JPH09161970A - ドットマトリクス型有機led素子 - Google Patents
ドットマトリクス型有機led素子Info
- Publication number
- JPH09161970A JPH09161970A JP34502895A JP34502895A JPH09161970A JP H09161970 A JPH09161970 A JP H09161970A JP 34502895 A JP34502895 A JP 34502895A JP 34502895 A JP34502895 A JP 34502895A JP H09161970 A JPH09161970 A JP H09161970A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- organic layer
- thickness
- film thickness
- film
- anode electrode
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- Pending
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- Led Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のドットマトリクス型有機LED素子に
おいては、透明基板上に陽極電極を平行に敷設し、発光
性有機層の膜厚よりも大きい段差を生じるものとなり、
発光性有機層の途切れにより短絡事故を生じる問題点が
ある。 【解決手段】 本発明により、陽極電極3の夫々の間
と、この該陽極電極3の長手方向外側の端部とには、膜
厚t3を[(陽極電極3の膜厚t1−絶縁膜6の膜厚t
3)の絶対値]<(発光性有機層4の膜厚t2)とした
絶縁膜6が設けられているドットマトリクス型有機LE
D素子1としたことで、発光性有機層4の敷設面に生じ
ている透明基板2と陽極電極3との、発光性有機層4の
膜厚を越える段差を、絶縁膜6により発光性有機層4の
膜厚の範囲内と緩和し、発光性有機層4に膜面の途切れ
を生じるのを防止して課題を解決する。
おいては、透明基板上に陽極電極を平行に敷設し、発光
性有機層の膜厚よりも大きい段差を生じるものとなり、
発光性有機層の途切れにより短絡事故を生じる問題点が
ある。 【解決手段】 本発明により、陽極電極3の夫々の間
と、この該陽極電極3の長手方向外側の端部とには、膜
厚t3を[(陽極電極3の膜厚t1−絶縁膜6の膜厚t
3)の絶対値]<(発光性有機層4の膜厚t2)とした
絶縁膜6が設けられているドットマトリクス型有機LE
D素子1としたことで、発光性有機層4の敷設面に生じ
ている透明基板2と陽極電極3との、発光性有機層4の
膜厚を越える段差を、絶縁膜6により発光性有機層4の
膜厚の範囲内と緩和し、発光性有機層4に膜面の途切れ
を生じるのを防止して課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は注入型エレクトロル
ミネセンス(EL)とも称され、有機薄膜状としたEL
物質に電子、正孔を注入し、再結合させることで発光を
行う有機LED素子に関するものであり、詳細には表示
機能を持たせるためにドットマトリクス状の駆動が行え
る電極配置とした有機LED素子に係るものである。
ミネセンス(EL)とも称され、有機薄膜状としたEL
物質に電子、正孔を注入し、再結合させることで発光を
行う有機LED素子に関するものであり、詳細には表示
機能を持たせるためにドットマトリクス状の駆動が行え
る電極配置とした有機LED素子に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のドットマトリクス型有機
LED素子90の構成の例を示すものが図4および図5
であり、ガラス或いは樹脂など透明部材で形成された透
明基板91上には、ホトリソ法或いはスクリーン印刷法
などにより、ITOなど透明導電性部材による陽極電極
92の複数が平行に形成されている。
LED素子90の構成の例を示すものが図4および図5
であり、ガラス或いは樹脂など透明部材で形成された透
明基板91上には、ホトリソ法或いはスクリーン印刷法
などにより、ITOなど透明導電性部材による陽極電極
92の複数が平行に形成されている。
【0003】そして、前記透明基板91の陽極電極92
が敷設された側の面には、スクリーン印刷法などにより
発光性有機層93が成膜され、更に、発光性有機層93
の上面には仕事関数の小さな金属、例えばMg:Agの
混合物による陰極電極94が、前記陽極電極92とは直
交する方向に複数が平行に敷設されるものとされてい
る。
が敷設された側の面には、スクリーン印刷法などにより
発光性有機層93が成膜され、更に、発光性有機層93
の上面には仕事関数の小さな金属、例えばMg:Agの
混合物による陰極電極94が、前記陽極電極92とは直
交する方向に複数が平行に敷設されるものとされてい
る。
【0004】ここで、前記発光性有機層93は必ずしも
単層ではなく、夫々が有機材料で形成されたホール注入
層、ホール輸送層、発光層、電子注入層の各層から必要
に応じて適宜な機能の層が選択され、少なくとも発光層
を含む層として構成されているものである。
単層ではなく、夫々が有機材料で形成されたホール注入
層、ホール輸送層、発光層、電子注入層の各層から必要
に応じて適宜な機能の層が選択され、少なくとも発光層
を含む層として構成されているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成のドットマトリクス型有機LED素子90
においては、前記陽極電極92があまりに高抵抗である
と、この陽極電極92内での電圧低下が著しく、全体と
しての効率低下を生じるものとなるので、一般的には2
000Åの膜厚として形成されるのが通常である。
た従来の構成のドットマトリクス型有機LED素子90
においては、前記陽極電極92があまりに高抵抗である
と、この陽極電極92内での電圧低下が著しく、全体と
しての効率低下を生じるものとなるので、一般的には2
000Åの膜厚として形成されるのが通常である。
【0006】これに対して、発光性有機層93は100
0Å程度の膜厚が一般的であるので、図5に示した断面
図でも明らかなように、発光性有機層93が、この発光
性有機層93自体の膜厚を越える凹凸面に敷設されるも
のとなり、これに伴い陰極電極94も凹凸面に敷設され
るものとなる。
0Å程度の膜厚が一般的であるので、図5に示した断面
図でも明らかなように、発光性有機層93が、この発光
性有機層93自体の膜厚を越える凹凸面に敷設されるも
のとなり、これに伴い陰極電極94も凹凸面に敷設され
るものとなる。
【0007】このときに、若しも、図6に示すように発
光性有機層93の側に、上記した面の凹凸により成膜が
行われていない部分を生じたときには、陽極電極92と
陰極電極94が接触して短絡事故を生じるものとなり、
また、若しも図7に示すように陰極電極94の側に成膜
が行われていない部分を生じたときには、この陰極電極
94に断線事故を生じ、何れにしてもドットマトリクス
型有機LED素子90が不良品となり、歩留りの低下な
ど生産性を阻害する問題点を生じ、この点の解決が課題
とされるものとなっていた。
光性有機層93の側に、上記した面の凹凸により成膜が
行われていない部分を生じたときには、陽極電極92と
陰極電極94が接触して短絡事故を生じるものとなり、
また、若しも図7に示すように陰極電極94の側に成膜
が行われていない部分を生じたときには、この陰極電極
94に断線事故を生じ、何れにしてもドットマトリクス
型有機LED素子90が不良品となり、歩留りの低下な
ど生産性を阻害する問題点を生じ、この点の解決が課題
とされるものとなっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、行、列の何
れかの一方向に複数の陽極電極が平行に敷設された透明
基板上に発光性有機層が成膜され、更に前記発光性有機
層上には前記陽電極と直交する方向に複数の陰極電極が
平行に敷設されて成るドットマトリクス型有機LED素
子において、前記陽極電極の夫々の間と該陽極電極の長
手方向外側の端部とには、膜厚を[(陽極電極の膜厚−
絶縁膜の膜厚)の絶対値]<(発光性有機層の膜厚)と
した絶縁膜が設けられていることを特徴とするドットマ
トリクス型有機LED素子を提供することで課題を解決
するものである。
課題を解決するための具体的な手段として、行、列の何
れかの一方向に複数の陽極電極が平行に敷設された透明
基板上に発光性有機層が成膜され、更に前記発光性有機
層上には前記陽電極と直交する方向に複数の陰極電極が
平行に敷設されて成るドットマトリクス型有機LED素
子において、前記陽極電極の夫々の間と該陽極電極の長
手方向外側の端部とには、膜厚を[(陽極電極の膜厚−
絶縁膜の膜厚)の絶対値]<(発光性有機層の膜厚)と
した絶縁膜が設けられていることを特徴とするドットマ
トリクス型有機LED素子を提供することで課題を解決
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す一実施
形態に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に符号1
で示すものは、本発明に係るドットマトリクス型有機L
ED素子(以下に有機LED素子1と略称する)であ
り、この有機LED素子1の、ガラス或いは樹脂など透
明部材で形成された透明基板2上には、ITOなどによ
る陽極電極3の複数が行、列の何れかの一方向に平行に
敷設されているものである点は従来例のものと同様であ
る。
形態に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に符号1
で示すものは、本発明に係るドットマトリクス型有機L
ED素子(以下に有機LED素子1と略称する)であ
り、この有機LED素子1の、ガラス或いは樹脂など透
明部材で形成された透明基板2上には、ITOなどによ
る陽極電極3の複数が行、列の何れかの一方向に平行に
敷設されているものである点は従来例のものと同様であ
る。
【0010】また、前記陽極電極3上には発光性有機層
4が成膜され、更に前記発光性有機層4の上面には、前
記陽極電極3と直交する方向に複数の陰極電極5が形成
されるものである点も従来例のものと同様であるが、本
発明により、夫々の前記陽極電極3の間と、この陽極電
極3の最も外側に位置するものの長手方向外側の端部に
は絶縁膜6が設けられるものとされている。
4が成膜され、更に前記発光性有機層4の上面には、前
記陽極電極3と直交する方向に複数の陰極電極5が形成
されるものである点も従来例のものと同様であるが、本
発明により、夫々の前記陽極電極3の間と、この陽極電
極3の最も外側に位置するものの長手方向外側の端部に
は絶縁膜6が設けられるものとされている。
【0011】ここで、前記絶縁膜6を形成するに当たっ
ては、前記陽極電極3の間と比較的に狭隘な場所に精度
良く敷設する必要があるので、ホトリソ法などで成膜す
ることが好ましく、従って、ホトリソ可能なSiO2或いは
紫外線硬化など感光性樹脂が絶縁膜6の部材として採用
される。尚、前記陽極電極3の間隔が0.1mm以上と充
分に広い場合には、マスク蒸着法によっても形成は可能
であり、この場合には絶縁膜6の部材として、より広い
範囲からの選択が可能となる。
ては、前記陽極電極3の間と比較的に狭隘な場所に精度
良く敷設する必要があるので、ホトリソ法などで成膜す
ることが好ましく、従って、ホトリソ可能なSiO2或いは
紫外線硬化など感光性樹脂が絶縁膜6の部材として採用
される。尚、前記陽極電極3の間隔が0.1mm以上と充
分に広い場合には、マスク蒸着法によっても形成は可能
であり、この場合には絶縁膜6の部材として、より広い
範囲からの選択が可能となる。
【0012】また、本発明では前記絶縁膜6の膜厚t3
も限定するものであり、この絶縁膜6の膜厚t3は、前
記陽極電極の膜厚t1と発光性有機層4の膜厚t2とに
より、[(陽極電極の膜厚t1−絶縁膜の膜厚t3)の
絶対値]<(発光性有機層の膜厚t2)の条件を満足す
るものとして形成される。
も限定するものであり、この絶縁膜6の膜厚t3は、前
記陽極電極の膜厚t1と発光性有機層4の膜厚t2とに
より、[(陽極電極の膜厚t1−絶縁膜の膜厚t3)の
絶対値]<(発光性有機層の膜厚t2)の条件を満足す
るものとして形成される。
【0013】上記の条件を、陽極電極3の膜厚t1が2
000Åであり、発光性有機層4の膜厚t2が1000
Åであると仮定して、より具体的に説明を行えば、陽極
電極3の膜厚t1(即ち、2000Å)から絶縁膜6の
膜厚t3を引き算した値の絶対値が発光性有機層4の膜
厚t2(即ち、1000Å)を越えることのないもので
あり、即ち、上記の条件では絶縁膜6の膜厚t3は、1
000Å以上で3000Å以下となる。
000Åであり、発光性有機層4の膜厚t2が1000
Åであると仮定して、より具体的に説明を行えば、陽極
電極3の膜厚t1(即ち、2000Å)から絶縁膜6の
膜厚t3を引き算した値の絶対値が発光性有機層4の膜
厚t2(即ち、1000Å)を越えることのないもので
あり、即ち、上記の条件では絶縁膜6の膜厚t3は、1
000Å以上で3000Å以下となる。
【0014】尚、実際の実施に当たっては、陽極電極3
及び発光性有機層4の製造上のバラツキなどを考慮して
充分な余裕を見込み、前記絶縁膜6の膜厚t3は150
0Å以上、2500Å以下などと設定することが好まし
く、更に言えば、後にも説明するように、例えば、18
00Å以上、2200Å以下など、陽極電極3との差が
少ないほどに好ましい結果が得られるものとなる。
及び発光性有機層4の製造上のバラツキなどを考慮して
充分な余裕を見込み、前記絶縁膜6の膜厚t3は150
0Å以上、2500Å以下などと設定することが好まし
く、更に言えば、後にも説明するように、例えば、18
00Å以上、2200Å以下など、陽極電極3との差が
少ないほどに好ましい結果が得られるものとなる。
【0015】次いで、上記の構成とした本発明の作用及
び効果について説明を行えば、膜厚t1を有する陽極電
極3間に、透明基板2の表面と陽極電極3の上面との段
差を発光性有機層4の膜厚t2よりも少なくする膜厚t
3の絶縁膜6を設けたことで、本発明の有機LED素子
1では、陽極電極3の上面に敷設される発光性有機層4
はその膜厚t2以下である凹凸面に敷設されるものとな
る。
び効果について説明を行えば、膜厚t1を有する陽極電
極3間に、透明基板2の表面と陽極電極3の上面との段
差を発光性有機層4の膜厚t2よりも少なくする膜厚t
3の絶縁膜6を設けたことで、本発明の有機LED素子
1では、陽極電極3の上面に敷設される発光性有機層4
はその膜厚t2以下である凹凸面に敷設されるものとな
る。
【0016】よって、図2に示すように陽極電極3の膜
厚t1よりも絶縁膜6の膜厚t3が薄い状態において
も、或いは、図3に示すように陽極電極3の膜厚t1よ
りも絶縁膜6の膜厚t3が厚い状態においても、発光性
有機層4に上記の凹凸により膜厚が途切れて成膜が行わ
れない部分を生じることはなく、これにより、陽極電極
3と陰極電極5との短絡事故は完全に防止できるものと
なる。
厚t1よりも絶縁膜6の膜厚t3が薄い状態において
も、或いは、図3に示すように陽極電極3の膜厚t1よ
りも絶縁膜6の膜厚t3が厚い状態においても、発光性
有機層4に上記の凹凸により膜厚が途切れて成膜が行わ
れない部分を生じることはなく、これにより、陽極電極
3と陰極電極5との短絡事故は完全に防止できるものと
なる。
【0017】また、前記絶縁膜6により凹凸面の段差が
少なくなったと言うことは、前記したように発光性有機
層4に対する膜面の途切れをなくすると共に、この発光
性有機層4の更に上面に成膜される陰極電極5に対して
も凹凸の段差が減じられ、これにより、陰極電極5にも
膜面の途切れを生じないものとなって、陰極電極5の断
線事故も防止するものとなる。
少なくなったと言うことは、前記したように発光性有機
層4に対する膜面の途切れをなくすると共に、この発光
性有機層4の更に上面に成膜される陰極電極5に対して
も凹凸の段差が減じられ、これにより、陰極電極5にも
膜面の途切れを生じないものとなって、陰極電極5の断
線事故も防止するものとなる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、陽
極電極の夫々の間と、この該陽極電極の長手方向外側の
端部とには、膜厚を[(陽極電極の膜厚−絶縁膜の膜
厚)の絶対値]<(発光性有機層の膜厚)とした絶縁膜
が設けられているドットマトリクス型有機LED素子と
したことで、発光性有機層の敷設面に生じている透明基
板と陽極電極との、発光性有機層の膜厚を越える段差
を、絶縁膜により発光性有機層の膜厚の範囲内と緩和
し、これにより発光性有機層に膜面の途切れを生じて陽
極電極と陰極電極とに短絡事故を生じたり、或いは、陰
極電極に膜面の途切れを生じて断線事故を生じるのを防
止するものであり、これにより、この種のドットマトリ
クス型有機LED素子の部留まりを向上させ生産性の向
上に極めて優れた効果を奏するものである。
極電極の夫々の間と、この該陽極電極の長手方向外側の
端部とには、膜厚を[(陽極電極の膜厚−絶縁膜の膜
厚)の絶対値]<(発光性有機層の膜厚)とした絶縁膜
が設けられているドットマトリクス型有機LED素子と
したことで、発光性有機層の敷設面に生じている透明基
板と陽極電極との、発光性有機層の膜厚を越える段差
を、絶縁膜により発光性有機層の膜厚の範囲内と緩和
し、これにより発光性有機層に膜面の途切れを生じて陽
極電極と陰極電極とに短絡事故を生じたり、或いは、陰
極電極に膜面の途切れを生じて断線事故を生じるのを防
止するものであり、これにより、この種のドットマトリ
クス型有機LED素子の部留まりを向上させ生産性の向
上に極めて優れた効果を奏するものである。
【図1】 本発明に係るドットマトリクス型有機LED
素子の一実施形態を示す平面図である。
素子の一実施形態を示す平面図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 同じく本発明に係るドットマトリクス型有機
LED素子の別の実施形態を要部で示す断面図である。
LED素子の別の実施形態を要部で示す断面図である。
【図4】 従来例を示す平面図である。
【図5】 図4のB―B線に沿う断面図である。
【図6】 従来例に生じる短絡事故の例を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】 従来例に生じる断線事故の例を示す説明図で
ある。
ある。
1……ドットマトリクス型有機LED素子 2……透明基板 3……陽極電極 4……発光性有機層 5……陰極電極 6……絶縁膜 t1……陽極電極の膜厚 t2……発光性有機層の膜厚 t3……絶縁膜の膜厚
Claims (1)
- 【請求項1】 行、列の何れかの一方向に複数の陽極電
極が平行に敷設された透明基板上に発光性有機層が成膜
され、更に前記発光性有機層上には前記陽電極と直交す
る方向に複数の陰極電極が平行に敷設されて成るドット
マトリクス型有機LED素子において、前記陽極電極の
夫々の間と該陽極電極の長手方向外側の端部とには、膜
厚を[(陽極電極の膜厚−絶縁膜の膜厚)の絶対値]<
(発光性有機層の膜厚)とした絶縁膜が設けられている
ことを特徴とするドットマトリクス型有機LED素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34502895A JPH09161970A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | ドットマトリクス型有機led素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34502895A JPH09161970A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | ドットマトリクス型有機led素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09161970A true JPH09161970A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18373801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34502895A Pending JPH09161970A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | ドットマトリクス型有機led素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09161970A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999010861A1 (en) * | 1997-08-21 | 1999-03-04 | Seiko Epson Corporation | Active matrix display |
WO1999010862A1 (en) * | 1997-08-21 | 1999-03-04 | Seiko Epson Corporation | Active matrix display |
JPH11121178A (ja) * | 1997-10-14 | 1999-04-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 有機エレクトロルミネセンス素子及びその製造方法 |
US6339291B1 (en) | 1998-04-10 | 2002-01-15 | Tdk Corporation | Organic electroluminescent device, and its fabrication method |
US7301277B2 (en) * | 2001-11-02 | 2007-11-27 | Seiko Epson Corporation | Electro-optical apparatus, manufacturing method thereof, and electronic instrument |
KR100822204B1 (ko) * | 2006-06-07 | 2008-04-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 유기 발광 디스플레이 장치 |
CN103824972A (zh) * | 2012-11-15 | 2014-05-28 | 住友重机械工业株式会社 | 有机el元件的制造方法及有机el元件 |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP34502895A patent/JPH09161970A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1999010862A1 (en) * | 1997-08-21 | 1999-03-04 | Seiko Epson Corporation | Active matrix display |
WO1999010861A1 (en) * | 1997-08-21 | 1999-03-04 | Seiko Epson Corporation | Active matrix display |
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CN103824972A (zh) * | 2012-11-15 | 2014-05-28 | 住友重机械工业株式会社 | 有机el元件的制造方法及有机el元件 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060516 |