JPH09168299A - 誘導電動機 - Google Patents
誘導電動機Info
- Publication number
- JPH09168299A JPH09168299A JP7324231A JP32423195A JPH09168299A JP H09168299 A JPH09168299 A JP H09168299A JP 7324231 A JP7324231 A JP 7324231A JP 32423195 A JP32423195 A JP 32423195A JP H09168299 A JPH09168299 A JP H09168299A
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- JP
- Japan
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- motor
- inverter
- rotational speed
- torque
- induction motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims abstract description 16
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Induction Machinery (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータにおいて、モータ駆動方式を変えると
ともにロータ構造を改善することによりモータ効率を向
上させ消費電力を低減することを目的としている。 【解決手段】 モータをインバータにより周波数と電力
を変化させることによりモータの回転速度を可変させる
制御構成とするとともに、モータのロータを巻線型ロー
タの誘導電動機としている。
ともにロータ構造を改善することによりモータ効率を向
上させ消費電力を低減することを目的としている。 【解決手段】 モータをインバータにより周波数と電力
を変化させることによりモータの回転速度を可変させる
制御構成とするとともに、モータのロータを巻線型ロー
タの誘導電動機としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアコンの室内機
や、室外機などに使用される誘導電動機に関するもので
ある。
や、室外機などに使用される誘導電動機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、エアコンの室内機や、室外機など
に使用されるファンモータは市場の省エネルギーの要望
により高効率化の取組や騒音の低減の取組が盛んに行わ
れている。
に使用されるファンモータは市場の省エネルギーの要望
により高効率化の取組や騒音の低減の取組が盛んに行わ
れている。
【0003】図3は従来のエアコン室内機のファンモー
タの速度制御方式を示すブロック図である。
タの速度制御方式を示すブロック図である。
【0004】図3において1はモータであり、現在は主
として単相誘導電動機が使用されている。2はコンデン
サであり、1の単相誘導電動機を回転させるために取り
付けられている。3は双方向性スイッチング素子であ
る。
として単相誘導電動機が使用されている。2はコンデン
サであり、1の単相誘導電動機を回転させるために取り
付けられている。3は双方向性スイッチング素子であ
る。
【0005】以上のように構成された従来のエアコン室
内機のファンモータの速度制御方式について、以下その
動作を説明する。
内機のファンモータの速度制御方式について、以下その
動作を説明する。
【0006】ファンモータの回転速度を可変させる場
合、電動機に加わる電圧を双方向性スイッチング素子3
により可変させることにより、電動機の発生トルクを可
変させ電動機の回転速度を変化させている。
合、電動機に加わる電圧を双方向性スイッチング素子3
により可変させることにより、電動機の発生トルクを可
変させ電動機の回転速度を変化させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
双方向性スイッチング素子を用いたエアコン室内機のフ
ァンモータの速度制御方式では周波数を変えることがで
きないとともに、電動機を日本国内で使用する場合50
Hz,60Hz地域を同一電動機とするため、図4の回転速
度−トルク特性は、50Hz時の特性がA、60Hz時の特
性がB、ファン特性がFとなり、実際の回転速度は各々
a,bに示すように効率のあまり良くない最大トルクと
なる回転速度より低い回転速度の所で動作させており消
費電力が多い(最高効率となる回転速度は最大トルクの
回転速度と同期回転速度との間にある)。
双方向性スイッチング素子を用いたエアコン室内機のフ
ァンモータの速度制御方式では周波数を変えることがで
きないとともに、電動機を日本国内で使用する場合50
Hz,60Hz地域を同一電動機とするため、図4の回転速
度−トルク特性は、50Hz時の特性がA、60Hz時の特
性がB、ファン特性がFとなり、実際の回転速度は各々
a,bに示すように効率のあまり良くない最大トルクと
なる回転速度より低い回転速度の所で動作させており消
費電力が多い(最高効率となる回転速度は最大トルクの
回転速度と同期回転速度との間にある)。
【0008】本発明は上記した従来の双方向性スイッチ
ング素子により単相誘導電動機を運転した時の消費電力
が多いという課題を解決するもので、消費電力の低減を
実現することを目的としている。
ング素子により単相誘導電動機を運転した時の消費電力
が多いという課題を解決するもので、消費電力の低減を
実現することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電動機は、インバータにより運転させるとと
もに電動機のロータの巻線型ロータとしている。
に本発明の電動機は、インバータにより運転させるとと
もに電動機のロータの巻線型ロータとしている。
【0010】これによりモータ効率を良くることができ
る。
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は
インバータで駆動される単相または三相誘導電動機にお
いてロータを巻線型ロータとしたものであり、電動機は
巻線型ロータのため2次抵抗が小さくなり運転時の効率
は良くなるが起動トルクが小さくなるという短所があ
る。そのため電動機をインバータで駆動し始動時には周
波数を低くして始動トルクを大きくするという作用を有
する。
インバータで駆動される単相または三相誘導電動機にお
いてロータを巻線型ロータとしたものであり、電動機は
巻線型ロータのため2次抵抗が小さくなり運転時の効率
は良くなるが起動トルクが小さくなるという短所があ
る。そのため電動機をインバータで駆動し始動時には周
波数を低くして始動トルクを大きくするという作用を有
する。
【0012】請求項2に記載の発明は、モータ出力が2
00W以下の誘導電動機において請求項1の発明を適用
するものであり、特に200W以下の低出力電動機にお
いて、巻線型ロータとすると2次抵抗が小さくなる傾向
が顕著であるという作用を有する。
00W以下の誘導電動機において請求項1の発明を適用
するものであり、特に200W以下の低出力電動機にお
いて、巻線型ロータとすると2次抵抗が小さくなる傾向
が顕著であるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の一実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形
態によるファンモータの速度制御方式を表すブロック図
であり、4は巻線型ロータの誘導電動機である。5はイ
ンバータであり巻線型ロータの誘導電動機4に可変電圧
可変周波数の交流電圧を出力している。
面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形
態によるファンモータの速度制御方式を表すブロック図
であり、4は巻線型ロータの誘導電動機である。5はイ
ンバータであり巻線型ロータの誘導電動機4に可変電圧
可変周波数の交流電圧を出力している。
【0014】以上のように構成されたファンモータの速
度制御方式について、図2の回転速度−トルク特性を用
いて説明する。実線Cはモータの特性であり、破線Fは
ファンの特性である。そして実際の回転速度は効率の良
い最大トルクの回転速度と同期回転速度との間の交点c
で回転し消費電力が低減できる。また、起動トルクは図
2の状態では小さいが起動時にはインバータの出力周波
数を小さい設定とすれば起動トルクは周波数に反比例す
るため大きな起動トルクを得ることができ、容易に起動
できる。
度制御方式について、図2の回転速度−トルク特性を用
いて説明する。実線Cはモータの特性であり、破線Fは
ファンの特性である。そして実際の回転速度は効率の良
い最大トルクの回転速度と同期回転速度との間の交点c
で回転し消費電力が低減できる。また、起動トルクは図
2の状態では小さいが起動時にはインバータの出力周波
数を小さい設定とすれば起動トルクは周波数に反比例す
るため大きな起動トルクを得ることができ、容易に起動
できる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、ファンモータを
インバータにより駆動させる制御構成において、電動機
を巻線型ロータの誘導電動機とすることにより、電動機
効率が良くなり消費電力を低減することができる。
インバータにより駆動させる制御構成において、電動機
を巻線型ロータの誘導電動機とすることにより、電動機
効率が良くなり消費電力を低減することができる。
【図1】本発明の第一の実施の形態におけるファンモー
タの速度制御方式を表すブロック図
タの速度制御方式を表すブロック図
【図2】本発明の第一の実施の形態における回転速度−
トルク特性図
トルク特性図
【図3】従来のファンモータの速度制御方式を表すブロ
ック図
ック図
【図4】従来の位相制御によるファンモータの速度制御
方式における回転速度−トルク特性図
方式における回転速度−トルク特性図
【図5】かご型誘導電動機のファンモータのインバータ
による速度制御方式における回転速度−トルク特性図
による速度制御方式における回転速度−トルク特性図
3 双方向性スイッチング素子 4 三相誘導電動機 5 インバータ
Claims (2)
- 【請求項1】インバータで駆動される単相または三相誘
導電動機において、ロータを巻線型ロータとした誘導電
動機。 - 【請求項2】モータ出力が200W以下の請求項1記載
の誘導電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7324231A JPH09168299A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 誘導電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7324231A JPH09168299A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 誘導電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09168299A true JPH09168299A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18163509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7324231A Pending JPH09168299A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 誘導電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09168299A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005067130A1 (en) * | 2004-01-05 | 2005-07-21 | Ventopia Ltd. | Fan driving circuit having positive output-to-load characteristic |
US8193660B2 (en) | 2009-07-27 | 2012-06-05 | Rocky Research | HVAC/R system having power back-up system with a DC-DC converter |
US8302416B2 (en) | 2009-03-02 | 2012-11-06 | Rocky Research | Liquid refrigerant composite cooling system |
US9071078B2 (en) | 2011-01-24 | 2015-06-30 | Rocky Research | Enclosure housing electronic components having hybrid HVAC/R system with power back-up |
US9160258B2 (en) | 2009-07-27 | 2015-10-13 | Rocky Research | Cooling system with increased efficiency |
US9228750B2 (en) | 2011-01-24 | 2016-01-05 | Rocky Research | HVAC/R system with multiple power sources and time-based selection logic |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP7324231A patent/JPH09168299A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005067130A1 (en) * | 2004-01-05 | 2005-07-21 | Ventopia Ltd. | Fan driving circuit having positive output-to-load characteristic |
KR100562028B1 (ko) * | 2004-01-05 | 2006-03-16 | 주식회사 벤토피아 | 정부하대출력 특성 팬 구동회로 |
US8302416B2 (en) | 2009-03-02 | 2012-11-06 | Rocky Research | Liquid refrigerant composite cooling system |
US8193660B2 (en) | 2009-07-27 | 2012-06-05 | Rocky Research | HVAC/R system having power back-up system with a DC-DC converter |
US9160258B2 (en) | 2009-07-27 | 2015-10-13 | Rocky Research | Cooling system with increased efficiency |
US9714786B2 (en) | 2009-07-27 | 2017-07-25 | Rocky Research | Cooling system with increased efficiency |
US9071078B2 (en) | 2011-01-24 | 2015-06-30 | Rocky Research | Enclosure housing electronic components having hybrid HVAC/R system with power back-up |
US9228750B2 (en) | 2011-01-24 | 2016-01-05 | Rocky Research | HVAC/R system with multiple power sources and time-based selection logic |
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