JPH09200550A - 画像処理システム - Google Patents
画像処理システムInfo
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- JPH09200550A JPH09200550A JP8008374A JP837496A JPH09200550A JP H09200550 A JPH09200550 A JP H09200550A JP 8008374 A JP8008374 A JP 8008374A JP 837496 A JP837496 A JP 837496A JP H09200550 A JPH09200550 A JP H09200550A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/48—Picture signal generators
- H04N1/486—Picture signal generators with separate detectors, each detector being used for one specific colour component
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Image Input (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 任意の出力解像度の設定が可能で、画像劣化
の生じない画像入力装置を含むシステムを安価に提供す
ること。 【解決手段】 カラー原稿の画像を読み取り、この読み
取られた画像のデータを処理する画像入出力システムで
あって、カラー原稿を撮像するカラーラインセンサ( C
CD) 3と、このカラーラインセンサからの3原色の各
々の色のデータを出力する順に記憶する記憶手段( メモ
リ) 12と、1つの画素を形成する連続した3原色のデ
ータと、その次の画素を形成する連続した3原色のデー
タとが一部重複するように、この記憶手段に記憶された
データの読出しアドレスを算出する算出手段( 入力制御
回路) 10と、この算出されたアドレスに基づいて連続
した3原色のデータを記憶手段から読み出し1画素分の
3原色の画像データを生成する生成手段( 出力制御回
路) 13とを有した画像処理システムを構成する。
の生じない画像入力装置を含むシステムを安価に提供す
ること。 【解決手段】 カラー原稿の画像を読み取り、この読み
取られた画像のデータを処理する画像入出力システムで
あって、カラー原稿を撮像するカラーラインセンサ( C
CD) 3と、このカラーラインセンサからの3原色の各
々の色のデータを出力する順に記憶する記憶手段( メモ
リ) 12と、1つの画素を形成する連続した3原色のデ
ータと、その次の画素を形成する連続した3原色のデー
タとが一部重複するように、この記憶手段に記憶された
データの読出しアドレスを算出する算出手段( 入力制御
回路) 10と、この算出されたアドレスに基づいて連続
した3原色のデータを記憶手段から読み出し1画素分の
3原色の画像データを生成する生成手段( 出力制御回
路) 13とを有した画像処理システムを構成する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、紙やフィルム等の
カラー原稿画像を読み取る画像入力装置(所謂、スキャ
ナ)を含み、例えば、一次元的に配列したラインセンサ
を用い画像入力する機能をもつ画像処理システムに関す
る。
カラー原稿画像を読み取る画像入力装置(所謂、スキャ
ナ)を含み、例えば、一次元的に配列したラインセンサ
を用い画像入力する機能をもつ画像処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この分野では次のような技術が有
った。例えば、特開平5−183674号公報には、メ
モリに画像データを記憶しSCSIやGPIBなどのイ
ンターフェース手段を介して外部装置に画像データを出
力する画像入力装置が例示されている。このような技術
では、外部装置から要求される画像データ量が少ない場
合に、上記メモリは画像の1画面分を記憶する「フレー
ムメモリ」として機能し、また、外部装置から要求され
る画像データ量が多い場合には、上記メモリが画像の一
部分を記憶する「バッファメモリ」として機能する。一
般に、出力画像のサイズが大きいか解像度が高いほど画
像のデータ量は多くなる。また、出力解像度が高い場合
には入力画像の全画素分をメモリに書き込むが、出力解
像度が低い場合にはその幾つかの画素分を「間引いて」
メモリに書き込む。
った。例えば、特開平5−183674号公報には、メ
モリに画像データを記憶しSCSIやGPIBなどのイ
ンターフェース手段を介して外部装置に画像データを出
力する画像入力装置が例示されている。このような技術
では、外部装置から要求される画像データ量が少ない場
合に、上記メモリは画像の1画面分を記憶する「フレー
ムメモリ」として機能し、また、外部装置から要求され
る画像データ量が多い場合には、上記メモリが画像の一
部分を記憶する「バッファメモリ」として機能する。一
般に、出力画像のサイズが大きいか解像度が高いほど画
像のデータ量は多くなる。また、出力解像度が高い場合
には入力画像の全画素分をメモリに書き込むが、出力解
像度が低い場合にはその幾つかの画素分を「間引いて」
メモリに書き込む。
【0003】また、図10には、出力装置にデータを出
力する場合の従来の出力方式を示している。図示のよう
なメモリには、赤(R)・緑(G)・青(B)の3原色
として「R1」「G1」「B1」、「R2」「G2」
「B2」、「R3」「G3」「B3」、・・・というよ
うに記憶され、出力装置へ出力される時は、同じ番号の
色データが一組の1画素として出力される。つまり、1
画素のデータを出力する毎に読み出しのためのアドレス
ポインタが指すアドレスを3づつ増加させながら対応す
る色データを出力していく方式であった。
力する場合の従来の出力方式を示している。図示のよう
なメモリには、赤(R)・緑(G)・青(B)の3原色
として「R1」「G1」「B1」、「R2」「G2」
「B2」、「R3」「G3」「B3」、・・・というよ
うに記憶され、出力装置へ出力される時は、同じ番号の
色データが一組の1画素として出力される。つまり、1
画素のデータを出力する毎に読み出しのためのアドレス
ポインタが指すアドレスを3づつ増加させながら対応す
る色データを出力していく方式であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来で
は、外部装置あるいは出力装置側の解像度が変化した場
合、画素データを間引きながらメモリ中に書き込んでい
た。例えば、1〜10番までの10画素から、解像度
「6/10」の画像を得る場合は、1,3,5,6,8
及び10番の計6画素のデータをメモリに書き込んでい
た。書き込もうとするデータの番号は、「(1.666
× N)の整数」(但し、Nは整数)で計算できる。
しかし、このようにデータを間引くと、5番と6番のよ
うに互いに隣合う画素が選択される部分が現われる。も
し、出力解像度が「1/N」以外の場合には、必ずこの
ような不等間隔の部分が発生する。
は、外部装置あるいは出力装置側の解像度が変化した場
合、画素データを間引きながらメモリ中に書き込んでい
た。例えば、1〜10番までの10画素から、解像度
「6/10」の画像を得る場合は、1,3,5,6,8
及び10番の計6画素のデータをメモリに書き込んでい
た。書き込もうとするデータの番号は、「(1.666
× N)の整数」(但し、Nは整数)で計算できる。
しかし、このようにデータを間引くと、5番と6番のよ
うに互いに隣合う画素が選択される部分が現われる。も
し、出力解像度が「1/N」以外の場合には、必ずこの
ような不等間隔の部分が発生する。
【0005】上記のような「不等間隔部分」が在ると、
出力された画像中の斜め線がその部分で階段状になる等
の画像劣化となってしまう。よって、従来はこのような
画像劣化を起こさせないため、出力解像度を「1/N」
の単位でしか設定できないようにしていた。あるいは、
一旦、画像データを取り込んだ後、隣接する画素間で所
定の補間演算を行い、画像に適宜な補正を施していた。
出力された画像中の斜め線がその部分で階段状になる等
の画像劣化となってしまう。よって、従来はこのような
画像劣化を起こさせないため、出力解像度を「1/N」
の単位でしか設定できないようにしていた。あるいは、
一旦、画像データを取り込んだ後、隣接する画素間で所
定の補間演算を行い、画像に適宜な補正を施していた。
【0006】しかし、出力解像度を限定すると、印刷出
力しようとした場合に、印刷範囲に収まらない、又は余
ってしまうという不具合を生ずる。また、画像を補正す
るためには、補正用の回路や画像処理ソフトウェアが別
途に必要となり、よって、画像処理システムとしてのコ
ストが上ったり、画像処理時間が伸びてしまうという問
題も発生する。
力しようとした場合に、印刷範囲に収まらない、又は余
ってしまうという不具合を生ずる。また、画像を補正す
るためには、補正用の回路や画像処理ソフトウェアが別
途に必要となり、よって、画像処理システムとしてのコ
ストが上ったり、画像処理時間が伸びてしまうという問
題も発生する。
【0007】そこで、本発明の主な目的は、任意の出力
解像度の設定が可能で、画像劣化の生じない画像入力装
置を含むシステムを安価に提供することにある。
解像度の設定が可能で、画像劣化の生じない画像入力装
置を含むシステムを安価に提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し目的
を達成するために次のような手段を講じている。
を達成するために次のような手段を講じている。
【0009】[1] カラー原稿の画像を読み取り、読
み取られたこの画像のデータを処理する画像処理システ
ムにおいて、前記カラー原稿を撮像するカラーラインセ
ンサと、前記カラーラインセンサからの3原色の各々の
色のデータを、出力する順に記憶する記憶手段と、1つ
の画素を形成する連続した3原色のデータと、その次の
画素を形成する連続した3原色のデータとが一部重複す
るように、前記記憶手段に記憶されたデータの読出しア
ドレスを算出する算出手段と、前記算出手段で算出され
たアドレスに基づいて、連続した3原色のデータを前記
記憶手段から読み出し、1画素分の3原色の画像データ
を生成する生成手段と、を具備する画像処理システムを
提供する。
み取られたこの画像のデータを処理する画像処理システ
ムにおいて、前記カラー原稿を撮像するカラーラインセ
ンサと、前記カラーラインセンサからの3原色の各々の
色のデータを、出力する順に記憶する記憶手段と、1つ
の画素を形成する連続した3原色のデータと、その次の
画素を形成する連続した3原色のデータとが一部重複す
るように、前記記憶手段に記憶されたデータの読出しア
ドレスを算出する算出手段と、前記算出手段で算出され
たアドレスに基づいて、連続した3原色のデータを前記
記憶手段から読み出し、1画素分の3原色の画像データ
を生成する生成手段と、を具備する画像処理システムを
提供する。
【0010】[2] 前記カラーラインセンサは、3原
色のセンサが各色ごとに独立して成るラインを有する
「3ライン型」センサ、3原色のセンサのうち1色のセ
ンサが独立した1ラインであり、他の2色が1ライン上
に順次配置された「2ライン型」センサ、または、3原
色のセンサが1ライン上に順次配置された「点順次型」
センサであることを特徴とする[1]に記載の画像処理
システムを提供する。
色のセンサが各色ごとに独立して成るラインを有する
「3ライン型」センサ、3原色のセンサのうち1色のセ
ンサが独立した1ラインであり、他の2色が1ライン上
に順次配置された「2ライン型」センサ、または、3原
色のセンサが1ライン上に順次配置された「点順次型」
センサであることを特徴とする[1]に記載の画像処理
システムを提供する。
【0011】[3] カラー原稿の画像を撮像するカラ
ーラインセンサを有する画像入力装置から出力されたデ
ータを処理する画像処理システムであって、前記画像入
力装置から出力される3原色の各々の色のデータを、出
力する順に記憶する記憶手段と、1つの画素を形成する
連続した3原色のデータと、その次の画素を形成する連
続した3原色のデータとが一部重複するように、前記記
憶手段に記憶されたデータの読出しアドレスを算出する
算出手段と、前記算出手段で算出されたアドレスに基づ
いて、連続した3原色のデータを前記記憶手段から読み
出し、1画素分の3原色の画像データを生成する生成手
段と、を具備する画像処理システムを提供する。
ーラインセンサを有する画像入力装置から出力されたデ
ータを処理する画像処理システムであって、前記画像入
力装置から出力される3原色の各々の色のデータを、出
力する順に記憶する記憶手段と、1つの画素を形成する
連続した3原色のデータと、その次の画素を形成する連
続した3原色のデータとが一部重複するように、前記記
憶手段に記憶されたデータの読出しアドレスを算出する
算出手段と、前記算出手段で算出されたアドレスに基づ
いて、連続した3原色のデータを前記記憶手段から読み
出し、1画素分の3原色の画像データを生成する生成手
段と、を具備する画像処理システムを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の要旨を説明する
ため、まず図1および図2を参照しながら本発明の概念
を説明する。
ため、まず図1および図2を参照しながら本発明の概念
を説明する。
【0013】図1(a)には、R(赤)・G(緑)・B
(青)の3原色センサが1ライン上に順次配置されてい
る所謂「1ライン点順次型」のラインCCDの動作原理
を示している。R・G・Bの各色のセンサ出力は転送ゲ
ートを介してCCDシフトレジスタに転送される。よっ
て「R1」「G1」「B1」の各センサ出力は「R1」
「G1」「B1」の各シフトレジスタに転送され、「R
2」「G2」「B2」の各センサ出力は「R2」「G
2」「B2」の各シフトレジスタに転送される。
(青)の3原色センサが1ライン上に順次配置されてい
る所謂「1ライン点順次型」のラインCCDの動作原理
を示している。R・G・Bの各色のセンサ出力は転送ゲ
ートを介してCCDシフトレジスタに転送される。よっ
て「R1」「G1」「B1」の各センサ出力は「R1」
「G1」「B1」の各シフトレジスタに転送され、「R
2」「G2」「B2」の各センサ出力は「R2」「G
2」「B2」の各シフトレジスタに転送される。
【0014】読出し走査パルスが入力されると各シフト
レジスタの内容がシフトされ、R・G・Bの値が後述の
メモリに順次出力される。メモリに記憶されたデータ
は、後述する出力装置に出力される。
レジスタの内容がシフトされ、R・G・Bの値が後述の
メモリに順次出力される。メモリに記憶されたデータ
は、後述する出力装置に出力される。
【0015】ここで従来には、CCDから出力される各
色出力の組合せをそのまま1画素として扱っていた。つ
まり「R1」「G1」「B1」を「第1画素」とし、
「R2」「G2」「B2」を「第2画素」としていた。
色出力の組合せをそのまま1画素として扱っていた。つ
まり「R1」「G1」「B1」を「第1画素」とし、
「R2」「G2」「B2」を「第2画素」としていた。
【0016】しかし本発明では、図示のように隣り合う
3つのセンサを1画素として扱い、「R1」「G1」
「B1」を「第1画素」(s1)とし、「B1」「R
2」「G2」を「第2画素」(s2)とし、「G2」
「B2」「R3」を「第3画素」(s3)として扱う。
このように扱うことで、従来の1.5倍の画素数のデー
タを得ることができる。(以下、これを「モード1」と
呼ぶ)。
3つのセンサを1画素として扱い、「R1」「G1」
「B1」を「第1画素」(s1)とし、「B1」「R
2」「G2」を「第2画素」(s2)とし、「G2」
「B2」「R3」を「第3画素」(s3)として扱う。
このように扱うことで、従来の1.5倍の画素数のデー
タを得ることができる。(以下、これを「モード1」と
呼ぶ)。
【0017】また、「G1」「B1」「R2」を「第2
画素」とし、「B1」「R2」「G2」を「第3画素」
としてもよい。このように扱うと、従来の3倍の画素分
のデータを得ることができる。(以下、これを「モード
2」と呼ぶ)。
画素」とし、「B1」「R2」「G2」を「第3画素」
としてもよい。このように扱うと、従来の3倍の画素分
のデータを得ることができる。(以下、これを「モード
2」と呼ぶ)。
【0018】さらに図1(b)には、R・G・Bの3原
色センサが3ライン上に別々に配置されている「3ライ
ン型」と呼ぶラインCCDの動作原理が示されている。
同様にして、R・G・Bの各センサ出力は、転送ゲート
を介してCCDシフトレジスタに転送される。よって、
図示のように例えば、「R1」「G1」「B1」の各セ
ンサ出力は「R1」「G1」「B1」の各シフトレジス
タに転送され、「R2」「G2」「B2」の各センサ出
力は「R2」「G2」「B2」の各シフトレジスタに転
送される。
色センサが3ライン上に別々に配置されている「3ライ
ン型」と呼ぶラインCCDの動作原理が示されている。
同様にして、R・G・Bの各センサ出力は、転送ゲート
を介してCCDシフトレジスタに転送される。よって、
図示のように例えば、「R1」「G1」「B1」の各セ
ンサ出力は「R1」「G1」「B1」の各シフトレジス
タに転送され、「R2」「G2」「B2」の各センサ出
力は「R2」「G2」「B2」の各シフトレジスタに転
送される。
【0019】読出し走査パルスが入力されると各CCD
シフトレジスタの内容がシフトされ、R・G・Bの値が
後述のメモリに順次出力される。メモリに記憶されたデ
ータは、後述する出力装置に出力される。
シフトレジスタの内容がシフトされ、R・G・Bの値が
後述のメモリに順次出力される。メモリに記憶されたデ
ータは、後述する出力装置に出力される。
【0020】本発明では、R・G・Bの3原色の内、何
れか1色を隣合う列と組み合わせた3つのセンサを1画
素として取り扱う。つまり、「R1」「G1」「B1」
を「第1画素」(s1)とし、「R2」「G2」「B
1」を「第2画素」(s2)とし、「R3」「G2」
「B2」を「第3画素」(s3)として扱う。このよう
に扱うことにより、従来の1.5倍の画素数のデータを
得ることができる。(「モード1」)。
れか1色を隣合う列と組み合わせた3つのセンサを1画
素として取り扱う。つまり、「R1」「G1」「B1」
を「第1画素」(s1)とし、「R2」「G2」「B
1」を「第2画素」(s2)とし、「R3」「G2」
「B2」を「第3画素」(s3)として扱う。このよう
に扱うことにより、従来の1.5倍の画素数のデータを
得ることができる。(「モード1」)。
【0021】また、「R2」「G1」「B1」を「第2
画素」とし、「R2」「G2」「B1」を「第3画素」
として取り扱ってもよい。このように扱うと、従来の3
倍の画素分のデータを得ることができる。(「モード
2」)。
画素」とし、「R2」「G2」「B1」を「第3画素」
として取り扱ってもよい。このように扱うと、従来の3
倍の画素分のデータを得ることができる。(「モード
2」)。
【0022】例えば、R・G・Bが各々1000個のセ
ンサを有している場合は、従来では1000画素分のデ
ータしか得られなかったが、本発明では最高3000画
素分のデータを得ることができる。また同時に、従来の
1.5倍の画素数のデータを整数”2”で割ることによ
り「1/1.3」の出力解像度が得られ、従来の3倍の
画素数のデータを整数”5”で割ることにより「1/
1.6」の出力解像度が得られる。よって、例えば、出
力解像度の設定も「1/1」と「1/2」の間に、新た
に「1/1.3」と「1/1.6」を更に設けることが
できる。よって、従来よりも任意な出力解像度の指定に
も対応できる。
ンサを有している場合は、従来では1000画素分のデ
ータしか得られなかったが、本発明では最高3000画
素分のデータを得ることができる。また同時に、従来の
1.5倍の画素数のデータを整数”2”で割ることによ
り「1/1.3」の出力解像度が得られ、従来の3倍の
画素数のデータを整数”5”で割ることにより「1/
1.6」の出力解像度が得られる。よって、例えば、出
力解像度の設定も「1/1」と「1/2」の間に、新た
に「1/1.3」と「1/1.6」を更に設けることが
できる。よって、従来よりも任意な出力解像度の指定に
も対応できる。
【0023】図2(a)には、上記の「モード1」のC
CDの出力および出力装置への出力を表したタイムチャ
ートを示している。このCCDに主走査パルスを与える
と、このパルスに同期して「Rn」「Gn」「Bn」
(但し、nは1から順次増加する整数)の出力が得られ
る。この時、CCDからの各出力はA/D変換され、メ
モリに順次記憶されていく。そして次に、出力装置から
出力パルスが与えられると、このパルスに同期して前述
のメモリに記憶されたデータが読み出され、1番目は
「R1」「G1」「B1」(s1)が出力され、2番目
は「R2」「G2」「B1」(s2)が、そして、3番
目には「R3」「G2」「B2」(s3)が順次出力さ
れる。
CDの出力および出力装置への出力を表したタイムチャ
ートを示している。このCCDに主走査パルスを与える
と、このパルスに同期して「Rn」「Gn」「Bn」
(但し、nは1から順次増加する整数)の出力が得られ
る。この時、CCDからの各出力はA/D変換され、メ
モリに順次記憶されていく。そして次に、出力装置から
出力パルスが与えられると、このパルスに同期して前述
のメモリに記憶されたデータが読み出され、1番目は
「R1」「G1」「B1」(s1)が出力され、2番目
は「R2」「G2」「B1」(s2)が、そして、3番
目には「R3」「G2」「B2」(s3)が順次出力さ
れる。
【0024】図2(b)は、出力装置にデータを出力す
る本発明の方式を示し、前記の「モード1」の動作原理
を表している。図示のようにメモリには「R1」「G
1」「B1」「R2」「G2」「B2」・・・というよ
うに記憶されている。ここで、これらデータを出力装置
へ出力する時には、1画素のデータを出力する毎にその
読み出しのためのアドレスポインタ(以下、単にアドレ
スと称す)を2づつ増加して3バイトのデータを出力す
る。つまり、1番目は「アドレス0」〜「アドレス2」
までの3バイトを読み出し、それを第1画素(s1)と
して出力し、2番目は「アドレス2」〜「アドレス4」
までの3バイトを読み出し、それを第2画素(s2)と
して出力する。
る本発明の方式を示し、前記の「モード1」の動作原理
を表している。図示のようにメモリには「R1」「G
1」「B1」「R2」「G2」「B2」・・・というよ
うに記憶されている。ここで、これらデータを出力装置
へ出力する時には、1画素のデータを出力する毎にその
読み出しのためのアドレスポインタ(以下、単にアドレ
スと称す)を2づつ増加して3バイトのデータを出力す
る。つまり、1番目は「アドレス0」〜「アドレス2」
までの3バイトを読み出し、それを第1画素(s1)と
して出力し、2番目は「アドレス2」〜「アドレス4」
までの3バイトを読み出し、それを第2画素(s2)と
して出力する。
【0025】また、1画素のデータを出力する毎に読み
出しのアドレスを1づつ増加して3バイトのデータを読
み出すことで、前述の「モード2」の出力も行うことが
できる。
出しのアドレスを1づつ増加して3バイトのデータを読
み出すことで、前述の「モード2」の出力も行うことが
できる。
【0026】つづいて、本発明の画像処理システムの具
体的な例を複数の実施形態を挙げて説明する。
体的な例を複数の実施形態を挙げて説明する。
【0027】(第1実施形態)図3は、写真用フィルム
をライン型CCDで読み取る、所謂「フィルムスキャ
ナ」における第1の実施形態を示すブロック図である。
本第1実施形態では、画像を入力する装置と出力する装
置が一体として成った「画像入出力システム」16の構
成を例示している。
をライン型CCDで読み取る、所謂「フィルムスキャ
ナ」における第1の実施形態を示すブロック図である。
本第1実施形態では、画像を入力する装置と出力する装
置が一体として成った「画像入出力システム」16の構
成を例示している。
【0028】(構成および動作1)フィルム1の画像は
レンズ2によって結像され、CCD3によって光電変換
される。このCCD3は、3原色に対応する赤CCD
4、緑CCD5および青CCD6から構成され、それぞ
れのカラー画像信号をA/Dコンバータ7,8,9に出
力する。これらそれぞれのCCD(4〜6)には所定の
主走査パルスが入力制御回路10から与えられ、このパ
ルスが入感する毎に1画素づつの画像信号が出力され
る。これら画像信号は各々の色毎にA/Dコンバータ
7,8,9によってデジタル値にA/D変換される。
レンズ2によって結像され、CCD3によって光電変換
される。このCCD3は、3原色に対応する赤CCD
4、緑CCD5および青CCD6から構成され、それぞ
れのカラー画像信号をA/Dコンバータ7,8,9に出
力する。これらそれぞれのCCD(4〜6)には所定の
主走査パルスが入力制御回路10から与えられ、このパ
ルスが入感する毎に1画素づつの画像信号が出力され
る。これら画像信号は各々の色毎にA/Dコンバータ
7,8,9によってデジタル値にA/D変換される。
【0029】入力制御回路10はこれらのA/D変換値
をメモリ12に順次に書き込み一時記憶する。すなわ
ち、1番目は「アドレス0」に「R」の値(R1)を、
「アドレス1」には「G」の値(G1)を、そして「ア
ドレス2」には「B」の値(B1)をそれぞれ書き込
む。また、この入力制御回路は主走査パルスを一発CC
Dに出力して2番目のA/D変換値(R2・G2・B
2)を「アドレス3」「アドレス4」「アドレス5」に
それぞれ書き込む。
をメモリ12に順次に書き込み一時記憶する。すなわ
ち、1番目は「アドレス0」に「R」の値(R1)を、
「アドレス1」には「G」の値(G1)を、そして「ア
ドレス2」には「B」の値(B1)をそれぞれ書き込
む。また、この入力制御回路は主走査パルスを一発CC
Dに出力して2番目のA/D変換値(R2・G2・B
2)を「アドレス3」「アドレス4」「アドレス5」に
それぞれ書き込む。
【0030】上述のように、入力制御回路10は主走査
パルスの出力とA/D変換値の書き込みを繰り返し、1
ライン分の主走査と書込みが終了したら、「書込み終了
信号」を出力制御回路13に出力すると共に、副走査パ
ルスをステッピングモータ11に出力する。これにより
CCD3はこのステッピングモータによって横方向に移
動するので、カラー原稿としてのフィルム等の2次元画
像を得ることができる。入力制御回路10はその後、出
力制御回路13から「読出し終了信号」が来るまで待機
し、その信号が来たら再びメモリの「アドレス0」から
A/D変換された値を同様にして書き込んでいく。
パルスの出力とA/D変換値の書き込みを繰り返し、1
ライン分の主走査と書込みが終了したら、「書込み終了
信号」を出力制御回路13に出力すると共に、副走査パ
ルスをステッピングモータ11に出力する。これにより
CCD3はこのステッピングモータによって横方向に移
動するので、カラー原稿としてのフィルム等の2次元画
像を得ることができる。入力制御回路10はその後、出
力制御回路13から「読出し終了信号」が来るまで待機
し、その信号が来たら再びメモリの「アドレス0」から
A/D変換された値を同様にして書き込んでいく。
【0031】上述した入力制御回路10の『入力制御』
処理動作を図4(a)のフローチャートに詳しく示し説
明する。
処理動作を図4(a)のフローチャートに詳しく示し説
明する。
【0032】最初に、書込みアドレス(A)を「0」に
リセットする(ステップS1)。
リセットする(ステップS1)。
【0033】主走査パルスをCCDに出力して色データ
RGBの獲得を促す(ステップS2)。
RGBの獲得を促す(ステップS2)。
【0034】「R」のA/D変換した値をアドレス
(A)で指定されるメモリ(@A)に書き込み(ステッ
プS3)、アドレス(A)を「+1」する(ステップS
4)。
(A)で指定されるメモリ(@A)に書き込み(ステッ
プS3)、アドレス(A)を「+1」する(ステップS
4)。
【0035】「G」のA/D変換した値をアドレス
(A)で指定されるメモリ(@A)に書き込み(ステッ
プS5)、アドレス(A)を「+1」する(ステップS
6)。
(A)で指定されるメモリ(@A)に書き込み(ステッ
プS5)、アドレス(A)を「+1」する(ステップS
6)。
【0036】「B」のA/D変換した値をアドレス
(A)で指定されるメモリ(@A)に書き込み(ステッ
プS7)、アドレス(A)を「+1」する(ステップS
8)。
(A)で指定されるメモリ(@A)に書き込み(ステッ
プS7)、アドレス(A)を「+1」する(ステップS
8)。
【0037】アドレス(A)の値を基にして、1ライン
分のA/D変換値の書込みが終了したかを判断し(ステ
ップS9)、終了したならば次のステップS10へ進
み、一方、終了していなければ前述のステップS2に戻
り同様なステップを行う。
分のA/D変換値の書込みが終了したかを判断し(ステ
ップS9)、終了したならば次のステップS10へ進
み、一方、終了していなければ前述のステップS2に戻
り同様なステップを行う。
【0038】ステップS10では、書込み終了信号を出
力制御回路に出力し(S10)、副走査パルスをCCD
に出力する(ステップS11)。
力制御回路に出力し(S10)、副走査パルスをCCD
に出力する(ステップS11)。
【0039】出力制御回路から「読出し終了信号」が来
るまで待ち、この終了信号が来たならば次のステップS
13に進む(ステップS12)。
るまで待ち、この終了信号が来たならば次のステップS
13に進む(ステップS12)。
【0040】ステップS13では、副走査パルス数の積
算値等を基に当該入力制御が終了したか否かを判断し、
もしまだ終了していなければステップS1に戻り同様な
ステップを行う。
算値等を基に当該入力制御が終了したか否かを判断し、
もしまだ終了していなければステップS1に戻り同様な
ステップを行う。
【0041】一方、出力制御回路は「出力解像度」の設
定に応じてメモリ12のアドレスを指定して、そのメモ
リ領域中に記憶されているA/D変換値を表示用メモリ
14や、ハードディスク等のファイル装置15に出力す
る。表示用メモリ14に記憶された画像データを用い
て、不図示のモニタ等の表示装置により表示が可能とな
る。ここで「出力解像度」は前述した「モード1」(即
ち、従来の1.5倍の画素数のデータを出力するモー
ド)であるとする。
定に応じてメモリ12のアドレスを指定して、そのメモ
リ領域中に記憶されているA/D変換値を表示用メモリ
14や、ハードディスク等のファイル装置15に出力す
る。表示用メモリ14に記憶された画像データを用い
て、不図示のモニタ等の表示装置により表示が可能とな
る。ここで「出力解像度」は前述した「モード1」(即
ち、従来の1.5倍の画素数のデータを出力するモー
ド)であるとする。
【0042】図4(b)には、「モード1」の場合の出
力制御回路13の『出力制御』処理フローチャートを示
す。
力制御回路13の『出力制御』処理フローチャートを示
す。
【0043】まず、入力制御回路10から「書込み終了
信号」が来るまで待つ(ステップS20)。そして、そ
の書込み終了信号を受けるとまず、読出しアドレス
(A)を「0」にリセットする(ステップS21)。
信号」が来るまで待つ(ステップS20)。そして、そ
の書込み終了信号を受けるとまず、読出しアドレス
(A)を「0」にリセットする(ステップS21)。
【0044】次に読み出されるデータがR・G・Bのど
れであるかを識別するためのレジスタNEXTCをまず
最初に処理する「R」に設定する(ステップS22)。
れであるかを識別するためのレジスタNEXTCをまず
最初に処理する「R」に設定する(ステップS22)。
【0045】ステップS23では、このレジスタNEX
TCを判別し、「R」であればステップS24に移行
し、「G」であればステップS30に移行し、「B」で
あればステップS36に移行する。
TCを判別し、「R」であればステップS24に移行
し、「G」であればステップS30に移行し、「B」で
あればステップS36に移行する。
【0046】まず、ステップS24では、アドレス
(A)で指定されるメモリ(@A)の値を「R出力」と
して、表示メモリ14やファイル装置15に出力し(ス
テップS24)、アドレスを「+1」する(ステップS
25)。
(A)で指定されるメモリ(@A)の値を「R出力」と
して、表示メモリ14やファイル装置15に出力し(ス
テップS24)、アドレスを「+1」する(ステップS
25)。
【0047】アドレス(A)で指定されるメモリ(@
A)の値を「G出力」として出力し(ステップS2
6)、アドレスを「+1」する(ステップS27)。
A)の値を「G出力」として出力し(ステップS2
6)、アドレスを「+1」する(ステップS27)。
【0048】アドレス(A)で指定されるメモリ(@
A)の値を「B出力」として出力し(ステップS2
8)、そして、「NEXTC」を次に処理する「B」に
設定する(ステップS29)。
A)の値を「B出力」として出力し(ステップS2
8)、そして、「NEXTC」を次に処理する「B」に
設定する(ステップS29)。
【0049】ステップS30では、アドレス(A)で指
定されるメモリ(@A)の値を「G出力」として出力し
(ステップS30)、アドレスを「+1」する(ステッ
プS31)。
定されるメモリ(@A)の値を「G出力」として出力し
(ステップS30)、アドレスを「+1」する(ステッ
プS31)。
【0050】アドレス(A)で指定されるメモリ(@
A)の値を「B出力」として出力し(ステップS3
2)、アドレスを「+1」する(ステップS33)。
A)の値を「B出力」として出力し(ステップS3
2)、アドレスを「+1」する(ステップS33)。
【0051】アドレス(A)で指定されるメモリ(@
A)の値を「R出力」として出力し(ステップS3
4)、そして、「NEXTC」を次に処理する「R」に
設定する(ステップS35)。
A)の値を「R出力」として出力し(ステップS3
4)、そして、「NEXTC」を次に処理する「R」に
設定する(ステップS35)。
【0052】ステップS36では、アドレス(A)で指
定されるメモリ(@A)の値を「B出力」として出力し
(ステップS36)、アドレスを「+1」する(ステッ
プS37)。
定されるメモリ(@A)の値を「B出力」として出力し
(ステップS36)、アドレスを「+1」する(ステッ
プS37)。
【0053】アドレス(A)で指定されるメモリ(@
A)の値を「R出力」として出力し(ステップS3
8)、アドレスを「+1」する(ステップS39)。
A)の値を「R出力」として出力し(ステップS3
8)、アドレスを「+1」する(ステップS39)。
【0054】アドレス(A)で指定されるメモリ(@
A)の値を「G出力」として出力し(ステップS4
0)、そして、「NEXTC」を「G」に設定する(ス
テップS41)。
A)の値を「G出力」として出力し(ステップS4
0)、そして、「NEXTC」を「G」に設定する(ス
テップS41)。
【0055】以上の各ステップS29,S35,S41
の次はステップS42に移行して、アドレス(A)の値
を基にして、1ライン分の読出しが終了したかを判断
し、終了していなければ前述したステップS23に戻
り、終了していれば次のステップS43に進む。
の次はステップS42に移行して、アドレス(A)の値
を基にして、1ライン分の読出しが終了したかを判断
し、終了していなければ前述したステップS23に戻
り、終了していれば次のステップS43に進む。
【0056】入力制御回路に対して「読出し終了信号」
を出力する(ステップS43)。
を出力する(ステップS43)。
【0057】読出し終了信号の発生数等を基に出力制御
が終了したかを判断し(ステップS44)、もし、まだ
終了していない場合には前述のステップS20に戻って
同様の処理を行う。
が終了したかを判断し(ステップS44)、もし、まだ
終了していない場合には前述のステップS20に戻って
同様の処理を行う。
【0058】以上のように、「モード1」の場合は、1
画素分の3原色データを出力する際に、読出しアドレス
が「2」づつしか増加させない。
画素分の3原色データを出力する際に、読出しアドレス
が「2」づつしか増加させない。
【0059】(変形例)また、「モード2」の場合は、
1画素分の3原色データを出力する際に、読出しアドレ
スを「1」づつしか増加させないようにすればよい。つ
まり具体的には、前記ステップS29,S35,S41
において、それぞれ「NEXTC←“G”」「NEXT
C←“B”」「NEXTC←“R”」と設定し、かつ指
示するアドレスを「1」減少する処理(即ち、ポインタ
アドレス:A←A−1)を、ステップS42からS23
に移行する間に加えればよい。
1画素分の3原色データを出力する際に、読出しアドレ
スを「1」づつしか増加させないようにすればよい。つ
まり具体的には、前記ステップS29,S35,S41
において、それぞれ「NEXTC←“G”」「NEXT
C←“B”」「NEXTC←“R”」と設定し、かつ指
示するアドレスを「1」減少する処理(即ち、ポインタ
アドレス:A←A−1)を、ステップS42からS23
に移行する間に加えればよい。
【0060】(第2実施形態)図5には、本発明の第2
の実施形態を例示し、写真用フィルムをライン型CCD
で読み取る画像入力装置としてのフィルムスキャナと、
その画像出力装置とがブロック図で示されている。この
第2実施形態では画像入力装置20と画像出力装置とし
てのパソコン等の画像出力装置22とが別体で成る画像
処理システムである。
の実施形態を例示し、写真用フィルムをライン型CCD
で読み取る画像入力装置としてのフィルムスキャナと、
その画像出力装置とがブロック図で示されている。この
第2実施形態では画像入力装置20と画像出力装置とし
てのパソコン等の画像出力装置22とが別体で成る画像
処理システムである。
【0061】(構成および動作2)画像入力装置20に
は出力ポート21が設けられ、解像度に応じたR・G・
Bのデータ値が出力される。また、出力制御回路13は
画像出力装置22の通信制御回路24からの通信データ
(または通信信号)に基づき、所望する解像度の指定
や、出力パルスの入力が行われる。
は出力ポート21が設けられ、解像度に応じたR・G・
Bのデータ値が出力される。また、出力制御回路13は
画像出力装置22の通信制御回路24からの通信データ
(または通信信号)に基づき、所望する解像度の指定
や、出力パルスの入力が行われる。
【0062】一方、画像出力装置22には入力ポート2
3が設けられ、画像入力装置からのR・G・Bの値を入
力し、表示用メモリ14やファイル装置15に書き込
む。
3が設けられ、画像入力装置からのR・G・Bの値を入
力し、表示用メモリ14やファイル装置15に書き込
む。
【0063】前述の第1実施形態との違いは、R・G・
Bの値が画像入力装置から画像出力装置に転送される点
である。よって画像入力装置に高速のマイコンを搭載し
ておけば、例えばパソコン等の画像出力装置にかかる処
理が低減され、解像度が低いほど高速にデータを転送で
きる。特に、画像入力装置を制御するマイコンに「RI
SC」(Reduced Instruction Set Computer)型のマイ
コンを用いれば、小型で安価でしかも高速に処理を行わ
せることができる。
Bの値が画像入力装置から画像出力装置に転送される点
である。よって画像入力装置に高速のマイコンを搭載し
ておけば、例えばパソコン等の画像出力装置にかかる処
理が低減され、解像度が低いほど高速にデータを転送で
きる。特に、画像入力装置を制御するマイコンに「RI
SC」(Reduced Instruction Set Computer)型のマイ
コンを用いれば、小型で安価でしかも高速に処理を行わ
せることができる。
【0064】図6には、ROMとRAMを内蔵した「1
チップRISC」型のマイコン31を用いたフィルムス
キャナの回路ブロック図を示している。
チップRISC」型のマイコン31を用いたフィルムス
キャナの回路ブロック図を示している。
【0065】「RISC」マイコンは1命令の実行を発
振周波数のサイクルで行うことができる。これに対し、
従来の「CISC」(Complexed Instruction Set Comp
uter)は1命令の実行に4サイクルかかる。例えば発振
周波数を20MHzとすると、1命令の実行時間は「R
ISC」マイコンが50ns( ナノ秒) であるのに対
し、「CISC」マイコンは200nsを要する。よっ
て、RISCマイコンならば、入力制御(参照、図4
(a)のフローチャート)と出力制御(参照、図4
(b)のフローチャート)の両方の処理を1個のマイコ
ンで行うことができるが、「CISC」マイコンでは非
常に困難である。
振周波数のサイクルで行うことができる。これに対し、
従来の「CISC」(Complexed Instruction Set Comp
uter)は1命令の実行に4サイクルかかる。例えば発振
周波数を20MHzとすると、1命令の実行時間は「R
ISC」マイコンが50ns( ナノ秒) であるのに対
し、「CISC」マイコンは200nsを要する。よっ
て、RISCマイコンならば、入力制御(参照、図4
(a)のフローチャート)と出力制御(参照、図4
(b)のフローチャート)の両方の処理を1個のマイコ
ンで行うことができるが、「CISC」マイコンでは非
常に困難である。
【0066】また、RISCマイコン31に内蔵された
RAM46をR・G・Bの書込み・読出しメモリとして
使えば、負荷がかからず、更に高速にデータを処理でき
る。なぜならば、一般に外部メモリを使うとアクセスす
る毎に負荷が発生し、全処理時間が伸びる傾向がある。
RAM46をR・G・Bの書込み・読出しメモリとして
使えば、負荷がかからず、更に高速にデータを処理でき
る。なぜならば、一般に外部メモリを使うとアクセスす
る毎に負荷が発生し、全処理時間が伸びる傾向がある。
【0067】この図6が示すスキャナ本体30におい
て、ROM45には所定の制御プログラムが実行形式コ
ードで記憶されており、このプログラムに従って、出力
ポート43から信号を出力し、CCD37の主走査制
御、ステッピングモータ33の副走査制御、A/Dコン
バータ38のA/D変換制御、スキャナ本体に対する外
部装置32へのデータ出力および書込み終了信号等の出
力を行う。
て、ROM45には所定の制御プログラムが実行形式コ
ードで記憶されており、このプログラムに従って、出力
ポート43から信号を出力し、CCD37の主走査制
御、ステッピングモータ33の副走査制御、A/Dコン
バータ38のA/D変換制御、スキャナ本体に対する外
部装置32へのデータ出力および書込み終了信号等の出
力を行う。
【0068】また、入力ポート44からCCDのA/D
変換値、外部装置32からの出力パルスおよび読出し終
了信号等の入力を行う。RAM46には、最初、CCD
37のA/D変換値がこのCCDからの出力順に書き込
まれ、外部装置32からの出力パルスに応じて「読出し
アドレス」が決定されて、外部装置32に読み出され
る。一方、出力ポート43からは「R」「G」「B」が
1バイトづつ出力されてもよいし(即ち「出力モード
1」と呼ぶ)、3バイトを一括して出力されてもよい
(即ち「出力モード2」と呼ぶ)。
変換値、外部装置32からの出力パルスおよび読出し終
了信号等の入力を行う。RAM46には、最初、CCD
37のA/D変換値がこのCCDからの出力順に書き込
まれ、外部装置32からの出力パルスに応じて「読出し
アドレス」が決定されて、外部装置32に読み出され
る。一方、出力ポート43からは「R」「G」「B」が
1バイトづつ出力されてもよいし(即ち「出力モード
1」と呼ぶ)、3バイトを一括して出力されてもよい
(即ち「出力モード2」と呼ぶ)。
【0069】書込み時の処理は図4(a)のフローチャ
ートが示す手順に基づいて行われ、読出し時の処理は図
4(b)のフローチャートが示す手順に基づいて行われ
る。ここで、外部装置からの「出力パルス」は読出し時
の同期をとるための信号であり、図4(b)のフローチ
ャートには記載してないが、データを1回読み出す毎に
出力パルスをチェックすることにより、安全確実にデー
タを転送できる。すなわち具体的には、上記「出力モー
ド1」の場合は、ステップS24,S26,S28,S
30,S32,S34,S36,S38,S40の前に
出力パルスを待つ処理ステップを追加し、一方、「出力
モード2」の場合は、ステップS23の前に出力パルス
を待つ処理ステップを追加するだけでよい。なお、デー
タの転送速度がスキャナ30側と外部装置32側とで予
め決められている場合には、出力パルスおよびそのチェ
ックは不要である。
ートが示す手順に基づいて行われ、読出し時の処理は図
4(b)のフローチャートが示す手順に基づいて行われ
る。ここで、外部装置からの「出力パルス」は読出し時
の同期をとるための信号であり、図4(b)のフローチ
ャートには記載してないが、データを1回読み出す毎に
出力パルスをチェックすることにより、安全確実にデー
タを転送できる。すなわち具体的には、上記「出力モー
ド1」の場合は、ステップS24,S26,S28,S
30,S32,S34,S36,S38,S40の前に
出力パルスを待つ処理ステップを追加し、一方、「出力
モード2」の場合は、ステップS23の前に出力パルス
を待つ処理ステップを追加するだけでよい。なお、デー
タの転送速度がスキャナ30側と外部装置32側とで予
め決められている場合には、出力パルスおよびそのチェ
ックは不要である。
【0070】(第3実施形態)図7には、写真用フィル
ムをライン型CCDで読み取る、「フィルムスキャナ」
の第3の実施形態をブロック図で示している。この第3
実施形態では画像入力装置20とパソコン等の画像出力
装置22が別体と成った「画像入出力システム」を例示
している。
ムをライン型CCDで読み取る、「フィルムスキャナ」
の第3の実施形態をブロック図で示している。この第3
実施形態では画像入力装置20とパソコン等の画像出力
装置22が別体と成った「画像入出力システム」を例示
している。
【0071】(構成および動作3)画像入力装置20に
は出力ポート21が設けられ、R・G・BのA/D値が
そのまま画像出力装置22側に出力される。一方、画像
出力装置22には入力ポート23が設けられ、R・G・
BのA/D変換値を入力し、メモリ12中に書き込む。
は出力ポート21が設けられ、R・G・BのA/D値が
そのまま画像出力装置22側に出力される。一方、画像
出力装置22には入力ポート23が設けられ、R・G・
BのA/D変換値を入力し、メモリ12中に書き込む。
【0072】前述した第2実施形態との違いは、解像度
に基づいたR・G・Bのデータセットを画像出力装置内
で生成することである。つまり、構成的には、画像入力
装置20に出力制御回路は備えず、画像出力装置22に
は通信制御回路も備えていない。また、メモリ12は画
像入力装置側にではなくこの外部装置(即ち、画像出力
装置)側に設けられている。
に基づいたR・G・Bのデータセットを画像出力装置内
で生成することである。つまり、構成的には、画像入力
装置20に出力制御回路は備えず、画像出力装置22に
は通信制御回路も備えていない。また、メモリ12は画
像入力装置側にではなくこの外部装置(即ち、画像出力
装置)側に設けられている。
【0073】画像出力装置22は、この画像出力装置の
入力ポート23を経由して直接にメモリ12に書き込ま
れたR・G・Bデータに対し、所望の出力解像度に基づ
いた「読出しアドレス」を計算し、各データを表示メモ
リ14やファイル装置15に出力する。なお、この読出
しの制御は図4(b)の『出力制御』フローチャートが
示す順序で基本的に行われる。
入力ポート23を経由して直接にメモリ12に書き込ま
れたR・G・Bデータに対し、所望の出力解像度に基づ
いた「読出しアドレス」を計算し、各データを表示メモ
リ14やファイル装置15に出力する。なお、この読出
しの制御は図4(b)の『出力制御』フローチャートが
示す順序で基本的に行われる。
【0074】(第4実施形態)上述までの説明では、本
発明の画像処理システムのCCDには「1ライン点順次
型」か「3ライン型」のものが採用していたが、図8
(a)に示すような動作原理の「2ライン型」も同様に
適用できる。
発明の画像処理システムのCCDには「1ライン点順次
型」か「3ライン型」のものが採用していたが、図8
(a)に示すような動作原理の「2ライン型」も同様に
適用できる。
【0075】(構成および動作4)この「2ライン型」
のCCDとは、図示の如く「G」のセンサ列が1ライン
在り、「R」と「B」が交互に配置されたセンサ列がも
う1ライン在るものである。それにともなって、CCD
シフトレジスタも図示のように2ラインで構成され、
「G」は1列で独立しているが、「R」と「B」は1つ
の出力端子から交互に出力される。
のCCDとは、図示の如く「G」のセンサ列が1ライン
在り、「R」と「B」が交互に配置されたセンサ列がも
う1ライン在るものである。それにともなって、CCD
シフトレジスタも図示のように2ラインで構成され、
「G」は1列で独立しているが、「R」と「B」は1つ
の出力端子から交互に出力される。
【0076】なお、本第4実施形態の構成は、前述した
実施形態のように画像入力装置と画像出力装置とが別体
または同体でシステムを構成するものとして以下に説明
する。
実施形態のように画像入力装置と画像出力装置とが別体
または同体でシステムを構成するものとして以下に説明
する。
【0077】図8(b)は、メモリおよび出力の方式を
表したものであり、図8(c)は、その出力処理のタイ
ムチャートを表している。
表したものであり、図8(c)は、その出力処理のタイ
ムチャートを表している。
【0078】この図8(b)と前述の図2(b)との違
いは、メモリに書き込まれる順番が「R1」「G1」
「B1」「G2」「R2」「G3」「B2」「G4」・
・・となっていることである。これは図8(c)のタイ
ムチャートに示すように、主走査パルスを発生する毎
に、最初は「R」と「G」がCCDから出力され、次の
主走査パルスの発生で「B」と「G」が出力されるから
である。
いは、メモリに書き込まれる順番が「R1」「G1」
「B1」「G2」「R2」「G3」「B2」「G4」・
・・となっていることである。これは図8(c)のタイ
ムチャートに示すように、主走査パルスを発生する毎
に、最初は「R」と「G」がCCDから出力され、次の
主走査パルスの発生で「B」と「G」が出力されるから
である。
【0079】図9(a),(b)には、本第4実施形態
の入力および出力制御の動作を示している。図9(a)
は、入力制御回路の『入力制御』処理に関するフローチ
ャートであり、前述の図4(a)との違いは、「R」と
「B」が「R/B出力端子」から交互に出力されるの
で、1回目の主走査パルス出力(ステップS51)直後
の入力(ステップS52)では、「R」のA/D変換値
がメモリに書き込まれ、2回目の主走査パルス出力(ス
テップS56)直後の入力(ステップS57)では、
「B」のA/D変換値がメモリに書き込まれている点に
ある。そこで、図9(a)のフローチャートについてさ
らに詳しく説明する。
の入力および出力制御の動作を示している。図9(a)
は、入力制御回路の『入力制御』処理に関するフローチ
ャートであり、前述の図4(a)との違いは、「R」と
「B」が「R/B出力端子」から交互に出力されるの
で、1回目の主走査パルス出力(ステップS51)直後
の入力(ステップS52)では、「R」のA/D変換値
がメモリに書き込まれ、2回目の主走査パルス出力(ス
テップS56)直後の入力(ステップS57)では、
「B」のA/D変換値がメモリに書き込まれている点に
ある。そこで、図9(a)のフローチャートについてさ
らに詳しく説明する。
【0080】最初に、書込みアドレス(A)を「0」に
リセットする(ステップS50)。
リセットする(ステップS50)。
【0081】主走査パルスをCCDに出力する(ステッ
プS51)。
プS51)。
【0082】「R/B」のA/D変換した値(但しここ
では「R」のA/D値)をアドレス(A)で指定される
メモリ(@A)に書き込み(ステップS52)、アドレ
ス(A)を「+1」する(ステップS53)。
では「R」のA/D値)をアドレス(A)で指定される
メモリ(@A)に書き込み(ステップS52)、アドレ
ス(A)を「+1」する(ステップS53)。
【0083】「G」のA/D変換した値をアドレス
(A)で指定されるメモリ(@A)に書き込み(ステッ
プS54)、アドレス(A)を「+1」する(ステップ
S55)。
(A)で指定されるメモリ(@A)に書き込み(ステッ
プS54)、アドレス(A)を「+1」する(ステップ
S55)。
【0084】主走査パルスをCCDに出力する(ステッ
プS56)。
プS56)。
【0085】「R/B」のA/D変換した値(但しここ
では「B」のA/D値)をアドレス(A)で指定される
メモリ(@A)に書き込み(ステップS57)、アドレ
ス(A)を「+1」する(ステップS58)。
では「B」のA/D値)をアドレス(A)で指定される
メモリ(@A)に書き込み(ステップS57)、アドレ
ス(A)を「+1」する(ステップS58)。
【0086】「G」のA/D変換した値をアドレス
(A)で指定されるメモリ(@A)に書き込み(ステッ
プS59)、アドレス(A)を「+1」する(ステップ
S60)。
(A)で指定されるメモリ(@A)に書き込み(ステッ
プS59)、アドレス(A)を「+1」する(ステップ
S60)。
【0087】次に、アドレス(A)の値を基にして、1
ライン分のA/D値の書込みが終了したか否かを判断し
(ステップS61)、終了したならば次のステップS6
2へ進み、もしまだ終了していなければ前述のステップ
S51に戻る。
ライン分のA/D値の書込みが終了したか否かを判断し
(ステップS61)、終了したならば次のステップS6
2へ進み、もしまだ終了していなければ前述のステップ
S51に戻る。
【0088】次に、「書込み終了信号」を出力制御回路
13に出力し(ステップS62)、副走査パルスをCC
Dに出力する(ステップS63)。
13に出力し(ステップS62)、副走査パルスをCC
Dに出力する(ステップS63)。
【0089】続いて、出力制御回路から「読出し終了信
号」が来るまで待ち(ステップS64)、信号が来た
ら、副走査パルス数の積算値等を基にして入力制御が終
了したかを判断し(ステップS65)、終了していなけ
れば最初のステップS50に戻って同様な処理を行う。
号」が来るまで待ち(ステップS64)、信号が来た
ら、副走査パルス数の積算値等を基にして入力制御が終
了したかを判断し(ステップS65)、終了していなけ
れば最初のステップS50に戻って同様な処理を行う。
【0090】また、図9(b)には『出力制御』に関す
る処理手順を示すフローチャートを示してあり、前述の
図4(b)との違いは、レジスタ「NEXTC」が
「R」か「B」の2種類しか無いということである。そ
こで詳しく処理ステップを説明する。
る処理手順を示すフローチャートを示してあり、前述の
図4(b)との違いは、レジスタ「NEXTC」が
「R」か「B」の2種類しか無いということである。そ
こで詳しく処理ステップを説明する。
【0091】まず、入力制御回路から「書込み終了信
号」が来るのを待ち(ステップS70)、「書込み終了
信号」が来たら、読出しアドレス(A)を「0」にリセ
ットする(ステップS71)。
号」が来るのを待ち(ステップS70)、「書込み終了
信号」が来たら、読出しアドレス(A)を「0」にリセ
ットする(ステップS71)。
【0092】次に読み出されるデータがR・G・Bのど
れであるかを識別するためのレジスタNEXTCを
「R」にする(ステップS72)。
れであるかを識別するためのレジスタNEXTCを
「R」にする(ステップS72)。
【0093】また、NEXTCを判別し(ステップS7
3)、「R」であれば次のステップS74に進み、もし
「B」であれば後述するステップS80に移行する。
3)、「R」であれば次のステップS74に進み、もし
「B」であれば後述するステップS80に移行する。
【0094】ステップS74では、アドレス(A)で指
定されるメモリ(@A)の値を「R出力」として、表示
メモリ14やファイル装置15に出力し、アドレスを
「+1」する(ステップS75)。
定されるメモリ(@A)の値を「R出力」として、表示
メモリ14やファイル装置15に出力し、アドレスを
「+1」する(ステップS75)。
【0095】アドレス(A)で指定されるメモリ(@
A)の値を「G出力」として出力し(ステップS7
6)、アドレスを「+1」する(ステップS77)。
A)の値を「G出力」として出力し(ステップS7
6)、アドレスを「+1」する(ステップS77)。
【0096】アドレス(A)で指定されるメモリ(@
A)の値を「B出力」として出力し(ステップS7
8)、そして「NEXTC」を次に処理する「B」に設
定する(ステップS79)。
A)の値を「B出力」として出力し(ステップS7
8)、そして「NEXTC」を次に処理する「B」に設
定する(ステップS79)。
【0097】また、ステップS80では、アドレス
(A)で指定されるメモリ(@A)の値を「B出力」と
して出力し(S80)、アドレスを「+1」する(ステ
ップS81)。
(A)で指定されるメモリ(@A)の値を「B出力」と
して出力し(S80)、アドレスを「+1」する(ステ
ップS81)。
【0098】アドレス(A)で指定されるメモリ(@
A)の値を「G出力」として出力し(ステップS8
2)、アドレスを「+1」する(ステップS83)。
A)の値を「G出力」として出力し(ステップS8
2)、アドレスを「+1」する(ステップS83)。
【0099】アドレス(A)で指定されるメモリ(@
A)の値を「R出力」として出力し(ステップS8
4)、そしてレジスタNEXTCを続いて処理する
「R」に設定する(ステップS85)。
A)の値を「R出力」として出力し(ステップS8
4)、そしてレジスタNEXTCを続いて処理する
「R」に設定する(ステップS85)。
【0100】前述したステップS79またはS85の次
には、アドレス(A)の値を基に、1ライン分の読出し
が終了したかを判断し(ステップS86)、終了してい
れば次のステップS87に進む。もしまだ終了していな
ければ前述のステップS73に戻る。
には、アドレス(A)の値を基に、1ライン分の読出し
が終了したかを判断し(ステップS86)、終了してい
れば次のステップS87に進む。もしまだ終了していな
ければ前述のステップS73に戻る。
【0101】ステップS87では、入力制御回路10に
対して「読出し終了信号」を出力する。
対して「読出し終了信号」を出力する。
【0102】また、読出し終了信号の発生数等を基に出
力制御が終了したかを判断し(ステップS88)、もし
まだ終了していない場合は最初のステップS70に戻っ
て同様の処理を行う。
力制御が終了したかを判断し(ステップS88)、もし
まだ終了していない場合は最初のステップS70に戻っ
て同様の処理を行う。
【0103】(その他の変形例)そのほかにも、本発明
の要旨を著しく逸脱しない範囲で変形実施も可能であ
る。例えば、本発明に係わるカラーラインセンサは、例
示した「3ライン型」、「2ライン型」および「点順次
型」センサのような各種のセンサの他にも同様な主旨に
より変形したものを採用してもよい。
の要旨を著しく逸脱しない範囲で変形実施も可能であ
る。例えば、本発明に係わるカラーラインセンサは、例
示した「3ライン型」、「2ライン型」および「点順次
型」センサのような各種のセンサの他にも同様な主旨に
より変形したものを採用してもよい。
【0104】以上、複数の実施形態に基づいて説明した
が、本明細書中には次の発明が含まれる。
が、本明細書中には次の発明が含まれる。
【0105】[1] カラー原稿の画像を読み取り、読
み取られたこの画像のデータを処理する画像処理システ
ムにおいて、前記カラー原稿を撮像するカラーラインセ
ンサと、前記カラーラインセンサからの3原色の各々の
色のデータを、出力する順に記憶する記憶手段と、1つ
の画素を形成する連続した3原色のデータと、その次の
画素を形成する連続した3原色のデータとが一部重複す
るように、前記記憶手段に記憶されたデータの読出しア
ドレスを算出する算出手段と、前記算出手段で算出され
たアドレスに基づいて、連続した3原色のデータを前記
記憶手段から読み出し、1画素分の3原色の画像データ
を生成する生成手段と、を具備する画像処理システム。
み取られたこの画像のデータを処理する画像処理システ
ムにおいて、前記カラー原稿を撮像するカラーラインセ
ンサと、前記カラーラインセンサからの3原色の各々の
色のデータを、出力する順に記憶する記憶手段と、1つ
の画素を形成する連続した3原色のデータと、その次の
画素を形成する連続した3原色のデータとが一部重複す
るように、前記記憶手段に記憶されたデータの読出しア
ドレスを算出する算出手段と、前記算出手段で算出され
たアドレスに基づいて、連続した3原色のデータを前記
記憶手段から読み出し、1画素分の3原色の画像データ
を生成する生成手段と、を具備する画像処理システム。
【0106】[2] 前記カラーラインセンサは、3原
色のセンサが各色ごとに独立して成るラインを有する
「3ライン型」センサ、3原色のセンサのうち1色のセ
ンサが独立した1ラインであり、他の2色が1ライン上
に順次配置された「2ライン型」センサ、または、3原
色のセンサが1ライン上に順次配置された「点順次型」
センサであることを特徴とする請求項1に記載の画像処
理システム。
色のセンサが各色ごとに独立して成るラインを有する
「3ライン型」センサ、3原色のセンサのうち1色のセ
ンサが独立した1ラインであり、他の2色が1ライン上
に順次配置された「2ライン型」センサ、または、3原
色のセンサが1ライン上に順次配置された「点順次型」
センサであることを特徴とする請求項1に記載の画像処
理システム。
【0107】[3] カラー原稿の画像を撮像するカラ
ーラインセンサを有する画像入力装置から出力されたデ
ータを処理する画像処理システムであって、前記画像入
力装置から出力される3原色の各々の色のデータを、出
力する順に記憶する記憶手段と、1つの画素を形成する
連続した3原色のデータと、その次の画素を形成する連
続した3原色のデータとが一部重複するように、前記記
憶手段に記憶されたデータの読出しアドレスを算出する
算出手段と、前記算出手段で算出されたアドレスに基づ
いて、連続した3原色のデータを前記記憶手段から読み
出し、1画素分の3原色の画像データを生成する生成手
段と、を具備する画像処理システム。
ーラインセンサを有する画像入力装置から出力されたデ
ータを処理する画像処理システムであって、前記画像入
力装置から出力される3原色の各々の色のデータを、出
力する順に記憶する記憶手段と、1つの画素を形成する
連続した3原色のデータと、その次の画素を形成する連
続した3原色のデータとが一部重複するように、前記記
憶手段に記憶されたデータの読出しアドレスを算出する
算出手段と、前記算出手段で算出されたアドレスに基づ
いて、連続した3原色のデータを前記記憶手段から読み
出し、1画素分の3原色の画像データを生成する生成手
段と、を具備する画像処理システム。
【0108】(4) 生成された画像を表示する画像表
示手段をさらに有することを特徴とする[1]に記載の
画像処理システム。
示手段をさらに有することを特徴とする[1]に記載の
画像処理システム。
【0109】(5) 前記生成手段が生成した3原色画
像データを記憶する第2の記憶手段を有することを特徴
とする[1]〜(4)に記載の画像処理システム。
像データを記憶する第2の記憶手段を有することを特徴
とする[1]〜(4)に記載の画像処理システム。
【0110】(6) 所定の出力解像度の設定に基づい
て、アドレスの前記算出手段における3原色のデータの
重複量を(選択的に)変更することを特徴とする[1]
〜(5)に記載の画像処理システム。
て、アドレスの前記算出手段における3原色のデータの
重複量を(選択的に)変更することを特徴とする[1]
〜(5)に記載の画像処理システム。
【0111】(7) 所定の出力解像度の設定に基づい
て、前記3原色画像のデータの生成手段からの出力を
「間引く」間引き手段を有することを特徴とする[1]
〜(6)に記載の画像処理システム。
て、前記3原色画像のデータの生成手段からの出力を
「間引く」間引き手段を有することを特徴とする[1]
〜(6)に記載の画像処理システム。
【0112】(8) 現像済フィルムを読み取るスキャ
ナであることを特徴とする[1]〜(7)に記載の画像
処理システム。
ナであることを特徴とする[1]〜(7)に記載の画像
処理システム。
【0113】(9) カラー原稿の画像を読み取り、画
像データを外部の画像出力装置に出力する画像入力装置
において、カラー原稿を撮像するための3原色カラーラ
インセンサと、前記カラーラインセンサの3原色の各色
の出力を、出力順に記憶する記憶手段と、前記画像出力
装置に1画素のデータを出力するごとに、出力解像度に
対応した読出しアドレスを算出する算出手段と、前記記
憶手段から、前記算出されたアドレスに基づき、3バイ
トのデータを読み出し、一画素分の3原色データを生成
するデータ生成手段と、前記データ生成手段の出力を画
像出力装置に出力する出力手段と、を具備する画像入力
装置を含む画像処理システム。
像データを外部の画像出力装置に出力する画像入力装置
において、カラー原稿を撮像するための3原色カラーラ
インセンサと、前記カラーラインセンサの3原色の各色
の出力を、出力順に記憶する記憶手段と、前記画像出力
装置に1画素のデータを出力するごとに、出力解像度に
対応した読出しアドレスを算出する算出手段と、前記記
憶手段から、前記算出されたアドレスに基づき、3バイ
トのデータを読み出し、一画素分の3原色データを生成
するデータ生成手段と、前記データ生成手段の出力を画
像出力装置に出力する出力手段と、を具備する画像入力
装置を含む画像処理システム。
【0114】(10) 前記記憶手段、前記データ生成
手段および前記出力手段は、「RISC型」のマイコン
の内蔵回路を用いることを特徴とする(9)に記載の画
像入力装置を含む画像処理システム。
手段および前記出力手段は、「RISC型」のマイコン
の内蔵回路を用いることを特徴とする(9)に記載の画
像入力装置を含む画像処理システム。
【0115】(11) 前記カラーラインセンサは、3
原色のセンサが1ライン上に順次配置された「点順次型
センサ」であることを特徴とする(9)に記載の画像入
力装置を含む画像処理システム。
原色のセンサが1ライン上に順次配置された「点順次型
センサ」であることを特徴とする(9)に記載の画像入
力装置を含む画像処理システム。
【0116】(12) 前記カラーラインセンサは、3
原色のセンサが各色ごとに独立したラインを有する「3
ライン型センサ」であることを特徴とする(9)に記載
の画像入力装置を含む画像処理システム。
原色のセンサが各色ごとに独立したラインを有する「3
ライン型センサ」であることを特徴とする(9)に記載
の画像入力装置を含む画像処理システム。
【0117】(13) 前記カラーラインセンサは、3
原色のセンサの内、1色が独立した1ラインであり、他
の2色が1ライン上に順次配置された「2ライン型セン
サ」であることを特徴とする(9)に記載の画像入力装
置を含む画像処理システム。
原色のセンサの内、1色が独立した1ラインであり、他
の2色が1ライン上に順次配置された「2ライン型セン
サ」であることを特徴とする(9)に記載の画像入力装
置を含む画像処理システム。
【0118】(14) カラー原稿の画像を3原色カラ
ーラインセンサで読み取り、出力解像度に応じて画像デ
ータを形成する画像入力装置の、1画素分の画像データ
を生成する方法において、3原色カラーラインセンサの
各色の出力を、記憶手段に出力順に記憶し、1画素のデ
ータを形成するごとに、出力解像度に対応した読出しア
ドレスを算出し、前記記憶手段から、前記算出されたア
ドレスに基づき3バイトのデータを読み出し、当該3バ
イトのデータを1画素分の3原色のデータとして取り扱
うことを特徴とする画像データ生成方法を含む画像処理
システム。
ーラインセンサで読み取り、出力解像度に応じて画像デ
ータを形成する画像入力装置の、1画素分の画像データ
を生成する方法において、3原色カラーラインセンサの
各色の出力を、記憶手段に出力順に記憶し、1画素のデ
ータを形成するごとに、出力解像度に対応した読出しア
ドレスを算出し、前記記憶手段から、前記算出されたア
ドレスに基づき3バイトのデータを読み出し、当該3バ
イトのデータを1画素分の3原色のデータとして取り扱
うことを特徴とする画像データ生成方法を含む画像処理
システム。
【0119】(15) カラー原稿の画像を「2ライン
方式」の3原色カラーラインセンサで読み取り、出力解
像度に応じて画像データを形成する画像入力装置の、1
画素分の画像データを生成する方法であって、この2ラ
イン方式のラインセンサの出力値を、出力順に記憶手段
に記憶し、1画素のデータを形成するごとに、所定の出
力解像度に対応した読出しアドレスを算出し、前記記憶
手段から、前記算出されたアドレスに基づき、3バイト
の連続したデータを読み出し、この3バイトの連続デー
タを1画素分の3原色として取り扱うことを特徴とする
画像データ生成方法を含む画像処理システム。
方式」の3原色カラーラインセンサで読み取り、出力解
像度に応じて画像データを形成する画像入力装置の、1
画素分の画像データを生成する方法であって、この2ラ
イン方式のラインセンサの出力値を、出力順に記憶手段
に記憶し、1画素のデータを形成するごとに、所定の出
力解像度に対応した読出しアドレスを算出し、前記記憶
手段から、前記算出されたアドレスに基づき、3バイト
の連続したデータを読み出し、この3バイトの連続デー
タを1画素分の3原色として取り扱うことを特徴とする
画像データ生成方法を含む画像処理システム。
【0120】
【発明の効果】従来の画像入力装置では、出力解像度は
「1/N」(但し、Nは整数)でしか指定できなかった
が、本発明の画像処理システムでは特別な画像補間処理
を行わずに任意な中間解像度の画像データを高速かつ安
価に得ることができる。よって、印刷物へ出力する場合
でも、出力先のサイズと所望する解像度に合わせること
が容易である。また、データの読出し間隔(即ち、メモ
リ中におけるアドレス間隔)が常に均等なので、従来の
ような斜め線が階段状になってしまうという出力画像の
劣化も極めて少ない。
「1/N」(但し、Nは整数)でしか指定できなかった
が、本発明の画像処理システムでは特別な画像補間処理
を行わずに任意な中間解像度の画像データを高速かつ安
価に得ることができる。よって、印刷物へ出力する場合
でも、出力先のサイズと所望する解像度に合わせること
が容易である。また、データの読出し間隔(即ち、メモ
リ中におけるアドレス間隔)が常に均等なので、従来の
ような斜め線が階段状になってしまうという出力画像の
劣化も極めて少ない。
【0121】また、外部装置へ迅速に処理した画像デー
タを順次転送するので、1画面分を記憶するための高価
なバッファメモリが不要となると共に、その実装面積も
節約できる。
タを順次転送するので、1画面分を記憶するための高価
なバッファメモリが不要となると共に、その実装面積も
節約できる。
【0122】処理方法が比較的簡単なので、マイコンの
ソフトウェアによる制御で十分対応でき、特に、RIS
Cマイコンの応用によって1チップ化が可能となる。
ソフトウェアによる制御で十分対応でき、特に、RIS
Cマイコンの応用によって1チップ化が可能となる。
【0123】以上の結果、本発明の画像処理システムに
よれば画像処理を高速に運用でき、小型でしかも安価に
提供することが可能となる。
よれば画像処理を高速に運用でき、小型でしかも安価に
提供することが可能となる。
【図1】 本発明の概念を示し、(a)は、「1ライン
点順次型」CCDの構成および動作を示す概念図、
(b)は、「3ライン型」CCDの構成および動作を示
す概念図。
点順次型」CCDの構成および動作を示す概念図、
(b)は、「3ライン型」CCDの構成および動作を示
す概念図。
【図2】 本発明の出力方式を示し、(a)は、「モー
ド1」CCDの出力のタイムチャート、(b)は、「モ
ード1」CCDの出力方式を示す概念図。
ド1」CCDの出力のタイムチャート、(b)は、「モ
ード1」CCDの出力方式を示す概念図。
【図3】 本発明に係わる第1実施形態の画像入出力装
置の構成ブロック図。
置の構成ブロック図。
【図4】 本発明に係わる第1実施形態の処理手順を示
し、(a)は、入力制御回路の「入力制御」処理のフロ
ーチャート、(b)は、出力制御回路の「出力制御」処
理のフローチャート。
し、(a)は、入力制御回路の「入力制御」処理のフロ
ーチャート、(b)は、出力制御回路の「出力制御」処
理のフローチャート。
【図5】 本発明に係わる第2実施形態の画像処理シス
テムの構成を示すブロック図。
テムの構成を示すブロック図。
【図6】 本第2実施形態のフィルムスキャナのRIS
Cマイコンを含む回路ブロック図。
Cマイコンを含む回路ブロック図。
【図7】 本発明に係わる第3実施形態の画像処理シス
テムの構成を示すブロック図。
テムの構成を示すブロック図。
【図8】 本発明に係わる第4実施形態の画像処理シス
テムの出力方式を示し、(a)は、「2ライン型」CC
Dの構成および動作原理の概念図、(b)は、画像入力
装置のメモリおよびその出力方式の概念図、(c)は、
「2ライン型」CCDの出力のタイムチャート。
テムの出力方式を示し、(a)は、「2ライン型」CC
Dの構成および動作原理の概念図、(b)は、画像入力
装置のメモリおよびその出力方式の概念図、(c)は、
「2ライン型」CCDの出力のタイムチャート。
【図9】 本発明に係わる第4実施形態の処理手順を示
し、(a)は、「入力制御」処理のフローチャート、
(b)は、「出力制御」処理のフローチャート。
し、(a)は、「入力制御」処理のフローチャート、
(b)は、「出力制御」処理のフローチャート。
【図10】 従来の画像入力装置のメモリおよびその出
力方式を示す概念図。
力方式を示す概念図。
1…フィルム(カラー原稿)、 2…レンズ、 3,37…CCD(ラインセンサ)、 4…赤CCD、 5…緑CCD、 6…青CCD、 7〜9,38…A/Dコンバータ、 10…入力制御回路、 11…ステッピングモータ、 12…メモリ、 13…出力制御回路、 14…表示用メモリ、 15…ファイル装置、 16…画像入出力システム、 20…画像入力装置、 21,43…出力ポート、 22,32…画像出力装置、 23,44…入力ポート、 24…通信制御回路、 30…スキャナ(本体)、 32…外部装置、 45…ROM、 46…RAM。 S1〜S13…入力制御の処理ステップ、 S20〜S44…出力制御の処理ステップ、 S50〜S65…入力制御の処理ステップ、 S70〜S88…出力制御の処理ステップ。
Claims (3)
- 【請求項1】 カラー原稿の画像を読み取り、読み取ら
れたこの画像のデータを処理する画像処理システムにお
いて、 前記カラー原稿を撮像するカラーラインセンサと、 前記カラーラインセンサからの3原色の各々の色のデー
タを、出力する順に記憶する記憶手段と、 1つの画素を形成する連続した3原色のデータと、その
次の画素を形成する連続した3原色のデータとが一部重
複するように、前記記憶手段に記憶されたデータの読出
しアドレスを算出する算出手段と、 前記算出手段で算出されたアドレスに基づいて、連続し
た3原色のデータを前記記憶手段から読み出し、1画素
分の3原色の画像データを生成する生成手段と、を具備
する画像処理システム。 - 【請求項2】 前記カラーラインセンサは、 3原色のセンサが各色ごとに独立して成るラインを有す
る「3ライン型」センサ、3原色のセンサのうち1色の
センサが独立した1ラインであり、他の2色が1ライン
上に順次配置された「2ライン型」センサ、または、3
原色のセンサが1ライン上に順次配置された「点順次
型」センサであることを特徴とする請求項1に記載の画
像処理システム。 - 【請求項3】 カラー原稿の画像を撮像するカラーライ
ンセンサを有する画像入力装置から出力されたデータを
処理する画像処理システムであって、 前記画像入力装置から出力される3原色の各々の色のデ
ータを、出力する順に記憶する記憶手段と、 1つの画素を形成する連続した3原色のデータと、その
次の画素を形成する連続した3原色のデータとが一部重
複するように、前記記憶手段に記憶されたデータの読出
しアドレスを算出する算出手段と、 前記算出手段で算出されたアドレスに基づいて、連続し
た3原色のデータを前記記憶手段から読み出し、1画素
分の3原色の画像データを生成する生成手段と、を具備
する画像処理システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8008374A JPH09200550A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 画像処理システム |
US08/786,172 US6005689A (en) | 1996-01-22 | 1997-01-21 | Image processing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8008374A JPH09200550A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 画像処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200550A true JPH09200550A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11691464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8008374A Pending JPH09200550A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 画像処理システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6005689A (ja) |
JP (1) | JPH09200550A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-01-21 US US08/786,172 patent/US6005689A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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