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JPH09212981A - ディスク収納装置 - Google Patents

ディスク収納装置

Info

Publication number
JPH09212981A
JPH09212981A JP1605296A JP1605296A JPH09212981A JP H09212981 A JPH09212981 A JP H09212981A JP 1605296 A JP1605296 A JP 1605296A JP 1605296 A JP1605296 A JP 1605296A JP H09212981 A JPH09212981 A JP H09212981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
lever
disk
lock
hold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1605296A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sudo
俊之 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP1605296A priority Critical patent/JPH09212981A/ja
Publication of JPH09212981A publication Critical patent/JPH09212981A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ストッカからのディスクの不用意な脱落を防止
する。 【解決手段】ホールドレバー30aはコイルばね52に
よって付勢され、ストッカ13に収納されたディスクを
押圧して所定位置に保持する。ロックレバー41はホー
ルドレバー30aに係合してこれをロックしており、装
置に衝撃が加わった場合にもディスク1の不用意な脱落
が防止される。ディスク1をストッカ13から引き出す
ときにはスライドレバー155が移動してロック解除用
突起162がロックレバー41に接触してこれを回動さ
せる。これによりホールドレバー30aはロックが解除
されて回動自在となり、ディスク1を引き出すことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク収納装置に
関する。詳しくはディスク収納手段に収納されたディス
クを保持するホールドレバー用のロック手段を設けるこ
とにより、収納されたディスクの不用意な脱落を防止す
ることができるディスク収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在市販されている一般的なディスク収
納装置、例えばディスク再生機能を有したディスクオー
トチェンジャは、図13に示すようにディスク1の再生
部2の他に装置本体に対してディスク1の出し入れを行
うディスクトレイ3と、複数枚のディスク1を装置本体
内に収納するストッカ4と、ストッカ4又はディスクト
レイ3との間でディスク1の授受を行うキャリッジ5な
どで構成されているのが普通である。
【0003】ストッカ4のキャリッジ5側は開口されて
ディスク1を出し入れするための通過孔4aとなってい
る。図14に示すようにストッカ4にあってディスク収
納位置でのディスクの両側面の奥側はディスク1の外周
に沿って湾曲して形成され、その内壁面にはディスク1
を載置するための棚7,7が一定幅をもって突設され
る。各棚7,7にはディスク1の両縁部に接触してディ
スク1を所定位置に収納保持する板ばね8,8が設けら
れる。
【0004】従来のディスクオートチェンジャにディス
ク1を収納するときは、図13及び図14に示すように
ディスクトレイ3をオープンしてディスク1を載置し
(鎖線図示)、ディスクトレイ3をクローズする。ディ
スク1はキャリッジ5に引き渡され、キャリッジ5によ
ってストッカ4の所定の高さまで搬送され通過孔4aを
通じてストッカ4内に挿入される。このときディスク1
の両縁部が板ばね8,8によって押圧され、ディスク1
がストッカ4の奥側方向へ押圧されて位置規制される。
【0005】ストッカ4に収納されたディスク1を再生
するときはディスク1が通過孔4aを通じて引き出され
てキャリッジ5に載置される。このキャリッジ5によっ
てディスク1は再生部2の高さまで搬送され、ここでデ
ィスク1の再生が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のディスクオートチェンジャでは図14に示すように
ストッカ4に収納されたディスク1が板ばね8,8の付
勢力のみによって位置規制されているため、装置に強い
衝撃が加わったようなときには板ばね8,8の付勢力に
抗してディスク1が脱出するおそれがあり、そのときは
ストッカ4の通過孔4aから装置内部に脱落することに
なる。
【0007】装置内部に脱落してしまったディスク1を
外部から取り出すことは容易でなく、またキャリッジ5
等の内部機構が動作したときにディスクが挟まって故障
の原因となるという問題があった。
【0008】また、板ばね8,8は金属又はプラスチッ
ク等で成形されているため、長年の使用により板ばね
8,8が疲労して付勢力が弱まり、ディスク1の脱落が
生じ易くなるという問題があった。
【0009】そこで、本発明は上述したような問題を解
決したものであって、ストッカに収納されたディスクの
脱落を確実に防止することができるディスク収納装置を
提案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明においては、ディスク収納手段と、ディスク収
納手段に対してディスクの出し入れを行うディスク搬送
手段とを有するディスク収納装置において、ディスク収
納手段に収納されたディスクを所定位置に保持する回動
可能なホールドレバーと、ディスクがディスク収納手段
に収納されているときホールドレバーに係合してロック
する回動可能なロック手段と、ディスクの出し入れ時に
ロック手段を回動させてロック状態を解除するロック解
除手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】ディスク収納手段にディスクが収納される
と、ホールドレバーによってディスクが所定位置に保持
されるとともに、ロック手段がホールドレバーに係合し
てホールドレバーの移動を規制する。この状態ではロッ
クが解除されない限りディスクはストッカから脱落する
ことはない。収納されたディスクを引き出すときはロッ
ク解除手段によってロック状態を解除されてホールドレ
バーが移動可能となり、ディスクの取り出しが可能とな
る。
【0012】また、ディスクを押し出すためのディスク
押し出し手段にロック解除手段を設けることによって、
ディスクの押し出し動作とロック状態の解除が連動して
行われ、ディスクの出し入れの時のみロックが解除さ
れ、収納されたディスクの落下が確実に防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係るディスク収
納装置の一実施の形態について図面を参照して詳細に説
明する。
【0014】図1は本発明によるディスク収納装置の実
施の形態であるディスクオートチェンジャ10の構成を
示す。このディスクオートチェンジャ10では例えばC
D等のディスク1を上下に多数枚収納するストッカ(デ
ィスク収納手段)13が略直方体のキャビネット11内
の前面パネル19側に配置される。ストッカ13に対し
てディスク1の収納及び取り出しを行うキャリッジ(デ
ィスク搬送手段)14はキャビネット11内の後部側に
配置され、適宜な駆動手段(図示せず)により垂直方向
に移動可能なように構成されている。ストッカ13の下
側にはディスク1をキャビネット11の外に出し入れす
るためのディスクトレイ15が配置されている。ディス
クトレイ15の後方であってキャリッジ14の裏面と対
向する位置には再生部16が配置されている。
【0015】ストッカ13は図2に示すように2つに分
割されて形成される。このストッカ13ではディスク1
を挟んで側板部21,21が互いに対向して立設され
る。側板部21,21の一部には後述するホールドレバ
ー30a,30bに対するストッパーとなる凹部21
a,21aが凹設されている。また、一方の側板部21
(図2では上側の側板部21)には後述のロックレバー
41の突部45を通すための孔29が穿設されている。
【0016】両側板部21,21の内側であって前面パ
ネル19寄りの位置にディスク1を位置規制する規制板
部22,22が立設される。この規制板部22,22の
奥側(前面パネル19側)はディスク1の外周に沿って
湾曲するように形成される。
【0017】両側板部21,21の内側であってキャリ
ッジ14(図1)側には出し入れされるディスク1を案
内するための直線状の案内板部24,24が立設され
る。この案内板部24,24はディスク1の直径に略等
しい間隔をおいて互いに対向するように配置される。案
内板部24,24のキャリッジ14側の端部はディスク
1の直径に略等しい通過孔(開口部)26となる。この
通過孔26を通じてディスク1が出し入れされる。
【0018】水平板部25,25はこれら側板部21,
21、規制板部22,22及び案内板部24,24を連
結するための水平に配される板状体である。水平板部2
5,25の内縁部は規制板部22,22及び案内板部2
4,24の内壁面に沿って一定幅で帯状に突出する棚
(フランジ)23,23となり、この棚23,23によ
って収納されたディスク1の両側外周部の一部が支持さ
れる。水平板部25,25及び棚23,23はストッカ
13に収納可能なディスク1の枚数分だけ設けられ、デ
ィスク1が収納される空間としての各ディスク収納部1
8(図1)を形成する。
【0019】規制板部22,22と案内板部24,24
との間にはディスク1を内側に付勢するためのホールド
レバー30a,30bが回動自在に取り付けられてい
る。ホールドレバー30a,30bの先端接触部32,
32の回動を妨げないように矩形の溝部28,28が水
平板部25,25に設けられている。
【0020】図3は図2のディスク1が収納された状態
の上側のホールドレバー30aの詳細を示す図である。
ホールドレバー30aでは長板状のアーム部31の先端
にはディスク1の外周部に接触する上述した接触部32
が形成され、アーム部31の後端部31aは剣先状に成
形される。接触部32のディスク1の外周に接する側面
は緩やかに湾曲して形成される。剣先状後端部31aの
ディスク1側の側面には溝部34が設けられる。一方、
水平板部25には回動支点となる軸部35が突設され、
この軸部35にアーム部31の溝部34が挿入されてホ
ールドレバー30aが回動自在に取り付けられる。
【0021】ホールドレバー30aと側板部21との間
には軸部51が立設され、ここにコイルばね52が巻装
されている。このコイルばね52の一端はホールドレバ
ー30aのアーム部31の側面に当接し、ホールドレバ
ー30aを時計方向に常時付勢している。付勢されたホ
ールドレバー30aが所定範囲を超えて過度に時計方向
に回転しようとすると、剣先状後端部31aの縁部が凹
部21aの内面に当接しそれ以上回転しないように規制
される。
【0022】アーム部31の剣先状後端部31aとディ
スク1との間には円柱状のストッパ38が突設されてい
る。このストッパ38はホールドレバー30aが反時計
方向に回動したときに剣先状後端部31aの縁部に当接
して所定範囲を越えて回動しないように規制するための
ものである。
【0023】ホールドレバー30aの中央外側面には後
述のロックレバー41に対応する被ロック部33が平面
視三角状に形成される。被ロック部33の外縁側の一部
を切り欠いてロックレバー41の突部42が係合する係
合段部33aが形成され、この係合段部33aからホー
ルドレバー30aの先端に向かって緩やかに傾斜する傾
斜部33bが形成されている。この傾斜部33bは係合
が解除されたときロックレバー41のロック部42が接
触しないようにするための逃げとなる。
【0024】ホールドレバー30aに対するロック手段
であるロックレバー41はホールドレバー30aをロッ
クするためのものであり、ホールドレバー30aと側板
部21との間に配置される。ロックレバー41のレバー
本体44には軸孔43が設けられ、ここに水平板部25
に設けられた軸部46が挿通されてロックレバー41が
回転自在に取り付けられている。軸部46にはコイルば
ね47が巻装されおり、このコイルばね47の一端がレ
バー本体44に係合されることによってロックレバー4
1が時計方向に常時付勢されている。
【0025】レバー本体44にはホールドレバー30a
側に突出するロック部42と、側板部21側に突出する
突部45が設けられている。ディスク1が収納された状
態ではロック部42はホールドレバー30aの被ロック
部33の係合段部33aに係合している。また、突部4
5は側板部21の孔29を通じて側板部21の外側に突
出している。
【0026】一方、図2に示す下側のホールドレバー3
0bは図4に示すように上述のホールドレバー30aの
構成からロックレバー41及び被ロック部33を省いた
ものとなっている。したがって、ホールドレバー30b
はコイルばね49によって常時反時計方向に付勢されて
いるのみである。
【0027】図2に示すようにホールドレバー30a,
30bの接触部32,32は収納されたディスク1の中
心より適宜な距離だけキャリッジ14側にずれた位置、
すなわちディスク1の直径より短い部分(中心を通る垂
直線よりも右寄りの部分)を両側から奥側(前面パネル
19側)に向かって付勢する。したがってディスク1が
規制板部22,22の間隔が狭くなっている側に押圧さ
れて位置規制され、全てのディスク1の中心がX軸上
(図1)に一致するように配置される。
【0028】続いて、図1に示すキャリッジ14につい
て説明する。キャリッジ14は図5にその概略構成を示
すように上ケース76と下ケース77がビスなどで結合
されており、その間にはキャリッジ14を上下に移動し
たり、ディスク1を出し入れするための各種の部品(図
示せず)が配置されている。
【0029】上ケース76及び下ケース77の図中右後
部が半円弧状であり、前半分にはストッカ13(図1)
を通すために矩形状のストッカ通過口81が設けられて
いる。このストッカ通過口81の後部側内壁面にはディ
スクトレイ15(図1)又はストッカ13の各ディスク
収納部18(図1)との間でディスク1のやり取りを行
なうためのディスク出入口77Bが開口される。
【0030】図6に示すようにキャリッジ14のストッ
カ通過口81にストッカ13が挿通された状態でキャリ
ッジ14は適宜な駆動手段(図示せず)によって垂直方
向に移動できるように構成されている。上ケース76の
外周には補強用のリブ98が設けられ、その上面にはス
トッカ13又はディスクトレイ15に対してディスク1
の授受を行なうための進退可能なディスクチャック部9
9が取り付けられている。ディスクチャック部99はデ
ィスク1を挟むための2枚の開閉可能な円盤状のチャッ
キングパッド135(図7)と、上ケース76上に配置
された移動用プレート101とから構成される。
【0031】移動用プレート101はタイミングベルト
102に固定されている。タイミングベルト102は上
ケース76の案内溝105に沿って配置され、案内溝1
05の両端付近にあるプーリ143,144に巻装され
ており、これによってディスクチャック部99が案内溝
105に沿って移動する。
【0032】図7に示すように後側のプーリ144には
ギヤ145が一体成形され、これにギヤ146が噛合さ
れている。一方下ケース77にはクラッチ147が取り
付けられており、その上面側に第1ギヤ148と第2ギ
ヤ149が設けられている。第2ギヤ149は上述のギ
ヤ146に噛合している。これによってモータ150の
回転力はベルト151を介してクラッチ147に伝達さ
れ、この回転力がクラッチ147内で切り換えられて、
第1ギヤ148または第2ギヤ149のどちらかに伝達
される。ディスクチャック部99を移動する場合には第
2ギヤ149に回転力が伝達される。
【0033】チャッキングパッド135は移動用プレー
ト101の下面側に取り付けられ、上下ケース76,7
7の間に配置される。ディスクチャック部99が案内溝
105の前端又は後端に位置するときにチャッキングパ
ッド135が開かれ、ディスクチャック部99が案内溝
105を移動している間はチャッキングパッド135が
閉じるようになされている。これはディスク1を搬送し
ている間はディスク1を保持し、押し出し及び搬送終了
位置12b及び収納位置12cでディスク1をリリース
するためである。
【0034】一方、クラッチ147の第1ギヤ148に
はカム152に一体成形された外ギヤ153が噛合して
いる。カム152には図8に示すようにその上面にカム
溝154が設けられている。カム溝154は一部が窪ん
だ長円状であり、ここにスライドレバー155の後端部
に設けられたカムフォロワ156が挿入されている。
【0035】図7に示すようにディスク押し出し手段で
あるスライドレバー155は細長く形成され、キャリッ
ジ14の右端部に沿って上ケース76の上面に配置され
ている。スライドレバー155は適宜なガイド手段(図
示せず)によって前後にスライド可能に取り付けられて
いる。したがってカム152が回転すると、カムフォロ
ワ156がカム溝154によって前後に移動され、これ
でスライドレバー155が前後にスライドする。
【0036】スライドレバー155の側面にはストッカ
通過口81側に向けてロック解除用突起(ロック解除手
段)162が突出成形されている。これはスライドレバ
ー155が前後にスライドしたときに上述したロックレ
バー41を回動させてロック状態を解除するためのもの
である。
【0037】スライドレバー155の先端には内側に折
曲形成された屈折部157が設けられている。この屈折
部157の先端に収納されたディスク1を押し出すため
の回転レバー159がピン161で回転自在に取り付け
られている。一方、ストッカ通過口81の内側に水平に
突出する取付板部158が設けられ、この取付板部15
8に設けられた中心軸160に回転レバー159の中央
部が回転自在に支持される。
【0038】以上のように構成されたディスクオートチ
ェンジャ10でディスク1の再生を行うときの動作を説
明する。図1及び図2に示すようにストッカ13には多
数枚のディスク1が収納されている。収納されたディス
ク1はホールドレバー30a,30bによって押圧され
位置規制されるとともに、ロックレバー41のロック部
42がホールドレバー30aの係合段部33aに係合し
てホールドレバー30aがロックされた状態となってい
る。したがって装置に強い衝撃が加わったとしてもディ
スク1の不用意な脱落が確実に防止される。
【0039】ここでユーザが再生を行うディスク1を指
定すると、キャリッジ14が指定されたディスク1が収
納されているディスク収納部18の高さまで移動する。
続いて図7に示すモータ150が回転駆動されて回転力
が第2ギヤ149に伝達され、プーリ144が回転させ
られてディスクチャック部99が案内溝105に沿って
ストッカ13側に移動する。ディスクチャック部99が
案内溝105の前端部に達したときチャッキングパッド
135は開いた状態となる。ここでモータ150の回転
力がクラッチ147内で切り換えられてカム152が回
転し、カム溝154にしたがってスライドレバー155
が前方に移動する。
【0040】スライドレバー155が前方にスライドす
ると、図9に示すようにロック解除用突起162がロッ
クレバー41の突部45に接触して、コイルばね47の
付勢力に抗してロックレバー41を反時計方向に回動さ
せる。これによってロックレバー41のロック部42が
ホールドレバー30aの係合段部33aから外れてロッ
クが解除される。
【0041】これと同時に回転レバー159が中心軸1
60を中心に反時計方向に回転する。このとき回転レバ
ー159の先端はストッカ13内のディスク1の外周面
に当接しているので、ディスク1が収納位置から所定の
距離だけ後方に押し出される。ここで図7に示すように
ディスク1は収納位置12aから押し出し位置12bに
移動しており、ディスク1の外周部が2個のチャッキン
グパッド135の間に挿入される。
【0042】ここで、モータ150の回転方向が反転さ
れるとともに回転力がクラッチ147を介して第1ギヤ
148及び第2ギヤ149の両方に伝達される。これに
よってチャッキングパッド135が閉じられてディスク
1が掴んだディスクチャック部99が後退を開始すると
ともに、スライドレバー155が後方にスライドを開始
する。
【0043】図10に示すようにディスク1が引き出さ
れると、ホールドレバー30aはロックが解除された状
態にあるのでディスク1の外周部がホールドレバー30
aに接触してこれを押圧することにより、コイルばね5
2の付勢力に抗してホールドレバー30aが反時計方向
に回動させられる。
【0044】一方、図11に示すように他方のホールド
レバー30bはコイルばね49によって付勢されている
だけなので、引き出されるディスク1の外周部に接触し
たホールドレバー30bはコイルばね49の付勢力に抗
して時計方向に回動する。これによってディスク1がホ
ールドレバー30a,30bの間を通過して図7に示す
キャリッジ14の収納位置12cまで搬送される。
【0045】ディスク1が引き出された後は、図12に
示すようにコイルばね52の付勢力によってホールドレ
バー30aが時計方向に回転して元の位置に復帰する。
また、カム152(図7)が1回転することによりスラ
イドレバー155が後方に移動して元の位置に復帰す
る。したがって、スライドレバー155のロック解除用
突起162がロックレバー41の突部45から離れ、ロ
ックレバー41がコイルばね47の付勢力により時計方
向に回転する。
【0046】ここでロックレバー41のロック部42が
ホールドレバー30aの傾斜部33bに案内されて係合
段部33aに再び係合する。これによってホールドレバ
ー30aは再びロックされた状態となる。一方、図示し
ないが他方のホールドレバー30b(図11)もコイル
ばね49(図11)の付勢力によって元の位置に復帰す
る。
【0047】その後、図1に示すようにディスク1を収
納したキャリッジ14は再生部16の高さまで降下す
る。ここでディスク1がターンテーブル169の上にセ
ットされて回転駆動され、光ピックアップ170によっ
て再生が行われる。
【0048】なお、ストッカ13にディスク1を収納す
るときは上述と逆の順序で動作が行われる。すなわち、
図9及び図10に示すようにスライドレバー155が移
動することによりロック解除用突起162がロックレバ
ー41に接触してこれを回動させ、ホールドレバー30
aのロック状態が解除される。そして、ディスク1がス
トッカ13内に挿入され、ホールドレバー30a,30
bに当接してそれぞれ外側に回動させる。ディスク1が
ある程度ストッカ13内に挿入されると、ホールドレバ
ー30a,30bの復帰力によってディスク1をストッ
カ13の奥側に押圧して所定位置に収納される。その
後、スライドレバー155が元の位置に復帰することに
よって、ロックレバー41が元の位置に復帰して再びホ
ールドレバー30aをロックする。
【0049】本発明によるディスクオートチェンジャ1
0ではストッカ13内でディスク1を保持するホールド
レバー30aの少なくとも一方をロックする手段が設け
られているので、衝撃等が与えられた場合にもディスク
1の不用意な脱落が確実に防止される。また、ホールド
レバー30aを付勢するコイルばね52の付勢力が長年
の使用により弱まった場合でも、ディスク1が収納され
ているときにはホールドレバー30aがロックされてい
るのでディスク1の不用意な脱落が防止される。
【0050】なお、本例では図3に示すように1枚のデ
ィスク1に対してホールドレバー30a,30b及びロ
ックレバー41を各1個ずつ設けた場合について説明し
たが、複数(例えば10個)のホールドレバー30aに
対して1個のロックレバー41を設けてもよい。この場
合、1枚のディスク1を引き出すときに他のホールドレ
バー30aのロックが解除されることになる。しかし、
ロックが解除されているのはごく短時間であり、またこ
の間においてもコイルばね52,49によって付勢され
るホールドレバー30a,30bが他のディスク1を所
定位置に保持しているのでディスク1の脱落が防止され
る。
【0051】また複数枚のディスク1ごとに(例えば1
0枚ごと又は100枚ごとに)ホールドレバー30a,
30b及びロックレバー41を各1個ずつ設けてもよ
い。この場合、1枚のディスク1を引き出すときに他の
ディスク1の位置規制も解除されるが、ロックが解除さ
れているのはごく短時間であるのでディスク1の脱落等
の問題は生じない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディスク
収納手段と、ディスク収納手段に対してディスクの出し
入れを行うディスク搬送手段とを有するディスク収納装
置において、ディスク収納手段に収納されたディスクを
所定位置に保持する回動可能なホールドレバーと、ディ
スクがディスク収納手段に収納されているときホールド
レバーに係合してロックする回動可能なロック手段と、
ディスクの出し入れ時にロック手段を回動させてロック
状態を解除するロック解除手段とを備えたものである。
【0053】したがって本発明によれば、ディスク収納
手段に収納されたディスクを所定位置に保持するホール
ドレバーがロックされるので、例えば装置に強い衝撃が
加わえられた場合にもディスクの不用意な脱落が防止さ
れる。また、ホールドレバーを付勢するばねの付勢力が
長年の使用により弱まった場合にも、ディスクが収納さ
れているときホールドレバーはロックされているので、
ディスクの不用意な脱落が防止される等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク収納装置の実施の形態で
あるディスクオートチェンジャ10の構成を示す断面図
である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】ホールドレバー30aの構成を示す図である。
【図4】ホールドレバー30bの構成を示す図である。
【図5】キャリッジ14の上下ケース76,77の概略
構成を示す斜視図である。
【図6】図1のB−B断面図である。
【図7】キャリッジ14の構成を示す平面図である。
【図8】カム152の上面のカム溝154の形状を示す
図である。
【図9】ホールドレバー30aのロックが解除された状
態を示す図である。
【図10】ホールドレバー30aの回動を示す図であ
る。
【図11】ホールドレバー30bの回動を示す図であ
る。
【図12】ディスク1が引き出された後のホールドレバ
ー30aの状態を示す図である。
【図13】従来のディスクオートチャンジャの構成を示
す断面図である。
【図14】従来のストッカ4の構成を示す平面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ディスク 2,16 再生部 3,15 ディスクトレイ 4,13 ストッカ 5,14 キャリッジ 10 ディスクオートチェンジャ 21 側板部 22 規制板部 23 棚 24 案内板部 25 水平板部 30a,30b ホールドレバー 31 アーム部 32 接触部 33 被ロック部 33a 凹部 41 ロックレバー 42 ロック部 45 突部 47,49,52 コイルばね 76 上ケース 77 下ケース 155 スライドレバー 159 回転レバー 162 ロック解除用突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク収納手段と、上記ディスク収納
    手段に対してディスクの出し入れを行うディスク搬送手
    段とを有するディスク収納装置において、 上記ディスク収納手段に収納された上記ディスクを所定
    位置に保持する回動可能なホールドレバーと、 上記ディスクが上記ディスク収納手段に収納されている
    とき上記ホールドレバーに係合してロックする回動可能
    なロック手段と、 上記ディスクの出し入れ時に上記ロック手段を回動させ
    てロック状態を解除するロック解除手段と、 を備えたことを特徴とするディスク収納装置。
  2. 【請求項2】 上記ディスク収納手段に収納された上記
    ディスクを押し出すディスク押し出し手段を有し、上記
    ロック解除手段が上記ディスクの押し出し動作に連動し
    てロック状態を解除することを特徴とする請求項1記載
    のディスク収納装置。
JP1605296A 1996-01-31 1996-01-31 ディスク収納装置 Pending JPH09212981A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343011A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Fujitsu Ten Ltd ディスクオートチェンジャ装置
KR100575652B1 (ko) * 2003-12-24 2006-05-03 엘지전자 주식회사 적층형 디스크 체인저
CN105292736A (zh) * 2015-11-02 2016-02-03 苏州互盟信息存储技术有限公司 一种锁扣式光盘盒

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