JPH09164577A - 波状褶曲断面構造を有する積層樹脂成形体およびその製造法 - Google Patents
波状褶曲断面構造を有する積層樹脂成形体およびその製造法Info
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- JPH09164577A JPH09164577A JP7347161A JP34716195A JPH09164577A JP H09164577 A JPH09164577 A JP H09164577A JP 7347161 A JP7347161 A JP 7347161A JP 34716195 A JP34716195 A JP 34716195A JP H09164577 A JPH09164577 A JP H09164577A
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Abstract
り、構成樹脂の特性から直接には得られない、低ヤング
率、高伸度特性あるいは高伸縮寸法回復性等の性質を有
する積層樹脂成形体を与える。 【解決手段】 複数の異なる樹脂からなり、主たる二表
面を有し、該二表面に直交する少なくとも一の断面にお
いて、前記複数の樹脂の層が前記二表面に対し斜めに積
層されてなる中間積層樹脂層の該二表面に一対の表層樹
脂層を形成してなる原積層樹脂成形体を用意し、該原積
層樹脂成形体に応力緩和処理を施して、前記中間積層樹
脂層に波状褶曲断面構造を付与する。
Description
面構造を有するシート状ないしフィルム状の積層樹脂成
形体に関する。
を限定する意図を持たずに、包括的に「フィルム」と称
する)状の樹脂に、単独の樹脂では得られない特性を付
与するために複数の樹脂を複合してフィルム化すること
が広く行なわれている。複合フィルムの典型例として
は、複数樹脂混合物の単層成形フィルム、複数樹脂層の
積層フィルムがある。得られる複合フィルムの特性は、
上記複合の態様によっても、もちろん異なり得るが、一
般に構成樹脂(フィルム)の中間的な特性に落ち付くこ
とが多い。例えば複数の構成樹脂層のそれぞれが端部ま
で一様に平行に積層された従来の積層樹脂フィルムは、
面方向において、構成樹脂層の中間的な性質を示す場合
が多い。これは、これで多くの場合に満足できるもので
あるが、場合によっては、単純な積層形態では得られな
い特性を有するフィルムが望ましい場合もある。
本発明の主要な目的は、特定の波状褶曲断面構造を有
し、該構造に基づく特徴的性質を有する積層樹脂成形体
を提供することにある。
小で、伸度の大なる積層樹脂フィルムを提供することに
ある。
性)に富み、破断強度の大なる積層樹脂フィルムを提供
することにある。
成形体について研究する過程で、複数の異なる樹脂から
なり、主たる二表面を有し、該二表面に直交する少なく
とも一の断面において、前記複数の樹脂の層が前記二表
面に対し斜めに積層されてなることを特徴とする積層樹
脂成形体(平成6年特許願第251629号。以下、
「先願の積層樹脂成形体」あるいは単に「斜め樹脂成形
体」ということがある)を得るに至った。そして、更に
研究した結果、この斜め樹脂成形体を一対の表層樹脂層
間に挾持した積層樹脂成形体を、熱収縮あるいは伸長後
の伸長応力除去等の応力緩和処理に付した場合には、中
央の前記斜め樹脂成形体部分に特徴的な波状褶曲断面構
造が発生した積層樹脂成形体が得られることが見出され
た。そして、このようにして得られた特徴的な波状褶曲
断面構造を有する積層樹脂成形体は、表層樹脂層の特性
にもよるが、前記波状褶曲断面構造に起因して、小なる
ヤング率と大なる伸度、あるいは全体として豊かな弾性
(伸縮寸法回復性)と大なる破断強度で代表される、材
料樹脂のみからは期待し得ない特徴的な性質を有するこ
とが見出された。
あり、その積層樹脂成形体は、波状褶曲断面構造を有す
る中間積層樹脂層が表層樹脂層間に挾持されてなること
を特徴とする。
は、複数の異なる樹脂からなり、主たる二表面を有し、
該二表面に直交する少なくとも一の断面において、前記
複数の樹脂の層が前記二表面に対し斜めに積層されてな
る中間積層樹脂層の該二表面に一対の表層樹脂層を形成
してなる原積層樹脂成形体を用意し、該原積層樹脂成形
体に応力緩和処理を施して、前記中間積層樹脂層に波状
褶曲断面構造を付与することを特徴とするものである。
つ、より具体的に説明するが、本発明の積層樹脂成形体
の理解のためには、先願の積層樹脂成形体(斜め樹脂成
形体)を説明することが便宜と思われるので、まず、こ
れを従来の積層樹脂成形体(フィルム)との対比におい
て説明する。
(a)、(b)、(c)にそれぞれ、概念的斜視図、軸
に平行する縦(MD)方向部分断面図、軸に直交する横
(TD)方向部分断面図により示すように、構成樹脂層
A、Bが一様に端部まで主たる二表面に平行に積層した
ものである。
の好ましい製造方法の一例としてのスパイラルダイを用
いて得られる、一例としての積層樹脂フィルム1の概念
的斜視図、MD方向部分断面図およびTD方向部分断面
図を、それぞれ図2の(a)、(b)、(c)に示すよ
うに、MD方向断面は、各樹脂層A、Bが交互に主たる
二表面1a、1bに平行に積層した形態を示す(図2
(b))が、TD方向断面には、各樹脂層A、Bのそれ
ぞれが、主たる二表面1a、1bに到達するようにして
交互に斜めに積層して存在する。但し、個々の樹脂層
A、Bが、積層樹脂フィルム1の主たる二表面1a、1
bとなす角度θ(゜)は、図2(c)に誇張して表現さ
れるほどには大きくなく、一般に0゜超過4゜以下の範
囲、特に0.001゜〜0.4゜の範囲である。なお、
該角度θは、次の関係式により表わすことができる(展
開角(ω(゜))は後述する)。
m)]/[筒状の積層樹脂フィルムの円周の長さ(m
m)×展開角(ω)/360゜] このような特徴的な斜め積層構造の結果として、先願の
積層樹脂フィルムは、厚さ方向における特性(例えば、
圧縮性、ガスバリアー性など)は、従来の平行積層型積
層樹脂フィルムと同等であるが、面に平行な方向、特に
TD方向、における特性は、構成樹脂A、Bのうちヤン
グ率、降伏応力等の機械的特性の小なる側の樹脂により
優先的に支配され、且つ変形性の大なる積層樹脂フィル
ムとして得られる。
ラルダイを用いるインフレーション法による製造を考慮
した場合、複数(n;ただしnは自然数である)の異な
る樹脂すなわち積層用の樹脂種数(n)は、2〜4、一
方、後述するスパイラル流路溝24a、24b等を合計
したスパイラル流路溝数(m;ただしmは自然数で、n
<mの関係にある)換言するとスパイラル条数(m)
は、4〜256溝、更には8〜128溝、特に16〜6
4溝程度とすることが好ましく、特定の面方向位置にお
ける厚み方向積層数は、4〜100層、特に6〜20層
であることが好ましい。この厚み方向積層数は、スパイ
ラル流路溝数(スパイラル条数)mと、展開角ωとから
m×ω/360゜として求まるものである。積層樹脂成
形体の全体厚さは、例えば溶融押出パリソンのまま用い
ること、あるいはインフレーション倍率(延伸倍率)の
制御によりかなり巾広く制御可能である。
造方法としてのスパイラルダイを用いたインフレーショ
ン法(それ自体は、同日の平成6年特許願第25162
8号の主題である)の概要について述べる。
ラルダイを用いる方法について、図3に基づいて説明す
る。まず押出機10a(図示せず)より押出されてスパ
イラルダイ11内に導入された樹脂Bは、第1ダイリン
グ(最内リング)12aの外周近傍に配置されたいわゆ
る(逆)トーナメント型の分岐路13a(複数あるが一
のみ図示)により均一に分岐されながら、第1ダイリン
グ12aの外周面に設けられた複数のスパイラル流路溝
14aに導入される。スパイラル流路溝14aの各々
は、進行方向(上方)に進むに従って次第に小さくなる
溝深さを有し、ここを通る溶融樹脂Bの流れは第2ダイ
リング12bとの間隙で溝を溢れた漏洩流を形成しつつ
螺旋状に上方へと進行し、遂には溝のない筒状流路15
aを均質な軸方向筒状流として上方に進行し、合流点1
6に至る。他方、押出機10bより押出された溶融樹脂
Aの流れは同様に分岐、漏洩流を伴う螺旋流れを経て、
筒状流路15bを通る均質な軸方向筒状流となり、合流
点16に至る。また押出機10cにより押出された溶融
樹脂Bの流れも、同様に分岐、漏洩流を伴う螺旋流れを
経て、筒状流路15cを通る均質な軸方向筒状流とな
り、合流点16に至る。合流点16において、これら三
つの筒状溶融樹脂流は積層され、積層筒状体としてダイ
リップ17より押出される。ダイリップ17より押出さ
れた積層筒状体は、図3(b)に示すように、樹脂層A
を中間層として、その両側に樹脂層Bが存在する筒状積
層体を構成する。
脂成形体の好ましい製造方法に用いられるスパイラルダ
イ21の模式断面図であり、押出機20aおよび20b
より押出されて、それぞれスパイラルダイ21に導入さ
れた溶融樹脂AおよびBの流れは、それぞれ、それ自体
は図3(a)の13aと同様な(逆)ト−ナメント型の
分岐路(図示せず、後述)によって分岐されたのち、そ
れぞれ複数のスパイラル流路溝24a、24bに導入さ
れる。その後、これらスパイラル流路溝に沿って漏洩流
を伴う螺旋流れとして、内側ダイリング22aと外側ダ
イリング22bの間の単一の筒状流路を上方に進行する
過程で、これら溶融樹脂AとBとが交互に斜めに積層さ
れ、スパイラル流路溝のない筒状流路25を経てダイリ
ップ27から押出される。押出された積層筒状体は、図
4(b)に示すように、樹脂AとBとが交互にその主た
る二表面に対して斜めに積層した周方向断面(軸に直交
する横(TD)方向断面)を有することとなる。
層の態様をより詳しく説明するための、図4(a)の一
点鎖線で囲んだ枠III部の模式斜視図である。すなわ
ち、押出機20aおよび20bを通じてスパイラルダイ
21内に導入された溶融樹脂流A、Bは、まずトーナメ
ント分岐点23a1、23b1に到達し、ここから更に
分岐点23a2、23b2・・・を通じて分岐をそれぞ
れ繰り返し、最終分岐点23a3、23b3を過ぎたの
ち、分配部最終流路28a、28b、28a、28b・
・・に導入され、ここからはスパイラル流路溝24a、
24b、24a、24b・・・に溶融樹脂流A、Bが交
互に流入する。なお、ここでスパイラル流路溝24a、
24b、24a、24b・・・の開始点(分配部最終流
路28a、28b、28a、28b・・・の終点)は、
内側ダイリング22aの同一円周線上に位置している。
そして、スパイラル流路溝24a、24bに入った溶融
樹脂流A、Bは、当初は、専ら該スパイラル流路溝24
a、24bに沿った螺旋流として進むが、次第に内側ダ
イリング22a、特にそのスパイラル山22aaと、外
側ダイリング22bとの間隙である流路22abにスパ
イラル山22aaを乗り越える漏洩流が流路に沿って
(すなわち上方へと)生ずる。すなわち、あたかも樹脂
A、樹脂Bの溶融樹脂流膜が円周方向に形成される如く
各スパイラル流路溝から流出する。そして、かくして形
成された樹脂A、樹脂Bの溶融樹脂流膜は、それぞれ下
流側のスパイラル溝24b、24aから流出した樹脂
B、樹脂Aの溶融樹脂流膜に、それぞれ、即ち溶融樹脂
流膜Aと溶融樹脂流膜Bとが交互にかぶさるように積層
されていく。その積層される角度は、各スパイラル流路
溝から漏洩する樹脂の展開角ω(図4(b))に一致す
る。すなわち、スパイラル流路溝の開始点が外表面側を
形成し、積層されるに従って内表面側へと移動して、展
開角ωだけ移動したところで内表面に到達する。このよ
うに樹脂Aと樹脂Bは、それぞれの展開角ω分だけ傾斜
した状態で積層される(図4(b))。展開角ω(゜)
は、樹脂A、Bのそれぞれについて形成されるスパイラ
ル流路溝24a、24bの当初深さ、および次第に浅く
なる割合等によって制御可能であるが、一般に60゜〜
720゜の範囲、好ましくは80゜〜360゜の範囲、
より好ましくは130゜〜230゜の範囲である。展開
角ωが60゜未満では、得られる積層体に厚み斑が多く
なり、一方、720゜超過では、成形時にスパイラルダ
イ内での圧力が大きくなり、成形加工が難しくなる。
積層筒状体を、拡周ならびに薄肉化のためのインフレー
ション工程に付したのち一般には軸と平行な方向に切裂
くことにより図2(a)〜(c)に示すような先願の積
層樹脂成形体が得られる。
は、図2(b)、(c)に対応して、図6(a)、
(b)に示すように、上記のようにして得られた先願の
積層樹脂成形体(斜め樹脂成形体)1の両表面に一対の
表層樹脂層IおよびIIを配置した原積層樹脂成形体1
00を用意する。このような原積層樹脂成形体100
は、好ましくは図4および図5で示した複数樹脂を交互
に流入加工できるように形成したスパイラルダイの前後
に更に表層樹脂層IおよびIIを形成可能なダイを設け
ることにより、斜め樹脂成形体1の形成と同時にこの斜
め樹脂成形体1の主たる二表面を表層樹脂層IおよびI
Iで挾持した一体の積層樹脂成形体100として形成可
能である。換言すれば、図3に示す従来の(3層)積層
用スパイラルダイにおいて、押出機10aおよび10c
ならびにこれらに連結されたダイを層I、および層II
の形成用に用い、押出機10bおよびこれに連結された
流路溝15bを有するダイを、図4および図5で示した
二台の押出機およびスパイラルダイに置換したスパイラ
ルダイにそれぞれ変更すればよい。
脂成形体に応力緩和処理を施すと、図7に示すような、
斜め樹脂成形体の1の部分にほぼ選択的に波状褶曲断面
構造を発生させることができる。
発明の積層樹脂成形体の好ましい層構成について述べ
る。
決定するのは中間積層樹脂層であり、構成樹脂層A、B
の少なくとも一方、例えば樹脂A、を機能性樹脂で構成
することが好ましい。
は、EVOH(エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物)、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリエステ
ル、ポリヒドロキシポリエーテル、ポリ塩化ビニリデン
等のガスバリアー性樹脂等が挙げられる。このようなガ
スバリアー性樹脂の使用により本発明の積層樹脂成形体
をガスバリアー性にすぐれたものとすることができる。
なかでも、本発明の波状褶曲断面構造を有する積層樹脂
成形体の特性を生かすべく、比較的剛性が大で伸縮変形
性の乏しいものが好適に用いられる。
は、機能性樹脂Aと接着性が良好で、機能性樹脂Aより
は小なる弾性率(ヤング率)を有する樹脂が好ましく、
より具体的には、VLDPE(超低密度、ポリエチレ
ン)、LDPE(低密度ポリエチレン)等のポリオレフ
ィン、あるいはEVA(エチレン−酢酸ビニル共重合
体)、EMAA(エチレン−メタクリル酸共重合体)、
EAA(エチレン−アクリル酸共重合体)、EMA(エ
チレン−アクリル酸メチル共重合体)、EEA(エチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体)、エチレン−プロピレ
ン共重合体等のオレフィン共重合体、からなるオレフィ
ン系樹脂、更にはこれらの酸変性物;熱可塑性ポリウレ
タン、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合
体、SIS(スチレン−イソプレン−スチレン共重合
体)、SEBS(水添スチレン−ブタジエン−スチレン
共重合体)、SEIS(水添スチレン−イソプレン−ス
チレン共重合体)、ポリエステル系エラストマー、ポリ
アミド系エラストマーなどのエラストマーが挙げられ
る。
製造態様を考慮するとき、樹脂Aと樹脂Bとは、体積比
で、1:0.3〜1:20、好ましくは1:0.5〜
1:5、更に好ましくは1:0.6〜1:2、最も好ま
しくは約1:1の比率で用いるとよい。
間の接合性を改善する目的で、付加的に樹脂C層を設け
てもよい。
中間積層樹脂層1の両面に設ける一対の表層樹脂層Iお
よびIIは、異なる樹脂で構成しても良いが、対称な特
性のフィルム状積層樹脂成形体を得るためには、同種の
樹脂から構成することが好ましい。
好ましい一例は、熱収縮性樹脂であり、より具体的に
は、EVA、アイオノマー樹脂、EMAA、EAA、E
MA、EEA、VLDPE、LDPEなどのオレフィン
系樹脂やこれらの酸変性物、ポリアミド、ポリエステル
等の熱可塑性樹脂を、中間積層樹脂層1とともに一軸ま
たは二軸に延伸した状態で用いるとよい。このような延
伸状態は、上記したスパイラルダイを用いる際には、溶
融押出後のパリソンをインフレーション工程に付すこと
により好適に達成し得る。
IおよびIIを有する図6(a)および(b)に示す原
積層樹脂成形体2を例えば樹脂IおよびIIの軟化温度
以上の温度に保持することにより、熱収縮処理を行なう
ことにより中間積層樹脂層1に選択的に波状褶曲断面構
造が付与された図7のような積層樹脂成形体100Aが
形成される。
方向のいずれにも現れ、一軸あるいは二軸延伸のいずれ
かによっても異なるが、例えばMD方向とTD方向が同
程度の延伸倍率の二軸延伸を行い、その後に熱収縮した
場合には、TD方向に優先的に現れる。
の好ましい例は、熱可塑性ポリウレタン、SBS、SI
S、SEBS、SEIS、ポリエステル系エラストマ
ー、ポリアミド系エラストマーなどのエラストマーであ
る。これらの中では、熱可塑性ポリウレタンやSEBS
などが好適であり、伸長比300%の条件下での(伸
縮)寸法回復率[測定法は後述]が85%以上、好まし
くは88%以上、更に好ましくは90%以上のエラスト
マーを用いるのがよい。
がエラストマーからなる図6の原積層樹脂成形体2を、
MD方向またはTD方向、好ましくはTD方向に、好ま
しくは300%以上の伸長比で伸長処理を行い、応力を
開放すると、中間積層樹脂層1に選択的に波状褶曲断面
構造が付与された図7のような積層樹脂成形体100A
が形成される。
具体的に説明する。熱収縮あるいは伸長後の伸長応力除
去により収縮もしくは寸法回復させた本発明の積層樹脂
成形体100Aの断面は図7に示すような中間積層樹脂
層1が正弦波のような波状に折れ曲がった構造(波状褶
曲断面構造)を有している。この図において、挾持する
エラストマー層(すなわち表面層)のその断面における
長さをL1とし、波状に褶曲した中間積層樹脂層の長さ
L1中の波状褶曲部分を直線状にのばした長さをL2と
した場合、波状褶曲断面構造を有している成形体におい
ては、その長さの比(L2/L1)が1.0より大きい
値、後述する性質をより発揮させるためには好ましくは
1.1より大きい値となる。
I)と中間積層樹脂層1との間に、これら層間の接着性
の改善のために、例えばエチレンー酢酸ビニル共重合体
等からなる接合樹脂層を挿入してもよい。
間積層樹脂層1を含む積層樹脂成形体100Aは、小な
るヤング率と大なる伸度、あるいは全体として豊かな弾
性(伸縮寸法回復性)と大なる破断強度で代表される、
材料樹脂のみからは期待し得ない特徴的な性質を有する
ものである。
前の原積層樹脂成形体が10〜600μm、好ましくは
20〜400μm、更に好ましくは35〜200μmの
厚さに調整される。そして表層樹脂層IおよびIIの合
計の厚さは、原積層樹脂成形体全層の厚さの55%以
上、更には60%以上、特に65%以上であることが好
ましく、また上限は98%以下、更に97%以下、特に
94%以下であることが好ましい。
成形体の製造実施例および比較例を挙げる。
て、コア層(第3層)形成用ダイ部を図4(a)のよう
に2種の樹脂を交互に流入加工できる斜め積層体形成用
ダイ(m=32)に置きかえて得た5層スパイラルダイ
を用いて、各々の層全てを円筒状に同時共押出しし、図
6に示すようにコア層に中間積層樹脂層である斜め樹脂
成形体1を含む本発明の積層樹脂成形体2(但し、図6
に示さない接合樹脂層を更に含む)を未延伸の積層樹脂
フィルムとして製造した。その後、インフレーション法
により同時二軸延伸を行ない、延伸フィルムを製造し
た。延伸フィルムの構成は次のとおりであった。その製
造条件を表1、表2に示す。
VOH(樹脂A)=10μm(合計)、コア層接着性
樹脂1(樹脂B)10μm(合計)で、積層数は14〜
15層からなる。各樹脂の概要は次のとおりである。
リケミカル製「ハイミランAM79082」メルトイン
デックス(190℃、2160g荷重)=1.9g/1
0min)である内側構成層 EVA:酢酸ビニル含量が15重量%のエチレン−酢酸
ビニル共重合体(日本ユニカー製「NUC3753」メ
ルトインデックス(190℃、2160g荷重)=1.
5g/10min)である外側構成層 接合樹脂層:無水マレイン酸でグラフト変性されたEV
A共重合体(三菱油化製「モディックE−300K」溶
融粘度(200℃、25sec-1)=708Pa・s) 接着性樹脂1:接合樹脂層と同じものを使用した。
鹸化度99.4%のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物(クラレ製「EVAL EPE−105」溶融粘度
(200℃、25sec-1)=901Pa・s)を使用
した。
間浸漬しフィルムを収縮させ、斜め樹脂成形体層が波状
褶曲断面構造を示す積層樹脂成形体を得た。得られた収
縮後フィルムのTD断面顕微鏡写真(倍率155倍)を
図8に、代表的な物理的および機械的性質を表3に示
す。
ダイのコア層(第3層)形成用ダイ部に用いた斜め積層
体形成用ダイの仕様は以下の通りである。
製テンシロン万能試験機RTM−100を用いて、以下
の条件で測定した。
印を付し(少なくとも繰り返し数を5以上として)、該
フィルムを80℃の熱水に10秒間浸漬し、取り出し直
後に常温の水で冷却し、その後収縮した印の距離を計測
して、もとの10cmから読み取り値を差し引いた値を
百分率で表示し、繰り返し数にもとづいて平均値で表
す。
製テンシロン万能試験機RTM−100を用いて、以下
の条件で測定した。
以下の条件で測定した。
用いて算出した。
製テンシロン万能試験機RTM−100を用いて、以下
の条件で測定した。
光学顕微鏡にて観察し、写真撮影する。その写真をもと
に表面層の長さ(L1)およびこの長さでの波状褶曲断
面構造中の波状褶曲部分を直線状にのばした長さ(L
2)を測定し、その値からL2/L1を算出した。
度) 伸長処理後の積層樹脂フィルムを使用し、JIS K−
7126に準じ、Modern Control社製O
XTRAN−100TWINを用いて、30℃、80%
RHでの酸素ガス透過度を測定した。
りに、ナイロン(Ny)6−12(東レ(株)製「アミ
ランCM6541X3」、溶融粘度(200℃、25s
ec-1)=814Pa・s)を使用した以外は実施例と
同様にして、本発明の積層樹脂成形体である未延伸の積
層樹脂フィルムならびに延伸フィルムを製造した。また
実施例1と同様に、得られた延伸フィルムを80℃の熱
水中に10秒間浸漬しフィルムを収縮させ、斜め樹脂成
形体層が波状褶曲断面構造を示す積層樹脂成形体を得
た。得られた収縮後フィルムの代表的な物理的および機
械的性質を表3に示す。
筒状に同時共押出し、実施例1、2の対照となる多層フ
ィルムを製造した。その後、インフレーション法により
同時二軸延伸を行ない、対照となる多層延伸フィルムを
製造した。その製造条件を表1、表2に示す。延伸フィ
ルムの構成は次のとおりであった。
0℃の熱水中に10秒間浸漬しフィルムを収縮させた
が、EVOH層は波状褶曲断面構造を示さなかった。得
られた収縮後フィルムの代表的な物理的および機械的性
質を表3に示す。
ア層に波状褶曲断面構造が発生した積層樹脂成形体(実
施例1および2)は、比較例のそれに比べて破断伸度が
増大し、ヤング率が小であること、すなわち、変形し易
くて粘り強い性質を有することがわかる。
各々の層全てを円筒状に同時押出し、コア層に斜め樹脂
成形体を含む本発明の積層樹脂成形体である未延伸の積
層樹脂フィルムを製造した。得られたフィルムの構成は
次のとおりであった。
ける伸長処理後の多層フィルムのコア層(斜め樹脂成形
体)の波状褶曲断面構造発生の指標となるL2/L1の
値、一軸伸長後寸法回復させた多層フィルムを再度伸長
処理に付した後の寸法回復率を表4、機械的性質を表5
に示す。伸長比300%以上の一軸伸長処理を行った多
層フィルムはコア層(斜め樹脂成形体)に波状褶曲断面
構造が見られた。伸長比300%による一軸伸長処理後
の多層フィルムMD方向およびTD方向断面写真(各約
830倍)を図9(a)、(b)に示す。
用いて、各々の層全てを円筒状に同時共押出し、対照と
なる多層未延伸フィルムを得た。得られたフィルムの構
成は次のとおりであった。
ける伸長処理後の多層フィルムのコア層(斜め樹脂成形
体)の波状褶曲断面構造の発生の指標となるL2/L1
の値、一軸伸長後寸法回復させた多層フィルムを再度伸
長処理に付した後の寸法回復率を表4、機械的性質を表
5に示す。
処理後のコア層に波状褶曲断面構造を有する積層樹脂成
形体(フィルム)は、比較例2のそれに比べて、弾性率
が低く、破断応力および破断伸度が増大する。これは、
表3に示された熱収縮系と同様の傾向である。更に実施
例3のフィルムの特徴は、伸長処理後に再度伸長処理を
行なった後の寸法回復率が極めて優れていることであ
り、良好なガスバリアー性とも合わせ、極めて良好なス
キン包装材料であることを示している。
積層樹脂層が特徴的な波状褶曲断面構造を有する積層樹
脂成形体が得られ、この積層樹脂成形体は、上記波状褶
曲断面構造の結果として、小なるヤング率と大なる伸
度、あるいは全体として豊かな弾性(伸縮寸法回復性)
と大なる破断強度で代表される、材料樹脂のみからは期
待し得ない特徴的な性質を示す。
断面図。
の中間積層樹脂層)の斜視図および二方向断面図。
品フィルム断面図。
ラルダイの断面図および得られる中間積層樹脂層の断面
図。
原積層樹脂成形体の、それぞれMD厚さ方向およびTD
厚さ方向の模式断面図。
式断面図。
ィルム)のTD厚さ方向断面顕微鏡写真(倍率155
倍)。
た積層樹脂成形体(フィルム)の、それぞれMD厚さ方
向およびTD厚さ方向断面顕微鏡写真(倍率830
倍)。
二表面)。本発明の積層樹脂成形体を構成する中間積層
樹脂層。 A、B:構成樹脂 100:本発明の積層樹脂成形体 100A:本発明の積層樹脂成形体(応力緩和処理後) 10a、10b、10c:押出機 11、21:スパイラルダイ 12a、12b、22a、22b:ダイリング 22ab:内外ダイリング間間隙流路 13a、23a1、23a2、23a3、23b1、2
3b2、23b3:トーナメント分岐部 14a、24a、24b:スパイラル流路溝 15a、15b、15c、25:筒状流路 16:合流点 17、27:ダイリップ 28a、28b:分配部最終流路 I 、II:表層樹脂層
Claims (4)
- 【請求項1】 波状褶曲断面構造を有する中間積層樹脂
層が表層樹脂層間に挾持されてなる、積層樹脂成形体。 - 【請求項2】 複数の異なる樹脂からなり、主たる二表
面を有し、該二表面に直交する少なくとも一の断面にお
いて、前記複数の樹脂の層が前記二表面に対し斜めに積
層されてなる中間積層樹脂層の該二表面に一対の表層樹
脂層を形成してなる原積層樹脂成形体を用意し、該原積
層樹脂成形体に応力緩和処理を施して、前記中間積層樹
脂層に波状褶曲断面構造を付与する、積層樹脂成形体の
製造法。 - 【請求項3】 一対の表層樹脂層がエラストマーからな
り、前記応力緩和処理が原積層樹脂成形体を伸長後、伸
長応力を緩和する処理である請求項2の製造法。 - 【請求項4】 一対の表層樹脂層が熱収縮性樹脂であ
り、前記応力緩和処理が原積層樹脂成形体に対する熱収
縮処理である請求項2の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347161A JPH09164577A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 波状褶曲断面構造を有する積層樹脂成形体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP7347161A JPH09164577A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 波状褶曲断面構造を有する積層樹脂成形体およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09164577A true JPH09164577A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18388332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7347161A Pending JPH09164577A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 波状褶曲断面構造を有する積層樹脂成形体およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09164577A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011136560A (ja) * | 2009-12-31 | 2011-07-14 | Samsung Mobile Display Co Ltd | バリア・フィルム複合体、これを含む表示装置、バリア・フィルム複合体の製造方法、及びこれを含む表示装置の製造方法 |
JP2014520690A (ja) * | 2011-07-20 | 2014-08-25 | プラスティカ・クリティス・ソシエテ・アノニム | 同心共押出ダイ、および多層熱可塑性フィルムの押出方法 |
KR20180048442A (ko) * | 2015-09-04 | 2018-05-10 | 라미플렉스 아브 | 신장된 층을 구비한 적층된 필름 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7347161A patent/JPH09164577A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9868244B2 (en) | 2011-07-20 | 2018-01-16 | Plastika Kritis S.A. | Concentric co-extrusion die for extruding a multilayer thermoplastic film |
KR20180048442A (ko) * | 2015-09-04 | 2018-05-10 | 라미플렉스 아브 | 신장된 층을 구비한 적층된 필름 |
JP2018532609A (ja) * | 2015-09-04 | 2018-11-08 | ラミフレックス アーベーLamiflex Ab | 延伸層を有する積層フィルム |
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