JPH09145177A - 冷凍システム及び冷凍システムを備える空気調和機 - Google Patents
冷凍システム及び冷凍システムを備える空気調和機Info
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- JPH09145177A JPH09145177A JP30766595A JP30766595A JPH09145177A JP H09145177 A JPH09145177 A JP H09145177A JP 30766595 A JP30766595 A JP 30766595A JP 30766595 A JP30766595 A JP 30766595A JP H09145177 A JPH09145177 A JP H09145177A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 混合冷媒を用いた場合において、凝縮圧力が
高圧になるのを防止し、凝縮器の熱交換効率の低下を防
止できる冷凍システム及びその冷凍システムを備える空
気調和機を提供する。 【解決手段】 混合冷媒を圧縮機1、凝縮器4、減圧装
置5、蒸発器7を有する冷媒回路中に循環するように構
成した冷凍システムにおいて、冷媒の凝縮圧力を検出す
る圧力センサ2と、冷媒の凝縮圧力が所定の値より高い
場合に、凝縮器4の送風ファン4aの回転数を大きくす
る制御手段41とを備える。これにより、運転時に高圧
となりやすい混合冷媒を用いた場合であっても、凝縮圧
力が高まって凝縮器の温度が高くなった場合に、熱交換
の促進による凝縮器の温度の低下を図り、混合冷媒の凝
縮温度を下げて凝縮器4の熱交換効率の向上を図る。
高圧になるのを防止し、凝縮器の熱交換効率の低下を防
止できる冷凍システム及びその冷凍システムを備える空
気調和機を提供する。 【解決手段】 混合冷媒を圧縮機1、凝縮器4、減圧装
置5、蒸発器7を有する冷媒回路中に循環するように構
成した冷凍システムにおいて、冷媒の凝縮圧力を検出す
る圧力センサ2と、冷媒の凝縮圧力が所定の値より高い
場合に、凝縮器4の送風ファン4aの回転数を大きくす
る制御手段41とを備える。これにより、運転時に高圧
となりやすい混合冷媒を用いた場合であっても、凝縮圧
力が高まって凝縮器の温度が高くなった場合に、熱交換
の促進による凝縮器の温度の低下を図り、混合冷媒の凝
縮温度を下げて凝縮器4の熱交換効率の向上を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機、凝縮器、
減圧装置、蒸発器等を有する冷媒回路を備える冷凍シス
テムに関し、特に冷媒として特性の異なる冷媒が2種類
以上混合された混合冷媒を用いた冷凍システム及びその
冷凍システムを備える空気調和機に関するものである。
減圧装置、蒸発器等を有する冷媒回路を備える冷凍シス
テムに関し、特に冷媒として特性の異なる冷媒が2種類
以上混合された混合冷媒を用いた冷凍システム及びその
冷凍システムを備える空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍システムは、圧縮機、凝縮
器、減圧器、蒸発器を冷媒管で接続して構成されてお
り、冷媒回路に冷媒を循環させている。
器、減圧器、蒸発器を冷媒管で接続して構成されてお
り、冷媒回路に冷媒を循環させている。
【0003】冷媒回路では、冷媒を圧縮吐出して循環さ
せており、凝縮器ではここに導入された冷媒を熱交換し
て凝縮させているが、送風機により送風して凝縮器にお
ける熱交換の促進を図っているが、かかる送風機による
送風は一般に定速で送風されている。
せており、凝縮器ではここに導入された冷媒を熱交換し
て凝縮させているが、送風機により送風して凝縮器にお
ける熱交換の促進を図っているが、かかる送風機による
送風は一般に定速で送風されている。
【0004】一方、冷媒回路に充填される冷媒として、
従来、塩素基を有するR−12等を用いていたが、地上
上空のオゾン層破壊の潜在性があるため、環境保全の目
的から塩素基の含有量の少ないR−22(クロロジフル
オロメタン)や、塩素基を含まないR−32(ジフルオ
ロメタン)、R−125(ペンタフルオロエタン)、R
−134a(テトラフルオロエタン)あるいはこれらの
混合物等(以下「HFC系冷媒」という)が代替冷媒と
して使用されている。
従来、塩素基を有するR−12等を用いていたが、地上
上空のオゾン層破壊の潜在性があるため、環境保全の目
的から塩素基の含有量の少ないR−22(クロロジフル
オロメタン)や、塩素基を含まないR−32(ジフルオ
ロメタン)、R−125(ペンタフルオロエタン)、R
−134a(テトラフルオロエタン)あるいはこれらの
混合物等(以下「HFC系冷媒」という)が代替冷媒と
して使用されている。
【0005】冷媒として、このようなHFC系冷媒を用
いた場合には、その混合冷媒の性質として、運転圧力が
従来の単一冷媒(例えばR−22)より高圧になりやす
いという特質を有する。
いた場合には、その混合冷媒の性質として、運転圧力が
従来の単一冷媒(例えばR−22)より高圧になりやす
いという特質を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、凝縮圧力が
大きくなりすぎると凝縮器の中の圧力が高くなり、温度
も高くなって、熱交換器の能力不足ぎみになり、その結
果凝縮器の冷媒温度が高めになる。そのため、冷媒は凝
縮器で凝縮しにくくなる。その結果、凝縮器の熱交換効
率が低下してしまうという問題点がある。
大きくなりすぎると凝縮器の中の圧力が高くなり、温度
も高くなって、熱交換器の能力不足ぎみになり、その結
果凝縮器の冷媒温度が高めになる。そのため、冷媒は凝
縮器で凝縮しにくくなる。その結果、凝縮器の熱交換効
率が低下してしまうという問題点がある。
【0007】特に、上述したような混合冷媒を用いるこ
とによって、冷凍システムの運転中に凝縮温度が変動す
ると確実な制御が図れなくなるおそれがある。従って、
混合冷媒を用いた場合においても凝縮圧力が略一定にな
るように制御することが望まれる。
とによって、冷凍システムの運転中に凝縮温度が変動す
ると確実な制御が図れなくなるおそれがある。従って、
混合冷媒を用いた場合においても凝縮圧力が略一定にな
るように制御することが望まれる。
【0008】本発明は上記課題を解消するために、混合
冷媒を用いた場合において、凝縮圧力が高圧になるのを
防止し、凝縮器の熱交換効率の低下を防止できる冷凍シ
ステム及びその冷凍システムを備える空気調和機を提供
することを目的としている。
冷媒を用いた場合において、凝縮圧力が高圧になるのを
防止し、凝縮器の熱交換効率の低下を防止できる冷凍シ
ステム及びその冷凍システムを備える空気調和機を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、特性の異なる少なくとも2種以上の冷媒を圧縮機、
凝縮器、減圧装置、蒸発器を有する冷媒回路中に循環さ
せるように構成し、前記凝縮器には熱交換用の空気を送
風する送風ファンを備えた冷凍システムにおいて、前記
冷媒回路内における冷媒の凝縮圧力を検出する圧力セン
サと、この圧力センサにより検知した凝縮圧力が所定の
値より高い場合に、前記凝縮器に設けられた送風ファン
の回転数を大きくする制御手段とを備えるものである。
は、特性の異なる少なくとも2種以上の冷媒を圧縮機、
凝縮器、減圧装置、蒸発器を有する冷媒回路中に循環さ
せるように構成し、前記凝縮器には熱交換用の空気を送
風する送風ファンを備えた冷凍システムにおいて、前記
冷媒回路内における冷媒の凝縮圧力を検出する圧力セン
サと、この圧力センサにより検知した凝縮圧力が所定の
値より高い場合に、前記凝縮器に設けられた送風ファン
の回転数を大きくする制御手段とを備えるものである。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、圧力セン
サが冷媒の凝縮圧力を検出し、冷媒の凝縮圧力が所定の
圧力値より高い場合に、制御手段は、送風ファンの回転
数を上げて、凝縮器の熱交換の促進を図る。特に、運転
時に高圧となりやすい混合冷媒を用いた場合であって
も、凝縮圧力が高まって凝縮温度が高くなった場合に、
送風ファンの回転数を高くし、熱交換の促進による凝縮
器の温度低下を図ることができる。これにより、凝縮器
の熱交換効率の低下を防止し、更に、凝縮圧力が略一定
になるように制御することができる。
サが冷媒の凝縮圧力を検出し、冷媒の凝縮圧力が所定の
圧力値より高い場合に、制御手段は、送風ファンの回転
数を上げて、凝縮器の熱交換の促進を図る。特に、運転
時に高圧となりやすい混合冷媒を用いた場合であって
も、凝縮圧力が高まって凝縮温度が高くなった場合に、
送風ファンの回転数を高くし、熱交換の促進による凝縮
器の温度低下を図ることができる。これにより、凝縮器
の熱交換効率の低下を防止し、更に、凝縮圧力が略一定
になるように制御することができる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、前記送風
ファンをその回転数を変動可能に駆動するモータとして
直流モータを用いた場合であっても請求項1に記載の発
明と同様な効果を得ることができる。
ファンをその回転数を変動可能に駆動するモータとして
直流モータを用いた場合であっても請求項1に記載の発
明と同様な効果を得ることができる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、前記送風
ファンをその回転数を変動可能に駆動するモータとして
交流モータを用いた場合であっても請求項1に記載の発
明と同様な効果を得ることができる。
ファンをその回転数を変動可能に駆動するモータとして
交流モータを用いた場合であっても請求項1に記載の発
明と同様な効果を得ることができる。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3に記載の冷凍システムにおいて混合冷媒を可逆運転可
能に設けられて、冷房及び暖房運転を可能した空気調和
機として用いたものであり、空気調和機における凝縮圧
力が高圧になるのを防止し、凝縮器の熱交換効率の低下
を防止して安定運転が可能になる。
3に記載の冷凍システムにおいて混合冷媒を可逆運転可
能に設けられて、冷房及び暖房運転を可能した空気調和
機として用いたものであり、空気調和機における凝縮圧
力が高圧になるのを防止し、凝縮器の熱交換効率の低下
を防止して安定運転が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
【0015】図1は、一般的な家庭用の空気調和機を示
す概略図である。この種の空気調和機は、室内に配置さ
れる利用側ユニットAと、室外に配置される熱源側ユニ
ットBとからなり、両者は冷媒管300によりつながれ
ている。熱源側ユニットBは図4に示す。
す概略図である。この種の空気調和機は、室内に配置さ
れる利用側ユニットAと、室外に配置される熱源側ユニ
ットBとからなり、両者は冷媒管300によりつながれ
ている。熱源側ユニットBは図4に示す。
【0016】図2は、図1に示す空気調和機を示す冷媒
回路図である。
回路図である。
【0017】1はモータ部と、このモータ部により駆動
される圧縮部とからなる圧縮機(コンプレッサ)であ
り、本実施の形態では、圧縮機1は吐出量が一定のいわ
ゆる定格圧縮機が用いられている。このような定格圧縮
器を用いた場合には、冷媒回路が高圧になった場合に
も、吐出圧力が可変のインバータ圧縮機の場合と異なり
その吐出圧力を変化させることができないものであり、
凝縮器における凝縮圧力の制御が特に望まれている。
尚、圧縮機1として吐出圧力が可変のインバータ圧縮機
を用いるものであってもよく、この場合においても、定
格の圧縮機を用いた場合と同様に凝縮器における熱交換
効率の低下を防止できる。
される圧縮部とからなる圧縮機(コンプレッサ)であ
り、本実施の形態では、圧縮機1は吐出量が一定のいわ
ゆる定格圧縮機が用いられている。このような定格圧縮
器を用いた場合には、冷媒回路が高圧になった場合に
も、吐出圧力が可変のインバータ圧縮機の場合と異なり
その吐出圧力を変化させることができないものであり、
凝縮器における凝縮圧力の制御が特に望まれている。
尚、圧縮機1として吐出圧力が可変のインバータ圧縮機
を用いるものであってもよく、この場合においても、定
格の圧縮機を用いた場合と同様に凝縮器における熱交換
効率の低下を防止できる。
【0018】圧縮機1の吐出側には、冷媒回路における
冷媒圧力を検出するための圧力センサ2が設けられてい
る。
冷媒圧力を検出するための圧力センサ2が設けられてい
る。
【0019】この圧力センサ2は、冷媒回路内の冷媒の
凝縮圧力を検出するものであり、後述する制御装置41
に接続されて、凝縮圧力の検出信号を制御装置41に発
するようになっている。圧力センサ2は、常時圧力を検
出するものであってもよいし、又は、制御装置41が所
定時間毎に凝縮圧力の検出指令を発し、その指令があっ
た場合に圧力を測定するものであってもよい。更に、所
定値以上の圧力がかかるとスイッチが入力されて検出指
令を発する種類の圧力センサをもちいることもできる。
凝縮圧力を検出するものであり、後述する制御装置41
に接続されて、凝縮圧力の検出信号を制御装置41に発
するようになっている。圧力センサ2は、常時圧力を検
出するものであってもよいし、又は、制御装置41が所
定時間毎に凝縮圧力の検出指令を発し、その指令があっ
た場合に圧力を測定するものであってもよい。更に、所
定値以上の圧力がかかるとスイッチが入力されて検出指
令を発する種類の圧力センサをもちいることもできる。
【0020】また、圧力センサ2は、本実施の形態では
圧縮機1の吐出側に配置しているが、冷媒の凝縮圧力を
検出する部位であれば特に限定されるものではなく、圧
縮機1と電動膨張弁5の間の高圧側に設定するものであ
ればよい。但し、圧縮機1の吐出側に配置すれば、冷媒
回路中の最も凝縮圧力の高くなる箇所の測定ができ、冷
凍システムの高圧防止の観点から応答性に優れる。尚、
圧縮機1の吐出側圧力を検出する場合には、脈動の影響
を受けやすいので、検出圧力の平均値を取る等の対策を
講じることが望ましい。
圧縮機1の吐出側に配置しているが、冷媒の凝縮圧力を
検出する部位であれば特に限定されるものではなく、圧
縮機1と電動膨張弁5の間の高圧側に設定するものであ
ればよい。但し、圧縮機1の吐出側に配置すれば、冷媒
回路中の最も凝縮圧力の高くなる箇所の測定ができ、冷
凍システムの高圧防止の観点から応答性に優れる。尚、
圧縮機1の吐出側圧力を検出する場合には、脈動の影響
を受けやすいので、検出圧力の平均値を取る等の対策を
講じることが望ましい。
【0021】図2の冷媒回路において、2aはマフラ
ー、3は冷房/暖房運転時の冷媒の流れを切り替えるた
めの四方切換弁である。4は熱源側熱交換器、5は減圧
装置としての電動膨張弁、6はスクリーンフィルター、
7は利用側熱交換器、8はマフラー、9はアキュムレー
タ、10は電磁開閉弁である。
ー、3は冷房/暖房運転時の冷媒の流れを切り替えるた
めの四方切換弁である。4は熱源側熱交換器、5は減圧
装置としての電動膨張弁、6はスクリーンフィルター、
7は利用側熱交換器、8はマフラー、9はアキュムレー
タ、10は電磁開閉弁である。
【0022】このような冷媒回路の構成により、圧縮機
1から吐出される冷媒は、四方切換弁3の切り替わり位
置と電磁開閉弁10の開閉とに応じて、実線の矢印(冷
房運転)、点線の矢印(暖房運転)、実線中点の矢印
(除霜運転)のように、3つのモードに従って、冷媒の
流れる方向が決まる。
1から吐出される冷媒は、四方切換弁3の切り替わり位
置と電磁開閉弁10の開閉とに応じて、実線の矢印(冷
房運転)、点線の矢印(暖房運転)、実線中点の矢印
(除霜運転)のように、3つのモードに従って、冷媒の
流れる方向が決まる。
【0023】即ち、冷房運転時には、圧縮機1から吐出
された冷媒が、圧縮機1、マフラー2a、四方切換弁
3、熱源側熱交換器4、電動膨張弁5、スクリーンフィ
ルター6、利用側熱交換器7、マフラー8、四方切換弁
3、アキュムレータ9、圧縮機1の順に循環し、熱源側
熱交換器4が凝縮器として、利用側熱交換器7が蒸発器
として機能し、利用側熱交換器7による冷房運転が可能
になる。
された冷媒が、圧縮機1、マフラー2a、四方切換弁
3、熱源側熱交換器4、電動膨張弁5、スクリーンフィ
ルター6、利用側熱交換器7、マフラー8、四方切換弁
3、アキュムレータ9、圧縮機1の順に循環し、熱源側
熱交換器4が凝縮器として、利用側熱交換器7が蒸発器
として機能し、利用側熱交換器7による冷房運転が可能
になる。
【0024】暖房運転時には、圧縮機1から吐出された
冷媒が、圧縮機1、マフラー2a、四方切換弁3、マフ
ラー8、利用側熱交換器7、スクリーンフィルター6、
電動膨張弁5、熱源側熱交換器4、四方切換弁3、アキ
ュムレータ9、圧縮機1の順に循環し、熱源側熱交換器
4が蒸発器として、利用側熱交換器7が凝縮器として機
能し、利用側熱交換器7による暖房運転が可能になる。
冷媒が、圧縮機1、マフラー2a、四方切換弁3、マフ
ラー8、利用側熱交換器7、スクリーンフィルター6、
電動膨張弁5、熱源側熱交換器4、四方切換弁3、アキ
ュムレータ9、圧縮機1の順に循環し、熱源側熱交換器
4が蒸発器として、利用側熱交換器7が凝縮器として機
能し、利用側熱交換器7による暖房運転が可能になる。
【0025】除霜運転時(暖房運転時のように冷媒が循
環している時)には、電磁開閉弁10が開き、圧縮機1
から吐出される高温の冷媒の一部が、熱源側熱交換器4
の温度を上昇させるために、熱源側熱交換器4に直接供
給される。これにより、熱源側熱交換器4の温度が上昇
し霜がつきにくくなると共に一部の除霜が行われる。
環している時)には、電磁開閉弁10が開き、圧縮機1
から吐出される高温の冷媒の一部が、熱源側熱交換器4
の温度を上昇させるために、熱源側熱交換器4に直接供
給される。これにより、熱源側熱交換器4の温度が上昇
し霜がつきにくくなると共に一部の除霜が行われる。
【0026】次に冷媒について説明する。
【0027】本実施の形態においては、運転時における
圧力が高い冷媒に適しており、単一冷媒、混合冷媒のい
ずれの冷媒をも使用することもでき、例えば、R−41
0AまたはR−410Bが用いられる。R−410A
は、2成分系の混合冷媒であり、R−32を50Wt
%、R−125を50Wt%の構成であり、沸点は−5
2.2°C、露点は−52.2°Cである。R−410
Bの構成成分は、R−32を45Wt%、R−125を
55Wt%の構成である。
圧力が高い冷媒に適しており、単一冷媒、混合冷媒のい
ずれの冷媒をも使用することもでき、例えば、R−41
0AまたはR−410Bが用いられる。R−410A
は、2成分系の混合冷媒であり、R−32を50Wt
%、R−125を50Wt%の構成であり、沸点は−5
2.2°C、露点は−52.2°Cである。R−410
Bの構成成分は、R−32を45Wt%、R−125を
55Wt%の構成である。
【0028】このような2成分混合冷媒では、R−22
の従来の単一冷媒と比較した場合、所定の条件におけ
る、圧縮機1の吐出温度がR−22では66.0°Cに
対してR−410Aでは73.6°Cであり、凝縮圧力
がR−22では17.35barであるのに対してR−
410Aでは27.30barであり、蒸発圧力がR−
22では6.79barであるのに対してR−410A
では10.86barという特性を有し、冷媒回路全体
として、従来のR−22の単一冷媒を使用する場合より
高い温度であり且つ高い圧力となる。
の従来の単一冷媒と比較した場合、所定の条件におけ
る、圧縮機1の吐出温度がR−22では66.0°Cに
対してR−410Aでは73.6°Cであり、凝縮圧力
がR−22では17.35barであるのに対してR−
410Aでは27.30barであり、蒸発圧力がR−
22では6.79barであるのに対してR−410A
では10.86barという特性を有し、冷媒回路全体
として、従来のR−22の単一冷媒を使用する場合より
高い温度であり且つ高い圧力となる。
【0029】一方、R−410A及びR−410B等の
混合冷媒を用いた場合には、各成分の冷媒の沸点が近似
しているために、冷媒組成に変化が生じにくく、冷媒組
成の変化によって生じる温度グライド等の問題を考慮す
る必要がない。このために運転中における制御がしやす
くなる。
混合冷媒を用いた場合には、各成分の冷媒の沸点が近似
しているために、冷媒組成に変化が生じにくく、冷媒組
成の変化によって生じる温度グライド等の問題を考慮す
る必要がない。このために運転中における制御がしやす
くなる。
【0030】図3は、空気調和機の制御回路図である。
図3の中央の一点鎖線を境にして、左側は、利用側ユニ
ットAの制御回路を示し、右側は、熱源側ユニットBの
制御回路を示している。両側の制御回路は、動力線10
0と制御線200とを介してつながれている。
図3の中央の一点鎖線を境にして、左側は、利用側ユニ
ットAの制御回路を示し、右側は、熱源側ユニットBの
制御回路を示している。両側の制御回路は、動力線10
0と制御線200とを介してつながれている。
【0031】利用側ユニットAには、整流回路11と、
モータ用の電源供給回路12と、制御用の電源供給回路
13と、モータ駆動回路15と、スイッチ基板17と、
受信回路18a、表示基板18と、フラップモータ19
とが設けられる。
モータ用の電源供給回路12と、制御用の電源供給回路
13と、モータ駆動回路15と、スイッチ基板17と、
受信回路18a、表示基板18と、フラップモータ19
とが設けられる。
【0032】整流回路11はプラグ10aを介して供給
される100Vの交流電力を整流し夫々の電源供給回路
12,13へ直流電力を供給する。モータ用の電源供給
回路12はDCファンモータ16に供給される直流電圧
を10乃至36Vの電圧に調整する。この電源供給回路
12はマイクロコンピュータ14から送られてくる信号
に応じて直流電圧を10乃至36Vの範囲で可変し、D
Cファンモータ16の回転数を換えさせてこのモータで
駆動されるファンによって、利用側熱交換器7で調和さ
れた調和空気の被調和室への吹き出し量を制御するため
のものである。
される100Vの交流電力を整流し夫々の電源供給回路
12,13へ直流電力を供給する。モータ用の電源供給
回路12はDCファンモータ16に供給される直流電圧
を10乃至36Vの電圧に調整する。この電源供給回路
12はマイクロコンピュータ14から送られてくる信号
に応じて直流電圧を10乃至36Vの範囲で可変し、D
Cファンモータ16の回転数を換えさせてこのモータで
駆動されるファンによって、利用側熱交換器7で調和さ
れた調和空気の被調和室への吹き出し量を制御するため
のものである。
【0033】制御用の電源供給回路13は、マイクロコ
ンピュータ14に供給される5Vの直流電圧を発生す
る。モータ駆動回路15は、DCファンモータ16の回
転位置情報に基づくマイクロコンピュータ14からの信
号に応答して、DCファンモータ16のステータ巻線へ
の通電切換えタイミングを制御する。スイッチ基板17
は利用側ユニットAの操作パネルに固定され、このスイ
ッチ基板17にはオン/オフスイッチ、試運転スイッ
チ、等が設けられている。これらのスイッチの状態はマ
イクロコンピュータ14がキースキャンして取り込む。
受信回路18aは、ワイヤレスリモートコントローラ6
0からの遠隔操作信号(例えば、オン/オフ信号、冷房
/暖房切り換え信号、或いは室温設定信号等)を受信
し、復調した後マイクロコンピュータ14に転送する。
表示基板18は、マイクロコンピュータ14からの信号
に基づいてLEDをダイナミック点灯させて空気調和機
の運転状態を表示する。フラップモータ19は、利用側
熱交換器7で調和され、かつファンによって吹き出され
る調和空気の吹き出し方向を変更するフラップを動かす
ように機能する。
ンピュータ14に供給される5Vの直流電圧を発生す
る。モータ駆動回路15は、DCファンモータ16の回
転位置情報に基づくマイクロコンピュータ14からの信
号に応答して、DCファンモータ16のステータ巻線へ
の通電切換えタイミングを制御する。スイッチ基板17
は利用側ユニットAの操作パネルに固定され、このスイ
ッチ基板17にはオン/オフスイッチ、試運転スイッ
チ、等が設けられている。これらのスイッチの状態はマ
イクロコンピュータ14がキースキャンして取り込む。
受信回路18aは、ワイヤレスリモートコントローラ6
0からの遠隔操作信号(例えば、オン/オフ信号、冷房
/暖房切り換え信号、或いは室温設定信号等)を受信
し、復調した後マイクロコンピュータ14に転送する。
表示基板18は、マイクロコンピュータ14からの信号
に基づいてLEDをダイナミック点灯させて空気調和機
の運転状態を表示する。フラップモータ19は、利用側
熱交換器7で調和され、かつファンによって吹き出され
る調和空気の吹き出し方向を変更するフラップを動かす
ように機能する。
【0034】さらに、マイクロコンピュータ14には、
室温を測定するための室温センサ20と、利用側熱交換
器7の温度を測定するための熱交換器温度センサ21
と、部屋の湿度を測定するための湿度センサ22とが設
けられる。これらのセンサによって検出された測定値は
マイクロコンピュータ14でA/D変換されて取り込ま
れる。マイクロコンピュータ14はこれらの入力情報
(取り込み情報)を基に演算し、四方切換弁、圧縮機1
の運転能力を定めるための信号等をシルアル回路23と
端子板T3とを通じて、熱源側ユニットBに送る。ま
た、トライアック26とヒータリレー27とは、ドライ
バー24を通じてマイクロコンピュータ14により制御
される。これによって除湿運転(冷房運転時に用いる冷
凍サイクルの状態)に用いられる再加熱ヒータ25に供
給する電力を段階的に制御する。
室温を測定するための室温センサ20と、利用側熱交換
器7の温度を測定するための熱交換器温度センサ21
と、部屋の湿度を測定するための湿度センサ22とが設
けられる。これらのセンサによって検出された測定値は
マイクロコンピュータ14でA/D変換されて取り込ま
れる。マイクロコンピュータ14はこれらの入力情報
(取り込み情報)を基に演算し、四方切換弁、圧縮機1
の運転能力を定めるための信号等をシルアル回路23と
端子板T3とを通じて、熱源側ユニットBに送る。ま
た、トライアック26とヒータリレー27とは、ドライ
バー24を通じてマイクロコンピュータ14により制御
される。これによって除湿運転(冷房運転時に用いる冷
凍サイクルの状態)に用いられる再加熱ヒータ25に供
給する電力を段階的に制御する。
【0035】符号30は、空気調和機の型と特性を示す
特定データを保存した外部ROMである。これらの特定
データは、プラグ10aがコンセントに接続され電力が
供給されてマイクロコンピュータ14が立上がった後
に、すぐに外部ROM30から取り出される。マイクロ
コンピュータ14は外部ROM30からの特定データの
取り出しが完了するまで、ワイヤレスリモートコントロ
ーラ60からの命令の入力、あるいはON/OFFスイ
ッチ又は試運転スイッチ(操作は後述する)の状態の検
知はなさない。
特定データを保存した外部ROMである。これらの特定
データは、プラグ10aがコンセントに接続され電力が
供給されてマイクロコンピュータ14が立上がった後
に、すぐに外部ROM30から取り出される。マイクロ
コンピュータ14は外部ROM30からの特定データの
取り出しが完了するまで、ワイヤレスリモートコントロ
ーラ60からの命令の入力、あるいはON/OFFスイ
ッチ又は試運転スイッチ(操作は後述する)の状態の検
知はなさない。
【0036】次に、図3の熱源側ユニットBのコントロ
ールサーキットについて説明する。
ールサーキットについて説明する。
【0037】室外ユニットBにおいて、端子板T1’、
T2’、T3’は、それぞれ利用側ユニットAに配置さ
れた端子板T1、T2、T3に接続されている。符号3
1は端子板T1’とT2’に平行に接続されたバリスタ
である。32はノイズフィルタ、34はリアクタ、33
は倍電圧整流回路、35は電圧を倍にする倍電圧器、3
6はノイズフィルタである。
T2’、T3’は、それぞれ利用側ユニットAに配置さ
れた端子板T1、T2、T3に接続されている。符号3
1は端子板T1’とT2’に平行に接続されたバリスタ
である。32はノイズフィルタ、34はリアクタ、33
は倍電圧整流回路、35は電圧を倍にする倍電圧器、3
6はノイズフィルタである。
【0038】符号39は、端子板T3’を介して利用側
ユニットAから供給された制御信号を動力線から分散す
るシルアルサーキットであり、その分散された信号は制
御装置41へ伝達される。40は、電流検出器であり、
熱源側ユニットBに供給された電流を変流(C.T.)
で検出し制御装置41用の信号に変換する。
ユニットAから供給された制御信号を動力線から分散す
るシルアルサーキットであり、その分散された信号は制
御装置41へ伝達される。40は、電流検出器であり、
熱源側ユニットBに供給された電流を変流(C.T.)
で検出し制御装置41用の信号に変換する。
【0039】42は制御装置41の動作用電力を発生さ
せるための定電力回路、43は、冷凍サイクルの圧縮機
1を運転するためのモータ部であり、44は圧縮機1か
らの吐出される冷媒の温度を検知する吐出側温度センサ
ーである。45はファンモータであり、回転速度が複数
の段階に制御され、熱源側熱交換器4に空気をおくれる
ように配置されている。
せるための定電力回路、43は、冷凍サイクルの圧縮機
1を運転するためのモータ部であり、44は圧縮機1か
らの吐出される冷媒の温度を検知する吐出側温度センサ
ーである。45はファンモータであり、回転速度が複数
の段階に制御され、熱源側熱交換器4に空気をおくれる
ように配置されている。
【0040】四方切換弁3、電磁開閉弁10は前述した
冷凍サイクルの冷媒通路を切り替えるようになってい
る。更に、熱源側ユニットBには、室外温度を検出する
室外温度センサ48がファンモータ45の空気取り入れ
口に近接取付けられ、熱源側熱交換器4の温度を検知す
る熱交換器温度センサ49が熱源側熱交換器4に取付ら
れている。これらのセンサ48,49によって得られた
検出値は制御装置41でA/D変換されて取り込まれ
る。
冷凍サイクルの冷媒通路を切り替えるようになってい
る。更に、熱源側ユニットBには、室外温度を検出する
室外温度センサ48がファンモータ45の空気取り入れ
口に近接取付けられ、熱源側熱交換器4の温度を検知す
る熱交換器温度センサ49が熱源側熱交換器4に取付ら
れている。これらのセンサ48,49によって得られた
検出値は制御装置41でA/D変換されて取り込まれ
る。
【0041】符号50は利用側ユニットAの外部ROM
30と同様な機能を有する外部ROMである。熱源側ユ
ニットBについての特有のデータは、外部ROM30で
説明したものと同様のものが外部ROM50に収納され
ている。
30と同様な機能を有する外部ROMである。熱源側ユ
ニットBについての特有のデータは、外部ROM30で
説明したものと同様のものが外部ROM50に収納され
ている。
【0042】熱源側ユニットBと利用側ユニットAの各
制御回路における記号Fは、ヒューズである。
制御回路における記号Fは、ヒューズである。
【0043】マイクロコンピュータ(制御装置)14、
41のそれぞれは、予めプログラムを収納したROM、
参照データを収納したRAM、そしてプログラムを演算
するCPUを、同一の容器に収納したものである(イン
テル コーポレーション販売の87C196MC(MC
S−96シリーズ)等を用いることができる)。
41のそれぞれは、予めプログラムを収納したROM、
参照データを収納したRAM、そしてプログラムを演算
するCPUを、同一の容器に収納したものである(イン
テル コーポレーション販売の87C196MC(MC
S−96シリーズ)等を用いることができる)。
【0044】一方、制御装置41は、本実施の形態で
は、圧力センサ2に接続されており、その検出圧力に応
答して、電動膨張弁5の弁開度を制御しており、電動膨
張弁5の絞り弁を駆動するステップモータ51に開度信
号を発するようになっている。
は、圧力センサ2に接続されており、その検出圧力に応
答して、電動膨張弁5の弁開度を制御しており、電動膨
張弁5の絞り弁を駆動するステップモータ51に開度信
号を発するようになっている。
【0045】即ち、電動膨張弁5の開度は通常、冷凍サ
イクル中の冷媒の蒸発温度が一定になるように冷媒の蒸
発温度に基づいて制御されるが、本実施の形態では、更
に、圧力センサ2が検出した圧力に基づいても制御され
る。
イクル中の冷媒の蒸発温度が一定になるように冷媒の蒸
発温度に基づいて制御されるが、本実施の形態では、更
に、圧力センサ2が検出した圧力に基づいても制御され
る。
【0046】尚、図2に示すように、制御装置としての
マイクロコンピュータ41は、検出時間可変手段71を
備えており、後述するように、圧力センサ2により検出
時間を決定し、その検出時間を検出圧力に応じて変える
ようになっている。
マイクロコンピュータ41は、検出時間可変手段71を
備えており、後述するように、圧力センサ2により検出
時間を決定し、その検出時間を検出圧力に応じて変える
ようになっている。
【0047】図5は図3の熱源側ユニットBのACファ
ンモータ(単相電動誘導機)45の駆動回路例を示した
ものである。
ンモータ(単相電動誘導機)45の駆動回路例を示した
ものである。
【0048】この図5に示す駆動回路において、インバ
ータ電源を構成するコンバータ300は、単相交流電源
330を直流電力に整流して、この直流電力をインバー
タ350に供給するようになっている。
ータ電源を構成するコンバータ300は、単相交流電源
330を直流電力に整流して、この直流電力をインバー
タ350に供給するようになっている。
【0049】制御装置41はファンモータ45に設けら
れた回転子の回転位置センサにより検出した回転子に基
づく通電パターンをインバータを使って制御するもので
あり、インバータ350は6種類の通電組み合わせを持
っており、単相伝播通電によりファンモータ45を駆動
する。また、位置検出素子からのロータの位置検出信号
が制御装置41に与えられて、制御装置41はステータ
の巻線への通電を切り換えるタイミングを得ている。そ
して、制御装置41は、圧力センサ2の検出した凝縮圧
力値が所定の値を越えた場合に、ファンモータ45を高
い段階の回転数になるように制御するものであり、ファ
ンモータ45がハイ(High)とロウ(Low)の2
段階制御の場合には、ロウ段階からハイ(High)段
階に切り換える。即ち、通常運転では、ファンモータ4
5の回転数はロウ運転となっており、圧力センサ2の検
出圧力が所定の値より高い場合にファンモータ45をハ
イ段階に切り換えて運転するようになっている。もちろ
ん、ファンモータ45の回転数の制御は複数段階に制御
できるものであればよく、2段階に限らず、3段階や4
段階等の多段に制御可能なものであっても同様に制御で
きる。
れた回転子の回転位置センサにより検出した回転子に基
づく通電パターンをインバータを使って制御するもので
あり、インバータ350は6種類の通電組み合わせを持
っており、単相伝播通電によりファンモータ45を駆動
する。また、位置検出素子からのロータの位置検出信号
が制御装置41に与えられて、制御装置41はステータ
の巻線への通電を切り換えるタイミングを得ている。そ
して、制御装置41は、圧力センサ2の検出した凝縮圧
力値が所定の値を越えた場合に、ファンモータ45を高
い段階の回転数になるように制御するものであり、ファ
ンモータ45がハイ(High)とロウ(Low)の2
段階制御の場合には、ロウ段階からハイ(High)段
階に切り換える。即ち、通常運転では、ファンモータ4
5の回転数はロウ運転となっており、圧力センサ2の検
出圧力が所定の値より高い場合にファンモータ45をハ
イ段階に切り換えて運転するようになっている。もちろ
ん、ファンモータ45の回転数の制御は複数段階に制御
できるものであればよく、2段階に限らず、3段階や4
段階等の多段に制御可能なものであっても同様に制御で
きる。
【0050】例えば、ファンモータ45が、ハイ(Hi
gh)、ミドル(Middle)、ロウ(Low)の3
段階に回転数を調整できる場合には、ミドル運転をして
いる場合に、圧力センサ2が所定圧力値以上の圧力を検
出した場合にはハイ段階に、ロウ運転をしている場合
に、圧力センサ2が所定圧力以上の圧力を検出した場合
にはミドル又はハイ段階にモータの出力を切り換えるも
のであってもよい。
gh)、ミドル(Middle)、ロウ(Low)の3
段階に回転数を調整できる場合には、ミドル運転をして
いる場合に、圧力センサ2が所定圧力値以上の圧力を検
出した場合にはハイ段階に、ロウ運転をしている場合
に、圧力センサ2が所定圧力以上の圧力を検出した場合
にはミドル又はハイ段階にモータの出力を切り換えるも
のであってもよい。
【0051】次に、本実施の形態における作用を説明す
る。
る。
【0052】まず、冷房運転時には、図2に実線矢印で
示すように、圧縮機1から吐出された冷媒は、マフラー
2a、四方切換弁3、熱源側熱交換器(室外熱交換器)
4、電動膨張弁5、スクリーンフィルター6、利用側熱
交換器(室内熱交換器)7、マフラー8、四方切換弁
3、アキュムレータ9の順序で冷媒回路を循環し、利用
側熱交換器7が蒸発器として機能し、電動膨張弁5で減
圧される。
示すように、圧縮機1から吐出された冷媒は、マフラー
2a、四方切換弁3、熱源側熱交換器(室外熱交換器)
4、電動膨張弁5、スクリーンフィルター6、利用側熱
交換器(室内熱交換器)7、マフラー8、四方切換弁
3、アキュムレータ9の順序で冷媒回路を循環し、利用
側熱交換器7が蒸発器として機能し、電動膨張弁5で減
圧される。
【0053】本実施の形態では、上述の如く、2成分混
合冷媒であるR−410A、R−410Bを冷媒として
用いているので、その混合冷媒の性質上、単一冷媒を用
いた場合に比較して、運転時における冷媒管内の凝縮圧
力が高い。このため、冷房運転時に凝縮圧力が異常に高
くなる場合には、図6に示すようなファンモータ45の
制御を行って、ファン4aによる凝縮器である熱源側熱
交換器(室外熱交換器)4に対する通風量を増やして、
凝縮器における熱交換効率の促進を図って、凝縮器にお
ける冷媒の凝縮温度を下げて凝縮圧力を下げ、これによ
り熱源側熱交換器4の熱交換効率を上げる。更に、運転
時における冷媒の圧力が異常に高くなるのを防止して、
冷媒回路における異常な高圧によって生じる冷媒回路の
損傷等を防止する。
合冷媒であるR−410A、R−410Bを冷媒として
用いているので、その混合冷媒の性質上、単一冷媒を用
いた場合に比較して、運転時における冷媒管内の凝縮圧
力が高い。このため、冷房運転時に凝縮圧力が異常に高
くなる場合には、図6に示すようなファンモータ45の
制御を行って、ファン4aによる凝縮器である熱源側熱
交換器(室外熱交換器)4に対する通風量を増やして、
凝縮器における熱交換効率の促進を図って、凝縮器にお
ける冷媒の凝縮温度を下げて凝縮圧力を下げ、これによ
り熱源側熱交換器4の熱交換効率を上げる。更に、運転
時における冷媒の圧力が異常に高くなるのを防止して、
冷媒回路における異常な高圧によって生じる冷媒回路の
損傷等を防止する。
【0054】ここで、図6を参照して、制御装置41に
おけるファンモータ45の制御フローについて説明す
る。
おけるファンモータ45の制御フローについて説明す
る。
【0055】冷房運転開始後、ステップS1において、
圧力センサ2による圧力検知を開始し、検知圧力が所定
以上の圧力値を検知すると制御装置41に検知信号を発
する。所定の圧力値は、空気調和機の機種、例えば、一
般家庭用やビル用等の業務用空気調和機または能力等に
より異なり、定められるものではないが、例えば、32
Kg/cm2 である。尚、圧力センサ2は冷媒回路内にお
ける冷媒圧力を常時検知するもののほか、冷媒回路にお
いてこの所定値以上の圧力値を検知するとスイッチが作
動してオン信号を発するものであってもよい。制御装置
41は、この圧力センサ2からオン信号を受けると、ス
テップS2にすすむ。
圧力センサ2による圧力検知を開始し、検知圧力が所定
以上の圧力値を検知すると制御装置41に検知信号を発
する。所定の圧力値は、空気調和機の機種、例えば、一
般家庭用やビル用等の業務用空気調和機または能力等に
より異なり、定められるものではないが、例えば、32
Kg/cm2 である。尚、圧力センサ2は冷媒回路内にお
ける冷媒圧力を常時検知するもののほか、冷媒回路にお
いてこの所定値以上の圧力値を検知するとスイッチが作
動してオン信号を発するものであってもよい。制御装置
41は、この圧力センサ2からオン信号を受けると、ス
テップS2にすすむ。
【0056】ステップS2では、制御装置41がファン
モータ45の回転数がロウ(Low)状態であるか否か
判断し、ファンモータ45の回転数がロウ(Low)状
態である場合には、ステップS7に進みファンモータ4
5の回転数をハイ(High)状態にして、フアンモー
タ45の回転数を上昇させて、外気との熱交換の促進を
図る。即ち、凝縮器として作用する室外熱交換器4の送
風量を増加することによって、凝縮器の冷却が促進され
て凝縮器における冷媒の凝縮が促進し、凝縮器における
冷媒圧力が低下する。そして、凝縮器内の冷媒圧力が低
下すると、凝縮温度も低下して、凝縮器における熱交換
効率の低下を防止できる。
モータ45の回転数がロウ(Low)状態であるか否か
判断し、ファンモータ45の回転数がロウ(Low)状
態である場合には、ステップS7に進みファンモータ4
5の回転数をハイ(High)状態にして、フアンモー
タ45の回転数を上昇させて、外気との熱交換の促進を
図る。即ち、凝縮器として作用する室外熱交換器4の送
風量を増加することによって、凝縮器の冷却が促進され
て凝縮器における冷媒の凝縮が促進し、凝縮器における
冷媒圧力が低下する。そして、凝縮器内の冷媒圧力が低
下すると、凝縮温度も低下して、凝縮器における熱交換
効率の低下を防止できる。
【0057】一方、ステップS2において、ファンモー
タ45の回転数がロウ(LOW)でない場合、この場合
には本実施例ではファンモータ45はロウとハイの2段
階になっているのでファンモータ45の回転数はハイで
あるから、これ以上のファンモータ45の回転数制御は
おこなわないが、更に上述した圧力値(32Kg/cm2
)より大きい限界圧力値(例えば、34Kg/cm2 )
に達しているか否かが判断される。
タ45の回転数がロウ(LOW)でない場合、この場合
には本実施例ではファンモータ45はロウとハイの2段
階になっているのでファンモータ45の回転数はハイで
あるから、これ以上のファンモータ45の回転数制御は
おこなわないが、更に上述した圧力値(32Kg/cm2
)より大きい限界圧力値(例えば、34Kg/cm2 )
に達しているか否かが判断される。
【0058】即ち、ステップS2において、ファンモー
タ45の回転数がロウでなくハイ状態の場合には、ステ
ップS3に進み、制御装置41は所定時間の経過をみ
て、所定時間経過している場合には再び圧力を検知す
る。所定時間経過した後としているのは、ステップS7
において回転数を新たにハイに設定した場合を含め、フ
ァンモータ45の回転数を上昇させた場合の効果をみる
ためである。
タ45の回転数がロウでなくハイ状態の場合には、ステ
ップS3に進み、制御装置41は所定時間の経過をみ
て、所定時間経過している場合には再び圧力を検知す
る。所定時間経過した後としているのは、ステップS7
において回転数を新たにハイに設定した場合を含め、フ
ァンモータ45の回転数を上昇させた場合の効果をみる
ためである。
【0059】そして、ステップS4において、制御装置
41は再度圧力センサ2で冷媒管内の凝縮圧力の検知を
行い、検知した凝縮圧力が所定の限界圧力値(例えば3
4Kg/cm2 )を下回る場合にはステップS6に進んで
リターンする。そうでなく、検知した凝縮圧力が限界圧
力値以上である場合には、たとえ送風量を増加させて、
凝縮器の熱交換を促進させても何らかの原因で凝縮圧力
が低下しないと判断した場合には、ステップS5に進
み、制御装置41は圧縮機1を停止する。このような限
界圧力値の制御をおこなうことによって、冷媒回路の高
圧による冷媒回路の損傷を防止できる。
41は再度圧力センサ2で冷媒管内の凝縮圧力の検知を
行い、検知した凝縮圧力が所定の限界圧力値(例えば3
4Kg/cm2 )を下回る場合にはステップS6に進んで
リターンする。そうでなく、検知した凝縮圧力が限界圧
力値以上である場合には、たとえ送風量を増加させて、
凝縮器の熱交換を促進させても何らかの原因で凝縮圧力
が低下しないと判断した場合には、ステップS5に進
み、制御装置41は圧縮機1を停止する。このような限
界圧力値の制御をおこなうことによって、冷媒回路の高
圧による冷媒回路の損傷を防止できる。
【0060】このようにして、冷媒の凝縮圧力が異常に
高くなった場合には、ファンモータ45の回転数をロウ
状態からハイ状態に変更することにより、凝縮圧力の低
下を図り凝縮器における冷媒の凝縮圧力の低減を行っ
て、冷媒の凝縮温度を下げて、凝縮器の熱交換効率の向
上を図る。
高くなった場合には、ファンモータ45の回転数をロウ
状態からハイ状態に変更することにより、凝縮圧力の低
下を図り凝縮器における冷媒の凝縮圧力の低減を行っ
て、冷媒の凝縮温度を下げて、凝縮器の熱交換効率の向
上を図る。
【0061】本発明は上述した実施の形態に限定され
ず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形が可
能である。
ず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形が可
能である。
【0062】上述した実施の形態では、制御装置はファ
ンモータ回転数をロウとハイの2段階で制御して、凝縮
器に対する通風量を上げているが、ファンモータ回転数
は3段階あるいは4段階以上に設定することも可能であ
る。この場合には、検知状態の送風段階が、例えば第2
段であればそれより一段高い3段とするように、検知状
態における送風段階より一段高い送風段階を設定する。
ンモータ回転数をロウとハイの2段階で制御して、凝縮
器に対する通風量を上げているが、ファンモータ回転数
は3段階あるいは4段階以上に設定することも可能であ
る。この場合には、検知状態の送風段階が、例えば第2
段であればそれより一段高い3段とするように、検知状
態における送風段階より一段高い送風段階を設定する。
【0063】また、ファンモータには、上述したACモ
ータの他にDCモータをも使用することができるが、D
Cモータを使用する場合には、スイッチングしてデュー
ティ比を変えることで回転数を変えることができる。
ータの他にDCモータをも使用することができるが、D
Cモータを使用する場合には、スイッチングしてデュー
ティ比を変えることで回転数を変えることができる。
【0064】また、ACモータを採用する場合には、上
述したPWM制御に限らず他の制御方法、例えば回路の
中間タップを出して制御したり、あるいは抵抗体を入れ
て制御する方式などであってもよい。
述したPWM制御に限らず他の制御方法、例えば回路の
中間タップを出して制御したり、あるいは抵抗体を入れ
て制御する方式などであってもよい。
【0065】上述した実施の形態では、空気調和機を例
に用いて説明しているが、これに限らず、冷凍サイクル
を有する冷凍システムであれば、例えば冷蔵庫や自動販
売機等にも用いることができる。
に用いて説明しているが、これに限らず、冷凍サイクル
を有する冷凍システムであれば、例えば冷蔵庫や自動販
売機等にも用いることができる。
【0066】更に、上述した実施の形態では、空気調和
機における冷房運転を例に用いて説明したが、これに限
らず暖房運転においても同様に制御することができる。
この場合には、室内熱交換器7が凝縮器として作用する
ので、室内熱交換器7に設けられた送風機用のモータの
回転数を制御する。
機における冷房運転を例に用いて説明したが、これに限
らず暖房運転においても同様に制御することができる。
この場合には、室内熱交換器7が凝縮器として作用する
ので、室内熱交換器7に設けられた送風機用のモータの
回転数を制御する。
【0067】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、圧力セ
ンサが冷媒の凝縮圧力を検出し、冷媒の凝縮圧力が所定
の圧力値より高い場合には、凝縮器のファンの回転数を
大きくする。圧力センサが冷媒の凝縮圧力を検出し、冷
媒の凝縮圧力が所定の圧力より高い場合には、凝縮器の
熱交換を促進するファンの回転数を大きくする制御をお
こなう。これにより、運転時に高圧となりやすい混合冷
媒を用いた場合であっても、凝縮圧力が高まって凝縮器
の温度が高くなった場合に、検出圧力の値に応じて送風
ファンの回転数を高く変更し、熱交換の促進による凝縮
器の温度の低下を図る。これにより、混合冷媒の凝縮温
度を下げて、凝縮器の中の圧力の低減を行い、凝縮器の
熱交換効率の向上を図る。
ンサが冷媒の凝縮圧力を検出し、冷媒の凝縮圧力が所定
の圧力値より高い場合には、凝縮器のファンの回転数を
大きくする。圧力センサが冷媒の凝縮圧力を検出し、冷
媒の凝縮圧力が所定の圧力より高い場合には、凝縮器の
熱交換を促進するファンの回転数を大きくする制御をお
こなう。これにより、運転時に高圧となりやすい混合冷
媒を用いた場合であっても、凝縮圧力が高まって凝縮器
の温度が高くなった場合に、検出圧力の値に応じて送風
ファンの回転数を高く変更し、熱交換の促進による凝縮
器の温度の低下を図る。これにより、混合冷媒の凝縮温
度を下げて、凝縮器の中の圧力の低減を行い、凝縮器の
熱交換効率の向上を図る。
【0068】請求項2又は請求項3の発明では、ファン
を駆動するモータを直流モータや交流モータを用いた場
合において上述した請求項1に記載の発明と同様な効果
を得ることができる。
を駆動するモータを直流モータや交流モータを用いた場
合において上述した請求項1に記載の発明と同様な効果
を得ることができる。
【0069】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3に記載の冷凍システムにおいて混合冷媒を可逆運転可
能に設け、冷房及び暖房運転を可能した空気調和機とし
て用いた場合にも、空気調和機における凝縮圧力が高圧
になるのを防止し、凝縮器の熱交換効率の低下を防止し
て安定運転が可能になる。
3に記載の冷凍システムにおいて混合冷媒を可逆運転可
能に設け、冷房及び暖房運転を可能した空気調和機とし
て用いた場合にも、空気調和機における凝縮圧力が高圧
になるのを防止し、凝縮器の熱交換効率の低下を防止し
て安定運転が可能になる。
【0070】
【図1】本発明の実施の形態に適用される空気調和機を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】本発明の空気調和機の冷媒回路を示す図であ
る。
る。
【図3】図1の冷媒回路の制御回路図である。
【図4】室外ユニット(熱源側ユニット)の内部構成を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図5】ファンモータの駆動を制御する構成を示す図で
ある。
ある。
【図6】ファンモータの制御動作を示すフローチャート
である。
である。
1 圧縮機 2 圧力センサ 4 室外熱交換器(凝縮器) 5 電動膨張弁(減圧装置) 4a ファン 7 室内熱交換器(蒸発器) 41 制御装置(制御手段) 45 ファンモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠谷 義徳 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小林 雅博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 川鍋 隆 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 原 嘉孝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 特性の異なる少なくとも2種以上の冷媒
を圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を有する冷媒回路
中に循環させるように構成し、前記凝縮器には熱交換用
の空気を送風する送風ファンを備えた冷凍システムにお
いて、 前記冷媒回路内における冷媒の凝縮圧力を検出する圧力
センサと、この圧力センサにより検知した凝縮圧力が所
定の値より高い場合に、前記凝縮器に設けられた前記送
風ファンの回転数を大きくする制御手段とを備えること
を特徴とする冷凍システム。 - 【請求項2】 前記送風ファンを駆動するモータは、直
流モータであることを特徴とする請求項1に記載の冷凍
システム。 - 【請求項3】 前記ファンを駆動するモータは、交流モ
ータであることを特徴とする請求項1に記載の冷凍シス
テム。 - 【請求項4】 前記凝縮器又は蒸発器は、室外に配置さ
れて室外空気と熱交換される熱源側熱交換器又は、室内
に配置されて室内空気と熱交換される利用側熱交換器で
あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
の冷凍システムを備える空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30766595A JPH09145177A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 冷凍システム及び冷凍システムを備える空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30766595A JPH09145177A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 冷凍システム及び冷凍システムを備える空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09145177A true JPH09145177A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17971777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30766595A Pending JPH09145177A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 冷凍システム及び冷凍システムを備える空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09145177A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008309364A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Toyo Eng Works Ltd | ヒートポンプ式空気調和装置 |
JP2012506024A (ja) * | 2008-10-14 | 2012-03-08 | リーバート・コーポレイシヨン | 空冷凝縮器の統合された静かな動作モードおよびエネルギー効率的な動作モード |
CN111271833A (zh) * | 2018-12-05 | 2020-06-12 | 维谛技术有限公司 | 空调系统、空调系统的运行控制方法及装置 |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP30766595A patent/JPH09145177A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008309364A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Toyo Eng Works Ltd | ヒートポンプ式空気調和装置 |
JP2012506024A (ja) * | 2008-10-14 | 2012-03-08 | リーバート・コーポレイシヨン | 空冷凝縮器の統合された静かな動作モードおよびエネルギー効率的な動作モード |
CN111271833A (zh) * | 2018-12-05 | 2020-06-12 | 维谛技术有限公司 | 空调系统、空调系统的运行控制方法及装置 |
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