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JPH09195055A - ロール・ツー・ロール処理方法および装置 - Google Patents

ロール・ツー・ロール処理方法および装置

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Publication number
JPH09195055A
JPH09195055A JP8023093A JP2309396A JPH09195055A JP H09195055 A JPH09195055 A JP H09195055A JP 8023093 A JP8023093 A JP 8023093A JP 2309396 A JP2309396 A JP 2309396A JP H09195055 A JPH09195055 A JP H09195055A
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JP
Japan
Prior art keywords
chamber
roll
processing
processing chamber
shaped substrate
Prior art date
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Application number
JP8023093A
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English (en)
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JP3673584B2 (ja
Inventor
Masatoshi Tanaka
雅敏 田中
Toshihito Yoshino
豪人 吉野
Kohei Yoshida
耕平 吉田
Hirokazu Otoshi
博和 大利
Yutaka Echizen
裕 越前
Masahiro Kanai
正博 金井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US08/704,138 priority patent/US6273955B1/en
Publication of JPH09195055A publication Critical patent/JPH09195055A/ja
Priority to US09/337,557 priority patent/US6338872B1/en
Application granted granted Critical
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】メインテナンスの必要な真空チャンバーのみを
清掃可能とし、メインテナンス時における所要時間を大
幅に短縮し、装置の稼働率を著しく向上させるようにし
たロール・ツー・ロール処理方法および装置を提供す
る。 【解決手段】帯状基体を送り出し室から巻き取り室に向
かって移動させて処理室430,450,470を備え
た真空チャンバーを通過させ、処理するロール・ツー・
ロール処理方法または装置において、処理室を真空チャ
ンバーに対して脱着可能に構成すると共に、帯状基体を
通過させた状態で複数の真空チャンバー間に圧力差を設
けることのできるゲートバルブを設け、メインテナンス
時にゲートバルブを閉じ、メインテナンスの必要な真空
チャンバーのみを大気圧として、脱着可能な処理室を予
備の物と交換し、あるいは送り出し機構または巻き取り
機構のボビンを新たなものにセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空中で帯状基体の
表面を処理する処理方法および装置に関する。更に詳し
くはロール・ツー・ロール(Roll to Rol
l)タイプのCVD装置を用いて装置稼働率を向上させ
る帯状基体の表面の処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真空処理装置たとえばアッシャ
ー、エッチャー、CVD装置等においては、基体を連続
して投入する場合特にロール状の帯状基体の場合、基体
や処理室の部品を交換する時に基体が連続しているため
に送り出し室、処理室等の全室をリークして基体や部品
を交換する必要があった。こういった、いわゆるメイン
テナンス工程の後、もとの状態に復帰するためには処理
室内の清掃、処理室壁面に吸着したガスや水分を除去す
るための真空度出し、前処理たとえばスパッタ装置であ
れば酸化されたターゲット表面を清掃するためのプレス
パッタ、蒸着装置であれば酸化された蒸着材料を加熱蒸
発して表面を除去する作業が必要であるので、処理装置
の稼働率を著しく下げたり作業の手間が大変であったり
した。特に真空中での処理を高温で行なっている場合に
おいてはリーク前に上記の作業に加えて加熱装置のスイ
ッチを遮断して温度を下げるのに充分な時間を必要とし
た。更にメインテナンス後、もとの状態に復帰するため
の加熱に要する時間も高温にするためにより時間を要
し、装置の稼働率を著しく下げた。
【0003】次に具体的にこうした作業に要する時間に
ついて考えてみると、例えば、CVD装置においては、
個々の装置規模にもよるが通常装置の冷却に30分から
2時間程度、真空チャンバーのリークに10分から1時
間程度、処理室の清掃に1時間から3時間程度、真空度
出しに1時間から5時間程度、昇温に1時間から5時間
程度を有する。このような時間の積み重ねは、装置の稼
働率を著しく損うに充分な時間である。こうした事情
は、スパッタ装置、エッチング装置などにつても同様で
ある。
【0004】一方、特開平3−30419号公報あるい
は特開平5−251361号公報にあるように帯状基体
をはさみ、各真空チャンバーを仕切ることにより処理室
を所定の真空度に維持したまま、基体の送り出し室及び
巻き取り室、更には所望する特定の処理室を有する真空
チャンバーのみを選択して大気にすることが可能とな
る。それにより大気とした以外の真空チャンバー内の圧
力、温度等を所望の状態に維持したまま、基体の交換が
可能となり、又同時に大気圧とした処理室の清掃作業が
行なえるようになる。しかしながら、清掃を必要とする
処理室の清掃時間については本質的に変わるところがな
い。
【0005】このような処理室の清掃時間の短縮を図る
方法として、例えば特開昭62−218570号公報に
開示されてる方法がある。それによれば、清掃の必要な
部分を脱着可能なカセット化し、メインテナンス時には
清掃を必要とする箇所をカセットごと外して、予め用意
した別の清掃済のカセットに交換することにより実質的
な時間を減らすことが可能となる。カセットを複数個用
意して、使用時以外はカセットを清掃するものとする。
これによれば実質的に清掃に要する時間はゼロとなり、
カセット交換に要するわずかな時間が必要となるだけで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような処理室の清掃時間の短縮を図る方法は、バッチ式
の堆積膜製造装置についてなされたものであって、ロー
ル・ツー・ロール処理方式に対する適用については何ら
言及されておらず、特に、帯状基体を真空チャンバー内
に存在させたまま、メインテナンスの必要な真空チャン
バーのみを清掃するようにしたロール・ツー・ロール処
理方法または装置は、未だ開発されていなかった。
【0007】そこで、本発明は、上記従来技術における
課題を解決し、メインテナンスの必要な真空チャンバー
のみを清掃可能とし、メインテナンス時における所要時
間を大幅に短縮し、装置の稼働率を著しく向上させるよ
うにしたロール・ツー・ロール処理方法および装置を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決を解決するため、ロール・ツー・ロール処理方法およ
び装置をつぎのように構成したものである。すなわち、
本発明のロール・ツー・ロール処理方法は、複数の連結
された各々の真空チャンバー内に送り出し機構、処理室
及び巻き取り機構を備え、帯状基体を前記送り出し室か
ら前記巻き取り室に向かって移動させて前記処理室を備
えた真空チャンバーを通過させ、該処理室で前記帯状基
体を処理するロール・ツー・ロール処理方法において、
前記処理室を真空チャンバーに対して脱着可能に構成す
ると共に、前記帯状基体を通過させた状態で前記複数の
真空チャンバー間に圧力差を設けることのできるゲート
バルブを設け、メインテナンス時に前記ゲートバルブを
閉じ、メインテナンスの必要な真空チャンバーのみを大
気圧として、前記脱着可能な処理室を予備の物と交換
し、あるいは送り出し機構または巻き取り機構のボビン
を新たなものにセットするようにしたことを特徴として
いる。本発明のロール・ツー・ロール処理方法において
は、前記処理室での帯状基体の処理は、マイクロ波CV
D法、またはRFCVD法、あるいはマイクロ波CVD
法、RFCVD法を同時に用いて行うことができる。そ
して、本発明のロール・ツー・ロール処理方法は、前記
帯状基体を、連続的に移動されるように構成することが
できる。
【0009】また、本発明のロール・ツー・ロール処理
装置は、送り出し機構、処理室及び巻き取り機構を各々
の真空チャンバー内に有する複数の連結された真空チャ
ンバーから構成され、帯状基体を前記送り出し室から前
記巻き取り室に向かって移動させて前記処理室を備えた
真空チャンバーを通過させ、該処理室で前記帯状基体を
処理するロール・ツー・ロール処理装置において、前記
処理室を脱着可能とした真空チャンバーを備え、前記複
数の真空チャンバー間に前記帯状基体を通過させた状態
で圧力差を設けることのできるゲートバルブを配設し、
メインテナンス時に前記ゲートバルブを閉じ、メインテ
ナンスの必要な真空チャンバーのみを大気圧として、前
記脱着可能な処理室を予備の物と交換し、あるいは送り
出し機構または巻き取り機構のボビンを新たなものにセ
ットするようにしたことを特徴としている。そして、本
発明のロール・ツー・ロール処理装置において、前記ゲ
ートバルブは、前記帯状基体を支持部上で真空シールす
る弁部を備えた可動部により構成し、その可動部の弁部
および支持部は、例えばOリングによって形成すること
ができ、前記帯状基体を、連続的に移動されるように構
成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は上記のように帯状基体を
真空チャンバー内に存在させたまま、メインテナンスの
必要な真空チャンバーのみを清掃することができるか
ら、メインテナンス時における清掃時間等を大幅に短縮
し、装置の稼働率を著しく向上させることができる。以
下に本発明の詳細を説明する。図1は本発明を構成する
脱着可能な処理室の1例である。ここでは具体的にはマ
イクロ波CVD法を用いて帯状基体に処理を行なう場合
の脱着可能な処理室の模式図を示した。実際のメンテナ
ンス時には本処理室を有する真空チャンバーをリークし
た後に、同図において前フランジ102を真空チャンバ
ー101に固定しているボルト等の治具を取り外す。そ
の後、前フランジ102を処理室103等からなる部品
と共に引き出して、処理室103が真空チャンバー10
1の外に出るようにする。次に処理室103をプレート
104に固定しているボルト等の固定治具を外す。この
状態になったならば、処理室104はカセット状に容易
に取り出すことが可能となる。取り外した処理室の代わ
りに改めて清掃の済んだ処理室をプレート104上に固
定する。新しい処理室を設置したならば、処理室を真空
チャンバー101内まで移動し前フランジ102を真空
チャンバーに、ボルト等を使って固定し真空シールをす
る。続いて上フタを閉じて真空シールを行なう。真空チ
ャンバーの全箇所が真空シールされたならば、不図示の
排気手段を用いて、系内を減圧する。図2に、本発明を
構成する脱着可能な処理室の別の例としてRFCVD法
を用いて帯状基体に処理を行なう場合の脱着可能な処理
室の模式図を示した。同図において201は真空チャン
バー、202は前フランジである。前フランジ202に
はプレート204が設置してあり、プレート204上に
は脱着可能な処理室203が置かれている。メインテナ
ンス方法は前記マイクロ波CVD法と基本的に変わると
ころはない。図3は本発明の複数の真空チャンバー間で
圧力差を設けることのできるゲートバルブ(以下、ピン
チバルブと略記)の概略図であり、(a)は側面図、
(b)は可動部の正面図である。同図において304は
ハウジング、302は可動部、303は支持部、305
は駆動機構、301は基体である。ピンチバルブの可動
部302は基体301をはさみ、ガス及び堆積不用物を
遮断するための弁部306及び堆積不用物遮断用の弁部
307を有し、ピンチバルブ駆動部305によって駆動
されて、ピンチバルブが開閉されることで、圧力差を設
けることが出来る。基体301に接する可動部302の
弁部と支持部303の材質としては真空シールのために
例えばバイトンゴム等を用いている。
【0011】本発明の処理方法においては、既述の容易
に脱着可能な処理室と各真空チャンバーを独立してリー
クできるピンチバルブを有するので、例えばCVD法に
より作製された膜の付着が大きな処理室のみを選択的に
リークしてメインテナンス出来る。従ってリーク時間を
短縮することが出来る。その後のメインテナンス時にお
いても、リークしなかった真空チャンバーはベーキング
状態を維持し続けることが可能なため、メインテナンス
後の加熱時間の短縮化が図れる。更にリークしたチャン
バーが限られるため、メインテナンス後にあらためて真
空引きする際の時間の短縮化が図れる。更に別のメリッ
トとして処理後毎回のメインテナンスを必要としないチ
ャンバーに対しては、大気リークを行なわないために真
空中での処理の際に問題になる水分、酸素、窒素等の不
純物の混入を低減できる。
【0012】次に本発明のピンチバルブと脱着可能な処
理室を有したロール・ツー・ロール処理方法を用いて、
マイクロ波及びRFによる原料ガス分解により、アモル
ファス太陽電池を作製する方法(以下「R−RCVD
法」と略記)の処理装置の概略について述べる。R−R
CVD法による処理装置は、ロール状に巻かれたボビン
から帯状基体を連続的に送り出して太陽電池を構成する
少なくともn型a−Si層、i型a−SiGe層、p型
a−Si層等を含む層からなる複数の層を各々別個の反
応容器である処理室内で形成するものであるが、各々の
処理空間においては減圧状態を維持しながら、基体の複
数の処理室間での移動を可能にし、かつ各々の処理室内
に供給される。例えば、n型a−Si層、p型a−Si
層等の原料となるガスが相互に拡散、混入する事を防止
する機構を有する連結部材(一般に「ガス・ゲート」あ
るいは単に「ゲート」と呼称される。)を具備してい
る。
【0013】図4は、前記メインテナンスチャンバー及
びピンチバルブを具備した、R−RCVD法によるa−
SiGeの太陽電池等の半導体素子の処理装置を示す模
式図であり、成堆積膜厚の厚く、ハイ・スループットの
要求されるi型a−SiGe層をμW法で作製し、又堆
積膜厚が薄くi型a−SiGe層ほどのハイ・スループ
ットを要求されないn型およびp型のa−Si層をRF
法で作製している。図4において、401は膜を堆積す
る帯状基体であり、通常変形可能な導電性基体、例えば
ステンレス、アルミニウム等の薄板あるいは非導電性薄
板に導電性薄膜等をコーティングした部材が用いられ
る。帯状基体401は円形のボビン411に巻きつけら
れ、内部に送り出し機構を有するチャンバー(以下「送
り出し室」と略記)410内に備えつけられる。送り出
し室に設置されたボビンから送り出された帯状基体40
1はガス・ゲート(以下「ゲート」と略記)420、内
部にn型a−Si処理室を有するチャンバー(以下「n
型a−Si処理室」と略記)430、ゲート440、内
部にi型a−SiGe処理室を有するチャンバー(以下
「i型a−SiGe処理室」と略記)450、ゲート4
60、内部にp型a−Si処理室を有するチャンバー
(以下「p型a−Si処理室」と略記)470、ゲート
480を通過し、内部に巻き取り機構を有するチャンバ
ー(以下「巻き取り室」と略記)490内に設置された
巻き取りボビン491に巻き取られる。
【0014】430a、470aは各々RF電源であ
り、430b、470bは各々RF放電を励起するため
のカソード電極であり、各々n型a−Si層、p型a−
Si層を堆積するための電力が供給される。450aは
マイクロ波を放電空間に放射するための誘電体窓からな
るアプリケーターであり、誘電体窓に垂直方向に設置さ
れた矩形導波管450bを通して不図示のマイクロ波電
源より電力を印加され、i型a−SiGe処理室内の放
電空間でグロー放電が生起される。402a〜406a
は各々堆積膜形成の原料となるガスが充填されており、
402aはSiH4ガス、403aはGeH4ガス、40
4aはH2ガス、405aはPH3ガス、406aはBF
3ガスが充填されている。各々のガスは開閉バルブ40
2b〜406b及び減圧器402c〜406cを通って
混合器430c、450c、470cに導かれる。ガス
混合器430c〜470cで所望の流量、及び混合比と
された原料ガスは、ガス導入ライン430d、450
d、470dを通って各処理室内に噴出する。処理室内
に導入されたガスは、油拡散ポンプ、メカニカル・ブー
スター・ボンプ及びロータリー・ポンプ等からなる排気
装置410e、430e、450e、470e、490
eにより各室内での圧力を所望のものとするように調整
されながら排気され、不図示の排ガス処理装置へ導かれ
る。
【0015】又430f、450f、470fは各々基
体加熱用赤外線ランプヒーターであり、各々電源430
g、450g、470gより電力が供給される。44
1、461はゲートの開口断面積を調節する部品であ
り、ガス流路を狭くして、各処理室間同志でのガスの相
互拡散を減少させている。更にゲートにはガス導入口4
42、462より膜形成に悪影響を与えないガス、例え
ば、H2、He等のガスがボンベ407aから減圧器4
07b、流量調節器407c、407dを通って供給さ
れ、各処理室内の原料ガスの相互拡散を更に抑えてい
る。423、443、463、483はピンチバルブで
あり、処理時にはバルブは開いており処理が終了する
と、メインテナンスを要するチャンバーの両側のバルブ
を閉じることによって、所望するチャンバーのみ大気圧
にすることが可能である。
【0016】送り出し室410より送り出された帯状基
体401は、次々と各処理室を進み、その表面にn型a
−Si膜、i型a−SiGe膜、p型a−Si膜を形成
されて最終的に巻き取り室490に入る。まず、n型a
−Si処理室430内では帯状基体401は赤外線ラン
プヒーター430fにより加熱され、所望の温度にされ
る。又ガス混合器430cによりn型a−Si膜の原料
になるSiH4、H2、PH3等のガスが各々最適の流量
で混合され、処理室430に導入される。同時にRF電
力がRF電源430aよりカソード430bに与えら
れ、処理空間内にグロー放電を生起させ、帯状基体40
1の表面にn型a−Si膜を形成する。次に、帯状基体
401はゲート440内を進み、i型a−SiGe処理
室450内に入る。処理室450内では先述と同様に最
適流量に設定されたSiH4、GeH4、H2ガスに最適
パワーを与え、前記n型a−Si膜上に所望のi型a−
SiGe膜を形成する。以下同様に、帯状基体401は
ゲート460、p型a−Si処理室470を経て巻き取
り室490内のボビン491に巻き取られる。処理が終
了すると、ピンチバルブを閉じることによって、メイン
テナンスの必要なチャンバーのみ大気圧とし、脱着可能
な処理室を予備の物と交換した後、再び減圧としあらた
めて処理を行なう。具体的にはピンチバルブ423、4
43、463、483を閉じて処理室450、送り出し
室410及び巻き取り室490を大気圧までリークす
る。そして処理室450の予備の処理室に交換すると同
時に送り出し室410のボビンを新規のボビンに交換し
且つ、巻き取り室490の処理後のボビンを取り出して
空ボビンを設置する。以上述べたように、容易に脱着可
能な処理室とピンチバルブとを併せ持つ本発明のロール
・ツー・ロール処理方法は、装置の稼働率が激的に向上
し、良質な処理を連続して行なうことが出来る。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。 [実施例1]本発明の実施例1におけるR−RCVD法
の処理装置を利用してシングルセル太陽電池を作製する
方法について述べる。太陽電池の構成はマイクロ波法で
作製するa−SiGeの光起電変換層を用いており、又
その他の層はすべてRF法で作製している。図4の帯状
基体101は幅350mm、厚さ0.15mm、長さ3
50mのSUS430BA製であり、既に前工程にて洗
浄と、下地処理が行なわれている。下地処理は、具体的
には反射増大により光利用効率を向上させるための金属
コーティング等を含んでいるが、詳しくは表1に示す。
【0018】
【表1】 前記帯状基体401は、送り出し室110に設置された
送り出しボビン411からゲート420、n型a−Si
処理室430、ゲート440、i型a−SiGe処理室
450、ゲート460、p型a−Si処理室470、ゲ
ート480を通過し、巻き取り室490内に設置された
巻き取りボビン491まで通し、帯状基体401がたる
まないように張力調整を行なった。そして、送り出し室
410、巻き取り室490、各処理室430、450、
470のそれぞれを、油拡散ポンプ、メカニカル・ブー
スター・ポンプ及びロータリー・ポンプ等からなる排気
装置410e、430e、450e、470e、490
eにより各室内での圧力1Torrまで排気した。その
後、各赤外線ランプヒーター430f、450f、47
0fを点灯させ帯状基体401の表面温度が400℃に
なるように温度制御を行ない、加熱、脱ガスを行なっ
た。充分に加熱脱ガスが行なわれたところで、表1に示
す条件により、堆積膜を連続的に形成した。このとき、
帯状基体401の移動速度は500mm/minとし
た。長さ350mの帯状基板401が終了しボビン交換
が必要になるごと(以下「1処理サイクル」と呼ぶ)
に、各処理室内のパージを行ない、次の処理のメインテ
ナンスを行なう。
【0019】メインテナンスは、厚膜が必要とされ堆積
速度の速いマイクロ波で作製するa−SiGe処理室、
送り出しボビン411及び、堆積膜を形成した帯状基体
401が巻きつけられた巻き取りボビン491の交換は
1処理サイクルごとに行なうため、ピンチバルブ42
3、443、463、483を閉じてa−SiGe処理
室450、送り出し室410及び巻き取り室490、各
々を大気圧に戻す。しかしながら、他の処理室は10処
理サイクルごとに行なうため加熱用赤外線ランプヒータ
ー430f、470fは点灯したまま真空保持とする。
【0020】a−SiGe処理室は、堆積膜の着いたカ
セットを取り出し、予め清掃準備していたカセットの交
換を行ない、送り出しボビンは、帯状基体401を1m
ほど残し切断して取り出し、新規の帯状基体が巻きつけ
られたボビンをセットする。新規の帯状基体501は図
5のごとく端を丸め、既存の帯状基体401とスポット
溶接などで接合する。堆積膜が形成された帯状基体が巻
き取られたボビン491は、帯状基体401を2、3周
分残し切断して取り出し、新たな巻き取りボビンをセッ
トし2、3周残した帯状基体401を巻きつける。以上
のメインテナンスが終われば、各々排気装置410e、
450e、490eで真空引きを行ない、真空保持した
処理室と同圧力となった時ピンチバルブ423、44
3、463、483を開け、再び処理を開始する。本発
明のロール・ツー・ロール処理方法と従来の処理方法と
の装置稼働率の結果を表2に示す。稼働率は処理時間/
(処理時間+休止時間)×100%で表す。
【0021】
【表2】 本発明では、処理室の交換はカセットタイプのため処理
室清掃、帯状基体を再び装置内に通すための時間又、メ
ンテナンスが必要でない所はピンチバルブにより真空保
持出来るため加熱真空出しの時間が大幅に短縮でき、装
置の稼働率が81%に向上した。また、この実施例で形
成された堆積膜についての特性を調べた。サンプルを3
0mごとに5cm角の面積で10個切り出し、透明電極
(ITO)、集中電極(Al)を蒸着し、太陽電池変換
効率を評価した。10個のサンプルの特性評価結果は、
変換効率7.81〜8.03%内に収まり従来の変換効
率7.95%と比べて、何ら遜色はない。
【0022】[実施例2]本発明の実施例2におけるR
−RCVD法の処理装置を利用してトリプルセル太陽電
池を作製する方法について述べる。太陽電池の構成は、
ボトムセル及びミドルセルにマイクロ波法で作製するa
−SiGe、トップセルにRF法で作製するa−Siの
光起電変換層を用いており、又その他の層は全てRF法
で作製している。図6に、こうした太陽電池を作製する
本発明の処理装置の典型例の模式図を示す。図6の60
1は帯状基体である。帯状基体601は、幅350m
m、厚さ0.15mm、長さ400mのSUS430B
A製であり、既に前工程にて洗浄と、下地処理が行なわ
れている。下地処理は、具体的には反射増大により光利
用効率を向上させるための金属コーティング等を含んで
いるが、詳しくは表3に示す。
【0023】
【表3】 前記帯状基体601は、送り出し室602に設置された
送り出しボビン603から、ボトムセル用のn型a−S
i処理室611、n/i拡散防止用処理室612、i型
a−SiGe処理室613、i/p拡散防止用処理室6
14、p型a−Si処理室615、およびミドルセル用
のn型a−Si処理室616、n/i拡散防止用処理室
617、i型a−SiGe処理室618、i/p拡散防
止用処理室619、p型a−Si処理室620、トップ
セル用のn型a−Si処理室621、i型a−Si処理
室622、p型a−Si処理室623を各々通過し、巻
き取り室604内に設置された巻き取りボビン605ま
で通し、帯状基体601がたるまないように張力調整を
行なった。各々処理室611〜623は、送り出し室6
02、巻き取り室604と共に全てのチャンバーが図の
ごとくガスゲートで連結されている。且つマイクロ波で
作製するi型a−SiGe処理室の両端、送り出し室、
巻き取り室のゲートには、ピンチバルブ631、63
2、633、634、635、636が設置されてい
る。又、チャンバーの数が増え装置の全長が拡大するの
に伴って帯状基体601の重力による垂れ下がりが無視
出来なくなるので予め全チャンバーの配置がカテナリー
状になる様に設置してある。この様な本発明の処理装置
を利用して、トリプルセル太陽電池を作製するが、その
具体的な手順は既に実施例1及び詳細な説明の項に記し
たのでここでは省略する。又、その詳細な処理条件につ
いては表3に示しておく。メインテナンスも実施例1と
同様、a−SiGe処理室、送り出し室及び巻き取り室
は1処理サイクルで行ない、他の処理室は10処理サイ
クルとした。本発明のロール・ツー・ロール処理方法と
従来の処理方法との装置稼働率を比較し、その結果を表
4に示す。
【0024】
【表4】 本発明によると、清掃を行なう処理室の数が減り清掃時
間及び加熱真空出しの時間が大幅に短縮でき、装置の稼
働率が76%に向上した。また、この実施例で形成され
た堆積膜についての特性を調べた。サンプルを30mご
とに5cm角の面積で10個切り出し、透明電極(IT
O)、集中電極(Al)を蒸着し、トリプルセルの太陽
電池変換効率を評価した。10個のサンプルの特性評価
結果は、変換効率10.58〜10.75%内に収まり
従来の変換効率10.71%と比べて、何ら遜色はな
い。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上のように、前記処理室を
真空チャンバーに脱着可能に構成し、複数の真空チャン
バー間に前記帯状基体を通過させた状態で圧力差を設け
ることができるように構成されているから、メインテナ
ンス時に前記ゲートバルブを閉じ、メインテナンスの必
要な真空チャンバーのみを大気圧として、前記脱着可能
な処理室を予備の物と交換し、あるいは送り出し機構ま
たは巻き取り機構のボビンを新たなものにセットするこ
とが可能となり、ロール・ツー・ロール処理装置におけ
るメインテナンス時の多大な時間が削減でき、装置稼働
率を飛躍的に向上させ、製品のコストダウンを図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロ波CVD法を用いて帯状基体を処理す
る脱着可能な処理室の模式図である。
【図2】RF波CVD法を用いて帯状基体を処理する脱
着可能な処理室の模式図である。
【図3】本発明を構成するピンチバルブの模式図であ
る。
【図4】本発明のロール・ツー・ロール処理方法を用い
たシングルセル作製装置の模式図である。
【図5】帯状基体の接合方法の模式図である。
【図6】本発明のロール・ツー・ロール処理方法を用い
たトリプルセル作製装置の模式図である。
【符合の説明】
101:真空チャンバー 102:前フランジ 103:脱着可能な処理室 104:プレート 201:真空チャンバー 202:前フランジ 203:脱着可能な処理室 204:プレート 301:帯状基体 302:可動部 303:支持部 304:ハウジング 305:駆動機構 306、307:ガス及び堆積不用物遮断用の弁部 401:帯状基体 411、191:各々基体101を巻きつけるボビン 410:送り出し室 430:n型a−Si処理室 450:i型a−SiGe処理室 470:p型a−Si処理室 490:巻き取り室 420、440、460、480:ゲート 441、461:ギャップ調整部品 442、462:ゲートガス導入口 423、443、463、483:ピンチバルブ 430a、470a:RF電源 450a:マイクロ波アプリケーター 430b、470b:カーソド電極 450b:導波管 402a:SiH4ガス・ボンベ 403a:GeH4ガス・ボンベ 404a:H2ガス・ボンベ 405a:PH3ガス・ボンベ 406a:BF3ガス・ボンベ 402b〜406b:ガスボンベの開閉バルブ 402c〜406c:減圧器 430c、450c、470c:ガス混合器 430d、450d、470d:ガス導入ライン 410e、430e、450e、470e、490e:
排気ポンプ 430f、450f、470f:基体加熱用赤外線ラン
プヒーター 430g、450g、470g:基体加熱用赤外線ラン
プヒーターの電源 407a:ゲート用パージ・ガス・ボンベ 407b:減圧器 407c、407d:ガス流量調節器 501:新規の帯状基体 502:スポット溶接部 601:帯状基体 602:送り出し室 603、605:各々基体を巻きつけるボビン 604:巻き取り室 611:ボトムセルn型a−Si処理室 612:ボトムセルn/i拡散防止用処理室 613:ボトムセルi型a−SiGe処理室 614:ボトムセルi/p拡散防止用処理室 615:ボトムセルp型a−Si処理室 616:ミドルセルn型a−Si処理室 617:ミドルセルn/i拡散防止用処理室 618:ミドルセルi型a−SiGe処理室 619:ミドルセルi/p拡散防止用処理室 620:ミドルセルp型a−Si処理室 621:トップセルn型a−Si処理室 622:トップセルi型a−Si処理室 623:トップセルp型a−Si処理室 631〜636:ピンチバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大利 博和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 越前 裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金井 正博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の連結された各々の真空チャンバー内
    に送り出し機構、処理室及び巻き取り機構を備え、帯状
    基体を前記送り出し室から前記巻き取り室に向かって移
    動させて前記処理室を備えた真空チャンバーを通過さ
    せ、該処理室で前記帯状基体を処理するロール・ツー・
    ロール処理方法において、前記処理室を真空チャンバー
    に対して脱着可能に構成すると共に、前記帯状基体を通
    過させた状態で前記複数の真空チャンバー間に圧力差を
    設けることのできるゲートバルブを設け、メインテナン
    ス時に前記ゲートバルブを閉じ、メインテナンスの必要
    な真空チャンバーのみを大気圧として、前記脱着可能な
    処理室を予備の物と交換し、あるいは送り出し機構また
    は巻き取り機構のボビンを新たなものにセットするよう
    にしたことを特徴とするロール・ツー・ロール処理方
    法。
  2. 【請求項2】前記処理室での帯状基体の処理は、マイク
    ロ波CVD法を用いて行われることを特徴とする請求項
    1に記載のロール・ツー・ロール処理方法。
  3. 【請求項3】前記処理室での帯状基体の処理は、RFC
    VD法を用いて行われることを特徴とする請求項1に記
    載のロール・ツー・ロール処理方法。
  4. 【請求項4】前記処理室での帯状基体の処理は、マイク
    ロ波CVD法、RFCVD法を同時に用いて行われるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のロール・ツー・ロール
    処理方法。
  5. 【請求項5】前記帯状基体は、連続的に移動されること
    を特徴とする請求項1に記載のロール・ツー・ロール処
    理方法。
  6. 【請求項6】 送り出し機構、処理室及び巻き取り機構
    を各々の真空チャンバー内に有する複数の連結された真
    空チャンバーから構成され、帯状基体を前記送り出し室
    から前記巻き取り室に向かって移動させて前記処理室を
    備えた真空チャンバーを通過させ、該処理室で前記帯状
    基体を処理するロール・ツー・ロール処理装置におい
    て、前記処理室を脱着可能とした真空チャンバーを備
    え、前記複数の真空チャンバー間に前記帯状基体を通過
    させた状態で圧力差を設けることのできるゲートバルブ
    を配設し、メインテナンス時に前記ゲートバルブを閉
    じ、メインテナンスの必要な真空チャンバーのみを大気
    圧として、前記脱着可能な処理室を予備の物と交換し、
    あるいは送り出し機構または巻き取り機構のボビンを新
    たなものにセットするようにしたことを特徴とするロー
    ル・ツー・ロール処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ゲートバルブは、前記帯状基体を支
    持部上で真空シールする弁部を備えた可動部により構成
    されていることを特徴とする請求項6に記載のロール・
    ツー・ロール処理装置。
  8. 【請求項8】 前記可動部の弁部および支持部は、Oリ
    ングによって形成されていることを特徴とする請求項7
    に記載のロール・ツー・ロール処理装置。
  9. 【請求項9】前記帯状基を連続的に移動させる手段を有
    することを特徴とする請求項6に記載のロール・ツー・
    ロール処理装置。
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