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JPH09148980A - パイロット信号検出方法、パイロット信号検出装置及び移動局受信装置 - Google Patents

パイロット信号検出方法、パイロット信号検出装置及び移動局受信装置

Info

Publication number
JPH09148980A
JPH09148980A JP7304256A JP30425695A JPH09148980A JP H09148980 A JPH09148980 A JP H09148980A JP 7304256 A JP7304256 A JP 7304256A JP 30425695 A JP30425695 A JP 30425695A JP H09148980 A JPH09148980 A JP H09148980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pilot signal
correlation
detection
timing
target range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7304256A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Yamamoto
勝也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7304256A priority Critical patent/JPH09148980A/ja
Priority to US08/746,873 priority patent/US5966402A/en
Priority to KR1019960055719A priority patent/KR970031464A/ko
Priority to CN96118980A priority patent/CN1087575C/zh
Publication of JPH09148980A publication Critical patent/JPH09148980A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B2001/70724Spread spectrum techniques using direct sequence modulation featuring pilot assisted reception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確に、且つ効率的に隣接基地局のパイロッ
ト信号のタイミングを検出することにより、移動局の通
信品質の向上を図ったパイロット信号検出方法、パイロ
ット信号検出装置及び移動局受信装置を提供する。 【解決手段】 第1の相関対象範囲で任意の基地局のパ
イロット信号の部分相関をとる(ステップS2)。上記
部分相関をとった結果が第1のしきい値を超えたパイロ
ット信号を検出候補のパイロット信号とする(ステップ
S3,S4)。上記第1の相関対象範囲より広い範囲の
第2の相関対象範囲で上記検出候補のパイロット信号の
部分相関をとる(ステップS6)。上記部分相関をとっ
た結果が第2のしきい値を超えたパイロット信号を検出
パイロット信号とする(ステップS7,S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、符号分割
多重方式の移動通信システムにおいて、各基地局が送信
するスペクトル拡散信号を受信し、受信したスペクトル
拡散信号からパイロット信号を検出するパイロット信号
検出方法とパイロット信号検出装置、及び上記パイロッ
ト信号検出方法又は上記パイロット信号検出装置を用い
て検出されたパイロット信号に基いて、受信したスペク
トル拡散信号を復調する移動局受信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】1つの移動局を多数の基地局が共通して
使用し通信を行う際に用いられる通信方式として、符号
分割多重方式(CDMA:Code Division Multiple Acc
ess)がある。このCDMA方式とは、各回線に特定の
符号を割り当て、同一搬送周波数の変調波を割り当てら
れた符号でスペクトル拡散して同一移動局に対して送信
し、受信側では、各々の符号同期をとり、所望の回線を
識別するという方式である。
【0003】例えば、CDMA方式を用いた移動通信シ
ステムにおいて、移動局の受信装置(以下、移動局受信
装置と言う。)では、基地局が送信するパイロット信号
のタイミングを復調器に割り当て、復調器は、割り当て
られたパイロット信号のタイミングに基いて基地局から
のスペクトル拡散された受信信号を復調するという処理
が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、CDMA方式
を用いた移動通信システムは、既に、アメリカ合衆国に
おいて標準化されており、移動局受信装置におけるシス
テム規格では、複数の基地局からのパイロット信号の信
号強度を特定パターンで変化させた場合において、移動
局受信装置での復調結果としてのメッセージ・エラー・
レート(MER:Message Error Rate)等の復調性能
や、隣接基地局を認識した結果、移動局が送信すべき通
信プロトコル上のメッセージの信頼度等の移動局の全体
性能について規定されている。但し、この移動局受信装
置におけるシステム規格では、隣接基地局からのパイロ
ット信号のタイミング検出方法についてはなんら規定さ
れていない。
【0005】そこで、上述のような移動局受信装置の性
能を向上させるためには、隣接基地局からのパイロット
信号のタイミングを検出する際、常に隣接基地局が送信
するパイロット信号の相関をとり、隣接基地局からの十
分強いエネルギーを有するパイロット信号を正確に検出
し、パイロット信号を検出した場合には、直ちに復調器
に対して検出したパイロット信号のタイミングを割り当
てると共に、通信プロトコル上定められたメッセージを
送信することが要求される。
【0006】しかし、移動局受信装置でパイロット信号
のタイミングを検出する際、一般に、部分相関の範囲を
大きく設定するとパイロット信号のタイミング検出精度
は向上するが、部分相関をとる処理に要する時間が部分
相関の範囲の大きさに比例して大きくなる。また、移動
局受信装置は、上述のようなパイロット信号のタイミン
グ検出処理以外にも、現在受信している基地局のパイロ
ット信号の相関をとるための処理、相関をとったパイロ
ット信号のタイミングの復調器への割当処理、通信プロ
トコルの処理、及び音声符号化/復号化の処理等を行う
必要がある。このため、パイロット信号のタイミング検
出精度の向上を図ろうとすると、多くの処理時間が必要
となり、結果として、移動局受信装置の全体性能の向上
を図ることができなかった。
【0007】したがって、移動局においては、正確で効
率的な隣接基地局のパイロット信号のタイミング検出方
法の開発が課題とされてきた。
【0008】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
【0009】即ち、本発明の目的は、正確に、且つ効率
的に隣接基地局のパイロット信号のタイミングを検出す
ることにより、移動局の通信品質の向上を図ったパイロ
ット信号検出方法、パイロット信号検出装置及び移動局
受信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るパイロット信号検出方法は、複数の
基地局からのスペクトラム拡散信号が符号分割多重方式
により受信され、受信された複数の基地局からのスペク
トラム拡散信号から任意の基地局のパイロット信号を検
出するパイロット信号検出方法であって、先ず、第1の
相関対象範囲で上記任意の基地局のパイロット信号の部
分相関をとり、上記部分相関をとった結果が第1のしき
い値を超えたパイロット信号を検出候補のパイロット信
号とする。そして、上記第1の相関対象範囲より広い範
囲の第2の相関対象範囲で上記検出候補のパイロット信
号の部分相関をとり、上記部分相関をとった結果が第2
のしきい値を超えたパイロット信号を検出パイロット信
号とすることを特徴とする。
【0011】上述の課題を解決するために、本発明に係
るパイロット信号検出装置は、複数の基地局からのスペ
クトラム拡散信号が符号分割多重方式により受信され、
受信された複数の基地局からのスペクトラム拡散信号か
ら任意の基地局のパイロット信号を検出するパイロット
信号検出装置であって、第1の相関対象範囲で上記任意
の基地局のパイロット信号の部分相関をとる第1のサー
チ手段と、上記第1のサーチ手段からの相関結果が第1
のしきい値を超えたパイロット信号を検出候補のパイロ
ット信号とする検出候補決定手段と、上記第1の相関対
象範囲より広い範囲の第2の相関対象範囲で上記検出候
補決定手段により得られた検出候補のパイロット信号の
部分相関をとる第2のサーチ手段と、上記第2のサーチ
手段からの相関結果が第2のしきい値を超えたパイロッ
ト信号を検出パイロット信号とする検出決定手段とを備
えることを特徴とする。
【0012】上述の課題を解決するために、本発明に係
る移動局受信装置は、複数の基地局からのスペクトラム
拡散信号を符号分割多重方式により受信する受信手段
と、上記受信手段により受信された複数の基地局からの
スペクトラム拡散信号から任意の基地局のパイロット信
号を検出するパイロット信号検出手段と、上記パイロッ
ト信号検出手段により検出されたパイロット信号に基い
て上記受信手段で受信されたスペクトラム拡散信号を復
調する復調手段とを備える。そして、上記パイロット信
号検出手段は、第1の相関対象範囲で上記任意の基地局
のパイロット信号の部分相関をとる第1のサーチ手段
と、上記第1のサーチ手段からの相関結果が第1のしき
い値を超えたパイロット信号を検出候補のパイロット信
号とする検出候補決定手段と、上記第1の相関対象範囲
より広い範囲の第2の相関対象範囲で上記検出候補決定
手段により得られた検出候補のパイロット信号の部分相
関をとる第2のサーチ手段と、上記第2のサーチ手段か
らの相関結果が第2のしきい値を超えたパイロット信号
を検出パイロット信号とする検出決定手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】本発明に係るパイロット信号検出方法は、
例えば、図1に示すような移動局受信装置100が備え
るタイミング検出器150により実施される。このタイ
ミング検出器150は、本発明に係るパイロット信号検
出装置である。したがって、移動局受信装置100は、
本発明に係る移動局受信装置を適用したものである。
【0015】まず、移動局受信装置100は、例えば、
CDMA方式を用いており、基地局からの受信データR
Vが供給される3つの復調器120,130,140と
タイミング検出器150と、タイミング検出器150の
出力が供給されるタイミング割当器180と、復調器1
20,130,140の各出力が供給される合成器17
0とを備えている。
【0016】また、移動局受信装置100は、タイムア
ウト発生器160を備えており、タイムアウト発生器1
60の出力は、タイミング発生器150に供給されるよ
うになされている。また、タイミング割当器180の出
力は、復調器120,130,140に各々供給される
ようになされている。
【0017】上述のような移動局受信装置100におい
て、先ず、図示していない受信機のアンテナにより、複
数の基地局のうちの任意の基地局が送信するスペクトラ
ム拡散信号が受信される。そして、アンテナで受信され
たスペクトラム拡散信号は、上記受信機により、ベース
バンドに落とされた後デジタル化される。このデジタル
化されたデータが受信データRVとして、復調器12
0,130,140とタイミング検出器150に各々供
給される。
【0018】一方、タイムアウト発生器160は、予め
設定されている時間間隔で周期的なタイムアウト信号C
Tをタイミング検出器150に対して発生する。このタ
イムアウト信号CTの発生周期としては、復調器12
0,130,140でパイロット信号の利用可能信号成
分(以下、マルチパス成分と言う。)を1回復調するの
に要する時間、すなわち受信されたスペクトラム拡散信
号のパイロット信号の相関を1回とるのに必要な時間
と、復調器120,130,140に対する1回のタイ
ミング割当に必要な時間とを加算した時間以上の任意の
値が予め設定されている。
【0019】尚、タイムアウト発生器160がタイムア
ウト信号CTを発生しない間は、例えば、図示していな
い信号処理回路において、通信プロトコルの処理や音声
の符号化/復号化の処理等が行われる。
【0020】タイムアウト発生器160がタイムアウト
信号CTを発生すると、タイミング検出器150は、タ
イムアウト発生器160からのタイムアウト信号CT
基いて、供給された受信データRVからパイロット信号
をチャネル分離し、相関をとるべき範囲で相関をとり
(以下、「相関をとる」を「サーチする」とも言
う。)、パイロット信号のマルチパス成分CMPを検出す
る。そして、タイミング検出器150は、検出したマル
チパス成分CMPをタイミング割当器180に供給する。
【0021】尚、タイミング検出器150のパイロット
信号の検出処理についての詳細な説明は後述する。
【0022】タイミング割当器180は、タイミング検
出器150からのマルチパス成分CMPから、エネルギー
の強い順に3つのマルチパス成分のタイミングを選出す
る。そして、タイミング割当器180は、選出した3つ
のマルチパス成分のタイミングを3つのタイミング制御
信号CP1,CP2,CP3として、復調器120,130,
140に各々供給する。
【0023】復調器120は、タイミング割当器180
からのタイミング制御信号CP1に基いて、供給された受
信データRVを逆拡散し、チャネル分離して復調する。
そして、復調器120は、復調して得られた受信データ
V1を合成器170に供給する。
【0024】また、復調器130は、タイミング割当器
180からのタイミング制御信号CP2に基いて、供給さ
れた受信データRVを逆拡散し、チャネル分離して復調
する。そして、復調器130は、復調して得られた受信
データRV2を合成器170に供給する。
【0025】また、復調器140は、タイミング割当器
180からのタイミング制御信号CP3に基いて、供給さ
れた受信データRVを逆拡散し、チャネル分離して復調
する。そして、復調器140は、復調して得られた受信
データRV3を合成器170に供給する。
【0026】合成器170は、復調器120、復調器1
30、及び復調器140からの受信データRV1、受信デ
ータRV2、及び受信データRV3を合成し、合成して得ら
れたデータを復調済みの受信データRとして出力する。
【0027】以降、タイムアウト発生器160がタイム
アウト信号CTを発生する毎に、上述のような復調処理
が行われる。
【0028】つぎに、上述したタイミング検出器150
のパイロット信号の検出処理について具体的に説明す
る。
【0029】まず、図2は、狭い相関対象範囲S1での
パイロット信号のタイミング検出方法、及び広い相関対
象範囲S2でのパイロット信号のタイミング検出方法を
示す図である。この図2において、PN符号Dは、移動
局受信装置100が受信しようとする基地局で送信され
ているPN符号のタイミングを表す。
【0030】ここで、PN符号とは、「0」と「1」か
らなる疑似ランダム符号のことであり、送信信号をスペ
クトラム拡散し、スペクトラム拡散された受信信号を逆
拡散するために用いられる符号である。
【0031】例えば、CDMA方式を用いた移動通信シ
ステムでは、215の周期のPN符号が用いられている。
したがって、タイミング検出器150は、このPN符号
を内部で生成して、生成したPN符号と受信したPN符
号の相関をとることとなる。しかし、タイミング検出器
150において、実際に215の相関をとることは、ハー
ドウェア規模の増大やサーチ処理時間の増大等の理由で
適切ではない。
【0032】そこで、上記図2に示すように、例えば、
狭い相関対象範囲S1でパイロット信号のタイミング検
出を行う場合、タイミング検出器150は、相関をとる
範囲のPN符号、すなわちPN符号の一部分D1を生成
し、生成したPN符号の一部分D1と、受信した基地局
からのPN符号DにおいてPN符号の一部分D1と同じ
範囲の符号との相関をとる。
【0033】すなわち、タイミング検出器150は、先
ず、サーチするタイミングの範囲、例えば、12個のタ
イミングT1〜T12の範囲TSを決定し、決定したタイミ
ングの範囲TSのタイミングT1でPN符号の一部分D1
を生成する。そして、タイミング検出器150は、生成
したPN符号の一部分D1を相関対象範囲S1だけサーチ
する。その後、タイミング検出器150は、PN符号の
一部分D1を生成するタイミングをT2,T3,T4,・・
・のようにずらしながら、上述したようなサーチを繰り
返す。また、広い相関対象範囲S2でパイロット信号の
タイミング検出を行う場合も、上述した狭い相関対象範
囲S1でパイロット信号のタイミング検出を行う場合と
同様にして、タイミング検出器150は、PN符号の一
部分D2を生成するタイミングをT1,T2,T3,T4
・・・のようにずらしながら、広い相関対象範囲S2
のサーチを繰り返す。
【0034】図3は、狭い相関対象範囲S1でパイロッ
ト信号のタイミング検出を行った場合のサーチ結果とタ
イミングの関係を示したものであり、図4は、広い相関
対象範囲S2でパイロット信号のタイミング検出を行っ
た場合のサーチ結果とタイミングの関係を示したもので
ある。また、上記図3及び上記図4は、中央に同じPN
符号のタイミングT6が存在する場合のサーチ結果とタ
イミングの関係を示したものである。
【0035】上記図3及び図4に示すように、上述した
ような部分相関をとっているため、PN符号の同じタイ
ミングT6では、サーチ結果に相関対象範囲S1,S2
応じたエネルギーを有するマルチパス成分P1,P2が立
っている。すなわち、広い相関対象範囲S2でパイロッ
ト信号のタイミング検出を行った場合の方が、狭い相関
対象範囲S1でパイロット信号のタイミング検出を行っ
た場合より、高いエネルギーを有するマルチパス成分P
2を得ることができる。これにより、相関対象範囲を広
くとればとるほど、より精度の高いサーチ結果を得られ
ることがわかる。
【0036】しかし、上述したように、相関対象範囲を
広くとればとるほど、相関をとる量が増大するため、サ
ーチ処理に要する時間も増大してしまう。
【0037】そこで、タイミング検出器150では、図
5及び図6に示すように、相関対象範囲が狭い場合と、
相関対象範囲が広い場合とに対して、各々適切なしきい
値Tn,TWを設定する。
【0038】ここで、相関対象範囲が狭い場合に設定す
るしきい値Tnは、タイミング検出器150が検出すべ
き隣接基地局のパイロット信号Q0を検出することがで
きる必要最低限の狭い範囲で相関をとった場合に、その
隣接基地局のパイロット信号Q0を検出することができ
るレベルの値に設定する。
【0039】すなわち、しきい値Tnは、相関対象範囲
が狭いため、タイミング検出器150が検出すべきでな
い隣接基地局のパイロット信号Q1,Q2を誤って検出し
てしまう可能性があるが、タイミング検出器150が検
出すべき隣接基地局のパイロット信号Q0は必ず検出さ
れるといった値となる。
【0040】また、相関対象範囲が広い場合に設定する
しきい値TWは、タイミング検出器150が検出すべき
でない隣接基地局のパイロット信号Q1,Q2を広い範囲
で相関をとった場合に、その隣接基地局のパイロット信
号Q1,Q2を全く検出しないレベルに設定する。
【0041】図7は、タイミング検出器150におい
て、上述のようなしきい値Tn,TWを設定して隣接基地
局のパイロット信号を検出する処理を示したフローチャ
ートである。以下、上記図7を用いて、タイミング検出
器150のパイロット信号検出処理を説明する。
【0042】先ず、移動局受信装置100が待ち受け状
態となっている場合、移動局受信装置100は、現在受
信している基地局から隣接基地局の情報を制御チャネル
を受信することにより得る。すなわち、CDMA方式を
用いた移動局受信装置100は、上記制御チャネルによ
り、隣接基地局の数や、隣接基地局のPN符号のタイミ
ング等の隣接基地局の情報を得る。このようにして得ら
れた隣接基地局の情報がタイミング検出器150に供給
されることとなる。そして、タイミング検出器150で
は、隣接基地局のパイロット信号検出処理が開始され
る。
【0043】パイロット信号検出処理が開始されると、
タイミング検出器150は、隣接基地局のパイロット信
号を全てサーチしたか否かを判断する(ステップS
1)。この時点では、まだ全ての隣接基地局のパイロッ
ト信号をサーチしていないため、次のステップS2の処
理に進む。
【0044】ステップS2では、1つの隣接基地局のパ
イロット信号のタイミングでその隣接基地局のパイロッ
ト信号を必要最小限の相関対象範囲でサーチする(ステ
ップS2)。このステップS2の処理は、上述したよう
に、非常に短い時間で終了する。
【0045】次に、ステップS2の処理でサーチした結
果、そのサーチ結果が上記図5に示したしきい値Tn
超えたか否かを判断する(ステップS3)。
【0046】ステップS3の判断処理にて、サーチ結果
がしきい値Tnを超えていないと判断した場合、ステッ
プS1の処理に戻り、次の隣接基地局のパイロット信号
に対してステップS1〜ステップS3の各処理を行う。
【0047】ステップS3の判断処理にて、サーチ結果
がしきい値Tnを超えていると判断した場合、現在対象
となっている隣接基地局のパイロット信号を検出候補の
パイロット信号として、そのパイロット信号のマルチパ
ス成分等を図示していないメモリに記録する(ステップ
S4)。そして、ステップS1の処理に戻り、次の隣接
基地局のパイロット信号に対してステップS1〜ステッ
プS3の各処理を行う。
【0048】上述のようにして、タイミング検出器15
0が認識している全ての隣接基地局のパイロット信号に
対して、ステップS1〜ステップS4の処理を行い、ス
テップS1の処理において、隣接基地局のパイロット信
号を全てサーチしたと判断した場合、次のステップS5
の処理に進む。
【0049】ステップS5では、ステップS4にてメモ
リに記録した検出候補のパイロット信号を全てサーチし
たか否かを判断する(ステップS5)。この時点では、
まだ全ての検出候補のパイロット信号をサーチしていな
いため、次のステップS6の処理に進む。
【0050】ステップS6では、メモリに記録した検出
候補のパイロット信号のうちサーチが終了していないパ
イロット信号のタイミングで、そのパイロット信号を広
い相関対象範囲でサーチする(ステップS6)。このス
テップS6の処理は、上述したように時間がかかるが、
非常に精度が高いサーチ処理である。
【0051】次に、ステップS6の処理でサーチした結
果、そのサーチ結果が上記図6に示したしきい値Tw
超えたか否かを判断する(ステップS7)。
【0052】ステップS7にて、サーチ結果がしきい値
wを超えていないと判断した場合、ステップS5に戻
り、メモリに記録されている次の検出候補のパイロット
信号に対してステップS5〜ステップS7の各処理を行
う。
【0053】ステップS7にて、サーチ結果がしきい値
wを超えていると判断した場合、現在対象となってい
る検出候補のパイロット信号を検出パイロット信号とし
て、そのパイロット信号のマルチパス成分等を図示して
いないメモリに記録する。そして、ステップS5に戻
り、メモリに記録されている次の検出候補のパイロット
信号に対してステップS5〜ステップS7の各処理を行
う。
【0054】上述のようにして、メモリに記録した検出
候補のパイロット信号全てに対して、ステップS5〜ス
テップS8の処理を行い、ステップS5の処理におい
て、検出候補のパイロット信号を全てサーチしたと判断
した場合、本処理を終了する。
【0055】また、メモリに検出候補のパイロット信号
が記録されていなかった場合、ステップS5により、検
出すべきパイロット信号は無いと判断して本処理を終了
する。
【0056】したがって、上述のようにして得られた検
出パイロット信号のマルチパス成分がタイミング割当器
180に供給されることとなる。
【0057】上述のように、タイミング検出器150で
は、必要最小限の相関対象範囲で隣接基地局のパイロッ
ト信号の部分相関をとり、部分相関をとった結果、予め
設定されたしきい値を超えた隣接基地局のパイロット信
号を検出候補のパイロット信号とし、検出候補のパイロ
ット信号を相関対象範囲を広げて再度部分相関をとるた
め、正確に、且つ効率的に隣接基地局のパイロット信号
のタイミングを検出することができる。したがって、移
動局の通信品質の向上を図ることができる。
【0058】
【発明の効果】本発明に係るパイロット信号検出方法で
は、先ず、第1の相関対象範囲で任意の基地局のパイロ
ット信号のの部分相関をとる。次に、上記部分相関をと
った結果が第1のしきい値を超えたパイロット信号を検
出候補のパイロット信号とする。次に、上記第1の相関
対象範囲より広い範囲の第2の相関対象範囲で上記検出
候補のパイロット信号の部分相関をとる。そして、上記
部分相関をとった結果が第2のしきい値を超えたパイロ
ット信号を検出パイロット信号とする。これにより、正
確に、且つ効率的に基地局のパイロット信号のタイミン
グを検出することができる。したがって、移動局の通信
品質の向上を図ることができる。
【0059】本発明に係るパイロット信号検出装置で
は、第1のサーチ手段は、第1の相関対象範囲で任意の
基地局のパイロット信号の部分相関をとる。検出候補決
定手段は、上記第1のサーチ手段からの相関結果が第1
のしきい値を超えたパイロット信号を検出候補のパイロ
ット信号とする。第2のサーチ手段は、上記第1の相関
対象範囲より広い範囲の第2の相関対象範囲で上記検出
候補決定手段により得られた検出候補のパイロット信号
の部分相関をとる。検出決定手段は、上記第2のサーチ
手段からの相関結果が第2のしきい値を超えたパイロッ
ト信号を検出パイロット信号とする。これにより、正確
に、且つ効率的に基地局のパイロット信号のタイミング
を検出することができる。したがって、移動局の通信品
質の向上を図ることができる。
【0060】本発明に係る移動局受信装置では、受信手
段により受信された複数の基地局からのスペクトラム拡
散信号から任意の基地局のパイロット信号を検出するパ
イロット信号検出手段において、第1のサーチ手段は、
第1の相関対象範囲で任意の基地局のパイロット信号の
部分相関をとる。検出候補決定手段は、上記第1のサー
チ手段からの相関結果が第1のしきい値を超えたパイロ
ット信号を検出候補のパイロット信号とする。第2のサ
ーチ手段は、上記第1の相関対象範囲より広い範囲の第
2の相関対象範囲で上記検出候補決定手段により得られ
た検出候補のパイロット信号の部分相関をとる。検出決
定手段は、上記第2のサーチ手段からの相関結果が第2
のしきい値を超えたパイロット信号を検出パイロット信
号とする。これにより、正確に、且つ効率的に基地局の
パイロット信号のタイミングを検出することができる。
したがって、移動局の通信品質の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動局受信装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】狭い相関対象範囲及び広い相関対象範囲でのパ
イロット信号のタイミング検出処理を説明するための図
である。
【図3】狭い相関対象範囲でパイロット信号のタイミン
グ検出を行った場合のサーチ結果とタイミングの関係を
説明するための図である。
【図4】広い相関対象範囲でパイロット信号のタイミン
グ検出を行った場合のサーチ結果とタイミングの関係を
説明するための図である。
【図5】狭い相関対象範囲でパイロット信号のタイミン
グ検出を行う場合に設定するしきい値を説明するための
図である。
【図6】広い相関対象範囲でパイロット信号のタイミン
グ検出を行う場合に設定するしきい値を説明するための
図である。
【図7】上記移動局受信装置のタイミング検出器におけ
るパイロット信号のタイミング検出処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
100 移動局受信装置 120〜140 復調器 150 タイミング検出器 160 タイムアウト発生器 170 合成器 180 タイミング割当器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局からのスペクトラム拡散信
    号が符号分割多重方式により受信され、受信された複数
    の基地局からのスペクトラム拡散信号から任意の基地局
    のパイロット信号を検出するパイロット信号検出方法で
    あって、 第1の相関対象範囲で上記任意の基地局のパイロット信
    号の部分相関をとり、上記部分相関をとった結果が第1
    のしきい値を超えたパイロット信号を検出候補のパイロ
    ット信号とし、上記第1の相関対象範囲より広い範囲の
    第2の相関対象範囲で上記検出候補のパイロット信号の
    部分相関をとり、上記部分相関をとった結果が第2のし
    きい値を超えたパイロット信号を検出パイロット信号と
    することを特徴とするパイロット信号検出方法。
  2. 【請求項2】 複数の基地局からのスペクトラム拡散信
    号が符号分割多重方式により受信され、受信された複数
    の基地局からのスペクトラム拡散信号から任意の基地局
    のパイロット信号を検出するパイロット信号検出装置で
    あって、 第1の相関対象範囲で上記任意の基地局のパイロット信
    号の部分相関をとる第1のサーチ手段と、 上記第1のサーチ手段からの相関結果が第1のしきい値
    を超えたパイロット信号を検出候補のパイロット信号と
    する検出候補決定手段と、 上記第1の相関対象範囲より広い範囲の第2の相関対象
    範囲で上記検出候補決定手段により得られた検出候補の
    パイロット信号の部分相関をとる第2のサーチ手段と、 上記第2のサーチ手段からの相関結果が第2のしきい値
    を超えたパイロット信号を検出パイロット信号とする検
    出決定手段とを備えることを特徴とするパイロット信号
    検出装置。
  3. 【請求項3】 複数の基地局からのスペクトラム拡散信
    号を符号分割多重方式により受信する受信手段と、 上記受信手段により受信された複数の基地局からのスペ
    クトラム拡散信号から任意の基地局のパイロット信号を
    検出するパイロット信号検出手段と、 上記パイロット信号検出手段により検出されたパイロッ
    ト信号に基いて上記受信手段で受信されたスペクトラム
    拡散信号を復調する復調手段とを備え、 上記パイロット信号検出手段は、第1の相関対象範囲で
    上記任意の基地局のパイロット信号の部分相関をとる第
    1のサーチ手段と、上記第1のサーチ手段からの相関結
    果が第1のしきい値を超えたパイロット信号を検出候補
    のパイロット信号とする検出候補決定手段と、上記第1
    の相関対象範囲より広い範囲の第2の相関対象範囲で上
    記検出候補決定手段により得られた検出候補のパイロッ
    ト信号の部分相関をとる第2のサーチ手段と、上記第2
    のサーチ手段からの相関結果が第2のしきい値を超えた
    パイロット信号を検出パイロット信号とする検出決定手
    段とを備えることを特徴とする移動局受信装置。
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