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JPH09193807A - ハンドカート - Google Patents

ハンドカート

Info

Publication number
JPH09193807A
JPH09193807A JP8008189A JP818996A JPH09193807A JP H09193807 A JPH09193807 A JP H09193807A JP 8008189 A JP8008189 A JP 8008189A JP 818996 A JP818996 A JP 818996A JP H09193807 A JPH09193807 A JP H09193807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cart
main body
base body
folded
cart main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8008189A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Kato
一樹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gifu Plastic Industry Co Ltd filed Critical Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP8008189A priority Critical patent/JPH09193807A/ja
Publication of JPH09193807A publication Critical patent/JPH09193807A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】全体の構造を二枚貝のようにすることによって
全体重量を軽量化することができて、外方へ飛び出すよ
うな大きな物は勿論、小さなものでも確実に載置するこ
とができて使用勝手が良く、しかも空の場合にはアタッ
シュケースのように小さくまとめることのできるハンド
カートを、非常に簡単な構成によって提供すること。 【解決手段】伸縮または折畳可能なハンドル50を有し
たカート本体10と、このカート本体10の下端縁に支
持されて車軸の両端に支持された車輪30を有する移動
手段と、カート本体10と略同じ大きさを有してその下
端縁の枢軸によりカート本体10に対して折畳可能とし
た台本体20とを有するハンドカート100であって、
カート本体10の両側面下部に各車輪30の上部を覆う
車輪カバー14を一体的に形成するとともに、カート本
体10の内側上部に保護枠40を折畳可能に設けたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動推進車両に関
し、特に走行車輪を支持するための単一軸をもつハンド
カートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハンドカートは、これに荷物を載せて歩
行する人が運べば、荷物の運搬を非常に楽に行うことが
できるため、近年の道路及び歩道等の整備とも相まっ
て、相当多種類のものが普及してきている。しかしなが
ら、このような便利なハンドカートではあっても、これ
を使用するためには使用場所まで運ばなければならない
ものであり、所謂「空」の状態ではできるだけコンパク
トなものであって欲しいものである。
【0003】このため、例えば特開平7−205816
号公報において、折り畳んだときも使用するときも携行
に適したものとすることができる「携行折り畳み容器」
が提案されてきている。この特開平7−205816号
公報に記載された「携行折り畳み容器」は、図11及び
上記公報の要約にも述べられているように、「四角形状
にした4面の外周壁1と底壁2を平坦状に折り畳み自在
とした容器本体3の上方に突出するハンドル4を設ける
と共に、前記容器本体3の底部にキャスター5を設けた
ものとしている。そして、4面の外周壁1のうち相対向
する2面の外周壁1の中央部を折り曲げ自在とし、この
外周壁1の外面が容器本体3の折り畳み状態において、
他の外周壁1の内側に収納されたものとしてもよい。ま
た、キャスター5は1枚の外周壁1の下端部に設けられ
たものとするのが好ましい。さらに、キャスター5はハ
ンドル4側の外周壁1の下端部には脚部14を下方に突
出形成したものとするのがより好ましい。」という構成
を有しているものであり、「折り畳んだ状態では、容器
としての使用状態においても携行に適しており、さらに
容器として使用する場合には底壁が汚れることなく、し
かもそのまま手押し車のように押して運搬できるものと
なった」という効果を有するものである。
【0004】しかしながら、この従来の折り畳み容器
は、文字通り容器であって、図11に示した程度の小さ
な容積のものしか運搬することができないだけでなく、
使用の仕方にある程度の限界があるものとなっている。
また、この折り畳み容器では、中央部を折り曲げ自在と
した二面の外周壁1と底壁2とを必要としていることか
ら、これらの外周壁1及び底壁2分の重量を言わば余分
に有することになって、これが「空」の状態であっても
手動推進するには大きな力が必要となる。
【0005】そこで、本発明者は、この種のハンドカー
トについてより一層の軽量化を図りながら、なおかつ使
用勝手のよいものとするにはどうしたらよいかについて
種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハンドカー
トについての上記実状に鑑みてなされたもので、その解
決しようとする課題は、ハンドカートのより一層の軽量
化と使用勝手の向上である。
【0007】すなわち、本発明の目的とするところは、
全体の構造を二枚貝のようにすることによって全体重量
を軽量化することができて、外方へ飛び出すような大き
な物は勿論、小さなものでも確実に載置することができ
て使用勝手が良く、しかも空の場合にはアタッシュケー
スのように小さくまとめることのできるハンドカート
を、非常に簡単な構成によって提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、以下の実施の形態を説明
する項において使用する符号を付して説明すると、「伸
縮または折畳可能なハンドル50を有したカート本体1
0と、このカート本体10の下端縁に支持されて車軸3
1の両端に支持された車輪30を有する移動手段と、カ
ート本体10と略同じ大きさを有してその下端縁の枢軸
12によりカート本体10に対して折畳可能とした台本
体20とを有するハンドカート100であって、カート
本体10の両側面下部に各車輪30の上部を覆う車輪カ
バー14を一体的に形成するとともに、カート本体10
の内側上部に保護枠40を折畳可能に設けたことを特徴
とするハンドカート100」である。
【0009】すなわち、本発明に係るハンドカート10
0は、カート本体10と台本体20とを、その各下端縁
に設けた枢軸12によって丁度二枚貝のように開閉自在
にしたものであり、カート本体10に台本体20を折畳
めば、図1の(イ)に示すように、丁度アタッシュケー
スのように持ち運べる形状のものとなるものである。勿
論、この図1の(イ)の状態では、カート本体10に設
けてあるハンドル50は、収納(伸縮自在の場合)また
は折畳(折畳自在の場合)されて、その上端部が把手の
ようになるものである。なお、このハンドカート100
は、その下端縁に車輪30を有していて、これが車輪カ
バー14の下方から露出しているものであるため、ハン
ドル50を引き出すか展開させれば、その全体を軽く引
き運ぶことができるものである。
【0010】このハンドカート100は、図1の(ロ)
に示すように、開放レバー24を操作することにより、
台本体20をカート本体10から展開させることができ
るのであり、この台本体20上に、例えば図2の(ロ)
に示したように大きな荷物を積み込むことができるもの
である。また、カート本体10から保護枠40を展開さ
せれば、図2の(イ)に示したように、比較的小さな荷
物をこの保護枠40によって囲んだ状態で台本体20上
に搭載することができるのである。なお、以下の実施形
態のハンドカート100においては、この保護枠40に
収納網60の開口部が連結してあって、保護枠40の展
開と同時にこの収納網60の開口部も上方に開口したも
のとなるから、小さな物をこの収納網60内に入れるこ
とにより転がり落ちないようにしている。
【0011】この台本体20をカート本体10に対して
展開した場合においては、図3及び図4に示すように、
台本体20は連結リンク23によってカート本体10側
に連結されているため、その上に荷物を載置した場合
も、またハンドル50を持ってカート本体10を傾斜さ
せた場合も、台本体20のカート本体10に対する展開
角度は図3及び図4に示したものに維持される。なお、
展開した保護枠40については、一端をカート本体10
側に連結した各枠受け41の他端を、図8の(ロ)及び
(ハ)に示したように、展開されている保護枠40の係
合部42に係合させることにより、展開した保護枠40
は、図3及び図4に示したように、その展開状態が維持
されるものである。
【0012】さて、各車輪30は、図1〜図3に示した
ように、その上方をカート本体10と一体的な車輪カバ
ー14によって覆われているから、このハンドカート1
00を車輪30を利用して運搬するに際して、台本体2
0上の物が各車輪30に巻き込まれることはない。ま
た、車輪30が水に濡れた場所や、ぬかるんだ所を転動
したとしても、汚水等は車輪カバー14によって遮閉さ
れるから、台本体20上やカート本体10に対して跳ね
ることがなく、ハンドカート100や荷物、あるいは運
搬している人が汚れることはない。また、この車輪30
のための車輪カバー14は、図9及び図10に示したよ
うに、カート本体10に対する台本体20の動きとは全
く無関係であるから、台本体20のカート本体10に対
する開閉は円滑に行うことができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るハンドカート
100を、図面に示した実施の形態に従って説明する
と、図1には本発明に係るハンドカート100につい
て、台本体20をカート本体10に対して折り畳むとと
もに、ハンドル50を縮めた状態の斜視図が示してあ
る。このハンドカート100は、図1に示したように、
ハンドル50の上端を把手として持ち運ぶことができる
ことは勿論、ハンドル50を図2に示したように引き伸
ばして、車輪30を地面につけて引き運ぶこともできる
ものである。
【0014】カート本体10は、図3及び図4に示すよ
うに、略箱形状のものに合成樹脂により一体成形したも
ので、後述する保護枠40や、これに取付けられる収納
網60を収納することができるとともに、台本体20側
の嵌合枠部21を収納できるものとしてある。また、こ
のカート本体10には、折畳または伸縮自在なハンドル
50が取付けられるものであるため、当該カート本体1
0と一体的、または別体であってネジ等によってカート
本体10側に取付けられる上下2本の互いに平行なハン
ドル収納部15が設けてあり、これらのハンドル収納部
15の間には、図1の(イ)及び図3に示したように、
ひも70を収納しておくためのひも収納部16が形成し
てある。
【0015】なお、ひも70は、本発明を構成するもの
として必須のものではないが、このひも70があれば、
例えば図2の(ロ)に示したように、台本体20上から
大きくはみ出す荷物等を運搬するに際して使用すること
によって、荷物の安定化を図ることができるものである
ことは言うまでもない。このひも70を邪魔にならない
ように収納しておくには、前述した二つのハンドル収納
部15間のひも収納部16が最も適しているものであ
る。
【0016】このようなひも70を収納しているカート
本体10には台本体20を開閉自在に連結しなければな
らないから、このカート本体10の下端縁には、図4〜
図7に示すように、左右に分割した枢軸部11が一体的
に形成してある。これらの各枢軸部11に対しては、特
に図6に示したように、台本体20側の各枢着部22に
も共通して挿通・固定される枢軸12が挿通されるもの
であり、これらの枢軸12によって当該カート本体10
に対する後述の台本体20の枢着がなされるものであ
る。
【0017】そして、このカート本体10の下端縁に
は、一対の車輪30と、これを両端に支持した車軸31
とからなる移動手段が設けられるのであるが、この移動
手段を構成する車軸31を支持するものがカート本体1
0の下端に一体的に形成した車軸受13なのである。な
お、一対の車輪30は、車軸31の両端に一体的(固定
的)に設けられることもあるし、車軸31の両端に対し
て回転自在とされることもある。
【0018】各車軸受13は、ハンドカート100を各
枢軸12とは異なった位置で支持するものであり、図5
に示したように、カート本体10の下面から下方に突出
するものであって、その車軸31を支持するための穴
は、図7に示したように、各枢軸12より下方に位置す
ることになるものである。これらの車軸受13の外側に
位置する部分には、車輪30を囲むための車輪カバー1
4がカート本体10の下端面に対して一体的に形成して
ある。
【0019】各車輪カバー14は、図3〜図7に示した
ように、車軸31の両端に支持された各車輪30の外側
面と下方部分とを露出させるものであり、略丸蓋のよう
な形状のものに形成してある。なお、この車輪カバー1
4の外面に台本体20の一部が摺接することになるので
あるが、この摺接を隙間が生じないようにしたい場合に
は、円型の各車輪カバー14の中心を各枢軸12の中心
となるように形成すればよい。勿論、図9及び図10の
実施形態に示したように、車軸31の中央部を開けてそ
の間に枢軸12を配置するようにし、かつ枢軸12及び
車軸31の中心を一致させた場合には、各車輪カバー1
4は車軸31を中心とする円型のものにすればよい。
【0020】以上のようなカート本体10に対して開閉
される台本体20は、上記カート本体10と同様に、合
成樹脂を材料として一体成形されるものであるが、図3
にも示したように、箱の蓋のようなカート本体10の内
側に嵌合される嵌合枠部21をその内面に一体的に有し
たものである。この嵌合枠部21は、当該台本体20を
カート本体10に対して図1に示したように嵌合して閉
じたとき、カート本体10に対する一体化を確実にする
ためのものである。また、この実施形態のハンドカート
100では、カート本体10に対して台本体20を閉じ
ることにより、ある程度の収納空間を形成するもの、す
なわちアタッシュケースのようにしても使用できるもの
であるから、上記の嵌合枠部21はその場合の密閉部材
ともなるものである。
【0021】この台本体20は、カート本体10に対し
て枢着されるものであるから、その下端縁には、図6に
示したように、各枢軸12を挿通・固定するための枢着
部22が一体的に形成してある。勿論、これら各枢着部
22は、嵌合枠部21の外側に位置するものである。な
お、この台本体20を開放したときの位置を維持するた
めに、各枢着部22の外側(図6では図示右方部分)に
突出する係止部を一体的に延出形成しておき、この係止
部がカート本体10の下端面に当接するようにして実施
してもよいものである。そのようにした場合には、次に
述べる連結リンク23は必ずしも必要なものとはならな
い。
【0022】本実施形態のハンドカート100では、そ
の台本体20を開放したときに、その開放位置を確実に
保持するために、台本体20の嵌合枠部21とカート本
体10との間を左右一対の連結リンク23によって連結
するようにしている。各連結リンク23は、図3に示し
たように、二つ折り可能に形成したものであり、その各
端部は嵌合枠部21及びカート本体10側に回動自在に
連結してある。これにより、開放時の台本体20は、伸
び切った各連結リンク23によりカート本体10に対し
てしっかりと保持されることになり、台本体20上に荷
物を載せても、例えば図2の(イ)や(ロ)に示した状
態を確実に維持することになるものである。勿論、この
台本体20を閉じる際には、各連結リンク23の中央を
下方へ押し下げてこれらを折り込みながら台本体20を
カート本体10側に寄せるようにすればよいものであ
る。
【0023】なお、本実施形態の台本体20において
は、各枢着部22とは反対側の縁部に開放レバー24が
形成してあり、この開放レバー24の内端はカート本体
10側に係合するようにしてある。すなわち、台本体2
0をカート本体10に対して閉じれば、開放レバー24
の内端がカート本体10側に自動的に係合して両者間が
不用意に開かないようにしてあり、この状態から開放レ
バー24を押圧すれば、今度はその係合が解かれて台本
体20の開放が行えるようにしてある。また、この台本
体20の外側面には、例えば図1に示したように、左右
一対の支持脚25が引き起し・収納可能に設けてある。
これら各支持脚25は、これを引き起すことにより、当
該ハンドカート100を図2に示したように使用する場
合の安定具としての役目を果たすものである。
【0024】また、この台本体20は、その開放したと
きの上面に荷物を載置するものであるから、所定の剛性
を有していなければならないものであるが、この剛性は
前述した嵌合枠部21により十分確保されている。しか
しながら、本実施形態の台本体20では、図1の(イ)
にて示したように、この台本体20そのものに凹凸を形
成したり、あるいは図1の(ロ)に示したように、内側
面に補強リブ26を積極的に形成したりすることによ
り、その剛性をより一層十分なものとしている。
【0025】さらに、本実施形態のハンドカート100
においては、例えば図2の(イ)に示したように、長尺
な荷物を立てて収納した場合に、その運搬時の保護を行
うための保護枠40を設けるようにしている。この保護
枠40は、カート本体10の開口縁内であって、台本体
20側の嵌合枠部21の幅より奥に位置する部分に収納
されるものであり、その各両端をカート本体10側の保
護枠枢着部17によって回動自在に支持されているもの
である。
【0026】一方、以上の各保護枠枢着部17の下側に
位置するカート本体10の開口縁には、図3にも示した
ように、左右一対の枠受け41がそれぞれ回動自在に軸
支してある。これら各枠受け41は、引き起した保護枠
40を支持するものであり、その先端には、図8に示す
ように、係合部42がそれぞれ設けてある。これら各係
合部42は、引き起こされた保護枠40の下面に、図8
の(イ)に示したように形成してある係合穴に係合され
るものであり、図8の(ロ)から(ハ)に示した操作を
行うことにより、保護枠40の支持を行うようにするも
のである。
【0027】このような保護枠40に対しては、これの
みでは荷物の保持を十分行えない場合があることを想定
して、図1の(ロ)及び図2の(イ)に示したように、
袋状になった収納網60の上方開口縁が連結される。す
なわち、この実施形態のハンドカート100では、保護
枠40を図3に示したように開放すると、収納網60の
開口部が図2の(イ)に示したように自動的に開放され
るようにしてあるのである。勿論、保護枠40をカート
本体10側に折り畳めば、収納網60も図1の(ロ)に
示したように、カート本体10側に自動的に収納される
ことになるものである。
【0028】図9及び図10には、ハンドカート100
と台本体20とを枢支している枢軸12と、車輪30を
両端に支持している車軸31との軸心を一致させた場合
の例が示してある。この場合には、図示はしていない
が、各車輪30をそれぞれ支持している短い二本の車軸
31間に、ハンドカート100と台本体20との枢支を
行っている各枢軸12を配置するようにして、各枢軸1
2と車軸31の軸心を一致させるようにしているのであ
るが、車輪カバー14そのものは、例えば車軸31を中
心とする円形のものとしてある。これにより、台本体2
0をカート本体10に対して開閉するに際しては、図9
及び図10の各(イ)に示したように、台本体20側と
車輪カバー14との間にはいずれの場合も、またその途
中においても、荷物の一部を挟み込むような隙間は形成
されない。また、図3に示した実施形態に比較すれば、
図9の(イ)に示したように、台本体20とカート本体
10との厚さを同じものにすることができるから、ハン
ドカート100全体のデザインを安定的なものとするこ
とができるだけでなく、荷物が載置されるべき台本体2
0側の剛性を十分なものとすることがより一層簡単に行
えるものである。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明においては、
上記実施形態において例示した如く、「伸縮または折畳
可能なハンドル50を有したカート本体10と、このカ
ート本体10の下端縁に支持されて車軸31の両端に支
持された車輪30を有する移動手段と、カート本体10
と略同じ大きさを有してその下端縁の枢軸12によりカ
ート本体10に対して折畳可能とした台本体20とを有
するハンドカート100であって、カート本体10の両
側面下部に各車輪30の上部を覆う車輪カバー14を一
体的に形成するとともに、カート本体10の内側上部に
保護枠40を折畳可能に設けたこと」にその構成上の特
徴があり、これにより、全体の構造を二枚貝のようにす
ることによって全体重量を軽量化することができて、外
方へ飛び出すような大きな物は勿論、小さなものでも確
実に載置することができて使用勝手が良く、しかも空の
場合にはアタッシュケースのように小さくまとめること
のできるハンドカートを、非常に簡単な構成によって提
供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンドカートを示すもので、
(イ)は台本体をカート本体に対して嵌合したときの状
態を示す斜視図であり、(ロ)は台本体を開放したとき
の状態を示す斜視図である。
【図2】同ハンドカートを使用している場合のハンドカ
ートを示すもので、(イ)は開放した台本体の上方にて
保護枠及び収納網を開放したときの斜視図、(ロ)は開
放した台本体上に荷物を載置してこれをひもにより固定
したときの斜視図である。
【図3】台本体及び保護枠をカート本体に対して開放し
たときのハンドカートの部分斜視図である。
【図4】図3の状態を左側からみたときの側面図であ
る。
【図5】図1に示した状態のハンドカートを示すもの
で、右側に背面図を同時に示した拡大正面図である。
【図6】当該ハンドカートにおけるカート本体と台本体
との枢着の一例を示す部分破断分解斜視図である。
【図7】図6に示したものを組立てたときの枢軸、車輪
カバー及び車軸の位置関係を示す部分拡大断面図であ
る。
【図8】実施形態のハンドカートにおいて採用されてい
る保護枠の連結方法を示す部分斜視図及び部分拡大断面
図である。
【図9】カート本体と台本体とを枢支する枢軸と車輪の
車軸とを同心的にした場合のハンドカートの実施形態を
示すもので、(イ)は台本体をカート本体に対して閉じ
たときの部分側面図、(ロ)は同部分斜視図である。
【図10】図9に示したものにおいて台本体を開放した
ときの様子を示すもので、(イ)は部分側面図、(ロ)
は同部分斜視図である。
【図11】従来の携行折り畳み容器を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
100 ハンドカート 10 カート本体 11 枢軸部 12 枢軸 13 車軸受 14 車輪カバー 15 ハンドル収納部 20 台本体 21 嵌合枠部 22 枢着部 23 連結リンク 24 開放レバー 25 支持脚 26 補強リブ 30 車輪 31 車軸 40 保護枠 41 枠受け 42 係合部 50 ハンドル 60 収納網 70 ひも

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮または折畳可能なハンドルを有したカ
    ート本体と、このカート本体の下端縁に支持されて車軸
    の両端に支持された車輪を有する移動手段と、前記カー
    ト本体と略同じ大きさを有してその下端縁の枢軸により
    前記カート本体に対して折畳可能とした台本体とを有す
    るハンドカートであって、 前記カート本体の両側面下部に前記各車輪の上部を覆う
    車輪カバーを一体的に形成するとともに、前記カート本
    体の内側上部に保護枠を折畳可能に設けたことを特徴と
    するハンドカート。
JP8008189A 1996-01-22 1996-01-22 ハンドカート Pending JPH09193807A (ja)

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JP8008189A JPH09193807A (ja) 1996-01-22 1996-01-22 ハンドカート

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8008189A JPH09193807A (ja) 1996-01-22 1996-01-22 ハンドカート

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ID=11686356

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JP (1) JPH09193807A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006109926A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Og Giken Co Ltd スタンディングテーブル
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