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JPH0917572A - 薄膜エレクトロルミネセンス素子のシール形成方法及びエレクトロルミネセンス素子 - Google Patents

薄膜エレクトロルミネセンス素子のシール形成方法及びエレクトロルミネセンス素子

Info

Publication number
JPH0917572A
JPH0917572A JP8149655A JP14965596A JPH0917572A JP H0917572 A JPH0917572 A JP H0917572A JP 8149655 A JP8149655 A JP 8149655A JP 14965596 A JP14965596 A JP 14965596A JP H0917572 A JPH0917572 A JP H0917572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
thin film
tfel
thin
layers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8149655A
Other languages
English (en)
Inventor
Brian C Samuels
ブライアン・シー・サミュエルス
Regina B Mueller-Mach
レジーナ・ビー・ミューラー−マッハ
Gerd O Mueller
ジャード・オー・ミューラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JPH0917572A publication Critical patent/JPH0917572A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/02Details
    • H05B33/04Sealing arrangements, e.g. against humidity
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/10Apparatus or processes specially adapted to the manufacture of electroluminescent light sources

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】薄膜エレクトロルミネセンス素子のシールを廉
価で簡単に形成する。 【解決手段】薄膜エレクトロルミネセンス素子を基板上
に設け、集積回路製造法を利用して、前記薄膜エレクト
ロルミネセンス素子の上部表面と少なくとも1つのエッ
ジに一体化カプセル封じ薄層(26、28)を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、薄膜エレクト
ロルミネセンス素子に関するものであり、とりわけ、こ
うした素子にハーメチック・シールを施すための方法及
び構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄膜エレクトロルミネセンス(TFE
L)素子は、さまざまな用途に用いられている。例え
ば、TFEL素子のアレイを用いて、プリント・ヘッド
を形成することが可能である。従来のTFEL素子に
は、2つの誘電体層に挟まれた活性半導体層が含まれて
いる。活性半導体層の反対側の誘電体層の表面に、電極
層が形成される。
【0003】TFEL素子は、一般に、交流電流信号に
よって駆動される。2つの電極層の電位差がしきい値電
圧に達すると、光が発生する。電流が活性半導体層に流
れると、エレクトロルミネセンスが該層に発生する。電
流によって、例えば、マンガンといったドーパント材料
が励起される。活性半導体層を形成するための材料の選
択によって、TFEL素子から放出される光の周波数が
決まる。
【0004】TFEL素子には、薄膜層、とりわけ、活
性半導体層を保護するためのハーメチック・シールが含
まれる。ハーメチック・シールによって、TFEL素子
に悪影響を及ぼす汚染物及び水分から層が隔離される。
主たる問題は、層が水分にさらされることによる薄膜の
劣化である。湿度は、TFEL素子の有効寿命を大幅に
短縮する。
【0005】Phillips他に対する米国特許第
5,017,824号及びKun他に対する第4,95
1,064号には、TFEL素子のための汚染物のない
環境を形成するシーリング構造の記載がある。該素子に
重ねてガラス・パッケージを形成することによって、オ
イルの充填室が得られる。例えば、シリコン・オイルを
用いることが可能である。
【0006】TFEL素子用の液体充填パッケージは、
この数年にわたってうまく機能してきたが、問題があ
る。まず、漏れ防止キャビティを形成し、充填する必要
のあるパッケージ・アセンブリによって、TFELアレ
イの費用が大幅に増大する。さらに、このパッケージン
グは、単純なアレイ及びレンズ・システムを形成する妨
げになり、十分な光ビーム性能特性を獲得するための作
業を複雑にする可能性がある。もう1つの問題は、こう
したパッケージがTFLE素子の製造歩留りに悪影響を
及ぼす可能性があるということである。寿命試験の結
果、シール完全性についてはばらつきの大きい結果を示
している。
【0007】TFEL素子のために、液体を用いないシ
ールを設ける試みがなされてきた。Kawachiに対
する米国特許第4,767,679号には、熱可塑性樹
脂から作られた内部層と、加熱され、その後、その周囲
が1つ以上のTFEL素子を支持する基板にプレス・ボ
ンディングされた外部耐湿性薄膜から構成されるシール
の記載がある。すなわち、耐湿性薄膜を基板と整列させ
て加熱し、基板に加圧ボンディングされる。Krusk
opf他に対する米国特許第5,194,027号に
は、TFELパネルの活性領域にゲル材料を塗り、ゲル
材料の上に保護カバーを押しつけ、保護カバーの下から
余分なゲル材料を絞り出すことによって形成されるシー
ルの記載がある。ゲル材料は、その後、所定の硬度まで
硬化させられる。最後に、接着性の防湿材によってTF
ELパネルに対するシールが施される。Leksell
他に対する米国特許第5,258,690号には、もう
1つの液体を用いないシール・アセンブリの記載があ
る。このシール・アセンブリは、TFEL素子の発光部
分をカプセル封じするための透明な固体材料の接着性コ
ーティングである。
【0008】TFEL素子の液体を用いないシール・ア
センブリは既知のところであるが、オイル/ガラス・パ
ッケージングは、依然として、こうした素子にハーメチ
ック・シールを施すための一般的なアセンブリである。
既知の液体を用いないシールに関する問題には、欠陥の
伝搬する傾向が含まれる。業界において、固体シール
は、短絡によって生じるバーン・アウトの伝搬の自己制
限、即ち「自己回復」特性がよくないと考えられてい
る。上述のKruskopf他に対する特許では、例え
ば、パネルを被う液体を用いないパッケージング材料が
硬すぎる場合には、自己回復効果が制限されるという問
題が明らかにされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エレ
クトロルミネセンス素子の製造歩留りや有効寿命に悪影
響を及ぼすことなく、こうしたエレクトロルミネセンス
素子の費用及び複雑さを低減できる、薄膜エレクトロル
ミネセンス素子のシールを形成するための方法及び構造
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】薄膜堆積法を用いて、薄
膜エレクトロルミネセンス(TFEL)素子上にカプセ
ル封じ薄層が形成される。望ましい実施例の場合、カプ
セル封じ層は、化学蒸着法(CVD)を利用して堆積さ
せられる。プラズマ強化CVDによる堆積の場合、蒸着
中、TFEL素子を比較的低温に保つことができるの
で、カプセル封じ薄層は、こうしたCVDによって堆積
させるのが理想である。さらに、プラズマ強化CVD
は、低ピン・ホール密度及び十分なステップ・カバレー
ジで、窒化珪素のカプセル封じ層を堆積させるのに適し
ている。
【0011】最初のステップは、TFEL素子を形成す
ることである。本発明にとって必須ではないが、従来の
TFELには、2つの誘電体層と対向する電極層との間
に活性半導体層が含まれている。基板上に5つの薄膜層
が形成される。カプセル封じ層の堆積前に、TFEL素
子にベーキングを施すと、寿命試験時の性能結果が改善
される。すなわち、カプセル封じされる薄膜内の水分及
び他の吸収された物質を減少させるため、事前ベーキン
グを実施すると、所望の性能特性を示す素子のパーセン
テージが増すことになる。ベーキングは、真空排気され
た環境で行われるのが望ましい。
【0012】望ましい実施例において、TFEL素子
は、エッジ発光素子であり、カプセル封じ薄膜層が、発
光エッジの上に延びている。しかし、本発明の効用は、
エッジ発光素子に限定されるものではなく、面発光TF
EL素子においても同様に容易に用いることが可能であ
る。窒化珪素によって所望の特性が得られるが、酸窒化
珪素、硫化亜鉛と酸窒化珪素、または、窒化アルミニウ
ムに置き換えることも可能である。
【0013】カプセル封じは、一般に、単一層から形成
される。ベーキングは、一般に、真空排気された環境で
実施されるが、適正に選択された気体環境内で実施する
ことも可能である。一方、多層カプセル封じも企図され
ている。
【0014】本発明の利点は、TFEL素子の費用また
は製造の複雑さをあまり増すことなく、耐湿性TFEL
素子を形成することができるということである。
【0015】
【実施例】図1を参照すると、TFEL素子10には、
基板12上の多層構造が含まれている。基板12は、ガ
ラスのような透明材料から形成することが可能である
が、これは必須ではない。
【0016】薄膜活性半導体層14が、上部誘電体層1
6と下部誘電体層18との間に挟まれる。活性半導体層
14の形成に許容可能な材料は、マンガンをドープした
硫化亜鉛である。誘電体層は、酸窒化珪素(Silicon ox
initride)とすることが可能であるが、他の材料を選択
することも可能である。
【0017】駆動信号は、上部電極層20と下部電極層
22間に接続される。一般に、TFEL10は、交流駆
動信号によって駆動される。TFEL素子の両端間にお
ける電圧がしきい値電圧に達すると、光が発生する。電
流が活性半導体層14に流れると、該層にエレクトロル
ミネセンスが発生する。この電流によって、ドーパント
材料の電子が励起される。活性半導体層を形成するため
の材料の選択によって、TFEL素子から放出される光
の周波数が決まる。
【0018】電極層20及び22が、酸化インジウム・
スズ(ITO)から形成することが可能である。ITO
は、導電性であり、フラットなパネル・ディスプレイの
ような用途に用いられる光学的に透明な材料である。オ
プションにより、電極層20及び22の一方または両方
を光学的に不透明にすることも可能である。実際、望ま
しい実施例の場合、TFEL素子10は、前方エッジ2
4から光を放射するエッジ発光素子である。エッジ発光
素子は、素子の主表面からの光の放射を遅延するように
設計されている。一般に、TFEL素子アレイは基板1
2によって支持され、印刷などの用途に用いることが可
能になっている。
【0019】層14、16、18、20、及び、22
は、それぞれ、薄膜層である。「薄膜」は、ここでは、
最大厚が15μmのフィルムと定義される。これらの層
は、当該技術において既知の薄膜堆積法を利用して形成
される。例えば、電子ビーム蒸着またはスパッタリング
を利用することが可能である。
【0020】次に図2を参照すると、TFEL素子10
の上部表面にカプセル封じ層26が堆積させられる。望
ましい実施例の場合、カプセル封じ層は、プラズマ強化
化学蒸着(PECVD)によって堆積した窒化珪素の層
である。許容可能な厚さは、400nmである。PECV
Dでは、無線周波数で誘発されるグロー放電を利用し
て、エネルギを反応ガスに伝達するので、基板12を比
較的低い温度にとどめることが可能になる。室温蒸着が
可能であるので、基板及び層14〜20は、カプセル封
じ層26の形成中、熱的に安定した状態に保たれる。P
ECVDは、堆積薄膜のピン・ホール密度が低く、ステ
ップ被覆特性が良好な方法である。従って、隙間を生じ
ることなく、上部電極層20から基板12の表面への下
降段が実現する。
【0021】窒化珪素が望ましい材料であるが、カプセ
ル封じ層26の形成に、他の材料を代用することも可能
である。例えば、酸窒化珪素、硫化亜鉛と酸窒化珪素、
及び、窒化アルミニウムは、カプセル封じ層に望まれる
特性を備えていることが分かっている。さらに、PEC
VD以外の集積回路製造法を用いて、カプセル封じ層を
形成することが可能である。物理的蒸着は、PECVD
によって得られるのと同じ利点の多くをもたらす。
【0022】TFEL素子10がエッジ発光素子であ
り、カプセル封じ層26によって、放射表面が被われる
ことになる場合、該カプセル封じ層は光学的に透明でな
ければならない。さらに、カプセル封じ材料の屈折率を
考慮しなければならない。カプセル封じ層の屈折率は、
活性半導体層14の屈折率と整合することが望ましい。
また、厚さは、該素子の所望のスペクトルによって制約
を受ける可能性がある。しかし、不整合によって所望の
結果が得られる用途もいくつか存在する可能性がある。
【0023】次に、図3を参照すると、第2の実施例の
場合、カプセル封じ層は、多層膜構造である。下方薄膜
28は、硬度に関する所望の特性に合わせて選択するこ
とが可能である。次に、下方薄膜28の堆積時に生じる
可能性のあるピン・ホールの充填や被覆のために、上方
のキャップ薄膜30を形成することが可能である。こう
して、該構造の水分の不浸透性が改善される。例えば、
ピン・ホール形成に優れた耐性を有することが明らかに
なった硫化亜鉛のような多結晶材料、または、高分子材
料を用いて、下方薄膜28を形成することが可能であ
る。次に、キャップ薄膜30は窒化珪素とすることが可
能である。室温蒸着システムを用いるので、制御された
応力条件下における高分子材料による薄膜のキャップが
可能になる。
【0024】次に図4を参照すると、図3の構造の製造
ステップが、TFEL配列の形成によって開始される。
このステップは、基板に薄膜を形成する既知の方法を利
用して実施することが可能である。望ましい実施例の場
合、TFEL配列は、次に、ベーキングがステップ34
で施される。例えば、TFEL配列の製造において真空
排気環境における、30分にわたる250゜Cのベーキ
ングを利用したところ、高いパーセンテージの発光素子
が、温度45゜C、相対湿度85%の環境化で1000
時間を超える寿命試験に耐え抜いた。真空排気環境にお
ける高温のベーキングによって、カプセル封じ層を導入
した場合に、シーリングに不利な作用をする水分または
他の揮発性物質のガス放出が可能になる。ベーキング
は、制御されたガス環境下で実施することも可能であ
る。
【0025】さらに望ましい実施例について述べると、
PECVDカプセル封じステップ36によって、TFE
L配列がシールされる。ベーキング・ステップ34及び
PECVDの物理的特性によって、先行技術の固体シー
リング構造に一般的な欠陥の伝搬問題がほぼ克服され
る。最終ステップは、キャップ層を堆積させるステップ
36である。ただし、PECVDカプセル封じは、多膜
カプセル封じ構造における下方層の形成後に実施される
ステップとすることも可能である。以下に本発明の実施
態様のいくつかを列挙して発明の理解の助けとする。
【0026】(実施態様1)薄膜エレクトロルミネセン
ス素子(10)のシール形成方法であって、活性半導体
層(14)を含む複数の層(14、16、18、20、
及び、22)からなり、第1の表面を備えた薄膜エレク
トロルミネセンス素子を設けるステップと、集積回路製
造法(36)を利用して、前記薄膜エレクトロルミネセ
ンス素子の前記第1の表面及び少なくとも1つのエッジ
(24)に一体化カプセル封じ薄層(26、28)を形
成することを含めて、前記薄膜エレクトロルミネセンス
素子にカプセル封じを施し、前記活性半導体層が、集積
回路製造法を用いて形成される前記カプセル封じ薄層に
よって周囲の雰囲気からシールされるようにするステッ
プから構成される、方法。
【0027】(実施態様2)集積回路製造法(36)を
利用して、前記薄膜エレクトロルミネセンス素子(1
0)にカプセル封じを施す前記ステップに、前記一体化
カプセル封じ薄層の上に少なくとも1つの追加薄層を形
成する(38)ステップが含まれることを特徴とする、
実施態様1に記載の方法。 (実施態様3)前記カプセル封じ薄層(26、28)を
形成する前記ステップに、化学蒸着法(36)を利用す
るステップが含まれることを特徴とする、実施態様1ま
たは2に記載の方法。
【0028】(実施態様4)前記カプセル封じ薄層(2
6、28)を形成する前記ステップに、物理的蒸着法を
利用するステップが含まれることを特徴とする、実施態
様1または2に記載の方法。 (実施態様5)さらに、前記カプセル封じ薄層(26、
28)を形成する前記ステップの前に、前記薄膜エレク
トロルミネセンス素子(10)にプリ・ベーキング(3
4)を施すステップから構成されることと、前記プリ・
ベーキングが、真空排気環境において、高温で実施され
ることを特徴とする、実施態様1、2、3、または、4
に記載の方法。
【0029】(実施態様6)さらに、前記カプセル封じ
薄層(26、28)を形成する前記ステップの前に、高
温で、乾燥した環境において、前記薄膜エレクトロルミ
ネセンス素子(10)にプリ・ベーキング(34)を施
すステップから構成されることを特徴とする、実施態様
1、2、3、または、4に記載の方法。 (実施態様7)化学蒸着法(36)を利用するステップ
に、誘電体材料(26、28)を堆積させるプラズマ強
化化学蒸着が含まれることを特徴とする、実施態様3に
記載の方法。
【0030】(実施態様8)基板(12)と、電流の伝
導に応答して光を発生する薄膜活性層(14)と、前記
活性層の両側に位置する第2の薄膜電極層(20、2
2)を含んでおり、前記電極層の少なくとも一方が、薄
膜誘電体層(16、18)によって前記活性層から隔て
られている、前記基板に支持された層スタック(14、
16、18、20、及び、22)と、前記層スタック上
に形成される薄膜カプセル封じ層(26、28)から構
成され、前記カプセル封じ層が窒化物層であり、前記基
板の反対側において前記層スタック全域に延び、前記活
性層の少なくとも1つのエッジ(24)を被って、前記
エッジをまわりの雰囲気からシールすることを特徴とす
る、エレクトロルミネセンス素子(10)。
【0031】(実施施態様9)前記カプセル封じ層(2
6、28)が窒化珪素であることを特徴とする、実施態
様8に記載のエレクトロルミネセンス素子。 (実施態様10)さらに、前記カプセル封じ層(28)
を被覆するキャップ層(30)から構成されることと、
前記キャップ層が、ほとんど水分を通さない材料から形
成されることを特徴とする、実施態様8に記載のエレク
トロルミネセンス素子。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って形成された薄膜エレクトロルミ
ネセンス素子の側断面図である。
【図2】本発明によるカプセル封じ薄膜層を備える、図
1の薄膜エレクトロルミネセンス素子の側断面図であ
る。
【図3】本発明によるカプセル封じ構造の第2の実施例
に関する側断面図である。
【図4】図3のエレクトロルミネセンス素子を形成する
ための方法のステップを示すフロー図である。
【符号の説明】
10 TFEL素子 12 基板 14 薄膜活性半導体層 16 上部誘電体層 18 下部誘電体層 20 上部電極層 22 下部電極層 24 前方エッジ 26 カプセル封じ層 28 下方薄膜 30 上方キャップ薄膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄膜エレクトロルミネセンス素子のシール
    形成方法であって、 活性半導体層を含む複数の層からなり、第1の表面を備
    えた薄膜エレクトロルミネセンス素子を設けるステップ
    と、 集積回路製造法を利用して、前記薄膜エレクトロルミネ
    センス素子の前記第1の表面及び少なくとも1つのエッ
    ジに一体化カプセル封じ薄層を形成することを含めて、
    前記薄膜エレクトロルミネセンス素子にカプセル封じを
    施し、前記活性半導体層が、集積回路製造法を用いて形
    成される前記カプセル封じ薄層によって周囲の雰囲気か
    らシールされるようにするステップから構成される、 方法。
JP8149655A 1995-06-26 1996-06-12 薄膜エレクトロルミネセンス素子のシール形成方法及びエレクトロルミネセンス素子 Pending JPH0917572A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US49506495A 1995-06-26 1995-06-26
US495,064 1995-06-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0917572A true JPH0917572A (ja) 1997-01-17

Family

ID=23967114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8149655A Pending JPH0917572A (ja) 1995-06-26 1996-06-12 薄膜エレクトロルミネセンス素子のシール形成方法及びエレクトロルミネセンス素子

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Country Link
EP (1) EP0751699A3 (ja)
JP (1) JPH0917572A (ja)

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EP0751699A2 (en) 1997-01-02

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