JPH09158526A - ライフボックス - Google Patents
ライフボックスInfo
- Publication number
- JPH09158526A JPH09158526A JP34483795A JP34483795A JPH09158526A JP H09158526 A JPH09158526 A JP H09158526A JP 34483795 A JP34483795 A JP 34483795A JP 34483795 A JP34483795 A JP 34483795A JP H09158526 A JPH09158526 A JP H09158526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- life box
- foundation
- life
- stretched
- Prior art date
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一住宅については地震に対する対策は全くな
いのが実情で、突然の地震に対して、就眠時以外であれ
ば地震を察知してすぐ屋外に脱出することが可能である
が、就眠中の地震に対しては屋外に脱出するまで相当時
間がかかるなどの問題がある。 【解決手段】 建物本体2に設けられたライフボックス
設置用のスペース2Aと、ライフボックス設置用のスペ
ース2A内に建物本体2の基礎2Bに対して独立して設
けられた基礎3と、基礎3上に設置されたライフボック
ス本体4とから構成され、ライフボックス本体4に設け
られた出入口用の扉が取付けられる枠4C5と窓枠4C
6は、建物本体2における出入口2C1と窓2C2に対
応するよう構成されている。
いのが実情で、突然の地震に対して、就眠時以外であれ
ば地震を察知してすぐ屋外に脱出することが可能である
が、就眠中の地震に対しては屋外に脱出するまで相当時
間がかかるなどの問題がある。 【解決手段】 建物本体2に設けられたライフボックス
設置用のスペース2Aと、ライフボックス設置用のスペ
ース2A内に建物本体2の基礎2Bに対して独立して設
けられた基礎3と、基礎3上に設置されたライフボック
ス本体4とから構成され、ライフボックス本体4に設け
られた出入口用の扉が取付けられる枠4C5と窓枠4C
6は、建物本体2における出入口2C1と窓2C2に対
応するよう構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新築あるいは既築
の建物に設置可能なライフボックスに関するものであ
る。
の建物に設置可能なライフボックスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。大規模な建築物にあっては、
所謂免震装置、耐震装置などの設置が議論されている
が、一般住宅については地震に対する対策は全くないの
が実情である。
ようなものになっている。大規模な建築物にあっては、
所謂免震装置、耐震装置などの設置が議論されている
が、一般住宅については地震に対する対策は全くないの
が実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。突然
の地震に対して、就眠時以外であれば地震を察知してす
ぐ屋外に脱出することが可能であるが、就眠中の地震に
対しては、目が覚め、地震と判かり、身を起こして屋外
に脱出するまで相当時間がかかる。その間に建物の倒壊
又はタンスその他室内備品の倒壊により尊い一命を失っ
ていることは過去の事実の通りである。特に、身体に障
害のある者、又は高齢者にとっては生死の問題である。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、上述の問
題を解決できるものを提供しようとするものである。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。突然
の地震に対して、就眠時以外であれば地震を察知してす
ぐ屋外に脱出することが可能であるが、就眠中の地震に
対しては、目が覚め、地震と判かり、身を起こして屋外
に脱出するまで相当時間がかかる。その間に建物の倒壊
又はタンスその他室内備品の倒壊により尊い一命を失っ
ていることは過去の事実の通りである。特に、身体に障
害のある者、又は高齢者にとっては生死の問題である。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、上述の問
題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本願のものは、新築あるいは既築の建物本体2に設けら
れたライフボックス設置用のスペース2Aと、このライ
フボックス設置用のスペース2A内に建物本体2の基礎
2Bに対して独立し、所定間隔を存して設けられた基礎
3と、この基礎3上に設置されたライフボックス本体4
とから構成され、ライフボックス本体4に設けられた出
入口用の扉が取付けられる枠4C5と窓枠4C6は、建
物本体2における出入口2C1と窓2C2に対応するよ
う構成されているライフボックスである。この場合、下
記のようにすることができる。 1.基礎3は鉄筋コンクリートにより堅牢に構成されて
いると共に、基礎3と基礎2Bとは、10cm以上の離
れを確保され、地震時の揺れに対し建物本体からの影響
を受けないように構成され、ライフボックス設置用のス
ペース2Aは、直方体状あるいは立方体状の空間に構成
され、ライフボックス本体4は、木材、金属材などを素
材とする角材でなる床部4Aと、天井部4B、壁部4C
から構成され、床部4Aは、前後枠4A1とこの前後枠
の左右端に連結された左右枠4A2とから構成されてい
る基枠4A3と、基枠4A3内に前後方向あるいは/お
よび左右方向をもって張設された補強枠4A4とから構
成され、天井部4Bは、前後枠4B1とこの前後枠の左
右端に連結された左右枠4B2とから構成されている基
枠4B3と、基枠4B3内に前後方向あるいは/および
左右方向をもって張設された補強枠4B4から構成さ
れ、基枠4B3の上面には、コンパネ,エキスパンドメ
タル又は鉄板,デッキプレート,その他の金属板でなる
天井板4B5が張設され、壁部4Cは、床部4Aの基枠
4A3と天井部4Bの基枠4B3の四隅に起立連結され
た隅柱4C7と、これら基枠4A3、基枠4B3、隅柱
4C7で構成された前後左右の壁用基枠4C1,4C2
と、壁用基枠内に縦方向あるいは/および横方向をもっ
て張設された補強枠4C3から構成され、前後左右の壁
用基枠4C1,4C2の外面には、コンパネ,エキスパ
ンドメタル又は鉄板,デッキプレート,その他の金属板
でなる側板4C4が張設され、前後左右の壁用基枠4C
1,4C2における所望する面には出入口用の扉が取付
けられる枠4C5と窓枠4C6が設けられている。 2.床部4Aと、天井部4B、壁部4Cなどを構成する
ため、木材、金属材などを素材とする角材を連結するに
際し、この連結箇所は補強材(金属)5で補強され、ラ
イフボックス本体4内には、内装,電気,コンセント,
電灯,換気装置,収納装置などがセットされ、ライフボ
ックス本体4の上面四隅に吊り環6が突設されている。
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本願のものは、新築あるいは既築の建物本体2に設けら
れたライフボックス設置用のスペース2Aと、このライ
フボックス設置用のスペース2A内に建物本体2の基礎
2Bに対して独立し、所定間隔を存して設けられた基礎
3と、この基礎3上に設置されたライフボックス本体4
とから構成され、ライフボックス本体4に設けられた出
入口用の扉が取付けられる枠4C5と窓枠4C6は、建
物本体2における出入口2C1と窓2C2に対応するよ
う構成されているライフボックスである。この場合、下
記のようにすることができる。 1.基礎3は鉄筋コンクリートにより堅牢に構成されて
いると共に、基礎3と基礎2Bとは、10cm以上の離
れを確保され、地震時の揺れに対し建物本体からの影響
を受けないように構成され、ライフボックス設置用のス
ペース2Aは、直方体状あるいは立方体状の空間に構成
され、ライフボックス本体4は、木材、金属材などを素
材とする角材でなる床部4Aと、天井部4B、壁部4C
から構成され、床部4Aは、前後枠4A1とこの前後枠
の左右端に連結された左右枠4A2とから構成されてい
る基枠4A3と、基枠4A3内に前後方向あるいは/お
よび左右方向をもって張設された補強枠4A4とから構
成され、天井部4Bは、前後枠4B1とこの前後枠の左
右端に連結された左右枠4B2とから構成されている基
枠4B3と、基枠4B3内に前後方向あるいは/および
左右方向をもって張設された補強枠4B4から構成さ
れ、基枠4B3の上面には、コンパネ,エキスパンドメ
タル又は鉄板,デッキプレート,その他の金属板でなる
天井板4B5が張設され、壁部4Cは、床部4Aの基枠
4A3と天井部4Bの基枠4B3の四隅に起立連結され
た隅柱4C7と、これら基枠4A3、基枠4B3、隅柱
4C7で構成された前後左右の壁用基枠4C1,4C2
と、壁用基枠内に縦方向あるいは/および横方向をもっ
て張設された補強枠4C3から構成され、前後左右の壁
用基枠4C1,4C2の外面には、コンパネ,エキスパ
ンドメタル又は鉄板,デッキプレート,その他の金属板
でなる側板4C4が張設され、前後左右の壁用基枠4C
1,4C2における所望する面には出入口用の扉が取付
けられる枠4C5と窓枠4C6が設けられている。 2.床部4Aと、天井部4B、壁部4Cなどを構成する
ため、木材、金属材などを素材とする角材を連結するに
際し、この連結箇所は補強材(金属)5で補強され、ラ
イフボックス本体4内には、内装,電気,コンセント,
電灯,換気装置,収納装置などがセットされ、ライフボ
ックス本体4の上面四隅に吊り環6が突設されている。
【0005】
【発明の実施の形態】実施例について図面を参照して説
明する。1は本発明のライフボックスであるが、公知の
新築あるいは既築の建物本体2におけるライフボックス
設置用のスペース2Aと、このライフボックス設置用の
スペース2A内に建物本体2の基礎2Bに対して独立し
た状態で設けられた基礎3と、この基礎3上に設置され
たライフボックス本体4とから構成されている。基礎3
は鉄筋コンクリートにより堅牢に構成されている。な
お、基礎3と基礎2Bとは、10cm以上の離れを確保
され、地震時の揺れに対し建物本体からの影響を受けな
いようにする。 A.ライフボックス設置用のスペース2Aは、直方体状
あるいは立方体状の空間に構成されているが、建物本体
における例えば寝室用部屋に設けられている。図中、建
物本体2において、2Cは壁、2C1は出入口、2C2
は窓、2Dは天井で、これらも公知のものである。 B.ライフボックス本体4について説明する。木材、金
属材などを素材とする角材でなる床部4Aと、天井部4
B、壁部4Cから構成されている。 a.床部4Aは、前後枠4A1とこの前後枠の左右端に
連結された左右枠4A2とから構成されている基枠4A
3と、基枠4A3内に前後方向あるいは/および左右方
向をもって張設された補強枠4A4とから構成されてい
る。 b.天井部4Bは、前後枠4B1とこの前後枠の左右端
に連結された左右枠4B2とから構成されている基枠4
B3と、基枠4B3内に前後方向あるいは/および左右
方向をもって張設された補強枠4B4から構成されてい
る。基枠4B3の上面には、コンパネ,エキスパンドメ
タル又は鉄板,デッキプレート,その他の金属板でなる
天井板4B5が張設され、この天井板により上部からの
障害物の進入を防止することになる。 c.壁部4Cは、床部4Aの基枠4A3と天井部4Bの
基枠4B3の四隅に起立連結された隅柱4C7と、これ
ら基枠4A3、基枠4B3、隅柱4C7で構成された前
後左右の壁用基枠4C1,4C2と、壁用基枠内に縦方
向あるいは/および横方向をもって張設された補強枠4
C3から構成されている。前後左右の壁用基枠4C1,
4C2の外面には、コンパネ,エキスパンドメタル又は
鉄板,デッキプレート,その他の金属板でなる側板4C
4が張設され、この側板により上部及び側面からの障害
物の進入を防止することになる。前後左右の壁用基枠4
C1,4C2における所望する面には出入口用の扉が取
付けられる枠4C5と窓枠4C6が設けられている。そ
して、これら枠4C5と窓枠4C6は、建物本体2にお
ける出入口2C1と窓2C2に対応するよう構成されて
いる。床部4Aと、天井部4B、壁部4Cなどを構成す
るため、木材、金属材などを素材とする角材を連結する
に際し、この連結箇所は補強材(金属)5で補強されて
いる。ライフボックス本体4内には、内装,電気,コン
セント,電灯,換気装置,収納装置などがセットされて
いる。6はライフボックス本体4の上面四隅に突設され
た吊り環である。天井部4B、壁部4Cには必要に応じ
て筋交い7を張設することができる。なお、本発明のも
のは、クレーンなどの大型機械で吊り上げて、所望する
箇所に設置するが、このような機械が入れない場合には
組立式とし、上述各部材を現地に搬入し、現地で組立
て,仕上がりは全く同じ物とすることができる。
明する。1は本発明のライフボックスであるが、公知の
新築あるいは既築の建物本体2におけるライフボックス
設置用のスペース2Aと、このライフボックス設置用の
スペース2A内に建物本体2の基礎2Bに対して独立し
た状態で設けられた基礎3と、この基礎3上に設置され
たライフボックス本体4とから構成されている。基礎3
は鉄筋コンクリートにより堅牢に構成されている。な
お、基礎3と基礎2Bとは、10cm以上の離れを確保
され、地震時の揺れに対し建物本体からの影響を受けな
いようにする。 A.ライフボックス設置用のスペース2Aは、直方体状
あるいは立方体状の空間に構成されているが、建物本体
における例えば寝室用部屋に設けられている。図中、建
物本体2において、2Cは壁、2C1は出入口、2C2
は窓、2Dは天井で、これらも公知のものである。 B.ライフボックス本体4について説明する。木材、金
属材などを素材とする角材でなる床部4Aと、天井部4
B、壁部4Cから構成されている。 a.床部4Aは、前後枠4A1とこの前後枠の左右端に
連結された左右枠4A2とから構成されている基枠4A
3と、基枠4A3内に前後方向あるいは/および左右方
向をもって張設された補強枠4A4とから構成されてい
る。 b.天井部4Bは、前後枠4B1とこの前後枠の左右端
に連結された左右枠4B2とから構成されている基枠4
B3と、基枠4B3内に前後方向あるいは/および左右
方向をもって張設された補強枠4B4から構成されてい
る。基枠4B3の上面には、コンパネ,エキスパンドメ
タル又は鉄板,デッキプレート,その他の金属板でなる
天井板4B5が張設され、この天井板により上部からの
障害物の進入を防止することになる。 c.壁部4Cは、床部4Aの基枠4A3と天井部4Bの
基枠4B3の四隅に起立連結された隅柱4C7と、これ
ら基枠4A3、基枠4B3、隅柱4C7で構成された前
後左右の壁用基枠4C1,4C2と、壁用基枠内に縦方
向あるいは/および横方向をもって張設された補強枠4
C3から構成されている。前後左右の壁用基枠4C1,
4C2の外面には、コンパネ,エキスパンドメタル又は
鉄板,デッキプレート,その他の金属板でなる側板4C
4が張設され、この側板により上部及び側面からの障害
物の進入を防止することになる。前後左右の壁用基枠4
C1,4C2における所望する面には出入口用の扉が取
付けられる枠4C5と窓枠4C6が設けられている。そ
して、これら枠4C5と窓枠4C6は、建物本体2にお
ける出入口2C1と窓2C2に対応するよう構成されて
いる。床部4Aと、天井部4B、壁部4Cなどを構成す
るため、木材、金属材などを素材とする角材を連結する
に際し、この連結箇所は補強材(金属)5で補強されて
いる。ライフボックス本体4内には、内装,電気,コン
セント,電灯,換気装置,収納装置などがセットされて
いる。6はライフボックス本体4の上面四隅に突設され
た吊り環である。天井部4B、壁部4Cには必要に応じ
て筋交い7を張設することができる。なお、本発明のも
のは、クレーンなどの大型機械で吊り上げて、所望する
箇所に設置するが、このような機械が入れない場合には
組立式とし、上述各部材を現地に搬入し、現地で組立
て,仕上がりは全く同じ物とすることができる。
【0006】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.ライフボックス本体は、建物本体2の基礎とは接触
しなく、独自の基礎の上にセットし、ボルトなどで緊結
し、しかも、当該ライフボックス本体自体も建物本体に
対し10cm以上の離れを確保したから、地震時の「揺
れ」に対し建物本体からの影響を受けることがない。 2.窓は外部に面しており、建物本体の窓の内側に配置
し、地震時にボックス本体上部の物が倒壊してもこの窓
より外部に脱出できる。 3.天井板、側板はコンパネ,エキスパンドメタル又は
鉄板,デッキプレート,その他の金属を配置し、上部及
び側面からの障害物の進入を防止することができる。地
震時の倒壊する建物本体の重量、衝撃にも十分耐えるこ
とができる。このため、例えば寝室に使用した場合、就
眠時に地震が発生しても内部の人の生命を守ることがで
きる。 4.クレーンなどの大型機械で吊り上げて、所望する箇
所に設置することができるので、省力した作業により迅
速、確実に設置することができる。
で次に記載する効果を奏する。 1.ライフボックス本体は、建物本体2の基礎とは接触
しなく、独自の基礎の上にセットし、ボルトなどで緊結
し、しかも、当該ライフボックス本体自体も建物本体に
対し10cm以上の離れを確保したから、地震時の「揺
れ」に対し建物本体からの影響を受けることがない。 2.窓は外部に面しており、建物本体の窓の内側に配置
し、地震時にボックス本体上部の物が倒壊してもこの窓
より外部に脱出できる。 3.天井板、側板はコンパネ,エキスパンドメタル又は
鉄板,デッキプレート,その他の金属を配置し、上部及
び側面からの障害物の進入を防止することができる。地
震時の倒壊する建物本体の重量、衝撃にも十分耐えるこ
とができる。このため、例えば寝室に使用した場合、就
眠時に地震が発生しても内部の人の生命を守ることがで
きる。 4.クレーンなどの大型機械で吊り上げて、所望する箇
所に設置することができるので、省力した作業により迅
速、確実に設置することができる。
【図1】本発明の縦断面図である。
【図2】ライフボックス本体の構成を説明する略図的斜
視図である。
視図である。
【図3】ライフボックス本体の1部を切欠いた斜視図で
ある。
ある。
【図4】ライフボックス本体の軸組を説明する略図的斜
視図である。
視図である。
【図5】設置状態を説明する斜視図である。
【図6】筋交いの張設状態を説明する斜視図である。
1 ライフボックス 2 建物本体 3 基礎 4 ライフボックス本体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.ライフボックス本体は、建物本体2の基礎とは接触
しなく、独自の基礎の上にセットし、ボルトなどで緊結
し、しかも、当該ライフボックス本体自体も建物本体に
対し10cm以上の離れを確保したから、地震時の「揺
れ」に対し建物本体からの影響を受けることがない。 2.窓は外部に面しており、建物本体の窓の内側に配置
し、地震時にボックス本体上部の物が倒壊してもこの窓
より外部に脱出できる。 3.基枠の上面と前後左右の壁用基枠の外面にはコンパ
ネ,エキスパンドメタル又は鉄板,デッキプレート,そ
の他の金属板を張設したので、上部及び側面からの障害
物の進入を防止することができる。地震時の倒壊する建
物本体の重量、衝撃にも十分耐えることができる。この
ため、例えば寝室に使用した場合、就眠時に地震が発生
しても内部の人の生命を守ることができる。 4.クレーンなどの大型機械で吊り上げて、所望する箇
所に設置することができるので、省力した作業により迅
速、確実に設置することができる。
で次に記載する効果を奏する。 1.ライフボックス本体は、建物本体2の基礎とは接触
しなく、独自の基礎の上にセットし、ボルトなどで緊結
し、しかも、当該ライフボックス本体自体も建物本体に
対し10cm以上の離れを確保したから、地震時の「揺
れ」に対し建物本体からの影響を受けることがない。 2.窓は外部に面しており、建物本体の窓の内側に配置
し、地震時にボックス本体上部の物が倒壊してもこの窓
より外部に脱出できる。 3.基枠の上面と前後左右の壁用基枠の外面にはコンパ
ネ,エキスパンドメタル又は鉄板,デッキプレート,そ
の他の金属板を張設したので、上部及び側面からの障害
物の進入を防止することができる。地震時の倒壊する建
物本体の重量、衝撃にも十分耐えることができる。この
ため、例えば寝室に使用した場合、就眠時に地震が発生
しても内部の人の生命を守ることができる。 4.クレーンなどの大型機械で吊り上げて、所望する箇
所に設置することができるので、省力した作業により迅
速、確実に設置することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 新築あるいは既築の建物本体(2)に設
けられたライフボックス設置用のスペース(2A)と、
このライフボックス設置用のスペース(2A)内に建物
本体(2)の基礎(2B)に対して独立し、所定間隔を
存して設けられた基礎(3)と、この基礎(3)上に設
置されたライフボックス本体(4)とから構成され、ラ
イフボックス本体(4)に設けられた出入口用の扉が取
付けられる枠(4C5)と窓枠(4C6)は、建物本体
(2)における出入口(2C1)と窓(2C2)に対応
するよう構成されていることを特徴とするライフボック
ス。 - 【請求項2】 基礎(3)は鉄筋コンクリートにより堅
牢に構成されていると共に、基礎(3)と基礎(2B)
とは、10cm以上の離れを確保され、地震時の揺れに
対し建物本体からの影響を受けないように構成され、ラ
イフボックス設置用のスペース(2A)は、直方体状あ
るいは立方体状の空間に構成され、ライフボックス本体
(4)は、木材、金属材などを素材とする角材でなる床
部(4A)と、天井部(4B)、壁部(4C)から構成
され、床部(4A)は、前後枠(4A1)とこの前後枠
の左右端に連結された左右枠(4A2)とから構成され
ている基枠(4A3)と、基枠(4A3)内に前後方向
あるいは/および左右方向をもって張設された補強枠
(4A4)とから構成され、天井部(4B)は、前後枠
(4B1)とこの前後枠の左右端に連結された左右枠
(4B2)とから構成されている基枠(4B3)と、基
枠(4B3)内に前後方向あるいは/および左右方向を
もって張設された補強枠(4B4)から構成され、基枠
(4B3)の上面には、コンパネ,エキスパンドメタル
又は鉄板,デッキプレート,その他の金属板でなる天井
板(4B5)が張設され、壁部(4C)は、床部(4
A)の基枠(4A3)と天井部(4B)の基枠(4B
3)の四隅に起立連結された隅柱(4C7)と、これら
基枠(4A3)、基枠(4B3)、隅柱(4C7)で構
成された前後左右の壁用基枠(4C1,4C2)と、壁
用基枠内に縦方向あるいは/および横方向をもって張設
された補強枠(4C3)から構成され、前後左右の壁用
基枠(4C1,4C2)の外面には、コンパネ,エキス
パンドメタル又は鉄板,デッキプレート,その他の金属
板でなる側板(4C4)が張設され、前後左右の壁用基
枠(4C1,4C2)における所望する面には出入口用
の扉が取付けられる枠(4C5)と窓枠(4C6)が設
けられている請求項1記載のライフボックス。 - 【請求項3】 床部(4A)と、天井部(4B)、壁部
(4C)などを構成するため、木材、金属材などを素材
とする角材を連結するに際し、この連結箇所は補強材
(5)で補強され、ライフボックス本体(4)内には、
内装,電気,コンセント,電灯,換気装置,収納装置な
どがセットされ、ライフボックス本体(4)の上面四隅
に吊り環(6)が突設されている請求項2記載のライフ
ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34483795A JPH09158526A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | ライフボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34483795A JPH09158526A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | ライフボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09158526A true JPH09158526A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18372363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34483795A Pending JPH09158526A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | ライフボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09158526A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006333880A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Fresh Paint Kk | 地震避難用テーブル |
JP2008050832A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Mitsui Home Co Ltd | 建築物 |
JP2013234481A (ja) * | 2012-05-08 | 2013-11-21 | Apple Home Co Ltd | 耐震シェルターの補強方法及び耐震強度の高い耐震シェルター |
JP2014031682A (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-20 | Mie Univ | 木造住宅用地震シェルター |
JP2020158983A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 大和ハウス工業株式会社 | 耐震シェルター |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP34483795A patent/JPH09158526A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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