JPH09133298A - 液の回収・送給方法及び設備 - Google Patents
液の回収・送給方法及び設備Info
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- JPH09133298A JPH09133298A JP28236895A JP28236895A JPH09133298A JP H09133298 A JPH09133298 A JP H09133298A JP 28236895 A JP28236895 A JP 28236895A JP 28236895 A JP28236895 A JP 28236895A JP H09133298 A JPH09133298 A JP H09133298A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液の無駄をなくし、且つ送給対象装置へ空気
の混入しない液を供給できるようにすること。 【解決手段】 一の配合槽11Aから充填機12へ主配
管13を経て一の液を送給した後、この主配管内の残留
液を一の液回収槽15aにて回収し、主配管、充填機及
び一の配合槽の洗浄後、次に送給すべき他の液を他の液
回収槽15bから主配管へ導いて、この他の液にて主配
管内の残留空気を押しのけて排出させつつ、他の液にて
主配管内を満たし、その後、他の配合槽11Bにて製造
された他の液を主配管を経て充填機へ送給させるもので
ある。
の混入しない液を供給できるようにすること。 【解決手段】 一の配合槽11Aから充填機12へ主配
管13を経て一の液を送給した後、この主配管内の残留
液を一の液回収槽15aにて回収し、主配管、充填機及
び一の配合槽の洗浄後、次に送給すべき他の液を他の液
回収槽15bから主配管へ導いて、この他の液にて主配
管内の残留空気を押しのけて排出させつつ、他の液にて
主配管内を満たし、その後、他の配合槽11Bにて製造
された他の液を主配管を経て充填機へ送給させるもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の液を同一設
備で製造し、送給する液の回収・送給方法及び設備に関
する。
備で製造し、送給する液の回収・送給方法及び設備に関
する。
【0002】
【従来の技術】同一設備にて多種類の液を製造し送給す
るものとして、特開平6-207700号公報記載の発明が提案
されている。この発明では、循環ラインに分岐して多数
の装置(ろ過器等)を設置して、配管系路を単純化し、
且つ装置や配管系路の洗浄を効率的に実施するようにし
ている。
るものとして、特開平6-207700号公報記載の発明が提案
されている。この発明では、循環ラインに分岐して多数
の装置(ろ過器等)を設置して、配管系路を単純化し、
且つ装置や配管系路の洗浄を効率的に実施するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報記
載の発明では、洗浄に際し配管系路内に残留した液をど
のように処理するのか、又、洗浄後、配管内へ次の液を
いかにして送給させるのかについて何ら明確化されてい
ない。このため、上記公報記載の発明では、液の無駄
や、次に配管系路内に送給された液中に空気が混入する
等の問題が解決されていない。
載の発明では、洗浄に際し配管系路内に残留した液をど
のように処理するのか、又、洗浄後、配管内へ次の液を
いかにして送給させるのかについて何ら明確化されてい
ない。このため、上記公報記載の発明では、液の無駄
や、次に配管系路内に送給された液中に空気が混入する
等の問題が解決されていない。
【0004】本発明の課題は、上述の事情を考慮したも
のであり、液の無駄をなくし、且つ送給対象装置へ空気
の混入しない液を送給できる液の回収・送給方法及び設
備を提供することである。
のであり、液の無駄をなくし、且つ送給対象装置へ空気
の混入しない液を送給できる液の回収・送給方法及び設
備を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、配合槽から送給対象装置へ主配管を経て一の液を送
給した後、この主配管内又は上記配合槽内の残留液を一
の液回収槽にて回収し、上記主配管等の洗浄後、次に送
給すべき他の液を他の液回収槽から上記主配管へ導い
て、この他の液にて上記主配管内の残留空気を押しのけ
て排出させつつ、上記他の液にて上記主配管を満たし、
その後、配合槽にて製造された上記他の液を上記主配管
を経て前記送給対象装置へ送給させるものである。
は、配合槽から送給対象装置へ主配管を経て一の液を送
給した後、この主配管内又は上記配合槽内の残留液を一
の液回収槽にて回収し、上記主配管等の洗浄後、次に送
給すべき他の液を他の液回収槽から上記主配管へ導い
て、この他の液にて上記主配管内の残留空気を押しのけ
て排出させつつ、上記他の液にて上記主配管を満たし、
その後、配合槽にて製造された上記他の液を上記主配管
を経て前記送給対象装置へ送給させるものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、原料を配合して
数種類の液を製造する配合槽と、上記配合槽内の上記液
を送給対象装置へ送給する主配管と、この主配管から分
岐され、この主配管よりも下方に配置され、上記液の種
類に対応した数の液回収槽を備えた回収配管と、この回
収配管に配設されて上記液回収槽内の上記液を上記主配
管へ導く供給手段と、上記主配管に配設されてこの主配
管内の残留空気を排出する排気手段とを有し、上記主配
管等の洗浄後、上記送給手段にて、上記送給対象装置へ
次に送給すべき液と同一種類の液が貯留された上記液回
収槽内のその液を上記回収配管から上記主配管内へ押し
上げて、この主配管の残留空気を上記排気装置から排出
させつつ、上記液にて上記主配管内を満たすものであ
る。
数種類の液を製造する配合槽と、上記配合槽内の上記液
を送給対象装置へ送給する主配管と、この主配管から分
岐され、この主配管よりも下方に配置され、上記液の種
類に対応した数の液回収槽を備えた回収配管と、この回
収配管に配設されて上記液回収槽内の上記液を上記主配
管へ導く供給手段と、上記主配管に配設されてこの主配
管内の残留空気を排出する排気手段とを有し、上記主配
管等の洗浄後、上記送給手段にて、上記送給対象装置へ
次に送給すべき液と同一種類の液が貯留された上記液回
収槽内のその液を上記回収配管から上記主配管内へ押し
上げて、この主配管の残留空気を上記排気装置から排出
させつつ、上記液にて上記主配管内を満たすものであ
る。
【0007】請求項1及び2に記載の発明には、次の作
用がある。配合槽から送給対象装置へ、主配管を経て一
の液を送給し、この送給が終了した後に、主配管内又は
配合槽内の残留液を廃棄せず、液回収槽で回収しその後
再使用することから、液の無駄をなくすことができる。
用がある。配合槽から送給対象装置へ、主配管を経て一
の液を送給し、この送給が終了した後に、主配管内又は
配合槽内の残留液を廃棄せず、液回収槽で回収しその後
再使用することから、液の無駄をなくすことができる。
【0008】また、主配管及び送給対象装置等の洗浄
後、次に送給対象へ送給すべき他の液を他の液回収槽か
ら主配管へ導き、このとき、他の液回収槽内の他の液に
て主配管内の残留空気を押しのけて(押し上げて)排出
させつつ、主配管内を上記他の液にて満たすので、主配
管内の他の液に空気が混入されない。このため、送給対
象装置へ空気の混入しない液を送給できる。
後、次に送給対象へ送給すべき他の液を他の液回収槽か
ら主配管へ導き、このとき、他の液回収槽内の他の液に
て主配管内の残留空気を押しのけて(押し上げて)排出
させつつ、主配管内を上記他の液にて満たすので、主配
管内の他の液に空気が混入されない。このため、送給対
象装置へ空気の混入しない液を送給できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る液の回収・
送給方法の一つの実施の形態を実施する本発明に係る液
の回収・送給設備の一つの実施の形態たる液充填設備を
示す斜視図である。図2は、図1の第1充液ポットを示
す断面図である。図3は、図1の第2充液ポットを示す
断面図である。
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る液の回収・
送給方法の一つの実施の形態を実施する本発明に係る液
の回収・送給設備の一つの実施の形態たる液充填設備を
示す斜視図である。図2は、図1の第1充液ポットを示
す断面図である。図3は、図1の第2充液ポットを示す
断面図である。
【0010】液の回収・送給設備としての液充填設備1
0は、2基の配合槽11A及び11B、送給対象装置と
しての充填機12、上記配合槽11A、11Bと充填機
12とを接続する主配管13、この主配管13から分岐
された回収配管14、この回収配管14に配設された複
数基の液回収槽15a、15b、…、供給手段としての
ポンプ16、並びに排気手段としての第1充液ポット1
7A、17B及び第2充液ポット18A、ストレーナ1
8B、充填機12を有して構成される。この液充填設備
10は、配合槽11A、11Bにて多種類のシャンプー
やリンス等の液を製造し、これらの液を充填機12から
容器等へ充填させるものである。
0は、2基の配合槽11A及び11B、送給対象装置と
しての充填機12、上記配合槽11A、11Bと充填機
12とを接続する主配管13、この主配管13から分岐
された回収配管14、この回収配管14に配設された複
数基の液回収槽15a、15b、…、供給手段としての
ポンプ16、並びに排気手段としての第1充液ポット1
7A、17B及び第2充液ポット18A、ストレーナ1
8B、充填機12を有して構成される。この液充填設備
10は、配合槽11A、11Bにて多種類のシャンプー
やリンス等の液を製造し、これらの液を充填機12から
容器等へ充填させるものである。
【0011】配合槽11A及び11Bは、原料を配合し
て数種類の液をそれぞれ製造する。配合槽11A或いは
11Bの一方が、製造された液を主配管13を経て充填
機12へ送給している間に、配合槽11A或いは11B
の他方にて、次に送給されるべき液が配合され製造され
る。また、配合槽11A、11Bのそれぞれには、天面
部にベント19が配設されている。
て数種類の液をそれぞれ製造する。配合槽11A或いは
11Bの一方が、製造された液を主配管13を経て充填
機12へ送給している間に、配合槽11A或いは11B
の他方にて、次に送給されるべき液が配合され製造され
る。また、配合槽11A、11Bのそれぞれには、天面
部にベント19が配設されている。
【0012】主配管13は、2基の配合槽11A、11
Bとそれぞれバルブ20A、20Bを介して接続される
とともに、充填機12ともバルブ21を介して接続され
る。この主配管13にはポンプ23が配設されて、配合
槽11A、11B内の液を充填機12へ送給する。尚、
ポンプ23をはさんで、ポンプ23を迂回するべく、主
配管13から分岐したバイパス配管23aが配設され、
バイパス配管23aにはバルブ23bが設けられてい
る。
Bとそれぞれバルブ20A、20Bを介して接続される
とともに、充填機12ともバルブ21を介して接続され
る。この主配管13にはポンプ23が配設されて、配合
槽11A、11B内の液を充填機12へ送給する。尚、
ポンプ23をはさんで、ポンプ23を迂回するべく、主
配管13から分岐したバイパス配管23aが配設され、
バイパス配管23aにはバルブ23bが設けられてい
る。
【0013】更に、主配管13には、ポンプ23の上流
側に配合槽11A内の液を主配管13の主要部へ導く切
換弁24Aと、配合槽11B内の液を主配管13の主要
部へ導く切換弁24Bとが配設されている。
側に配合槽11A内の液を主配管13の主要部へ導く切
換弁24Aと、配合槽11B内の液を主配管13の主要
部へ導く切換弁24Bとが配設されている。
【0014】尚、切換弁24A、24B及び後述の切換
弁25a、25b、…は、洗浄容易な2重シート弁、例
えばツーヘンハーゲン社のダブルシートバルブ等を用い
るのが好ましい。また、本実施例においては、充填機1
2、主配管13、回収配管14の系統が1つのものにつ
いて説明するが、本発明は上記系統が複数ある設備にお
いても有効であり、複数系統の設備を構成するために、
前述の2重シート弁の使用が有効である。
弁25a、25b、…は、洗浄容易な2重シート弁、例
えばツーヘンハーゲン社のダブルシートバルブ等を用い
るのが好ましい。また、本実施例においては、充填機1
2、主配管13、回収配管14の系統が1つのものにつ
いて説明するが、本発明は上記系統が複数ある設備にお
いても有効であり、複数系統の設備を構成するために、
前述の2重シート弁の使用が有効である。
【0015】液回収槽15a、15b、…は、主配管1
3内に残留した液を貯留するものであり、配合槽11
A、11Bにて製造される液の種類に対応した数だけ設
置される。回収配管14は、主配管13から分岐して、
この主配管13よりも下方に配置され、それぞれの切換
弁25a、25b、…を介して、各液回収槽15a、1
5b、…に接続される。この回収配管14により、主配
管13内の残留液が、ポンプ16とポンプ23により所
定の液回収槽15a、15b、…内へ回収され貯留され
る。
3内に残留した液を貯留するものであり、配合槽11
A、11Bにて製造される液の種類に対応した数だけ設
置される。回収配管14は、主配管13から分岐して、
この主配管13よりも下方に配置され、それぞれの切換
弁25a、25b、…を介して、各液回収槽15a、1
5b、…に接続される。この回収配管14により、主配
管13内の残留液が、ポンプ16とポンプ23により所
定の液回収槽15a、15b、…内へ回収され貯留され
る。
【0016】また、ポンプ16をはさんで、ポンプ16
を迂回するべく、回収配管14から分岐したバイパス配
管16aが配設され、バイパス配管16bにはバルブ1
6bが設けられている。
を迂回するべく、回収配管14から分岐したバイパス配
管16aが配設され、バイパス配管16bにはバルブ1
6bが設けられている。
【0017】尚、液の回収効率を高め管内の残留量を減
少させるとともに、洗浄液の管内の残留量を減少させ洗
浄効果を高めるために、主配管13は回収配管14との
分岐部に向かって下り勾配とし、回収配管14は液回収
槽15a、15b、…に向かって下り勾配とするのが好
ましい。
少させるとともに、洗浄液の管内の残留量を減少させ洗
浄効果を高めるために、主配管13は回収配管14との
分岐部に向かって下り勾配とし、回収配管14は液回収
槽15a、15b、…に向かって下り勾配とするのが好
ましい。
【0018】回収配管14の主配管13からの分岐部
に、第1バルブ26、第2バルブ27及び第3バルブ2
8が配設される。第1バルブ26は主配管13に、第2
バルブ27及び第3バルブ28は回収配管14にそれぞ
れ配設される。
に、第1バルブ26、第2バルブ27及び第3バルブ2
8が配設される。第1バルブ26は主配管13に、第2
バルブ27及び第3バルブ28は回収配管14にそれぞ
れ配設される。
【0019】主配管13内を配合槽11A或いは11B
から充填機12へ向って液が流れるときには、第1バル
ブ26が開弁し、第2バルブ27及び第3バルブ28が
閉弁状態にある。また、主配管13内の残留液を液回収
槽15a、15b、…へ回収し貯留するとき、及び液回
収槽15a、15b、…から主配管13内へ液を送給す
るときには、第1バルブ26を閉弁し、第2バルブ27
及び第3バルブ28を開弁する。上記残留液の回収時、
第2バルブ27及び第3バルブ28を流れる残留液がな
くなった時点で、これらの第2バルブ27、第3バルブ
28を個別に閉弁し、回収配管14内への空気の流入を
防止する。
から充填機12へ向って液が流れるときには、第1バル
ブ26が開弁し、第2バルブ27及び第3バルブ28が
閉弁状態にある。また、主配管13内の残留液を液回収
槽15a、15b、…へ回収し貯留するとき、及び液回
収槽15a、15b、…から主配管13内へ液を送給す
るときには、第1バルブ26を閉弁し、第2バルブ27
及び第3バルブ28を開弁する。上記残留液の回収時、
第2バルブ27及び第3バルブ28を流れる残留液がな
くなった時点で、これらの第2バルブ27、第3バルブ
28を個別に閉弁し、回収配管14内への空気の流入を
防止する。
【0020】尚、残留液がなくなったか否かの検出は、
第2バルブ27及び第3バルブ28の下方に設けられた
レベルスイッチ(図示せず)にて行なう。
第2バルブ27及び第3バルブ28の下方に設けられた
レベルスイッチ(図示せず)にて行なう。
【0021】ポンプ16は、回収配管14において第2
バルブ27及び第3バルブ28と切換弁25a、25b
…との間に配設される。このポンプ16は、主配管13
等の洗浄後に回収時と逆回転に作動して、液回収槽15
a、15b、…内にそれぞれ回収して貯留された液を、
切換弁25a、25b、…及び回収配管14を介して主
配管13内へ逆送する。このときポンプ23も連動す
る。
バルブ27及び第3バルブ28と切換弁25a、25b
…との間に配設される。このポンプ16は、主配管13
等の洗浄後に回収時と逆回転に作動して、液回収槽15
a、15b、…内にそれぞれ回収して貯留された液を、
切換弁25a、25b、…及び回収配管14を介して主
配管13内へ逆送する。このときポンプ23も連動す
る。
【0022】この逆送される液は、上記洗浄後に充填機
12へ供給される液であり、この液と同一種類の液が既
に回収されて貯留されている液回収槽15a、15b、
…から供給される。
12へ供給される液であり、この液と同一種類の液が既
に回収されて貯留されている液回収槽15a、15b、
…から供給される。
【0023】また、回収配管14が主配管13よりも下
方に配置されているため、上記ポンプ16の作動時に、
液回収槽15a、15b、…内の液は回収配管14から
主配管13内へ押し上げられて、この主配管13内の残
留空気を第1充液ポット17A、17B及び、後述の如
く、最終的に第2充液ポット18から排出させつつ、主
配管13内に満たされる。
方に配置されているため、上記ポンプ16の作動時に、
液回収槽15a、15b、…内の液は回収配管14から
主配管13内へ押し上げられて、この主配管13内の残
留空気を第1充液ポット17A、17B及び、後述の如
く、最終的に第2充液ポット18から排出させつつ、主
配管13内に満たされる。
【0024】逆送開始時においては、第1充液ポット1
7A、17Bは、配合槽11A、11Bのそれぞれの近
傍で、液が配合槽の直近まで来るように配合槽の底部よ
り高い位置に設置され、図2に示すように、筒形状の容
器本体30の天面部にベント31を備えて構成される。
容器本体30はバルブ32A、32Bを介して主配管1
3の配合槽11A側端部、配合槽11B側端部にそれぞ
れ接続される。また、バルブ32A、32Bは、バルブ
20A、20Bに近付けて設置することが、両バルブ間
に閉じ込められる空気量を少なくできるので好ましい。
ポンプ16の作動により、液回収槽15a、15b、…
内の液が主配管13内へ逆送されるときに、この液にて
押し上げられた主配管13内の残留空気が第1充液ポッ
ト17A、17Bのベント31から排出される。
7A、17Bは、配合槽11A、11Bのそれぞれの近
傍で、液が配合槽の直近まで来るように配合槽の底部よ
り高い位置に設置され、図2に示すように、筒形状の容
器本体30の天面部にベント31を備えて構成される。
容器本体30はバルブ32A、32Bを介して主配管1
3の配合槽11A側端部、配合槽11B側端部にそれぞ
れ接続される。また、バルブ32A、32Bは、バルブ
20A、20Bに近付けて設置することが、両バルブ間
に閉じ込められる空気量を少なくできるので好ましい。
ポンプ16の作動により、液回収槽15a、15b、…
内の液が主配管13内へ逆送されるときに、この液にて
押し上げられた主配管13内の残留空気が第1充液ポッ
ト17A、17Bのベント31から排出される。
【0025】第2充液ポット18は、充填機12の近傍
に設置され、バルブ33を介して主配管13に接続され
る。この第2充液ポット18Aも、図3に示すように、
容器本体18aの天面部にベント34が配設されて構成
され、液回収槽15a、15b、…内の液が主配管13
内へ逆送されたときに、この液にて押し上げられた主配
管13内の残留空気をベント34から排出する。
に設置され、バルブ33を介して主配管13に接続され
る。この第2充液ポット18Aも、図3に示すように、
容器本体18aの天面部にベント34が配設されて構成
され、液回収槽15a、15b、…内の液が主配管13
内へ逆送されたときに、この液にて押し上げられた主配
管13内の残留空気をベント34から排出する。
【0026】第1充液ポット17A、17Bの容器本体
30、第2充液ポット18Aの容器本体18a内に液回
収槽15a、15b、…からの液が一定レベルまで貯留
したとき、主配管13内が液回収槽15a、15b、…
からの液にて満たされたと判断できる。実際には、主配
管13におけるバルブ20Aとバルブ32Aの間の部
分、バルブ20Bとバルブ32Bの間の部分、及び充填
機12の充填ノズルに残留空気が残るが、これらのバル
ブ間の残留空気は、それぞれのバルブ20A、20Bの
開弁時に、ベント19を有する配合槽11A、11B内
に排出される。また、充填機12の充填ノズル内の残留
空気は、充填機12の運転初期における試し充填作業
(端切り作業)中に排出される。
30、第2充液ポット18Aの容器本体18a内に液回
収槽15a、15b、…からの液が一定レベルまで貯留
したとき、主配管13内が液回収槽15a、15b、…
からの液にて満たされたと判断できる。実際には、主配
管13におけるバルブ20Aとバルブ32Aの間の部
分、バルブ20Bとバルブ32Bの間の部分、及び充填
機12の充填ノズルに残留空気が残るが、これらのバル
ブ間の残留空気は、それぞれのバルブ20A、20Bの
開弁時に、ベント19を有する配合槽11A、11B内
に排出される。また、充填機12の充填ノズル内の残留
空気は、充填機12の運転初期における試し充填作業
(端切り作業)中に排出される。
【0027】尚、図1中の符号35は洗浄ラインであ
る。充填機12による一の液の充填を終了し、回収配管
14及び液回収槽15a、15b、…による主配管13
又は配合槽11A或いは11B内の残留液の回収を終了
した後、上記洗浄ライン35から配合槽11A或いは1
1B、充填機12、主配管13及び回収配管14内へ洗
浄液(温水、蒸気等)を供給し、これらの配合槽11A
或いは11B、充填機12、主配管13及び回収配管1
4等を洗浄する。
る。充填機12による一の液の充填を終了し、回収配管
14及び液回収槽15a、15b、…による主配管13
又は配合槽11A或いは11B内の残留液の回収を終了
した後、上記洗浄ライン35から配合槽11A或いは1
1B、充填機12、主配管13及び回収配管14内へ洗
浄液(温水、蒸気等)を供給し、これらの配合槽11A
或いは11B、充填機12、主配管13及び回収配管1
4等を洗浄する。
【0028】次に、一連の操作を説明する。第2バルブ
27及び第3バルブ28を閉弁し、第1バルブ26を開
弁状態とし、液が製造された配合槽11A或いは11B
側(例えば配合槽11A側)のバルブ20Aを開弁状態
とし、更に、上記液の製造された例えば配合槽11A側
の切換弁24Aを主配管13方向に開作動させる。この
状態でポンプ23を作動させ、液が製造された配合槽1
1Aから主配管13を介して充填機12へ液を供給し、
この充填機12にて容器等へ液(例えばシャンプー液
等)を充填する。
27及び第3バルブ28を閉弁し、第1バルブ26を開
弁状態とし、液が製造された配合槽11A或いは11B
側(例えば配合槽11A側)のバルブ20Aを開弁状態
とし、更に、上記液の製造された例えば配合槽11A側
の切換弁24Aを主配管13方向に開作動させる。この
状態でポンプ23を作動させ、液が製造された配合槽1
1Aから主配管13を介して充填機12へ液を供給し、
この充填機12にて容器等へ液(例えばシャンプー液
等)を充填する。
【0029】充填機12による液の充填終了後、第1バ
ルブ26を閉弁し、更に上記液を貯留すべき例えば液回
収槽15aに対応した切換弁25aを液回収槽15a方
向に開弁する。この後、第2バルブ27及び第3バルブ
28を開弁状態として主配管13又は配合槽11A及び
第2充液ポット18A内の残留液をポンプ16、ポンプ
23により回収配管14を経て、この液を貯留すべき液
回収槽15a内へ回収し貯留する。具体的に説明する
と、まず配合槽11Aから第2バルブ27までの液を回
収する場合、ポンプ16、ポンプ23を回転させて液を
液回収槽15aに回収し、液がポンプ23まで回収され
た(ポンプ23に空気が届いた)ことを検出すると、ポ
ンプ23は運転を停止しバルブ23bが開き、そして液
が第2バルブ27まで回収される。また、充填機12か
ら第3バルブ28までの液が回収される。第2バルブ2
7と第3バルブ28の動作条件は、当該バルブまで先に
液が回収された方を閉じ、他方のバルブは液がポンプ1
6まで回収されたことを確認して他方のバルブを閉じ、
ポンプ16を停止する。通常、充填機12から第3バル
ブ28までの液回収の方が早いので、第3バルブ28が
閉じ、その後、配合槽11Aから第2バルブ27までの
液回収が完了し、更にポンプ16まで液が回収されたの
を検出して第2バルブ27を閉じ、ポンプ16を停止さ
せる。回収が完了すると、切換弁25aを液回収槽15
a方向に閉じる。
ルブ26を閉弁し、更に上記液を貯留すべき例えば液回
収槽15aに対応した切換弁25aを液回収槽15a方
向に開弁する。この後、第2バルブ27及び第3バルブ
28を開弁状態として主配管13又は配合槽11A及び
第2充液ポット18A内の残留液をポンプ16、ポンプ
23により回収配管14を経て、この液を貯留すべき液
回収槽15a内へ回収し貯留する。具体的に説明する
と、まず配合槽11Aから第2バルブ27までの液を回
収する場合、ポンプ16、ポンプ23を回転させて液を
液回収槽15aに回収し、液がポンプ23まで回収され
た(ポンプ23に空気が届いた)ことを検出すると、ポ
ンプ23は運転を停止しバルブ23bが開き、そして液
が第2バルブ27まで回収される。また、充填機12か
ら第3バルブ28までの液が回収される。第2バルブ2
7と第3バルブ28の動作条件は、当該バルブまで先に
液が回収された方を閉じ、他方のバルブは液がポンプ1
6まで回収されたことを確認して他方のバルブを閉じ、
ポンプ16を停止する。通常、充填機12から第3バル
ブ28までの液回収の方が早いので、第3バルブ28が
閉じ、その後、配合槽11Aから第2バルブ27までの
液回収が完了し、更にポンプ16まで液が回収されたの
を検出して第2バルブ27を閉じ、ポンプ16を停止さ
せる。回収が完了すると、切換弁25aを液回収槽15
a方向に閉じる。
【0030】次に、洗浄ライン35から配合槽11A、
充填機12、主配管13及び回収配管14、第1充液ポ
ット17A、第2充液ポット18A、ストレーナ18B
内へ洗浄液を流して、これらの壁面等に付着した液を洗
浄する。尚、ベント19、31、34にはバルブが設け
られており、洗浄中には閉じられる。洗浄が終った配合
槽11Aは、他の種類の液を配合可能となる。
充填機12、主配管13及び回収配管14、第1充液ポ
ット17A、第2充液ポット18A、ストレーナ18B
内へ洗浄液を流して、これらの壁面等に付着した液を洗
浄する。尚、ベント19、31、34にはバルブが設け
られており、洗浄中には閉じられる。洗浄が終った配合
槽11Aは、他の種類の液を配合可能となる。
【0031】ここで、配合槽11Bでは、上記配合槽1
1Aから供給された液による充填機12の充填作業中
に、他の種類の液を配合している。上記配合槽11A及
び主配管13等の洗浄後、配合槽11Bにて製造された
液と同一種類の液が貯留された、例えば液回収槽15b
から配合槽11Bへの送給操作を行う。配合槽11B側
のバルブ32B、バルブ23b、第2バルブ27と、充
填機12側のベント19、第3バルブ28と、液回収槽
15bに対応する切換弁25b、液回収槽15bのバル
ブを開くと、液回収槽15b内の液はポンプ16まで流
れ、液がポンプ16に届いたのを検出すると、バルブ1
6bを閉じてポンプ16を回収時と逆回転に作動させ
る。こうして送給操作が開始する。配合槽11B側の経
路において、ポンプ23まで液が送給されたのを検出す
ると、バルブ23bが閉じポンプ23が回収時と逆回転
に作動する。更に、液が送給され、第1充液ポット17
Bの容器本体30内の一定レベルに液が達した時、ポン
プ23を停止し第2バルブ27を閉じる。また、充填機
12側の経路においては、ストレーナ18Bのベント1
9が排気手段となり、主配管13内の残留空気を排気さ
せつつ主配管13内を液で満たす。ストレーナ18B部
に液が達したことを検出してベント19を閉じ、続けて
充填機12に設けられた排気手段であるベント(図示せ
ず)を開き、ストレーナ18Bから充填機12までの主
配管13内を液で満たす。液が充填機12に達した段階
でバルブ21を閉じ、第2充液ポット18A下方のバル
ブ33を開き、第2充液ポット18A内に液を満たす。
この第2充液ポット18A内に所定レベルまで液が達す
ると、第2充液ポット18Aのベント34(後述)を閉
じて、配合槽側への液の逆送(送給)操作が完了する
(第1充液ポット17A或いは17B内に所定レベルま
で液が達する)のを待つ。液が所定レベルに達した時、
第3バルブ28を閉じる。そして、配合槽11B側及び
充填機12側の送給が完了すれば、ポンプ16を停止さ
せ送給操作を完了する。
1Aから供給された液による充填機12の充填作業中
に、他の種類の液を配合している。上記配合槽11A及
び主配管13等の洗浄後、配合槽11Bにて製造された
液と同一種類の液が貯留された、例えば液回収槽15b
から配合槽11Bへの送給操作を行う。配合槽11B側
のバルブ32B、バルブ23b、第2バルブ27と、充
填機12側のベント19、第3バルブ28と、液回収槽
15bに対応する切換弁25b、液回収槽15bのバル
ブを開くと、液回収槽15b内の液はポンプ16まで流
れ、液がポンプ16に届いたのを検出すると、バルブ1
6bを閉じてポンプ16を回収時と逆回転に作動させ
る。こうして送給操作が開始する。配合槽11B側の経
路において、ポンプ23まで液が送給されたのを検出す
ると、バルブ23bが閉じポンプ23が回収時と逆回転
に作動する。更に、液が送給され、第1充液ポット17
Bの容器本体30内の一定レベルに液が達した時、ポン
プ23を停止し第2バルブ27を閉じる。また、充填機
12側の経路においては、ストレーナ18Bのベント1
9が排気手段となり、主配管13内の残留空気を排気さ
せつつ主配管13内を液で満たす。ストレーナ18B部
に液が達したことを検出してベント19を閉じ、続けて
充填機12に設けられた排気手段であるベント(図示せ
ず)を開き、ストレーナ18Bから充填機12までの主
配管13内を液で満たす。液が充填機12に達した段階
でバルブ21を閉じ、第2充液ポット18A下方のバル
ブ33を開き、第2充液ポット18A内に液を満たす。
この第2充液ポット18A内に所定レベルまで液が達す
ると、第2充液ポット18Aのベント34(後述)を閉
じて、配合槽側への液の逆送(送給)操作が完了する
(第1充液ポット17A或いは17B内に所定レベルま
で液が達する)のを待つ。液が所定レベルに達した時、
第3バルブ28を閉じる。そして、配合槽11B側及び
充填機12側の送給が完了すれば、ポンプ16を停止さ
せ送給操作を完了する。
【0032】こうして、液回収槽15bからの液は、主
配管13内の残留空気を押し上げつつこの主配管13内
へ流入し、押し上げられた残留空気は、第1充液ポット
17Bのベント31、及び前述の如く、最終的に第2充
液ポット18のベント34から排出される。
配管13内の残留空気を押し上げつつこの主配管13内
へ流入し、押し上げられた残留空気は、第1充液ポット
17Bのベント31、及び前述の如く、最終的に第2充
液ポット18のベント34から排出される。
【0033】充填操作を行うには、第2バルブ27及び
第3バルブ28を閉弁し、第1バルブ26を開弁し、第
1充液ポット17Bのバルブ32Bを閉弁し、バルブ2
0Bを開弁して、ポンプ23を作動させ、配合槽11B
から主配管13を経て充填機12へ液を供給する。
第3バルブ28を閉弁し、第1バルブ26を開弁し、第
1充液ポット17Bのバルブ32Bを閉弁し、バルブ2
0Bを開弁して、ポンプ23を作動させ、配合槽11B
から主配管13を経て充填機12へ液を供給する。
【0034】上記実施の形態によれば、一の配合槽11
A、11B(例えば11A)から充填機12へ、主配管
13を経て一の液を送給し、この送給が終了した後に、
主配管13内の残留液を廃棄せず、所定の液回収槽15
a、15b、…(例えば15a)にて回収し、その後再
使用することから、液の無駄をなくすことができる。
A、11B(例えば11A)から充填機12へ、主配管
13を経て一の液を送給し、この送給が終了した後に、
主配管13内の残留液を廃棄せず、所定の液回収槽15
a、15b、…(例えば15a)にて回収し、その後再
使用することから、液の無駄をなくすことができる。
【0035】尚、液回収槽の液を主配管13内へ逆送が
完了してから、充填作業が開始〜終了し、次回の液の回
収が始まるまでに液回収槽を洗浄することができる。
完了してから、充填作業が開始〜終了し、次回の液の回
収が始まるまでに液回収槽を洗浄することができる。
【0036】また、主配管13及び充填機12等の洗浄
後、次に充填機12へ送給すべき他の液と同一種類の他
の液を貯留した他の液回収槽15a、15b、…(例え
ば15b)から、その他の液を主配管13内へ逆送す
る。このとき、他の液回収槽15b内の他の液にて主配
管13内の残留空気を押し上げて、第1充液ポット17
A、17B(例えば17B)及び第2充液ポット18A
等から排出させつつ、主配管13内を上記他の液にて満
たすので、主配管13内の他の液に空気が混入されな
い。このため、充填機12へ空気の混入しない液を送給
できる。
後、次に充填機12へ送給すべき他の液と同一種類の他
の液を貯留した他の液回収槽15a、15b、…(例え
ば15b)から、その他の液を主配管13内へ逆送す
る。このとき、他の液回収槽15b内の他の液にて主配
管13内の残留空気を押し上げて、第1充液ポット17
A、17B(例えば17B)及び第2充液ポット18A
等から排出させつつ、主配管13内を上記他の液にて満
たすので、主配管13内の他の液に空気が混入されな
い。このため、充填機12へ空気の混入しない液を送給
できる。
【0037】尚、配合槽は1つでもよく、3つ以上設け
てもよい。
てもよい。
【0038】また、前述の如く、充填機12、主配管1
3、回収配管14の系統を複数設けても良く、こうする
ことにより、異種の液を複数の充填機で並行して充填が
行え、充填後に液を回収し、更に、次回の充填時に回収
槽から液を送給することが可能となる。
3、回収配管14の系統を複数設けても良く、こうする
ことにより、異種の液を複数の充填機で並行して充填が
行え、充填後に液を回収し、更に、次回の充填時に回収
槽から液を送給することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る液の製造・
送給方法及び設備によれば、液の無駄をなくし、且つ送
給対象装置へ空気の混入しない液を供給できる。
送給方法及び設備によれば、液の無駄をなくし、且つ送
給対象装置へ空気の混入しない液を供給できる。
【図1】図1は、本発明に係る液の製造・送給方法の一
つの実施の形態を実施する本発明に係る液の回収・送給
設備の一つの実施の形態たる液充填設備を示す斜視図で
ある。
つの実施の形態を実施する本発明に係る液の回収・送給
設備の一つの実施の形態たる液充填設備を示す斜視図で
ある。
【図2】図2は、図1の第1充液ポットを示す断面図で
ある。
ある。
【図3】図3は、図1の第2充液ポットを示す断面図で
ある。
ある。
10 液充填設備 11A、11B 配合槽 12 充填機(送給対象装置) 13 主配管 14 回収配管 15a、15b、… 液回収槽 16 ポンプ(供給手段) 17A、17B 第1充液ポット(排気手段) 18A 第2充液ポット(排気手段) 18B ストレーナ(排気手段) 23 ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 配合槽から送給対象装置へ主配管を経て
一の液を送給した後、この主配管内又は上記配合槽内の
残留液を一の液回収槽にて回収し、 上記主配管等の洗浄後、次に送給すべき他の液を他の液
回収槽から上記主配管へ導いて、この他の液にて上記主
配管内の残留空気を押しのけて排出させつつ、上記他の
液にて上記主配管を満たし、 その後、配合槽にて製造された上記他の液を上記主配管
を経て前記送給対象装置へ送給させる液の回収・送給方
法。 - 【請求項2】 原料を配合して数種類の液を製造する配
合槽と、 上記配合槽内の上記液を送給対象装置へ送給する主配管
と、 この主配管から分岐され、この主配管よりも下方に配置
され、上記液の種類に対応した数の液回収槽を備えた回
収配管と、 この回収配管に配設されて上記液回収槽内の上記液を上
記主配管へ導く供給手段と、 上記主配管に配設されてこの主配管内の残留空気を排出
する排気手段とを有し、 上記主配管等の洗浄後、上記送給手段にて、上記送給対
象装置へ次に送給すべき液と同一種類の液が貯留された
上記液回収槽内のその液を上記回収配管から上記主配管
内へ押し上げて、この主配管の残留空気を上記排気装置
から排出させつつ、上記液にて上記主配管内を満たすも
のである液の回収・送給設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28236895A JPH09133298A (ja) | 1995-09-05 | 1995-10-05 | 液の回収・送給方法及び設備 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-250138 | 1995-09-05 | ||
JP25013895 | 1995-09-05 | ||
JP28236895A JPH09133298A (ja) | 1995-09-05 | 1995-10-05 | 液の回収・送給方法及び設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09133298A true JPH09133298A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=26539655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28236895A Withdrawn JPH09133298A (ja) | 1995-09-05 | 1995-10-05 | 液の回収・送給方法及び設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09133298A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015171899A (ja) * | 2014-03-12 | 2015-10-01 | 株式会社トップシステム | 送液装置 |
JP2021104826A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | シブヤマシナリー株式会社 | 送液システムおよび送液方法 |
CN113702531A (zh) * | 2021-08-28 | 2021-11-26 | 江西中医药大学 | 一种中药提取过程终点的在线监控方法及其装置 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP28236895A patent/JPH09133298A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015171899A (ja) * | 2014-03-12 | 2015-10-01 | 株式会社トップシステム | 送液装置 |
JP2021104826A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | シブヤマシナリー株式会社 | 送液システムおよび送液方法 |
CN113702531A (zh) * | 2021-08-28 | 2021-11-26 | 江西中医药大学 | 一种中药提取过程终点的在线监控方法及其装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |