JPH09162837A - 圧縮方式を動的に変更する通信方法及び装置 - Google Patents
圧縮方式を動的に変更する通信方法及び装置Info
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- JPH09162837A JPH09162837A JP7304172A JP30417295A JPH09162837A JP H09162837 A JPH09162837 A JP H09162837A JP 7304172 A JP7304172 A JP 7304172A JP 30417295 A JP30417295 A JP 30417295A JP H09162837 A JPH09162837 A JP H09162837A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/16—Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
- H04J3/1694—Allocation of channels in TDM/TDMA networks, e.g. distributed multiplexers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/16—Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
- H04J3/1682—Allocation of channels according to the instantaneous demands of the users, e.g. concentrated multiplexers, statistical multiplexers
- H04J3/1688—Allocation of channels according to the instantaneous demands of the users, e.g. concentrated multiplexers, statistical multiplexers the demands of the users being taken into account after redundancy removal, e.g. by predictive coding, by variable sampling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同期多重もしくは非同期多重化装置(交換機
能を持つものも含む)においてトランク回線の帯域の使
用率により音声圧縮の方式を動的に選択もしくは変更し
回線の有効利用と呼損を減らすことを実現する。 【解決手段】 回線の使用量が域値以上の場合406、
既接続呼をより必要帯域の低い方式に切り替える。あら
かじめ各呼に切り替え許可属性が設定されていて、切り
替え許可呼が切り替え対象として選択される410。発
呼側及び着呼側において、切り替える圧縮方式に必要な
資源が確保される412,422。資源確保が成功した
場合、既接続資源と新たに確保した新接続資源の両方で
データ伝送が行われる。同期後、既接続に使用されてい
た資源は解放される420,432。
能を持つものも含む)においてトランク回線の帯域の使
用率により音声圧縮の方式を動的に選択もしくは変更し
回線の有効利用と呼損を減らすことを実現する。 【解決手段】 回線の使用量が域値以上の場合406、
既接続呼をより必要帯域の低い方式に切り替える。あら
かじめ各呼に切り替え許可属性が設定されていて、切り
替え許可呼が切り替え対象として選択される410。発
呼側及び着呼側において、切り替える圧縮方式に必要な
資源が確保される412,422。資源確保が成功した
場合、既接続資源と新たに確保した新接続資源の両方で
データ伝送が行われる。同期後、既接続に使用されてい
た資源は解放される420,432。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データを含む
データ通信方法及び装置に関するものであり、より詳し
くは、圧縮方式を動的に変更する通信方法及び装置に関
するものである。さらに詳細に言えば、同期もしくは非
同期方式の音声を取り扱う通信装置において複数の音声
圧縮方式を持たせ、それを既接続呼、発生呼にかかわら
ず動的に選択しトランクの回線使用効率を動的に最適化
する通信方式及び装置に関するものである。
データ通信方法及び装置に関するものであり、より詳し
くは、圧縮方式を動的に変更する通信方法及び装置に関
するものである。さらに詳細に言えば、同期もしくは非
同期方式の音声を取り扱う通信装置において複数の音声
圧縮方式を持たせ、それを既接続呼、発生呼にかかわら
ず動的に選択しトランクの回線使用効率を動的に最適化
する通信方式及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の時分割多重化装置(TDM)のト
ランクには、専用線が使用されるが、音声を通す際は、
音声圧縮を行い、使用するトランク上の回線の帯域を減
らす工夫が施されており、これにより収容する回線数を
大きくしている。音声圧縮の方法は、多数存在し、その
圧縮率、音声品質により選択がされている。現状では、
以下音声圧縮方式が選択枝として考えられる。圧縮を行
っていないPCM伝送を併せて記載すると、 圧縮方式 通信速度 圧縮率 圧縮効果尺度 音声品質 1.PCM 64Kb/s 1 1.0 1.0 2.ADPCM 32Kb/s 2 0.5 0.8 3.LDCELP 16Kb/s 4 0.25 0.7 4.VSELP 8Kb/s 8 0.125 0.6 が一般的である。
ランクには、専用線が使用されるが、音声を通す際は、
音声圧縮を行い、使用するトランク上の回線の帯域を減
らす工夫が施されており、これにより収容する回線数を
大きくしている。音声圧縮の方法は、多数存在し、その
圧縮率、音声品質により選択がされている。現状では、
以下音声圧縮方式が選択枝として考えられる。圧縮を行
っていないPCM伝送を併せて記載すると、 圧縮方式 通信速度 圧縮率 圧縮効果尺度 音声品質 1.PCM 64Kb/s 1 1.0 1.0 2.ADPCM 32Kb/s 2 0.5 0.8 3.LDCELP 16Kb/s 4 0.25 0.7 4.VSELP 8Kb/s 8 0.125 0.6 が一般的である。
【0003】しかし、従来技術においては、音声圧縮方
式を呼毎に選択するという方式をとっているため、 1.音声回線を設定する際に、トランクの空容量を考慮
し、最適な圧縮方式を決定し、必要帯域を確保する必要
がある。 2.トランクの空がなくなってからは、発呼要求に対し
回線を確保することができず、呼損が発生する。 3.高い圧縮方式でのみ、回線を使用すると、音声品質
が常に悪くユーザの満足が得られない。 という問題点が発生する。
式を呼毎に選択するという方式をとっているため、 1.音声回線を設定する際に、トランクの空容量を考慮
し、最適な圧縮方式を決定し、必要帯域を確保する必要
がある。 2.トランクの空がなくなってからは、発呼要求に対し
回線を確保することができず、呼損が発生する。 3.高い圧縮方式でのみ、回線を使用すると、音声品質
が常に悪くユーザの満足が得られない。 という問題点が発生する。
【0004】特開昭62−160899号は、複数の音
声圧縮方式を選択可能な時分割音声圧縮方式において、
選択した通話品質(圧縮方式)のトランクが既に使用中
である場合、さらに高い通話品質(圧縮方式)のトラン
クを使用するトランク選択方式が開示されている。しか
し、該トランク選択方式は、発生呼に対して複数の音声
圧縮品質のいずれかを選択する方式であり、既接続呼の
動的再接続により、音声圧縮品質を切り替え回線の帯域
の有効利用や発生呼に対する呼損を回避することは不可
能である。また、トランクの空がなくなってからは、発
呼要求に対し回線を確保することができず、呼損が発生
するという上記問題点を解決することはできない。
声圧縮方式を選択可能な時分割音声圧縮方式において、
選択した通話品質(圧縮方式)のトランクが既に使用中
である場合、さらに高い通話品質(圧縮方式)のトラン
クを使用するトランク選択方式が開示されている。しか
し、該トランク選択方式は、発生呼に対して複数の音声
圧縮品質のいずれかを選択する方式であり、既接続呼の
動的再接続により、音声圧縮品質を切り替え回線の帯域
の有効利用や発生呼に対する呼損を回避することは不可
能である。また、トランクの空がなくなってからは、発
呼要求に対し回線を確保することができず、呼損が発生
するという上記問題点を解決することはできない。
【0005】特開昭62−143531号は、音声情報
とデータ情報とフレーム情報を含む複合通信方式におい
て、音声情報の通信容量とデータ情報の通信容量とフレ
ーム情報の通信容量が最大チャネル容量となるように音
声情報の圧縮率を設定する通信方式を開示しているが、
既接続呼の動的再接続を示唆する記載はなく、通話品質
の高い圧縮方式によりすべてのトランクが既に使用中で
ある場合、音声圧縮品質を切り替え回線の帯域の有効利
用や発生呼に対する呼損を回避することは不可能であ
る。
とデータ情報とフレーム情報を含む複合通信方式におい
て、音声情報の通信容量とデータ情報の通信容量とフレ
ーム情報の通信容量が最大チャネル容量となるように音
声情報の圧縮率を設定する通信方式を開示しているが、
既接続呼の動的再接続を示唆する記載はなく、通話品質
の高い圧縮方式によりすべてのトランクが既に使用中で
ある場合、音声圧縮品質を切り替え回線の帯域の有効利
用や発生呼に対する呼損を回避することは不可能であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、既接続呼の
動的再接続を行うことにより、音声圧縮品質の切り替え
を行い、トランクの回線使用効率を動的に最適化し、発
生呼に対する呼損を回避することを目的とする。
動的再接続を行うことにより、音声圧縮品質の切り替え
を行い、トランクの回線使用効率を動的に最適化し、発
生呼に対する呼損を回避することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】トランクの帯域が許容す
るかぎり音声品質の高い圧縮方式を使用し、帯域が不足
したとき、または予め決められた閾値に達したとき、す
でに張られている回線に対し圧縮率の高い方式に切り替
えて、新たに発生した呼要求に帯域を確保する。なお、
本願発明理解の容易化を図るため本願発明の説明におい
て、音声データに限定して記載を行うが、本願発明の思
想には、音声データの他、テキストデータや画像データ
等を含み、トランク回線の伝送方式においても、時分割
多重化方式のみならず、周波数分割方式、符号多重化方
式、時分割多重化方式と周波数分割方式を組合せる方式
等に使用することができる。また、無線通信、光通信に
使用することもできる。さらにTDMのような同期多重
化装置のみではなく交換機能を持つこともできるATM
等のパケットやセル多重を行う非同期多重化装置に適用
することもできる。
るかぎり音声品質の高い圧縮方式を使用し、帯域が不足
したとき、または予め決められた閾値に達したとき、す
でに張られている回線に対し圧縮率の高い方式に切り替
えて、新たに発生した呼要求に帯域を確保する。なお、
本願発明理解の容易化を図るため本願発明の説明におい
て、音声データに限定して記載を行うが、本願発明の思
想には、音声データの他、テキストデータや画像データ
等を含み、トランク回線の伝送方式においても、時分割
多重化方式のみならず、周波数分割方式、符号多重化方
式、時分割多重化方式と周波数分割方式を組合せる方式
等に使用することができる。また、無線通信、光通信に
使用することもできる。さらにTDMのような同期多重
化装置のみではなく交換機能を持つこともできるATM
等のパケットやセル多重を行う非同期多重化装置に適用
することもできる。
【0008】本発明の通信装置は、圧縮率の変更要求に
応答して、現在接続されている呼と異なる圧縮率で、新
たに呼を接続する段階と、新たに接続された呼において
現在接続されている呼と同じデータの通信を行う段階と
を含む。ここで、本発明の圧縮率の変更要求に応答し
て、現在接続されている呼と異なる圧縮率で、新たに呼
を接続する段階は、現在接続されている呼を切断した後
に、新たに呼を接続する段階と、現在接続されている呼
と平行して、新たに呼を接続する段階の双方を含む。
応答して、現在接続されている呼と異なる圧縮率で、新
たに呼を接続する段階と、新たに接続された呼において
現在接続されている呼と同じデータの通信を行う段階と
を含む。ここで、本発明の圧縮率の変更要求に応答し
て、現在接続されている呼と異なる圧縮率で、新たに呼
を接続する段階は、現在接続されている呼を切断した後
に、新たに呼を接続する段階と、現在接続されている呼
と平行して、新たに呼を接続する段階の双方を含む。
【0009】本発明の他の態様である、媒体は、圧縮率
の変更要求に応答して、現在接続されている呼と異なる
圧縮率で、新たに呼を接続することを通信装置に指示す
るプログラムコード手段と、新たに接続された呼におい
て現在接続されている呼と同じデータの通信を行うこと
を通信装置に指示するプログラムコード手段と、現在接
続されている呼で使用した資源を開放することを通信装
置に指示するプログラムコード手段と、異なる2以上の
圧縮率で通信を通信装置を制御するためのプログラム手
段を格納する。
の変更要求に応答して、現在接続されている呼と異なる
圧縮率で、新たに呼を接続することを通信装置に指示す
るプログラムコード手段と、新たに接続された呼におい
て現在接続されている呼と同じデータの通信を行うこと
を通信装置に指示するプログラムコード手段と、現在接
続されている呼で使用した資源を開放することを通信装
置に指示するプログラムコード手段と、異なる2以上の
圧縮率で通信を通信装置を制御するためのプログラム手
段を格納する。
【0010】本発明の他の態様である、通信方法は、現
在の回線使用量を検査する段階と、現在の回線使用量が
予め定められた範囲に達した場合、現在接続されている
第1の圧縮率の呼を選択する段階と、第2の圧縮率の呼
を新たに接続することができるか判定する段階と、接続
することができると判定された場合、第2の圧縮率で呼
を接続する段階と、第2の圧縮率の呼において第1の圧
縮率の呼と同じデータの通信を行う段階と、第1の圧縮
率の呼を切断する段階とを含む。
在の回線使用量を検査する段階と、現在の回線使用量が
予め定められた範囲に達した場合、現在接続されている
第1の圧縮率の呼を選択する段階と、第2の圧縮率の呼
を新たに接続することができるか判定する段階と、接続
することができると判定された場合、第2の圧縮率で呼
を接続する段階と、第2の圧縮率の呼において第1の圧
縮率の呼と同じデータの通信を行う段階と、第1の圧縮
率の呼を切断する段階とを含む。
【0011】本発明の他の態様である、通信方法は、第
1の端末において発呼を行う段階と、発呼を検出する段
階と、現在の回線使用量を検査する段階と、現在の回線
使用量が予め定められた範囲に達した場合、第2の端末
において現在接続されている第1の圧縮率の呼を選択す
る段階と、発呼側で、新たに第2の圧縮率で呼を接続す
るために必要なDSPチャネルとトランク帯域とインタ
ーコネクト帯域を確保できるか資源管理テーブルを検査
する段階と、着呼側に対し、第2の圧縮率で呼を接続す
るための資源確保要求を発する段階と、着呼側からの資
源確保通知を検出する段階と、発呼側で、接続すること
ができると判定され、資源確保通知が検出された場合、
第2の圧縮率で呼を接続する段階と、第2の圧縮率の呼
において第1の圧縮率の呼と同じデータの通信を行う段
階と、第2の圧縮率の呼において同期の確立を行う段階
と、第1の圧縮率の呼を切断し、第1の圧縮率の呼で使
用したDSPチャネルとトランク帯域とインターコネク
ト帯域とを開放する段階とを含む。この端末は、端末装
置、電話機、FAXを包含する概念である。
1の端末において発呼を行う段階と、発呼を検出する段
階と、現在の回線使用量を検査する段階と、現在の回線
使用量が予め定められた範囲に達した場合、第2の端末
において現在接続されている第1の圧縮率の呼を選択す
る段階と、発呼側で、新たに第2の圧縮率で呼を接続す
るために必要なDSPチャネルとトランク帯域とインタ
ーコネクト帯域を確保できるか資源管理テーブルを検査
する段階と、着呼側に対し、第2の圧縮率で呼を接続す
るための資源確保要求を発する段階と、着呼側からの資
源確保通知を検出する段階と、発呼側で、接続すること
ができると判定され、資源確保通知が検出された場合、
第2の圧縮率で呼を接続する段階と、第2の圧縮率の呼
において第1の圧縮率の呼と同じデータの通信を行う段
階と、第2の圧縮率の呼において同期の確立を行う段階
と、第1の圧縮率の呼を切断し、第1の圧縮率の呼で使
用したDSPチャネルとトランク帯域とインターコネク
ト帯域とを開放する段階とを含む。この端末は、端末装
置、電話機、FAXを包含する概念である。
【0012】本発明の他の態様である、通信方法は、現
在の回線使用量が第1の閾値よりも小さい場合には第2
の圧縮率を第1の圧縮率よりも必要帯域の大きい圧縮率
とし、現在の回線使用量が第1の閾値よりも大きな値で
ある第2の閾値よりも大きい場合には第2の圧縮率を第
1の圧縮率よりも必要帯域の小さい圧縮率とすることが
できる。
在の回線使用量が第1の閾値よりも小さい場合には第2
の圧縮率を第1の圧縮率よりも必要帯域の大きい圧縮率
とし、現在の回線使用量が第1の閾値よりも大きな値で
ある第2の閾値よりも大きい場合には第2の圧縮率を第
1の圧縮率よりも必要帯域の小さい圧縮率とすることが
できる。
【0013】本発明の他の態様である、通信方法は、第
1の圧縮率の呼を選択する段階を、第1の圧縮率の呼に
おける圧縮率を許容する属性が第2の圧縮率よりも高い
値を有することを条件とすることができる。
1の圧縮率の呼を選択する段階を、第1の圧縮率の呼に
おける圧縮率を許容する属性が第2の圧縮率よりも高い
値を有することを条件とすることができる。
【0014】本発明の他の態様である、通信方法は、時
分割多重化装置を音声通信を行う音声帯域と、データ通
信を行うデータ帯域と、他の時分割多重化装置との制御
情報の通信を行う監視制御用チャネルとに帯域を割り付
け、現在の回線使用量を検査する段階を、データ帯域の
回線数をも検査し、現在接続されている第1の圧縮率の
呼を選択する段階を、現在接続されている音声帯域の回
線を選択するとすることができる。
分割多重化装置を音声通信を行う音声帯域と、データ通
信を行うデータ帯域と、他の時分割多重化装置との制御
情報の通信を行う監視制御用チャネルとに帯域を割り付
け、現在の回線使用量を検査する段階を、データ帯域の
回線数をも検査し、現在接続されている第1の圧縮率の
呼を選択する段階を、現在接続されている音声帯域の回
線を選択するとすることができる。
【0015】本発明の通信装置は、圧縮率の変更要求に
応答して、現在接続されている呼と異なる圧縮率で、新
たに呼を接続する手段と、新たに接続された呼において
現在接続されている呼と同じデータの通信を行う手段と
を含む。ここで、本発明の圧縮率の変更要求に応答し
て、現在接続されている呼と異なる圧縮率で、新たに呼
を接続する手段は、現在接続されている呼を切断した後
に、新たに呼を接続する手段と、現在接続されている呼
と平行して、新たに呼を接続する手段の双方を含む。
応答して、現在接続されている呼と異なる圧縮率で、新
たに呼を接続する手段と、新たに接続された呼において
現在接続されている呼と同じデータの通信を行う手段と
を含む。ここで、本発明の圧縮率の変更要求に応答し
て、現在接続されている呼と異なる圧縮率で、新たに呼
を接続する手段は、現在接続されている呼を切断した後
に、新たに呼を接続する手段と、現在接続されている呼
と平行して、新たに呼を接続する手段の双方を含む。
【0016】本発明の他の態様である、通信システム
は、現在の回線使用量を検査する手段と、現在の回線使
用量が予め定められた範囲に達した場合、現在接続され
ている第1の圧縮率の呼を選択する手段と、第2の圧縮
率の呼を新たに接続することができるか判定する手段
と、接続することができると判定された場合、第2の圧
縮率で呼を接続する手段と、第2の圧縮率の呼において
第1の圧縮率の呼と同じデータの通信を行う手段と、第
1の圧縮率の呼を切断する手段とを含む。
は、現在の回線使用量を検査する手段と、現在の回線使
用量が予め定められた範囲に達した場合、現在接続され
ている第1の圧縮率の呼を選択する手段と、第2の圧縮
率の呼を新たに接続することができるか判定する手段
と、接続することができると判定された場合、第2の圧
縮率で呼を接続する手段と、第2の圧縮率の呼において
第1の圧縮率の呼と同じデータの通信を行う手段と、第
1の圧縮率の呼を切断する手段とを含む。
【0017】本発明の他の態様である、通信システム
は、発呼を行う第1の端末と、発呼を検出する端末イン
ターフェース及び、現在の回線使用量を検査する手段、
現在の回線使用量が予め定められた範囲に達した場合、
第2の端末において現在接続されている第1の圧縮率の
呼を選択する手段、発呼側で、新たに第2の圧縮率で呼
を接続するために必要なDSPチャネルとトランク帯域
とインターコネクト帯域を確保できるか資源管理テーブ
ルを検査する手段、着呼側に対し、第2の圧縮率で呼を
接続するための資源確保要求を発する手段、着呼側から
の資源確保通知を検出する手段、発呼側で、接続するこ
とができると判定され、資源確保通知が検出された場
合、第2の圧縮率で呼を接続する手段、第2の圧縮率の
呼において第1の圧縮率の呼と同じデータを送信する手
段、第2の圧縮率の呼において同期の確立を行う手段、
第1の圧縮率の呼を切断し、第1の圧縮率の呼で使用し
たDSPチャネルとトランク帯域とインターコネクト帯
域とを開放する手段を含む資源管理機構を含む。
は、発呼を行う第1の端末と、発呼を検出する端末イン
ターフェース及び、現在の回線使用量を検査する手段、
現在の回線使用量が予め定められた範囲に達した場合、
第2の端末において現在接続されている第1の圧縮率の
呼を選択する手段、発呼側で、新たに第2の圧縮率で呼
を接続するために必要なDSPチャネルとトランク帯域
とインターコネクト帯域を確保できるか資源管理テーブ
ルを検査する手段、着呼側に対し、第2の圧縮率で呼を
接続するための資源確保要求を発する手段、着呼側から
の資源確保通知を検出する手段、発呼側で、接続するこ
とができると判定され、資源確保通知が検出された場
合、第2の圧縮率で呼を接続する手段、第2の圧縮率の
呼において第1の圧縮率の呼と同じデータを送信する手
段、第2の圧縮率の呼において同期の確立を行う手段、
第1の圧縮率の呼を切断し、第1の圧縮率の呼で使用し
たDSPチャネルとトランク帯域とインターコネクト帯
域とを開放する手段を含む資源管理機構を含む。
【0018】本発明は、現在の回線使用量が第1の閾値
よりも小さい場合には第2の圧縮率は第1の圧縮率より
も必要帯域の大きい圧縮率とし、現在の回線使用量が第
1の閾値よりも大きな値である第2の閾値よりも大きい
場合には第2の圧縮率は第1の圧縮率よりも必要帯域の
小さい圧縮率とすることができる。
よりも小さい場合には第2の圧縮率は第1の圧縮率より
も必要帯域の大きい圧縮率とし、現在の回線使用量が第
1の閾値よりも大きな値である第2の閾値よりも大きい
場合には第2の圧縮率は第1の圧縮率よりも必要帯域の
小さい圧縮率とすることができる。
【0019】本発明は、第1の圧縮率の呼を選択する段
階を、第1の圧縮率の呼における圧縮率を許容する属性
が第2の圧縮率よりも高い値を有することを条件とする
ことができる。
階を、第1の圧縮率の呼における圧縮率を許容する属性
が第2の圧縮率よりも高い値を有することを条件とする
ことができる。
【0020】本発明は、時分割多重化装置は音声通信を
行う音声帯域と、データ通信を行うデータ帯域と、他の
時分割多重化装置との制御情報の通信を行う監視制御用
チャネルとに帯域を割り付けており、現在の回線使用量
を検査する手段は、データ帯域の回線数をも検査し、現
在接続されている第1の圧縮率の呼を選択する手段は、
現在接続されている音声帯域の回線を選択するとするこ
とができる。
行う音声帯域と、データ通信を行うデータ帯域と、他の
時分割多重化装置との制御情報の通信を行う監視制御用
チャネルとに帯域を割り付けており、現在の回線使用量
を検査する手段は、データ帯域の回線数をも検査し、現
在接続されている第1の圧縮率の呼を選択する手段は、
現在接続されている音声帯域の回線を選択するとするこ
とができる。
【0021】本発明の他の態様である時分割多重化装置
は、発呼側から送信される、現在接続されている呼と異
なる圧縮率で、新たに呼を接続するために必要な資源確
保要求を検出する手段と、資源確保要求に応答して、新
たに第2の圧縮率で呼を接続するために必要な資源を確
保できるか検査する手段と、確保することができると判
定された場合、発呼側に資源確保通知を送信する手段
と、現在接続されている呼と異なる圧縮率で呼を接続す
る手段と、現在接続されている呼と異なる圧縮率の呼に
おいて現在接続されている呼と同じデータを受信する手
段とを含む。
は、発呼側から送信される、現在接続されている呼と異
なる圧縮率で、新たに呼を接続するために必要な資源確
保要求を検出する手段と、資源確保要求に応答して、新
たに第2の圧縮率で呼を接続するために必要な資源を確
保できるか検査する手段と、確保することができると判
定された場合、発呼側に資源確保通知を送信する手段
と、現在接続されている呼と異なる圧縮率で呼を接続す
る手段と、現在接続されている呼と異なる圧縮率の呼に
おいて現在接続されている呼と同じデータを受信する手
段とを含む。
【0022】本発明の他の態様である通信システムは、
現在の回線使用量を検査する手段と、現在の回線使用量
が予め定められた範囲に達した場合、現在接続されてい
る第1の圧縮率の呼を選択する手段と、第1の圧縮率の
呼を第2の圧縮率の呼に変更することを通知する信号を
発呼側から着呼側へ送信する手段と、第1の圧縮率の呼
を切断する手段と、第2の圧縮率で呼を接続する手段と
を含み、発呼側と着呼側における第1の圧縮率の呼の切
断と第2の圧縮率の呼の接続を、発呼側と着呼側間の回
線遅延の時差と発呼側と着呼側のリアルタイムクロック
時間差をもって実行することができる。
現在の回線使用量を検査する手段と、現在の回線使用量
が予め定められた範囲に達した場合、現在接続されてい
る第1の圧縮率の呼を選択する手段と、第1の圧縮率の
呼を第2の圧縮率の呼に変更することを通知する信号を
発呼側から着呼側へ送信する手段と、第1の圧縮率の呼
を切断する手段と、第2の圧縮率で呼を接続する手段と
を含み、発呼側と着呼側における第1の圧縮率の呼の切
断と第2の圧縮率の呼の接続を、発呼側と着呼側間の回
線遅延の時差と発呼側と着呼側のリアルタイムクロック
時間差をもって実行することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る通信システ
ム100の一実施例を示す図である。この通信システム
100は時分割多重化装置2を含んでおり、高速デジタ
ル回線6及びISDN8により相互に接続されている。
時分割多重化装置2には、PBX4、HOSTコンピュ
ータ10が接続され、端末装置14、電話機16、FA
X18は直接または、PBX4を介して接続されてい
る。LAN12は、端末装置14を接続し、ルータ20
を介して時分割多重化装置2に接続されている。
ム100の一実施例を示す図である。この通信システム
100は時分割多重化装置2を含んでおり、高速デジタ
ル回線6及びISDN8により相互に接続されている。
時分割多重化装置2には、PBX4、HOSTコンピュ
ータ10が接続され、端末装置14、電話機16、FA
X18は直接または、PBX4を介して接続されてい
る。LAN12は、端末装置14を接続し、ルータ20
を介して時分割多重化装置2に接続されている。
【0024】図8は本発明の通信装置の一実施例を示す
ブロック図である。端末接続インターフェース(端末I
/F)206は、データ端末14、音声端末16、FA
X18等を電気的に接続し発呼検出、着信通知、データ
流制御、切断検出等を実行する。光通信や無線による通
信により実施することも当業者にとっては容易に行うこ
とのできる代替手段である。インターコネクト204
は、BUSもしくはスイッチにより構成され、本発明の
第1の実施例においては、1対1および1対複数の接続
が可能であることを要する。トランク回線インターフェ
ース(トランクI/F)202は、通信装置210間を
結ぶ回線を制御する。時分割多重化装置においては、各
端末の接続を論理的もしくは物理的に多重し一つのトラ
ンク回線に乗せる。
ブロック図である。端末接続インターフェース(端末I
/F)206は、データ端末14、音声端末16、FA
X18等を電気的に接続し発呼検出、着信通知、データ
流制御、切断検出等を実行する。光通信や無線による通
信により実施することも当業者にとっては容易に行うこ
とのできる代替手段である。インターコネクト204
は、BUSもしくはスイッチにより構成され、本発明の
第1の実施例においては、1対1および1対複数の接続
が可能であることを要する。トランク回線インターフェ
ース(トランクI/F)202は、通信装置210間を
結ぶ回線を制御する。時分割多重化装置においては、各
端末の接続を論理的もしくは物理的に多重し一つのトラ
ンク回線に乗せる。
【0025】音声圧縮機構208は、一つもしくは複数
の信号処理ユニット(DSP)からなり、必要な音声チ
ャネル数を処理できる。各チャネル毎に実行する音声圧
縮方式を選択できる。この音声圧縮機構208の具体的
構成を図11で示す。図11に示すように、DSPは複
数のチャネルを有している。図において、DSP242
のチャネル252はコネクションaに接続されており、
16Kb/sの伝送速度の圧縮を行っている。また、D
SP244のチャネル256は未使用である。
の信号処理ユニット(DSP)からなり、必要な音声チ
ャネル数を処理できる。各チャネル毎に実行する音声圧
縮方式を選択できる。この音声圧縮機構208の具体的
構成を図11で示す。図11に示すように、DSPは複
数のチャネルを有している。図において、DSP242
のチャネル252はコネクションaに接続されており、
16Kb/sの伝送速度の圧縮を行っている。また、D
SP244のチャネル256は未使用である。
【0026】資源管理機構210は、端末接続インター
フェースから発生した音声呼の接続要求に、音声圧縮機
構208の資源(DSPチャネル)、トランク回線の資
源(トランク回線帯域)、インターコネクト204の資
源(インターコネクト帯域)を割当て、各資源が当呼接
続用の物理経路として資源管理テーブル212上にその
関連を定義されることにより接続完了させる。また、対
向通信機214上の資源管理機構との間で資源管理情報
を交換し互いに必要な資源確保の確認をおこなう。資源
管理機構210は、MPU210、メモリ218、コン
トロールチャネル216、制御プログラム212を含
む。制御プログラムは、ディスケットやMO、CD−R
OM等の媒体またはハードディスク装置に格納されてお
り、メモリ218にロードされることができる。
フェースから発生した音声呼の接続要求に、音声圧縮機
構208の資源(DSPチャネル)、トランク回線の資
源(トランク回線帯域)、インターコネクト204の資
源(インターコネクト帯域)を割当て、各資源が当呼接
続用の物理経路として資源管理テーブル212上にその
関連を定義されることにより接続完了させる。また、対
向通信機214上の資源管理機構との間で資源管理情報
を交換し互いに必要な資源確保の確認をおこなう。資源
管理機構210は、MPU210、メモリ218、コン
トロールチャネル216、制御プログラム212を含
む。制御プログラムは、ディスケットやMO、CD−R
OM等の媒体またはハードディスク装置に格納されてお
り、メモリ218にロードされることができる。
【0027】また、メモリ218は資源管理テーブル2
12を含む。この資源管理テーブル212の概念図を図
10に示す。資源管理テーブル212は、各コネクショ
ン毎に、その使用する端末インターフェース222、ト
ランクインターフェース224、音声圧縮機構(DSP
チャネル)226インターコネクト228という各資源
のチェネル情報を管理する。ここで、コネクションと
は、ユーザがエンド−エンドで張るパイプのような概念
である。これに対し、チャネルとは各資源がコネクショ
ンに割当てられる単位としての意味を有する。なお、該
資源管理テーブルはスイッチ手段等によりハード的に構
成させることも可能である。
12を含む。この資源管理テーブル212の概念図を図
10に示す。資源管理テーブル212は、各コネクショ
ン毎に、その使用する端末インターフェース222、ト
ランクインターフェース224、音声圧縮機構(DSP
チャネル)226インターコネクト228という各資源
のチェネル情報を管理する。ここで、コネクションと
は、ユーザがエンド−エンドで張るパイプのような概念
である。これに対し、チャネルとは各資源がコネクショ
ンに割当てられる単位としての意味を有する。なお、該
資源管理テーブルはスイッチ手段等によりハード的に構
成させることも可能である。
【0028】図9は本発明の資源管理機構210のブロ
ック図である。資源管理機構210はは、中央処理装置
(CPU)301とメモリ304とを含んでいる。CP
U301とメモリ304は、バス302を介して、補助
記憶装置としてのハードディスク装置306とを接続し
てある。フロッピーディスク装置(またはMO、CD−
ROM等の駆動装置)317にはディスケット318が
挿入され、このディスケット(またはMO、CD−RO
M等の媒体)318やハードディスク装置306には、
通信システム100において本発明を実施するためのコ
ンピュータ・プログラムのコードを記録する。資源管理
機構210は更に、ユーザ・インターフェース・ハード
ウェアを備えたシステムとすることができ、ユーザ・イ
ンターフェース・ハードウェアとしては、例えば、入力
をするためのポインティング・デバイス(マウス)32
2ないしキーボード320や、視覚データをユーザに提
示するためのディスプレイ312がある。この資源管理
機構210はパーソナル・コンピュータやワークステー
ションによって代替することも可能である。
ック図である。資源管理機構210はは、中央処理装置
(CPU)301とメモリ304とを含んでいる。CP
U301とメモリ304は、バス302を介して、補助
記憶装置としてのハードディスク装置306とを接続し
てある。フロッピーディスク装置(またはMO、CD−
ROM等の駆動装置)317にはディスケット318が
挿入され、このディスケット(またはMO、CD−RO
M等の媒体)318やハードディスク装置306には、
通信システム100において本発明を実施するためのコ
ンピュータ・プログラムのコードを記録する。資源管理
機構210は更に、ユーザ・インターフェース・ハード
ウェアを備えたシステムとすることができ、ユーザ・イ
ンターフェース・ハードウェアとしては、例えば、入力
をするためのポインティング・デバイス(マウス)32
2ないしキーボード320や、視覚データをユーザに提
示するためのディスプレイ312がある。この資源管理
機構210はパーソナル・コンピュータやワークステー
ションによって代替することも可能である。
【0029】次に図13により、本発明の通信方法にお
ける好適な実施例(第1の実施例)ついて説明する。発
呼側の端末(端末装置14、電話機16またはFAX1
8を含む)で発呼がなされると(ブロック402)、発
呼側の端末インターフェース206が資源管理機構21
0に発呼の検出を通知する(ブロック404)。資源管
理機構210は、この通知に応答して、回線使用量(B
u)をチェックし、圧縮方式の切り替えを行うか否か判
断する(ブロック406)。本発明は、図12に示すよ
うな異なる種類のデータを動的に割り付ける環境、すな
わち、音声データが増加すると、音声帯域の数を増加
し、データ帯域の数を減少させ、逆に一般のデータが増
加すると、音声帯域の数を減少し、データ帯域の数を増
加させる環境においても動作可能である。かかる場合、
音声の発呼に対して、データ帯域に於ける圧縮率の切り
替えを行うことも、一般的なデータの発呼に対して、音
声帯域に於ける圧縮率の切り替えを行うことも可能であ
る。そいて、異なる種類のデータの総回線使用量をチェ
ックすることや、限定した複数種類のデータの回線使用
量をチェックすることにより、切り替えを行うか否かを
判断することができる。
ける好適な実施例(第1の実施例)ついて説明する。発
呼側の端末(端末装置14、電話機16またはFAX1
8を含む)で発呼がなされると(ブロック402)、発
呼側の端末インターフェース206が資源管理機構21
0に発呼の検出を通知する(ブロック404)。資源管
理機構210は、この通知に応答して、回線使用量(B
u)をチェックし、圧縮方式の切り替えを行うか否か判
断する(ブロック406)。本発明は、図12に示すよ
うな異なる種類のデータを動的に割り付ける環境、すな
わち、音声データが増加すると、音声帯域の数を増加
し、データ帯域の数を減少させ、逆に一般のデータが増
加すると、音声帯域の数を減少し、データ帯域の数を増
加させる環境においても動作可能である。かかる場合、
音声の発呼に対して、データ帯域に於ける圧縮率の切り
替えを行うことも、一般的なデータの発呼に対して、音
声帯域に於ける圧縮率の切り替えを行うことも可能であ
る。そいて、異なる種類のデータの総回線使用量をチェ
ックすることや、限定した複数種類のデータの回線使用
量をチェックすることにより、切り替えを行うか否かを
判断することができる。
【0030】この圧縮方式を切り替える条件は、トラン
ク回線の帯域使用量(Bu)に閾値(Bth)を設定
し、当閾値と実使用量の関係が音声圧縮方式を切り替え
る条件となる。このときの切り替え条件例を図2乃至5
により説明する。図2は、専用線サービス規約J1で
1.5Mb/sの伝送速度を有しているため、PCMで
伝送を行った場合、24チャネルの伝送が可能である
(1.5Mb/s = 1536Kb/s,1.5Mb
/s ÷ 64Kb/s = 24)。同様に、ADP
CMで伝送を行った場合、48チャネルの伝送が可能で
ある(1.5Mb/s ÷32Kb/s = 48)。
ここで閾値をBth = 1.5Mb/s − 32K
b/s = 1,504Kb/sと設定すると、回線の
使用量が閾値以上の場合(Bu>=Bth)必要帯域の
少ない圧縮方式を使用する。
ク回線の帯域使用量(Bu)に閾値(Bth)を設定
し、当閾値と実使用量の関係が音声圧縮方式を切り替え
る条件となる。このときの切り替え条件例を図2乃至5
により説明する。図2は、専用線サービス規約J1で
1.5Mb/sの伝送速度を有しているため、PCMで
伝送を行った場合、24チャネルの伝送が可能である
(1.5Mb/s = 1536Kb/s,1.5Mb
/s ÷ 64Kb/s = 24)。同様に、ADP
CMで伝送を行った場合、48チャネルの伝送が可能で
ある(1.5Mb/s ÷32Kb/s = 48)。
ここで閾値をBth = 1.5Mb/s − 32K
b/s = 1,504Kb/sと設定すると、回線の
使用量が閾値以上の場合(Bu>=Bth)必要帯域の
少ない圧縮方式を使用する。
【0031】この時、既接続呼をより必要帯域の低い方
式に切り替えることにより、新しい発生呼を収容する帯
域余地をトランクに与えることができる。この手順につ
いては後述する。音声圧縮方式の切り替えを行わないと
判断された場合、すなわち、回線の使用量が閾値に満た
ない場合(Bu<Bth)は、従来の呼の接続手順によ
り、着呼側との接続が行われる(ブロック408)。音
声圧縮方式の切り替えを行なう判断された場合、すなわ
ち、回線の使用量が閾値以上の場合(Bu>=Bth)
は、動的圧縮方式切り替え対象既接続呼が選択される
(ブロック410)。
式に切り替えることにより、新しい発生呼を収容する帯
域余地をトランクに与えることができる。この手順につ
いては後述する。音声圧縮方式の切り替えを行わないと
判断された場合、すなわち、回線の使用量が閾値に満た
ない場合(Bu<Bth)は、従来の呼の接続手順によ
り、着呼側との接続が行われる(ブロック408)。音
声圧縮方式の切り替えを行なう判断された場合、すなわ
ち、回線の使用量が閾値以上の場合(Bu>=Bth)
は、動的圧縮方式切り替え対象既接続呼が選択される
(ブロック410)。
【0032】動的圧縮方式切り替え対象既接続呼を選択
する条件として、接続後の経過時間による選択、すなわ
ち、接続完了の古いものを切り替え対象として選択する
こと(条件1)や、切り替え許可属性による選択、すな
わち、予め各呼に切り替え許可属性が設定し、その切り
替え許可属性の設定された呼を切り替え対象として選択
すること(条件2)やこれらを組合せることが考えられ
る。条件1と条件2は条件2を優先して判断することが
好ましい。この切り替え許可属性は、ネットワーク構成
時に端末(呼の種類)毎に属性を持たせ、切り替えを許
可できるかどうかのフラグを属性管理テーブルに登録す
ることにより実現可能である。このフラグを複数ビット
使用することによって、例えば、"11"は圧縮不可、"
10"は32Kb/sまでの圧縮を許可、"01"は16
Kb/sまでの圧縮を許可、"00"は8Kb/sまでの
圧縮を許可、テーブルに該当する端末番号がない場合は
全ての圧縮方式を許可、と設定することも可能である。
例えば、圧縮許可テーブルは、 呼の種類 許可属性 摘要 0001 01 外線1 0003 11 FAX1 0055 10 中継回線1 0066 00 中継回線2 のように設定することもできる。
する条件として、接続後の経過時間による選択、すなわ
ち、接続完了の古いものを切り替え対象として選択する
こと(条件1)や、切り替え許可属性による選択、すな
わち、予め各呼に切り替え許可属性が設定し、その切り
替え許可属性の設定された呼を切り替え対象として選択
すること(条件2)やこれらを組合せることが考えられ
る。条件1と条件2は条件2を優先して判断することが
好ましい。この切り替え許可属性は、ネットワーク構成
時に端末(呼の種類)毎に属性を持たせ、切り替えを許
可できるかどうかのフラグを属性管理テーブルに登録す
ることにより実現可能である。このフラグを複数ビット
使用することによって、例えば、"11"は圧縮不可、"
10"は32Kb/sまでの圧縮を許可、"01"は16
Kb/sまでの圧縮を許可、"00"は8Kb/sまでの
圧縮を許可、テーブルに該当する端末番号がない場合は
全ての圧縮方式を許可、と設定することも可能である。
例えば、圧縮許可テーブルは、 呼の種類 許可属性 摘要 0001 01 外線1 0003 11 FAX1 0055 10 中継回線1 0066 00 中継回線2 のように設定することもできる。
【0033】この許可属性は発呼側を検査するのみでは
なく、着呼側の端末番号を監視制御用チャネル等を介し
て通知し、着呼側の資源管理機構が着呼側の資源管理テ
ーブルを検査し、該着呼側の端末番号をキーにその着呼
側端末の許可属性を調べ、該着呼側許可属性を発呼側の
資源管理機構に通知することによって、発呼側、着呼側
双方の許可属性を条件として、動的圧縮方式切り替え対
象既接続呼を選択することができる。すなわち、発呼側
許可属性が"00"、着呼側許可属性が"01"の場合、2
つの属性が比較され、数値の大きい方(01)が条件と
して判断される。この数値が資源管理テーブルの現在の
音声圧縮の値と比較され、現在の音声圧縮の値が32K
b/sを示す数値であった場合(但し、本発明の圧縮方
式切り替えを1段階音声品質の低い圧縮率に変更すると
した場合)は該条件2をクリアできることとする。すな
わち、許可属性(16Kb/s)<資源管理テーブルに
管理されている現在の圧縮率(32Kb/s)の不等式
で判断することができる。このような属性管理方式によ
り、伝送するデータの内容に応じた品質の呼を接続する
ことができる。この属性許可テーブルはメモリ上に存在
させることの可能である。
なく、着呼側の端末番号を監視制御用チャネル等を介し
て通知し、着呼側の資源管理機構が着呼側の資源管理テ
ーブルを検査し、該着呼側の端末番号をキーにその着呼
側端末の許可属性を調べ、該着呼側許可属性を発呼側の
資源管理機構に通知することによって、発呼側、着呼側
双方の許可属性を条件として、動的圧縮方式切り替え対
象既接続呼を選択することができる。すなわち、発呼側
許可属性が"00"、着呼側許可属性が"01"の場合、2
つの属性が比較され、数値の大きい方(01)が条件と
して判断される。この数値が資源管理テーブルの現在の
音声圧縮の値と比較され、現在の音声圧縮の値が32K
b/sを示す数値であった場合(但し、本発明の圧縮方
式切り替えを1段階音声品質の低い圧縮率に変更すると
した場合)は該条件2をクリアできることとする。すな
わち、許可属性(16Kb/s)<資源管理テーブルに
管理されている現在の圧縮率(32Kb/s)の不等式
で判断することができる。このような属性管理方式によ
り、伝送するデータの内容に応じた品質の呼を接続する
ことができる。この属性許可テーブルはメモリ上に存在
させることの可能である。
【0034】このように、切り替え対象既接続呼の選択
(ブロック410)が行われた後、発呼側の資源管理機
構210において、切り替える圧縮方式に必要な資源−
DSPチャネル、トランク帯域、インターコネクト帯域
の確保を行う(ブロック412)。
(ブロック410)が行われた後、発呼側の資源管理機
構210において、切り替える圧縮方式に必要な資源−
DSPチャネル、トランク帯域、インターコネクト帯域
の確保を行う(ブロック412)。
【0035】圧縮切り替え方式が現在の圧縮方式を次に
音声品質の劣る圧縮方式に切り替える方式である場合、
すなわち、PCM伝送方式をADPCM伝送方式に、A
DPCM伝送方式をLDCELP伝送方式に、LDCE
LP伝送方式をVSELP伝送方式に変換する方式であ
る場合、切り替えるべき通信方式の呼を接続できる資源
が存在していることを確認する。
音声品質の劣る圧縮方式に切り替える方式である場合、
すなわち、PCM伝送方式をADPCM伝送方式に、A
DPCM伝送方式をLDCELP伝送方式に、LDCE
LP伝送方式をVSELP伝送方式に変換する方式であ
る場合、切り替えるべき通信方式の呼を接続できる資源
が存在していることを確認する。
【0036】この切り替え方式は、現在の圧縮方式を2
段階音声品質の劣る圧縮方式に切り替える方式とするこ
とも可能であり、この場合、PCM伝送方式はLDCE
LP伝送方式に、ADPCM伝送方式はVSELP伝送
方式に変換される。また、PCM伝送方式、ADPCM
伝送方式、LDCELP伝送方式の全てをVSELP伝
送方式に変換することや、PCM伝送方式、ADPCM
伝送方式をLDCELP伝送方式に、LDCELP伝送
方式をVSELP伝送方式に変換することも、資源管理
機構の制御プログラムを変更することにより可能であ
る。全ての伝送方式ををVSELP伝送方式に変換する
方式は、閾値を最小限(8kbps)に設定することを
可能にする。また、資源管理機構の制御プログラムをユ
ーザに変更させることを許諾することも可能である。こ
のユーザにより変更可能とする方法は、例えば、以下の
ようなテーブルを作成し、このテーブルに従って、圧縮
方式を選択することができる。 既接続呼 第1希望 第2希望 11 10 01 10 01 ここで、"11"は64Kb/s、"10"は32Kb/
s、"01"は16Kb/s、"00"は8Kb/s、登録
がない場合は8Kb/sに切る替えをおこなう。
段階音声品質の劣る圧縮方式に切り替える方式とするこ
とも可能であり、この場合、PCM伝送方式はLDCE
LP伝送方式に、ADPCM伝送方式はVSELP伝送
方式に変換される。また、PCM伝送方式、ADPCM
伝送方式、LDCELP伝送方式の全てをVSELP伝
送方式に変換することや、PCM伝送方式、ADPCM
伝送方式をLDCELP伝送方式に、LDCELP伝送
方式をVSELP伝送方式に変換することも、資源管理
機構の制御プログラムを変更することにより可能であ
る。全ての伝送方式ををVSELP伝送方式に変換する
方式は、閾値を最小限(8kbps)に設定することを
可能にする。また、資源管理機構の制御プログラムをユ
ーザに変更させることを許諾することも可能である。こ
のユーザにより変更可能とする方法は、例えば、以下の
ようなテーブルを作成し、このテーブルに従って、圧縮
方式を選択することができる。 既接続呼 第1希望 第2希望 11 10 01 10 01 ここで、"11"は64Kb/s、"10"は32Kb/
s、"01"は16Kb/s、"00"は8Kb/s、登録
がない場合は8Kb/sに切る替えをおこなう。
【0037】この表で第2希望とあるが、これは、たと
えば、表の1行目に登録された事項で説明すると、64
Kb/sの既接続呼の圧縮方式の切り替えを行う場合、
まず、32Kb/sの呼を新たに接続するための資源の
確保が可能であるか否かの判断がなされ、確保可能であ
れば、32Kb/sの新たな呼の接続をおこなう。しか
し、資源の確保ができない場合には、次に資源管理機構
は、16Kb/sの呼を新たに接続するための資源の確
保が可能であるか否かの判断をおこない、確保可能であ
れば、16Kb/sの新たな呼の接続をおこなう。
えば、表の1行目に登録された事項で説明すると、64
Kb/sの既接続呼の圧縮方式の切り替えを行う場合、
まず、32Kb/sの呼を新たに接続するための資源の
確保が可能であるか否かの判断がなされ、確保可能であ
れば、32Kb/sの新たな呼の接続をおこなう。しか
し、資源の確保ができない場合には、次に資源管理機構
は、16Kb/sの呼を新たに接続するための資源の確
保が可能であるか否かの判断をおこない、確保可能であ
れば、16Kb/sの新たな呼の接続をおこなう。
【0038】再び図13に戻る。該資源が確保できない
場合は、呼損として、ブロック402の発呼を処理する
ことができ、本発明の圧縮率切り替え処理は中止され
る。また、ブロック406の回線使用量をチェックする
段階と平行して、ブロック402で発呼された呼を圧縮
して接続することも可能である。この手順については後
述する。そして、この資源確保と同時に発呼側の資源管
理機構210が、着呼側の資源管理機構に同資源の確保
を要求する(ブロック412)。発呼側と着呼側の制御
情報の交換は一般に監視制御用チャネル(サービス・チ
ャネル)を介して行われる。
場合は、呼損として、ブロック402の発呼を処理する
ことができ、本発明の圧縮率切り替え処理は中止され
る。また、ブロック406の回線使用量をチェックする
段階と平行して、ブロック402で発呼された呼を圧縮
して接続することも可能である。この手順については後
述する。そして、この資源確保と同時に発呼側の資源管
理機構210が、着呼側の資源管理機構に同資源の確保
を要求する(ブロック412)。発呼側と着呼側の制御
情報の交換は一般に監視制御用チャネル(サービス・チ
ャネル)を介して行われる。
【0039】これに対し、着呼側の資源管理機構は、資
源確保を行う(ブロック422)。資源確保が成功した
場合、資源が確保できたことの確認通知を、成功しなた
った場合は、確保できなかったことの通知を発呼側に行
う(ブロック424)。この場合、一定時間経過後に、
再び資源確保の処理を行うことや、資源確保処理を一定
回数繰り返すことも有効であり、かかる場合、他のチャ
ネルが通信を終了したために開放した資源を有効に利用
することができる。発呼側は、この着呼側からの通知を
受取り、確保できた通知が送られて来るまで、一定時間
待機する(ブロック414)。一定時間経過しても確保
通知が送信されない場合は、呼損として、ブロック40
2の発呼を処理することができ、本発明の圧縮率切り替
え処理は中止される。また、1回目の確保不能通知によ
りブロック402の発呼を呼損として処理することもで
きる。さらに、資源確保通知の到着を一定回数繰り返し
検査することもできる。
源確保を行う(ブロック422)。資源確保が成功した
場合、資源が確保できたことの確認通知を、成功しなた
った場合は、確保できなかったことの通知を発呼側に行
う(ブロック424)。この場合、一定時間経過後に、
再び資源確保の処理を行うことや、資源確保処理を一定
回数繰り返すことも有効であり、かかる場合、他のチャ
ネルが通信を終了したために開放した資源を有効に利用
することができる。発呼側は、この着呼側からの通知を
受取り、確保できた通知が送られて来るまで、一定時間
待機する(ブロック414)。一定時間経過しても確保
通知が送信されない場合は、呼損として、ブロック40
2の発呼を処理することができ、本発明の圧縮率切り替
え処理は中止される。また、1回目の確保不能通知によ
りブロック402の発呼を呼損として処理することもで
きる。さらに、資源確保通知の到着を一定回数繰り返し
検査することもできる。
【0040】ブロック414において、着呼側の資源確
保通知を確認できた場合は、発呼側の接続処理が行われ
る(ブロック416)、本発明の第1の実施例において
は、発呼側のインターコネクトにおいて端末側インター
フエースからの音声データが既接続資源と新たに確保し
た新接続資源の両方にマルチキャストされる。すなわ
ち、2つのチャネルで同じデータの通信が行われる。そ
して、発呼側において、DSPチャネルは圧縮を実行し
それぞれの論理トランク回線にのせる。
保通知を確認できた場合は、発呼側の接続処理が行われ
る(ブロック416)、本発明の第1の実施例において
は、発呼側のインターコネクトにおいて端末側インター
フエースからの音声データが既接続資源と新たに確保し
た新接続資源の両方にマルチキャストされる。すなわ
ち、2つのチャネルで同じデータの通信が行われる。そ
して、発呼側において、DSPチャネルは圧縮を実行し
それぞれの論理トランク回線にのせる。
【0041】その一方、着呼側の新接続資源のDSPチ
ャネルは圧縮データの入ったフレームの同期をとる(ブ
ロック426)。具体的には、音声フレームのヘッダ部
分またはトレーラ部分またはその双方を検査することに
よって達成される。そして、同期後、伸張を実行する。
その後、着呼側で接続処理が行われる428。具体的に
は、着呼側の資源管理機構が、同期をとれたことを確認
もしくはあらかじめ決められた同期に必要な時間経過後
当DSPチャネルを接続側インターフェースカードに接
続することによって達成される。着呼側でフレーム同期
が検出された場合は、発呼側に同期に成功した旨の同期
通知を、成功しなたった場合は、同期できなかったこと
の通知を行う(ブロック430)。この場合、一定時間
に、同期が検出されない場合はタイムアウトとして処理
を行い、同期できなかったことの通知を行う。
ャネルは圧縮データの入ったフレームの同期をとる(ブ
ロック426)。具体的には、音声フレームのヘッダ部
分またはトレーラ部分またはその双方を検査することに
よって達成される。そして、同期後、伸張を実行する。
その後、着呼側で接続処理が行われる428。具体的に
は、着呼側の資源管理機構が、同期をとれたことを確認
もしくはあらかじめ決められた同期に必要な時間経過後
当DSPチャネルを接続側インターフェースカードに接
続することによって達成される。着呼側でフレーム同期
が検出された場合は、発呼側に同期に成功した旨の同期
通知を、成功しなたった場合は、同期できなかったこと
の通知を行う(ブロック430)。この場合、一定時間
に、同期が検出されない場合はタイムアウトとして処理
を行い、同期できなかったことの通知を行う。
【0042】その後、着呼側において、フレーム同期が
検出された場合、既接続に使用されていたDSPチャネ
ルを切断しトランク側の資源とともに解放する432。
一方、発呼側において、この着呼側からの通知を受取
り、同期できた通知が送られて来るまで、一定時間待機
する(ブロック418)。一定時間経過しても確保通知
が送信されない場合は、タイムアウトと判断し、ブロッ
ク402の発呼を呼損として処理することができ、本発
明の圧縮率切り替え処理は中止される。また、同様に、
同期不能通知を受領した場合は、ブロック402の発呼
を呼損として処理することもできる。その後、発呼側で
同期確立が判断された場合、動的圧縮方式切り替えによ
り発生した不要資源は、空資源として資源管理テーブル
に登録され新しく発生した呼にわりあてられる420。
その後、資源管理機構210は保留中の発生呼にあらた
に資源を割当てる408。
検出された場合、既接続に使用されていたDSPチャネ
ルを切断しトランク側の資源とともに解放する432。
一方、発呼側において、この着呼側からの通知を受取
り、同期できた通知が送られて来るまで、一定時間待機
する(ブロック418)。一定時間経過しても確保通知
が送信されない場合は、タイムアウトと判断し、ブロッ
ク402の発呼を呼損として処理することができ、本発
明の圧縮率切り替え処理は中止される。また、同様に、
同期不能通知を受領した場合は、ブロック402の発呼
を呼損として処理することもできる。その後、発呼側で
同期確立が判断された場合、動的圧縮方式切り替えによ
り発生した不要資源は、空資源として資源管理テーブル
に登録され新しく発生した呼にわりあてられる420。
その後、資源管理機構210は保留中の発生呼にあらた
に資源を割当てる408。
【0043】この方式は、既接続呼に対し新たに他圧縮
方式による別の接続を設定した後古い接続を切断しその
資源を解放するため、圧縮方式を切り替える際、通話に
影響を及ぼす雑音の発生を回避することができる。ただ
し、一時的に二重接続方式を採っているため、インター
コネクト部に1対多接続の機能を要する。
方式による別の接続を設定した後古い接続を切断しその
資源を解放するため、圧縮方式を切り替える際、通話に
影響を及ぼす雑音の発生を回避することができる。ただ
し、一時的に二重接続方式を採っているため、インター
コネクト部に1対多接続の機能を要する。
【0044】次に、本発明の既接続呼をより必要帯域の
異なる圧縮方式に切り替える手順を図2乃至図4により
説明する。図2において、チャネル106は未使用であ
り、チャネル104とチャネル110乃至チャネル11
4は使用されているとする。各チャネルとも、通信容量
は32Kb/sであるとし、ADPCM圧縮方式により
伝送が行われているとする。この状態はBu=Bth=
1,504Kb/sであり、次の発呼が生じた場合は本
発明に従い、既接続呼がより必要帯域の低い方式に切り
替えられる。資源管理機構210はこのBu=Bthの
状態を検出し、切り替えの対象となる既接続呼を選択す
る。選択された接続呼はチャネル104とする。
異なる圧縮方式に切り替える手順を図2乃至図4により
説明する。図2において、チャネル106は未使用であ
り、チャネル104とチャネル110乃至チャネル11
4は使用されているとする。各チャネルとも、通信容量
は32Kb/sであるとし、ADPCM圧縮方式により
伝送が行われているとする。この状態はBu=Bth=
1,504Kb/sであり、次の発呼が生じた場合は本
発明に従い、既接続呼がより必要帯域の低い方式に切り
替えられる。資源管理機構210はこのBu=Bthの
状態を検出し、切り替えの対象となる既接続呼を選択す
る。選択された接続呼はチャネル104とする。
【0045】このチャネル104の通信状態の概念図を
図5に示す。図5において、発呼側時分割多重化装置1
32はチャネル104を介して着呼側時分割多重化装置
134と音声データの伝送を行っており、監視制御用チ
ャネル140を介して制御情報を交換している。次に、
発呼側の資源管理機構において、切り替える圧縮方式に
必要な資源の確保を行う。図3に示すチャネル108が
確保されたとする。このチャネル108においてチャネ
ル104と同じデータの通信が行われる。この状態の概
念図が図6である。その後、チャネル108における伝
送のフレーム同期が確認されると、チャネル104は切
断され、チャネル104で使用されていた資源が開放さ
れる。この状態の概念図が図7である。従って、図3に
示すチャネル104は空チャネルとなり、新たに発生し
た呼に割当てられる。
図5に示す。図5において、発呼側時分割多重化装置1
32はチャネル104を介して着呼側時分割多重化装置
134と音声データの伝送を行っており、監視制御用チ
ャネル140を介して制御情報を交換している。次に、
発呼側の資源管理機構において、切り替える圧縮方式に
必要な資源の確保を行う。図3に示すチャネル108が
確保されたとする。このチャネル108においてチャネ
ル104と同じデータの通信が行われる。この状態の概
念図が図6である。その後、チャネル108における伝
送のフレーム同期が確認されると、チャネル104は切
断され、チャネル104で使用されていた資源が開放さ
れる。この状態の概念図が図7である。従って、図3に
示すチャネル104は空チャネルとなり、新たに発生し
た呼に割当てられる。
【0046】次に、図3及び図4により、現在接続され
ている呼よりも音声品質の高い圧縮方式に切り替える本
発明の他の実施例(第2の実施例)について説明する。
図3において、チャネル104及びチャネル112は未
使用であり、チャネル108とチャネル110及びチャ
ネル113乃至チャネル114は使用されているとす
る。チャネル108及び110は、通信容量は16Kb
/sであるとし、LDCELP圧縮方式により伝送が行
われている。その他のチャネルは、ADPCM圧縮方式
(32Kb/s)により伝送が行われているとする。下
限閾値がBth2=1,472Kb/s(1.5Mb/
s−64Kb/s)と設定されているとする。この本発
明の第2の実施例においては、本発明の第1の実施例の
場合のように端末からの発呼を端末インターフェースが
検出することにより、回線使用量をチェックするのでは
なく、端末インターフェースが呼の切断を検出して、回
線使用量をチェックする方が望ましい。そして、回線使
用量のチェックが行われると、回線使用量Buと下限閾
値Bth2の比較がされ、Bu<=Bth2の場合、す
なわち、回線が予め決められた値よりも空いていると判
断された場合、本発明の第2の実施例である圧縮方式の
切り替えが行われる。資源管理機構210は、切り替え
を行うことを決定した場合、切り替えの対象となる既接
続呼を選択する。選択された接続呼はチャネル108と
する。
ている呼よりも音声品質の高い圧縮方式に切り替える本
発明の他の実施例(第2の実施例)について説明する。
図3において、チャネル104及びチャネル112は未
使用であり、チャネル108とチャネル110及びチャ
ネル113乃至チャネル114は使用されているとす
る。チャネル108及び110は、通信容量は16Kb
/sであるとし、LDCELP圧縮方式により伝送が行
われている。その他のチャネルは、ADPCM圧縮方式
(32Kb/s)により伝送が行われているとする。下
限閾値がBth2=1,472Kb/s(1.5Mb/
s−64Kb/s)と設定されているとする。この本発
明の第2の実施例においては、本発明の第1の実施例の
場合のように端末からの発呼を端末インターフェースが
検出することにより、回線使用量をチェックするのでは
なく、端末インターフェースが呼の切断を検出して、回
線使用量をチェックする方が望ましい。そして、回線使
用量のチェックが行われると、回線使用量Buと下限閾
値Bth2の比較がされ、Bu<=Bth2の場合、す
なわち、回線が予め決められた値よりも空いていると判
断された場合、本発明の第2の実施例である圧縮方式の
切り替えが行われる。資源管理機構210は、切り替え
を行うことを決定した場合、切り替えの対象となる既接
続呼を選択する。選択された接続呼はチャネル108と
する。
【0047】このチャネル108の通信状態の概念図は
図7に相当する。次いで、発呼側または着呼側の資源管
理機構において、切り替える圧縮方式に必要な資源の確
保を行う。図13のフローチャートで、第2の実施例に
おいては、発呼側または着呼側のいずれも主導権をとる
ことができる。またブロック406において、新たな圧
縮方式による呼の接続で使用できることを確認できるた
め、ブロック410、412、414、422、424
の発呼側と着呼側の資源確保のための処理は必須ではな
くなる。
図7に相当する。次いで、発呼側または着呼側の資源管
理機構において、切り替える圧縮方式に必要な資源の確
保を行う。図13のフローチャートで、第2の実施例に
おいては、発呼側または着呼側のいずれも主導権をとる
ことができる。またブロック406において、新たな圧
縮方式による呼の接続で使用できることを確認できるた
め、ブロック410、412、414、422、424
の発呼側と着呼側の資源確保のための処理は必須ではな
くなる。
【0048】新しい圧縮方式の呼を図4に示すチャネル
104により伝送することが決定されたこととする。こ
のチャネル104においてチャネル108と同じデータ
の通信が行われる。この状態の概念図が図6である。そ
の後、チャネル104における伝送のフレーム同期が確
認されると、チャネル108は切断され、チャネル10
8で使用されていた資源が開放される。この状態の概念
図が図5である。従って、図3に示すチャネル108は
空チャネルとなり、新たに発生した呼に割当てられる。
104により伝送することが決定されたこととする。こ
のチャネル104においてチャネル108と同じデータ
の通信が行われる。この状態の概念図が図6である。そ
の後、チャネル104における伝送のフレーム同期が確
認されると、チャネル108は切断され、チャネル10
8で使用されていた資源が開放される。この状態の概念
図が図5である。従って、図3に示すチャネル108は
空チャネルとなり、新たに発生した呼に割当てられる。
【0049】次に図14により、本発明の通信方法にお
ける好適な実施例(第3の実施例)ついて説明する。前
記第1の実施例と同様に、発呼側の端末14、電話機1
6またはFAX18で発呼がなされると(ブロック50
2)、発呼側の端末インターフェース206が資源管理
機構210に発呼の検出を通知する(ブロック50
4)。音声圧縮方式の切り替えを行なう判断された場
合、すなわち、回線の使用量が閾値以上の場合(Bu>
=Bth)は、動的圧縮方式切り替え対象既接続呼が選
択される(ブロック510)。切り替え対象既接続呼の
選択が行われた後、発呼側の資源管理機構210におい
て、切り替える圧縮方式に必要な資源の確保を行う(ブ
ロック512)。該資源が確保できない場合は、実施例
1と同様な処理が行われる。そして、実施例1と同様
に、資源管理機構210が、着呼側の資源管理機構に同
資源の確保を要求する(ブロック512)。これに対
し、着呼側の資源管理機構は、資源確保を行う(ブロッ
ク522)。資源確保が成功した場合、資源が確保でき
たことの確認通知を、成功しなたった場合は、確保でき
なかったことの通知を発呼側に行う(ブロック52
4)。
ける好適な実施例(第3の実施例)ついて説明する。前
記第1の実施例と同様に、発呼側の端末14、電話機1
6またはFAX18で発呼がなされると(ブロック50
2)、発呼側の端末インターフェース206が資源管理
機構210に発呼の検出を通知する(ブロック50
4)。音声圧縮方式の切り替えを行なう判断された場
合、すなわち、回線の使用量が閾値以上の場合(Bu>
=Bth)は、動的圧縮方式切り替え対象既接続呼が選
択される(ブロック510)。切り替え対象既接続呼の
選択が行われた後、発呼側の資源管理機構210におい
て、切り替える圧縮方式に必要な資源の確保を行う(ブ
ロック512)。該資源が確保できない場合は、実施例
1と同様な処理が行われる。そして、実施例1と同様
に、資源管理機構210が、着呼側の資源管理機構に同
資源の確保を要求する(ブロック512)。これに対
し、着呼側の資源管理機構は、資源確保を行う(ブロッ
ク522)。資源確保が成功した場合、資源が確保でき
たことの確認通知を、成功しなたった場合は、確保でき
なかったことの通知を発呼側に行う(ブロック52
4)。
【0050】ブロック514において、着呼側の資源確
保通知を確認できた場合は、本発明の第1の実施例と異
なり、発呼側から着呼側へ切り替え時間の通知を行う
(ブロック516)。着呼側は、この通知の確認を行
い、通知がない場合には、ブロック番号502の発呼を
呼損として処理することもできる(ブロック526)。
発呼側は、着呼側へ切り替え時間の通知を行なった後、
発呼側において、既接続呼の切断をおこない(ブロック
518)、既接続呼において使用されていた資源の開放
をおこない(ブロック520)、発呼側において新たな
圧縮方式による呼の接続処理をおこう(ブロック52
1)。すなわち、発呼側は、インターコネクトにおいて
端末側インターフエースからの音声データが新たに確保
した新接続資源のみ伝送される。そして、発呼側におい
て、DSPチャネルは圧縮を実行しそれぞれの論理トラ
ンク回線にのせる。本発明の第1の実施例においては、
1対1および1対複数の接続が可能であることを要する
が、本発明の第2の実施例においては、1対複数の接続
が可能であることを要しない。
保通知を確認できた場合は、本発明の第1の実施例と異
なり、発呼側から着呼側へ切り替え時間の通知を行う
(ブロック516)。着呼側は、この通知の確認を行
い、通知がない場合には、ブロック番号502の発呼を
呼損として処理することもできる(ブロック526)。
発呼側は、着呼側へ切り替え時間の通知を行なった後、
発呼側において、既接続呼の切断をおこない(ブロック
518)、既接続呼において使用されていた資源の開放
をおこない(ブロック520)、発呼側において新たな
圧縮方式による呼の接続処理をおこう(ブロック52
1)。すなわち、発呼側は、インターコネクトにおいて
端末側インターフエースからの音声データが新たに確保
した新接続資源のみ伝送される。そして、発呼側におい
て、DSPチャネルは圧縮を実行しそれぞれの論理トラ
ンク回線にのせる。本発明の第1の実施例においては、
1対1および1対複数の接続が可能であることを要する
が、本発明の第2の実施例においては、1対複数の接続
が可能であることを要しない。
【0051】上記発呼側と、着呼側の既接続呼の切断、
既接続呼において使用されていた資源の開放、新たな圧
縮方式による呼の接続の一連の処理において、切り替え
に時間差が発生すると雑音が発生し、通話品質が劣化す
るため、実通話に影響のない時間内にすることが望まし
い。このため、本発明の改良された第3の実施例におい
ては、発呼側及び着呼側のリアルタイムクロックを利用
し時間指定で切り替えを行う。
既接続呼において使用されていた資源の開放、新たな圧
縮方式による呼の接続の一連の処理において、切り替え
に時間差が発生すると雑音が発生し、通話品質が劣化す
るため、実通話に影響のない時間内にすることが望まし
い。このため、本発明の改良された第3の実施例におい
ては、発呼側及び着呼側のリアルタイムクロックを利用
し時間指定で切り替えを行う。
【0052】以下の該本発明の改良された第3の実施例
の説明においては、各切り替えプロセスにかかる時間及
びその起動に要するレイテンシは既知とし各時間計算に
考慮されているものとする。また、実通話中の音声品質
に影響を与えない時間内として、実現する同期誤差は、
10ms以下とすることが望ましい。
の説明においては、各切り替えプロセスにかかる時間及
びその起動に要するレイテンシは既知とし各時間計算に
考慮されているものとする。また、実通話中の音声品質
に影響を与えない時間内として、実現する同期誤差は、
10ms以下とすることが望ましい。
【0053】発呼側と、着呼側の呼の切り替えを同時に
行うためには、発呼側と着呼側間の回線遅延及び発呼側
と着呼側のリアルタイムクロック時間差を求めることが
必要となる。発呼側と着呼側間の回線遅延は、隣接ノー
ドに対しループバック接続し遅延測定パケットを送出し
当該パケットを受信するまでの時間を測定し、その1/
2、すなわち、片道の時間を計算する(時間 Tld)
ことにより求めることができる。発呼側と着呼側のリア
ルタイムクロック時間差は、発呼側から着呼側または、
発呼側から着呼側に対し自ノードのリアルタイムクロッ
クの時間(Tr)とTldを時間差測定パケットにて知
らせる。受信ノードは自ノードのリアルタイムクロック
の時間とTr+Tldとを比較しその時間差(Ts)を
計算する。Tsを要求ノードに返送する。
行うためには、発呼側と着呼側間の回線遅延及び発呼側
と着呼側のリアルタイムクロック時間差を求めることが
必要となる。発呼側と着呼側間の回線遅延は、隣接ノー
ドに対しループバック接続し遅延測定パケットを送出し
当該パケットを受信するまでの時間を測定し、その1/
2、すなわち、片道の時間を計算する(時間 Tld)
ことにより求めることができる。発呼側と着呼側のリア
ルタイムクロック時間差は、発呼側から着呼側または、
発呼側から着呼側に対し自ノードのリアルタイムクロッ
クの時間(Tr)とTldを時間差測定パケットにて知
らせる。受信ノードは自ノードのリアルタイムクロック
の時間とTr+Tldとを比較しその時間差(Ts)を
計算する。Tsを要求ノードに返送する。
【0054】そして、圧縮方式の変更通知を受けた接続
エンティティーは、切り替え絶対時間(Tcs)、すな
わち、発呼側のリアルタイムクロックにおいて切り替え
を行う絶対時間を決定し、相手側の切り替え絶対時間を
切る替え要求パケットでしらせる。但し、かかる手順
は、発呼側と着呼側が同時に切り替えを行うために、両
者の時間差を確認し合う手順であり、当業者に容易に考
えだすことのできる多くの代替案が存在する。例えば、
本発明の方法とが動作する以前に、予め両者の時間差を
確認し合い、その値を格納し、その値に基づいて切り替
えを行う場合や、発呼側でなく、着呼側で両者の時間差
を計算する等である。
エンティティーは、切り替え絶対時間(Tcs)、すな
わち、発呼側のリアルタイムクロックにおいて切り替え
を行う絶対時間を決定し、相手側の切り替え絶対時間を
切る替え要求パケットでしらせる。但し、かかる手順
は、発呼側と着呼側が同時に切り替えを行うために、両
者の時間差を確認し合う手順であり、当業者に容易に考
えだすことのできる多くの代替案が存在する。例えば、
本発明の方法とが動作する以前に、予め両者の時間差を
確認し合い、その値を格納し、その値に基づいて切り替
えを行う場合や、発呼側でなく、着呼側で両者の時間差
を計算する等である。
【0055】その一方、着呼側は、着呼側へ切り替え時
間の通知を受領した後、既接続呼の切断をおこない(ブ
ロック528)、既接続呼において使用されていた資源
の開放をおこない(ブロック530)、新たな圧縮方式
による呼の接続処理をおこう(ブロック532)。この
場合、ブロック518、528の既接続呼の切断、ブロ
ック520、530の既接続呼の資源開放と、ブロック
521、532の新たな圧縮方式による呼の接続処理は
いずれを先に行っても良く、新たな圧縮方式による呼の
接続処理を既接続呼の切断、既接続呼の資源開放よりも
後に行った場合は、既接続呼で開放された資源を新たな
圧縮方式による呼の接続で使用できるため、ブロック5
10、512、514、522、524の発呼側と着呼
側の資源確保のための処理は必須ではなくなる(音声品
質の低い圧縮方式へ切り替える場合)。しかし、新たな
圧縮方式による呼の接続処理を既接続呼の切断、既接続
呼の資源開放よりも後に行った場合は、既接続呼の切断
から、再接続に時間がかかるため、実通話中の音声品質
に影響を生ずる可能性がある。なお、ブロック502で
発生した新たな呼は、ブロック504で発呼が検出され
たあと速やかに接続しても、ブロック508の従来の呼
接続手順で接続を行ってもよい。
間の通知を受領した後、既接続呼の切断をおこない(ブ
ロック528)、既接続呼において使用されていた資源
の開放をおこない(ブロック530)、新たな圧縮方式
による呼の接続処理をおこう(ブロック532)。この
場合、ブロック518、528の既接続呼の切断、ブロ
ック520、530の既接続呼の資源開放と、ブロック
521、532の新たな圧縮方式による呼の接続処理は
いずれを先に行っても良く、新たな圧縮方式による呼の
接続処理を既接続呼の切断、既接続呼の資源開放よりも
後に行った場合は、既接続呼で開放された資源を新たな
圧縮方式による呼の接続で使用できるため、ブロック5
10、512、514、522、524の発呼側と着呼
側の資源確保のための処理は必須ではなくなる(音声品
質の低い圧縮方式へ切り替える場合)。しかし、新たな
圧縮方式による呼の接続処理を既接続呼の切断、既接続
呼の資源開放よりも後に行った場合は、既接続呼の切断
から、再接続に時間がかかるため、実通話中の音声品質
に影響を生ずる可能性がある。なお、ブロック502で
発生した新たな呼は、ブロック504で発呼が検出され
たあと速やかに接続しても、ブロック508の従来の呼
接続手順で接続を行ってもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同期多重もしくは非同期多重化装置(交換機能を持つも
のも含む)においてトランク回線の帯域の使用率により
圧縮の方式を動的に選択もしくは変更し回線の有効利用
図ることが可能であり、呼損を減らすことを実現するこ
とができる。すなわち、回線を設定する際に、トランク
の空容量を考慮し、最適な圧縮方式を決定し、必要帯域
を確保するのみでなく、トランクの空がなくなってから
も発呼要求に対し回線を確保することができ、呼損の発
生を防止できる。また、回線の使用状況と、伝送するデ
ータの内容を同時に考慮し、適切な品質の呼を接続する
ことができる。
同期多重もしくは非同期多重化装置(交換機能を持つも
のも含む)においてトランク回線の帯域の使用率により
圧縮の方式を動的に選択もしくは変更し回線の有効利用
図ることが可能であり、呼損を減らすことを実現するこ
とができる。すなわち、回線を設定する際に、トランク
の空容量を考慮し、最適な圧縮方式を決定し、必要帯域
を確保するのみでなく、トランクの空がなくなってから
も発呼要求に対し回線を確保することができ、呼損の発
生を防止できる。また、回線の使用状況と、伝送するデ
ータの内容を同時に考慮し、適切な品質の呼を接続する
ことができる。
【0057】
【図1】本発明の通信システムの一実施例を示す図であ
る。
る。
【図2】従来の音声フレームの概念図である。
【図3】本発明を説明するための音声フレームのの概念
図である。
図である。
【図4】本発明を説明するための音声フレームの概念図
である。
である。
【図5】本発明の通信方式を説明するための概念図であ
る。
る。
【図6】本発明の通信方式を説明するための概念図であ
る。
る。
【図7】本発明の通信方式を説明するための概念図であ
る。
る。
【図8】本発明の一実施例である通信装置のブロック図
である。
である。
【図9】本発明の資源管理機構の一実施例のブロック図
である。
である。
【図10】本発明の資源管理テーブルの一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図11】本発明の音声圧縮機構の一実施例のブロック
図である。
図である。
【図12】TDM間の帯域の割り付けを示す概念図であ
る。
る。
【図13】本発明の通信方法の一実施例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図14】本発明の通信方法の一実施例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
100 通信システム 2 時分割多重化装置 4 PBX 6 高速デジタル回線 8 ISDN 10 HOSTコンピュータ 12 LAN 14 端末装置 16 電話機 18 FAX 20 ルータ 202 トランク・インターフェース 204 インターコネクト 206 端末インターフェース 208 音声圧縮機構 210 資源管理機構 212 資源管理テーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 和久 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 高橋 良次 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内
Claims (16)
- 【請求項1】異なる2以上の圧縮率で通信を行う方法に
おいて、 (a)現在の回線使用量を検査する段階と、 (b)前記現在の回線使用量が予め定められた範囲に達
した場合、現在接続されている第1の圧縮率の呼を選択
する段階と、 (c)第2の圧縮率の呼を新たに接続することができる
か判定する段階と、 (d)前記段階(c)で、接続することができると判定
された場合、前記第2の圧縮率で呼を接続する段階と、 (e)前記第2の圧縮率の呼において第1の圧縮率の呼
と同じデータの通信を行う段階と、 (f)前記第1の圧縮率の呼を切断する段階と、 を含む方法。 - 【請求項2】少なくとも第1の端末と第2の端末を接続
し、音声圧縮機構と、異なる2以上の圧縮率で通信を行
う時分割多重化装置とを備える通信システムにおける通
信方法において、 (a)前記第1の端末において発呼を行う段階と、 (b)前記発呼を検出する段階と、 (c)現在の回線使用量を検査する段階と、 (d)前記現在の回線使用量が予め定められた範囲に達
した場合、前記第2の端末において現在接続されている
第1の圧縮率の呼を選択する段階と、 (e)発呼側で、新たに第2の圧縮率で呼を接続するた
めに必要なDSPチャネルとトランク帯域とインターコ
ネクト帯域を確保できるか資源管理テーブルを検査する
段階と、 (f)着呼側に対し、前記第2の圧縮率で呼を接続する
ための資源確保要求を発する段階と、 (g)着呼側からの資源確保通知を検出する段階と、 (h)発呼側で、接続することができると判定され、前
記資源確保通知が検出された場合、前記第2の圧縮率で
呼を接続する段階と、 (i)前記第2の圧縮率の呼において第1の圧縮率の呼
と同じデータの通信を行う段階と、 (j)前記第2の圧縮率の呼において同期の確立を行う
段階と、 (k)前記第1の圧縮率の呼を切断し、第1の圧縮率の
呼で使用したDSPチャネルとトランク帯域とインター
コネクト帯域とを開放する段階と、 を含む通信方法。 - 【請求項3】前記現在の回線使用量が第1の閾値よりも
小さい場合には前記第2の圧縮率は前記第1の圧縮率よ
りも必要帯域の大きい圧縮率であり、前記現在の回線使
用量が前記第1の閾値よりも大きな値である第2の閾値
よりも大きい場合には前記第2の圧縮率は前記第1の圧
縮率よりも必要帯域の小さい圧縮率であることを特徴と
する請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】前記第1の圧縮率の呼を選択する段階は、
前記第1の圧縮率の呼における圧縮率を許容する属性が
前記第2の圧縮率よりも高い値を有することを条件に行
われることを特徴とする請求項1または2に記載の方
法。 - 【請求項5】前記時分割多重化装置は音声通信を行う音
声帯域と、データ通信を行うデータ帯域と、他の時分割
多重化装置との制御情報の通信を行う監視制御用チャネ
ルとに帯域を割り付けており、前記現在の回線使用量を
検査する段階は、前記データ帯域の回線数をも検査し、
現在接続されている第1の圧縮率の呼を選択する段階
は、現在接続されている音声帯域の回線を選択すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。 - 【請求項6】異なる2以上の圧縮率で通信を行う方法に
おいて、 (a)圧縮率の変更要求に応答して、現在接続されてい
る呼と異なる圧縮率で、新たに呼を接続する段階と、 (b)前記新たに接続された呼において前記現在接続さ
れている呼と同じデータの通信を行う段階と、 を含む方法。 - 【請求項7】異なる2以上の圧縮率で通信を通信装置を
制御するためのプログラムを格納する媒体であって、 該プログラムは、 (a)圧縮率の変更要求に応答して、現在接続されてい
る呼と異なる圧縮率で、新たに呼を接続することを前記
通信装置に指示するプログラムコード手段と、 (b)前記新たに接続された呼において前記現在接続さ
れている呼と同じデータの通信を行うことを前記通信装
置に指示するプログラムコード手段と、 (c)前記現在接続されている呼で使用した資源を開放
することを前記通信装置に指示するプログラムコード手
段と、 を含む媒体。 - 【請求項8】少なくとも第1の端末と第2の端末を接続
し、音声圧縮機構と、異なる2以上の圧縮率で通信を行
う時分割多重化装置とを備える通信システムにおいて、 (a)現在の回線使用量を検査する手段と、 (b)前記現在の回線使用量が予め定められた範囲に達
した場合、現在接続されている第1の圧縮率の呼を選択
する手段と、 (c)第2の圧縮率の呼を新たに接続することができる
か判定する手段と、 (d)前記手段(c)で、接続することができると判定
された場合、前記第2の圧縮率で呼を接続する手段と、 (e)前記第2の圧縮率の呼において第1の圧縮率の呼
と同じデータの通信を行う手段と、 (f)前記第1の圧縮率の呼を切断する手段と、 を含むシステム。 - 【請求項9】少なくとも第1の端末と第2の端末を接続
し、音声圧縮機構と、異なる2以上の圧縮率で通信を行
う時分割多重化装置とを備える通信システムにおいて、 (a)発呼を行う第1の端末と、 (b)前記発呼を検出する端末インターフェースと、 (c)下記の手段を含む資源管理機構と、(c−1)現
在の回線使用量を検査する手段、(c−2)前記現在の
回線使用量が予め定められた範囲に達した場合、前記第
2の端末において現在接続されている第1の圧縮率の呼
を選択する手段、(c−3)発呼側で、新たに第2の圧
縮率で呼を接続するために必要なDSPチャネルとトラ
ンク帯域とインターコネクト帯域を確保できるか資源管
理テーブルを検査する手段、(c−4)着呼側に対し、
前記第2の圧縮率で呼を接続するための資源確保要求を
発する手段、(c−5)着呼側からの資源確保通知を検
出する手段、(c−6)発呼側で、接続することができ
ると判定され、前記資源確保通知が検出された場合、前
記第2の圧縮率で呼を接続する手段、(c−7)前記第
2の圧縮率の呼において第1の圧縮率の呼と同じデータ
を送信する手段、(c−8)前記第2の圧縮率の呼にお
いて同期の確立を行う手段、(c−9)前記第1の圧縮
率の呼を切断し、第1の圧縮率の呼で使用したDSPチ
ャネルとトランク帯域とインターコネクト帯域とを開放
する手段、を含む通信システム。 - 【請求項10】前記現在の回線使用量が第1の閾値より
も小さい場合には前記第2の圧縮率は前記第1の圧縮率
よりも必要帯域の大きい圧縮率であり、前記現在の回線
使用量が前記第1の閾値よりも大きな値である第2の閾
値よりも大きい場合には前記第2の圧縮率は前記第1の
圧縮率よりも必要帯域の小さい圧縮率であることを特徴
とする請求項8または9に記載の通信システム。 - 【請求項11】前記第1の圧縮率の呼を選択する段階
は、前記第1の圧縮率の呼における圧縮率を許容する属
性が前記第2の圧縮率よりも高い値を有することを条件
に行われることを特徴とする請求項8または9に記載の
通信システム。 - 【請求項12】前記時分割多重化装置は音声通信を行う
音声帯域と、データ通信を行うデータ帯域と、他の時分
割多重化装置との制御情報の通信を行う監視制御用チャ
ネルとに帯域を割り付けており、前記現在の回線使用量
を検査する手段は、前記データ帯域の回線数をも検査
し、現在接続されている第1の圧縮率の呼を選択する手
段は、現在接続されている音声帯域の回線を選択するこ
とを特徴とする請求項8または請求項9に記載の通信シ
ステム。 - 【請求項13】異なる2以上の圧縮率で通信を行う装置
において、 (a)圧縮率の変更要求に応答して、現在接続されてい
る呼と異なる圧縮率で、新たに呼を接続する手段と、 (b)前記新たに接続された呼において前記現在接続さ
れている呼と同じデータの通信を行う手段と、 を含む装置。 - 【請求項14】異なる2以上の圧縮率で通信を行う時分
割多重化装置において、 (a)発呼側から送信される、現在接続されている呼と
異なる圧縮率で、新たに呼を接続するために必要な資源
確保要求を検出する手段と、 (b)前記資源確保要求に応答して、新たに第2の圧縮
率で呼を接続するために必要な資源を確保できるか検査
する手段と、 (c)確保することができると判定された場合、前記発
呼側に資源確保通知を送信する手段と、 (d)前記現在接続されている呼と異なる圧縮率で呼を
接続する手段と、 (e)前記現在接続されている呼と異なる圧縮率の呼に
おいて前記現在接続されている呼と同じデータを受信す
る手段と、 を含む時分割多重化装置。 - 【請求項15】少なくとも第1の端末と第2の端末を接
続し、音声圧縮機構と、異なる2種類以上の圧縮率で通
信を行うことが時分割多重化装置とを備える通信システ
ムにおいて、 (a)現在の回線使用量を検査する手段と、 (b)前記現在の回線使用量が予め定められた範囲に達
した場合、現在接続されている第1の圧縮率の呼を選択
する手段と、 (c)前記第1の圧縮率の呼を第2の圧縮率の呼に変更
することを通知する信号を発呼側から着呼側へ送信する
手段と、 (d)前記第1の圧縮率の呼を切断する手段と、 (e)前記第2の圧縮率で呼を接続する手段と、 を含むシステム。 - 【請求項16】(d−1)前記発呼側と前記着呼側にお
ける第1の圧縮率の呼の切断と第2の圧縮率の呼の接続
は、前記発呼側と前記着呼側間の回線遅延の時差と発呼
側と着呼側のリアルタイムクロック時間差をもって実行
されることを特徴とする請求項15記載のシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7304172A JPH09162837A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 圧縮方式を動的に変更する通信方法及び装置 |
US08/751,598 US5943343A (en) | 1995-11-22 | 1996-11-18 | Speech and data compression method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7304172A JPH09162837A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 圧縮方式を動的に変更する通信方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09162837A true JPH09162837A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=17929917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7304172A Pending JPH09162837A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 圧縮方式を動的に変更する通信方法及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5943343A (ja) |
JP (1) | JPH09162837A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US6731600B1 (en) | 1999-02-08 | 2004-05-04 | Realnetworks, Inc. | System and method for determining network conditions |
KR100323770B1 (ko) * | 1999-03-08 | 2002-02-19 | 서평원 | 멀티캐스트 서비스를 위한 채널 구조 및 이를 이용한 서비스 운용 방법 |
US6738351B1 (en) * | 2000-05-24 | 2004-05-18 | Lucent Technologies Inc. | Method and apparatus for congestion control for packet-based networks using voice compression |
US20020098865A1 (en) * | 2000-12-04 | 2002-07-25 | Nortel Networks Limited | Method and system to transition from a facsimile communications session to a voice communications session |
US7925770B1 (en) * | 2003-01-29 | 2011-04-12 | Realnetworks, Inc. | Systems and methods for selecting buffering time for media data |
US20080154605A1 (en) * | 2006-12-21 | 2008-06-26 | International Business Machines Corporation | Adaptive quality adjustments for speech synthesis in a real-time speech processing system based upon load |
US8094679B2 (en) * | 2007-12-07 | 2012-01-10 | Nsgdatacom, Inc. | Apparatus, method and computer program product for providing automated backup to TDM network connections over an IP network |
US8687650B2 (en) | 2007-12-07 | 2014-04-01 | Nsgdatacom, Inc. | System, method, and computer program product for connecting or coupling analog audio tone based communications systems over a packet data network |
US20090257345A1 (en) * | 2007-12-07 | 2009-10-15 | Nsgdatacom, Inc. | Apparatus, method and computer program product for providing self adapting transport of public switched telephone network (pstn) circuits over a wireless network |
JP5781059B2 (ja) * | 2012-12-21 | 2015-09-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
US10484513B2 (en) | 2015-07-17 | 2019-11-19 | Nsgdatacom, Inc. | System, method, and computer program product for connecting or coupling audio communications systems over a software defined wide area network |
US20180048943A1 (en) * | 2016-08-11 | 2018-02-15 | Yen4Ken, Inc. | Method and system for rendering time-compressed multimedia content |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5546395A (en) * | 1993-01-08 | 1996-08-13 | Multi-Tech Systems, Inc. | Dynamic selection of compression rate for a voice compression algorithm in a voice over data modem |
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US5742734A (en) * | 1994-08-10 | 1998-04-21 | Qualcomm Incorporated | Encoding rate selection in a variable rate vocoder |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP7304172A patent/JPH09162837A/ja active Pending
-
1996
- 1996-11-18 US US08/751,598 patent/US5943343A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5943343A (en) | 1999-08-24 |
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