JPH09214889A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH09214889A JPH09214889A JP8018757A JP1875796A JPH09214889A JP H09214889 A JPH09214889 A JP H09214889A JP 8018757 A JP8018757 A JP 8018757A JP 1875796 A JP1875796 A JP 1875796A JP H09214889 A JPH09214889 A JP H09214889A
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- JP
- Japan
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- data
- special reproduction
- recording
- reproduction
- clock
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- Pending
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体から迅速にデータを再生可能な装置
を提供する。 【解決手段】 記録装置は、それぞれ符号化された画像
データ及び復号用の制御データとクロックデータとを含
む通常再生用データと特殊再生用データとを時系列的に
独立して記録媒体上に記録する装置であって、入力符号
化データを用いて、前記特殊再生用データに対する前記
制御データとクロックデータとを発生する発生手段と、
前記発生手段からの制御データとクロックデータ及び画
像データを多重して前記特殊再生用データを発生する多
重手段と、前記通常再生用データと、前記多重手段から
の特殊再生用データとを前記記録媒体上に記録する記録
手段と、前記特殊再生用データの記録開始に応じて、前
記制御データのあとに前記クロックデータを多重するべ
く前記多重手段を制御する制御手段とを備えて構成され
ている。
を提供する。 【解決手段】 記録装置は、それぞれ符号化された画像
データ及び復号用の制御データとクロックデータとを含
む通常再生用データと特殊再生用データとを時系列的に
独立して記録媒体上に記録する装置であって、入力符号
化データを用いて、前記特殊再生用データに対する前記
制御データとクロックデータとを発生する発生手段と、
前記発生手段からの制御データとクロックデータ及び画
像データを多重して前記特殊再生用データを発生する多
重手段と、前記通常再生用データと、前記多重手段から
の特殊再生用データとを前記記録媒体上に記録する記録
手段と、前記特殊再生用データの記録開始に応じて、前
記制御データのあとに前記クロックデータを多重するべ
く前記多重手段を制御する制御手段とを備えて構成され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置に関し、
特には、符号化されたデータを記録する装置に関するも
のである。
特には、符号化されたデータを記録する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、データのデジタル処理が盛んに検
討されている。特に、画像データを圧縮するための高能
率符号化については、標準化に向けて各種方式が提案・
審議されており、その中でも、汎用符号化方式としてM
PEG(Moving Picture Coding Expert Group)2方式
がアメリカのの次世代テレビ放送方式であるATV(Ad
vanced Television)として採用されるなど、注目を集
めている。
討されている。特に、画像データを圧縮するための高能
率符号化については、標準化に向けて各種方式が提案・
審議されており、その中でも、汎用符号化方式としてM
PEG(Moving Picture Coding Expert Group)2方式
がアメリカのの次世代テレビ放送方式であるATV(Ad
vanced Television)として採用されるなど、注目を集
めている。
【0003】MPEG2方式は、画面間の相関を利用し
て情報量を圧縮し、データを符号化する動き補償型の予
測符号化方式である。図8中、矢印によって符号化にお
ける予測の方向を示している。また。図9はMPEG2
方式における符号化処理、メディア上のデータの配列及
び復号化処理における画像データの順序を示す図であ
る。
て情報量を圧縮し、データを符号化する動き補償型の予
測符号化方式である。図8中、矢印によって符号化にお
ける予測の方向を示している。また。図9はMPEG2
方式における符号化処理、メディア上のデータの配列及
び復号化処理における画像データの順序を示す図であ
る。
【0004】MPEG2では、所定枚数のフレームでG
OP(Group Of Pictures )を構成している。そして、
各GOPにフレーム内符号化画像が少なくとも1フレー
ム含まれている。
OP(Group Of Pictures )を構成している。そして、
各GOPにフレーム内符号化画像が少なくとも1フレー
ム含まれている。
【0005】フレーム内符号化画像(以下I画像)は、
DCT・量子化によって1フレーム内の画像データだけ
を用いて符号化された画像である。このI画像から所定
のNフレーム毎の各フレームの画像データは、フレーム
間予測符号化によって符号化される(以下P画像)。更
に、I画像とP画像及びP画像間の各フレームの画像デ
ータは、前方及び後方のフレームの画像データを用いた
双方向予測符号化によって符号化される(以下B画
像)。
DCT・量子化によって1フレーム内の画像データだけ
を用いて符号化された画像である。このI画像から所定
のNフレーム毎の各フレームの画像データは、フレーム
間予測符号化によって符号化される(以下P画像)。更
に、I画像とP画像及びP画像間の各フレームの画像デ
ータは、前方及び後方のフレームの画像データを用いた
双方向予測符号化によって符号化される(以下B画
像)。
【0006】図8,9に示したように、まず、I画像が
形成される。I画像は前述のように1フレーム内の画像
データのみにより符号化され、他のフレームのデータを
用いた予測動作は行わない。次に、P画像が形成され、
I画像またはP画像のあとにB画像が形成される。そし
て、I,P,B画像の順に伝送される。
形成される。I画像は前述のように1フレーム内の画像
データのみにより符号化され、他のフレームのデータを
用いた予測動作は行わない。次に、P画像が形成され、
I画像またはP画像のあとにB画像が形成される。そし
て、I,P,B画像の順に伝送される。
【0007】MPEG2において、符号化された画像デ
ータ・音声データまたはその他のデータ列をエレメンタ
リーストリームと称する。また、エレメンタリーストリ
ームを伝送するための構造として、PES(Packetized
Elementary Stream)パケットが定義されている。これ
はPESヘッダのあとにPESペイロード(データ部)
が続く構造を持つ。MPEG2において、共通の時間軸
を持ったエレメンタリーストリームの集合はプログラム
と呼ばれる。
ータ・音声データまたはその他のデータ列をエレメンタ
リーストリームと称する。また、エレメンタリーストリ
ームを伝送するための構造として、PES(Packetized
Elementary Stream)パケットが定義されている。これ
はPESヘッダのあとにPESペイロード(データ部)
が続く構造を持つ。MPEG2において、共通の時間軸
を持ったエレメンタリーストリームの集合はプログラム
と呼ばれる。
【0008】MPEG2の多重化方式には、2つの形式
が定義されている。1つはトランスポートストリーム、
もう1つはプログラムストリームである。
が定義されている。1つはトランスポートストリーム、
もう1つはプログラムストリームである。
【0009】トランスポートストリームとプログラムス
トリームの両方の定義には、画像と音声の復号化及び再
生時の同期に関する必要十分なシンタックスが含まれて
いる。また、プログラムストリームは共通の時間軸を有
する1以上のPESパケットを結合して単一のデータ列
としたものであり、また、トランスポートストリームは
1以上の時間軸を有する1以上のプログラムを結合して
単一のデータ列としたものである。前述のATV方式で
は、トランスポートストリームが用いられる。
トリームの両方の定義には、画像と音声の復号化及び再
生時の同期に関する必要十分なシンタックスが含まれて
いる。また、プログラムストリームは共通の時間軸を有
する1以上のPESパケットを結合して単一のデータ列
としたものであり、また、トランスポートストリームは
1以上の時間軸を有する1以上のプログラムを結合して
単一のデータ列としたものである。前述のATV方式で
は、トランスポートストリームが用いられる。
【0010】トランスポートストリームでは、トランス
ポートパケットという188バイトの固定長の伝送単位
に画像・音声等のデータを分割して伝送する。
ポートパケットという188バイトの固定長の伝送単位
に画像・音声等のデータを分割して伝送する。
【0011】このようなトランスポートストリームのな
かには、同期をとるために用いられるPCR(Program
Clock Reference )やPSI(Program Specific Infor
mation)と呼ばれる各種識別子等の情報が適宜組み込ま
れ、復号化時にはこれらのデータを検出することにより
符号化データを正確に復号化することができる。
かには、同期をとるために用いられるPCR(Program
Clock Reference )やPSI(Program Specific Infor
mation)と呼ばれる各種識別子等の情報が適宜組み込ま
れ、復号化時にはこれらのデータを検出することにより
符号化データを正確に復号化することができる。
【0012】前記PSIには、PAT(Program Associ
ation Table ),PMT(Program Map Table)と呼ばれ
るPID(Packet ID )等を識別するための情報が含ま
れており、この情報を用いて目的のプログラム、データ
が入っているパケットを検出し、復号化する。
ation Table ),PMT(Program Map Table)と呼ばれ
るPID(Packet ID )等を識別するための情報が含ま
れており、この情報を用いて目的のプログラム、データ
が入っているパケットを検出し、復号化する。
【0013】前述のように、I画像は1フレーム内の画
像データのみによって符号化されているので、その符号
化データ単独で復号可能である。一方、P画像及びB画
像は、他のフレームの画像データを用いて符号化されて
いるので、その符号化データ単独では復号することがで
きない。
像データのみによって符号化されているので、その符号
化データ単独で復号可能である。一方、P画像及びB画
像は、他のフレームの画像データを用いて符号化されて
いるので、その符号化データ単独では復号することがで
きない。
【0014】また、I,P,Bの各画像データのデータ
長は可変である。従って、MPEG2で符号化された画
像データを磁気テープ等の記録メディアに記録すること
を考えた場合、I画像がメディア上のどの位置に記録さ
れるのかを特定することができない。
長は可変である。従って、MPEG2で符号化された画
像データを磁気テープ等の記録メディアに記録すること
を考えた場合、I画像がメディア上のどの位置に記録さ
れるのかを特定することができない。
【0015】例えば、MPEG2により符号化されたデ
ータをデジタルVTRの如き装置により磁気テープに対
して記録・再生する場合、記録時と同じ速度で再生する
場合には、記録された順、すなわち符号化された順に再
生されるのでもとの画像データを正確に再生可能であ
る。
ータをデジタルVTRの如き装置により磁気テープに対
して記録・再生する場合、記録時と同じ速度で再生する
場合には、記録された順、すなわち符号化された順に再
生されるのでもとの画像データを正確に再生可能であ
る。
【0016】しかし、高速サーチ等の特殊再生時には、
ヘッドがテープを横切ってトレースするため、各符号化
画像I,P,Bが符号化された順に再生されない。ま
た、各ヘッドは各トラックの一部しかトレースぜず、I
画像の記録位置が前述のようにテープ上で特定されてい
ないので、I画像が確実に再生されるとは限らない。従
って、特殊再生時においては正確に画像データを再生す
ることができない。
ヘッドがテープを横切ってトレースするため、各符号化
画像I,P,Bが符号化された順に再生されない。ま
た、各ヘッドは各トラックの一部しかトレースぜず、I
画像の記録位置が前述のようにテープ上で特定されてい
ないので、I画像が確実に再生されるとは限らない。従
って、特殊再生時においては正確に画像データを再生す
ることができない。
【0017】従って、このようなMPEG2により符号
化されたデータを記録する場合に、特殊再生を可能とす
るため、I画像をテープ上の特定の位置に記録すること
が考えられる。これを図10,11を用いて説明する。
化されたデータを記録する場合に、特殊再生を可能とす
るため、I画像をテープ上の特定の位置に記録すること
が考えられる。これを図10,11を用いて説明する。
【0018】図10において、入力端子401に入力さ
れたATVのトランスポートストリームはパケット検出
回路403で目的とするトランスポートパケットをとり
出し、通常再生用データとしてメモリ405に出力し、
また、トリックプレイデータ形成回路407に出力す
る。
れたATVのトランスポートストリームはパケット検出
回路403で目的とするトランスポートパケットをとり
出し、通常再生用データとしてメモリ405に出力し、
また、トリックプレイデータ形成回路407に出力す
る。
【0019】トリックプレイデータ形成回路407は、
入力されたトランスポートストリームから特殊再生用に
記録するPESヘッダ・シーケンスヘッダ・ピクチャヘ
ッダ・イントラスライスの各ストリームをとり出し、変
更、または新たに発生したPSIを付加する。そして、
前記各レイヤーのヘッダとI画像データとを特殊再生用
に多重化してマルチプレクサ409に出力する。マルチ
プレクサ409はこれらの通常再生用データと特殊再生
用データとを時分割多重して、磁気ヘッド411に出力
する。磁気ヘッド411はテープ413上に多数のヘリ
カルトラックを形成してマルチプレクサ409からのデ
ータを記録する。
入力されたトランスポートストリームから特殊再生用に
記録するPESヘッダ・シーケンスヘッダ・ピクチャヘ
ッダ・イントラスライスの各ストリームをとり出し、変
更、または新たに発生したPSIを付加する。そして、
前記各レイヤーのヘッダとI画像データとを特殊再生用
に多重化してマルチプレクサ409に出力する。マルチ
プレクサ409はこれらの通常再生用データと特殊再生
用データとを時分割多重して、磁気ヘッド411に出力
する。磁気ヘッド411はテープ413上に多数のヘリ
カルトラックを形成してマルチプレクサ409からのデ
ータを記録する。
【0020】ここで、マルチプレクサ409は、通常再
生用データと特殊再生用データとを切り換えて、トラッ
ク上の定まった場所に特殊再生用データを記録する。こ
の様子を図11を用いて説明する。
生用データと特殊再生用データとを切り換えて、トラッ
ク上の定まった場所に特殊再生用データを記録する。こ
の様子を図11を用いて説明する。
【0021】図11(a)の501に示したように、テ
ープ上にアジマス角の異なる2種類のトラックを形成す
る。
ープ上にアジマス角の異なる2種類のトラックを形成す
る。
【0022】そして、通常再生時の5倍の速度でテープ
を搬送したときのヘッドのトレース奇跡を503で示
す。この5倍速再生時の再生エンベロープを図11
(b)に示す。ここで、トレース奇跡503の斜線で示
した部分に5倍速再生用の特殊再生用データを記録する
ことにより、5倍速再生時における再生画像を安定させ
ることができる。
を搬送したときのヘッドのトレース奇跡を503で示
す。この5倍速再生時の再生エンベロープを図11
(b)に示す。ここで、トレース奇跡503の斜線で示
した部分に5倍速再生用の特殊再生用データを記録する
ことにより、5倍速再生時における再生画像を安定させ
ることができる。
【0023】同様に、他の再生速度用の画像データをそ
れぞれの再生速度で確実に再生可能な位置に記録するこ
とにより、他の再生速度においても安定した再生画像を
得ることができる。
れぞれの再生速度で確実に再生可能な位置に記録するこ
とにより、他の再生速度においても安定した再生画像を
得ることができる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】前述のATVで用いら
れるトランスポートストリームにおいては、PATのP
IDは0x000と固定の値であり、このPATを検出
することでPMTを抜き出すことができ、更に、PMT
を調べることにより目的の画像や音声データが入ってい
るパケットを検出することができる。
れるトランスポートストリームにおいては、PATのP
IDは0x000と固定の値であり、このPATを検出
することでPMTを抜き出すことができ、更に、PMT
を調べることにより目的の画像や音声データが入ってい
るパケットを検出することができる。
【0025】ここで、前述のように、特殊再生用のデー
タストリームを通常再生用のデータとは別エリアに記録
する場合を考えると、入力されたトランスポートストリ
ームから特殊再生用のI画像を抽出し、特殊再生用のデ
ータストリームをATVデコーダで復号可能な形式に変
換する必要がある。
タストリームを通常再生用のデータとは別エリアに記録
する場合を考えると、入力されたトランスポートストリ
ームから特殊再生用のI画像を抽出し、特殊再生用のデ
ータストリームをATVデコーダで復号可能な形式に変
換する必要がある。
【0026】通常再生用データには、図10の端子40
1にATVデータが入力された段階でPATやPMT、
PCRが適宜組み込まれているが、特殊再生用データに
ついてもこれらのでコードに必要な情報を付加する必要
がある。
1にATVデータが入力された段階でPATやPMT、
PCRが適宜組み込まれているが、特殊再生用データに
ついてもこれらのでコードに必要な情報を付加する必要
がある。
【0027】そして、これらPAT,PMT及びPCR
等の情報を多重するタイミングを考慮しない場合、図1
0の装置により磁気テープ上に記録されたデータに続い
て記録を行う、いわゆるつなぎ撮りを行う際に、特殊再
生用データのPCRがPAT,PMTなどのPSIパケ
ットの前に記録されてしまうことがある。
等の情報を多重するタイミングを考慮しない場合、図1
0の装置により磁気テープ上に記録されたデータに続い
て記録を行う、いわゆるつなぎ撮りを行う際に、特殊再
生用データのPCRがPAT,PMTなどのPSIパケ
ットの前に記録されてしまうことがある。
【0028】すなわち、PCRの抽出に必要なPSIが
得られないため、このように記録された場合、次のPC
Rが得られるまでクロック情報が入手できず、再生画像
を得るのが遅くなってしまうという問題がある。
得られないため、このように記録された場合、次のPC
Rが得られるまでクロック情報が入手できず、再生画像
を得るのが遅くなってしまうという問題がある。
【0029】本発明は前述の如き問題を解決することを
目的とする。
目的とする。
【0030】本願の他の目的は、記録媒体から迅速にデ
ータを再生可能な装置を提供する処にある。
ータを再生可能な装置を提供する処にある。
【0031】
【課題を解決するための手段】従来抱えている課題を解
決し、前記目的を達成するため、本発明は、それぞれ符
号化された画像データ及び復号用の制御データとクロッ
クデータを含む通常再生用データと特殊再生用データを
時系列的に独立して記録媒体上に記録する装置であっ
て、入力符号化データを用いて、前記特殊再生用データ
に対する前記制御データとクロックデータとを発生する
発生手段と、前記発生手段からの制御データとクロック
データ及び画像データを多重して前記特殊再生用データ
を発生する多重手段と、前記通常再生用データと、前記
多重手段からの特殊再生用データとを前記記録媒体上に
記録する記録手段と、前記特殊再生用データの記録開始
に応じて、前記制御データのあとに前記クロックデータ
を多重するべく前記多重手段を制御する制御手段とを備
えて構成されている。
決し、前記目的を達成するため、本発明は、それぞれ符
号化された画像データ及び復号用の制御データとクロッ
クデータを含む通常再生用データと特殊再生用データを
時系列的に独立して記録媒体上に記録する装置であっ
て、入力符号化データを用いて、前記特殊再生用データ
に対する前記制御データとクロックデータとを発生する
発生手段と、前記発生手段からの制御データとクロック
データ及び画像データを多重して前記特殊再生用データ
を発生する多重手段と、前記通常再生用データと、前記
多重手段からの特殊再生用データとを前記記録媒体上に
記録する記録手段と、前記特殊再生用データの記録開始
に応じて、前記制御データのあとに前記クロックデータ
を多重するべく前記多重手段を制御する制御手段とを備
えて構成されている。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
て図面を用いて詳細に説明する。
【0033】本実施形態は、本発明をMPEG2トラン
スポートストリーム(以下TS)またはATVビットス
トリームを記録・再生する装置に対して適用したもので
ある。
スポートストリーム(以下TS)またはATVビットス
トリームを記録・再生する装置に対して適用したもので
ある。
【0034】図1において、入力端子101に入力され
たTSは、トランスポートパケットシンク検出回路10
4、パケットバッファ105に入力される。トランスポ
ートパケットシンク検出回路104はトランスポートヘ
ッダ中のsync_byte等を検出し、パケットバッ
ファ105および図1の各回路の動作タイミングをコン
トロールする。
たTSは、トランスポートパケットシンク検出回路10
4、パケットバッファ105に入力される。トランスポ
ートパケットシンク検出回路104はトランスポートヘ
ッダ中のsync_byte等を検出し、パケットバッ
ファ105および図1の各回路の動作タイミングをコン
トロールする。
【0035】パケットバッファ105から出力されたト
ランスポートストリームはスイッチ106、PCR検出
回路108、通常再生用バッファ109にそれぞれ入力
される。
ランスポートストリームはスイッチ106、PCR検出
回路108、通常再生用バッファ109にそれぞれ入力
される。
【0036】図2は、図1の装置により所望のプログラ
ムを選択する動作を示す図である。
ムを選択する動作を示す図である。
【0037】まず、PID検出回路107でPATが含
まれるトランスポートパケット、即ちトランスポートヘ
ッダのPIDが0x0000であるトランスポートパケ
ットを検出し、このトランスポートが検出されたらスイ
ッチ106をa端に接続させる。
まれるトランスポートパケット、即ちトランスポートヘ
ッダのPIDが0x0000であるトランスポートパケ
ットを検出し、このトランスポートが検出されたらスイ
ッチ106をa端に接続させる。
【0038】スイッチ106の入力信号がa端から出力
され、PATバッファ110に入力される。
され、PATバッファ110に入力される。
【0039】そして、PIDが0x0000であるトラ
ンスポートパケットをPATバッファ110にダウンロ
ードする。PATバッファ110にダウンロードしたP
ATはPATセレクタ111とPATコンバート141
に入力される。PATセレクタ111は記録するプログ
ラムNoと一致するprogram_map_PIDを
検出する。program_map_PIDとは、これ
からデコード・記録しようとしているプログラムを包含
しているトランスポートパケットのPID(eleme
ntary_PID)が記述されているトランスポート
パケットのPIDのことである。
ンスポートパケットをPATバッファ110にダウンロ
ードする。PATバッファ110にダウンロードしたP
ATはPATセレクタ111とPATコンバート141
に入力される。PATセレクタ111は記録するプログ
ラムNoと一致するprogram_map_PIDを
検出する。program_map_PIDとは、これ
からデコード・記録しようとしているプログラムを包含
しているトランスポートパケットのPID(eleme
ntary_PID)が記述されているトランスポート
パケットのPIDのことである。
【0040】PATセレクタ111は検出したprog
ram_map_PIDをPID検出回路107に入力
する。
ram_map_PIDをPID検出回路107に入力
する。
【0041】そしてPID検出回路107は、TS中か
らPATセレクタ111から受け取ったprogram
_map_PIDと一致するPIDを持つトランスポー
トパケットを検出すると共に、前述の如くPATが含ま
れるトランスポートパケットも同時に検出する。
らPATセレクタ111から受け取ったprogram
_map_PIDと一致するPIDを持つトランスポー
トパケットを検出すると共に、前述の如くPATが含ま
れるトランスポートパケットも同時に検出する。
【0042】PID検出回路107は、program
_map_PIDと一致するPIDを持つトランスポー
トパケットを検出すると、スイッチ106をb端に接続
させる。スイッチ106b端から出力されたトランスポ
ートパケットがPMTバッファ112に入力され、前記
program_map_PIDと一致するPIDを持
つトランスポートパケットをPMTバッファ112にダ
ウンロードする。PMTバッファ112はダウンロード
したPMTをPMTセレクタ113とPMTコンバータ
143に入力する。PMTセレクタ113はこのPMT
から所望のプログラムがあるトランスポートパケットの
PIDであるelementary_PIDを検出・選
択する。
_map_PIDと一致するPIDを持つトランスポー
トパケットを検出すると、スイッチ106をb端に接続
させる。スイッチ106b端から出力されたトランスポ
ートパケットがPMTバッファ112に入力され、前記
program_map_PIDと一致するPIDを持
つトランスポートパケットをPMTバッファ112にダ
ウンロードする。PMTバッファ112はダウンロード
したPMTをPMTセレクタ113とPMTコンバータ
143に入力する。PMTセレクタ113はこのPMT
から所望のプログラムがあるトランスポートパケットの
PIDであるelementary_PIDを検出・選
択する。
【0043】ここで、本形態においてPMTセレクタ1
13により検出するelementary_PIDは、
記録するプログラムのビデオ部分がパケット化されたト
ランスポートパケットのPIDとする。
13により検出するelementary_PIDは、
記録するプログラムのビデオ部分がパケット化されたト
ランスポートパケットのPIDとする。
【0044】PMTセレクタ113は選択したelem
entary_PIDをPID検出回路107に入力す
る。
entary_PIDをPID検出回路107に入力す
る。
【0045】また、前述の様にPATが含まれるトラン
スポートパケットを検出した場合には、スイッチ106
をa端に接続し、前述と同様の動作を行う。
スポートパケットを検出した場合には、スイッチ106
をa端に接続し、前述と同様の動作を行う。
【0046】PID検出回路107は、PMTセレクタ
113によりelementary_PIDが検出され
ると、TS中からそれと一致するPIDを持つトランス
ポートパケットを検出する。更に、これと同時に、PA
Tセレクタにより得られたprogram_map_P
IDと一致するPIDを持つトランスポートパケット、
または、PATが含まれるトランスポートパケットを検
出する。PID検出回路107は、elementar
y_PIDと一致するPIDを持つトランスポートパケ
ットを検出した場合、スイッチ106をc端に接続させ
る。
113によりelementary_PIDが検出され
ると、TS中からそれと一致するPIDを持つトランス
ポートパケットを検出する。更に、これと同時に、PA
Tセレクタにより得られたprogram_map_P
IDと一致するPIDを持つトランスポートパケット、
または、PATが含まれるトランスポートパケットを検
出する。PID検出回路107は、elementar
y_PIDと一致するPIDを持つトランスポートパケ
ットを検出した場合、スイッチ106をc端に接続させ
る。
【0047】このときスイッチ106の入力信号がc端
に出力され、elementary_PIDと一致する
PIDを持つトランスポートパケットが、PESヘッダ
検出回路115、PESヘッダバッファ116に入力さ
れる。
に出力され、elementary_PIDと一致する
PIDを持つトランスポートパケットが、PESヘッダ
検出回路115、PESヘッダバッファ116に入力さ
れる。
【0048】また、program_map_PIDと
一致するPIDを持つトランスポートパケットを検出し
た場合には、スイッチ106をb端に接続し、またPA
Tが含まれるトランスポートパケットを検出した場合に
は、第1のスイッチ106をa端に接続し、前述と同様
の動作を行う。
一致するPIDを持つトランスポートパケットを検出し
た場合には、スイッチ106をb端に接続し、またPA
Tが含まれるトランスポートパケットを検出した場合に
は、第1のスイッチ106をa端に接続し、前述と同様
の動作を行う。
【0049】PCR検出回路108では、TS中からP
CRを検出して、TSの同期をとり、検出したPCRを
PCRコンバータ145に入力する。PCRは、27M
Hzを単位とする48ビットの信号で、デコーダのタイ
ミングが得られるタイムスタンプである。
CRを検出して、TSの同期をとり、検出したPCRを
PCRコンバータ145に入力する。PCRは、27M
Hzを単位とする48ビットの信号で、デコーダのタイ
ミングが得られるタイムスタンプである。
【0050】TSとPESの関係を図3に示す。図3は
TSから所望のプログラムをPESパケット化したもの
である。本形態で、図1のPESヘッダ検出回路11
5、PESヘッダバッファ116に入力されるストリー
ムは、記録するプログラムのビデオのPESである。P
ESヘッダ検出回路115では、PESのヘッダを検出
し、PESヘッダバッファ116に、特殊再生用に記録
するビデオパケットのPESのヘッダ情報をバッファリ
ングする。
TSから所望のプログラムをPESパケット化したもの
である。本形態で、図1のPESヘッダ検出回路11
5、PESヘッダバッファ116に入力されるストリー
ムは、記録するプログラムのビデオのPESである。P
ESヘッダ検出回路115では、PESのヘッダを検出
し、PESヘッダバッファ116に、特殊再生用に記録
するビデオパケットのPESのヘッダ情報をバッファリ
ングする。
【0051】PESヘッダ検出回路115から出力され
たストリームは、シーケンスヘッダエクステンション検
出回路117とシーケンスヘッダエクステンションバッ
ファ118に入力される。シーケンスヘッダエクステン
ション検出回路117はシーケンスヘッダとシーケンス
エクステンション部を検出し、シーケンスヘッダエクス
テンションバッファ118に、特殊再生用に記録するビ
デオデータのシーケンスヘッダとシーケンスエクステン
ションをバッファリングする。シーケンスヘッダにはそ
の画像において有効なパラメータ(画像サイズ、ビット
レート等)が記述されている。シーケンスエクステンシ
ョンにはシーケンスヘッダの拡張部分が記述されてい
る。
たストリームは、シーケンスヘッダエクステンション検
出回路117とシーケンスヘッダエクステンションバッ
ファ118に入力される。シーケンスヘッダエクステン
ション検出回路117はシーケンスヘッダとシーケンス
エクステンション部を検出し、シーケンスヘッダエクス
テンションバッファ118に、特殊再生用に記録するビ
デオデータのシーケンスヘッダとシーケンスエクステン
ションをバッファリングする。シーケンスヘッダにはそ
の画像において有効なパラメータ(画像サイズ、ビット
レート等)が記述されている。シーケンスエクステンシ
ョンにはシーケンスヘッダの拡張部分が記述されてい
る。
【0052】シーケンスヘッダエクステンション検出回
路117から出力されたストリームは、ピクチャーヘッ
ダコーディングエクステンション検出回路119とピク
チャーヘッダコーディングエクステンションバッファ1
20に入力される。
路117から出力されたストリームは、ピクチャーヘッ
ダコーディングエクステンション検出回路119とピク
チャーヘッダコーディングエクステンションバッファ1
20に入力される。
【0053】ピクチャーヘッダコーディングエクステン
ション検出回路119はピクチャーヘッダとピクチャー
コーディングエクステンションのストリームを検出し、
ピクチャーヘッダコーディングエクステンションバッフ
ァ120に特殊再生用に記録するビデオデータのピクチ
ャーヘッダとピクチャーコーディングエクステンション
をバッファリングする。ピクチャーヘッダには符号化さ
れた画像の情報、符号化タイプ(I,P,B)等が記述
されている。ピクチャーコーディングエクステンション
にはその符号化データを復号するのに必要な情報、ピク
チャーストラクチャー等が記述されている。また、ピク
チャーヘッダコーディングエクステンション検出119
に入力されているストリームのピクチャータイプがフレ
ーム内符号化画像であれば、スイッチ122が接続され
るように制御する。
ション検出回路119はピクチャーヘッダとピクチャー
コーディングエクステンションのストリームを検出し、
ピクチャーヘッダコーディングエクステンションバッフ
ァ120に特殊再生用に記録するビデオデータのピクチ
ャーヘッダとピクチャーコーディングエクステンション
をバッファリングする。ピクチャーヘッダには符号化さ
れた画像の情報、符号化タイプ(I,P,B)等が記述
されている。ピクチャーコーディングエクステンション
にはその符号化データを復号するのに必要な情報、ピク
チャーストラクチャー等が記述されている。また、ピク
チャーヘッダコーディングエクステンション検出119
に入力されているストリームのピクチャータイプがフレ
ーム内符号化画像であれば、スイッチ122が接続され
るように制御する。
【0054】ピクチャーヘッダコーディングエクステン
ション検出回路119から出力されたストリームは、ス
ライス検出回路121に入力される。
ション検出回路119から出力されたストリームは、ス
ライス検出回路121に入力される。
【0055】スライス検出回路121はスライスのヘッ
ダを検出し、スイッチ122に入力する。また、スライ
ス検出回路121は、イントラ(フレーム内)スライス
のストリームが入力されているときにスイッチ122を
接続するように制御する。
ダを検出し、スイッチ122に入力する。また、スライ
ス検出回路121は、イントラ(フレーム内)スライス
のストリームが入力されているときにスイッチ122を
接続するように制御する。
【0056】スイッチ122は、フレーム内符号化画像
またはイントラスライスのストリームが到来している時
にスイッチ122の入力と出力を接続する。
またはイントラスライスのストリームが到来している時
にスイッチ122の入力と出力を接続する。
【0057】スライスは複数(最低1ケ)のマクロブロ
ックからなり、イントラスライスはイントラマクロブロ
ックのみで構成されたスライスである。
ックからなり、イントラスライスはイントラマクロブロ
ックのみで構成されたスライスである。
【0058】スイッチ122の出力がIピクチャーバッ
ファ123に入力される。Iピクチャーバッファ123
はフレーム内符号化データのみをバッファリングし、マ
ルチプレクサ147、149へこのフレーム内符号化デ
ータを入力する。
ファ123に入力される。Iピクチャーバッファ123
はフレーム内符号化データのみをバッファリングし、マ
ルチプレクサ147、149へこのフレーム内符号化デ
ータを入力する。
【0059】PATコンバータ141とPMTコンバー
タ143は、各種の特殊再生用のデータと通常再生用デ
ータを区別して再生できるように、入力されてきたPS
Iを別のPSIに変更または新たに発生する。この動作
を図4を用いて説明する。
タ143は、各種の特殊再生用のデータと通常再生用デ
ータを区別して再生できるように、入力されてきたPS
Iを別のPSIに変更または新たに発生する。この動作
を図4を用いて説明する。
【0060】図2(a)には本形態において、入力され
ているPSIから記録するプログラムを抽出する例を示
す。
ているPSIから記録するプログラムを抽出する例を示
す。
【0061】ここで、記録したいプログラムNoがプロ
グラム0x0180とする。
グラム0x0180とする。
【0062】PATからプログラム0x0180のある
PMTのPIDである0x0180を検出し、PMTが
あるPID=0x0180のパケットからビデオとオー
ディオのエレメンタリーストリームがあるPID=0x
0181と0x0182を検出し、各々記録するビデオ
とオーディオのパケットのPIDを得る。
PMTのPIDである0x0180を検出し、PMTが
あるPID=0x0180のパケットからビデオとオー
ディオのエレメンタリーストリームがあるPID=0x
0181と0x0182を検出し、各々記録するビデオ
とオーディオのパケットのPIDを得る。
【0063】PATコンバータ141とPMTコンバー
タ143の動作を図4(b)を用いて説明する。
タ143の動作を図4(b)を用いて説明する。
【0064】本形態では、特殊再生の速度を2種類有す
る場合について説明する。特殊再生速度1用、特殊再生
速度2用(図4中では、特殊再生1用、特殊再生2用と
示す。また特殊再生1用、特殊再生2用の速度は通常再
生以外の速度である。)に新たにPAT、PMTをそれ
ぞれPATコンバータ141とPMTコンバータ143
で設定する。
る場合について説明する。特殊再生速度1用、特殊再生
速度2用(図4中では、特殊再生1用、特殊再生2用と
示す。また特殊再生1用、特殊再生2用の速度は通常再
生以外の速度である。)に新たにPAT、PMTをそれ
ぞれPATコンバータ141とPMTコンバータ143
で設定する。
【0065】まず、PATとして特殊再生1用にプログ
ラム0x0184、PID=0x0184を、特殊再生
2用にプログラム0x0188、PID=0x0188
を設定する。次に、それぞれのPMTを設定する。特殊
再生1用のPMTで特殊再生1用のビデオのエレメンタ
リィストリームのPID=0x0185を設定する。同
じように、特殊再生2用としてビデオのエレメンタリィ
ストリームのPID=0x0189を設定する。さら
に、特殊再生1、2用のデータのトランスポートパケッ
トのPIDとして、PID=0x0185,PID=0
x0189を設定する。
ラム0x0184、PID=0x0184を、特殊再生
2用にプログラム0x0188、PID=0x0188
を設定する。次に、それぞれのPMTを設定する。特殊
再生1用のPMTで特殊再生1用のビデオのエレメンタ
リィストリームのPID=0x0185を設定する。同
じように、特殊再生2用としてビデオのエレメンタリィ
ストリームのPID=0x0189を設定する。さら
に、特殊再生1、2用のデータのトランスポートパケッ
トのPIDとして、PID=0x0185,PID=0
x0189を設定する。
【0066】新たに設定する特殊再生用PIDは、PA
TのPIDである0x0000、コンディショナルアク
セステーブルのPIDである0x0001、通常記録再
生用のPMTおよび通常記録再生用の各エレメンタリィ
ストリーム用のPIDと重複しないように設定する。さ
らに、PATのプログラムNoとして、通常記録再生用
のプログラムNoと0x0000のプログラムNo(プ
ログラムNoが0x0000のときは、このプログラム
のPIDが、network_PIDを示す)に設定し
ないように動作する。
TのPIDである0x0000、コンディショナルアク
セステーブルのPIDである0x0001、通常記録再
生用のPMTおよび通常記録再生用の各エレメンタリィ
ストリーム用のPIDと重複しないように設定する。さ
らに、PATのプログラムNoとして、通常記録再生用
のプログラムNoと0x0000のプログラムNo(プ
ログラムNoが0x0000のときは、このプログラム
のPIDが、network_PIDを示す)に設定し
ないように動作する。
【0067】PCRコンバータ145は入力されてきた
PCRを特殊再生用に変更、または、新たにPCRを発
生し、前記PAT,PMTとともにマルチプレクサ13
0,134に入力する。
PCRを特殊再生用に変更、または、新たにPCRを発
生し、前記PAT,PMTとともにマルチプレクサ13
0,134に入力する。
【0068】PCRコンバータ145でのPCRの変更
方法の例を次に示す。
方法の例を次に示す。
【0069】図5にPCRの変更方法を説明するための
図を示す。PCRは前述の様にデコーダのタイミングが
得られるタイムスタンプである。
図を示す。PCRは前述の様にデコーダのタイミングが
得られるタイムスタンプである。
【0070】PCRがPCR検出回路108で検出され
ると、PCRコンバータは図5の(1)式のようにtr
ansport_rate(i)を求め、特殊再生用の
PCRとして一定の周期ごとに新たにPCRを発生して
データを記録するようにする。このとき、新たに発生す
るPCRをPCR(i″)とすると、(2)式を用いて
FPCR(i″)を求めることができる。PCRコンバ
ータ145では、求められたPCR(i″)を発生す
る。PCR(i″)を発生してから、特殊再生用のPC
Rとして一定の周期ごとに同様のことを行う。
ると、PCRコンバータは図5の(1)式のようにtr
ansport_rate(i)を求め、特殊再生用の
PCRとして一定の周期ごとに新たにPCRを発生して
データを記録するようにする。このとき、新たに発生す
るPCRをPCR(i″)とすると、(2)式を用いて
FPCR(i″)を求めることができる。PCRコンバ
ータ145では、求められたPCR(i″)を発生す
る。PCR(i″)を発生してから、特殊再生用のPC
Rとして一定の周期ごとに同様のことを行う。
【0071】このときは前のPCR(i″)をPCR
(i′)として、新しいPCR(i″)を求める。
(i′)として、新しいPCR(i″)を求める。
【0072】マルチプレクサ130では、PSIと各レ
イヤーのヘッダ情報とフレーム内符号化データを特殊再
生用に多重化を行う。多重化のタイミングは後述するよ
うにCPU529で制御する。マルチプレクサ130の
出力はパリティ発生回路131で誤り訂正符号が付加さ
れ、バッファ132を介して、特殊再生1用のデータと
してマルチプレクサ137へ入力される。
イヤーのヘッダ情報とフレーム内符号化データを特殊再
生用に多重化を行う。多重化のタイミングは後述するよ
うにCPU529で制御する。マルチプレクサ130の
出力はパリティ発生回路131で誤り訂正符号が付加さ
れ、バッファ132を介して、特殊再生1用のデータと
してマルチプレクサ137へ入力される。
【0073】同様に、マルチプレクサ134では、PS
Iと各レイヤーのヘッダ情報とフレーム内符号化データ
を特殊再生用に多重化を行い、更にパリティ発生回路1
35で誤り訂正符号を付加して、バッファ136を介し
て、特殊再生2用のデータとしてマルチプレクサ137
へ出力する。
Iと各レイヤーのヘッダ情報とフレーム内符号化データ
を特殊再生用に多重化を行い、更にパリティ発生回路1
35で誤り訂正符号を付加して、バッファ136を介し
て、特殊再生2用のデータとしてマルチプレクサ137
へ出力する。
【0074】通常再生用データは、通常再生用バッファ
109を介して、マルチプレクサ137に入力される。
109を介して、マルチプレクサ137に入力される。
【0075】マルチプレクサ137では、通常再生用バ
ッファ109の出力である通常再生用データと第1のバ
ッファ132の出力である特殊再生1用データと第2の
バッファ136の出力である特殊再生2用データを、前
述の如くトラック上において、それぞれの再生速度で再
生できる位置に多重化し、記録トラックフォーマットに
変換し、パリティ発生回路138に入力する。パリティ
発生回路138は入力されたデータに誤り訂正符号を付
加し、記録データとして端子140に出力する。
ッファ109の出力である通常再生用データと第1のバ
ッファ132の出力である特殊再生1用データと第2の
バッファ136の出力である特殊再生2用データを、前
述の如くトラック上において、それぞれの再生速度で再
生できる位置に多重化し、記録トラックフォーマットに
変換し、パリティ発生回路138に入力する。パリティ
発生回路138は入力されたデータに誤り訂正符号を付
加し、記録データとして端子140に出力する。
【0076】つぎに図6を用いて、記録再生の機構部分
について説明する。
について説明する。
【0077】図1において、端子140に出力された特
殊再生用パケットを含むデータストリームは、図6の入
力端子201に入力され、変調回路203でデジタル変
調処理が施され、トラッキング制御用のパイロット信号
成分が多重される。
殊再生用パケットを含むデータストリームは、図6の入
力端子201に入力され、変調回路203でデジタル変
調処理が施され、トラッキング制御用のパイロット信号
成分が多重される。
【0078】変調されたデータは記録アンプ205で増
幅され、ヘッド207によりテープ209に記録され
る。
幅され、ヘッド207によりテープ209に記録され
る。
【0079】再生時は、ヘッド211で再生された再生
信号は、再生増幅器213で増幅され、復調回路215
に出力される。
信号は、再生増幅器213で増幅され、復調回路215
に出力される。
【0080】復調回路215では、再生された信号が2
値化され、同期信号が検出され、データが復調されて誤
り訂正符号復号化回路(ECC回路)217に加えられ
る。そして、データの誤りが検出・訂正され、シンクブ
ロックメモリ219と、スイッチ223に出力される。
値化され、同期信号が検出され、データが復調されて誤
り訂正符号復号化回路(ECC回路)217に加えられ
る。そして、データの誤りが検出・訂正され、シンクブ
ロックメモリ219と、スイッチ223に出力される。
【0081】通常再生時はスイッチ223はCPU23
1によりN接点側に切替えられ、通常再生データ(I,
B,Pで符号化されたデータ)のみがパケット化回路2
25に入力される。パケット化回路225では、これら
の再生データがATVまたはMPEG2のTSのパケッ
ト形式にしたがってパケット化され、出力端子225か
ら通常再生データが外部へ出力される。
1によりN接点側に切替えられ、通常再生データ(I,
B,Pで符号化されたデータ)のみがパケット化回路2
25に入力される。パケット化回路225では、これら
の再生データがATVまたはMPEG2のTSのパケッ
ト形式にしたがってパケット化され、出力端子225か
ら通常再生データが外部へ出力される。
【0082】特殊再生時には特殊再生速度に応じた特殊
再生データがシンクブロックメモリ219に入力させ
る。
再生データがシンクブロックメモリ219に入力させ
る。
【0083】すなわち、シンクブロックメモリ219で
はフレーム内符号化画像・ヘッダ情報・プログラム情報
を蓄積・再構成し、誤り訂正符号復号化回路221にお
いてデータの誤りが検出・訂正される。誤り訂正符号化
復号化回路221の出力はスイッチ223のT側接点に
加えられ、パケット化回路225でパケット化されて、
出力端子227から出力される。
はフレーム内符号化画像・ヘッダ情報・プログラム情報
を蓄積・再構成し、誤り訂正符号復号化回路221にお
いてデータの誤りが検出・訂正される。誤り訂正符号化
復号化回路221の出力はスイッチ223のT側接点に
加えられ、パケット化回路225でパケット化されて、
出力端子227から出力される。
【0084】また、シンクブロックメモリ219では、
特殊再生時にATVデコーダにサーチ等の特殊再生画像
の復号・表示動作を行わせるために、再生ビットストリ
ームの中のPESヘッダのDSM_trick_mod
e_flagを‘1’にし、DSM trick mo
de fieldをそのときの特殊再生モードに変更し
てビットストリームを出力する。
特殊再生時にATVデコーダにサーチ等の特殊再生画像
の復号・表示動作を行わせるために、再生ビットストリ
ームの中のPESヘッダのDSM_trick_mod
e_flagを‘1’にし、DSM trick mo
de fieldをそのときの特殊再生モードに変更し
てビットストリームを出力する。
【0085】出力端子227からのビットストリーム出
力はATVデコーダに入力され、不図示のATVデコー
ダで復号される。
力はATVデコーダに入力され、不図示のATVデコー
ダで復号される。
【0086】CPU231は、操作部233上のスイッ
チや、メカ各部に設置されたスイッチの信号などを受け
とり、メカ、駆動回路229にその方向やスピードを指
示することによりテープを移送させる。
チや、メカ各部に設置されたスイッチの信号などを受け
とり、メカ、駆動回路229にその方向やスピードを指
示することによりテープを移送させる。
【0087】ここで、つなぎ撮りを行う場合のCPU2
31の動作について説明する。
31の動作について説明する。
【0088】操作部233上のスイッチにより録画が指
示されると、CPU231はつなぎ撮り動作を開始す
る。
示されると、CPU231はつなぎ撮り動作を開始す
る。
【0089】まず、メカ駆動回路229によりキャプス
タンを逆転させることにより若干量テープを巻き戻す。
次に通常再生時と同様にトラッキングをかけながら再生
動作を開始する。前記巻き戻すテープの量はトラッキン
グが正常にかかるのに要する量に設定する。そして、次
のトラックから記録動作を開始する。
タンを逆転させることにより若干量テープを巻き戻す。
次に通常再生時と同様にトラッキングをかけながら再生
動作を開始する。前記巻き戻すテープの量はトラッキン
グが正常にかかるのに要する量に設定する。そして、次
のトラックから記録動作を開始する。
【0090】次に、この様なCPU231の動作を図7
のフローチャートを用いて説明する。
のフローチャートを用いて説明する。
【0091】図7において、操作部233により録画の
指示が出されると(ステップS301)、磁気テープを
10トラック分巻き戻す(ステップS302)。そし
て、トラッキング制御しつつ再生動作を行い(ステップ
S305)、正常にトラッキングがかかった時点で(ス
テップS307)、記録状態に切り替える。(ステップ
S309)。
指示が出されると(ステップS301)、磁気テープを
10トラック分巻き戻す(ステップS302)。そし
て、トラッキング制御しつつ再生動作を行い(ステップ
S305)、正常にトラッキングがかかった時点で(ス
テップS307)、記録状態に切り替える。(ステップ
S309)。
【0092】本形態においては、図11に示すようにト
ラックごとに特殊再生用データを記録する位置が異なる
ため、ヘッドがトレースしている部分が通常再生用デー
タ、特殊再生1用データ、特殊再生2用データの何れの
データを記録するエリアであるかに応じてデータを出力
する様にMUX137を制御する(ステップS31
1)。
ラックごとに特殊再生用データを記録する位置が異なる
ため、ヘッドがトレースしている部分が通常再生用デー
タ、特殊再生1用データ、特殊再生2用データの何れの
データを記録するエリアであるかに応じてデータを出力
する様にMUX137を制御する(ステップS31
1)。
【0093】通常再生用データの記録エリアである場
合、通常再生用バッファ109内の通常再生用データを
記録する(ステップ313)。そして、通常再生エリア
の終了を監視し、終了すると次の記録エリアの判別を行
う(ステップS315)。
合、通常再生用バッファ109内の通常再生用データを
記録する(ステップ313)。そして、通常再生エリア
の終了を監視し、終了すると次の記録エリアの判別を行
う(ステップS315)。
【0094】また、特殊再生1用データの記録エリアで
ある場合、データの復号に不可欠なPAT・PMTを順
に記録し(ステップS317,S321)、次に、時間
の基準となるPCRを記録する(ステップS323)。
ついでIピクチャーバッファ123内の特殊再生1用デ
ータを記録し(ステップS325)、当該エリアの終了
を監視し、終了すると次の記録エリアを判別する(ステ
ップS327)。
ある場合、データの復号に不可欠なPAT・PMTを順
に記録し(ステップS317,S321)、次に、時間
の基準となるPCRを記録する(ステップS323)。
ついでIピクチャーバッファ123内の特殊再生1用デ
ータを記録し(ステップS325)、当該エリアの終了
を監視し、終了すると次の記録エリアを判別する(ステ
ップS327)。
【0095】同様に特殊再生2用エリアにおいても、P
AT・PMT・PCRがこの順に記録され(ステップS
319,S329,S331)、ついで、Iピクチャー
バッファ123内の特殊再生2用データを記録する(ス
テップS333)。そして、当該エリアの終了を監視
し、終了すると次の記録エリアを判別する(ステップS
335)。
AT・PMT・PCRがこの順に記録され(ステップS
319,S329,S331)、ついで、Iピクチャー
バッファ123内の特殊再生2用データを記録する(ス
テップS333)。そして、当該エリアの終了を監視
し、終了すると次の記録エリアを判別する(ステップS
335)。
【0096】前述の如く各データが記録されると、次の
記録エリアに応じて再びMUX137からデータを読み
だす(ステップS351)。
記録エリアに応じて再びMUX137からデータを読み
だす(ステップS351)。
【0097】すなわち、通常再生用データのエリアのと
きには、通常再生用バッファ109内の通常再生用デー
タを記録する(ステップS353)。
きには、通常再生用バッファ109内の通常再生用デー
タを記録する(ステップS353)。
【0098】そして、通常再生エリアの終了を監視する
(ステップS359)。
(ステップS359)。
【0099】また、特殊再生1用データのエリアのとき
は、決められた間隔でPSI・PCRを挿入しつつ、I
ピクチャーバッファ123内の特殊再生1用データを記
録する(ステップS355)。そして、当該エリアの終
了を監視する(ステップS363)。
は、決められた間隔でPSI・PCRを挿入しつつ、I
ピクチャーバッファ123内の特殊再生1用データを記
録する(ステップS355)。そして、当該エリアの終
了を監視する(ステップS363)。
【0100】同様に、特殊再生2用データのエリアのと
きは決められた間隔でPSI・PCRを挿入しつつ、I
ピクチャーバッファ123内の特殊再生2用データを記
録し(ステップS357)、当該エリアの終了を監視す
る(ステップS365)。
きは決められた間隔でPSI・PCRを挿入しつつ、I
ピクチャーバッファ123内の特殊再生2用データを記
録し(ステップS357)、当該エリアの終了を監視す
る(ステップS365)。
【0101】1トラック分のデータの記録が終了する
と、操作部233からの録画終了の指示を監視し、終了
でなければ、次トラックにデータを記録する(ステップ
S361)。
と、操作部233からの録画終了の指示を監視し、終了
でなければ、次トラックにデータを記録する(ステップ
S361)。
【0102】なお、記録エリアの判別は、不図示の回転
ヘッド205の回転位相検出信号を基準に不図示のカウ
ンタにより基準クロックをカウントし、このカウント値
に基づいて行うことができる。
ヘッド205の回転位相検出信号を基準に不図示のカウ
ンタにより基準クロックをカウントし、このカウント値
に基づいて行うことができる。
【0103】このとき、前述の如く、各トラックで特殊
再生用のデータの記録エリアが異なるので、検出するカ
ウント値もトラックに応じて変える必要がある。
再生用のデータの記録エリアが異なるので、検出するカ
ウント値もトラックに応じて変える必要がある。
【0104】以上説明したように、本実施形態では、特
殊再生用のデータを作成してつなぎ撮りを行う場合に、
PSIの後にPCRを多重して記録するので、つなぎ撮
りの際ににPCRがPAT,PMTなどPSIパケット
の前に記録されてしまうことがない。
殊再生用のデータを作成してつなぎ撮りを行う場合に、
PSIの後にPCRを多重して記録するので、つなぎ撮
りの際ににPCRがPAT,PMTなどPSIパケット
の前に記録されてしまうことがない。
【0105】従って、特殊再生時のつなぎ撮り部分にお
いて、画像の再生が遅れるのを防ぐことができる。
いて、画像の再生が遅れるのを防ぐことができる。
【0106】なお、本実施形態では、本発明をATVビ
ットストリームを記録再生する装置に適用した場合につ
いて説明したが、これ以外にも、データの識別情報とク
ロック情報とを多重して伝送・記録するものに対して本
発明を適用可能である。
ットストリームを記録再生する装置に適用した場合につ
いて説明したが、これ以外にも、データの識別情報とク
ロック情報とを多重して伝送・記録するものに対して本
発明を適用可能である。
【0107】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、特殊再生用データの記録開始時には、制御情報の
あとにクロック情報を多重しているので、確実にクロッ
ク情報を検出することができ、つなぎ撮りの境界部分に
おいても再生画像を迅速に得ることが可能になる。
では、特殊再生用データの記録開始時には、制御情報の
あとにクロック情報を多重しているので、確実にクロッ
ク情報を検出することができ、つなぎ撮りの境界部分に
おいても再生画像を迅速に得ることが可能になる。
【図1】本発明の実施形態としての記録再生装置の要部
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置における記録用データの発生動作を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図3】図1の装置における記録用データの発生動作を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図4】図1の装置におけるPSIの発生動作を説明す
るための図である。
るための図である。
【図5】図1の装置におけるPCRの発生動作を説明す
るための図である。
るための図である。
【図6】図1の装置により発生されたデータを記録・再
生するための装置の構成を示すブロック図である。
生するための装置の構成を示すブロック図である。
【図7】図1,6の装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】画像データの符号化の様子を示す図である。
【図9】画像データの符号化・復号化の様子を示す図で
ある。
ある。
【図10】図8,9の如く符号化されたデータを記録再
生する装置の構成を示すブロック図である。
生する装置の構成を示すブロック図である。
【図11】図1,10の装置におけるテープ上の記録フ
ォーマットを示す図である。
ォーマットを示す図である。
107 PID検出回路 108 PCR検出回路 141 PATコンバータ 143 PMTコンバータ 145 PCRコンバータ 231 CPU .
Claims (10)
- 【請求項1】 それぞれ符号化された画像データ及び復
号用の制御データとクロックデータを含む通常再生用デ
ータと特殊再生用データを時系列的に独立して記録媒体
上に記録する装置であって、 入力符号化データを用いて、前記特殊再生用データに対
する前記制御データとクロックデータとを発生する発生
手段と、 前記発生手段からの制御データとクロックデータ及び画
像データを多重して前記特殊再生用データを発生する多
重手段と、 前記通常再生用データと、前記多重手段からの特殊再生
用データとを前記記録媒体上に記録する記録手段と、 前記特殊再生用データの記録開始に応じて、前記制御デ
ータのあとに前記クロックデータを多重するべく前記多
重手段を制御する制御手段とを備える記録装置。 - 【請求項2】 前記入力符号化データは、符号化された
画像データ及び復号用の制御データとクロックデータと
を有し、 前記入力符号化データを用いて前記通常再生用データを
発生する第2の発生手段と、 前記第2の発生手段からの特殊再生用データと前記多重
手段からの特殊再生用データとを多重して前記記録手段
に出力する第2の多重手段とを備えたことを特徴とする
請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記記録手段は前記記録媒体上をトレー
スして多数のヘリカルトラックを形成し、前記通常再生
用データと特殊再生用データとを記録するヘッドを有
し、 前記制御手段は更に、前記特殊再生時の前記ヘッドのト
レース軌跡に応じた前記ヘリカルトラック上の領域に前
記特殊再生用データが記録されるべく前記第2の多重手
段を制御することを特徴とする請求項2に記載の記録装
置。 - 【請求項4】 前記発生手段は複数の前記特再生速度に
応じた前記制御データとクロックデータとを発生し、前
記多重手段は複数の特殊再生速度に応じた前記特殊再生
用データを発生することを特徴とする請求項1に記載の
記録装置。 - 【請求項5】 前記発生手段は、前記入力符号化データ
に含まれる複数のプログラムを識別する識別情報を検出
する第1の検出手段と、所望のプログラムについてのク
ロックデータを検出する第2の検出手段とを有し、前記
第1の検出手段の出力に応じて前記特殊再生用データに
対する制御データを発生し、前記第2の検出手段の出力
に応じて前記特殊再生用データに対するクロックデータ
を発生することを特徴とする請求項1に記載の記録装
置。 - 【請求項6】 前記画像データは、フレーム内符号化デ
ータとフレーム間符号化データとからなることを特徴と
する請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項7】 前記入力符号化データはMPEG2の符
号化データであることを特徴とする請求項1に記載の記
録装置。 - 【請求項8】 前記入力符号化データはATVの符号化
データであることを特徴とする請求項1に記載の記録装
置。 - 【請求項9】 前記制御データはPSIであり、前記ク
ロックデータはPCRであることを特徴とする請求項8
に記載の記録装置。 - 【請求項10】 それぞれ符号化された画像データ及び
復号用の制御データとクロックデータを含む通常再生用
データと特殊再生用データを時系列的に独立して記録媒
体上に記録する装置であって、 前記制御データのあとに前記クロックデータを多重して
前記特殊再生用データを発生し、前記記録媒体上に記録
することを特徴とする記録装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8018757A JPH09214889A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 記録装置 |
US08/794,090 US6292621B1 (en) | 1996-02-05 | 1997-02-03 | Recording apparatus for newly recording a second encoded data train on a recording medium on which an encoded data train is recorded |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8018757A JPH09214889A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09214889A true JPH09214889A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11980528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8018757A Pending JPH09214889A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09214889A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1398965A1 (en) * | 2001-03-29 | 2004-03-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Av data recording/reproducing apparatus and method and disc on which data is recorded by the av data recording/reproducing apparatus or method |
US7224887B1 (en) | 1999-06-07 | 2007-05-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Recording and reproducing apparatus, MPEG image stream recording and reproducing |
US8521011B2 (en) | 2005-06-07 | 2013-08-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Receiving apparatus and its control method, computer program, and storage medium |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP8018757A patent/JPH09214889A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7224887B1 (en) | 1999-06-07 | 2007-05-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Recording and reproducing apparatus, MPEG image stream recording and reproducing |
EP1398965A1 (en) * | 2001-03-29 | 2004-03-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Av data recording/reproducing apparatus and method and disc on which data is recorded by the av data recording/reproducing apparatus or method |
EP1398965A4 (en) * | 2001-03-29 | 2008-09-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | AV DATA RECORDING / REPRODUCING DEVICE AND METHOD AND PLATE FOR WHICH DATA WILL BE RECORDED BY THE AV DATA RECORDING / REPLAYING DEVICE OR THE AV DATA RECORDING / REPLAYING METHOD |
EP2290961A1 (en) * | 2001-03-29 | 2011-03-02 | Panasonic Corporation | Audio/video recording/reproducing apparatus and method |
US8521011B2 (en) | 2005-06-07 | 2013-08-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Receiving apparatus and its control method, computer program, and storage medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050307 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050315 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |