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JPH09152921A - 活性挿入ユニット - Google Patents

活性挿入ユニット

Info

Publication number
JPH09152921A
JPH09152921A JP7312474A JP31247495A JPH09152921A JP H09152921 A JPH09152921 A JP H09152921A JP 7312474 A JP7312474 A JP 7312474A JP 31247495 A JP31247495 A JP 31247495A JP H09152921 A JPH09152921 A JP H09152921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal line
connector
circuit
power supply
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7312474A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Kishino
琢己 岸野
Naohiro Shibata
直宏 柴田
Atsushi Serizawa
敦志 芹沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7312474A priority Critical patent/JPH09152921A/ja
Publication of JPH09152921A publication Critical patent/JPH09152921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、開放時の電圧が0V又は電源電圧に
近くなる素子を使用したユニットの活性交換時に発生す
るノイズを、少ない回路量、低コストで一定レベル以下
に抑えることを課題とする。 【解決手段】マザーボード1と接続するコネクタ6を有
し、該コネクタ6は挿入時、グランド、電源、信号
線の順に接続する活性挿入ユニットにおいて、前記コ
ネクタ6の活性挿入時、前記信号線にグランドと電
源電圧の中間の電位を持たせる電位確定回路5aを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置等の
冗長構成を持つ高信頼性システムにおいて、システム運
用中にユニットの交換を可能とする活性挿入ユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冗長構成を持つ高信頼性システム
は、5V(ボルト)で動作する素子を使用しており、開
放電圧がスレシホールド電圧レベルであり、ユニットの
活性挿入時、バスの状態が低(「L」)、高(「H」)
いずれの状態であっても、ユニットの挿入による電圧変
動レベルがスレシホールドに対してマージンがあるた
め、ユニットの活性挿入時に波形割れ等による誤動作と
はならないものであった。
【0003】しかし、近年のバスインタフェース素子は
高速で、振幅が3.3Vレベルであるため、スレシホー
ルドに対するノイズマージンが小さい。しかも、開放電
圧が、中間レベルでなく「L」又は「H」となっている
ため、ユニットの活性挿入時、信号線が接触したタイミ
ングにおいて、バス側の信号線にノイズが発生し、シス
テムが誤動作することがあった。
【0004】以下、図面に基づいて従来例を説明する。
図5は従来例の説明図(1)、図6は従来例の説明図
(2)である。 1):5Vで動作する素子を使用する場合の説明 図5において、図5(a)は5Vで動作する素子を使用
する場合の説明であり、複数のユニットが接続されるマ
ザーボード側のバス信号線と活性挿入ユニット側であ
るトランシーバ3の信号線Sigをマザーボード側のシ
ステム運用中にコネクタで接続するものである。
【0005】コネクタには、接続用のピンが設けてあ
り、ピン同士が接触することによりバス信号線側の点
Aとトランシーバ3側の信号線Sigの点Bを接続す
る。そして、トランシーバ3には、容量4、アンド回路
11、12、出力素子13、入力素子14が設けてあ
る。なお、アンド回路11、12及び出力素子13、入
力素子14の○印はアクティブロー(「L」の時動作す
る)であることを示している。また、容量4は、配線容
量と入力容量を含めたものである。
【0006】(a)トランシーバの動作説明 トランシーバ3は、イネーブル信号ENが「L」の時、
アンド回路11、12の出力は共に「H」となり、出力
素子13と入力素子14は共にオフ状態となる。これに
より、信号線Sig(点B)はハイ・インピーダンスと
なる。このハイ・インピーダンスとなった信号線Sig
(点B)は、バス信号線と開放時に、出力素子13及
び入力素子14によりスレシホールドレベル(約1.5
V)になっていた。
【0007】イネーブル信号ENが「H」の時でディレ
クション信号(方向信号)Dirが「H」の時、アンド
回路11の出力が「L」となり出力素子13が動作し、
トランシーバ3側の信号線Sigからの信号をバス信号
線に出力する。また、イネーブル信号ENが「H」の
時でディレクション信号(方向信号)Dirが「L」の
時、アンド回路12の出力が「L」となり入力素子14
が動作し、バス信号線からの信号をトランシーバ3側
の信号線Sigで受信するものであった。
【0008】(b)活性挿入時の説明 図5(b)はA点が「H」レベル(5V)時にピンが接
触した場合のバス上のノイズの説明であり、バス信号線
側の点Aと信号線Sigの点Bのピンが接触する前
は、点Bの信号線Sigはスレシホールドレベル(約
1.5V)であるので、A点の電位が5V(「H」)の
時、ピンが接触して挿入ノイズが発生してもスレシホー
ルドレベル以下になることはなかった。
【0009】図5(c)はA点が「L」レベル(0V)
時にピンが接触した場合のバス上のノイズの説明であ
り、バス信号線側の点Aと信号線Sigの点Bのピン
が接触する前は、点Bの信号線Sigはスレシホールド
レベル(約1.5V)であるので、A点の電位が0V
(「L」)の時、ピンが接触して挿入ノイズが発生して
もスレシホールドレベル以上になることはなかった。
【0010】2):3.3Vで動作する素子を使用する
場合の説明 図6において、図6(a)は3.3Vで動作する素子を
使用する場合の説明であり、回路構成は図5(a)のも
のと同様である。
【0011】(a)トランシーバの動作説明 トランシーバ3は、イネーブル信号ENが「L」の時、
アンド回路11、12の出力は共に「H」となり、出力
素子13と入力素子14は共にオフ状態となる。これに
より、信号線Sig(点B)はハイ・インピーダンスと
なる。このハイ・インピーダンスとなった信号線Sig
(点B)は、バス信号線と開放された時には0Vとな
るものがあった。
【0012】イネーブル信号ENが「H」の時でディレ
クション信号(方向信号)Dirが「H」の時、アンド
回路11の出力が「L」となり出力素子13が動作し、
トランシーバ3側の信号線Sigからの信号をバス信号
線に出力する。また、イネーブル信号ENが「H」の
時でディレクション信号(方向信号)Dirが「L」の
時、アンド回路12の出力が「L」となり入力素子14
が動作し、バス信号線からの信号をトランシーバ3側
の信号線Sigで受信する。
【0013】(b)活性挿入の説明 図6(b)はA点が「H」レベル(3.3V)時にピン
が接触した場合のバス上のノイズの説明であり、バス信
号線(点A)側のピンと信号線Sig(点B)側のピ
ンが接触する前は、信号線Sig(点B)は0Vである
ので、A点の電位が3.3V(「H」)の時、ピンが接
触して挿入ノイズが発生する。この図は挿入ノイズがス
レシホールドレベル以下になることを示している。
【0014】図6(c)はA点が「L」レベル(0V)
時にピンが接触した場合のバス上のノイズの説明であ
り、バス信号線側の点Aと信号線Sigの点Bのピン
が接触する前は、点Bの信号線Sigは0Vであるの
で、A点の電位が0V(「L」)の時、ピンが接触して
もノイズが発生することはない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、ユニットの活性挿入時、信号線が接触し
たタイミングにおいて、バス側の信号線にノイズが発生
し、システムが誤動作することがあった。
【0016】本発明は、このような従来の課題を解決
し、開放時の電圧が0V又は電源電圧に近くなる素子を
使用したユニットの活性交換時に発生するノイズを、少
ない回路量、低コストで一定レベル以下に抑えることを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、1はマザーボード、2はユニット、
3はトランシーバ、5aは電位確定回路、6はコネク
タ、16、17はドライバ、はグランド(GND)、
は電源(Vcc)、は信号線(Sig)、はクロ
ック線(CLK)、R1、R2は抵抗である。
【0018】本発明は前記従来の課題を解決するため次
のように構成した。 (1):マザーボード1と接続するコネクタ6を有し、
該コネクタ6は挿入時、グランド、電源、信号線
の順に接続する活性挿入ユニット2において、前記コネ
クタ6の活性挿入時、前記信号線にグランドと電源
電圧の中間の電位を持たせる電位確定回路5aを備え
る。
【0019】(2):前記(1)の活性挿入ユニットに
おいて、前記電位確定回路5aは、抵抗分割を用いる。 (3):前記(1)の活性挿入ユニットにおいて、複数
のユニット2に、個別のドライバ16、17・・でクロ
ックを供給する。
【0020】(作用)前記構成に基づく作用を説明す
る。マザーボード1とユニット2をコネクタ6で接続す
る際に、該コネクタ6は挿入時、グランド、電源、
信号線の順に接続する。そして、前記コネクタ6の活
性挿入時、電位確定回路5aで前記信号線に、グラン
ドと電源電圧の中間の電位を持たせる。このため、
信号線の開放時電位が0ボルト又は電源電圧Vccに
近い素子を使用しても、活性挿入時のノイズを一定レベ
ル以下に抑えることができる。
【0021】また、前記電位確定回路5aに、抵抗分割
を用いることにより、少ない回路量、低コストで活性挿
入時のノイズを一定レベル以下に抑えることができる。
さらに、複数のユニット2に、個別のドライバ16、1
7・・でクロックを供給するため、ユニット2の活性挿
入時、当該ユニット2以外のユニットに波形歪みが発生
しないようにすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図2〜図4は本発明の実施例を示
した図であり、以下、図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。 1):全体構成の説明 図2は実施例における全体構成図である。図2におい
て、情報処理装置等のマザーボード1には、複数のユニ
ット2a、2b、2cと接続するためのシーケンスコネ
クタ6a、クロック回路9、グランド(GND)、電
源(Vcc)、共通バスの信号線(Sig)、クロ
ック線(CLK)−1、−2、−3が設けてあ
る。
【0023】複数のユニット2a、2b、2cには、ト
ランシーバ3、活性挿入レベル確定用抵抗5、シーケン
スコネクタ6b、制御回路7、電圧検出回路8が設けて
あり、トランシーバ3には、容量4、アンド回路11、
12、出力素子13、入力素子14が設けてある。な
お、アンド回路11、12及び出力素子13、入力素子
14の○印はアクティブロー(「L」の時動作する)で
あることを示している。また、容量4は、配線容量と入
力容量を含めたものである。
【0024】活性挿入レベル確定用抵抗5には、抵抗R
1、R2の分圧抵抗が設けてある。シーケンスコネクタ
6a、6bには、グランド(GND)、電源(Vc
c)、共通バスの信号線(Sig)、クロック線
(CLK)(−1、−2、−3)の接続ピンがそ
れぞれ設けてあり、シーケンスコネクタ6aの接続ピン
の長さが異なるものである。クロック回路9には、クロ
ック発生器15、クロック分配回路(ドライバ)16、
17、18が設けてある。
【0025】トランシーバ3は、制御回路7のイネーブ
ル信号ENとディレクション信号(方向信号)Dirに
より信号線Sigの送信、受信の切り換えを行うもので
ある。
【0026】活性挿入レベル確定用抵抗5は、電源(V
cc)とグランド(GND)間の電圧を抵抗R1と
R2で分割して信号線Sigに供給し、信号線Sigが
ハイ・インピーダンス状態の時、中間電圧(VccとG
ND間の電位)にするものである。なお、抵抗値R1、
R2の抵抗値は、信号線Sigがハイ・インピーダンス
状態でない時の信号に悪影響を与えないように設定す
る。また、出力素子13、入力素子14、活性挿入レベ
ル確定用抵抗5は、複数の信号線Sig(図示省略)毎
に設けられるものである。
【0027】クロック発生器15からのクロックは、バ
ッファであるクロックドライバ16を介してユニット2
aへのクロック線−1と、クロックドライバ17を介
してユニット2bへのクロック線−2と、クロックド
ライバ18を介してユニット2cへのクロック線−3
とそれぞれ接続されている。
【0028】(a)活性挿入の説明 図2では、ユニット2b、2cが、シーケンスコネクタ
6a、6bでマザーボード1に実装し、動作中の状態
で、ユニット2aを活性挿入する例を示している。
【0029】ユニット2aを活性挿入する場合は、シー
ケンスコネクタ6aの接続ピンの長さが異なるので、先
ず、グランド(GND)が接触し、その後、電源(V
cc)が接触し、最後に、信号線(Sig)及びク
ロック線(CLK)−1が接触する。
【0030】ユニット2aは、電源(Vcc)が接触
した時点で電圧検出回路8がリセット(RST)信号を
発生し、制御回路7を所定時間リセットする。これによ
り、トランシーバ3のイネーブル信号ENは、オフ
(「L」)状態(ENがネゲート)となり、信号線Si
gはハイ・インピーダンス状態にてシーケンスコネクタ
6aのピンと接触する。
【0031】信号線Sigの開放電圧が0Vのトランシ
ーバを使用した場合、もし分割抵抗R1、R2が無い状
態で、ユニット2aを活性挿入し、その接触タイミング
でバス信号線が「H」レベルであると、バス上の電位
が一瞬スレシホールド以下となり、回路が誤動作する。
【0032】しかし、活性挿入レベル確定用抵抗5によ
り、予め中間電圧にした状態でユニット2aが活性挿入
される。これにより、挿入時のバス信号線の電位が
「H」であっても「L」であっても、バス上に発生する
ノイズを一定量以下に抑えることができる。なお、活性
挿入レベル確定手段は、電圧発生源と抵抗で接続する等
各種あるが、抵抗分割が物量的、コスト的に最も有利で
ある。
【0033】(b)クロック回路の説明 バス性能向上のため、バスは所定のクロックに同期して
動作させることが一般的である。一方、ユニットの活性
交換時は、クロックの立ち上がり、立ち下がりのタイミ
ングでシーケンスコネクタ6a、6bのピンが接触する
と、前記対応を行っても、クロックの波形割れが発生
し、システムが正常に動作しない。
【0034】このため、交換対象ユニット2a、2b、
2c毎に別のクロックドライバ16、17、18をクロ
ック回路9に設けて、ユニット2aの活性挿入時、当該
ユニット2a以外のユニット2b、2cへ供給されるク
ロックに波形歪みが発生しないようにしている。
【0035】2):シーケンスコネクタの説明 シーケンスコネクタは、コネクタの接続ピンの長さが異
なるようにして、ユニットの活性挿入時、回路の誤動作
を防止するために、ピンの接続順を決めるものである。
【0036】図3はシーケンスコネクタの説明図であ
る。図3において、マザーボード1には、シーケンスコ
ネクタ6aが設けてあり、ユニット2aには、シーケン
スコネクタ6bが設けてある。これらのシーケンスコネ
クタ6a、6bには、グランド(GND)、電源(V
cc)、共通バスの信号線(Sig)、クロック線
(CLK)−1の接続ピンがそれぞれ設けてあり、シ
ーケンスコネクタ6aの接続ピンの長さは全て同じであ
るが、シーケンスコネクタ6bの接続ピンの長さが異な
るものである。
【0037】ユニット2aを活性挿入する場合は、シー
ケンスコネクタ6bの接続ピンの長さが異なるので、先
ず、グランド(GND)が接触し、その後、電源(V
cc)が接触し、最後に、信号線(Sig)及びク
ロック線(CLK)−1が接触する。
【0038】なお、図3のシーケンスコネクタは、シー
ケンスコネクタ6bの接続ピンの長さが異なるものであ
るが、図2のシーケンスコネクタは、シーケンスコネク
タ6aの接続ピンの長さが異なるものである点で相違し
ている。しかし、ピンの接続順が同じであれば何方のシ
ーケンスコネクタであってもよい、また、接続ピンの雄
型、雌型は逆にすることもできる。
【0039】3):信号線の接続の説明 図4は信号線の接続の説明図である。図4(a)は信号
線回路の説明、図4(b)はA点が「H」レベル(3.
3V)時にピンが接触した場合のバス上のノイズの説
明、図4(c)はA点が「L」レベル(0V)時にピン
が接触した場合のバス上のノイズの説明である。
【0040】図4(a)において、複数のユニットが接
続されるマザーボード側のバス信号線と活性挿入ユニ
ット側であるトランシーバ3の信号線Sigをマザーボ
ード側のシステム運用中にシーケンスコネクタで接続す
るものである。
【0041】シーケンスコネクタには、接続用のピンが
設けてあり、ピン同士が接触することによりバス信号線
側の点Aとトランシーバ3側の点Bを接続する。そし
て、信号線Sigには、電源(Vcc)とグランド(G
ND)間の電圧を抵抗R1とR2で分割して信号線Si
g(点B)に供給する活性挿入レベル確定用抵抗5が接
続されている。トランシーバ3には、容量4、アンド回
路11、アンド回路12、出力素子13、入力素子14
が設けてある。
【0042】なお、アンド回路11、12及び出力素子
13、入力素子14の○印はアクティブロー(「L」の
時動作する)であることを示している。また、容量4
は、配線容量と入力容量を含めたものである。
【0043】(a)トランシーバの動作説明 トランシーバ3は、イネーブル信号ENが「L」の時、
アンド回路11、12の出力は共に「H」となり、出力
素子13と入力素子14は共にオフ状態となる。これに
より、信号線Sig(点B)はハイ・インピーダンスと
なる。このハイ・インピーダンスとなった信号線Sig
(点B)は、バス信号線と開放された時に、活性挿入
レベル確定用抵抗5によりスレシホールドレベル(約
1.5V)に近い電位になる。
【0044】イネーブル信号ENが「H」の時でディレ
クション信号(方向信号)Dirが「H」の時、アンド
回路11の出力が「L」となり出力素子13が動作し、
トランシーバ3側の信号線Sigからの信号をバス信号
線に出力する。また、イネーブル信号ENが「H」の
時でディレクション信号(方向信号)Dirが「L」の
時、アンド回路12の出力が「L」となり入力素子14
が動作し、バス信号線からの信号をトランシーバ3側
の信号線Sigで受信するものである。
【0045】(b)活性挿入時の説明 図4(b)はA点が「H」レベル(3.3V)時にピン
が接触した場合のバス上のノイズの説明であり、バス信
号線側の点Aとトランシーバ3側の点Bのピンが接触
する前は、点Bの信号線Sigは、活性挿入レベル確定
用抵抗5によりスレシホールドレベル(約1.5V)で
あるので、A点の電位が「H」の時、ピンが接触して挿
入ノイズが発生してもスレシホールドレベル以下になる
ことはない。
【0046】図4(c)はA点が「L」レベル(0V)
時にピンが接触した場合のバス上のノイズの説明であ
り、バス信号線側の点Aとトランシーバ3側の点Bの
ピンが接触する前は、点Bの信号線Sigは、活性挿入
レベル確定用抵抗5によりスレシホールドレベル(約
1.5V)に近い電位であるので、A点の電位が「L」
(0V)の時、ピンが接触して挿入ノイズが発生しても
スレシホールドレベル以上になることはない。
【0047】以上のように、活性挿入レベル確定用抵抗
(抵抗分割)により、ユニットの信号線の開放電圧を中
間レベルとすることで、ユニットの活性挿入時、信号線
に発生するノイズを最小限に抑えることが可能となり、
また、これを少ない回路量、低コストで行うことができ
る。さらに、例えば、開放時電圧を「H」又は「L」等
となる何れのトランシーバ素子(出力素子13、入力素
子14等)を使用することができ、トランシーバ素子の
選択に自由度が増すことになり、システムに最適なもの
が使用可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1):コネクタの活性挿入時、電位確定回路で信号線
に、グランドと電源電圧の中間の電位を持たせるため、
信号線の開放時電位が0ボルト又は電源電圧Vccに近
くなる素子を使用しても、活性挿入時のノイズを一定レ
ベル以下に抑えることができる。また、使用する素子の
選択の自由度が増すことになり、システムに最適なテク
ノロジが使用可能となる。
【0049】(2):電位確定回路に、抵抗分割を用い
ることにより、少ない回路量、低コストで活性挿入時の
ノイズを一定レベル以下に抑えることができる。 (3):複数のユニットに、個別のドライバでクロック
を供給するため、ユニットの活性挿入時、当該ユニット
以外のユニットに波形歪みが発生しないようにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例における全体構成図である。
【図3】実施例におけるシーケンスコネクタの説明図で
ある。
【図4】実施例における信号線の接続の説明図である。
【図5】従来例の説明図(1)である。
【図6】従来例の説明図(2)である。
【符号の説明】
1 マザーボード 2 ユニット 3 トランシーバ 5a 電位確定回路 6 コネクタ 16、17 ドライバ グランド(GND) 電源(Vcc) 信号線(Sig) クロック線(CLK) R1、R2 抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マザーボードと接続するコネクタを有し、
    該コネクタは挿入時、グランド、電源、信号線の順に接
    続する活性挿入ユニットにおいて、 前記コネクタの活性挿入時、前記信号線にグランドと電
    源電圧の中間の電位を持たせる電位確定回路を備えるこ
    とを特徴とした活性挿入ユニット。
  2. 【請求項2】前記電位確定回路は、抵抗分割を用いるこ
    とを特徴とした請求項1記載の活性挿入ユニット。
  3. 【請求項3】複数のユニットに、個別のドライバでクロ
    ックを供給することを特徴とした請求項1記載の活性挿
    入ユニット。
JP7312474A 1995-11-30 1995-11-30 活性挿入ユニット Pending JPH09152921A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7312474A JPH09152921A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 活性挿入ユニット

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JP7312474A JPH09152921A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 活性挿入ユニット

Publications (1)

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JPH09152921A true JPH09152921A (ja) 1997-06-10

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ID=18029649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7312474A Pending JPH09152921A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 活性挿入ユニット

Country Status (1)

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JP (1) JPH09152921A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332191B1 (ko) * 1997-04-07 2002-04-12 포만 제프리 엘 시스템 버스의 상태 제어 방법 및 시스템과 라이브 삽입 버스 제어 장치

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332191B1 (ko) * 1997-04-07 2002-04-12 포만 제프리 엘 시스템 버스의 상태 제어 방법 및 시스템과 라이브 삽입 버스 제어 장치

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