JPH09165979A - 収納庫体の両開き扉装置 - Google Patents
収納庫体の両開き扉装置Info
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- JPH09165979A JPH09165979A JP32758995A JP32758995A JPH09165979A JP H09165979 A JPH09165979 A JP H09165979A JP 32758995 A JP32758995 A JP 32758995A JP 32758995 A JP32758995 A JP 32758995A JP H09165979 A JPH09165979 A JP H09165979A
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
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- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 収納庫体の前面開口部に設けた回動開閉する
左右一対の扉の閉扉状態における互いの間の隙間を、機
械的な回動を伴わない構造の部材にて閉止して目隠しで
きるとともに、左右どちらの扉からでも衝突音や摺動音
を発生することなく開扉又は閉扉でき、しかもコスト低
減化に寄与する収納庫体の両開き扉装置を提供する。 【解決手段】 収納庫体の前面開口部を回動開閉する左
右一対の扉を有する両開き扉装置であって、左側扉5と
右側扉4の両開閉端の前部を召合せ部12となし、閉扉
状態における両召合せ部間に微小間隙10を設けるとと
もに、各扉の開閉端の後部に扉の回転支持部側へ後退し
た凹所13を上下全長にわたって形成し且つ凹所内の上
下全長に可撓材からなる目隠部材14を突設し、閉扉状
態において各扉の両目隠部材が互いに重合又は圧接する
ようにその突出長さを設定してなる。
左右一対の扉の閉扉状態における互いの間の隙間を、機
械的な回動を伴わない構造の部材にて閉止して目隠しで
きるとともに、左右どちらの扉からでも衝突音や摺動音
を発生することなく開扉又は閉扉でき、しかもコスト低
減化に寄与する収納庫体の両開き扉装置を提供する。 【解決手段】 収納庫体の前面開口部を回動開閉する左
右一対の扉を有する両開き扉装置であって、左側扉5と
右側扉4の両開閉端の前部を召合せ部12となし、閉扉
状態における両召合せ部間に微小間隙10を設けるとと
もに、各扉の開閉端の後部に扉の回転支持部側へ後退し
た凹所13を上下全長にわたって形成し且つ凹所内の上
下全長に可撓材からなる目隠部材14を突設し、閉扉状
態において各扉の両目隠部材が互いに重合又は圧接する
ようにその突出長さを設定してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納庫体の両開き
扉装置に係わり、更に詳しくは収納庫体の前面開口部に
設けた回動開閉する左右一対の扉の閉扉状態における互
いの間の隙間を閉止し且つ左右どちらの扉からでも開扉
又は閉扉できる収納庫体の両開き扉装置に関する。
扉装置に係わり、更に詳しくは収納庫体の前面開口部に
設けた回動開閉する左右一対の扉の閉扉状態における互
いの間の隙間を閉止し且つ左右どちらの扉からでも開扉
又は閉扉できる収納庫体の両開き扉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両開き式扉を有する木製の食器棚
等においては、閉扉時に両扉間の隙間を閉止するととも
に、左右どちらの扉からも開扉又は閉扉できるように、
一方の扉の開放端に閉止板を枢着し且つ弾性体で後方へ
回動する方向に弾性付勢した構造が一部に採用されてい
る。また、他方の扉が閉扉状態で、閉止板を設けた一方
の扉を閉扉する際に、該閉止板が他方の扉の開放端側方
を通過した後、前框部の上側又は下側、あるいは上下両
側に突設したガイド部材で前記閉止板の遊端を摺動案内
して他方の扉の開放端背面へ回り込ませることも公知で
ある。そして、このような食器棚等においては、両扉は
通常マグネットキャッチによって閉扉状態を維持してい
る。
等においては、閉扉時に両扉間の隙間を閉止するととも
に、左右どちらの扉からも開扉又は閉扉できるように、
一方の扉の開放端に閉止板を枢着し且つ弾性体で後方へ
回動する方向に弾性付勢した構造が一部に採用されてい
る。また、他方の扉が閉扉状態で、閉止板を設けた一方
の扉を閉扉する際に、該閉止板が他方の扉の開放端側方
を通過した後、前框部の上側又は下側、あるいは上下両
側に突設したガイド部材で前記閉止板の遊端を摺動案内
して他方の扉の開放端背面へ回り込ませることも公知で
ある。そして、このような食器棚等においては、両扉は
通常マグネットキャッチによって閉扉状態を維持してい
る。
【0003】一方、両開き式扉を有するスチール製キャ
ビネットにおいては、一方の扉の端部に、施錠具を設け
た他方の扉の開放端背面に当接する係止板を側方へ突設
した構造のものが一般的である。そして、両扉を閉扉
し、施錠具を操作して施錠した際には、一方の扉もその
係止板が他方の扉の背面に当接するので同時に施錠され
るのである。また、前記係止板は、両扉間に生じる隙間
を閉止する目的をも有し、従って扉の上下略全長に設け
られているのが通常である。このようなキャビネットの
両開き式扉は、施錠具を設けた扉を開扉した時にのみ、
他の扉を開扉又は閉扉できるのである。
ビネットにおいては、一方の扉の端部に、施錠具を設け
た他方の扉の開放端背面に当接する係止板を側方へ突設
した構造のものが一般的である。そして、両扉を閉扉
し、施錠具を操作して施錠した際には、一方の扉もその
係止板が他方の扉の背面に当接するので同時に施錠され
るのである。また、前記係止板は、両扉間に生じる隙間
を閉止する目的をも有し、従って扉の上下略全長に設け
られているのが通常である。このようなキャビネットの
両開き式扉は、施錠具を設けた扉を開扉した時にのみ、
他の扉を開扉又は閉扉できるのである。
【0004】ところが、スチール製のキャビネットは、
完全に両扉を施錠できることが最も重要な機能であり、
両扉のどちらからでも開扉又は閉扉することができた
り、また一方の扉のみを他方の扉に関係なく開扉又は閉
扉することができる機能は、従来は採用されていないの
が現状である。しかし、このような施錠可能なスチール
製のキャビネットにおいても、両開き式扉の互いの間の
隙間を閉止し且つ左右どちらの扉からも開扉又は閉扉で
きる構造のものがあれば便利であることは想像に難くな
い。
完全に両扉を施錠できることが最も重要な機能であり、
両扉のどちらからでも開扉又は閉扉することができた
り、また一方の扉のみを他方の扉に関係なく開扉又は閉
扉することができる機能は、従来は採用されていないの
が現状である。しかし、このような施錠可能なスチール
製のキャビネットにおいても、両開き式扉の互いの間の
隙間を閉止し且つ左右どちらの扉からも開扉又は閉扉で
きる構造のものがあれば便利であることは想像に難くな
い。
【0005】そこで、本出願人は、特開平7−4896
9号公報にて開示される如く、一方の扉の開閉端に枢着
した閉止板を、該扉を閉扉又は開扉する際に、閉扉状態
の他方の扉の開閉端面側方を通過し得るように、弾性体
にて後方へ回動する方向に弾性付勢してなり、該弾性付
勢力に抗して前記閉止板を他方の扉の開閉端背面に回り
込ませて一方の扉を閉扉状態となした際に、該扉に設け
たラッチがキャビネット本体の前框部に係合し、一方の
扉の浮き上がりを防止してなる扉構造を提案している。
9号公報にて開示される如く、一方の扉の開閉端に枢着
した閉止板を、該扉を閉扉又は開扉する際に、閉扉状態
の他方の扉の開閉端面側方を通過し得るように、弾性体
にて後方へ回動する方向に弾性付勢してなり、該弾性付
勢力に抗して前記閉止板を他方の扉の開閉端背面に回り
込ませて一方の扉を閉扉状態となした際に、該扉に設け
たラッチがキャビネット本体の前框部に係合し、一方の
扉の浮き上がりを防止してなる扉構造を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の回動可
能な閉止板によって左右両扉の召合せ部の間隙を閉止す
る構造のものでは、開閉板を他方の扉の開閉端背面に回
り込ませるための案内部が必要であり、しかも開閉板と
案内部との衝突及び摺動を伴うので、衝突音や摺動音が
発生し、特にスチール製のキャビネット等にあっては金
属音が発生して不快である。また、閉止板が機械的に回
動するので、回動部分からきしみ音が発生したり、回動
部分が故障の原因にもなる。
能な閉止板によって左右両扉の召合せ部の間隙を閉止す
る構造のものでは、開閉板を他方の扉の開閉端背面に回
り込ませるための案内部が必要であり、しかも開閉板と
案内部との衝突及び摺動を伴うので、衝突音や摺動音が
発生し、特にスチール製のキャビネット等にあっては金
属音が発生して不快である。また、閉止板が機械的に回
動するので、回動部分からきしみ音が発生したり、回動
部分が故障の原因にもなる。
【0007】そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決
しようとするところは、収納庫体の前面開口部に設けた
回動開閉する左右一対の扉の閉扉状態における互いの間
の隙間を、機械的な回動を伴わない構造の部材にて閉止
して目隠しできるとともに、左右どちらの扉からでも衝
突音や摺動音を発生することなく開扉又は閉扉でき、し
かもコスト低減化に寄与する収納庫体の両開き扉装置を
提供する点にある。
しようとするところは、収納庫体の前面開口部に設けた
回動開閉する左右一対の扉の閉扉状態における互いの間
の隙間を、機械的な回動を伴わない構造の部材にて閉止
して目隠しできるとともに、左右どちらの扉からでも衝
突音や摺動音を発生することなく開扉又は閉扉でき、し
かもコスト低減化に寄与する収納庫体の両開き扉装置を
提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、左側扉と右側扉の両開閉端の前部を召合せ
部となし、その召合せ部の後部に扉の回転支持部側へ後
退した凹所を上下全長にわたって形成して可撓材からな
る目隠部材を取付ける空間を確保し、つまり閉扉状態に
おいて両召合せ部間の微小間隙よりも横幅の広い空間を
確保し、そして閉扉状態において各扉の両目隠部材が互
いに重合又は圧接するようにその突出長さを設定して該
凹所内に目隠部材を突設したものである。即ち、左右両
扉の召合せ部間には微小間隙を設け、また目隠部材が可
撓性を有するので、左右どちらの扉からでも目隠部材を
変形させながら開扉又は閉扉できるのであり、更に閉扉
状態では両扉の目隠部材が互いに重合又は圧接するの
で、両召合せ部間の間隙を通した収納庫体の内外への光
を遮断し、内部を隠蔽することができる。ここで、前記
目隠部材は、開扉又は閉扉時に変形するのみで、機械的
な回動を伴わないのであり、本発明によって前述の不都
合を一挙に解決したのである。
決のために、左側扉と右側扉の両開閉端の前部を召合せ
部となし、その召合せ部の後部に扉の回転支持部側へ後
退した凹所を上下全長にわたって形成して可撓材からな
る目隠部材を取付ける空間を確保し、つまり閉扉状態に
おいて両召合せ部間の微小間隙よりも横幅の広い空間を
確保し、そして閉扉状態において各扉の両目隠部材が互
いに重合又は圧接するようにその突出長さを設定して該
凹所内に目隠部材を突設したものである。即ち、左右両
扉の召合せ部間には微小間隙を設け、また目隠部材が可
撓性を有するので、左右どちらの扉からでも目隠部材を
変形させながら開扉又は閉扉できるのであり、更に閉扉
状態では両扉の目隠部材が互いに重合又は圧接するの
で、両召合せ部間の間隙を通した収納庫体の内外への光
を遮断し、内部を隠蔽することができる。ここで、前記
目隠部材は、開扉又は閉扉時に変形するのみで、機械的
な回動を伴わないのであり、本発明によって前述の不都
合を一挙に解決したのである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の収納庫体の両開き扉装置
は、収納庫体の前面開口部を回動開閉する左右一対の扉
を有する両開き扉装置であって、左側扉と右側扉の両開
閉端の前部を召合せ部となし、閉扉状態における両召合
せ部間に微小間隙を設けるとともに、各扉の開閉端の後
部に扉の回転支持部側へ後退した凹所を上下全長にわた
って形成し且つ前記凹所内の上下全長に可撓材からなる
目隠部材を突設し、閉扉状態において各扉の両目隠部材
が互いに重合又は圧接するようにその突出長さを設定し
てなるものである。
は、収納庫体の前面開口部を回動開閉する左右一対の扉
を有する両開き扉装置であって、左側扉と右側扉の両開
閉端の前部を召合せ部となし、閉扉状態における両召合
せ部間に微小間隙を設けるとともに、各扉の開閉端の後
部に扉の回転支持部側へ後退した凹所を上下全長にわた
って形成し且つ前記凹所内の上下全長に可撓材からなる
目隠部材を突設し、閉扉状態において各扉の両目隠部材
が互いに重合又は圧接するようにその突出長さを設定し
てなるものである。
【0010】また、前記目隠部材が、閉扉状態において
他方の目隠部材と互いに前後に重合する偏平部を有する
ものであると好ましい。この場合、各扉の両目隠部材の
偏平部は、閉扉状態では互いに前後に重合しているが、
偏平部が後方に位置した側の扉を開扉すると、両凹所が
形成する空間内で該偏平部がそれ自身変形しながら他方
の偏平部を変形させて通過するのである。逆に、一方の
扉が閉扉した状態で他方の扉を閉扉する場合は、他方の
扉の目隠部材の偏平部が一方の扉の目隠部材の偏平部の
前側に、両偏平部が若干変形しながら重合するのであ
る。
他方の目隠部材と互いに前後に重合する偏平部を有する
ものであると好ましい。この場合、各扉の両目隠部材の
偏平部は、閉扉状態では互いに前後に重合しているが、
偏平部が後方に位置した側の扉を開扉すると、両凹所が
形成する空間内で該偏平部がそれ自身変形しながら他方
の偏平部を変形させて通過するのである。逆に、一方の
扉が閉扉した状態で他方の扉を閉扉する場合は、他方の
扉の目隠部材の偏平部が一方の扉の目隠部材の偏平部の
前側に、両偏平部が若干変形しながら重合するのであ
る。
【0011】また、前記目隠部材が、閉扉状態において
他方の目隠部材と互いに圧接する断面略円弧状の膨出部
を有するものであることも好ましい。この場合、各扉の
両目隠部材の膨出部は、閉扉状態では互いに変形状態で
圧接し、開扉又は閉扉時に互いに変形しながら摺接す
る。尚、扉を急激に閉扉した際には、両膨出部が緩衝作
用して扉が収納庫体の前框部に激しく衝突することを防
止できる。
他方の目隠部材と互いに圧接する断面略円弧状の膨出部
を有するものであることも好ましい。この場合、各扉の
両目隠部材の膨出部は、閉扉状態では互いに変形状態で
圧接し、開扉又は閉扉時に互いに変形しながら摺接す
る。尚、扉を急激に閉扉した際には、両膨出部が緩衝作
用して扉が収納庫体の前框部に激しく衝突することを防
止できる。
【0012】更に、前記目隠部材の一部が、少なくとも
扉の上下端部において扉の背面側に延びて収納庫体の前
框部に当接する緩衝部となっている場合には、扉を閉止
時に該緩衝部が収納庫体の前框部に当たるのでその衝撃
を和らげることができる。
扉の上下端部において扉の背面側に延びて収納庫体の前
框部に当接する緩衝部となっている場合には、扉を閉止
時に該緩衝部が収納庫体の前框部に当たるのでその衝撃
を和らげることができる。
【0013】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1は本発明に係る両開き扉装
置を有する収納庫体を示し、本実施例では収納庫体とし
てスチール製キャビネットに基づき説明するが、本発明
はそれに限定されるものではなく、広く木製の食器棚等
にも適用できるものである。図1において、1はキャビ
ネット本体、2は両開き扉装置、3は施錠装置をそれぞ
れ示している。
発明の詳細を説明する。図1は本発明に係る両開き扉装
置を有する収納庫体を示し、本実施例では収納庫体とし
てスチール製キャビネットに基づき説明するが、本発明
はそれに限定されるものではなく、広く木製の食器棚等
にも適用できるものである。図1において、1はキャビ
ネット本体、2は両開き扉装置、3は施錠装置をそれぞ
れ示している。
【0014】前記両開き扉装置2は、どちら側からも開
扉又は閉扉できる右側扉4と左側扉5と、閉扉状態にお
いて両扉4,5の開扉を不能にする施錠装置3とから構
成されている。また、両扉4,5には把手6,7をそれ
ぞれ有し、また右側扉4には施錠装置3を構成するシリ
ンダー錠8が設けられている。前記右側扉4及び左側扉
5は、それぞれキャビネット本体1の前面開口部に配設
し、各扉の外側端を回動開閉可能に回転支持部材9にて
キャビネット本体1に取付け、右側扉4と左側扉5の中
央部の開閉端には、両扉間に開閉のために要する微小な
間隙10を形成している。また、前記施錠装置3は、右
側扉4と左側扉5をキャビネット本体1の前框部11に
同時にロックし、何れの扉も開閉不能とするものであ
り、その機構は後述する。
扉又は閉扉できる右側扉4と左側扉5と、閉扉状態にお
いて両扉4,5の開扉を不能にする施錠装置3とから構
成されている。また、両扉4,5には把手6,7をそれ
ぞれ有し、また右側扉4には施錠装置3を構成するシリ
ンダー錠8が設けられている。前記右側扉4及び左側扉
5は、それぞれキャビネット本体1の前面開口部に配設
し、各扉の外側端を回動開閉可能に回転支持部材9にて
キャビネット本体1に取付け、右側扉4と左側扉5の中
央部の開閉端には、両扉間に開閉のために要する微小な
間隙10を形成している。また、前記施錠装置3は、右
側扉4と左側扉5をキャビネット本体1の前框部11に
同時にロックし、何れの扉も開閉不能とするものであ
り、その機構は後述する。
【0015】次に、図2に基づいて本発明の要旨を説明
する。本発明の両開き扉装置2は、右側扉4と左側扉5
の両開閉端の前部を召合せ部12となし、閉扉状態にお
ける両召合せ部12,12間に前述の微小間隙10を設
けるとともに、各扉4,5の開閉端の後部に扉の回転支
持部材9の側へ後退した凹所13を上下全長にわたって
形成し且つ前記凹所13内の上下全長に可撓材からなる
目隠部材14を突設し、閉扉状態において各扉4,5の
両目隠部材14,14が互いに重合又は圧接するように
その突出長さを設定したものである。
する。本発明の両開き扉装置2は、右側扉4と左側扉5
の両開閉端の前部を召合せ部12となし、閉扉状態にお
ける両召合せ部12,12間に前述の微小間隙10を設
けるとともに、各扉4,5の開閉端の後部に扉の回転支
持部材9の側へ後退した凹所13を上下全長にわたって
形成し且つ前記凹所13内の上下全長に可撓材からなる
目隠部材14を突設し、閉扉状態において各扉4,5の
両目隠部材14,14が互いに重合又は圧接するように
その突出長さを設定したものである。
【0016】更に詳しくは、前記右側扉4及び左側扉5
は、スチール板を折曲形成したものであり、表面板15
の一端縁を直角にキャビネット本体1側へ折曲して召合
せ部12を形成するとともに、該召合せ部12から斜め
内方へ折曲して平面視略三角形状の凹所13を形成し、
更にその端縁を表面板15と平行に回転支持部材9の側
へ折曲し且つその端縁を表面板15側へ直角に折曲して
補強部16を形成したものである。そして、前記目隠部
材14は、図2に示した第1実施例では、ゴム製又は合
成樹脂製の可撓材で偏平な板状若しくはシート状に形成
したものであり、前記補強部16の背面側に固着してい
る。また、目隠部材14の凹所13へ突出した偏平部1
7は軟質となし、各扉4,5に装着した両目隠部材1
4,14の偏平部17,17が互いに変形して前後に重
合するようにし、また補強部16へ固着する固定部18
は、前記偏平部17よりも硬質となして取付強度を確保
している。ここで、前記目隠部材14の固定部18は、
本実施例ではキャビネット本体1の前框部11の上下部
に当接する緩衝部となる。また、前記固定部18と補強
部16への固着強度が低い場合には、該固定部18に補
強部16を抱き込むような嵌合部18aを延設すること
も可能である。
は、スチール板を折曲形成したものであり、表面板15
の一端縁を直角にキャビネット本体1側へ折曲して召合
せ部12を形成するとともに、該召合せ部12から斜め
内方へ折曲して平面視略三角形状の凹所13を形成し、
更にその端縁を表面板15と平行に回転支持部材9の側
へ折曲し且つその端縁を表面板15側へ直角に折曲して
補強部16を形成したものである。そして、前記目隠部
材14は、図2に示した第1実施例では、ゴム製又は合
成樹脂製の可撓材で偏平な板状若しくはシート状に形成
したものであり、前記補強部16の背面側に固着してい
る。また、目隠部材14の凹所13へ突出した偏平部1
7は軟質となし、各扉4,5に装着した両目隠部材1
4,14の偏平部17,17が互いに変形して前後に重
合するようにし、また補強部16へ固着する固定部18
は、前記偏平部17よりも硬質となして取付強度を確保
している。ここで、前記目隠部材14の固定部18は、
本実施例ではキャビネット本体1の前框部11の上下部
に当接する緩衝部となる。また、前記固定部18と補強
部16への固着強度が低い場合には、該固定部18に補
強部16を抱き込むような嵌合部18aを延設すること
も可能である。
【0017】前記目隠部材14の偏平部17の先端は、
対向側の偏平部17に重合し、キャビネット本体1の内
部を隠蔽できればその目的を達成でき、従って該偏平部
17の突出長さは、前記召合せ部12の端面よりも突出
し且つ開扉時に対向側の扉の召合せ部12に接触しない
程度、即ち前記間隙10の幅よりも若干小さく設定する
のが好ましい。しかし、開扉又は閉扉の際に、対向側の
扉の召合せ部12に接触してもその開閉動作に支障を来
さなければ良い。
対向側の偏平部17に重合し、キャビネット本体1の内
部を隠蔽できればその目的を達成でき、従って該偏平部
17の突出長さは、前記召合せ部12の端面よりも突出
し且つ開扉時に対向側の扉の召合せ部12に接触しない
程度、即ち前記間隙10の幅よりも若干小さく設定する
のが好ましい。しかし、開扉又は閉扉の際に、対向側の
扉の召合せ部12に接触してもその開閉動作に支障を来
さなければ良い。
【0018】図3は、本発明の第2実施例を示し、各扉
の構造は第1実施例と同様であり、またこの目隠部材1
4は、偏平部17と固定部18とをく字形に屈曲形成し
たものであり、固定部18を凹所13を形成する斜面に
固着するとともに、偏平部17を表面板15と略平行に
配向させて突設したものである。この場合も、前記目隠
部材14の一部が、少なくとも扉の上下端部において扉
の背面側に延びて前框部11に当接する緩衝部となって
いることが好ましい。
の構造は第1実施例と同様であり、またこの目隠部材1
4は、偏平部17と固定部18とをく字形に屈曲形成し
たものであり、固定部18を凹所13を形成する斜面に
固着するとともに、偏平部17を表面板15と略平行に
配向させて突設したものである。この場合も、前記目隠
部材14の一部が、少なくとも扉の上下端部において扉
の背面側に延びて前框部11に当接する緩衝部となって
いることが好ましい。
【0019】図4は、本発明の第3実施例を示し、各扉
の構造は第1実施例と同様であり、またこの目隠部材1
4は、凹所13を形成する斜面に固着する固定部18
に、断面において略円弧状の膨出部19を一体形成し、
固定部18と膨出部19との間の内部が中空で可撓性を
有するものである。本実施例の場合には、右側扉4と左
側扉5が閉扉状態において、各扉4,5に取付けられた
両目隠部材14,14の膨出部19,19が互いに圧接
するようにその突出量を設定している。
の構造は第1実施例と同様であり、またこの目隠部材1
4は、凹所13を形成する斜面に固着する固定部18
に、断面において略円弧状の膨出部19を一体形成し、
固定部18と膨出部19との間の内部が中空で可撓性を
有するものである。本実施例の場合には、右側扉4と左
側扉5が閉扉状態において、各扉4,5に取付けられた
両目隠部材14,14の膨出部19,19が互いに圧接
するようにその突出量を設定している。
【0020】図5は、本発明の第4実施例を示し、本実
施例の右側扉4と左側扉5の構造は、表面板15の端縁
を該表面板15と平行に折返して召合せ部12を形成す
るとともに、その端縁をキャビネット本体1側へ直角に
折曲して凹所13を形成し、該凹所13に連続して前記
同様の補強部16を折曲形成したものとし、目隠部材1
4は、偏平部17と固定部18とを略直角状に屈曲形成
したものであり、該固定部18を、凹所13を形成する
表面板15と直交する面に固着し、偏平部17を表面板
15と略平行に突設したものである。
施例の右側扉4と左側扉5の構造は、表面板15の端縁
を該表面板15と平行に折返して召合せ部12を形成す
るとともに、その端縁をキャビネット本体1側へ直角に
折曲して凹所13を形成し、該凹所13に連続して前記
同様の補強部16を折曲形成したものとし、目隠部材1
4は、偏平部17と固定部18とを略直角状に屈曲形成
したものであり、該固定部18を、凹所13を形成する
表面板15と直交する面に固着し、偏平部17を表面板
15と略平行に突設したものである。
【0021】図6は、本発明の第5実施例を示し、各扉
の構造は第4実施例と同様であり、またこの目隠部材1
4は、固定部18の中間部から偏平部17を略直角に延
設した断面略T字形のものであり、固定部18を凹所1
3の直交面に固着し、偏平部17を突設したものであ
る。
の構造は第4実施例と同様であり、またこの目隠部材1
4は、固定部18の中間部から偏平部17を略直角に延
設した断面略T字形のものであり、固定部18を凹所1
3の直交面に固着し、偏平部17を突設したものであ
る。
【0022】図7は、本発明の第6実施例を示し、各扉
の構造は第4実施例と同様であり、またこの目隠部材1
4は、第3実施例と同様のものを用い、目隠部材14の
固定部18を凹所13の直交面に固着し、膨出部19を
召合せ部12よりも突設したものである。本実施例で
は、各扉4,5の補強部16の背面に戸当たり部材20
を突設して緩衝部となしているが、この戸当たり部材2
0を省略して目隠部材14の一部でその機能を持たせて
も良いことは前述の通りである。
の構造は第4実施例と同様であり、またこの目隠部材1
4は、第3実施例と同様のものを用い、目隠部材14の
固定部18を凹所13の直交面に固着し、膨出部19を
召合せ部12よりも突設したものである。本実施例で
は、各扉4,5の補強部16の背面に戸当たり部材20
を突設して緩衝部となしているが、この戸当たり部材2
0を省略して目隠部材14の一部でその機能を持たせて
も良いことは前述の通りである。
【0023】次に、図8〜図13に基づき前記施錠装置
3について説明する。本実施例の各扉4,5には、把手
6,7を有し、該把手6,7の内部に先端を臨ませて引
手21を配設し、該引手21の基端は扉内に回動可能に
縦設した回転軸22に固定し、該回転軸22の上下端の
一方又は両方にラッチ23を固定してある。また閉扉状
態において該ラッチ23がキャビネット本体1の前框部
11に形成した係合孔24に係合し、その状態を維持す
るために係合方向にバネ25にて弾性付勢している。図
8には、前記ばね25として、キックばねを例示してい
る。そして、前記引手21を手前に引くと、回転軸22
が矢印P方向に回転し、ラッチ23が同様にP方向に回
転し、係合孔24から外れて開扉可能な状態となる。以
上の構造は、右側扉4と左側扉5に共通であり、それぞ
れ反対称に設けられている。
3について説明する。本実施例の各扉4,5には、把手
6,7を有し、該把手6,7の内部に先端を臨ませて引
手21を配設し、該引手21の基端は扉内に回動可能に
縦設した回転軸22に固定し、該回転軸22の上下端の
一方又は両方にラッチ23を固定してある。また閉扉状
態において該ラッチ23がキャビネット本体1の前框部
11に形成した係合孔24に係合し、その状態を維持す
るために係合方向にバネ25にて弾性付勢している。図
8には、前記ばね25として、キックばねを例示してい
る。そして、前記引手21を手前に引くと、回転軸22
が矢印P方向に回転し、ラッチ23が同様にP方向に回
転し、係合孔24から外れて開扉可能な状態となる。以
上の構造は、右側扉4と左側扉5に共通であり、それぞ
れ反対称に設けられている。
【0024】そして、右側扉4の内部には、前記シリン
ダー錠8が固定され、該シリンダー錠8からは、施錠操
作に伴って召合せ部12を貫通して側方へ突出する施錠
杆26が延びている。前記回転軸22には、ロック片2
7が固着されており、解錠状態では図10に示すように
回転軸22の回転に伴ってロック片27も回転可能であ
るが、施錠状態において、施錠杆26がスライド突出し
た際には該施錠杆26に突設した当止片28によってロ
ック片27のP方向の回転を阻止し、前記ラッチ23が
係合孔24から外れることを規制している。
ダー錠8が固定され、該シリンダー錠8からは、施錠操
作に伴って召合せ部12を貫通して側方へ突出する施錠
杆26が延びている。前記回転軸22には、ロック片2
7が固着されており、解錠状態では図10に示すように
回転軸22の回転に伴ってロック片27も回転可能であ
るが、施錠状態において、施錠杆26がスライド突出し
た際には該施錠杆26に突設した当止片28によってロ
ック片27のP方向の回転を阻止し、前記ラッチ23が
係合孔24から外れることを規制している。
【0025】一方、左側扉5には、前記施錠杆26によ
って駆動される従動杆29を横設してあり、該従動杆2
9は召合せ部12側へばね30にて弾性付勢している。
そして、施錠時に前記施錠杆26が左側扉5の召合せ部
12を貫通して内部に侵入し、従動杆29をばね30の
弾性力に抗してスライド移動させ、該従動杆29に設け
た当止片31によって回転軸22に固定したロック片3
2のP方向回転を阻止し、前記同様にラッチ23が係合
孔24から外れることを規制している。また、施錠時に
おいて、前記施錠杆26は右側扉4の召合せ部12に設
けた開口33及び左側扉5の召合せ部12に設けた開口
34を貫通するので、両扉4,5の上下中間部において
も両扉をロックすることが可能である。
って駆動される従動杆29を横設してあり、該従動杆2
9は召合せ部12側へばね30にて弾性付勢している。
そして、施錠時に前記施錠杆26が左側扉5の召合せ部
12を貫通して内部に侵入し、従動杆29をばね30の
弾性力に抗してスライド移動させ、該従動杆29に設け
た当止片31によって回転軸22に固定したロック片3
2のP方向回転を阻止し、前記同様にラッチ23が係合
孔24から外れることを規制している。また、施錠時に
おいて、前記施錠杆26は右側扉4の召合せ部12に設
けた開口33及び左側扉5の召合せ部12に設けた開口
34を貫通するので、両扉4,5の上下中間部において
も両扉をロックすることが可能である。
【0026】図12及び図13は、前記施錠装置3の具
体例であり、基本的には図10及び図11で説明した構
造と同一であるが、前記回転軸22の弾性付勢を前記ば
ね25の代わりに回転軸22に固着した取付片35と扉
本体側との固定部間にコイルばね36を介装したもので
ある。その他の構成は前記同様であるので、同一構成に
は同一符号を付してその説明は省略する。
体例であり、基本的には図10及び図11で説明した構
造と同一であるが、前記回転軸22の弾性付勢を前記ば
ね25の代わりに回転軸22に固着した取付片35と扉
本体側との固定部間にコイルばね36を介装したもので
ある。その他の構成は前記同様であるので、同一構成に
は同一符号を付してその説明は省略する。
【0027】
【発明の効果】本発明の収納庫体の両開き扉装置によれ
ば、左右どちらの扉からでも目隠部材を変形させながら
開扉又は閉扉できるのであり、更に閉扉状態では両扉の
目隠部材が互いに重合又は圧接するので、両召合せ部間
の間隙を通した収納庫体の内外への光を遮断し、内部を
隠蔽することができる。また、前記目隠部材は、開扉又
は閉扉時に変形するのみで、機械的な回動を伴わないの
で、本発明によって従来の不都合を一挙に解決できた。
ば、左右どちらの扉からでも目隠部材を変形させながら
開扉又は閉扉できるのであり、更に閉扉状態では両扉の
目隠部材が互いに重合又は圧接するので、両召合せ部間
の間隙を通した収納庫体の内外への光を遮断し、内部を
隠蔽することができる。また、前記目隠部材は、開扉又
は閉扉時に変形するのみで、機械的な回動を伴わないの
で、本発明によって従来の不都合を一挙に解決できた。
【0028】また、前記目隠部材が、閉扉状態において
他方の目隠部材と互いに前後に重合する偏平部を有する
ものであると、各扉の両目隠部材の偏平部は、閉扉状態
では互いに前後に重合して収納庫体の内部を隠蔽できる
とともに、偏平部が後方に位置した側の扉を開扉して
も、両凹所が形成する空間内で該偏平部がそれ自身変形
しながら他方の偏平部を変形させて通過することがで
き、逆に、一方の扉が閉扉した状態で他方の扉を閉扉す
る場合は、他方の扉の目隠部材の偏平部が一方の扉の目
隠部材の偏平部の前側に、両偏平部が若干変形しながら
重合するので、左右どちら側の扉も自由に開扉又は閉扉
できる。
他方の目隠部材と互いに前後に重合する偏平部を有する
ものであると、各扉の両目隠部材の偏平部は、閉扉状態
では互いに前後に重合して収納庫体の内部を隠蔽できる
とともに、偏平部が後方に位置した側の扉を開扉して
も、両凹所が形成する空間内で該偏平部がそれ自身変形
しながら他方の偏平部を変形させて通過することがで
き、逆に、一方の扉が閉扉した状態で他方の扉を閉扉す
る場合は、他方の扉の目隠部材の偏平部が一方の扉の目
隠部材の偏平部の前側に、両偏平部が若干変形しながら
重合するので、左右どちら側の扉も自由に開扉又は閉扉
できる。
【0029】また、前記目隠部材が、閉扉状態において
他方の目隠部材と互いに圧接する断面略円弧状の膨出部
を有するものであると、各扉の両目隠部材の膨出部は、
閉扉状態では互いに変形状態で圧接して収納庫体の内部
を隠蔽することができ、開扉又は閉扉時に互いに変形し
ながら摺接するので、扉を急激に閉扉した際にも、両膨
出部が緩衝作用して扉が収納庫体の前框部に激しく衝突
することを防止できる。
他方の目隠部材と互いに圧接する断面略円弧状の膨出部
を有するものであると、各扉の両目隠部材の膨出部は、
閉扉状態では互いに変形状態で圧接して収納庫体の内部
を隠蔽することができ、開扉又は閉扉時に互いに変形し
ながら摺接するので、扉を急激に閉扉した際にも、両膨
出部が緩衝作用して扉が収納庫体の前框部に激しく衝突
することを防止できる。
【0030】更に、前記目隠部材の一部が、少なくとも
扉の上下端部において扉の背面側に延びて収納庫体の前
框部に当接する緩衝部となっている場合には、扉を閉止
時に該緩衝部が収納庫体の前框部に当たるのでその衝撃
を和らげることができ、部品点数の減少に寄与する。
扉の上下端部において扉の背面側に延びて収納庫体の前
框部に当接する緩衝部となっている場合には、扉を閉止
時に該緩衝部が収納庫体の前框部に当たるのでその衝撃
を和らげることができ、部品点数の減少に寄与する。
【図1】本発明に係る両開き扉装置を適用したキャビネ
ットの全体斜視図である。
ットの全体斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第3実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の第4実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第5実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図7】本発明の第6実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図8】両開き扉装置とキャビネット本体との関係を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図9】扉に設けたラッチとキャビネット本体の係合孔
との関係を示す部分断面図である。
との関係を示す部分断面図である。
【図10】解錠状態における施錠装置の概念図である。
【図11】施錠状態における施錠装置の概念図である。
【図12】右側扉における施錠装置の具体例を示す部分
斜視図である。
斜視図である。
【図13】左側扉における施錠装置の具体例を示す部分
斜視図である。
斜視図である。
1 キャビネット本体 2 両開き扉装置 3 施錠装置 4 右側扉 5 左側扉 6 把手 7 把手 8 シリンダー錠 9 回転支持部材 10 間隙 11 前框部 12 召合せ部 13 凹所 14 目隠部材 15 表面板 16 補強部 17 偏平部 18 固定部 19 膨出部 20 戸当たり部材 21 引手 22 回転軸 23 ラッチ 24 係合孔 25 ばね 26 施錠杆 27 ロック片 28 当止片 29 従動杆 30 ばね 31 当止片 32 ロック片 33 開口 34 開口 35 取付片 36 ばね
Claims (4)
- 【請求項1】 収納庫体の前面開口部を回動開閉する左
右一対の扉を有する両開き扉装置であって、左側扉と右
側扉の両開閉端の前部を召合せ部となし、閉扉状態にお
ける両召合せ部間に微小間隙を設けるとともに、各扉の
開閉端の後部に扉の回転支持部側へ後退した凹所を上下
全長にわたって形成し且つ前記凹所内の上下全長に可撓
材からなる目隠部材を突設し、閉扉状態において各扉の
両目隠部材が互いに重合又は圧接するようにその突出長
さを設定してなることを特徴とする収納庫体の両開き扉
装置。 - 【請求項2】 前記目隠部材が、閉扉状態において他方
の目隠部材と互いに前後に重合する偏平部を有するもの
である請求項1記載の収納庫体の両開き扉装置。 - 【請求項3】 前記目隠部材が、閉扉状態において他方
の目隠部材と互いに圧接する断面略円弧状の膨出部を有
するものである請求項1記載の収納庫体の両開き扉装
置。 - 【請求項4】 前記目隠部材の一部が、少なくとも扉の
上下端部において扉の背面側に延びて収納庫体の前框部
に当接する緩衝部となっている請求項1、2又は3記載
の収納庫体の両開き扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32758995A JPH09165979A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 収納庫体の両開き扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32758995A JPH09165979A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 収納庫体の両開き扉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09165979A true JPH09165979A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18200749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32758995A Pending JPH09165979A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 収納庫体の両開き扉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09165979A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109028527A (zh) * | 2018-09-30 | 2018-12-18 | 奥克斯空调股份有限公司 | 滑动门结构及空调器 |
CN109114789A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-01 | 奥克斯空调股份有限公司 | 滑动门结构及空调器 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP32758995A patent/JPH09165979A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109028527A (zh) * | 2018-09-30 | 2018-12-18 | 奥克斯空调股份有限公司 | 滑动门结构及空调器 |
CN109114789A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-01 | 奥克斯空调股份有限公司 | 滑动门结构及空调器 |
CN109114789B (zh) * | 2018-09-30 | 2023-09-15 | 奥克斯空调股份有限公司 | 滑动门结构及空调器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030520 |