JPH09177367A - 免震構造体 - Google Patents
免震構造体Info
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- JPH09177367A JPH09177367A JP34131495A JP34131495A JPH09177367A JP H09177367 A JPH09177367 A JP H09177367A JP 34131495 A JP34131495 A JP 34131495A JP 34131495 A JP34131495 A JP 34131495A JP H09177367 A JPH09177367 A JP H09177367A
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- JP
- Japan
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- seismic isolation
- hard
- isolation structure
- plates
- laminated body
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震、交通振動に効果があり、且つ通常時の
風揺れなどにも影響されない優れた免震性能と、優れた
耐久性を有する免震構造体を提供する。 【解決手段】 上面板(鉄板)12と下面板(鉄板)1
4の間に剛性を有した硬質板16と粘弾性的性質を有し
た軟質板18とを、それぞれ複数個、交互に積層した複
合積層体の内部に柱状の中空部20を設け、そこにガラ
スビーズ等の硬質粒状物22を最密充填してフタ24で
封入する。
風揺れなどにも影響されない優れた免震性能と、優れた
耐久性を有する免震構造体を提供する。 【解決手段】 上面板(鉄板)12と下面板(鉄板)1
4の間に剛性を有した硬質板16と粘弾性的性質を有し
た軟質板18とを、それぞれ複数個、交互に積層した複
合積層体の内部に柱状の中空部20を設け、そこにガラ
スビーズ等の硬質粒状物22を最密充填してフタ24で
封入する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は免震装置に係り、大
型のビルのみならず、特に風揺れ等の影響を受けやすい
戸建住宅等の軽負荷用としても好適に使用しうる免震装
置に用いられる免震構造体に関するものである。
型のビルのみならず、特に風揺れ等の影響を受けやすい
戸建住宅等の軽負荷用としても好適に使用しうる免震装
置に用いられる免震構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数個の鋼板等の剛性を有した硬
質板と、粘弾性的性質を有したゴム等の軟質板とを交互
に積層した免震構造体が、中層、低層のビルや橋梁等の
免震装置のゴム支承片として広く用いられている。この
ような免震構造体の軟質板を構成するゴム等の弾性体
は、下記のようなばね特性を有するように設計されるの
が一般である。即ち、ゴム等の弾性体の横ばね定数KH
、搭載質量をMとして、水平方向の固有振動数fH は
次の条件を満たすように設計する。
質板と、粘弾性的性質を有したゴム等の軟質板とを交互
に積層した免震構造体が、中層、低層のビルや橋梁等の
免震装置のゴム支承片として広く用いられている。この
ような免震構造体の軟質板を構成するゴム等の弾性体
は、下記のようなばね特性を有するように設計されるの
が一般である。即ち、ゴム等の弾性体の横ばね定数KH
、搭載質量をMとして、水平方向の固有振動数fH は
次の条件を満たすように設計する。
【0003】
【数1】
【0004】この固有振動数fH は、建物や橋梁などの
重量と、ゴムなどの弾性体の横ばね定数KH との比で決
まるので、ビルや橋梁など搭載重量Mの大きいものの免
震装置の軟質板を構成する弾性体はばね剛性の大きい材
料、高弾性材料が用いられることが一般的である。ま
た、免震構造体の積層部分に鉛等の塑性物を併用したも
のが一般的に用いられていた。
重量と、ゴムなどの弾性体の横ばね定数KH との比で決
まるので、ビルや橋梁など搭載重量Mの大きいものの免
震装置の軟質板を構成する弾性体はばね剛性の大きい材
料、高弾性材料が用いられることが一般的である。ま
た、免震構造体の積層部分に鉛等の塑性物を併用したも
のが一般的に用いられていた。
【0005】このような、例えば、鉛を併用した免震構
造体は、低歪みにおける高弾性及び高歪みにおける低弾
性と、高減衰性とを合わせ持つので、地震や風揺れなど
に効果を発揮することができる。しかしながら、剪断歪
み200%にも及ぶ大きな地震の場合は、免震の効果は
発揮できるものの、高い剪断歪みや歪み応力により内部
に用いた鉛等の塑性物が大きく塑性変型したり、切断破
壊されてしまう虞があり、特に建造物に用いた場合には
免震構造体のみを交換することができないため、大きな
地震等の振動をうけた後においても継続使用しうる、よ
り高い耐久性を有する免震構造体が要望されていた。
造体は、低歪みにおける高弾性及び高歪みにおける低弾
性と、高減衰性とを合わせ持つので、地震や風揺れなど
に効果を発揮することができる。しかしながら、剪断歪
み200%にも及ぶ大きな地震の場合は、免震の効果は
発揮できるものの、高い剪断歪みや歪み応力により内部
に用いた鉛等の塑性物が大きく塑性変型したり、切断破
壊されてしまう虞があり、特に建造物に用いた場合には
免震構造体のみを交換することができないため、大きな
地震等の振動をうけた後においても継続使用しうる、よ
り高い耐久性を有する免震構造体が要望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の技術に鑑みてなされたものであり、免震装置をビ
ルや橋梁等の重量物のみならず、戸建住宅用等の軽量物
に適用した場合にも高性能で、且つ、塑性変型や切断破
壊のない耐久性に優れた免震構造体の提供を目的とする
ものである。
従来の技術に鑑みてなされたものであり、免震装置をビ
ルや橋梁等の重量物のみならず、戸建住宅用等の軽量物
に適用した場合にも高性能で、且つ、塑性変型や切断破
壊のない耐久性に優れた免震構造体の提供を目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の免震構造体は、
上下の面板の間に剛性を有した硬質板と粘弾性的性質を
有した軟質板とを、それぞれ複数個、交互に積層した複
合積層体の中心部に、該複合積層体を貫通する柱状の中
空部を設けて、そこに硬質粒状物を充填することを特徴
とする。
上下の面板の間に剛性を有した硬質板と粘弾性的性質を
有した軟質板とを、それぞれ複数個、交互に積層した複
合積層体の中心部に、該複合積層体を貫通する柱状の中
空部を設けて、そこに硬質粒状物を充填することを特徴
とする。
【0008】また、本発明の免震構造体においては、こ
の複合積層体に中央に中空部を有する円柱状のものを用
いた場合、前記複合積層体の平面視による直径をD、中
空部の平面視による直径をdとしたとき、Dとdが、下
記式を満たす関係にあることを特徴とする。
の複合積層体に中央に中空部を有する円柱状のものを用
いた場合、前記複合積層体の平面視による直径をD、中
空部の平面視による直径をdとしたとき、Dとdが、下
記式を満たす関係にあることを特徴とする。
【0009】0.6≧d/D≧0.15 さらに、中空部に充填する前記硬質粒状物の平均粒径は
0.1mm〜30mmであり、且つ、硬質粒状物の硬度
が、モース硬度で2以上であることを特徴とする。
0.1mm〜30mmであり、且つ、硬質粒状物の硬度
が、モース硬度で2以上であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の免震構造体の粘弾性的性
質を有した軟質板に用いられる材料とは、50%モジュ
ラスが1.5〜10kgf/cm2 、25℃における動
的剪断弾性率Gが、1.5〜10kgf/cm2 の特性
を有するものを指し、50%モジュラスが2〜8kgf
/cm2 、動的剪断弾性率Gが、2〜8kgf/cm2
のものが好ましい。
質を有した軟質板に用いられる材料とは、50%モジュ
ラスが1.5〜10kgf/cm2 、25℃における動
的剪断弾性率Gが、1.5〜10kgf/cm2 の特性
を有するものを指し、50%モジュラスが2〜8kgf
/cm2 、動的剪断弾性率Gが、2〜8kgf/cm2
のものが好ましい。
【0011】各種材料の50%モジュラス及び動的剪断
弾性率Gは、例えば、JIS K6301、K6394
に準拠して測定することができる。
弾性率Gは、例えば、JIS K6301、K6394
に準拠して測定することができる。
【0012】ここで、粘弾性的性質を有する材料として
は、熱可塑ゴム、ウレタンゴム、各種の加硫ゴム、未加
硫ゴム、微架橋ゴム、プラスチックス等の有機材料、こ
れらの発泡体、アスファルト、粘土等の無機材料、これ
らの混合材料など各種の材料であって、上記粘弾性的性
質を有するものを用いることができる。
は、熱可塑ゴム、ウレタンゴム、各種の加硫ゴム、未加
硫ゴム、微架橋ゴム、プラスチックス等の有機材料、こ
れらの発泡体、アスファルト、粘土等の無機材料、これ
らの混合材料など各種の材料であって、上記粘弾性的性
質を有するものを用いることができる。
【0013】これらの材料は、平板状に成形され、軟質
板として用いられる。軟質板の形状は特に制限はない
が、本発明の免震構造体においては、柱状の中空部を有
することから、中央に中空部を有することが必要であ
る。通常は、中央に中空部を有する所謂円柱状のものが
使用され、個々の軟質板はドーナツ盤状の形状を有す
る。軟質板の厚みには特に制限はなく、使用される材料
及び所望の免震性能によって選択できるが、一般には、
重量物に用いる場合には、5〜10mm、軽量物に用い
る場合には、1〜4mm程度の厚みのものが使用され
る。
板として用いられる。軟質板の形状は特に制限はない
が、本発明の免震構造体においては、柱状の中空部を有
することから、中央に中空部を有することが必要であ
る。通常は、中央に中空部を有する所謂円柱状のものが
使用され、個々の軟質板はドーナツ盤状の形状を有す
る。軟質板の厚みには特に制限はなく、使用される材料
及び所望の免震性能によって選択できるが、一般には、
重量物に用いる場合には、5〜10mm、軽量物に用い
る場合には、1〜4mm程度の厚みのものが使用され
る。
【0014】これらの材料は単独で用いても、複数種を
混合して用いてもよく、全体が均一な材料で形成されて
いてもよいが、内側部分に高ダンピング材料、外側部分
にクリープ性能の良くかつ柔らかい材料等と二種類以上
を組み合わせて使用してもよい。
混合して用いてもよく、全体が均一な材料で形成されて
いてもよいが、内側部分に高ダンピング材料、外側部分
にクリープ性能の良くかつ柔らかい材料等と二種類以上
を組み合わせて使用してもよい。
【0015】また、本発明の免震構造体における硬質板
としては、金属、セラミックス、プラスチックス、FR
P、ポリウレタン、木材、紙板、スレート板、化粧板等
所要の剛性を有する各種の材料を使用することができ
る。ここで、所要の剛性とは、設計条件により大きく変
わるが、剪断変型した特許、座屈現象が生じにくい剛性
を意味する。
としては、金属、セラミックス、プラスチックス、FR
P、ポリウレタン、木材、紙板、スレート板、化粧板等
所要の剛性を有する各種の材料を使用することができ
る。ここで、所要の剛性とは、設計条件により大きく変
わるが、剪断変型した特許、座屈現象が生じにくい剛性
を意味する。
【0016】硬質板の厚み、形状には特に制限はなく、
使用される材料及び所望の免震性能によって選択できる
が、その厚みは、一般には、重量物に用いる場合には、
2〜4mm、軽量物に用いる場合には、0.5〜2mm
程度の厚みのものが使用される。また、形状は、積層さ
れる軟質板と同様、中央に中空部を有することの他は任
意であるが、通常は、併用する軟質板と同じ形状のもの
を用いる。
使用される材料及び所望の免震性能によって選択できる
が、その厚みは、一般には、重量物に用いる場合には、
2〜4mm、軽量物に用いる場合には、0.5〜2mm
程度の厚みのものが使用される。また、形状は、積層さ
れる軟質板と同様、中央に中空部を有することの他は任
意であるが、通常は、併用する軟質板と同じ形状のもの
を用いる。
【0017】前記軟質板と硬質板とを交互に複数段積層
して複合積層体を構成するものである。軟質板及び硬質
板、それぞれの形状、面積及び厚さは前記した如く要求
される免震性能によって異なるが、通常は、複合積層体
は前記した如く、中空部を有する円柱状を示し、軟質板
及び硬質板両者の形状が同じドーナツ盤状をなし、且
つ、表面積も同じであるものが汎用されている。
して複合積層体を構成するものである。軟質板及び硬質
板、それぞれの形状、面積及び厚さは前記した如く要求
される免震性能によって異なるが、通常は、複合積層体
は前記した如く、中空部を有する円柱状を示し、軟質板
及び硬質板両者の形状が同じドーナツ盤状をなし、且
つ、表面積も同じであるものが汎用されている。
【0018】これらの免震構造体においては、剛性を有
する硬質板と粘弾性的性質を有する軟質板としてドーナ
ツ盤状のものを用いることが一般的であり、その場合、
前記軟質板の平面視による直径をD、軟質板の中空部の
平面視による直径をdとしたとき、Dとdが、下記式を
満たす関係にあることが好ましい。
する硬質板と粘弾性的性質を有する軟質板としてドーナ
ツ盤状のものを用いることが一般的であり、その場合、
前記軟質板の平面視による直径をD、軟質板の中空部の
平面視による直径をdとしたとき、Dとdが、下記式を
満たす関係にあることが好ましい。
【0019】0.6≧d/D≧0.15 d/Dが0.6を超えると周囲に存在する複合積層体の
バネ剛性と中空部に充填された粒状物同志の摩擦力との
バランスがくずれ、地震等で大変型を受けた後に、もと
の位置に戻らなくなる虞があり、d/Dが0.15未満
であると摩擦力の効果が小さく、所望の減衰効果が得ら
れないため、いずれも好ましくない。用いられる複合積
層体が中空部を有する円柱状でない場合においても、複
合積層体と中空部との面積比が前記の式より導かれる範
囲にあることが好ましい。
バネ剛性と中空部に充填された粒状物同志の摩擦力との
バランスがくずれ、地震等で大変型を受けた後に、もと
の位置に戻らなくなる虞があり、d/Dが0.15未満
であると摩擦力の効果が小さく、所望の減衰効果が得ら
れないため、いずれも好ましくない。用いられる複合積
層体が中空部を有する円柱状でない場合においても、複
合積層体と中空部との面積比が前記の式より導かれる範
囲にあることが好ましい。
【0020】具体的には、例えば、重量物に用いる場
合、前記Dが500〜1500mm、dが75〜900
mm、軽量物に用いる場合、前記Dが50〜300m
m、dが7.5〜180mm程度のものが好ましい。
合、前記Dが500〜1500mm、dが75〜900
mm、軽量物に用いる場合、前記Dが50〜300m
m、dが7.5〜180mm程度のものが好ましい。
【0021】本発明の免震構造体に耐候性を付与するた
め、免震構造体の外側を耐候性の優れた材料で被覆して
も良い。この被覆材料としては、例えば、ブチルゴム、
アクリルゴム、ポリウレタン、シリコンゴム、フッ素ゴ
ム、多硫化ゴム、エチレンプロピレンゴム(ERP及び
EPDM)、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポ
リエチレン、エチレン酢酸ビニルゴム、クロロプレンゴ
ムなどを用いることができる。これらの材料は単独で
も、二種類以上をブレンドしても良い。また、天然ゴ
ム、イソプレンゴムスチレンブタジエンゴム、ブタジエ
ンゴム、ニトリルゴム等とブレンドしても良い。
め、免震構造体の外側を耐候性の優れた材料で被覆して
も良い。この被覆材料としては、例えば、ブチルゴム、
アクリルゴム、ポリウレタン、シリコンゴム、フッ素ゴ
ム、多硫化ゴム、エチレンプロピレンゴム(ERP及び
EPDM)、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポ
リエチレン、エチレン酢酸ビニルゴム、クロロプレンゴ
ムなどを用いることができる。これらの材料は単独で
も、二種類以上をブレンドしても良い。また、天然ゴ
ム、イソプレンゴムスチレンブタジエンゴム、ブタジエ
ンゴム、ニトリルゴム等とブレンドしても良い。
【0022】本発明の免震構造体において柱状の中空部
に充填される硬質粒状物としては、圧縮充填することに
より、粒状物同志の摩擦力によって免震構造体の過剰な
変型を防止しうるものであれば、特に制限はないが、モ
ース硬度にて2以上の値を有する材料で形成されている
ものが好ましい。好適な材料としては、例えば、銅(モ
ース硬度:2)、鉄(モース硬度:4)、サンドブラス
ト用砂(モース硬度:9)、ガラス(モース硬度:
6)、石英(モース硬度:7)等が挙げられ、さらに、
前記好ましい硬度を有する繊維強化プラスチック、各種
セラミック等も使用することができる。
に充填される硬質粒状物としては、圧縮充填することに
より、粒状物同志の摩擦力によって免震構造体の過剰な
変型を防止しうるものであれば、特に制限はないが、モ
ース硬度にて2以上の値を有する材料で形成されている
ものが好ましい。好適な材料としては、例えば、銅(モ
ース硬度:2)、鉄(モース硬度:4)、サンドブラス
ト用砂(モース硬度:9)、ガラス(モース硬度:
6)、石英(モース硬度:7)等が挙げられ、さらに、
前記好ましい硬度を有する繊維強化プラスチック、各種
セラミック等も使用することができる。
【0023】粒状物の大きさは、0.1〜30mmの範
囲のものが好ましく、0.1mm未満であると充填時に
十分な応力をかけることができず、30mmを超える
と、粒状物同志の接触面積が小さくなり、いずれも所望
の摩擦力を得難いため、好ましくない。
囲のものが好ましく、0.1mm未満であると充填時に
十分な応力をかけることができず、30mmを超える
と、粒状物同志の接触面積が小さくなり、いずれも所望
の摩擦力を得難いため、好ましくない。
【0024】この硬質粒状物の具体例としては、ガラス
ビーズ、鉄球、銅球等の金属球、砂、石英粉、Al2 O
3 を主成分とするサンドブラスト用砂等が挙げられる。
ビーズ、鉄球、銅球等の金属球、砂、石英粉、Al2 O
3 を主成分とするサンドブラスト用砂等が挙げられる。
【0025】粒状物の形状については、前記のサイズを
有するものであれば特に制限はないく、球状、紡錘状、
不定型等のいずれであってもよく、粒状物の表面も平滑
であっても、微細な凹凸を有するものであってもよい
が、変型緩和効果及び摩擦力の観点から、平板状のもの
よりもアスペクト比が3以下程度の球に近い形状を有す
るものが好ましく用いられる。
有するものであれば特に制限はないく、球状、紡錘状、
不定型等のいずれであってもよく、粒状物の表面も平滑
であっても、微細な凹凸を有するものであってもよい
が、変型緩和効果及び摩擦力の観点から、平板状のもの
よりもアスペクト比が3以下程度の球に近い形状を有す
るものが好ましく用いられる。
【0026】これらの硬質粒状物を前記免震構造体の中
空部に充填する際には、タッピングを行うなどして、最
密充填し、さらに、蓋体等により応力が掛かるように封
入することが好ましい。中空部に最密充填された硬質粒
状物同志の摩擦力が減衰効果に寄与するため、硬質粒状
物が互いに自由に振動しうるような空間を有する充填状
態では所望の減衰効果が得られず好ましくない。
空部に充填する際には、タッピングを行うなどして、最
密充填し、さらに、蓋体等により応力が掛かるように封
入することが好ましい。中空部に最密充填された硬質粒
状物同志の摩擦力が減衰効果に寄与するため、硬質粒状
物が互いに自由に振動しうるような空間を有する充填状
態では所望の減衰効果が得られず好ましくない。
【0027】本発明の免震構造体は、軟質板及び硬質板
のサイズ、積層枚数、中空部の体積、充填する粒状物の
特性を選択することにより、橋、ビル等の重量物から、
戸建住宅の如き、比較的軽量(軽負荷)物についても、
優れた免震性能を示す免震構造体を得ることができる。
ここで、軽負荷物とは、面圧50kgf/cm2 未満、
更には面圧30kgf/cm2 以下、更に好ましくは面
圧20kgf/cm2以下のものを指す。
のサイズ、積層枚数、中空部の体積、充填する粒状物の
特性を選択することにより、橋、ビル等の重量物から、
戸建住宅の如き、比較的軽量(軽負荷)物についても、
優れた免震性能を示す免震構造体を得ることができる。
ここで、軽負荷物とは、面圧50kgf/cm2 未満、
更には面圧30kgf/cm2 以下、更に好ましくは面
圧20kgf/cm2以下のものを指す。
【0028】本発明の構成は、免震構造体の上下の面板
の間に剛性を有した硬質板と粘弾性的性質を有した軟質
板とを、それぞれ複数個、交互に積層した複合積層体を
設け、該複合積層体の内部に、該複合積層体を貫通する
柱状の中空部を設けて、そこに硬質の粒状物を充填して
なるものである。
の間に剛性を有した硬質板と粘弾性的性質を有した軟質
板とを、それぞれ複数個、交互に積層した複合積層体を
設け、該複合積層体の内部に、該複合積層体を貫通する
柱状の中空部を設けて、そこに硬質の粒状物を充填して
なるものである。
【0029】地震時などには、この免震構造体に大変形
が加わるが、剪断変形に合わせて移動する中空部に最密
充填された硬質粒状物の粒子表面同志の摩擦によって、
振動が効果的に減衰され、積層構造体にいわゆる塑性変
型を引き起こす程のダメージが起こることがない。この
ため、一度の地震で免震効果が失われることなく、耐久
性のある免震効果を有する。
が加わるが、剪断変形に合わせて移動する中空部に最密
充填された硬質粒状物の粒子表面同志の摩擦によって、
振動が効果的に減衰され、積層構造体にいわゆる塑性変
型を引き起こす程のダメージが起こることがない。この
ため、一度の地震で免震効果が失われることなく、耐久
性のある免震効果を有する。
【0030】
【実施例】以下に本発明を図面を参照して実施例につい
て具体的に説明する。表1に実施例と比較例の条件と試
験結果をまとめて示している。
て具体的に説明する。表1に実施例と比較例の条件と試
験結果をまとめて示している。
【0031】(実施例1)図1は本発明の実施例1に係
る免震構造体10の断面図を示している。図1に示す免
震構造体10において、上面板12(鉄板)と下面板1
4(鉄板)の間に硬質板16として外径160mm、内
径30mm、厚さ1mmの鋼板20枚、軟質板18とし
て、50%モジュラスが1.9kgf/cm2 、引張り
強度が70kgf/cm2 、破断時の伸びが700%の
ゴム材料を用い、軟質板18(1枚の厚さ1.6mm)
を21層用いた。この免震構造体10の積層体中央部に
設けた中空部20に、直径1mmのガラスビーズ(球
形)22をタッピングを行いながら充填できる最大量を
充填し、その上部にM30のネジを切ったフタ24をト
ルク1kgmでねじ込むことにより中のガラスビーズ2
2が圧縮状態になるように充填、封入した。さらに、こ
の積層体の外周を天然ゴム系ゴム材料を用いた外被ゴム
26で被覆して免震構造体を得て、実施例1とした。
る免震構造体10の断面図を示している。図1に示す免
震構造体10において、上面板12(鉄板)と下面板1
4(鉄板)の間に硬質板16として外径160mm、内
径30mm、厚さ1mmの鋼板20枚、軟質板18とし
て、50%モジュラスが1.9kgf/cm2 、引張り
強度が70kgf/cm2 、破断時の伸びが700%の
ゴム材料を用い、軟質板18(1枚の厚さ1.6mm)
を21層用いた。この免震構造体10の積層体中央部に
設けた中空部20に、直径1mmのガラスビーズ(球
形)22をタッピングを行いながら充填できる最大量を
充填し、その上部にM30のネジを切ったフタ24をト
ルク1kgmでねじ込むことにより中のガラスビーズ2
2が圧縮状態になるように充填、封入した。さらに、こ
の積層体の外周を天然ゴム系ゴム材料を用いた外被ゴム
26で被覆して免震構造体を得て、実施例1とした。
【0032】この免震構造体に、荷重3t、振動数f=
0.2Hzで剪断歪100%で震動を与えた時の剪断剛
性(G)、tanδを測定した。結果を下記表1に示し
た。
0.2Hzで剪断歪100%で震動を与えた時の剪断剛
性(G)、tanδを測定した。結果を下記表1に示し
た。
【0033】また、この積層体の中空部20にガラスビ
ーズ22を充填しなかったこと以外は実施例1と同様に
して、免震構造体を作製して比較例1とした。この比較
例1の免震構造体について、実施例1と同様の評価を行
い、結果を下記表1に示した。
ーズ22を充填しなかったこと以外は実施例1と同様に
して、免震構造体を作製して比較例1とした。この比較
例1の免震構造体について、実施例1と同様の評価を行
い、結果を下記表1に示した。
【0034】
【表1】
【0035】表1に明らかなごとく、本発明の免震構造
体である実施例1は中空部にガラスビーズを充填しなか
った比較例1の免震構造体に比べて、著しく減衰効果が
向上していた。
体である実施例1は中空部にガラスビーズを充填しなか
った比較例1の免震構造体に比べて、著しく減衰効果が
向上していた。
【0036】また、この結果をみるに、剪断剛性(G)
が2.5kgf/cm2 、tanδが0.37という数
値は、例えば、戸建用免震構造体として十分なレベルで
あることが確認された。
が2.5kgf/cm2 、tanδが0.37という数
値は、例えば、戸建用免震構造体として十分なレベルで
あることが確認された。
【0037】(実施例2)図2は本発明の実施例2に係
る免震構造体28の断面図を示している。図2に示す免
震構造体28において、上面板12(鉄板)と下面板1
4(鉄板)の間に硬質板16として外径160mm、内
径60mm、厚さ1mmの鋼板20枚、軟質板18とし
て、50%モジュラスが6.0kgf/cm2 、引張り
強度が200kgf/cm2 、破断時の伸びが650%
のゴム材料を用い、軟質板(1枚の厚さ1.6mm)を
21層用いた。この免震構造体28の積層体中央部に設
けた中空部20に、直径1mmのガラスビーズ(球形)
22をタッピングを行いながら充填できる最大量を充填
し、その最上部に厚さ1.5mmのナイロン板30をク
ッション材として配置し、その上から上ブタ32をボル
トで締めて固定することにより、中のガラスビーズ22
が圧縮状態になるように充填、封入した。さらに、この
積層体の外周を天然ゴム系ゴム材料を用いた外被ゴム2
6で被覆して免震構造体を得て、実施例1とした。
る免震構造体28の断面図を示している。図2に示す免
震構造体28において、上面板12(鉄板)と下面板1
4(鉄板)の間に硬質板16として外径160mm、内
径60mm、厚さ1mmの鋼板20枚、軟質板18とし
て、50%モジュラスが6.0kgf/cm2 、引張り
強度が200kgf/cm2 、破断時の伸びが650%
のゴム材料を用い、軟質板(1枚の厚さ1.6mm)を
21層用いた。この免震構造体28の積層体中央部に設
けた中空部20に、直径1mmのガラスビーズ(球形)
22をタッピングを行いながら充填できる最大量を充填
し、その最上部に厚さ1.5mmのナイロン板30をク
ッション材として配置し、その上から上ブタ32をボル
トで締めて固定することにより、中のガラスビーズ22
が圧縮状態になるように充填、封入した。さらに、この
積層体の外周を天然ゴム系ゴム材料を用いた外被ゴム2
6で被覆して免震構造体を得て、実施例1とした。
【0038】この免震構造体28に、荷重10t、振動
数f=0.2Hzで剪断歪100%で震動を与えた時の
剪断剛性(G)、tanδを測定した。結果を下記表2
に示した。
数f=0.2Hzで剪断歪100%で震動を与えた時の
剪断剛性(G)、tanδを測定した。結果を下記表2
に示した。
【0039】また、この積層体の中空部にガラスビーズ
を充填しなかったこと以外は実施例2と同様にして、免
震構造体を作製して比較例1とした。この比較例2の免
震構造体について、実施例2と同様の評価を行い、結果
を下記表2に示した。
を充填しなかったこと以外は実施例2と同様にして、免
震構造体を作製して比較例1とした。この比較例2の免
震構造体について、実施例2と同様の評価を行い、結果
を下記表2に示した。
【0040】
【表2】
【0041】表2に明らかなごとく、本発明の免震構造
体である実施例2は中空部にガラスビーズを充填しなか
った比較例2の免震構造体に比べて、著しく減衰効果が
向上していた。
体である実施例2は中空部にガラスビーズを充填しなか
った比較例2の免震構造体に比べて、著しく減衰効果が
向上していた。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
の免震構造体は、ビルや橋梁等の重量物のみならず、戸
建住宅用等の軽重量物に適用した場合にも高性能で、且
つ、塑性変型や切断破壊がなく、かつ、耐久性に優れた
免震構造体を得ることができた。
の免震構造体は、ビルや橋梁等の重量物のみならず、戸
建住宅用等の軽重量物に適用した場合にも高性能で、且
つ、塑性変型や切断破壊がなく、かつ、耐久性に優れた
免震構造体を得ることができた。
【図1】 本発明の実施例1に係る免震構造体の断面図
である。
である。
【図2】 本発明の実施例2に係る免震構造体の断面図
である。
である。
10:免震構造体 12:上面板(鉄板) 14:下面板(鉄板) 16:硬質板 18:軟質板 20:柱状の中空部 22:ガラスビーズ(硬質の粒状物) 24:フタ 26:外被ゴム 28:免震構造体 30:ナイロン板(クッション材) 32:上ブタ
Claims (3)
- 【請求項1】 上下の面板の間に、剛性を有した硬質板
と粘弾性的性質を有した軟質板とを、それぞれ複数個、
交互に積層した複合積層体を設け、該複合積層体の内部
に、該複合積層体を貫通する柱状の中空部を有する免震
構造体であって、 該柱状の中空部に硬質粒状物を充填したことを特徴とす
る免震構造体。 - 【請求項2】 前記複合積層体が中央に中空部を有する
円柱状をなしており、複合積層体の平面視による直径を
D、中空部の平面視による直径をdとしたとき、Dとd
とが、下記式を満たす関係にあることを特徴とする請求
項1記載の免震構造体。 0.6≧d/D≧0.15 - 【請求項3】 前記硬質粒状物の平均粒径が0.1mm
〜30mmであり、且つ、硬質粒状物の硬度が、モース
硬度で2以上であることを特徴とする請求項1又は2に
記載の免震構造体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34131495A JPH09177367A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 免震構造体 |
US08/722,567 US5765322A (en) | 1995-09-29 | 1996-09-27 | Seismic isolation apparatus |
US09/021,845 US5884440A (en) | 1995-09-29 | 1998-02-11 | Seismic isolation device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34131495A JPH09177367A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 免震構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09177367A true JPH09177367A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18345103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34131495A Pending JPH09177367A (ja) | 1995-09-29 | 1995-12-27 | 免震構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09177367A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000220691A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-08 | Oiles Ind Co Ltd | 振動エネルギ吸収装置 |
JP2010096243A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Polsys Kenkyusho:Kk | 免震構造体及びその製造方法 |
JP6064075B1 (ja) * | 2016-08-23 | 2017-01-18 | 株式会社ビービーエム | 構造物用免震支承装置及び構造物用免震支承装置の製造方法 |
CN106401255A (zh) * | 2016-10-09 | 2017-02-15 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 组合式铅颗粒橡胶阻尼器 |
CN106567592A (zh) * | 2016-11-09 | 2017-04-19 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 低屈服点钢耗能与颗粒耗能阻尼器 |
CN107816125A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-03-20 | 叶长青 | 地下室和上部结构同步施工的结构 |
CN109098289A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-12-28 | 苏州海德新材料科技股份有限公司 | 隔震支座芯材、摩擦芯隔震支座及其制备方法和应用 |
CN109403499A (zh) * | 2018-12-19 | 2019-03-01 | 苏州海德新材料科技股份有限公司 | 粘弹性阻尼器及其建筑安装结构 |
WO2022103356A1 (en) * | 2020-11-13 | 2022-05-19 | Yildiz Teknik Universitesi | A seismic combination apparatus with elastomer and with friction particularly for use in buildings |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP34131495A patent/JPH09177367A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106567592B (zh) * | 2016-11-09 | 2020-05-22 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 低屈服点钢耗能与颗粒耗能阻尼器 |
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CN107816125B (zh) * | 2017-10-26 | 2024-06-07 | 临沂锋立建筑劳务有限公司 | 地下室和上部结构同步施工的结构 |
CN109098289A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-12-28 | 苏州海德新材料科技股份有限公司 | 隔震支座芯材、摩擦芯隔震支座及其制备方法和应用 |
WO2020042390A1 (zh) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 苏州海德新材料科技股份有限公司 | 隔震支座芯材、摩擦芯隔震支座及其制备方法 |
US12031601B2 (en) | 2018-08-27 | 2024-07-09 | Suzhou Haider New Material Technology Co., Ltd. | Core material for shock insulation support, shock insulation support having friction core and preparation method therefor |
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