JPH09160849A - 自律エージェント制御による通信ネットワーク障害管理システム - Google Patents
自律エージェント制御による通信ネットワーク障害管理システムInfo
- Publication number
- JPH09160849A JPH09160849A JP7315623A JP31562395A JPH09160849A JP H09160849 A JPH09160849 A JP H09160849A JP 7315623 A JP7315623 A JP 7315623A JP 31562395 A JP31562395 A JP 31562395A JP H09160849 A JPH09160849 A JP H09160849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- autonomous agent
- autonomous
- test
- communication network
- blackboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Multi Processors (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 分散処理能力及び実時間処理能力が高く、よ
り柔軟にかつメンテナンスし易く構成可能な通信ネット
ワーク障害管理システムを提供すること。 【解決手段】 通信ネットワークの障害管理に必要な事
象認識、一次切り分け、影響分析、措置及び試験の処理
をそれぞれ、事象認識自律エージェント群10、一次切
り分け自律エージェント群20、影響分析自律エージェ
ント群30、措置自律エージェント40及び試験自律エ
ージェント群50に受け持たせ、これらに対応した黒板
61〜65、黒板管理自律エージェント71〜75並び
に障害管理黒板66を通じて、各自律エージェントもし
くは自律エージェント群間の情報交換を行わせることに
より、処理の独立、分散化を図り、システム全体におけ
る処理時間を短縮する。
り柔軟にかつメンテナンスし易く構成可能な通信ネット
ワーク障害管理システムを提供すること。 【解決手段】 通信ネットワークの障害管理に必要な事
象認識、一次切り分け、影響分析、措置及び試験の処理
をそれぞれ、事象認識自律エージェント群10、一次切
り分け自律エージェント群20、影響分析自律エージェ
ント群30、措置自律エージェント40及び試験自律エ
ージェント群50に受け持たせ、これらに対応した黒板
61〜65、黒板管理自律エージェント71〜75並び
に障害管理黒板66を通じて、各自律エージェントもし
くは自律エージェント群間の情報交換を行わせることに
より、処理の独立、分散化を図り、システム全体におけ
る処理時間を短縮する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自律エージェント
制御による通信ネットワーク障害管理システムに関する
ものである。
制御による通信ネットワーク障害管理システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の逐次処理による通信ネットワーク
障害管理システムでは、障害が通知されると、まず、そ
の障害を分析し、発生場所や障害内容を特定する。ここ
で、他の障害が存在しない場合は次の処理、即ちその障
害によって影響される他の通信ネットワークを構成する
ノード(ワークステーションやルータ、ATMスイッチ
等の通信ネットワークを構成する設備)への影響の分
析、障害復旧に適切な措置の検索等を行う。一方、他の
障害が存在する場合は該他の障害が既に分析した障害と
関連するか否かに拘わらず(なぜなら、関連の特定が非
常に困難であるため。)、前記同様にその障害を分析
し、発生場所や障害内容を特定する如くなっていた。
障害管理システムでは、障害が通知されると、まず、そ
の障害を分析し、発生場所や障害内容を特定する。ここ
で、他の障害が存在しない場合は次の処理、即ちその障
害によって影響される他の通信ネットワークを構成する
ノード(ワークステーションやルータ、ATMスイッチ
等の通信ネットワークを構成する設備)への影響の分
析、障害復旧に適切な措置の検索等を行う。一方、他の
障害が存在する場合は該他の障害が既に分析した障害と
関連するか否かに拘わらず(なぜなら、関連の特定が非
常に困難であるため。)、前記同様にその障害を分析
し、発生場所や障害内容を特定する如くなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通信ネット
ワークにおける障害は非同期的に発生するため、例えば
原因を同じくするような関連した2以上の障害であって
も通信ネットワークを構成するノードの使用タイミング
の差により、同一時間帯に障害情報を出すとは考え難
い。従って、従来のシステムでは関連する複数の障害に
対して分析作業を繰り返すことになり、その分、無駄な
作業を行うことになって処理に多大な時間がかかる、い
いかえれば実時間処理が困難であるという問題があっ
た。
ワークにおける障害は非同期的に発生するため、例えば
原因を同じくするような関連した2以上の障害であって
も通信ネットワークを構成するノードの使用タイミング
の差により、同一時間帯に障害情報を出すとは考え難
い。従って、従来のシステムでは関連する複数の障害に
対して分析作業を繰り返すことになり、その分、無駄な
作業を行うことになって処理に多大な時間がかかる、い
いかえれば実時間処理が困難であるという問題があっ
た。
【0004】また、逐次処理の場合、障害のパターン化
作業も非常に困難で、さらに予めプログラムされた通り
1ステップずつ処理を行うため、あるステップでプログ
ラムによる障害または知識不足による障害が発生する
と、システムが戸惑って処理を進められなくなるか処理
に多大な時間を消費し、効率的に問題の解決ができない
という問題があった。
作業も非常に困難で、さらに予めプログラムされた通り
1ステップずつ処理を行うため、あるステップでプログ
ラムによる障害または知識不足による障害が発生する
と、システムが戸惑って処理を進められなくなるか処理
に多大な時間を消費し、効率的に問題の解決ができない
という問題があった。
【0005】このように従来のエキスパートシステムで
は、単一故障の場合は処理速度でそれほど問題視されな
いが、非同期に複数の障害が通知されると、短時間で信
頼性の高い推論結果を提示するのはほとんど不可能にな
る。また、知識不足やシステムエラーが発生した場合、
システムが長時間処理を停止するか完全に機能しなくな
ってしまうという問題があった。
は、単一故障の場合は処理速度でそれほど問題視されな
いが、非同期に複数の障害が通知されると、短時間で信
頼性の高い推論結果を提示するのはほとんど不可能にな
る。また、知識不足やシステムエラーが発生した場合、
システムが長時間処理を停止するか完全に機能しなくな
ってしまうという問題があった。
【0006】本発明の目的は、分散処理能力及び実時間
処理能力が高く、より柔軟にかつメンテナンスし易く構
成することが可能な通信ネットワーク障害管理システム
を提供することにある。
処理能力が高く、より柔軟にかつメンテナンスし易く構
成することが可能な通信ネットワーク障害管理システム
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では前記課題を解
決するため、自律エージェントを導入してシステム処理
における中央制御をなるべくなくす。この際、同じ仕事
をこなせる自律エージェントを実行環境が許す限り、な
るべく多く用意し、複数の自律エージェントに競い合わ
せて処理を行わせる。これによって、処理対象における
部分的な知識不足やプログラムの部分的な不備による障
害がシステム全体の処理に及ぼす影響をかなり低下させ
ることができる。自律エージェントによって構築される
システムでは機能を分散化することが可能であるから、
1自律エージェント当たりの処理時間を大幅に短縮する
ことができ、システム全体の処理時間を減らすことが可
能となる。
決するため、自律エージェントを導入してシステム処理
における中央制御をなるべくなくす。この際、同じ仕事
をこなせる自律エージェントを実行環境が許す限り、な
るべく多く用意し、複数の自律エージェントに競い合わ
せて処理を行わせる。これによって、処理対象における
部分的な知識不足やプログラムの部分的な不備による障
害がシステム全体の処理に及ぼす影響をかなり低下させ
ることができる。自律エージェントによって構築される
システムでは機能を分散化することが可能であるから、
1自律エージェント当たりの処理時間を大幅に短縮する
ことができ、システム全体の処理時間を減らすことが可
能となる。
【0008】そこで、本発明の請求項1では、通信ネッ
トワーク障害管理の機能を分散化した複数の自律エージ
ェントもしくは自律エージェント群と、該複数の自律エ
ージェントもしくは自律エージェント群にそれぞれ対応
する複数の黒板と、該複数の黒板をそれぞれ管理する複
数の黒板管理自律エージェントとからなる自律エージェ
ント制御による通信ネットワーク障害管理システムを提
案する。
トワーク障害管理の機能を分散化した複数の自律エージ
ェントもしくは自律エージェント群と、該複数の自律エ
ージェントもしくは自律エージェント群にそれぞれ対応
する複数の黒板と、該複数の黒板をそれぞれ管理する複
数の黒板管理自律エージェントとからなる自律エージェ
ント制御による通信ネットワーク障害管理システムを提
案する。
【0009】請求項1の発明によれば、通信ネットワー
ク障害管理の機能を複数の自律エージェントもしくは自
律エージェント群に分散化し、これらに対応する複数の
黒板及び黒板管理自律エージェントを設けたことによ
り、障害管理に必要な各種の機能を独立・分散して処理
することが可能となり、処理時間の短縮や柔軟でかつメ
ンテナンスし易い構成の実現を図ることができる。
ク障害管理の機能を複数の自律エージェントもしくは自
律エージェント群に分散化し、これらに対応する複数の
黒板及び黒板管理自律エージェントを設けたことによ
り、障害管理に必要な各種の機能を独立・分散して処理
することが可能となり、処理時間の短縮や柔軟でかつメ
ンテナンスし易い構成の実現を図ることができる。
【0010】また、請求項2では、通信ネットワークに
発生した障害イベント、通信ネットワークが提供するサ
ービスや通信ネットワークの構成機器に関するユーザか
らの苦情等を認識し、情報の一括管理を行う事象認識自
律エージェント群と、該事象認識自律エージェント群と
他の自律エージェントもしくは他の自律エージェント群
との間で情報の交換を行う事象認識黒板と、前記事象認
識自律エージェント群から通知された事象を分析し、障
害原因や障害場所を特定する一次切り分け自律エージェ
ント群と、該一次切り分け自律エージェント群と他の自
律エージェントもしくは他の自律エージェント群との間
で情報の交換を行う一次切り分け黒板と、一次切り分け
自律エージェント群によって特定された障害原因や障害
場所または事象認識自律エージェント群から通知された
事象より、通信ネットワークの構成機器、通信ネットワ
ークが提供するサービス、ユーザに与える影響を分析す
る影響分析自律エージェント群と、該影響分析自律エー
ジェント群と他の自律エージェントもしくは他の自律エ
ージェント群との間で情報の交換を行う影響分析黒板
と、特定された障害原因や障害場所に対し障害を修復す
るオペレーションを検索し、これを自動的に実行するか
またはネットワーク管理者に示す措置自律エージェント
と、該措置自律エージェントと他の自律エージェントも
しくは他の自律エージェント群との間で情報の交換を行
う措置黒板と、他の自律エージェントもしくは他の自律
エージェント群からの要求に対し、適切な試験を検索し
て実行する試験自律エージェント群と、該試験自律エー
ジェント群と他の自律エージェントもしくは他の自律エ
ージェント群との間で情報の交換を行う試験黒板と、前
記各黒板上で交換される情報をそれぞれ管理する黒板対
応の黒板管理自律エージェントと、システムに共通する
情報の交換を行う障害管理黒板とからなる自律エージェ
ント制御による通信ネットワーク障害管理システムを提
案する。
発生した障害イベント、通信ネットワークが提供するサ
ービスや通信ネットワークの構成機器に関するユーザか
らの苦情等を認識し、情報の一括管理を行う事象認識自
律エージェント群と、該事象認識自律エージェント群と
他の自律エージェントもしくは他の自律エージェント群
との間で情報の交換を行う事象認識黒板と、前記事象認
識自律エージェント群から通知された事象を分析し、障
害原因や障害場所を特定する一次切り分け自律エージェ
ント群と、該一次切り分け自律エージェント群と他の自
律エージェントもしくは他の自律エージェント群との間
で情報の交換を行う一次切り分け黒板と、一次切り分け
自律エージェント群によって特定された障害原因や障害
場所または事象認識自律エージェント群から通知された
事象より、通信ネットワークの構成機器、通信ネットワ
ークが提供するサービス、ユーザに与える影響を分析す
る影響分析自律エージェント群と、該影響分析自律エー
ジェント群と他の自律エージェントもしくは他の自律エ
ージェント群との間で情報の交換を行う影響分析黒板
と、特定された障害原因や障害場所に対し障害を修復す
るオペレーションを検索し、これを自動的に実行するか
またはネットワーク管理者に示す措置自律エージェント
と、該措置自律エージェントと他の自律エージェントも
しくは他の自律エージェント群との間で情報の交換を行
う措置黒板と、他の自律エージェントもしくは他の自律
エージェント群からの要求に対し、適切な試験を検索し
て実行する試験自律エージェント群と、該試験自律エー
ジェント群と他の自律エージェントもしくは他の自律エ
ージェント群との間で情報の交換を行う試験黒板と、前
記各黒板上で交換される情報をそれぞれ管理する黒板対
応の黒板管理自律エージェントと、システムに共通する
情報の交換を行う障害管理黒板とからなる自律エージェ
ント制御による通信ネットワーク障害管理システムを提
案する。
【0011】請求項2の発明によれば、事象認識自律エ
ージェント群により、通信ネットワークに発生した障害
イベント、通信ネットワークが提供するサービスや通信
ネットワークの構成機器に関するユーザからの苦情等を
認識し、これを事象認識黒板に書き込む。事象認識黒板
対応の黒板管理自律エージェントは該事象認識黒板に書
き込まれた情報を障害管理黒板に書き込む。障害管理黒
板に書き込まれた事象認識自律エージェント群からの情
報は、一次切り分け黒板対応の黒板管理自律エージェン
トにより一次切り分け黒板に書き込まれる。一次切り分
け黒板に書き込まれた事象は一次切り分け自律エージェ
ント群により読み取られて分析され、障害原因や障害場
所が特定され、一次切り分け黒板及びその黒板管理自律
エージェントを介して障害管理黒板に書き込まれる。障
害管理黒板に書き込まれた事象認識自律エージェント群
からの事象、一次切り分け自律エージェント群からの障
害原因や障害場所は、影響分析黒板対応の黒板管理自律
エージェントにより影響分析黒板に書き込まれる。影響
分析黒板に書き込まれた事象、障害原因や障害場所は影
響分析自律エージェント群により読み取られて通信ネッ
トワークの構成機器、通信ネットワークが提供するサー
ビス、ユーザに与える影響が分析され、これが影響分析
黒板及びその黒板管理自律エージェントを介して障害管
理黒板に書き込まれる。また、障害管理黒板に書き込ま
れた一次切り分け自律エージェント群からの障害原因や
障害場所は、措置黒板対応の黒板管理自律エージェント
により措置黒板に書き込まれる。措置黒板に書き込まれ
た障害原因や障害場所は措置自律エージェントにより読
み取られて障害を修復するオペレーションが検索され、
これが実行されるかまたはネットワーク管理者に示され
る。また、障害管理黒板に書き込まれた事象、障害原因
や障害場所等の各種の情報は、試験黒板対応の黒板管理
自律エージェントにより試験黒板に書き込まれる。試験
黒板に書き込まれた前記各種の情報は試験自律エージェ
ントにより読み取られて、これに基づいて適切な試験が
検索され、実行される。
ージェント群により、通信ネットワークに発生した障害
イベント、通信ネットワークが提供するサービスや通信
ネットワークの構成機器に関するユーザからの苦情等を
認識し、これを事象認識黒板に書き込む。事象認識黒板
対応の黒板管理自律エージェントは該事象認識黒板に書
き込まれた情報を障害管理黒板に書き込む。障害管理黒
板に書き込まれた事象認識自律エージェント群からの情
報は、一次切り分け黒板対応の黒板管理自律エージェン
トにより一次切り分け黒板に書き込まれる。一次切り分
け黒板に書き込まれた事象は一次切り分け自律エージェ
ント群により読み取られて分析され、障害原因や障害場
所が特定され、一次切り分け黒板及びその黒板管理自律
エージェントを介して障害管理黒板に書き込まれる。障
害管理黒板に書き込まれた事象認識自律エージェント群
からの事象、一次切り分け自律エージェント群からの障
害原因や障害場所は、影響分析黒板対応の黒板管理自律
エージェントにより影響分析黒板に書き込まれる。影響
分析黒板に書き込まれた事象、障害原因や障害場所は影
響分析自律エージェント群により読み取られて通信ネッ
トワークの構成機器、通信ネットワークが提供するサー
ビス、ユーザに与える影響が分析され、これが影響分析
黒板及びその黒板管理自律エージェントを介して障害管
理黒板に書き込まれる。また、障害管理黒板に書き込ま
れた一次切り分け自律エージェント群からの障害原因や
障害場所は、措置黒板対応の黒板管理自律エージェント
により措置黒板に書き込まれる。措置黒板に書き込まれ
た障害原因や障害場所は措置自律エージェントにより読
み取られて障害を修復するオペレーションが検索され、
これが実行されるかまたはネットワーク管理者に示され
る。また、障害管理黒板に書き込まれた事象、障害原因
や障害場所等の各種の情報は、試験黒板対応の黒板管理
自律エージェントにより試験黒板に書き込まれる。試験
黒板に書き込まれた前記各種の情報は試験自律エージェ
ントにより読み取られて、これに基づいて適切な試験が
検索され、実行される。
【0012】また、請求項3では、事象認識自律エージ
ェント群は通信ネットワークに発生した障害イベントや
通信ネットワークが提供するサービスの状態を監視する
監視モニタからの障害イベントを認識する監視モニタ自
律エージェント、通信ネットワークが提供するサービス
や通信ネットワークの構成機器に関するユーザからの苦
情を認識するユーザ申告自律エージェント及び前記障害
イベントや苦情を事象に変換するイベント変換自律エー
ジェントからなり、一次切り分け自律エージェント群並
びに影響分析自律エージェント群はルールベース推論自
律エージェント及びメモリベース推論自律エージェント
からなり、試験自律エージェント群は要求される試験に
対して知識を検索しシステムとして理解し易い具体的な
試験内容を記述する試験検索自律エージェント、複数の
試験が登録された場合に効率的な試験順序を決定する試
験実行スケジューラ自律エージェント及び該試験実行ス
ケジューラ自律エージェントによってスケジューリング
された試験を逐次実行する試験実行自律エージェントか
らなるからなる請求項2記載の自律エージェント制御に
よる通信ネットワーク障害管理システムを提案する。
ェント群は通信ネットワークに発生した障害イベントや
通信ネットワークが提供するサービスの状態を監視する
監視モニタからの障害イベントを認識する監視モニタ自
律エージェント、通信ネットワークが提供するサービス
や通信ネットワークの構成機器に関するユーザからの苦
情を認識するユーザ申告自律エージェント及び前記障害
イベントや苦情を事象に変換するイベント変換自律エー
ジェントからなり、一次切り分け自律エージェント群並
びに影響分析自律エージェント群はルールベース推論自
律エージェント及びメモリベース推論自律エージェント
からなり、試験自律エージェント群は要求される試験に
対して知識を検索しシステムとして理解し易い具体的な
試験内容を記述する試験検索自律エージェント、複数の
試験が登録された場合に効率的な試験順序を決定する試
験実行スケジューラ自律エージェント及び該試験実行ス
ケジューラ自律エージェントによってスケジューリング
された試験を逐次実行する試験実行自律エージェントか
らなるからなる請求項2記載の自律エージェント制御に
よる通信ネットワーク障害管理システムを提案する。
【0013】請求項3の発明によれば、事象認識自律エ
ージェント群の監視モニタ自律エージェントにより通信
ネットワークに発生した障害イベントや通信ネットワー
クが提供するサービスの状態を監視する監視モニタから
の障害イベントが認識され、ユーザ申告自律エージェン
トにより通信ネットワークが提供するサービスや通信ネ
ットワークの構成機器に関するユーザからの苦情が認識
され、イベント変換自律エージェントにより前記障害イ
ベントや苦情が事象に変換され、事象認識黒板に書き込
まれる。また、一次切り分け自律エージェント群のルー
ルベース推論自律エージェント及びメモリベース推論自
律エージェントにより前記事象が分析され、障害原因や
障害場所が特定される。また、影響分析自律エージェン
ト群のルールベース推論自律エージェント及びメモリベ
ース推論自律エージェントにより前記事象、障害原因や
障害場所に基づく通信ネットワークの構成機器、通信ネ
ットワークが提供するサービス、ユーザに与える影響が
分析される。また、試験自律エージェント群の試験検索
自律エージェントにより具体的な試験内容が記述され、
試験実行スケジューラ自律エージェントにより効率的な
試験順序が決定され、スケジューリングされた試験内容
が試験実行自律エージェントにより逐次実行される。
ージェント群の監視モニタ自律エージェントにより通信
ネットワークに発生した障害イベントや通信ネットワー
クが提供するサービスの状態を監視する監視モニタから
の障害イベントが認識され、ユーザ申告自律エージェン
トにより通信ネットワークが提供するサービスや通信ネ
ットワークの構成機器に関するユーザからの苦情が認識
され、イベント変換自律エージェントにより前記障害イ
ベントや苦情が事象に変換され、事象認識黒板に書き込
まれる。また、一次切り分け自律エージェント群のルー
ルベース推論自律エージェント及びメモリベース推論自
律エージェントにより前記事象が分析され、障害原因や
障害場所が特定される。また、影響分析自律エージェン
ト群のルールベース推論自律エージェント及びメモリベ
ース推論自律エージェントにより前記事象、障害原因や
障害場所に基づく通信ネットワークの構成機器、通信ネ
ットワークが提供するサービス、ユーザに与える影響が
分析される。また、試験自律エージェント群の試験検索
自律エージェントにより具体的な試験内容が記述され、
試験実行スケジューラ自律エージェントにより効率的な
試験順序が決定され、スケジューリングされた試験内容
が試験実行自律エージェントにより逐次実行される。
【0014】また、請求項4では、一次切り分け自律エ
ージェント群のルールベース推論自律エージェントは故
障の第1の事象による確信度をx、第2の事象による確
信度をyとして、故障の合成された確信度Cを、 C=(x)1/2+(y)1/2−(xy)1/2 により定義し、これに基づいて故障を推論する請求項3
記載の自律エージェント制御による通信ネットワーク障
害管理システムを提案する。
ージェント群のルールベース推論自律エージェントは故
障の第1の事象による確信度をx、第2の事象による確
信度をyとして、故障の合成された確信度Cを、 C=(x)1/2+(y)1/2−(xy)1/2 により定義し、これに基づいて故障を推論する請求項3
記載の自律エージェント制御による通信ネットワーク障
害管理システムを提案する。
【0015】請求項4の発明によれば、複数の事象から
故障の確信度を推定でき、より正確な故障の推論が可能
となる。
故障の確信度を推定でき、より正確な故障の推論が可能
となる。
【0016】また、請求項5では、一次切り分け自律エ
ージェント群は定数を0以上1以下の値として、複数の
故障の確信度からその時点での故障出力のしきい値を、 故障出力のしきい値=(最も高い確信度)*(定数) により計算し、該しきい値を越える故障を障害管理黒板
への一次切り分け結果とする請求項2または3記載の自
律エージェント制御による通信ネットワーク障害管理シ
ステムを提案する。
ージェント群は定数を0以上1以下の値として、複数の
故障の確信度からその時点での故障出力のしきい値を、 故障出力のしきい値=(最も高い確信度)*(定数) により計算し、該しきい値を越える故障を障害管理黒板
への一次切り分け結果とする請求項2または3記載の自
律エージェント制御による通信ネットワーク障害管理シ
ステムを提案する。
【0017】請求項5の発明によれば、複数の故障が発
生した場合に、その確信度から処理すべき故障を的確に
選択することが可能となる。
生した場合に、その確信度から処理すべき故障を的確に
選択することが可能となる。
【0018】また、請求項6では、試験自律エージェン
ト群は試験結果データベースにアクセスして試験要求と
同一の試験結果がない時は該当試験を実施し、ある時は
α、βを定数として、試験結果の有効度を、 有効度=1−1/(1+α・exp(−β・経過時
間)) により定義し、これが予め設定された有効度のしきい値
より大きい場合は試験要求を拒否し、小さい場合は試験
結果データベースから前記試験結果を削除するとともに
試験を実施する請求項2または3記載の自律エージェン
ト制御による通信ネットワーク障害管理システムを提案
する。
ト群は試験結果データベースにアクセスして試験要求と
同一の試験結果がない時は該当試験を実施し、ある時は
α、βを定数として、試験結果の有効度を、 有効度=1−1/(1+α・exp(−β・経過時
間)) により定義し、これが予め設定された有効度のしきい値
より大きい場合は試験要求を拒否し、小さい場合は試験
結果データベースから前記試験結果を削除するとともに
試験を実施する請求項2または3記載の自律エージェン
ト制御による通信ネットワーク障害管理システムを提案
する。
【0019】請求項6の発明によれば、既に実施した試
験結果の有効性の高い試験について再度、繰り返す必要
がなくなり、その分、処理の負担を軽減できる。
験結果の有効性の高い試験について再度、繰り返す必要
がなくなり、その分、処理の負担を軽減できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明では、通信ネットワークの
障害管理に必要な処理を考慮し、それぞれ事象認識、一
次切り分け、影響分析、措置及び試験等のサブタスクに
分け、また、それぞれのサブタスク処理の実施に当たっ
ては各種の自律エージェントもしくは自律エージェント
群に担当させる。自律エージェントもしくは自律エージ
ェント群間または各自律エージェント群内の自律エージ
ェント間の情報交換は全て黒板を通して行う。
障害管理に必要な処理を考慮し、それぞれ事象認識、一
次切り分け、影響分析、措置及び試験等のサブタスクに
分け、また、それぞれのサブタスク処理の実施に当たっ
ては各種の自律エージェントもしくは自律エージェント
群に担当させる。自律エージェントもしくは自律エージ
ェント群間または各自律エージェント群内の自律エージ
ェント間の情報交換は全て黒板を通して行う。
【0021】各自律エージェントもしくは自律エージェ
ント群は自ら所属する黒板をアクセスし、必要な情報を
取得しまたは必要な情報の提供を要求する。自律エージ
ェントもしくは自律エージェント群は黒板から取得した
情報に対し、自ら所持する知識データベースの知識を用
いて処理の必要性を確認する。処理の必要性が確認され
た場合は処理を行い、結果を黒板に出力する。
ント群は自ら所属する黒板をアクセスし、必要な情報を
取得しまたは必要な情報の提供を要求する。自律エージ
ェントもしくは自律エージェント群は黒板から取得した
情報に対し、自ら所持する知識データベースの知識を用
いて処理の必要性を確認する。処理の必要性が確認され
た場合は処理を行い、結果を黒板に出力する。
【0022】各自律エージェントもしくは自律エージェ
ント群は前述した処理を自律的かつ並列に行い、通信ネ
ットワークにおける障害管理を実現する。また、自律エ
ージェントもしくは自律エージェント群をより柔軟にシ
ステムの処理要求に対応させるため、それぞれ自律エー
ジェント行動を制御するアクションルールを設定する。
ント群は前述した処理を自律的かつ並列に行い、通信ネ
ットワークにおける障害管理を実現する。また、自律エ
ージェントもしくは自律エージェント群をより柔軟にシ
ステムの処理要求に対応させるため、それぞれ自律エー
ジェント行動を制御するアクションルールを設定する。
【0023】図1は本発明の通信ネットワーク障害管理
システムの実施の形態の一例を示すものである。図中、
10は事象認識自律エージェント群、20は一次切り分
け自律エージェント群、30は影響分析自律エージェン
ト群、40は措置自律エージェント、50は試験自律エ
ージェント群、61は事象認識黒板、62は一次切り分
け黒板、63は影響分析黒板、64は措置黒板、65は
試験黒板、66は障害管理黒板、71,72,73,7
4,75は黒板管理自律エージェントであり、これらは
通信ネットワーク障害管理システム100を構成する。
また、200は通信ネットワーク、300はネットワー
ク構成データベース(DB)、400は知識データベー
ス(DB)である。
システムの実施の形態の一例を示すものである。図中、
10は事象認識自律エージェント群、20は一次切り分
け自律エージェント群、30は影響分析自律エージェン
ト群、40は措置自律エージェント、50は試験自律エ
ージェント群、61は事象認識黒板、62は一次切り分
け黒板、63は影響分析黒板、64は措置黒板、65は
試験黒板、66は障害管理黒板、71,72,73,7
4,75は黒板管理自律エージェントであり、これらは
通信ネットワーク障害管理システム100を構成する。
また、200は通信ネットワーク、300はネットワー
ク構成データベース(DB)、400は知識データベー
ス(DB)である。
【0024】事象認識自律エージェント群10は、通信
ネットワークに発生した障害イベントや通信ネットワー
クが提供するサービスの状態を監視する監視モニタから
の障害イベント、通信ネットワークが提供するサービス
や通信ネットワークの構成機器に関するユーザからの苦
情を認識し、それらの情報を事象に変換して一括管理す
るもので、図2に示すようにイベント変換自律エージェ
ント11と、ユーザ申告自律エージェント12と、監視
モニタ自律エージェント13とからなっている。
ネットワークに発生した障害イベントや通信ネットワー
クが提供するサービスの状態を監視する監視モニタから
の障害イベント、通信ネットワークが提供するサービス
や通信ネットワークの構成機器に関するユーザからの苦
情を認識し、それらの情報を事象に変換して一括管理す
るもので、図2に示すようにイベント変換自律エージェ
ント11と、ユーザ申告自律エージェント12と、監視
モニタ自律エージェント13とからなっている。
【0025】一次切り分け自律エージェント群20は、
事象認識自律エージェント群10から通知された事象を
分析し、障害原因や障害場所を特定するもので、図3に
示すようにルールベース推論自律エージェント21と、
メモリベース推論自律エージェント22とからなってい
る。
事象認識自律エージェント群10から通知された事象を
分析し、障害原因や障害場所を特定するもので、図3に
示すようにルールベース推論自律エージェント21と、
メモリベース推論自律エージェント22とからなってい
る。
【0026】影響分析自律エージェント群30は、一次
切り分け自律エージェント群20によって特定された障
害原因や障害場所または事象認識自律エージェント群1
0から通知された事象より、通信ネットワークの構成機
器、通信ネットワークが提供するサービス、ユーザに与
える影響を分析するもので、図4に示すように一次切り
分け自律エージェント群20と同様な、ルールベース推
論自律エージェント31と、メモリベース推論自律エー
ジェント32とからなっている。
切り分け自律エージェント群20によって特定された障
害原因や障害場所または事象認識自律エージェント群1
0から通知された事象より、通信ネットワークの構成機
器、通信ネットワークが提供するサービス、ユーザに与
える影響を分析するもので、図4に示すように一次切り
分け自律エージェント群20と同様な、ルールベース推
論自律エージェント31と、メモリベース推論自律エー
ジェント32とからなっている。
【0027】措置自律エージェント40は、特定された
障害原因や障害場所に対し、障害を修復するオペレーシ
ョン検索し、これを自動的に実行するかまたはネットワ
ーク管理者に示すものである。
障害原因や障害場所に対し、障害を修復するオペレーシ
ョン検索し、これを自動的に実行するかまたはネットワ
ーク管理者に示すものである。
【0028】試験自律エージェント群50は、他の自律
エージェントからの要求に対し、適切な試験を検索して
実行するもので、図5に示すように要求される試験に対
して知識を検索しシステムとして理解し易い具体的な試
験内容を記述する試験検索自律エージェント51と、複
数の試験が登録された場合、効率的な試験順序を決定す
る試験実行スケジューラ自律エージェント52と、該試
験実行スケジューラ自律エージェント52によってスケ
ジューリングされた試験内容を逐次実行する試験実行自
律エージェント53とからなっている。
エージェントからの要求に対し、適切な試験を検索して
実行するもので、図5に示すように要求される試験に対
して知識を検索しシステムとして理解し易い具体的な試
験内容を記述する試験検索自律エージェント51と、複
数の試験が登録された場合、効率的な試験順序を決定す
る試験実行スケジューラ自律エージェント52と、該試
験実行スケジューラ自律エージェント52によってスケ
ジューリングされた試験内容を逐次実行する試験実行自
律エージェント53とからなっている。
【0029】また、事象認識黒板61、一次切り分け黒
板62、影響分析黒板63、措置黒板64及び試験黒板
65はそれぞれ、事象認識自律エージェント群10、一
次切り分け自律エージェント群20、影響分析自律エー
ジェント群30、措置自律エージェント40及び試験自
律エージェント群50と他の自律エージェントもしくは
他の自律エージェント群との間で情報交換を行うための
ものであり、各黒板専用の黒板管理自律エージェント7
1〜75により管理されている。また、障害管理黒板6
6はシステムに共通する情報の交換を行うためのもので
ある。
板62、影響分析黒板63、措置黒板64及び試験黒板
65はそれぞれ、事象認識自律エージェント群10、一
次切り分け自律エージェント群20、影響分析自律エー
ジェント群30、措置自律エージェント40及び試験自
律エージェント群50と他の自律エージェントもしくは
他の自律エージェント群との間で情報交換を行うための
ものであり、各黒板専用の黒板管理自律エージェント7
1〜75により管理されている。また、障害管理黒板6
6はシステムに共通する情報の交換を行うためのもので
ある。
【0030】このように情報交換のための黒板を分散化
することにより、自律エージェントもしくは自律エージ
ェント群の独立性を高めることができ、システム構成を
柔軟にかつメンテナンスし易くできる。
することにより、自律エージェントもしくは自律エージ
ェント群の独立性を高めることができ、システム構成を
柔軟にかつメンテナンスし易くできる。
【0031】また、本システムでは試験結果を管理する
時間関数を定義することによって、複数の自律エージェ
ントもしくは複数の自律エージェント群から非同期的に
要求される同一の試験に関する処理を効率的に行うこと
ができる。即ち、試験自律エージェント群50は他の自
律エージェントもしくは他の自律エージェント群から試
験の実施が要求されると、試験結果を格納する試験結果
データベースにアクセスして要求されている試験と同一
の試験の結果を検索し、同一の試験結果がない時は試験
を実施し、ある時は以下に説明する試験結果の有効度に
従って処理する。
時間関数を定義することによって、複数の自律エージェ
ントもしくは複数の自律エージェント群から非同期的に
要求される同一の試験に関する処理を効率的に行うこと
ができる。即ち、試験自律エージェント群50は他の自
律エージェントもしくは他の自律エージェント群から試
験の実施が要求されると、試験結果を格納する試験結果
データベースにアクセスして要求されている試験と同一
の試験の結果を検索し、同一の試験結果がない時は試験
を実施し、ある時は以下に説明する試験結果の有効度に
従って処理する。
【0032】通信ネットワークは非常にダイナミックで
あり、試験の結果も時間の経過とともに有効性が低下し
ていく。そこで、その有効性を反映するため、α、βを
定数として、試験の有効度を、 有効度=1−1/(1+α・exp(−β・経過時
間)) により定義する。
あり、試験の結果も時間の経過とともに有効性が低下し
ていく。そこで、その有効性を反映するため、α、βを
定数として、試験の有効度を、 有効度=1−1/(1+α・exp(−β・経過時
間)) により定義する。
【0033】そして、これが予め設定された有効度のし
きい値より大きい場合は試験要求を拒否し、小さい場合
は試験結果データベースから該当試験結果を自動的に削
除するとともに該当試験を再実施する。これによって、
同一環境における同一内容の試験の実施を省略すること
ができ、処理時間を短縮することができる。
きい値より大きい場合は試験要求を拒否し、小さい場合
は試験結果データベースから該当試験結果を自動的に削
除するとともに該当試験を再実施する。これによって、
同一環境における同一内容の試験の実施を省略すること
ができ、処理時間を短縮することができる。
【0034】また、自律エージェントアクションルール
を定義することにより、自律エージェントの行動または
機能をより柔軟に制御あるいは拡張することができ、こ
れによってシステム構成をさらに柔軟にかつメンテナン
スし易くできる。
を定義することにより、自律エージェントの行動または
機能をより柔軟に制御あるいは拡張することができ、こ
れによってシステム構成をさらに柔軟にかつメンテナン
スし易くできる。
【0035】以下、一次切り分け自律エージェント群2
0のルールベース推論自律エージェント21で用いる2
つの自律エージェントアクションルールについて述べ
る。
0のルールベース推論自律エージェント21で用いる2
つの自律エージェントアクションルールについて述べ
る。
【0036】(1)ルールベース推論自律エージェント
間の推論結果統合ルール 一次切り分け自律エージェント群20の場合、少なくと
も1つ存在するルールベース推論自律エージェント21
は各黒板61〜65,66から処理する事象を獲得し、
処理を行う。
間の推論結果統合ルール 一次切り分け自律エージェント群20の場合、少なくと
も1つ存在するルールベース推論自律エージェント21
は各黒板61〜65,66から処理する事象を獲得し、
処理を行う。
【0037】前述したように通信ネットワークにおいて
発生する事象の多くは同一の故障に基づくケースが多
い。例えば、ある事象から推論された、ルール対応に定
められた低い確信度を持つ故障であっても、他の事象か
ら同じ故障が結論として推論された場合、その故障の確
信度をより高く設定し直さなくてはならない。そこで、
故障の第1の事象による確信度をx、第2の事象による
確信度をyとして、故障の合成された確信度Cを、 C=(x)1/2+(y)1/2−(xy)1/2 により定義し(但し、0≦確信度≦1)、これに基づい
て故障を推論する。
発生する事象の多くは同一の故障に基づくケースが多
い。例えば、ある事象から推論された、ルール対応に定
められた低い確信度を持つ故障であっても、他の事象か
ら同じ故障が結論として推論された場合、その故障の確
信度をより高く設定し直さなくてはならない。そこで、
故障の第1の事象による確信度をx、第2の事象による
確信度をyとして、故障の合成された確信度Cを、 C=(x)1/2+(y)1/2−(xy)1/2 により定義し(但し、0≦確信度≦1)、これに基づい
て故障を推論する。
【0038】(2)故障の出力制限ルール 一次切り分け自律エージェント群20の場合、ルールベ
ース推論自律エージェント21から確信度別に複数の故
障が推論結果として得られる。この複数の故障の中には
別の故障に付随して発生したものもあり、また、装置が
動作しているかどうか分からないといった状態の確認が
できないものもある。
ース推論自律エージェント21から確信度別に複数の故
障が推論結果として得られる。この複数の故障の中には
別の故障に付随して発生したものもあり、また、装置が
動作しているかどうか分からないといった状態の確認が
できないものもある。
【0039】このように、個々の故障に対して推論され
た確信度にはばらつきがあるため、少なくとも1つのル
ールベース推論自律エージェント21から得られた複数
の故障のうち最も高い確信度を持つ障害を基準とし、定
数を0以上1以下の値として、その時点での故障出力の
しきい値を、 故障出力のしきい値=(最も高い確信度)*(定数) により計算し、該しきい値を越える故障だけを一次切り
分け黒板62から障害管理黒板66へ一次切り分けの結
果として登録する。これによって、影響分析自律エージ
ェント群30等の故障を処理対象とする自律エージェン
トの負荷を軽減することができる。
た確信度にはばらつきがあるため、少なくとも1つのル
ールベース推論自律エージェント21から得られた複数
の故障のうち最も高い確信度を持つ障害を基準とし、定
数を0以上1以下の値として、その時点での故障出力の
しきい値を、 故障出力のしきい値=(最も高い確信度)*(定数) により計算し、該しきい値を越える故障だけを一次切り
分け黒板62から障害管理黒板66へ一次切り分けの結
果として登録する。これによって、影響分析自律エージ
ェント群30等の故障を処理対象とする自律エージェン
トの負荷を軽減することができる。
【0040】複数のルールベース推論自律エージェント
が実装された本発明のシステムによる処理結果及び従来
のエキスパートシステムによる処理結果の一例を、一次
切り分けを例にとって下記表1、2に示す。
が実装された本発明のシステムによる処理結果及び従来
のエキスパートシステムによる処理結果の一例を、一次
切り分けを例にとって下記表1、2に示す。
【0041】
【表1】
【表2】 この例によれば、本発明のシステムの方が従来のシステ
ムより処理時間を半分以下に短縮可能なことが分かる。
なお、処理時間の短縮率は障害の発生数によってさらに
大きくすることが可能である。
ムより処理時間を半分以下に短縮可能なことが分かる。
なお、処理時間の短縮率は障害の発生数によってさらに
大きくすることが可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、通信ネットワーク障害
管理の機能を複数の自律エージェントもしくは自律エー
ジェント群に分散化し、これらに対応する複数の黒板及
び黒板管理自律エージェントを設けたことにより、障害
管理に必要な各種の処理を独立・分散して処理すること
が可能となり、処理時間の短縮や柔軟でかつメンテナン
スし易い構成の実現を図ることができる。
管理の機能を複数の自律エージェントもしくは自律エー
ジェント群に分散化し、これらに対応する複数の黒板及
び黒板管理自律エージェントを設けたことにより、障害
管理に必要な各種の処理を独立・分散して処理すること
が可能となり、処理時間の短縮や柔軟でかつメンテナン
スし易い構成の実現を図ることができる。
【0043】また、本発明によれば、システムに実装さ
れている計算機パワーが許す限り、複数のルールベース
推論自律エージェントを用意することができ、これによ
って複数事象発生の際の処理速度を向上でき、より現実
的な問題解決が可能になるとともに、多くの障害情報の
中からノイズを取り除くことが可能となり、短時間で信
頼性の高い推論結果を提示できる。
れている計算機パワーが許す限り、複数のルールベース
推論自律エージェントを用意することができ、これによ
って複数事象発生の際の処理速度を向上でき、より現実
的な問題解決が可能になるとともに、多くの障害情報の
中からノイズを取り除くことが可能となり、短時間で信
頼性の高い推論結果を提示できる。
【0044】また、自律エージェントもしくは自律エー
ジェント群の独立化に伴い、知識不足や自律エージェン
トもしくは自律エージェント群の障害によるシステム全
体へのダメージを大幅に軽減でき、その分、ロバスト性
を高めることができ、さらにネットワーク構成の変更に
伴う機能の追加や変更を容易にできる等の利点がある。
ジェント群の独立化に伴い、知識不足や自律エージェン
トもしくは自律エージェント群の障害によるシステム全
体へのダメージを大幅に軽減でき、その分、ロバスト性
を高めることができ、さらにネットワーク構成の変更に
伴う機能の追加や変更を容易にできる等の利点がある。
【図1】本発明のシステムの実施の形態の一例を示す構
成図
成図
【図2】事象認識自律エージェント群の詳細を示す構成
図
図
【図3】一次切り分け自律エージェント群の詳細を示す
構成図
構成図
【図4】影響分析自律エージェント群の詳細を示す構成
図
図
【図5】試験自律エージェント群の詳細を示す構成図
10…事象認識自律エージェント群、20…一次切り分
け自律エージェント群、30…影響分析自律エージェン
ト群、40…措置自律エージェント、50…試験自律エ
ージェント群、61…事象認識黒板、62…一次切り分
け黒板、63…影響分析黒板、64…措置黒板、65…
試験黒板、66…障害管理黒板、71〜75…黒板管理
自律エージェント、100…通信ネットワーク障害管理
システム、200…通信ネットワーク、300…ネット
ワーク構成データベース、400…知識データベース。
け自律エージェント群、30…影響分析自律エージェン
ト群、40…措置自律エージェント、50…試験自律エ
ージェント群、61…事象認識黒板、62…一次切り分
け黒板、63…影響分析黒板、64…措置黒板、65…
試験黒板、66…障害管理黒板、71〜75…黒板管理
自律エージェント、100…通信ネットワーク障害管理
システム、200…通信ネットワーク、300…ネット
ワーク構成データベース、400…知識データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/00 320 G06F 15/00 320A 15/16 470 15/16 470U H04L 12/24 9466−5K H04L 11/08 12/26 (72)発明者 村中 正次 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 張 宏 神奈川県横浜市中区山下町223番1 エ ヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 通信ネットワーク障害管理の機能を分散
化した複数の自律エージェントもしくは自律エージェン
ト群と、 該複数の自律エージェントもしくは自律エージェント群
にそれぞれ対応する複数の黒板と、 該複数の黒板をそれぞれ管理する複数の黒板管理自律エ
ージェントとからなることを特徴とする自律エージェン
ト制御による通信ネットワーク障害管理システム。 - 【請求項2】 通信ネットワークに発生した障害イベン
ト、通信ネットワークが提供するサービスや通信ネット
ワークの構成機器に関するユーザからの苦情等を認識
し、情報の一括管理を行う事象認識自律エージェント群
と、 該事象認識自律エージェント群と他の自律エージェント
もしくは他の自律エージェント群との間で情報の交換を
行う事象認識黒板と、 前記事象認識自律エージェント群から通知された事象を
分析し、障害原因や障害場所を特定する一次切り分け自
律エージェント群と、 該一次切り分け自律エージェント群と他の自律エージェ
ントもしくは他の自律エージェント群との間で情報の交
換を行う一次切り分け黒板と、 一次切り分け自律エージェント群によって特定された障
害原因や障害場所または事象認識自律エージェント群か
ら通知された事象より、通信ネットワークの構成機器、
通信ネットワークが提供するサービス、ユーザに与える
影響を分析する影響分析自律エージェント群と、 該影響分析自律エージェント群と他の自律エージェント
もしくは他の自律エージェント群との間で情報の交換を
行う影響分析黒板と、 特定された障害原因や障害場所に対し障害を修復するオ
ペレーションを検索し、これを自動的に実行するかまた
はネットワーク管理者に示す措置自律エージェントと、 該措置自律エージェントと他の自律エージェントもしく
は他の自律エージェント群との間で情報の交換を行う措
置黒板と、 他の自律エージェントもしくは他の自律エージェント群
からの要求に対し、適切な試験を検索して実行する試験
自律エージェント群と、 該試験自律エージェント群と他の自律エージェントもし
くは他の自律エージェント群との間で情報の交換を行う
試験黒板と、 前記各黒板上で交換される情報をそれぞれ管理する黒板
対応の黒板管理自律エージェントと、 システムに共通する情報の交換を行う障害管理黒板とか
らなることを特徴とする自律エージェント制御による通
信ネットワーク障害管理システム。 - 【請求項3】 事象認識自律エージェント群は通信ネッ
トワークに発生した障害イベントや通信ネットワークが
提供するサービスの状態を監視する監視モニタからの障
害イベントを認識する監視モニタ自律エージェント、通
信ネットワークが提供するサービスや通信ネットワーク
の構成機器に関するユーザからの苦情を認識するユーザ
申告自律エージェント及び前記障害イベントや苦情を事
象に変換するイベント変換自律エージェントからなり、 一次切り分け自律エージェント群並びに影響分析自律エ
ージェント群はルールベース推論自律エージェント及び
メモリベース推論自律エージェントからなり、 試験自律エージェント群は要求される試験に対して知識
を検索しシステムとして理解し易い具体的な試験内容を
記述する試験検索自律エージェント、複数の試験が登録
された場合に効率的な試験順序を決定する試験実行スケ
ジューラ自律エージェント及び該試験実行スケジューラ
自律エージェントによってスケジューリングされた試験
を逐次実行する試験実行自律エージェントからなること
を特徴とする請求項2記載の自律エージェント制御によ
る通信ネットワーク障害管理システム。 - 【請求項4】 一次切り分け自律エージェント群のルー
ルベース推論自律エージェントは故障の第1の事象によ
る確信度をx、第2の事象による確信度をyとして、故
障の合成された確信度Cを、 C=(x)1/2+(y)1/2−(xy)1/2 により定義し、これに基づいて故障を推論することを特
徴とする請求項3記載の自律エージェント制御による通
信ネットワーク障害管理システム。 - 【請求項5】 一次切り分け自律エージェント群は定数
を0以上1以下の値として、複数の故障の確信度からそ
の時点での故障出力のしきい値を、 故障出力のしきい値=(最も高い確信度)*(定数) により計算し、該しきい値を越える故障を障害管理黒板
への一次切り分け結果とすることを特徴とする請求項2
または3記載の自律エージェント制御による通信ネット
ワーク障害管理システム。 - 【請求項6】 試験自律エージェント群は試験結果デー
タベースにアクセスして試験要求と同一の試験結果がな
い時は該当試験を実施し、ある時はα、βを定数とし
て、試験結果の有効度を、 有効度=1−1/(1+α・exp(−β・経過時
間)) により定義し、これが予め設定された有効度のしきい値
より大きい場合は試験要求を拒否し、小さい場合は試験
結果データベースから前記試験結果を削除するとともに
試験を実施することを特徴とする請求項2または3記載
の自律エージェント制御による通信ネットワーク障害管
理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7315623A JPH09160849A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 自律エージェント制御による通信ネットワーク障害管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7315623A JPH09160849A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 自律エージェント制御による通信ネットワーク障害管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09160849A true JPH09160849A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18067601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7315623A Pending JPH09160849A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 自律エージェント制御による通信ネットワーク障害管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09160849A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0967545A1 (en) * | 1998-06-23 | 1999-12-29 | BRITISH TELECOMMUNICATIONS public limited company | A system and method for the co-ordination and control of information supply using a distributed multi-agent platform |
JP2007135220A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Accenture Global Services Gmbh | エンド・ツー・エンドのテスト及び診断マネジャ |
US7397770B2 (en) | 2004-02-20 | 2008-07-08 | International Business Machines Corporation | Checking and repairing a network configuration |
JP2009181302A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Nec Corp | 通信ネットワークシステム、通信装置、障害原因切り分け方法、そのプログラムおよびプログラム記録媒体 |
WO2011039825A1 (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 株式会社日立製作所 | 障害の根本原因解析結果表示方法、装置、及びシステム |
WO2020036110A1 (ja) * | 2018-08-15 | 2020-02-20 | ソニー株式会社 | ネットワーク監視システム、ネットワーク監視方法、及びプログラム |
-
1995
- 1995-12-04 JP JP7315623A patent/JPH09160849A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7231416B1 (en) | 1998-06-23 | 2007-06-12 | Denso Corporation | System and method for the co-ordination and control of information supply using a distributed multi-agent platform |
WO1999067708A1 (en) * | 1998-06-23 | 1999-12-29 | British Telecommunications Public Limited Company | A system and method for the co-ordination and control of information supply using a distributed multi-agent platform |
EP0967545A1 (en) * | 1998-06-23 | 1999-12-29 | BRITISH TELECOMMUNICATIONS public limited company | A system and method for the co-ordination and control of information supply using a distributed multi-agent platform |
US7787456B2 (en) | 2004-02-20 | 2010-08-31 | International Business Machines Corporation | Checking and repairing a network configuration |
US7397770B2 (en) | 2004-02-20 | 2008-07-08 | International Business Machines Corporation | Checking and repairing a network configuration |
US7788353B2 (en) | 2004-02-20 | 2010-08-31 | International Business Machines Corporation | Checking and repairing a network configuration |
JP4509093B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2010-07-21 | アクセンチュア グローバル サーヴィシズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | エンド・ツー・エンドのテスト及び診断マネジャ |
JP2007135220A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Accenture Global Services Gmbh | エンド・ツー・エンドのテスト及び診断マネジャ |
US8432898B2 (en) | 2005-11-11 | 2013-04-30 | Accenture Global Services Limited | End-to-end test and diagnostic management system |
JP2009181302A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Nec Corp | 通信ネットワークシステム、通信装置、障害原因切り分け方法、そのプログラムおよびプログラム記録媒体 |
WO2011039825A1 (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 株式会社日立製作所 | 障害の根本原因解析結果表示方法、装置、及びシステム |
JP2011076293A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Hitachi Ltd | 障害の根本原因解析結果表示方法、装置、及びシステム |
US8423826B2 (en) | 2009-09-30 | 2013-04-16 | Hitachi, Ltd. | Method, apparatus and system for displaying result of failure root cause analysis |
WO2020036110A1 (ja) * | 2018-08-15 | 2020-02-20 | ソニー株式会社 | ネットワーク監視システム、ネットワーク監視方法、及びプログラム |
JPWO2020036110A1 (ja) * | 2018-08-15 | 2021-08-26 | ソニーグループ株式会社 | ネットワーク監視システム、ネットワーク監視方法、及びプログラム |
US11582086B2 (en) | 2018-08-15 | 2023-02-14 | Sony Corporation | Network monitoring system, network monitoring method, and program |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7111026B2 (en) | Method and device for acquiring snapshots and computer system with snapshot acquiring function | |
Sanders et al. | A unified approach for specifying measures of performance, dependability and performability | |
US5483637A (en) | Expert based system and method for managing error events in a local area network | |
US5539877A (en) | Problem determination method for local area network systems | |
Beaudry | Performance-related reliability measures for computing systems | |
KR100575497B1 (ko) | 내고장성 컴퓨터 시스템 | |
US6199172B1 (en) | Method and apparatus for testing the responsiveness of a network device | |
US20070168201A1 (en) | Formula for automatic prioritization of the business impact based on a failure on a service in a loosely coupled application | |
Meyer et al. | Specification and construction of performability models | |
JPH09160849A (ja) | 自律エージェント制御による通信ネットワーク障害管理システム | |
CN114500327B (zh) | 一种服务器集群的检测方法、检测装置及计算设备 | |
CN113487132B (zh) | 配电网灾后抢修资源分配方法、装置和计算机设备 | |
CN118034887A (zh) | 一种大数据平台任务管理方法和系统 | |
CN109412970B (zh) | 数据流转系统、数据流转方法、电子设备和存储介质 | |
Lopez-Benitez et al. | Multiprocessor performability analysis | |
Corsava et al. | Intelligent architecture for automatic resource allocation in computer clusters | |
JPH05314075A (ja) | オンラインコンピュータ装置 | |
Fantechi et al. | Software rejuvenation and runtime reliability monitoring | |
JP3412725B2 (ja) | 分散システムのリモートメンテナンス装置 | |
Emmadi et al. | Theory meets practice approach for Event Correlations | |
CN111414267A (zh) | 运用于数据中心的机柜异常状态的远端排除方法 | |
CN111416721A (zh) | 运用于数据中心的机柜异常状态的远端排除方法 | |
JPS6143354A (ja) | ロギング処理方式 | |
JP2538980B2 (ja) | 機能分散型システムの構成制御処理装置 | |
Jones et al. | Communications systems performability: new horizons |