JPH09139125A - 抵抗隔壁を外環に組み込んだマルチフィラメントの超伝導線(brin supraconducteur)と、このような線からなるケーブルおよびこのような線の製造法 - Google Patents
抵抗隔壁を外環に組み込んだマルチフィラメントの超伝導線(brin supraconducteur)と、このような線からなるケーブルおよびこのような線の製造法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 抵抗隔壁を外環に組み込んだマルチフィラメ
ントの超伝導線を提案する。 【解決手段】 NbTi、NbTiTa型、あるいはN
bをベースとする他のあらゆる合金または化合物の超伝
導フィラメント(3)を複数集めて構成される中央域
(2)と、前記中央域(2)を囲む同心の外環(4)
と、同心の抵抗隔壁(5)とを横断面に含み、前記同心
の抵抗隔壁(5)を前記同心の外環(4)に組み込んだ
超伝導線に関する。
ントの超伝導線を提案する。 【解決手段】 NbTi、NbTiTa型、あるいはN
bをベースとする他のあらゆる合金または化合物の超伝
導フィラメント(3)を複数集めて構成される中央域
(2)と、前記中央域(2)を囲む同心の外環(4)
と、同心の抵抗隔壁(5)とを横断面に含み、前記同心
の抵抗隔壁(5)を前記同心の外環(4)に組み込んだ
超伝導線に関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗隔壁(bar
riere resistive)を外環に組み込んだ
マルチフィラメント(multi−filament
s)の超伝導線と、このような線からなるケーブルおよ
びこのような線の製造法に関する。
riere resistive)を外環に組み込んだ
マルチフィラメント(multi−filament
s)の超伝導線と、このような線からなるケーブルおよ
びこのような線の製造法に関する。
【0002】より詳しくは、本発明は、複数の超伝導フ
ィラメントから構成される中央域と、前記中央域を囲む
同心の外環と、同心の抵抗隔壁とを横断面に含むマルチ
フィラメントの超伝導線と、このような線から構成され
るケーブルと、このような線の製造法に関する。
ィラメントから構成される中央域と、前記中央域を囲む
同心の外環と、同心の抵抗隔壁とを横断面に含むマルチ
フィラメントの超伝導線と、このような線から構成され
るケーブルと、このような線の製造法に関する。
【0003】
【従来の技術】抵抗隔壁は、線の超伝導フィラメント間
の電気結合およびケーブルに組立てられた超伝導フィラ
メントの線間の電気結合を制限するためにある。これら
の電気結合はジュール効果(Joule effet)
による損失をもたらし、これは、ケーブルの線の加熱す
なわち低温消費(consommation cryo
genique)の増加となって現れる。
の電気結合およびケーブルに組立てられた超伝導フィラ
メントの線間の電気結合を制限するためにある。これら
の電気結合はジュール効果(Joule effet)
による損失をもたらし、これは、ケーブルの線の加熱す
なわち低温消費(consommation cryo
genique)の増加となって現れる。
【0004】従って電気結合すなわちケーブルの加熱を
かなり制限する抵抗隔壁を線に備えることは重要であ
る。そうすれば低温消費を制限し、またこれらの超伝導
ケーブルを用いる機器の利用コストを制限することがで
きる。
かなり制限する抵抗隔壁を線に備えることは重要であ
る。そうすれば低温消費を制限し、またこれらの超伝導
ケーブルを用いる機器の利用コストを制限することがで
きる。
【0005】マルチフィラメントの超伝導線の既知の製
造法は数多い。とりわけ銅で被覆した超伝導材料のバー
(barreau)を押出し、ビレット(billet
te)を形成するマルチ段階法(procedes m
ulti−etages)が知られている。
造法は数多い。とりわけ銅で被覆した超伝導材料のバー
(barreau)を押出し、ビレット(billet
te)を形成するマルチ段階法(procedes m
ulti−etages)が知られている。
【0006】このために、最初に複合バー(barre
au composite)を押出(filage)
し、次に押出した複合バーの軸を銅の中空シリンダに詰
めてからシリンダを閉じて真空にし、このように得られ
たビレットを押出すことによりマルチフィラメントを形
成する。次の段階では、押出した複合バーと同じ操作を
マルチフィラメントに繰り返す。
au composite)を押出(filage)
し、次に押出した複合バーの軸を銅の中空シリンダに詰
めてからシリンダを閉じて真空にし、このように得られ
たビレットを押出すことによりマルチフィラメントを形
成する。次の段階では、押出した複合バーと同じ操作を
マルチフィラメントに繰り返す。
【0007】所望のフィラメント数を含むマルチフィラ
メントを得て、最終段階のビレットに詰め、この最終段
階で線を所望の寸法にする。
メントを得て、最終段階のビレットに詰め、この最終段
階で線を所望の寸法にする。
【0008】このため、外環(たとえば銅)の材料から
なる中空のシリンダにマルチフィラメントの軸(tig
e)を詰め、次にシリンダを閉じてから真空にし、最後
にこのように得られたビレットを押し出して、外環付き
超伝導線の所望の寸法を得る。
なる中空のシリンダにマルチフィラメントの軸(tig
e)を詰め、次にシリンダを閉じてから真空にし、最後
にこのように得られたビレットを押し出して、外環付き
超伝導線の所望の寸法を得る。
【0009】別の段階(phase)では、Cr、N
i、Sn、または線の抵抗隔壁を構成しうる他のあらゆ
る金属の外環を、得られた線の周囲に付着する。
i、Sn、または線の抵抗隔壁を構成しうる他のあらゆ
る金属の外環を、得られた線の周囲に付着する。
【0010】こうした付着は特に、線の焼入れまたは電
界液による付着によって行われている。
界液による付着によって行われている。
【0011】このような方法には次のような欠点があ
る。
る。
【0012】抵抗隔壁製造専用の特別の作業を余分に必
要とするために、スペースの問題が起こる。
要とするために、スペースの問題が起こる。
【0013】こうした補足的な作業の存在と、また前記
隔壁を構成する材料の実質的な費用とによる原価の問題
がある。
隔壁を構成する材料の実質的な費用とによる原価の問題
がある。
【0014】抵抗隔壁を付着する際の技術的な問題もあ
る。事実、抵抗隔壁の厚さは限界があり、それを下回る
と被覆不良が起きる(材料の欠如または隔壁の脆弱化
(fragilisee))。
る。事実、抵抗隔壁の厚さは限界があり、それを下回る
と被覆不良が起きる(材料の欠如または隔壁の脆弱化
(fragilisee))。
【0015】さらに、こうした隔壁は線間(inter
−brins)の損失を減少するが、同一線におけるフ
ィラメント内の損失についてはわずかな効果しかない。
−brins)の損失を減少するが、同一線におけるフ
ィラメント内の損失についてはわずかな効果しかない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的の一つ
は、隔壁を外環に組み込んだマルチフィラメントの超伝
導線を提案することにある。外環の隔壁の位置、その厚
さおよび性質により、フィラメント内の損失レベルおよ
び線間の損失レベルを調整することができ、また全損失
を最適化することができる。その上、隔壁は、その厚さ
およびその性質により、外環の残留抵抗比(Rappo
rt de Resistance Residuel
le,RRR)を変えることが可能である。
は、隔壁を外環に組み込んだマルチフィラメントの超伝
導線を提案することにある。外環の隔壁の位置、その厚
さおよび性質により、フィラメント内の損失レベルおよ
び線間の損失レベルを調整することができ、また全損失
を最適化することができる。その上、隔壁は、その厚さ
およびその性質により、外環の残留抵抗比(Rappo
rt de Resistance Residuel
le,RRR)を変えることが可能である。
【0017】本発明の他の目的は、従来の押出作業とは
異なる補足的な作業を必要としない抵抗隔壁を備えたマ
ルチフィラメントの超伝導線を提案することにある。
異なる補足的な作業を必要としない抵抗隔壁を備えたマ
ルチフィラメントの超伝導線を提案することにある。
【0018】本発明の別の目的は、抵抗隔壁の厚さが制
限されないマルチフィラメントの超伝導線を提案するこ
とにある。
限されないマルチフィラメントの超伝導線を提案するこ
とにある。
【0019】本発明のもう一つの目的は、従来技術に比
べて経済的な抵抗隔壁を有するマルチフィラメントの超
伝導線の製造法を提案することにある。
べて経済的な抵抗隔壁を有するマルチフィラメントの超
伝導線の製造法を提案することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、Nb
Ti、NbTiTa型、あるいはNbをベースとする他
のあらゆる合金または化合物の超伝導フィラメントを複
数集めて構成される中央域と、前記中央域を囲む同心の
外環と、同心の抵抗隔壁とを横断面に含む超伝導線に関
する。本発明によれば、前記同心の抵抗隔壁は同心の銅
製外環に組み込まれる。
Ti、NbTiTa型、あるいはNbをベースとする他
のあらゆる合金または化合物の超伝導フィラメントを複
数集めて構成される中央域と、前記中央域を囲む同心の
外環と、同心の抵抗隔壁とを横断面に含む超伝導線に関
する。本発明によれば、前記同心の抵抗隔壁は同心の銅
製外環に組み込まれる。
【0021】一実施例において、同心の抵抗隔壁はキュ
ープロニッケル(cupronickel)、キュープ
ロマンガン(cupromanganese)、あるい
は外環の性質と適合し得る他のあらゆる抵抗金属からな
る。
ープロニッケル(cupronickel)、キュープ
ロマンガン(cupromanganese)、あるい
は外環の性質と適合し得る他のあらゆる抵抗金属からな
る。
【0022】本発明はまた、全体が編組み(tress
er)または撚り合わされている上記の超伝導線を複数
含む超伝導ケーブルに関する。
er)または撚り合わされている上記の超伝導線を複数
含む超伝導ケーブルに関する。
【0023】全体が編組みまたは撚り合わされた超伝導
線は、交叉マルチ線(multi−brins tra
nspose)ケーブルを形成する。
線は、交叉マルチ線(multi−brins tra
nspose)ケーブルを形成する。
【0024】本発明は、N個の押出段階を含む銅の外環
を有する超伝導線の製造法であって、NbTiあるいは
NbTiTa型、またはNbをベースとする他のあらゆ
る合金または化合物のマルチフィラメントを製造するた
めの連続するN−1個のビレット形成段階および押出し
段階を含む方法に関する。
を有する超伝導線の製造法であって、NbTiあるいは
NbTiTa型、またはNbをベースとする他のあらゆ
る合金または化合物のマルチフィラメントを製造するた
めの連続するN−1個のビレット形成段階および押出し
段階を含む方法に関する。
【0025】このため、NbTiまたはNbTiTa、
あるいはNbをベースとする他のあらゆる合金または化
合物のバーを銅で被覆した複合バーを押出し、押出した
複合バーの軸で中空の銅製シリンダを満たし、シリンダ
を閉じて真空にしてから、このように得られたビレット
を押出してマルチフィラメントを形成する。次の段階で
は、押出した複合バーと同じ操作をマルチフィラメント
に繰り返す。
あるいはNbをベースとする他のあらゆる合金または化
合物のバーを銅で被覆した複合バーを押出し、押出した
複合バーの軸で中空の銅製シリンダを満たし、シリンダ
を閉じて真空にしてから、このように得られたビレット
を押出してマルチフィラメントを形成する。次の段階で
は、押出した複合バーと同じ操作をマルチフィラメント
に繰り返す。
【0026】本発明によれば、この方法は線を最終寸法
にするために以下の最終段階Nを含み、この最終段階で
は、外環の材料で加工した中空の遠端シリンダと、抵抗
隔壁の材料で加工した中空の中間シリンダと、外環の材
料で加工した中空の近端シリンダを同軸に配置すること
により中空の複合シリンダを構成し、この方法のN−1
段階で得られたマルチフィラメントの軸を整然と配列す
ることにより前記中空の複合シリンダの中空を埋め、か
くしてビレットを形成し、ビレットの両端を閉じ、ビレ
ット内部を真空にし、ビレットの押し出しを行って、超
伝導線の所望の直径を得る。
にするために以下の最終段階Nを含み、この最終段階で
は、外環の材料で加工した中空の遠端シリンダと、抵抗
隔壁の材料で加工した中空の中間シリンダと、外環の材
料で加工した中空の近端シリンダを同軸に配置すること
により中空の複合シリンダを構成し、この方法のN−1
段階で得られたマルチフィラメントの軸を整然と配列す
ることにより前記中空の複合シリンダの中空を埋め、か
くしてビレットを形成し、ビレットの両端を閉じ、ビレ
ット内部を真空にし、ビレットの押し出しを行って、超
伝導線の所望の直径を得る。
【0027】中空のシリンダの厚さは、押出し後、線が
外環において所定の抵抗隔壁の厚さおよび位置を有する
ように選択される。
外環において所定の抵抗隔壁の厚さおよび位置を有する
ように選択される。
【0028】厚さの選択は、線間の損失とフィラメント
内部の損失との所定の比に依存する。
内部の損失との所定の比に依存する。
【0029】厚さの選択はまた、所定の残留抵抗比(R
RR)に依存しうる。
RR)に依存しうる。
【0030】本発明の長所は、この発明による線の抵抗
隔壁を製造するために、マルチフィラメントの押出作業
を使用できることにある。
隔壁を製造するために、マルチフィラメントの押出作業
を使用できることにある。
【0031】本発明の他の長所は、抵抗隔壁の厚さを従
来技術よりもより良く制御可能であることにあり、この
厚さは従来技術の隔壁の限度よりも薄くすることができ
る。
来技術よりもより良く制御可能であることにあり、この
厚さは従来技術の隔壁の限度よりも薄くすることができ
る。
【0032】本発明のもう一つの長所は、キュープロニ
ッケル、キュープロマンガン、あるいは外環の性質と適
合し得る他のあらゆる抵抗金属を抵抗隔壁材として使用
することにある。実際、これらの材料は、従来技術で用
いられているクロムやニッケルよりも価格がずっと安
い。
ッケル、キュープロマンガン、あるいは外環の性質と適
合し得る他のあらゆる抵抗金属を抵抗隔壁材として使用
することにある。実際、これらの材料は、従来技術で用
いられているクロムやニッケルよりも価格がずっと安
い。
【0033】本発明の他の長所ならびに特徴は、添付図
面に関する以下の説明から理解されよう。
面に関する以下の説明から理解されよう。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明は、横断面から見ると、N
bTi、NbTiTa型、あるいはNbをベースとする
他のあらゆる合金または化合物の超伝導フィラメント3
を複数集めて構成される中央域2と、前記中央域を囲む
同心の外環4と、同心の抵抗隔壁5とを含む超伝導線1
に関する。
bTi、NbTiTa型、あるいはNbをベースとする
他のあらゆる合金または化合物の超伝導フィラメント3
を複数集めて構成される中央域2と、前記中央域を囲む
同心の外環4と、同心の抵抗隔壁5とを含む超伝導線1
に関する。
【0035】本発明によれば、同心の外環4は遠端の環
6と近端の環7とを含み、同心の抵抗隔壁5が間に介在
する。
6と近端の環7とを含み、同心の抵抗隔壁5が間に介在
する。
【0036】かくして本発明によれば、同心の抵抗隔壁
5は同心の銅製外環4に組み込まれている。
5は同心の銅製外環4に組み込まれている。
【0037】同心の抵抗隔壁5は、好適には、キュープ
ロニッケル、キュープロマンガン、あるいは外環4の性
質と適合し得る他のあらゆる抵抗金属からなる。
ロニッケル、キュープロマンガン、あるいは外環4の性
質と適合し得る他のあらゆる抵抗金属からなる。
【0038】発明はまた、まとめて編組みまたは撚り合
わされた複数の超伝導線1を含む超伝導ケーブル(図示
せず)に関する。
わされた複数の超伝導線1を含む超伝導ケーブル(図示
せず)に関する。
【0039】まとめて編組みまたは撚り合わされた超伝
導線1は、交叉マルチ線ケーブルを形成する。
導線1は、交叉マルチ線ケーブルを形成する。
【0040】発明はさらに、N個の押出し段階を含む銅
の外環4を有する超伝導線1の製造法であって、NbT
iあるいはNbTiTa型、またはNbをベースとする
他のあらゆる合金または化合物のマルチフィラメント3
を製造するための連続するN−1個のビレット形成段階
および押出し段階と、線の寸法決定段階Nとを含む方法
に関する。
の外環4を有する超伝導線1の製造法であって、NbT
iあるいはNbTiTa型、またはNbをベースとする
他のあらゆる合金または化合物のマルチフィラメント3
を製造するための連続するN−1個のビレット形成段階
および押出し段階と、線の寸法決定段階Nとを含む方法
に関する。
【0041】N−1個の段階中、最初に(E0 )、Nb
TiまたはNbTiTa、あるいはNbをベースとする
他のあらゆる合金または化合物のバー8を銅9で被覆し
た複合バーを押出し、次に(E1 )、押出した複合バー
11の軸12によって銅の中空シリンダ10を満たして
からシリンダを閉じて真空にし、このようにして得られ
たビレットを押出すことによりマルチフィラメント13
を形成する。2からN−1個までのn個の変数を有する
段階En において、段階En-1 で得られたマルチフィラ
メントを用いて段階E1 と同じ操作を繰り返す。
TiまたはNbTiTa、あるいはNbをベースとする
他のあらゆる合金または化合物のバー8を銅9で被覆し
た複合バーを押出し、次に(E1 )、押出した複合バー
11の軸12によって銅の中空シリンダ10を満たして
からシリンダを閉じて真空にし、このようにして得られ
たビレットを押出すことによりマルチフィラメント13
を形成する。2からN−1個までのn個の変数を有する
段階En において、段階En-1 で得られたマルチフィラ
メントを用いて段階E1 と同じ操作を繰り返す。
【0042】段階Nでは、外環の材料で加工した中空の
遠端シリンダ6と、抵抗隔壁の材料で加工した中空の中
間シリンダ5と、外環の材料で加工した中空の近端シリ
ンダ7を同軸に配置することにより中空の複合シリンダ
14を構成し、この方法のN−1段階で得られたマルチ
フィラメント13の軸15を整然と配列することにより
前記中空の複合シリンダ14の中空を埋め、かくしてビ
レットを形成し、ビレットの両端を閉じ、ビレット内部
を真空にし、ビレットの押し出しを行って、超伝導線1
の所望の直径を得る。
遠端シリンダ6と、抵抗隔壁の材料で加工した中空の中
間シリンダ5と、外環の材料で加工した中空の近端シリ
ンダ7を同軸に配置することにより中空の複合シリンダ
14を構成し、この方法のN−1段階で得られたマルチ
フィラメント13の軸15を整然と配列することにより
前記中空の複合シリンダ14の中空を埋め、かくしてビ
レットを形成し、ビレットの両端を閉じ、ビレット内部
を真空にし、ビレットの押し出しを行って、超伝導線1
の所望の直径を得る。
【0043】ビレットの充填を容易にするために、マル
チフィラメントは適切な形のダイス(filiere)
で押出される。この形は特に六角形の横断面を有するこ
とによりビレットの充填を容易にする。
チフィラメントは適切な形のダイス(filiere)
で押出される。この形は特に六角形の横断面を有するこ
とによりビレットの充填を容易にする。
【0044】この方法によれば、中空のシリンダ5、
6、7の厚さは、押出し後、線1が外環4において所定
の抵抗隔壁の厚さおよび位置決定を有するように選択さ
れる。
6、7の厚さは、押出し後、線1が外環4において所定
の抵抗隔壁の厚さおよび位置決定を有するように選択さ
れる。
【0045】また、線間の損失とフィラメント内部の損
失との所定の比が得られるように、中空のシリンダ5、
6、7の厚さと抵抗隔壁の材料とを選択する。
失との所定の比が得られるように、中空のシリンダ5、
6、7の厚さと抵抗隔壁の材料とを選択する。
【0046】さらに、所定の残留抵抗比(RRR)が得
られるように、中空のシリンダ5、6、7の厚さと抵抗
隔壁の材料を選択する。
られるように、中空のシリンダ5、6、7の厚さと抵抗
隔壁の材料を選択する。
【0047】もちろん本発明は、記載かつ図示された実
施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で当業
者に利用可能な種々の変形例が可能である。特に、全て
の既知の超伝導マルチフィラメント製造法は、本発明の
範囲を逸脱することなく使用可能である。
施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で当業
者に利用可能な種々の変形例が可能である。特に、全て
の既知の超伝導マルチフィラメント製造法は、本発明の
範囲を逸脱することなく使用可能である。
【図1】抵抗隔壁を外環に組み込んだ本発明によるマル
チフィラメントの超伝導線の横断面を概略的に示す図で
ある。
チフィラメントの超伝導線の横断面を概略的に示す図で
ある。
【図2】抵抗隔壁を外環に組み込んだ本発明によるマル
チフィラメントの超伝導線の製造段階を概略的に示すダ
イアグラム(diagramme)である。
チフィラメントの超伝導線の製造段階を概略的に示すダ
イアグラム(diagramme)である。
2 中央域 3 超伝導フィラメント 4 外環 5 抵抗隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジアキー・オアン フランス国、90300・クラバンシユ、リ ユ・ドウ・ブスル、17の3
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の超伝導線(1)を含む超伝導ケー
ブルにおいて、各超伝導線が、NbTi、NbTiTa
型、あるいはNbをベースとする他のあらゆる合金また
は化合物の超伝導フィラメント(3)を複数集めて構成
される中央域(2)と、前記中央域(2)を囲む同心の
外環(4)と、同心の抵抗隔壁(5)とを横断面に含
み、前記同心の抵抗隔壁(5)が前記同心の外環(4)
に組み込まれていることを特徴とする超伝導ケーブル。 - 【請求項2】 超伝導線(1)の同心の抵抗隔壁(5)
が、キュープロニッケル、キュープロマンガン、あるい
は外環(4)の性質と適合し得る他のあらゆる抵抗金属
または合金からなることを特徴とする請求項1に記載の
超伝導ケーブル。 - 【請求項3】 超伝導線(1)がまとめて編組みまたは
撚り合わされていることを特徴とする請求項1または2
に記載の超伝導ケーブル。 - 【請求項4】 まとめて編組みまたは撚り合わされた超
伝導線(1)が交叉マルチ線ケーブルを形成することを
特徴とする請求項3に記載の超伝導ケーブル。 - 【請求項5】 NbTiあるいはNbTiTa型、また
はNbをベースとする他のあらゆる合金または化合物の
マルチフィラメントを製造するための連続するN−1個
のビレット形成段階および押出し段階を含む、N個の押
出し段階を含む、銅の外環(4)を有する超伝導線
(1)の製造方法において、線の寸法決定段階Nとして
外環の材料で加工した中空の遠端シリンダ(6)と、抵
抗隔壁の材料で加工した中空の中間シリンダ(5)と、
外環の材料で加工した中空の近端シリンダ(7)を同軸
に配置することにより中空の複合シリンダ(14)を構
成し、 この方法のN−1段階で得られたマルチフィラメント
(13)の軸(15)を整然と配列することにより前記
中空の複合シリンダ(14)の中空を埋め、かくしてビ
レットを形成し、 ビレットの両端を閉じ、ビレット内部を真空にし、 超伝導線(1)の所望の直径を得るまでビレットの押出
しを行うことを特徴とする方法。 - 【請求項6】 押出した後、線(1)が外環(4)にお
いて所定の抵抗隔壁の厚さおよび位置を有するように、
中空のシリンダ(5、6、7)の厚さを選択することを
特徴とする請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 線間の損失とフィラメント内部の損失と
の所定の比が得られるように、中空のシリンダ(5、
6、7)の厚さと抵抗隔壁の材料とを選択することを特
徴とする請求項5または6に記載の方法。 - 【請求項8】 所定の残留抵抗比(RRR)が得られる
ように、中空のシリンダ(5、6、7)の厚さと抵抗隔
壁の材料を選択することを特徴とする請求項5から7の
いずれか一項に記載の方法。
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