JPH09212243A - 容器内液状物の傾倒流量制御装置およびその制御方法 - Google Patents
容器内液状物の傾倒流量制御装置およびその制御方法Info
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- JPH09212243A JPH09212243A JP8017913A JP1791396A JPH09212243A JP H09212243 A JPH09212243 A JP H09212243A JP 8017913 A JP8017913 A JP 8017913A JP 1791396 A JP1791396 A JP 1791396A JP H09212243 A JPH09212243 A JP H09212243A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器内の液状物を、容器を傾倒させることに
より流出させるにあたり、その流量を常時略一定とする
制御装置およびその方法を提供すること。 【解決手段】 容器10をホストコンピュータ4で制御
される駆動装置ホストコンピュータ4はロータリーエン
コーダ5から溶解炉10の傾倒角度を認識し、該傾倒角
度に対応する所望の流出量に応じて設定した傾倒角速度
指令値を内部メモリから引き出し、駆動装置11を該指
令値に従い制御駆動し、溶解炉10をその傾倒角度に応
じて変速傾倒する。
より流出させるにあたり、その流量を常時略一定とする
制御装置およびその方法を提供すること。 【解決手段】 容器10をホストコンピュータ4で制御
される駆動装置ホストコンピュータ4はロータリーエン
コーダ5から溶解炉10の傾倒角度を認識し、該傾倒角
度に対応する所望の流出量に応じて設定した傾倒角速度
指令値を内部メモリから引き出し、駆動装置11を該指
令値に従い制御駆動し、溶解炉10をその傾倒角度に応
じて変速傾倒する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製鉄、合金鋳造、
食品加工等における原料などの液状物を所望形状等に固
化させるにあたり、該液状物を所定容器内から流出さ
せ、次の固化工程等供給する際等に、液状物を所定容器
から一定流量で流出させるための容器内液状物の傾倒流
量制御装置およびその制御方法に関する。
食品加工等における原料などの液状物を所望形状等に固
化させるにあたり、該液状物を所定容器内から流出さ
せ、次の固化工程等供給する際等に、液状物を所定容器
から一定流量で流出させるための容器内液状物の傾倒流
量制御装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】製鉄、合金鋳造等における溶融金属を所
望形状に固化させる工程や、食用粉類等を溶解、懸濁さ
せた溶液を固化させて各種食品素材を調整する工程等を
実施するにあたり、一般に容器内形状が円柱形や角柱形
などであって、上面に開口部を有する所定容器を使用し
て容器内の原料液状物を上面開口部の部分端辺から流出
させ、次工程に供給する方法が知られている。
望形状に固化させる工程や、食用粉類等を溶解、懸濁さ
せた溶液を固化させて各種食品素材を調整する工程等を
実施するにあたり、一般に容器内形状が円柱形や角柱形
などであって、上面に開口部を有する所定容器を使用し
て容器内の原料液状物を上面開口部の部分端辺から流出
させ、次工程に供給する方法が知られている。
【0003】具体的には、所定容器内に原料液状物を導
入しておき、該所定容器を順次傾倒させて原料液状物を
流出させることによって次工程に供給する方法が行われ
ている。この際、固化工程等の次工程への原料液状物供
給にあたっては、原料液状物を工業的生産を充足する程
度のある一定の所望形状に固化させるために、高精度の
定量までは要求されないが、原料液状物をある程度一定
流量で供給する必要がある。このような流量制御を行う
には、前記所定容器の傾倒角速度等を制御する方法が考
えられるが、従来においては流出状態を目視で観察しな
がら経験則的に容器の傾倒角度を変化させながら実施し
ているのが実状である。
入しておき、該所定容器を順次傾倒させて原料液状物を
流出させることによって次工程に供給する方法が行われ
ている。この際、固化工程等の次工程への原料液状物供
給にあたっては、原料液状物を工業的生産を充足する程
度のある一定の所望形状に固化させるために、高精度の
定量までは要求されないが、原料液状物をある程度一定
流量で供給する必要がある。このような流量制御を行う
には、前記所定容器の傾倒角速度等を制御する方法が考
えられるが、従来においては流出状態を目視で観察しな
がら経験則的に容器の傾倒角度を変化させながら実施し
ているのが実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような傾倒角速
度の制御は、所定容器の傾倒角度に応じて液状物の流量
が変化するため困難であって、特に連続的に常時一定流
量で流出させる場合は特に制御し難い。この点を図面を
参照して説明する。図2は、容器内形状が円柱形であ
り、上面開口部が円形の容器から液状物が流出する部分
を、傾倒させた容器の上面開口部正面側水平方向から観
察した図である。(A)図では、容器1’を傾倒し始め
た状態であり、液状物6の流量は比較的少くない。
(B)図では、容器1’を45度程度に傾倒させた状態
であり、液状物6の流量は多くなる。(C)図では、容
器1’を略90度に傾倒させた状態であり、容器1内の
液状物6の残量も少なくなり、流量は減少する。
度の制御は、所定容器の傾倒角度に応じて液状物の流量
が変化するため困難であって、特に連続的に常時一定流
量で流出させる場合は特に制御し難い。この点を図面を
参照して説明する。図2は、容器内形状が円柱形であ
り、上面開口部が円形の容器から液状物が流出する部分
を、傾倒させた容器の上面開口部正面側水平方向から観
察した図である。(A)図では、容器1’を傾倒し始め
た状態であり、液状物6の流量は比較的少くない。
(B)図では、容器1’を45度程度に傾倒させた状態
であり、液状物6の流量は多くなる。(C)図では、容
器1’を略90度に傾倒させた状態であり、容器1内の
液状物6の残量も少なくなり、流量は減少する。
【0005】このように、液状物の流量は容器の傾倒角
度に応じて変化するため、容器の傾倒角速度を一定に保
持すると流量を一定に制御することはできない。そこ
で、所定容器内の液状物を一定流量で流出させるため
に、例えば流量を別途のセンサーなどで検出し、その検
出量と目標とする流量との関係からその傾倒角速度を随
時決定しながら制御する、所謂フィードバックによる制
御方法が通常考えられる。
度に応じて変化するため、容器の傾倒角速度を一定に保
持すると流量を一定に制御することはできない。そこ
で、所定容器内の液状物を一定流量で流出させるため
に、例えば流量を別途のセンサーなどで検出し、その検
出量と目標とする流量との関係からその傾倒角速度を随
時決定しながら制御する、所謂フィードバックによる制
御方法が通常考えられる。
【0006】このようなフィードバックによる制御にお
いては、不定形であって連続的に流出する液状物の流量
を検出しなければならない。しかし、連続するような液
状物の流量を精度良く検出するのは通常困難であり、特
殊な装備を備えたセンサーが必要である。しかも、その
流量検出値に基づいて傾倒角速度が随時決定されるよう
な制御方法では、検出値の誤検出による制御不良が生じ
る可能性が高く、センサーにかなりの精度や耐久性が要
求されると共に、制御のためのコンピュータにもかなり
の高速作動性が要求される。このため、コスト的にも問
題が生じ、更に、液状物が金属溶融物などの超高温物で
ある場合には更に耐久性などを向上させる必要がある。
いては、不定形であって連続的に流出する液状物の流量
を検出しなければならない。しかし、連続するような液
状物の流量を精度良く検出するのは通常困難であり、特
殊な装備を備えたセンサーが必要である。しかも、その
流量検出値に基づいて傾倒角速度が随時決定されるよう
な制御方法では、検出値の誤検出による制御不良が生じ
る可能性が高く、センサーにかなりの精度や耐久性が要
求されると共に、制御のためのコンピュータにもかなり
の高速作動性が要求される。このため、コスト的にも問
題が生じ、更に、液状物が金属溶融物などの超高温物で
ある場合には更に耐久性などを向上させる必要がある。
【0007】従って本発明の目的は、所定容器を傾倒さ
せて容器内の液状物を流出されるにあたり、低コスト
で、誤作動の可能性が極めて少く、容易に液状物を略一
定流量で流出させることが可能な容器内流体の傾倒流量
制御装置及びその制御方法を提供することにある。
せて容器内の液状物を流出されるにあたり、低コスト
で、誤作動の可能性が極めて少く、容易に液状物を略一
定流量で流出させることが可能な容器内流体の傾倒流量
制御装置及びその制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上面に
開口を有する所定容器に収容された液状物を、該容器を
傾倒させて上面開口部の部分端辺から略一定流量で流出
させる装置であって、前記所定容器を傾倒させる駆動手
段と、当該傾倒のための傾倒角速度指令値を記憶した記
憶手段と、前記記憶手段から傾倒角速度指令値を読み込
み、当該指令値に従って前記駆動手段を制御する制御手
段とを備え、前記記憶手段の傾倒角速度指令値が、傾倒
した角度における容器中の液状物の理論残量を基準に液
状物の流出量を決定し、各傾倒角度における流量を略一
定に制御しうるように予め設定されたものであることを
特徴とする容器内液状物の傾倒流量制御装置が提供され
る。
開口を有する所定容器に収容された液状物を、該容器を
傾倒させて上面開口部の部分端辺から略一定流量で流出
させる装置であって、前記所定容器を傾倒させる駆動手
段と、当該傾倒のための傾倒角速度指令値を記憶した記
憶手段と、前記記憶手段から傾倒角速度指令値を読み込
み、当該指令値に従って前記駆動手段を制御する制御手
段とを備え、前記記憶手段の傾倒角速度指令値が、傾倒
した角度における容器中の液状物の理論残量を基準に液
状物の流出量を決定し、各傾倒角度における流量を略一
定に制御しうるように予め設定されたものであることを
特徴とする容器内液状物の傾倒流量制御装置が提供され
る。
【0009】駆動手段とは、電動・油圧モータ等の既存
の駆動源と、駆動源からの動力を容器を傾倒する力に変
換・伝達するための、例えばギヤ等から構成される既存
の伝達要素とを少くとも含む機械駆動系のことである。
制御手段としては、既存のコンピュータに本発明にかか
る制御を実行するためのソフトウェアを搭載したもの、
あるいは本発明の制御を実行するように回路を組み込ん
だハードウェア自体も適用可能である。さらに、制御手
段は、駆動手段を制御するにあたり、フィードバック制
御、オープンループ制御等の公知の制御手法を採用する
ものであるため、それら制御手法を利用するために付随
して必要なインターフェースやセンサ等をも含む概念で
ある。記憶手段としては、メモリーIC、磁気・光ディ
スク等が適用可能であるが、必ずしもそれ自体が独立し
た単体の媒体・装置である必要はなく、例えば制御手段
の空きメモリーを兼用して、そこに傾倒角速度指令値を
記憶するための記憶領域を設けても良い。
の駆動源と、駆動源からの動力を容器を傾倒する力に変
換・伝達するための、例えばギヤ等から構成される既存
の伝達要素とを少くとも含む機械駆動系のことである。
制御手段としては、既存のコンピュータに本発明にかか
る制御を実行するためのソフトウェアを搭載したもの、
あるいは本発明の制御を実行するように回路を組み込ん
だハードウェア自体も適用可能である。さらに、制御手
段は、駆動手段を制御するにあたり、フィードバック制
御、オープンループ制御等の公知の制御手法を採用する
ものであるため、それら制御手法を利用するために付随
して必要なインターフェースやセンサ等をも含む概念で
ある。記憶手段としては、メモリーIC、磁気・光ディ
スク等が適用可能であるが、必ずしもそれ自体が独立し
た単体の媒体・装置である必要はなく、例えば制御手段
の空きメモリーを兼用して、そこに傾倒角速度指令値を
記憶するための記憶領域を設けても良い。
【0010】また、本発明によれば、上面に開口を有す
る所定容器に収容された液状物を、該容器を傾倒させて
上面開口部の部分端辺から流出させるにあたり、略一定
流出量に制御する方法であって、前記所定容器の傾倒
は、傾倒させた際の各傾倒角度における当該容器内の液
状物の理論残量を基準に液状物の流出量を決定し、各傾
倒角度における流出量を略一定に制御しうるように予め
設定した傾倒角速度に従って行うことを特徴とする傾倒
流量制御方法が提供される。
る所定容器に収容された液状物を、該容器を傾倒させて
上面開口部の部分端辺から流出させるにあたり、略一定
流出量に制御する方法であって、前記所定容器の傾倒
は、傾倒させた際の各傾倒角度における当該容器内の液
状物の理論残量を基準に液状物の流出量を決定し、各傾
倒角度における流出量を略一定に制御しうるように予め
設定した傾倒角速度に従って行うことを特徴とする傾倒
流量制御方法が提供される。
【0011】液状物の理論残量とは、所定容器の形状寸
法、液状物の初期量および容器の傾倒角度に基づいて数
学的手法により理論上算出するものである。従って、実
際に残量を計測して得たものではない。例えば、図1
(b)に示した容器の傾倒角度がθの例では、円柱形状
の容器1’内部の液状物のこの時の理論残量は、その初
期量、容器1’の長さL、半径R、および液状物の液面
7と容器1’とのなす角度θ1から数学的に容易に算出
できることが認められる。ここで、容器1’の寸法等は
定数であることから、理論残量は傾倒角度のみに比例し
て定まるということも認められる。なお、角度θ1は、
液状物の粘性が低い場合には、容器を傾倒して液状物を
流出する間中、容器内の液状物の液面は常時鉛直方向に
略直交するとの仮定に基づき、式θ+θ1=∠Rから求
めるものである。従って、液状物の粘性が非常に高い場
合には誤差を生じやすいので、補正項を前記式に加え、
精度の改善を図ることもできる。
法、液状物の初期量および容器の傾倒角度に基づいて数
学的手法により理論上算出するものである。従って、実
際に残量を計測して得たものではない。例えば、図1
(b)に示した容器の傾倒角度がθの例では、円柱形状
の容器1’内部の液状物のこの時の理論残量は、その初
期量、容器1’の長さL、半径R、および液状物の液面
7と容器1’とのなす角度θ1から数学的に容易に算出
できることが認められる。ここで、容器1’の寸法等は
定数であることから、理論残量は傾倒角度のみに比例し
て定まるということも認められる。なお、角度θ1は、
液状物の粘性が低い場合には、容器を傾倒して液状物を
流出する間中、容器内の液状物の液面は常時鉛直方向に
略直交するとの仮定に基づき、式θ+θ1=∠Rから求
めるものである。従って、液状物の粘性が非常に高い場
合には誤差を生じやすいので、補正項を前記式に加え、
精度の改善を図ることもできる。
【0012】本発明では、この理論残量に基づいて、容
器がある角度分傾倒した際の流出量を求め、さらに、そ
の際一定流量を実現し得る理論傾倒角速度、すなわち傾
倒角速度指令値を求める手法を採用する。具体的には、
例えば容器の傾倒角度がθn-1からθnへ変化したときの
液状物の流出量Vnは、それぞれの傾倒角度における理
論残量vの差分から、 Vn=v(θn-1)−v(θn) とすることができる。
器がある角度分傾倒した際の流出量を求め、さらに、そ
の際一定流量を実現し得る理論傾倒角速度、すなわち傾
倒角速度指令値を求める手法を採用する。具体的には、
例えば容器の傾倒角度がθn-1からθnへ変化したときの
液状物の流出量Vnは、それぞれの傾倒角度における理
論残量vの差分から、 Vn=v(θn-1)−v(θn) とすることができる。
【0013】従って、液状物の一定流量での流出を達成
するために必要な傾倒角速度は次の手順で求めることが
できる。すなわち、一定流量をWと置くと、流出量Vn
を一定流量Wで流出させるのに必要な時間Tnは、 Tn=Vn/W である。従って、傾倒角度θn-1〜θn間(以下dθとす
る)における傾倒角速度指令値ψnは ψn=dθ/Tn =dθ/Vn・W と設定すれば良い。
するために必要な傾倒角速度は次の手順で求めることが
できる。すなわち、一定流量をWと置くと、流出量Vn
を一定流量Wで流出させるのに必要な時間Tnは、 Tn=Vn/W である。従って、傾倒角度θn-1〜θn間(以下dθとす
る)における傾倒角速度指令値ψnは ψn=dθ/Tn =dθ/Vn・W と設定すれば良い。
【0014】そして、傾倒角速度指令値を傾倒角度全域
に渡って設定することにより、常時一定流量を実現する
ことが理論上成立する。なお、前述のdθ値、すなわち
傾倒角速度指令値を一定とする傾倒角度の間隔を定める
にあたっては、傾倒角度全域に渡って均一の値として定
めても良いし、特に精度を向上させたい場合は、一部の
角度領域だけ部分的に細かい値にするなどしても良く、
利用目的に応じて適宜定めることができる。また、一度
に全ての液状物を流出させず、途中で傾倒を中止する等
する場合であっても、傾倒角速度指令値をそれに対応さ
せて設定することにより容易に実現できる。
に渡って設定することにより、常時一定流量を実現する
ことが理論上成立する。なお、前述のdθ値、すなわち
傾倒角速度指令値を一定とする傾倒角度の間隔を定める
にあたっては、傾倒角度全域に渡って均一の値として定
めても良いし、特に精度を向上させたい場合は、一部の
角度領域だけ部分的に細かい値にするなどしても良く、
利用目的に応じて適宜定めることができる。また、一度
に全ての液状物を流出させず、途中で傾倒を中止する等
する場合であっても、傾倒角速度指令値をそれに対応さ
せて設定することにより容易に実現できる。
【0015】
【作用】本発明の傾倒流出量制御装置は、制御手段が記
憶手段に記憶した傾倒角速度指令値を読み込み、該指令
値に従い容器が傾倒するように駆動手段を制御する。従
って、容器の傾倒角度に応じて、その傾倒角速度が逐次
変化し、液状物の略一定流量での流出を実現する。
憶手段に記憶した傾倒角速度指令値を読み込み、該指令
値に従い容器が傾倒するように駆動手段を制御する。従
って、容器の傾倒角度に応じて、その傾倒角速度が逐次
変化し、液状物の略一定流量での流出を実現する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1(a)は本発明にかかる傾倒流量
制御装置の概略図である。制御装置は、容器1の傾倒の
軸である軸芯3に着設したロータリーエンコーダ5と、
容器1を傾倒するための駆動装置2と、これら双方に電
気的に接続されるホストコンピュータ4とから構成され
る。ロータリーエンコーダ5は軸芯3の回転角度を検出
し、その情報をホストコンピュータ4へ伝達するための
回転位置検出センサである。駆動装置2はその駆動源と
なるモータ2aと、その駆動力を軸心3に伝達するチェ
ーン機構2bとから構成される。ホストコンピュータ4
は、ロータリーエンコーダ5の回転角度情報によりモー
タ2aをフィードバック制御するものであり、また、そ
のメモリー内には容器1の各傾倒角度に対する傾倒角速
度テーブルを記憶するものである。
づいて説明する。図1(a)は本発明にかかる傾倒流量
制御装置の概略図である。制御装置は、容器1の傾倒の
軸である軸芯3に着設したロータリーエンコーダ5と、
容器1を傾倒するための駆動装置2と、これら双方に電
気的に接続されるホストコンピュータ4とから構成され
る。ロータリーエンコーダ5は軸芯3の回転角度を検出
し、その情報をホストコンピュータ4へ伝達するための
回転位置検出センサである。駆動装置2はその駆動源と
なるモータ2aと、その駆動力を軸心3に伝達するチェ
ーン機構2bとから構成される。ホストコンピュータ4
は、ロータリーエンコーダ5の回転角度情報によりモー
タ2aをフィードバック制御するものであり、また、そ
のメモリー内には容器1の各傾倒角度に対する傾倒角速
度テーブルを記憶するものである。
【0017】傾倒角速度テーブルは、所定の傾倒角度毎
に容器1の傾倒角速度を変化させるために、予め設定し
た傾倒角速度指令値の集合である。傾倒角速度指令値
は、前述した手順により、容器1の形状寸法および容器
1内の液状物の初期量から理論上算出した値であって、
利用目的に応じた所定の傾倒角度毎に全傾倒角度に渡っ
て算出・設定した値である。従って、この傾倒角速度指
令値の角速度において容器1を傾倒することにより、理
論上一定流量での流出が可能となる。
に容器1の傾倒角速度を変化させるために、予め設定し
た傾倒角速度指令値の集合である。傾倒角速度指令値
は、前述した手順により、容器1の形状寸法および容器
1内の液状物の初期量から理論上算出した値であって、
利用目的に応じた所定の傾倒角度毎に全傾倒角度に渡っ
て算出・設定した値である。従って、この傾倒角速度指
令値の角速度において容器1を傾倒することにより、理
論上一定流量での流出が可能となる。
【0018】次に制御動作について説明する。
【0019】ホストコンピュータ4は、メモリー内の傾
倒角速度テーブルから角速度指令値を読みだし、これに
追従するようにモータ2aをフィードバック制御により
制御し、容器1が傾倒し始める。ロータリーエンコーダ
5は、ホストコンピュータ4とモータ2aの制御のため
のフィードバック系を形成する機能と同時に、容器1の
傾倒角度をホストコンピュータ4に認識させる機能をも
果たしており、ホストコンピュータ4は容器1の傾倒角
度を常時把握することができる。しかして、傾倒角度が
角速度を変化させる所定の角度に到達すれば、再びホス
トコンピュータ4は傾倒各速度テーブルから当該傾倒角
度に対応する角速度指令値を読みだし、これに追従する
ようにモータ2aを制御する。その結果、容器1は角速
度指令値に応じた角速度で傾倒するため、解決課題であ
る傾倒角度に応じた流量の変化は軽減し、その流量は略
一定に保たれる。
倒角速度テーブルから角速度指令値を読みだし、これに
追従するようにモータ2aをフィードバック制御により
制御し、容器1が傾倒し始める。ロータリーエンコーダ
5は、ホストコンピュータ4とモータ2aの制御のため
のフィードバック系を形成する機能と同時に、容器1の
傾倒角度をホストコンピュータ4に認識させる機能をも
果たしており、ホストコンピュータ4は容器1の傾倒角
度を常時把握することができる。しかして、傾倒角度が
角速度を変化させる所定の角度に到達すれば、再びホス
トコンピュータ4は傾倒各速度テーブルから当該傾倒角
度に対応する角速度指令値を読みだし、これに追従する
ようにモータ2aを制御する。その結果、容器1は角速
度指令値に応じた角速度で傾倒するため、解決課題であ
る傾倒角度に応じた流量の変化は軽減し、その流量は略
一定に保たれる。
【0020】この動作は、容器1内の液状物が所定の流
出量に達するまで繰返し行われ、始終その流量を一定と
することができる。ここで、ホストコンピュータ4によ
るモータ2aの制御がオープンループ制御を採用する場
合について補足する。オープンループ制御を行う場合に
は、ロータリーエンコーダ5が不要となるため、ホスト
コンピュータ4は容器1の実際の傾倒角度を認識するこ
とができなくなる。従って、傾倒各速度を変化させるタ
イミングを識別することができなくなるが、この問題は
ホストコンピュータ4にソフトウェアによるタイマーを
設けることによって解決できる。すなわち、課題を解決
する手段に記載したとおり、傾倒角速度ψnを実行する
時間はTnであることが予め決定されているため、この時
間Tnに基づいて当該タイマーを設定し、前述した容器1
の実際の傾倒角度に代えて、これを傾倒各速度の変化時
期の基準として利用すれば足る。
出量に達するまで繰返し行われ、始終その流量を一定と
することができる。ここで、ホストコンピュータ4によ
るモータ2aの制御がオープンループ制御を採用する場
合について補足する。オープンループ制御を行う場合に
は、ロータリーエンコーダ5が不要となるため、ホスト
コンピュータ4は容器1の実際の傾倒角度を認識するこ
とができなくなる。従って、傾倒各速度を変化させるタ
イミングを識別することができなくなるが、この問題は
ホストコンピュータ4にソフトウェアによるタイマーを
設けることによって解決できる。すなわち、課題を解決
する手段に記載したとおり、傾倒角速度ψnを実行する
時間はTnであることが予め決定されているため、この時
間Tnに基づいて当該タイマーを設定し、前述した容器1
の実際の傾倒角度に代えて、これを傾倒各速度の変化時
期の基準として利用すれば足る。
【0021】次に、この傾倒流量制御装置を薄帯状合金
の鋳造に使用した場合の例を図3を参照して簡単に説明
する。薄帯状合金の鋳造は、合金を組成する個々の金属
を溶解炉に入れて溶解した後、その溶湯をロール状冷却
装置に注湯し冷却・凝固することによって行われるもの
である。ロール状冷却装置に溶湯を注湯する際には、定
量で注湯しないと均一な厚みと質の薄帯状合金を得られ
ないため、本願発明の制御装置を適用すれば有益であ
る。
の鋳造に使用した場合の例を図3を参照して簡単に説明
する。薄帯状合金の鋳造は、合金を組成する個々の金属
を溶解炉に入れて溶解した後、その溶湯をロール状冷却
装置に注湯し冷却・凝固することによって行われるもの
である。ロール状冷却装置に溶湯を注湯する際には、定
量で注湯しないと均一な厚みと質の薄帯状合金を得られ
ないため、本願発明の制御装置を適用すれば有益であ
る。
【0022】溶解炉11は、合金組成金属を溶解する機
能を有する容器であり、図示しない本発明にかかる流量
制御装置により制御されるものである。溶解炉11は本
発明にかかる制御方法により、一定流量で溶湯12をロ
ール状冷却装置14へ送流する。タンディッシュ13
は、溶解炉11とロール状冷却装置14とに介在し、溶
湯12の流れを安定させるためのものである。ロール状
冷却装置14は、熱交換機能を有するロールを回転駆動
する装置である。ロール状冷却装置14は、ロール表面
に送りこまれてくる溶湯12をロールが略半回転するう
ちに徐々に冷却、固化させ薄帯状合金15を生成させ
る。その後、生成した薄帯状合金15は、そのまま回収
される。本願発明の制御装置を適用することにより、溶
湯12は一定の流量で適切にロール状冷却装置14に送
りこまれるので、均一な厚さと質の薄帯状合金15の生
成と、溶湯12の冷却装置14への流出時に生じる危険
のある漏出事故の防止とを達成できる。
能を有する容器であり、図示しない本発明にかかる流量
制御装置により制御されるものである。溶解炉11は本
発明にかかる制御方法により、一定流量で溶湯12をロ
ール状冷却装置14へ送流する。タンディッシュ13
は、溶解炉11とロール状冷却装置14とに介在し、溶
湯12の流れを安定させるためのものである。ロール状
冷却装置14は、熱交換機能を有するロールを回転駆動
する装置である。ロール状冷却装置14は、ロール表面
に送りこまれてくる溶湯12をロールが略半回転するう
ちに徐々に冷却、固化させ薄帯状合金15を生成させ
る。その後、生成した薄帯状合金15は、そのまま回収
される。本願発明の制御装置を適用することにより、溶
湯12は一定の流量で適切にロール状冷却装置14に送
りこまれるので、均一な厚さと質の薄帯状合金15の生
成と、溶湯12の冷却装置14への流出時に生じる危険
のある漏出事故の防止とを達成できる。
【0023】
【発明の効果】以上述べてきたとおり、本発明では、予
め設定した傾倒角速度指令値に基づいて容器の傾倒角速
度を制御し、容器内液状物の一定流量での流出を図るも
のであるから、複雑・特殊な設備を必要とせず、誤動作
の可能性が少くかつ低コストに装置を提供することがで
きる。また、傾倒角速度指令値は、傾倒する容器の形状
寸法に基づいて理論的に設定するものであるから、容易
に定めることができると共に、本発明の利用分野におい
て適切な精度で傾倒流量の制御を行うことができる。
め設定した傾倒角速度指令値に基づいて容器の傾倒角速
度を制御し、容器内液状物の一定流量での流出を図るも
のであるから、複雑・特殊な設備を必要とせず、誤動作
の可能性が少くかつ低コストに装置を提供することがで
きる。また、傾倒角速度指令値は、傾倒する容器の形状
寸法に基づいて理論的に設定するものであるから、容易
に定めることができると共に、本発明の利用分野におい
て適切な精度で傾倒流量の制御を行うことができる。
【図1】(a)本発明にかかる傾倒流量制御装置の概略
図である。 (b)傾倒角速度指令値設定のためのモデル図である。
図である。 (b)傾倒角速度指令値設定のためのモデル図である。
【図2】各傾倒角度による液状物の流出経過を示す参考
図である。
図である。
【図3】薄状合金鋳造に本発明にかかる傾倒流量制御装
置を適用した場合の概略図である。
置を適用した場合の概略図である。
1.容器 1’.容器 2.駆動装置 2a.モータ 2b.チェーン機構 3.軸芯 4.ホストコンピュータ 5.ロータリーエンコーダ 6.液状物 7.液面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝本 孝紀 神戸市東灘区深江北町4丁目14番34号 三 徳金属工業株式会社内 (72)発明者 中村 康彦 滋賀県甲賀郡甲西町大池町8番地 富士電 波工業株式会社滋賀工場内 (72)発明者 満嶋 康樹 滋賀県甲賀郡甲西町大池町8番地 富士電 波工業株式会社滋賀工場内 (72)発明者 佐々木 滋二 滋賀県甲賀郡甲西町大池町8番地 富士電 波工業株式会社滋賀工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 上面に開口を有する所定容器に収容され
た液状物を、該容器を傾倒させて上面開口部の部分端辺
から略一定流量で流出させる装置であって、前記所定容
器を傾倒させる駆動手段と、当該傾倒のための傾倒角速
度指令値を記憶した記憶手段と、前記記憶手段から傾倒
角速度指令値を読み込み、当該指令値に従って前記駆動
手段を制御する制御手段とを備え、 前記記憶手段の傾倒角速度指令値が、傾倒した角度にお
ける容器中の液状物の理論残量を基準に液状物の流出量
を決定し、各傾倒角度における流量を略一定に制御しう
るように予め設定したものであることを特徴とする容器
内液状物の傾倒流量制御装置。 - 【請求項2】 上面に開口を有する所定容器に収容され
た液状物を、該容器を傾倒させて上面開口部の部分端辺
から流出させるにあたり、略一定流量に制御する方法で
あって、 前記所定容器の傾倒は、傾倒させた際の各傾倒角度にお
ける当該容器内の液状物の理論残量を基準に液状物の流
出量を決定し、各傾倒角度における流量を略一定に制御
しうるように予め設定した傾倒角速度に従って行うこと
を特徴とする傾倒流量制御方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8017913A JPH09212243A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 容器内液状物の傾倒流量制御装置およびその制御方法 |
AT97901807T ATE253994T1 (de) | 1996-02-02 | 1997-01-31 | Verfahren und vorrichtung zur herstellung dünn erstarrter legierungen |
PCT/JP1997/000242 WO1997027964A1 (fr) | 1996-02-02 | 1997-01-31 | Appareil et procede d'elaboration d'un alliage mince solidifie |
EP97901807A EP0878254B1 (en) | 1996-02-02 | 1997-01-31 | Apparatus and method for producing a thin solidified alloy |
DE69726119T DE69726119T2 (de) | 1996-02-02 | 1997-01-31 | Verfahren und vorrichtung zur herstellung dünn erstarrter legierungen |
US09/117,220 US6026995A (en) | 1996-02-02 | 1997-01-31 | Apparatus and method for producing a thin solidified alloy |
KR1019980705657A KR100284251B1 (ko) | 1996-02-02 | 1997-01-31 | 박상 고화합금의 제조장치 및 박상 고화합금의 제조방법 |
CN97192034A CN1072052C (zh) | 1996-02-02 | 1997-01-31 | 薄状固化合金的制造装置及薄状固化合金的制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8017913A JPH09212243A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 容器内液状物の傾倒流量制御装置およびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09212243A true JPH09212243A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11957002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8017913A Pending JPH09212243A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 容器内液状物の傾倒流量制御装置およびその制御方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6026995A (ja) |
EP (1) | EP0878254B1 (ja) |
JP (1) | JPH09212243A (ja) |
KR (1) | KR100284251B1 (ja) |
CN (1) | CN1072052C (ja) |
AT (1) | ATE253994T1 (ja) |
DE (1) | DE69726119T2 (ja) |
WO (1) | WO1997027964A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008213025A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 鋳造用金型装置及び鋳造方法 |
JP2010223519A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Sinfonia Technology Co Ltd | 溶解炉の出湯制御装置、溶解炉出湯制御システム、及び溶解炉の出湯制御方法 |
CN105772661A (zh) * | 2014-12-26 | 2016-07-20 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 合金快速凝固设备及利用该设备进行合金快速凝固的方法 |
CN115178730A (zh) * | 2022-08-05 | 2022-10-14 | 北京北方恒利科技发展有限公司 | 一种铜合金中频炉定量浇注装置及方法 |
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JP4232889B2 (ja) * | 2002-11-01 | 2009-03-04 | 株式会社アルバック | 真空溶解鋳造装置 |
JP5668426B2 (ja) * | 2010-11-18 | 2015-02-12 | 大同特殊鋼株式会社 | Sm−Fe−N系磁石用薄帯の製造方法 |
CN107727419B (zh) * | 2017-08-09 | 2024-09-24 | 中国标准化研究院 | 倾水检测装置、方法及系统 |
CN111451468B (zh) * | 2020-05-11 | 2022-05-13 | 沈阳广泰真空科技有限公司 | 一种浇注过程的坩埚控制方法及装置 |
CN117358909B (zh) * | 2023-12-08 | 2024-03-26 | 苏州朗信智能科技有限公司 | 冷却凝固控制方法和直线浇铸成型设备 |
Family Cites Families (9)
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---|---|---|---|---|
JPS5320832A (en) * | 1976-08-11 | 1978-02-25 | Hitachi Ltd | Integrated circuit |
JPS57109548A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Direct rolling type continuous casting device |
JPS59133969A (ja) * | 1983-01-18 | 1984-08-01 | Fuji Electric Co Ltd | 金属溶解炉の制御装置 |
JPS6049839A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-19 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ツインベルトキヤスタ−への溶湯供給方法 |
JP2925250B2 (ja) * | 1990-06-12 | 1999-07-28 | マツダ株式会社 | 自動注湯機 |
JP3455552B2 (ja) * | 1992-05-21 | 2003-10-14 | 株式会社三徳 | 永久磁石用希土類金属−鉄2元系合金鋳塊の製造法 |
EP0592365B1 (de) * | 1992-10-07 | 1997-08-20 | Maschinenfabrik & Eisengiesserei Ed. Mezger AG. | Verfahren und Vorrichtung zur Bewegungssteuerung einer Giesspfanne in einer Giessanlage |
JP3079018B2 (ja) * | 1995-04-19 | 2000-08-21 | 藤和機工株式会社 | 自動注湯方法及び装置 |
US5792378A (en) * | 1996-08-02 | 1998-08-11 | Lockheed Martin Advanced Environmental Systems, Inc. | Method and apparatus for controlling the flow rate and aiming when pouring molten material from a container |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP8017913A patent/JPH09212243A/ja active Pending
-
1997
- 1997-01-31 US US09/117,220 patent/US6026995A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-31 DE DE69726119T patent/DE69726119T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-31 AT AT97901807T patent/ATE253994T1/de active
- 1997-01-31 EP EP97901807A patent/EP0878254B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-01-31 WO PCT/JP1997/000242 patent/WO1997027964A1/ja active IP Right Grant
- 1997-01-31 KR KR1019980705657A patent/KR100284251B1/ko active IP Right Grant
- 1997-01-31 CN CN97192034A patent/CN1072052C/zh not_active Expired - Lifetime
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JP2008213025A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 鋳造用金型装置及び鋳造方法 |
JP2010223519A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Sinfonia Technology Co Ltd | 溶解炉の出湯制御装置、溶解炉出湯制御システム、及び溶解炉の出湯制御方法 |
CN105772661A (zh) * | 2014-12-26 | 2016-07-20 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 合金快速凝固设备及利用该设备进行合金快速凝固的方法 |
CN115178730A (zh) * | 2022-08-05 | 2022-10-14 | 北京北方恒利科技发展有限公司 | 一种铜合金中频炉定量浇注装置及方法 |
CN115178730B (zh) * | 2022-08-05 | 2023-06-16 | 北京北方恒利科技发展有限公司 | 一种铜合金中频炉定量浇注装置及方法 |
Also Published As
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---|---|
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US6026995A (en) | 2000-02-22 |
WO1997027964A1 (fr) | 1997-08-07 |
CN1072052C (zh) | 2001-10-03 |
KR19990081941A (ko) | 1999-11-15 |
DE69726119D1 (de) | 2003-12-18 |
ATE253994T1 (de) | 2003-11-15 |
KR100284251B1 (ko) | 2001-11-30 |
EP0878254A1 (en) | 1998-11-18 |
CN1210482A (zh) | 1999-03-10 |
EP0878254B1 (en) | 2003-11-12 |
EP0878254A4 (en) | 1999-07-14 |
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