JPH09212512A - 地図表示システム - Google Patents
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- JPH09212512A JPH09212512A JP8013978A JP1397896A JPH09212512A JP H09212512 A JPH09212512 A JP H09212512A JP 8013978 A JP8013978 A JP 8013978A JP 1397896 A JP1397896 A JP 1397896A JP H09212512 A JPH09212512 A JP H09212512A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 住宅等の建造物を実態通りに表示可能なこと
はもとより、縮尺の大きな地図であっても建造物の存在
や分布を分かり易く表示すること。 【解決手段】 縮尺の異なる第1、第2の地図データを
地図データ記憶手段に記憶させておき、利用者によって
表示範囲が指定されたならば、その範囲が一定範囲を超
えるか否かを判定し、一定範囲を超える場合は縮尺の大
きな第1の地図を表示画面に表示させ、さらに、利用者
によって指定された建造物を特定のシンボルで該当する
位置に表示させ、また、利用者によって指定された表示
範囲が一定範囲未満の場合は、縮尺の小さな第2の地図
を表示させ、この第2の地図上に利用者によって指定さ
れた建造物を実態通りの形状で表示させる。
はもとより、縮尺の大きな地図であっても建造物の存在
や分布を分かり易く表示すること。 【解決手段】 縮尺の異なる第1、第2の地図データを
地図データ記憶手段に記憶させておき、利用者によって
表示範囲が指定されたならば、その範囲が一定範囲を超
えるか否かを判定し、一定範囲を超える場合は縮尺の大
きな第1の地図を表示画面に表示させ、さらに、利用者
によって指定された建造物を特定のシンボルで該当する
位置に表示させ、また、利用者によって指定された表示
範囲が一定範囲未満の場合は、縮尺の小さな第2の地図
を表示させ、この第2の地図上に利用者によって指定さ
れた建造物を実態通りの形状で表示させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路地図および住
宅地図等を表示する地図表示システムに係り、特に複数
の縮尺の地図を同一表示画面内で同時に参照する場合に
好適な地図表示システムに関するものである。
宅地図等を表示する地図表示システムに係り、特に複数
の縮尺の地図を同一表示画面内で同時に参照する場合に
好適な地図表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路地図データ等を道路境界や行政区域
単位で分割してメモリに格納しておき、その中で所望の
表示範囲が指定されたならば、その指定範囲の大きさに
応じて幹線道路のみ、あるいは縮尺の小さい街路地図の
データを前記メモリから読出し、ディスプレイ画面に表
示するようにした地図表示システムが特開平1−181
159号公報で提案されている。
単位で分割してメモリに格納しておき、その中で所望の
表示範囲が指定されたならば、その指定範囲の大きさに
応じて幹線道路のみ、あるいは縮尺の小さい街路地図の
データを前記メモリから読出し、ディスプレイ画面に表
示するようにした地図表示システムが特開平1−181
159号公報で提案されている。
【0003】また、住宅および道路を含む縮尺の大きな
地図を多数のメッシュに分割し、所望地点の地図検索を
行うに際しては、所望地点の座標およびメッシュ番号を
指定することによって、所望地点の住宅および道路の地
図をディスプレイ画面に表示するようにした地図表示シ
ステムが特開平1−140270号公報で提案されてい
る。
地図を多数のメッシュに分割し、所望地点の地図検索を
行うに際しては、所望地点の座標およびメッシュ番号を
指定することによって、所望地点の住宅および道路の地
図をディスプレイ画面に表示するようにした地図表示シ
ステムが特開平1−140270号公報で提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1−181159号公報および特開平1−140270
号公報で提案されている地図表示システムは、縮尺の大
小に関係無く同じ表示倍率で建屋の形状をそのまま表示
するようにしているため、縮尺の大きい地図上では建屋
の表示形状が微小になり過ぎ、建屋の存在が分かりにく
くなるという問題がある。
1−181159号公報および特開平1−140270
号公報で提案されている地図表示システムは、縮尺の大
小に関係無く同じ表示倍率で建屋の形状をそのまま表示
するようにしているため、縮尺の大きい地図上では建屋
の表示形状が微小になり過ぎ、建屋の存在が分かりにく
くなるという問題がある。
【0005】従って、例えば一般の個人家屋がどのよう
に分布しているかを地図上で調査することができないと
いう不具合がある。
に分布しているかを地図上で調査することができないと
いう不具合がある。
【0006】本発明の目的は、住宅等の建造物を実態通
りに表示可能なことはもとより、縮尺の大きな地図であ
っても建造物の存在や分布を分かり易く表示することが
できる地図表示システムを提供することにある。
りに表示可能なことはもとより、縮尺の大きな地図であ
っても建造物の存在や分布を分かり易く表示することが
できる地図表示システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の地図表示システムは、第1の縮尺の地図
と、この第1の縮尺の地図より縮尺の小さい第2の地図
のデータを記憶した地図データ記憶手段と、前記第1お
よび第2の縮尺の地図上の各種建造物についてその属
性、位置、名称、表示形状、住所を特定する住宅地図の
データを記憶した住宅地図データ記憶手段と、前記地図
データ記憶手段に記憶された地図の表示範囲を指定する
表示範囲指定手段と、この表示範囲指定手段で指定され
た表示範囲の地図を画面に表示する表示手段と、前記表
示範囲指定手段で指定された表示範囲が所定範囲を超え
るか否かを判定し、所定範囲を超える場合は第1の縮尺
の地図のデータを前記地図データ記憶手段から読出し、
前記表示手段の画面に表示させ、所定範囲未満の場合は
前記第2の縮尺の地図のデータを前記地図データ記憶手
段から読出し、前記表示手段の画面に表示させる表示地
図選択手段と、前記表示手段に表示された地図上の目標
物の属性,位置,名称,住所のいずれかを指定する入力
手段と、この入力手段によって指定された目標物の属
性,位置,名称,住所のいずれかに該当する建造物の表
示形状のデータを前記住宅地図データ記憶手段から読出
す検索手段と、この検索手段の検索結果に基づき、前記
表示手段に表示されている地図が第2の縮尺の地図であ
れば、該当建造物を表示形状のデータに従って該当する
位置に表示させ、第1の縮尺の地図であれば、該当建造
物を特定のシンボルで該当する位置に表示させる建造物
表示処理手段とを備えることを特徴とする。
に、本発明の地図表示システムは、第1の縮尺の地図
と、この第1の縮尺の地図より縮尺の小さい第2の地図
のデータを記憶した地図データ記憶手段と、前記第1お
よび第2の縮尺の地図上の各種建造物についてその属
性、位置、名称、表示形状、住所を特定する住宅地図の
データを記憶した住宅地図データ記憶手段と、前記地図
データ記憶手段に記憶された地図の表示範囲を指定する
表示範囲指定手段と、この表示範囲指定手段で指定され
た表示範囲の地図を画面に表示する表示手段と、前記表
示範囲指定手段で指定された表示範囲が所定範囲を超え
るか否かを判定し、所定範囲を超える場合は第1の縮尺
の地図のデータを前記地図データ記憶手段から読出し、
前記表示手段の画面に表示させ、所定範囲未満の場合は
前記第2の縮尺の地図のデータを前記地図データ記憶手
段から読出し、前記表示手段の画面に表示させる表示地
図選択手段と、前記表示手段に表示された地図上の目標
物の属性,位置,名称,住所のいずれかを指定する入力
手段と、この入力手段によって指定された目標物の属
性,位置,名称,住所のいずれかに該当する建造物の表
示形状のデータを前記住宅地図データ記憶手段から読出
す検索手段と、この検索手段の検索結果に基づき、前記
表示手段に表示されている地図が第2の縮尺の地図であ
れば、該当建造物を表示形状のデータに従って該当する
位置に表示させ、第1の縮尺の地図であれば、該当建造
物を特定のシンボルで該当する位置に表示させる建造物
表示処理手段とを備えることを特徴とする。
【0008】すなわち、本発明の地図表示システムは、
縮尺の異なる第1、第2の地図データを地図データ記憶
手段に記憶させておき、利用者によって表示範囲が指定
されたならば、その範囲が一定範囲を超えるか否かを判
定し、一定範囲を超える場合は縮尺の大きな第1の地図
を表示画面に表示させ、さらに、利用者によって指定さ
れた建造物を特定のシンボルで該当する位置に表示させ
る。
縮尺の異なる第1、第2の地図データを地図データ記憶
手段に記憶させておき、利用者によって表示範囲が指定
されたならば、その範囲が一定範囲を超えるか否かを判
定し、一定範囲を超える場合は縮尺の大きな第1の地図
を表示画面に表示させ、さらに、利用者によって指定さ
れた建造物を特定のシンボルで該当する位置に表示させ
る。
【0009】また、利用者によって指定された表示範囲
が一定範囲未満の場合は、縮尺の小さな第2の地図を表
示させ、この第2の地図上に利用者によって指定された
建造物を実態通りの形状で表示させるものである。
が一定範囲未満の場合は、縮尺の小さな第2の地図を表
示させ、この第2の地図上に利用者によって指定された
建造物を実態通りの形状で表示させるものである。
【0010】この場合、表示させる建造物は、個人住宅
や事業所、公共施設などの種類を示す属性、建造物自体
の名称あるいは居住者の名称、住所、緯度/経度などに
よる位置の情報によって指定する。
や事業所、公共施設などの種類を示す属性、建造物自体
の名称あるいは居住者の名称、住所、緯度/経度などに
よる位置の情報によって指定する。
【0011】従って、縮尺の大きい地図を表示させてい
る状態で、例えば「属性=個人住宅」として指定すれ
ば、表示範囲内に存在する全ての個人住宅が特定のシン
ボルで表示され、個人住宅の分布を確認することができ
る。
る状態で、例えば「属性=個人住宅」として指定すれ
ば、表示範囲内に存在する全ての個人住宅が特定のシン
ボルで表示され、個人住宅の分布を確認することができ
る。
【0012】一方、縮尺の小さい地図を表示させている
状態で、例えば「AB町一丁目2番地」を指定した場
合、この住所に存在する建造物が実態通りの形状で表示
され、目標とする地点の建造物を詳細に確認することが
できる。
状態で、例えば「AB町一丁目2番地」を指定した場
合、この住所に存在する建造物が実態通りの形状で表示
され、目標とする地点の建造物を詳細に確認することが
できる。
【0013】なお、建造物は、表示形状のデータで示さ
れる形状に塗り潰して表示することにより、道路等との
区別が明瞭になり、形状の確認が容易になる。
れる形状に塗り潰して表示することにより、道路等との
区別が明瞭になり、形状の確認が容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
【0015】図1は、本発明の実施形態を示すシステム
構成図であり、キーボードおよびポインティングデバイ
スから成る入力装置1、中央処理装置2、地図表示プロ
グラム3および建屋データベース検索プログラム4,検
索結果表示プログラム5を記憶したプログラムメモリ
6、地図を表示する表示装置7、縮尺の大きい地図デー
タを記憶した粗地図データベース8および縮尺の小さな
地図データを記憶した密地図データベース9,建屋の形
状データを記憶した建屋データベース10,縮尺の最も
大きな広域地図データを記憶した広域地図データベース
11から成る地図データベース12とから構成されてい
る。
構成図であり、キーボードおよびポインティングデバイ
スから成る入力装置1、中央処理装置2、地図表示プロ
グラム3および建屋データベース検索プログラム4,検
索結果表示プログラム5を記憶したプログラムメモリ
6、地図を表示する表示装置7、縮尺の大きい地図デー
タを記憶した粗地図データベース8および縮尺の小さな
地図データを記憶した密地図データベース9,建屋の形
状データを記憶した建屋データベース10,縮尺の最も
大きな広域地図データを記憶した広域地図データベース
11から成る地図データベース12とから構成されてい
る。
【0016】粗地図データベース8は、図2(a)に示
すように、所定範囲の地図、例えば1つの行政区域の範
囲の道路地図のデータを格納したものである。
すように、所定範囲の地図、例えば1つの行政区域の範
囲の道路地図のデータを格納したものである。
【0017】密地図データベース9は、図2(b)に示
すように、1つの行政区域内を所定の大きさで複数面に
分割し、その各分割区域内の詳細な道路地図のデータを
格納したものである。
すように、1つの行政区域内を所定の大きさで複数面に
分割し、その各分割区域内の詳細な道路地図のデータを
格納したものである。
【0018】建屋データベース10は、図2(c)に示
すように、密地図データベース9内の狭域地図上におけ
る住宅等の各種建造物の形状のデータ等を格納したもの
である。
すように、密地図データベース9内の狭域地図上におけ
る住宅等の各種建造物の形状のデータ等を格納したもの
である。
【0019】この建屋データベース10内に格納される
データは、図3に示すように、個人住宅や事業所、公共
施設などの種類を示す属性種別31、住所32、目標物
名称33、広域地図上における座標34、緯度/経度3
5、建造物の形状36のデータによって構成されてい
る。
データは、図3に示すように、個人住宅や事業所、公共
施設などの種類を示す属性種別31、住所32、目標物
名称33、広域地図上における座標34、緯度/経度3
5、建造物の形状36のデータによって構成されてい
る。
【0020】この場合、目標物名称33は、建造物自体
の名称あるいは居住者の名称などによって表わされてい
る。
の名称あるいは居住者の名称などによって表わされてい
る。
【0021】また、形状36のデータは、形状を描画す
るためのベクトルデータによって構成されている。
るためのベクトルデータによって構成されている。
【0022】広域地図データベース11は、例えば「東
京都区部」などのように複数の行政境界を含んだ広域の
地図データを広域地図の区分単位に記憶したものであ
る。
京都区部」などのように複数の行政境界を含んだ広域の
地図データを広域地図の区分単位に記憶したものであ
る。
【0023】これらのデータベース8〜11は、例えば
CD−ROMによって構成される。
CD−ROMによって構成される。
【0024】次に、以上のように構成された地図表示シ
ステムの地図表示動作について図4のフローチャートを
参照して説明する。
ステムの地図表示動作について図4のフローチャートを
参照して説明する。
【0025】まず、システムの地図表示プログラム3を
起動し、地図検索画面を表示装置7に表示させる。
起動し、地図検索画面を表示装置7に表示させる。
【0026】次に、地図検索画面において、利用者が参
照したい地域が存在する広域地図を指定させる。この広
域地図の指定は、例えば、「東京都区部」といったよう
に広域地図データの区分を示す文字列を入力装置1から
入力することによって行う。
照したい地域が存在する広域地図を指定させる。この広
域地図の指定は、例えば、「東京都区部」といったよう
に広域地図データの区分を示す文字列を入力装置1から
入力することによって行う。
【0027】すると、地図表示プログラム3は、指定さ
れた広域地図のデータ、例えば「東京都区部」の広域地
図データを広域地図データベース11から読出し、図5
に示すように、表示装置7の画面に広域地図51を表示
させる。
れた広域地図のデータ、例えば「東京都区部」の広域地
図データを広域地図データベース11から読出し、図5
に示すように、表示装置7の画面に広域地図51を表示
させる。
【0028】この状態で、詳細な地図の表示エリアを入
力装置1のポインティングデバイスによって指定する
(ステップ41)。例えば、図5に破線Aまたは破線B
で示すような詳細地図の表示エリアを指定する。
力装置1のポインティングデバイスによって指定する
(ステップ41)。例えば、図5に破線Aまたは破線B
で示すような詳細地図の表示エリアを指定する。
【0029】地図表示プログラム3は、指定された表示
エリアが一定値(一定範囲)より大きいか否かを判定す
る(ステップ42)。例えば、1Km四方より大きいか
否かを判定する。
エリアが一定値(一定範囲)より大きいか否かを判定す
る(ステップ42)。例えば、1Km四方より大きいか
否かを判定する。
【0030】例えば、利用者が指定した表示エリアAが
1Km四方より大きい場合、地図表示プログラム3は表
示エリアAに相当する行政区域の粗地図を粗地図データ
ベース8から読出し、粗地図61を図6に示すように表
示装置7の画面に表示する(ステップ43)。
1Km四方より大きい場合、地図表示プログラム3は表
示エリアAに相当する行政区域の粗地図を粗地図データ
ベース8から読出し、粗地図61を図6に示すように表
示装置7の画面に表示する(ステップ43)。
【0031】次に、粗地図61が表示されている状態
で、利用者が目的とする建屋を入力装置1から指定する
(ステップ44)。例えば、「都営荒川一丁目アパー
ト」と指定する。
で、利用者が目的とする建屋を入力装置1から指定する
(ステップ44)。例えば、「都営荒川一丁目アパー
ト」と指定する。
【0032】すると、地図表示プログラム3は、その指
定された目標物名称=「都営荒川一丁目アパート」を建
屋データベース検索プログラム4に検索キーとして渡
す。
定された目標物名称=「都営荒川一丁目アパート」を建
屋データベース検索プログラム4に検索キーとして渡
す。
【0033】これに対し、建屋データベース検索プログ
ラム4は、建屋データベース10から「都営荒川一丁目
アパート」の形状36のデータを検索し、その検索結果
で得られた形状36のデータおよび存在位置を示す座標
34のデータを検索結果表示プログラム5に渡す(ステ
ップ45)。
ラム4は、建屋データベース10から「都営荒川一丁目
アパート」の形状36のデータを検索し、その検索結果
で得られた形状36のデータおよび存在位置を示す座標
34のデータを検索結果表示プログラム5に渡す(ステ
ップ45)。
【0034】検索結果表示プログラム5は、形状36の
データで示される建屋形状における中心点を求める。す
なわち、形状36のデータで示される建屋形状が図7の
符号71で示すようなものであったとすると、その建屋
形状71の外接図形72を求め、この後、外接図形72
の中心点CPを求める。
データで示される建屋形状における中心点を求める。す
なわち、形状36のデータで示される建屋形状が図7の
符号71で示すようなものであったとすると、その建屋
形状71の外接図形72を求め、この後、外接図形72
の中心点CPを求める。
【0035】具体的には、外接図形72の2つの対角点
座標が(X1,Y1),(X2,Y2)であった場合、 CP座標=((X1+X2)/2,),(Y1+Y2)
/2) を求める。
座標が(X1,Y1),(X2,Y2)であった場合、 CP座標=((X1+X2)/2,),(Y1+Y2)
/2) を求める。
【0036】次に、検索結果表示プログラム5は、図6
の粗地図61における中心点CPの座標位置に、粗地図
61の表示倍率に関係無く一定の大きさのシンボル62
を表示する(ステップ47)。
の粗地図61における中心点CPの座標位置に、粗地図
61の表示倍率に関係無く一定の大きさのシンボル62
を表示する(ステップ47)。
【0037】このシンボル62は、黒点、2重丸点、矩
形等、地図で扱うシンボル以外のものであればよい。
形等、地図で扱うシンボル以外のものであればよい。
【0038】これによって、利用者が指定した目標物名
称=「都営荒川一丁目アパート」の位置が明示される。
称=「都営荒川一丁目アパート」の位置が明示される。
【0039】一方、ステップ42において、利用者が指
定した表示エリアBが1Km四方より小さい場合、地図
表示プログラム3は表示エリアBに相当する密地図を密
地図データベース9から読出し、その密地図81を図8
に示すように表示装置7の画面に表示する(ステップ4
8)。
定した表示エリアBが1Km四方より小さい場合、地図
表示プログラム3は表示エリアBに相当する密地図を密
地図データベース9から読出し、その密地図81を図8
に示すように表示装置7の画面に表示する(ステップ4
8)。
【0040】次に、密地図81が表示されている状態
で、利用者が目的とする建屋を入力装置1から指定する
(ステップ49)。例えば、「都営荒川一丁目アパー
ト」と指定する。
で、利用者が目的とする建屋を入力装置1から指定する
(ステップ49)。例えば、「都営荒川一丁目アパー
ト」と指定する。
【0041】すると、地図表示プログラム3は、その指
定された目標物名称=「都営荒川一丁目アパート」を建
屋データベース検索プログラム4に検索キーとして渡
す。
定された目標物名称=「都営荒川一丁目アパート」を建
屋データベース検索プログラム4に検索キーとして渡
す。
【0042】これに対し、建屋データベース検索プログ
ラム4は、建屋データベース10から「都営荒川一丁目
アパート」の形状36のデータを検索し、その検索結果
で得られた形状36のデータおよび座標34のデータを
検索結果表示プログラム5に渡す(ステップ50)。
ラム4は、建屋データベース10から「都営荒川一丁目
アパート」の形状36のデータを検索し、その検索結果
で得られた形状36のデータおよび座標34のデータを
検索結果表示プログラム5に渡す(ステップ50)。
【0043】検索結果表示プログラム5は、密地図81
における座標34で示される位置に、形状36のデータ
で示される建屋形状82を図8に示すように表示する
(ステップ51)。
における座標34で示される位置に、形状36のデータ
で示される建屋形状82を図8に示すように表示する
(ステップ51)。
【0044】この場合、建屋形状82をそのまま表示し
てもよいし、予め指定した色で塗り潰して表示してもよ
い。
てもよいし、予め指定した色で塗り潰して表示してもよ
い。
【0045】塗り潰して表示した場合は、道路や他の建
屋との境界が明瞭になり、確認が用になる。
屋との境界が明瞭になり、確認が用になる。
【0046】ところで、図6のように目的とする建屋の
位置を特定のシンボル62で表示している状態で、シン
ボル62を囲む狭い範囲が入力装置1のポインティング
デバイスによって指定された場合、地図表示プログラム
3は、その指定された範囲の密地図を密地図データベー
ス9から読出し、図9に示すように、粗地図61は第1
のビューポート91に、密地図81は第2のビューポー
ト92に表示させる。
位置を特定のシンボル62で表示している状態で、シン
ボル62を囲む狭い範囲が入力装置1のポインティング
デバイスによって指定された場合、地図表示プログラム
3は、その指定された範囲の密地図を密地図データベー
ス9から読出し、図9に示すように、粗地図61は第1
のビューポート91に、密地図81は第2のビューポー
ト92に表示させる。
【0047】さらに、建屋データベース検索プログラム
4はシンボル62に該当する位置の建屋の形状36のデ
ータを建屋データベース10から読出し、検索結果表示
プログラム5に渡す。
4はシンボル62に該当する位置の建屋の形状36のデ
ータを建屋データベース10から読出し、検索結果表示
プログラム5に渡す。
【0048】検索結果表示プログラム5は、シンボル6
2に該当する位置の建屋形状を第2のビューポート92
の密地図上に図9に示すように表示する。
2に該当する位置の建屋形状を第2のビューポート92
の密地図上に図9に示すように表示する。
【0049】これによって、利用者が指定した建屋の広
域上に位置、および実際の形状の双方を同時に確認する
ことができる。
域上に位置、および実際の形状の双方を同時に確認する
ことができる。
【0050】以上は、利用者が指定した1つの建屋の形
状と地図上の位置を表示する例であるが、図6の粗地図
61の表示状態において、「属性種別=個人住宅」を指
定した場合、図10に示すように、粗地図61内に存在
する全ての個人住宅が特定のシンボル62で表示され
る。
状と地図上の位置を表示する例であるが、図6の粗地図
61の表示状態において、「属性種別=個人住宅」を指
定した場合、図10に示すように、粗地図61内に存在
する全ての個人住宅が特定のシンボル62で表示され
る。
【0051】これによって、所望の地域における個人住
宅の分布を確認することができ、各種のマーケット調査
に役立てることが可能になる。
宅の分布を確認することができ、各種のマーケット調査
に役立てることが可能になる。
【0052】なお、上記説明では、目標物の名称を入力
することによって該当する建造物の形状を該当する位置
に表示する例を説明したが、建屋データベース10内に
は、目標物の緯度/経度および座標のデータが登録され
ているので、これらのデータによって目標物を指定し、
その形状および位置を表示することができる。
することによって該当する建造物の形状を該当する位置
に表示する例を説明したが、建屋データベース10内に
は、目標物の緯度/経度および座標のデータが登録され
ているので、これらのデータによって目標物を指定し、
その形状および位置を表示することができる。
【0053】以上のように、本実施形態によれば、縮尺
の異なる粗地図および密地図のデータをデータベース
8,9に記憶させておき、利用者によって表示範囲が指
定されたならば、その範囲が一定範囲を超えるか否かを
判定し、一定範囲を超える場合は縮尺の大きな粗地図を
表示画面に表示させ、さらに、利用者によって指定され
た建造物を特定のシンボルで該当する位置に表示させ、
また利用者によって指定された表示範囲が一定範囲未満
の場合は、縮尺の小さな密地図を表示させ、この密地図
上に利用者によって指定された建造物を実態通りの形状
で表示させるようにしたため、縮尺の大きな地図であっ
ても建造物の存在や分布を分かり易く表示することがで
きる。
の異なる粗地図および密地図のデータをデータベース
8,9に記憶させておき、利用者によって表示範囲が指
定されたならば、その範囲が一定範囲を超えるか否かを
判定し、一定範囲を超える場合は縮尺の大きな粗地図を
表示画面に表示させ、さらに、利用者によって指定され
た建造物を特定のシンボルで該当する位置に表示させ、
また利用者によって指定された表示範囲が一定範囲未満
の場合は、縮尺の小さな密地図を表示させ、この密地図
上に利用者によって指定された建造物を実態通りの形状
で表示させるようにしたため、縮尺の大きな地図であっ
ても建造物の存在や分布を分かり易く表示することがで
きる。
【0054】さらに、指定された表示範囲が小さい場合
は、密地図上に指定された建屋の形状がそのまま表示さ
れるため、利用者が必要としている地点の建造物を詳細
に確認することができる。
は、密地図上に指定された建屋の形状がそのまま表示さ
れるため、利用者が必要としている地点の建造物を詳細
に確認することができる。
【0055】また、建造物を表示形状のデータで示され
る形状に塗り潰して表示することにより、道路等との区
別が明瞭になり、形状の確認が容易になる。
る形状に塗り潰して表示することにより、道路等との区
別が明瞭になり、形状の確認が容易になる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明の地図表示システム
によれば、縮尺の異なる第1、第2の地図データを地図
データ記憶手段に記憶させておき、利用者によって表示
範囲が指定されたならば、その範囲が一定範囲を超える
か否かを判定し、一定範囲を超える場合は縮尺の大きな
第1の地図を表示画面に表示させ、さらに、利用者によ
って指定された建造物を特定のシンボルで該当する位置
に表示させ、また、利用者によって指定された表示範囲
が一定範囲未満の場合は、縮尺の小さな第2の地図を表
示させ、この第2の地図上に利用者によって指定された
建造物を実態通りの形状で表示させるようにしたため、
縮尺の大きな地図であっても建造物の存在や分布を特定
のシンボルで分かり易く表示することができる。
によれば、縮尺の異なる第1、第2の地図データを地図
データ記憶手段に記憶させておき、利用者によって表示
範囲が指定されたならば、その範囲が一定範囲を超える
か否かを判定し、一定範囲を超える場合は縮尺の大きな
第1の地図を表示画面に表示させ、さらに、利用者によ
って指定された建造物を特定のシンボルで該当する位置
に表示させ、また、利用者によって指定された表示範囲
が一定範囲未満の場合は、縮尺の小さな第2の地図を表
示させ、この第2の地図上に利用者によって指定された
建造物を実態通りの形状で表示させるようにしたため、
縮尺の大きな地図であっても建造物の存在や分布を特定
のシンボルで分かり易く表示することができる。
【0057】さらに、指定された表示範囲が小さい場合
は、密地図上に指定された建屋の形状がそのまま表示さ
れるため、利用者が必要としている地点の建造物を詳細
に確認することができる。
は、密地図上に指定された建屋の形状がそのまま表示さ
れるため、利用者が必要としている地点の建造物を詳細
に確認することができる。
【0058】また、建造物を表示形状のデータで示され
る形状に塗り潰して表示することにより、道路等との区
別が明瞭になり、形状の確認が容易になる等の効果があ
る。
る形状に塗り潰して表示することにより、道路等との区
別が明瞭になり、形状の確認が容易になる等の効果があ
る。
【図1】本発明を適用した地図表示システムの実施形態
を示すシステム構成図である。
を示すシステム構成図である。
【図2】地図データベースおよび建屋データベースの構
成図である。
成図である。
【図3】建屋データベースの詳細構成図である。
【図4】地図表示処理の手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】広域地図上に指定した表示エリアの例を示す説
明図である。
明図である。
【図6】検索結果で表示された粗地図と建屋の位置表示
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図7】建屋の中心座標を求める処理の説明図である。
【図8】検索結果で表示された密地図と建屋の形状表示
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図9】粗地図と密地図とを異なるビューポートに表示
した例を示す説明図である。
した例を示す説明図である。
【図10】粗地図上に個人住宅の分布をシンボル表示し
た例を示す説明図である。
た例を示す説明図である。
1…入力装置、2…中央処理装置、3…地図表示プログ
ラム、4…建屋データベース検索プログラム、5…検索
結果表示プログラム、7…表示装置、8…粗地図データ
ベース、9…密地図データベース、10…建屋データベ
ース、31…属性種別、32…住所、33…目標物名
称、36…形状。
ラム、4…建屋データベース検索プログラム、5…検索
結果表示プログラム、7…表示装置、8…粗地図データ
ベース、9…密地図データベース、10…建屋データベ
ース、31…属性種別、32…住所、33…目標物名
称、36…形状。
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の縮尺の地図と、この第1の縮尺の
地図より縮尺の小さい第2の地図のデータを記憶した地
図データ記憶手段と、 前記第1および第2の縮尺の地図上の各種建造物につい
てその属性、名称、位置、表示形状、住所を特定する住
宅地図のデータを記憶した住宅地図データ記憶手段と、 前記地図データ記憶手段に記憶された地図の表示範囲を
指定する表示範囲指定手段と、 この表示範囲指定手段で指定された表示範囲の地図を画
面に表示する表示手段と、 前記表示範囲指定手段で指定された表示範囲が所定範囲
を超えるか否かを判定し、所定範囲を超える場合は第1
の縮尺の地図のデータを前記地図データ記憶手段から読
出し、前記表示手段の画面に表示させ、所定範囲未満の
場合は前記第2の縮尺の地図のデータを前記地図データ
記憶手段から読出し、前記表示手段の画面に表示させる
表示地図選択手段と、 前記表示手段に表示された地図上の目標物の属性,位
置,名称,住所のいずれかを指定する入力手段と、 この入力手段によって指定された目標物の属性,位置,
名称,住所のいずれかに該当する建造物の表示形状のデ
ータを前記住宅地図データ記憶手段から読出す検索手段
と、 この検索手段の検索結果に基づき、前記表示手段に表示
されている地図が第2の縮尺の地図であれば、該当建造
物を表示形状のデータに従って該当する位置に表示さ
せ、第1の縮尺の地図であれば、該当建造物を特定のシ
ンボルで該当する位置に表示させる建造物表示処理手段
と、を備えることを特徴とする地図表示システム。 - 【請求項2】 前記建造物表示処理手段は、前記表示手
段に表示されている地図が第2の縮尺の地図であれば、
その地図上の建造物を表示形状のデータで示される形状
に塗り潰して表示させることを特徴とする請求項1記載
の地図表示システム。 - 【請求項3】 前記表示地図選択手段は、前記表示手段
に第1の縮尺の地図が表示され、かつ建造物が特定のシ
ンボルで表示されている状態で前記表示範囲指定手段に
より第1の縮尺の地図内の所望の範囲が指定された場
合、その指定された範囲の第2の縮尺の地図のデータを
前記地図データ記憶手段から読出し、第1の縮尺の地図
と異なるビューポートに表示させ、 前記建造物表示処理手段は、前記ビューポート内に第1
の縮尺の地図上の建造物に対応する建造物を前記表示形
状のデータで示される形状に塗り潰して表示させること
を特徴とする請求項1記載の地図表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8013978A JPH09212512A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 地図表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8013978A JPH09212512A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 地図表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09212512A true JPH09212512A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11848323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8013978A Pending JPH09212512A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 地図表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09212512A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1596163A2 (en) | 2004-05-12 | 2005-11-16 | Alpine Electronics, Inc. | Navigation apparatus and method for displaying map using the same |
US7761230B2 (en) * | 2004-03-26 | 2010-07-20 | Alpine Electronics Inc. | Method and apparatus for displaying a night-view map |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP8013978A patent/JPH09212512A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7761230B2 (en) * | 2004-03-26 | 2010-07-20 | Alpine Electronics Inc. | Method and apparatus for displaying a night-view map |
EP1596163A2 (en) | 2004-05-12 | 2005-11-16 | Alpine Electronics, Inc. | Navigation apparatus and method for displaying map using the same |
US7801676B2 (en) | 2004-05-12 | 2010-09-21 | Alpine Electronics, Inc. | Method and apparatus for displaying a map |
EP1596163A3 (en) * | 2004-05-12 | 2011-10-26 | Alpine Electronics, Inc. | Navigation apparatus and method for displaying map using the same |
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