JPH09213395A - ソケットコンタクトピン - Google Patents
ソケットコンタクトピンInfo
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- JPH09213395A JPH09213395A JP8014325A JP1432596A JPH09213395A JP H09213395 A JPH09213395 A JP H09213395A JP 8014325 A JP8014325 A JP 8014325A JP 1432596 A JP1432596 A JP 1432596A JP H09213395 A JPH09213395 A JP H09213395A
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Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
の劣化を緩和して、ソケットコンタクトピンの耐久性を
向上させる。 【解決手段】 左右対称的に対向する板バネ接片20,
20に夫々先端側反り部5aと基部側反り部5bとの2
個の反り部を設ける。ここで、先端側両反り部間距離d
11及び基部側両反り部間距離d12並びにソケットコンタ
クトピン17の左右側面2,2間距離Dは、プラグピン
6の直径φに対して無負荷時に於いてはd11<d12<φ
<Dになっている。該ソケットコンタクトピン17にプ
ラグピン6を挿通すれば、先ず先端側反り部5a,5a
が該プラグピン6に摺擦押圧されて、基部側反り部5
b,5bがある程度拡幅する。その後、該基部側反り部
5b,5bがプラグピン6に摺擦押圧され、終局接点と
なる。
Description
して電子信号を伝達するソケットコンタクトピンに関す
るものであり、特に、OA機器やAV機器のインターフ
ェースとして利用されるソケットケーブルやPCB搭載
用ソケットのシールドケース内に複数本束状に並設され
て、相対するPCB搭載用プラグやプラグケーブルのプ
ラグピンを内挿して嵌合するソケットコンタクトピンに
関するものである。
6に従って説明する。同図に於いて1はソケットコンタ
クトピンであり、該ソケットコンタクトピン1の左右側
面2,2には夫々板バネ接片3が該ソケットコンタクト
ピン1の先端方向(紙面上方)へ向けて左右対称的に対
向するように延出し、且つ、これらの板バネ接片3,3
の先端は、該ソケットコンタクトピン1の先端に配設さ
れた方形リング4の若干手前側にて解放されている。
右側面2,2から夫々中心寄りに斜設されて、先端方向
へ至るに従い両者の間隔が次第に狭くなるとともに、先
端近傍に夫々左右外方への反り部5が設けられ、該反り
部5から先端へ至る短区間は両者の間隔が次第に拡開す
るように形成されている。従って、両者間距離は前記反
り部5,5の位置で最も狭くなっており、同図(a)に
示す如く、無負荷時に於ける両反り部間距離d1 は該ソ
ケットコンタクトピン1に接続するプラグピン6の直径
φに対して、d1 <φになるように形成されている。ま
た、前記左右側面2,2間の距離Dは前記プラグピン6
の直径φに対して、D>φになるように形成されてい
る。
の方形リング4から前記プラグピン6を挿通すれば、前
記反り部5,5がプラグピン6先端のテーパー部7に当
接して押圧され、同図(b)に示す如くd1 =φになる
まで拡幅する。そして、該プラグピン6の周側面が左右
の板バネ接片3,3に挟圧されるとともに、該プラグピ
ン6中間の鍔8が前記方形リング4に当接する。斯くし
て、ソケットコンタクトピン1内にプラグピン6が嵌合
して接続し、電子信号が伝達される。
の底面である。
はプラグピンに対する挟圧力や弛緩度等を見込んで設定
されている。しかし、プラグピンの挿抜回数が嵩むとプ
ラグピンとの接点となる反り部の金めっきが削られたり
することにより接触不良を招くようになる。従来の此種
ソケットコンタクトピンのプラグピン挿抜回数限度は概
ね500回程度である。
片の反り部の劣化を緩和して、ソケットコンタクトピン
の耐久性を向上するために解決すべき技術的課題が生じ
てくるのであり、本発明は該課題を解決することを目的
とする。
するために提案されたものであり、プラグピンと接続す
るソケットコンタクトピンであって、先端方向へ向けて
解放した2枚の板バネ接片を対向して配設するととも
に、これらの板バネ接片の所定位置に夫々外方への反り
部を設け、且つ、無負荷時に於ける両反り部間距離を前
記プラグピンの直径よりも小さくなるように形成し、一
方、これらの板バネ接片の基部間距離を前記プラグピン
の直径よりも大きくなるように形成したソケットコンタ
クトピンに於いて、前記反り部を先端側と基部側との前
後2箇所に設け、且つ、先端側の両反り部間距離を基部
側の両反り部間距離よりも小さくなるように形成し、更
に、基部側の反り部を前記プラグピンとの終局接点とし
たソケットコンタクトピンを提供するものである。
乃至図5に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来例
と重複する部分に関しては、一部同一符号を付してその
説明を省略する。
あり、該ソケットケーブル11のケーブル12先端には
ソケット13が配設され、更に、該ソケット13の先端
面にはスチール製のシールドケース14が突出してい
る。図2に図示する如く、該シールドケース14にはP
BT樹脂モールド15が内嵌されており、該PBT樹脂
モールド15にはプラグピンガイドホール16,16…
が複数個整列状態で紙面前後方向に開穿されている。そ
して、図3に図示する如く、該プラグピンガイドホール
16,16…に夫々ソケットコンタクトピン17が挿通
されて収納される。
タクトピン17はバネ用銅合金薄板を打ち抜き、且つ、
大略角筒状に折り込んで、打ち抜き時の左右端辺が上面
18の縦中心線を介して突き合わされるように成型加工
され、更に、その基端部(図3に於いて右端部)には前
記ケーブル12内から延出したリード線(図示せず)を
圧着するためのクランプ部19が設けられている。
左右側面2,2から先端方向且つ中心寄りに斜設した状
態で延設された左右対称の板バネ接片20,20には、
夫々延設方向に沿って前後2箇所に反り部5が設けられ
ている。ここで、これらの反り部5のうち前方先端側を
5aとし、後方基部側を5bとする。
20の先端へ至る短区間は、従来例同様に左右両板バネ
接片20,20間の間隔が次第に拡開するように形成さ
れている。更に、基部側反り部5bは該板バネ接片20
の前後方向略中央に配設されるとともに、該基部側反り
部5bの先方は再び左右内側へ折り返し、これにより各
板バネ接片20の基部から基部側反り部5bまでの部分
と、基部側反り部5bから先端側反り部5aまでの部分
は略平行になっている。
っきが施されており、それ以外のソケットコンタクトピ
ン17の表面にははんだめっきが施されている。また、
図5(a)に示す如く、先端側の両反り部5a,5a間
の距離をd11とし、基部側の両反り部5b,5b間の距
離をd12とすると、無負荷時に於いては、d11<d12<
φ<Dの関係になるように設定されている。ここで、上
記不等式中、φはプラグピン6の直径であり、Dは前記
左右側面2,2間の距離である。
ット13を相対するPCB搭載用プラグ(図示せず)に
嵌挿していくと、該PCB搭載用プラグのプラグピン6
が前記プラグピンガイドホール16に案内され乍らソケ
ットコンタクトピン17先端の方形リング4内を通過し
て、該プラグピン6先端のテーパー部7が前記先端側反
り部5a,5aに当接押圧して該先端側反り部5a,5
aを拡幅していく。
パー部7が該先端側反り部5a,5aを通過して、該先
端側反り部5a,5aがプラグピン6の周側面に乗り上
げてから、前記テーパー部7が更に奥の基部側反り部5
b,5bに当接するまでの間は、d11=φになってい
る。このように先端側両反り部間距離d11が拡幅すれ
ば、それに伴って基部側両反り部間距離d12も幾分拡幅
するようになるが、その拡幅量は前記d11の場合程大き
くはなく、従って、前記テーパー部7が基部側反り部5
b,5bに当接するまでの間は未だd12<φの状態にな
っている。
5b,5bに当接し、更に奥へ挿通されて同図(c)に
示す如く鍔8が前記方形リング4に当接すれば、PCB
搭載用プラグへのソケットケーブル11の嵌合操作が完
了する。この時、前記基部側反り部5b,5bはプラグ
ピン6の周側面に乗り上げて該プラグピン6を挟圧し、
d12=φになっている。また、板バネ接片20,20の
基部側反り部5b,5bから先端部分は若干左右外側へ
拡開するため、前記先端側反り部5a,5aはプラグピ
ン6の周側面から解離してd11>φになる。即ち、前記
方形リング4と鍔8との接点を除けば、前記基部側反り
部5b,5bのみが前記プラグピン6との接点を構成し
て信号伝達が行われる。
b,5bは、プラグピン6の挿抜操作中(即ち、該基部
側反り部5b,5bの拡幅動作中)常に該プラグピン6
と摺擦され続けるのではなく、始めに先端側反り部5
a,5aにプラグピン6が挿通されることにより、ある
程度拡幅した後にプラグピン6と摺擦してd12=φにな
るまで更に拡幅するように形成されているので、該基部
側反り部5b,5bに加えられる侵食作用が大幅に軽減
され、該基部側反り部5b,5bの金めっき剥落等の劣
化を抑制することができる。斯くして、この終局接点部
の接触不良を回避することができ、ソケットコンタクト
ピン17の耐久性が可及的に向上する。
端側反り部までの区間を除けば従来と同じ形状寸法にな
る本発明に係わるソケットコンタクトピンを用いて実験
したところ、従来500回程度であったプラグ挿抜回数
限度が1万回程度にまで向上した。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
側の反り部がプラグピンと摺擦して基部側の反り部をあ
る程度拡幅した後に、該基部側の反り部がプラグピンと
摺擦して最終量まで拡幅するように構成されているの
で、プラグピンとの終局接点となる基部側の反り部がプ
ラグ挿抜に伴う侵食作用によって劣化していくのを抑制
することができる。斯くして、この終局接点部の接触不
良を回避することができ、ソケットコンタクトピンの耐
久性が可及的に向上する。
の形態を示したものであり、(a)はその平面図、
(b)はその側面図、(c)はその先端方向から見た正
面図である。
つ、(a)はプラグピンが先端側反り部に当接する直前
の状態を示し、(b)はプラグピン先端が先端側反り部
と基部側反り部との間に位置する状態を示す。更に、
(c)は該ソケットコンタクトピンにプラグピンが嵌合
した最終状態を示す。
プラグピンが反り部に当接する直前の状態を示し、
(b)は該ソケットコンタクトピンにプラグピンが嵌合
した最終状態を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 プラグピンと接続するソケットコンタク
トピンであって、先端方向へ向けて解放した2枚の板バ
ネ接片を対向して配設するとともに、これらの板バネ接
片の所定位置に夫々外方への反り部を設け、且つ、無負
荷時に於ける両反り部間距離を前記プラグピンの直径よ
りも小さくなるように形成し、一方、これらの板バネ接
片の基部間距離を前記プラグピンの直径よりも大きくな
るように形成したソケットコンタクトピンに於いて、前
記反り部を先端側と基部側との前後2箇所に設け、且
つ、先端側の両反り部間距離を基部側の両反り部間距離
よりも小さくなるように形成し、更に、基部側の反り部
を前記プラグピンとの終局接点としたことを特徴とする
ソケットコンタクトピン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8014325A JPH09213395A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | ソケットコンタクトピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8014325A JPH09213395A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | ソケットコンタクトピン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09213395A true JPH09213395A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11857931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8014325A Pending JPH09213395A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | ソケットコンタクトピン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09213395A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006063525A1 (fr) * | 2004-12-17 | 2006-06-22 | Shanghai Yunchijie Electric Vehicle Co., Ltd | Prise femelle a courant de travail accru |
JP2012164490A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Yazaki Corp | 端子 |
CN111129817A (zh) * | 2018-10-31 | 2020-05-08 | 丰田自动车株式会社 | 用于供电的端子结构 |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP8014325A patent/JPH09213395A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006063525A1 (fr) * | 2004-12-17 | 2006-06-22 | Shanghai Yunchijie Electric Vehicle Co., Ltd | Prise femelle a courant de travail accru |
JP2012164490A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Yazaki Corp | 端子 |
CN111129817A (zh) * | 2018-10-31 | 2020-05-08 | 丰田自动车株式会社 | 用于供电的端子结构 |
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