固定されている。なお、
孔543は、床根太54bの床小梁52aと交差する部
分にそれぞれ設けられている。
体5では、図3ならびに図4に示すように、床根太54
bが、上面部に孔543を有する角形鋼管で形成され、
この孔543から床根太54b内に挿入されたビス6に
よって床小梁52aの上面部に固定されている。なお、
孔543は、床根太54bの床小梁52aと交差する部
分にそれぞれ設けられている。
【0016】(実施の形態3) 実施の形態3の床構造
体5では、図5ならびに図6に示すように、床根太54
cが、上面部544と、右側面部545ならびに左側面
部546と、これら両側面部545,546の下端部か
ら外向に延設された鍔部547,548からなるハット
形の形鋼で形成され、前記鍔部547,548がビス6
によって床小梁52aの上面部に固定されている。な
お、鍔部547,548は長さ方向に連続している必要
はなく、少なくとも床小梁52aとの交差部にあればよ
い。
体5では、図5ならびに図6に示すように、床根太54
cが、上面部544と、右側面部545ならびに左側面
部546と、これら両側面部545,546の下端部か
ら外向に延設された鍔部547,548からなるハット
形の形鋼で形成され、前記鍔部547,548がビス6
によって床小梁52aの上面部に固定されている。な
お、鍔部547,548は長さ方向に連続している必要
はなく、少なくとも床小梁52aとの交差部にあればよ
い。
【0017】(実施の形態4) 実施の形態4の床構造
体5では、図7ならびに図8に示すように、床根太54
cが、床根太54cの鍔部547,548を端部から挿
嵌可能な係止部551,552を両側面に有する蟻溝形
の形鋼からなる取付レール55を介して床小梁52aの
上面部に取り付けられている。前記取付レール55は、
前記床根太54cとほぼ同じ長さに形成され、床小梁5
2aと直交方向に設けられており、床小梁52aと直交
する部分がビス6によって床小梁52aの上面部に固定
されている。つまり、床小梁52aと床根太54cとの
間に蟻溝形の形鋼からなる取付レール55が介在されて
いることになるので、床板の支持強度が向上する。な
お、床根太54cの構成は実施の形態3と同じである。
取付レール55の両側面の係止部551,552は長さ
方向に連続している必要はなく、部分的にあってもよ
い。
体5では、図7ならびに図8に示すように、床根太54
cが、床根太54cの鍔部547,548を端部から挿
嵌可能な係止部551,552を両側面に有する蟻溝形
の形鋼からなる取付レール55を介して床小梁52aの
上面部に取り付けられている。前記取付レール55は、
前記床根太54cとほぼ同じ長さに形成され、床小梁5
2aと直交方向に設けられており、床小梁52aと直交
する部分がビス6によって床小梁52aの上面部に固定
されている。つまり、床小梁52aと床根太54cとの
間に蟻溝形の形鋼からなる取付レール55が介在されて
いることになるので、床板の支持強度が向上する。な
お、床根太54cの構成は実施の形態3と同じである。
取付レール55の両側面の係止部551,552は長さ
方向に連続している必要はなく、部分的にあってもよ
い。
【0018】(実施の形態5) 実施の形態5の床構造
体5では、図9ならびに図10に示すように、床小梁5
2bがコ形鋼によって形成されており、床根太54cの
鍔部547,548の前記床小梁52bと交差している
部分が、前記床小梁52bの上面部の縁に設けられた切
り起こし片521で床小梁52bの上面に締結固定され
ている。したがって、床根太54cは、スクリュー釘や
ビス6等の固定具で床小梁52bに固定するのに比べ
て、高い強度で床小梁52bに取り付ることができる。
なお、床根太54cの構成は実施の形態3と同じであ
る。
体5では、図9ならびに図10に示すように、床小梁5
2bがコ形鋼によって形成されており、床根太54cの
鍔部547,548の前記床小梁52bと交差している
部分が、前記床小梁52bの上面部の縁に設けられた切
り起こし片521で床小梁52bの上面に締結固定され
ている。したがって、床根太54cは、スクリュー釘や
ビス6等の固定具で床小梁52bに固定するのに比べ
て、高い強度で床小梁52bに取り付ることができる。
なお、床根太54cの構成は実施の形態3と同じであ
る。
【0019】(実施の形態6) 実施の形態6の床構造
体5では、図11に示すように、床小梁52cの上面部
の中央に、床根太54cを固定するための切り起こし片
522が形成されている。なお、その他の構成は実施の
形態5と同じである。
体5では、図11に示すように、床小梁52cの上面部
の中央に、床根太54cを固定するための切り起こし片
522が形成されている。なお、その他の構成は実施の
形態5と同じである。
【0020】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態1〜3では、床根太を床小梁に固定する固定
具としてビスを示したが、スクリュー釘やリベット等を
用いてもよい。さらに、実施の形態4では、取付レール
を床小梁にビスで固定しているが、両者をダイスとポン
チによりかしめてもよい。そして、実施の形態5と6で
は、床根太の鍔部と床小梁の切り起こし片の固定にビス
等を用いてもよいし、両者をダイスとポンチによりかし
めてもよい。
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態1〜3では、床根太を床小梁に固定する固定
具としてビスを示したが、スクリュー釘やリベット等を
用いてもよい。さらに、実施の形態4では、取付レール
を床小梁にビスで固定しているが、両者をダイスとポン
チによりかしめてもよい。そして、実施の形態5と6で
は、床根太の鍔部と床小梁の切り起こし片の固定にビス
等を用いてもよいし、両者をダイスとポンチによりかし
めてもよい。
【0021】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明の床構造
体5にあっては、床根太の反りや捻じれが低減するので
高い精度を要求できるようになり、また、床根太の材料
を安定的に低価格で入手できるので材料コストも削減で
きるようになるという効果が得られる。
体5にあっては、床根太の反りや捻じれが低減するので
高い精度を要求できるようになり、また、床根太の材料
を安定的に低価格で入手できるので材料コストも削減で
きるようになるという効果が得られる。
【図1】 実施の形態1の床構造体の要部を示す斜視図
である。
である。
【図2】 実施の形態1の床構造体の要部を示す断面図
である。
である。
【図3】 実施の形態2の床構造体の要部を示す斜視図
である。
である。
【図4】 実施の形態2の床構造体の要部を示す断面図
である。
である。
【図5】 実施の形態3の床構造体の要部を示す斜視図
である。
である。
【図6】 実施の形態3の床構造体の要部を示す断面図
である。
である。
【図7】 実施の形態4の床構造体の要部を示す斜視図
である。
である。
【図8】 実施の形態4の床構造体の要部を示す断面図
である。
である。
【図9】 実施の形態5の床構造体の要部を示す斜視図
である。
である。
【図10】 実施の形態5の床構造体の要部を示す断面
図である。
図である。
【図11】 実施の形態6の床構造体の要部を示す斜視
図である。
図である。
【図12】 建物ユニットの構造体を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図13】 床構造体を示す平面図である。
5 床構造体 51 床大梁 52(52a,52b,52c) 床小梁 521,522 切り起こし片 54(54a,54b,54c) 床根太 544 上面部 545 右側面部 546 左側面部 547,548 鍔部 55 取付レール 551,552 係止部 6 ビス(締結材)
Claims (4)
- 【請求項1】 床大梁によって外枠が形成され、対向す
る床大梁間に複数の床小梁が平行に架け渡され、その床
小梁の上に、複数の床根太が床小梁と直交方向に並設さ
れている床構造体において、該床根太と床小梁の交差部
では床根太上面に締結材が突出しないように両者が締結
固定され、前記床根太が角形鋼管で形成されていること
を特徴とする床構造体。 - 【請求項2】 床大梁によって外枠が形成され、対向す
る床大梁間に複数の床小梁が平行に架け渡され、その床
小梁の上に、複数の床根太が床小梁と直交方向に並設さ
れている床構造体において、前記床根太が、上面部と、
右側面部ならびに左側面部と、これら両側面部の下端部
から外向に延設された鍔部からなるハット形の形鋼で形
成されていることを特徴とする床構造体。 - 【請求項3】 前記床根太が、この床根太両側面の鍔部
を挿嵌可能な係止部を両側面に有する取付レールを介し
て床小梁の上面部に取り付けられている請求項2記載の
床構造体。 - 【請求項4】 前記床根太の鍔部の前記床小梁と交差し
ている部分が、前記床小梁の上面部に設けられた切り起
こし片によって床小梁の上面部に締結固定されている請
求項2記載の床構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2389496A JPH09217453A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 床構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2389496A JPH09217453A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 床構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09217453A true JPH09217453A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12123171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2389496A Pending JPH09217453A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 床構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09217453A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013068066A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-04-18 | Sato Katako Seisakusho:Kk | 天井下地構造 |
JP2014177860A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-09-25 | Sato Katako Seisakusho:Kk | 天井下地構造 |
JP2014227067A (ja) * | 2013-05-23 | 2014-12-08 | 日本管洗工業株式会社 | 鋼床板 |
JP2019157358A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 三協立山株式会社 | 床 |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP2389496A patent/JPH09217453A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013068066A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-04-18 | Sato Katako Seisakusho:Kk | 天井下地構造 |
JP2014177860A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-09-25 | Sato Katako Seisakusho:Kk | 天井下地構造 |
JP2014227067A (ja) * | 2013-05-23 | 2014-12-08 | 日本管洗工業株式会社 | 鋼床板 |
JP2019157358A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 三協立山株式会社 | 床 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4289703B2 (ja) | 横架材の接合構造 | |
JPH09217453A (ja) | 床構造体 | |
JP2021059837A (ja) | 梁根太接合構造及び根太 | |
JPH05148907A (ja) | 住戸ユニツトからなる建築物 | |
JP3769333B2 (ja) | 床パネルと床梁との接合構造及び建物ユニット | |
JP2005155027A (ja) | 床支持部材及びこれを用いた床支持構造 | |
JP2512070B2 (ja) | 住宅用直方体ユニット | |
JP2005155026A (ja) | 床支持部材及びこれを用いた床支持構造 | |
JP2895326B2 (ja) | 床構造 | |
JPH08105191A (ja) | 床構造 | |
JP3289659B2 (ja) | 根太のはね出し構造及びその施工方法 | |
JPH08312025A (ja) | 壁パネルの固定構造 | |
JP2002013211A (ja) | 固定金具 | |
JP2006104774A (ja) | 建築部材の接合構造 | |
JPH0978748A (ja) | 建物ユニットにおける天井パネルの天井小梁取付構造 | |
JP2002167891A (ja) | コーナ部連結金物および上下階接続構造 | |
JP2004150083A (ja) | バルコニー床パネルの固定構造およびユニット建物 | |
JPH061501U (ja) | バルコニー腰壁構造 | |
JPS5837462B2 (ja) | 建物 | |
JPH10140731A (ja) | 天井野縁構造 | |
JPH08151689A (ja) | 建物ユニット | |
JP2001090238A (ja) | 床構造体 | |
JPH08199726A (ja) | 木造建築物の天井パネルの取り付け構造 | |
JP2001090185A (ja) | 木造建物の接合部を補強する金物 | |
JPH1162081A (ja) | 床構造と建物ユニット |