JPH09171935A - 零磁束ct装置 - Google Patents
零磁束ct装置Info
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- JPH09171935A JPH09171935A JP7328466A JP32846695A JPH09171935A JP H09171935 A JPH09171935 A JP H09171935A JP 7328466 A JP7328466 A JP 7328466A JP 32846695 A JP32846695 A JP 32846695A JP H09171935 A JPH09171935 A JP H09171935A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】第1増幅器の入力回路にハイパスフィルタが接
続されることなく、周波数特性や過渡応答特性のよい零
磁束CT装置を提供する。 【解決手段】鉄心14と,被測定電流を流す1次巻線11
と,フィードバック電流を流す2次巻線12と,鉄心14の
磁束を検出する磁束検出巻線13と,からなる電流トラン
ス1と、磁束検出巻線13から検出される検出電圧を増幅
し2次巻線12にフィードバック電流を流す第1増幅器2
と、を備え、鉄心14内の磁束変化が零レベルで動作する
零磁束CT装置において、磁束検出巻線13に誘起される直
流電圧を監視する監視制御手段3と、この監視制御手段
3が作動したとき、2次巻線12にフィードバック電流を
流す第1増幅器2のオフセット電圧を補償するオフセッ
ト電圧補償手段4と、を備える。
続されることなく、周波数特性や過渡応答特性のよい零
磁束CT装置を提供する。 【解決手段】鉄心14と,被測定電流を流す1次巻線11
と,フィードバック電流を流す2次巻線12と,鉄心14の
磁束を検出する磁束検出巻線13と,からなる電流トラン
ス1と、磁束検出巻線13から検出される検出電圧を増幅
し2次巻線12にフィードバック電流を流す第1増幅器2
と、を備え、鉄心14内の磁束変化が零レベルで動作する
零磁束CT装置において、磁束検出巻線13に誘起される直
流電圧を監視する監視制御手段3と、この監視制御手段
3が作動したとき、2次巻線12にフィードバック電流を
流す第1増幅器2のオフセット電圧を補償するオフセッ
ト電圧補償手段4と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁束検出巻線にて
鉄心内の磁束を検出する巻線型零磁束電流トランス(以
下、電流トランスをCTと略称する)のオフセット電圧を
補償する零磁束CT装置に関する。
鉄心内の磁束を検出する巻線型零磁束電流トランス(以
下、電流トランスをCTと略称する)のオフセット電圧を
補償する零磁束CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来技術による零磁束CT装置の基
本回路構成図を示し、図5は従来技術による増幅器のオ
フセット電圧の影響を除去する零磁束CT装置の回路構成
図である。図4において、零磁束CT装置は、鉄心14と,
被測定電流を流す1次巻線11と,フィードバック電流を
流す2次巻線12と,鉄心の磁束を検出する磁束検出巻線
13と,からなる電流トランス(CT)1と、磁束検出巻線13
から検出される検出電圧を増幅し,2次巻線12にフィー
ドバック電流を流す第1増幅器2と、検出抵抗15と、を
備えて構成される。
本回路構成図を示し、図5は従来技術による増幅器のオ
フセット電圧の影響を除去する零磁束CT装置の回路構成
図である。図4において、零磁束CT装置は、鉄心14と,
被測定電流を流す1次巻線11と,フィードバック電流を
流す2次巻線12と,鉄心の磁束を検出する磁束検出巻線
13と,からなる電流トランス(CT)1と、磁束検出巻線13
から検出される検出電圧を増幅し,2次巻線12にフィー
ドバック電流を流す第1増幅器2と、検出抵抗15と、を
備えて構成される。
【0003】かかる構成において、1次巻線11に被測定
用の交流電流信号が流れたとき、鉄心14にはこの被測定
電流に対応する磁束変化が発生する。この磁束変化は磁
束検出巻線13で検出され、この検出された検出電圧は第
1増幅器2で増幅され、鉄心14内の磁束変化が零になる
様に2次巻線12にフィードバック電流を流す。このフィ
ードバック電流は検出抵抗15により電圧信号(V) に変換
される。そして、この電圧信号(V) により1次巻線11に
流れる被測定電流を求めることができる。
用の交流電流信号が流れたとき、鉄心14にはこの被測定
電流に対応する磁束変化が発生する。この磁束変化は磁
束検出巻線13で検出され、この検出された検出電圧は第
1増幅器2で増幅され、鉄心14内の磁束変化が零になる
様に2次巻線12にフィードバック電流を流す。このフィ
ードバック電流は検出抵抗15により電圧信号(V) に変換
される。そして、この電圧信号(V) により1次巻線11に
流れる被測定電流を求めることができる。
【0004】即ち、被測定電流をI1,1次巻線11の巻数
をn1, 2次巻線12の巻数をn2, 検出抵抗15の抵抗値をR
f, 検出抵抗15で検出された電圧信号をV とすると、
をn1, 2次巻線12の巻数をn2, 検出抵抗15の抵抗値をR
f, 検出抵抗15で検出された電圧信号をV とすると、
【0005】
【数1】I1 = (n2/n1)・(V/Rf) ……(1) (1) 式において、n1,n2,Rfは既知であるので、電圧信号
V を求めることにより、被測定電流I1 を求めることが
できる。実際例では、第1増幅器2は、図示省略された
演算増幅器21を使用しており、演算増幅器21のオフセッ
ト電圧により、鉄心14は常に直流励磁された状態とな
る。この直流励磁状態が長時間継続すると、鉄心14の比
透磁率が低下し、鉄心14は磁気飽和し易くなる。鉄心14
が磁気飽和を起こすと、電流検出誤差が大きくなるの
で、通常は図5に図示される様に第1増幅器2の入力回
路にハイパスフィルタ5を介して接続し、演算増幅器21
のオフセット電圧の影響を除去して、鉄心14が直流励磁
されない様に構成されている。
V を求めることにより、被測定電流I1 を求めることが
できる。実際例では、第1増幅器2は、図示省略された
演算増幅器21を使用しており、演算増幅器21のオフセッ
ト電圧により、鉄心14は常に直流励磁された状態とな
る。この直流励磁状態が長時間継続すると、鉄心14の比
透磁率が低下し、鉄心14は磁気飽和し易くなる。鉄心14
が磁気飽和を起こすと、電流検出誤差が大きくなるの
で、通常は図5に図示される様に第1増幅器2の入力回
路にハイパスフィルタ5を介して接続し、演算増幅器21
のオフセット電圧の影響を除去して、鉄心14が直流励磁
されない様に構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による零磁束
CT装置では、図5に図示される様に第1増幅器の入力回
路にハイパスフィルタを介して接続し、演算増幅器のオ
フセット電圧の影響を除去している。この様な場合、ハ
イパスフィルタにコンデンサを用い、直流成分を遮断す
ることにより、周波数特性や過渡応答特性が悪化する。
このため、被測定電流として過渡直流電流を含む入力信
号波形に対して忠実な出力波形を必要とする装置では、
従来技術による入力回路にハイパスフィルタを有する回
路方法ではハイパスフィルタそのものの周波数特性や過
渡応答特性が悪いため、零磁束CT装置を適用することが
できないと言う欠点がある。
CT装置では、図5に図示される様に第1増幅器の入力回
路にハイパスフィルタを介して接続し、演算増幅器のオ
フセット電圧の影響を除去している。この様な場合、ハ
イパスフィルタにコンデンサを用い、直流成分を遮断す
ることにより、周波数特性や過渡応答特性が悪化する。
このため、被測定電流として過渡直流電流を含む入力信
号波形に対して忠実な出力波形を必要とする装置では、
従来技術による入力回路にハイパスフィルタを有する回
路方法ではハイパスフィルタそのものの周波数特性や過
渡応答特性が悪いため、零磁束CT装置を適用することが
できないと言う欠点がある。
【0007】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
のであり、その目的は前記した課題を解決して、第1増
幅器の入力回路にハイパスフィルタが接続されることな
く、周波数特性や過渡応答特性のよい零磁束CT装置を提
供することにある。
のであり、その目的は前記した課題を解決して、第1増
幅器の入力回路にハイパスフィルタが接続されることな
く、周波数特性や過渡応答特性のよい零磁束CT装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、鉄心と,被測定電流を流す1次
巻線と,フィードバック電流を流す2次巻線と,鉄心の
磁束を検出する磁束検出巻線と,からなる電流トランス
(CT)と、磁束検出巻線から検出される検出電圧を増幅
し2次巻線にフィードバック電流を流す第1増幅器と、
を備え、鉄心内の磁束変化が零レベルで動作する零磁束
CT装置において、磁束検出巻線に誘起される直流電圧を
監視する監視制御手段と、この監視制御手段が作動した
とき、2次巻線にフィードバック電流を流す第1増幅器
のオフセット電圧を補償するオフセット電圧補償手段
と、を備えるものとする。
に、本発明においては、鉄心と,被測定電流を流す1次
巻線と,フィードバック電流を流す2次巻線と,鉄心の
磁束を検出する磁束検出巻線と,からなる電流トランス
(CT)と、磁束検出巻線から検出される検出電圧を増幅
し2次巻線にフィードバック電流を流す第1増幅器と、
を備え、鉄心内の磁束変化が零レベルで動作する零磁束
CT装置において、磁束検出巻線に誘起される直流電圧を
監視する監視制御手段と、この監視制御手段が作動した
とき、2次巻線にフィードバック電流を流す第1増幅器
のオフセット電圧を補償するオフセット電圧補償手段
と、を備えるものとする。
【0009】上記構成により、監視制御手段は、磁束検
出巻線に誘起される直流電圧が予め定められた値を越え
たとき、監視制御動作を作動させ、2次巻線に流れるフ
ィードバック電流を遮断し、オフセット電圧補償手段で
第1増幅器のオフセット電圧を補償する。また、零磁束
CT装置において、磁束検出巻線に誘起される直流電圧を
監視する監視制御手段は、磁束検出巻線に誘起される電
圧をフィルタし直流電圧を検出するローパスフィルタ
と, 基準電圧を備えローパスフィルタの直流電圧を比較
するコンパレータと, を備え、オフセット電圧補償手段
は、積分特性を備え補償電圧を記憶保持する第2増幅器
と、コンパレータが非作動時は磁束検出巻線に誘起され
る電圧を第1増幅器に入力し、コンパレータが作動時は
零電圧を第1増幅器に入力する第1スイッチと、コンパ
レータが非作動時は第1増幅器出力を2次巻線にフィー
ドバック電流を流し、コンパレータが作動時は第1増幅
器出力を第2増幅器に入力する第2スイッチと、を備え
るものとする。
出巻線に誘起される直流電圧が予め定められた値を越え
たとき、監視制御動作を作動させ、2次巻線に流れるフ
ィードバック電流を遮断し、オフセット電圧補償手段で
第1増幅器のオフセット電圧を補償する。また、零磁束
CT装置において、磁束検出巻線に誘起される直流電圧を
監視する監視制御手段は、磁束検出巻線に誘起される電
圧をフィルタし直流電圧を検出するローパスフィルタ
と, 基準電圧を備えローパスフィルタの直流電圧を比較
するコンパレータと, を備え、オフセット電圧補償手段
は、積分特性を備え補償電圧を記憶保持する第2増幅器
と、コンパレータが非作動時は磁束検出巻線に誘起され
る電圧を第1増幅器に入力し、コンパレータが作動時は
零電圧を第1増幅器に入力する第1スイッチと、コンパ
レータが非作動時は第1増幅器出力を2次巻線にフィー
ドバック電流を流し、コンパレータが作動時は第1増幅
器出力を第2増幅器に入力する第2スイッチと、を備え
るものとする。
【0010】上記構成により、第1増幅器は第2増幅器
からの補償電圧で零点補償信号を受け、コンパレータが
作動したとき零電圧が入力される第1増幅器出力は、第
2増幅器に零点誤差信号として入力され、第2増幅器の
積分特性で積分され、この積分出力は第1増幅器に零点
補償信号としてフィードバックし、第2増幅器は第1増
幅器のオフセット電圧相当の補償電圧を記憶保持する。
からの補償電圧で零点補償信号を受け、コンパレータが
作動したとき零電圧が入力される第1増幅器出力は、第
2増幅器に零点誤差信号として入力され、第2増幅器の
積分特性で積分され、この積分出力は第1増幅器に零点
補償信号としてフィードバックし、第2増幅器は第1増
幅器のオフセット電圧相当の補償電圧を記憶保持する。
【0011】また、コンパレータが作動したとき、第1
増幅器からのフィードバック電流が遮断される2次巻線
に予め定められた負荷抵抗を接続するものとする。上記
構成により、コンパレータが作動し、第1増幅器の零点
補償信号を再設定し、2次巻線のフィードバック電流が
遮断されている期間中も、2次巻線に接続された負荷抵
抗により被測定電流を検出することができる。
増幅器からのフィードバック電流が遮断される2次巻線
に予め定められた負荷抵抗を接続するものとする。上記
構成により、コンパレータが作動し、第1増幅器の零点
補償信号を再設定し、2次巻線のフィードバック電流が
遮断されている期間中も、2次巻線に接続された負荷抵
抗により被測定電流を検出することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明による一実施例の零
磁束CT装置を説明する回路構成図、図2は他の実施例の
零磁束CT装置の回路構成図、図3は鉄心上の磁束動作特
性を説明する説明図であり、図4、図5に対応する同一
部材には同じ符号が付してある。図1において、零磁束
CT装置は、鉄心14と,被測定電流を流す1次巻線11と,
フィードバック電流を流す2次巻線12と,鉄心14の磁束
を検出する磁束検出巻線13と,からなる電流トランス(C
T)と、磁束検出巻線13から検出される検出電圧を増幅し
2次巻線12にフィードバック電流を流す第1増幅器2
と、磁束検出巻線13に誘起される直流電圧を監視する監
視制御手段3と、この監視制御手段3が作動したとき、
2次巻線12にフィードバック電流を流す第1増幅器2の
オフセット電圧を補償するオフセット電圧補償手段4
と、を備えて構成される。
磁束CT装置を説明する回路構成図、図2は他の実施例の
零磁束CT装置の回路構成図、図3は鉄心上の磁束動作特
性を説明する説明図であり、図4、図5に対応する同一
部材には同じ符号が付してある。図1において、零磁束
CT装置は、鉄心14と,被測定電流を流す1次巻線11と,
フィードバック電流を流す2次巻線12と,鉄心14の磁束
を検出する磁束検出巻線13と,からなる電流トランス(C
T)と、磁束検出巻線13から検出される検出電圧を増幅し
2次巻線12にフィードバック電流を流す第1増幅器2
と、磁束検出巻線13に誘起される直流電圧を監視する監
視制御手段3と、この監視制御手段3が作動したとき、
2次巻線12にフィードバック電流を流す第1増幅器2の
オフセット電圧を補償するオフセット電圧補償手段4
と、を備えて構成される。
【0013】かかる構成において、零磁束CT装置のオフ
セット電圧補償方法は、磁束検出巻線に誘起される直流
電圧が予め定められた値を越えたとき、監視制御手段3
は監視制御動作を作動させ、2次巻線12に流れるフィー
ドバック電流を遮断し、オフセット電圧補償手段4で第
1増幅器2のオフセット電圧を補償する。
セット電圧補償方法は、磁束検出巻線に誘起される直流
電圧が予め定められた値を越えたとき、監視制御手段3
は監視制御動作を作動させ、2次巻線12に流れるフィー
ドバック電流を遮断し、オフセット電圧補償手段4で第
1増幅器2のオフセット電圧を補償する。
【0014】
【実施例】さらに本発明による一実施例の零磁束CT装置
を詳細に説明すると、第1増幅器2は、演算増幅器21と
入力抵抗22と負帰還抵抗23とから構成され、安定した増
幅度を有する。磁束検出巻線13に誘起される直流電圧を
監視する監視制御手段3は、磁束検出巻線13に誘起され
る直流電圧および交流電圧をフィルタし、この内、直流
電圧だけを検出するローパスフィルタ31と, 基準電圧33
を備えローパスフィルタ31の直流電圧とを比較するコン
パレータ32と, を備えて構成される。
を詳細に説明すると、第1増幅器2は、演算増幅器21と
入力抵抗22と負帰還抵抗23とから構成され、安定した増
幅度を有する。磁束検出巻線13に誘起される直流電圧を
監視する監視制御手段3は、磁束検出巻線13に誘起され
る直流電圧および交流電圧をフィルタし、この内、直流
電圧だけを検出するローパスフィルタ31と, 基準電圧33
を備えローパスフィルタ31の直流電圧とを比較するコン
パレータ32と, を備えて構成される。
【0015】オフセット電圧補償手段4は、高入力イン
ピーダンス演算増幅器44と積分コンデンサ46とからなり
積分特性を備え補償電圧を保持する第2増幅器40と、コ
ンパレータ32が非作動時は磁束検出巻線13に誘起される
電圧を第1増幅器2に入力し, コンパレータ32が作動時
は零電圧を第1増幅器2に入力する第1スイッチ34と、
コンパレータ32が非作動時は第1増幅器2の出力を2次
巻線12にフィードバック電流を流し, コンパレータ32が
作動時は第1増幅器2の出力を第2増幅器40に入力する
第2スイッチ35と、を備えて構成される。
ピーダンス演算増幅器44と積分コンデンサ46とからなり
積分特性を備え補償電圧を保持する第2増幅器40と、コ
ンパレータ32が非作動時は磁束検出巻線13に誘起される
電圧を第1増幅器2に入力し, コンパレータ32が作動時
は零電圧を第1増幅器2に入力する第1スイッチ34と、
コンパレータ32が非作動時は第1増幅器2の出力を2次
巻線12にフィードバック電流を流し, コンパレータ32が
作動時は第1増幅器2の出力を第2増幅器40に入力する
第2スイッチ35と、を備えて構成される。
【0016】図1の図示例では、第2増幅器40は、第1
増幅器2への零点補償信号を負帰還回路構成するため、
演算増幅器41と抵抗42、43からなる反転増幅器と、第2
スイッチ35のa接点を介して、上述の演算増幅器44と入
力抵抗45と積分コンデンサ46とからなる積分回路と、備
えて構成される。また、第1スイッチ34および第2スイ
ッチ35は連動スイッチであり、図示例では、コンパレー
タ32が非作動時は一方の接点bがONとなり、他方の接点
aがOFFとなる。コンパレータ32が作動時は接点bがOFF
となり、接点aがONとなる。尚、第1スイッチ34およ
び第2スイッチ35の接点回路は、半導体スイッチ回路あ
るいは機械的接点回路で構成される。
増幅器2への零点補償信号を負帰還回路構成するため、
演算増幅器41と抵抗42、43からなる反転増幅器と、第2
スイッチ35のa接点を介して、上述の演算増幅器44と入
力抵抗45と積分コンデンサ46とからなる積分回路と、備
えて構成される。また、第1スイッチ34および第2スイ
ッチ35は連動スイッチであり、図示例では、コンパレー
タ32が非作動時は一方の接点bがONとなり、他方の接点
aがOFFとなる。コンパレータ32が作動時は接点bがOFF
となり、接点aがONとなる。尚、第1スイッチ34およ
び第2スイッチ35の接点回路は、半導体スイッチ回路あ
るいは機械的接点回路で構成される。
【0017】かかる構成において、第1増幅器2は、第
2増幅器40が記憶保持した補償電圧を抵抗47を介して演
算増幅器21のオフセット電圧の零点補償信号としてこれ
を受け取る。即ち、第1増幅器2のオフセット電圧はオ
フセット電圧補償手段4によって零点補償された状態で
使用することができる。また、何等かの要因により鉄心
14が直流励磁されコンパレータ32が作動したとき、第1
スイッチ34の接点aを介して前記零電圧が入力される第
1増幅器2の出力信号は、反転増幅器で信号の極性を反
転し、第2スイッチ35の接点aを介して積分回路を構成
する演算増幅器44に零点誤差信号として入力され、第2
増幅器40の積分特性で積分される。この積分出力は第1
増幅器2に零点補償信号としてフィードバックされ、第
1増幅器2のオフセット電圧が補償される。また、第2
増幅器40は第1増幅器2のオフセット電圧相当の補償電
圧を記憶保持する。
2増幅器40が記憶保持した補償電圧を抵抗47を介して演
算増幅器21のオフセット電圧の零点補償信号としてこれ
を受け取る。即ち、第1増幅器2のオフセット電圧はオ
フセット電圧補償手段4によって零点補償された状態で
使用することができる。また、何等かの要因により鉄心
14が直流励磁されコンパレータ32が作動したとき、第1
スイッチ34の接点aを介して前記零電圧が入力される第
1増幅器2の出力信号は、反転増幅器で信号の極性を反
転し、第2スイッチ35の接点aを介して積分回路を構成
する演算増幅器44に零点誤差信号として入力され、第2
増幅器40の積分特性で積分される。この積分出力は第1
増幅器2に零点補償信号としてフィードバックされ、第
1増幅器2のオフセット電圧が補償される。また、第2
増幅器40は第1増幅器2のオフセット電圧相当の補償電
圧を記憶保持する。
【0018】次に、図3により鉄心14上の磁束動作特性
を説明する。図3において、鉄心14のB−H特性を図示
する。今、第1増幅器2のオフセット電圧が零あるいは
補償されて零の状態にあるときの零磁束CT装置の動作を
考える。1次巻線11に交流の被測定電流が流れると、鉄
心14は励磁され、磁束検出巻線13に誘起電圧を発生し、
第1スイッチ34のb接点を介して第1増幅器2に入力さ
れ、第1増幅器2で増幅された出力信号が第2スイッチ
35のb接点を介して2次巻線12にフィードバック電流が
流れる。1次巻線11に流れる被測定電流の電流と巻数の
積(以下、AT(アンペアターン)と略称する)と、2次
巻線12に流れるフィードバック電流のATと、磁束検出巻
線13に流れる検出電流のATと、の合計のATが被測定電流
の極性に応じて、Loop1 で図示される磁束ループを描い
て動作する。
を説明する。図3において、鉄心14のB−H特性を図示
する。今、第1増幅器2のオフセット電圧が零あるいは
補償されて零の状態にあるときの零磁束CT装置の動作を
考える。1次巻線11に交流の被測定電流が流れると、鉄
心14は励磁され、磁束検出巻線13に誘起電圧を発生し、
第1スイッチ34のb接点を介して第1増幅器2に入力さ
れ、第1増幅器2で増幅された出力信号が第2スイッチ
35のb接点を介して2次巻線12にフィードバック電流が
流れる。1次巻線11に流れる被測定電流の電流と巻数の
積(以下、AT(アンペアターン)と略称する)と、2次
巻線12に流れるフィードバック電流のATと、磁束検出巻
線13に流れる検出電流のATと、の合計のATが被測定電流
の極性に応じて、Loop1 で図示される磁束ループを描い
て動作する。
【0019】即ち、被測定電流が正の極性の電流を流し
ているとき、例えば、鉄心14はLoop1 上のL11 からL12
への磁束変化を生じる。次に、被測定電流が負の極性の
電流に反転すると、Loop1 上のL12 からL13 にジャンプ
し、L13 からL14 への磁束変化を生じ、以下この繰り返
しを行う。第1増幅器2のオフセット電圧は零であるの
で、即ち、全巻線における合計のATが零であるので、Lo
op1 が描く平均電流のATは零となり、鉄心14のB−H特
性の中央部分に点線で図示する曲線上の点M1を中心にLo
op1 の磁束変化特性が描かれる。
ているとき、例えば、鉄心14はLoop1 上のL11 からL12
への磁束変化を生じる。次に、被測定電流が負の極性の
電流に反転すると、Loop1 上のL12 からL13 にジャンプ
し、L13 からL14 への磁束変化を生じ、以下この繰り返
しを行う。第1増幅器2のオフセット電圧は零であるの
で、即ち、全巻線における合計のATが零であるので、Lo
op1 が描く平均電流のATは零となり、鉄心14のB−H特
性の中央部分に点線で図示する曲線上の点M1を中心にLo
op1 の磁束変化特性が描かれる。
【0020】次に、第1増幅器2のオフセット電圧が発
生すると、2次巻線12に流れるフィードバック電流に直
流磁化電流が流れ、Loop2 で図示する磁束変化特性が描
かれる。この時の2次巻線12に流れる直流磁化電流のAT
が、B−H特性上のH軸でのシフト量となり、Loop2 が
描く中心点M2は、この直流磁化電流のATとB−H特性の
中央部分の点線で図示する曲線との交点で定まる点で動
作する。
生すると、2次巻線12に流れるフィードバック電流に直
流磁化電流が流れ、Loop2 で図示する磁束変化特性が描
かれる。この時の2次巻線12に流れる直流磁化電流のAT
が、B−H特性上のH軸でのシフト量となり、Loop2 が
描く中心点M2は、この直流磁化電流のATとB−H特性の
中央部分の点線で図示する曲線との交点で定まる点で動
作する。
【0021】第1増幅器2のオフセット電圧がさらに増
加すると、磁束変化特性が移行し、M3点の周辺を動作す
るLoop3 の磁束変化を生じる。この様な鉄心14が飽和状
態に近いところでは、1次巻線11に流れる被測定電流の
ATと、2次巻線12に流れるフィードバック電流のATと、
の間に大きなAT差が生じ、被測定電流の測定に大きな誤
差を生じる。本発明はかかる大きな測定誤差を生じない
ように第1増幅器2のオフセット電圧を補償するもので
ある。また、第1増幅器2のゲインを増やすことによ
り、磁束検出巻線13に誘起する電圧を小さくすることが
できる。即ち、例えば、Loop1 上のL11 とL12 の間隔を
狭くすることができる。また、2次巻線12にフィードバ
ック電流を流す零磁束CT装置の代わりに、通常の電流ト
ランス(CT)の場合では、Loop-0で図示されるL01,L02,L0
3,L04 の磁束変化特性を描く。
加すると、磁束変化特性が移行し、M3点の周辺を動作す
るLoop3 の磁束変化を生じる。この様な鉄心14が飽和状
態に近いところでは、1次巻線11に流れる被測定電流の
ATと、2次巻線12に流れるフィードバック電流のATと、
の間に大きなAT差が生じ、被測定電流の測定に大きな誤
差を生じる。本発明はかかる大きな測定誤差を生じない
ように第1増幅器2のオフセット電圧を補償するもので
ある。また、第1増幅器2のゲインを増やすことによ
り、磁束検出巻線13に誘起する電圧を小さくすることが
できる。即ち、例えば、Loop1 上のL11 とL12 の間隔を
狭くすることができる。また、2次巻線12にフィードバ
ック電流を流す零磁束CT装置の代わりに、通常の電流ト
ランス(CT)の場合では、Loop-0で図示されるL01,L02,L0
3,L04 の磁束変化特性を描く。
【0022】図1において、鉄心14が直流励磁されコン
パレータ32が作動したとき、第1スイッチ34および第2
スイッチ35の接点bは開路され、接点aが閉路される。
第1スイッチ34および第2スイッチ35の接点aが閉路さ
れることにより、前述の第1増幅器2に零点補償動作の
再設定および、オフセット補償手段4が第1増幅器2の
オフセット電圧相当の補償電圧を記憶保持することがで
きる。しかし、この状態では、2次巻線12に流れるフィ
ードバック電流が第2スイッチ35の接点bで遮断されて
いるので、電流検出を行うことができない。
パレータ32が作動したとき、第1スイッチ34および第2
スイッチ35の接点bは開路され、接点aが閉路される。
第1スイッチ34および第2スイッチ35の接点aが閉路さ
れることにより、前述の第1増幅器2に零点補償動作の
再設定および、オフセット補償手段4が第1増幅器2の
オフセット電圧相当の補償電圧を記憶保持することがで
きる。しかし、この状態では、2次巻線12に流れるフィ
ードバック電流が第2スイッチ35の接点bで遮断されて
いるので、電流検出を行うことができない。
【0023】図2はかかる問題を解決する構成である。
図2において、図1との差異は、図1の回路構成に第3
スイッチ36と負荷抵抗37が追加されている点にある。即
ち、コンパレータ32が作動し、2次巻線12に流れるフィ
ードバック電流が第2スイッチ35の接点bで遮断された
とき、第3スイッチ36により2次巻線12に並列に負荷抵
抗37を接続する。
図2において、図1との差異は、図1の回路構成に第3
スイッチ36と負荷抵抗37が追加されている点にある。即
ち、コンパレータ32が作動し、2次巻線12に流れるフィ
ードバック電流が第2スイッチ35の接点bで遮断された
とき、第3スイッチ36により2次巻線12に並列に負荷抵
抗37を接続する。
【0024】かかる構成により、コンパレータ32が非作
動時は、上記図1で説明した零磁束CT装置として動作
し、コンパレータ32が作動時は、1次巻線11に流れる被
測定電流のATと、2次巻線12に流れるフィードバック電
流のATとの間のイーコルアンペアターンの法則に従う通
常の電流トランス(CT)として動作する。従って、オフセ
ット電圧補償中でも、1次巻線11に流れる被測定電流の
検出を行うことができる。
動時は、上記図1で説明した零磁束CT装置として動作
し、コンパレータ32が作動時は、1次巻線11に流れる被
測定電流のATと、2次巻線12に流れるフィードバック電
流のATとの間のイーコルアンペアターンの法則に従う通
常の電流トランス(CT)として動作する。従って、オフセ
ット電圧補償中でも、1次巻線11に流れる被測定電流の
検出を行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明の構成によれ
ば、増幅器の入力回路にハイパスフィルタを接続するこ
となく、周波数特性や過渡応答特性のよい零磁束CT装置
を提供することができる。
ば、増幅器の入力回路にハイパスフィルタを接続するこ
となく、周波数特性や過渡応答特性のよい零磁束CT装置
を提供することができる。
【図1】本発明による一実施例の零磁束CT装置の回路構
成図
成図
【図2】他の実施例の零磁束CT装置の回路構成図
【図3】鉄心上の磁束動作特性を説明する説明図
【図4】従来技術による零磁束CT装置の基本回路構成図
【図5】増幅器のオフセット電圧の影響を除去する零磁
束CT装置の回路構成図
束CT装置の回路構成図
1 CT 11 1次巻線 12 2次巻線 13 磁束検出巻線 14 鉄心 15,22,23,37,42,43,45,47 抵抗 2 第1増幅器 21,41,44 演算増幅器 3 監視制御手段 31 ローパスフィルタ 32 コンパレータ 33 基準電圧 34,35,36 スイッチ 4 オフセット電圧補償手段 46 積分コンデンサ L01 〜L34 磁束位置 M1〜M3 動作点
Claims (3)
- 【請求項1】鉄心と,被測定電流を流す1次巻線と,フ
ィードバック電流を流す2次巻線と,鉄心の磁束を検出
する磁束検出巻線と,からなる電流トランス(以下、電
流トランスをCTと略称する)と、磁束検出巻線から検出
される検出電圧を増幅し2次巻線にフィードバック電流
を流す第1増幅器と、を備え、鉄心内の磁束変化が零レ
ベルで動作する零磁束CT装置において、 磁束検出巻線に誘起される直流電圧を監視する監視制御
手段と、 この監視制御手段が作動したとき、前記2次巻線にフィ
ードバック電流を流す第1増幅器のオフセット電圧を補
償するオフセット電圧補償手段と、を備え、 監視制御手段は、 磁束検出巻線に誘起される直流電圧が予め定められた値
を越えたとき、監視制御動作を作動させ、2次巻線に流
れるフィードバック電流を遮断し、オフセット電圧補償
手段で前記第1増幅器のオフセット電圧を補償する、 ことを特徴とする零磁束CT装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の零磁束CT装置において、 磁束検出巻線に誘起される直流電圧を監視する監視制御
手段は、 磁束検出巻線に誘起される電圧をフィルタし直流電圧を
検出するローパスフィルタと, 基準電圧を備え前記ロー
パスフィルタの直流電圧を比較するコンパレータと, を
備え、 オフセット電圧補償手段は、 積分特性を備え補償電圧を記憶保持する第2増幅器と、 コンパレータが非作動時は磁束検出巻線に誘起される電
圧を第1増幅器に入力し、コンパレータが作動時は零電
圧を第1増幅器に入力する第1スイッチと、 コンパレータが非作動時は第1増幅器出力を2次巻線に
フィードバック電流を流し、コンパレータが作動時は第
1増幅器出力を第2増幅器に入力する第2スイッチと、
を備え、 第1増幅器は第2増幅器からの補償電圧で零点補償信号
を受け、コンパレータが作動したとき、前記零電圧が入
力される第1増幅器出力は、第2増幅器に零点誤差信号
として入力され、第2増幅器の積分特性で積分され、こ
の積分出力は第1増幅器に零点補償信号としてフィード
バックし、第2増幅器は第1増幅器のオフセット電圧相
当の補償電圧を記憶保持する、 ことを特徴とする零磁束CT装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の零磁束CT装置において、
コンパレータが作動したとき、第1増幅器からのフィー
ドバック電流が遮断される2次巻線に予め定められた負
荷抵抗を接続する、ことを特徴とする零磁束CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7328466A JPH09171935A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 零磁束ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7328466A JPH09171935A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 零磁束ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09171935A true JPH09171935A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18210591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7328466A Pending JPH09171935A (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 零磁束ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09171935A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001006266A1 (fr) * | 1999-07-15 | 2001-01-25 | Toshiba Carrier Corporation | Dispositif de detection de courant alternatif |
DE102007013634A1 (de) | 2007-03-19 | 2008-09-25 | Balfour Beatty Plc | Vorrichtung zur Messung eines von einem Wechselstromanteil überlagerten Gleichstromanteils eines in Leitern von Wechselstrombahnen fließenden Stroms |
CN102879624A (zh) * | 2012-09-06 | 2013-01-16 | 华中科技大学 | 用于直流大电流检测的无直流磁化双向磁放大器 |
CN105629192A (zh) * | 2016-03-14 | 2016-06-01 | 国家电网公司 | 一种零磁通电流互感器的校验装置及其方法 |
CN106018920A (zh) * | 2016-05-25 | 2016-10-12 | 河北工业大学 | 一种单磁芯复杂波形电流传感器 |
CN112098703A (zh) * | 2020-08-06 | 2020-12-18 | 长沙天恒测控技术有限公司 | 一种高频电压精密隔离放大器 |
CN113489317A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-10-08 | 中国电子科技集团公司第四十一研究所 | 一种程控输出功率控制电路 |
WO2023231578A1 (zh) * | 2022-05-31 | 2023-12-07 | 国网信息通信产业集团有限公司 | 一种模拟量采集方法及装置 |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP7328466A patent/JPH09171935A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2001006266A1 (fr) * | 1999-07-15 | 2001-01-25 | Toshiba Carrier Corporation | Dispositif de detection de courant alternatif |
US6674278B1 (en) | 1999-07-15 | 2004-01-06 | Toshiba Carrier Corporation | AC current detection device |
DE102007013634A1 (de) | 2007-03-19 | 2008-09-25 | Balfour Beatty Plc | Vorrichtung zur Messung eines von einem Wechselstromanteil überlagerten Gleichstromanteils eines in Leitern von Wechselstrombahnen fließenden Stroms |
DE202007019127U1 (de) | 2007-03-19 | 2010-11-04 | Balfour Beatty Plc | Vorrichtung zur Messung eines von einem Wechselstromanteil überlagerten Gleichstromanteils eines in Leitern von Wechselstrombahnen fließenden Stroms |
CN102879624A (zh) * | 2012-09-06 | 2013-01-16 | 华中科技大学 | 用于直流大电流检测的无直流磁化双向磁放大器 |
CN105629192A (zh) * | 2016-03-14 | 2016-06-01 | 国家电网公司 | 一种零磁通电流互感器的校验装置及其方法 |
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CN112098703B (zh) * | 2020-08-06 | 2023-03-03 | 长沙天恒测控技术有限公司 | 一种高频电压精密隔离放大器 |
CN113489317A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-10-08 | 中国电子科技集团公司第四十一研究所 | 一种程控输出功率控制电路 |
WO2023231578A1 (zh) * | 2022-05-31 | 2023-12-07 | 国网信息通信产业集团有限公司 | 一种模拟量采集方法及装置 |
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