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JPH09198844A - 信号再生方法、およびその装置 - Google Patents

信号再生方法、およびその装置

Info

Publication number
JPH09198844A
JPH09198844A JP8006196A JP619696A JPH09198844A JP H09198844 A JPH09198844 A JP H09198844A JP 8006196 A JP8006196 A JP 8006196A JP 619696 A JP619696 A JP 619696A JP H09198844 A JPH09198844 A JP H09198844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
circuit
signal
data
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8006196A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Suzuki
良二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8006196A priority Critical patent/JPH09198844A/ja
Publication of JPH09198844A publication Critical patent/JPH09198844A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像音声ソフトの作成の工程においては、記
録媒体へ映像音声ソフト記録する前に編集操作が入るた
めに、1つの媒体は1つの表現の制限にしか対応せず、
きめ細かい年齢制限機能などを1つの媒体上に実現でき
ないという課題をを改善する。 【解決手段】 復調回路の出力データに含まれる付加情
報を読み込む付加情報読み込み回路101と、スイッチ
103がオンの場合、付加情報内の所定のフラグの判定
を行い、所定のフラグがオンならば付加情報内の飛び先
アドレスを出力し、所定のフラグがオフならば再生処理
を継続する判定制御回路102と、判定制御回路102
から出力された飛び先アドレスに基づいて光ピックアッ
プサーボ回路と回転サーボ回路のサーボの制御信号を発
生するサーボ制御信号発生回路104を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像音声ソフトの
視聴者の年齢に応じて映像音声信号をカットしたりぼか
したりする年齢制限機能(レーティング)、映像音声ソ
フトをあらかじめ設定された部分を断片的に見せる予告
編機能、鍵情報を知らないと断片的なデモンストレーシ
ョンしか見ることができないデモンストレーション機能
を具備した信号再生装置、およびその信号再生方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の映像音声ソフトの作成から再生ま
での流れと、映像音声ソフトの信号再生装置について説
明する。
【0003】図16は従来の映像音声ソフトの作成から再
生までの流れを示すものである。まず映像音声ソフト作
成ステップ1601において、映像音声ソフトが作成さ
れ、次に映像音声ソフト編集ステップ1602におい
て、性的シーンや暴力シーンに対してカットやぼかしを
入れるなどの手段により作成された映像音声ソフトに表
現の制限を加える。そして映像音声ソフトの媒体記録ス
テップ1603において、編集が加えられた映像音声ソ
フトはディスクやテープなどの記録媒体に記録され、媒
体として配布される。そして、映像音声ソフト再生ステ
ップ1604において、配布された映像音声ソフトが視
聴者により信号再生装置で再生される。
【0004】予告編作成の際には、映像音声ソフト編集
ステップ1602において必要な部分を抜き出してつな
げれば良い。図17に上記映像音声ソフト再生ステップ1
604で使用される従来のディスク媒体の信号再生装置
の構成を示す。
【0005】図17において、1701はディスク(記録
媒体)であり、このディスク1701はスピンドルモー
タ1702により回転され、ディスク1701上に記録
されたデータは光ピックアップ1703により読み取ら
れ、この光ピックアップ1703の出力データは波形整
形回路1707において安定に読み取れるように波形等
化が行われる。そして復調回路1708において波形整
形回路1707の出力データ(変調された信号)は復調
され、この復調されたデータは誤り訂正回路1709へ
出力するとともに、復調データに含まれる付加情報は制
御回路1706へ出力される。
【0006】そして制御回路1706において、復調回
路1708の出力データに含まれる付加情報内のアドレ
ス情報に基づいて、スピンドルモータ1702の回転制
御を行う回転サーボ回路1704と、光ピックアップ1
703の位置制御を行う光ピックアップサーボ回路17
05にサーボ信号を発生させるための制御信号が出力さ
れる。
【0007】また誤り訂正回路1709において、復調
回路1708の出力データの誤りが検出され訂正され
る。そして映像デコーダ1710において誤り訂正回路
1709の出力データから映像データのみが抽出されデ
コードされた後に、映像DA変換器1711においてデ
ィジタル信号がアナログ信号に変換されて出力される。
また音声デコーダ1712において誤り訂正回路170
9の出力データから音声データのみが抽出されデコード
された後に、音声DA変換器1713においてディジタ
ル信号がアナログ信号に変換されて出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように映像音声ソフトの作成の工程においては、記録媒
体へ映像音声ソフト記録する前に編集操作(ステップ−
1602)が入るために、1つの媒体は1つの表現の制
限にしか対応せず、きめ細かい年齢制限機能などを1つ
の媒体上に実現できないという課題を有していた。また
予告編を入れる場合には本編と重複した映像音声ソフト
を記録せねばならず、冗長であるという課題を有してい
た。
【0009】また、従来の信号再生装置には、年齢制限
機能と予告編機能とデモンストレーション機能が備えら
れていなかった。そこで、本発明は上記課題に鑑み、1
つの媒体でオリジナルの映像音声ソフトもしくは複数の
表現の制限に対応した映像音声ソフトを再生することの
できる信号再生方法およびその装置を提供し、また冗長
度をあまり上げずに予告編を再生することのできる信号
再生方法およびその装置を提供し、さらに鍵情報を知ら
ないと断片的な予告編しか見ることができない信号再生
方法およびその装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に第1発明の信号再生方法は、指定されたアドレスより
記録媒体に記録されているデータを読み取り復調し、こ
の復調データの復号処理を行い、少なくとも映像信号ま
たは音声信号の一方を出力する信号再生方法であって、
前記復調データに含まれる付加情報を読み込み、次に付
加情報の内の所定のフラグの判定を行い、所定のフラグ
がオフならば再生を続行し、所定のフラグがオンならば
付加情報内の飛び先アドレスに飛んで再生を行うことを
特徴とするものである。
【0011】また第2発明の信号再生方法は、指定され
たアドレスより記録媒体に記録されているデータを読み
取り復調し、この復調データの復号処理を行い、少なく
とも映像信号または音声信号の一方を出力する信号再生
方法であって、前記復号処理を行うとき、前記復調デー
タに含まれる付加情報を読み込み、次に付加情報の内の
所定のフラグの判定を行い、所定のフラグがオフならば
復調データをそのまま復号し、所定のフラグがオンなら
ば復調データに修正を加えて復号することを特徴とする
ものである。
【0012】さらに第3発明の信号再生方法は、指定さ
れたアドレスより記録媒体に記録されているデータを読
み取り復調し、この復調データの復号処理を行い、少な
くとも映像信号または音声信号の一方を出力する信号再
生方法であって、前記復調データに含まれる目次情報を
読み込んでその内の開始アドレスと終了アドレスの対か
らなる複数のアドレス区間を記憶し、次に復調データに
含まれる付加情報内の現在アドレスを読み込み、この現
在アドレスと記憶した複数のアドレス区間との比較を行
い、複数のアドレス区間の内のいずれかに現在アドレス
が含まれる場合には、その現在アドレスが含まれている
アドレス区間の終了アドレスに飛んで再生を行い、複数
のアドレス区間内のいずれにも現在アドレスが含まれな
い場合には、再生を続行する処理を繰り返すことを特徴
とするものである。
【0013】また第4発明の信号再生方法は、指定され
たアドレスより記録媒体に記録されているデータを読み
取り復調し、この復調データの復号処理を行い、少なく
とも映像信号または音声信号の一方を出力する信号再生
方法であって、前記復号処理を行うとき、前記復調デー
タに含まれる目次情報を読み込んでその内の開始アドレ
スと終了アドレスの対からなる複数のアドレス区間を記
憶し、次に復調データに含まれる付加情報内の現在アド
レスを読み込み、複数のアドレス区間の内のいずれかに
現在アドレスが含まれる場合には復調データに修正を加
え、一方複数のアドレス区間の内のいずれにも現在アド
レスが含まれない場合には復調データに修正を加えず、
最後に修正を加えられた、もしくは加えられない復調デ
ータの復号処理を行うことを特徴とするものである。
【0014】さらに第5発明の信号再生方法は、指定さ
れたアドレスより記録媒体に記録されているデータを読
み取り復調し、この復調データの復号処理を行い、少な
くとも映像信号または音声信号の一方を出力する信号再
生方法であって、前記復調データに含まれる目次情報を
読み込んでその内の開始アドレスと終了アドレスの対か
らなる複数のアドレス区間を記憶し、記憶した複数のア
ドレス区間のアドレスを指定して、アドレス区間の再生
を繰り返し行うことを特徴とするものである。
【0015】また第6発明の信号再生方法は、指定され
たアドレスより記録媒体に記録されているデータを読み
取り復調し、この復調データの復号処理を行い、少なく
とも映像信号または音声信号の一方を出力する信号再生
方法であって、前記復調データに含まれるID情報と入
力された入力ID情報との比較を行い、一致していない
場合には復調データに含まれる目次情報を読み込んでそ
の内の開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数の
アドレス区間を記憶し、記憶した複数のアドレス区間の
アドレスを指定して、アドレス区間の再生を繰り返し行
うことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、従来例の図17と同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0017】本発明の第1実施の形態について説明す
る。図1は本発明の第1実施の形態における信号再生装
置の制御回路の構成図である。図1に示す制御回路は従
来の制御回路1706に代えて設けられる回路である。
【0018】復調回路1708の出力データの含まれる
付加情報を読み込む付加情報読み込み回路101と、ス
イッチ103が接続され、スイッチ103のオン・オフ
信号および付加情報読み込み回路101の出力付加情報
に応じてアドレスを出力する判定制御回路102(詳細
は後述する)と、判定制御回路102から出力されたア
ドレスに基づいて、回転サーボ回路1704と光ピック
アップサーボ回路1705にサーボの制御信号を発生す
るサーボ制御信号発生回路104から形成されている。
【0019】上記判定制御回路102の動作を図2のフ
ローチャートにしたがって説明する。付加情報読み込み
回路101の出力付加情報を読み込み(ステップ−20
1)、次にスイッチ103がオンかどうかを確認し(ス
テップ−202)、スイッチ103がオンの場合は、付
加情報読み込み回路101の出力付加情報内の所定フラ
グの判定を行い(ステップ−203)、所定フラグがオ
ンならば付加情報読み込み回路101の出力付加情報内
の飛び先アドレスを出力し(ステップ−204)、所定
フラグがオフ、あるいはステップ−202においてスイ
ッチ103がオフの場合は、再生処理を継続する(ステ
ップ−205)。
【0020】以上のように構成された信号再生装置の制
御回路について、以下その動作について説明する。まず
付加情報読み込み回路101において復調回路1708
の出力データから付加情報が読み込まれ、判定制御回路
102においてスイッチ103がオンの場合に、付加情
報読み込み回路101の出力付加情報内の所定のフラグ
の判定が行われ、所定フラグがオンならば付加情報読み
込み回路101の出力付加情報内の飛び先アドレスが出
力され、また所定フラグがオフならば再生処理が継続さ
れる。またスイッチ103がオフの場合にも再生処理が
継続される。そしてサーボ制御信号発生回路104にお
いて判定制御回路102より飛び先アドレスが入力され
ると、この飛び先アドレスに基づいて、回転サーボ回路
1704と光ピックアップサーボ回路1705へサーボ
の制御信号が出力される。
【0021】以上のように本実施の形態によれば、判定
制御回路102があらかじめ記録媒体1701に記録さ
れている付加情報内の所定フラグの判定を行い、所定フ
ラグがオンならば付加情報内の飛び先アドレスをサーボ
制御信号発生回路104に出力して現在アドレスから飛
び先アドレスへスキップするように制御することによ
り、表現上問題となる性的シーンや暴力シーンをカット
することができる。さらにスイッチ103を設けること
により、視聴者の年齢に応じて性的シーンや暴力シーン
をカットするか否かの選択ができる。
【0022】なお本実施の形態では、判定制御回路10
2はあらかじめ記録媒体1701に記録されている付加
情報の内の所定の1種類のフラグの判定を行い、サーボ
制御信号発生回路104はそのフラグに対応する飛び先
アドレスへのスキップを行っているが、所定のフラグは
複数種類あってもよい。これにより国毎に異なる性的シ
ーンや暴力シーンの判断基準に対応することが可能とな
る。つまり信号再生装置が置かれている国のコードを信
号再生装置にあらかじめ設定しておき、判定制御回路1
02は複数種類のフラグの内から所定の国コードに対応
するフラグのみを選択して判定すればよい。この場合フ
ラグに対応する飛び先アドレスも国毎に変えることが可
能となる。
【0023】なお本実施の形態では、フラグと飛び先ア
ドレスは復調回路1708から読み出される付加情報に
含まれているが、復調回路以降の誤り訂正回路1709
以降で読み出される記録媒体1701の部分にフラグと
飛び先アドレスを記録しても良い。この場合でもレーテ
ィング制御は同様に容易に実現できる。
【0024】なお本実施の形態ではスイッチ103は切
り換えスイッチとしているが、暗唱番号などを用いたI
Dに基づいて切り換えても良い。つまり正しいIDを知
っている視聴者はスイッチ103をオフにすることがで
き、正しいIDを知らない視聴者はスイッチ103がオ
ンの状態で視聴することとなる。これにより視聴にふさ
わしくない人にはIDを教えないことにより年齢制限な
どのレーティングを自動的、安全かつ容易に実現でき
る。またスイッチ103を無くして、常にフラグの判定
を行うようにすることもできる。
【0025】以下本発明の第2実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。図3は本発明の第2実施の
形態における信号再生装置に付加された回路の構成図で
ある。図3に示す回路は従来の誤り訂正回路1709と
映像デコーダ1710および音声デコーダ1712間に
挿入される回路である。
【0026】復調回路1708の出力データに含まれる
付加情報を読み込む付加情報読み込み回路301と、ス
イッチ303が接続され、スイッチ303のオン・オフ
信号および付加情報読み込み回路301の出力付加情報
に応じて修正なし、または修正方法(修正有り)のデー
タを出力する判定回路302(詳細は後述する)と、判
定回路302の出力データに基づいて誤り訂正回路17
09の出力データに修正を施し、または無修正で映像デ
コーダ1710と音声デコーダ1712へ出力する符号
修正回路304から形成されている。
【0027】上記判定回路302の動作を図4のフロー
チャートにしたがって説明する。付加情報読み込み回路
301の出力付加情報を読み込み(ステップ−40
1)、次にスイッチ303がオンかどうかを確認する
(ステップ−402)。スイッチ303がオンの場合
は、付加情報読み込み回路301の出力付加情報内の所
定フラグの判定を行い(ステップ−403)、所定のフ
ラグがオンならば、フラグに伴って記述されている修正
方法を符号修正回路304へ出力し(ステップ−40
4)、所定フラグがオフ、あるいはステップ−402に
おいてスイッチ303がオフの場合は、修正なしデータ
を符号修正回路304へ出力する(ステップ−40
5)。
【0028】以上のように構成された信号再生装置の制
御回路について、以下その動作について説明する。まず
付加情報読み込み回路301が復調回路1708の出力
データから付加情報を読み込む。次に判定回路302は
スイッチ303がオンの場合に、付加情報読み込み回路
301の出力付加情報内の所定のフラグの判定を行い、
所定フラグがオンの場合符号修正回路304へフラグに
伴って記述されている修正方法を出力し、符号修正回路
304は入力した修正方法に基づいて誤り訂正回路17
09の出力データ(記憶媒体1701に記憶されている
データ)に修正を施して映像デコーダ1710と音声デ
コーダ1712へ出力し、所定フラグがオフ、またはス
イッチ303がオフの場合、符号修正回路304は誤り
訂正回路1709の出力データに修正を施さずにそのま
ま映像デコーダ1710と音声デコーダ1712へ出力
する。映像デコーダ1710と音声デコーダ1712に
おいて入力されたデータ(修正された、または無修正の
データ)が復号される。
【0029】符号修正回路304ではフラグに伴って記
述されている修正方法に基づいて、たとえば映像信号に
対しては部分的にぼかしを入れたり部分的に他の映像信
号に置換したりし、音声信号に対しては信号レベルを下
げたり他の音声信号に置換したりするような修正が施さ
れる。
【0030】以上のように本実施の形態によれば、判定
回路302があらかじめ記録媒体1701に記録されて
いる付加情報内の所定フラグの判定を行い、所定のフラ
グがオンの場合、符号修正回路304はフラグに伴って
記述されている修正方法に基づいて誤り訂正回路170
9の出力データに修正を施して映像デコーダ1710と
音声デコーダ1712へ出力することにより、表現上問
題となる性的シーンや暴力シーンにおいて映像信号に対
しては部分的にぼかしを入れたり部分的に他の映像信号
に置換したりし、音声信号に対しては信号レベルを下げ
たり他の音声信号に置換したりするような修正を施すこ
とができる。さらにスイッチ303を設けることによ
り、視聴者の年齢に応じて性的シーンや暴力シーンにお
ける映像信号と音声信号に修正を施すか否かの選択がで
きる。
【0031】なお本実施の形態では、判定回路302は
あらかじめ記録媒体1701に記録されている付加情報
の内の所定の1種類のフラグの判定を行い、符号修正回
路304はフラグに伴って記述されている修正方法に基
づいて誤り訂正回路1709からの信号にそのフラグに
対応する修正を施して映像デコーダ1710と音声デコ
ーダ1712へ出力を行っているが、所定のフラグは複
数種類あってもよい。これにより国毎に異なる性的シー
ンや暴力シーンの判断基準に対応することが可能とな
る。つまり信号再生装置が置かれている国のコードを信
号再生装置にあらかじめ設定しておき、判定回路302
は複数種類のフラグの内から所定の国コードに対応する
フラグのみを選択して判定すればよい。この場合フラグ
に対応する修正方法も国毎に変えることが可能となる。
【0032】なお本実施の形態では、フラグと修正方法
は復調回路1708の出力データから読み出される付加
情報に含まれているが、復調回路以降の誤り訂正回路1
709以降で読み出される情報の部分にフラグと修正方
法を記録しても良い。この場合でもレーティング制御は
同様に容易に実現できる。
【0033】なお本実施の形態ではスイッチ303は切
り換えスイッチとしているが、暗唱番号などを用いたI
Dに基づいて切り換えても良い。つまり正しいIDを知
っている視聴者はスイッチ303をオフにすることがで
き、正しいIDを知らない視聴者はスイッチ303がオ
ンの状態で視聴することとなる。これにより視聴にふさ
わしくない人にはIDを教えないことにより年齢制限な
どのレーティングを自動的、安全かつ容易に実現でき
る。またスイッチ303を無くして、常にフラグの判定
を行うようにしともよい。
【0034】以下本発明の第3実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。図5は本発明の第3実施の
形態における信号再生装置の制御回路の構成図であり、
図5に示す制御回路は従来の制御回路1706に代えて
設けられる。
【0035】復調回路1708の出力データに含まれる
記録媒体1701に記録されている目次情報を読み込み
この目次情報の内の開始アドレスと終了アドレスの対か
らなる複数のアドレス区間のデータを出力する目次情報
読み込み回路501と、この目次情報読み込み回路50
1から出力された開始アドレスと終了アドレスの対から
なる複数(N対)のアドレス区間のデータを、図13に示
すように記憶する記憶回路502と、復調回路1708
の出力データに含まれる付加情報を読み込む付加情報読
み込み回路503と、この付加情報読み込み回路503
の出力付加情報から現在アドレスを抽出するアドレス読
み込み回路504と、スイッチ506が接続され、スイ
ッチ506のオン・オフ信号およびアドレス読み込み回
路504が抽出した現在アドレスと記憶回路502内の
アドレス情報に応じてアドレスを出力する比較検索回路
505(詳細は後述する)と、比較検索回路505から
出力されたアドレスに基づいて、回転サーボ回路170
4と光ピックアップサーボ回路1705のサーボの制御
信号を発生するサーボ制御信号発生回路507から形成
されている。
【0036】上記比較検索回路505の動作を図6のフ
ローチャートにしたがって説明する。アドレス読み込み
回路504により抽出された、記録媒体1701に記録
されている付加情報の内の現在アドレスを読み込み(ス
テップ−601)、スイッチ506がオンかどうかを確
認する(ステップ−602)。スイッチ506がオンの
場合は、カウンタiを1に初期化し(ステップ−60
3)、読み込んだ現在アドレスと、記憶回路502内の
開始アドレスと終了アドレスの対からなる第i組目のア
ドレス区間との比較を行い、アドレスが第i組目のアド
レス区間に含まれるか否かの判定を行う(ステップ−6
04)。アドレスが第i組目のアドレス区間に含まれな
いと判断された場合には、カウンタiの値を1だけ増加
させ(ステップ−605)、カウンタiの値とアドレス
区間の数Nとの比較を行い、カウンタiが最終値Nを越
えたか否かの判定を行い(ステップ−606)、まだカ
ウンタiが最終値Nを越えていない場合にはステップ−
604へ戻り、アドレスが第i組目のアドレス区間に含
まれるか否かの判定を続ける。またカウンタiが最終値
Nを越えている場合、またステップ−602においてス
イッチ506がオフの場合には、再生を継続する(ステ
ップ−607)。一方ステップ−604においてアドレ
スが第i組目のアドレス区間に含まれると判断された場
合には、第i組目のアドレス区間のうちの終了アドレス
を出力する(ステップ−608)。
【0037】以上のように構成された信号再生装置の制
御回路について、以下その動作について説明する。まず
目次情報読み込み回路501において、復調回路170
8の出力データより記録媒体1701に記録されている
目次情報が読み込まれ、記憶回路502へこの目次情報
の内の開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数の
アドレス区間が記憶される。次に付加情報読み込み回路
503において復調回路1708の出力データより付加
情報が読み込まれ、アドレス読み込み回路504におい
てこの付加情報内の現在アドレスが抽出される。
【0038】そして比較検索回路505において、スイ
ッチ506がオンの場合に、アドレス読み込み回路50
4が抽出した現在のアドレスと記憶回路502のアドレ
ス情報との比較が行われ、複数のアドレス区間内のいず
れかに現在アドレスが含まれる場合には、対応するアド
レス区間の終了アドレスが出力され、また所定のフラグ
がオフの場合、またはスイッチ506がオフの場合、再
生処理が継続される。
【0039】そしてサーボ制御信号発生回路507にお
いて、比較検索回路505から出力された終了アドレス
に基づいて、光ピックアップサーボ回路1705と回転
サーボ回路1704のサーボの制御信号が出力される。
【0040】以上のように本実施の形態によれば、比較
検索回路505が、あらかじめ記録媒体1701に記録
されている目次情報の内の開始アドレスと終了アドレス
の対からなる複数のアドレス区間と、記録媒体1701
に記録されている付加情報内の現在アドレスとの比較を
行い、複数のアドレス区間内のいずれかに現在アドレス
が含まれる場合には、対応するアドレス区間の終了アド
レスをサーボ制御信号発生回路507に出力して現在の
アドレスから対応するアドレス区間の終了アドレスへス
キップするように制御することにより、表現上問題とな
る性的シーンや暴力シーンをカットすることができる。
さらにスイッチ506を設けることにより、視聴者の年
齢に応じて性的シーンや暴力シーンをカットするか否か
の選択ができる。
【0041】なお本実施の形態では、比較検索回路50
5はあらかじめ記録媒体1701に記録されている目次
情報の内の所定の1種類の複数のアドレス区間と現在ア
ドレスとの比較を行い、複数のアドレス区間の内のいず
れかに現在アドレスが含まれる場合には、サーボ制御信
号発生回路507は対応するアドレス区間の終了アドレ
スへのスキップを行っているが、複数のアドレス区間の
組は複数種類あってもよい。これにより国毎に異なる性
的シーンや暴力シーンの判断基準に対応することが可能
となる。つまり信号再生装置が置かれている国のコード
を信号再生装置にあらかじめ設定しておき、比較検索回
路505は複数種類ある複数のアドレス区間の組の内か
ら所定の国コードに対応する複数のアドレス区間のみを
選択して判定すればよい。
【0042】なお本実施の形態ではスイッチ506は切
り換えスイッチとしているが、暗唱番号などを用いたI
Dに基づいて切り換えても良い。つまり正しいIDを知
っている視聴者はスイッチ506をオフにすることがで
き、正しいIDを知らない視聴者はスイッチ506がオ
ンの状態で視聴することとなる。これにより視聴にふさ
わしくない人にはIDを教えないことにより年齢制限な
どのレーティングを自動的、安全かつ容易に実現でき
る。またスイッチ506を無くして、常にアドレスを比
較するにようにすることもできる。
【0043】以下本発明の第4実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。図7は本発明の第4実施の
形態における信号再生装置に付加された回路の構成図で
ある。図7に示す回路は従来の誤り訂正回路1709と
映像デコーダ1710および音声デコーダ1712間に
挿入される回路である。
【0044】復調回路1708の出力データに含まれる
記録媒体1701に記録されている目次情報を読み込み
この目次情報の内の開始アドレスと終了アドレスの対か
らなるアドレス区間とこの区間に対応する修正方法から
形成される複数(N対)のデータを出力する目次情報読
み込み回路701と、この目次情報読み込み回路701
から出力された複数(N組)のデータを、図14に示すよ
うに記憶する記憶回路702と、復調回路1708の出
力データに含まれる付加情報を読み込む付加情報読み込
み回路703と、この付加情報読み込み回路703の出
力付加情報から現在アドレスを抽出するアドレス読み込
み回路704と、スイッチ706が接続され、、スイッ
チ706のオン・オフ信号およびアドレス読み込み回路
704が抽出した現在アドレスと記憶回路702内のア
ドレス情報に応じて修正なし、または修正方法(修正有
り)のデータを出力する比較検索回路705(詳細は後
述する)と、比較検索回路705の出力データに基づい
て誤り訂正回路1709の出力データに修正を施し、ま
たは無修正で映像デコーダ1710と音声デコーダ17
12へ出力する符号修正回路707から形成されてい
る。
【0045】上記比較検索回路705の動作を図8のフ
ローチャートにしたがって説明する。アドレス読み込み
回路704により抽出された、記録媒体1701に記録
されている付加情報の内の現在アドレスを読み込み(ス
テップ−801)、スイッチ706がオンかどうかを確
認する(ステップ−802)。スイッチ706がオンの
場合は、カウンタiを1に初期化し(ステップ−80
3)、読み込んだ現在アドレスと、記憶回路702内の
開始アドレスと終了アドレスの対からなる第i組目のア
ドレス区間との比較を行い、アドレスが第i組目のアド
レス区間に含まれるか否かの判定を行う(ステップ−8
04)。アドレスが第i組目のアドレス区間に含まれな
いと判断された場合には、カウンタiの値を1だけ増加
させ(ステップ−805)、カウンタiの値とアドレス
区間の数Nとの比較を行い、カウンタiが最終値Nを越
えたか否かの判定を行い(ステップ−806)、まだカ
ウンタiが最終値Nを越えていない場合にはステップ−
804へ戻り、アドレスが第i組目のアドレス区間に含
まれるか否かの判定を続ける。またカウンタiが最終値
Nを越えている場合、またステップ−802においてス
イッチ506がオフの場合には、修正なしデータを出力
する(ステップ−807)。一方ステップ−804にお
いてアドレスが第i組目のアドレス区間に含まれると判
断された場合には、第i組目のアドレス区間と対になっ
た修正方法を出力する(ステップ−808)。
【0046】以上のように構成された信号再生装置の制
御回路について、以下その動作について説明する。まず
目次情報読み込み回路701において、復調回路170
8の出力データより記録媒体1701に記録されている
目次情報が読み込まれ、記憶回路702へこの目次情報
の内の開始アドレスと終了アドレスと修正方法の組から
なる複数のアドレス区間とそれぞれの区間に対応する修
正方法が記憶される。次に付加情報読み込み回路703
において、復調回路1708の出力データより付加情報
が読み込まれ、アドレス読み込み回路704においてこ
の付加情報内の現在アドレスが抽出される。そして比較
検索回路705において、スイッチ706がオンの場合
に、アドレス読み込み回路704が抽出した現在アドレ
スと記憶回路702のアドレス情報との比較が行われ、
複数のアドレス区間の内のいずれかに現在のアドレスが
含まれる場合には、符号修正回路707へは対応するア
ドレス区間に伴って記述されている修正方法が出力さ
れ、符号修正回路707において修正方法に基づいて誤
り訂正回路1709の出力データに修正が施され、映像
デコーダ1710と音声デコーダ1712へ出力され、
また複数のアドレス区間の内のいずれかに現在のアドレ
スが含まれていない場合あるいはスイッチ706がオフ
の場合には、符号修正回路707へ修正なしのデータが
出力され、符号修正回路707において、誤り訂正回路
1709の出力データに修正を施さずにそのまま映像デ
コーダ1710と音声デコーダ1712へ出力される。
映像デコーダ1710と音声デコーダ1712において
入力されたデータ(修正された、または無修正のデー
タ)が復号される。
【0047】符号修正回路707では記録媒体1701
に記録されている目次情報の内の複数のアドレス区間に
伴って記述されている修正方法に基づいて、たとえば映
像信号に対しては部分的にぼかしを入れたり部分的に他
の映像信号に置換したりし、音声信号に対しては信号レ
ベルを下げたり他の音声信号に置換したりするような修
正が施される。
【0048】以上のように本実施の形態によれば、比較
検索回路705が、あらかじめ記録媒体1701に記録
されている目次情報内の開始アドレスと終了アドレスか
らなる複数のアドレス区間とそれぞれの区間に対応する
修正方法を記憶した記憶回路702のアドレス情報と、
記録媒体に記録されている付加情報内の現在アドレスと
の比較を行い、複数のアドレス区間の内のいずれかに現
在アドレスが含まれる場合には、符号修正回路707は
対応するアドレス区間に伴って記述されている修正方法
に基づいて誤り訂正回路1709の出力データに修正を
施して映像デコーダ1710と音声デコーダ1712へ
出力することにより、表現上問題となる性的シーンや暴
力シーンにおいて映像信号に対しては部分的にぼかしを
入れたり部分的に他の映像信号に置換したりし、音声信
号に対しては信号レベルを下げたり他の音声信号に置換
したりするような修正を施すことができる。さらにスイ
ッチ706を設けることにより、視聴者の年齢に応じて
性的シーンや暴力シーンにおける映像信号と音声信号に
修正を施すか否かの選択ができる。
【0049】なお本実施の形態では、比較検索回路70
5はあらかじめ記録媒体1701に記録されている目次
情報の内の所定の1種類の複数のアドレス区間と現在ア
ドレスとの比較を行い、複数のアドレス区間の内のいず
れかに現在のアドレスが含まれる場合には、符号修正回
路707は対応するアドレス区間に伴って記述されてい
る修正方法に基づいて誤り訂正回路1709の出力デー
タに修正を施して映像デコーダ1710と音声デコーダ
1712に出力しているが、複数のアドレス区間の組は
複数種類あってもよい。これにより国毎に異なる性的シ
ーンや暴力シーンの判断基準に対応することが可能とな
る。つまり信号再生装置が置かれている国のコードを信
号再生装置にあらかじめ設定しておき、比較検索回路7
05は複数種類ある複数のアドレス区間の組の内から所
定の国コードに対応する複数のアドレス区間のみを選択
して判定すればよい。
【0050】なお本実施の形態ではスイッチ706は切
り換えスイッチとしているが、暗唱番号などを用いたI
Dに基づいて切り換えても良い。つまり正しいIDを知
っている視聴者はスイッチ706をオフにすることがで
き、正しいIDを知らない視聴者はスイッチ706がオ
ンの状態で視聴することとなる。これにより視聴にふさ
わしくない人にはIDを教えないことにより年齢制限な
どのレーティングを自動的、安全かつ容易に実現でき
る。またスイッチ706を無くして、常にアドレスを比
較するようにすることもできる。
【0051】以下本発明の第5実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。図9は本発明の第5実施の
形態における信号再生装置の制御回路の構成図であり、
図9に示す制御回路は従来の制御回路1706に代えて
設けられる。
【0052】復調回路1708の出力データに含まれる
記録媒体1701に記録されている目次情報を読み込み
この目次情報の内の開始アドレスと終了アドレスの対か
らなる複数のアドレス区間のデータを出力する目次情報
読み込み回路901と、この目次情報読み込み回路90
1から出力された開始アドレスと終了アドレスの対から
なる複数(N対)のアドレス区間のデータを、図15に示
すように記憶する記憶回路902と、復調回路1708
の出力データに含まれる付加情報を読み込む付加情報読
み込み回路903と、この付加情報読み込み回路903
の出力付加情報から現在アドレスを抽出するアドレス読
み込み回路904と、スイッチ906が接続され、スイ
ッチ906のオン・オフ信号およびアドレス読み込み回
路904が抽出した現在アドレスと記憶回路902内の
アドレス情報に応じてアドレスを出力する比較回路90
5(詳細は後述する)と、比較回路905から出力され
たアドレスに基づいて、回転サーボ回路1704と光ピ
ックアップサーボ回路1705のサーボの制御信号を発
生するサーボ制御信号発生回路907から形成されてい
る。
【0053】図15に示すように、記憶回路902には記
録媒体1701に記録されている目次情報の内の開始ア
ドレスと終了アドレスの対からなるN対のアドレス区間
が記憶されている。ポインタは開始アドレス#1から終
了アドレス#Nまで順番に指し示し、開始アドレス#i
から再生を開始し終了アドレス#iで再生を終了すると
いう操作を繰り返すための指標となる。
【0054】上記比較回路905の動作を図10のフロー
チャートにしたがって説明する。まずスイッチ906が
オンかどうかを確認し(ステップ−1001)、オンの
場合、カウンタiを1に初期化し(ステップ−100
2)、開始アドレス#iを出力し、記録媒体1701の
再生を開始する(ステップ−1003)。続いて復調回
路1708の出力データより記録媒体1701に記録さ
れている付加情報の内アドレスを読み込む(ステップ−
1004)。そして、読み込んだアドレスと終了アドレ
ス#iとの比較を行い、アドレスが終了アドレス#iに
到達したか否かの判定を行う(ステップ−1005)。
終了アドレス#iに到達したと判断された場合には、カ
ウンタiの値を1だけ増加させる(ステップ−100
6)。そしてカウンタiの値とアドレス区間の数Nとの
比較を行い、カウンタiが最終値Nを越えたか否かの判
定を行い(ステップ−1007)、まだカウンタiが最
終値Nを越えていない場合にはステップ−1003へ戻
り、第i組目のアドレス区間の再生を続ける。またカウ
ンタiが最終値Nを越えている場合には、再生停止デー
タを出力する(ステップ−1008)。一方ステップ−
1005でアドレスが終了アドレス#iに到達していな
いと判断された場合にはステップ−1004へ戻り、第
i組目のアドレス区間の再生を継続する。またステップ
−1001において、スイッチ906がオフの場合、任
意に設定されるアドレスを出力し、記録媒体1701の
再生を開始し(ステップ−1009)、次に再生終了か
否かの判断を行い(ステップ−1010)、再生終了で
なければ再生を継続し、再生終了の場合、ステップ−1
008へ進み、再生を停止する。
【0055】以上のように構成された信号再生装置の制
御回路について、以下その動作について説明する。まず
目次情報読み込み回路901において復調回路1708
の出力データより記録媒体1701に記録されている目
次情報が読み込まれ、記憶回路902へこの目次情報の
内の開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のア
ドレス区間が記憶される。次に比較回路905におい
て、スイッチ906がオンの場合、最初は記憶回路90
2に記憶されている内容の内の最初の開始アドレスがサ
ーボ制御信号発生回路907へ出力され、最初の開始ア
ドレスから再生を開始する。そして付加情報読み込み回
路903において復調回路1708の出力データより付
加情報が読み込まれ、アドレス読み込み回路904にお
いてこの付加情報内の現在アドレスが抽出される。
【0056】そして比較回路905において付加情報内
の現在アドレスと記憶回路902に記憶されている現在
アドレスが含まれるアドレス区間の終了アドレスとの比
較が行われ、現在アドレスが終了アドレスに到達した場
合には、次の開始アドレスがサーボ制御信号発生回路9
07へ出力され、サーボ制御信号発生回路907におい
て次の開始アドレスから再生するように光ピックアップ
サーボ回路1705と回転サーボ回路1704を制御す
る信号が発生される。スイッチ906がオフの場合に
は、比較回路905においてアドレス読み込み回路90
4の記録媒体1701に記録されている付加情報の内の
アドレスと記憶回路902に記憶されているアドレスと
の比較を行わず、任意のアドレスを再生することが可能
となる。
【0057】以上のように本実施の形態によれば、比較
回路905が、あらかじめ記録媒体1701に記録され
ている目次情報内の開始アドレスと終了アドレスの対か
らなる複数のアドレス区間と、記録媒体1701に記録
されている付加情報内の現在アドレスとの比較を行い、
複数のアドレス区間の内の第i区間に現在アドレスが含
まれる場合には、現在アドレスが第iアドレス区間の終
了アドレス#iに到達した時に、開始アドレス#i+1
をサーボ制御信号発生回路907に出力して終了アドレ
ス#iから開始アドレス#i+1へスキップするように
制御することにより、視聴者は目次情報内の開始アドレ
スと終了アドレスの対からなる複数のアドレス区間のみ
しか視聴できないこととなり、視聴制限を容易に実現で
きる。
【0058】また開始アドレスと終了アドレスの対から
なる複数のアドレス区間の映像音声ソフトを継ぎ合わせ
ることにより予告編を作成でき、よって本編と重複した
映像音声ソフトを記録する必要がなくなり、本発明の記
録再生装置により冗長度を余りあげずに予告編を再生す
ることができる。
【0059】さらにスイッチ906を設けることによ
り、視聴者に応じて視聴制限をするか否かの選択がで
き、また映像音声ソフトの本編を見るのか、予告編をみ
るのかの選択ができる。
【0060】なお本実施の形態では、比較回路905は
あらかじめ記録媒体に記録されている目次情報の内の所
定の1種類の複数のアドレス区間と現在のアドレス情報
との比較を行い、複数のアドレス区間の内の第i区間に
現在のアドレスが含まれる場合には、現在のアドレスが
第iアドレス区間の終了アドレス#iに到達した時に、
開始アドレス#i+1をサーボ制御信号発生回路907
に出力して、サーボ制御信号発生回路907は終了アド
レス#iから開始アドレス#i+1へスキップするよう
に制御を行っているが、複数のアドレス区間の組は複数
種類あってもよい。これにより国毎に異なる性的シーン
や暴力シーンの判断基準に対応することが可能となる。
つまり信号再生装置が置かれている国のコードを信号再
生装置にあらかじめ設定しておき、比較検索回路905
は複数種類ある複数のアドレス区間の組の内から所定の
国コードに対応する複数のアドレス区間のみを選択して
判定すればよい。
【0061】なお本実施の形態ではスイッチ906は切
り換えスイッチとしているが、暗唱番号などを用いたI
Dに基づいて切り換えても良い。つまり正しいIDを知
っている視聴者はスイッチ906をオフにすることがで
き、正しいIDを知らない視聴者はスイッチ906がオ
ンの状態で視聴することとなる。これによりIDを知ら
ない視聴者は目次情報の内の開始アドレスと終了アドレ
スの対からなる複数のアドレス区間のみしか視聴できな
いこととなり、視聴制限を自動的、安全かつ容易に実現
できる。またスイッチ906を無くして、必ず目次情報
にしたがった再生のみを可能とすることもできる。
【0062】なお本実施の形態では視聴者は目次情報の
内の開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のア
ドレス区間の映像音声信号しか視聴できないとしている
が、音声信号は別のものを再生しても良い。これにより
映像信号ではあまり問題にならないが音声信号では問題
となる信号の不連続性が回避できる。また音声信号を別
の視聴制限用音声信号に置換することにより、断片的な
再生内容を完結的に表現することが可能となり、たとえ
ば予告編として再生することが可能となる。
【0063】以下本発明の第6実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。図11は本発明の第6実施の
形態における信号再生装置の制御回路の構成図であり、
図11に示す制御回路は従来の制御回路1706に代えて
設けられる。
【0064】復調回路1708の出力データに含まれる
記録媒体1701に記録されている目次情報およびID
情報を読み込み、目次情報の内の開始アドレスと終了ア
ドレスの対からなる複数のアドレス区間のデータを出力
し、またID情報を出力する目次情報読み込み回路11
01と、この目次情報読み込み回路1101から出力さ
れた開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数(N
対)のアドレス区間のデータを、図15に示すように記憶
する記憶回路1102と、復調回路1708の出力デー
タに含まれる付加情報を読み込む付加情報読み込み回路
1103と、この付加情報読み込み回路1103の出力
付加情報から現在アドレスを抽出するアドレス読み込み
回路1104と、目次情報読み込み回路1101から出
力されたID情報と入力ID端子1108から入力され
た入力IDとの比較を行い、一致しない場合にはオン信
号、一致する場合にはオフ信号を出力する一致検出回路
1106と、この一致検出回路1106のオン・オフ信
号およびアドレス読み込み回路1104が抽出した現在
アドレスと記憶回路1102内のアドレス情報に応じて
アドレスを出力する比較回路1105(詳細は後述す
る)と、比較回路1105から出力されたアドレスに基
づいて、回転サーボ回路1704と光ピックアップサー
ボ回路1705のサーボの制御信号を発生するサーボ制
御信号発生回路1107から形成されている。
【0065】上記比較回路1105の動作を図12のフロ
ーチャートにしたがって説明する。まず一致検出回路1
106がオンかどうか(ID情報が一致していないこ
と)を確認し(ステップ−1201)、オンの場合、カ
ウンタiを1に初期化し(ステップ−1202)、開始
アドレス#iを出力し、記録媒体1701の再生を開始
する(ステップ−1203)。続いて復調回路1708
の出力データより記録媒体1701に記録されている付
加情報内の現在アドレスを読み込む(ステップ−120
4)。そして、読み込んだ現在アドレスと終了アドレス
#iとの比較を行い、アドレスが終了アドレス#iに到
達したか否かの判定を行う(ステップ−1205)。終
了アドレス#iに到達したと判断された場合には、カウ
ンタiの値を1だけ増加させる(ステップ−120
6)。そしてカウンタiの値とアドレス区間の数Nとの
比較を行い、カウンタiが最終値Nを越えたか否かの判
定を行い(ステップ−1207)、まだカウンタiが最
終値Nを越えていない場合にはステップ−1203へ戻
り、第i組目のアドレス区間の再生を続ける。またカウ
ンタiが最終値Nを越えている場合には、再生停止デー
タを出力する(ステップ−1208)。一方ステップ−
1205でアドレスが終了アドレス#iに到達していな
いと判断された場合にはステップ−1204へ戻り、第
i組目のアドレス区間の再生を継続する。
【0066】またステップ−1201において、一致検
出回路1106の出力がオンの場合、任意に設定される
アドレスから記録媒体1701の再生を開始し(ステッ
プ−1209)、次に再生終了か否かの判断を行い(ス
テップ−1210)、再生終了でなければ再生を継続
し、再生終了の場合、ステップ−1208へ進み、再生
を停止する。
【0067】以上のように構成された信号再生装置の制
御回路について、以下その動作について説明する。まず
目次情報読み込み回路1101において目次情報を読み
込み、記憶回路1102へこの目次情報の内の開始アド
レスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス区間を
記憶させる。次に目次情報読み込み回路1101におい
てID情報を読み込み、一致検出回路1106がこのI
D情報と入力ID端子1108から入力された入力ID
との比較を行い、一致しない場合には比較回路1105
をオンにし、一致する場合には比較回路1105をオフ
する。
【0068】そして比較回路1105は一致検出回路1
106がオンの場合には、最初は前記記憶回路1102
に記憶されている内容の内の最初の開始アドレスをサー
ボ制御信号発生回路1107に出力し、最初の開始アド
レスから再生を開始する。そして付加情報読み込み回路
1103が復調回路1708の出力データより付加情報
を読み込み、アドレス読み込み回路1104がこの付加
情報内の現在アドレスを抽出する。そして比較回路11
05が記録媒体1701に記録されている付加情報内の
現在アドレスと前記記憶回路1102に記憶されている
現在アドレスが含まれるアドレス区間の終了アドレスと
の比較を行い、現在アドレスが終了アドレスに到達した
場合には、次の開始アドレスをサーボ制御信号発生回路
1107に出力し、サーボ制御信号発生回路1107は
次の開始アドレスから再生するように光ピックアップサ
ーボ回路と回転サーボ回路のサーボの制御信号を出力す
る。
【0069】一致検出回路1106がオフの場合には、
比較回路1105は付加情報内の現在アドレスと記憶回
路1102に記憶されているアドレス区間との比較を行
わず、任意のアドレスを再生することが可能となる。
【0070】以上のように本実施の形態によれば、一致
検出回路1106が入力ID端子1108からの入力I
Dと記録媒体に記録されているID情報との比較を行
い、一致しない場合には、比較回路1105は目次情報
内の開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のア
ドレス区間と、付加情報内の現在アドレスとの比較を行
い、複数のアドレス区間の内の第i区間に現在のアドレ
スが含まれる場合には、現在のアドレスが第iアドレス
区間の終了アドレス#iに到達した時に、開始アドレス
#i+1をサーボ制御信号発生回路1107に出力して
終了アドレス#iから開始アドレス#i+1へスキップ
するように制御することにより、視聴者は目次情報の内
の開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアド
レス区間のみしか視聴できないこととなり、視聴制限を
容易に実現できる。
【0071】また開始アドレスと終了アドレスの対から
なる複数のアドレス区間の映像音声ソフトを継ぎ合わせ
ることにより予告編を作成でき、よって本編と重複した
映像音声ソフトを記録する必要がなくなり、また本発明
の記録再生装置により冗長度を余りあげずに予告編を再
生することができる。
【0072】また一致検出回路1106が入力ID端子
1108からの入力IDと記録媒体に記録されているI
D情報との比較を行い、一致する場合には、比較回路1
105は目次情報内の開始アドレスと終了アドレスの対
からなる複数のアドレス区間と、付加情報内の現在アド
レスとの比較を行わず、任意のアドレスを再生すること
が可能となる。つまり一致検出回路1106が視聴者が
正しいIDを知っているか否かの判断を行い、その判断
結果に応じて視聴制限をするか否かの選択ができる。そ
の結果正しいIDを知っている視聴者は任意のアドレス
から視聴でき、たとえば本編をみることができ、正しい
IDを知らない視聴者は目次情報内の開始アドレスと終
了アドレスの対からなる複数のアドレス区間のみしか視
聴できないこととなり、たとえば予告編しか視聴するこ
とができないこととなり、視聴制限を自動的、安全かつ
容易に実現できる。
【0073】なお本実施の形態では、比較回路1105
はあらかじめ記録媒体1701に記録されている目次情
報内の所定の1種類の複数のアドレス区間と現在アドレ
スとの比較を行い、複数のアドレス区間の内の第i区間
に現在アドレスが含まれる場合には、現在アドレスが第
iアドレス区間の終了アドレス#iに到達した時に、開
始アドレス#i+1をサーボ制御信号発生回路1107
に出力して、サーボ制御信号発生回路1107は終了ア
ドレス#iから開始アドレス#i+1へスキップするよ
うに制御を行っているが、複数のアドレス区間の組は複
数種類あってもよい。これにより国毎に異なる性的シー
ンや暴力シーンの判断基準に対応することが可能とな
る。つまり信号再生装置が置かれている国のコードを信
号再生装置にあらかじめ設定しておき、比較回路110
5は複数種類ある複数のアドレス区間の組の内から所定
の国コードに対応する複数のアドレス区間のみを選択し
て判定すればよい。
【0074】なお本実施の形態では入力ID端子110
8から一致検出回路1106へ入力IDを入力している
が、入力ID端子1108へのIDの入力は信号再生装
置からIDを直接入力する方法や、通信によりIDを遠
隔的に入力する方法がある。信号再生装置からIDを直
接入力する方法では、視聴者にIDを知らせた後に視聴
者が信号再生装置にIDを入力することにより、視聴制
限を簡単に解除できる。通信によりIDを遠隔的に入力
する方法では、登録された視聴者の信号再生装置に通信
手段によりIDが遠隔的に送られてくるので、安全に視
聴制限が実現できる。
【0075】なお本実施の形態では視聴者は目次情報内
の開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアド
レス区間の映像音声信号しか視聴できないとしている
が、音声信号は別のものを再生しても良い。これにより
映像信号ではあまり問題にならないが音声信号では問題
となる信号の不連続性が回避できる。また音声信号を別
の視聴制限用音声信号に置換する事により、断片的な再
生内容を完結的に表現することが可能となり、たとえば
予告編として再生することが可能となる。
【0076】なお本実施の形態ではID情報はあらかじ
め記録媒体の目次情報の領域に記録されているが、これ
は記録媒体の付加情報の領域にあらかじめ記録されてい
てもよい。これにより、ID情報を目次情報の領域に記
録する場合に比べて、付加情報の領域に記録する場合の
ほうがID情報が頻繁に記録媒体に記録されることとな
り、視聴制限の信頼性が向上することとなる。
【0077】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、あらか
じめ記録媒体に記録されている付加情報内の所定のフラ
グの判定を行い、所定のフラグがオンならば現在のアド
レスから付加情報内の飛び先アドレスへスキップするよ
うに制御することにより、表現上問題となる性的シーン
や暴力シーンをカットすることがすることができ、さら
にスイッチを設けることにより、視聴者の年齢に応じて
性的シーンや暴力シーンをカットするか否かの選択がで
きる。
【0078】また第2発明によれば、復号処理を行うと
き、あらかじめ記録媒体に記録されている付加情報を読
み込み、次に付加情報の内の所定のフラグの判定を行
い、所定のフラグがオンならば復調データに修正を加え
て復号することにより、表現上問題となる性的シーンや
暴力シーンにおいて映像信号に対しては部分的にぼかし
を入れたり部分的に他の映像信号に置換したりし、音声
信号に対しては信号レベルを下げたり他の音声信号に置
換したりするような修正を施すことができる。さらにス
イッチを設けることにより、視聴者の年齢に応じて性的
シーンや暴力シーンにおける映像信号と音声信号に修正
を施すか否かの選択ができる。
【0079】さらに第3発明によれば、あらかじめ記録
媒体に記録されている目次情報を読み込んでその内の開
始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス
区間を記憶し、次に付加情報内の現在アドレスを読み込
み、この現在アドレスと記憶した複数のアドレス区間と
の比較を行い、複数のアドレス区間の内のいずれかに現
在アドレスが含まれる場合には、その現在アドレスから
対応するアドレス区間の終了アドレスへスキップするよ
うに制御することにより、表現上問題となる性的シーン
や暴力シーンをカットすることができる。さらにスイッ
チを設けることにより、視聴者の年齢に応じて性的シー
ンや暴力シーンをカットするか否かの選択ができる。
【0080】また第4発明によれば、復号処理を行うと
き、あらかじめ記録媒体に記録されている目次情報を読
み込んでその内の開始アドレスと終了アドレスの対から
なる複数のアドレス区間を記憶し、次に付加情報内の現
在アドレスを読み込み、複数のアドレス区間の内のいず
れかに現在アドレスが含まれる場合には復調データに修
正を加えることにより、表現上問題となる性的シーンや
暴力シーンにおいて映像信号に対しては部分的にぼかし
を入れたり部分的に他の映像信号に置換したりし、音声
信号に対しては信号レベルを下げたり他の音声信号に置
換したりするような修正を施すことができる。さらにス
イッチを設けることにより、視聴者の年齢に応じて性的
シーンや暴力シーンにおける映像信号と音声信号に修正
を施すか否かの選択ができる。
【0081】さらに第5発明によれば、あらかじめ記録
媒体に記録されている目次情報を読み込んでその内の開
始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス
区間を記憶し、記憶した複数のアドレス区間のアドレス
を指定して、アドレス区間の再生を繰り返し行うことに
より、視聴者は目次情報の内の開始アドレスと終了アド
レスの対からなる複数のアドレス区間のみしか視聴でき
ないこととなり、視聴制限を容易に実現できる。また開
始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス
区間の映像音声ソフトを継ぎ合わせることにより予告編
を作成でき、よって本編と重複した映像音声ソフトを記
録する必要がなくなり、また本発明により冗長度を余り
あげずに予告編を再生することができる。さらにスイッ
チを設けることにより、視聴者に応じて視聴制限をする
か否かの選択ができ、また映像音声ソフトの本編を見る
のか、予告編をみるのかの選択ができる。
【0082】また第6発明によれば、あらかじめ記録媒
体に記録されているID情報と入力された入力ID情報
との比較を行い、一致していない場合にはあらかじめ記
録媒体に記録されている目次情報を読み込んでその内の
開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレ
ス区間を記憶し、記憶した複数のアドレス区間のアドレ
スを指定して、アドレス区間の再生を繰り返し行うこと
により、視聴者は目次情報の内の開始アドレスと終了ア
ドレスの対からなる複数のアドレス区間のみしか視聴で
きないこととなり、視聴制限を容易に実現できる。また
開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレ
ス区間の映像音声ソフトを継ぎ合わせることにより予告
編を作成でき、よって本編と重複した映像音声ソフトを
記録する必要がなくなり、また本発明により冗長度を余
りあげずに予告編を再生することができる。またID情
報が一致する場合には、上記複数のアドレス区間と現在
アドレスとの比較を行わず、任意のアドレスを再生する
ことができ、つまり視聴者が正しいIDを知っている場
合は本編を視聴でき、正しいIDを知らない場合は所定
のアドレス区間のみ視聴することとなり、予告編しか視
聴することができなくなり、視聴制限を自動的、安全か
つ容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態における信号再生装置
の要部構成図である。
【図2】同信号再生装置の判定制御回路の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の第2実施の形態における信号再生装置
の要部構成図である。
【図4】同信号再生装置の判定回路の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第3実施の形態における信号再生装置
の要部構成図である。
【図6】同信号再生装置の比較検索回路の動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明の第4実施の形態における信号再生装置
の要部構成図である。
【図8】同信号再生装置の比較検索回路の動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】本発明の第5実施の形態における信号再生装置
の要部構成図である。
【図10】同信号再生装置の比較回路の動作を示すフロー
チャートである。
【図11】本発明の第6実施の形態における信号再生装置
の要部構成図である。
【図12】同信号再生装置の比較回路の動作を示すフロー
チャートである。
【図13】記録媒体に記録されている目次情報の内の開始
アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス区
間を示す図である。
【図14】記録媒体に記録されている目次情報の内の開始
アドレスと終了アドレスと修正方法の組からなる複数の
アドレス区間を示す図である。
【図15】記録媒体に記録されている目次情報の内の開始
アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス区
間を示す図である。
【図16】従来の映像音声ソフトの作成から再生までのフ
ローチャートである。
【図17】従来の信号再生装置の構成図である。
【符号の説明】
101,301,503,703,903,1103
付加情報読み込み回路 102 判定制御回路 103,303,506,706,906 スイッチ 104,507,907,1107 サーボ制御信号発
生回路 302 判定回路 304,707 符号修正回路 501,701,901,1101 目次情報読み込み
回路 502,702,902,1102 記憶回路 504,704,904,1104 アドレス読み込み
回路 505,705 比較検索回路 905,1105 比較回路 1106 一致検出回路 1108 入力ID端子 1701 ディスク(記録媒体) 1702 スピンドルモータ 1703 光ピックアップ 1704 回転サーボ回路 1705 光ピックアップサーボ回路 1706 制御回路 1707 波形整形回路 1708 復調回路 1709 誤り訂正回路 1710 映像デコーダ 1711 映像DA変換器 1712 音声デコーダ 1713 音声DA変換器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータを読み取り復調し、この復調データの
    復号処理を行い、少なくとも映像信号または音声信号の
    一方を出力する信号再生方法であって、 前記復調データに含まれる付加情報を読み込み、次に付
    加情報の内の所定のフラグの判定を行い、所定のフラグ
    がオフならば再生を続行し、所定のフラグがオンならば
    付加情報内の飛び先アドレスに飛んで再生を行うことを
    特徴とする信号再生方法。
  2. 【請求項2】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータの読み取りを行うサーボ駆動読み取り
    手段と、 前記読み取り手段により読み取られたデータを復調する
    復調回路を備え、 前記復調回路の出力データの復号処理を行い、少なくと
    も映像信号または音声信号の一方を出力する信号再生装
    置であって、 前記復調回路の出力データに含まれる付加情報内の所定
    のフラグの判定を行い、所定のフラグがオンならば付加
    情報内の飛び先アドレスを出力する判定制御回路と、 前記判定制御回路から出力された飛び先アドレスに基づ
    いて前記読み取り手段のサーボの制御信号を発生するサ
    ーボ制御信号発生回路とを備えたことを特徴とする信号
    再生装置。
  3. 【請求項3】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータを読み取り復調し、この復調データの
    復号処理を行い、少なくとも映像信号または音声信号の
    一方を出力する信号再生方法であって、 前記復号処理を行うとき、前記復調データに含まれる付
    加情報を読み込み、次に付加情報の内の所定のフラグの
    判定を行い、所定のフラグがオフならば復調データをそ
    のまま復号し、所定のフラグがオンならば復調データに
    修正を加えて復号することを特徴とする信号再生方法。
  4. 【請求項4】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータの読み取りを行うサーボ駆動読み取り
    手段と、 前記読み取り手段により読み取られたデータを復調する
    復調回路を備えた信号再生装置であって、 前記復調回路の出力データに含まれる付加情報内の所定
    のフラグがオンかオフかの判定を行う判定回路と、 前記判定回路が所定のフラグがオンと判断した場合に
    は、前記復調回路の出力データに修正を加えて出力し、
    前記判定回路が所定のフラグがオフと判断した場合には
    復調回路の出力データに修正を加えずに出力する符号修
    正回路と、 前記符号修正回路の出力データの復号処理を行う復号回
    路とを備え、 少なくとも映像信号または音声信号の一方を出力するこ
    とを特徴とする信号再生装置。
  5. 【請求項5】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータを読み取り復調し、この復調データの
    復号処理を行い、少なくとも映像信号または音声信号の
    一方を出力する信号再生方法であって、 前記復調データに含まれる目次情報を読み込んでその内
    の開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアド
    レス区間を記憶し、次に復調データに含まれる付加情報
    内の現在アドレスを読み込み、この現在アドレスと記憶
    した複数のアドレス区間との比較を行い、複数のアドレ
    ス区間の内のいずれかに現在アドレスが含まれる場合に
    は、その現在アドレスが含まれているアドレス区間の終
    了アドレスに飛んで再生を行い、複数のアドレス区間内
    のいずれにも現在アドレスが含まれない場合には、再生
    を続行する処理を繰り返すことを特徴とする信号再生方
    法。
  6. 【請求項6】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータの読み取りを行うサーボ駆動読み取り
    手段と、 前記読み取り手段により読み取られたデータを復調する
    復調回路を備え、 前記復調回路の出力データの復号処理を行い、少なくと
    も映像信号または音声信号の一方を出力する信号再生装
    置であって、 前記復調回路の出力データに含まれる目次情報内の開始
    アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス区
    間を記憶する記憶回路と、 前記復調回路の出力データに含まれる付加情報内の現在
    アドレスと前記記憶回路のアドレス情報との比較を行
    い、複数のアドレス区間の内のいずれかに現在アドレス
    が含まれる場合には、対応するアドレス区間の終了アド
    レスを出力する比較検索回路と、 前記比較検索回路から出力された終了アドレスに基づい
    て前記読み取り手段のサーボの制御信号を発生するサー
    ボ制御信号発生回路とを備えたことを特徴とする信号再
    生装置。
  7. 【請求項7】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータを読み取り復調し、この復調データの
    復号処理を行い、少なくとも映像信号または音声信号の
    一方を出力する信号再生方法であって、 前記復号処理を行うとき、前記復調データに含まれる目
    次情報を読み込んでその内の開始アドレスと終了アドレ
    スの対からなる複数のアドレス区間を記憶し、次に復調
    データに含まれる付加情報内の現在アドレスを読み込
    み、複数のアドレス区間の内のいずれかに現在アドレス
    が含まれる場合には復調データに修正を加え、一方複数
    のアドレス区間の内のいずれにも現在アドレスが含まれ
    ない場合には復調データに修正を加えず、最後に修正を
    加えられた、もしくは加えられない復調データの復号処
    理を行うことを特徴とする信号再生方法。
  8. 【請求項8】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータの読み取りを行うサーボ駆動読み取り
    手段と、 前記読み取り手段により読み取られたデータを復調する
    復調回路を備えた信号再生装置であって、 前記復調回路の出力データに含まれる目次情報内の開始
    アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス区
    間を記憶する記憶回路と、 前記復調回路の出力データに含まれる付加情報内の現在
    アドレスと前記記憶回路のアドレス情報との比較を行
    い、複数のアドレス区間の内のいずれかに現在アドレス
    が含まれる場合には修正有りの信号を出力し、複数のア
    ドレス区間の内のいずれにも現在アドレスが含まれない
    場合には修正無しの信号を出力する比較検索回路と、 前記比較検索回路より修正有りの信号を入力すると、前
    記復調回路の出力データに修正を加えて出力し、比較検
    索回路より修正無しの信号を入力すると、復調回路の出
    力データに修正を加えずに出力する符号修正回路と、 前記符号修正回路の出力データの復号処理を行う復号回
    路とを備え、 少なくとも映像信号または音声信号の一方を出力するこ
    とを特徴とする信号再生装置。
  9. 【請求項9】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータを読み取り復調し、この復調データの
    復号処理を行い、少なくとも映像信号または音声信号の
    一方を出力する信号再生方法であって、 前記復調データに含まれる目次情報を読み込んでその内
    の開始アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアド
    レス区間を記憶し、記憶した複数のアドレス区間のアド
    レスを指定して、アドレス区間の再生を繰り返し行うこ
    とを特徴とする信号再生方法。
  10. 【請求項10】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータの読み取りを行うサーボ駆動読み取り
    手段と、 前記読み取り手段により読み取られたデータを復調する
    復調回路を備え、 前記復調回路の出力データの復号処理を行い、少なくと
    も映像信号または音声信号の一方を出力する信号再生装
    置であって、 前記復調回路の出力データに含まれる目次情報内の開始
    アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス区
    間を記憶する記憶回路と、 最初は前記記憶回路に記憶されているアドレス区間の最
    初の開始アドレスを出力し、それ以降は前記復調回路の
    出力データに含まれる付加情報内の現在アドレスと前記
    記憶回路に記憶されている現在のアドレスが含まれるア
    ドレス区間の終了アドレスとの比較を行い、現在アドレ
    スが終了アドレスに到達した場合には、次の開始アドレ
    スを出力する比較回路と、 前記比較回路から出力されたアドレスに基づいて前記読
    み取り手段のサーボの制御信号を発生するサーボ制御信
    号発生回路とを備えたことを特徴とする信号再生装置。
  11. 【請求項11】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータを読み取り復調し、この復調データの
    復号処理を行い、少なくとも映像信号または音声信号の
    一方を出力する信号再生方法であって、 前記復調データに含まれるID情報と入力された入力I
    D情報との比較を行い、一致していない場合には復調デ
    ータに含まれる目次情報を読み込んでその内の開始アド
    レスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス区間を
    記憶し、記憶した複数のアドレス区間のアドレスを指定
    して、アドレス区間の再生を繰り返し行うことを特徴と
    する信号再生方法。
  12. 【請求項12】 指定されたアドレスより記録媒体に記録
    されているデータの読み取りを行うサーボ駆動読み取り
    手段と、 前記読み取り手段により読み取られたデータを復調する
    復調回路を備え、 前記復調回路の出力データの復号処理を行い、少なくと
    も映像信号または音声信号の一方を出力する信号再生装
    置であって、 前記復調回路の出力データに含まれるID情報と入力さ
    れた入力ID情報との比較を行う一致検出回路と、 前記復調回路の出力データに含まれる目次情報内の開始
    アドレスと終了アドレスの対からなる複数のアドレス区
    間を記憶する記憶回路と、 前記一致検出回路がID情報と入力ID情報とが一致し
    ないと判断した場合には、最初は前記記憶回路に記憶さ
    れているアドレス区間の最初の開始アドレスを出力し、
    それ以降は復調回路の出力データに含まれる付加情報内
    の現在アドレスと前記記憶回路に記憶されている現在ア
    ドレスが含まれるアドレス区間の終了アドレスとの比較
    を行い、現在のアドレスが終了アドレスに到達した場合
    には、次の開始アドレスを出力する比較回路と、 前記比較回路から出力されたアドレスに基づいて前記読
    み取り手段のサーボの制御信号を発生するサーボ制御信
    号発生回路とを備えたことを特徴とする信号再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100406630B1 (ko) * 2001-03-13 2003-11-20 엘지전자 주식회사 데모용 데이터의 기록 및 재생방법과, 그에 따른 기록매체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100406630B1 (ko) * 2001-03-13 2003-11-20 엘지전자 주식회사 데모용 데이터의 기록 및 재생방법과, 그에 따른 기록매체

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