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JPH09185912A - フラットケーブルおよびその製造方法 - Google Patents

フラットケーブルおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH09185912A
JPH09185912A JP28549096A JP28549096A JPH09185912A JP H09185912 A JPH09185912 A JP H09185912A JP 28549096 A JP28549096 A JP 28549096A JP 28549096 A JP28549096 A JP 28549096A JP H09185912 A JPH09185912 A JP H09185912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
primer
adhesive
flat cable
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28549096A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kanemitsuya
和彦 金光谷
Hiromasa Honjo
宏昌 本城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP28549096A priority Critical patent/JPH09185912A/ja
Publication of JPH09185912A publication Critical patent/JPH09185912A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 易屈曲性で、省スペース化が可能であり、高
温や高湿度雰囲気に暴露される場所に使用しても、折り
曲げて使用しても、長期間にわたり絶縁性能が保持さ
れ、優れたケーブル機能を発揮するフラットケーブルを
安価に提供すること。 【解決手段】 導体を、絶縁層の片面上に接着剤層、特
にホットメルト接着剤を有するフィルムと、絶縁層の片
面上にプライマー層を有するフィルムとで、上記接着剤
層と上記プライマー層が接するようにはさむ工程を有す
ることを特徴とするフラットケーブルの製造方法。ま
た、導体が絶縁層にはさまれてなるフラットケーブルで
あって、導体の長手方向の一つの面に一方の絶縁層が接
着剤層を介して存在し、それに対向する面に他方の絶縁
層が厚さ0.01〜3μmのプライマー層を介して存在
することを特徴とするフラットケーブル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導体が電気絶縁性
合成樹脂で被覆されてなるフラットケーブルおよびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】従来よ
り、電線の実装技術において、断面が偏平状であり、複
数の銅導体等の導体を、両側から電気絶縁性合成樹脂フ
ィルムでサンドイッチ状に被覆したフラットケーブル
が、配線作業を効率化するという理由により広く活用さ
れている。例えば、ビル内で各電気機器間を接続する配
線が床に露出しない様に電線をカーペットの下に配置さ
せるアンダーカーペット電線、OA機器等の電子電気機
器の内部配線として使用される機器用電線、および自動
車の運転席の操作部と各種電気機器間とを電気的に接続
する電線等として使用されている。フラットケーブル
は、軽量で取り付けが簡単であるので、特に自動車業界
において、配線作業の効率化や車体の軽量化を図るため
に、その適用が検討されている。例えば、自動車のドア
部分に使用する場合、狭い場所への配線を容易にするた
め、使用場所に応じて回路パターンに曲線部や折り曲げ
部を設ける必要がある。また、電気機器の増設にともな
い、回路パターンを増設する必要がある場合には、フラ
ットケーブルを複数枚重ねて使用されるケースもある。
さらに、雨天あるいは洗車時に窓の隙間からドア内部に
水が侵入してドア内部は高湿度雰囲気になり、更に、こ
の後に車体が直射日光で熱せられると高温・高湿度雰囲
気になる。従って、ドア内部に実装される電線は、曲線
部や折り曲げ部、更に枝線を持った状態で、上記のよう
な過酷な条件に長時間暴露されることになり、かかる雰
囲気に長時間さらされても、電気絶縁性能が大幅に低下
しないことが要求される。
【0003】このため、従来のフラットケーブルは、接
着剤層を絶縁性フィルムに積層したラミネートテープを
用い、これで導体を両側からサンドイッチする形で製造
していた。即ち、上述のように高温・高湿度雰囲気の過
酷な条件下においても、電気絶縁性能を十分発揮するた
めには、導体の両面から接着剤が積層された絶縁性フィ
ルムにてサンドイッチし、接着剤同士を貼り合わせるこ
とによって、接着剤同士を強固に接着し、かつ接着剤が
導体を完全に包囲して個々の回路を絶縁する必要があっ
た。しかし、導体の両面を接着剤が積層された電気絶縁
フィルムで貼り合わせるので、それによって得られるフ
ラットケーブル自体の厚さが大きくなり、かつ屈曲性能
が低下するという問題があった。また、そこで使用され
る接着剤、特にホットメルト接着剤は高価であるため、
それを使用して得られたフラットケーブルも高価なもの
となってしまう。
【0004】また、特公平7−120492号公報に
は、絶縁層(基材)/熱硬化性接着剤層/熱可塑性接着
剤層からなる絶縁フィルムと、絶縁層(基材)/熱硬化
性接着剤層からなる絶縁フィルムとによって、平型導体
をサンドイッチしてなるフラットケーブルが例示・提案
されている。このフラットケーブルの場合、熱硬化性、
熱可塑性という樹脂の相違はあるが、接着剤同士の接着
であるため、接着力を確保するために各接着剤の厚さを
厚くする必要がある。従って得られるフラットケーブル
の厚さも各接着剤層の厚さに比例して厚くなり、屈曲性
能の低下を招くほか、熱硬化性接着剤、熱可塑性接着剤
ともに高価であるため、得られたフラットケーブルも高
価なものとなってしまうという従来の問題は解決できて
いない。
【0005】本発明の目的は、高温や高湿度雰囲気に暴
露される場所で使用しても、更に折り曲げて使用して
も、長期間にわたり絶縁性能が保持されるという性能を
持ち、かつフラットケーブルの厚さが低減されたフラッ
トケーブルを安価に提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明者らが種々検討を行った結果、一方の絶縁フィル
ムに接着剤層を設ける代わりに接着性改良のための下地
処理剤(プライマー)層を設けることによって、絶縁フ
ィルム同士の接着性を低下させることなく、得られるフ
ラットケーブルの厚さを薄くすることができることを発
見し、本発明を完成させた。即ち本発明は、以下の通り
である。 (1)導体が絶縁層にはさまれてなるフラットケーブル
であって、導体の長手方向の一つの面に一方の絶縁層が
接着剤層を介して存在し、それに対向する面に他方の絶
縁層が厚さ0.01〜3μmのプライマー層を介して存
在するフラットケーブル。 (2)接着剤層が、ホットメルト接着剤の層である上記
(1)記載のフラットケーブル。 (3)ホットメルト接着剤が、ポリオレフィン系接着剤
またはポリエステル系接着剤である上記(2)記載のフ
ラットケーブル。 (4)プライマー層が、ウレタン系プライマーまたは有
機チタン系プライマーの層である上記(1)記載のフラ
ットケーブル。 (5)接着剤層がポリオレフィン系接着剤の層で、プラ
イマー層がウレタン系プライマーまたは有機チタン系プ
ライマーの層である上記(1)記載のフラットケーブ
ル。 (6)接着剤層がポリオレフィン系接着剤の層で、プラ
イマー層がウレタン系プライマーの層である上記(5)
記載のフラットケーブル。 (7)接着剤層がポリエステル系接着剤の層で、プライ
マー層がウレタン系プライマーの層である上記(1)記
載のフラットケーブル。 (8)導体を挟んでプライマー層に対向する接着剤層と
絶縁層との間に中間層を有する上記(1)記載のフラッ
トケーブル。 (9)導体を、絶縁層の片面上に接着剤層を有するフィ
ルムと、絶縁層の片面上にプライマー層を有するフィル
ムとで、上記接着剤層と上記プライマー層が接するよう
にはさむ工程を有するフラットケーブルの製造方法。 (10)接着剤層がホットメルト接着剤の層である上記
(9)記載のフラットケーブルの製造方法。 (11)ホットメルト接着剤が、ポリオレフィン系接着
剤またはポリエステル系接着剤である上記(10)記載
のフラットケーブルの製造方法。 (12)プライマー層が、ウレタン系プライマーまたは
有機チタン系プライマーの層である上記(9)記載のフ
ラットケーブルの製造方法。 (13)接着剤層がポリオレフィン系接着剤の層で、プ
ライマー層がウレタン系プライマーまたは有機チタン系
プライマーの層である上記(9)記載のフラットケーブ
ルの製造方法。 (14)接着剤層がポリオレフィン系接着剤の層で、プ
ライマー層がウレタン系プライマーの層である上記(1
3)記載のフラットケーブルの製造方法。 (15)接着剤層がポリエステル系接着剤の層で、プラ
イマー層がウレタン系プライマーの層である上記(9)
記載のフラットケーブルの製造方法。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を説
明する。図1は、本発明のフラットケーブルの構成の一
実施例を示す断面図である。同図において、導体1が絶
縁層3および5にはさまれてなるフラットケーブルであ
って、導体1の長手方向の一つの面に一方の絶縁層3が
接着剤層2を介して存在し、その反対面に他方の絶縁層
5がプライマー層4を介して存在している。
【0008】導体1としては、例えば裸銅、スズメッキ
銅あるいは銀が挙げられ、これらの箔状や平角状のもの
が使用される。
【0009】該導体の厚さは特に制限されないが、剛
性、電流容量、配線パターンの放熱を目的とした表面積
確保等の点から、通常0.065〜0.2mm、好まし
くは0.08〜0.15mmである。
【0010】絶縁層3および5として使用される合成樹
脂は、特に限定されるものではないが、フラットケーブ
ルに必要とされる耐熱性や引っ張り強度、さらに耐水性
を有するものが好適に使用される。このような合成樹脂
としては、例えばポリエチレンテレフタレート,ポリブ
チレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン,ア
ラミド等のポリアミド、ポリエチレン,ポリプロピレン
等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポ
リアリレート、ポリフェニルスルフィド、ポリエーテル
スルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテル
イミド等が挙げられる。中でも、耐熱性、屈曲性の点か
ら、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。絶縁層
3、5を形成する絶縁性合成樹脂の種類は、絶縁層3、
5とも同種でもよいし、異なる種類の樹脂を用いてもよ
い。
【0011】該絶縁層の厚さは特に制限されず、導体の
厚さや、所望する耐電圧特性、屈曲性、耐久性に応じ
て、適宜選択される。通常10〜300μm、好ましく
は25〜200μmの範囲から選ばれる。
【0012】該絶縁層には、無機充填剤、酸化防止剤、
銅害防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、難燃助剤等の公知
の添加剤が配合されていてもよい。
【0013】本発明に使用される接着剤としては、公知
の接着剤が使用でき、プライマー層と接着すれば特に限
定はない。例えば電気絶縁性を有し、かつ絶縁層に用い
られる樹脂より低融点および/または低軟化点であり、
製造時に導体を該接着剤層に埋め込む、または導体の周
囲に流れ込み、隣接する他の導体との接触を防止、固定
できる樹脂(接着剤)であってもよい。具体的には、ポ
リオレフィン接着剤および/またはポリエステル接着剤
が、中でもホットメルト型接着剤が好ましい。
【0014】上記ポリオレフィン系接着剤としては、例
えば高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチ
レン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(L−L
DPE)、超低密度ポリエチレン、ポリプロピレン(P
P)およびこれらの共重合体等の樹脂や、これらの不飽
和カルボン酸(アクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン酸、シトラコン酸
等)、または酸無水物(無水マレイン酸、無水イタコン
酸、無水シトラコン酸等)によるグラフト変性体等を用
いることができる。また、エチレン−酢酸ビニル(EV
A)共重合体、エチレン−アクリル酸エチル(EEA)
共重合体、エチレン−メタクリル酸(EMAA)共重合
体、エチレン−酢酸ビニルグリシジルメタクリル酸(E
−VA−GMA)共重合体等の共重合体、およびこれら
の樹脂をアルコキシシランでグラフト変性したものや、
アイオノマー(エチレン−アクリル酸金属イオン共重合
体、エチレン−メタクリル酸金属イオン共重合体等)を
用いることができる。好ましいものとしては、酸無水物
(無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸
等)によるグラフト変性体である。
【0015】飽和共重合ポリエステルホットメルト接着
剤とは、酸成分として、テレフタル酸、イソフタル酸な
どの芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸など
の脂肪族カルボン酸などと、ジオール成分として、エチ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、ジエチレン
グリコール、ネオペンチルグリコールなどを、それぞれ
1種以上組み合わせて縮重合させたものである。また必
要に応じて、酸化防止剤や銅害防止剤を配合してもよ
い。
【0016】本発明で使用される飽和共重合ポリエステ
ルホットメルト接着剤は、ガラス転移点(Tg)が40
〜70℃、軟化点が130〜160℃程度のものが好ま
しい。
【0017】接着剤に加えられる酸化防止剤としては、
2,6−ジ−第3−ブチル−4−メチルフェノール、
2,6−ジ−第3−ブチル−4−エチルフェノール、
4,4’−チオビス−(6−第3−ブチル−3−メチル
フェノール)、4,4’−チオビス−(6−第3−ブチ
ル−o−クレゾール)、テトラキス−〔メチレン−3−
(3’,5’−ジ−第3−ブチル−4’−ヒドロキシフ
ェニルプロピオネート)〕メタンなどのフェノール系酸
化防止剤が、銅害防止剤としては、1,2,3−ベンゾ
トリアゾール、3−(N−サリチロイル)アミノ−1,
2,4−トリアゾールなどのベンゾトリアゾール系銅害
防止剤が好ましい。また、接着剤には、必要に応じて、
酸化アンチモン、デカブロモジフェニールエーテル、赤
リン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどの
難燃剤、着色剤などを適宜配合してもよい。
【0018】該接着剤には、その他に粘着付与剤、安定
剤等の公知の添加剤が配合されていてもよい。
【0019】該接着剤層の厚さは、導体1の厚さに応じ
て適宜選択すればよいが、通常1〜300μm、好まし
くは30〜200μmの範囲から選ばれる。
【0020】上記絶縁層5の片面上に設けられるプライ
マー層4としては、絶縁層5および接着剤層2との接着
性が良好で、かつ耐水性、耐熱性、耐電圧特性を有する
ものが好適に用いられる。該プライマーとしては、ポリ
ウレタン系プライマー、有機チタン系プライマー、シラ
ン変性ポリオレフィン系プライマー等が例示される。ポ
リウレタン系プライマーとしては、活性なイソシアネー
ト(NCO)基を有するポリウレタン系(イソシアネー
ト系)プライマーが挙げられ、例えば二塩基酸成分(フ
タル酸,テレフタル酸,アジピン酸等)とグリコール類
(エチレングリコール,トリエチレングリコール,ネオ
ペンチルグリコール,1,4−ブタンジオール等)の共
重合体やポリカプロラクトン等のポリエステルポリオー
ルと、2,4−トリレンジイソシアネート,2,6−ト
リレンジイソシアネート,ジフェニルメタン−4,4’
−ジイソシアネート,ポリメチレンポリフェニルジイソ
シアネート,ヘキサメチレンジイソシアネート,ヘキサ
ヒドロメタキシリレンジイソシアネート,トリフェニル
メタン−p,p’,p''−トリイソシアネート等の多官
能イソシアネート, ポリイソシアネートおよび/または
これらの混合物,変性物とを主成分とするもの等が挙げ
られる。また、該ポリウレタン系プライマーは、1液ま
たは2液硬化型のいずれでもよい。有機チタン系プライ
マーとしては、アルコキシル基を有する有機チタン系プ
ライマーが挙げられ、例えばTi(OR1 )(OR2
(OR3 )(OR4 )〔ここで、R1 〜R4 は同一また
は異なっていてもよく、それぞれ炭素数1〜27、好ま
しくは3〜19のアルキル基またはアリル基を示す〕で
表されるアルキルチタネートが挙げられる。具体的に
は、テトラ−i−プロピルチタネート(TPT)、テト
ラ−n−ブチルチタネート(TBT)、テトラ(2−エ
チルヘキシル)チタネート(TOT)、テトラステアリ
ルチタネート(TST)、ジ−i−プロポキシ・ビス
(アセチルアセトナト)チタン(TAA)等が挙げられ
る。これらは1種をまたは2種以上を併せて用いてもよ
い。該有機チタン系プライマーは、上記アルキルチタネ
ートの分子内の−OR基が加水分解により解離するた
め、酸化チタンに近い構造の無色透明で非常に薄い高分
子酸化チタン膜となる。シラン変性ポリオレフィン系プ
ライマーとしては、例えばエチレン−エチルアクリレー
ト(EEA)、エチレン−ビニルアクリレート(EV
A)等と、メトキシシラン、ブトキシシラン等のアルコ
キシシランとをグラフト重合させてなる共重合体等が挙
げられる。
【0021】該プライマー層の厚さは0.01〜3μ
m、好ましくは0.1〜1μmの範囲から選ばれる。プ
ライマー層の厚さが0.01μm未満の場合、プライマ
ー溶液の被着面に対する濡れ性の不足、該プライマーの
不足、被着面の凸凹、被着面の汚れなどの影響により欠
膠部(局部的にプライマーが塗られていない状態)や塗
りムラが生じるため、初期接着力不足や、前述した苛酷
な条件下での使用後における著しい接着力低下をきた
し、フラットケーブルの絶縁性能上好ましくない。ま
た、3μmより厚い場合は、プライマー層の乾燥不良や
凝集力不足に伴う該プライマー層自体の凝集破壊により
接着力の著しい低下をきたし、さらには屈曲性能も低下
するためフラットケーブルの絶縁性能上問題がある。
【0022】上記接着剤層2およびプライマー層4との
組合せとしては、ポリオレフィン系接着剤およびウレタ
ン系プライマー若しくは有機チタン系プライマー、また
はポリエステル系接着剤およびウレタン系プライマー
が、両層の接着性の点から好ましく、更に耐電圧特性、
耐熱性、耐水性の点からも好ましい。特に、ポリオレフ
ィン系接着剤およびウレタン系プライマーの組合せが好
ましい。
【0023】本発明では、更に絶縁層3と接着剤層2と
の接着性を高めるために、該層間に中間層を設けてもよ
い。中間層として用いられる材料としてはプライマーと
同じものが挙げられる。また、該中間層の厚さは0.5
〜30μm程度が好ましい。
【0024】本発明のフラットケーブルの製造方法は、
導体を、絶縁層の片面上に接着剤層を有するフィルム
と、絶縁層の片面上にプライマー層を有するフィルムと
で、上記接着剤層と上記プライマー層が接するようには
さむ工程を有することを特徴とする。
【0025】絶縁層の片面上に接着剤層を有するフィル
ムは、自体既知の方法で製造すればよく、例えばグラビ
アロール法,ダイレクトロール法,ディップロール法,
エクストルージョン(押出し)法等が挙げられる。ま
た、必要に応じて、層間にプライマー層を設けることが
できる。
【0026】絶縁層の片面上にプライマー層を有するフ
ィルムは、例えば絶縁層上に溶剤で希釈したプライマー
を公知の方法で塗布、乾燥することにより得られる。乾
燥温度は、通常30〜150℃、好ましくは80〜12
0℃、乾燥時間は、通常30秒〜10分間、好ましくは
2〜5分間である。さらに、20〜50℃、好ましくは
30〜40℃、1〜168時間、好ましくは2〜48時
間、養生することが望ましい。
【0027】上記のようにして得られた絶縁層の片面上
に接着剤層を有するフィルムと、絶縁層の片面上にプラ
イマー層を有するフィルムとの間に、導体を載置し、接
着することによりフラットケーブルが得られる。
【0028】該接着は、熱プレス、ラミネート等の常法
が適用できる。接着条件として、例えば熱プレスの場
合、接着温度は、通常100〜250℃、好ましくは1
50〜200℃、接着時間は、通常15秒〜5分間、好
ましくは1〜2分間、接着圧力は、通常0.5〜20k
g/cm、好ましくは2〜10kg/cmである。ま
た、ラミネートの場合、接着温度は、通常100〜25
0℃、好ましくは150〜200℃、接着圧力は、通常
4〜13kg/cm、好ましくは6〜10kg/cm、
接着速度は、通常0.5〜5m/分、好ましくは0.5
〜4m/分である。上記接着条件内であると、接着剤の
導体間への流れ込みが少なくなってプライマー層と接着
剤層の接着不良が起こったり、絶縁性が不良となるとい
う問題もなく、また反対に接着剤のはみ出しや、成形後
の外観不良が起こるという問題も起こらない。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき、より具体的
に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
【0030】実施例1 3.0mm幅の銅導体5条を導体間隔1mmで、厚さ8
0μmのポリオレフィン系ホットメルト接着剤(直鎖状
低密度ポリエチレンのマレイン酸変性体)層を片面上に
有する厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート(P
ET)フィルムの接着剤層面に敷設、仮接着し、耳代片
側4mmにそろえた直線状の接着フィルムを得た。ま
た、電気用PETフィルム50μmに、2液硬化型ポリ
ウレタン系プライマー(ポリエステルポリオール/変性
MDI)をダイレクトロールコーターで塗布し、100
℃×2分間乾燥し、プライマー層(厚さ:0.02μ
m)を有するPETフィルムを得た。前記接着フィルム
の接着剤層面に、該PETフィルムのプライマー層面を
合わせて、180℃×0.5m/分×9kg/cmラミ
ネートすることによりフラットケーブルを得た。
【0031】実施例2 プライマー層の厚さを0.1μmとした以外は実施例1
と同様にしてフラットケーブルを得た。
【0032】実施例3 プライマー層の厚さを1.0μmとした以外は実施例1
と同様にしてフラットケーブルを得た。
【0033】実施例4 プライマー層の厚さを2.0μmとした以外は実施例1
と同様にしてフラットケーブルを得た。
【0034】実施例5 プライマー層の厚さを2.5μmとした以外は実施例1
と同様にしてフラットケーブルを得た。
【0035】比較例1 プライマー層を使用しなかった以外は、実施例1と同様
にしてフラットケーブルを得た。
【0036】比較例2 プライマー層の厚さを0.005μmとした以外は実施
例1と同様にしてフラットケーブルを得た。
【0037】比較例3 プライマー層の厚さを4μmとした以外は実施例1と同
様にしてフラットケーブルを得た。
【0038】比較例4 プライマー層の厚さを10.0μmとした以外は実施例
1と同様にしてフラットケーブルを得た。
【0039】実施例6 プライマーとして有機チタン系プライマー(TPT、T
OTおよびTSTの混合物)を用い、プライマー層の厚
さを0.015μmとした以外は実施例1と同様にして
フラットケーブルを得た。
【0040】実施例7 プライマーとして実施例6で用いたものと同じ有機チタ
ン系プライマーを用いた以外は実施例2と同様にしてフ
ラットケーブルを得た。
【0041】実施例8 プライマーとして実施例6で用いたものと同じ有機チタ
ン系プライマーを用いた以外は実施例3と同様にしてフ
ラットケーブルを得た。
【0042】実施例9 プライマーとして実施例6で用いたものと同じ有機チタ
ン系プライマーを用いた以外は実施例4と同様にしてフ
ラットケーブルを得た。
【0043】実施例10 プライマーとして実施例6で用いたものと同じ有機チタ
ン系プライマーを用い、プライマー層の厚さを2.8μ
mとした以外は実施例1と同様にしてフラットケーブル
を得た。
【0044】比較例5 プライマーとして実施例6で用いたものと同じ有機チタ
ン系プライマーを用いた以外は比較例2と同様にしてフ
ラットケーブルを得た。
【0045】比較例6 プライマーとして実施例6で用いたものと同じ有機チタ
ン系プライマーを用い、プライマー層の厚さを5μmと
した以外は実施例1と同様にしてフラットケーブルを得
た。
【0046】比較例7 プライマーとして実施例6で用いたものと同じ有機チタ
ン系プライマーを用いた以外は比較例4と同様にしてフ
ラットケーブルを得た。
【0047】実施例11 接着剤としてポリエステル系接着剤(酸成分としてテレ
フタル酸およびイソフタル酸、ジオール成分としてエチ
レングリコールおよび4−ブタンジオールからなる飽和
共重合ポリエステル系ホットメルト接着剤)を用いた以
外は実施例6と同様にしてフラットケーブルを得た。
【0048】実施例12 接着剤として実施例11で用いたものと同じポリエステ
ル系接着剤を用いた以外は実施例2と同様にしてフラッ
トケーブルを得た。
【0049】実施例13 接着剤として実施例11で用いたものと同じポリエステ
ル系接着剤を用いた以外は実施例3と同様にしてフラッ
トケーブルを得た。
【0050】実施例14 接着剤として実施例11で用いたものと同じポリエステ
ル系接着剤を用いた以外は実施例4と同様にしてフラッ
トケーブルを得た。
【0051】実施例15 接着剤として実施例11で用いたものと同じポリエステ
ル系接着剤を用いた以外は実施例5と同様にしてフラッ
トケーブルを得た。
【0052】比較例8 プライマーを使用しなかった以外は実施例11と同様に
してフラットケーブルを得た。
【0053】比較例9 接着剤として実施例11で用いたものと同じポリエステ
ル系接着剤を用いた以外は比較例2と同様にしてフラッ
トケーブルを得た。
【0054】比較例10 接着剤として実施例11で用いたものと同じポリエステ
ル系接着剤を用いた以外は比較例6と同様にしてフラッ
トケーブルを得た。
【0055】比較例11 接着剤として実施例11で用いたものと同じポリエステ
ル系接着剤を用いた以外は比較例4と同様にしてフラッ
トケーブルを得た。
【0056】比較例12 飽和ポリエステル樹脂100重量部(ユニチカ社製;商
品名UE−3221)をメチルエチルケトン35重量部
に、硬化剤トリレンジイソシアネート1重量部(TD
I、日本ポリウレタン工業社製;商品名コロネートL)
をトルエン15重量部にそれぞれ溶解、希釈した後、こ
れらの溶液を混ぜ合わせてプライマー溶液とした。この
プライマー溶液を用いて実施例1と同様にしてフラット
ケーブルを作成した(プライマー層の厚さ;5μm)。
【0057】比較例13 接着剤として実施例11で使用したものと同じポリエス
テル系接着剤を用いた以外は比較例12と同様にしてフ
ラットケーブルを得た。
【0058】以上のようにして得られたフラットケーブ
ルを試験片として、以下に示す耐水性、耐熱性試験、お
よび折り曲げ加熱試験を行い、それぞれについて外観、
剥離、耐電圧試験を行った。
【0059】〔耐水性試験〕上記試験片を、80℃の熱
水に浸漬し、168時間後に取り出し、外観を観察後、
次に示す剥離試験、耐電圧試験を行った。ここで、外観
異常がないものを○とした。 耐電圧試験 上記試験片の中央部30cmを5%塩水中に1時間浸漬
した後、直流電源を使用し、塩水中で1kV×1分間電
圧印加した。ここで、絶縁破壊しないものを○(合
格)、絶縁破壊するものを×(不合格)とした。 剥離試験 剥離強度は、テンシロン引張試験機(UCT−500,
オリエンテック社製)を用い、180度剥離(プライマ
ーを有する電気絶縁性樹脂層側引張)、剥離速度50m
m/分で測定した。
【0060】〔耐熱性試験〕上記試験片を135℃のギ
アオーブン中に168時間放置した後、外観を観察し、
上記耐水性試験と同様にして耐電圧試験、剥離試験を行
った。
【0061】〔折り曲げ加熱試験〕上記試験片を中央部
で二つ折り(180°完全曲げ)し、そのままの状態で
90℃のギアオーブン中に120時間放置した。これを
取り出し、常温で復元した後、外観観察を行った。更
に、上記と同様に耐電圧試験を行った。
【0062】結果を表1〜4に示す。実施例のフラット
ケーブルは、初期、耐熱試験、耐水試験および折り曲げ
加熱試験結果の全てに良好であった。これに対し、比較
例1、2、5、8、9では耐水試験および折り曲げ加熱
試験結果において、プライマーの欠膠部や塗りムラに起
因すると思われる絶縁層(PET)の剥離が見られ、接
着の低下や耐電圧不良が発生した。比較例3、4、6、
7、10、11では主に折り曲げ加熱試験での試験片折
り曲げ部の両耳部において絶縁フィルムの剥がれが生じ
た。また、比較例12、13ではプライマーとして使用
した熱硬化性接着剤とポリオレフィン系接着剤ならびに
ポリエステル接着剤との相性の影響およびプライマー層
の加水分解と思われる影響により、耐水試験における絶
縁層剥離または著しい接着力低下や折り曲げ加熱試験に
おける試験片折り曲げ耳部の絶縁フィルムの剥がれ、耐
電圧不良が生じた。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【0066】
【表4】
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、ケーブルの接着剤層の
厚さを薄くすることができ、従って屈曲性が良好とな
り、省スペース化が可能であり、さらにこのようなフラ
ットケーブルが安価に提供できる。また、フラットケー
ブル自体の耐水性、耐熱性も優れるので、従来適用でき
なかった屋外や、高温、高湿度雰囲気の場所にも使用で
きるようになる。さらに、軽量化がはかれるのでその用
途が拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフラットケーブルの断
面図である。
【符号の説明】
1 導体 2 接着剤層 3 絶縁層 4 プライマー層 5 絶縁層

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体が絶縁層にはさまれてなるフラット
    ケーブルであって、導体の長手方向の一つの面に一方の
    絶縁層が接着剤層を介して存在し、それに対向する面に
    他方の絶縁層が厚さ0.01〜3μmのプライマー層を
    介して存在するフラットケーブル。
  2. 【請求項2】 接着剤層が、ホットメルト接着剤の層で
    ある請求項1記載のフラットケーブル。
  3. 【請求項3】 ホットメルト接着剤が、ポリオレフィン
    系接着剤またはポリエステル系接着剤である請求項2記
    載のフラットケーブル。
  4. 【請求項4】 プライマー層が、ウレタン系プライマー
    または有機チタン系プライマーの層である請求項1記載
    のフラットケーブル。
  5. 【請求項5】 接着剤層がポリオレフィン系接着剤の層
    で、プライマー層がウレタン系プライマーまたは有機チ
    タン系プライマーの層である請求項1記載のフラットケ
    ーブル。
  6. 【請求項6】 接着剤層がポリオレフィン系接着剤の層
    で、プライマー層がウレタン系プライマーの層である請
    求項5記載のフラットケーブル。
  7. 【請求項7】 接着剤層がポリエステル系接着剤の層
    で、プライマー層がウレタン系プライマーの層である請
    求項1記載のフラットケーブル。
  8. 【請求項8】 導体を挟んでプライマー層に対向する接
    着剤層と絶縁層との間に中間層を有する請求項1記載の
    フラットケーブル。
  9. 【請求項9】 導体を、絶縁層の片面上に接着剤層を有
    するフィルムと、絶縁層の片面上にプライマー層を有す
    るフィルムとで、上記接着剤層と上記プライマー層が接
    するようにはさむ工程を有するフラットケーブルの製造
    方法。
  10. 【請求項10】 接着剤層がホットメルト接着剤の層で
    ある請求項9記載のフラットケーブルの製造方法。
  11. 【請求項11】 ホットメルト接着剤が、ポリオレフィ
    ン系接着剤またはポリエステル系接着剤である請求項1
    0記載のフラットケーブルの製造方法。
  12. 【請求項12】 プライマー層が、ウレタン系プライマ
    ーまたは有機チタン系プライマーの層である請求項9記
    載のフラットケーブルの製造方法。
  13. 【請求項13】 接着剤層がポリオレフィン系接着剤の
    層で、プライマー層がウレタン系プライマーまたは有機
    チタン系プライマーの層である請求項9記載のフラット
    ケーブルの製造方法。
  14. 【請求項14】 接着剤層がポリオレフィン系接着剤の
    層で、プライマー層がウレタン系プライマーの層である
    請求項13記載のフラットケーブルの製造方法。
  15. 【請求項15】 接着剤層がポリエステル系接着剤の層
    で、プライマー層がウレタン系プライマーの層である請
    求項9記載のフラットケーブルの製造方法。
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