JPH09188349A - 吐出容器 - Google Patents
吐出容器Info
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- JPH09188349A JPH09188349A JP7348775A JP34877595A JPH09188349A JP H09188349 A JPH09188349 A JP H09188349A JP 7348775 A JP7348775 A JP 7348775A JP 34877595 A JP34877595 A JP 34877595A JP H09188349 A JPH09188349 A JP H09188349A
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- JP
- Japan
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- liquid
- discharge port
- fixed
- thin plate
- plate member
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
人間にとっては悪影響をおよぼすような物質が混入して
いる。このような物質が液体に混入すると好ましくな
い。 【解決手段】 液体貯溜室の液体を吐出口部から吐出さ
せる吐出容器にあって、吐出口部に、常時は遮蔽してい
るが、その弾性部材の液圧による拡開部を吐出口部とし
たことを第1の要旨とし、吐出口部に、弾性を有する薄
板状部材をその薄板状部材が囲繞されるよう固定すると
ともに、その薄板状部材の非固定部側を吐出口部とした
ことを第2の要旨とし、吐出口部に、1部を非固定部と
したフィルム状部材を固定し、そのフイルム状部材の非
固定部を吐出口部としたことを第3の要旨とし、吐出口
部に、弾性部材をその弾性部材が囲繞されるよう固定す
るとともに、その弾性部材に常時は遮蔽する液体流通路
を形成し、その液体流通路の先端部を吐出口部としたこ
とを第4の要旨とする吐出容器。
Description
ドクリ−ム、ファンデ−ション、洗髪用シャンプ−、リ
ンス、液状の歯磨粉、マヨネ−ズ、ケチャップ、糊、絵
の具などの液体の吐出容器に関する。
せる吐出容器の1例として、図36に示すようなものが
ある。押圧変形可能な柔らかい容器本体101は、液体
が蓄えられる液体貯溜室102となっている。その容器
本体101の上部には、吐出口部103が形成されてい
て、その吐出口部103の外周には、螺子部104が形
成されている。そして、その螺子部104には、液体の
乾燥や不使用時における液体の漏れを防止するキャップ
105が着脱自在に螺合している。使用の際には、キャ
ップ105を容器本体101よりはずし、次いで、その
容器本体101を適宜量押圧し、液体貯溜室102の液
体を吐出口部103より吐出させる。
術にあっては、使用後にキャップ105を付け忘れてし
まうことがある。また、頻繁に使用するときなどは、つ
いつい、キャップをすることが面倒になり、キャップ1
05を長時間付けない場合がある。このようなとき、吐
出口部103に存在する液体の表面は、空気に触れ続け
ていることになる。そして、空気が液体に触れることに
より液体を乾燥させてしまっている。
ちりなど、人間にとっては悪影響をおよぼすような物質
が混入している。このようなバイ菌などの物質が液体に
混入すると、非衛生的な液体となってしてしまうことは
云うまでもない。時には、かびや変色などが発生し、非
常に非衛生的な液体となってしまう。このような非衛生
的な液体が、特に、化粧料や食用である場合には非常に
好ましくない。
解決するためになされたものであり、液体貯溜室の液体
を吐出口部から吐出させる吐出容器にあって、前記吐出
口部に、常時は、遮蔽しているが液体の圧力によって拡
開する弾性部材を配置し、その弾性部材の液圧による拡
開部を吐出口部としたことを第1の要旨とし、液体貯溜
室の液体を吐出口部から吐出させる吐出容器にあって、
前記吐出口部に、弾性を有する薄板状部材をその薄板状
部材が囲繞されるよう固定するとともに、その薄板状部
材の非固定部側を吐出口部としたことを第2の要旨と
し、液体貯溜室の液体を吐出口部から吐出させる吐出容
器にあって、前記吐出口部に、1部を非固定部としたフ
ィルム状部材を固定し、そのフイルム状部材の非固定部
を吐出口部としたことを第3の要旨とし、液体貯溜室の
液体を吐出口部から吐出させる吐出容器にあって、前記
吐出口部に、弾性部材をその弾性部材が囲繞されるよう
固定するとともに、その弾性部材に常時は遮蔽する液体
流通路を形成し、その液体流通路の先端部を吐出口部と
したことを第4の要旨とする。
体1は内部に液室(液体貯溜室)2を形成する軟質の袋
体3を収容している。直接、容器本体1の内部を液室2
としてもよいが、軟質の袋体3の使用は、収容する液の
消費に応じて収縮し、外気の混入を防止できる上で容易
な手段である。この軟質の袋体3は、容器本体1の開口
部に取り付けた口部材4の下側周壁面にヒ−トシ−ルな
どにより液漏れしないよう取り付けられている。口部材
4は内側にピストン5を有している。図示のピストン5
は、適度の弾力性を発揮させるとともに大きな口径を確
保するために別体のピストン体6を固着したものとなっ
ているが一体成形品であってもよい。また、ピストン5
には図面上方に開放できる弁7が取り付けられている。
弁7は、液室2と連通する内孔8からの液の出口となる
ものである。
たシリンダ−10がこのピストン5に対して液密摺動可
能に取り付けられている。ピストン体6の外周壁に唯一
設けた弾性環状部11がこのシリンダ−10の内孔12
の内周壁に対する密閉摺接部となっている。また、シリ
ンダ−10には、弁7同様、図面上方に開放できる弁1
3が取り付けられている。弁13は、弁7から内孔12
に出てきた液の出口となるものである。
4が取り付けられている。図示のノズル体14は、弁1
3から出てきた液体の流通路を有するノズル部材15
と、このノズル部材15に別体あるいは一体的に成形さ
れた頭冠16と、ノズル部材15の液体流通路17の中
間に固定された薄板状部材18とよりなっている。ここ
で、薄板状部材18は、常時は液体流通路17を遮蔽し
た状態であり、また、後方部で固定されているもので
あ。つまり、使用時に、薄板状部材18が弾性変形し、
液体流通路17の先端近傍が吐出口部19となる。ま
た、前記頭冠16の下面には、薄板状部材18が弾性変
形するための逃げ空間部20が形成されている。なお、
前記薄板状部材18は、できる限りノズル部材15の液
体流通路端部の吐出口21の近傍まで位置しているが、
吐出口21からは露出しないよう配置されている。薄板
状部材18の成形による寸法上のばらつきを考慮したも
のであり、薄板状部材18に直接、指などが触れないよ
うにするための配慮である。
0が形成されているものの、薄板状部材20の過剰なる
湾曲を防止するために規制突起22が形成されている
が、図5に示すように液体流通路17の側壁部の上方に
規制突起23を形成し、薄板状部材20を固定後、内側
方向に折り曲げてもよい。この薄板状部材20の過剰な
る湾曲防止は、薄板状部材の塑性変形を防止し経時的な
復元を保証するためであり、また、使用時における液体
の過剰吐出も防止するためのものである。
挙げて説明する。薄板状部材は、ステンレスや炭素鋼、
銅合金(リン青銅)などの金属材質、や、これらの金属
材質の表面にポリアミドや塩ビニル、ポリエチレン、ポ
リウレタンなどの樹脂のコ−ティングを施したもの、あ
るいは、POMやABS、PP、PET、PEなどの樹
脂成形品が挙げられる。要は、液体の種類によって適宜
選択すれば良いのである。なお、金属材質に樹脂のコ−
ティングを施すことにより、密着性(密閉性)、耐食性
を向上させることができる。
する。図1並びに図1の拡大図である図2、図6、図9
に示したように、薄板状部材20の後方を湾曲形成せし
め、その後方部24をノズル部材15に形成した固定縦
溝25に圧入しても良く、また、図7、図8に示すよう
に単に平板状の薄板状部材26や多少湾曲させた薄板状
部材26を固定横溝25(図10参照)に圧入しても良
い。さらに、図11に示すようにノズル部材15に突起
27を形成するとともに、薄板状部材28の後方に固定
孔29を形成し、その固定孔29を前記突起27に嵌合
させた後、その突起27を熱溶融させ固定しても良く
(図12参照)種々の方法が考えられる。なお、前記図
6における薄板状部材20の符号30は、固定縦溝25
からの薄板状部材20の抜けを防止する返し突起であ
り、固定力が十分な場合には必ずしも必要なものではな
い。
を押圧すれば、シリンダ−10が弾撥体9の弾撥力に抗
して図面下方に摺動し、このとき、弁13が開放してシ
リンダ−10の内孔12内からノズル部材15の液体流
通路に出た液体により内圧が高くなって薄板状部材20
が変形して吐出口部19が拡開し液体流通路が形成さ
れ、やがては、ノズル体16に形成されている吐出口2
1から液体が吐出される。また、頭冠16の押圧を解除
すれば、薄板状部材20が復帰し、再び液体流通路を遮
蔽するとともに、弾撥体9の弾撥力によってシリンダ−
10が図面上方に摺動(復帰)し、このとき、弁7が開
放してピストン5の内孔8からシリンダ−10の内孔1
2へ液体が出て、次の使用準備がなされることになる。
13の形成位置や形状は必ずしも図示したものに一致さ
せなくてもよい。図13に示す例は、ボ−ルタイプの弁
機構を使用したものであり、容器本体1に固定されてい
る口部材4には、軟質の袋体3が前例と同様に取り付け
られている。また、口部材4には、ボ−ル弁31を有す
るシリンダ−32が固定されており、そのシリンダ−3
2には、筒部33が形成されたピストン体34がコイル
スプリングなどの弾撥部材35によって付勢された状態
で摺動自在に配置されている。そのピストン体34の頂
部には、前例と同様なノズル部材36(本例において
は、ノズル部材に頭冠が一体的に形成されている)が取
り付けられている。勿論、液体流通路37には、薄板状
部材18が固定されている。
材36を押圧すれば、ピストン体34が弾撥体35の弾
撥力に抗して図面下方に摺動し、このとき、ボ−ル弁3
1が閉鎖せしめられ、シリンダ−32内の液体が圧縮さ
れ、薄板状部材20が変形して液体流通路を形成し吐出
口38から液体が吐出される。また、ノズル部材36の
押圧を解除すれば、弾撥体35の弾撥力によってピスト
ン体34が図面上方に摺動(復帰)し、このとき、ボ−
ル弁31が開放(ボ−ルが上昇)して、液室2内の液体
をシリンダ−32内に移動させる。なお、この時、前記
液体流通路は、薄板状部材20によって遮蔽されている
ため、この液体流通路から液室内に空気などが侵入する
恐れがない。
などで押圧せしめ吐出口40より液体を吐出させる例で
ある。図中点線部は、容器本体を押圧した状態や、液体
が減少したときの状態を示すものである。容器本体39
は、直接その容器が液室となっており、シリコ−ンゴム
やSBR、NBR、ブチルゴム、エラストマ−、ポリエ
チレンなどの比較的柔らかい材質のものから形成されて
いる。容器本体26の上部には、縮径部27が形成され
ており、前例と同様なノズル部材28が螺合されている
が、凹凸嵌合や接着などの固定手段であってもよい。前
記2例に比べ、一定量の液体の吐出はできないものの、
使用者が各々の好みに応じて吐出量を可変することがで
きるとともに、一定量吐出のための弁機構が省略でき安
価に製作することができるという利点を有する。
タイプの容器における変形例であり、口部材4の内側
で、ノズル部材15の周縁下端部の下方にスペ−サ−4
1を介在させたものである。このスペ−サ−41の厚み
を変えることにより、容易に、しかも、安価に液体の吐
出量を調節することができる。なお、スペ−サ−41の
周縁部には、等間隔にリブ42が形成されており、この
リブ42によって前記ノズル部材15の内周縁に多少変
形した状態で圧入されている(図17参照)。
部材15と薄板状部材20との接触面に揮発性の少ない
液状密閉剤43を介在させた例である。製造者から消費
者に渡るまでの液体貯溜室への空気の侵入を防止したの
である。つまり、ノズル部材15と薄板状部材20の加
工精度がよくても多少の隙間が生じてしまう。この隙間
をなくすために液状密閉剤43を介在させたのである。
なお、消費者に渡った後は、液体がノズル部材15と薄
板状部材20に介在することになるから、その液体によ
って空気の侵入が防止される。図20は、液状密閉剤4
3の変形例であり、ノズル部材15と薄板状部材20と
の間に粘着テ−プ44を介在させたものである。この粘
着テ−プ44により、液体貯溜室への空気の侵入は防止
される。使用時には、粘着テ−プ44の端部45を引っ
張れば、ノズル部材15より剥がれ、液体が吐出可能と
なる。
22(図21の要部拡大図)に示す例は、薄板状部材2
0の上方への液溜りを極力少なくするために頭冠16の
下面に複数の突起46を形成するとともに、ノズル部材
15と頭冠16との密閉度を高めるためにノズル部材1
5に鋭利部47を形成し、その鋭利部47を若干潰しな
がら前記頭冠16に喰い込ませたものである。前記の薄
板状部材20上方への液溜りを極力少なくするための手
段としては、図23に示すような例もある。頭冠16と
薄板状部材20との間にスポンジや発泡ウレタンなどの
弾性部材48を介在させた例である。
する。前記第1例と同様な構成は、その説明を省略す
る。前記第1例の薄板状部材に変え、フィルム状部材4
9を吐出口部に固定したものである。前記フィルム状部
材の具体例としては、PETやポリエチレン、ポリ塩化
ビニル、ナイロンなど単層構造から成形してもよいが、
PETの下面にポリエチレンを貼着したものやPETの
下面にポリプロピレンを貼着したものなど2層構造とし
ても良い。また、アルミ箔の上面にPETを貼着すると
ともに下面にポリエチレンを貼着したものやアルミ箔の
上面にPETを貼着するとともに下面にポリプロピレン
を貼着したものなど3層構造のものであっても良い。さ
らには、塩化ビニリデンでコ−トしたPETの下面にポ
リエチレンを貼着したものや塩化ビニリデンでコ−トし
たPETの下面にポリプロピレンを貼着したもの、酸化
ケイ素でコ−トしたPETの下面にポリエチレンを貼着
したもの、酸化ケイ素でコ−トしたPETの下面にポリ
プロピレンを貼着したもの、PETの下面にホットメル
ト系の樹脂をコ−トしたものなどであっても良い。要
は、液体の種類によって適宜選択すれば良いのである。
5への固定方法について説明する。簡単な方法として
は、接着剤などによる固定が挙げられる。しかし、液体
の種類によっては、接着剤と液体とが融合してしまう場
合があるので、フィルム状部材20をノズル部材16の
固定面50に載置した状態での加熱や超音波などによる
熱溶着が好ましい。なお、液体を吐出させる吐出口部5
1は溶着(固定)しないものである。図25におけるハ
ッチング部分52は、熱溶着部分(固定部分)を示すも
のである。また、熱溶着による固定の確実性を高めるた
めに、フィルム状部材の溶着面を固定されるノズル部材
の材質と同一にしても良い。なお、2層、3層と云った
多層構造をとる場合には、熱溶融の低い材質のものを下
面に位置させた方が好ましい。
押圧すれば、前記第1例と同様に、シリンダ−10が弾
撥体9の弾撥力に抗して図面下方に摺動し、このとき、
弁13が開放してシリンダ−10の内孔12内からノズ
ル部材15の液体流通路に出た液体により内圧が高くな
ってフィルム状部材49が変形して吐出口部51が拡開
し液体流通路が形成され、やがては、ノズル体16に形
成されている吐出口53から液体が吐出される。また、
頭冠16の押圧を解除すれば、フィルム状部材49が復
帰し、再び液体流通路を遮蔽するとともに、弾撥体9の
弾撥力によってシリンダ−10が図面上方に摺動(復
帰)し、このとき、弁7が開放してピストン5の内孔8
からシリンダ−10の内孔12へ液体が出て、次の使用
準備がなされることになる。
例であり、組立の容易性を図ったものである。予め、フ
ィルム状部材49を断面がコ型のゴム状弾性体54に貼
付ておき、そのゴム状弾性体54を前記頭冠16とノズ
ル部材15との間に圧接するように介在させたものであ
る。前例のように、狭い部分への溶着作業が無くなり、
組立性が向上する。前記ゴム状弾性体54の凹部55
は、液体吐出によるフィルム状部材49の膨れ上がりが
逃げるための空間部である。なお、前記フィルム状部材
49が貼付られたゴム状弾性体54を安価に製作するた
めに、予め、長い状態で製作し、後に、切断してもよい
(図29参照)。適宜の長さに切断することができるの
で、用途に応じて多種の容器にも対応できるものであ
る。
する。前記第1例と同様な構成は、その説明を省略す
る。前記第1例の薄板状部材に変え、チュ−ブ部材を使
用し、そのチュ−ブ状部材の先端部を吐出口部としたも
のである。チュ−ブ状部材56は、前記頭冠16とノズ
ル部材16との間に配置されており、その一端がノズル
体14の吐出口21の表面近傍に位置しており、吐出口
部57ともなっている。また、チュ−ブ状部材56の他
端部は、弁13の上方で固定されている。また、前記ノ
ズル部材15の上方には、チュ−ブ部材56を常時潰し
た状態にしておくための押さえ部58が形成されている
が、その押さえ部58には、チュ−ブ部材56が弾性変
形するための逃げ空間部59も形成されている。なお、
前記チュ−ブ部材56は、できる限りノズル体14の表
面端部の近傍まで位置しているが、表面18からは露出
しないよう配置されている。チュ−ブ部材56の切断形
成や射出成形によるばらつきを考慮したものであり、チ
ュ−ブ部材56の前端面に直接、指などが触れないよう
にするための配慮である。
か挙げて説明する。チュ−ブ部材は、シリコ−ンゴム、
ニトリルゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム、天然ゴム、
クロロプレンゴム、ブチルゴム、ネオプレンゴムなどが
挙げられる。次に、チュ−ブ部材の固定方法について詳
述する。図29並びに図29の拡大図である図30に示
したように、チュ−ブ部材56の一端部はノズル部材1
5に形成された固定用の縦孔60に圧入されている。勿
論、その縦孔60は、前記弁体13からの液体の流通が
なされる位置に形成されている。一方、チュ−ブ部材5
6の他端部近傍は、前述したようにノズル部材15に形
成された押さえ部58によって弾性変形可能に固定され
ている。また、その端部部分は、ノズル部材15と頭冠
16とによっても固定されている。
押圧すれば、シリンダ−10が弾撥体9の弾撥力に抗し
て図面下方に摺動し、このとき、弁13が開放してシリ
ンダ−10の内孔12内からノズル部材15の液体流通
路17に出た液体により内圧が高くなってチュ−ブ部材
56が変形して吐出口部57が拡開し液体流通路がチュ
−ブ部材56の全域に形成され(図33参照)、やがて
は、吐出口21から液体が吐出される。また、頭冠16
の押圧を解除すれば、チュ−ブ部材56が復帰し、再び
吐出口部57を遮蔽するとともに、弾撥体9の弾撥力に
よってシリンダ−10が図面上方に摺動(復帰)し、こ
のとき、弁7が開放してピストン5の内孔8からシリン
ダ−10の内孔12へ液体が出て、次の使用準備がなさ
れることになる。
明する。前例のチュ−ブ部材56を、シリコ−ンなどか
らなるブロック部材61としたものである。そのブロッ
ク部材61もノズル部材15の上面に形成されている押
さえ部58によって固定されている。また、ブロック部
材61には、液体流通路となるスリット62が形成され
ている。このスリット62が液体の圧力により拡開し液
体流通路や吐出口部となるのである。さらに、前記ノズ
ル部材15とブロック部材61との接触面でもあり、ま
た、液体流通部でもある部分には、液漏れを防止する円
周状の突起63が形成されており、その突起63は、若
干、ブロック部材61に喰い込んでいる。
を吐出口部から吐出させる吐出容器にあって、前記吐出
口部に、常時は、遮蔽しているが液体の圧力によって拡
開する弾性部材を配置し、その弾性部材の液圧による拡
開部を吐出口部としたことを第1の要旨とし、液体貯溜
室の液体を吐出口部から吐出させる吐出容器にあって、
前記吐出口部に、弾性を有する薄板状部材をその薄板状
部材が囲繞されるよう固定するとともに、その薄板状部
材の非固定部側を吐出口部としたことを第2の要旨と
し、液体貯溜室の液体を吐出口部から吐出させる吐出容
器にあって、前記吐出口部に、1部を非固定部としたフ
ィルム状部材を固定し、そのフイルム状部材の非固定部
を吐出口部としたことを第3の要旨とし、液体貯溜室の
液体を吐出口部から吐出させる吐出容器にあって、前記
吐出口部に、弾性部材をその弾性部材が囲繞されるよう
固定するとともに、その弾性部材に常時は遮蔽する液体
流通路を形成し、その液体流通路の先端部を吐出口部と
したことを第4の要旨としたので、吐出口部には勿論、
容器本体内にも空気などが侵入せず、液体の乾燥防止が
図れ、また、衛生的でもある。
図。
上面図。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 液体貯溜室の液体を吐出口部から吐出さ
せる吐出容器にあって、前記吐出口部に、常時は、遮蔽
しているが液体の圧力によって拡開する弾性部材を配置
し、その弾性部材の液圧による拡開部を吐出口部とした
ことを特徴とする吐出容器。 - 【請求項2】 液体貯溜室の液体を吐出口部から吐出さ
せる吐出容器にあって、前記吐出口部に、弾性を有する
薄板状部材をその薄板状部材が囲繞されるよう固定する
とともに、その薄板状部材の非固定部側を吐出口部とし
たことを特徴とする吐出容器。 - 【請求項3】 液体貯溜室の液体を吐出口部から吐出さ
せる吐出容器にあって、前記吐出口部に、1部を非固定
部としたフィルム状部材を固定し、そのフイルム状部材
の非固定部を吐出口部としたことを特徴とする吐出容
器。 - 【請求項4】 液体貯溜室の液体を吐出口部から吐出さ
せる吐出容器にあって、前記吐出口部に、弾性部材をそ
の弾性部材が囲繞されるよう固定するとともに、その弾
性部材に常時は遮蔽する液体流通路を形成し、その液体
流通路の先端部を吐出口部としたことを特徴とする吐出
容器。
Priority Applications (1)
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JP34877595A JP3832884B2 (ja) | 1994-12-22 | 1995-12-19 | 吐出容器 |
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JP6-335982 | 1995-11-09 | ||
JP7-31479 | 1995-11-09 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP3832884B2 (ja) |
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