JPH09187077A - 簡易型携帯電話装置の移動局の制御方式 - Google Patents
簡易型携帯電話装置の移動局の制御方式Info
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- JPH09187077A JPH09187077A JP8000719A JP71996A JPH09187077A JP H09187077 A JPH09187077 A JP H09187077A JP 8000719 A JP8000719 A JP 8000719A JP 71996 A JP71996 A JP 71996A JP H09187077 A JPH09187077 A JP H09187077A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- mobile station
- data
- base station
- carrier sense
- Prior art date
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 TDMA方式の簡易型携帯電話システムの移
動局の送信動作と所謂キャリアセンスの起動の制御方式
に関し、移動局が基地局からのTDMA信号を待ち受け
ている状態から送信やキャリアセンスの動作に移行する
場合に、基地局出力の所定スロットとのフレーム位相の
外れを生じずに、該待ち受け状態から前記動作への円滑
な移行が行なえる事および更なる省電力化を目的とす
る。 【解決手段】 移動局が基地局から送信された所定スロ
ット配置のデータを待ち受ける状態から送信動作を起動
する場合に、其の起動直前の受信データが前記基地局か
らの送信データと同期しているか否かにより、送信動作
の可否を判断するように構成する。
動局の送信動作と所謂キャリアセンスの起動の制御方式
に関し、移動局が基地局からのTDMA信号を待ち受け
ている状態から送信やキャリアセンスの動作に移行する
場合に、基地局出力の所定スロットとのフレーム位相の
外れを生じずに、該待ち受け状態から前記動作への円滑
な移行が行なえる事および更なる省電力化を目的とす
る。 【解決手段】 移動局が基地局から送信された所定スロ
ット配置のデータを待ち受ける状態から送信動作を起動
する場合に、其の起動直前の受信データが前記基地局か
らの送信データと同期しているか否かにより、送信動作
の可否を判断するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA方式の簡
易型携帯電話システムの移動局の送信動作や所謂キャリ
アセンス動作の起動の制御方式に関する。近年、移動体
通信は急速に普及して、TDMA方式の第2世代コード
レス電話システムPHS(簡易型形態電話装置)が実用
段階に入り、今後、ますます普及していくものと考えら
れる。そのため、移動局の省電力と高性能化が更に望ま
れている。
易型携帯電話システムの移動局の送信動作や所謂キャリ
アセンス動作の起動の制御方式に関する。近年、移動体
通信は急速に普及して、TDMA方式の第2世代コード
レス電話システムPHS(簡易型形態電話装置)が実用
段階に入り、今後、ますます普及していくものと考えら
れる。そのため、移動局の省電力と高性能化が更に望ま
れている。
【0002】
【従来の技術】従来の簡易型携帯電話装置の移動局(P
S)は、基地局(CS)からの所定のTDMAの無線信
号の待ち受け時には、所定のスロット配置のデータの中
の自分が必要なタイミングのスロット(例えば図5のT
DMA伝送における送信受信データのスロット配置の中
のCS→PSのスーパーフレーム構成の一定周期1200ms
の送信データで、各群が3CHの4群の計 12 CHの中の1
つの全長100ms で20フレーム,1フレーム(5ms)/8スロッ
トの BCCH(A)のみで制御データが送出され、通常のPS
の待ち受け時にはCSから指定された着信群の例えば P
CH3 のみを受信する。そのため、PSの待ち受け時の受
信タイミングは1周期1200msの中の5ms/8= 625 μs (
1 スロット) となる。) のみの受信を行えばよく、其の
625μs のスロットのみ、回路を動作させる為に高速の
クロックを使用し、其れ以外のタイミングでは低速クロ
ックを使用することで、移動局の省電力化を行ってい
た。然し、上記の如く高低2系統のクロックを使用する
場合は、高速クロックから低速クロックへの切り換え時
に、必ず乗せ替えによるTDMAフレームの同期のズレ
が発生する。又、一般に高速クロックには精度の良い例
えば±3ppm 程度のクロックを使用し、低速クロックに
は一般的な±20ppm 程度のクロックを使用するので、其
のクロック切換の制御を行った場合に、基地局CSから
の所定スロットの送信データに同期すべき移動局PSの
TDMAフレームタイミングにズレが生じることにな
る。そのため、図4の従来例の移動局の送信起動時と受
信状態の時間的な関係図に示す如く、従来の移動局は、
送信動作の起動時やキャリアセンス動作(送信に先立つ
一定時間内に、該当する受信の1スロット長の区間が、
連続する例えば4フレーム以上に亘って使用可能な空き
状態であることを確認する事)の起動時には、無条件に
低速クロックの使用を止めて高速クロックを使用する事
により、基地局の送信データとのフレーム位相のズレを
防止していた。ところが、其の起動以前の受信タイミン
グで、基地局からの送信データに対する追従同期が行わ
れていない時でも、上記高速クロックへの切り換えを行
うので、切り換えた時点によっては、移動局の受信デー
タが基地局の送信データとの間に大きな位相ズレを生じ
ている可能性も有り、其の位相ズレを含んだまま、移動
局が送信動作やキャリアセンス動作を行ってしまう可能
性が有った。又、従来の移動局の制御方式では、上記の
高速クロックへの切り換えは、ソフトウェアにより任意
のタイミングで行われるので、実際は必要の無いタイミ
ング領域まで、高速クロックを使用する事となり、その
分だけ余計に電源電力を消費してしまっていた。
S)は、基地局(CS)からの所定のTDMAの無線信
号の待ち受け時には、所定のスロット配置のデータの中
の自分が必要なタイミングのスロット(例えば図5のT
DMA伝送における送信受信データのスロット配置の中
のCS→PSのスーパーフレーム構成の一定周期1200ms
の送信データで、各群が3CHの4群の計 12 CHの中の1
つの全長100ms で20フレーム,1フレーム(5ms)/8スロッ
トの BCCH(A)のみで制御データが送出され、通常のPS
の待ち受け時にはCSから指定された着信群の例えば P
CH3 のみを受信する。そのため、PSの待ち受け時の受
信タイミングは1周期1200msの中の5ms/8= 625 μs (
1 スロット) となる。) のみの受信を行えばよく、其の
625μs のスロットのみ、回路を動作させる為に高速の
クロックを使用し、其れ以外のタイミングでは低速クロ
ックを使用することで、移動局の省電力化を行ってい
た。然し、上記の如く高低2系統のクロックを使用する
場合は、高速クロックから低速クロックへの切り換え時
に、必ず乗せ替えによるTDMAフレームの同期のズレ
が発生する。又、一般に高速クロックには精度の良い例
えば±3ppm 程度のクロックを使用し、低速クロックに
は一般的な±20ppm 程度のクロックを使用するので、其
のクロック切換の制御を行った場合に、基地局CSから
の所定スロットの送信データに同期すべき移動局PSの
TDMAフレームタイミングにズレが生じることにな
る。そのため、図4の従来例の移動局の送信起動時と受
信状態の時間的な関係図に示す如く、従来の移動局は、
送信動作の起動時やキャリアセンス動作(送信に先立つ
一定時間内に、該当する受信の1スロット長の区間が、
連続する例えば4フレーム以上に亘って使用可能な空き
状態であることを確認する事)の起動時には、無条件に
低速クロックの使用を止めて高速クロックを使用する事
により、基地局の送信データとのフレーム位相のズレを
防止していた。ところが、其の起動以前の受信タイミン
グで、基地局からの送信データに対する追従同期が行わ
れていない時でも、上記高速クロックへの切り換えを行
うので、切り換えた時点によっては、移動局の受信デー
タが基地局の送信データとの間に大きな位相ズレを生じ
ている可能性も有り、其の位相ズレを含んだまま、移動
局が送信動作やキャリアセンス動作を行ってしまう可能
性が有った。又、従来の移動局の制御方式では、上記の
高速クロックへの切り換えは、ソフトウェアにより任意
のタイミングで行われるので、実際は必要の無いタイミ
ング領域まで、高速クロックを使用する事となり、その
分だけ余計に電源電力を消費してしまっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、移動
局が、待ち受け状態から送信動作やキャリアセンス動作
を起動する場合に、基地局からの所定スロット配置の送
信データとのフレーム位相の外れを生じずに、待ち受け
状態から前記動作の起動への遷移が円滑に行なわれる事
および移動局の更なる省電力化を行う事にある。
局が、待ち受け状態から送信動作やキャリアセンス動作
を起動する場合に、基地局からの所定スロット配置の送
信データとのフレーム位相の外れを生じずに、待ち受け
状態から前記動作の起動への遷移が円滑に行なわれる事
および移動局の更なる省電力化を行う事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的達成のための本
発明の基本構成は、図1の基本的な構成図に示す如く、
移動局の待ち受け状態で、送信動作やキャリアセンス動
作の起動要求が生じた場合は、先ず基地局からの所定の
スロット配置のデータの中の自局に割当てられたタイミ
ングでの受信結果を待ち、其の受信結果が正常で且つ基
地局からの送信データとのフレーム同期が検出された後
に初めて、高速クロックを使用して送信動作やキャリア
センス動作を行うように構成される。
発明の基本構成は、図1の基本的な構成図に示す如く、
移動局の待ち受け状態で、送信動作やキャリアセンス動
作の起動要求が生じた場合は、先ず基地局からの所定の
スロット配置のデータの中の自局に割当てられたタイミ
ングでの受信結果を待ち、其の受信結果が正常で且つ基
地局からの送信データとのフレーム同期が検出された後
に初めて、高速クロックを使用して送信動作やキャリア
センス動作を行うように構成される。
【0005】図1中、(1) は UW 検出部であり、基地局
からの送信データの変調波を受信し復調した受信データ
より、予め定められたユニークワードUWの検出を行うも
の。(2) は受信カウンタ部であり、前記UWの検出された
位置を基準として受信データの解析の為の各タイミング
を生成するもの。(3) は CI 判定部であり、受信データ
の中の自局に割り当てられたチャネル(Channel) を識別
(Identify)するもの。(4) はデータ処理部であり、必要
に応じて送信側で付加したデータの秘匿やスクランブル
の解除を行うもの。(5) はエラー検出部であり、受信デ
ータに対するエラーチェックの CRC (Cyclic Redundanc
y Check)演算や自分を識別するID情報によるエラー検出
を行うもの。(6) は同期判定部であり、前記 UW 検出の
タイミングやエラー検出の情報により、受信データの同
期を表す信号のON/OFFや、其のON/OFFのタイミングの制
御を行うもの。(7) はメインカウンタ部であり、自局の
受信と送信のTDMAフレームタイミングの生成を行うも
の。(8) はソフトウェアとハードウェアのインタフェー
スの S/H-I/F部であり、自身で送信動作の要求やキャリ
アセンス動作の要求を生成するものでレジスタ部であ
る。(9) はクロック制御部であり、送信動作の要求や受
信動作の要求やキャリアセンス動作の要求および受信結
果の状態により、前記メインカウンタ部7 で使用するク
ロックを切り換える制御信号を生成するもの。(10)は送
信制御部であり、前記 S/H-I/F部8 であるレジスタ部か
らの送信要求とクロック制御部9 からのクロック制御の
情報により、送信動作の制御を行うもの。(11)は受信レ
ベル測定制御部であり、前記キャリアセンス動作の要求
とクロック制御部9 からのクロック制御の情報により、
キャリアセンス動作を行うものである。
からの送信データの変調波を受信し復調した受信データ
より、予め定められたユニークワードUWの検出を行うも
の。(2) は受信カウンタ部であり、前記UWの検出された
位置を基準として受信データの解析の為の各タイミング
を生成するもの。(3) は CI 判定部であり、受信データ
の中の自局に割り当てられたチャネル(Channel) を識別
(Identify)するもの。(4) はデータ処理部であり、必要
に応じて送信側で付加したデータの秘匿やスクランブル
の解除を行うもの。(5) はエラー検出部であり、受信デ
ータに対するエラーチェックの CRC (Cyclic Redundanc
y Check)演算や自分を識別するID情報によるエラー検出
を行うもの。(6) は同期判定部であり、前記 UW 検出の
タイミングやエラー検出の情報により、受信データの同
期を表す信号のON/OFFや、其のON/OFFのタイミングの制
御を行うもの。(7) はメインカウンタ部であり、自局の
受信と送信のTDMAフレームタイミングの生成を行うも
の。(8) はソフトウェアとハードウェアのインタフェー
スの S/H-I/F部であり、自身で送信動作の要求やキャリ
アセンス動作の要求を生成するものでレジスタ部であ
る。(9) はクロック制御部であり、送信動作の要求や受
信動作の要求やキャリアセンス動作の要求および受信結
果の状態により、前記メインカウンタ部7 で使用するク
ロックを切り換える制御信号を生成するもの。(10)は送
信制御部であり、前記 S/H-I/F部8 であるレジスタ部か
らの送信要求とクロック制御部9 からのクロック制御の
情報により、送信動作の制御を行うもの。(11)は受信レ
ベル測定制御部であり、前記キャリアセンス動作の要求
とクロック制御部9 からのクロック制御の情報により、
キャリアセンス動作を行うものである。
【0006】本発明では、図2の本発明の移動局の送信
起動時と受信状態の時間的な関係図の如く動作する。移
動局の待ち受け状態で、送信動作の要求やキャリアセン
ス動作の要求が生じた場合は、即座には高速クロックへ
の切り換えを行わない。先ず自局に予め割り当てられた
受信スロットでの受信結果を待ち、其の受信結果が正常
で基地局からの送信データに追従的に同期している事が
検出されたこと(OK)を条件として、即ちフレーム同期が
検出された時(図2の時間的な関係図で、基地局との最
大のフレーム位相ズレ(μs) が、同期時の10+α (μ
s) 以下の OK時) に初めて、その時に高速クロックな
らばそのまま、低速クロックならば切り換えて高速クロ
ックを使用し、送信動作やキャリアセンス動作を行う。
若し、受信データが異常で、基地局からの送信データと
のフレーム同期が検出されない場合は、基地局から出力
された送信データとのフレーム位相が同期状態から外れ
ている(NG)と判断し、それ以降の動作は行なわない。従
って、移動局の受信データが基地局からの送信データに
追従してフレーム同期が取れた(OK)時点から、高速クロ
ックを使用することになるので、データの乗せ換えによ
る高速の受信データには誤りが含まれず、待ち受け状態
から送信/キャリアセンスの動作へ円滑に遷移すること
が可能となる。また、上記のフレーム同期の条件を満足
した時のみ、高速クロックを使用するので、従来よりも
移動局の省電力化が可能となる。
起動時と受信状態の時間的な関係図の如く動作する。移
動局の待ち受け状態で、送信動作の要求やキャリアセン
ス動作の要求が生じた場合は、即座には高速クロックへ
の切り換えを行わない。先ず自局に予め割り当てられた
受信スロットでの受信結果を待ち、其の受信結果が正常
で基地局からの送信データに追従的に同期している事が
検出されたこと(OK)を条件として、即ちフレーム同期が
検出された時(図2の時間的な関係図で、基地局との最
大のフレーム位相ズレ(μs) が、同期時の10+α (μ
s) 以下の OK時) に初めて、その時に高速クロックな
らばそのまま、低速クロックならば切り換えて高速クロ
ックを使用し、送信動作やキャリアセンス動作を行う。
若し、受信データが異常で、基地局からの送信データと
のフレーム同期が検出されない場合は、基地局から出力
された送信データとのフレーム位相が同期状態から外れ
ている(NG)と判断し、それ以降の動作は行なわない。従
って、移動局の受信データが基地局からの送信データに
追従してフレーム同期が取れた(OK)時点から、高速クロ
ックを使用することになるので、データの乗せ換えによ
る高速の受信データには誤りが含まれず、待ち受け状態
から送信/キャリアセンスの動作へ円滑に遷移すること
が可能となる。また、上記のフレーム同期の条件を満足
した時のみ、高速クロックを使用するので、従来よりも
移動局の省電力化が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図3は本発明の実施例の簡易型携
帯電話装置の移動局の制御方式の構成図であり、移動局
の受信部及びクロック制御部の回路構成を示す。図3
中、図1で示したものと同一のものは、同一の記号,番
号で示してあり、(1a)は S/P変換のシフトレジスタであ
り、受信データからユニークワードUWの検出を行う為の
直列S/並列P の変換器であって例えば 32 ビットのシフ
トレジスタで構成される。(1b)はUWパターンテーブルで
あり、例えばレジスタで構成される。(1c)はコンパレー
タであり、前記シフトレジスタ1aにより生成された並列
データと前記UWパターンテーブル1bに記憶されたUWの基
準パターンとを比較して一致を検出する比較器であっ
て、例えば EX-ORゲートで構成される。(2a)はカウンタ
であり、ユニークワードUWの検出位置を基準とし受信デ
ータの構成を決定する為の 128カウントを行う回路であ
って、例えば7ビットのカウンタである。(2b)は J-Kフ
リップフロップFFであり、前記カウンタ2aの動作期間を
決定する為の回路である。(3a)は CI テーブルであり、
チャネル識別のデータを予め記憶する例えばレジスタで
構成される。(3b)はコンパレータであり、前記CIテーブ
ル3aの記憶データと受信データとの比較を行い、自局に
割り当てられたチャネルの判別を行う比較器であって、
例えば EX-ORゲートで構成される。(4a)はスクランブル
解除回路であり、特に図示しないが例えば擬似雑音のPN
パターン発生器と EX-ORゲートとで構成される。(5a)は
CRC演算回路であり、受信データのエラー検出の為の C
RC符号によりチェックを行う回路であって、例えば CRC
循環符号化回路と EX-ORゲートとで構成される。(5b)は
ID 判定回路であり、受信データ内に存在する自局識別
のID情報により受信データのエラーチェックを行う為の
回路であって、例えばID情報テーブルの為のレジスタと
S/P変換の為のシフトレジスタと両者の出力の比較の為
のコンパレータとしての EX-ORゲートとで構成される。
(6a)は同期判定回路であり、受信データのエラー情報に
基づき、受信データの追従同期の可否の判定を行う回路
であって、例えば ANDゲートで構成される。(6b)はタイ
ミングラッチであり、ユニークワードUWの検出されたタ
イミングを一時記憶する回路であって、例えば8ビット
のラッチで構成される。(7a)はメインカウンタであり、
TDMAフレームの基準タイミングを決定する為の回路であ
って、例えば8ビットカウンタ(スロット用)と3ビッ
トカウンタ(フレーム用)と8ビットカウンタ(マルチ
フームタイミング用)と8ビットカウンタ(スーパーフ
レームタイミング用)とで構成される。(8a)はハードウ
ェアH とソフトウェアS とのインタフェースI/F を受け
持つ回路であり、例えば各機能毎のレジスタで構成され
る。(9a)はクロック制御部であり、高速/低速のクロッ
クの切り換えを行う為の回路であって、各動作の要求か
らクロックの乗せ替えタイミングを生成する為の JK-FF
と、クロック切り換え時に過渡的に発生する所謂ヒゲを
防止する為の切り換えタイミング生成部1,2から構成さ
れる。通常、待ち受け時の動作は、動作要求が受信要求
のみであるので、この場合の低速→高速のクロック切り
換えは、TDMAの内部タイミングのみにより行い、受信動
作が終了すると、高速クロックで保持した同期情報を低
速側クロックに乗せ替えて、高速→低速のクロック切り
換えを行う。ここで、送信動作の要求やキャリアセンス
動作の要求が生じた場合は、先ずクロック制御部9aに対
し其の要求が通知される。但し、ここでは要求が通知さ
れるのみで、未だクロックの切り換えは行われない。こ
れ等の要求が通知された後、受信動作を行い受信データ
が基地局からの送信データに追従同期する条件が満足さ
れると、その時初めて、クロック制御部9aにて送信/キ
ャリアセンスの起動要求により 32KHzの低速クロックか
ら 384KHz の高速クロックへの切り換えがセレクタで行
われ、同時に、クロック制御部9aから、図3には示して
いない送信制御部と受信レベル測定制御部とに対し、動
作開始の信号が通知され、各動作が開始される。
帯電話装置の移動局の制御方式の構成図であり、移動局
の受信部及びクロック制御部の回路構成を示す。図3
中、図1で示したものと同一のものは、同一の記号,番
号で示してあり、(1a)は S/P変換のシフトレジスタであ
り、受信データからユニークワードUWの検出を行う為の
直列S/並列P の変換器であって例えば 32 ビットのシフ
トレジスタで構成される。(1b)はUWパターンテーブルで
あり、例えばレジスタで構成される。(1c)はコンパレー
タであり、前記シフトレジスタ1aにより生成された並列
データと前記UWパターンテーブル1bに記憶されたUWの基
準パターンとを比較して一致を検出する比較器であっ
て、例えば EX-ORゲートで構成される。(2a)はカウンタ
であり、ユニークワードUWの検出位置を基準とし受信デ
ータの構成を決定する為の 128カウントを行う回路であ
って、例えば7ビットのカウンタである。(2b)は J-Kフ
リップフロップFFであり、前記カウンタ2aの動作期間を
決定する為の回路である。(3a)は CI テーブルであり、
チャネル識別のデータを予め記憶する例えばレジスタで
構成される。(3b)はコンパレータであり、前記CIテーブ
ル3aの記憶データと受信データとの比較を行い、自局に
割り当てられたチャネルの判別を行う比較器であって、
例えば EX-ORゲートで構成される。(4a)はスクランブル
解除回路であり、特に図示しないが例えば擬似雑音のPN
パターン発生器と EX-ORゲートとで構成される。(5a)は
CRC演算回路であり、受信データのエラー検出の為の C
RC符号によりチェックを行う回路であって、例えば CRC
循環符号化回路と EX-ORゲートとで構成される。(5b)は
ID 判定回路であり、受信データ内に存在する自局識別
のID情報により受信データのエラーチェックを行う為の
回路であって、例えばID情報テーブルの為のレジスタと
S/P変換の為のシフトレジスタと両者の出力の比較の為
のコンパレータとしての EX-ORゲートとで構成される。
(6a)は同期判定回路であり、受信データのエラー情報に
基づき、受信データの追従同期の可否の判定を行う回路
であって、例えば ANDゲートで構成される。(6b)はタイ
ミングラッチであり、ユニークワードUWの検出されたタ
イミングを一時記憶する回路であって、例えば8ビット
のラッチで構成される。(7a)はメインカウンタであり、
TDMAフレームの基準タイミングを決定する為の回路であ
って、例えば8ビットカウンタ(スロット用)と3ビッ
トカウンタ(フレーム用)と8ビットカウンタ(マルチ
フームタイミング用)と8ビットカウンタ(スーパーフ
レームタイミング用)とで構成される。(8a)はハードウ
ェアH とソフトウェアS とのインタフェースI/F を受け
持つ回路であり、例えば各機能毎のレジスタで構成され
る。(9a)はクロック制御部であり、高速/低速のクロッ
クの切り換えを行う為の回路であって、各動作の要求か
らクロックの乗せ替えタイミングを生成する為の JK-FF
と、クロック切り換え時に過渡的に発生する所謂ヒゲを
防止する為の切り換えタイミング生成部1,2から構成さ
れる。通常、待ち受け時の動作は、動作要求が受信要求
のみであるので、この場合の低速→高速のクロック切り
換えは、TDMAの内部タイミングのみにより行い、受信動
作が終了すると、高速クロックで保持した同期情報を低
速側クロックに乗せ替えて、高速→低速のクロック切り
換えを行う。ここで、送信動作の要求やキャリアセンス
動作の要求が生じた場合は、先ずクロック制御部9aに対
し其の要求が通知される。但し、ここでは要求が通知さ
れるのみで、未だクロックの切り換えは行われない。こ
れ等の要求が通知された後、受信動作を行い受信データ
が基地局からの送信データに追従同期する条件が満足さ
れると、その時初めて、クロック制御部9aにて送信/キ
ャリアセンスの起動要求により 32KHzの低速クロックか
ら 384KHz の高速クロックへの切り換えがセレクタで行
われ、同時に、クロック制御部9aから、図3には示して
いない送信制御部と受信レベル測定制御部とに対し、動
作開始の信号が通知され、各動作が開始される。
【0008】上記図3の実施例では、各テーブルをレジ
スタによる可変値の構成としたが、ハードウェアによる
固定値としても良く、また、図3の実施例では、同期条
件の満足からクロック切り換えまでの動作を、ハードウ
ェアで行う様に記述したが、ソフトウェアにより実施し
ても良い。
スタによる可変値の構成としたが、ハードウェアによる
固定値としても良く、また、図3の実施例では、同期条
件の満足からクロック切り換えまでの動作を、ハードウ
ェアで行う様に記述したが、ソフトウェアにより実施し
ても良い。
【0009】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、移
動局の送信動作やキャリアセンス動作の際に、基地局出
力データとのフレーム位相の外れを最小限に抑えたとい
う条件により、前記送信動作やキャリアセンスの動作が
可能とあり、同時に移動局の省電力となるという効果が
得られ、TDMA方式の簡易型携帯電話装置の性能が向
上するという効果が得られることになる。
動局の送信動作やキャリアセンス動作の際に、基地局出
力データとのフレーム位相の外れを最小限に抑えたとい
う条件により、前記送信動作やキャリアセンスの動作が
可能とあり、同時に移動局の省電力となるという効果が
得られ、TDMA方式の簡易型携帯電話装置の性能が向
上するという効果が得られることになる。
【図1】 本発明の簡易型携帯電話装置の移動局の制御
方式の基本構成を示す原理的な構成図
方式の基本構成を示す原理的な構成図
【図2】 本発明の移動局の送信起動時と受信状態の時
間的な関係を示す図
間的な関係を示す図
【図3】 本発明の実施例の簡易型携帯電話装置の移動
局の受信部とクロック制御部の回路構成図
局の受信部とクロック制御部の回路構成図
【図4】 従来例の移動局の送信起動時と受信状態の時
間的な関係を示す図
間的な関係を示す図
【図5】 簡易型携帯電話装置のTDMA伝送における
送信受信データのスロット配置を示す図
送信受信データのスロット配置を示す図
(1) は UW 検出部、(2) は受信カウンタ部、(3) は CI
判定部、(4) はデータ処理部、(5) はエラー検出部、
(6) は同期判定部、(7) はメインカウンタ部、(8) は S
/H-I/F部でハードウェアH とソフトウェアS のインタフ
ェースI/F部、(9) はクロック制御部、(10)は送信制御
部、(11)は受信レベル測定制御部である。
判定部、(4) はデータ処理部、(5) はエラー検出部、
(6) は同期判定部、(7) はメインカウンタ部、(8) は S
/H-I/F部でハードウェアH とソフトウェアS のインタフ
ェースI/F部、(9) はクロック制御部、(10)は送信制御
部、(11)は受信レベル測定制御部である。
Claims (3)
- 【請求項1】 TDMA方式の簡易型携帯電話装置の移
動局の制御方式において、移動局が基地局から送信され
た所定スロット配置のデータを待ち受ける状態から送信
動作を起動する場合に、其の起動直前の受信データが前
記基地局からの送信データと同期しているか否かによ
り、送信動作の可否を判断することを特徴とする簡易型
携帯電話装置の移動局の制御方式。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の送信動作を、キャ
リアセンス動作としたことを特徴とする簡易型携帯電話
装置の移動局の制御方式。 - 【請求項3】 前記請求項1および請求項2における送
信動作またはキャリアセンス動作の起動直前の受信デー
タが、基地局からの送信データと同期した時に、初めて
低速クロックから高速クロックへの切り換えを行うこと
を特徴とする簡易型携帯電話装置の移動局の制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8000719A JPH09187077A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 簡易型携帯電話装置の移動局の制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8000719A JPH09187077A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 簡易型携帯電話装置の移動局の制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09187077A true JPH09187077A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=11481568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8000719A Withdrawn JPH09187077A (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 簡易型携帯電話装置の移動局の制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09187077A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9190066B2 (en) | 1998-09-18 | 2015-11-17 | Mindspeed Technologies, Inc. | Adaptive codebook gain control for speech coding |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP8000719A patent/JPH09187077A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9190066B2 (en) | 1998-09-18 | 2015-11-17 | Mindspeed Technologies, Inc. | Adaptive codebook gain control for speech coding |
US9269365B2 (en) | 1998-09-18 | 2016-02-23 | Mindspeed Technologies, Inc. | Adaptive gain reduction for encoding a speech signal |
US9401156B2 (en) | 1998-09-18 | 2016-07-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Adaptive tilt compensation for synthesized speech |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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