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JPH09146859A - 端末管理機能付ネットワークシステム - Google Patents

端末管理機能付ネットワークシステム

Info

Publication number
JPH09146859A
JPH09146859A JP7308677A JP30867795A JPH09146859A JP H09146859 A JPH09146859 A JP H09146859A JP 7308677 A JP7308677 A JP 7308677A JP 30867795 A JP30867795 A JP 30867795A JP H09146859 A JPH09146859 A JP H09146859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
terminal
managed
management
management terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7308677A
Other languages
English (en)
Inventor
一隆 ▲高▼橋
Kazutaka Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP7308677A priority Critical patent/JPH09146859A/ja
Publication of JPH09146859A publication Critical patent/JPH09146859A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子メールを利用して管理端末か
ら被管理端末に対する動作指示を与えることによって、
システムとしての柔軟性を確保し、かつ、ユーザにとっ
て使い勝手の良い端末管理機能付ネットワークシステム
を提供することを課題とする。 【解決手段】 管理端末10と、この管理端末10に管
理される被管理端末20との間で、前記管理端末10
は、予め定められた記述形態で作成された指示書を電子
メールで前記被管理端末20に送信するとともに、前記
被管理端末20は、前記管理端末10からの指示書の内
容を前記記述形態を基に解読し、その指示書によって指
示される動作を実行することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータ(以下、PCと称す)やワークステーショ
ン(以下、WSと称す)等の端末装置が通信回線等によ
って互いに接続しているネットワークシステムに係わ
り、特にネットワークシステムを構成する端末装置の中
で少なくとも一つの端末装置が他の端末装置の動作を管
理することのできる端末管理機能付ネットワークシステ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の端末装置を備えるネットワ
ークシステムにおいて、少なくとも一つの端末装置(以
下、管理端末と称す)が他の端末装置(以下、被管理端
末と称す)の動作を管理する機能としては、いわゆるリ
モートメンテナンス機能が知られている。このリモート
メンテナンス機能とは、遠隔地にある被管理端末の動作
が正常であるか否か、また正常でなければどこが異常で
あるか等の障害管理や、この被管理端末の動作プログラ
ムのバージョンアップなどを行うためのものであり、管
理端末が被管理端末に対して動作指示を与えるようにな
っているものである。ただし、このようなリモートメン
テナンス機能は、管理端末及び被管理端末に予め登録さ
れている専用プログラムによって実現されるようになっ
ている。
【0003】また、近年、ネットワークシステムでは、
端末装置同士で情報交換を行うために、電子メールシス
テム(EMS;Electronic Mail System)としての機能
を有しているものがある。EMSは、端末装置から送ら
れた情報(メール)をメールボックスというメモリに蓄
えるとともに、そのメールボックスから各端末装置が
「自分宛のメール」を取り出すことにより、端末装置間
で情報交換を行うようになっているものである。なお、
このEMSにおける端末装置間の通信を電子メールとい
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したリ
モートメンテナンス機能を有するネットワークシステム
では、このリモートメンテナンス機能が予め登録された
専用プログラムによって実現されている。よって、ネッ
トワークシステムの構成等を変更しようとした場合に
は、登録された専用プログラムの変更や新たな専用プロ
グラムの登録が必要となってしまい、結果としてネット
ワークシステムとしての柔軟性に欠けてしまう。さら
に、このネットワークシステムでは、管理端末が被管理
端末に対して直接動作指示を与えるようになっているの
で、その間被管理端末が他の処理を行うことができな
い。つまり、リモートメンテナンス機能を実行する際
に、被管理端末では、他の処理を中断しなければならな
い可能性もあり、そのために被管理端末の操作者(ユー
ザ)にとっては使い勝手の悪いものとなってしまう。
【0005】また、上述したEMSとしての機能を有す
るネットワークシステムは、端末装置間の情報交換を目
的としたものであり、リモートメンテナンス機能に対応
するものではない。つまり、このネットワークシステム
では、被管理端末の障害管理や動作プログラムのバージ
ョンアップ等を行うことができない。そこで、本発明
は、電子メールを利用して管理端末から被管理端末に対
する動作指示を与えることによって、システムとしての
柔軟性を確保し、かつ、ユーザにとって使い勝手の良い
端末管理機能付ネットワークシステムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された端末管理機能付ネットワークシ
ステムで、管理端末と、この管理端末からの動作指示に
よって動作が管理される被管理端末とを具備し、前記管
理端末と前記被管理端末との間で電子メールを用いて通
信を行うものであって、さらに、前記管理端末は、前記
被管理端末に対する動作指示を予め定められた記述形態
に従って指示書として作成する指示作成手段と、この指
示作成手段で作成した指示書を前記電子メールにより前
記被管理端末へ送信する指示送信手段とを備えてなり、
前記被管理端末は、前記指示送信手段から送信された指
示書を受け取る指示受取手段と、この指示受取手段が受
け取った指示書の内容を前記記述形態を基に解読し、そ
の指示書によって指示される動作を実行する解読実行手
段と、この解読実行手段での動作の実行結果を前記電子
メールにより前記管理端末へ通知する結果通知手段とを
備えてなることを特徴とする。
【0007】上記構成の端末管理機能付ネットワークシ
ステムによれば、以下のような作用を奏する。管理端末
では、指示作成手段が動作指示を指示書として作成する
と、その指示書を指示作成手段が被管理端末へ送信す
る。このとき、この指示書は電子メールによって送信さ
れるので、被管理端末の指示受取手段では、その指示書
を任意の時点で受け取ることが可能となる。また、被管
理端末では、指示書を受け取ると、解読実行手段がその
指示書の内容を予め定められた記述形態を基に解読し、
その指示書によって指示される動作を実行する。つま
り、管理端末は、被管理端末に対する指示書を予め定め
られた記述形態に従って作成して送信すれば、その指示
書によって指示する内容の動作を被管理端末に実行させ
ることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る端末管理機能付ネットワークシステム(以下、単にシ
ステムと略す)について説明する。本実施の形態のシス
テムは、図1に示すように、管理端末10と、被管理端
末20と、これらを互いに接続する通信回線30とを備
えてなるものである。ただし、このシステムは、複数の
管理端末10及び被管理端末20が通信回線30によっ
て接続されているものであってもよい。
【0009】管理端末10は、PCやWS等の端末装置
からなるもので、被管理端末20に対する障害管理や動
作プログラムのバージョンアップなどを行うものであ
る。すなわち、管理端末10は、被管理端末20に動作
指示を与えることによって、この被管理端末20の動作
を管理するものである。被管理端末20は、管理端末1
0と同様にPCやWS等の端末装置からなるもので、管
理端末10からの動作指示によって動作が管理されるも
のである。通信回線30は、管理端末10と被管理端末
20との間で、電子メールを用いて通信を行う機能を有
するものである。
【0010】また、管理端末10及び被管理端末20
は、図2に示すようなハード構成を有しているものであ
る。すなわち、管理端末10及び被管理端末20は、そ
れぞれ、プロセッサ41と、メモリ42と、通信制御部
43と、ハードディスク部(以下、DKと称す)44
と、DK制御部45と、キーボード46と、表示部47
とから構成されている。
【0011】プロセッサ41は、例えばCPU(Centra
l Processing Unit )からなり、装置全体の制御や情報
の処理等を行うものである。メモリ42は、例えばRA
M(Random Access Memory)やROM(Read OnlyMemor
y)からなり、プロセッサ41での処理に必要な後述す
るソフトウエアやファイル等を格納しているものであ
る。通信制御部43は、通信回線30と接続するもの
で、他の端末装置との間の情報の通信を制御するもので
ある。
【0012】DK44は、例えばハードディスク装置か
らなり、プロセッサ41で処理する情報やその処理に必
要な後述するソフトウエアやファイル等を格納するもの
である。また、DK44は、メールボックスとしての機
能を有するものでもある。DK制御部45は、例えばハ
ードディスク装置のコントローラからなり、DK44の
制御を行うものである。キーボード46は、ユーザが情
報の入力等の操作を行うためのものである。表示部47
は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)装置からなり、
プロセッサ41で処理する情報等をユーザに対して表示
するものである。
【0013】ここで、このようなハード構成を有する管
理端末10及び被管理端末20が動作するためのソフト
ウエア構成及びファイル構成について説明する。ただ
し、ここでは、被管理端末20におけるソフトウエア構
成及びファイル構成を例に挙げて説明する。被管理端末
20は、図3に示すように、オペレーションシステム
(以下、OSと略す)及び通信ソフト20aと、メール
ソフト20bと、被管理ソフト20cとからなるソフト
ウエア構成を有している。ただし、これらのソフトウエ
アは、それぞれメモリ42あるいはDK44に格納され
ているものである。
【0014】OS及び通信ソフト20aは、被管理端末
20が情報処理等の動作を行うために必要なものであ
る。メールソフト20bは、被管理端末20が管理端末
10との間で電子メールを用いて通信を行うために必要
なものである。つまり、メールソフト20bは、EMS
としての機能を実現するためのものである。被管理ソフ
ト20cは、本発明において特徴的に設けられているも
のであり、被管理端末20が管理端末10に管理される
ために必要なものである。なお、被管理端末20を管理
する側である管理端末10は、OS及び通信ソフト及び
メールソフトとからなるソフトウエア構成を有している
ものとする。
【0015】また、被管理端末20は、図4に示すよう
に、指令ファイル20dと、バッチファイル20eと、
その他ファイル20fとからなるファイル構成を有して
いる。ただし、これらのファイルは、それぞれメモリ4
2あるいはDK44に設けられているものである。指令
ファイル20dは、後述する管理端末10からの指示書
を格納するためのものである。バッチファイル20e
は、被管理端末20が動作するためのコマンド列等を格
納するためのものである。その他ファイル20fは、被
管理端末20で処理する情報をはじめとして、アプリケ
ーション(AP)やコンフィグファイル(config file
)等を格納するためのものである。なお、管理端末1
0には、バッチファイル及びその他ファイルからなるフ
ァイル構成を有しているものとする。
【0016】次に、上述のハード構成を有する管理端末
10及び被管理端末20において、上述のソフトウエア
構成によって実現される機能構成について、図1を参照
して説明する。管理端末10は、指示作成手段11と、
指示送信手段12とを備えてなり、また、被管理端末2
0は、送信受信判定手段21と、指示受取手段22と、
解読実行手段23と、障害復旧手段24と、結果通知手
段25と、データ取得手段26と、送信手段27とを備
えてなるものである。なお、被管理端末20が備える各
手段は、この被管理端末20の被管理ソフト20cによ
る処理によって形成されるものである。
【0017】指示作成手段11は、管理端末10のユー
ザによるキーボード46または表示部47での操作や、
この管理端末10が備えるOS及び通信ソフトによる処
理によって実現されるものであり、被管理端末20に対
する動作指示を指示書として作成するものである。ただ
し、指示作成手段11では、以下に説明するような記述
形態に従って指示書を作成することが予め定められてい
る。
【0018】ここで、指示作成手段11で作成される指
示書の記述形態について説明する。例えば図5に示すよ
うに、指示作成手段11で作成される指示書50には、
指令番号51と、実行時期指示52と、リブート指示5
3と、実行ファイル名54と、結果報告指示55とが記
述されるようになっている。
【0019】指令番号51は、指示書50を他の指示書
50a、50b…と区別するための番号である。ただ
し、指令番号51は、指示書50を受け取った被管理端
末20によって自動的に付与されるものであってもよ
い。実行時期指示52は、指示書50による動作指示を
実行する時期を指示するためのものであり、「immediat
ely 」であれば即実行、「time」であればそのあとの時
刻を経過した後に実行、「operator」であればユーザの
意志により実行を、それぞれ指示するようになってい
る。
【0020】リブート指示53は、リブートが必要か否
か、すなわち再びIPL(InitialProgram Loader)か
らの立ち上げを行うか否かを指示するものであり、「re
boot」であればリブートを行い、「noboot」であればリ
ブートを行わないようになっている。実行ファイル名5
4は、指示書50による動作指示によって実行するバッ
チファイル20eの名称及び実行するディレクトリを指
示するものである。結果報告指示55は、指示書50に
よる動作指示を実行結果を管理端末10へ通知する際の
指示を行うためのもので、通知を行う時期の指示(実行
時期指示52と同様の形態により指示)と、その通知に
付加して送信するファイル名等からなる。
【0021】つまり、指示作成手段11では、被管理端
末20に対する動作指示を、上述した記述形態に従って
指示書として作成するようになっている。また図1にお
いて、指示送信手段12は、管理端末10の通信制御部
43及びこの管理端末10が備えるメールソフトによる
処理によって実現されるものであり、指示作成手段11
で作成した指示書を電子メールにより被管理端末20へ
送信するものである。
【0022】送信受信判定手段21は、指示送信手段1
2から電子メールによって送信されたメールがあるか否
かを一定間隔で検索するとともに、管理端末10へメー
ルを送信する際に、後述する解読実行手段23での解読
結果を基に、被管理端末20のユーザの指示に従って送
信するか、あるいは自動的に送信するかを判断するもの
である。指示受取手段22は、送信受信判定手段21に
より指示送信手段12からのメールがあると判断される
と、そのメールを受け取るとともに、そのメールから指
示書を取り出して指令ファイル20dに格納させるもの
である。
【0023】このとき、管理端末10からの指示書が複
数あると、指示受取手段22では、例えば図5に示すよ
うに、複数の指示書50、50a、50b…をそれぞれ
指令ファイル20dに格納させるようになっている。た
だし、これらの指示書50、50a、50b…の中で、
既に実行されたものについては「**」が、また実行中
のものについては「*」が、それぞれ指令番号51の後
に付加されるようになっている。そして、「**」が付
加されているものは、必要に応じて削除されるようにな
っている。
【0024】また図1において、解読実行手段23は、
指示受取手段22によって指令ファイル20dに指示書
が格納されると、その指示書の内容を上述した記述形態
を基に解読するものである。すなわち、解読実行手段2
3は、指示書の実行時期やリブートの要否や指示を実行
するファイル名や結果の通知時期等を認識するものであ
る。そして、解読実行手段23では、その解読結果に従
い必要に応じてOS及び通信ソフト20aやメールソフ
ト20bに動作指示を与えることにより、指示書によっ
て指示された動作を実行するようになっている。
【0025】障害復旧手段24は、解読実行手段23が
指示書によって指示された動作を実行する際に、その指
示を実行する前の必要なファイルのバックアップを保持
しておき、障害等が発生した場合に元に戻すことができ
るようにするためのものである。結果通知手段25は、
解読実行手段23が指示書によって指示された動作を実
行すると、その実行結果(例えば、動作完了や障害発生
等)を電子メールにより管理端末10へ通知するための
ものである。ただし、結果通知手段25では、管理端末
10の通知を、解読実行手段23での解読結果、すなわ
ち指示書に記述された結果報告指示55により指示され
た内容に従って行うようになっている。
【0026】データ取得手段26は、被管理端末20内
のレジデントエリア(常駐域)の取得等を行うものであ
る。送信手段27は、データ取得手段26での処理結果
を電子メールにより管理端末10へ通知するためのもの
である。
【0027】次に、以上のように構成されたシステムの
動作例について、特に被管理端末20において指示書に
よって指示された動作を実行する際の動作例を、図6及
び図7のフローチャートに従い説明する。このシステム
の被管理端末20では、図6に示すように、システムコ
ール(タイマ、ブート時等)あるいはユーザによる打鍵
により起動するとともに、その起動時刻を所定のファイ
ルに記入する(ステップ101、以下ステップをSと略
す)。そして、メールソフト20bの起動(ログイン)
を行うと(S102)、送信受信判定手段21がこの被
管理端末20宛のメールがあるか否かを検索する(S1
03)。
【0028】被管理端末20宛のメールがあれば、送信
受信判定手段21では、そのメールのアドレスを参照し
て、そのメールが管理端末10からのものであるか否
か、すなわち管理端末10からの指示書であるか否かを
判断する(S104)。送信受信判定手段21が管理端
末10からの指示書であると判断すると、続いて指示受
取手段22では、そのメールによって送信された指示書
を受け取って、指令ファイル20dに格納させる(S1
05)。指示受取手段22が指示書を指令ファイル20
dに格納させると、送信受信判定手段21では、全ての
メールを検索したか否か、すなわち他にこの被管理端末
20宛のメールがあるか否かを判断し(S106)、他
のメールがあればそのメールについて再び上述のステッ
プを繰り返す(S103〜S106)。
【0029】送信受信判定手段21が全てのメールを検
索し、被管理端末20に対する指示書が指令ファイル2
0dに格納されると、図7に示すように、解読実行手段
23は、その指令ファイル20dに格納されている指示
書を検索する(S108)。そして、これらの指示書の
中の「*」や「**」等を参照して、実行するべき指示
書があるか否かを判断する(S109)。実行するべき
指示書があれば、続いて解読実行手段23は、指示書の
中のリブート指示53を参照して、リブートが必要か否
かを判断する(S110)。そして、リブートが必要な
ければ、障害復旧手段24が必要なファイルのバックア
ップを取得した後に、解読実行手段23は、指示書によ
って指示される内容の動作を実行する(S111)。
【0030】また、リブートが必要あれば、続いて解読
実行手段23は、指示書の中の実行時期指示52を参照
して、この被管理端末20のユーザに通知する必要があ
るか否かを判断する(S112)。ユーザに通知する必
要があれば、解読実行手段23は、その指示書によって
指示される内容を表示部47に表示させるとともに(S
113)、その内容の実行可否をユーザにキーボード4
6で入力させる(S114)。ユーザによって実行可と
入力された場合、または、ユーザに通知する必要がない
と判断した場合には、障害復旧手段24が必要なファイ
ルのバックアップを取得した後に、解読実行手段23
は、指示書によって指示される内容の動作を実行する
(S115)。そして、動作の実行後にリブートを行
い、このリブートが正常に終了したか否かを判断する
(S116)。
【0031】リブートが正常に終了しなければ、この被
管理端末20では障害復旧手段24が復旧を行うが、そ
の復旧が自動的に行えないものに関しては、ユーザを介
して行う(S117)。また、リブートが正常に終了す
れば、解読実行手段23は、指令ファイル20dに格納
されている指示書を検索して、他に実行するべき指示書
があるか否かを判断し(S118)、実行するべき指示
書があれば、再び上述したステップを繰り返す(S10
8〜S118)。このようにして、指令ファイル20d
に格納されている全ての指示書について、指示された内
容の動作を実行すると、結果通知手段25は、その実行
結果(例えば、OK/NG等)を管理端末10にメール
で通知する(S119)。
【0032】次に、以上のようなシステムの利用形態に
ついて、具体例を挙げて説明する。例えば図8に示すよ
うに、被管理端末20のユーザが「Aソフトを使用する
ためにメモリを増やしたい」といった要望を管理端末1
0に対して電子メールで送信したとする(S201)。
このとき、管理端末10のユーザ(ただし被管理端末2
0に対する管理能力を有する技術者)がこのメールを見
れば、そのユーザは、管理端末10から「config.sysが
見たい」という内容を記述した指示書を被管理端末20
に送信する(S202)。そして、被管理端末20で
は、その指示書に従って「config.sysのファイル」を管
理端末10へ通知する(S203)。ただし、この処理
は、指示書によって指示されたコマンドに従って被管理
端末20が自動的に行う。
【0033】「config.sysのファイル」が被管理端末2
0から送信されると、管理端末10のユーザは、「conf
ig.sysのファイル」の内容を基に、変更方法を記述した
指示書を作成し、その指示書を被管理端末20に送信す
る(S204)。そして、被管理端末20では、その指
示書に従ってメモリの変更や動作確認を行い、その結果
(OK/NG)を管理端末10へ通知する(S20
5)。この被管理端末20からの通知を管理端末10の
ユーザが確認すると、被管理端末20のメモリ変更の作
業は終了となる(S206)。
【0034】また、これとは別に、例えば、被管理端末
20に登録されているソフトウエアをバージョンアップ
(アップデート)するために、管理端末10から被管理
端末20に対して、Bソフト及びこのBソフトをファイ
ルに上書きするための指示が指示書として送信されると
(S301)、被管理端末20では、その指示書に従っ
てBソフトの上書きや動作確認を行い、その結果(OK
/NG)を管理端末10へ通知する(S302)。この
とき、被管理端末20からの通知結果がNGであれば、
管理端末10のユーザは、被管理端末20に対して、復
旧方法の指示を指示書で与える(S303)。そして、
被管理端末20では、その指示書に従って復旧を行い、
その結果(OK/NG)を管理端末10へ通知する(S
304)。この被管理端末20からの通知を管理端末1
0のユーザが確認すると、被管理端末20のソフトウエ
アをバージョンアップの作業は終了となる(S30
5)。
【0035】さらに、これらの他にも、例えば「アンケ
ートの収集」や「ユーザの教育」といったことにも利用
することが考えられる。例えば、管理端末10のユーザ
が「Cゲーム」というコンピュータゲームゲームのデモ
版を作成し、これを第三者に評価して欲しいと考えた場
合に、被管理端末20に対する指示書に「Cゲームのプ
ログラムのインストール方法、及びCゲームについての
アンケート記入用紙を指定した日時に開き、記入後に返
送する」旨の指示を記述しておけば、自動的に「アンケ
ートの収集」を行うことが可能となる。また、例えば、
いわゆる「通信教育講座」等の内容を指示書によってや
り取りすることにより、被管理端末20のユーザに対し
て「ユーザの教育」を行うことが可能となる。
【0036】以上のように、本実施の形態のシステム
は、管理端末10が予め定められた記述形態に従って指
示書を作成するとともに、被管理端末20がその記述形
態を基に指示書の内容を解読するための被管理ソフト2
0cを備えている。よって、管理端末10が電子メール
を用いて指示書を送信しても、被管理端末20がその内
容を解読することができる。すなわち、管理端末10と
被管理端末20との間では、電子メールを用いて指示書
を送信することが可能となる。これにより、例えばシス
テムが複数の被管理端末20を備え、かつ、これらの被
管理端末20がそれぞれ異なる種類のOS及び通信ソフ
ト20aによって動作するものであっても、管理端末1
0が予め定められた記述形態に従って作成した指示書を
送信すれば、各被管理端末20がその内容を解読するこ
とができるので、管理端末10では、被管理端末20に
動作指示を与えるための処理が複雑になってしまうこと
がない。
【0037】さらに、本実施の形態のシステムは、被管
理端末20の動作を管理するための指示書が、管理端末
10から電子メールによって送信されるので、被管理端
末20では、管理端末10からの指示書を任意の時点で
受け取ることが可能となる。また、管理端末10からの
指示書には、予め定められた記述形態に従って実行時期
指示52が記述されているので、この指示書による動作
を実行する時期にユーザの意志を反映させることも可能
である。つまり、このシステムでは、管理端末10が被
管理端末20の動作を管理する際に、ユーザの都合を考
慮することが可能となるので、例えば被管理端末20が
他の処理を中断しなければならないといったことを防ぐ
ことができ、結果としてユーザにとって使い勝手の良い
ものとなる。
【0038】また、本実施の形態のシステムは、被管理
端末20が管理端末10からの指示書を受け取ると、被
管理ソフト20cによってその指示書の内容が解読され
るとともに、その指示書によって指示される動作を実行
されるようになっている。よって、管理端末10では、
被管理端末20に対する指示書を予め定められた記述形
態に従って作成すれば、その指示書によって指示する内
容の動作を被管理端末20に実行させることが可能とな
る。つまり、このシステムでは、管理端末10が予め定
められた記述形態で作成した指示書を電子メールによっ
て送信すれば被管理端末20の動作を管理することが可
能となるので、例えばシステムの構成等を変更した場合
であっても、そのためにプログラムの変更や登録といっ
たことを行う必要がなく、結果としてシステムとしての
柔軟性を確保することができる。
【0039】なお、本実施の形態では、被管理端末20
がメールソフト20bを有し、管理端末10との間でE
MSとしての機能を実現されている場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、メールソフト20bを有していない被管理端末であ
っても、この被管理端末がメールソフト20bを有する
被管理端末20にアクセスする機能と被管理ソフト20
cとを有していれば、管理端末は、その被管理端末の動
作を管理することが可能となる。また、本実施の形態で
は、システムが管理端末10と被管理端末20とを備え
ている場合について説明したが、本発明はこれらの管理
端末10と被管理端末20とが明確に分離していない場
合であっても適用可能である。つまり、システムを構成
する複数の端末装置の中で、各端末装置は、管理端末1
0としての機能と被管理端末20としての機能との両方
を備えていてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の端末管
理機能付ネットワークシステムは、被管理端末の動作を
管理するための指示書が管理端末から電子メールによっ
て送信されるので、被管理端末がその指示書を任意の時
点で受け取ることが可能となる。よって、管理端末が被
管理端末の動作を管理する際に、例えば被管理端末が他
の処理を中断しなければならないといったことを防ぐこ
とができ、結果としてユーザにとって使い勝手の良いも
のとなる。また、この端末管理機能付ネットワークシス
テムは、管理端末が予め定められた記述形態に従って指
示書を作成すれば、その指示書によって指示する内容の
動作を被管理端末に実行させることが可能となる。よっ
て、例えばシステムの構成等を変更した場合であって
も、そのためにプログラムの変更や登録といったことを
行う必要がなく、結果としてシステムとしての柔軟性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる端末管理機能付ネットワークシ
ステムの実施の形態の一例における機能構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の端末管理機能付ネットワークシステムを
構成する管理端末及び被管理端末のハード構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1の端末管理機能付ネットワークシステムの
被管理端末におけるソフトウエア構成を示すブロック図
である。
【図4】図1の端末管理機能付ネットワークシステムの
被管理端末におけるファイル構成を示すブロック図であ
る。
【図5】被管理端末の指令ファイルに格納されている指
示書の記述形態の具体例を示す説明図である。
【図6】図1の端末管理機能付ネットワークシステムに
おいて、被管理端末が指示書によって指示された動作を
実行する際の動作例を示すフローチャート(その1)で
ある。
【図7】図1の端末管理機能付ネットワークシステムに
おいて、被管理端末が指示書によって指示された動作を
実行する際の動作例を示すフローチャート(その2)で
ある。
【図8】図1の端末管理機能付ネットワークシステムの
利用形態の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 管理端末 11 指示作成手段 12 指示送信手段 20 被管理端末 22 指示受取手段 23 解読実行手段 25 結果通知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/54 12/58

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理端末と、該管理端末からの動作指示
    によって動作が管理される被管理端末とを具備し、前記
    管理端末と前記被管理端末との間で電子メールを用いて
    通信を行う端末管理機能付ネットワークシステムであっ
    て、 前記管理端末は、前記被管理端末に対する動作指示を予
    め定められた記述形態に従って指示書として作成する指
    示作成手段と、 該指示作成手段で作成した指示書を前記電子メールによ
    り前記被管理端末へ送信する指示送信手段とを備えてな
    り、 前記被管理端末は、前記指示送信手段から送信された指
    示書を受け取る指示受取手段と、 該指示受取手段が受け取った指示書の内容を前記記述形
    態を基に解読し、該指示書によって指示される動作を実
    行する解読実行手段と、 該解読実行手段での動作の実行結果を前記電子メールに
    より前記管理端末へ通知する結果通知手段とを備えてな
    ることを特徴とする端末管理機能付ネットワークシステ
    ム。
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