JPH09194880A - 粒状ノニオン洗剤組成物 - Google Patents
粒状ノニオン洗剤組成物Info
- Publication number
- JPH09194880A JPH09194880A JP371396A JP371396A JPH09194880A JP H09194880 A JPH09194880 A JP H09194880A JP 371396 A JP371396 A JP 371396A JP 371396 A JP371396 A JP 371396A JP H09194880 A JPH09194880 A JP H09194880A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonionic surfactant
- nonionic
- weight
- polyalkylene glycol
- desirably
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温高湿下における洗剤粒子の流動性が良好
で、かつ再汚染防止効果の高い、ノニオン界面活性剤を
主成分とする粒状ノニオン洗剤組成物を提供する。 【解決手段】 主成分として、ノニオン界面活性剤と、
重量平均分子量が3万〜15万のポリアルキレングリコ
ールとを配合する。
で、かつ再汚染防止効果の高い、ノニオン界面活性剤を
主成分とする粒状ノニオン洗剤組成物を提供する。 【解決手段】 主成分として、ノニオン界面活性剤と、
重量平均分子量が3万〜15万のポリアルキレングリコ
ールとを配合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温高湿下におけ
る洗剤粒子の流動性が良好で、かつ再汚染防止効果の高
い、ノニオン界面活性剤を主成分とする粒状ノニオン洗
剤組成物に関する。
る洗剤粒子の流動性が良好で、かつ再汚染防止効果の高
い、ノニオン界面活性剤を主成分とする粒状ノニオン洗
剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術】ノニオン界面活性剤は、一般に、低泡性で
あり、洗浄力が水の硬度の影響を受けにくく、特に泥汚
れや低温での汚れ分散性にも優れている。更に、ノニオ
ン界面活性剤は、生分解性が良好であり、環境負荷が低
く、低毒性でかつ安全性の高い優れた界面活性剤であ
る。しかしながら、ノニオン界面活性剤は、一般に常温
で液状であり、粒状ノニオン洗剤製品から洗剤容器への
ノニオン界面活性剤のしみ出しが懸念されている。ノニ
オン界面活性剤が洗剤容器にしみ出すと、製品外観を悪
化させ、容器接触部分でのノニオン界面活性剤の量が減
少するため、洗浄力が低下し、更に洗剤粒子の流動性
や、耐ケーキング性に悪影響を及ぼすなど問題があっ
た。ところで、特開平4−339898号公報では、非
晶質の吸油性担体を5〜20%と、重量平均分子量40
00〜20000のポリエチレングリコールを配合する
ことにより、ノニオン界面活性剤のしみ出し防止の改善
を図っているが、ノニオン界面活性剤自体は常温で液状
であることに変わりがなく、特に、30℃を超える夏場
には、ノニオン界面活性剤がしみ出して、洗剤粒子の流
動性を悪化させるなど問題となっていた。
あり、洗浄力が水の硬度の影響を受けにくく、特に泥汚
れや低温での汚れ分散性にも優れている。更に、ノニオ
ン界面活性剤は、生分解性が良好であり、環境負荷が低
く、低毒性でかつ安全性の高い優れた界面活性剤であ
る。しかしながら、ノニオン界面活性剤は、一般に常温
で液状であり、粒状ノニオン洗剤製品から洗剤容器への
ノニオン界面活性剤のしみ出しが懸念されている。ノニ
オン界面活性剤が洗剤容器にしみ出すと、製品外観を悪
化させ、容器接触部分でのノニオン界面活性剤の量が減
少するため、洗浄力が低下し、更に洗剤粒子の流動性
や、耐ケーキング性に悪影響を及ぼすなど問題があっ
た。ところで、特開平4−339898号公報では、非
晶質の吸油性担体を5〜20%と、重量平均分子量40
00〜20000のポリエチレングリコールを配合する
ことにより、ノニオン界面活性剤のしみ出し防止の改善
を図っているが、ノニオン界面活性剤自体は常温で液状
であることに変わりがなく、特に、30℃を超える夏場
には、ノニオン界面活性剤がしみ出して、洗剤粒子の流
動性を悪化させるなど問題となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、高
温高湿下での洗剤粒子の流動性に優れた、ノニオン界面
活性剤を主成分とする粒状ノニオン洗剤組成物を提供す
ることを目的とする。
温高湿下での洗剤粒子の流動性に優れた、ノニオン界面
活性剤を主成分とする粒状ノニオン洗剤組成物を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
ついて鋭意検討した結果、ノニオン界面活性剤に、重量
平均分子量が3万〜15万のポリエチレングリコールを
併用することにより、高温高湿下での洗剤粒子の流動性
を改善し得ることを見出した。従って、本発明は、高温
高湿下における洗剤粒子の流動性が良好で、かつ再汚染
防止効果の高い、ノニオン界面活性剤を主成分とする粒
状ノニオン洗剤組成物に関する。
ついて鋭意検討した結果、ノニオン界面活性剤に、重量
平均分子量が3万〜15万のポリエチレングリコールを
併用することにより、高温高湿下での洗剤粒子の流動性
を改善し得ることを見出した。従って、本発明は、高温
高湿下における洗剤粒子の流動性が良好で、かつ再汚染
防止効果の高い、ノニオン界面活性剤を主成分とする粒
状ノニオン洗剤組成物に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、更に詳細
に説明する。本発明においては、ノニオン界面活性剤と
しては、各種のノニオン界面活性剤を使用することがで
きる。好ましいノニオン界面活性剤としては、例えば、
以下のものを挙げることができる。 (1)炭素数6〜22、好ましくは8〜18の脂肪族ア
ルコールに炭素数2〜4のアルキレンオキシドを平均3
〜30モル、好ましくは7〜20モル付加したポリオキ
シアルキレンアルキル(又はアルケニル)エーテル。こ
の中でも、ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニ
ル)エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンアルキル(又はアルケニル)エーテルが好適である。 (2)ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニル)
フェニルエーテル。 (3)長鎖脂肪酸アルキルエステルのエステル結合間に
アルキレンオキシドが付加した以下の式で示される脂肪
酸アルキルエステルアルコキシレート。 R1 CO(OA)n OR2 (R1 COは、炭素数6〜22、好ましくは8〜18の
脂肪酸残基を表わす。OAは、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド等の炭素数2〜4、好ましくは2〜3の
アルキレンオキシドの付加単位を表わす。nは、アルキ
レンオキシドの平均付加モル数を示し、一般に3〜3
0、好ましくは7〜20の数である。R2は、炭素数1
〜3の置換基を有してもよい、低級アルキル基を表
す。) (4)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル。 (5)ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル。 (6)ポリオキシエチレン脂肪酸エステル。 (7)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油。 (8)グリセリン脂肪酸エステル。
に説明する。本発明においては、ノニオン界面活性剤と
しては、各種のノニオン界面活性剤を使用することがで
きる。好ましいノニオン界面活性剤としては、例えば、
以下のものを挙げることができる。 (1)炭素数6〜22、好ましくは8〜18の脂肪族ア
ルコールに炭素数2〜4のアルキレンオキシドを平均3
〜30モル、好ましくは7〜20モル付加したポリオキ
シアルキレンアルキル(又はアルケニル)エーテル。こ
の中でも、ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニ
ル)エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンアルキル(又はアルケニル)エーテルが好適である。 (2)ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニル)
フェニルエーテル。 (3)長鎖脂肪酸アルキルエステルのエステル結合間に
アルキレンオキシドが付加した以下の式で示される脂肪
酸アルキルエステルアルコキシレート。 R1 CO(OA)n OR2 (R1 COは、炭素数6〜22、好ましくは8〜18の
脂肪酸残基を表わす。OAは、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド等の炭素数2〜4、好ましくは2〜3の
アルキレンオキシドの付加単位を表わす。nは、アルキ
レンオキシドの平均付加モル数を示し、一般に3〜3
0、好ましくは7〜20の数である。R2は、炭素数1
〜3の置換基を有してもよい、低級アルキル基を表
す。) (4)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル。 (5)ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル。 (6)ポリオキシエチレン脂肪酸エステル。 (7)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油。 (8)グリセリン脂肪酸エステル。
【0006】上記のノニオン界面活性剤の中でも、融点
が40℃以下でHLBが9〜16のポリオキシエチレン
アルキル(又はアルケニル)エーテル、脂肪酸メチルエ
ステルにエチレンオキシドが付加した脂肪酸メチルエス
テルエトキシレートが特に好適に用いられる。また、こ
れらのノニオン界面活性剤は混合物として使用してもよ
い。
が40℃以下でHLBが9〜16のポリオキシエチレン
アルキル(又はアルケニル)エーテル、脂肪酸メチルエ
ステルにエチレンオキシドが付加した脂肪酸メチルエス
テルエトキシレートが特に好適に用いられる。また、こ
れらのノニオン界面活性剤は混合物として使用してもよ
い。
【0007】ノニオン界面活性剤は、粒状ノニオン洗剤
組成物中に、好ましくは15〜50重量%、更に好まし
くは15〜40重量%、特に好ましくは15〜35重量
%で含有される。この量が15重量%未満では、得られ
る洗剤粒子中のノニオン界面活性剤濃度が低いばかり
か、低嵩密度であるため、洗剤の使用量を多くしないと
良好な洗浄効果が得られず、近年のコンパクト化と相反
する結果となり好ましくない。また、省資源の点でも好
ましくない。一方、50重量%を超えるとしみ出しの抑
制が難しくなるので好ましくない。本発明で使用される
ポリアルキレングリコールとしては、重量平均分子量が
3万〜15万、好ましくは4万〜12万、更に好ましく
は4万〜10万のものが使用される。ポリアルキレング
リコールにおけるアルキレン基としては、エチレン基や
プロピレン基等の炭素数が2〜4、好ましくは2〜3の
アルキレン基が含まれる。また、アルキレン基は、エチ
レン基とプロピレン基等の異なるアルキレン基の混合体
であってもよい。ポリアルキレングリコールの重量平均
分子量が3万未満だと、高温高湿下での洗剤粒子の流動
性改善には効果が薄く、一方、15万を超えると、ノニ
オン界面活性剤と、ポリアルキレングリコールとの混合
溶液の粘度が非常に高くなり、移送や計量が難しくな
る。
組成物中に、好ましくは15〜50重量%、更に好まし
くは15〜40重量%、特に好ましくは15〜35重量
%で含有される。この量が15重量%未満では、得られ
る洗剤粒子中のノニオン界面活性剤濃度が低いばかり
か、低嵩密度であるため、洗剤の使用量を多くしないと
良好な洗浄効果が得られず、近年のコンパクト化と相反
する結果となり好ましくない。また、省資源の点でも好
ましくない。一方、50重量%を超えるとしみ出しの抑
制が難しくなるので好ましくない。本発明で使用される
ポリアルキレングリコールとしては、重量平均分子量が
3万〜15万、好ましくは4万〜12万、更に好ましく
は4万〜10万のものが使用される。ポリアルキレング
リコールにおけるアルキレン基としては、エチレン基や
プロピレン基等の炭素数が2〜4、好ましくは2〜3の
アルキレン基が含まれる。また、アルキレン基は、エチ
レン基とプロピレン基等の異なるアルキレン基の混合体
であってもよい。ポリアルキレングリコールの重量平均
分子量が3万未満だと、高温高湿下での洗剤粒子の流動
性改善には効果が薄く、一方、15万を超えると、ノニ
オン界面活性剤と、ポリアルキレングリコールとの混合
溶液の粘度が非常に高くなり、移送や計量が難しくな
る。
【0008】好ましいポリアルキレングリコールの例と
しては、以下のものが挙げられる。 (1)一般式HO(CH2 CH2 O)n Hのポリエチレ
ングリコール(nは、例えば、690〜3400、好ま
しくは910〜2720である。) (2)一般式HO(CH3 CHCH2 O)n Hのポリプ
ロピレングリコール(nは、例えば、520〜258
0、好ましくは690〜2060である。) (3)一般式HO(CH2 CH2 O)n (CH3 CHC
H2 O)m Hのポリエチレンポリプロピレングリコール
(nは、例えば、650〜3230、好ましくは860
〜2580であり、mは、例えば、24〜2090、好
ましくは37〜1410である。)) ポリアルキレングリコールの添加形態は、特に限定され
るものではないが、好ましくは、ノニオン界面活性剤に
予め混合されて使用される。この場合、ノニオン界面活
性剤を合成する過程で副生成したものでもよいし、ポリ
アルキレングリコールを含まないノニオン界面活性剤に
後添加してもよい。
しては、以下のものが挙げられる。 (1)一般式HO(CH2 CH2 O)n Hのポリエチレ
ングリコール(nは、例えば、690〜3400、好ま
しくは910〜2720である。) (2)一般式HO(CH3 CHCH2 O)n Hのポリプ
ロピレングリコール(nは、例えば、520〜258
0、好ましくは690〜2060である。) (3)一般式HO(CH2 CH2 O)n (CH3 CHC
H2 O)m Hのポリエチレンポリプロピレングリコール
(nは、例えば、650〜3230、好ましくは860
〜2580であり、mは、例えば、24〜2090、好
ましくは37〜1410である。)) ポリアルキレングリコールの添加形態は、特に限定され
るものではないが、好ましくは、ノニオン界面活性剤に
予め混合されて使用される。この場合、ノニオン界面活
性剤を合成する過程で副生成したものでもよいし、ポリ
アルキレングリコールを含まないノニオン界面活性剤に
後添加してもよい。
【0009】なお、低分子量のポリアルキレングリコー
ル、例えば、重量平均分子量200〜2000のような
低分子のポリエチレングリールは、一般にポリエステル
に対する再汚染防止効果に優れていることは公知であ
り、従来、製造した洗剤粒子に噴霧するような形態でポ
リエチレングリコールが添加されていた。しかしなが
ら、本発明においては、高分子量のポリアルキレングリ
コールを使用し、洗剤粒子に噴霧するよりも、むしろ、
ノニオン界面活性剤に予め混合して添加することによ
り、再汚染防止効果を更に向上できることが分かった。
ル、例えば、重量平均分子量200〜2000のような
低分子のポリエチレングリールは、一般にポリエステル
に対する再汚染防止効果に優れていることは公知であ
り、従来、製造した洗剤粒子に噴霧するような形態でポ
リエチレングリコールが添加されていた。しかしなが
ら、本発明においては、高分子量のポリアルキレングリ
コールを使用し、洗剤粒子に噴霧するよりも、むしろ、
ノニオン界面活性剤に予め混合して添加することによ
り、再汚染防止効果を更に向上できることが分かった。
【0010】ポリアルキレングリコールは、粒状ノニオ
ン洗剤組成物中に、好ましくは0.01〜5重量%、更に
好ましくは0.05〜3重量%、特に好ましくは0.1〜1
重量%で含有される。この量が0.01重量%未満では、
得られる洗剤粒子の流動性を改善するには充分ではな
く、一方、5重量%を超えると、ノニオン界面活性剤と
ポリアルキレングリコールとの混合溶液の粘度がハンド
リング困難なレベルまで高くなるので好ましくない。本
発明の粒状ノニオン洗剤組成物中には、通常洗剤原料に
配合されている以下のような成分を配合することができ
る。これらの成分の配合方法には、各種の方法が適用で
き、例えば、これらの成分を造粒処理工程で配合しても
よく、また、造粒処理により得られた洗剤粒子に混合し
てもよい。 (1)無機質洗浄ビルダーとして、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、アルミノ
ケイ酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリ
ン酸ナトリウム等。 (2)有機質洗浄ビルダーとして、クエン酸塩、コハク
酸塩、ポリアクリル酸塩、ポリアクリル酸−マレイン酸
共重合体、EDTA等。 (3)蛍光剤として、ビス(トリアジニルアミノ)スチ
ルベンジスルホン酸誘導体、ビス(スルホスチリル)ビ
フェニル塩[チノパールCBS]等。 (4)酵素として、リパーゼ、プロテアーゼ、セルラー
ゼ、アミラーゼ等。 (5)漂白剤として、過炭酸塩、過硼酸塩等。 (6)帯電防止剤として、ジアルキル型4級アンモニウ
ム塩などのカチオン界面活性剤等。 (7)表面改質剤として、微粉炭酸カルシウム、微粉ゼ
オライト、ベントナイト等。 (8)アニオン界面活性剤として、α−スルホ脂肪酸メ
チルエステル塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル
塩、脂肪酸石鹸等。 (9)再汚染防止剤として、カルボキシメチルセルロー
スなどのセルロース誘導体等。 (10)増量剤として、硫酸ナトリウム、硫酸カリウ
ム、塩化ナトリウム等。 (11)還元剤として、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム等。
ン洗剤組成物中に、好ましくは0.01〜5重量%、更に
好ましくは0.05〜3重量%、特に好ましくは0.1〜1
重量%で含有される。この量が0.01重量%未満では、
得られる洗剤粒子の流動性を改善するには充分ではな
く、一方、5重量%を超えると、ノニオン界面活性剤と
ポリアルキレングリコールとの混合溶液の粘度がハンド
リング困難なレベルまで高くなるので好ましくない。本
発明の粒状ノニオン洗剤組成物中には、通常洗剤原料に
配合されている以下のような成分を配合することができ
る。これらの成分の配合方法には、各種の方法が適用で
き、例えば、これらの成分を造粒処理工程で配合しても
よく、また、造粒処理により得られた洗剤粒子に混合し
てもよい。 (1)無機質洗浄ビルダーとして、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、アルミノ
ケイ酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリ
ン酸ナトリウム等。 (2)有機質洗浄ビルダーとして、クエン酸塩、コハク
酸塩、ポリアクリル酸塩、ポリアクリル酸−マレイン酸
共重合体、EDTA等。 (3)蛍光剤として、ビス(トリアジニルアミノ)スチ
ルベンジスルホン酸誘導体、ビス(スルホスチリル)ビ
フェニル塩[チノパールCBS]等。 (4)酵素として、リパーゼ、プロテアーゼ、セルラー
ゼ、アミラーゼ等。 (5)漂白剤として、過炭酸塩、過硼酸塩等。 (6)帯電防止剤として、ジアルキル型4級アンモニウ
ム塩などのカチオン界面活性剤等。 (7)表面改質剤として、微粉炭酸カルシウム、微粉ゼ
オライト、ベントナイト等。 (8)アニオン界面活性剤として、α−スルホ脂肪酸メ
チルエステル塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル
塩、脂肪酸石鹸等。 (9)再汚染防止剤として、カルボキシメチルセルロー
スなどのセルロース誘導体等。 (10)増量剤として、硫酸ナトリウム、硫酸カリウ
ム、塩化ナトリウム等。 (11)還元剤として、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム等。
【0011】次に、本発明の粒状ノニオン洗剤組成物の
好ましい製造方法については、以下のような方法があ
る。
好ましい製造方法については、以下のような方法があ
る。
【0012】本発明の粒状ノニオン洗剤組成物は、混練
押出し機、好ましくはニーダーに、ノニオン界面活性剤
と高分子ポリアルキレングリコールとの混合溶液、及び
必要に応じて配合される他の任意成分を導入し、ニーダ
ー内で剪断力を付与しながら混合して、造粒物(固体洗
剤)を形成し、次いで破砕造粒機、好ましくは、カッタ
ーミルや、フィッツミルによって破砕造粒し、圧密化処
理を行って製造することができる。また、本発明の粒状
ノニオン洗剤組成物は、撹拌造粒法によっても製造する
ことができる。撹拌造粒法においては、撹拌造粒機とし
て、ハイスピードミキサー、シュギミキサー、レーディ
ゲミキサーなどの内部撹拌型の造粒機に、ノニオン界面
活性剤と高分子ポリエチレングリコールの混合溶液、更
には任意に添加することのできる成分を導入し、造粒処
理することによって、本発明の粒状ノニオン洗剤組成物
を製造することができる。なお、洗剤粒子にポリアルキ
レングリコールを噴霧して添加してもよい。更に、この
ようにして製造された洗剤粒子に対して、例えば、転動
ドラム中でコーティング剤を添加してコーティング処理
してもよい。
押出し機、好ましくはニーダーに、ノニオン界面活性剤
と高分子ポリアルキレングリコールとの混合溶液、及び
必要に応じて配合される他の任意成分を導入し、ニーダ
ー内で剪断力を付与しながら混合して、造粒物(固体洗
剤)を形成し、次いで破砕造粒機、好ましくは、カッタ
ーミルや、フィッツミルによって破砕造粒し、圧密化処
理を行って製造することができる。また、本発明の粒状
ノニオン洗剤組成物は、撹拌造粒法によっても製造する
ことができる。撹拌造粒法においては、撹拌造粒機とし
て、ハイスピードミキサー、シュギミキサー、レーディ
ゲミキサーなどの内部撹拌型の造粒機に、ノニオン界面
活性剤と高分子ポリエチレングリコールの混合溶液、更
には任意に添加することのできる成分を導入し、造粒処
理することによって、本発明の粒状ノニオン洗剤組成物
を製造することができる。なお、洗剤粒子にポリアルキ
レングリコールを噴霧して添加してもよい。更に、この
ようにして製造された洗剤粒子に対して、例えば、転動
ドラム中でコーティング剤を添加してコーティング処理
してもよい。
【0013】更に、このように製造された洗剤粒子に
は、酵素、香料などを後添加することもできる。得られ
た本発明の粒状ノニオン洗剤組成物は、平均粒子径は3
00〜3000μm、好ましくは350〜2000μ
m、特に好ましくは400〜1000μmであり、嵩密
度は0.5〜1.2g/ml 、好ましくは0.6〜1.1g/ml 、
特に好ましくは0.65〜1.0g/ml である。
は、酵素、香料などを後添加することもできる。得られ
た本発明の粒状ノニオン洗剤組成物は、平均粒子径は3
00〜3000μm、好ましくは350〜2000μ
m、特に好ましくは400〜1000μmであり、嵩密
度は0.5〜1.2g/ml 、好ましくは0.6〜1.1g/ml 、
特に好ましくは0.65〜1.0g/ml である。
【0014】
【実施例】以下、本発明について、実施例及び比較例に
より更に詳細に説明する。実施例及び比較例において
は、以下の試験方法により各試料を評価した。 [流動性試験]洗剤粒子を40℃、85%RHの恒温恒
湿中に5時間放置した後、その流動性をJIS Z25
02に基づいて安息角を排出法で測定した。 [再汚染防止試験]20℃、30Lの水(3°DH)を
入れた2槽式洗濯機(三菱電機製CW−225型)に、
白色の綿布、アクリル布、ナイロン布をそれぞれ20枚
づつと、洗剤20gと、下記組成の人工汚垢1gを投入
し、10分間洗浄を行い、再汚染防止効果を目視で以下
の基準で評価した。 ◎:布は全く汚れていない ○:布はほんの僅かにうっすらと汚れている △:布は僅かに汚れている ×:布は少し汚れている <汚垢成分> オレイン酸 28.3% トリオレイン 15.6% コレステロールオレート 12.2% 流動パラフィン 2.5% スクワレン 2.5% コレステロール 2.5% ゼラチン 7.0% 無機汚垢 29.8% カーボンブラック 0.5% [嵩密度]JIS Z2504に準じて、嵩密度を測定
した。 [ノニオン溶液の粘度]BH型粘度計を用いて40℃で
測定した(上限値50ポイズ)。
より更に詳細に説明する。実施例及び比較例において
は、以下の試験方法により各試料を評価した。 [流動性試験]洗剤粒子を40℃、85%RHの恒温恒
湿中に5時間放置した後、その流動性をJIS Z25
02に基づいて安息角を排出法で測定した。 [再汚染防止試験]20℃、30Lの水(3°DH)を
入れた2槽式洗濯機(三菱電機製CW−225型)に、
白色の綿布、アクリル布、ナイロン布をそれぞれ20枚
づつと、洗剤20gと、下記組成の人工汚垢1gを投入
し、10分間洗浄を行い、再汚染防止効果を目視で以下
の基準で評価した。 ◎:布は全く汚れていない ○:布はほんの僅かにうっすらと汚れている △:布は僅かに汚れている ×:布は少し汚れている <汚垢成分> オレイン酸 28.3% トリオレイン 15.6% コレステロールオレート 12.2% 流動パラフィン 2.5% スクワレン 2.5% コレステロール 2.5% ゼラチン 7.0% 無機汚垢 29.8% カーボンブラック 0.5% [嵩密度]JIS Z2504に準じて、嵩密度を測定
した。 [ノニオン溶液の粘度]BH型粘度計を用いて40℃で
測定した(上限値50ポイズ)。
【0015】[製造例]実施例1、4〜7及び比較例1〜3 以下の表1及び2に示す量のノニオン界面活性剤と、ポ
リエチレングリコール(PEG)とを50℃で混合し、
ノニオン液とした。このノニオン液と、他の任意成分と
を連続ニーダー(栗本鉄工(株)製KRC−2型)に投
入し、40℃、1分間混練し、固形洗剤を製造した。こ
の固形洗剤を、粉砕助剤としてのA型ゼオライトととも
にフィッツミル(ホソカワミクロン(株)製、DKAS
O6型)に投入し、平均粒子径が500μmとなるま
で、15℃で5秒間粉砕処理を行った。最後に、転動ド
ラム内でA型ゼオライトを加え、得られた洗剤粒子を被
覆し、更に酵素、香料などの他の任意成分を加えて、表
1及び2に示す性状の粒状ノニオン洗剤組成物(平均粒
子径500μm)を得た。実施例2〜3、8〜9 造粒装置としてレーディゲミキサー((株)マツボー製
M−20型)を用い、この装置に、実施例1と同様にし
て、ポリエチレングリコール(PEG)を含有するノニ
オン界面活性剤と、その他の成分とを添加し、40℃で
3分間撹拌造粒し、平均粒子径500μmの粒状ノニオ
ン洗剤組成物を製造した。実施例10 ポリエチレングリコール(PEG)を、粉砕した洗剤粒
子に、後で噴霧する以外実施例と同様にして造粒し、平
均粒子径500μmの粒状ノニオン洗剤組成物を製造し
た。 [使用原料]実施例及び比較例で使用したノニオン界面
活性剤及びポリエチレングリコール(PEG)は、以下
の通りである。
リエチレングリコール(PEG)とを50℃で混合し、
ノニオン液とした。このノニオン液と、他の任意成分と
を連続ニーダー(栗本鉄工(株)製KRC−2型)に投
入し、40℃、1分間混練し、固形洗剤を製造した。こ
の固形洗剤を、粉砕助剤としてのA型ゼオライトととも
にフィッツミル(ホソカワミクロン(株)製、DKAS
O6型)に投入し、平均粒子径が500μmとなるま
で、15℃で5秒間粉砕処理を行った。最後に、転動ド
ラム内でA型ゼオライトを加え、得られた洗剤粒子を被
覆し、更に酵素、香料などの他の任意成分を加えて、表
1及び2に示す性状の粒状ノニオン洗剤組成物(平均粒
子径500μm)を得た。実施例2〜3、8〜9 造粒装置としてレーディゲミキサー((株)マツボー製
M−20型)を用い、この装置に、実施例1と同様にし
て、ポリエチレングリコール(PEG)を含有するノニ
オン界面活性剤と、その他の成分とを添加し、40℃で
3分間撹拌造粒し、平均粒子径500μmの粒状ノニオ
ン洗剤組成物を製造した。実施例10 ポリエチレングリコール(PEG)を、粉砕した洗剤粒
子に、後で噴霧する以外実施例と同様にして造粒し、平
均粒子径500μmの粒状ノニオン洗剤組成物を製造し
た。 [使用原料]実施例及び比較例で使用したノニオン界面
活性剤及びポリエチレングリコール(PEG)は、以下
の通りである。
【0016】ノニオン界面活性剤 (1)ノニオン界面活性剤−1 C12H25O(CH2 CH2 O)7 H(新日本理科(株)
製コノール20Pにエチレンオキシドを平均7モル付加
したポリオキシエチレンアルキルエーテル) (2)ノニオン界面活性剤−2 C13H27O(CH2 CH2 O)15(CH3 CHCH
2 O)3 H(ダイアドールにエチレンオキシドを平均1
5モル、プロピレンオキシドを平均3モル付加したポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル) (3)ノニオン界面活性剤−3 C11H23CO(OCH2 CH2 )9 OCH3 (4)ノニオン界面活性剤−4 ノニオン界面活性剤−1に、重量平均分子量40000
のPEGが0.4重量%副生成物として含有するもの (5)ノニオン界面活性剤−5 ノニオン界面活性剤−1に、重量平均分子量60000
のPEGが1重量%副生成物として含有するものポリエチレングリコール(PEG) (1)PEG−1(参考) 重量平均分子量25000 (2)PEG−2 重量平均分子量35000 (3)PEG−3 重量平均分子量70000 (4)PEG−4 重量平均分子量110000 (5)PEG−5 重量平均分子量140000 (6)PEG−6(参考) 重量平均分子量160000ポリエチレンポリプロピレングリコール(PEPG) PEPG−1 重量平均分子量73000 構造式:HO(CH2 CH2 O)1000(CH3 CHCH
2 O)500 H
製コノール20Pにエチレンオキシドを平均7モル付加
したポリオキシエチレンアルキルエーテル) (2)ノニオン界面活性剤−2 C13H27O(CH2 CH2 O)15(CH3 CHCH
2 O)3 H(ダイアドールにエチレンオキシドを平均1
5モル、プロピレンオキシドを平均3モル付加したポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル) (3)ノニオン界面活性剤−3 C11H23CO(OCH2 CH2 )9 OCH3 (4)ノニオン界面活性剤−4 ノニオン界面活性剤−1に、重量平均分子量40000
のPEGが0.4重量%副生成物として含有するもの (5)ノニオン界面活性剤−5 ノニオン界面活性剤−1に、重量平均分子量60000
のPEGが1重量%副生成物として含有するものポリエチレングリコール(PEG) (1)PEG−1(参考) 重量平均分子量25000 (2)PEG−2 重量平均分子量35000 (3)PEG−3 重量平均分子量70000 (4)PEG−4 重量平均分子量110000 (5)PEG−5 重量平均分子量140000 (6)PEG−6(参考) 重量平均分子量160000ポリエチレンポリプロピレングリコール(PEPG) PEPG−1 重量平均分子量73000 構造式:HO(CH2 CH2 O)1000(CH3 CHCH
2 O)500 H
【0017】
【表1】 表1 実施例 組成(重量%) 1 2 3 4 5 6 7 ノニオン界面活性剤 1 10 10 20 20 15 2 15 5 5 3 5 10 10 10 4 25 5 5 10 PEG 2 0.5 3 0.01 0.4 4 0.4 1 5 4 PEPG 1 1 A型ゼオライト (造粒用) 30 25 20 20 20 20 20 (被覆用) 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 粉砕助剤 5 5 5 5 5 5 5 非晶質シリカ 1 4 4 4 4 5 6 ソーダ灰 30 25 25 25 25 20 10 亜硫酸ナトリウム 1 1 1 1 1 1 1 層状ポリケイ酸塩 5 5 5 5 5 5 5 石鹸 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 AA−MA 5 5 5 5 5 5 5 シリコーン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 蛍光剤 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 酵素 1 1 1 1 1 1 1その他少量成分 Bla* Bla Bla Bla Bla Bla Bla 評価結果 安息角(°) 45 40 35 40 35 35 35 再汚染防止効果 綿 △ △ △ ○ ○ ○ ○ アクリル △ △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ナイロン △ △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ 嵩密度(g/cc) 0.81 0.83 0.88 0.90 0.91 0.93 0.92ノニオン液粘度(P) 0.5 0.8 1.1 8 20 37 48 注)Bla*は、残量を意味する。
【0018】
【表2】 表1(続き) 実施例 比較例組成(重量%) 8 9 10 1 2 3 ノニオン界面活性剤 1 10 25 15 10 2 8 5 10 3 10 10 10 10 5 5 30 30 PEG 1(参考) 0.1 2 0.5 6(参考) 0.5 A型ゼオライト (造粒用) 20 13 20 20 20 30 (被覆用) 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 粉砕助剤 5 5 5 5 5 5 非晶質シリカ 6 8 4 4 6 1 ソーダ灰 13 10 25 25 14 30 亜硫酸ナトリウム 1 1 1 1 1 1 層状ポリケイ酸塩 5 5 5 5 5 5 石鹸 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 AA−MA 2 2 5 5 5 5 シリコーン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 蛍光剤 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 酵素 1 1 1 1 1 1その他少量成分 Bla* Bla Bla Bla Bla Bla 評価結果 安息角(°) 35 35 45 55 35 70 再汚染防止効果 綿 ○ ○ △ △ ○ × アクリル ◎ ◎ ○ ○ ◎ △ ナイロン ◎ ◎ ○ ○ ◎ △ 嵩密度(g/cc) 0.90 0.90 0.90 0.88 0.92 0.90ノニオン液粘度(P) 7 7 0.3 0.6 68 0.3 注)Bla*は、残量を意味する。
【0019】上記表1と表2で使用した任意成分の内容
は、以下の通りである。 (1)非晶質シリカ(日本シリカ(株)製ニップシール
NS−K) (2)A型ゼオライト:結晶質アルミノケイ酸ナトリウ
ム(水沢化学(株)製、シルトンB) (3)粉砕助剤:結晶質アルミノケイ酸ナトリウム(水
沢化学(株)製、シルトンB) (4)ソーダ灰:軽灰(旭硝子(株)製) (5)亜硫酸ナトリウム:亜硫酸曹達(神州化学(株)
製) (6)層状ポリケイ酸塩:SKS−6(ヘキストジャパ
ン) (7)石鹸:ラウリン酸ナトリウムとオレイン酸ナトリ
ウムの1/1混合物(ライオンオレオケミカル(株)
製) (8)AA−MA:アクリル酸とマレイン酸の7/3の
コポリマー、平均分子量5万 (9)PEG:ポリエチレングリコール(ライオン化学
(株)製、平均分子量6000) (10)シリコーン:ジメチルシリコーン油(信越化学
(株)製) (11)蛍光剤:2:4,4´−ビス(2−スルホスチ
リル)ビフェニルジナトリウム(チバガイギー(株)
製、チノパールCBS−X) (12)酵素:リパーゼ/プロテアーゼ/セルラーゼ=
1/1/1混合物 上記表1と2で使用した任意成分の内容は、以下の通り
である。 (1)非晶質シリカ(日本シリカ(株)製ニップシール
NS−K) (2)A型ゼオライト:結晶質アルミノケイ酸ナトリウ
ム(水沢化学(株)製、シルトンB) (3)粉砕助剤:結晶質アルミノケイ酸ナトリウム(水
沢化学(株)製、シルトンB)ソーダ灰:軽灰(旭硝子
(株)製) (4)亜硫酸ナトリウム:亜硫酸曹達(神州化学(株)
製) (5)層状ポリケイ酸塩:SKS−6(ヘキストジャパ
ン) (6)石鹸:ラウリン酸ナトリウムとオレイン酸ナトリ
ウムの1/1混合物(ライオンオレオケミカル(株)
製) (7)AA−MA:アクリル酸とマレイン酸の7/3の
コポリマー、平均分子量5万 (8)シリコーン:ジメチルシリコーン油(信越化学
(株)製) (9)蛍光剤:2:4,4´−ビス(2−スルホスチリ
ル)ビフェニルジナトリウム(チバガイギー(株)製、
チノパールCBS−X) (10)酵素:リパーゼ/プロテアーゼ/セルラーゼ=
1/1/1混合物
は、以下の通りである。 (1)非晶質シリカ(日本シリカ(株)製ニップシール
NS−K) (2)A型ゼオライト:結晶質アルミノケイ酸ナトリウ
ム(水沢化学(株)製、シルトンB) (3)粉砕助剤:結晶質アルミノケイ酸ナトリウム(水
沢化学(株)製、シルトンB) (4)ソーダ灰:軽灰(旭硝子(株)製) (5)亜硫酸ナトリウム:亜硫酸曹達(神州化学(株)
製) (6)層状ポリケイ酸塩:SKS−6(ヘキストジャパ
ン) (7)石鹸:ラウリン酸ナトリウムとオレイン酸ナトリ
ウムの1/1混合物(ライオンオレオケミカル(株)
製) (8)AA−MA:アクリル酸とマレイン酸の7/3の
コポリマー、平均分子量5万 (9)PEG:ポリエチレングリコール(ライオン化学
(株)製、平均分子量6000) (10)シリコーン:ジメチルシリコーン油(信越化学
(株)製) (11)蛍光剤:2:4,4´−ビス(2−スルホスチ
リル)ビフェニルジナトリウム(チバガイギー(株)
製、チノパールCBS−X) (12)酵素:リパーゼ/プロテアーゼ/セルラーゼ=
1/1/1混合物 上記表1と2で使用した任意成分の内容は、以下の通り
である。 (1)非晶質シリカ(日本シリカ(株)製ニップシール
NS−K) (2)A型ゼオライト:結晶質アルミノケイ酸ナトリウ
ム(水沢化学(株)製、シルトンB) (3)粉砕助剤:結晶質アルミノケイ酸ナトリウム(水
沢化学(株)製、シルトンB)ソーダ灰:軽灰(旭硝子
(株)製) (4)亜硫酸ナトリウム:亜硫酸曹達(神州化学(株)
製) (5)層状ポリケイ酸塩:SKS−6(ヘキストジャパ
ン) (6)石鹸:ラウリン酸ナトリウムとオレイン酸ナトリ
ウムの1/1混合物(ライオンオレオケミカル(株)
製) (7)AA−MA:アクリル酸とマレイン酸の7/3の
コポリマー、平均分子量5万 (8)シリコーン:ジメチルシリコーン油(信越化学
(株)製) (9)蛍光剤:2:4,4´−ビス(2−スルホスチリ
ル)ビフェニルジナトリウム(チバガイギー(株)製、
チノパールCBS−X) (10)酵素:リパーゼ/プロテアーゼ/セルラーゼ=
1/1/1混合物
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ノニオン界面活性剤
に、特定の高分子量のポリアルキレングリコールを配合
することにより、高温高湿下での洗剤粒子の流動性を改
善できるとともに、再汚染防止効果も高められる。
に、特定の高分子量のポリアルキレングリコールを配合
することにより、高温高湿下での洗剤粒子の流動性を改
善できるとともに、再汚染防止効果も高められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 誠治 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ノニオン界面活性剤と、重量平均分子量
が3万〜15万のポリアルキレングリコールとを含有す
ることを特徴とする粒状ノニオン洗剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP371396A JPH09194880A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 粒状ノニオン洗剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP371396A JPH09194880A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 粒状ノニオン洗剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09194880A true JPH09194880A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11564972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP371396A Pending JPH09194880A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 粒状ノニオン洗剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09194880A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047265A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-03-17 | Kao Corp | 洗剤用ビルダー粒子 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP371396A patent/JPH09194880A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014047265A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-03-17 | Kao Corp | 洗剤用ビルダー粒子 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09194880A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物 | |
JP4006106B2 (ja) | 溶解性及び嵩密度に優れた粒状ノニオン洗剤組成物の製造方法 | |
JPH0987699A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物及びその製造方法 | |
JP4108193B2 (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物及びその製造方法 | |
JPH1135999A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物の製造方法 | |
JP3980246B2 (ja) | 粒状洗剤組成物 | |
JP2001081498A (ja) | 粒状洗剤組成物およびその製造方法 | |
JP4108188B2 (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物の連続製造方法 | |
JPH09151392A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物 | |
JPH0995699A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物の製造方法 | |
JPH07258700A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物およびその製造方法 | |
JPH0995693A (ja) | 粒状非イオン洗剤組成物およびその製造方法 | |
JPH09194879A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物 | |
JPH1143700A (ja) | 粒状洗剤組成物及びその製造方法 | |
JPH11293293A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物及びその製造方法 | |
JPH11302699A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物の製造方法 | |
JPH11302700A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物の製造方法 | |
JP2003105375A (ja) | 粒状洗剤組成物 | |
JPH0995694A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物およびその製造方法 | |
JPH07286195A (ja) | 粒状非イオン洗剤組成物の製造方法 | |
JPH11310799A (ja) | 粒状ノニオン洗剤の粒度制御方法及びそれを用いた粒状ノニオン洗剤組成物の製造方法 | |
JPH07268397A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物の製造方法 | |
JPH0987694A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物及びその製造方法 | |
JPH09194898A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物 | |
JPH07258693A (ja) | 粒状ノニオン洗剤組成物の製造方法 |