JPH09206420A - スノーボード用のビンディング - Google Patents
スノーボード用のビンディングInfo
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- JPH09206420A JPH09206420A JP9029850A JP2985097A JPH09206420A JP H09206420 A JPH09206420 A JP H09206420A JP 9029850 A JP9029850 A JP 9029850A JP 2985097 A JP2985097 A JP 2985097A JP H09206420 A JPH09206420 A JP H09206420A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- binding
- strap
- swingable
- handle
- swingable member
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C10/00—Snowboard bindings
- A63C10/02—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
- A63C10/04—Shoe holders for passing over the shoe
- A63C10/045—Shoe holders for passing over the shoe with means to ease introduction of the shoe, e.g. by collapsing upstanding shoe holder parts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C10/00—Snowboard bindings
- A63C10/02—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
- A63C10/04—Shoe holders for passing over the shoe
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C10/00—Snowboard bindings
- A63C10/02—Snowboard bindings characterised by details of the shoe holders
- A63C10/04—Shoe holders for passing over the shoe
- A63C10/06—Straps therefor, e.g. adjustable straps
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C10/00—Snowboard bindings
- A63C10/24—Calf or heel supports, e.g. adjustable high back or heel loops
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者が手袋やミトンをはめていたとして
も、単純で簡単な方法で取り付け取り外しが可能なスノ
ーボードビンディングを提供すること。 【解決手段】 側壁(43’)と、後方支持部(1
5’)とを有するビンディング板(13,13’)を具
備している。揺動自在な部材(17,17’)が、揺動
可能にビンディング板に結合されている。揺動自在な部
材は、ブーツを固定するために、ストラップ(19,2
1;19’,65)が配置される2つのアーム(25,
61)を具備している。ビンディングに出入りするため
に、揺動自在な部材が、接続用の把手(63)を保持す
ることにより、あるいは、横断部材(15)に対抗して
ビンディングの中に踏み込むことによって上方あるいは
下方に軸回転される。
も、単純で簡単な方法で取り付け取り外しが可能なスノ
ーボードビンディングを提供すること。 【解決手段】 側壁(43’)と、後方支持部(1
5’)とを有するビンディング板(13,13’)を具
備している。揺動自在な部材(17,17’)が、揺動
可能にビンディング板に結合されている。揺動自在な部
材は、ブーツを固定するために、ストラップ(19,2
1;19’,65)が配置される2つのアーム(25,
61)を具備している。ビンディングに出入りするため
に、揺動自在な部材が、接続用の把手(63)を保持す
ることにより、あるいは、横断部材(15)に対抗して
ビンディングの中に踏み込むことによって上方あるいは
下方に軸回転される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スノーボードに固
定されるビンディング板を具備するスノーボードのため
のビンディングに関する。ビンディング板は、使用者の
ブーツあるいは靴を受け入れるとともに、後方支持部を
有する。スノーボードに直接的にあるいは間接的に、例
えば、ビンディング板にあるいは中間部材にブーツを固
定するためのストラップが用意されている。
定されるビンディング板を具備するスノーボードのため
のビンディングに関する。ビンディング板は、使用者の
ブーツあるいは靴を受け入れるとともに、後方支持部を
有する。スノーボードに直接的にあるいは間接的に、例
えば、ビンディング板にあるいは中間部材にブーツを固
定するためのストラップが用意されている。
【0002】
【従来の技術】参照したカーペンター他による USP5,26
1,689 は、柔らかいブーツ、すなわち、通常はプラスチ
ックの硬いシェルを具備していないブーツに特に適用さ
れるスノーボード用ビンディングについて記載してい
る。このビンディングは、ブーツを受け入れるための側
壁、すなわち外縁、あるいは顎を持ったビンディング板
を具備している。側壁は、後壁によってブーツの踵の領
域、あるいは踵部分で合わさっている。後方支持部は、
使用者のふくらはぎの下部を確実に支持するように背が
高い。後方支持部は、その装着点を通る回転軸の周りに
回転可能である。さらに、後方支持部は、ビンディング
板に対して垂直軸の周りに回転可能である。側壁の細長
い穴によって、この追加の回転が可能となる。
1,689 は、柔らかいブーツ、すなわち、通常はプラスチ
ックの硬いシェルを具備していないブーツに特に適用さ
れるスノーボード用ビンディングについて記載してい
る。このビンディングは、ブーツを受け入れるための側
壁、すなわち外縁、あるいは顎を持ったビンディング板
を具備している。側壁は、後壁によってブーツの踵の領
域、あるいは踵部分で合わさっている。後方支持部は、
使用者のふくらはぎの下部を確実に支持するように背が
高い。後方支持部は、その装着点を通る回転軸の周りに
回転可能である。さらに、後方支持部は、ビンディング
板に対して垂直軸の周りに回転可能である。側壁の細長
い穴によって、この追加の回転が可能となる。
【0003】ブーツは、このビンディングにおいて、前
方および後方のストラップによって固定され、側壁の中
に設けられる穴の中に固定される。スノーボードをブー
ツに取り付けるためには、使用者は、先ずブーツをビン
ディング板の上に置いて、踵を後方支持部に係合させ、
次にブーツの上にストラップを配置し、それらを締め付
けて、適切な位置に固定する。
方および後方のストラップによって固定され、側壁の中
に設けられる穴の中に固定される。スノーボードをブー
ツに取り付けるためには、使用者は、先ずブーツをビン
ディング板の上に置いて、踵を後方支持部に係合させ、
次にブーツの上にストラップを配置し、それらを締め付
けて、適切な位置に固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このビンディングは、
取り付けあるいは取り外しの度に、ストラップを引っ張
り、適切な位置に調節する必要がある。ビンディングを
取り外すためには、ストラップを、完全に外さなければ
ならない。この操作は、特に使用者が手袋やミトンをは
めているときには困難である。たとえ使用者が手袋やミ
トンをはめていたとしても、単純で簡単な方法で取り付
け取り外しが可能なスノーボードビンディングを提供す
ることが本発明の目的である。ビンディングは異なる寸
法および型のブーツを受け入れるように容易に調節可能
でなければならないし、簡潔であって、安価に製造でき
るようでければならない。
取り付けあるいは取り外しの度に、ストラップを引っ張
り、適切な位置に調節する必要がある。ビンディングを
取り外すためには、ストラップを、完全に外さなければ
ならない。この操作は、特に使用者が手袋やミトンをは
めているときには困難である。たとえ使用者が手袋やミ
トンをはめていたとしても、単純で簡単な方法で取り付
け取り外しが可能なスノーボードビンディングを提供す
ることが本発明の目的である。ビンディングは異なる寸
法および型のブーツを受け入れるように容易に調節可能
でなければならないし、簡潔であって、安価に製造でき
るようでければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】スノーボードビンディン
グは、使用者のブーツあるいは靴を受け入れるために、
スノーボードへの取り付けに用いられたビンディング板
を具備している。後方の支持部が、ビンディング板の後
方部分に固定され、取り付け手段がブーツをビンディン
グ板に取り付けるために設けられている。これらの取り
付け手段は、好ましくは、織物のような柔軟なストラッ
プ部材である。本発明の特徴によれば、ビンディング板
の前方の部分の領域において、ビンディング板に結合さ
れている揺動自在な部材が備えられている。揺動自在な
部材は、所定の固定位置、例えば、スノーボードの移動
位置であるビンディング板へ閉じた位置に保持され得
る。典型的にはストラップであるブーツ取り付け手段は
揺動自在な部材に固定されているので、揺動自在な部材
を回転すなわち揺動させてスノーボードから解放した後
には、ブーツの踵は後方支持部ともはや係合していない
ので、ブーツをスノーボードから簡単に外すことができ
る。
グは、使用者のブーツあるいは靴を受け入れるために、
スノーボードへの取り付けに用いられたビンディング板
を具備している。後方の支持部が、ビンディング板の後
方部分に固定され、取り付け手段がブーツをビンディン
グ板に取り付けるために設けられている。これらの取り
付け手段は、好ましくは、織物のような柔軟なストラッ
プ部材である。本発明の特徴によれば、ビンディング板
の前方の部分の領域において、ビンディング板に結合さ
れている揺動自在な部材が備えられている。揺動自在な
部材は、所定の固定位置、例えば、スノーボードの移動
位置であるビンディング板へ閉じた位置に保持され得
る。典型的にはストラップであるブーツ取り付け手段は
揺動自在な部材に固定されているので、揺動自在な部材
を回転すなわち揺動させてスノーボードから解放した後
には、ブーツの踵は後方支持部ともはや係合していない
ので、ブーツをスノーボードから簡単に外すことができ
る。
【0006】このビンディングには、通常たった一度だ
け調節するだけでよいという利点がある。すなわち、後
でビンディングに出し入れする際に、ブーツを保持して
いるストラップは、もはや固定したり、再度外したりす
る必要がない。このビンディングは、揺動自在な部材を
ビンディング板に向けて下方に回転させ、それを適切な
位置にロックすることによって閉じる。揺動自在な部材
を正しい位置にロックするにはさまざまな方法があり、
例えば、スナップ式ロックあるいは他の取り付け装置の
使用によって、揺動自在な部材を1つあるいは複数の所
望の揺動位置に位置決めして行う。
け調節するだけでよいという利点がある。すなわち、後
でビンディングに出し入れする際に、ブーツを保持して
いるストラップは、もはや固定したり、再度外したりす
る必要がない。このビンディングは、揺動自在な部材を
ビンディング板に向けて下方に回転させ、それを適切な
位置にロックすることによって閉じる。揺動自在な部材
を正しい位置にロックするにはさまざまな方法があり、
例えば、スナップ式ロックあるいは他の取り付け装置の
使用によって、揺動自在な部材を1つあるいは複数の所
望の揺動位置に位置決めして行う。
【0007】揺動自在な部材に固定された前方および後
方のストラップを設けるのが好ましい。このように、ビ
ンディング板の前方の領域において回転させる揺動自在
な部材にストラップを固定することと、所望の位置に揺
動自在な部材をロックする装置を設けることによって、
ミトンや手袋を外さない限り実行が難しい手の操作無し
に、ビンディングを装着しあるいはビンディングからブ
ーツを外すことができる。
方のストラップを設けるのが好ましい。このように、ビ
ンディング板の前方の領域において回転させる揺動自在
な部材にストラップを固定することと、所望の位置に揺
動自在な部材をロックする装置を設けることによって、
ミトンや手袋を外さない限り実行が難しい手の操作無し
に、ビンディングを装着しあるいはビンディングからブ
ーツを外すことができる。
【0008】好ましい実施態様によれば、前記揺動自在
な部材は、例えば、板、例えば横断リブのようなリブ、
あるいは、それに対してブーツが係合する内部に延びて
いる突出部によって形成されたブーツ支持面を具備して
いる。ブーツ支持部によって、前記揺動自在な部材とブ
ーツと一緒に、固定された、例えば、ロックされた位置
に置くことが可能になる。ビンディングを装着するため
に、ブーツの前方の部分を揺動自在な部材とストラップ
あるいは複数のストラップとによって形成された開口に
入れる。このように、ブーツそれ自体は、後方支持部材
と係合し、それに当接するようにストラップによって保
持される。その固定された位置では、揺動自在な部材
は、スナップ接続によって保持される。前記ビンディン
グを取り外すには、スナップ接続、あるいは他の位置決
め装置を解除するだけでよく、ブーツおよびそれと一緒
の揺動自在な部材は上方に回転されることができ、ブー
ツは前記ビンディングから引き出される。
な部材は、例えば、板、例えば横断リブのようなリブ、
あるいは、それに対してブーツが係合する内部に延びて
いる突出部によって形成されたブーツ支持面を具備して
いる。ブーツ支持部によって、前記揺動自在な部材とブ
ーツと一緒に、固定された、例えば、ロックされた位置
に置くことが可能になる。ビンディングを装着するため
に、ブーツの前方の部分を揺動自在な部材とストラップ
あるいは複数のストラップとによって形成された開口に
入れる。このように、ブーツそれ自体は、後方支持部材
と係合し、それに当接するようにストラップによって保
持される。その固定された位置では、揺動自在な部材
は、スナップ接続によって保持される。前記ビンディン
グを取り外すには、スナップ接続、あるいは他の位置決
め装置を解除するだけでよく、ブーツおよびそれと一緒
の揺動自在な部材は上方に回転されることができ、ブー
ツは前記ビンディングから引き出される。
【0009】本発明によるビンディングは、上で参照し
た従来技術のビンディングに比較し、通常それ以上の手
の操作無しにビンディングを装着できる、言い換えれ
ば、ストラップ等を弛める必要がなく、あるいは、装着
時にストラップを接続する必要もないという利点をを備
えている。ブーツとビンディングとを留めることは、本
質的に、ビンディングの上に使用者の体重をかけること
によって実行される。もちろん、ビンディングに張力を
与えるために追加の、そしてよく知られた張力部材を使
用してもよい。
た従来技術のビンディングに比較し、通常それ以上の手
の操作無しにビンディングを装着できる、言い換えれ
ば、ストラップ等を弛める必要がなく、あるいは、装着
時にストラップを接続する必要もないという利点をを備
えている。ブーツとビンディングとを留めることは、本
質的に、ビンディングの上に使用者の体重をかけること
によって実行される。もちろん、ビンディングに張力を
与えるために追加の、そしてよく知られた張力部材を使
用してもよい。
【0010】本発明のもう1つの好ましい特徴によれ
ば、前記揺動自在な部材は、場合によっては、少なくと
も1つの横断リブによって相互に接続された2つのアー
ムから形成されている。この横断リブは、ブーツ支持部
の全部あるいは一部を形成することが可能である。その
揺動自在な部材は、最終的に適切な形に曲げられる穴の
開けられた金属板構造として形成されてもよい。しかし
ながら、射出成型のプラスチック材料からも作り得る。
揺動自在な部材に対する取り付け装置あるいはロック部
材は、ロックボルト等を備えたスナップ式結合器であっ
てもよい。スナップ式結合器、あるいはボルトは、それ
ぞれ2つ以上の凹凸インターロック接続と相互作用を行
ってもよい。
ば、前記揺動自在な部材は、場合によっては、少なくと
も1つの横断リブによって相互に接続された2つのアー
ムから形成されている。この横断リブは、ブーツ支持部
の全部あるいは一部を形成することが可能である。その
揺動自在な部材は、最終的に適切な形に曲げられる穴の
開けられた金属板構造として形成されてもよい。しかし
ながら、射出成型のプラスチック材料からも作り得る。
揺動自在な部材に対する取り付け装置あるいはロック部
材は、ロックボルト等を備えたスナップ式結合器であっ
てもよい。スナップ式結合器、あるいはボルトは、それ
ぞれ2つ以上の凹凸インターロック接続と相互作用を行
ってもよい。
【0011】ビンディング板には、2つの側壁あるいは
保持顎が形成されるのが好ましい。その顎は揺動自在な
部材をガイドしてもよく、さらに、揺動自在な部材が下
向(DOWN)揺動位置にある時、すなわち、スノーボ
ードがダウンヒル滑降に用いられるべき時には、ガイド
および/または長手方向の当接部あるいは支持部として
機能してもよい。顎は、さらに、ビンディングの中のブ
ーツに対して良好な長手方向の支持を提供する。後方支
持部およびロック装置は、この顎に接続あるいは結合さ
れ得る。好ましくは、揺動自在な部材の長手方向のレー
ルの間の横断リブは、顎の間の凹部に収容される。好ま
しい形において、横断リブは、ビンディング板の中の適
切な凹部によって、あるいは、ビンディング板上の特別
なブーツ支持部面によって得られる、ビンディングがD
OWN位置あるいは滑降位置にあるときのビンディング
板の上面と面一である。
保持顎が形成されるのが好ましい。その顎は揺動自在な
部材をガイドしてもよく、さらに、揺動自在な部材が下
向(DOWN)揺動位置にある時、すなわち、スノーボ
ードがダウンヒル滑降に用いられるべき時には、ガイド
および/または長手方向の当接部あるいは支持部として
機能してもよい。顎は、さらに、ビンディングの中のブ
ーツに対して良好な長手方向の支持を提供する。後方支
持部およびロック装置は、この顎に接続あるいは結合さ
れ得る。好ましくは、揺動自在な部材の長手方向のレー
ルの間の横断リブは、顎の間の凹部に収容される。好ま
しい形において、横断リブは、ビンディング板の中の適
切な凹部によって、あるいは、ビンディング板上の特別
なブーツ支持部面によって得られる、ビンディングがD
OWN位置あるいは滑降位置にあるときのビンディング
板の上面と面一である。
【0012】好ましくは、後方支持部は、使用者がビン
ディングの中に踏み込むのを助けるために靴べらに類似
したガイド面として働く。揺動自在な部材を下方に回転
させる際に、ブーツは後方支持部によって若干前方に押
され、これによってブーツを確実に保持するための適切
なクランプ力が得られる。このように、後方の支持部
は、ブーツの後ろに対する後方の係合と当接面とを形成
するとともに、靴べらの機能を果たす。ビンディングを
異なる寸法のブーツに簡単に合わせられるように、スト
ラップは長さが調節可能にされ、ストラップそれ自体
が、適切なバックル等の追加の張力部材を含んでいてる
のが好ましい。
ディングの中に踏み込むのを助けるために靴べらに類似
したガイド面として働く。揺動自在な部材を下方に回転
させる際に、ブーツは後方支持部によって若干前方に押
され、これによってブーツを確実に保持するための適切
なクランプ力が得られる。このように、後方の支持部
は、ブーツの後ろに対する後方の係合と当接面とを形成
するとともに、靴べらの機能を果たす。ビンディングを
異なる寸法のブーツに簡単に合わせられるように、スト
ラップは長さが調節可能にされ、ストラップそれ自体
が、適切なバックル等の追加の張力部材を含んでいてる
のが好ましい。
【0013】本発明の好ましい特徴によれば、後方支持
部は、ビンディング板に揺動可能に結合されている。こ
れには、後方支持部が、例えば、輸送あるいは格納のた
めに、ビンディング板に対して下方に揺動可能であり、
それによって、ビンディングの格納空間を実質的に低減
できるという利点がある。後方支持部には、ブーツの踵
の領域において後方脚支持部に対する当接部および補強
部として働機能できる支持踵部分が形成されているのが
好ましい。後方脚支持部と踵部との位置は、ビンディン
グ板の上で独立して調節可能であり、したがって、例え
ば、ビンディング板に関する後方支持部の傾斜あるいは
位置ぎめ角度は、個別に調節可能であるのが好ましい。
部は、ビンディング板に揺動可能に結合されている。こ
れには、後方支持部が、例えば、輸送あるいは格納のた
めに、ビンディング板に対して下方に揺動可能であり、
それによって、ビンディングの格納空間を実質的に低減
できるという利点がある。後方支持部には、ブーツの踵
の領域において後方脚支持部に対する当接部および補強
部として働機能できる支持踵部分が形成されているのが
好ましい。後方脚支持部と踵部との位置は、ビンディン
グ板の上で独立して調節可能であり、したがって、例え
ば、ビンディング板に関する後方支持部の傾斜あるいは
位置ぎめ角度は、個別に調節可能であるのが好ましい。
【0014】本発明のもう1つの実施態様によれば、揺
動自在な部材は、接続把手によって、それらの自由端あ
るいはその近くで接続された一対のレールあるいはアー
ムによって形成されている。さらにその把手は、揺動自
在な部材を操作するためのハンドルあるいはグリップと
して機能することができる。把手は、ビンディングの閉
鎖および開放を容易にし、1つ以上のストラップにとっ
てかわることもできる。好ましくは、把手およびストラ
ップは、揺動自在な部材のアームあるいはレールに揺動
可能に結合される。このことによって、異なる型のブー
ツおよび異なる寸法のブーツに対してビンディングを簡
単に調節することが可能になる。また、把手とストラッ
プとは、制限された範囲内でそれ自身で回転、あるいは
移動し得る緩やかな結合器によって揺動自在な部材のレ
ールとアームとに結合されるのが好ましい。
動自在な部材は、接続把手によって、それらの自由端あ
るいはその近くで接続された一対のレールあるいはアー
ムによって形成されている。さらにその把手は、揺動自
在な部材を操作するためのハンドルあるいはグリップと
して機能することができる。把手は、ビンディングの閉
鎖および開放を容易にし、1つ以上のストラップにとっ
てかわることもできる。好ましくは、把手およびストラ
ップは、揺動自在な部材のアームあるいはレールに揺動
可能に結合される。このことによって、異なる型のブー
ツおよび異なる寸法のブーツに対してビンディングを簡
単に調節することが可能になる。また、把手とストラッ
プとは、制限された範囲内でそれ自身で回転、あるいは
移動し得る緩やかな結合器によって揺動自在な部材のレ
ールとアームとに結合されるのが好ましい。
【0015】揺動自在な部材のための取り付け装置は、
揺動自在な部材が種々の揺動位置に固定され得るように
なっているのが好ましい。そのような取り付け装置は、
例えば、歯付きあるいはリブ付きベルトと協働するバッ
クルによって得られる。歯付きあるいはリブ付きベルト
は、揺動自在な部材の両側をビンディング板に結合す
る。好ましくは、ラチェット式バックルが用いられる。
ラチェット式バックルは、把手に取り付けられることが
でき、歯付きあるいはリブ付きベルトは、ビンディング
板の顎に取り付けられることができる。もちろん、逆の
配置も同様に可能である。また、揺動自在な部材を正し
い位置に固定するために、揺動自在な部材のアームある
いはレールの1つあるいは複数の凹部に係合するボルト
を備えたスナップ式ロックを使用することもできる。
揺動自在な部材が種々の揺動位置に固定され得るように
なっているのが好ましい。そのような取り付け装置は、
例えば、歯付きあるいはリブ付きベルトと協働するバッ
クルによって得られる。歯付きあるいはリブ付きベルト
は、揺動自在な部材の両側をビンディング板に結合す
る。好ましくは、ラチェット式バックルが用いられる。
ラチェット式バックルは、把手に取り付けられることが
でき、歯付きあるいはリブ付きベルトは、ビンディング
板の顎に取り付けられることができる。もちろん、逆の
配置も同様に可能である。また、揺動自在な部材を正し
い位置に固定するために、揺動自在な部材のアームある
いはレールの1つあるいは複数の凹部に係合するボルト
を備えたスナップ式ロックを使用することもできる。
【0016】本発明の好ましい特徴によれば、歯付きあ
るいはリブ付きストラップの端は、把手とストラップそ
れ自身との間の空間に係合する。バックル上の把手に
は、歯付きあるいはリブ付きストラップの端末が延びる
ことができるように凹部が形成される。これらの端部に
は、知らないうちにバックルから端部が緩んだり外れた
りするのを防ぐための当接部あるいは停止面が形成され
る。
るいはリブ付きストラップの端は、把手とストラップそ
れ自身との間の空間に係合する。バックル上の把手に
は、歯付きあるいはリブ付きストラップの端末が延びる
ことができるように凹部が形成される。これらの端部に
は、知らないうちにバックルから端部が緩んだり外れた
りするのを防ぐための当接部あるいは停止面が形成され
る。
【0017】本発明の特に好ましい特徴によれば、バッ
クルあるいはボルトは、ケーブル、ストラップ、リボ
ン、あるいは他の適切に柔軟な接続具によって接続さ
れ、したがって、バックルあるいはボルトは、ケーブル
あるいは接続用のストラップを単に引っ張ることによっ
て簡単に解除することができる。すなわち、2つのバッ
クルあるいはボルトを用いる場合、ケーブルあるいはス
トラップをバックルあるいはボルトに接続して、それら
が同時に開放するようにする。こうすることによって、
複雑な操作無しに、ビンディングからのブーツを素早く
取り外すことができる。このように、2つ以上のバック
ルあるいはボルト同時に接続させ操作することができ
る。ハンドル、グリップ、あるいは操作用のループを接
続用ストラップあるいはケーブルの上に備えてもよい。
好ましくは、前記接続用のストラップあるいはケーブル
は、互いに間隔をあけ、把手の頂の近くに配置され、凹
部を通って操作レバーまで延びている2つの開口の中に
導かれている。もちろん、その他の装置が可能であり、
接続用のバンドあるいはケーブルを把手の上に配置して
もよい。
クルあるいはボルトは、ケーブル、ストラップ、リボ
ン、あるいは他の適切に柔軟な接続具によって接続さ
れ、したがって、バックルあるいはボルトは、ケーブル
あるいは接続用のストラップを単に引っ張ることによっ
て簡単に解除することができる。すなわち、2つのバッ
クルあるいはボルトを用いる場合、ケーブルあるいはス
トラップをバックルあるいはボルトに接続して、それら
が同時に開放するようにする。こうすることによって、
複雑な操作無しに、ビンディングからのブーツを素早く
取り外すことができる。このように、2つ以上のバック
ルあるいはボルト同時に接続させ操作することができ
る。ハンドル、グリップ、あるいは操作用のループを接
続用ストラップあるいはケーブルの上に備えてもよい。
好ましくは、前記接続用のストラップあるいはケーブル
は、互いに間隔をあけ、把手の頂の近くに配置され、凹
部を通って操作レバーまで延びている2つの開口の中に
導かれている。もちろん、その他の装置が可能であり、
接続用のバンドあるいはケーブルを把手の上に配置して
もよい。
【0018】揺動自在な部材を正しい位置にロックする
ための種々な部材を単一の所定の揺動位置にロックする
ように配置することができる。しかしながら、例えば、
歯付きあるいはリブ付きのストラップをバックル、好ま
しくはラチェット付きバックルと組み合わせて用いるこ
とによって、異なる揺動位置が可能なようにロック装置
を形成するのが好ましい。揺動自在な部材を正しい位置
にロックするロック装置は、所定の力を越えるとロック
を解除するスプリング張力を利用したスプリング負荷式
のものとして、ビンディングに素早い解除安全ビンディ
ングの特徴を持たせることができる。
ための種々な部材を単一の所定の揺動位置にロックする
ように配置することができる。しかしながら、例えば、
歯付きあるいはリブ付きのストラップをバックル、好ま
しくはラチェット付きバックルと組み合わせて用いるこ
とによって、異なる揺動位置が可能なようにロック装置
を形成するのが好ましい。揺動自在な部材を正しい位置
にロックするロック装置は、所定の力を越えるとロック
を解除するスプリング張力を利用したスプリング負荷式
のものとして、ビンディングに素早い解除安全ビンディ
ングの特徴を持たせることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1において示されているビンデ
ィング11は、底板あるいはビンディング板13を具備
している。後方支持部15は、ビンディング板に回転す
なわち揺動できるように取り付けられている。また、後
方支持部15は、ときどき“スポイラ”とも称される。
ィング11は、底板あるいはビンディング板13を具備
している。後方支持部15は、ビンディング板に回転す
なわち揺動できるように取り付けられている。また、後
方支持部15は、ときどき“スポイラ”とも称される。
【0020】本発明の特徴によれば、ビンディング11
を閉じあるいは開く(開放する)ために回転軸を中心に
回転して揺動できる揺動自在な部材17が設けられてい
る。閉鎖すなわちロックするためには下方に、開放する
ためには上方に部材17を回転させるだけでよい。矢印
18を参照。この出願の従来技術の説明に関連して記載
されたように、従来技術と著しく違って、前方のストラ
ップ19と、後方のストラップ21は、底板すなわちビ
ンディング板13に結合されておらず、揺動自在な部材
17に結合されている。その結果、ストラップ19、2
1は、揺動自在な部材と共に移動する。揺動自在な部材
17は、ビンディング板13の前方の端部の近くで、例
えば、板13の側壁43に直接に揺動支点を具備してい
る。
を閉じあるいは開く(開放する)ために回転軸を中心に
回転して揺動できる揺動自在な部材17が設けられてい
る。閉鎖すなわちロックするためには下方に、開放する
ためには上方に部材17を回転させるだけでよい。矢印
18を参照。この出願の従来技術の説明に関連して記載
されたように、従来技術と著しく違って、前方のストラ
ップ19と、後方のストラップ21は、底板すなわちビ
ンディング板13に結合されておらず、揺動自在な部材
17に結合されている。その結果、ストラップ19、2
1は、揺動自在な部材と共に移動する。揺動自在な部材
17は、ビンディング板13の前方の端部の近くで、例
えば、板13の側壁43に直接に揺動支点を具備してい
る。
【0021】図1において示された位置におけるビンデ
ィングに対して、使用者は、ブーツの爪先部をビンディ
ングに、すなわち、ストラップ19、21と揺動自在な
部材17とによって画定される開口に押し入れる。次
に、幾らか力を入れて、あるいは使用者の体重で、ブー
ツを下方に押す。もちろん、この操作は手で行なっても
よいし、手の助けを借りて行うこともできる。ビンディ
ングの踵部分29の対向する各側方に配置されたスナッ
プ式ロック31のスプリング負荷のスナップボルト35
と、揺動自在な部材の側方レール25のそれぞれのフッ
ク33とを係合させることによって、揺動自在な部材1
7が固定位置にロックするまで、ブーツの踵は、後方支
持部、すなわち、スポイラ15に沿って下方にスライド
する。
ィングに対して、使用者は、ブーツの爪先部をビンディ
ングに、すなわち、ストラップ19、21と揺動自在な
部材17とによって画定される開口に押し入れる。次
に、幾らか力を入れて、あるいは使用者の体重で、ブー
ツを下方に押す。もちろん、この操作は手で行なっても
よいし、手の助けを借りて行うこともできる。ビンディ
ングの踵部分29の対向する各側方に配置されたスナッ
プ式ロック31のスプリング負荷のスナップボルト35
と、揺動自在な部材の側方レール25のそれぞれのフッ
ク33とを係合させることによって、揺動自在な部材1
7が固定位置にロックするまで、ブーツの踵は、後方支
持部、すなわち、スポイラ15に沿って下方にスライド
する。
【0022】図1の実施形態の揺動自在な部材17は、
2つのレールすなわちアーム25によって形成され、そ
れらが横断リブ23によって結合されている。双方のレ
ール25とも、先端が揺動支点27でビンディング板1
3と結合されているので、ビンディング板に沿って板を
横断して延びている軸の周りで回転可能である。横断リ
ブ23は、揺動自在な部材17に安定性をもたらすとと
もに、手の助けを借りずに、ブーツあるいは靴をビンデ
ィングに入れることを可能にし、それによって、中のブ
ーツあるいは靴とともに揺動自在な部材の全体を容易に
固定位置におくことができる。もしも、リブ23を省く
とすると、ブーツを適切な位置にするために手で何らか
の作業をする必要がある。
2つのレールすなわちアーム25によって形成され、そ
れらが横断リブ23によって結合されている。双方のレ
ール25とも、先端が揺動支点27でビンディング板1
3と結合されているので、ビンディング板に沿って板を
横断して延びている軸の周りで回転可能である。横断リ
ブ23は、揺動自在な部材17に安定性をもたらすとと
もに、手の助けを借りずに、ブーツあるいは靴をビンデ
ィングに入れることを可能にし、それによって、中のブ
ーツあるいは靴とともに揺動自在な部材の全体を容易に
固定位置におくことができる。もしも、リブ23を省く
とすると、ブーツを適切な位置にするために手で何らか
の作業をする必要がある。
【0023】後方支持部15は、通常ではプラスチック
から作られており、金属性の固定の踵29によって取り
囲まれているのが好ましい。その踵29は、揺動可能に
取り付けられた後方支持部15のための当接部あるいは
停止部を形成することができる。後方支持部15は、異
なった方法で形成されてもよい。
から作られており、金属性の固定の踵29によって取り
囲まれているのが好ましい。その踵29は、揺動可能に
取り付けられた後方支持部15のための当接部あるいは
停止部を形成することができる。後方支持部15は、異
なった方法で形成されてもよい。
【0024】2つのスナップ式ロック31は、それぞれ
の側方で踵29に固定される。そのうちの1つだけを図
1に示してあるが、スナップ式ロック31は、レール2
5の端部の凹部33とともに相互係合式の突出部および
切り込み部のロックを形成している。図面を簡単にする
ために図1においては一方のレール25にのみ示されて
いるように、好ましくは、ビンディングの揺動自在な部
材に対して複数のロック位置を可能にさせるように複数
の凹部33を備える。複数の凹部はレール25の一方あ
るいは両方に設ける。さらに、部材17の揺動支点は、
揺動自在な部材17の両側に配置された歯付きストラッ
プあるいはベルトとバックルによって決定することがで
きる。
の側方で踵29に固定される。そのうちの1つだけを図
1に示してあるが、スナップ式ロック31は、レール2
5の端部の凹部33とともに相互係合式の突出部および
切り込み部のロックを形成している。図面を簡単にする
ために図1においては一方のレール25にのみ示されて
いるように、好ましくは、ビンディングの揺動自在な部
材に対して複数のロック位置を可能にさせるように複数
の凹部33を備える。複数の凹部はレール25の一方あ
るいは両方に設ける。さらに、部材17の揺動支点は、
揺動自在な部材17の両側に配置された歯付きストラッ
プあるいはベルトとバックルによって決定することがで
きる。
【0025】スナップ式ロック31は、揺動自在な部材
17が固定した位置にあるときにレール25の凹部33
に適合する形を与えられたボルトあるいは掛け金35を
具備している。もちろん、揺動自在な部材17の解除可
能なロック装置は、違う構成であってもよい。ロック装
置を、例えば、踵部分29あるいはビンディング板13
のどちらか一方に、あるいは揺動自在な部材17に配置
してもよい。もう1つの実施形態は後に記載する。
17が固定した位置にあるときにレール25の凹部33
に適合する形を与えられたボルトあるいは掛け金35を
具備している。もちろん、揺動自在な部材17の解除可
能なロック装置は、違う構成であってもよい。ロック装
置を、例えば、踵部分29あるいはビンディング板13
のどちらか一方に、あるいは揺動自在な部材17に配置
してもよい。もう1つの実施形態は後に記載する。
【0026】本発明の好ましい特徴によれば、ビンディ
ングの閉鎖位置を決定するロックを単一の操作によって
解除できる。図示のとおり、ボルト35は、回転時に
(矢印41を参照)、両側の掛け金部材35を同時に引
き戻す、回転可能に取り付けられたディスクあるいは他
の回転可能な部材39に結合されている。ロック部材3
5はスプリングで付勢されている。すなわち、スプリン
グの付勢は、所定の力を越えると掛け金がひとりでに開
放となり、したがって、掛け金装置が安全型高速解除装
置として同時に機能するように調節可能である。
ングの閉鎖位置を決定するロックを単一の操作によって
解除できる。図示のとおり、ボルト35は、回転時に
(矢印41を参照)、両側の掛け金部材35を同時に引
き戻す、回転可能に取り付けられたディスクあるいは他
の回転可能な部材39に結合されている。ロック部材3
5はスプリングで付勢されている。すなわち、スプリン
グの付勢は、所定の力を越えると掛け金がひとりでに開
放となり、したがって、掛け金装置が安全型高速解除装
置として同時に機能するように調節可能である。
【0027】ビンディング板13の上の踵29の位置お
よび後方支持部15の位置は調節可能である。ビンディ
ング板13は、一連の穴45を形成されている側壁、側
方顎、または側方レール43を備えている。穴45は、
それによって踵29および後方支持部15がビンディン
グ板13に調節可能に固定されるねじ47を受け入れ
る。後方支持部15は、ねじ47の周りに回転できるの
で、板13に関して傾斜する。
よび後方支持部15の位置は調節可能である。ビンディ
ング板13は、一連の穴45を形成されている側壁、側
方顎、または側方レール43を備えている。穴45は、
それによって踵29および後方支持部15がビンディン
グ板13に調節可能に固定されるねじ47を受け入れ
る。後方支持部15は、ねじ47の周りに回転できるの
で、板13に関して傾斜する。
【0028】ストラップ19および21は長さが調節で
きる。同様に、揺動自在な部材17のレールあるいはア
ーム25におけるストラップの位置も調節可能である。
このように、ビンディング11は、異なる寸法の靴ある
いはブーツに容易に合わせられる。レールあるいはアー
ムには、一連の穴49が形成されているとともに、前方
の部分にはスリット51が形成されている。少なくとも
後方のストラップ21は、図1においては詳細に示され
ておらないが、ストラップ21の容易な調節と締め付け
とを行う張力を与えるバックル53を具備しているのが
好ましい。好ましくは、ストラップ21は、張力を与え
るバックル53によって結合された2つの部分から形成
されている。前方のストラップ19も、適切なバックル
54によって結合された2つの部分に作られているのが
好ましい。
きる。同様に、揺動自在な部材17のレールあるいはア
ーム25におけるストラップの位置も調節可能である。
このように、ビンディング11は、異なる寸法の靴ある
いはブーツに容易に合わせられる。レールあるいはアー
ムには、一連の穴49が形成されているとともに、前方
の部分にはスリット51が形成されている。少なくとも
後方のストラップ21は、図1においては詳細に示され
ておらないが、ストラップ21の容易な調節と締め付け
とを行う張力を与えるバックル53を具備しているのが
好ましい。好ましくは、ストラップ21は、張力を与え
るバックル53によって結合された2つの部分から形成
されている。前方のストラップ19も、適切なバックル
54によって結合された2つの部分に作られているのが
好ましい。
【0029】底板あるいはビンディング板13に対して
部材17を滑らせようとする、揺動自在な部材17に加
えられた横方向の力は、底板13の側壁あるいは顎43
によって受け取られる。さらに、横断リブ23は、揺動
自在な部材17のロック位置あるいは閉鎖位置におい
て、横断リブ23が側方レールあるいは顎43の間にぴ
ったりはまるように形成されているのが好ましい。横断
リブ23は、ビンディング板の上面と面一になるよう
に、例えば、ビンディング板13に設けた窪みの中に、
はまるように寸法および形を与えられている。あるい
は、靴支持表面をビンディング板の前方および後方の領
域に形成してもよい。
部材17を滑らせようとする、揺動自在な部材17に加
えられた横方向の力は、底板13の側壁あるいは顎43
によって受け取られる。さらに、横断リブ23は、揺動
自在な部材17のロック位置あるいは閉鎖位置におい
て、横断リブ23が側方レールあるいは顎43の間にぴ
ったりはまるように形成されているのが好ましい。横断
リブ23は、ビンディング板の上面と面一になるよう
に、例えば、ビンディング板13に設けた窪みの中に、
はまるように寸法および形を与えられている。あるい
は、靴支持表面をビンディング板の前方および後方の領
域に形成してもよい。
【0030】円形開口部分55が、好ましくはビンディ
ング板のほぼ中央に形成され、ビンディング11をスノ
ーボードの上にしっかりと取り付けるのを可能にしてい
る。その開口の周りには、図1においては示されていな
いが、スノーボード上の適切な突出部あるいはリブと協
働するように、リブが設けられるか波形が付けられてい
る。このように、ビンディングは、それが組み付けられ
るスノーボードの長手方向の軸に関して、角度的に容易
に調節可能である。
ング板のほぼ中央に形成され、ビンディング11をスノ
ーボードの上にしっかりと取り付けるのを可能にしてい
る。その開口の周りには、図1においては示されていな
いが、スノーボード上の適切な突出部あるいはリブと協
働するように、リブが設けられるか波形が付けられてい
る。このように、ビンディングは、それが組み付けられ
るスノーボードの長手方向の軸に関して、角度的に容易
に調節可能である。
【0031】図2−8を参照して第2の実施形態を説明
する。図2aと図2bとは、それぞれ閉じおよび開き位
置にあるビンディング11’を示している。ビンディン
グ11’は、2つのアームあるいはレール61から形成
された揺動自在な部材17’を具備している。2つのス
トラップ、すなわち前方のストラップ19’と後方のス
トラップ65とがアーム61に固定されている。ストラ
ップ19’、65は、ビンディングが閉じたときにビン
ディングの中に靴あるいはブーツを固定する。図2a参
照。
する。図2aと図2bとは、それぞれ閉じおよび開き位
置にあるビンディング11’を示している。ビンディン
グ11’は、2つのアームあるいはレール61から形成
された揺動自在な部材17’を具備している。2つのス
トラップ、すなわち前方のストラップ19’と後方のス
トラップ65とがアーム61に固定されている。ストラ
ップ19’、65は、ビンディングが閉じたときにビン
ディングの中に靴あるいはブーツを固定する。図2a参
照。
【0032】本発明の特徴によれば、揺動自在な部材1
7は、歯付きストラップ71、73とそれぞれ協働する
2つのバックル67を具備している。図2bおよび図1
0参照。ストラップ71、73は、ビンディング板の踵
領域において、それのレール43’に取り付けられるこ
とによってビンディング板13’に固定される。バック
ル67は、ストラップ65とともに揺動自在な部材1
7’のアームあるいはレール61に揺動可能に取り付け
られているU字型の把手63の脚部(図5を参照のこ
と)に配置されている。その揺動可能な取り付けは、図
5および図6の一点鎖線の軸81aによってほんの概略
的に示されている。中央の軸81aを有するボルトは、
把手63の穴81bおよびストラップ65の穴79を貫
通している。ストラップ65は、好ましくは、実質的に
軸方向に延びるスリットを持った幅広の部材である(図
6を参照)。揺動自在な部材17’のアームあるいはレ
ール61には、細長い開口83が端部に形成されている
(図7を参照)。細長い開口あるいは穴83は、ストラ
ップ65と把手63とがレール61の回転位置を実質的
に変えることなく、回転できるように湾曲して形成され
ている。このことによって、ブーツあるいは靴の型に従
って、ブーツあるいは靴の踵部分にストラップ65を最
適に取り付けることが可能になる。把手63とストラッ
プ65をレールに結合する、中央の軸81aを持つボル
トは、好ましくは、バックル67を取り付けるのにも用
いられる。
7は、歯付きストラップ71、73とそれぞれ協働する
2つのバックル67を具備している。図2bおよび図1
0参照。ストラップ71、73は、ビンディング板の踵
領域において、それのレール43’に取り付けられるこ
とによってビンディング板13’に固定される。バック
ル67は、ストラップ65とともに揺動自在な部材1
7’のアームあるいはレール61に揺動可能に取り付け
られているU字型の把手63の脚部(図5を参照のこ
と)に配置されている。その揺動可能な取り付けは、図
5および図6の一点鎖線の軸81aによってほんの概略
的に示されている。中央の軸81aを有するボルトは、
把手63の穴81bおよびストラップ65の穴79を貫
通している。ストラップ65は、好ましくは、実質的に
軸方向に延びるスリットを持った幅広の部材である(図
6を参照)。揺動自在な部材17’のアームあるいはレ
ール61には、細長い開口83が端部に形成されている
(図7を参照)。細長い開口あるいは穴83は、ストラ
ップ65と把手63とがレール61の回転位置を実質的
に変えることなく、回転できるように湾曲して形成され
ている。このことによって、ブーツあるいは靴の型に従
って、ブーツあるいは靴の踵部分にストラップ65を最
適に取り付けることが可能になる。把手63とストラッ
プ65をレールに結合する、中央の軸81aを持つボル
トは、好ましくは、バックル67を取り付けるのにも用
いられる。
【0033】2つの部分に分かれているのが好ましい前
方のストラップ19’は、揺動自在な部材17’のアー
ムあるいはレール61に対してねじ75によって固定さ
れている(図2を参照)。細長い穴77により、前方の
ストラップ19’の位置の調節をすることができる。前
方のストラップの長さ調節は、簡単なラチェット式バッ
クル68によって得られるのが好ましい。
方のストラップ19’は、揺動自在な部材17’のアー
ムあるいはレール61に対してねじ75によって固定さ
れている(図2を参照)。細長い穴77により、前方の
ストラップ19’の位置の調節をすることができる。前
方のストラップの長さ調節は、簡単なラチェット式バッ
クル68によって得られるのが好ましい。
【0034】歯付きストラップ71、73を適切な位置
にロックすることは、任意の公知の取り付け装置で可能
である。しかしながら、取り付け装置は、張力装置が一
体化されたラチェット式バックルが好ましい。
にロックすることは、任意の公知の取り付け装置で可能
である。しかしながら、取り付け装置は、張力装置が一
体化されたラチェット式バックルが好ましい。
【0035】バックル67の好ましい形であるラチェッ
ト張力バックル81(図8)は、一体的な張力賦与およ
び連結システムを形成するために、揺動可能に軸受けで
支えられている3本のレバーを具備している。これらの
レバーの1つは、停止レバー83であり、第2のレバー
は、操作レバー85であり、第3のレバーは、張力を与
える歯付きレバー87である。第3のレバーは、軸88
の周りに軸回転するように、操作レバー85に揺動可能
に取り付けられている。操作については以下において詳
細に述べるが張力を与える歯レバー87は、操作レバー
85によって後方のストラップ65に張力を与える。
ト張力バックル81(図8)は、一体的な張力賦与およ
び連結システムを形成するために、揺動可能に軸受けで
支えられている3本のレバーを具備している。これらの
レバーの1つは、停止レバー83であり、第2のレバー
は、操作レバー85であり、第3のレバーは、張力を与
える歯付きレバー87である。第3のレバーは、軸88
の周りに軸回転するように、操作レバー85に揺動可能
に取り付けられている。操作については以下において詳
細に述べるが張力を与える歯レバー87は、操作レバー
85によって後方のストラップ65に張力を与える。
【0036】ラチェット式バックル81は、断面におい
て実質的にU字型をしているバックル本体89を具備し
ている。操作レバー85と停止レバー83は、本体89
に揺動可能に取り付けられている。停止レバー83は作
動軸91を具備し、操作レバー85は作動軸93を具備
している。トラップレバーとも呼ばれる停止レバー83
は、操作レバー85が休止位置にあるとき、スプリング
95によって歯付きストラップ71あるいは73に係合
保持される。停止レバー83先端は、停止歯97を備
え、それぞれのストラップ71、73の歯の形状に整合
するように歯付き形状に形成されている。ストラップ7
1、73(図8を参照のこと)は、レバー83、85の
下を通される。レバー85の解除位置(図8cを参照の
こと)においては、操作レバー85は、停止歯97を持
ち上げるために、突出する膨らみ99によって、停止レ
バー83の後端を押圧し、その結果、それぞれのストラ
ップ71、73は、長手方向に移動することができる。
て実質的にU字型をしているバックル本体89を具備し
ている。操作レバー85と停止レバー83は、本体89
に揺動可能に取り付けられている。停止レバー83は作
動軸91を具備し、操作レバー85は作動軸93を具備
している。トラップレバーとも呼ばれる停止レバー83
は、操作レバー85が休止位置にあるとき、スプリング
95によって歯付きストラップ71あるいは73に係合
保持される。停止レバー83先端は、停止歯97を備
え、それぞれのストラップ71、73の歯の形状に整合
するように歯付き形状に形成されている。ストラップ7
1、73(図8を参照のこと)は、レバー83、85の
下を通される。レバー85の解除位置(図8cを参照の
こと)においては、操作レバー85は、停止歯97を持
ち上げるために、突出する膨らみ99によって、停止レ
バー83の後端を押圧し、その結果、それぞれのストラ
ップ71、73は、長手方向に移動することができる。
【0037】ストラップ71、73の歯69は鋸歯状歯
の形状をしている、すなわち傾斜した面101と、実質
的に垂直な面103とを具備している。表面103は、
ストラップの長手方向の延びに対して垂直である(図8
a)。真っ直ぐな側面は、停止レバー83の歯97に対
する停止部を形成する。傾斜した面101によって、操
作レバー81が休止位置にあるとき、バックル81を通
して矢印105の方向にそれぞれのストラップ71、7
3が押される。スプリングの力を受けている停止レバー
83は、歯69の表面101の上をスライドすることが
できる。
の形状をしている、すなわち傾斜した面101と、実質
的に垂直な面103とを具備している。表面103は、
ストラップの長手方向の延びに対して垂直である(図8
a)。真っ直ぐな側面は、停止レバー83の歯97に対
する停止部を形成する。傾斜した面101によって、操
作レバー81が休止位置にあるとき、バックル81を通
して矢印105の方向にそれぞれのストラップ71、7
3が押される。スプリングの力を受けている停止レバー
83は、歯69の表面101の上をスライドすることが
できる。
【0038】張力を与えるレバー87の前端には、それ
ぞれのストラップ71、73の歯69の中に係合するよ
うに形を与えられた2つの尖った先端が形成されてい
る。操作レバー85の休止位置において、レバー87
は、稼動位置にあるスプリングによって保持される(図
8a、図8c、および図9参照のこと)。稼動位置にお
いて、張力賦与レバー87の先端は、操作レバー85と
は間隔をあいており、後端はバックル本体89に係合す
る。操作レバー85が押圧されると張力賦与レバー87
の先端107、109は、それぞれのストラップ71、
73の歯69と係合する(図8b)。操作レバー85を
さらに押圧すると、張力賦与レバー87は、バックル8
1を通して、少なくとも1つの歯によって、それぞれの
ストラップ71、73を押す(図8bの矢印105)。
このことにより、停止レバー83の先端歯97は、その
後ろの次の歯の傾斜した表面101の上を滑らされ、次
の歯の側面103との係合がもたらされる。操作レバー
85の開放に際し、張力賦与レバー87の先端107、
109は、その後ろのベルトの上の次の歯の傾斜した表
面101の上を滑る。張力賦与レバー87は、先ず、操
作レバー85に対スプリング111の力に対向して押圧
される。先端107、109がそれぞれの歯の頂を滑っ
て越えるやいなや、スプリング111は、張力賦与レバ
ー87の先端107、109の係合を、稼動位置の操作
レバー85から離すようにする。その結果、張力賦与レ
バー87は次に再び歯69に係合することができ、必要
ならば、新しい張力賦与の操作を可能にする。ラチェッ
ト式バックル81は、1回の張力賦与操作でそれぞれの
ストラップが2つの歯によって締め付けられるという利
点を有する。
ぞれのストラップ71、73の歯69の中に係合するよ
うに形を与えられた2つの尖った先端が形成されてい
る。操作レバー85の休止位置において、レバー87
は、稼動位置にあるスプリングによって保持される(図
8a、図8c、および図9参照のこと)。稼動位置にお
いて、張力賦与レバー87の先端は、操作レバー85と
は間隔をあいており、後端はバックル本体89に係合す
る。操作レバー85が押圧されると張力賦与レバー87
の先端107、109は、それぞれのストラップ71、
73の歯69と係合する(図8b)。操作レバー85を
さらに押圧すると、張力賦与レバー87は、バックル8
1を通して、少なくとも1つの歯によって、それぞれの
ストラップ71、73を押す(図8bの矢印105)。
このことにより、停止レバー83の先端歯97は、その
後ろの次の歯の傾斜した表面101の上を滑らされ、次
の歯の側面103との係合がもたらされる。操作レバー
85の開放に際し、張力賦与レバー87の先端107、
109は、その後ろのベルトの上の次の歯の傾斜した表
面101の上を滑る。張力賦与レバー87は、先ず、操
作レバー85に対スプリング111の力に対向して押圧
される。先端107、109がそれぞれの歯の頂を滑っ
て越えるやいなや、スプリング111は、張力賦与レバ
ー87の先端107、109の係合を、稼動位置の操作
レバー85から離すようにする。その結果、張力賦与レ
バー87は次に再び歯69に係合することができ、必要
ならば、新しい張力賦与の操作を可能にする。ラチェッ
ト式バックル81は、1回の張力賦与操作でそれぞれの
ストラップが2つの歯によって締め付けられるという利
点を有する。
【0039】本発明の特徴によれば、バックル67から
延びるベルト71、73の端部は、把手63と後方のス
トラップ65との間の空間で山が切られる。その上にバ
ックル81が配置される把手の脚部は、内側に段を付け
られ(図5参照)あるいは位置をずらされており、把手
の脚部の上に凹部113が設けられる。バックルはバッ
クル取り付け面114で固定されており、その面は、ス
トラップの端部が開口113を自由に通ることができる
ように、内側に傾いている。
延びるベルト71、73の端部は、把手63と後方のス
トラップ65との間の空間で山が切られる。その上にバ
ックル81が配置される把手の脚部は、内側に段を付け
られ(図5参照)あるいは位置をずらされており、把手
の脚部の上に凹部113が設けられる。バックルはバッ
クル取り付け面114で固定されており、その面は、ス
トラップの端部が開口113を自由に通ることができる
ように、内側に傾いている。
【0040】ストラップすなわちベルト71、73は、
図4cで最もよく分かるように、好ましくは部分的に湾
曲しており、その湾曲は、前方の部分において最もはっ
きりしている。その湾曲は、把手63の半径あるいは把
手63に固定されたストラップ65の半径に対応してい
る。このことには、ビンディング11’が閉じていると
き、ストラップ71、73の端部が把手63あるいはス
トラップ65に対して係合しないか、ほんの若干係合す
るという利点がある。ベルト71、73の湾曲は、ビン
ディングが組み立てられ締め付けられたときに、ベルト
の端部係合面が互いに出会わないように若干異なってい
るのが好ましい(図10)。ストラップ65と把手63
との間にストラップ71、73を装着することによっ
て、ストラップ71、73の端部は、外側からは実際に
は見えない。このことは、美的に心地よいものであり、
加えて、操作にとって重要でもある。なぜならば、バッ
クル67から延び出すストラップの端部の不規則な動き
を、スノーボードの使用者は、煩わしい、望ましくない
ものと考えるからである。
図4cで最もよく分かるように、好ましくは部分的に湾
曲しており、その湾曲は、前方の部分において最もはっ
きりしている。その湾曲は、把手63の半径あるいは把
手63に固定されたストラップ65の半径に対応してい
る。このことには、ビンディング11’が閉じていると
き、ストラップ71、73の端部が把手63あるいはス
トラップ65に対して係合しないか、ほんの若干係合す
るという利点がある。ベルト71、73の湾曲は、ビン
ディングが組み立てられ締め付けられたときに、ベルト
の端部係合面が互いに出会わないように若干異なってい
るのが好ましい(図10)。ストラップ65と把手63
との間にストラップ71、73を装着することによっ
て、ストラップ71、73の端部は、外側からは実際に
は見えない。このことは、美的に心地よいものであり、
加えて、操作にとって重要でもある。なぜならば、バッ
クル67から延び出すストラップの端部の不規則な動き
を、スノーボードの使用者は、煩わしい、望ましくない
ものと考えるからである。
【0041】ストラップあるいはベルト65は、断面が
実質的に半円である。図6に見られるように、ストラッ
プ65の実質的に中央の部分は、円周方向に延びる凹み
115で形成されている。この凹みは、ストラップ7
1、73の端部を受け入れ導くために備えられている。
把手63とストラップあるいはベルト65との間に十分
な空間があれば、凹み115は必要ない。使用者のブー
ツが均一に設置されるように通常、緩衝材あるいは受け
材が、ストラップ65の内側に配置されている。このよ
うな緩衝材は分かりやすくするために図面では省略し
た。
実質的に半円である。図6に見られるように、ストラッ
プ65の実質的に中央の部分は、円周方向に延びる凹み
115で形成されている。この凹みは、ストラップ7
1、73の端部を受け入れ導くために備えられている。
把手63とストラップあるいはベルト65との間に十分
な空間があれば、凹み115は必要ない。使用者のブー
ツが均一に設置されるように通常、緩衝材あるいは受け
材が、ストラップ65の内側に配置されている。このよ
うな緩衝材は分かりやすくするために図面では省略し
た。
【0042】操作を容易にするために、ラチェット式バ
ックル81の操作レバー85は、ケーブルリボンあるい
は接続ストラップ117によって接続されている(図2
a,図2bおよび図10を参照)。このことにより、単
にケーブルあるいはストラップ117を引っ張ることに
よって両方のラチェット式バックル81を開放できるよ
うになる。ケーブル117は、把手65の頂の両側に、
好ましくは対称的に配置されている2つの開口119を
通って延びている。そのケーブルは、次に、把手65の
内側を通り、81で詳細に示されたラチェット式バック
ル67の操作レバー85まで開口113を通って延びて
いる。ケーブル117の端部は、図9のスリット121
を通してそれぞれの操作レバーに固定されている。スト
ラップあるいはケーブルは、スリット181を通され、
端部は折り返され、次に、ケーブルの残りと結合され
て、広げられた端末123を形成する。いったんスリッ
ト121とレバー185を通されたこの広げられた端末
123は、スリットの縁と係合し、ケーブルあるいはス
トラップ117が外れるのを防止する。ケーブルあるい
はストラップ117は、ケーブルあるいはストラップ1
17を容易に掴めるように、把手63の頂の領域におい
て握り用の延長部分あるいは輪124を形成している。
ックル81の操作レバー85は、ケーブルリボンあるい
は接続ストラップ117によって接続されている(図2
a,図2bおよび図10を参照)。このことにより、単
にケーブルあるいはストラップ117を引っ張ることに
よって両方のラチェット式バックル81を開放できるよ
うになる。ケーブル117は、把手65の頂の両側に、
好ましくは対称的に配置されている2つの開口119を
通って延びている。そのケーブルは、次に、把手65の
内側を通り、81で詳細に示されたラチェット式バック
ル67の操作レバー85まで開口113を通って延びて
いる。ケーブル117の端部は、図9のスリット121
を通してそれぞれの操作レバーに固定されている。スト
ラップあるいはケーブルは、スリット181を通され、
端部は折り返され、次に、ケーブルの残りと結合され
て、広げられた端末123を形成する。いったんスリッ
ト121とレバー185を通されたこの広げられた端末
123は、スリットの縁と係合し、ケーブルあるいはス
トラップ117が外れるのを防止する。ケーブルあるい
はストラップ117は、ケーブルあるいはストラップ1
17を容易に掴めるように、把手63の頂の領域におい
て握り用の延長部分あるいは輪124を形成している。
【0043】好ましくは、歯付きベルト71、73の前
端は、薄く、あるいは楔形状に形成されている(図3b
および図4a、図4bを参照)。このことによって、ベ
ルトが結果的に重なるように締め付けられると、互いに
対するベルト71、73の端部表面の係合を効果的に防
止される。
端は、薄く、あるいは楔形状に形成されている(図3b
および図4a、図4bを参照)。このことによって、ベ
ルトが結果的に重なるように締め付けられると、互いに
対するベルト71、73の端部表面の係合を効果的に防
止される。
【0044】ベルト71、73の前端には、端部停止部
125、127(図3a,図3bを参照)あるいは12
7(図4a,4b,4cを参照のこと)が形成されてい
る。端部停止部125、127は、それぞれのバックル
81からのベルト71、73が知らないうちに外れるの
を防止するために、把手63あるいはそれぞれのバック
ル81と協働可能である。その他の配置も使用可能で、
例えば、バックル81の前端を単に厚くすることもあ
る。レバー81の所定の位置において、バックルは、好
ましくは幾らかの抵抗、例えば調節可能なスプリング力
に勝って、ベルト71、73の完全な取り外しを可能に
する。代替案としては、ストラップ71、73を、接続
ケーブル等によって接続し得る。ビンディングの開放の
際に、ストラップ71、73がそれぞれのバックルから
個別に全体が外れないようにする。
125、127(図3a,図3bを参照)あるいは12
7(図4a,4b,4cを参照のこと)が形成されてい
る。端部停止部125、127は、それぞれのバックル
81からのベルト71、73が知らないうちに外れるの
を防止するために、把手63あるいはそれぞれのバック
ル81と協働可能である。その他の配置も使用可能で、
例えば、バックル81の前端を単に厚くすることもあ
る。レバー81の所定の位置において、バックルは、好
ましくは幾らかの抵抗、例えば調節可能なスプリング力
に勝って、ベルト71、73の完全な取り外しを可能に
する。代替案としては、ストラップ71、73を、接続
ケーブル等によって接続し得る。ビンディングの開放の
際に、ストラップ71、73がそれぞれのバックルから
個別に全体が外れないようにする。
【0045】前記ビンディングは、“柔らかい靴”ある
いは柔らかいブーツをスノーボードに固定するのに特に
適している。揺動自在な部材の使用によって、ビンディ
ングの素早い開放および閉鎖が可能である。揺動自在な
部材は、側方レールを持ったそれの形状から、靴あるい
はブーツに対して特に良好でしっかりとした保持を提供
する。ビンディングは、全体的にあるいは部分的にプラ
スチックで作ることができる。スキービンディングやス
ノーボードビンディングに従来用いられているプラスチ
ック材料が適している。
いは柔らかいブーツをスノーボードに固定するのに特に
適している。揺動自在な部材の使用によって、ビンディ
ングの素早い開放および閉鎖が可能である。揺動自在な
部材は、側方レールを持ったそれの形状から、靴あるい
はブーツに対して特に良好でしっかりとした保持を提供
する。ビンディングは、全体的にあるいは部分的にプラ
スチックで作ることができる。スキービンディングやス
ノーボードビンディングに従来用いられているプラスチ
ック材料が適している。
【0046】種々な変更および修正が行われてもよく、
実施形態のいずれかと関連してここで記載されたどの特
徴も、発明の概念の範囲内にある他のどれかと一緒に用
いられてもよい。
実施形態のいずれかと関連してここで記載されたどの特
徴も、発明の概念の範囲内にある他のどれかと一緒に用
いられてもよい。
【図1】 ビンディング板とビンディング板に結合され
た揺動自在な部材とを具備したスノーボードビンディン
グの第1の実施形態の外観図であり、開放位置にあるビ
ンディングを示している。
た揺動自在な部材とを具備したスノーボードビンディン
グの第1の実施形態の外観図であり、開放位置にあるビ
ンディングを示している。
【図2】 揺動自在な部材がビンディング板に結合され
ている第2の実施形態の外観図である。
ている第2の実施形態の外観図である。
【図3】 歯付きストラップの上面図と側面図である。
【図4】 別の歯付きストラップの上面図と、側面図
と、さらに別のストラップの好ましい実施形態の側面図
である。
と、さらに別のストラップの好ましい実施形態の側面図
である。
【図5】 揺動自在な部材のアームあるいは側方レール
を結合させる外観図である。
を結合させる外観図である。
【図6】 使用者のブーツの踵部分との協働に適した後
方のストラップ部材の外観図である。
方のストラップ部材の外観図である。
【図7】 第2実施形態の揺動自在な部材の一方のアー
ムの詳細図である。
ムの詳細図である。
【図8】 ラチェット式張力賦与型および伸張式バック
ルの、部分的に断面を示す側面図である。
ルの、部分的に断面を示す側面図である。
【図9】 操作ケーブルに結合され、休止位置にある図
8のラチェット式のバックルの概略的な側面図である。
8のラチェット式のバックルの概略的な側面図である。
【図10】 ケーブルを利用しているバックルに対する
解除装置の概略的な上面図である。
解除装置の概略的な上面図である。
11 ビンディング 13 ビンディング板 15 後方支持部 17 揺動自在な部材 19,19’ 前方のストラップ 21 後方のストラップ 23 横断リブ 25 側方レール 29 踵部分 31 スナップ式ロック 33 切り込み(凹部) 35 ボルトあるいは掛け金 55 円形開口部 63 把手 65 ストラップ 71,73 歯付きベルト 83 停止レバー 85 操作レバー 87 歯付きレバー(張力賦与レバー) 117 接続ストラップ 125,127 端末停止部
Claims (23)
- 【請求項1】 使用者の靴あるいはブーツを受け入れる
ようにスノーボードへの取り付けられるビンディング板
(13,13’)と、 ビンディング板の後方部分においてビンディング板(1
3,13’)に固定された後方支持部(15,15’)
と、 使用者の靴あるいはブーツに装着されるように用いられ
た、少なくとも1つの柔軟なストラップ部材(19,2
1,19’,65)を含む、靴あるいはブーツをビンデ
ィング板(13,13’)に取り付ける手段とを具備す
るスノーボード用のビンディングであって、 前記靴あるいはブーツ取り付け手段は、 ビンディング板(13,13’)の前方部分においてス
ノーボードに対して揺動可能に結合された揺動自在な部
材(17,17’)と、 ビンディング板に対して選択された揺動位置に揺動自在
な部材を確実に位置決めする手段とを有するとともに、 前記少なくとも1つの柔軟なストラップ部材(19,2
1,19’,65)は、揺動自在な部材(17,1
7’)に固定されていることを特徴とするスノーボード
用ビンディング。 - 【請求項2】 前記少なくとも1つの柔軟なストラップ
部材は、使用者の靴あるいはブーツの爪先部分の上への
装着に用いられる前方のストラップ部材(19,1
9’)と、後方のストラップ部材(21,65)とを有
し、前記ストラップ部材は全て、揺動自在な部材(1
7,17’)に固定されている請求項1記載のビンディ
ング。 - 【請求項3】 揺動自在な部材(17,17’)は、靴
支持表面(23)を備えている請求項1記載のビンディ
ング。 - 【請求項4】 揺動自在な部材(17)は、2つの平行
なアーム(25)と、前記アームを繋げる横断リブとを
有する請求項1記載のビンディング。 - 【請求項5】 前記ビンディング板(13,13’)は
2つの側壁すなわち顎(43,43’)を有し、互いに
それらは揺動自在な部材(17,17’)が前記側壁あ
るいは顎の中に適合する位置に取り付けられた場合に、
前記揺動自在な部材に対する長手方向の停止部あるいは
当接部を形成する寸法であり、間隔を与えられている請
求項1記載のビンディング。 - 【請求項6】 揺動自在な部材(17)は、2つの実質
的に平行なアーム(25)と、前記アームを接続してい
る横断リブ(23)とを有し、前記リブ(23)は、前
記側壁あるいは顎(43)の間に係合するように寸法を
与えられ間隔をあけられている請求項5記載のビンディ
ング。 - 【請求項7】 前記リブ(23)は、揺動自在な部材が
前記側壁あるいは顎(43)の間に装着されるように回
転させられるとき、ビンディング板(13,13’)の
上面と面一になる請求項6のビンディング。 - 【請求項8】 揺動自在な部材(17,17’)は、間
隔をあけて設けられたアームを有し、揺動自在な部材
(17,17’)の前記間隔をあけたアームの上の前記
少なくとも1つの柔軟なストラップ部材の位置は、調節
可能である請求項1記載のビンディング。 - 【請求項9】 前記ストラップ部材(19,21;1
9’,65)は、長手方向に長さが調節可能であり、張
力賦与部材(53,54,68)を備えている請求項1
記載のビンディング。 - 【請求項10】 前記後方支持部(15,15’)は、
ビンディング板(13,13’)に揺動可能に結合され
ている請求項1記載のビンディング。 - 【請求項11】 少なくともそれの低領域において後方
支持部(15,15’)を取り囲む踵部分(29)をさ
らに備え、 踵部分(29)と後方支持部(15,15’)との位置
は、ビンディング板(13)に対して、個別に揺動可能
に調節できるように固定されている請求項1記載のビン
ディング。 - 【請求項12】 前記揺動自在な部材(17’)は、間
隔をあけて設けられた2つのアーム(61)を有すると
ともに、揺動自在な部材の回転する結合器から離れた位
置で前記アームをビンディング板(13,13’)に接
続する接続用把手(63)を備えている請求項1記載の
ビンディング。 - 【請求項13】 前記把手(63)と、前記少なくとも
1つの柔軟なストラップ部材の1つ(65)とは、可動
に前記アーム(61)に結合されている請求項12記載
のビンディング。 - 【請求項14】 把手(63)と前記1つのストラップ
(65)は両方とも、揺動可能にアーム(61)接続さ
れている請求項13記載のビンディング。 - 【請求項15】 前記ビンディングは、2つの側面を画
定し、揺動自在な部材(17’)を選択された揺動位置
に確実に位置決めする前記手段は、異なる揺動位置に前
記揺動自在な部材をロックするビンディングの両側に配
置されたロック手段(31;67,81)を有する請求
項1記載のビンディング。 - 【請求項16】 前記ロック手段は、バックル(67,
81)と、前記バックルと一緒に動作し、両側の前記揺
動自在な部材(17’)をビンディング板(13’)に
結合させる、歯付きあるいはリブ付きストラップ(7
1,73)を有する請求項15記載のビンディング。 - 【請求項17】 前記バックルは、ラチェット式バック
ル(67,81)を備え、前記アームを結合する把手
(63)を有し、 この場合、前記バックル(67,81)は、前記把手
(63)に固定され、歯付きあるいはリブ付きストラッ
プ(71,73)は、ビンディング板(13)に連結さ
れている請求項16記載のビンディング。 - 【請求項18】 前記ロック手段は、スプリング負荷の
ボルト(35)を具備するスナップ式ロック(31)を
有し、アーム(25)には、前記ボルトとの係合を行う
ように形作られた少なくとも1つの凹部(33)が形成
されている請求項15記載のビンディング。 - 【請求項19】 把手(63)には、バックル(67)
の領域において凹部(113)が形成されており、この
場合、前記ストラップ(71,73)の端部は、前記把
手(63)と前記少なくとも1つの柔軟なストラップ部
材の1つ(65)との間の空間に延びている請求項17
記載のビンディング。 - 【請求項20】 前記ストラップ(71,73)の端部
には、前記バックル(67,81)から前記ストラップ
が知らないうちに外れるのを防止するための停止部(1
25,127)が設けられている請求項19記載のビン
ディング。 - 【請求項21】 接続部材(89)と、場合によって
は、ビンディングの両側方においてロック手段(31;
67,81)の同時に開放を可能にするために前記ビン
ディングの各側方のロック手段を接続するケーブルある
いはストラップとをさらに有する請求項15記載のビン
ディング。 - 【請求項22】 前記接続部材(89)は、ハンドル部
分、場合によっては、保持用のループ部分(124)を
有する請求項21記載のビンディング。 - 【請求項23】 前記揺動自在な部材(17’)は間隔
をあけて設けられた2つのアーム(61)を有し、揺動
自在な部材の回転する結合器から離れた位置で、前記ア
ームをビンディング板(13,13’)に接続する接続
用の把手(63)を備えており、 この場合、把手(63)には、その中に開口が形成され
ており、 ケーブルあるいはストラップ(89)は、把手の前記開
口を通って延び、 前記把手には、凹部(113)が形成され、 前記ケーブルあるいはストラップ(89)は、前記開口
を通って前記凹部の中に入り、前記バックル(67,8
1)の操作レバー(85)の方向に向かって延びている
請求項21記載のビンディング。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH23196 | 1996-01-30 | ||
CH318496 | 1996-12-24 | ||
CH19963184/96 | 1996-12-24 | ||
CH00231/96 | 1996-12-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09206420A true JPH09206420A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=25683958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9029850A Pending JPH09206420A (ja) | 1996-01-30 | 1997-01-30 | スノーボード用のビンディング |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0787512B1 (ja) |
JP (1) | JPH09206420A (ja) |
AT (1) | ATE228875T1 (ja) |
DE (1) | DE59708847D1 (ja) |
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- 1997-01-28 AT AT97810039T patent/ATE228875T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-01-30 JP JP9029850A patent/JPH09206420A/ja active Pending
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