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JPH09142642A - トレイ型仕分装置 - Google Patents

トレイ型仕分装置

Info

Publication number
JPH09142642A
JPH09142642A JP30127295A JP30127295A JPH09142642A JP H09142642 A JPH09142642 A JP H09142642A JP 30127295 A JP30127295 A JP 30127295A JP 30127295 A JP30127295 A JP 30127295A JP H09142642 A JPH09142642 A JP H09142642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
tray
roller
guide
trolley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30127295A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Nakazato
公一 中里
Shinya Kono
信哉 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP30127295A priority Critical patent/JPH09142642A/ja
Publication of JPH09142642A publication Critical patent/JPH09142642A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価かつ確実にトレイの3次元傾転を可能と
する。 【解決手段】 本発明のトレイ型仕分装置は、台車とロ
ーラガイドとからなり、台車は、トレイと、トレイ下面
に進行方向斜め下方を向いて固着された傾斜軸と、該傾
斜軸に自在接手を介して連結される垂直軸と、台車本体
と、トレイが水平を保つように軸の回転を拘束するとと
もに、軸に所要の回転モーメントを与えたときに軸を回
転可能にする係止手段と、垂直軸に直交して固着された
アームと、アーム先端に設けられたローラとを備えてな
り、ローラガイドは台車の進行方向に向ってガイドレー
ルとの間隔が狭くなるように配置された固定部材と、ロ
ーラを通過させる位置とローラに当接する位置との間で
揺動可能に枢着されている可動部材とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物流過程において各
種の物品を行き先毎、あるいは種類別毎に仕分けするト
レイ型仕分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から物品の仕分けに用いられている
トレイ型仕分装置はチェンコンベア上に連続的に取り付
けられている水平なトレイに順次物品を載置し、所定の
仕分け位置においてトレイを傾斜させて物品を滑降させ
る方式のものである。そして前記トレイを傾斜させる方
式は、仕分け位置でトレイの進行方向に対し真横方向に
傾斜させ物品を滑降させるものである。
【0003】ところで物品の滑降中もトレイは移動して
いるので物品は進行方向を向いたまま斜め前方に滑降す
ることになる。そのため物品を受ける場所に設けたシュ
ートで物品の方向性を得るように受け止めるには、ガイ
ド面が物品の進行方向に対して約30°位いの小さな角
度にしかできない。この状態で物品をシュート内を滑ら
かに下流に搬送するにはガイド面にベルトコンベアなど
を取付けねばならずシュートのコストアップになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記問題を解決するた
めに物品を載置したトレイの回転軸を斜めにしてトレイ
を斜め前方に傾斜し得るものが提案されている(特開平
5−162846)。回転軸を斜めにすると、トレイが
首を振っており、物品はトレイから滑降する段階で斜め
前方を向いているのでシュート内で物品を受け止めるガ
イド面は物品の進行方向に対して45°〜60°の角度
を持たせることができ、このように角度が大きくなれ
ば、物品はガイド面に副って容易に滑降するのでベルト
コンベアは不要となる。
【0005】しかし前記明細書に開示されたものはトレ
イを傾転させるため球面カムを使用しているので、製作
が困難で高価である。本発明は上記問題点に鑑み案出さ
れたもので、構造が簡単で製造しやすいトレイ型仕分装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のトレイ型仕分装置は、ガイドレールに沿って走
行する台車と、ガイドレールの側方に設けられ、台車に
設けられたローラに当接して台車の走行にともなってロ
ーラをガイドレール側に押し付けて台車上に設けられた
トレイを傾転させるローラガイドとからなり、上記台車
は、物品を載置するトレイと、トレイ下面に進行方向斜
め下方を向いて固着された傾斜軸と、該傾斜軸に自在接
手または傘歯車を介して連結される垂直軸と、上記傾斜
軸と垂直軸とをそれぞれ支持する軸受部を有する台車本
体と、トレイが水平を保つように軸の回転を拘束すると
ともに、軸に所要の回転モーメントを与えたときに軸を
回転可能にする係止手段と、垂直軸に直交して固着され
たアームと、アーム先端に設けられたローラとを備えて
なり、上記ローラガイドは台車の進行方向に向ってガイ
ドレールとの間隔が狭くなるように配置された固定側面
を有する固定部材と、固定部材の上流側に設けられ、固
定側面の前端に連続して配置された側面を有し、トレイ
が水平状態でローラガイドにさしかかったときに、ロー
ラを通過させる位置とローラに当接する位置との間で揺
動可能に枢着されている可動部材とからなる。上記係止
手段は、軸または軸受近傍に設けた窪みに嵌入するよう
に付勢されていて、窪みに嵌入した状態でトレイが水平
を保つように軸の回転を拘束すると共に、軸に所要の回
転モーメントを与えたときに窪みから退出して軸を回転
可能にするようにしてもよい。
【0007】定常走行状態では、係止手段により軸が拘
束されていて、トレイは水平に保たれている。一方仕分
け位置に来たときに、ローラガイドの可動部材がローラ
と当接する位置にあれば、アームはローラガイドにより
回動し、垂直軸および自在接手を介して傾斜軸を回動さ
せ、トレイが斜め前方に傾斜し、物品が滑降する。また
仕分け位置に来たときに、ローラガイドの可動部材がロ
ーラを通過させる位置にある場合は、トレイは水平状態
を保ったまま通過する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の1実施形態につき図
面を参照しつつ説明する。図1は本発明のトレイ型仕分
装置の台車の側面図である。図中1は台車であり、4個
の走行車輪1aと2個のガイド車輪1bを有し、図示し
ないチェーンに前後が連結されており、ガイドレール2
0内をそのチェーンにより引張られて走行する。尚台車
1の駆動はチェーンによらず、リニアモータ,フリクシ
ョンドライブ等でもよい。2は物品を載置するトレイで
あり通常の走行は水平を保っているが、仕分け位置にく
ると、2点鎖線で示すように斜め前方に傾斜し、載置し
た物品を滑降させる。3は台車1の進行方向を示す矢印
である。4は傾斜軸でトレイ2の下面に進行方向3の斜
め下方を向いて固着されている。
【0009】6は垂直軸で自在接手5を介して傾斜軸4
と接続されている。本実施形態では自在接手5を用いた
が傘歯車を用いてもよい。傾斜軸4および垂直軸6は台
車本体9にそれぞれ軸受部7および軸受部8により支持
されている。軸受部7,8はそれぞれ2個のラジアル玉
軸受を備えている。10は傾斜軸4の外周に設けた窪み
で円錐状の形状をしている。11は軸受7近傍に設けら
れた係止手段で、円錐状の先端を有する嵌入部11a
と、嵌入部11aを押し出すように付勢するばね11b
と、ばねの後端に当接するプラグ11cとからなる。
【0010】係止手段11は嵌入部11aが窪み10に
嵌入した状態でトレイ2が水平を保つように傾斜軸4の
回転を拘束している。しかし傾斜軸4に所要の回転モー
メントを与えるとばね11bに抗して嵌入部11aが窪
み10から退出して傾斜軸4は回転可能となる。尚本実
施形態では係止手段11を傾斜軸4に対して設けたが、
垂直軸6に対して設けてもよいし、逆に窪みを軸受部7
または軸受部8近傍に設け、係止手段11を傾斜軸4内
または垂直軸6内に設けてもよい。また窪み10または
嵌入部11aの形状は円錐状でなく半球状であってもよ
い。図2は図1のA−A矢視図である。図中12はアー
ムで、垂直軸6に直交して固着されている。
【0011】次に地上側に設けられて台車1の走行に伴
ってアーム12に作用してトレイ2を傾転させるローラ
ガイド15について説明する。図2および図3にローラ
ガイド15が図示されている。ローラガイド15は固定
部材15aと可動部材15bとからなる。固定部材15
aは上部が開いた溝形の部材で図示しないブラケットに
よりガイドレール20から支持されており、溝15e内
をローラ14が走行するようになっている。溝15eの
側面は台車1の走行方向3前方に向ってガイドレール2
0との間隔が狭くなるように配置されている。溝15e
の外側の側面15cが台車1の走行に伴ってローラ14
をガイドレール20に向かって押し付ける。可動部材1
5bは固定部材15aの上流側に設けられ、固定部材1
5aの外側の側面15cの前端15f近傍に設けられた
ピン17により固定部材15aに枢着されており、シリ
ンダ16により、揺動するようになっている。可動部材
15bの側面15dと固定部材15aの外側の側面15
cとは連続するように配置されている。可動部材15b
は、トレイ2が水平状態でローラガイド15に差しかか
ったとき、トレイを傾転させるか、そのまま通過させる
かの切替機能を有している。即ち可動部材15bが図2
または図3で実線で示す位置即ち可動部材15bの後端
がガイドレール20寄りになっているときには、ローラ
14はローラガイド15に当接することなくそのまま通
過する。
【0012】可動部材15bが図2または図3の2点鎖
線で示す位置即ち可動部材15bの後端がガイドレール
20から遠ざかった位置にあるときには、ローラ14は
可動部材15bに当接し、可動部材15bの側面15d
に沿って移動し、固定部材15aに至る。
【0013】図5は図1のB−B矢視図である。図に示
すようにガイドレール20は上方は巾の狭い溝20aと
なっており下方は巾の広い溝20bとなっている。図に
は台車1の走行車輪1aとガイド車輪1bを示してい
る。
【0014】図7は傾いたトレイ2を水平に戻すリセッ
ト装置を示している。21はリセットガイドでありガイ
ドレール20の側面に設けられている。リセットガイド
21は平板状で図に示すように台車1の進行方向3前方
に向ってガイドレール20から離れる方向の傾斜面21
aとその傾斜面の先端に接続して設けられガイドレール
20と平行な側面21bを有している。
【0015】以下本実施形態の作用を説明する。図6は
アーム12の各位置における形状を示した平面図であ
る。図においてはトレイが水平状態である通常の走行
状態を示している。ではローラガイド15の可動部材
15bがローラ14と当接する位置即ち開いた状態にな
っていてローラ14が可動部材15bの後端に当接した
状態を示している。はローラ14が可動部材15bを
通過し、固定部材15aの後端に差しかかった状態を示
している。はローラ14が固定部材15aの先端に至
った状態を示している。この状態でトレイ2は最大の傾
き角となっている。ローラ14がローラガイド15を離
れても、トレイ2が傾いた状態のまま台車1が走行す
る。尚図2および図3に示すの状態は図6の
に相当する。
【0016】次に傾いたトレイ2を水平状態にするリセ
ット装置について説明する。図7はアーム12の各位置
の状態およびリセットガイド21を示す平面図である。
は前記と同じにトレイが傾いた状態でローラ14が
リセットガイド21の傾斜面21aに初めて当接した状
態を示している。はローラ14がリセットガイド21
の傾斜面21aから離れる状態を示している。から
に至る間にローラ14はリセットガイド21によりガイ
ドレール20から離れる方向に押し付けられるのでアー
ム12が図上反時計方向に回転し、トレイ2は元の水平
状態に戻る。尚リセットガイド21はガイドレール20
の曲り角の前やトレイ2が前段階からの物品を受け取る
位置の前に設けられる。
【0017】尚本発明は上記実施形態に限定されるもの
ではなく特許請求の範囲内で種々の変更が可能である。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明のソータのトレ
イ3次元傾転装置は傾斜軸と垂直軸を自在接手または傘
歯車で連結されているので製作が容易で安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトレイ型仕分装置の台車の側面図であ
る。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】ローラガイドの平面図である。
【図4】従来のトレイ型仕分装置の台車の側面図であ
る。
【図5】図1のB−B矢視図である。
【図6】アームの各位置における状態を示す平面図であ
る。
【図7】アームの各位置の状態およびリセットガイドを
示す平面図である。
【符号の説明】
1 台車 2 トレイ 4 傾斜軸 5 自在接手 6 垂直軸 7 軸受部 8 軸受部 9 台車本体 11 係止手段 12 アーム 14 ローラ 15 ローラガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールに沿って走行する台車と、
    ガイドレールの側方に設けられ、台車に設けられたロー
    ラに当接して台車の走行にともなってローラをガイドレ
    ール側に押し付けて台車上に設けられたトレイを傾転さ
    せるローラガイドとからなり、上記台車は、物品を載置
    するトレイと、トレイ下面に進行方向斜め下方を向いて
    固着された傾斜軸と、該傾斜軸に自在接手または傘歯車
    を介して連結される垂直軸と、上記傾斜軸と垂直軸とを
    それぞれ支持する軸受部を有する台車本体と、トレイが
    水平を保つように軸の回転を拘束するとともに、軸に所
    要の回転モーメントを与えたときに軸を回転可能にする
    係止手段と、垂直軸に直交して固着されたアームと、ア
    ーム先端に設けられたローラとを備えてなり、上記ロー
    ラガイドは台車の進行方向に向ってガイドレールとの間
    隔が狭くなるように配置された固定側面を有する固定部
    材と、固定部材の上流側に設けられ、固定側面の前端に
    連続して配置された側面を有し、トレイが水平状態でロ
    ーラガイドにさしかかったときに、ローラを通過させる
    位置とローラに当接する位置との間で揺動可能に枢着さ
    れている可動部材とからなることを特徴とするトレイ型
    仕分装置。
  2. 【請求項2】 上記係止手段は、軸または軸受近傍に設
    けた窪みに嵌入するように付勢されていて、窪みに嵌入
    した状態でトレイが水平を保つように軸の回転を拘束す
    ると共に、軸に所要の回転モーメントを与えたときに窪
    みから退出して軸を回転可能にしている請求項1記載の
    トレイ型仕分装置。
JP30127295A 1995-11-20 1995-11-20 トレイ型仕分装置 Pending JPH09142642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30127295A JPH09142642A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 トレイ型仕分装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30127295A JPH09142642A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 トレイ型仕分装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09142642A true JPH09142642A (ja) 1997-06-03

Family

ID=17894830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30127295A Pending JPH09142642A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 トレイ型仕分装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH09142642A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100728262B1 (ko) * 2004-04-16 2007-06-13 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 확산시트, 면광원장치 및 투과형 표시장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100728262B1 (ko) * 2004-04-16 2007-06-13 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 확산시트, 면광원장치 및 투과형 표시장치

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