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JPH09205034A - 線材掛け装置と線材掛け方法 - Google Patents

線材掛け装置と線材掛け方法

Info

Publication number
JPH09205034A
JPH09205034A JP8032680A JP3268096A JPH09205034A JP H09205034 A JPH09205034 A JP H09205034A JP 8032680 A JP8032680 A JP 8032680A JP 3268096 A JP3268096 A JP 3268096A JP H09205034 A JPH09205034 A JP H09205034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
wire
bobbin
coil
wire rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8032680A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Iwahashi
真司 岩橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8032680A priority Critical patent/JPH09205034A/ja
Publication of JPH09205034A publication Critical patent/JPH09205034A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルを介して線材を供給してノズルを移動
することで対象物に線材を巻いてコイルを形成する際
に、線材の途中を対象物の突起状の端部に簡単に掛ける
ことができる線材掛け装置を提供すること。 【解決手段】 ノズルを介して線材Wを供給してノズル
を移動することで対象物に線材Wを巻いてコイルを形成
する際に、線材Wの途中を対象物の突起状の端部に掛け
るための線材掛け装置250であり、ノズルNを保持す
る保持手段251と、この保持部材に保持されたノズル
Nと、対象物の突起状の端部12との位置を傾ける傾斜
手段45aと、保持部材を移動して、傾斜しているノズ
ルから供給される線材Wを対象物の突起状の端部に掛け
る移動手段70と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルを介して線
材を供給しながらノズルを移動することで対象物に線材
を巻いてコイルを形成する際に、線材の途中を対象物の
突起状の端部に掛けるための線材掛け装置と線材掛け方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20は、通常用いられているコンパク
トディスクの再生装置のような光ディスク装置に用いら
れている光学ピックアップの例を示している。光学ピッ
クアップOPは可動部301に対物レンズ900を有し
ている。この対物レンズ900は、コンパクトディスク
のような光ディスクDの信号記録面に対してレーザ光を
導き、かつ光ディスクDからの戻り光を所定の受光部に
導くようになっている。この対物レンズ900は、導い
たレーザ光が光ディスクDの記録トラックに焦点を結ぶ
ように、対物レンズ900をフォーカス方向FCSに沿
って移動し、かつレーザ光を記録トラック上に載せるた
めに、トラッキング方向TRKに動かす必要がある。光
学ピックアップOPはボビンBを備えており、このボビ
ンBに対しては、フォーカス駆動用のコイル920とト
ラッキング駆動用の2つのコイル11,11を備えてい
る。
【0003】図17は通常用いられているボビンBを示
している。このボビンBは2つのトラッキングコイル1
1,11が巻かれており、その間には突起930が設け
られている。この突起930は、トラッキング用のコイ
ル11,11を巻く2組の巻回部11a,11aの間に
配置されている。ノズルNはボビンBに対して垂直に立
っておりこのノズルNが一方の巻回部11a,11aに
対して平面的に方形状のコイル11を巻いた後に、突起
930を経て次の巻回部11a,11aに対して方形状
のコイル11を巻くようになっている。このようなコイ
ル11,11を巻いていく場合にはノズルNはボビンB
に対して垂直状態で矢印X,Y,Z方向に所定の動作を
行って巻いていく。
【0004】ところが、図17の突起930を有するボ
ビンBを使用すると、ボビンBを図20の光学ピックア
ップに組み込む際に、コイル11,11の間に、光学ピ
ックアップ側の部材が組み込まれてくるために、突起9
30がこの光学ピックアップ側の部材と接触することが
あり、突起930に掛けられている線材Wが切断されて
しまうという不都合が生じる。
【0005】そこで、図18と図19に示すようなボビ
ンBが開発されている。このボビンBは、略断面が矩形
状の枠体であり、側面に突起状の端部12が形成されて
いる。まず図18に示すようにコイルボビンBの周囲面
にフォーカス駆動用のコイル920を所定回数巻いた後
に、図19に示すように、ボビンBに対して2組設けら
れている巻回部11a,11aに対して2つのコイル1
1,11が巻かれる。その場合に、一方のコイル11が
巻かれた後に線材Wは端部12の下をくぐって、もう1
つのコイル11を形成する必要がある。この場合には、
従来のようにノズルNが、ボビンBに対して垂直状態の
ままで、矢印X,Y,Zに移動しながら掛けていくこと
になる。つまりノズルNはボビンBに対しZ方向に下降
し、ボビンBからY1方向に後退し、ボビンBの側面と
平行に(X1方向に)移動して、再びボビンBに近づき
(Y2方向)そして上昇する(Z2方向)ことで、ノズ
ルNは線材Wを端部12に掛けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来線材
Wを供給し線材Wを巻いていくノズルNが、ボビンBに
対して垂直方向(図19ではZ方向)にのみ向いている
ので、ノズルNがX,Y,Z方向に複雑に移動しなが
ら、端部12に対して線材Wを掛けなければならないの
で、作業時間が長くなり、線材WをボビンBの端面B1
に沿わせることから、線材に弛みが生じやすい。線材W
の撓みが生じると、ノズルNが次のコイル11を形成し
ていく場合に、線材が切断される恐れもある。そこで本
発明は上記課題を解消するためになされたものであり、
ノズルを介して線材を供給してノズルを移動することで
対象物に線材を巻いてコイルを形成する際に、線材の途
中を対象物の突起状の端部に簡単に掛けることができる
線材掛け装置と線掛け方法を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、ノズルを介して線材を供給してノズルを移動す
ることで対象物に線材を巻いてコイルを形成する際に、
線材の途中を対象物の突起状の端部に掛けるための線材
掛け装置において、ノズルを保持する保持手段と、この
保持手段に保持されたノズルと、対象物の突起状の端部
との位置を傾ける傾斜手段と、保持手段を移動して、傾
斜しているノズルから供給される線材を対象物の突起状
の端部に掛ける移動手段と、を備える線材掛け装置によ
り、達成される。
【0008】本発明では、ノズルが線材を供給しなが
ら、このノズルを移動することで対象物に線材を巻いて
コイルを形成する際に、線材掛け装置が線材の途中を対
象物の突起状の端部に掛けるようになっている。この線
材掛け装置の保持部材がノズルを保持し、傾斜手段が、
この保持部材のノズルを、対象物の突起状の端部に対し
て傾斜する。そして移動手段が傾斜したノズルから供給
される線材を対象物の突起状の端部に掛ける。垂直に保
持したノズルに比べて、傾斜しているノズルは、対象物
の突起状の端部に対して線材を簡単に掛けることができ
るとともに弛みも生じにくい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。図1は、本発明の線材の掛け装置を含む巻線装置
(線材巻回装置)200を示している。図1において、
巻線装置200は、移載ユニット20、スピンドルユニ
ット30、ノズルユニット40、挾持ユニット60、線
材掛け装置250、基台400等を備えている。この基
台400は、線材供給手段300の一部を除いて上述し
た各要素を搭載している。巻線装置200の側面から見
た図は図11である。基台400の付近には搬送部50
0が配置されており、この搬送部500のコンベア50
1が、ボビンBの搬送用のパレットPAを、移載ユニッ
ト20の移載位置TPに搬送することができる。
【0010】図1と図11において、基台400の上に
は、移載ユニット20、スピンドルユニット30、ノズ
ルユニット40、挾持ユニット60の順番で配列されて
いる。ノズルユニット40の下の位置には線材掛け装置
250等が配置されている。まず線材供給手段300を
説明する。線材供給手段300のボビン1は線材Wをノ
ズルN側に供給する供給源であり、線材Wはテンショナ
ー2、ガイドローラ3a,3を介してノズルユニット4
0のノズルNへ供給できるようになっている。
【0011】次に移載ユニット20を説明する。移載ユ
ニット20は、図11と図4に示すように、回転駆動部
24により矢印U方向に180度毎に水平にインデック
ス可能になっている。移載ユニット20は基板20aに
対して上下2枚のスライド部22,22が設けられてい
る。一方のスライド部22は、アクチュエータ23によ
り矢印Y方向に移動及び位置決め可能である。またもう
1つのスライド部22はもう1つのアクチュエータ23
により矢印Y方向に移動可能である。スライド部22は
チャック21をそれぞれ備えている。チャック21は図
示しない駆動手段により、矢印X0,X0方向に閉じ
て、パレットPAに保持されたボビンBを挾んで保持す
ることができる。
【0012】これらアクチュエータ23、チャック21
および回転駆動部24は、制御部100によりその制御
を行う。図4のチャック21が開放状態において、下側
のアクチュエータ23が作動すると下側のスライド部2
2がボビンB側に前進して、そしてチャック21がこの
ボビンBを挾む。
【0013】再びアクチュエータ23によりスライド部
22が基板20a側に後退すると、ボビンBはパレット
PAから外れる。回転駆動部24が作動して、移載ユニ
ット20が180度反転すると、チャック21が保持し
ているボビンBが、次に説明するスピンドルユニット3
0の回転スピンドル33に対面する位置に水平に位置決
めされる。つまりボビンBは移載位置TPから巻治具移
載位置JTPまで移される。そして上側になったアクチ
ュエータ23が作動してスライド部22が回転スピンド
ル33側に前進することで、チャック21が保持してい
るボビンBが回転スピンドル33を巻治具31にはめ込
まれる。この巻治具31は、ボビンBの内面を保持して
おり、チャック21が開いてかつスライド部22が後退
することで、ボビンBが巻治具31に保持されることに
なる。逆に、巻線の終ったボビンBは、巻治具移載位置
JTPから移載位置TPまで戻して排出できる。
【0014】次に、スピンドルユニット30について説
明する。図1のスピンドルユニット30は、図11と図
4に示すような構造である。スピンドルユニット30
は、すでに移載ユニット20により図4の移載位置TP
から巻治具移載位置JTPまで移されたボビンBを、回
転スピンドル33の巻治具31で保持して、更に線材巻
回位置WPまで移す装置である。つまり図4において、
巻治具移載位置JTPに位置されているボビンBは、そ
の絡げ端子13が上向きになっているが、線材巻回位置
WPに移されたボビンBは、その巻回部11aが上側に
位置決めされる。このように、スピンドルユニット30
は、ボビンBの巻回部11aと絡げ端子13の位置を変
更するものである。
【0015】スピンドルユニット30は、回転駆動部3
4、本体枠32、回転スピンドル33,33そして巻治
具31,31を有している。本体枠32はその反対面に
それぞれ回転スピンドル33を備えており、回転スピン
ドル33,33はそれぞれ巻治具31を備えている。回
転駆動部34は、本体枠32を180度毎にインデック
ス可能である。回転駆動部34と回転スピンドル33,
33は、制御部100により制御される。回転スピンド
ル33,33は、図1と図4のインデックス駆動部35
によりインデックス可能である。これにより、ボビンB
の巻回部11aと絡げ端子13の位置がノズルNに関し
て変更できる。
【0016】次に、ノズルユニット40を図1と図2に
より説明する。ノズルユニット40は、必要に応じて複
数本のノズルNを備えている。このノズルユニット40
は、図1のように、線材掛け装置250の3軸ユニット
70の上に設けられている。ノズルユニット40は、ボ
ビンNの巻回部11aにトラッキングコイル11(図1
0参照)を巻回する。ノズルユニット40は、図2に示
すように、溝カム50、Xステージ41、Yステージ4
2および固定部材74等を備えている。この固定部材7
4は、図1の3軸ユニット70のZ軸ステージ73の上
に水平に固定されている。このノズルユニット40のX
ステージ41、Yステージ42および溝カム50は、ノ
ズルNを、図8のように2つの逆方向の方形移動巻線動
作を行い、ボビンNの巻回部11aにトラッキングコイ
ル11を巻く。
【0017】溝カム50は駆動モータ51により時計方
向CWおよび反時計方向CCW方向に連続回転可能であ
る。この溝カム50は、後で説明するように、上部溝5
0aと下部溝50bを有している。上部溝50aはYス
テージ42のカムフォロアー52に噛み合っており、溝
カム50の下部溝50bがXステージ41用の一軸ステ
ージ48に付設されたカムフォロアー53に噛み合って
いる。この一軸ステージ48は、カムフォロアー53の
相対する側において別のカムフォロアー54を備えてい
る。このカムフォロアー54は、Xステージ41に設け
られたガイド49の内面にY方向にスライドすることで
案内されるようになっている。このガイド49は、Y方
向に向いている。
【0018】Xステージ41はノズル保持部材45を備
えており、ノズル保持部材45は複数本のノズルNを垂
直方向(Z方向)に保持している。このノズル保持部材
45は、Xステージ41に対してアクチュエータ45a
により、矢印RX方向に所定角度インデックス可能であ
り、ノズルNは、図5の状態から図7の状態に垂直線V
Lに対して傾斜角θ、たとえば45度傾斜することがで
きる。Xステージ41はXステージ用ガイドレール46
を用いて、Yステージ42に対してX方向にスライド可
能である。
【0019】Yステージ42は、Yステージ用ガイドレ
ール47を介して固定部材74に対して矢印Y方向に移
動可能である。Xステージ41とYステージ42の間に
はXステージ用弾性体43が設けられており、Yステー
ジ42と固定部材74の間にはYステージ用弾性体44
が設けられている。図2のノズル保持部材45a,45
bが、アクチュエータ45a,45cの作動で傾斜角θ
で傾斜するようになっている。
【0020】溝カム50が、駆動モータ51によりたと
えば時計方向CWに回転することで、一軸ステージ48
のカムフォロアー54(53)が溝カム50の下部溝5
0bに従ってX方向に移動するようになっている。ただ
し、Xステージ41は、Yステージ42にガイドレール
46を介して設けられているために、Yステージ42が
Y方向に移動する際に、Xステージ41もY方向に移動
する駆動力が加わってしまうことになるが、この時一軸
ステージ48に設けられたカムフォロアー54がXステ
ージ41のガイド49の内面をY方向にスライドするの
で、Xステージ41に加わろうとするY方向の駆動力は
キャンセルして、Xステージ41はX方向に動作するよ
うになっている。またカムフォロアー52が溝カム50
の上部溝50aに沿って動作することで、Yステージ4
2がY方向に動作する。
【0021】上述したXステージ41とYステージ42
の係わりにより、Xステージ41のノズルNが、図9と
図10に示すボビンBの2組の巻回部11a,11aに
対して線材Wを巻回する動作をして図8に示すような軌
跡を経て、一方のコイル11と他方のコイル11の巻線
を行うことができる。なお、Xステージ41とYステー
ジ42は、図2のように弾性体43,44を備えている
ので、溝カム50の上部溝50a、下部溝50bの頂点
よりカムフォロアー52,53がそれぞれ下降する領域
では、これらの弾性体43,44の張力によりカムフォ
ロアー52,53は高速移動することができる。
【0022】ここで、図2の溝カム50のプロフィール
およびタイミングチャート等について説明する。図12
は、図2の溝カム50を下面側から見た図であり、図1
3は溝カム50を上から見た図である。従って図12は
溝カム50の下部溝50bを示しており、図13は溝カ
ム50の上部溝50aを示している。図14は、この溝
カム50の断面図である。
【0023】図15(A)は、図12の下部溝50bの
X方向移動用のタイミングチャートを示しており、図1
5(B)は、図13の上部溝50aのY方向移動用のタ
イミングチャートを示している。ほぼリング状の上部溝
50aと下部溝50bは、ともにたとえばその溝幅が、
カムフォロアー52,53にそれぞれ合うような溝幅に
なっている。下部溝50bの最も中心CRから遠い位置
では、たとえばRmaxが48.00ミリに設定されて
おり、最も近い位置ではRminが44.00ミリに設
定されている。従って下部溝50bのリフト量は図15
(A)に示すように4mmである。同様にして、図13
の上部溝50aの中心CRから離れた位置はRmax5
0.00ミリであり、最も近い位置がRmin44.0
0ミリである。従って上部溝50aのリフト量は図15
(B)に示すように6mmである。
【0024】特徴的なのは、上部溝50aと下部溝50
bのプロフィールが、図15(B)(A)に示すよう
に、コーナ巻用のオーバラップC1,C2,C3の部分
を有していることである。図15(A)のように、下部
溝50bにおけるカム回転角に対するリフト量の変化
と、図15(B)で示す上部溝50aのカム回転角に対
するリフト量の変化を対比すると、上述したオーバラッ
プC1,C2,C3が設けられている。
【0025】このオーバラップC1は、カム回転角がた
とえば74度から104度の間であり、オーバラップC
2がカム回転角167度から197度、そしてオーバラ
ップC3は237度から267度の間である。下部溝5
0bでは、図15(A)のようにリフト量が0度から1
04度まで上昇し、104度から167度ではリフト量
が一定であり、そして167度から267度の間でリフ
ト量が減少し、そして267度から367度までの間で
はリフト量が生じない。
【0026】これに対して、上部溝50aでは、カム回
転角が0度から74度までが最大のリフト量を生じ、7
4度から197度の間ではリフト量が減少し、197度
から237度の間ではリフト量が0であり、237度か
ら360度の間ではリフト量が増加している。このよう
なプロフィールを有する溝カム50を用いることによ
り、図2のノズルNは、図16のように、方形状の軌跡
TLを描くことができる。そして図15のオーバラップ
C1,C2,C3では、ノズルNはX方向とY方向の成
分が生じるので、図16に示すように角ばらずに丸い軌
跡を生じることができる。また、溝カム50は、その回
転が時計方向回転から反時計方向に逆回転しても、ある
いはその逆の動作があっても、スムーズにその逆転がで
きるような上部溝50aと下部溝50bを有している。
【0027】次に、図1の挾持ユニット60を説明す
る。挾持ユニット60は、図5のようなチャック61を
備えており、ボビンBの絡げ端子13に対して、線材W
の端部を巻付ける装置である。具体的には、線材挾持部
60aのチャック61が、図5のようにボビン保持具2
2に保持されているボビンBの絡げ端子13に対して線
材Wを絡げる際に、線材Wの端部を挾み持つことと、巻
回部11aに対して線材を図9と図10のように巻いて
いく際には、挾み持っている線材Wの端部を引き千切っ
て切断して、別の箇所に排出する機能を有している。
【0028】つまりチャック61は、ノズルNから供給
された線材Wの端部を挾持し、線材WをボビンBに対し
て図9と図10のように巻回を開始する際に線材Wの端
部を引き千切り、その引き千切った線材Wの一部分を廃
材として挾み持つ。そしてチャック61が回転してその
廃材を排出した後に、再び回転して、図5に示すような
線材Wの端部を挾持する位置に戻って、巻回が終了する
まで待機するようになっている。次に、線材Wが図10
のように巻回を終了した後に、ノズルNとボビンBの間
に張られた線材Wを挾み持って、ボビンBとノズルNの
線材を切断して、ノズルNからの線材Wを挾み持って待
機することができる。
【0029】次に、図5と図1を参照して線材掛け装置
250について説明する。線材掛け装置250は、上述
したノズルNを保持するための保持手段251、傾斜手
段としての回転駆動型アクチュエータ45a、移動手段
としての3軸ユニット70を備えている。
【0030】図5の保持手段251の保持部材45は枠
体41に対して回転できるように取付けられており、こ
の枠体41と保持部材45が、保持手段251を構成し
ている。傾斜手段としてのアクチュエータ45aは、枠
体41に対して取付けられており、保持部材45を、図
5のようにノズルNの垂直状態から、図7のように傾斜
角θ分傾斜させることができる。この傾斜角θは、たと
えば図7の垂直線VLに対して45度である。ノズルN
は、保持部材45に対して、ノズル保持具44を用いて
着脱可能に取付けられている。ノズルNは線材Wを通す
筒状のものである。
【0031】移動手段としての3軸ユニット70は、図
1に示すようにX軸ステージ71、Y軸ステージ72、
Z軸ステージ73を備えている。X軸ステージ71は、
Y軸ステージ72の案内レールに載っている。モータ7
1aを作動して送りネジ71bを回転すると、X軸ステ
ージ71は、Y軸ステージ72のレールに沿って、X方
向に移動して位置決めできる。Y軸ステージ72は、基
台400のレール72cに載っており、モータ72aを
作動して送りネジ72bを回転することで、Y軸ステー
ジ72は、矢印Y方向に移動して位置決め可能である。
Z軸ステージ73は、X軸ステージ71の垂直板71e
に設けられており、モータ73aを作動して送りネジ7
3bを回すことで、Z軸ステージ73は矢印Z方向に移
動して位置決め可能である。このZ軸ステージ73の上
端部分に、上述したようにノズルユニット40の固定部
材74(図2参照)が固定されている。このことから、
X軸ステージ71をX方向に移動することで、図5の線
材掛け装置250の保持手段251および傾斜手段であ
るアクチュエータ45aは、矢印X方向に移動可能であ
る。
【0032】なお、ノズルNが線材Wを、図9に示すよ
うにボビン端部12にフッキング(線掛け)して巻回す
る際には、図2のXステージ41とYステージ42は動
かないようになっている。つまり溝カム50の回転は機
械的に停止している。
【0033】また、図1の3軸ユニット70は、上述の
ようにノズルユニット40全体を、X,Y.Z方向に移
動できることから、ノズルNからの線材Wを図5の絡げ
端子13に絡げ巻線を行うことができる。ノズルNは、
図5の線材巻線回位置WPに位置決めされたボビンBの
絡げ端子13の上方に、枠体41をZ軸ステージ73が
上昇することで位置決めされ、線材Wはチャック61に
挟持させた状態で待機するようになっている。
【0034】次に、上述した巻線装置200の動作およ
び線材掛け装置250の動作を説明する。この動作は制
御部100の指令により行う。図11のように、搬送部
500のコンベア501が、パレットPAを移載ユニッ
ト20に対面する位置に搬送してくる。パレットPA
は、移載ユニット20側に移されて、パレットPAのボ
ビンBが移載パレット20の作用により、移載位置TP
から巻治具移載位置JTPまで反転して移される。つま
り、図4の移載ユニット20のチャック21がパレット
PAのボビンBを挾んで、そして回転駆動部24が作動
して移載ユニット20が180度反転する。これにより
ボビンBは回転スピンドル33の巻治具31に対面し、
スライド部22が矢印Y方向にスライドすることで、ボ
ビンBが巻治具31の回転スピンドル33のボビン保持
具31の図5に示すようなボビン保持具22にはめ込ま
れる。そして図4のチャック21が開いて、スライド部
22が後退すると、チャック21はボビンBから離れ
る。
【0035】次に、図4の回転駆動部34が作動して、
スピンドルユニット30の本体枠32が180度インデ
ックスされる。従ってボビンBは、図4の巻治具移載位
置JTPから線材巻回位置WPに位置決めされる。図5
は、このボビンBが線材巻回位置WPに位置決めされた
様子を示している。この状態でスピンドル33を作動し
て、絡げ端子13をノズルN側に位置決めする。ボビン
Bは、図5と図9等に示すように、絡げ端子13、ボビ
ン端部12、2組の巻回部11a,11a等を有してい
る。
【0036】図5のようにしてノズルNが供給している
線材Wの端部をチャック61が保持する。そして、図1
の3軸ユニット70のX軸ステージ71、Y軸ステージ
72、Z軸ステージ73が作動してノズルNが図5に示
すようにX,Y,Z方向に選択的に移動して(RV方
向)、図5のノズルNの線材が、一方の絡げ端子13に
対して絡げられる。絡げた後の余分の線材Wの端部は、
チャック61で切断しそしてチャック61はその廃材を
外部に排出する。このように、絡げ端子13に対して線
材Wを絡げる場合には、図2の回転カム50の回転を機
械的に停止させて、図2のXステージ41とYステージ
42がそれぞれ移動しないようにしておく必要がある。
【0037】次に、図6のスピンドル33を作動して、
ボビンBの絡げ端子13が下側に位置されかつ端部12
が上側に位置されるようにする。そして、ノズル43か
ら供給される線材Wは、ボビンBの2組の巻回部11
a,11aに対して、2つのトラッキングコイル11を
図6と図9および図10に示すように巻いていく。ま
ず、ノズルNが第1の巻回原点OP1に位置決めされ
て、図2の回転カム50かカム軸側からみて反時計方向
CCW(上方よりみて時計方向CW)に回転して、図2
のXステージ41とYステージ42をそれぞれX,Y方
向に移動する。これによりXステージ41と一体になっ
ているノズルNが、図8に示すような左巻きの方形状の
軌跡TL1を形成しながら所定巻数分巻いて図6に示す
ように1組の巻回部11a,11aに対して1つのトラ
ッキング用コイル11を巻いていく。Xステージ41と
Yステージ42がX,Y方向にそれぞれ移動する際に
は、弾性体43,44が駆動補助をするので、カムフォ
ロア52,53は溝カム50によりスムーズに案内され
る。
【0038】このトラッキング用コイル11の巻線が終
了したら、図6のノズルNは線材Wに対してテンション
を掛けた状態でかつ、ノズルNが垂直な状態で図6に示
すように所定位置に停止する。なお、ノズルNが第1の
巻回原点OP1に位置決めされたかどうかはセンサ(図
示せず)で検知できる。
【0039】次に、線材掛け装置250のアクチュエー
タ45aを作動して、図6から図7の状態で示すように
ノズルNを垂直線VLに対して傾斜角θで傾斜させる。
そして、ノズルNが図7のように傾斜角θ(たとえば4
5度)で傾斜した状態で、図1の3軸ユニット70のX
軸ステージ71をX方向に移動する。これにより、Xス
テージ41は、保持部材45とノズルNとともに矢印X
1の方向に移動して、図8と図9のように線材Wは端部
12の下側を通り線材が端部12に掛けられる。この様
子は図8に模式的に示している。ノズルNが矢印X1方
向に沿って直線移動して線材Wがボビン端部12にフッ
キング動作(線掛け動作)を行う。この場合には、図2
の回転カム50の回転は機械的に停止しており、図2の
Xステージ41とYステージ42のX,Y方向の移動は
停止している。
【0040】次に、再び図8に示すようにノズルNが図
7のアクチュエータ45aの作動により、垂直方向に沿
って再び位置決めされる。そしてノズルNが第2の巻回
原点OP2に位置決めされて、図2の回転カム50が、
カム軸側よりみて時計方向CW(上方よりみて反時計方
向CCW)に沿って回転することにより、図2のXステ
ージ41とYステージ42がX,Y方向に移動して、図
8に示す右巻きの軌跡TL2に沿ってノズルNが方形状
に所定巻数分移動する。これにより図10に示すよう
に、残りの組の巻回部11a,11aの間に、トラッキ
ング用のコイル11を巻線することができる。Xステー
ジ41とYステージ42がX,Y方向にそれぞれ移動す
る際には、弾性体43,44が駆動補助をするので、カ
ムフォロア52,53は溝カム50によりスムーズに案
内される。
【0041】この後は、図5に示すようにスピンドル3
3によりボビンBを再び180度反転して、残りの絡げ
端子13に対してノズルNが線材Wの端部を絡げる。そ
してチャック61が線材Wの端部を切断して、図10に
示すような2組のトラッキング用のコイル11,11の
巻線、およびボビン端部12に対する線材の掛け動作を
終了する。なお、ノズルNが第2の巻回原点OP2に位
置決めされたかどうかは、センサ(図示せず)で検地さ
れる。ところで、コイル11,11を図8のように逆方
向に巻くのは、次の理由による。
【0042】つまり、図8の光学ピックアップのマグネ
ットMGの磁束GFがあり、コイル11,11には図示
の方向に電流が流れるので、右ネジの法則によりコイル
11,11より磁束が生じる。コイル11,11の磁束
とマグネットMGの磁束GFとの合成磁束を考えると、
コイル11,11の右側は磁束の向きが一致しているの
で磁束が密になり、かつ左側は磁束が粗になるので、コ
イル11,111は右側に力2Fが生じる。つまり逆向
きのコイル11,11を用意することで1つのコイル1
1に比べてトラッキング用の駆動力を2倍にしている。
【0043】このように、本発明の線材掛け装置250
は、ボビンの矩形型の巻回部11a,11aに線材Wを
巻いて、別の巻回部11a,11aに線材Wを引回す際
に、巻回部11a,11aの中間にあるボビンの端部1
2の下側に線材Wを掛けて次の上述した別の巻回部11
a,11aに線材を供給するために、線材掛け装置25
0は、ノズルNを傾斜させて、線材Wの引回しを容易か
つ短時間で行うことができるようにしている。ボビンB
の端面BT(図9参照)に線材Wを沿わせることによ
り、線材の弛み等による線材の切断等の危険を防止する
ことができる。なお、本実施の形態の巻線装置により、
図10のように2つのコイル11,11を巻く時間は、
1ターン当たり0.2秒であり、従来の方式で2つのコ
イルを巻こうとするとその時は1ターン当たり0.5秒
であった。
【0044】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、線材掛け
装置250のアクチュエータ45aが作動して、ノズル
Nを垂直線VLに対して傾斜させている。しかしこれに
限らず、たとえばノズルNは垂直方向に位置させて、図
6のスピンドル33側を傾斜させるようにしても勿論構
わない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ノズルを介して線材を供給してノズルを移動することで
対象物に線材を巻いてコイルを形成する際に、線材の途
中を対象物の突起状の端部に簡単に掛けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の線材掛け装置の好ましい実施の形態を
含む線材巻回装置(巻線装置)の好ましい実施の形態を
示す斜視図。
【図2】図1のノズルユニットの構造を示す斜視図。
【図3】図2のノズルユニットを更に詳しく示す斜視
図。
【図4】移載ユニットとスピンドルユニットを示す斜視
図。
【図5】ノズルが垂直状態に保持され、かつボビンの絡
げ端子がノズル側に位置されている状態を示し、線材掛
け装置を示す斜視図。
【図6】ノズルがボビンの巻回部にトラッキング用のコ
イルを巻いている状態を示す図。
【図7】ノズルが傾いて、ボビンの端部に対して線を掛
けている状態を示す斜視図。
【図8】トラッキング用コイルの巻線の軌跡と、端部に
対して線材を掛けていくフッキング動作を示す概念図。
【図9】1つのトラッキング用コイルを巻き終わった後
に、ノズルが傾いてボビンの端部に線材を掛けようとし
ている状態を示す図。
【図10】2組のトラッキング用コイルが形成された状
態を示す斜視図。
【図11】図1の線材巻回装置(巻線装置)の全体を示
す側面図。
【図12】図2の回転カムの上部溝を示す平面図。
【図13】回転カムの下部溝を示す背面図。
【図14】回転カムの断面図。
【図15】回転カムのX方向およびY方向のタイミング
チャートの一例を示す図。
【図16】図15のタイミングチャートにより形成され
るノズルの方形状の軌跡の一例を示す図。
【図17】従来のボビンの一例を示す図。
【図18】図17のボビンとは別の種類の本発明の線材
掛け装置がトラッキング用コイルを巻こうしているボビ
ンの一例を示す斜視図。
【図19】図18のボビンに対して2組のトラッキング
用コイルが巻かれた状態を示す斜視図。
【図20】通常用いられている光学ピックアップをその
光学ピックアップに設けられたボビンの一例を示す平面
図。
【符号の説明】
11・・・トラッキング用コイル、12・・・線材掛け
用のボビンの端部(突起部の端部)、20・・・移載ユ
ニット、30・・・スピンドルユニット、40・・・ノ
ズルユニット、45・・・ノズルの保持部材、45a・
・・アクチュエータ(傾斜手段)、60・・・挾持ユニ
ット、70・・・3軸ユニット(移動手段)、100・
・・制御部、200・・・線材巻回装置(巻線装置)、
250・・・線材掛け装置、251・・・ノズルの保持
手段、300・・・線材供給手段、B・・・ボビン(対
象物)、W・・・線材、θ・・・ノズルの傾斜角、N・
・・ノズル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルを介して線材を供給してノズルを
    移動することで対象物に線材を巻いてコイルを形成する
    際に、線材の途中を対象物の突起状の端部に掛けるため
    の線材掛け装置において、 ノズルを保持する保持手段と、 この保持手段に保持されたノズルと、対象物の突起状の
    端部との位置を傾ける傾斜手段と、 保持手段を移動して、傾斜しているノズルから供給され
    る線材を対象物の突起状の端部に掛ける移動手段と、を
    備えることを特徴とする線材掛け装置。
  2. 【請求項2】 対象物はボビンであり、コイルは光学ピ
    ックアップの対物レンズを磁気的吸引力でトラッキング
    方向に移動するためのトラッキングコイルであって、2
    つのトラッキングコイルがボビンに間隔をおいて並べて
    形成され、両トラッキングコイルの間付近に突起状の端
    部が配置されている請求項1に記載の線材掛け装置。
  3. 【請求項3】 傾斜手段は、回転型のアクチュエータで
    あり、このアクチュエータがノズルを突起状の端部に対
    して傾斜させる請求項1に記載の線材掛け装置。
  4. 【請求項4】 ノズルを介して線材を供給してノズルを
    移動することで対象物に線材を巻いてコイルを形成する
    際に、線材の途中を対象物の突起状の端部に掛けるため
    の線材掛け方法において、 ノズルを対象物に対して垂直に保持して対象物に第1の
    コイルを形成し、次にノズルを対象物に対して垂直に保
    持して第2のコイルを形成しようとする際に、 ノズルを垂直状態から傾斜状態に保持して、第1のコイ
    ルと第2のコイルの間付近に配置されている対象物の突
    起状の端部に線材を掛けて、 再びノズルを対象物に対して垂直に保持して、対象物に
    第2のコイルを形成することを特徴とするノズルを線材
    掛け方法。
  5. 【請求項5】 対象物はボビンであり、コイルは光学ピ
    ックアップの対物レンズを磁気的吸引力でトラッキング
    方向に移動するためのトラッキングコイルであって、2
    つのトラッキングコイルがボビンに間隔をおいて並べて
    形成され、両トラッキングコイルの間付近に突起状の端
    部が配置されている請求項4に記載の線材掛け方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009094131A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Keihin Corp コイル巻線方法及びコイル巻線体
JP2009176984A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Keihin Corp コイル巻線システム及びコイル成形体の製造方法
JP2022505348A (ja) * 2018-10-26 2022-01-14 フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー リレーのコイル線を巻くための巻線装置

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JP2009176984A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Keihin Corp コイル巻線システム及びコイル成形体の製造方法
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