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JPH09134479A - 自動販売機の商品通路幅規制装置 - Google Patents

自動販売機の商品通路幅規制装置

Info

Publication number
JPH09134479A
JPH09134479A JP29320795A JP29320795A JPH09134479A JP H09134479 A JPH09134479 A JP H09134479A JP 29320795 A JP29320795 A JP 29320795A JP 29320795 A JP29320795 A JP 29320795A JP H09134479 A JPH09134479 A JP H09134479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
width
product
guide
vending machine
inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29320795A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Wakagi
誠司 若木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP29320795A priority Critical patent/JPH09134479A/ja
Publication of JPH09134479A publication Critical patent/JPH09134479A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の径の大小に応じた入口ガイドと出口ガ
イドの位置調節を、個々に行うことで調節作業は面倒で
あり、また、いずれか一方の調節を忘れることがある。
入口ガイドは、大きく重量大なものもあり、調節作業は
容易に行えない。 【解決手段】 下部規制体23を商品収納棚2に対して
自動的に位置変更させ、出口ガイド21を商品払出装置
4に対して接近離間動させて、出口部幅Lを、入口部幅
Wに対応して調節する。連結体30を介して一体化して
いる上部規制体16を、商品収納棚2に対して自動的に
位置変更させ、入口規制板13の揺動量を規制して入口
部幅Wを調節する。出口部幅Lの調節と入口部幅Wの調
節を連動して一動作で行う構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば缶飲料の
缶体の径に応じてガイド幅を調節し得る自動販売機の商
品通路幅規制装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の自動販売機は、図7、
図8に示すように構成されている。すなわち、自動販売
機本体1の内部には搬送路を兼ねた商品収納棚2が複数
列に設けられ、これら商品収納棚2には、缶体(商品)
35A,35Bの収納高さを小さくするために商品収納搬送
路3が蛇行状に形成されている。各商品収納棚2の下端
部には、収納した缶体35A,35Bを順次払い出す商品払
出装置4が設けられている。そして、商品払出装置4に
設けられた規制ストッパ(図示せず)により下から2番
目の缶体35A,35Bの落下を規制した状態で、商品払出
装置4の下部に設けられた開閉フラッパ5を開けること
により、下端の缶体35A,35Bが下方に払い出されるよ
うになっている。
【0003】前記自動販売機本体1の下部には商品取出
口41が形成され、そして前記商品払出装置4群の下方に
は、払い出された缶体35A,35Bをこの商品取出口41に
導くシュート42が設けられている。なお、商品取出口41
とシュート42との境界部分には断熱扉43が設けられ、ま
た前記商品取出口41には取出口扉44が設けられている。
【0004】各商品収納棚2の上部にはそれぞれ入口部
(投入口)10が形成され、これら入口部10には、缶体35
A,35Bの投入をガイドする入口ガイド11が設けられて
いる。また各商品収納棚2の下部にはそれぞれ出口部
(払い出し口)20が形成され、これら出口部20には、前
記商品払出装置4に対向して出口ガイド21が設けられて
いる。
【0005】ところで缶飲料の缶体35A,35Bには大径
缶35Bと小径缶35Aなどがあり、缶体35A,35Bの流通
を円滑にするために、缶径に応じて、各入口ガイド11な
らびに出口ガイド21の位置を調節するようにしている。
入口ガイド11は、その遊端(内端)と円弧板45の最上部
の円弧板45Aとの間隔、すなわち入口部幅を調節するた
めに、円弧板45Aに対して接近または離間位置に調節で
きるようになっており、また、出口ガイド21は、対向し
た商品払出装置4との間隔、すなわち出口部幅を調節す
るために、商品払出装置4に対して接近または離間位置
に調節できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の自動販売機においては、缶体35A,35Bの径の大小に
応じて入口ガイド11ならびに出口ガイド21の位置調節を
行うが、これらガイド11,21は独立しており、個々に調
節しなければならないのでその調節作業は面倒なもので
あった。また、入口ガイド11を位置調節して、出口ガイ
ド21の位置調節を忘れた場合、缶体35A,35Bが詰まっ
たり、あるいはストックができないという不都合が生
じ、逆に上方の入口ガイド11の調節を忘れた場合、缶体
35A,35Bが詰まったり、あるいは投入できないという
不都合を生じるものであった。そして、このような缶体
35A,35Bの詰まりが生じた場合、内部構成体を取り出
し、上下を逆にして缶体35A,35Bを取り出さなければ
ならないという大きな問題があった。さらに入口ガイド
11は、大きく重量大なものもあり、位置調節の作業は容
易に行えなかった。
【0007】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、入口部幅および出口部幅の調節を一挙にかつ軽く容
易に行える自動販売機の商品通路幅規制装置を提供する
ことを目的としたものである。
【0008】また請求項2、請求項3記載の発明は、全
体を構造簡単にかつ操作容易とした自動販売機の商品通
路幅規制装置を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の自動販売機の商
品通路幅規制装置は、商品収納棚の入口部に、入口ガイ
ドに対向する入口規制板を設けるとともに、出口部に、
商品払出装置に対向する出口ガイドを設けた自動販売機
において、前記入口規制板は揺動自在で、その揺動によ
り入口ガイドの遊端との間の入口部幅を変更自在に構成
するとともに、揺動を規制する上部規制体を商品収納棚
側に案内されて位置変更自在に設け、前記出口ガイドは
商品払出装置に対して接近離間自在で、その接近離間動
により出口部幅を変更自在に構成するとともに、接近離
間動を規制する下部規制体を商品収納棚側に案内されて
位置変更自在に設け、両規制体を連結体で一体化したこ
とを特徴としたものである。
【0010】したがって請求項1の発明によると、下部
規制体を商品収納棚側に対して位置変更させることで、
出口ガイドを商品払出装置に対して接近離間動させ得、
以て出口部幅を、小径の商品のみが通過できる最小幅
や、大径の商品が通過できる最大幅に調節し得る。この
とき、連結体を介して一体化されている上部規制体を商
品収納棚側に対して自動的に位置変更させることにな
り、これにより入口規制板の揺動量を規制し得、以て入
口部幅を、出口部幅に対応して調節し得る。このよう
に、出口部幅の調節と入口部幅の調節を連動して一動作
で行える。
【0011】また本発明の請求項2記載の自動販売機の
商品通路幅規制装置は、上記した請求項1記載の構成に
おいて、両規制体を、商品収納棚側の固定フレームに対
して挿抜自在なピンにより形成するとともに、両ピンの
一端間を、前記固定フレームの外側に位置する連結体で
一体化したことを特徴としたものである。
【0012】したがって請求項2の発明によると、上部
のピンと下部のピンとの配設は、連結体の部分を介して
の操作により、両ピンの他端を、一方の固定フレームに
対して外側から通したのち、他方の固定フレームに対し
て内側から通すことで行え、また逆操作によって両ピン
の抜出を行える。このように、両ピンの固定フレームに
対する挿抜は、連結体を介しての操作により同時にかつ
容易に行える。
【0013】そして本発明の請求項3記載の自動販売機
の商品通路幅規制装置は、上記した請求項2記載の構成
において、両ピンと連結体とをロッド体の折り曲げによ
り一体形成するとともに、両ピンの他端に圧入により外
嵌固定される抜け止め具を設けたことを特徴としたもの
である。
【0014】したがって請求項3の発明によると、両ピ
ンと連結体との一体化は、構造簡単にして容易に得られ
る。また挿入姿勢は、抜け止め具による抜け止め作用に
よって強固に維持し得る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
缶飲料の缶体の自動販売機に採用した状態として図1〜
図6に基づいて説明する。なお、以下において前後は、
自動販売機の前面側(商品取出口側)を前とし、後面側
を後として表現するものであり、それに基づいて左右を
表現するものである。
【0016】図6において、自動販売機本体の内部には
搬送路を兼ねた商品収納棚2が前後に複数列設けられ、
これら商品収納棚2には商品収納搬送路3が蛇行状に形
成されている。各商品収納棚2の下端部には、収納した
缶飲料の缶体(商品の一例)35を順次払い出す商品払出
装置4が設けられている。そして、商品払出装置4に設
けられた規制ストッパ(図示せず)により下から2番目
の缶体35の落下を規制した状態で、商品払出装置4の下
部に設けられた開閉フラッパ5を開けることにより、下
端の缶体35が下方に払い出される。
【0017】図1、図2、図6において、各商品収納棚
2の上部にはそれぞれ入口部(投入口)10が形成され、
これら入口部10には、投入された缶体35のガイドを行う
入口ガイド11と、この入口ガイド11に対向した入口規制
板13とが設けられている。また各商品収納棚2の下部に
はそれぞれ出口部(払い出し口)20が形成され、これら
出口部20には、前記商品払出装置4に対向して出口ガイ
ド21が設けられている。
【0018】前記入口部10における入口ガイド11は、自
動販売機の前面から各商品収納棚2の上端部までの距離
に応じた長さの複数種が準備され、その遊端(内端)11
a側が下位となるように傾斜されて、商品収納棚2を形
成する左右の固定フレーム(側板)2A間に固定されて
いる。
【0019】前記入口部10における各入口規制板13は同
様な構成であって、縦断面において椀状に形成され、そ
の凹部を入口ガイド11側に向けて配設されている。そし
て各入口規制板13は左右の固定フレーム2A間に、左右
方向の枢支ピン14を介して前後(上下)揺動自在に取り
付けられ、その前後揺動により、入口規制板13の下端縁
13aと入口ガイド11の遊端11aとの間に形成される入口
部幅(入口部通路幅)Wが変更自在に構成される。
【0020】前記入口規制板13の下端部分の後面が当接
されることでこの入口規制板13の揺動を規制する上部規
制体が、商品収納棚2側に案内されて位置変更自在に設
けられる。すなわち図1〜図5において、両固定フレー
ム2Aには駆動ピンガイド孔15が形成され、この駆動ピ
ンガイド孔15は上下方向に長く、かつ上端係止部15Aと
下端係止部15Bとが、下端係止部15Bを前面側として前
後方向にある間隔をもつように形成されている。そし
て、左右方向の駆動ピン(上部規制体の一例)16が、駆
動ピンガイド孔15に対して左右方向で挿抜自在に設けら
れ、その挿入により駆動ピンガイド孔15に遊合されてい
る。
【0021】したがって、駆動ピン16を駆動ピンガイド
孔15内で下動させて下端係止部15Bに位置させたとき、
この駆動ピン16が自動販売機の前側に位置されることか
ら、入口規制板13の揺動量が小さくなり、以て入口部幅
Wは最小幅W1 で規制される。また駆動ピン16を上動さ
せて上端係止部15Aに位置させたとき、この駆動ピン16
が自動販売機の後側に位置されることから、入口規制板
13の揺動量が大きくなり、以て入口部幅Wは最大幅W2
で規制される。
【0022】前記出口部20における各出口ガイド21は同
様な板状構成であり、左右の固定フレーム2A間の所定
位置に上下方向に配設されることで、扁平状のガイド面
21aが商品払出装置4に向けられている。そして出口ガ
イド21は、商品払出装置4に対して接近離間自在で、そ
の接近離間動により、そのガイド面21aと商品払出装置
4の商品通路側面4aとの間に形成される出口部幅(出
口部通路幅)Lが変更自在に構成される。
【0023】前記出口ガイド21の接近離間動を規制する
下部規制体が、商品収納棚2側に案内されて位置変更自
在に設けられる。すなわち両固定フレーム2Aには上位
スライドピンガイド孔22と下位スライドピンガイド孔25
とが形成され、これらのうち上位スライドピンガイド孔
22は上下方向に長く、かつ上端係止部22Aと下端係止部
22Bとが、上端係止部22Aを商品払出装置4から離れる
側として前後方向にある間隔をもつように形成されてい
る。
【0024】そして、左右方向の上位スライドピン(下
部規制体の一例)23が、上位スライドピンガイド孔22に
対して左右方向で挿抜自在に設けられ、その挿入により
上位スライドピンガイド孔22に遊合されている。さらに
挿入の際に、出口ガイド21の上部に形成された左右方向
の貫通部24に対して、上位スライドピン23が挿通される
ように構成されている。
【0025】また下位スライドピンガイド孔25は逆U字
状で傾斜して形成され、かつ上端係止部25Aと下端係止
部25Bとが、上端係止部25Aを商品払出装置4から離れ
る側として前後方向にある間隔をもつように形成されて
いる。そして、左右方向の下位スライドピン26が、下位
スライドピンガイド孔25に対して左右方向で挿抜自在に
設けられ、その挿入により下位スライドピンガイド孔25
に遊合されている。さらに挿入の際に、出口ガイド21の
下部に形成された左右方向の貫通部27に対して、下位ス
ライドピン25が挿通されるように構成されている。
【0026】したがって、下位スライドピン26を、下位
スライドピンガイド孔25内で移動させて下端係止部25B
に位置させたとき、出口ガイド21を介して一体状の上位
スライドピン23を上位スライドピンガイド孔22内で追従
移動させて下端係止部22Bに位置させ得、これにより両
スライドピン23,26が商品払出装置4に接近して位置さ
れることから、出口ガイド21が商品払出装置4に対して
接近動され、以て出口部幅Lは最小幅L1 で規制され
る。
【0027】また下位スライドピン26を上動させて上端
係止部25Aに位置させたとき、上位スライドピン23を上
端係止部23Aに位置させ得、これにより両スライドピン
23,26が商品払出装置4から離間して位置されることか
ら、出口ガイド21が商品払出装置4に対して離間動さ
れ、以て出口部幅Lは最大幅L2 で規制される。
【0028】上部規制体の一例である駆動ピン16と、下
部規制体の一例である上位スライドピン23とが、連結体
で一体化されている。すなわち駆動ピン16と上位スライ
ドピン23との一端間が、前記固定フレーム2Aの外側に
位置される連結ロッド(連結体の一例)30で一体化され
る。その際に一体化は、ロッド体の折り曲げにより一体
形成することで、構造簡単にして容易に得られる。した
がって駆動ピン16と上位スライドピン23との固定フレー
ム2Aに対する左右方向での挿抜は、固定フレーム2A
の外側から連結ロッド30を介しての操作により行える。
【0029】前記駆動ピン16と上位スライドピン23との
他端、すなわち固定フレーム2Aからの突出部分には、
圧入により外嵌固定されるプッシュナット(抜け止め具
の一例)17,28が設けられる。31は平座金を示す。なお
下位スライドピン26は、その両端にプッシュナットを設
けてもよいし、出口ガイド21側に固定してもよい。
【0030】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。上部規制体の一例である駆動ピン16と、下
部規制体の一例である上位スライドピン23とを配設する
に、連結ロッド30の部分を介して両ピン16,23の他端
を、一方の固定フレーム1Aの対応する駆動ピンガイド
孔15や上位スライドピン孔22に対して外側から通す。そ
の際に駆動ピン16は内部で挿通させ、また上位スライド
ピン23は出口ガイド21の上位の貫通部24に挿通させる。
【0031】そして両ピン16,23の他端を、他方の固定
フレーム1Aの対応する駆動ピンガイド孔15や上位スラ
イドピン孔22に対して内側から通して突出させたのち、
その突出部分に、プッシュナット17,28を圧入により外
嵌固定させる。これにより駆動ピン16と上位スライドピ
ン23とを配設し得る。なお逆操作によって駆動ピン16や
上位スライドピン23の抜出を行える。
【0032】上述したように、駆動ピン16と上位スライ
ドピン23との固定フレーム1Aに対する左右方向での挿
抜は、固定フレーム1Aの外側から連結ロッド30を介し
ての操作により、同時にかつ容易に行える。また挿入姿
勢は、プッシュナット17,28による抜け止め作用によっ
て強固に維持し得る。
【0033】たとえば図2の前半図や図3に示すよう
に、駆動ピン16を、駆動ピンガイド孔15内で下端係止部
15Bに位置させたとき、この駆動ピン16が自動販売機の
前側に移動されることから、入口規制板13の揺動量が小
さくなり、以て入口部幅Wは最小幅W1 で規制される。
このとき、連結ロッド30を介して一体化されている上位
スライドピン23を下端係止部22Bに位置させるととも
に、下位スライドピン26を追従移動させて下端係止部25
Bに位置させることになり、これにより両スライドピン
23,26が商品払出装置4に接近されることから、出口ガ
イド21が商品払出装置4に対して接近動され、以て出口
部幅Lは最小幅L1 で規制される。
【0034】したがって入口部10においては、小径の缶
体35Aのみが通過できる最小幅W1で規制されることか
ら、この最小幅W1 より径の大きい大径の缶体35Bは投
入できないように調節されている。また出口部20におい
ても、小径の缶体35Aに対応した調節がなされる。
【0035】また図2の前半図や図3に示すように小径
の缶体35Aを取り扱える姿勢から、図2の後半図や図4
に示すように大径の缶体35Bを取り扱える姿勢に切り替
えるとき、下位スライドピン26を下位スライドピン孔25
内で上動させ、これに連動して上位スライドピン23を上
位スライドピン孔22内で上動させるとともに、連結ロッ
ド30を介しての連動により駆動ピン16を駆動ピンガイド
孔15内で上動させる。
【0036】これにより駆動ピン16を上端係止部15Aに
位置させたとき、この駆動ピン16が自動販売機の後側に
移動されることから、入口規制板13の揺動量が大きくな
り、以て入口部幅Wは最大幅W2 で規制される。また上
位スライドピン23を上端係止部23Aに位置させたとき、
下位スライドピン26を上端係止部25Aに位置させ得、こ
れにより両スライドピン23,26が商品払出装置4から離
間されることから、出口ガイド21が商品払出装置4に対
して離間動され、以て出口部幅Lは最大幅L2で規制さ
れる。したがって入口部10においては、大径の缶体35B
が通過できる最大幅W2 に調節され、また出口部20にお
いても、大径の缶体35Bに対応した調節がなされる。
【0037】このように、入口規制板13の調節と出口ガ
イド21の調節が連動して行われ、その調節は一動作でで
き、いずれか一方のガイドの調節忘れによる事故はなく
なる。なお、駆動ピン16や上位スライドピン23を上動さ
せた姿勢は、下位スライドピン26が下位スライドピン孔
25の上端係止部25Aに係止されることで維持し得、そし
て係止状態は、容易には離脱せず、外部などから振動や
衝撃を受けた場合でも確実に維持されて、不用意に外れ
たりする不具合は防止される。
【0038】前述したように、逆操作によって駆動ピン
16や上位スライドピン23の抜出を行ったのち、入口規制
板13を目的とする入口部幅Wとし、そして固定フレーム
2A側に螺合させた螺子により入口規制板13の揺動を規
制することで、連動機構の付いていない形式に簡単に切
り替え得る。
【0039】上記した実施の形態では、駆動ピン16と上
位スライドピン23と連結ロッド30との一体化を、ロッド
体の折り曲げにより形成しているが、これは駆動ピン16
や上位スライドピン23に対して連結ロッド30を溶接によ
り一体化してもよく、また連結体としては、連結ロッド
30に代えて連結プレートなどを使用してもよい。
【0040】上記した実施の形態では、前記駆動ピン16
と上位スライドピン23との他端に圧入により外嵌固定さ
れる抜け止め具としてプッシュナット17,28を使用した
が、これは、たとえば圧入により外嵌固定されるゴム筒
体などであってもよい。
【0041】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、入
口部幅の調節と出口部幅の調節を連動して一動作で行う
ことができ、いずれか一方の調節忘れはなくなって、商
品が詰まったり、ストックや投入ができなくなる不都合
を防止することができ、内部構成体を取り出したりする
こともなくなる。そして調節は、上下の規制体の位置変
更のみであることから、軽く容易に行うことができる。
【0042】また上記した本発明の請求項2によると、
両ピンの固定フレームに対する挿抜は、固定フレームの
外側から連結体を介しての操作により、同時にかつ容易
に行うことができる。
【0043】そして上記した本発明の請求項3による
と、両ピンと連結体との一体化は、構造簡単にして容易
に得ることができ、また挿入姿勢は、抜け止め具による
抜け止め作用によって強固に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、自動販売機
の商品通路幅規制装置における連動構造部の斜視図であ
る。
【図2】同自動販売機の商品通路幅規制装置の一部切り
欠き側面図で、前半図は最小幅状態、後半図は最大幅状
態である。
【図3】同自動販売機の商品通路幅規制装置の最小幅状
態での側面図である。
【図4】同自動販売機の商品通路幅規制装置の最大幅状
態での側面図である。
【図5】同自動販売機の商品通路幅規制装置の一部切り
欠き正面図である。
【図6】同自動販売機の商品通路幅規制装置の縦断側面
図である。
【図7】従来例を示し、自動販売機の一部切り欠き側面
図である。
【図8】同自動販売機の商品通路幅規制装置の一部切り
欠き側面図である。
【符号の説明】
2 商品収納棚 2A 固定フレーム 4 商品払出装置 4a 商品払出装置の商品通路側面 10 入口部 11 入口ガイド 11a 遊端 13 入口規制板 13a 下端縁 15 駆動ピンガイド孔 15A 上端係止部 15B 下端係止部 16 駆動ピン(上部規制体) 17 プッシュナット(抜け止め具) 20 出口部 21 出口ガイド 21a ガイド面 22 上位スライドピン孔 22A 上端係止部 22B 下端係止部 23 上位スライドピン(下部規制体) 25 下位スライドピン孔 26 下位スライドピン 28 プッシュナット(抜け止め具) 30 連結ロッド(連結体) 35 缶体(商品) 35A 小径の缶体 35B 大径の缶体 W 入口部幅 W1 最小幅 W2 最大幅 L 出口部幅 L1 最小幅 L2 最大幅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納棚の入口部に、入口ガイドに対
    向する入口規制板を設けるとともに、出口部に、商品払
    出装置に対向する出口ガイドを設けた自動販売機におい
    て、前記入口規制板は揺動自在で、その揺動により入口
    ガイドの遊端との間の入口部幅を変更自在に構成すると
    ともに、揺動を規制する上部規制体を商品収納棚側に案
    内されて位置変更自在に設け、前記出口ガイドは商品払
    出装置に対して接近離間自在で、その接近離間動により
    出口部幅を変更自在に構成するとともに、接近離間動を
    規制する下部規制体を商品収納棚側に案内されて位置変
    更自在に設け、両規制体を連結体で一体化したことを特
    徴とする自動販売機の商品通路幅規制装置。
  2. 【請求項2】 両規制体を、商品収納棚側の固定フレー
    ムに対して挿抜自在なピンにより形成するとともに、両
    ピンの一端間を、前記固定フレームの外側に位置する連
    結体で一体化したことを特徴とする請求項1記載の自動
    販売機の商品通路幅規制装置。
  3. 【請求項3】 両ピンと連結体とをロッド体の折り曲げ
    により一体形成するとともに、両ピンの他端に圧入によ
    り外嵌固定される抜け止め具を設けたことを特徴とする
    請求項2記載の自動販売機の商品通路幅規制装置。
JP29320795A 1995-11-13 1995-11-13 自動販売機の商品通路幅規制装置 Pending JPH09134479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29320795A JPH09134479A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 自動販売機の商品通路幅規制装置

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JP29320795A JPH09134479A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 自動販売機の商品通路幅規制装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09134479A true JPH09134479A (ja) 1997-05-20

Family

ID=17791817

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