JPH09144093A - 浴室用防水床部の支持架台 - Google Patents
浴室用防水床部の支持架台Info
- Publication number
- JPH09144093A JPH09144093A JP32963695A JP32963695A JPH09144093A JP H09144093 A JPH09144093 A JP H09144093A JP 32963695 A JP32963695 A JP 32963695A JP 32963695 A JP32963695 A JP 32963695A JP H09144093 A JPH09144093 A JP H09144093A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- bathtub
- floor
- waterproof floor
- bathroom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基礎が大きく形成された場合でも、これを削
ることなく簡単に浴室用防水床部を据え付けることがで
きる浴室用防水床部の支持架台を提供する。 【解決手段】 支持架台3を、防水床部1の裏面側に、
防水床部1の一辺に平行に取り付けられるとともに、こ
の防水床部1の一辺より短い、この防水床部支持用の少
なくとも2本の支持部材30,31と、支持部材30,
31の両端側に上下に移動可能に取り付けられ、防水床
部1の水平レベルの調整が可能な支持脚33とを有する
ように構成する。そして、防水床部1の水平レベルの調
整に際して、支持部材30,31が防水床部1に対し
て、互いに独立してこの支持部材30,31の長手方向
にスライド移動可能とする。
ることなく簡単に浴室用防水床部を据え付けることがで
きる浴室用防水床部の支持架台を提供する。 【解決手段】 支持架台3を、防水床部1の裏面側に、
防水床部1の一辺に平行に取り付けられるとともに、こ
の防水床部1の一辺より短い、この防水床部支持用の少
なくとも2本の支持部材30,31と、支持部材30,
31の両端側に上下に移動可能に取り付けられ、防水床
部1の水平レベルの調整が可能な支持脚33とを有する
ように構成する。そして、防水床部1の水平レベルの調
整に際して、支持部材30,31が防水床部1に対し
て、互いに独立してこの支持部材30,31の長手方向
にスライド移動可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、床パンや洗い場
付浴槽といった、外周部に壁載せ部が形成されている浴
室用防水床部の支持架台に関するものである。
付浴槽といった、外周部に壁載せ部が形成されている浴
室用防水床部の支持架台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は浴室用床パンの支持架台の一例
を示す図である。支持架台100は、壁Wで囲まれた浴
室設置空間S一杯に設置される床パン101を支持する
ためのものであり、床パン101の裏面側に取り付けら
れる支持部材100aと、この支持部材100aの両端
に上下動可能に取り付けられる、支持ボルト100bと
から構成されている。
を示す図である。支持架台100は、壁Wで囲まれた浴
室設置空間S一杯に設置される床パン101を支持する
ためのものであり、床パン101の裏面側に取り付けら
れる支持部材100aと、この支持部材100aの両端
に上下動可能に取り付けられる、支持ボルト100bと
から構成されている。
【0003】床パン101は、支持架台100を介し
て、これを浴室設置空間S内に設置後、水平レベルの調
整をする必要があるため、外周部の壁載せ部101aに
設けられた開口101bを介して、支持ボルト100b
の上下動が行なえるようになっている。このため、支持
ボルト100bが取り付けられる支持部材100aの両
端部側は、床パン101の壁載せ部101a直下に配置
され、両端はほぼ壁Wを支持する基礎Bに接した状態と
なっている。
て、これを浴室設置空間S内に設置後、水平レベルの調
整をする必要があるため、外周部の壁載せ部101aに
設けられた開口101bを介して、支持ボルト100b
の上下動が行なえるようになっている。このため、支持
ボルト100bが取り付けられる支持部材100aの両
端部側は、床パン101の壁載せ部101a直下に配置
され、両端はほぼ壁Wを支持する基礎Bに接した状態と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基礎B
はコンクリート等によって現場において形成されるもの
であるため、そのサイズが正確でなく、大きめに形成さ
れてしまう場合も多い。したがって、このような場合
に、浴室設置空間S内に床パン101用の支持架台10
0を設置するには、基礎Bの削り作業が必要になるとい
う問題があった。
はコンクリート等によって現場において形成されるもの
であるため、そのサイズが正確でなく、大きめに形成さ
れてしまう場合も多い。したがって、このような場合
に、浴室設置空間S内に床パン101用の支持架台10
0を設置するには、基礎Bの削り作業が必要になるとい
う問題があった。
【0005】この発明は、以上の点に鑑み、基礎が大き
く形成された場合でも、これを削ることなく簡単に浴室
用床部を据え付けることができる浴室用防水床部の支持
架台を提供することを目的とする。
く形成された場合でも、これを削ることなく簡単に浴室
用床部を据え付けることができる浴室用防水床部の支持
架台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、外周部に壁載せ部が形成されている浴室用防
水床部の支持架台において、防水床部の裏面側に、この
防水床部の一辺に平行に取り付けられるとともに、この
防水床部の上記一辺より短い、この防水床部支持用の少
なくとも2本の支持部材と、防水床部の水平レベルの調
整が可能なように、支持部材の両端側に上下に移動可能
に取り付けられた支持脚とを有し、かつ、支持部材が、
防水床部に対して、互いに独立してこの支持部材の長手
方向にスライド移動可能となっていることである。
の発明は、外周部に壁載せ部が形成されている浴室用防
水床部の支持架台において、防水床部の裏面側に、この
防水床部の一辺に平行に取り付けられるとともに、この
防水床部の上記一辺より短い、この防水床部支持用の少
なくとも2本の支持部材と、防水床部の水平レベルの調
整が可能なように、支持部材の両端側に上下に移動可能
に取り付けられた支持脚とを有し、かつ、支持部材が、
防水床部に対して、互いに独立してこの支持部材の長手
方向にスライド移動可能となっていることである。
【0007】この発明では、例えば、支持部材の一方の
端部に取り付けられる支持脚が、基礎の突出部に当たる
場合には、この支持部材を、防水床部に対して、他方の
端部側へ向かってスライド移動させ、上記支持脚と基礎
との干渉を避けることができる。この場合、支持部材は
防水床部より短いため、この支持部材の他方の端部側の
支持脚が基礎に当たってしまうことはない。
端部に取り付けられる支持脚が、基礎の突出部に当たる
場合には、この支持部材を、防水床部に対して、他方の
端部側へ向かってスライド移動させ、上記支持脚と基礎
との干渉を避けることができる。この場合、支持部材は
防水床部より短いため、この支持部材の他方の端部側の
支持脚が基礎に当たってしまうことはない。
【0008】また、この発明では、支持部材がその長手
方向にスライド移動できるため、この支持部材の一端側
の支持脚を、防水床部の壁載せ部に設けた開口から上下
動して、防水床部の水平レベルの調整をした後、この支
持部材をスライド移動し、この支持部材の他端側の支持
脚を、防水床部の反対側の壁載せ部に設けた開口から上
下動して、防水床部の水平レベルの調整を行なうことも
可能である。
方向にスライド移動できるため、この支持部材の一端側
の支持脚を、防水床部の壁載せ部に設けた開口から上下
動して、防水床部の水平レベルの調整をした後、この支
持部材をスライド移動し、この支持部材の他端側の支持
脚を、防水床部の反対側の壁載せ部に設けた開口から上
下動して、防水床部の水平レベルの調整を行なうことも
可能である。
【0009】この発明の請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明の場合において、防水床部が、浴槽と洗い
場とが一体的に形成されている洗い場付浴槽であること
である。
1記載の発明の場合において、防水床部が、浴槽と洗い
場とが一体的に形成されている洗い場付浴槽であること
である。
【0010】この発明の請求項3記載の発明は、請求項
1記載の発明の場合において、支持部材が、防水床部が
設置される浴室設置空間の開放面に直交するように配置
されていることである。
1記載の発明の場合において、支持部材が、防水床部が
設置される浴室設置空間の開放面に直交するように配置
されていることである。
【0011】この発明では、支持脚が基礎の突出部に当
たるため、支持部材を充分にスライド移動できない場合
でも、この支持部材に対して、防水床部を浴室設置空間
の開放面側にスライド移動させることにより、この支持
脚上方に防水床部の壁載せ部の開口を位置決めできるた
め、この開口を介して、上記支持脚の上下動ができ、こ
の防水床部の水平レベルの調整が容易にできるようにな
る。
たるため、支持部材を充分にスライド移動できない場合
でも、この支持部材に対して、防水床部を浴室設置空間
の開放面側にスライド移動させることにより、この支持
脚上方に防水床部の壁載せ部の開口を位置決めできるた
め、この開口を介して、上記支持脚の上下動ができ、こ
の防水床部の水平レベルの調整が容易にできるようにな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。図1はこの発明の一実施の形
態に係る支持架台により洗い場付浴槽が支持されている
状態を示す浴室の外観斜視図、図2は洗い場付浴槽の裏
面側の外観斜視図である。
面を参照しつつ説明する。図1はこの発明の一実施の形
態に係る支持架台により洗い場付浴槽が支持されている
状態を示す浴室の外観斜視図、図2は洗い場付浴槽の裏
面側の外観斜視図である。
【0013】図1において、浴室は、洗い場付浴槽1
と、補強材2(図2参照)と、支持架台3と、壁パネル
4と、天井パネル5と、水栓金具6と、シャワーセット
7と、照明器具8と、化粧鏡9と、浴室ドア(図示せ
ず)等とから構成されている。
と、補強材2(図2参照)と、支持架台3と、壁パネル
4と、天井パネル5と、水栓金具6と、シャワーセット
7と、照明器具8と、化粧鏡9と、浴室ドア(図示せ
ず)等とから構成されている。
【0014】洗い場付浴槽1は、浴槽Yと洗い場Aと
が、例えばFRP材により一体的に形成された、浴室用
の防水床部となるものであり、図1で示されるように、
湯溜め部10、カウンター部11、洗い場床12、洗い
場小物台13、エプロン部14、壁載せ部15、排水ト
ラップ16(図2参照)、湯溜め部排水管17(図2参
照)等から構成されている。ここで、浴槽Yは、例え
ば、湯溜め部10とカウンター部11とから構成され、
洗い場Aは、例えば、洗い場床12と洗い場小物台13
とから構成される。
が、例えばFRP材により一体的に形成された、浴室用
の防水床部となるものであり、図1で示されるように、
湯溜め部10、カウンター部11、洗い場床12、洗い
場小物台13、エプロン部14、壁載せ部15、排水ト
ラップ16(図2参照)、湯溜め部排水管17(図2参
照)等から構成されている。ここで、浴槽Yは、例え
ば、湯溜め部10とカウンター部11とから構成され、
洗い場Aは、例えば、洗い場床12と洗い場小物台13
とから構成される。
【0015】カウンター部11は、、図1で示されるよ
うに、凹状の湯溜め部10の上縁部周りに平らに形成さ
れており、このカウンター部11より一段下がった位置
に、平らな洗い場床12が、湯溜め部10に沿うように
形成されている。洗い場小物台13は、洗い場床12の
一端側に、カウンター部11とつながるように形成され
ており、このカウンター部11、および洗い場小物台1
3と洗い場床12とを連結するようにエプロン部14が
L状に形成されている。壁載せ部15は、上方に壁パネ
ル4やドア枠が取り付けられるものであり、カウンター
部11、洗い場小物台13、および洗い場床12の外端
部に形成されている。
うに、凹状の湯溜め部10の上縁部周りに平らに形成さ
れており、このカウンター部11より一段下がった位置
に、平らな洗い場床12が、湯溜め部10に沿うように
形成されている。洗い場小物台13は、洗い場床12の
一端側に、カウンター部11とつながるように形成され
ており、このカウンター部11、および洗い場小物台1
3と洗い場床12とを連結するようにエプロン部14が
L状に形成されている。壁載せ部15は、上方に壁パネ
ル4やドア枠が取り付けられるものであり、カウンター
部11、洗い場小物台13、および洗い場床12の外端
部に形成されている。
【0016】排水トラップ16は、浴室内の排水を外部
に排出するためのものであり、洗い場床12の排出部1
2aの直下に取り付けられているとともに、図2で示さ
れるように、湯溜め部10の裏面に取り付けられた湯溜
め部排水管17とも接続されている。
に排出するためのものであり、洗い場床12の排出部1
2aの直下に取り付けられているとともに、図2で示さ
れるように、湯溜め部10の裏面に取り付けられた湯溜
め部排水管17とも接続されている。
【0017】ここで、図1において、例えば、洗い場床
12の洗い場小物台13に対向する手前側の壁載せ部1
5側に、ドア枠を介して浴室ドアが取り付けられる。こ
のため、図6で示されるように、この浴室が形成される
浴室設置空間Sの浴室ドア側は、この浴室の設置時に
は、建物の壁Wのない開放面S1となっている。但し、
この開放面S1側にも、図7で示されるように、床部K
はすでに形成されている。
12の洗い場小物台13に対向する手前側の壁載せ部1
5側に、ドア枠を介して浴室ドアが取り付けられる。こ
のため、図6で示されるように、この浴室が形成される
浴室設置空間Sの浴室ドア側は、この浴室の設置時に
は、建物の壁Wのない開放面S1となっている。但し、
この開放面S1側にも、図7で示されるように、床部K
はすでに形成されている。
【0018】補強材2は、洗い場付浴槽1に剛性を持た
せるためのものであり、図2で示されるように、湯溜め
部10と洗い場床12とを強固につなぐように、これら
の裏面側に取り付けられている。この場合、湯溜め部1
0の裏面側と洗い場床12のの裏面側とには段差がある
ため、この段差を吸収するように、補強材2の洗い場床
12側には、上方への突出部2aが形成されている。
せるためのものであり、図2で示されるように、湯溜め
部10と洗い場床12とを強固につなぐように、これら
の裏面側に取り付けられている。この場合、湯溜め部1
0の裏面側と洗い場床12のの裏面側とには段差がある
ため、この段差を吸収するように、補強材2の洗い場床
12側には、上方への突出部2aが形成されている。
【0019】支持架台3は、浴室設置空間Sにおいて、
洗い場付浴槽1を水平に支持するためのものである。こ
の支持架台3は、図2で示されるように、洗い場付浴槽
1の洗い場A側の洗い場床12と浴槽Y側の湯溜め部1
0とに、それぞれ取り付けられる一対の長尺な支持部材
30,31と、支持部材30,31の両端を連結するよ
うに取り付けられる一対の補強部材32と、支持部材3
0,31の両端に上下動可能に取り付けられる支持脚と
しての支持ボルト33と、支持ボルト33固定用の固定
ナット34と、支持ボルト33用のロックナット35と
洗い場付浴槽1の裏面側に取り付けられるナット部材3
6(図3参照)と、ナット部材36にねじ込まれる支持
部材30,31固定用の固定ねじ37(図3参照)と、
補強部材32を支持部材30,31に取り付けるための
取付ねじ38(図4参照)と、支持ボルト33の面圧を
緩和する支持ナット39(図5参照)とから構成されて
いる。
洗い場付浴槽1を水平に支持するためのものである。こ
の支持架台3は、図2で示されるように、洗い場付浴槽
1の洗い場A側の洗い場床12と浴槽Y側の湯溜め部1
0とに、それぞれ取り付けられる一対の長尺な支持部材
30,31と、支持部材30,31の両端を連結するよ
うに取り付けられる一対の補強部材32と、支持部材3
0,31の両端に上下動可能に取り付けられる支持脚と
しての支持ボルト33と、支持ボルト33固定用の固定
ナット34と、支持ボルト33用のロックナット35と
洗い場付浴槽1の裏面側に取り付けられるナット部材3
6(図3参照)と、ナット部材36にねじ込まれる支持
部材30,31固定用の固定ねじ37(図3参照)と、
補強部材32を支持部材30,31に取り付けるための
取付ねじ38(図4参照)と、支持ボルト33の面圧を
緩和する支持ナット39(図5参照)とから構成されて
いる。
【0020】支持部材30,31は、図2で示されるよ
うに、洗い場付浴槽1の一辺側の壁載せ部15と平行、
すなわち、湯溜め部10の長手方向Dに平行な状態で、
洗い場床12と湯溜め部10との裏面側に、それぞれに
取り付けられるが、その長さは、湯溜め部10の長手方
向Dに沿った洗い場付浴槽1の幅サイズLより充分に、
小サイズに形成されている。そして、支持部材31は、
フランジ部31aを有する溝部材のみから構成される
が、支持部材30は、湯溜め部10と洗い場床12の裏
面の段差を吸収するように、溝部材の両端に下向きの垂
直支持部30aを有している。
うに、洗い場付浴槽1の一辺側の壁載せ部15と平行、
すなわち、湯溜め部10の長手方向Dに平行な状態で、
洗い場床12と湯溜め部10との裏面側に、それぞれに
取り付けられるが、その長さは、湯溜め部10の長手方
向Dに沿った洗い場付浴槽1の幅サイズLより充分に、
小サイズに形成されている。そして、支持部材31は、
フランジ部31aを有する溝部材のみから構成される
が、支持部材30は、湯溜め部10と洗い場床12の裏
面の段差を吸収するように、溝部材の両端に下向きの垂
直支持部30aを有している。
【0021】この支持部材30,31には、図3で示さ
れるように、洗い場付浴槽1との接触面側に、長孔P1
が形成されていて、この長孔P1を介して、固定ねじ3
7が、湯溜め部10と洗い場床12との裏面側に取り付
けられたナット部材36にねじ込まれることにより、こ
の支持部材30,31は洗い場付浴槽1に取り付けられ
る。したがって、固定ねじ37をやや緩めておくことに
より、この支持部材30,31は、洗い場付浴槽1に対
して、長孔P1のサイズ分だけ(例えば、30〜50m
m)、その長手方向にスライド移動できることになる。
れるように、洗い場付浴槽1との接触面側に、長孔P1
が形成されていて、この長孔P1を介して、固定ねじ3
7が、湯溜め部10と洗い場床12との裏面側に取り付
けられたナット部材36にねじ込まれることにより、こ
の支持部材30,31は洗い場付浴槽1に取り付けられ
る。したがって、固定ねじ37をやや緩めておくことに
より、この支持部材30,31は、洗い場付浴槽1に対
して、長孔P1のサイズ分だけ(例えば、30〜50m
m)、その長手方向にスライド移動できることになる。
【0022】補強部材32は、図4で示されるように、
一端側が取付ねじ38を介して、支持部材31のフラン
ジ部31aに取り付けられ、他端側が、取付ねじ38を
介して、支持部材30の垂直支持部30aに取り付けら
れる。この場合、支持部材31のフランジ部31aに
は、長孔P1と同じ長さの取付ねじ38用の長孔P2が
形成されているため、取付ねじ38をやや緩めておくこ
とにより、支持部材31は、補強部材32に対してもス
ライド移動できるようになっている。すなわち、このこ
とにより、支持部材30,31は互いに独立して、その
長手方向にスライド移動できるようになっている。
一端側が取付ねじ38を介して、支持部材31のフラン
ジ部31aに取り付けられ、他端側が、取付ねじ38を
介して、支持部材30の垂直支持部30aに取り付けら
れる。この場合、支持部材31のフランジ部31aに
は、長孔P1と同じ長さの取付ねじ38用の長孔P2が
形成されているため、取付ねじ38をやや緩めておくこ
とにより、支持部材31は、補強部材32に対してもス
ライド移動できるようになっている。すなわち、このこ
とにより、支持部材30,31は互いに独立して、その
長手方向にスライド移動できるようになっている。
【0023】支持ボルト33は、支持部材30,31の
端部に、1本づつ、計4本取り付けられている。この支
持ボルト33は、図5で示されるように、例えば、支持
部材31の端部に形成される孔部(図示せず)を介し
て、この支持部材31の裏面側に取り付けられた固定ナ
ット34にねじ込まれた後、支持部材31の表面側から
ロックナット35がねじ込まれて、この支持部材31に
固定される。このため、ロックナット35を緩めること
により、この支持ボルト33は支持部材31に対して、
上下に移動可能となる。もちろん、この支持ボルト33
は、支持部材30の垂直支持部30aに対しても同様に
取り付けられる。
端部に、1本づつ、計4本取り付けられている。この支
持ボルト33は、図5で示されるように、例えば、支持
部材31の端部に形成される孔部(図示せず)を介し
て、この支持部材31の裏面側に取り付けられた固定ナ
ット34にねじ込まれた後、支持部材31の表面側から
ロックナット35がねじ込まれて、この支持部材31に
固定される。このため、ロックナット35を緩めること
により、この支持ボルト33は支持部材31に対して、
上下に移動可能となる。もちろん、この支持ボルト33
は、支持部材30の垂直支持部30aに対しても同様に
取り付けられる。
【0024】なお、湯溜め部10の長手方向D両端側の
洗い場付浴槽1の壁載せ部15には、図2で示されるよ
うに、支持部材30,31側の水平な載置部15aに、
支持ボルト33調整用の開口15bが形成されている。
洗い場付浴槽1の壁載せ部15には、図2で示されるよ
うに、支持部材30,31側の水平な載置部15aに、
支持ボルト33調整用の開口15bが形成されている。
【0025】ここで、壁パネル4は洗い場付浴槽1の壁
載せ部15上に取り付けられ、天井パネル5は、壁パネ
ル4上に取り付けられる。また、水栓金具6は、洗い場
付浴槽1のカウンター部11上に取り付けられ、吐水管
6aが湯溜め部10側と洗い場床12側とに回動できる
ようになっている。シャワーセット7は、ホース7aを
介して、水栓金具6側から、壁パネル4に掛けられてい
るシャワーヘッド7b側に湯が供給できるようになって
いる。
載せ部15上に取り付けられ、天井パネル5は、壁パネ
ル4上に取り付けられる。また、水栓金具6は、洗い場
付浴槽1のカウンター部11上に取り付けられ、吐水管
6aが湯溜め部10側と洗い場床12側とに回動できる
ようになっている。シャワーセット7は、ホース7aを
介して、水栓金具6側から、壁パネル4に掛けられてい
るシャワーヘッド7b側に湯が供給できるようになって
いる。
【0026】つぎに、洗い場付浴槽1を図6で示される
ような浴室設置空間S内に据え付ける場合の、据え付け
手順について説明する。まず、前準備として、支持架台
3の固定ねじ37と取付ねじ38とを緩め、支持部材3
0,31が、洗い場付浴槽1に対して、その長手方向に
所定量だけ、互いに独立して、スライド移動できるよう
にしておくとともに、ロックナット35を緩めて、支持
ボルト33を、回転させることにより上下動できるよう
にしておく。
ような浴室設置空間S内に据え付ける場合の、据え付け
手順について説明する。まず、前準備として、支持架台
3の固定ねじ37と取付ねじ38とを緩め、支持部材3
0,31が、洗い場付浴槽1に対して、その長手方向に
所定量だけ、互いに独立して、スライド移動できるよう
にしておくとともに、ロックナット35を緩めて、支持
ボルト33を、回転させることにより上下動できるよう
にしておく。
【0027】つぎに、浴室設置空間Sにおける建物の基
礎Bの状態を観察し、基礎Bが適正に形成されているか
否かをチェックする。そして、図7で示されるように、
基礎Bが適正に形成されている場合には、図7の(a)
で示されるように、支持架台3を介して、洗い場付浴槽
1を浴室設置空間S内の据付面S2上に載置後、洗い場
付浴槽1の幅サイズLより充分に短い支持部材30,3
1を、例えば建物の壁W1側の基礎B一杯にスライド移
動させる。つづいて、洗い場付浴槽1の壁W1側の壁載
せ部15の開口15bから工具を差し込んで、支持ボル
ト33A,33Bの上下動を行なって、洗い場付浴槽1
の壁W1側の水平レベルを出す。
礎Bの状態を観察し、基礎Bが適正に形成されているか
否かをチェックする。そして、図7で示されるように、
基礎Bが適正に形成されている場合には、図7の(a)
で示されるように、支持架台3を介して、洗い場付浴槽
1を浴室設置空間S内の据付面S2上に載置後、洗い場
付浴槽1の幅サイズLより充分に短い支持部材30,3
1を、例えば建物の壁W1側の基礎B一杯にスライド移
動させる。つづいて、洗い場付浴槽1の壁W1側の壁載
せ部15の開口15bから工具を差し込んで、支持ボル
ト33A,33Bの上下動を行なって、洗い場付浴槽1
の壁W1側の水平レベルを出す。
【0028】つぎに、図7の(b)で示されるように、
支持部材30,31を建物の開放面S1側の基礎B一杯
にスライド移動させ、開放面S1側の壁載せ部15の開
口15bから工具を差し込んで、支持ボルト33C,3
3Dの上下動を行ない、洗い場付浴槽1全体の水平レベ
ルを出す。
支持部材30,31を建物の開放面S1側の基礎B一杯
にスライド移動させ、開放面S1側の壁載せ部15の開
口15bから工具を差し込んで、支持ボルト33C,3
3Dの上下動を行ない、洗い場付浴槽1全体の水平レベ
ルを出す。
【0029】その後、支持部材30,31を洗い場付浴
槽1の中央部にわずかに移動させた後、固定ねじ37を
ナット部材36に強くねじ込んで、支持部材30,31
を洗い場付浴槽1に固定するとともに、取付ねじ38を
強くねじ込んで、支持部材31と補強部材32とを一体
化する。また、ロックナット35を締め付けて、支持ボ
ルト33を支持部材30,31に固定した後、支持ボル
ト33の下端まで支持ナット39を下ろして、この支持
ナット39とともに支持ボルト33の下端側を接着剤等
で据付面S2側に固定すれば、洗い場付浴槽1の据え付
け作業は終了する。そして、この洗い場付浴槽1の壁載
せ部15に壁パネル4やドア枠を設置し、これらの上に
天井パネル5等を取り付ければ、浴室が完成する。
槽1の中央部にわずかに移動させた後、固定ねじ37を
ナット部材36に強くねじ込んで、支持部材30,31
を洗い場付浴槽1に固定するとともに、取付ねじ38を
強くねじ込んで、支持部材31と補強部材32とを一体
化する。また、ロックナット35を締め付けて、支持ボ
ルト33を支持部材30,31に固定した後、支持ボル
ト33の下端まで支持ナット39を下ろして、この支持
ナット39とともに支持ボルト33の下端側を接着剤等
で据付面S2側に固定すれば、洗い場付浴槽1の据え付
け作業は終了する。そして、この洗い場付浴槽1の壁載
せ部15に壁パネル4やドア枠を設置し、これらの上に
天井パネル5等を取り付ければ、浴室が完成する。
【0030】一方、図8で示されるように、例えば、壁
W1側の基礎Bが浴室設置空間S内に突出している場合
には、図8の(a)で示されるように、支持架台3を壁
W1側の基礎B一杯に移動させた状態で、洗い場付浴槽
1を浴室設置空間S内の据付面S2上に載置後、図8の
(b)で示されるように、洗い場付浴槽1を開放面S1
側に移動させ、壁W1側の壁載せ部15の開口15b
を、支持ボルト33A,33B上方に位置決めする。つ
づいて、この開口15bから工具を差し込んで支持ボル
ト33A,33Bの上下動を行なって、洗い場付浴槽1
の壁W1側の水平レベルを出す。
W1側の基礎Bが浴室設置空間S内に突出している場合
には、図8の(a)で示されるように、支持架台3を壁
W1側の基礎B一杯に移動させた状態で、洗い場付浴槽
1を浴室設置空間S内の据付面S2上に載置後、図8の
(b)で示されるように、洗い場付浴槽1を開放面S1
側に移動させ、壁W1側の壁載せ部15の開口15b
を、支持ボルト33A,33B上方に位置決めする。つ
づいて、この開口15bから工具を差し込んで支持ボル
ト33A,33Bの上下動を行なって、洗い場付浴槽1
の壁W1側の水平レベルを出す。
【0031】つぎに、図8の(c)で示されるように、
洗い場付浴槽1を壁W1側に移動させるとともに、支持
部材30,31を開放面S1側の基礎一杯にスライド移
動させ、開放面S1側の壁載せ部15の開口15bを支
持ボルト33C,33Dの上方に位置決めする。つづい
て、この開放面S1側の壁載せ部15の開口15bか
ら、工具を差し込んで支持ボルト33C,33Dの上下
動を行ない、洗い場付浴槽1の全体の水平レベルを出
す。そして、その後は、前述の場合と同様な作業をすれ
ば、この洗い場付浴槽1は浴室設置空間S内に据え付け
られる。
洗い場付浴槽1を壁W1側に移動させるとともに、支持
部材30,31を開放面S1側の基礎一杯にスライド移
動させ、開放面S1側の壁載せ部15の開口15bを支
持ボルト33C,33Dの上方に位置決めする。つづい
て、この開放面S1側の壁載せ部15の開口15bか
ら、工具を差し込んで支持ボルト33C,33Dの上下
動を行ない、洗い場付浴槽1の全体の水平レベルを出
す。そして、その後は、前述の場合と同様な作業をすれ
ば、この洗い場付浴槽1は浴室設置空間S内に据え付け
られる。
【0032】さらに、図9で示されるように、浴室設置
空間Sの開放面S1側の基礎Bが浴室設置空間S内に突
出している場合には、支持架台3を介して、洗い場付浴
槽1を浴室設置空間S内の据付面S2上に載置後、ま
ず、図9の(a)で示されるように、支持部材30,3
1を建物の壁W1側の基礎一杯にスライド移動させ、壁
W1側の壁載せ部15の開口15bから工具を差し込ん
で、支持ボルト33A,33Bの上下動を行ない、この
洗い場付浴槽1の壁W1側の水平レベルを出す。
空間Sの開放面S1側の基礎Bが浴室設置空間S内に突
出している場合には、支持架台3を介して、洗い場付浴
槽1を浴室設置空間S内の据付面S2上に載置後、ま
ず、図9の(a)で示されるように、支持部材30,3
1を建物の壁W1側の基礎一杯にスライド移動させ、壁
W1側の壁載せ部15の開口15bから工具を差し込ん
で、支持ボルト33A,33Bの上下動を行ない、この
洗い場付浴槽1の壁W1側の水平レベルを出す。
【0033】つぎに、例えば、支持部材30側の基礎B
のみ突出している場合には、図9の(b)で示されるよ
うに、支持部材31を開放面S1側の基礎一杯までスラ
イド移動させた後、壁載せ部15の開口15bを介し
て、支持ボルト33Dの上下動を行なうとともに、開放
面S1側の床部K側から、洗い場付浴槽1の一部を持ち
上げて、支持ボルト33Cの上下動を行なって、この洗
い場付浴槽1の水平レベルの調整を行なう。
のみ突出している場合には、図9の(b)で示されるよ
うに、支持部材31を開放面S1側の基礎一杯までスラ
イド移動させた後、壁載せ部15の開口15bを介し
て、支持ボルト33Dの上下動を行なうとともに、開放
面S1側の床部K側から、洗い場付浴槽1の一部を持ち
上げて、支持ボルト33Cの上下動を行なって、この洗
い場付浴槽1の水平レベルの調整を行なう。
【0034】また、例えば、支持部材31側の基礎Bの
み突出している場合には、支持部材30を開放面S1側
の基礎B一杯までスライド移動させた後、壁載せ部15
の開口15bを介して、支持ボルト33Cの上下動を行
なうとともに、開放面S1側の床部K側から、洗い場付
浴槽1の一部を持ち上げて、支持ボルト33Dの上下動
を行なって、この洗い場付浴槽1の水平レベルの調整を
行なえばよい。なお、この場合、開放面S1側の床部K
側から、洗い場小物台13の下方空間内に工具を入れ
て、支持ボルト33Dの調整を行なってもよい。
み突出している場合には、支持部材30を開放面S1側
の基礎B一杯までスライド移動させた後、壁載せ部15
の開口15bを介して、支持ボルト33Cの上下動を行
なうとともに、開放面S1側の床部K側から、洗い場付
浴槽1の一部を持ち上げて、支持ボルト33Dの上下動
を行なって、この洗い場付浴槽1の水平レベルの調整を
行なえばよい。なお、この場合、開放面S1側の床部K
側から、洗い場小物台13の下方空間内に工具を入れ
て、支持ボルト33Dの調整を行なってもよい。
【0035】以上のように、この支持架台3では、この
洗い場付浴槽1の一辺に平行に取り付けられる、支持ボ
ルト33取付用の支持部材30,31を、洗い場付浴槽
1に対して、その長手方向にスライド移動可能としてい
るため、建物の基礎Bが浴室設置空間S内に一部突出し
ても、この基礎Bの突出部を削ることなく簡単に、洗い
場付浴槽1を浴室設置空間S内に水平に据え付けること
ができる。もちろん、この支持架台3では、基礎Bが突
出しない場合でも、従来と変らず、この洗い場付浴槽1
を、水平な状態で、浴室設置空間S内に簡単に据え付け
ることができる。
洗い場付浴槽1の一辺に平行に取り付けられる、支持ボ
ルト33取付用の支持部材30,31を、洗い場付浴槽
1に対して、その長手方向にスライド移動可能としてい
るため、建物の基礎Bが浴室設置空間S内に一部突出し
ても、この基礎Bの突出部を削ることなく簡単に、洗い
場付浴槽1を浴室設置空間S内に水平に据え付けること
ができる。もちろん、この支持架台3では、基礎Bが突
出しない場合でも、従来と変らず、この洗い場付浴槽1
を、水平な状態で、浴室設置空間S内に簡単に据え付け
ることができる。
【0036】特にこの支持架台3では、支持部材30,
31が浴室設置空間Sの開放面S1に対して、直交する
ように配置されているため、この支持部材30,31の
両端側のいずれの側の基礎Bが浴室設置空間S内に突出
した場合でも、基礎Bの突出部を削ることなく、洗い場
付浴槽1を、水平な状態で、浴室設置空間S内に簡単に
据え付けることができる。
31が浴室設置空間Sの開放面S1に対して、直交する
ように配置されているため、この支持部材30,31の
両端側のいずれの側の基礎Bが浴室設置空間S内に突出
した場合でも、基礎Bの突出部を削ることなく、洗い場
付浴槽1を、水平な状態で、浴室設置空間S内に簡単に
据え付けることができる。
【0037】ところで、図10の(a)で示されるよう
に、浴室ドアが湯溜め部10の長手方向Dと平行な壁載
せ部15側に取り付けられ、支持架台3の支持部材3
0,31が浴室設置空間Sの開放面S1に対して、平行
に配置される場合でも、支持部材30,31の両端側の
基礎Bが突出すれば、支持部材30,31をスライド移
動させることにより、基礎Bを削ることなく、洗い場付
浴槽1を浴室設置空間S内に設置することができる。
に、浴室ドアが湯溜め部10の長手方向Dと平行な壁載
せ部15側に取り付けられ、支持架台3の支持部材3
0,31が浴室設置空間Sの開放面S1に対して、平行
に配置される場合でも、支持部材30,31の両端側の
基礎Bが突出すれば、支持部材30,31をスライド移
動させることにより、基礎Bを削ることなく、洗い場付
浴槽1を浴室設置空間S内に設置することができる。
【0038】この場合、支持部材30側の基礎Bが突出
しておれば、開放面S1側から洗い場付浴槽1の一部を
上方に持ち上げて、支持ボルト33A,33Cの上下動
ができるとともに、支持部材31を移動して、洗い場付
浴槽1の開口15bから、支持ボルト33B,33Dの
上下動ができる。なお、支持部材31側の基礎Bが突出
している場合には、支持ボルト33B,33Dの上下動
は容易でないが、この場合でも、例えば、エプロン部1
4に点検口等を設け、この点検口を介して、支持ボルト
33B,33Dの上下動を行なうようにすればよい。
しておれば、開放面S1側から洗い場付浴槽1の一部を
上方に持ち上げて、支持ボルト33A,33Cの上下動
ができるとともに、支持部材31を移動して、洗い場付
浴槽1の開口15bから、支持ボルト33B,33Dの
上下動ができる。なお、支持部材31側の基礎Bが突出
している場合には、支持ボルト33B,33Dの上下動
は容易でないが、この場合でも、例えば、エプロン部1
4に点検口等を設け、この点検口を介して、支持ボルト
33B,33Dの上下動を行なうようにすればよい。
【0039】また、図10の(b)で示されるように、
支持架台3の支持部材30,31が湯溜め部10の長手
方向Dに直交するように、配置されている場合でも、図
6で示される場合と同様に、水平な状態で、洗い場付浴
槽1を浴室設置空間S内に簡単に据え付けることができ
る。
支持架台3の支持部材30,31が湯溜め部10の長手
方向Dに直交するように、配置されている場合でも、図
6で示される場合と同様に、水平な状態で、洗い場付浴
槽1を浴室設置空間S内に簡単に据え付けることができ
る。
【0040】なお、上記実施形態では、支持架台3の支
持部材が2本の場合について説明したが、支持部材は3
本以上あっても同様な効果を得ることができる。
持部材が2本の場合について説明したが、支持部材は3
本以上あっても同様な効果を得ることができる。
【0041】また、上記実施形態では、洗い場付浴槽1
の場合について説明したが、防水床部が、浴槽と別置き
となる床パンの場合についても、洗い場付浴槽1の場合
と全く同様な効果を得ることができる。
の場合について説明したが、防水床部が、浴槽と別置き
となる床パンの場合についても、洗い場付浴槽1の場合
と全く同様な効果を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0043】この発明の請求項1記載の発明によれば、
外周部に壁載せ部が形成されている浴室用防水床部の支
持架台において、防水床部の裏面側に、この防水床部の
一辺に平行に取り付けられるとともに、この防水床部の
上記一辺より短い、この防水床部支持用の少なくとも2
本の支持部材と、防水床部の水平レベルの調整が可能な
ように、支持部材の両端側に上下に移動可能に取り付け
られた支持脚とを有し、かつ、支持部材が、防水床部に
対して、互いに独立してこの支持部材の長手方向にスラ
イド移動可能となっているので、基礎が大きく形成され
た場合でも、これを削ることなく簡単に防水床部を据え
付けることができる。
外周部に壁載せ部が形成されている浴室用防水床部の支
持架台において、防水床部の裏面側に、この防水床部の
一辺に平行に取り付けられるとともに、この防水床部の
上記一辺より短い、この防水床部支持用の少なくとも2
本の支持部材と、防水床部の水平レベルの調整が可能な
ように、支持部材の両端側に上下に移動可能に取り付け
られた支持脚とを有し、かつ、支持部材が、防水床部に
対して、互いに独立してこの支持部材の長手方向にスラ
イド移動可能となっているので、基礎が大きく形成され
た場合でも、これを削ることなく簡単に防水床部を据え
付けることができる。
【0044】この発明の請求項2記載の発明によれば、
請求項1記載の発明の場合において、防水床部が、浴槽
と洗い場とが一体的に形成されている洗い場付浴槽であ
るので、床パン等と比べて大型な洗い場付浴槽の据え付
けの容易化をも図ることができる。
請求項1記載の発明の場合において、防水床部が、浴槽
と洗い場とが一体的に形成されている洗い場付浴槽であ
るので、床パン等と比べて大型な洗い場付浴槽の据え付
けの容易化をも図ることができる。
【0045】この発明の請求項3記載の発明によれば、
請求項1記載の発明の場合において、支持部材が、防水
床部が設置される浴室設置空間の開放面に直交するよう
に配置されているので、支持部材に対して防水床部のス
ライド移動も可能となり、請求項1記載の発明の場合よ
りも、更に簡単に、防水床部を据え付けることができる
ようになる。
請求項1記載の発明の場合において、支持部材が、防水
床部が設置される浴室設置空間の開放面に直交するよう
に配置されているので、支持部材に対して防水床部のス
ライド移動も可能となり、請求項1記載の発明の場合よ
りも、更に簡単に、防水床部を据え付けることができる
ようになる。
【図1】この発明の一実施の形態に係る支持架台を介し
て洗い場付浴槽が支持されている状態を示す浴室の外観
斜視図である。
て洗い場付浴槽が支持されている状態を示す浴室の外観
斜視図である。
【図2】洗い場付浴槽の裏面側の状態を示す図である。
【図3】支持架台の洗い場付浴槽への取付状態を示す図
である。
である。
【図4】支持部材と補強部材との取付状態を示す図であ
る。
る。
【図5】支持ボルトの支持部材への取付状態を示す図で
ある。
ある。
【図6】浴室設置空間内に設置された洗い場付浴槽の平
面図である。
面図である。
【図7】基礎に突出部がない場合の洗い場付浴槽の据え
付け状態を示す図である。
付け状態を示す図である。
【図8】壁側に基礎の突出部がある場合の洗い場付浴槽
の据え付け状態を示す図である。
の据え付け状態を示す図である。
【図9】床部側に基礎の突出部がある場合の洗い場付浴
槽の据え付け状態を示す図である。
槽の据え付け状態を示す図である。
【図10】洗い場付浴槽の他の据え付け状態と支持部材
との関係を示す図であり、(a)は支持部材と開放面と
が平行に配置されている場合を示し、(b)は支持部材
と開放面とが直交するように配置されている場合を示
す。
との関係を示す図であり、(a)は支持部材と開放面と
が平行に配置されている場合を示し、(b)は支持部材
と開放面とが直交するように配置されている場合を示
す。
【図11】従来の支持架台により床パンを支持している
状態を示す図である。
状態を示す図である。
1 洗い場付浴槽 3 支持架台 10 湯溜め部(浴槽) 11 カウンター部(浴槽) 12 洗い場床(洗い場) 13 洗い場小物台(洗い場) 15 壁載せ部 30,31 支持部材 33 支持ボルト(支持脚) S 浴室設置空間 S1 開放面
Claims (3)
- 【請求項1】 外周部に壁載せ部が形成されている浴室
用防水床部の支持架台において、 防水床部の裏面側に、この防水床部の一辺に平行に取り
付けられるとともに、この防水床部の上記一辺より短
い、この防水床部支持用の少なくとも2本の支持部材
と、上記防水床部の水平レベルの調整が可能なように、
上記支持部材の両端側に上下に移動可能に取り付けられ
た支持脚とを有し、 かつ、上記支持部材が、上記防水床部に対して、互いに
独立して、この支持部材の長手方向にスライド移動可能
となっていることを特徴とする浴室用防水床部の支持架
台。 - 【請求項2】 前記防水床部が、浴槽と洗い場とが一体
的に形成されている洗い場付浴槽であることを特徴とす
る請求項1記載の浴室用防水床部の支持架台。 - 【請求項3】 前記支持部材が、前記防水床部が設置さ
れる浴室設置空間の開放面に直交するように配置されて
いることを特徴とする請求項1記載の浴室用防水床部の
支持架台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32963695A JPH09144093A (ja) | 1995-11-25 | 1995-11-25 | 浴室用防水床部の支持架台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32963695A JPH09144093A (ja) | 1995-11-25 | 1995-11-25 | 浴室用防水床部の支持架台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09144093A true JPH09144093A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18223561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32963695A Pending JPH09144093A (ja) | 1995-11-25 | 1995-11-25 | 浴室用防水床部の支持架台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09144093A (ja) |
-
1995
- 1995-11-25 JP JP32963695A patent/JPH09144093A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3978529A (en) | Powder room and bathroom system | |
JPH09144093A (ja) | 浴室用防水床部の支持架台 | |
JPH08192000A (ja) | ランドリーユニット | |
KR101921482B1 (ko) | 수납장을 구비하는 조립형 세면대 | |
JP2001120454A (ja) | 洗場付浴槽 | |
KR100703626B1 (ko) | 욕실 냉온수 배관 결합장치 | |
JPH085660Y2 (ja) | 洗面器ユニット | |
JP7387403B2 (ja) | 水栓の施工方法及び水栓の固定構造 | |
JP2001040726A (ja) | 床パン連結構造 | |
KR102589225B1 (ko) | 벽부 설치형 타일 세면대의 시공 방법 | |
JP7356874B2 (ja) | 洗面化粧台用バックパネル、洗面化粧台用バックパネルの施工方法及び洗面化粧台 | |
JP2003138630A (ja) | サニタリーユニットにおける壁掛型衛生設備機器の取付構造 | |
JP7387402B2 (ja) | 洗面化粧台の施工方法 | |
JP2562242Y2 (ja) | 洗面化粧台 | |
JPS5835119Y2 (ja) | 身障者用トイレユニツト | |
JP2843198B2 (ja) | 浴室の配管構造 | |
JP2562241Y2 (ja) | 排水管接続構造 | |
JPS5825904Y2 (ja) | 洗面ユニット | |
JPH0319823Y2 (ja) | ||
JPH09144094A (ja) | 洗い場付浴槽の支持架台 | |
JPH047330Y2 (ja) | ||
JPH0719355Y2 (ja) | 浴槽へのエプロン取付構造 | |
JP3132741B2 (ja) | 床下配管の点検口構造 | |
WO2019093517A1 (ja) | 衛生機器装置、ルームユニット、衛生機器装置の施工方法及びルームユニットの施工方法 | |
JPH0724533Y2 (ja) | 自立壁で囲まれた衛生設備室 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |