JPH09194107A - 紙処理装置の排紙トレイ - Google Patents
紙処理装置の排紙トレイInfo
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Abstract
ら排紙トレイで受けることができるようにする。 【解決手段】 用紙を載置可能な第1のトレイ11と、
その第1のトレイ11に対して回動支点部12bを支点
として回動可能な第2のトレイ12とを備え、その第2
のトレイ12を実線で示す第1の位置と、第1のトレイ
の用紙載置面11aに対して略直角になる仮想線で示す
第2の位置とに回動可能に設ける。また、第1のトレイ
11と第2のトレイ12との間に中間ガイド17を設
け、第2のトレイ12が上記第2の位置にあるときには
中間ガイド17が、上記両トレイの各用紙載置面11
a,12aから現出して、第1のトレイ11に排出され
る用紙を第2のトレイ12に案内する位置になるように
する。
Description
タ,ファクシミリ,スキャナ等の用紙を処理する紙処理
装置に設けられ、装置本体から排出される用紙を用紙載
置面に載置可能な排紙トレイに関する。
第1のトレイとその第1のトレイから引き出しが可能な
第2のトレイとからなり、A3サイズの排出やA4サイ
ズの縦搬送で用紙を排出させるときにはその第2のトレ
イを第1のトレイから引き出して、トレイの用紙排紙方
向の長さを長くすることができるようにした排紙トレイ
がある(例えば特開昭58−144045号公報参
照)。また、排紙トレイを、用紙排紙方向の先端側を途
中で折り曲げることができるようにして、それを支持側
の排紙トレイに回動可能に取り付け、使用しないときに
はその先端側の排紙トレイを上側に折り曲げて、排紙ト
レイの装置本体側面からの突出量を少なくすることによ
って省スペースにしたものもある。
ような排紙トレイの場合には、第2のトレイを第1のト
レイ側に収納しているときは問題ないが、A3サイズの
用紙のように排紙方向に長い用紙を使用するときに第2
のトレイを第1のトレイから引き出して使用したとき
は、トレイ全体が用紙排紙方向に長くなるので、狭いオ
フィス等ではその引き出された第2のトレイ部分が邪魔
になることがあるという問題点があった。
は、用紙排紙方向の先端側の排紙トレイの部分が上側に
折り曲げ可能であるため、使用しないときはその先端側
の部分を上側に折り曲げておけば邪魔にならないが、そ
の状態のままA3サイズ等の排紙方向に長い用紙をその
排紙トレイに排出した場合には、排出された用紙の先端
が回動されて上側に折り曲げられた先端側の排紙トレイ
の用紙載置面に突き当たってしまうため、用紙を排紙ト
レイ上に正常な状態で排出させることができないという
問題点があった。
たものであり、排紙方向に長い用紙を排出する際には従
来と同様にその用紙の全面を略同一平面状の用紙載置面
で載置することができ、省スペースでその排紙方向に長
い用紙を排出させたい場合には排紙トレイを途中で折り
曲げた状態でも排紙トレイ上にスムーズに排紙させるこ
とができるようにすることを目的とする。
達成するため、装置本体から排出される用紙を用紙載置
面に載置可能な第1のトレイと、その第1のトレイに対
して回動可能な第2のトレイとを備え、その第2のトレ
イを用紙載置面が第1のトレイから用紙排紙方向に延長
された位置で、第1のトレイの用紙載置面に対して略平
行する第1の位置と、第1のトレイの用紙載置面に対し
て略直角になる第2の位置とに回動可能に設けて、紙処
理装置の排紙トレイを構成する。
との間に、第2のトレイが上記第1の位置にあるときに
は全体あるいはその第2のトレイ側の一部を除く大部分
が第1のトレイと第2のトレイの各用紙載置面の下側に
なり、第2の位置にあるときにはその第1のトレイと第
2のトレイの各用紙載置面から現出してその第1のトレ
イに排出される用紙を第2のトレイに案内する位置にな
る中間ガイドを設ける。
省スペースの状態で排紙トレイに排出したい場合には、
第2のトレイを第1のトレイの用紙載置面に対して略直
角になる第2の位置まで回動させれば、その第2の位置
では中間ガイドが第1のトレイと第2のトレイの各用紙
載置面から現出して、その第1のトレイに排出される用
紙を第2のトレイに案内するようになるので、用紙を第
1のトレイと第2のトレイにスムーズに排出させてそこ
に載置することができる。
内に収納及び上記第1の位置まで引き出し可能にし、そ
の第1の位置で回動されて上記第2の位置に移動するよ
うにするとよい。そうすれば、第1のトレイだけて載置
可能なサイズの用紙を排出する場合には、第2のトレイ
を第1のトレイ内に収納状態にすれば、第2のトレイが
邪魔にならない。
に対して、上記第1の位置と第2の位置の間の複数の回
動位置で選択的に位置決めするトレイ位置決め機構を設
けるとよい。そうすれば、第2のトレイの第1のトレイ
に対する回動位置を、トレイ位置決め機構により複数の
位置に換えることができるので、より使い易くなる。
イに案内するガイド面を凹曲面に形成するとよい。そう
すれば、第1のトレイ上に排出された用紙は、その凹曲
面のガイド面に案内されて第2のトレイに移動するよう
になるので、スムーズな排紙によりジャム等の排紙不良
が発生する恐れが少なくなる。
の先端部が、少なくとも上記第2の位置で第2のトレイ
の用紙載置面から用紙載置側に突出しているようにする
とよい。そうすれば、その用紙載置面から用紙載置側に
突出する中間ガイドの先端部により、用紙を浮かせなが
ら第2のトレイの用紙載置面に無理なく送り出すことが
できる。
紙方向に直交する方向の中間部に、その第1のトレイ上
に排出される用紙の上記方向の中間部をその第1のトレ
イの用紙載置面から浮かせる用紙ガイドリブを設けると
よい。そうすれば、第1のトレイ上に排出される用紙
は、その用紙ガイドリブによって中央部分が第1のトレ
イの用紙載置面から浮くことによって用紙載置面から受
ける摩擦抵抗が小さくなるので、よりスムーズな排紙が
できる。
用紙排紙方向に直交する方向の中間部に、上記用紙ガイ
ドリブに対応する凹部を形成するとよい。そうすれば、
第1のトレイから第2のトレイに送りこまれた用紙の先
端は、その凹部により中央部分が第2のトレイの用紙載
置面に接触しないので、排紙時に第2のトレイから受け
る摩擦抵抗が小さくなる分だけスムーズな排紙ができ
る。
面に基づいて説明する。図1はこの発明による紙処理装
置の排紙トレイの一実施形態例を示す外観斜視図、図2
は同じくその排紙トレイの第2のトレイを第1のトレイ
の用紙載置面に対して略平行する位置と略直角になる位
置とに回動させた状態を示す概略図、図3は同じくその
排紙トレイを装着した紙処理装置である複写機を示す外
観斜視図である。
置本体1の上面に矢示A方向に開閉可能な圧板2を、ま
た前面上部には各種の操作キー等を配置した操作パネル
3をそれぞれ設けている。そして、その装置本体1の前
面下部には、給紙する用紙Pを収容する引き出し可能な
給紙トレイ4,5をそれぞれ配設している。装置本体1
は、図3で左方の一部に空間部6を形成して、そこに装
置本体1に対して取り外しが可能な排紙トレイ7を装着
している。
圧板2を上方に開いて図示しないコンタクトガラス上に
原稿を複写面側を下にしてセットし、操作パネル3で複
写条件を指定した後にコピースタートキーを押す。する
と、給紙トレイ4,5のうち選択した用紙サイズに対応
する用紙Pを収容している側から用紙Pが給紙され、そ
こに作像部で画像が形成されて、それが装置本体1の排
紙口8から排紙トレイ7上に排出されて、そこに載置さ
れる。
示すような形状をしており、装置本体1から排出される
用紙を用紙載置面11aに載置可能な第1のトレイ11
と、その第1のトレイ11に対して矢示E方向に回動可
能な第2のトレイ12とを備えている。そして、その第
1のトレイ11は、用紙のスタック性を考慮して、図2
に示すように複写機1の水平な面に対して後上がりに傾
斜している。
示すように第1のトレイ11から用紙排紙方向(矢示B
方向)に延長された位置で、用紙載置面12aが第1の
トレイ11の用紙載置面11aに対して略平行する第1
の位置と、第1のトレイ11の用紙載置面11aに対し
て略直角になる仮想線で示す第2の位置とに回動可能に
設けられている。
1内に収納(図4参照)及び上記第1の位置まで引き出
しが可能であり、その第1の位置で回動支点部12bを
中心に回動されて上記第2の位置に移動する。なお、こ
の第1のトレイ11と第2のトレイ12の各用紙載置面
11a,12aの全面には、図1に示すように用紙の排
紙方向に沿ってリブ29(煩雑となるため一部のみ図示
している)が多数形成されている。
は、第1のトレイ11の先端面に間隔を置いてそれぞれ
形成した舌片13a,13bと、その第1のトレイ11
の下面に突設した係合突起14とを使用する。すなわ
ち、図2に示すように第1のトレイ11の後部側(図2
で左方側)を若干持ち上げた状態で舌片13a,13b
を、それに対応させて装置本体1にそれぞれ形成してい
る差し込み孔9に差し込んだ後、その第1のトレイ11
の後部側を下げて係合突起14をそれに対応させて装置
本体1に形成している係合穴10に落とし込んで係合さ
せ、排紙トレイ7を装置本体1に装着する。
紙載置面11aの用紙排紙方向に直交する矢示C方向の
中間部には、所定の長さで凹部28を形成し、その凹部
28内に用紙ガイドリブ15を取り外し可能に取り付
け、それによって用紙の後端残りを防ぐようにしてい
る。
形成し、その材料自体の弾性力を利用して、凹部28に
形成した孔や係合突起等に固定できるようにしている。
そして、その固定状態で、用紙受入側端部15aが用紙
載置面11aよりも低くなり、用紙出口側端部15bが
用紙載置面11aよりも高くなるようにしている。した
がって、この用紙ガイドリブ15により、第1のトレイ
11上に排出される用紙の矢示C方向の中間部を、その
第1のトレイ11の用紙載置面11aから浮かせること
ができる。
aの用紙排紙方向に直交する矢示C方向の中間部に、用
紙ガイドリブ15に対応する凹部16を所定の幅で形成
している。この第1のトレイ11と第2のトレイ12と
の間には、第2のトレイ12が図2に実線で示した第1
の位置にあるときには全体あるいはその第2のトレイ1
2側の一部を除く大部分が第1のトレイ11と第2のト
レイ12の各用紙載置面11a,12aの下側になり、
第2の位置(仮想線図示の位置)にあるときにはその第
1のトレイ11と第2のトレイ12の各用紙載置面11
a,12aから現出してその第1のトレイ11に排出さ
れる用紙を第2のトレイ12に案内する位置になる中間
ガイド17を、図1に示すように間隔を置いて2個設け
ている。
12のそれぞれ中間ガイド17を設ける位置には、切欠
き溝22a,22b及び23a,23bをそれぞれ形成
している。その中間ガイド17は、第2の位置にあると
きに用紙を第2のトレイ12に案内するガイド面17a
が、図5に示すように凹曲面に形成されている。そし
て、その中間ガイド17の第1のトレイ11に取り付け
られる側(図で右側)を含む大部分の凹曲面の曲率R1
を、第2のトレイ12に取り付けられる側の凹曲面の曲
率R2 よりも大きくしている。
形成し、図6に示すように一端側に軸部17b,17c
をそれぞれ外側に向けて突設し、他端側にも外側に向け
て軸部17d,17eをそれぞれ突設している。そし
て、その中間ガイド17の両端部には、切り込み17f
を2箇所ずつそれぞれ形成している。また、この中間ガ
イド17のガイド面17aには、図7に縦断面を示すよ
うに、そのガイド面17aにより用紙をガイドする際に
摩擦抵抗を少なくするための山部18a,18bを形成
している。
一端側の軸部17b,17cを、第1のトレイ11に用
紙載置面11aに平行させて形成している軸部保持溝1
9,19に、それぞれ移動可能に嵌入させている。ま
た、他端側の軸部17d,17eを第2のトレイ12に
形成している保持穴21,21に、それぞれ回動可能に
嵌入させている。
を第1のトレイ11と第2のトレイ12に取り付けた状
態で、第2のトレイ12を第1のトレイ11に対して引
き出したり押し込んだりすると、その移動する第2のト
レイ12と共に移動し、その際に一端側の軸部17b,
17cが、第1のトレイ11の軸部保持溝19,19内
を移動する。
bを回動可能に支持する部分の構成を示す斜視図であ
る。第2のトレイ12は、その後端部(図8で右方)の
両側面に所定の突出量で円形の回動支点部12b,12
bをそれぞれ突設している。そして、その各回動支点部
12b,12bに対応させて第1のトレイ11側に、そ
の各回動支点部12bを第1のトレイ11の用紙載置面
11aに沿う矢示G方向に移動可能に保持するガイドレ
ール24,24(片側のみ図示している)をそれぞれ設
けている。
方)には円形部24aをそれぞれ形成し、第2のトレイ
12を第1のトレイ11から一杯に引き出したときに
(図示の位置)、第2のトレイ12側の各回動支点部1
2bが円形部24aに入り込んで、第2のトレイ12が
第1のトレイ11に対して回動可能になる。その第2の
トレイ12は、図9に示すトレイ位置決め機構20によ
り、前述した第1の位置と第2の位置(共に図2を参
照)の間の複数の回動位置で選択的に位置決めできるよ
うになっている。
レイ11の支持部11bに形成した複数の位置決め孔2
7と、第2のトレイ12側にその各位置決め孔27に対
応させて突設した位置決め突起25とからなる。そし
て、第2のトレイ12を第1のトレイ11から一杯に引
き出して回動支点部12bを円形部24aに嵌入させた
状態で、第2のトレイ12を第1のトレイ11に対して
回動させたときに、その回動角を変えていくと位置決め
突起25が嵌入する位置決め孔27が順次変わってい
く。
の嵌入、及びその位置決め孔27からの抜け出しを容易
にすると共に、各回動位置における節度感を得るため、
第2のトレイ12の位置決め突起25を形成している部
分の付近に切り込み26を形成すると共に、その第2の
トレイ12を樹脂で形成し、その位置決め突起25を形
成した部分(支持部分)に弾性を持たせている。
に示すように第1のトレイ11側の内面に複数の位置決
め孔37を形成した位置決め板(金属製)36を熱かし
めやインサートモールド等により一体に固定し、第2の
トレイ12側に有底穴38に圧縮コイルバネ39を挿入
すると共に、その先端側に鋼球31を配設し、その上に
鋼球31の飛び出し規制板32を第2のトレイ12に熱
かしめ等により取り付けるようにしてもよい。
動させると、鋼球31が圧縮コイルバネ39の付勢力に
より位置決め板36に押し付けられながら上記回動方向
に移動し、その鋼球31が複数の位置決め孔37に次々
と入り込んでいく。したがって、より確実な節度感が得
られると共に、摺動部における対摩耗性も向上する。
ズの短手(横)側の長さまでの用紙を使用するときは、
図4に示すように第2のトレイ12を第1のトレイ11
内に押し込んで収納状態にしておく。このようにして
も、コピー後に排出される用紙は排出方向の長さが短い
ので、それを第1のトレイ11の用紙載置面11aに載
置(フラット排紙)することができる。
(縦)側の長さまでの用紙を使用するときは、図11に
示すように第2のトレイ12を、約1/3〜1/2程度
だけ第1のトレイ11から引き出す。その引き出し時に
は、第2のトレイ12と共に中間ガイド17も引き出さ
れるが、その中間ガイド17は一端側の軸部17b,1
7cが第1のトレイ11の軸部保持溝19に沿って移動
するだけであり、ガイド面17aは第1のトレイ11の
用紙載置面11aから上に飛び出ることはない。
11で左端側)の僅かな部分を除く大部分が、第2のト
レイ12の用紙載置面12aからも上に飛び出ることが
ない。したがって、そのA4サイズ縦までの長さの用紙
を、第1のトレイ11の用紙載置面11aと第2のトレ
イ12の用紙載置面12aに跨がらせた状態で載置する
ことができる。さらに、搬送方向の長さがA3サイズの
長手(縦)側の長さまでの用紙を使用するときは、図2
に実線で示したように、第2のトレイ12を第1のトレ
イ11から移動限まで引き出す(第1の位置)。
レイ12側の回動支点部12bが第1のトレイ11側の
円形部24aに当接して、それ以上の引き出しが規制さ
れる。この第2のトレイ12を移動限まで引き出した状
態においても、図11で説明した場合と同様に、中間ガ
イド17は第1のトレイ11の用紙載置面11aから上
に飛び出ることがなく、第2のトレイ12の用紙載置面
12aからも先端側の僅かな部分を除く大部分が上に飛
び出ない。したがって、そのA3サイズ縦までの長さの
用紙を、第1のトレイ11の用紙載置面11aと第2の
トレイ12の用紙載置面12aに跨がらせた状態で確実
に載置することができる(フラット排紙)。
移動限まで一杯に引き出すと、図2に示したようにその
第2のトレイ12の先端は装置本体1の側面から大きく
突出するようになる。したがって、狭い場所でこのよう
な排紙トレイ7を使用する場合には、その第2のトレイ
12が邪魔になる。また、その装置本体1の排紙トレイ
7が設けられている側面側の空きスペース次第によって
は、このように第2のトレイ12を一杯に引き出して使
用することができない場合もある。
な狭い場所で使用する場合には、図2に実線で示した第
2のトレイ12を移動限まで一杯に引き出した位置で、
その第2のトレイ12を回動支点部12bを支点にして
仮想線で示す位置(第2の位置)まで回動させる。する
と、第2のトレイ12は、図示のように装置本体1の側
面からの突出量が、第1のトレイ11を第2のトレイ1
2内に収納したとき(図4参照)とほとんど同程度にな
る。そして、その第2のトレイ12の回動に伴って、中
間ガイド17が徐々にせり出して、第1のトレイ11の
用紙載置面11a及び第2のトレイ12の用紙載置面1
2aから上に飛び出す。
示す第2の位置まで回動させると、第1のトレイ11の
用紙載置面11aと第2のトレイ12の用紙載置面12
aとが、その2個(図1参照)の中間ガイド17により
湾曲面(凹曲面)でつながれる。この状態で、中間ガイ
ド17は、軸部17b,17cが形成されている第1の
トレイ11側のガイド面17aが、第1のトレイ11の
用紙載置面11aよりも低くなる。また、その中間ガイ
ド17の軸部17d,17eが形成されている第2のト
レイ12側のガイド面17aが、第2のトレイ12の用
紙載置面12aから用紙載置側に若干突出する。
1の用紙載置面11aに排出される用紙は、その先端が
中間ガイド17の軸部17b,17c側の端部に引っか
かることなしに中間ガイド17に案内されて、図3に示
したように先端側が立ち上がる姿勢で第1のトレイ11
と第2のトレイ12との間に湾曲状態になって排出され
る。そこで、その用紙を、装置本体1の上部から引き上
げて簡単に取り出すことができる。
したようにその用紙載置面12aの用紙排紙方向に直交
する矢示C方向の中間部に凹部16を所定の幅で形成し
ているので、用紙が2つの中間ガイド17,17間に跨
りながら排出されることによって矢示C方向の中央部が
下側に湾曲しても、その湾曲部は凹部16の部分を通過
するようになる。したがって、第2のトレイ12を第1
のトレイ11の用紙載置面11aに対して略直角になる
第2の位置に回動させても、第2のトレイ12の用紙載
置面12aに用紙の湾曲した部分が当接するようなこと
がないので、用紙をその先端部に折れや破れ等を発生さ
せずにスムーズに排紙させることができる。
たトレイ位置決め機構20により、前述した第1の位置
と第2の位置の間の複数の回動位置に任意に回動させる
ことができる。したがって、第2のトレイ12を必要に
応じて図12に示すように、途中の回動位置にすること
もできる。
12を第1のトレイ11に対して引き出すタイプのもの
を一例として示したが、その第2のトレイ12を引き出
さずに、単に第1のトレイ11に対して回動させるだけ
のものにしてもよい。このようにしても、排紙方向に長
い用紙(例えばA3サイズ)を、ユーザの要望に応じ
て、図2で説明した第1の位置と第2の位置で共に排紙
トレイに載置することができる。
紙ガイドリブ15の位置にさらに1個設けて、合計で3
個にしてもよい。そうすれば、用紙ガイドリブ15を廃
止することができる。さらに、中間ガイド17を図1の
矢示C方向に等間隔に多数本設け、その中間ガイド17
に対応させて第1のトレイ11と第2のトレイ12に図
1に示したような切欠き溝22a,23aを多数櫛歯状
に形成し、その各切欠き溝22a及び23a内に中間ガ
イド17をそれぞれ配設し、用紙を多数の中間ガイド1
7により第1のトレイ11から第2のトレイ12に、全
幅に亘って中間ガイド17でガイドしながら排出させる
ようにしてもよい。
性を有する材料で形成するようにしてもよい。そうすれ
ば、第2のトレイ12を第2の位置にした状態で用紙が
排出されると、その用紙の先端が中間ガイドのガイド面
に当接した際に、その衝撃を和らげることができるの
で、用紙先端をいたみにくくすることができる。
7′を板ばね等の弾性を有する材料で形成し、その一方
の端部17gを第2のトレイ12に固定し、他方の端部
側の軸部17b,17cを図1で説明した実施の形態と
同様に軸部保持溝19,19に移動可能に保持させるよ
うにしてもよい。そうすれば、第2のトレイ12が第1
のトレイ11に平行する図14に示す第1の位置では中
間ガイド17′が直線に近い状態になり、第2のトレイ
12が第1のトレイ11に対して略直角になる図13に
示した第2の位置で中間ガイド17′が大きく撓むこと
によりガイド面17a′が湾曲状態になる。したがっ
て、第1のトレイ11は、中間ガイド17′を収納する
部分の厚さを薄くすることが可能になる。
の発明による排紙トレイを複写機に適用した場合の一例
を示したが、この発明は複写機以外の用紙を処理する紙
処理装置であるプリンタ,ファクシミリ,スキャナ等に
ついても同様に適用することができる。
ば、排紙方向に長い用紙を排出する際には、用紙の全面
を略同一平面状の用紙載置面に載置させたり、排紙トレ
イを途中で折り曲げた状態でそこに用紙を湾曲させた状
態にして排出させたりすることができるので、省スペー
スにできながら排紙方向に長い用紙も確実にトレイで受
けることができる。
施形態例を示す外観斜視図である。
トレイの用紙載置面に対して略平行する位置と略直角に
なる位置とに回動させた状態を示す概略図である。
ある複写機を示す外観斜視図である。
た状態を示す概略図である。
を示す正面図である。
のトレイへの取付方法を説明するための斜視図である。
面図である。
可能に支持する部分の構成を示す斜視図である。
択的に位置決め可能にするトレイ位置決め機構を示す斜
視図である。
す斜視図である。
/2程度だけ第1のトレイから引き出した状態を示す概
略図である。
間に回動させた状態を示す概略図である。
形成してその一方の端部を第2のトレイに固定するよう
にした実施の形態を示す概略図である。
第1の位置にした状態を示す概略図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 装置本体から排出される用紙を用紙載置
面に載置可能な第1のトレイと、その第1のトレイに対
して回動可能な第2のトレイとを備え、その第2のトレ
イは用紙載置面が前記第1のトレイから用紙排紙方向に
延長された位置で、前記第1のトレイの用紙載置面に対
して略平行する第1の位置と、前記第1のトレイの用紙
載置面に対して略直角になる第2の位置とに回動可能で
あり、前記第1のトレイと第2のトレイとの間に、前記
第2のトレイが前記第1の位置にあるときには全体ある
いは該第2のトレイ側の一部を除く大部分が前記第1の
トレイと第2のトレイの各用紙載置面の下側になり、前
記第2の位置にあるときにはその第1のトレイと第2の
トレイの各用紙載置面から現出して該第1のトレイに排
出される用紙を前記第2のトレイに案内する位置になる
中間ガイドを設けたことを特徴とする紙処理装置の排紙
トレイ。 - 【請求項2】 前記第2のトレイが、前記第1のトレイ
内に収納及び前記第1の位置まで引き出しが可能であ
り、その第1の位置で回動されて前記第2の位置に移動
することを特徴とする請求項1記載の紙処理装置の排紙
トレイ。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の紙処理装置の排紙
トレイにおいて、前記第2のトレイを第1のトレイに対
して、前記第1の位置と第2の位置の間の複数の回動位
置で選択的に位置決めするトレイ位置決め機構を設けた
ことを特徴とする紙処理装置の排紙トレイ。 - 【請求項4】 前記中間ガイドが、用紙を前記第2のト
レイに案内するガイド面が凹曲面に形成されていること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の紙
処理装置の排紙トレイ。 - 【請求項5】 前記中間ガイドの前記第2のトレイ側の
先端部が、少なくとも前記第2の位置で前記第2のトレ
イの用紙載置面から用紙載置側に突出していることを特
徴とする請求項4記載の紙処理装置の排紙トレイ。 - 【請求項6】 前記第1のトレイの用紙載置面の用紙排
紙方向に直交する方向の中間部に、該第1のトレイ上に
排出される用紙の前記方向の中間部をその第1のトレイ
の用紙載置面から浮かせる用紙ガイドリブを設けたこと
を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の紙
処理装置の排紙トレイ。 - 【請求項7】 請求項6記載の紙処理装置の排紙トレイ
において、前記第2のトレイの用紙載置面の用紙排紙方
向に直交する方向の中間部に、前記用紙ガイドリブに対
応する凹部を形成したことを特徴とする紙処理装置の排
紙トレイ。
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JP3442558B2 JP3442558B2 (ja) | 2003-09-02 |
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1996
- 1996-01-19 JP JP00731396A patent/JP3442558B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3442558B2 (ja) | 2003-09-02 |
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