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JPH09142699A - 画像読取装置の原稿重送検知装置及び同検知方法 - Google Patents

画像読取装置の原稿重送検知装置及び同検知方法

Info

Publication number
JPH09142699A
JPH09142699A JP33100895A JP33100895A JPH09142699A JP H09142699 A JPH09142699 A JP H09142699A JP 33100895 A JP33100895 A JP 33100895A JP 33100895 A JP33100895 A JP 33100895A JP H09142699 A JPH09142699 A JP H09142699A
Authority
JP
Japan
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document
paper
thickness
length
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33100895A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Shoji
勝則 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP33100895A priority Critical patent/JPH09142699A/ja
Publication of JPH09142699A publication Critical patent/JPH09142699A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00172Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
    • G03G2215/00341Jam handling in document feeder
    • G03G2215/0035Document related problems, e.g. double-fed sheets

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿がずれた状態で重なり合って搬送される
場合にも、適正に重送を検知する信頼性の高い原稿重送
検知装置を提供する。 【解決手段】 画像読取装置の給紙トレイ1と画像読取
部8との間の用紙搬送路13上に、搬送される原稿の搬
送方向における長さを測定する紙長さ検知装置5と、長
さ測定された原稿の厚さを測定する紙厚検知装置7とを
配置する。紙厚検知装置7は、紙長さ検知装置5により
測定された原稿の長さから算出される原稿の中央付近の
厚さを検出する。原稿がずれて重送された場合でもその
全長中央付近は原稿が重なりあった部分であり、重送が
検知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子複写機、ファ
クシミリ、ADF等に備えられる画像読取装置における
自動搬送される用紙の重送を検知する原稿重送検知装置
及び検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数枚の用紙を自動給紙する給紙部を持
つ画像読取装置においては、原稿となる用紙を一枚ずつ
分離して読取部に給紙する必要があるが、いかに給紙部
の分離機構の性能をあげたとしても、一度に原稿を複数
枚送ってしまうという重送の問題を100%解決するこ
とは困難である。画像読取装置において重送が起こって
しまうと、複数枚ある原稿のあるページが欠落してしま
う。この欠落したページを、読取部で再び読み取らせる
には、その欠落したページを探し出す必要があるが、原
稿セット枚数が多ければ多いほどその作業料は膨大なも
のとなる。例えば、伝票等の同一の紙種の膨大な量の原
稿を入力することや、異なった紙種の原稿を入力するこ
と等、様々な紙種で同一サイズの原稿を入力することも
多いが、このような場合には欠落ページの発見作業は非
常に大変なものである。そのため画像読取装置において
は、重送が行われた場合にそれを検知し、直ちに対処で
きるように重送検知装置を備えたものがある。
【0003】従来この種の原稿重送検知装置として、特
開平5−43091号及び特開昭60−144256号
に記載のものが知られている。すなわち、特開平5−4
3091号のものは、原稿搬送路に対して、原稿の紙厚
を検知する紙厚検知装置と、原稿のサイズの検知を行う
ための紙サイズ検知装置とを配置し、これら検知装置か
ら得られる情報を、原稿の用紙サイズ毎の規準となる紙
厚データと比較して重送の判断を行うものである。ま
た、特開昭60−144256号のものは、紙厚検知装
置の具体的構成として、搬送される原稿に接する回動可
能に軸支したコロの移動量に応じて抵抗値を可変させる
可変抵抗器を設け、重送された場合にはコロの移動量が
通常よりも大きくなり、異なる抵抗値が得られることを
利用して重送を検知しようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の重送検知装置においては、用紙が完全に重なりあって
搬送される場合には、適正に重送の検知がなされるが、
用紙がずれた状態で重なり合って搬送された場合には、
用紙が重なり合わない部分を検知して、用紙が正しく搬
送されていると誤って判断することがあり、重送検知の
信頼性に問題があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなした
もので、用紙がずれた状態で重なり合って搬送される場
合にも、重送を検知できる信頼性の高い原稿重送検知装
置及び検知方法を提供することを目的としている。
【0006】また、従来の重送検知装置では、用紙の折
れやしわ等がある場合にも誤った紙厚の検知がなされ、
重送が適正に判断されないという問題があった。
【0007】そこで本発明は、用紙の折れやしわ等があ
る場合にも適正に重送を検知する信頼性の高い原稿重送
検知装置及び検知方法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読取装
置の原稿重送検知装置のうち請求項1に係るものは、画
像読取装置の給紙トレイと画像読取部との間の用紙搬送
路上に、搬送される原稿の搬送方向における長さを測定
する紙長検知装置と、上記長さ測定された原稿の厚さを
測定する紙厚検知装置とを配置するとともに、搬送され
る原稿の規準となる厚さを予め記憶する記憶部と、該記
憶部に記憶した原稿厚さと上記紙厚検知装置により測定
した原稿厚さの測定値を比較して重送を判断する判断手
段とを備え、上記紙厚検知装置は、上記紙長検知装置に
より測定された原稿の長さから算出される該原稿の中央
部付近の厚さを検出して判断対象測定値とすることを特
徴とする。
【0009】同請求項2に係るものは、上記紙厚検知装
置が、上記紙長検知装置により測定された原稿の長さか
ら算出される該原稿の中央部付近の3箇所で厚さを測定
し、上記判断手段が、上記測定値の中央値を検出して判
断対象測定値とすることを特徴とする。
【0010】同請求項3に係るものは、上記紙厚検知装
置が、上記紙長検知装置により測定された原稿の長さか
ら算出される該原稿の中央部付近のすくなくとも4箇所
で厚さを測定し、上記判断手段が、これら測定値のうち
の最大値及び最小値のデータを除くデータの平均値を判
断対象測定値とすることを特徴とする。
【0011】同請求項4に係るものは、画像読取装置の
給紙トレイと画像読取部との間の用紙搬送路上に、搬送
される原稿の搬送方向における長さを測定する紙長検知
装置と、上記長さ測定された原稿の厚さを複数箇所で測
定する紙厚検知装置とを配置するとともに、上記紙厚検
知装置により測定した原稿厚さの複数の測定値を比較し
て重送を判断する判断手段とを備え、上記紙厚検知装置
は、上記紙長検知装置により測定した原稿先端部から原
稿後端部の間で複数箇所の厚さを測定し、上記判断手段
は、上記複数箇所の測定値のうちの最小値を示すデータ
と原稿中央部のデータを比較して原稿搬送中の重送を判
断することを特徴とする。
【0012】同請求項5に係るものは、上記紙厚検知装
置が、上記紙長検知装置により測定された原稿の長さか
ら算出される少なくとも原稿先端部、中央部及び後端部
の厚さを測定し、上記判断手段が、上記複数箇所の測定
値のうちの最小値のデータと中央部のデータを比較する
ことを特徴とする。
【0013】同請求項6に係るものは、上記紙厚検知装
置が、上記紙長検知装置により測定された原稿の長さか
ら算出される原稿先端部、中央部及び後端部の各部分で
少なくとも3箇所ずつ厚さを測定し、各部分で測定した
データのうちの中央値を各部分の測定値とし、上記判断
手段が、これら複数箇所の中央値のうちの最小値と原稿
中央部のデータを比較することを特徴とする
【0014】同請求項7に係るものは、上記紙厚検知装
置が、上記紙長検知装置により測定された原稿の長さか
ら算出される原稿先端部、中央部及び後端部の各部分で
少なくとも4箇所ずつ厚さを測定し、上記判断手段が、
これら各部分で検知されたデータのうちの最大値及び最
小値を削除し、残りのデータを各々の部分で平均し、平
均した原稿先端部、中央部、後端部のデータの最小値と
平均した原稿中央部のデータとを比較することを特徴と
する
【0015】本発明に係る画像読取装置の原稿重送検知
方法のうち請求項8に係るものは、搬送される原稿の基
準となる厚さを予め記憶し、画像読取装置の給紙トレイ
と画像読取部との間の用紙搬送路上で、搬送される原稿
の搬送方向における長さを測定し、上記測定した長さか
ら原稿の搬送方向中央位置を算出し、該中央位置を含む
上記原稿の中央部及びその搬送方向の前後の複数箇所で
上記原稿の厚さを測定し、測定した複数のデータの中央
値を測定値とし、上記記憶した用紙の厚さと上記測定し
た用紙の厚さを比較し、上記測定した用紙の厚さが上記
記憶した用紙の厚さよりも厚い場合に重送と判断するこ
とを特徴とする。
【0016】同請求項9に係るものは、画像読取装置の
給紙トレイと画像読取部との間の用紙搬送路上で、搬送
される原稿の搬送方向における少なくとも原稿先端部、
中央部及び後端部の厚さを少なくとも各1箇所ずつ測定
し、上記複数箇所の測定値のうちの最小値のデータを中
央部のデータを比較し、比較結果が所定の条件を満たさ
ない場合に重送と判断することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
沿って説明する。図1は本発明に係る原稿重送検知装置
の全体構成を示す概略側面図、図2は紙厚検知装置の一
例である紙厚測定センサを示す側断面図である。これら
の図において、1は多数の原稿をストックした給紙トレ
イ、2は給紙トレイ1上の原稿を用紙搬送路13上へ送
り出すピックアップローラ、3はピックアップローラ2
からの原稿を受け取る給紙ローラ、4は重送が行われた
場合に給紙ローラ3と逆方向に回転して重合した原稿の
分離を行う分離ローラ4、5は搬送される原稿の長さを
測定する紙長検知装置、7は原稿の厚さを測定する紙厚
検知装置、6は紙厚検知装置7に原稿を搬送する搬送ロ
ーラ、8は原稿上の画像を読み取る画像読取部、9は原
稿を搬送路13から排出する排紙ローラである。
【0018】給紙トレイ1と画像読取部8とをつなぐ用
紙搬送路13に対して、原稿の長さを検出する紙長検知
装置5と紙厚検知装置7を配置し、これら検知装置によ
って得られる原稿の長さと厚さの情報を、図示せぬ演算
・制御部に入力し、重送検知を行うようにする。紙長検
知装置5は、搬送される原稿の前端と後端を検出し、原
稿の送り速度を考慮してその全長を測定する。
【0019】測定した原稿の長さデータは演算・制御部
に送り、原稿の前端から中央位置までの距離を求める。
この場合に、原稿が、図3(C)のように、完全に重な
り合って重送される場合には、原稿長さは“a”とな
り、中央位置までの距離“a/2”が求められるが、図
3(A)または(B)のように、重送される原稿がずれ
て重なり合っている場合には、原稿長さはその合わせた
全長“a+b”が測定され、中央位置までの距離“(a
+b)/2”を求めることになる。
【0020】図2は、紙厚検知装置7の一例として用い
られる紙厚測定センサ10を示すものであり、11は搬
送される原稿の紙面に向かって発光する発光素子、12
は原稿に反射した発光素子11からの光を受光する受光
素子である。ここで、用紙搬送路13上に原稿がない場
合の反射光の光路はS1で、受光素子11の上部に入光
し、一枚の原稿14が搬送された場合の光路はS2で、
受光素子11の中央に入光し、二枚の原稿14及び15
が搬送された場合の光路はS3で、受光素子11の下部
に入光する。そして原稿がない場合の受光素子11に対
する入射位置からの距離t1、t2により、原稿の適正
な搬送、重送が検出される。すなわち、図示しない記憶
部に、搬送される原稿に対する適正な搬送状態(原稿が
重合しない)での受光素子11の入射位置“t1”を予
め記憶し、原稿厚の測定時に原稿厚“t1+t2”が測
定され、ずれt2が生じたならば、重送と判断する。
【0021】なお、上記紙厚測定センサ10は、搬送中
の原稿に対し連続しての原稿厚さの測定が可能であり、
近接する3点で測定を行った場合には、そのうちの最大
値及び最小値を無視し、中央値を測定値として採用し、
また、4点で測定を行った場合には、そのうちの最大値
及び最小値を無視し、中央2点の値の平均値を測定値と
して採用するものとすることが可能である。
【0022】また、紙厚測定センサ10による複数箇所
の測定値のうちの最小値を示すデータと原稿中央部のデ
ータを比較して原稿搬送中の重送を判断することも可能
である。この場合、紙長検知装置5で測定された原稿の
長さから算出される少なくとも原稿先端部、中央部及び
後端部の厚さを測定し、これら複数箇所の測定値のうち
の最小値のデータと中央部のデータを比較すること、原
稿先端部、中央部及び後端部の各部分で3箇所ずつ厚さ
を測定し、各部分で測定したデータのうちの中央値を各
部分の測定値とし、これら複数箇所の中央値のうちの最
小値と原稿中央部のデータを比較すること、原稿先端
部、中央部及び後端部の各部分で少なくとも4箇所ずつ
厚さを測定し、これら各部分で検知されたデータのうち
の最大値及び最小値を削除し、残りのデータを各々の部
分で平均し、平均した原稿先端部、中央部、後端部のデ
ータの最小値と平均した原稿中央部のデータとを比較す
ること、等の判断手法を採用できる。
【0023】次に本実施形態の原稿重送検知装置により
重送を検知する動作について説明する。給紙トレイ1上
の原稿がピックアップローラ2により送り出されると、
給紙ローラ3は原稿を搬送路13に載せる。この際に原
稿が重送されると、分離ローラ4はこれを検知し、給紙
ローラ3と逆方向、すなわち搬送方向と逆方向に回転
し、最上部の原稿を残して他の原稿を給紙トレイ1側へ
戻す。しかし、このような分離ローラ4の機能にも拘ら
ず原稿が搬送路13上を重送されると、原稿長検知装置
5でその全長が測定され、制御・演算部で原稿前端から
原稿中央までの距離が求められる。次に原稿が紙厚検知
装置7の位置に搬送されると、紙厚検知装置7は、原稿
前端を検知し、上記算出された距離に基づいて、原稿が
中央位置付近まで送られると測定を開始し、中央付近の
3点または4点において測定を行う。ここで、図3
(A)または(B)に示すように原稿がずれて重送され
た場合でも、原稿の中央付近で測定を行えば、重送が検
知されることとなる。そして上記方法にて測定値を決定
し、予め記憶した紙厚との比較、判断を行って重送を検
知する。もちろん上述のその他の判断手法を用いてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係る原稿重送検知装置は以上
説明してきたように、紙長検知装置により測定された原
稿の長さから算出される原稿の中央部付近の厚さを検出
して重送の判断対象測定値とし、これを予め記憶した原
稿の規準となる厚さと比較するようにしたので、原稿が
ずれて重送されたり、原稿端部が折れて搬送されるよう
な場合でも重送か否かを適正に検知でき、装置の原稿搬
送についての信頼性が向上するという効果がある。
【0025】請求項2または3に係る原稿重送検知装置
は、原稿中央付近の3点または4点で原稿の厚さ測定を
行うので、原稿の折れ目、しわ、破れ等による実際の原
稿紙厚さとは異なったデータを排除することができるよ
うになり、請求項1に係る原稿重送検知装置と共通の効
果に加えて、一層装置の原稿搬送についての信頼性を高
めることができるという効果がある。
【0026】請求項4に係る原稿重送検知装置は以上説
明してきたように、測定した原稿先端部から原稿後端部
の間で複数箇所の厚さを測定し、複数箇所の測定値のう
ちの最小値を示すデータと原稿中央部のデータを比較し
て原稿搬送中の重送を判断するようにしたので、通紙さ
れた原稿の折れ目やしわ、破れ等による実際の原稿の厚
さと異なったデータを排除することができ、正確な紙厚
を測定することが可能となり、誤った重送検知をなくす
ことができるようになるという効果がある。
【0027】請求項5ないし7に係る原稿重送検知装置
は、原稿長さの先端部、中央部、後端部の紙厚を各部分
で、あるいは各部分で少なくとも3箇所か4箇所測定
し、その各々の部分で測定された値の最大値及び最小値
を削除し、残りの各々のデータを平均してその最小値と
中央部のデータを比較するようにしたので、請求項4に
係る原稿重送検知装置と共通の効果に加えて、平均化処
理によるより正確な原稿の紙厚検出を行えるようにな
り、より確実に重送を検知することができるものとなる
という効果がある。
【0028】請求項8に係る画像読取装置の原稿重送検
知方法は以上説明してきたように、搬送される原稿の中
央部及びその搬送方向の前後の複数箇所で原稿の厚さを
測定し、測定した複数のデータの中央値を測定値とし、
これを予め記憶した原稿の規準となる厚さと比較するよ
うにしたので、原稿がずれて重送されたり、原稿端部が
折れて搬送されるような場合でも重送検知の信頼性が向
上するという効果がある。
【0029】請求項9に係る画像読取装置の原稿重送検
知方法は以上説明してきたように、搬送される原稿の搬
送方向における少なくとも原稿先端部、中央部及び後端
部の厚さを少なくとも各1箇所ずつ測定し、複数箇所の
測定値のうちの最小値のデータを中央部のデータを比較
し、比較結果が所定の条件を満たさない場合に重送と判
断するようにしたので、原稿がずれて重送されたり、原
稿端部が折れて搬送されるような場合でも重送検知の信
頼性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿重送検知装置の全体構成を示
す概略側面図である。
【図2】紙厚検知装置の一例である紙厚測定センサを示
す側断面図である。
【図3】原稿の重合状態の異なる態様を示す図である。
【符号の説明】
1 給紙トレイ 2 ピックアップローラ 3 給紙ローラ 4 分離ローラ 5 紙長検知装置 6 搬送ローラ 7 紙厚検知装置 8 画像読取部 9 排紙ローラ 10 紙厚測定センサ 11 発光素子 12 受光素子 13 搬送路 14 原稿(一枚目) 15 原稿(重送時) S1 原稿がない場合の光路 S2 原稿が一枚の時の光路 S3 重送時の光路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取装置の給紙トレイと画像読取部
    との間の用紙搬送路上に、搬送される原稿の搬送方向に
    おける長さを測定する紙長検知装置と、上記長さ測定さ
    れた原稿の厚さを測定する紙厚検知装置とを配置すると
    ともに、搬送される原稿の規準となる厚さを予め記憶す
    る記憶部と、該記憶部に記憶した原稿厚さと上記紙厚検
    知装置により測定した原稿厚さの測定値を比較して重送
    を判断する判断手段とを備え、上記紙厚検知装置は、上
    記紙長検知装置により測定された原稿の長さから算出さ
    れる該原稿の中央部付近の厚さを検出して判断対象測定
    値とすることを特徴とする画像読取装置の原稿重送検知
    装置。
  2. 【請求項2】 上記紙厚検知装置は、上記紙長検知装置
    により測定された原稿の長さから算出される該原稿の中
    央部付近の3箇所で厚さを測定し、上記判断手段は、上
    記測定値の中央値を検出して判断対象測定値とすること
    を特徴とする請求項1の画像読取装置の原稿重送検知装
    置。
  3. 【請求項3】 上記紙厚検知装置は、上記紙長検知装置
    により測定された原稿の長さから算出される該原稿の中
    央部付近のすくなくとも4箇所で厚さを測定し、上記判
    断手段は、これら測定値のうちの最大値及び最小値のデ
    ータを除くデータの平均値を判断対象測定値とすること
    を特徴とする請求項1の画像読取装置の原稿重送検知装
    置。
  4. 【請求項4】 画像読取装置の給紙トレイと画像読取部
    との間の用紙搬送路上に、搬送される原稿の搬送方向に
    おける長さを測定する紙長検知装置と、上記長さ測定さ
    れた原稿の厚さを複数箇所で測定する紙厚検知装置とを
    配置するとともに、上記紙厚検知装置により測定した原
    稿厚さの複数の測定値を比較して重送を判断する判断手
    段とを備え、上記紙厚検知装置は、上記紙長検知装置に
    より測定した原稿先端部から原稿後端部の間で複数箇所
    の厚さを測定し、上記判断手段は、上記複数箇所の測定
    値のうちの最小値を示すデータと原稿中央部のデータを
    比較して原稿搬送中の重送を判断することを特徴とする
    画像読取装置の原稿重送検知装置。
  5. 【請求項5】 上記紙厚検知装置は、上記紙長検知装置
    により測定された原稿の長さから算出される少なくとも
    原稿先端部、中央部及び後端部の厚さを測定し、上記判
    断手段は、上記複数箇所の測定値のうちの最小値のデー
    タと中央部のデータを比較することを特徴とする請求項
    4の画像読取装置の原稿重送検知装置。
  6. 【請求項6】 上記紙厚検知装置は、上記紙長検知装置
    により測定された原稿の長さから算出される原稿先端
    部、中央部及び後端部の各部分で少なくとも3箇所ずつ
    厚さを測定し、各部分で測定したデータのうちの中央値
    を各部分の測定値とし、上記判断手段は、これら複数箇
    所の中央値のうちの最小値と原稿中央部のデータを比較
    することを特徴とする請求項4の画像読取装置の原稿重
    送検知装置。
  7. 【請求項7】 上記紙厚検知装置は、上記紙長検知装置
    により測定された原稿の長さから算出される原稿先端
    部、中央部及び後端部の各部分で少なくとも4箇所ずつ
    厚さを測定し、上記判断手段は、これら各部分で検知さ
    れたデータのうちの最大値及び最小値を削除し、残りの
    データを各々の部分で平均し、平均した原稿先端部、中
    央部、後端部のデータの最小値と平均した原稿中央部の
    データとを比較することを特徴とする請求項4の画像読
    取装置の原稿重送検知装置。
  8. 【請求項8】 搬送される原稿の規準となる厚さを予め
    記憶し、画像読取装置の給紙トレイと画像読取部との間
    の用紙搬送路上で、搬送される原稿の搬送方向における
    長さを測定し、上記測定した長さから原稿の搬送方向中
    央位置を算出し、該中央位置を含む上記原稿の中央部及
    びその搬送方向の前後の複数箇所で上記原稿の厚さを測
    定し、測定した複数のデータの中央値を測定値とし、上
    記記憶した用紙の厚さと上記測定した用紙の厚さを比較
    し、上記測定した用紙の厚さが上記記憶した用紙の厚さ
    よりも厚い場合に重送と判断することを特徴とする画像
    読取装置の原稿重送検知方法。
  9. 【請求項9】 画像読取装置の給紙トレイと画像読取部
    との間の用紙搬送路上で、搬送される原稿の搬送方向に
    おける少なくとも原稿先端部、中央部及び後端部の厚さ
    を少なくとも各1箇所ずつ測定し、上記複数箇所の測定
    値のうちの最小値のデータを中央部のデータを比較し、
    比較結果が所定の条件を満たさない場合に重送と判断す
    ることを特徴とする画像読取装置の原稿重送検知方法。
JP33100895A 1995-09-22 1995-11-27 画像読取装置の原稿重送検知装置及び同検知方法 Pending JPH09142699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33100895A JPH09142699A (ja) 1995-09-22 1995-11-27 画像読取装置の原稿重送検知装置及び同検知方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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JP26922395 1995-09-22
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