JPH09154260A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH09154260A JPH09154260A JP7310447A JP31044795A JPH09154260A JP H09154260 A JPH09154260 A JP H09154260A JP 7310447 A JP7310447 A JP 7310447A JP 31044795 A JP31044795 A JP 31044795A JP H09154260 A JPH09154260 A JP H09154260A
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- JP
- Japan
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- bracket
- magnetic sensor
- electric motor
- sensor
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立性が良く、信頼性の高い回転数検出回路
付の電動機を提供する。 【解決手段】 電動機を構成するブラケット3を樹脂製
とし、ブラケット3に回転数検出用磁気センサー8を一
体モールドする。
付の電動機を提供する。 【解決手段】 電動機を構成するブラケット3を樹脂製
とし、ブラケット3に回転数検出用磁気センサー8を一
体モールドする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転数検出回路をそ
なえた電動機に関するものである。
なえた電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電動機を使用する空調機器,石油
ファンヒータ,エアクリーナなどの各種製品は高機能化
しており電動機を制御し、可変速する仕様となってきて
いる。この場合、より精度良く回転数制御をするために
モータの回転数を検出する必要がある。
ファンヒータ,エアクリーナなどの各種製品は高機能化
しており電動機を制御し、可変速する仕様となってきて
いる。この場合、より精度良く回転数制御をするために
モータの回転数を検出する必要がある。
【0003】従来、この種の電動機の回転数検出方法に
ついて、精度,信頼性,コスト,作業性などの面から様
々な方法が採用されている。特に、最近は低騒音化が要
求され固定子巻線を一体モールド固定する仕様が増して
おりモールドを利用した固定方法が取られている。
ついて、精度,信頼性,コスト,作業性などの面から様
々な方法が採用されている。特に、最近は低騒音化が要
求され固定子巻線を一体モールド固定する仕様が増して
おりモールドを利用した固定方法が取られている。
【0004】以下、従来の電動機の回転数検出方法につ
いて説明する。図2は従来の回転数検出方法の構造を示
す電動機断面図であり、図3はプリント基板完成品の組
立を示している。図に示すように、固定子1は固定子鉄
心に巻線をほどこし、本体モールド樹脂2により一体に
モールド固定されている。固定子1と対向させている回
転子4は軸5に固定され、軸受6を介してブラケット1
0と本体モールド樹脂2で構成された軸受ハウジング部
で回転支持されている。通常前記ブラケット10は鋼板
のプレス加工品である。前記ブラケット10は固定子と
回転子4とのエアギャップ精度を出すように固定子本体
モールド樹脂2に組み付けて固定されている。
いて説明する。図2は従来の回転数検出方法の構造を示
す電動機断面図であり、図3はプリント基板完成品の組
立を示している。図に示すように、固定子1は固定子鉄
心に巻線をほどこし、本体モールド樹脂2により一体に
モールド固定されている。固定子1と対向させている回
転子4は軸5に固定され、軸受6を介してブラケット1
0と本体モールド樹脂2で構成された軸受ハウジング部
で回転支持されている。通常前記ブラケット10は鋼板
のプレス加工品である。前記ブラケット10は固定子と
回転子4とのエアギャップ精度を出すように固定子本体
モールド樹脂2に組み付けて固定されている。
【0005】回転数検出は通常センサーマグネットとホ
ールICなどの磁気センサーで行う。センサーマグネッ
ト7は軸5に固定されている。前記センサーマグネット
7は着磁され、センサーマグネットの磁束に鎖交するよ
う空隙を介して対向するように磁気センサー8が取り付
けられている。磁気センサー8は、プリント基板9に取
り付けられ固定子モールド2に設けられたプリント基板
溝2aに挿入組立しブラケット10にて固定している。
組立順番は、まず固定子モールドに回転子完成品を挿入
し、磁気センサーが取り付けられたプリント基板を挿入
し、最後にブラケットを組立固定している。
ールICなどの磁気センサーで行う。センサーマグネッ
ト7は軸5に固定されている。前記センサーマグネット
7は着磁され、センサーマグネットの磁束に鎖交するよ
う空隙を介して対向するように磁気センサー8が取り付
けられている。磁気センサー8は、プリント基板9に取
り付けられ固定子モールド2に設けられたプリント基板
溝2aに挿入組立しブラケット10にて固定している。
組立順番は、まず固定子モールドに回転子完成品を挿入
し、磁気センサーが取り付けられたプリント基板を挿入
し、最後にブラケットを組立固定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な電動機では、下記のような課題があった。 (1)センサーマグネットとホールICとの空隙精度が
良くない。 (2)組立の際、モールドに設けられた狭いプリント基
板挿入溝に購入するのに時間がかかり、自動組立化が困
難である。 (3)組立構成上、センサーマグネットの径を大きくす
る必要がありマグネット材料費がかかる。
な電動機では、下記のような課題があった。 (1)センサーマグネットとホールICとの空隙精度が
良くない。 (2)組立の際、モールドに設けられた狭いプリント基
板挿入溝に購入するのに時間がかかり、自動組立化が困
難である。 (3)組立構成上、センサーマグネットの径を大きくす
る必要がありマグネット材料費がかかる。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、電動
機回転数検出において低コストで信頼性の高い磁気セン
サーの固定手段を提供することを目的とするものであ
る。
機回転数検出において低コストで信頼性の高い磁気セン
サーの固定手段を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明はブラケットを樹脂製とし、回転数検出用磁気
センサーを前記樹脂製のブラケットに一体モールドし固
定するものである。
に本発明はブラケットを樹脂製とし、回転数検出用磁気
センサーを前記樹脂製のブラケットに一体モールドし固
定するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、巻線を巻回した固定子と前記固定子と対向する回転
子を軸に固定に、前記軸を回転自在に支持する軸受と、
前記軸受を保持する樹脂製ブラケットと、前記軸に固定
された回転数検出用のセンサーマグネットと、前記セン
サーマグネットの磁束に交鎖し前記センサーマツネット
と所定の空隙を介して対向するように配置された磁気セ
ンサーをそなえ、前記磁気センサーを前記ブラケットに
一体モールドしたものであり、センサーマグネットと回
転数検出磁気センサーとの空隙精度が向上し、回転数検
出の信頼性が高くなるという作用を有する。
は、巻線を巻回した固定子と前記固定子と対向する回転
子を軸に固定に、前記軸を回転自在に支持する軸受と、
前記軸受を保持する樹脂製ブラケットと、前記軸に固定
された回転数検出用のセンサーマグネットと、前記セン
サーマグネットの磁束に交鎖し前記センサーマツネット
と所定の空隙を介して対向するように配置された磁気セ
ンサーをそなえ、前記磁気センサーを前記ブラケットに
一体モールドしたものであり、センサーマグネットと回
転数検出磁気センサーとの空隙精度が向上し、回転数検
出の信頼性が高くなるという作用を有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
磁気センサーを結線板に接続し、前記磁気センサーを軸
受ハウジングより内側に位置するようブラケットに一体
モールドしたものであり、センサーマグネットが小型化
されるという作用を有する。
磁気センサーを結線板に接続し、前記磁気センサーを軸
受ハウジングより内側に位置するようブラケットに一体
モールドしたものであり、センサーマグネットが小型化
されるという作用を有する。
【0011】以下、本発明の一実施の形態について図1
を参照しながら説明する。なお、図1において従来のも
のと同じ構成の部分については、従来例と同じ符合を付
し、その説明を省略する。
を参照しながら説明する。なお、図1において従来のも
のと同じ構成の部分については、従来例と同じ符合を付
し、その説明を省略する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態の電動機構
造断面図である。図1においてブラケット3は樹脂で成
型する。磁気センサー8は結線板11に接続し、モータ
を制御する外部回路と接続用コネクタなど(図面省略)
を設けて前記ブラケット3に一体モールドする。この場
合センサーマグネット7はブラケット3の軸受ハウジン
グの内側に配置され磁気センサー8はセンサーマグネッ
ト7の磁束に鎖交するよう空隙を介して対向する位置に
取り付ける。前記結線板11はプリント基板9あるいは
板厚0.3mm程度の導材で可能であるがブラケットモー
ルド時に変形したりする場合は結線板11をプリモール
ドすれば本発明の構成が可能となる。
造断面図である。図1においてブラケット3は樹脂で成
型する。磁気センサー8は結線板11に接続し、モータ
を制御する外部回路と接続用コネクタなど(図面省略)
を設けて前記ブラケット3に一体モールドする。この場
合センサーマグネット7はブラケット3の軸受ハウジン
グの内側に配置され磁気センサー8はセンサーマグネッ
ト7の磁束に鎖交するよう空隙を介して対向する位置に
取り付ける。前記結線板11はプリント基板9あるいは
板厚0.3mm程度の導材で可能であるがブラケットモー
ルド時に変形したりする場合は結線板11をプリモール
ドすれば本発明の構成が可能となる。
【0013】また本発明によれば固定子を一体モールド
しない仕様においても有効に構成される。
しない仕様においても有効に構成される。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転数検
出用磁気センサーを樹脂製ブラケットに一体モールドす
ることにより下記の効果が得られる。 (1)センサーマグネットと回転数検出用磁気センサー
との空隙精度を向上することができ、回転数検出の信頼
性を大幅に向上することができる。 (2)モータ組立に際し、いちいち磁気センサー組立部
品をセットする必要がなく作業性を大幅に向上すること
ができ、自動組立も可能となる。 (3)センサーマグネットを小さくでき材料費の削減が
できる。
出用磁気センサーを樹脂製ブラケットに一体モールドす
ることにより下記の効果が得られる。 (1)センサーマグネットと回転数検出用磁気センサー
との空隙精度を向上することができ、回転数検出の信頼
性を大幅に向上することができる。 (2)モータ組立に際し、いちいち磁気センサー組立部
品をセットする必要がなく作業性を大幅に向上すること
ができ、自動組立も可能となる。 (3)センサーマグネットを小さくでき材料費の削減が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電動機の構造断面
図
図
【図2】従来の電動機の構造断面図
【図3】従来のプリント基板組立図
1 固定子 2 モールド樹脂 2a プリント基板溝 3 樹脂ブラケット 4 回転子 5 軸 6 軸受 7 センサーマグネット 8 磁気センサー 9 プリント基板 10 ブラケット 11 結線板
Claims (2)
- 【請求項1】巻線を巻回した固定子と前記固定子と対向
する回転子を軸に固定し、前記軸を回転自在に支持する
軸受と、前記軸受を保持する樹脂製ブラケットと、前記
軸に固定された回転数検出用のセンサーマグネットと、
前記センサーマグネットの磁束に鎖交し前記センサーマ
グネットと所定の空隙を介して対向するように配置され
た磁気センサーをそなえ、前記磁気センサーを前記ブラ
ケットに一体モールドした電動機。 - 【請求項2】磁気センサーを結線板に接続し、前記磁気
センサーを軸受ハウジングより内側に位置するようブラ
ケットに一体モールドした請求項1記載の電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7310447A JPH09154260A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7310447A JPH09154260A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09154260A true JPH09154260A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18005366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7310447A Pending JPH09154260A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09154260A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002003531A1 (de) * | 2000-07-01 | 2002-01-10 | Robert Bosch Gmbh | Elektrisch betrieber motor |
JP2002136055A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-10 | Honda Motor Co Ltd | レゾルバの取付構造 |
JP2007089312A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Ntn Corp | モータ回転軸の角度検出装置 |
JP2013078251A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-25 | Panasonic Corp | モールドモータ |
JP2013128390A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-06-27 | Nidec Techno Motor Corp | モールドモータ |
EP3018798A4 (en) * | 2013-07-03 | 2017-04-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Motor and air conditioning device |
WO2023095316A1 (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | 三菱電機株式会社 | 電動機及び空気調和機 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP7310447A patent/JPH09154260A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002003531A1 (de) * | 2000-07-01 | 2002-01-10 | Robert Bosch Gmbh | Elektrisch betrieber motor |
JP2002136055A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-10 | Honda Motor Co Ltd | レゾルバの取付構造 |
JP2007089312A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Ntn Corp | モータ回転軸の角度検出装置 |
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EP3018798A4 (en) * | 2013-07-03 | 2017-04-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Motor and air conditioning device |
US10090726B2 (en) | 2013-07-03 | 2018-10-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Motor and air-conditioning apparatus |
WO2023095316A1 (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | 三菱電機株式会社 | 電動機及び空気調和機 |
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