JPH09151077A - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
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- JPH09151077A JPH09151077A JP33824595A JP33824595A JPH09151077A JP H09151077 A JPH09151077 A JP H09151077A JP 33824595 A JP33824595 A JP 33824595A JP 33824595 A JP33824595 A JP 33824595A JP H09151077 A JPH09151077 A JP H09151077A
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- capstan
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims abstract description 25
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 7
- 239000002023 wood Substances 0.000 abstract description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 12
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 4
- 239000012050 conventional carrier Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】集材機で材木を集材する現場において、架設さ
れたスカイラインに掛られているローラに吊しているキ
ャリアより、リフテイングライン先端に設けたフックを
下降して材木を吊り上げる際に、キャリアにバッテリー
を備え、キャリア設けたモーターを地上から遠隔操作す
ることにより、フックを材木があるところまで容易に強
制降下する事ができるようにする。 【解決手段】キャリア本体23,24に備えたモーター
6の回転軸に電磁クラッチ8を設け、その電磁クラッチ
の回転軸をキャリアに設けられる減速機の軸13に接続
し、その減速機軸13に設けたプーリ9と減速機軸14
に設けられるプーリ10とをVベルトで接続して,同上
軸14に設けられる歯車11とキャプスタン軸16にも
受けられる歯車12をチエーン18で接続して、モ−タ
ーの回転力を減速してキャプスタン15に伝達してフッ
ク4を降下することが出来るようにした。
れたスカイラインに掛られているローラに吊しているキ
ャリアより、リフテイングライン先端に設けたフックを
下降して材木を吊り上げる際に、キャリアにバッテリー
を備え、キャリア設けたモーターを地上から遠隔操作す
ることにより、フックを材木があるところまで容易に強
制降下する事ができるようにする。 【解決手段】キャリア本体23,24に備えたモーター
6の回転軸に電磁クラッチ8を設け、その電磁クラッチ
の回転軸をキャリアに設けられる減速機の軸13に接続
し、その減速機軸13に設けたプーリ9と減速機軸14
に設けられるプーリ10とをVベルトで接続して,同上
軸14に設けられる歯車11とキャプスタン軸16にも
受けられる歯車12をチエーン18で接続して、モ−タ
ーの回転力を減速してキャプスタン15に伝達してフッ
ク4を降下することが出来るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明に係る搬送装置は、集
材機で材木を集材する現場において、架設されたスカイ
ラインに掛られているローラに吊しているキャリアよ
り、リフテイングライン先端に設けたフックを降下して
材木を吊り上げる際に、キャリア本体にバッテリーを備
え、キャリア本体に設けたモーターを地上から遠隔操作
が出来るようにすることにより、減速機を設けてモータ
ーの回転力をキャプスタンに伝達する搬送装置におい
て、該モーターの回転軸に電磁クラッチを設けてモータ
ーの回転力を減速機構を介してキャプスタンに伝達する
ようにしたことを特徴とする搬送装置(以下、これをキ
ャリアという。)に関する提案である。
材機で材木を集材する現場において、架設されたスカイ
ラインに掛られているローラに吊しているキャリアよ
り、リフテイングライン先端に設けたフックを降下して
材木を吊り上げる際に、キャリア本体にバッテリーを備
え、キャリア本体に設けたモーターを地上から遠隔操作
が出来るようにすることにより、減速機を設けてモータ
ーの回転力をキャプスタンに伝達する搬送装置におい
て、該モーターの回転軸に電磁クラッチを設けてモータ
ーの回転力を減速機構を介してキャプスタンに伝達する
ようにしたことを特徴とする搬送装置(以下、これをキ
ャリアという。)に関する提案である。
【0002】
【従来の技術】従来のキャリアは、キャリアに設けたド
ラムに巻き上げ線を内蔵するものと巻き上げ線を内蔵し
ないものとがある。巻き上げ線をキャリア内部に設けた
ドラムに内蔵するものは、エンドレスのリフテイングラ
インを集材機で引いてそのドラムを回転させて、その巻
き上げ線の先端に設けているフックを上げ下げしている
ものである。巻き上げ線を内蔵しないキャリアには、上
記のドラムが設けられておらず、そこに巻き上げ線が無
いので、スカイライン上のキャリアのフックに一端が結
ばれたロープが吊されており、そのロープを曳く作業は
人手で行うものであった。そのロープを曳いてキャリア
からフックを降下する作業は、人力にたよるものであっ
たので、そのフックを曳いて材木のあるところまで降ろ
す作業を行う人が必要になり、それを行うため一人分の
余分な労力が必要であった。
ラムに巻き上げ線を内蔵するものと巻き上げ線を内蔵し
ないものとがある。巻き上げ線をキャリア内部に設けた
ドラムに内蔵するものは、エンドレスのリフテイングラ
インを集材機で引いてそのドラムを回転させて、その巻
き上げ線の先端に設けているフックを上げ下げしている
ものである。巻き上げ線を内蔵しないキャリアには、上
記のドラムが設けられておらず、そこに巻き上げ線が無
いので、スカイライン上のキャリアのフックに一端が結
ばれたロープが吊されており、そのロープを曳く作業は
人手で行うものであった。そのロープを曳いてキャリア
からフックを降下する作業は、人力にたよるものであっ
たので、そのフックを曳いて材木のあるところまで降ろ
す作業を行う人が必要になり、それを行うため一人分の
余分な労力が必要であった。
【0003】本発明の発明者は、これに先立ってそのよ
うな労力を軽減し、作業効率を向上させるため巻き上げ
線を内蔵しないキャリアのリフテイングラインを下げる
動力として、本体に小型エンジンを搭載して遠心クラッ
チを設けて動力の回転力を伝達し更に減速機を介してキ
ャプスタンに動力伝達して、これを遠隔操作することに
よってリフテイングラインを巻いたキャプスタンを回転
させてフックを強制降下する作業が容易に出来るように
した技術を開発して、特許出願人は発明の名称を「キャ
リア」として、平成7年特許願第267933号の特許
出願をしたものがある。しかしながら、その発明は、遠
隔操作で小型エンジンの回転数を上げて遠心クラッチを
介して動力伝達するものであるために、常に回転してい
るエンジンの回転数を必要に応じて上げ下げして、エン
ジンの回転数の違いで遠心クラッチを接続又は切るもの
であるので、スカイラインの上に上がっているキャリア
に搭載したエンジンを途中で止める事が出来ない不具合
があった。又、従来の巻き上げ線を内蔵しているもの
は、キャリアのキャプスタンを回転させているストロー
ラインを設け、それを集材機で引いてフックを強制降下
させているが、キャリア本体に小型エンジン若しくはモ
ーターを設けて、これによりキャプスタンを回転するよ
うにすれば、従来のストローラインは必要でなく、リフ
テイングラインのフックを強制降下させることが出来る
ようになる。
うな労力を軽減し、作業効率を向上させるため巻き上げ
線を内蔵しないキャリアのリフテイングラインを下げる
動力として、本体に小型エンジンを搭載して遠心クラッ
チを設けて動力の回転力を伝達し更に減速機を介してキ
ャプスタンに動力伝達して、これを遠隔操作することに
よってリフテイングラインを巻いたキャプスタンを回転
させてフックを強制降下する作業が容易に出来るように
した技術を開発して、特許出願人は発明の名称を「キャ
リア」として、平成7年特許願第267933号の特許
出願をしたものがある。しかしながら、その発明は、遠
隔操作で小型エンジンの回転数を上げて遠心クラッチを
介して動力伝達するものであるために、常に回転してい
るエンジンの回転数を必要に応じて上げ下げして、エン
ジンの回転数の違いで遠心クラッチを接続又は切るもの
であるので、スカイラインの上に上がっているキャリア
に搭載したエンジンを途中で止める事が出来ない不具合
があった。又、従来の巻き上げ線を内蔵しているもの
は、キャリアのキャプスタンを回転させているストロー
ラインを設け、それを集材機で引いてフックを強制降下
させているが、キャリア本体に小型エンジン若しくはモ
ーターを設けて、これによりキャプスタンを回転するよ
うにすれば、従来のストローラインは必要でなく、リフ
テイングラインのフックを強制降下させることが出来る
ようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、、巻き上げ
線を内蔵しないキャリアに関して、スカイライン上のキ
ャリアからリフテイングラインの先端のフックを材木の
ある所まで降下する作業をするために、そのキャリアに
電源となる蓄電地及びキャリアのキャプスタンを回転さ
せる動力となるモーターを搭載し、これを利用して電磁
クラッチを接続し、更にこれに減速機を介して回転数を
減じつつキャプスタンに動力伝達し、リフテイングライ
ンが巻かれたそのキャプスタンを回転させてフックを降
ろすようにするものである。その運転停止の工程を遠隔
操作にすることにより、従来人力により行われていた地
上からの綱曳きの労力は必要が無くなり、遠隔操作でモ
ーターの運転停止が容易に出来るようになり、高い所に
あるフックを簡単に地上に降ろすことが出来る。このよ
うにして人手でロープを曳く工程を無くし、遠隔操作に
より作業の労力を軽減し、省力化を図れるようにしよう
とするものである。
線を内蔵しないキャリアに関して、スカイライン上のキ
ャリアからリフテイングラインの先端のフックを材木の
ある所まで降下する作業をするために、そのキャリアに
電源となる蓄電地及びキャリアのキャプスタンを回転さ
せる動力となるモーターを搭載し、これを利用して電磁
クラッチを接続し、更にこれに減速機を介して回転数を
減じつつキャプスタンに動力伝達し、リフテイングライ
ンが巻かれたそのキャプスタンを回転させてフックを降
ろすようにするものである。その運転停止の工程を遠隔
操作にすることにより、従来人力により行われていた地
上からの綱曳きの労力は必要が無くなり、遠隔操作でモ
ーターの運転停止が容易に出来るようになり、高い所に
あるフックを簡単に地上に降ろすことが出来る。このよ
うにして人手でロープを曳く工程を無くし、遠隔操作に
より作業の労力を軽減し、省力化を図れるようにしよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明に係る搬送装置は、上記
の課題を解決するためにキャリア本体に蓄電地を搭載し
てこれを電源として、該キャリア本体にモーターを設
け、モーターの動力を電磁クラッチにより接続して、更
に減速機を介してキャプスタンにモーターの回転力を伝
達させ、キャプスタンに巻かれたリフテイングラインを
強制降下することが出来るように構成されているもので
ある。
の課題を解決するためにキャリア本体に蓄電地を搭載し
てこれを電源として、該キャリア本体にモーターを設
け、モーターの動力を電磁クラッチにより接続して、更
に減速機を介してキャプスタンにモーターの回転力を伝
達させ、キャプスタンに巻かれたリフテイングラインを
強制降下することが出来るように構成されているもので
ある。
【0006】集材機で材木を集材する現場において、架
設されたスカイラインに掛られているローラに吊してい
るキャリアより、リフテイングライン先端に設けたフッ
クを降下して材木を吊り上げる際に、キャリア本体にバ
ッテリーを備え、キャリア本体に設けたモーターを地上
から遠隔操作にすることにより、モーターの回転力を減
速機を介して減速しつつキャプスタンに伝達させるよう
にするものである。この搬送装置においては、該モータ
ーの回転軸に電磁クラッチを設けてモーターの動力を減
速機に接続し、モーターの回転力を減速してキャプスタ
ンに伝達するようにしたことが特徴である。
設されたスカイラインに掛られているローラに吊してい
るキャリアより、リフテイングライン先端に設けたフッ
クを降下して材木を吊り上げる際に、キャリア本体にバ
ッテリーを備え、キャリア本体に設けたモーターを地上
から遠隔操作にすることにより、モーターの回転力を減
速機を介して減速しつつキャプスタンに伝達させるよう
にするものである。この搬送装置においては、該モータ
ーの回転軸に電磁クラッチを設けてモーターの動力を減
速機に接続し、モーターの回転力を減速してキャプスタ
ンに伝達するようにしたことが特徴である。
【0007】
【発明の実施の形態】その搬送装置は、キャリア本体に
備えたモーターの回転軸に電磁クラッチを設け、その電
磁クラッチの回転軸に減速機を設けて、モーターの回転
力を減速してキャプスタンの回転になるように動力伝達
する。該電磁クラッチの回転軸に減速機の軸を接続して
いる。その電磁クラッチによりモーターの回転を接続し
て伝達することが出来るようにした。
備えたモーターの回転軸に電磁クラッチを設け、その電
磁クラッチの回転軸に減速機を設けて、モーターの回転
力を減速してキャプスタンの回転になるように動力伝達
する。該電磁クラッチの回転軸に減速機の軸を接続して
いる。その電磁クラッチによりモーターの回転を接続し
て伝達することが出来るようにした。
【0008】電磁クラッチの軸に減速機軸を設け、その
軸に設けたプーリと次の減速機軸に設けたプーリをVベ
ルトで接続して,該プーリを設けた軸に歯車を設け、そ
の歯車とキャプスタンの軸に設けた歯車とをチエーンで
接続して、回転力を減速してキャプスタンに伝達させて
いる。
軸に設けたプーリと次の減速機軸に設けたプーリをVベ
ルトで接続して,該プーリを設けた軸に歯車を設け、そ
の歯車とキャプスタンの軸に設けた歯車とをチエーンで
接続して、回転力を減速してキャプスタンに伝達させて
いる。
【0009】この搬送装置は、電磁クラッチを介してプ
ーリ及び歯車の組み合わせで減速機として作用する機構
である。然し乍ら、大小のプーリをVベルトで接続する
組み合わや大小の歯車をチエーンで接続する組み合わせ
等の減速機構では無いが、歯車を組合わされた減速機の
製品を本発明に係る搬送装置の減速機構にすることによ
り、モーターの回転力を電磁クラッチを介して減速機軸
に接続して、その減速機の出力側をキャプスタンの軸に
直接に接続してもよいし、該出力側の軸を間接的に歯車
の軸に接続して、その歯車からチエーンでキャプスタン
の軸に設けた歯車に接続するようにしてもよい。これら
の場合には、製品としての減速機を使用するものであ
る。
ーリ及び歯車の組み合わせで減速機として作用する機構
である。然し乍ら、大小のプーリをVベルトで接続する
組み合わや大小の歯車をチエーンで接続する組み合わせ
等の減速機構では無いが、歯車を組合わされた減速機の
製品を本発明に係る搬送装置の減速機構にすることによ
り、モーターの回転力を電磁クラッチを介して減速機軸
に接続して、その減速機の出力側をキャプスタンの軸に
直接に接続してもよいし、該出力側の軸を間接的に歯車
の軸に接続して、その歯車からチエーンでキャプスタン
の軸に設けた歯車に接続するようにしてもよい。これら
の場合には、製品としての減速機を使用するものであ
る。
【0010】キャリア本体に設けたモーターを遠隔操作
にすることにより地上からの運転停止が容易であり、モ
ーターの回転力を電磁クラッチで接続して、減速機を介
してキャプスタンに動力を伝達して、そのキャプスタン
に巻かれたリフテイングラインを巻き取って、その先端
に設けた木材の吊り下げ用のフックが強制降下するよう
にした。
にすることにより地上からの運転停止が容易であり、モ
ーターの回転力を電磁クラッチで接続して、減速機を介
してキャプスタンに動力を伝達して、そのキャプスタン
に巻かれたリフテイングラインを巻き取って、その先端
に設けた木材の吊り下げ用のフックが強制降下するよう
にした。
【0011】
【実施例】添付図面は、本発明に係る搬送装置の実施例
について図示するものである。図面に基づいて実施例に
ついて説明する。図1は、搬送装置の斜視図、図2は、
同上正面図、図3は、搬送装置を使用している状態を図
示する斜視図をそれぞれ示すものである。
について図示するものである。図面に基づいて実施例に
ついて説明する。図1は、搬送装置の斜視図、図2は、
同上正面図、図3は、搬送装置を使用している状態を図
示する斜視図をそれぞれ示すものである。
【0012】本発明に係る搬送装置は、空中に架設され
たスカイライン1の上を回転するローラに吊したキャリ
ア3のリフテイングライン25の先端に設けたフック4
に、材木をワイヤーで吊して、集材機5でホイールライ
ン2を巻き取って材木を空中に吊して、そのキャリア3
をそのスカイライン1に吊して搬送す装置である。
たスカイライン1の上を回転するローラに吊したキャリ
ア3のリフテイングライン25の先端に設けたフック4
に、材木をワイヤーで吊して、集材機5でホイールライ
ン2を巻き取って材木を空中に吊して、そのキャリア3
をそのスカイライン1に吊して搬送す装置である。
【0013】キャリア本体23,24に備えたモーター
6の回転軸に電磁クラッチ8を設け、その電磁クラッチ
の回転軸に減速機を設けてキャプスタン15に動力伝達
する搬送装置において、該電磁クラッチ8の回転軸にプ
ーリ9を設けた軸13を接続している。
6の回転軸に電磁クラッチ8を設け、その電磁クラッチ
の回転軸に減速機を設けてキャプスタン15に動力伝達
する搬送装置において、該電磁クラッチ8の回転軸にプ
ーリ9を設けた軸13を接続している。
【0014】この搬送装置は、減速機構としてプーリ及
び歯車を用いた減速機であるが、キャリア本体に設けた
モーターを遠隔操作にすることにより地上からの運転停
止が容易であり、モーター6の回転力を電磁クラッチ8
で接続して、減速機を介してキャプスタン15を回転し
て、これに巻かれたリフテイングライン25を巻き取っ
て、その先端に設けた木材の吊り下げ用のフック4が降
下するようにした。
び歯車を用いた減速機であるが、キャリア本体に設けた
モーターを遠隔操作にすることにより地上からの運転停
止が容易であり、モーター6の回転力を電磁クラッチ8
で接続して、減速機を介してキャプスタン15を回転し
て、これに巻かれたリフテイングライン25を巻き取っ
て、その先端に設けた木材の吊り下げ用のフック4が降
下するようにした。
【0015】その減速機の構成について説明すれば、電
磁クラッチ8の軸にプーリ9を設けられる減速機軸13
を設け、その軸に設けたプーリ9と次の減速機軸14に
設けたプーリ10をVベルト17で接続している。該プ
ーリを設けた該同軸14に歯車11を設け、その歯車と
キャプスタンの軸16に設けた歯車12とをチエーン1
8で接続して、回転力を減速してキャプスタンに伝達さ
せている。減速機軸14は、キャリア本体23に軸受け
を設け、更にキャリア本体の外側に補助板22を設け、
これに軸受けを設けて減速機軸13,14の各一端を支
えるようにした。
磁クラッチ8の軸にプーリ9を設けられる減速機軸13
を設け、その軸に設けたプーリ9と次の減速機軸14に
設けたプーリ10をVベルト17で接続している。該プ
ーリを設けた該同軸14に歯車11を設け、その歯車と
キャプスタンの軸16に設けた歯車12とをチエーン1
8で接続して、回転力を減速してキャプスタンに伝達さ
せている。減速機軸14は、キャリア本体23に軸受け
を設け、更にキャリア本体の外側に補助板22を設け、
これに軸受けを設けて減速機軸13,14の各一端を支
えるようにした。
【0016】実施例においてはキャリア本体に搭載して
いるモーターの回転数を減速するために、モーターの回
転軸に電磁クラッチを設けて動力接続し、大小のプーリ
をVベルトで接続し、更に大小の歯車をチエーンで接続
するようにした前記の減速機を介して回転数を減じつ
つ、キャプスタンに動力伝達するものである。即ち、回
転軸に設けた大小のプーリーをVベルトで接続して動力
伝達し、及び回転軸に設けた大小の歯車をチエーンで接
続して、モーターの回転数を減速してキャプスタンに動
力伝達する。このような複数のプーリーと複数の歯車と
をVベルト又はチエーンで接続して組み合わせた減速機
により、モーターの回転数を減速してその回転力をキャ
プスタンに伝達するようにしている。
いるモーターの回転数を減速するために、モーターの回
転軸に電磁クラッチを設けて動力接続し、大小のプーリ
をVベルトで接続し、更に大小の歯車をチエーンで接続
するようにした前記の減速機を介して回転数を減じつ
つ、キャプスタンに動力伝達するものである。即ち、回
転軸に設けた大小のプーリーをVベルトで接続して動力
伝達し、及び回転軸に設けた大小の歯車をチエーンで接
続して、モーターの回転数を減速してキャプスタンに動
力伝達する。このような複数のプーリーと複数の歯車と
をVベルト又はチエーンで接続して組み合わせた減速機
により、モーターの回転数を減速してその回転力をキャ
プスタンに伝達するようにしている。
【0017】本発明の作用について実施例において詳細
に説明すれば、架設されたスカイライン1上のローラに
キャリア3を取り付けて吊している。リフテイングライ
ン25は、そのキャリアの内部ローラ19に通して、キ
ャプスタン15に3回巻き、更にローラ20に通し、ロ
ーラ21に通してそのライン先端にフック4を吊してい
る。このフックにワイヤーを掛けて木材を吊し、集材機
5で該キャリアに取り付けたホイールライン2を引いて
スカイライン上を搬送するものである。本発明に係る搬
送装置は、キャリアに搭載しているバッテリー7を電源
として回転出来るようにしているモーター6を遠隔操作
で地上より回転させて、電磁クラッチ8を接続して、減
速機を介してモーターの回転力を減速してキャプスタン
15に伝達し、そのキャプスタン15を回転させるとそ
のスカイライン上の空中に吊されているキャリアからリ
フテイングラインが巻かれ、地上からの遠隔操作で空中
のキャリアから地上までそのライン先端のフック4が降
下することが出来るようにしたものである。
に説明すれば、架設されたスカイライン1上のローラに
キャリア3を取り付けて吊している。リフテイングライ
ン25は、そのキャリアの内部ローラ19に通して、キ
ャプスタン15に3回巻き、更にローラ20に通し、ロ
ーラ21に通してそのライン先端にフック4を吊してい
る。このフックにワイヤーを掛けて木材を吊し、集材機
5で該キャリアに取り付けたホイールライン2を引いて
スカイライン上を搬送するものである。本発明に係る搬
送装置は、キャリアに搭載しているバッテリー7を電源
として回転出来るようにしているモーター6を遠隔操作
で地上より回転させて、電磁クラッチ8を接続して、減
速機を介してモーターの回転力を減速してキャプスタン
15に伝達し、そのキャプスタン15を回転させるとそ
のスカイライン上の空中に吊されているキャリアからリ
フテイングラインが巻かれ、地上からの遠隔操作で空中
のキャリアから地上までそのライン先端のフック4が降
下することが出来るようにしたものである。
【0018】
【発明の効果】本発明の効果は、キャリア本体に搭載し
た蓄電地で回転させるモーターを備えているので、モー
ターや電磁クラッチの運転停止の操作が遠隔操作にする
のに適しており、更に電磁クラッチを介して動力接続
し、減速しつつキャプスタンに動力伝達する構造が、他
の巻き上げ線を内蔵するキャリアや巻き上げ線を内蔵し
ないで小型エンジンを設けてリフテイングラインを下げ
るようにした場合よりも極めて簡単である。従って、本
発明を実施した搬送装置は、実用化が容易にして、便利
で労力が少なく、軽量なキャリアを提供することが出来
る。
た蓄電地で回転させるモーターを備えているので、モー
ターや電磁クラッチの運転停止の操作が遠隔操作にする
のに適しており、更に電磁クラッチを介して動力接続
し、減速しつつキャプスタンに動力伝達する構造が、他
の巻き上げ線を内蔵するキャリアや巻き上げ線を内蔵し
ないで小型エンジンを設けてリフテイングラインを下げ
るようにした場合よりも極めて簡単である。従って、本
発明を実施した搬送装置は、実用化が容易にして、便利
で労力が少なく、軽量なキャリアを提供することが出来
る。
【0019】本発明は、フックの強制降下をさせること
が出来る搬送装置の重量が100キログラム以下のキャ
リアを製作することが出来る事になった。軽量になった
結果として、巻き上げ線を内蔵する従来の搬送機の重量
が350キログラム乃至700キログラムであるのに比
べて、本発明製品が100キログラムであれば、リフテ
イングラインの先端のフックに吊り下げられる木材の重
量は変化がないものとして、両者の重量差である250
キログラム乃至600キログラムの重量分は、スカイラ
インに使用するワイヤーの大きさを小さくすることが出
来るため、ワイヤーの架設等の作業がし易くなった。
が出来る搬送装置の重量が100キログラム以下のキャ
リアを製作することが出来る事になった。軽量になった
結果として、巻き上げ線を内蔵する従来の搬送機の重量
が350キログラム乃至700キログラムであるのに比
べて、本発明製品が100キログラムであれば、リフテ
イングラインの先端のフックに吊り下げられる木材の重
量は変化がないものとして、両者の重量差である250
キログラム乃至600キログラムの重量分は、スカイラ
インに使用するワイヤーの大きさを小さくすることが出
来るため、ワイヤーの架設等の作業がし易くなった。
【図1】キャリアの斜視図
【図2】同上正面図
【図3】キャリアの実施状態を図示する斜視図
1...スカイライン 2...ホイールライン 3...キャリア 4...フック 5...集材機 6...モーター 7...バッテリー 8...電磁クラッチ 9...プーリ 10...プーリ 11...歯車 12...歯車 13...軸 14...軸 15...キャプスタン 16...キャプスタン軸 17...Vベルト 18...チエーン 19,20,21...ローラ 22...補助板 23,24...キャリア本体 25...リフテイングライン
Claims (2)
- 【請求項1】集材機で材木を集材する現場において、架
設されたスカイラインに掛られているローラに吊してリ
フテイングライン先端に設けたフックを下降して材木を
吊り上げる事が出来るようにしたキャリアにおいて、キ
ャリア本体にバッテリーを備え、該キャリア本体に設け
たモーターを地上から遠隔操作ができるようにすること
により、そのモーターの回転軸に設けた減速機を介して
回転力をキャプスタンに伝達すると共に、該モーター回
転軸に電磁クラッチを設け、そのモーターの回転力を該
減速機によって減速しつつキャプスタンに伝達するよう
にしたことを特徴とする搬送装置。 - 【請求項2】キャリア本体に備えたモーター6の回転軸
に電磁クラッチ8を設け、その電磁クラッチの回転軸に
減速機を設けてキャプスタンに動力伝達する搬送装置に
おいて、該電磁クラッチの回転軸に軸13を接続し、そ
の軸13に設けたプーリ9と軸14に設けたプーリ10
をVベルトで接続して,該プーリ10を設けた軸14に
設けた歯車11とキャプスタンの軸16に設けた歯車1
2とをチエーンで接続するようにした減速機構を備える
と共に、その減速機構によりモーター6の回転力を減速
してキャプスタン16に伝達するようにしたことを特徴
とする請求項1に記載の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33824595A JPH09151077A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33824595A JPH09151077A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09151077A true JPH09151077A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18316300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33824595A Pending JPH09151077A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09151077A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7337726B2 (en) * | 2000-10-17 | 2008-03-04 | Aloys Wobben | Wind farm |
CN105923542A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-09-07 | 上海振华重工集团(南通)传动机械有限公司 | 一种大车行走的驱动机构 |
CN106672786A (zh) * | 2017-03-20 | 2017-05-17 | 福建农林大学 | 山地集材穿轮配重轻型跑车 |
-
1995
- 1995-12-01 JP JP33824595A patent/JPH09151077A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7337726B2 (en) * | 2000-10-17 | 2008-03-04 | Aloys Wobben | Wind farm |
CN105923542A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-09-07 | 上海振华重工集团(南通)传动机械有限公司 | 一种大车行走的驱动机构 |
CN106672786A (zh) * | 2017-03-20 | 2017-05-17 | 福建农林大学 | 山地集材穿轮配重轻型跑车 |
CN106672786B (zh) * | 2017-03-20 | 2018-03-09 | 福建农林大学 | 山地集材穿轮配重轻型跑车 |
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